JP7334792B2 - ルール生成装置、方法及びプログラム - Google Patents
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Description
(構成例)
図1は、この発明の第1実施形態に係るルール生成装置としてのパターン抽出及びルール生成装置1と、ルールエンジン2と、を含む異常箇所推定システムのソフトウェア構成の一例を示すブロック図であり、図2は、パターン抽出及びルール生成装置1とルールエンジン2のハードウェア構成の一例を示す図である。
パターン抽出及びルール生成装置1は、図2に示すように、例えばサーバコンピュータ(Server computer)またはパーソナルコンピュータ(Personal computer)により構成され、CPU(Central Processing Unit)等のハードウェアプロセッサ(Hardware processor)11を有する。そして、パターン抽出及びルール生成装置1では、このハードウェアプロセッサ11に対し、プログラムメモリ(Program memory)12と、データメモリ(Data memory)13と、通信インタフェース14と、入出力インタフェース(図2では入出力IFと記す)15とが、バス(Bus)16を介して接続される。
図1に示すように、パターン抽出及びルール生成装置1は、ソフトウェアによる処理機能部として、障害イベント登録部101、ユニーク判定部102、ルール生成及び修正部103、過去障害再検証部104、及び障害事例データベース105を備えるデータ処理装置として構成できる。ユニーク判定部102は、障害イベント重要度判定部102Aを備える。ここで、上記の障害イベント登録部101、障害イベント重要度判定部102Aを含むユニーク判定部102、ルール生成及び修正部103、及び過去障害再検証部104の各部における処理機能部は、いずれも、プログラムメモリ12に格納されたプログラムを上記ハードウェアプロセッサ11により読み出させて実行させることにより実現される。なお、これらの処理機能部の一部または全部は、特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)またはFPGA(field-programmable gate array)などの集積回路を含む、他の多様な形式によって実現されてもよい。
障害イベントは、障害IDに対応付けられ、障害IDに対応する障害により発生するイベントを示す。この障害イベントは、例えば、ある監視対象装置からのアラーム、ログ情報、閾値監視情報である。
障害要因情報は、障害要因箇所の情報と、障害要因の情報とを含む。
障害要因は、障害が発生した原因を示し、障害要因箇所は、障害が起きた位置(例えば装置ID)を示す。障害要因箇所は、上記ある監視対象装置である。
ルールセットは、例えばルールエンジン2が有しており、ルールは、条件部と結論部を含む。
本第1実施形態では、条件部は障害イベントである。この障害イベントは、例えば装置IDとアラーム種別とを含み得る。また、本第1実施形態では、結論部は障害要因情報である。この障害要因情報は、例えば装置IDと障害要因種別とを含み得る。
障害イベントの組合せは、障害ID毎に存在し、その障害IDに対応付けられた全ての障害イベントの組合せである。
過去障害再検証部104は、この照合結果が合致する場合、つまり照合OKである場合は、新たなルール追加が成功したと判断し、さらに既存ルールを上書き修正した場合にはルール修正も成功したと判断して、処理を終了する。
一方、過去障害再検証部104は、上記の照合結果が合致しない場合、つまり照合NGである場合は、ユニーク判定部102に再び異なるユニークパターンを抽出させる。
次に、パターン抽出及びルール生成装置1の動作を説明する。図3は、図1に示されたパターン抽出及びルール生成装置1の処理動作の一例を示すフローチャートである。
障害イベント全体の集合L={l1,l2,…,lm}、
障害ケース全体の集合C={c1,c2,…,cn}、
イベント種別(アラーム種別)全体の集合E={e1,e2,…,em}。
ここで、各障害ケースcにはいくつかの事例が含まれ、それぞれの事例にはいくつかの障害イベントlが含まれる。また、イベント種別(アラーム種別)全体の集合Eは、それぞれが排他的なLの部分集合とみなす。
Ftf:E×C→N
IF-THENルールは、ある事実から導出される結論というような推論知識、及び、ある条件が成立したときに行われる行動に関する知識を記述する。一般に、IF-THENルールは、「α→β」や「if α then β」という形式で記述され、上記のように、前提または条件を表すif部と、if部が真である場合に実行される結論または動作を表すthen部とから構成される。
ここで、障害事例データベース105には、ステップSD2及びSD3の処理によって、図8の左上図に示されるように障害ID毎に障害イベントが対応付けられて登録されている。ここでの例では、障害イベントは、装置IDとイベント種別(アラーム種別)とイベントレベル(アラームレベル)を含んでいる。イベントレベルは、監視対象装置300または監視システムで付加される重要度を示す。この例では、イベントレベルは「major」、「warning」、「cleared」の3種類が存在し、重要度はmajor>warning>clearedの順となっている。ユニーク判定部102はまず、ステップSD4において、各障害で取り得る障害イベントの組合せを生成して、障害事例データベース105に登録する。この例では、障害ID=1では、(装置ID,イベント種別,イベントレベル)=(sw1,a,major),(sw2,b,warning)があり、図8の中上図に示されるように全ての組合せは3組あり、(sw1,a)のみ(図では「sw1a」)、(sw2,b)のみ(図では「sw2b」)、(sw1,a)と(sw2,b)(図では「sw1a,sw2b」)である。障害ID=2では、(装置ID,イベント種別,イベントレベル)=(sw1,a,major)、(sw3,c,cleared)があり、全ての組合せはsw1a、sw3c、及びsw1aとsw3cの3組ある。ユニーク判定部102は、障害イベントが含むイベントレベルを考慮しない。
図8の例では、障害ID=2の障害イベントの組合せは、上述したようにsw1a、sw3c、及びsw1aとsw3cの3組ある。また、この例では、障害IDは1と2の二つのみなので、ID=2の他の障害となるのはID=1のみとなる。
図9の下方の具体例では、障害ID=2の障害イベントの組合せは、図8の例と同様にsw1a、sw3c、及びsw1aとsw3cの3組ある。また、この例では、障害IDは1と2の二つのみなので、ID=2の他の障害となるのはID=1のみとなる。一方、イベント種別毎の重要度は、この例では、イベント種別=aでは60、イベント種別=bでは100、イベント種別=cでは40と判定されたものとする。よって、この例では、障害イベントの組合せsw1aの場合の組合せの重みは、イベント種別=aの重要度である60、障害イベントの組合せsw3cの場合の組合せの重みは、イベント種別=cの重要度である40となる。障害イベントの組合せsw1aとsw3cの場合の組合せの重みは、sw1aの組合せの重み60とsw3cの組合せの重み40との算術平均値である50(=(60+40)/2)となる。なお、ここでは、ユニーク判定部102は、二つのイベントが組合せるパターンに対する組合せの重みの算出手法として、算術平均値を採用しているが、最大値や最小値や調和平均値等で組合せの重みを算出しても良い。
上記第1実施形態は、障害イベントの情報全体に対する分析処理を通じて算出された値として、全体の障害イベントの発生状況を基に障害イベントの重要度を判定しているが、本第2実施形態は、過去のルール作成実績を基に障害イベントの重要度を判定するものである。この場合の障害イベントの重要度は、過去のルールに採用された障害イベントに似ているかどうか(ルールに採用された障害イベントに含まれていた単語を含んでいるかどうか)を数値化した値となる。この障害イベントの重要度の算出手法としては、勿論それに限定するものではないが、例えば、ルールに採用され易い重要単語をベイズ推定により抽出し、そのような重要単語を含む障害イベントの重要度を高くするように定義する。
F R (w):W→N。
次に、第3実施形態を説明する。本第3実施形態は、障害イベントの重要度を、障害イベント以外の情報に対する分析処理を通じて算出された値である、障害要因箇所すなわち障害イベントが発生した装置のネットワーク上の位置付けに基づいて判定するものである。この場合の障害イベントの重要度は、例えば、ネットワークトポロジに対する発生箇所の位置(レイヤ)を数値化した値となる。この障害イベントの重要度の算出手法としては、例えば、上位レイヤまたは下位レイヤであるほど値が大きくなるよう定義する。また、障害イベントの重要度は、ノード内部の故障個所の位置(シャーシ、カード、ポート)を数値化した値としても良い。この場合の障害イベントの重要度の算出手法としては、例えば、上位レイヤまたは下位レイヤであるほど値が大きくなるよう定義する。例えば、リソース種別に応じて重要度を定義することができる。なお、障害イベントが発生した装置のネットワーク上の位置付けは、このようなネットワークトポロジ位置やノード内部位に限定するものでないことは勿論である。
図12の下方の具体例では、障害ID=2の障害イベントの組合せは、第1実施形態における図9の例と同様にsw1a、sw3c、及びsw1aとsw3cの3組ある。また、この例では、障害IDは1と2の二つのみなので、ID=2の他の障害となるのはID=1のみとなる。一方、ステップSD31において、障害イベントの重要度である装置ID毎の重要度として、この例では、装置ID=sw1では40、装置ID=sw2では80、装置ID=sw3では50と判定されたものとする。よって、この例では、障害イベントの組合せsw1aの場合の組合せの重みは、装置ID=sw1の重要度である40、障害イベントの組合せsw3cの場合の組合せの重みは、装置ID=sw3の重要度である50となる。障害イベントの組合せsw1aとsw3cの場合の組合せの重みは、sw1aの組合せの重み40とsw3cの組合せの重み50との算術平均値である45(=(40+50)/2)となる。なお、ここでは、ユニーク判定部102は、二つのイベントが組合せるパターンに対する組合せの重みの算出手法として、算術平均値を採用しているが、最大値や最小値や調和平均値等で組合せの重みを算出しても良い。
第1実施形態では全体の障害イベントの発生状況、第2実施形態では過去のルール作成実績、そして第3実施形態では障害イベントが発生した装置のネットワーク上の位置付け、に基づいて障害イベントの重要度を判定している。これらの判定基準は組合せても良い。すなわち、第1実施形態における全体の障害イベントの発生状況と第2実施形態での過去のルール作成実績とを組合せても良いし、第1実施形態における全体の障害イベントの発生状況と第3実施形態における障害イベントが発生した装置のネットワーク上の位置付けとを組合せても良いし、第2実施形態での過去のルール作成実績と第3実施形態における障害イベントが発生した装置のネットワーク上の位置付けとを組合せても良い。さらに、第1実施形態における全体の障害イベントの発生状況と、第2実施形態での過去のルール作成実績と、第3実施形態における障害イベントが発生した装置のネットワーク上の位置付けとの三つを組合せても良い。
図14の下方の具体例では、障害ID=2の障害イベントの組合せは、第1実施形態における図9の例と同様にsw1a、sw3c、及びsw1aとsw3cの3組ある。また、この例では、障害IDは1と2の二つのみなので、ID=2の他の障害となるのはID=1のみとなる。一方、ステップSD41において、障害イベントの重要度であるイベント種別毎の重要度として、この例では、イベント種別=aでは60、イベント種別=bでは100、イベント種別=cでは40と判定され、また、障害イベントの重要度である装置ID毎の重要度として、装置ID=sw1では40、装置ID=sw2では80、装置ID=sw3では50と判定されたものとする。
前記実施形態では、パターン抽出及びルール生成装置1とルールエンジン2とを別々のコンピュータにより構成したが、一つのコンピュータにより構成してもよい。
2…ルールエンジン
11,21…プロセッサ
12,22…プログラムメモリ
13,23…データメモリ
14,24…通信インタフェース
15,25…入出力インタフェース
16,26…バス
17,27…入力部
18,28…表示部
101…障害イベント登録部
102…ユニーク判定部
102A…障害イベント重要度判定部
103…ルール生成及び修正部
104…過去障害再検証部
105…障害事例データベース
201…障害イベント送受信部
202…ネットワーク構成情報データベース
203…判定ロジック部
300…監視対象装置
400…保守者
Claims (9)
- 障害毎に、障害要因箇所及び障害要因を含む障害要因情報と、この障害により発生する障害イベントと、条件部と結論部を含むルールに対応付けられたルールIDと、を関連付けて登録しているデータベースと、
新規の障害である新規障害の障害イベントが前記データベースに登録されたとき、前記データベースに登録されている、障害イベント以外の情報または障害イベントの情報全体に対する統計処理または分析処理を通じて算出された値の少なくとも一つを基に、前記新規障害の障害イベントの重要度を判定する重要度判定部と、
前記新規障害の障害イベントの組合せと、過去の全ての障害に対応する障害イベントの組合せと、前記重要度とからユニークパターンを抽出し、該ユニークパターン及び前記障害要因情報を用いて、前記新規障害に対するルールを生成するルール生成部と、
を備えるルール生成装置。 - 前記重要度判定部は、さらに、
前記データベースに登録されている過去の障害である過去障害の障害イベント全体のそれぞれの障害イベントに対して、前記障害イベント以外の情報または前記障害イベントの情報全体に対する統計処理または分析処理を通じて算出された値の少なくとも一つを基に算出された重要度により、過去障害の障害イベント毎の重要度を判定し、
前記ルール生成部は、
前記新規障害の障害イベントの組合せを全通り生成し、前記新規障害の障害イベントの組合せと過去の障害である過去障害の障害イベントの組合せとから、前記新規障害に基づいて、最も発生していない組合せと判定されるユニークパターンのうち、過去障害の障害イベント毎の前記重要度が高い障害イベントを組み合わせたパターンを抽出するユニーク判定部と、
前記障害毎に対応する前記ユニークパターンに応じて、前記新規障害に対する前記ルールを生成し、かつ、前記過去障害に対する前記ルールを修正するルール生成及び修正部と、
を有する、請求項1に記載のルール生成装置。 - 前記ルール生成及び修正部は、前記データベースに登録されている前記過去障害に対応して前記ユニーク判定部が抽出した前記ユニークパターンが、この過去障害に対応するルールの条件部に定義されている障害イベントの組合せと異なる場合は、このルールの条件部を前記ユニークパターンで上書きすることで前記ルールを修正する、請求項2に記載のルール生成装置。
- 前記重要度判定部は、前記障害イベントの情報全体に対する前記分析処理を通じて算出された値である、過去のルール作成実績を基に、前記重要度を算出する、請求項1乃至3のいずれかに記載のルール生成装置。
- 前記重要度判定部は、前記障害イベントの情報全体に対する前記統計処理を通じて算出された値である、全体の障害イベント発生状況を基に、前記重要度を算出する、請求項1乃至3のいずれか記載のルール生成装置。
- 前記重要度判定部は、前記障害イベント以外の情報に対する前記分析処理を通じて算出された値である、前記障害イベントが発生した装置のネットワーク上の位置付けを基に、前記重要度を算出する、請求項1乃至3のいずれかに記載のルール生成装置。
- 前記ユニーク判定部は、過去の障害イベント全体の発生頻度により重要度を判定する場合には、障害イベントの組合せ毎に障害イベントの重要度に基づいて組合せの重みを算出し、前記障害イベントの組合せ毎の登録率のうちの最大登録率を決定し、該最大登録率と前記組合せの重みの逆数の積を重み付け最大登録率とする、請求項2に記載のルール生成装置。
- 障害毎に、障害要因箇所及び障害要因を含む障害要因情報と、この障害により発生する障害イベントと、条件部と結論部を含むルールに対応付けられたルールIDと、をデータベースに関連付けて登録し、
新規の障害である新規障害の障害イベントが前記データベースに登録されたとき、前記データベースに登録されている、障害イベント以外の情報または障害イベントの情報全体に対する統計処理または分析処理を通じて算出された値の少なくとも一つを基に、前記新規障害の障害イベントの重要度を判定し、
前記新規障害の障害イベントの組合せと、過去の全ての障害に対応する障害イベントの組合せと、前記重要度とからユニークパターンを抽出し、該ユニークパターン及び前記障害要因情報を用いて、前記新規障害に対するルールを生成すること、
を備えるルール生成方法。 - 請求項1乃至7のいずれかに記載のルール生成装置の各部としてプロセッサを機能させるルール生成処理プログラム。
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