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JP7327941B2 - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents
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画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラムに関する。
プリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置は、例えばトナー容器、回収トナー容器等のように、画像形成装置の稼働に伴って消耗する複数の消耗部品(以下消耗品)を交換可能に備えている。
それらの消耗品は経時的に劣化、故障したり、容器内部に収容された消耗材を使い切ったりすることで最終的には使用不可能となる。消耗品の交換は、画像形成装置が正常に動作するように管理、保守を担当するサービスマン、または一般ユーザ(以下、ユーザ)自身が実施している。例えば、交換時に新たに新品消耗品を装着した場合、これらメモリに格納された消耗品の消耗情報を更新するために、新品検知した画像形成装置内のシステムが自動的に、もしくは交換者が手動で消耗情報の初期化処理を実施していた(特許文献1)。
特開平3-161765号公報
消耗品の使用状況は一定ではなく日々変化するため、正確に残量がゼロになるまでの日数(残期間)を予測することが困難である。そのため、日々のユーザの消耗品の消耗情報(例えばトナー消費量など)を消耗品自体が備えるメモリや画像形成装置内のメモリに格納し、消耗情報からユーザによる画像形成装置の使われ方の特徴量を抽出する技術がある。
このような日々のユーザの画像形成装置の使われ方を表す特徴量を消耗情報に含む場合に対しても、特許文献1の初期化処理は消耗情報に対して特徴量の有無に依らず初期化処理を行う。そのため、ユーザの使われ方を示す特徴量が消失し、消耗品交換前の使われ方に応じた消耗品の履歴情報をもとにした正しい寿命予測が出来なくなる。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る画像形成装置は以下のような構成を備える。すなわち、前記画像形成装置における画像形成に使用する消耗品が交換されたことを検知する検知手段と、前記検知手段によって前記消耗品が交換されたことに応じて、前記消耗品の所定期間の使用量から残り使用期間を決定するための学習データと前記画像形成装置の通算プリント枚数を初期化することなく、前記消耗品を前記画像形成装置に装着してから交換するまでの間に、前記消耗品を用いてプリントしたプリント枚数を含むカウンタデータを初期化する初期化手段とを有する。
本発明によれば、消耗品を交換する時に、学習データを初期化しないことで、消耗品交換後も消耗品の寿命予測を高い精度で実現することができる。
画像形成装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である 消耗品の残日数の算出を説明する図である 消耗品交換時の自動初期化を示すフローチャート図である カウンタ初期化処理を示すフローチャート図である 実施例2における消耗品交換時の手動初期化を示すフローチャート図である 実施例2における消耗品交換時のユーザによる手動初期化の操作部上の画面例である 実施例2における消耗品交換時のサービスマンによる手動初期化の操作部上の画面例である 実施例3における全データ/設定の初期化処理を示すフローチャート図である 実施例3における全データ/設定の初期化処理の操作部上の画面例である 実施例3における学習データ初期化処理を示すフローチャート図である 部品カウンタデータと学習データの構造の一例を示すデータ構造図である 実施例2における消耗品交換時のユーザによる手動初期化の操作部上の画面例である
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
図1は、本実施形態における画像形成装置100のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
画像形成装置100は、CPU(Central Processing Unit)101を含むコントローラ130を備えている。
コントローラ130は、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)104、プリンタ制御部105、画像読取制御部107、ストレージ制御部110、操作部制御部112を備える。
コントローラ130を構成する各部はバス103で接続されている。また、画像形成装置100は、ストレージ111、プリンタ106、スキャナ108、原稿搬送部109、操作部113といったハードウェアを備えている。
コントローラ130のプリンタ制御部105、画像読取制御部107、ストレージ制御部110、操作部制御部112は、CPU101が各ハードウェアを制御するためのインタフェースとして機能する。
画像形成装置100には、多数の消耗品がユーザやサービスエンジニアなどにより交換可能に構成されている。例えば、プリンタ106においては、トナー容器12、回収トナー容器2が交換可能な消耗品であり、プリンタ106から着脱可能な構成で備えられている。トナー容器12は、容器が有するトナーの残量が閾値以下になることを消耗というのに対し、回収トナー容器2は、印刷に使用しなかったトナーを容器に収納した量が閾値以上になることを消耗という。感光ドラム6、定着器55のように消耗度合いが低いものは、交換消耗品としないことで残日数の通知対象から外しても良い。
プリンタ106は、コントローラ130で生成したビットマップデータに基づいて、トナーをシートに定着させて画像を印刷する電子写真方式で画像形成を行う。なお、プリンタ106は、インクをシートに吐出して画像を印刷するインクジェット方式を採用していてもよい。この場合、電子写真方式の記録材はトナーであるが、インクジェット方式の記録材はインクである。
原稿搬送部109は、原稿給紙ローラ204で構成されている。なお、本実施形態では、消耗品をユーザが交換可能な消耗品として説明するがこれに限定されるものではない。一部の消耗品はサービスマンが交換する消耗品であってもよい。
CPU101を含むコントローラ130は、画像形成装置100全体を制御する。
CPU101はROM102に格納されているブートプログラムにより、OS(オペレーティングシステム)を起動する。そして、CPU101は、OSの上でストレージ111やROM102に記憶されている制御プログラムを実行する。RAM104は、CPU101の主メモリやワークエリア等の一時記憶領域として使用される。ストレージ111は、HDD(Hard DiSk Drive)などの読み書き可能な不揮発性記憶装置である。ストレージ111には、画像形成装置100全体を制御するためのプログラムや各種アプリケーションプログラム、画像データ、後述する各消耗品の部品カウンタデータ(日々のユーザの消耗品の消耗情報)が記憶されている。また、ストレージ111には、学習データ(残日数、及び残日数を予測するためのユーザの使われ方の特徴量)をRAM104やストレージ111など様々なデータやプログラムが記憶される。
CPU101は、ストレージ制御部110を介してストレージ111へアクセスする。
CPU101は制御プログラムやアプリケーションプログラムをストレージ111やROM102から読み出されRAM104に展開されたプログラムを実行することで画像形成装置100を制御する。
なお、本実施形態の画像形成装置100では、1つのCPU101が1つのメモリ(RAM104)に展開されたプログラムを用いて後述するフローチャートに示す各処理を実行するものとするが、他の形態であっても構わない。例えば複数のプロセッサ、RAM、ROM、及びストレージを協働させて後述するフローチャートに示す各処理を実行することもできる。
学習データはRAM104またはストレージ111に格納されるものとして説明するが、例えばプリンタ106やスキャナ108などに備え付けられたメモリ(図示なし)に格納し、プリンタ制御用、スキャナ制御用のCPUが制御する形態であっても構わない。
また、ASICやFPGA等のハードウェア回路を用いて一部の処理を実行するようにしてもよい。
CPU101は、画像読取制御部107を介してスキャナ108を制御して原稿上の画像を読み取り、画像データを生成する。また、CPU101は、ADF(オート・ドキュメント・フィーダ)を有する原稿搬送部109を制御し、原稿搬送部109の原稿台に載置された原稿を1枚ずつスキャナ108に搬送し、画像データを生成することもできる。
スキャナ108はCCDなどの光学読取装置を用いて原稿の走査を行い、原稿の画像情報を電気信号データに変換する。原稿上の画像を読み取って得られた画像データは、ストレージ111に記憶され、印刷処理等に用いられる。
操作部制御部112は、操作部113とコントローラ130を接続する。操作部113は、ユーザに対して情報を表示する表示部や、ユーザからの指示を受け付ける受付部として機能する。操作部113は、後述する操作画面を表示したり、ユーザからの入力を受け付けたりするタッチパネルディスプレイを備える。また、操作部113は、スタートキーや、画像形成装置のステータスを確認したり、ジョブを中止したりするステータス画面に遷移するため状況確認/中止キーなどのハードキーを有していてもよい。
ネットワーク制御部114は、LANケーブルを介してネットワークI/F115と有線LAN120を接続する。インターネット140上にある保守サーバ500は、LANケーブルを介して有線LAN120を接続する。ネットワークI/F115は、有線LAN120上の保守サーバ500と通信可能である。
図2は、過去の規定期間内における1つのトナー容器に含まれるトナーの残量の一例を示す。横軸が使用開始日からの経過日数、縦軸がトナー容器に含まれるトナー残量を示している。図2は、トナー初期量(0日)から1日当たりのトナー使用量を減算して、日々のトナー残量の推移を示したものであり、新品のトナーを使い始めて70日が経過した時点でトナーが容器から無くなる日(残量が0になる日)を予測したものである。
新品のトナーを使い始めて70日が経過した時点から過去30日の1日の使用量平均から残量を試算したものであり、この例では、最短で残り48日(使い始めから118日)、最長で残り105日(使い始めてから175日)でトナーが無くなると算出している。
新品のトナーを使い始めた当初は、1日の使用量平均の値の精度が低いと判断して、この例では70日が経過した時点から試算している。しかし、何日から試算するかは任意に設定してもよく、後述する学習リセット後カウンタによって学習期間を定義して試算を開始してもよい。消耗品のように無くなることで画像形成装置が停止してしまうようなものについては、最短となる日を採用することで画像形成装置が停止することを回避するようにする。
試算は、定期的(例えば1秒ごと)に実行しても良いし、不定期(例えば1つの画像、1ページなどの印刷単位の画像形成のたび)に実行しても良い。
日々使い方が変化するユーザに対して、使い方の特徴を踏まえて逐次トナー残量がゼロになる日を演算して更新することで精度よく予測が可能となる算出方法を採用する。
なお、本実施形態では、算出方法について特許出願番号2018-014120に記載の試算方法が開示されている方法を元に、部品カウンタデータと学習データ、トナー容器を説明する。
部品カウンタデータは、各消耗品の共通項目として、消耗品単体の累積通紙枚数を示すプリント枚数カウンタ、寿命枚数、交換年月日、画像形成装置の交換時のトータルカウンタ、前回交換時のプリント枚数カウンタ、交換回数が、含まれる。更に各消耗品によって保持する情報に差分は詳細カウンタとして保持する。例えばトナー容器であれば、シリアルIDやボトル交換間のトナー補給量などが詳細カウンタとして保持され、トナーの残量情報などその時点でのトナー容器の消耗状態を示す情報が記録されている。なお、消耗品交換時にトナー容器が未使用の場合には生産時に充填されたトナーの重量情報が記録されている。
図11(a)はある残日数算出タイミングでの画像形成装置100の部品カウンタデータの一例としてトナー容器の部品カウンタデータ1100について示した図である。図11(a)の例では、画像形成装置100のトナー容器12は、プリント枚数カウンタ1101は300枚であり、これは現在装着されているトナー容器が交換されてから300枚印刷されたことを示している。なお、300枚の単位は枚数だけではなく、A4紙1枚を1単位として、A3紙1枚を2単位としてカウントしても良い。寿命枚数1102は、現在装着されているトナー容器の予め規定された寿命枚数であり、1000000枚を超えたタイミングで要交換が推奨となる。交換年月日1103は、現在装着されているトナー容器が交換された年月日であり、この例では2018年1月1日に交換されたことを示す。交換時トータルカウンタ1104は、画像形成装置100の通算印刷枚数であり、5000枚印刷されていることを示す。画像形成装置100の印刷枚数のカウント方法と部品カウンタデータのプリント枚数カウンタの単位は必ずしも一致している必要はない。画像形成装置100の印刷枚数はユーザから見た出力枚数であるが、ブリント枚数カウンタは前述の通り、その部品の寿命を予測する上で最善の単位で定義されている。前回交換時のプリント枚数カウンタ1105は、現在装着されているトナー容器に交換する前に装着されていたトナー容器のプリント枚数カウンタ1101の値を保持され、交換されたトナー容器は4000枚印刷したところで交換されたことを示す。交換回数1106は、画像形成装置100でトナー容器が交換された回数をカウントしており、例では1回交換されたことを示しているので、現在装着されているトナー容器は2回目(初回交換後)の部品であることがわかる。詳細カウンタ1107は、各部品で保持するデータであり、寿命の予測とは直接関連しないデータであるため、ここでの説明は割愛する。
学習データは、部品カウンタデータから消耗品の残りの使用期間を決定するために必要な残日数予測演算毎に更新される情報である。学習データは、その時点での消耗品寿命までの残日数、前回演算時の日時、過去所定期間のトナー使用量の平均、過去所定期間のトナー使用量の標準偏差、残量予測誤差、遅配発生確率情報、が含まれる。
図11(b)は2018年3月22日に残日数算出する場合の画像形成装置100の学習データの一例としてトナー容器の学習データ1110について示した図である。残日数1111は、トナー容器12の寿命までの残日数を示す。部品カウンタデータ1100から残日数算出後に新たな値に更新される。本実施例では後述する最短の残日数をトナー容器12の残日数として48日としているが、最長の残日数や中間値を残日数として定義してもよく、それらは画像形成装置100の設定で変更可能とする。残日数max1112、残日数min1113はそれぞれ、図2で説明したようにトナー容器12の寿命までの最大、最短の残日数を示し、これらも残日数算出後に新たな値に更新される。前回演算時の日時1114は、前回演算した際の日時を保持し、2018年3月12日を示している(使い始めから70日)。ここでは説明のため日にちベースで記載したが、さらに時間を示す情報を付加しても同様である。所定期間の消耗量の平均1115は、前回算出時から現在までの部品カウンタデータ1100の情報を元に算出される消耗量の平均を示す。例えば所定期間を30日とした場合、2018年2月20日から3月22日までの消耗量の平均を算出して値を更新する。所定期間の消耗量の標準偏差1116は、前回算出時から現在までの部品カウンタデータ1100の情報を元に算出される消耗量の標準偏差を示す。同様に所定期間を30日とした場合、2018年2月20日から3月22日までの消耗量の標準偏差を算出して値を更新する。残量予測誤差1117は予め実験によって規定され消耗品ごとに固定値であり、遅配発生確率1118はどれだけの遅配発生確率を許容するかを任意に設定できる変数である。学習を行う上で、残量予測誤差、遅配発生確率の情報も残日数を算出するための係数として必要である。これらは残日数予測演算毎に更新されるとする学習データの定義とは異なるが、算出時点での画像形成装置に設定された変数を使用するため学習データとして扱う。
前回算出した残日数と今回算出した残日数に大きな乖離がある場合、例えば大量にトナーを消費した場合などは、画像形成装置100はその消費を踏まえた残日数を算出するとともに、在庫推奨アラームによって、ユーザに本消耗品の在庫設置を促して遅配を防ぐ。なお、この乖離が断続的に続くのか一時的なものかを画像形成装置100からは判断出来ないため、在庫推奨アラームは画像形成装置100から削除出来ない。
また、本実施形態では部品カウンタデータと学習データをRAM104またはストレージ111に格納される例について説明するが、消耗品によっては消耗品に実装された記憶装置内に部品カウンタデータや学習データを格納する事も出来る。その場合、画像形成装置100から消耗品を着脱しても、再装着することで残量と残日数を参照可能となる。
<実施例1>
本実施例では、消耗品交換による自動初期化処理について説明する。これは消耗品交換時の消耗品検知を契機にユーザの介在なく画像形成装置100が初期化処理実行する際の例である。
画像形成装置100における消耗品交換時の自動初期化処理の動作を図3のフローチャート図で説明する。なお、自動初期化処理が可能な消耗品は、ユーザによる操作部113、有線LAN120によって通信可能な外部機器(図示せず)からの指示なく消耗品が交換されたかを検知可能な消耗品である。自動検知不可能な消耗品は手動初期化を実施する必要があるが、それは実施例2で後述する。
図3のシーケンスに示す各動作(ステップ)は、コントローラ130内のCPU101がROM102又はストレージ111に記憶された各制御モジュールを実現するためのプログラムをRAM104に読み出し、実行することにより実現される。本実施例では、コントローラ130が各消耗品を直接制御する例について説明するが、例えばプリンタ106やスキャナ108も同様にCPU、ROM、RAMの構成を持つプリンタコントローラ、スキャナコントローラとしてコントローラ130と通信しても良い。なお、本実施例では、交換消耗品はトナー容器として説明する。
ステップS301において、コントローラ130は、プリンタ106に付帯するセンサー(図示せず)を用いてトナー容器12が交換されたかを検知する。プリンタ106はトナー容器12が交換されるまで検知を繰り返す。検知された場合、ステップS303において、コントローラ130は、交換されたトナー容器12の部品カウンタデータの初期化処理を実施する。その詳細を図4のフローチャート図で説明する。
図4のフローチャートに示す各動作(ステップ)は、CPU101がROM102又はストレージ111に記憶された各制御モジュールを実現するためのプログラムをRAM104に読み出し、実行することにより実現される。
ステップS401において、コントローラ130は、本フローの初期化処理の契機が消耗品交換によるものであるか、で処理を切り替える。
本実施例は消耗品交換契機の初期化処理であるため、コントローラ130は、ステップS402の学習データの初期化処理を実施せず、ステップS403へ進む。なお、ステップS402の処理については実施例3で後述する。
ステップS403において、コントローラ130は、本フローの初期化処理の契機が全データ/設定の初期化処理かで処理を切り替える。全データ/設定の初期化処理は、例えば画像形成装置の廃却時や画像形成装置をレンタルして返却時(レンタルアップ)する場合など、画像形成装置の各種設定や登録情報、アプリデータなどのユーザデータの初期化処理を指す。全データ/設定の初期化処理である場合は本フローを終了する。
ステップS404において、コントローラ130は、部品カウンタデータの初期化を実施する。
ステップS304において、コントローラ130は、ステップS303において完了したカウンタ初期化の結果を操作部113にて表示させる。
以上説明したように、本実施例では消耗品交換による自動初期化処理で部品カウンタデータのみを初期化し、学習データは継続使用することが出来る。そのため、消耗品交換後もお客様の画像形成装置の使われ方に応じた寿命表示が可能となる。
<実施例2>
実施例1では、自動交換検知可能な消耗品についての自動初期化について説明したが、本実施例ではユーザによる手動初期化による形態について説明する。自動交換検知不可能な消耗品の例として、ユーザ交換困難、または交換頻度の少ない消耗品である感光ドラムなどは、自動交換検知センサーを設けずサービスマンによって消耗品交換後に手動で初期化する運用が一般的である。
画像形成装置100における消耗品交換時の手動初期化処理の動作を図5のフローチャート図で説明する。
図5のシーケンスに示す各動作(ステップ)は、コントローラ130内のCPU101がROM102又はストレージ111に記憶された各制御モジュールを実現するためのプログラムをRAM104に読み出し、実行することにより実現される。本実施例では、コントローラ130が各消耗品を直接制御する例について説明するが、例えばプリンタ106やスキャナ108も同様にCPU、ROM、RAMの構成を持つプリンタコントローラ、スキャナコントローラとしてコントローラ130と通信しても良い。
ステップS501において、コントローラ130は交換する消耗品の初期化画面を操作部113に表示する。操作部113による初期化画面の一例を図6と図7に示す。
図6は、ユーザ交換可能な消耗品についての初期化指示までのユーザモード画面例を示す図である。本実施例では、図6(a)で示すようにADFメンテナンスキットと定着器の交換が可能であることを提示する例で説明する。操作部113からADFメンテナンスキット601が選択されると、図6(b)の画面へ遷移し、具体的な交換手順を画面611で表示する。その後、図6(c)の画面へ遷移し、ADFメンテナンスキットの初期化指示を待つ画面621となる(S502)。この画面で“はい”のボタン622を選択すると、ADFメンテナンスキットの初期化処理が開始される(S503)。
図7は、ユーザが消耗品を交換することが困難であるため、ユーザから画像形成装置の保守・運用を委任された専門のサービスマンによる初期化指示までの画面例である。図7(A)で示す画面、TR-ROLL701、C1-PU-RL702、C2-PU-RL703、C3-PU-RL704、C4PU-RL705はそれぞれ転写ローラ、カセット給紙ローラ(カセット1からカセット4まで)を表している。例えばTR-ROLL701を選択すると、図7(B)の画面へ遷移し、転写ローラの初期化指示を待つ画面となる(S502)。実行ボタン711が押下されると初期化処理が実行される(S503)。
ステップS502において、コントローラ130は操作部113から初期化指示(はいボタン622、または実行ボタン711)を受け付けるまで初期化画面を表示し、操作部113から初期化指示を受け付けると、カウンタ初期化処理(S503)を実行する。なお、ステップS503は、実施例1で説明したステップS303と同様のため、説明は割愛する。
ステップS504において、完了したカウンタ初期化の結果を操作部113にて表示させる。その画面の一例を図12に示す。図12において、初期化指示のあったADFメンテナンスキットの初期化処理が完了したことを操作部113上で表示している(画面631)。
以上説明したように、本実施例では消耗品交換による手動初期化処理で部品カウンタデータのみを初期化し、学習データは継続使用することが出来る。そのため、消耗品交換後もお客様の画像形成装置の使われ方に応じた寿命表示が可能となる。
<実施例3>
本実施例では、画像形成装置のレンタルアップなどの消耗品交換が実施されない場合の初期化手段(以降、全データ/設定の初期化)について説明する。
画像形成装置のレンタルが終了して返却時(レンタルアップ)に行う、消耗品交換が実施されない場合の初期化処理は、消耗情報が初期化されない。そのため、ユーザが変わって新たに再稼働する場合、以前のユーザの使われ方を想定した自動発注がかかってしまう可能性がある。
消耗品交換はされないため部品カウンタデータは初期化しない一方で、ユーザや使用する国が変わるため、学習データが初期化されないと、以前使用していたユーザの使われ方に応じた自動配送がなされてしまい、早配/遅配に繋がる。
画像形成装置100における全データ/設定の初期化処理の動作を図8のフローチャートで説明する。図8のシーケンスに示す各動作(ステップ)は、コントローラ130内のCPU101がROM102又はストレージ111に記憶された各制御モジュールを実現するためのプログラムをRAM104に読み出し、実行することにより実現される。本実施例では、コントローラ130が各消耗品を直接制御する例について説明するが、例えばプリンタ106やスキャナ108も同様にCPU、ROM、RAMの構成を持つプリンタコントローラ、スキャナコントローラとしてコントローラ130と通信しても良い。
ステップS801において、コントローラ130は、全データ/設定の初期化画面を操作部113に表示する。操作部113に表示される画面の一例を図9に示す。
画面には初期化を行う際の上書きデータ種類が表示されており、ボタン911は、0のデータを1回上書きする設定、ボタン912は、0のデータを3回上書する設定、ボタン913は、ランダム値のデータを3回上書きする設定となる。この他に、米国国防総省の規格であるDoD標準の形式で上書きする設定ボタン等を表示する場合もあるが、ここでは省略する。そして実行ボタン921を押下することで、初期化が開始され、一方でキャンセルボタン920を押下することで、設定情報の初期化がキャンセルされる。
ステップS802において、コントローラ130は、操作部113からの初期化指示(911、912または913)を受け付けるまで初期化画面表示し、操作部113から初期化指示を受け付けると、カウンタ初期化処理(S803)を実行する。
ステップS803において、コントローラ130は、カウンタ初期化処理を実施する。実施例1でその詳細を図4のフローチャート図で説明したが、本実施例では差分があるステップを中心に説明する。
図4のフローチャートに示す各動作(ステップ)は、CPU101がROM102又はストレージ111に記憶された各制御モジュールを実現するためのプログラムをRAM104に読み出し、実行することにより実現される。
ステップS401において、コントローラ130は、本フローの初期化処理の契機が消耗品交換によるものであるか、で処理を切り替える。
本実施例は全データ/設定の初期化処理であるため、コントローラ130は、ステップS402の学習データの初期化処理を実施する。ステップS402において、コントローラ130は、学習データの初期化処理を実施する。その詳細を図10のフローチャート図で説明する。
図10のフローチャートに示す各動作(ステップ)は、CPU101がROM102又はストレージ111に記憶された各制御モジュールを実現するためのプログラムをRAM104に読み出し、実行することにより実現される。
ステップS1001において、コントローラ130は、全消耗品の学習データを削除する。
ステップS1002において、コントローラ130は、学習リセット後カウンタを初期化する。学習リセット後カウンタとは、予め定められた閾値までカウントアップされるまで寿命予測を行わない、つまり学習中状態を示すカウンタである。画像形成装置の稼働開始直後はユーザによる使われ方の特徴が不十分であり、閾値を超えたところで具体的な寿命予測結果である残日数表示を実施する。
ステップS1003において、コントローラ130は、在庫推奨アラームを初期化して、本フローを終了する。
ステップS1001からステップS1003により、全データ/設定の初期化処理実行後の画像形成装置は、それまで使用していたユーザによる使われ方がなくなるため、画像形成装置の再稼働時に再びユーザの使い方を学習するところから始めることが出来る。
ステップS403において、コントローラ130は、本フローの初期化処理の契機が全データ/設定の初期化処理によるものであるか、で処理を切り替える。
本実施例は全データ/設定の初期化処理であるため、コントローラ130は、ステップS403の部品カウンタデータの初期化処理を実施せず、本フローを終了する。
ステップS804において、コントローラ130は、画像形成装置100のRAM104、ストレージ111に格納されたデータの初期化を行う。なお、部品カウンタデータと学習データがRAM104、ストレージ111に格納されている場合は、それ以外のデータ初期化を実施する。
ステップS805において、コントローラ130は、全データ/設定の初期化が完了した画面を操作部113に表示する。
以上説明したように、部品カウンタデータを保持しつつ学習データを削除する初期化手段によって、次回稼働時に学習を開始することが出来、以前使用していたユーザの使われ方に応じた自動配送がなされてしまうことはない。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。

Claims (11)

  1. 画像形成装置であって、
    前記画像形成装置における画像形成に使用する消耗品が交換されたことを検知する検知手段と、
    前記検知手段によって前記消耗品が交換されたことに従って、前記消耗品の所定期間の使用量から残り使用期間を決定するための学習データと前記画像形成装置の通算プリント枚数を初期化することなく、前記消耗品を前記画像形成装置に装着してから交換するまでの間に、前記消耗品を用いてプリントしたプリント枚数を初期化する初期化手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記検知手段によって前記消耗品が交換されたことに従って、さらに、前記消耗品の交換回数を初期化することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. さらに、前記プリント枚数と前記学習データとから予測した消耗品の残り使用期間をユーザに通知する通知手段とを有することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記学習データは、所定期間の消耗品の消耗量の平均と標準偏差が含まれることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記学習データの初期化は、前記学習データを削除することであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記消耗品は、記録材が充填されたトナー容器であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記初期化手段は、さらに、前記消耗品の交換回数を初期化することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 画像形成装置の制御方法であって、
    前記画像形成装置における画像形成に使用する消耗品が交換されたことを検知する検知ステップと、
    前記検知ステップによって前記消耗品が交換されたことに従って、前記消耗品の所定期間の使用量から残り使用期間を決定するための学習データと前記画像形成装置の通算プリント枚数を初期化することなく、前記消耗品を前記画像形成装置に装着してから交換するまでの間に、前記消耗品を用いてプリントしたプリント枚数を初期化する初期化ステップとを有すること特徴とする画像形成装置の制御方法。
  9. 前記検知ステップによって前記消耗品が交換されたことに従って、さらに、前記消耗品の交換回数を初期化することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置の制御方法。
  10. さらに、前記プリント枚数と前記学習データとから予測した消耗品の残り使用期間をユーザに通知する通知手段とを有することを特徴とする請求項8または9に記載の画像形成装置の制御方法。
  11. 前記学習データは、所定期間の消耗品の消耗量の平均と標準偏差が含まれることを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載の画像形成装置の制御方法。
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