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JP7328783B2 - テーブル及びテーブル用電源・通信ユニット - Google Patents
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Description

本願発明は、天板を備えたテーブル(机)及びこれに使用する電源・通信ユニットに関するものである。
オフィス等で使用されるテーブルに関し、机上で使用する電気機器・電子機器のための電源コンセントや通信用コネクタなどを天板に設けることは広く行われている。その例として、本願出願人は、特許文献1において、天板に設けた開口に、LANケーブルやUSBケーブルを格納できる配線ユニットを配置し、配線ユニットからLANケーブルやUSBケーブルを机上に引き出せるようにした構成を開示した。
他方、テーブルの傍にプロジェクタや大画面モニターを配置して、机上に置いたノートパソコンの情報をプロジェクタ等に表示することは広く行われているが、特許文献2には、複数台のノートパソコンの情報を選択してプロジェクタ等に表示できるように、複数台のノートパソコンの信号を切り替えてプロジェクタに送信する切り替えスイッチをテーブルに設けることが開示されている。
特開2017-86377号公報 特開2002-223865号公報
特許文献1のように、LANケーブルやUSBケーブルのような通信ケーブルを机上に引き出しできると、接続用のケーブルを用意して持ち歩かなくとも大画面モニターを使用できるため、ユーザーにとって便利である。特に、ノートパソコンのような電子情報機器は小型化が進んでおり、HDMI(登録商標:以下省略)ケーブルのような通信ケーブルを一緒に持ち歩かないことも多いため、特許文献1のようにテーブルに通信ケーブルがセットされていると、通信ケーブルを持ち歩かなくてもモニターを使用できて特に重宝である。
他方、LANケーブルやUSBケーブル等の通信ケーブルを使用しないときは、それら通信ケーブルはジグザグに曲げたり幾重にも巻かれたりして配線ユニットの内部に押し込んでおり、配線ユニット内に押し込まれた通信ケーブルは、カバーによって覆われている。従って、不使用時の美観の問題はないが、通信ケーブルをジグザグに曲げたり幾重にも巻いたりすることに手間が掛かるという問題があった。
また、ノートパソコン等の電子機器への通信ケーブルの接続は、先端に設けた端子を指で摘んで電子機器のポートに差し込むという操作で行われるが、通信ケーブルが配線ユニットの内部に曲げられたり巻かれたりして配置されていると、通信ケーブルの全体を机上に引き出してから先端の端子を摘むという手順を踏むことになるため、接続に手間が掛かるという問題もあった。
更に、通信ケーブルの全体を机上に引き出すと、余長部分が蛇行した状態で机上に這って美観に劣るという問題があり、余長部分を配線ユニット内に戻すと、美観の問題は解消できるが、戻すことに手間が掛かるという問題があった。
本願発明は、このような現状を改善すべく成されたものである。
本願発明は、テーブルとこれに使用する電源・通信ユニットとを含んでいる。このうちテーブルは、請求項1のとおり、
「天板に、電子機器に接続される通信ケーブルを引き出し自在でかつ自動的に巻き取られるリールユニットが配置されている」
という基本構成になっている。
本願発明において、テーブルは様々な構成を含んでいる。その例として、請求項の発明は、上記基本構成において、
「前記リールユニットは、前記天板に設けた開口の内部に配置されていて、前記リールユニットの上端部に、前記通信ケーブルの先端に設けた端子を収納する凹所が、上向きに開口するように形成されている」
という構成になっている。
請求項の発明の展開例として、請求項の発明では、
「前記凹所の底面は、前記通信ケーブルの引き出し方向に向かって高くなる傾斜面に形成されている」
という構成になっている。
また、請求項の発明は、上記基本構成において、
「前記リールユニットは、コンセントを備えた電源ユニットと一体化している」
という構成になっている。
請求項の発明は、上記基本構成において、
「複数のリールユニットと、前記複数のリールユニットから1つのリールユニットを選択して当該1つのリールユニットに装着された通信ケーブルとモニターとを接続する手動式の切り替えスイッチとが設けられている」
という構成になっている。
請求項では、テーブル用の電源・通信ユニットを特定している。すなわち、電源・通信ユニットは、
「コンセントを有する電源ユニットと、電子機器に接続される通信ケーブルを引き出し自在でかつ自動的に巻き取られるリールユニットとが一体化している」
という構成になっている。
請求項6の発明は、上記基本構成において、
「前記リールユニットは、電源ユニットの下方に突出したリールケースを有している」
という特徴を備えている。請求項7の発明は、請求項5において、請求項6と同じ特徴を備えている。
本願発明において、ケーブルの自動的な巻き戻しは、ばねを使用した機構によって容易に実現できる。また、通信ケーブルを引き出し自在で自動的に巻き取る手段としては、例えば、いっぱいに引き出すまではラチェット機構によって任意の引き出し寸法に保持できて、引き出しきると自動的な巻き取りが開始する構造を採用できる。
或いは、ロック解除ボタン付きのラチェット機構を設けて、ラチェット機構によって任意の引き出し寸法に保持できると共に、ロック解除ボタンを押したら、引き出し寸法に関係なく通信ケーブルの巻き取りが行われる構造も採用できる。
本願発明では、リールユニットに巻かれている通信ケーブルを必要な長さだけ引き出して使用できるため、余長部分が机上で蛇行することを防止して、美観に優れた使用状態を実現できる。また、リールユニットから露出している端子を指で摘んで通信ケーブルを引き出しできるため、ケーブルをノートパソコン等の電子機器に接続する作業も迅速に行える。
そして、通信ケーブルは自動的にリールユニットに巻き取られるため、通信ケーブルを曲げたり巻いたりしてから配線ユニットに戻す手間は不要であると共に、リールユニットをカバーで覆う作業も不要である。従って、使用者の負担を軽減できる。
リールユニットは、その全体を机上に露出させることも可能であるが、請求項のように、天板に形成された開口の内部にリールユニットを格納すると、机上をすっきりさせて美観に優れていると共に、開口の上に物をおくことなども可能であるため、机上面を広く使用できる利点がある。また、端子は上向きに露出しているため、当該端子を指で摘んで通信ケーブルを引き出す作業をスムースに行える。
請求項のように凹所の底面を傾斜面に形成すると、端子をリールユニットの内部にできるだけ隠しつつ、端子を指先で容易に摘んで通信ケーブルを引き出すことができる。従って、物が端子に当たることを抑制して防護性を確保しつつ、通信ケーブルの引き出しを容易化できる。
この場合、凹所は上向きに開口させたままにしておいて端子が上向きに露出した状態に保持されていてもよいし、凹所に開閉式又は着脱式のカバーを設けて、通信ケーブルの不使用時には凹所をカバーで塞いでおくことも可能である。カバーを設けると、端子の汚れを防止できる利点がある。
リールユニットは独立して設けることも可能であるが、請求項3,5のようにリールユニットと電源ユニットとを一体化すると、電源機能と通信機能とが併有されて便利である。また、部材を共有できるため、電源ユニットとリールユニットと別々に配置する場合に比べてコストを抑制できると共に、全体としてコンパクト化して美観においても優れたものとすることができる。
複数台のノートパソコンやタブレットを机上で使用する場合、特定の機器の情報を大型のモニターに表示することがあるが、請求項の構成を採用すると、リールユニットに設けたスイッチによって、モニターの表示内容を特定の機器の情報に切り替えできるため、切り替えを極めて簡単に行える。
リールユニットの形状は様々に具体化できるが、請求項6,7のように、電源ユニットと一体化しつつリールケースが下方に突出した形態を採用すると、天板の下方の空間を有効利用して、リールケースを十分な大きさに設定できる。従って、机上面はスッキリとさせつつ、通信ケーブルの巻き取りを確実化できる。
第1実施形態を示すで、(A)は全体斜視図、(B)は要部の上方斜視図、(C)はノートパソコンにHDMIケーブルを接続した状態の斜視図である。 第1実施形態を示す図で、(A)は平面図、(B)はリールユニットの上方斜視図、(C)はリールユニットの下方斜視図である。 第1実施形態を示す図で、(A)は要部の分離斜視図、(B)は要部の斜視図である。 第1実施形態を示す図で、(A)は要部の下方視分離斜視図、(B)は要部の下方斜視図である。 図2(A)の V-V視断面図である。 第1実施形態を示す図で、(A)は上方斜視図、(B)(C)は下方斜視図、(D)は別例の部分斜視図である。 第2実施形態を示す図で、(A)は平面図、(B)は(A)の部分拡大図である。 第3実施形態を示す図で、(A)は平面図、(B)は(A)のB-B視断面図である。
(1).第1実施形態
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。まず、図1~6に示す第1実施形態を説明する。図1に示すように、本実施形態のテーブルは、平面視四角形の天板1とそのコーナー部を支える4本の脚(棒脚)2とで構成されており、天板1の一側面に、モニター3を取り付けている。天板1及び脚2は木製であるが、両方とも金属製であってもよい。また、モニター3は、テーブルとは分離した自立式であってもよい。
図1では、電子通信機器の一例としてノートパソコン4を表示しており、実施形態の接続装置を使用することにより、ノートパソコン4の情報をモニター3に拡大して表示することができる。以下では、方向を特定するために、便宜的に、モニター3と対向した方向を前後方向と呼び、これと直交した方向を左右方向と呼ぶことにする。
図1に示すように、天板1の中央部に四角形の開口5が形成されており、この開口5に、その内周に重なる枠体6を固定している。枠体6には、開口5を前後に仕切る細長いセンターカバー7を装着しており、センターカバー7を挟んで両側に第1カバー板8と第2カバー板9とを配置し、第1カバー板8に形成した角形穴に、電源ユニット10とリールユニット11とが左右に並べて装着されている。従って、本実施形態では、電源ユニット10とリールユニット11とは、第1カバー板8を介して1つの部材としてユニット化されている。
電源ユニット10には、プラグを上から挿脱できる複数口(4口)のコンセント12が左右方向に並んで配置されており、コンセント12は、コンセントパネル13に装着している。図示は省略しているが、各コンセント12には電源ケーブルが接続されている。なお、コンセント12の口数は任意に設定できる。また、コンセント12にはアース端子用の接続口を設けてもよい。
図2(B)(C)や図5,6に明示するように、リールユニット11は上下に長い角形のリールケース15を備えており、図5に示すように、リールケース15の内部のうち底寄り部位には、HDMIケーブル16を巻き取るリール17が、前後長手の軸心回りに回転自在に取り付けられている。HDMIケーブル16はフラットタイプを使用しているが、丸ケーブルも使用できる。
HDMIケーブル16は請求項に記載した通信ケーブルの一例であり、先端にはHDMI雄型端子18が接続されており、基端はリールケース15の外側に露出してHDMI雌型端子19が接続されている。HDMIケーブル16のうち基端寄りの部位は、リール17に固定されている。図5に示すように、HDMI雌型端子19には中継ケーブル20が接続されており、中継ケーブル20は、図1に示すようにモニター3の入力ポートに接続されている。
リール17は、ぜんまいばね等のばねによってHDMIケーブル16の巻き戻し方向に付勢されていると共に、ラチェット爪(図示せず)により、戻り回転しないように保持されている。そして、HDMIケーブル16を一杯に引き出すと、ラチェット爪のロックが解除されて、リール17はばねによって戻り回転する。
HDMIケーブル16は6極構造になっており、リール17の両側面のうちばねの配置部と反対側の一側面にブラシ機能を有する円板が固定されていて、この円板に、リング状に形成された6本の可動電極が同心状に形成されており、1本の電極に1本の芯線が接続されている一方、リールケース15には、円板と対向した回路基板が配置されており、回路基板に、6本の可動電極に対応した6つの固定電極(固定接点)が配置されている。固定電極には、リールケース15の外側に露出したHDMIケーブル16の各芯線が接続されている。
従って、本実施形態のリールユニット11では、HDMIケーブル16を一方向のみに引き出す片引き方式としつつ信号接続状態を保持するブラシ手段はフラットタイプになっている。従って、リール17をできるだけ小径にして薄型化・コンパクト化できる。
リールケース15の上端は蓋板21で塞がれており、蓋板21のうち電源ユニット10に寄った部位にケーブル引き出し穴21aが形成されている。そして、リール17が戻り回転しきった状態で、HDMI雄型端子18が蓋板21に載るように設定しているが、蓋板21に、HDMI雄型端子18が入り込む凹所22を形成することにより、HDMIケーブル16を使用していないときにHDMI雄型端子18が天板1の上方にはみ出ることを防止すると共に、凹所22の底面22a(端子載置面)を、リールケース15の引き出し方向に向かって高くなる傾斜面に形成している。
図2(B)に明示するように、リールユニット11の蓋板21はリールケース15の外側にはみ出ており、このはみ出た部分(フランジ部)が、第1カバー板8に形成した角穴の内周縁で支持されている。
例えば図4(A)(図3も参照)に示すように、枠体6の外周には、外向きの突起24が段落ちした状態で多数形成されている一方、天板1の下面には、外向きの突起24が嵌まる凹溝25の群を形成している。そして、枠体6の下方に金属板製のケージ26を配置して、ケージ26の上端に形成した前後フランジ板27で枠体6の前後縁部を下方から支持し、フランジ板27をビス(図示せず)で天板1に固定している。
図3に示すように、ケージ26は、底板26aと前後の側板26bとを有して側面視で逆台形の形態を成しており、側板26bにフランジ板27を形成している。また、側板26bには、ケーブル挿通用及び軽量化のための左右長手の窓穴28が空いている。また、底板26aの左右両端には、ケーブル類の落下を防止手するストッパー片29を上向きに突設している。
図6に示すように、第1カバー板8には、左右長手の一対ずつの垂下片30が形成されており、内側の垂下片30の間の部位に電源ユニット10とリールユニット11とが取り付けられている。また、第1カバー板8の左右両端部は、電源ユニット10及びリールユニット11の外側にはみ出ており、この前後両端縁が、枠体6に形成した支持部(図示せ)に載っている。また、第1カバー板8の左右両端部に、枠体6に設けた係合部(図示せず)に上から係合する係合爪31を設けている。従って、第1カバー板8は、枠体6にワンタッチ的に取り付けることができる。
図示は省略するが、第2カバー板9も、第1カバー板8と同じ構造によって枠体6に取り付けられている。実施形態では、電源ユニット10及びリールユニット11を備えた第1カバー板8と、蓋機能しか持たない第2カバー板9とを枠体6に取り付けたが、2枚の第1カバー板8を対称の姿勢で枠体6に取り付けることも可能である。
図1(B)に明示するように、3枚のカバー板7,8,9より成るカバーユニットの前後両側には、電源ケーブルや通信ケーブルなどを引き出しできる左右長手の通線空間32が空いている。
(2).まとめ
以上の説明から理解できるように、テーブルの使用者は、HDMIケーブル16を引き出してノートパソコン4に接続することにより、ノートパソコン4の情報をモニター3に拡大して表示できる。従って、商談やミーティングなどにおいて重宝である。
そして、HDMIケーブル16のHDMI雄型端子18は上方に露出しているため、ノートパソコン4の使用者は、HDMI雄型端子18を指で摘んで引くことにより、HDMIケーブル16を迅速に引き出してノートパソコン4に接続できる。従って、モニター3を使用した商談などを、速やかに進めることができる。
そして、HDMIケーブル16は巻き取り式であり、ノートパソコン4の使用者は、HDMIケーブル16は必要な長さだけを引き出せばよいため、HDMIケーブル16が邪魔になったり美観を悪化させたりすることもない。また、HDMIケーブル16の不使用状態でHDMI雄型端子18は凹所22に入り込んでいるため、HDMIケーブル16の不使用状態では、書類などの物品をリールユニット11の上に載置しても問題はない。従って、HDMIケーブル16の引き出しの容易性を損なうことなく、机上面を広く使用することができる。
また、本実施形態のように凹所22の底面22aを傾斜させると、指先を凹所22に挿入しやすいため、HDMI雄型端子18を摘んでHDMIケーブル16を引き出すことを容易に行える(指先をHDMI雄型端子18の先端に当てて起こすことにより、HDMI雄型端子18を簡単に摘むことができる。)。
図5に一点鎖線で示すように,凹所22にはこれを塞ぐカバー22bを設けることが可能である。カバー22bを回動式にして、カバー22bが開くとHDMI雄型端子18が天板1の上方に大きくはみ出るように構成してもよい。図では、カバー22bは天板1の上面よりも高くなっているが、カバー22bの上面を天板1の上面と同一面に設定すると、美観に優れると共に、物品を机上面に安定よく載置できる利点がある(物品を滑り移動させたとき、物品が当たることも防止できる。)。
実施形態では、HDMI雄型端子18は凹所22に十分な余裕を持って収納されているが、HDMI雄型端子18を凹所22にきっちり嵌め込んで、HDMI雄型端子18を爪先で引き起こすように構成することも可能である。この場合も、凹所22をカバー22bで塞ぐことができる。
また、図6(D)に示すように、カバー22bに、内部にHDMI雄型端子18が挿入される有底筒状のポケット部22cを形成して、底の部分のボス22d等を支点にしてカバー22bを上向きに起こし回動させると、ポケット部22cが略上向きに開口してHDMI雄型端子18が上向きに露出するように構成することも可能である。符号22eで示すのは、カバー22bを開くための指掛け用切り欠きである。
更に、HDMI雄型端子18を凹所22にきっちり嵌め込んで、ボタンをプッシュするとHDMI雄型端子18が上向きに持ち上がるように構成することも可能である。すなわち、ポップアップ機構によってHDMI雄型端子18を持ち上げることも可能である。
(3).他の実施形態
次に、図7,8に示す他の実施形態(変形例)を説明する。図7に示す第2実施形態では、前後長手の1枚の蓋板34に、一対のリールユニット11と、その前後両側に配置された2口のコンセント12と、一対のリールユニット11の間に配置された切り替えスイッチ35とを設けている。
図示は省略するが、一対のリールユニット11は、それぞれ第1実施形態と同様のリール17を設けているが、これらのリール17は1つのリールケース15に取り付けられている。一対のリールユニット11において、HDMI雄型端子18は左右反対側に向いている。従って、左右に対向して腰掛けた使用者は、自分に向いているHDMI雄型端子18を引いてHDMIケーブル16を引き出したらよい。なお、(A)と(B)とでは、HDMI雄型端子18は、前後逆の姿勢になっている。
切り替えスイッチ35は回転式になっており、その回転操作により、モニター3に接続されるHDMIケーブル16をいずれかに選択できる。従って、2人の使用者は、モニター3への表示内容を簡単に切り替えることができる。この場合、切り替えスイッチ35はリールユニット11に併設しているため、使用者は手を伸ばすだけでごく簡単に切り替え操作を行える。切り替えスイッチ35は回転式には限らず、レバータイプの回動式やプッシュボタンなども採用できる。
切り替えスイッチ35の接点を3つ以上設けて、3本以上のHDMIケーブル16から任意の1本のみをモニター3に接続できるように構成することも可能である。或いは、HDMIケーブル16を備えた複数のリールユニット11に、それぞれのHDMIケーブル16の通信をON・OFFする切り替えスイッチ35を設けて、1台のリールユニット11の切り替えスイッチのみをONにすることにより、特定のノートパソコン4のみからモニター3に送信されるようにすることも可能である。
第1実施形態及び第2実施形態のリールユニット11は天板1への組み込み式であったが、図8に示す第3実施形態では、リールユニット11は、天板1の外周部の任意の部位に装着できるようになっている。すなわち、リールユニット11を構成するハウジング36に、天板1の下面に弾性的に当接するクランプ体37を設けることにより、天板1の外周部の任意の部位に装着(挟み保持)できるようになっている。
この実施形態では、リール17はハウジング36の内部に水平回転自在に配置されており、HDMI雄型端子18は、ハウジング36の外周面から露出している。この実施形態では、電子機器の例として、タブレット端末38とノートパソコン4を表示している。
この実施形態では、スイッチユニット39もクランプ体(図示せず)を備えており、天板1の任意の部位に装着できるようになっている。そして、スイッチユニット39は、複数の入力ポートと1つの出力ポートとを有しており、タブレット端末38の情報とノートパソコン4の情報とを選択してモニター3に表示できる。
この実施形態では、リールユニット11及びスイッチユニット39は天板1に対して着脱式になっているため、既存のテーブルに適用できる利点がある。リール17を2段式にして、1つのハウジング36から2本のHDMIケーブル16を引き出しできる構成も採用可能である。
以上、本願発明の実施形態を説明したが、本願発明は他にも様々に具体化できる。例えば、通信ケーブルはHDMIケーブルに限らず、USBケーブルやLANケーブルも採用可能である。電子機器としてスマートフォンのような小型の電子情報機器を使用することも可能である。図8で例示した後付け式のものに電源ユニットを付加してもよい。なお、通信ケーブルは、アダプタを介して電子機器に接続してもよい。
本願発明は、テーブル及び電源・通信ユニットに具体化できる。従って、産業上利用できる。
1 天板
3 モニター
4 電子機器の一例としてのノートパソコン
5 開口
8 第1カバー板
10 電源ユニット
11 リールユニット
12 コンセント
15 リールユニットを構成するリールケース
16 通信ケーブルの一例としてのHDMIケーブル
17 リール
18 HDMI雄型端子
21 リールユニットを構成する蓋板
21a ケーブル引き出し穴
22 凹所
22a 凹所の底面(端子載置面)

Claims (7)

  1. 天板に、電子機器に接続される通信ケーブルを引き出し自在でかつ自動的に巻き取られるリールユニットが配置されているテーブルであって、
    前記リールユニットは、前記天板に設けた開口の内部に配置されていて、前記リールユニットの上端部に、前記通信ケーブルの先端に設けた端子を収納する凹所が、上向きに開口するように形成されている、
    テーブル。
  2. 前記凹所の底面は、前記通信ケーブルの引き出し方向に向かって高くなる傾斜面に形成されている、
    請求項1に記載したテーブル。
  3. 天板に、電子機器に接続される通信ケーブルを引き出し自在でかつ自動的に巻き取られるリールユニットが配置されているテーブルであって、
    前記リールユニットは、コンセントを備えた電源ユニットと一体化している、
    ーブル。
  4. 天板に、電子機器に接続される通信ケーブルを引き出し自在でかつ自動的に巻き取られるリールユニットが配置されているテーブルであって、
    複数のリールユニットと、前記複数のリールユニットから1つのリールユニットを選択して当該1つのリールユニットに装着された通信ケーブルとモニターとを接続する手動式の切り替えスイッチとが設けられている、
    テーブル
  5. コンセントを有する電源ユニットと、電子機器に接続される通信ケーブルを引き出し自在でかつ自動的に巻き取られるリールユニットとが一体化している、
    テーブル用電源・通信ユニット。
  6. 天板に、電子機器に接続される通信ケーブルを引き出し自在でかつ自動的に巻き取られるリールユニットが配置されているテーブルであって、
    前記リールユニットは、電源ユニットの下方に突出したリールケースを有している、
    テーブル
  7. 前記リールユニットは、前記電源ユニットの下方に突出したリールケースを有している、
    請求項5に記載したテーブル用電源・通信ユニット。
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