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JP7337491B2 - 映像音声処理システムおよび映像音声処理システムの制御方法 - Google Patents
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JP7337491B2 - 映像音声処理システムおよび映像音声処理システムの制御方法 - Google Patents

映像音声処理システムおよび映像音声処理システムの制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、映像音声処理システムおよび映像音声処理システムの制御方法に関する。
特許文献1では、撮像装置は、画像を取得する撮像ユニットと、画像を表示する画像表示ユニットとともに、入力された外部音声を複数の音声信号に変換して出力するマイクユニットを備える。撮像装置は、表示ユニットで表示された画像に対して、画像内の特定の被写体を指定し、指定された被写体の座標情報と撮影画角とに基づいて、撮像ユニットからの特定の被写体の方向を算出する。そして、撮像装置は、算出された特定の被写体の方向に基づいて、複数の音声信号から特定の被写体の方向に対応した合成音声信号を生成し、合成音声信号を外部に出力する。
特開2008-193196号公報
特許文献1では、1つのカメラに対し、1つのマイクロフォンを用意することを前提としている。複数のカメラが録画と共に録音をするには、録音するすべてのカメラにマイクロフォンを接続するか、または内蔵マイクを搭載したカメラを用意する必要がある。ユーザは、カメラの台数分のマイクロフォンを用意すると、費用が増えるので、録音機能を断念してしまう。
特許文献1では、撮像ユニットとマイクロフォンの位置がそれぞれ固定であり、ユーザは、撮像ユニットに対するマイクロフォンの相対位置を変更することができないことを前提としている。そのため、ユーザの意思で撮像ユニットとマイクロフォンの数を決定し、それぞれを任意の位置に設置する場合では、設置場所によって、撮像ユニットからの被写体の方向と、マイクロフォンからの被写体の方向とが異なってしまう。この場合、カメラの映像に合わせて集音方向を指定し、音声を配信することができない。
本発明の目的は、複数の映像データと複数の音声データを適切に関連付けることができるようにすることである。
本発明の映像音声処理システムは、複数の映像データを生成する複数の撮像装置と、音声の指向性処理を行う複数の集音範囲が設定され、当該集音範囲ごとに、集音部により集音された音声を指向性処理することにより、前記集音範囲ごとの音声データを生成する音声入力装置と、処理装置と、を有し、前記音声入力装置は、前記生成された複数の音声データのそれぞれに対応する通信デバイスのIPアドレスが設定され、前記生成された複数の音声データと、当該音声データに対応する前記通信デバイスのIPアドレスと、を前記複数の撮像装置に送信し、前記複数の撮像装置は、それぞれ、自身の撮像装置に対応する前記通信デバイスのIPアドレスを記憶し、当該記憶されたIPアドレスに一致するIPアドレスと共に前記音声入力装置から受信した音声データと、前記自身の撮像装置により撮像された映像データとを含むファイルを生成し、当該生成されたファイルを前記処理装置に送信し、前記処理装置は、前記ファイルを受信する。
本発明によれば、複数の映像データと複数の音声データを適切に関連付けることができる。
映像音声処理システムの構成例を示す図である。 カメラとマイクロフォンとサーバ装置の構成例を示す図である。 CPUとROMとRAMを示す図である。 音源からの音がマイクロフォンに到達する様子を示す図である。 カメラの撮影範囲とマイクロフォンの集音範囲を示す図である。 IDとIPアドレスと指向性条件を記憶する記憶部を示す図である。 映像音声処理システムの制御方法を示すフローチャートである。 映像音声処理システムの制御方法を示すフローチャートである。 カメラの撮影範囲の極座標の算出方法を示す図である。 マイクロフォンの指向性方向および指向性範囲を示す図である。
(第1の実施形態)
図1(a)は、本発明の第1の実施形態による映像音声処理システム100の構成例を示す図である。映像音声処理システム100は、カメラ1101と、カメラ1102と、カメラ1103と、マイクロフォン2000と、サーバ装置3000と、ネットワーク4000とを有する。カメラ1101と、カメラ1102と、カメラ1103と、マイクロフォン2000と、サーバ装置3000は、ネットワーク4000を介して、相互に通信可能である。マイクロフォン2000の数は、カメラ1101~1103の数より少ない。
カメラ1101は、映像データを生成し、映像データをネットワーク4000を介して送信するネットワークカメラであり、撮像装置に相当する。カメラ1102とカメラ1103は、それぞれ、カメラ1101と同様である。なお、映像音声処理システム100は、カメラ1101~1103以外にも、複数のカメラを備えてもよい。カメラ1101~1103は、ズーム駆動機構、パン駆動機構、チルト駆動機構等を備えてもよい。
マイクロフォン2000は、音声を入力し、入力した音声をネットワーク4000を介して送信するネットワークマイクロフォンであり、音声入力装置に相当する。図1(b)は、マイクロフォン2000の構成例を示す図である。マイクロフォン2000は、複数のマイクロフォン(集音部)2011~2018を有する。マイクロフォン2011~2018の数は、8個に限定されず、増やしても、減らしてもよい。
サーバ装置3000は、カメラ1101~1103およびマイクロフォン2000に対して、ネットワーク4000を介して相互に通信可能である。カメラ1101~1103、マイクロフォン2000およびサーバ装置3000は、それぞれ、ネットワーク4000を介して、他の装置に各種コマンドを送信し、コマンドを受信した場合には、送信した装置にレスポンスを送信する。サーバ装置3000は、パーソナルコンピュータ(PC)等の処理装置の一例である。
ネットワーク4000は、例えばEthernet(登録商標)等の通信規格を満足する複数のルータ、スイッチ、ケーブル等から構成される。なお、ネットワーク4000は、カメラ1101~1103とマイクロフォン2000とサーバ装置3000との間の通信を行うことができるものであれば、その通信規格、規模、構成を問わない。例えば、ネットワーク4000は、インターネットや有線LAN(Local Area Network)、無線LAN(Wireless LAN)、WAN(Wide Area Network)等により構成されていてもよい。なお、カメラ1101~1103は、例えば、PoE(Power Over Ethernet(登録商標))に対応する監視カメラでもよく、LANケーブルを介して電力を供給されてもよい。
図2は、カメラ1101とマイクロフォン2000とサーバ装置3000の構成例を示す図である。カメラ1101は、撮像部1001と、画像処理部1002と、制御部1003と、通信部1004と、記憶部1005とを有する。なお、カメラ1102および1103は、カメラ1101と同様の構成を有する。
撮像部1001は、レンズと、CCDまたはCMOS等の撮像素子とを有し、レンズ設定等によって決定される画角によって被写体を撮像し、光電変換により、映像信号を生成する。画像処理部1002は、撮像部1001により生成された映像信号に対して、所定の画像処理および圧縮符号化処理を行い、映像データを生成する。なお、制御部1003は、ユーザにより設定された撮像条件または制御部1003が自動で決定した撮像条件に基づいて、撮像部1001および画像処理部1002を制御する。ここで、撮像条件は、撮像ゲイン条件、ガンマ条件、ダイナミックレンジ条件、露出条件、フォーカス条件等を含む。
制御部1003は、図3に示すように、CPU301とROM302とRAM303を有する。制御部1003は、マイクロフォン2000とサーバ装置3000等からネットワーク4000経由で受信したカメラ制御コマンドを解析し、カメラ制御コマンドに応じた処理を行う。例えば、制御部1003は、画像処理部1002に対して、画質調整の指示、ズームやフォーカス制御の指示、パンチルト動作の指示、音声データと映像データの結合および送信を行う。また、制御部1003は、CPU301を有し、カメラ1101の各構成要素を統括的に制御し、各種パラメータ等の設定を行う。また、制御部1003は、データを記憶するROM302およびRAM303を有し、RAM302またはROM303に記憶されたプログラムを実行する。RAM303は、制御部1003が実行するプログラムの格納領域、プログラム実行中のワーク領域、データの格納領域等を有する。また、制御部1003は、計時手段を有し、取得した各データに対してタイムスタンプ等を付与することができる。
通信部1004は、マイクロフォン2000が送信した音声データをネットワーク4000経由で受信し、適切なパケット処理を行った後に、制御部1003へ出力する。また、通信部1004は、マイクロフォン2000からコマンドを受信し、受信したコマンドに対するレスポンスをマイクロフォン2000へ送信する。また、通信部1004は、映像データをネットワーク4000経由でサーバ装置3000に送信する。また、通信部1004は、サーバ装置3000が送信するカメラ制御コマンドを受信し、適切なパケット処理等を行った後に、制御部1003へ出力する。また、通信部1004は、サーバ装置3000から受信したコマンドに対するレスポンスをサーバ装置3000へ送信する。
記憶部1005は、カメラ1101によって生成された映像データとマイクロフォン2000によって生成された音声データを関連付けるための情報を記憶する。
続いて、図2を参照して、マイクロフォン2000の各部構成と機能を説明する。マイクロフォン2000は、集音部2001と、音声処理部2002と、制御部2003と、通信部2004と、記憶部2005とを有する。なお、8個のマイクロフォン2011~2018の各々は、少なくとも別々の集音部2001を有する。
集音部2001は、振動膜および固定板等の電極から構成され、音圧による振動膜の振動に応じて電極間の距離が変わることにより、電圧が変動することで音声を電気の音声信号へ変換する。また、集音部2001は、音声信号の電圧を増幅するためのアンプを含んでもよい。
音声処理部2002は、集音部2001により生成された音声信号に対して、音声処理および圧縮符号化処理を行い、音声データを生成する。なお、制御部2003は、ユーザにより設定された音声入力条件または制御部2003が自動で決定した音声入力条件に基づいて、集音部2001および音声処理部2002を制御する。ここで、音声入力条件は、音量ゲイン条件、音声周波数特性条件、音声指向方向条件、音声指向範囲条件等を含む。
制御部2003は、図3に示すように、CPU301とROM302とRAM303を有する。制御部2003は、カメラ1101とサーバ装置3000等からネットワーク4000経由で受信した制御コマンドを解析し、制御コマンドに応じた処理を行う。例えば、制御部2003は、音声処理を行った音声データの送信先の制御指示を行う。また、制御部2003は、CPU301を有し、マイクロフォン2000の各構成要素を統括的に制御し、各種パラメータ等の設定を行う。また、制御部2003は、データを記憶するROM302およびRAM303を有し、ROM302またはRAM303に記憶されたプログラムを実行する。なお、RAM303は、制御部2003が実行するプログラムの格納領域、プログラム実行中のワーク領域、データの格納領域等を有する。また、制御部2003は、計時手段を有し、取得した各データに対してタイムスタンプ等を付与することができる。また、制御部2003は、2つのマイクロフォン2011および2012等の音声信号を、指向性処理(目的の方向からの音声を強調し、目的以外の方向からの音声を抑制する信号処理)し、指向性処理した音声信号を出力する。
図4(a)および図4(b)を用いて、指向性処理を説明する。図4(a)は、音源からの音が、マイクロフォン2011およびマイクロフォン2012に対して、角度θの方向から到達する様子を示している。マイクロフォン2011とマイクロフォン2012は、距離D2を隔てて配置されている。この場合において、音源とマイクロフォン2011との距離と、音源とマイクロフォン2012との距離の差Lは、次式で表される。
L=D2×cosθ
また、音速をVとすると、音源からの音がマイクロフォン2011に到達してから、音源からの音がマイクロフォン2012に到達するまでの時間Tは、次式で表される。
T=L/V=D2×cosθ/V
図4(b)は、D2=50mm、V=346.75m/sとした場合の、角度θに対する、LとTの値、および、Tの差分を示している。例えば、θ=0degのとき、L=50mm、T=144μsである。θ=15degのとき、L=48mm、T=139μsである。θ=0degとθ=15degのTの差分は、5μsである。
制御部2003は、時間Tを基にして、指向性処理の演算を行う。例えば、正面方向(90deg)の音声を強調したい(指向性を持たせたい)場合を説明する。その場合、制御部2003は、マイクロフォン2011とマイクロフォン2012に同時に到達する音声(T=0μsの音声)を強調し、時間差をもって到達する音声(T≠0μsの音声)を抑制するための演算を行う。
通信部2004は、音声データをネットワーク4000経由でサーバ装置3000に送信する。また、通信部2004は、サーバ装置3000から送信される制御コマンドを受信し、適切なパケット処理等を行った後に、制御部2003へ出力する。また、通信部2004は、サーバ装置3000から受信したコマンドに対するレスポンスをサーバ装置3000へ送信する。
記憶部2005は、カメラ1101~1103によって生成された映像データとマイクロフォン2000によって生成された音声データを関連付けるための情報を記憶する。
続いて、図2を参照して、サーバ装置3000の各部構成と機能について説明する。サーバ装置3000は、例えば、パーソナルコンピュータ等の汎用コンピュータである。サーバ装置3000は、通信部3001と、システム制御部3002と、記憶部3003とを有する。
通信部3001は、ネットワーク4000を介して、カメラ1101~1103から映像データを受信し、マイクロフォン2000から音声データを受信する。また、通信部3001は、カメラ1101~1103またはマイクロフォン2000に対して制御コマンドを送信し、この制御コマンドに対するレスポンスを受信する。
システム制御部3002は、図3に示すように、CPU301とROM302とRAM303を有する。システム制御部3002は、ユーザの操作に応じてカメラ制御コマンドを生成し、カメラ制御コマンドを通信部3001を介してカメラ1101~1103へ送信する。また、システム制御部3002は、通信部3001を介して受信したカメラ1101~1103からの映像データを記憶部3003に保存する。また、システム制御部3002は、CPU301を有し、サーバ装置3000の各構成要素を統括的に制御し、各種パラメータ等の設定を行う。また、システム制御部3002は、データを記憶するROM302およびRAM303を有し、ROM302またはRAM303に記憶されたプログラムを実行する。なお、RAM303は、システム制御部3002が実行するプログラムの格納領域、プログラム実行中のワーク領域、データの格納領域等を有する。また、システム制御部3002は、計時手段を有し、取得した各データに対してタイムスタンプ等を付与することができる。
記憶部3003は、カメラ1101~1103およびマイクロフォン2000が取得したデータを保存する。システム制御部3002は、記憶部3003に記憶されているデータを読み出し、転送する。
図5は、部屋5000に設置したカメラ1101~1107およびマイクロフォン2000の配置、カメラ1101~1107の撮影範囲1201~1207、およびマイクロフォン2000の集音範囲A~Hを示す図である。カメラ1102~1107は、カメラ1101と同様の構成を有し、ネットワーク4000に接続される。マイクロフォン2000の数は、カメラ1101~1107の数より少ない。図5を参照しながら、マイクロフォン2000の指向性処理における集音範囲の決定方法について説明する。カメラ1101~1107が部屋5000に設置されている場合、サーバ装置3000は、カメラ管理ソフトウェアにより、図5のように部屋5000を上から見た方向で表示する。サーバ装置3000は、カメラ1101~1107の撮影範囲1201~1207を表示し、ユーザの設定またはカメラ1101~1107の画角に合わせて撮影範囲1201~1207を自動的に設定する。マイクロフォン2000の指向性の設定可能な集音範囲A、B、C、D、E、F、G、Hのエリアを分割し、マイクロフォン2000に対して集音範囲A~Hのいずれかを選択することにより、集音エリアを指定することができる。例えば、マイクロフォン2000の指向性を集音範囲AおよびBと指定した場合、集音範囲AおよびBのエリアにある音源の音のみを集音することができる。集音範囲A~Hは、マイクロフォン2011~2018に対応する。マイクロフォン2000は、複数の場所または複数の方向の音声を集音し、複数の場所または複数の方向の音声を指向性処理することにより、複数のカメラ1101~1107に対応する複数の音声データを生成する。
図6(a)~(e)は、カメラ1101~1107の映像データとマイクロフォン2000の音声データを関連付けるためのIDとIPアドレスと指向性の対応関係を示す図である。本実施の形態では、カメラ1101~1107のそれぞれに1つのIPアドレスが割り当てられ、マイクロフォン2000には、複数のIPアドレスを有するように複数の通信デバイスが備えられているものとする。図6(a)に示すように、1つのカメラに対して1つのIDが割り当てられる。例えば、カメラ1101のIDは1である。カメラ1102のIDは2である。カメラ1103のIDは3である。カメラ1104のIDは4である。カメラ1105のIDは5である。カメラ1106のIDは6である。カメラ1107のIDは7である。
図6(a)は、カメラ1101~1107のIDとIPアドレス(識別情報)との対応関係を示すテーブルの図である。図6(b)は、カメラ1101~1107のIDごとのマイクロフォン2000の指向性の集音範囲を示すテーブルの図である。マイクロフォン2000の指向性の集音範囲は、マイクロフォン2000の指向性を示す情報である。例えば、カメラ1101のID「1」は、カメラ1101の撮影範囲1201に対応する指向性の集音範囲AおよびBが設定される。
図6(c)は、カメラ1101~1107のIDと音声データに対応する通信デバイスのIPアドレス(識別情報)との対応関係を示すテーブルの図である。例えば、カメラ1101のID「1」に対して、集音範囲AおよびBの音声データを出力するための通信デバイスのIPアドレスが関連付けられている。また、カメラ1102のID「2」に対して、集音範囲AおよびHの音声データを出力するための通信デバイスのIPアドレスが関連付けられている。図6(d)は、カメラ1101~1107のIDに対するカメラのIPアドレスと対応する音声データを出力する通信デバイスのIPアドレスとの対応関係を示すテーブルの図である。図6(e)は、カメラのIDおよびIPアドレス、対応する音声データを出力する通信デバイスのIDおよびIPアドレスの対応関係を示すものであり、カメラのIDが「1」の例を示している。
図7(a)~(c)は、映像音声処理システム100の制御方法を示すフローチャートである。図7(a)は、マイクロフォン2000の制御方法を示すフローチャートである。ステップS701では、マイクロフォン2011~2018の集音部2001は、集音し、音声を電気の音声信号に変換する。音声処理部2002は、音声信号に対して、音声処理および圧縮符号化処理を行い、音声データを生成する。
ステップS702では、制御部2003は、記憶2005に記憶されている図6(b)のテーブルを参照し、各カメラ1101~1107のIDに対応するマイクロフォン2000の指向性の集音範囲を読み出す。
ステップS703では、制御部2003は、マイクロフォン2011~2018の音声データに対して、ステップS702で読み出した各カメラ1101~1107のIDの指向性の集音範囲に基づいて指向性処理を行い、各IDの音声データを生成する。例えば、制御部2003は、カメラ2011のIDに対して、マイクロフォン2000の指向性の集音範囲AおよびBの指向性処理を行い、カメラ2011のIDの音声データを生成する。
ステップS704では、制御部2003は、記憶部2005に記憶されている図6(c)のテーブルを参照し、各カメラ1101~1107のIDに対応する音声データのIPアドレスを読み出す。
ステップS705では、制御部2003は、ステップS704で読み出した各カメラ1101~1107のIDに対応する音声データを出力する通信デバイスのIPアドレスと、ステップS703で生成された各IDの音声データとをそれぞれ対応付ける。そして、制御部2003は、対応付けたIPアドレスと音声データをサーバ装置3000に送信する。
図7(b)は、カメラ1101~1107の制御方法を示すフローチャートである。ステップS711では、カメラ1101~1107の撮像部1001は、被写体を撮像し、映像信号を生成する。カメラ1101~1107の画像処理部1002は、映像信号に対して、画像処理および圧縮符号化処理を行い、映像データを生成する。
ステップS712では、カメラ1101~1107の制御部1003は、記憶部1005に記憶されている図6(a)のテーブルを参照し、自己のカメラのIDに対応するIPアドレスを読み出す。カメラ1101~1107の制御部1003は、自己のカメラのIDに対応するIPアドレスと、自己のIDのカメラで生成された映像データとをそれぞれ対応付けて、サーバ装置3000に送信する。
図7(c)は、サーバ装置3000の制御方法を示すフローチャートである。ステップS721では、システム制御部3002は、通信部3001を介して、カメラ1101~1107から各IDのIPアドレスと映像データを受信する。また、システム制御部3002は、通信部3001を介して、マイクロフォン2000から各IDに対応する音声データを出力する通信デバイスのIPアドレスと音声データを受信する。
ステップS722では、システム制御部3002は、記憶部3003に記憶されている図6(d)のテーブルを基に、各カメラ1101~1107のIDに対応するIPアドレスと対応する音声データを出力する通信デバイスのIPアドレスの組み合わせを読み出す。
ステップS723では、システム制御部3002は、同じIDのカメラのIPアドレスと音声データのIPアドレスを基に、対応する映像データと音声データを関連付け、MPEGファイルとして記憶部3003に記録する。システム制御部3002は、カメラのIPアドレスを基に、映像データと音声データを含むMPEGファイルを再生することができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、図7(c)に示すように、サーバ装置3000によって、同じIDの映像データと音声データの関連付けを行った。本発明の第2の実施形態では、カメラ1101~1107が、同じIDの映像データと音声データを関連付ける。カメラ1101~1107とマイクロフォン2000とサーバ装置3000の構成および接続は、第1の実施形態と同じであるため説明を省略する。また、指向性処理も、第1の実施形態と同じであるため説明を省略する。以下、本実施形態が第1の実施形態と異なる点を説明する。
図8(a)~(c)は、本発明の第2の実施形態による映像音声処理システム100の制御方法を示すフローチャートである。図8(a)は、マイクロフォン2000の制御方法を示すフローチャートである。マイクロフォン2000は、ステップS801~S804の処理を行う。ステップS801~S804の処理は、図7(a)のステップS701~S704の処理と同じです。ステップS805では、制御部2003は、ステップS804で読み出した各カメラ1101~1107のIDに対応する音声データのIPアドレスと、ステップS803で生成された各IDの音声データとを対応付けて、カメラ1101~1107に送信する。
図8(b)は、カメラ1101~1107の制御方法を示すフローチャートである。図6(e)に示すように、カメラ1101の記憶部1005は、自己のカメラ1101のIDに対応するIPアドレスと音声データの組み合わせのテーブルを記憶する。同様に、カメラ1102~1107の記憶部1005は、それぞれ、自己のカメラ1101のIDに対応するIPアドレスと音声データの組み合わせのテーブルを記憶する。
ステップS811では、カメラ1101~1107の撮像部1001は、被写体を撮像し、映像信号を生成する。カメラ1101~1107の画像処理部1002は、映像信号に対して、画像処理および圧縮符号化処理を行い、映像データを生成する。
ステップS812では、カメラ1101の制御部1003は、記憶部1005に記憶されている図6(e)のテーブルを参照し、自己のカメラ1101のIDに対応する音声データを出力する通信デバイスのIPアドレスを読み出す。同様に、カメラ1102~1107の制御部1003は、それぞれ、記憶部1005に記憶されているテーブルを参照し、自己のカメラ1102~1107のIDに対応する音声データを出力する通信デバイスのIPアドレスを読み出す。
ステップS813では、カメラ1101~1107の制御部1003は、ステップS812で読み出した自己のカメラ1102~1107のIDに対応するIPアドレスを有する通信デバイスから出力される音声データをマイクロフォン2000から受信する。カメラ1101~1107の制御部1003は、それぞれ、上記の音声データを受信できた場合には、ステップS814に進み、上記の音声データを受信できなかった場合には、ステップS815に進む。ステップS815では、制御部1003は、通信部1004を介して、ステップS811で生成された映像データと自己のカメラのIDに対応するIPアドレスをサーバ装置3000に送信する。
ステップS814では、カメラ1101~1107の制御部1003は、記憶部1005内の図6(e)等のテーブルを基に、自己のカメラのIDに対応するIPアドレスと対応する音声データを出力する通信デバイスのIPアドレスの組み合わせを読み出す。カメラ1101~1107の制御部1003は、自己のカメラのIDに対応するIPアドレスと音声データを出力する通信デバイスのIPアドレスを基に、自己のカメラのIDの映像データ(S811)と音声データ(S813)を関連付ける。そして、カメラ1101~1107の制御部1003は、関連付けた映像データと音声データを含むMPEGファイルを生成する。その後、カメラ1101~1107の制御部1003は、ステップS815に進む。ステップS815では、制御部1003は、通信部1004を介して、自己のカメラのIDの映像データおよび音声データを含むMPEGファイルと映像データのIPアドレスとをサーバ装置3000に送信する。
図8(c)は、サーバ装置3000の制御方法を示すフローチャートである。ステップS821では、システム制御部3002は、通信部3001を介して、カメラ1101~1107から各IDの映像データと音声データを含むMPEGファイルとカメラのIPアドレス、または各IDの映像データとカメラのIPアドレスを受信する。システム制御部3002は、カメラのIPアドレスを基に、映像データと音声データを含むMPEGファイル、または映像データを再生することができる。
第1の実施形態および第2の実施形態では、カメラ1101~1107のIPアドレスおよびマイクロフォン2000が有する通信デバイスのIPアドレスを用いて映像データおよび音声データの関連付けを行っていたが、これに限定されない。マイクロフォン2000が複数の通信デバイスを有さない場合、単純にカメラ1101~1107のIDを識別情報とし、音声を収集する指向性の範囲を関連付けることでもよい。すなわち、この場合、図6(a)および(b)を有するだけでもよい。
(第3の実施形態)
図9(a)は、本発明の第3の実施形態によるマイクロフォン2000の位置に対するカメラ1101の撮影範囲1201の極座標の算出方法を示す図である。サーバ装置3000は、カメラ1101の撮影範囲1201の極座標を算出し、その極座標を基にカメラ1101の指向性方向と指向性範囲を算出する。以下、本実施形態が第1および第2の実施形態と異なる点を説明する。
まず、システム制御部3002は、ユーザの指示に応じて、カメラ1101の位置座標a(Xa,Ya)と、カメラ1101の撮影方向と、カメラ1101の撮影角度と、カメラ1101の撮影距離を設定する。次に、システム制御部3002は、ユーザの指示に応じて、マイクロフォン2000の位置座標を設定する。
次に、システム制御部3002は、上記の情報を基に、カメラ1101の撮影範囲1201の頂点座標a(Xa,Ya)、b(Xb,Yb)、c(Xc,Yc)を算出する。次に、システム制御部3002は、次式により、マイクロフォン2000の位置座標に対する撮影範囲1201の頂点座標a(Xa,Ya)、b(Xb,Yb)、c(Xc,Yc)を極座標(ra,θa)、(rb,θb)、(rc,θc)に変換する。
Figure 0007337491000001
システム制御部3002は、上記と同様に、マイクロフォン2000の位置座標に対するカメラ1102~1107の撮影範囲1202~1207の頂点座標を極座標に変換する。
図9(b)は、本実施形態によるマイクロフォン2000に対するカメラ1101の撮影範囲1201の極座標の他の算出方法を示す図である。サーバ装置3000は、カメラ1101の撮影範囲1201の極座標を算出し、その極座標を基にカメラ1101の指向性方向と指向性範囲を算出する。
まず、システム制御部3002は、ユーザの指示に応じて、カメラ1101の設置領域の座標を設定する。次に、システム制御部3002は、ユーザの指示に応じて、マイクロフォン2000の位置座標を設定する。
次に、システム制御部3002は、上記の情報を基に、カメラ1101の撮影範囲1201の頂点座標a(Xa,Ya)、b(Xb,Yb)、c(Xc,Yc)、d(Xd,Yd)を算出する。システム制御部3002は、次式により、マイクロフォン2000の位置座標を基準に、頂点座標a(Xa,Ya)、b(Xb,Yb)、c(Xc,Yc)、d(Xd,Yd)を極座標(ra,θa)、(rb,θb)、(rc,θc)、(rd,θd)に変換する。
Figure 0007337491000002
システム制御部3002は、上記と同様に、マイクロフォン2000の位置座標に対するカメラ1102~1107の撮影範囲1202~1207の頂点座標を極座標に変換する。
図10(a)は、カメラ1101の撮影範囲1201に対応するマイクロフォン2000の指向性方向θ1と指向性範囲φ1を示す図である。サーバ装置3000は、図9(a)または(b)の極座標を算出した後、カメラ1101の撮影範囲1201に対応するマイクロフォン2000の指向性方向θ1と指向性範囲φ1を算出する。
まず、システム制御部3002は、マイクロフォン2000の位置座標と撮影範囲1201の両端とを結ぶ2直線901および902の角度を算出する。次に、システム制御部3002は、2直線901および902の角度の平均の角度θ1を、カメラ1101の撮影範囲1201に対応するマイクロフォン2000の指向性方向として算出する。次に、システム制御部3002は、2直線901および902の角度の差の角度φ1を、カメラ1101の撮影範囲1201に対応するマイクロフォン2000の指向性範囲として算出する。
システム制御部3002は、上記と同様に、カメラ1102~1107の撮影範囲1202~1207に対応するマイクロフォン2000の指向性方向θ2~θ7および指向性範囲φ2~φ7を算出する。
図10(b)は、カメラ1101~1107のIDごとのマイクロフォン2000の指向性方向および指向性範囲を示すテーブルの図である。マイクロフォン2000の指向性方向および指向性範囲は、マイクロフォン2000の指向性を示す情報である。サーバ装置3000は、図10(a)の算出の後、図10(b)のテーブルを生成する。システム制御部3002は、図10(a)の算出の後、図10(b)のように、カメラ1101~1107のIDに対するマイクロフォン2000の指向性方向θ1~θ7および指向性範囲φ1~φ7を示すテーブルを生成する。図10(b)のテーブルは、図6(b)のテーブルの代わりに使用される。サーバ装置3000は、図10(b)のテーブルをマイクロフォン2000に送信する。マイクロフォン2000は、記憶部2005に図10(b)のテーブルを保存し、図10(b)のテーブルを基に、図7(a)のステップS703の指向性処理を行う。
第1~第3の実施形態によれば、マイクロフォン2000の数がカメラ1101~1107の数より少なく、ユーザが任意にマイクロフォン2000とカメラ1101~1107の設置場所を指定することができる。映像音声処理システム100は、カメラ1101~1107の映像に合わせた音声を集音し、各カメラ1101~1107の映像データと音声データを適切に関連付ける(結合する)ことができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1101~1107 カメラ、2000 マイクロフォン、3000 サーバ装置、4000 ネットワーク

Claims (3)

  1. 複数の映像データを生成する複数の撮像装置と、
    音声の指向性処理を行う複数の集音範囲が設定され、当該集音範囲ごとに、集音部により集音された音声を指向性処理することにより、前記集音範囲ごとの音声データを生成する音声入力装置と、
    処理装置と、
    を有し、
    前記音声入力装置は、前記生成された複数の音声データのそれぞれに対応する通信デバイスのIPアドレスが設定され、前記生成された複数の音声データと、当該音声データに対応する前記通信デバイスのIPアドレスと、を前記複数の撮像装置に送信し、
    前記複数の撮像装置は、それぞれ、自身の撮像装置に対応する前記通信デバイスのIPアドレスを記憶し、当該記憶されたIPアドレスに一致するIPアドレスと共に前記音声入力装置から受信した音声データと、前記自身の撮像装置により撮像された映像データとを含むファイルを生成し、当該生成されたファイルを前記処理装置に送信し、
    前記処理装置は、前記ファイルを受信することを特徴とする映像音声処理システム。
  2. 前記複数の撮像装置は、それぞれ、自身の撮像装置に対応する前記通信デバイスのIPアドレスを記憶し、当該記憶されたIPアドレスに一致するIPアドレスと共に前記音声入力装置から受信した音声データと、前記自身の撮像装置により撮像された映像データとを含むファイルを生成し、当該生成されたファイルを、前記自身の撮像装置のIPアドレスと共に前記処理装置に送信し、
    前記処理装置は、前記ファイルと前記自身の撮像装置のIPアドレスとを受信して当該ファイルを再生することを特徴とする請求項に記載の映像音声処理システム。
  3. 複数の撮像装置により、複数の映像データを生成し、
    音声入力装置により、音声の指向性処理を行う複数の集音範囲が設定され、当該集音範囲ごとに、集音部により集音された音声を指向性処理することにより、前記集音範囲ごとの音声データを生成し、
    前記音声入力装置により、前記生成された複数の音声データのそれぞれに対応する通信デバイスのIPアドレスが設定され、前記生成された複数の音声データと、当該音声データに対応する前記通信デバイスのIPアドレスと、を前記複数の撮像装置に送信し、
    前記複数の撮像装置により、それぞれ、自身の撮像装置に対応する前記通信デバイスのIPアドレスを記憶し、当該記憶されたIPアドレスに一致するIPアドレスと共に前記音声入力装置から受信した音声データと、前記自身の撮像装置により撮像された映像データとを含むファイルを生成し、当該生成されたファイルを処理装置に送信し、
    前記処理装置により、前記ファイルを受信することを特徴とする映像音声処理システムの制御方法。
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