JP7344816B2 - ventilation system - Google Patents
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Description
本発明は、換気を行いつつ熱の出入りを少なくできる建具を利用した換気システムに関する。 TECHNICAL FIELD The present invention relates to a ventilation system using fittings that can reduce the amount of heat entering and exiting while providing ventilation.
建物の室内環境は、空調設備で制御していたが、窓からの熱の出入りが多く電気代がかかるため、経済的に優れたものが求められていた。 The indoor environment of the building was controlled using air conditioning equipment, but since a lot of heat enters and exits through the windows, increasing electricity costs, an economically superior solution was needed.
本発明は以上に述べた実情に鑑み、窓からの熱の出入りを減らし、冷暖房負荷を抑えることのできる換気システムの提供を目的とする。 In view of the above-mentioned circumstances, it is an object of the present invention to provide a ventilation system that can reduce the amount of heat entering and exiting through windows and suppress the air conditioning load.
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による換気システムは、建具と熱交換器を備え、建具は、外側仕切体と内側仕切体とを備え、室外空間から外側仕切体と内側仕切体との間の中間層に連通する室外側通気部と、中間層から室内空間に連通する室内側通気部とを有し、外側仕切体の内側面に沿って一方向に空気が流れ、中間層の端部付近で折り返し、内側仕切体の外側面に沿って他方向に空気が流れるものであり、空気が室外から室内に流れたときに、外側仕切体の室外側と室内側の空気の温度差を減らし、外側仕切体の室外側から室内側に貫流する熱を減らすものであり、外気を、建具を通してから熱交換器に通した後に室内に導入し、内気を、熱交換器に通してから室外に排出するものであり、熱交換器は、外気と内気とを熱交換して内気の冷熱を回収することを特徴とする。
To achieve the above object, a ventilation system according to the invention according to
請求項2記載の発明による換気システムは、建具と熱交換器を備え、建具は、外側仕切体と内側仕切体とを備え、室外空間から外側仕切体と内側仕切体との間の中間層に連通する室外側通気部と、中間層から室内空間に連通する室内側通気部とを有し、外側仕切体の内側面に沿って一方向に空気が流れ、中間層の端部付近で折り返し、内側仕切体の外側面に沿って他方向に空気が流れるものであり、空気が室外から室内に流れたときに、内側仕切体の室内側から室外側に逃げる冷熱を空気で回収するものであり、外気を、建具を通してから熱交換器に通した後に室内に導入し、内気を、熱交換器に通してから室外に排出するものであり、熱交換器は、外気と内気とを熱交換して内気の冷熱を回収することを特徴とする。
The ventilation system according to the invention according to
請求項3記載の発明による換気システムは、建具と熱交換器を備え、建具は、外側仕切体と内側仕切体とを備え、室外空間から外側仕切体と内側仕切体との間の中間層に連通する室外側通気部と、中間層から室内空間に連通する室内側通気部とを有し、外側仕切体の内側面に沿って一方向に空気が流れ、中間層の端部付近で折り返し、内側仕切体の外側面に沿って他方向に空気が流れるものであり、空気が室外から室内に流れたときに、外側仕切体の室外側と室内側の空気の温度差を減らし、外側仕切体の室外側から室内側に貫流する熱を減らすものであり、外気を、熱交換器に通してから建具に通した後に室内に導入し、内気を、熱交換器に通してから室外に排出するものであり、熱交換器は、外気と内気とを熱交換して内気の冷熱を回収することを特徴とする。
The ventilation system according to the invention according to
請求項4記載の発明による換気システムは、建具と熱交換器を備え、建具は、外側仕切体と内側仕切体とを備え、室外空間から外側仕切体と内側仕切体との間の中間層に連通する室外側通気部と、中間層から室内空間に連通する室内側通気部とを有し、外側仕切体の内側面に沿って一方向に空気が流れ、中間層の端部付近で折り返し、内側仕切体の外側面に沿って他方向に空気が流れるものであり、空気が室外から室内に流れたときに、内側仕切体の室内側から室外側に逃げる冷熱を空気で回収するものであり、外気を、熱交換器に通してから建具に通した後に室内に導入し、内気を、熱交換器に通してから室外に排出するものであり、熱交換器は、外気と内気とを熱交換して内気の冷熱を回収することを特徴とする。
The ventilation system according to the invention set forth in
請求項5記載の発明による換気システムは、建具と熱交換器を備え、建具は、外側仕切体と内側仕切体とを備え、室外空間から外側仕切体と内側仕切体との間の中間層に連通する室外側通気部と、中間層から室内空間に連通する室内側通気部とを有し、外側仕切体の内側面に沿って一方向に空気が流れ、中間層の端部付近で折り返し、内側仕切体の外側面に沿って他方向に空気が流れるものであり、空気が室外から室内に流れたときに、外側仕切体の室外側と室内側の空気の温度差を減らし、外側仕切体の室外側から室内側へ貫流する冷熱を減らすと共に、空気の流れにより日射熱の室内への取得を増加させるものであり、外気を、熱交換器に通してから建具に通した後に室内に導入し、内気を、熱交換器に通してから室外に排出するものであり、熱交換器は、外気と内気とを熱交換して内気の熱を回収することを特徴とする。
The ventilation system according to the invention set forth in
請求項6記載の発明による換気システムは、建具と熱交換器を備え、建具は、外側仕切体と内側仕切体とを備え、室外空間から外側仕切体と内側仕切体との間の中間層に連通する室外側通気部と、中間層から室内空間に連通する室内側通気部とを有し、外側仕切体の内側面に沿って一方向に空気が流れ、中間層の端部付近で折り返し、内側仕切体の外側面に沿って他方向に空気が流れるものであり、空気が室外から室内に流れたときに、内側仕切体の室内側から室外側に逃げる熱を空気で回収するものであり、外気を、熱交換器に通してから建具に通した後に室内に導入し、内気を、熱交換器に通してから室外に排出するものであり、熱交換器は、外気と内気とを熱交換して内気の熱を回収することを特徴とする。
The ventilation system according to the invention set forth in
請求項1記載の発明による換気システムは、建具と熱交換器を備え、建具は、外側仕切体と内側仕切体とを備え、室外空間から外側仕切体と内側仕切体との間の中間層に連通する室外側通気部と、中間層から室内空間に連通する室内側通気部とを有し、外側仕切体の内側面に沿って一方向に空気が流れ、中間層の端部付近で折り返し、内側仕切体の外側面に沿って他方向に空気が流れるものであり、空気が室外から室内に流れたときに、外側仕切体の室外側と室内側の空気の温度差を減らし、外側仕切体の室外側から室内側に貫流する熱を減らすことで、冷房負荷を抑えることができ、外気を、建具を通してから熱交換器に通した後に室内に導入し、内気を、熱交換器に通してから室外に排出するものであり、熱交換器は、外気と内気とを熱交換して内気の冷熱を回収することで、冷房負荷をより一層抑えることができる。
The ventilation system according to the invention according to
請求項2記載の発明による換気システムは、建具と熱交換器を備え、建具は、外側仕切体と内側仕切体とを備え、室外空間から外側仕切体と内側仕切体との間の中間層に連通する室外側通気部と、中間層から室内空間に連通する室内側通気部とを有し、外側仕切体の内側面に沿って一方向に空気が流れ、中間層の端部付近で折り返し、内側仕切体の外側面に沿って他方向に空気が流れるものであり、空気が室外から室内に流れたときに、内側仕切体の室内側から室外側に逃げる冷熱を空気で回収することで、冷房負荷を抑えることができ、外気を、建具を通してから熱交換器に通した後に室内に導入し、内気を、熱交換器に通してから室外に排出するものであり、熱交換器は、外気と内気とを熱交換して内気の冷熱を回収することで、冷房負荷をより一層抑えることができる。
The ventilation system according to the invention according to
請求項3記載の発明による換気システムは、建具と熱交換器を備え、建具は、外側仕切体と内側仕切体とを備え、室外空間から外側仕切体と内側仕切体との間の中間層に連通する室外側通気部と、中間層から室内空間に連通する室内側通気部とを有し、外側仕切体の内側面に沿って一方向に空気が流れ、中間層の端部付近で折り返し、内側仕切体の外側面に沿って他方向に空気が流れるものであり、空気が室外から室内に流れたときに、外側仕切体の室外側と室内側の空気の温度差を減らし、外側仕切体の室外側から室内側に貫流する熱を減らすことで、冷房負荷を抑えることができ、外気を、熱交換器に通してから建具に通した後に室内に導入し、内気を、熱交換器に通してから室外に排出するものであり、熱交換器は、外気と内気とを熱交換して内気の冷熱を回収することで、冷房負荷をより一層抑えることができる。
The ventilation system according to the invention according to
請求項4記載の発明による換気システムは、建具と熱交換器を備え、建具は、外側仕切体と内側仕切体とを備え、室外空間から外側仕切体と内側仕切体との間の中間層に連通する室外側通気部と、中間層から室内空間に連通する室内側通気部とを有し、外側仕切体の内側面に沿って一方向に空気が流れ、中間層の端部付近で折り返し、内側仕切体の外側面に沿って他方向に空気が流れるものであり、空気が室外から室内に流れたときに、内側仕切体の室内側から室外側に逃げる冷熱を空気で回収することで、冷房負荷を抑えることができ、外気を、熱交換器に通してから建具に通した後に室内に導入し、内気を、熱交換器に通してから室外に排出するものであり、熱交換器は、外気と内気とを熱交換して内気の冷熱を回収することで、冷房負荷をより一層抑えることができる。
The ventilation system according to the invention set forth in
請求項5記載の発明による換気システムは、建具と熱交換器を備え、建具は、外側仕切体と内側仕切体とを備え、室外空間から外側仕切体と内側仕切体との間の中間層に連通する室外側通気部と、中間層から室内空間に連通する室内側通気部とを有し、外側仕切体の内側面に沿って一方向に空気が流れ、中間層の端部付近で折り返し、内側仕切体の外側面に沿って他方向に空気が流れるものであり、空気が室外から室内に流れたときに、外側仕切体の室外側と室内側の空気の温度差を減らし、外側仕切体の室外側から室内側へ貫流する冷熱を減らすと共に、空気の流れにより日射熱の室内への取得を増加させることで、暖房負荷を抑えることができ、外気を、熱交換器に通してから建具に通した後に室内に導入し、内気を、熱交換器に通してから室外に排出するものであり、熱交換器は、外気と内気とを熱交換して内気の熱を回収することで、暖房負荷をより一層抑えることができる。
The ventilation system according to the invention set forth in
請求項6記載の発明による換気システムは、建具と熱交換器を備え、建具は、外側仕切体と内側仕切体とを備え、室外空間から外側仕切体と内側仕切体との間の中間層に連通する室外側通気部と、中間層から室内空間に連通する室内側通気部とを有し、外側仕切体の内側面に沿って一方向に空気が流れ、中間層の端部付近で折り返し、内側仕切体の外側面に沿って他方向に空気が流れるものであり、空気が室外から室内に流れたときに、内側仕切体の室内側から室外側に逃げる熱を空気で回収することで、暖房負荷を抑えることができ、外気を、熱交換器に通してから建具に通した後に室内に導入し、内気を、熱交換器に通してから室外に排出するものであり、熱交換器は、外気と内気とを熱交換して内気の熱を回収することで、暖房負荷をより一層抑えることができる。
The ventilation system according to the invention set forth in
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1,2は、本発明の建具の第1実施形態を示している。本建具は、ビル用の単体サッシに適用したものであり、躯体(図示省略)の開口部に取付けられる枠3と、枠3内に開閉自在に支持した障子13とを備える。
Embodiments of the present invention will be described below based on the drawings. 1 and 2 show a first embodiment of the fitting of the present invention. This fitting is applied to a single sash for a building, and includes a
枠3は、上枠(フレーム、外周側フレーム)4と下枠(フレーム、外周側フレーム)5と左右の縦枠(フレーム、外周側フレーム)6,6とを四周枠組みして構成してある。
障子13は、上框(フレーム、内周側フレーム)7と下框(フレーム、内周側フレーム)8と左右の縦框(フレーム、内周側フレーム)9,9とを四周框組みし、その内側に外側ガラス(外側仕切体)1と内側ガラス(内側仕切体)2を嵌め込んで形成してある。外側ガラス1は単板ガラスよりなり、内側ガラス2は複層ガラスになっている。
上框4と下框5と縦框6は、それぞれ外側ガラス保持部14を有する室外側部材7a,8a,9aと、内側ガラス保持部15を有する室内側部材7b,8b,9bとに分割して形成してあり、室外側部材7a,8a,9aと室内側部材7b,8b,9bとの間にはタイト材16が設けてある。
The
The
The
図2に示すように、室内側から見て左側の縦框9は、室外側部材9aと室内側部材9bがそれぞれ蝶番17a,17bで縦枠6に連結してある。室内側から見て右側の縦框9には、ハンドル(図示省略)と、室外側部材9aと室内側部材9bとを連結したり切り離したりできる機構が設けてあり、室外側部材9aと室内側部材9bを連結した状態で室内側からハンドルを引っ張ると、外側ガラス1と内側ガラス2を含む障子13全体が蝶番17aの軸18を支点として室内側に回動して開く。室外側部材9aと室内側部材9bとを切り離した状態で室内側からハンドルを引っ張ると、内側ガラス2とその周囲の室内側部材7b,8b,9bだけが蝶番17bの軸18を支点として室内側に回動して開く。
枠3と障子13の間の空間Sは、室外側と室内側にタイト材19a,19bを設けて密閉空間としてある。
As shown in FIG. 2, in the
The space S between the
上枠4は、図1に示すように、上枠本体20と、上枠本体20の室外側に取付けた上枠カバー21とを有している。
上枠本体20は、アルミ形材よりなる室外側部22と室内側部23とを樹脂製の断熱ブリッジ24で連結して構成してあり、室外側部22と室内側部23にはそれぞれ中空部25,26を有している。室外側部22の中空部25の室外側壁と内周側壁とには、通気孔27a,27bが形成してある。内周側壁の通気孔27bの室外側に隣接する位置には、突壁28が上方に立ち上げて設けてある。室内側部23は、中空部26の内周側壁と室内側壁とに通気孔27c,27dが設けてある。室内側壁の通気孔27dには、花粉や埃等の侵入を防ぐフィルタ29が取付けてある。
上枠カバー21は、アルミ形材で形成してあり、上枠本体20の室外側に取付けて上枠本体20の室外側壁の通気孔27aを覆っている。上枠カバー21は、上下方向の中間部に設けた横壁30に、室外に通じる通気孔27eが下向きに開口して設けてあり、当該通気孔27eには虫の侵入を防ぐために網31が取付けてある。上枠カバー21は、通気孔27eの室外側に垂下片32が設けてある。
As shown in FIG. 1, the
The upper frame
The
上框7の室外側部材7aは、アルミ形材よりなる室外側部33と室内側部34とを樹脂製の断熱ブリッジ35で連結して構成してあり、室外側部33と室内側部34にはそれぞれ中空部36,37を有している。室外側部33の中空部36の外周側壁と内周側壁の外側ガラス1より室内側の位置には、通気孔27f,27gが設けてある。室内側部34の中空部37の外周側壁と内周側壁にも通気孔27h,27iが設けてある。
上框7の室内側部材7bは、アルミ形材よりなる室外側部38と室内側部39を樹脂製の断熱ブリッジ40で連結して構成してあり、室内側部39に中空部を有している。
The
The indoor side member 7b of the
本建具は、図1に示すように、上枠カバー21の通気孔27eと、上枠本体20の室外側部22に形成した通気孔27a,27bと、上框7の室外側部33に形成した通気孔27f,27gとにより、室外空間から内外ガラス1,2間の中間層10に連通する室外側通気部11が形成されており、室外側通気部11は上枠(外周側フレーム)4と上框(内周側フレーム)7に跨って設けてある。
また、上框7の室内側部34に形成した通気孔27h,27iと、上枠本体20の室内側部23に形成した通気孔27c,27dとにより、中間層10から室内空間に連通する室内側通気部12が形成されており、室内側通気部12は上枠(外周側フレーム)4と上框(内周側フレーム)7に跨って設けてある。
As shown in FIG. 1, this fitting includes a ventilation hole 27e in the
In addition, ventilation holes 27h and 27i formed in the
本建具は、図1に示すように、上枠(外周側フレーム)4と上框(内周側フレーム)7との間の空間S内に、室外側通気部11と室内側通気部12を仕切る仕切り41が設けてある。この仕切り41は、軟質の樹脂やゴム等で形成してあり、上枠4の断熱ブリッジ24に取付けられており、仕切り41の先端部が上框7の断熱ブリッジ35に設けた突片42に当接している。
さらに、上枠4と上框7との間の空間内の室内側寄りの位置にも仕切り43が設けてあり、当該仕切り43の先端部が上框7の室内側部材7bの断熱ブリッジ40に設けた突片44に当接している。
As shown in FIG. 1, this fitting has an
Furthermore, a
下枠5は、図1に示すように、アルミ形材よりなる室外側部45と中間部46と室内側部47とを断熱ブリッジ48a,48bで連結して構成してあり、室外側部45と中間部46と室内側部47にはそれぞれ中空部49,50,51を有している。室外側部45は、中空部49の内周側壁と室内側壁とに通気孔27j,27kが設けてある。中間部46は、中空部50の室外側壁と内周側壁とに通気孔27l,27mが設けてある。
As shown in FIG. 1, the
下框8の室外側部材8aは、アルミ形材よりなる室外側部52と室内側部53とを樹脂製の断熱ブリッジ54で連結して構成してあり、室外側部52と室内側部53にはそれぞれ中空部55,56を有している。室外側部52の中空部55の外周側壁と内周側壁の外側ガラス1より室内側の位置には、通気孔27n,27oが設けてある。室内側部53の中空部56の外周側壁と内周側壁にも通気孔27p,27qが設けてある。
下框8の室内側部材8bは、アルミ形材よりなる室外側部57と室内側部58を樹脂製の断熱ブリッジ59で連結して構成してあり、室内側部58に中空部を有している。
The
The indoor side member 8b of the
本建具は、図1に示すように、下框8の室外側部材8aに形成した通気孔27n,27o,27p,27qと、下枠5に形成した通気孔27j,27k,27l,27mとで、外側ガラス1の内側面に沿って一方向(図では上から下)に流れてきた空気が折り返す通気経路60が設けてある。本実施形態では、下枠(外周側フレーム)5内で空気の流れを折り返すようにしている。
As shown in FIG. 1, this fitting has ventilation holes 27n, 27o, 27p, and 27q formed in the
本建具は、下枠(外周側フレーム)5と下框(内周側フレーム)8との間の空間S内における空気の流れが折り返す位置の内周側に仕切り61が設けてある。当該仕切り61は、下枠5の断熱ブリッジ48aに取付けられており、仕切り61の先端部が下框8の断熱ブリッジ54に設けた突片62に当接している。
さらに、下枠5と下框8との間の空間S内の室内側寄りの位置にも仕切り63が設けてあり、当該仕切り63の先端部が下框8の室内側部材8bの断熱ブリッジ59に設けた突片64に当接している。
In this fitting, a
Further, a
図1に示すように、中間層10の上部と下部には整流体65が設けてある。上側の整流体65は、上框7の断熱ブリッジ35から垂下して設けてあり、下側の整流体65は下框8の断熱ブリッジ54から立ち上げて設けてある。各整流体65は、室外側面と室内側面とに内周側に向かうにつれてガラス1,2に近づくように傾斜した傾斜面66を有している。
As shown in FIG. 1, a
縦枠6は、下枠5と同様、図2に示すように、アルミ形材よりなる室外側部67と中間部68と室内側部69を断熱ブリッジ70a,70bで連結して構成してあり、室外側部67と中間部68と室内側部69にはそれぞれ中空部を有している。
縦框9の室外側部材9aは、上框7及び下框8の室外側部材7a,8aと同様に、アルミ形材よりなる室外側部71と室内側部72とを樹脂製の断熱ブリッジ73で連結して構成してあり、室外側部71と室内側部72にはそれぞれ中空部を有している。
縦框9の室内側部材9bは、上框7及び下框8の室内側部材7b,8bと同様に、アルミ形材よりなる室外側部74と室内側部75を樹脂製の断熱ブリッジ76で連結して構成してあり、室内側部75に中空部を有している。
Like the
The outdoor side member 9a of the
The
縦枠6と縦框9との間の空間S内には、縦枠6の断熱ブリッジ70a,70bの内周側位置に同空間を室内外方向に仕切る仕切り77,78が設けてあり、各仕切り77,78の先端部が縦框9の室外側部材9aの断熱ブリッジ73に設けた突片79と縦框9の室内側部材9bの断熱ブリッジ76に設けた突片80にそれぞれ当接している。
In the space S between the
本建具は、図1に示すように、上枠4と上框7に跨って設けた室外側通気部11と、下框8と下枠5に跨って設けた通気経路60と、上框7と上框4に跨って設けた室内側通気部12とを通じて室外から室内に空気が流れ(図中の矢印は空気の流れを示す)、又は図27に示すように室内から室外に空気が流れ、その際に中間層10を空気が外側ガラス1の内側面と内側ガラス2の外側面に沿うように迂回して流れることで、換気をしながら窓からの熱の出入りを減らし、冷暖房負荷を抑えることができる。
本建具の使用態様としては、夏期において室外から室内に空気を流す場合(図1参照)、夏期において室内から室外に空気を流す場合(図27参照)、冬期において室外から室内に空気を流す場合、冬期において室内から室外に空気を流す場合の4通りのパターンがあり、以下に説明するようにそれら4通りのパターンのいずれの場合も、冷房負荷又は暖房負荷を抑える働きがある。この点は、第1実施形態だけでなく、後述する第2実施形態以降の他の全ての実施形態についても同様である。
As shown in FIG. 1, this fitting includes an
This fitting can be used to flow air from the outdoors into the room in the summer (see Figure 1), to flow air from the room to the outdoors in the summer (see Figure 27), and to flow air from the outdoors into the room in the winter. There are four patterns for flowing air from indoors to outdoors in winter, and as explained below, all of these four patterns have the effect of suppressing the cooling load or heating load. This point applies not only to the first embodiment but also to all other embodiments after the second embodiment described later.
まず、夏期において室外から室内に空気を流す場合について説明する。この場合、換気扇により室内を負圧に調整する。これにより、図28(a)に示すように、室外の温かい空気(外気)が、室外側通気部11より中間層10に吸い込まれ、整流体65にガイドされて外側ガラス1の内側面に沿って下向きに流れる。このように、外側ガラス1の内側面に沿って室外の温かい空気を下向きに流すことで、外側ガラス1の室外側と室内側の空気の温度差が小さくなり、これにより外側ガラスの室外側から室内側に貫流する熱を減らすことができる(請求項1)。その後、空気は中間層10の下端部付近で折り返し(より詳細には、下框8を通って下枠5内で折り返す。図1参照。)、内側ガラス2の外側面に沿って上向きに流れ、この間に内側ガラス2の室内側から室外側に逃げる冷熱を空気で回収する(請求項2)。冷熱を回収することで空気は冷やされ、室内側通気部12より室内に流入する。
このように本建具は、夏期において室外から室内に空気が流れることで、外側ガラス1側で室外側から室内側への貫流熱が減り、内側ガラス2側で室内側から室外側に逃げる冷熱を回収するので、非常に高い断熱性能が得られ、冷房負荷を抑えることができる。
First, a case will be described in which air is flowed indoors from outdoors during the summer. In this case, adjust the indoor pressure to negative using a ventilation fan. As a result, as shown in FIG. 28(a), warm outdoor air (outdoor air) is sucked into the
In this way, in the summer, when air flows from the outdoors into the room, this fitting reduces the amount of heat passing through from the outside to the indoor side on the
次に、夏期において室内から室外に空気を流す場合について説明する。この場合、換気扇により室内を正圧に調整する。これにより、図28(b)に示すように、室内の涼しい空気(内気)が室内側通気部12より中間層10に流れ、整流体65にガイドされて内側ガラス2の室外側面に沿って下向きに流れる。このように、室内の空気を内側ガラス2の外側面に沿って下向きに流すことで、内側ガラス2の室内側と室外側の空気の温度差が小さくなり、これにより内側ガラス2の室内側から室外側に貫流する冷熱を減らすことができる。その後、空気は中間層10の端部付近で折り返し、外側ガラス1の内側面に沿って上昇し、この間に外側ガラス1の室外側から外側ガラス1の室内側に入ってくる貫流熱と日射熱を空気の流れによって回収する。その後、空気は室外側通気部11より室外に流出し、これにより回収した貫流熱と日射熱を空気で室外に排出する。空気が室外側通気部11を通過する際、上框7と上枠4を伝って室内に入ってくる熱を空気の流れによって回収し、室外に捨てることができる。
このように本建具は、夏期において室内から室外に空気が流れることで、外側ガラス1側で室外側から室内側への貫流熱と日射熱を排出し、内側ガラス2側で室内側から室外側への貫流冷熱が減るため、非常に高い断熱性能が得られ、冷房負荷を抑えることができる。
Next, a case will be described in which air is flowed from indoors to outdoors in summer. In this case, use a ventilation fan to maintain positive pressure in the room. As a result, as shown in FIG. 28(b), indoor cool air (indoor air) flows from the
In this way, this fitting allows air to flow from indoors to outdoors in the summer, discharging through-flow heat and solar heat from the outdoor side to the indoor side on the
次に、冬期において室外から室内に空気を流す場合について説明する。この場合、換気扇により室内を負圧に調整する。これにより、図29(a)に示すように、室外の冷たい空気(外気)が、室外側通気部11より中間層10に吸い込まれ、整流体65にガイドされて外側ガラス1の内側面に沿って下向きに流れる。このように、外側ガラス1の内側面に沿って室外の冷たい空気を下向きに流すことで、外側ガラス1の室外側と室内側の空気の温度差が小さくなり、外側ガラス1の室外側から室内側に貫流する冷熱を減らすことができる。また、外側ガラス1の内側面に沿って空気が流れることで、日射熱の室内への取得を増加させることができる(請求項5)。その後、空気は中間層10の下端部付近で折り返し、内側ガラス2から室内の熱が伝わることで暖められ、内側ガラス2の室外側面に沿って上昇し、この間に内側ガラス2の室内側から室外側に逃げる熱を空気の流れによって回収する(請求項6)。そうして暖められた空気を室内に取り入れることで、回収した熱を室内に戻すことができる。
このように本建具は、冬期において室外から室内に空気が流れることで、外側ガラス1側で室外側から室内側に貫流する冷熱が減ると共に日射熱の取得が増加し、内側ガラス2側で室内側から室外側に逃げる熱を回収するので、非常に高い断熱性能が得られ、暖房負荷を抑えることができる。また、外気を暖めて室内に採り込めるので、室内に居る人が冷たい風を感じることがない。
Next, a case will be described in which air is flowed indoors from outdoors during the winter season. In this case, adjust the indoor pressure to negative using a ventilation fan. As a result, as shown in FIG. 29(a), cold outdoor air (outdoor air) is sucked into the
In this way, with this fitting, when air flows from the outdoors into the room in winter, the cold heat flowing from the outdoor side to the indoor side on the
次に、冬期において室内から室外に空気を流す場合について説明する。この場合、換気扇により室内を正圧に調整する。これにより、図29(b)に示すように、室内の温かい空気(内気)が室内側通気部12より中間層10に流れ、整流体65にガイドされて内側ガラス2の室外側面に沿って下向きに流れる。このように、室内の空気を内側ガラス2の外側面に沿って下向きに流すことで、内側ガラス2の室内側と室外側の空気の温度差が小さくなり、これにより内側ガラスの室内側から室外側に貫流する熱を減らすことができる。その後、空気は中間層10の端部付近で折り返し、外側ガラス1の内側面に沿って上昇し、この間に外側ガラス1の室外側から外側ガラスの室内側に貫流する冷熱を空気で回収し、室外側通気部11より空気が室外に流出することで、回収した冷熱を室外に排出する。
このように本建具は、冬期において室内から室外に空気が流れることで、外側ガラス1側で室外側から室内側への貫流冷熱を回収して室外に排出し、内側ガラス2側で室内側から室外側への貫流熱が減るため、非常に高い断熱性能が得られ、暖房負荷を抑えることができる。
Next, a case will be described in which air is flowed from indoors to outdoors in winter. In this case, use a ventilation fan to maintain positive pressure in the room. As a result, as shown in FIG. 29(b), warm indoor air (indoor air) flows from the
In this way, when air flows from indoors to outdoors in winter, this fitting collects the cold heat flowing from the outdoor side to the indoor side on the
中間層10に設けられる整流体65は、図1に示すような上下方向の長さが短いものであってもよいが、図28,29に示すように、中間層10の上端から下部に亘って長く設けてあってもよい。そうすることで、外側ガラス1の内側面に沿う空気の流れと内側ガラス2の外側面に沿う空気の流れがぶつかり合うのを防ぎ、外側ガラス1の内側面と内側ガラス2の外側面に沿うように迂回する空気の流れが良好に得られ、上記した各効果が確実に得られる。整流体65を長く設けることで、夏期においては日射熱の取得を抑制でき、冬期においては日射熱の取得を増加させることができる。そのような長い整流体65としては、ブラインド(ハニカムブラインドを含む)、ロールスクリーン等を用いることができる。
The
以上に述べたように本建具(請求項1)は、外側仕切体(外側ガラス)1と内側仕切体(内側ガラス)2とを備え、室外空間から外側仕切体1と内側仕切体2との間の中間層10に連通する室外側通気部11と、中間層10から室内空間に連通する室内側通気部12とを有し、外側仕切体1の内側面に沿って一方向に空気が流れ、中間層10の端部付近で折り返し、内側仕切体2の外側面に沿って他方向に空気が流れるものであり、空気が室外から室内に流れたときに、外側仕切体1の室外側と室内側の空気の温度差を減らし、外側仕切体1の室外側から室内側に貫流する熱を減らすことで、冷房負荷を抑えることができる。
また本建具(請求項2)は、外側仕切体(外側ガラス)1と内側仕切体(内側ガラス)2とを備え、室外空間から外側仕切体1と内側仕切体2との間の中間層10に連通する室外側通気部11と、中間層10から室内空間に連通する室内側通気部12とを有し、外側仕切体1の内側面に沿って一方向に空気が流れ、中間層10の端部付近で折り返し、内側仕切体2の外側面に沿って他方向に空気が流れるものであり、空気が室外から室内に流れたときに、内側仕切体2の室内側から室外側に逃げる冷熱を空気で回収することで、冷房負荷を抑えることができる。
また本建具は、外側仕切体(外側ガラス)1と内側仕切体(内側ガラス)2とを備え、室外空間から外側仕切体1と内側仕切体2との間の中間層10に連通する室外側通気部11と、中間層10から室内空間に連通する室内側通気部12とを有し、内側仕切体2の外側面に沿って一方向に空気が流れ、中間層10の端部付近で折り返し、外側仕切体1の内側面に沿って他方向に空気が流れるものであり、空気が室内から室外に流れたときに、外側仕切体1の室外側から室内側に貫流する熱を回収して室外に排出すると共に、外側仕切体1の室外側から外側仕切体1の室内側に入ってくる日射熱を空気で排出することで、冷房負荷を抑えることができる。
また本建具は、外側仕切体(外側ガラス)1と内側仕切体(内側ガラス)2とを備え、室外空間から外側仕切体1と内側仕切体2との間の中間層10に連通する室外側通気部11と、中間層10から室内空間に連通する室内側通気部12とを有し、内側仕切体2の外側面に沿って一方向に空気が流れ、中間層10の端部付近で折り返し、外側仕切体2の内側面に沿って他方向に空気が流れるものであり、空気が室内から室外に流れたときに、内側仕切体2の室内側と室外側の空気の温度差を減らし、内側仕切体2の室内側から室外側に貫流する冷熱を減らすことで、冷房負荷を抑えることができる。
また本建具(請求項5)は、外側仕切体(外側ガラス)1と内側仕切体(内側ガラス)2とを備え、室外空間から外側仕切体1と内側仕切体2との間の中間層10に連通する室外側通気部11と、中間層10から室内空間に連通する室内側通気部12とを有し、外側仕切体1の内側面に沿って一方向に空気が流れ、中間層10の端部付近で折り返し、内側仕切体2の外側面に沿って他方向に空気が流れるものであり、空気が室外から室内に流れたときに、外側仕切体1の室外側と室内側の空気の温度差を減らし、外側仕切体1の室外側から室内側へ貫流する冷熱を減らすと共に、空気の流れにより日射熱の室内への取得を増加させることで、暖房負荷を抑えることができる。
また本建具(請求項6)は、外側仕切体(外側ガラス)1と内側仕切体(内側ガラス)2とを備え、室外空間から外側仕切体1と内側仕切体との間の中間層10に連通する室外側通気部11と、中間層10から室内空間に連通する室内側通気部12とを有し、外側仕切体1の内側面に沿って一方向に空気が流れ、中間層10の端部付近で折り返し、内側仕切体2の外側面に沿って他方向に空気が流れるものであり、空気が室外から室内に流れたときに、内側仕切体2の室内側から室外側に逃げる熱を空気で回収することことで、暖房負荷を抑えることができる。
また本建具は、外側仕切体(外側ガラス)1と内側仕切体(内側ガラス)2とを備え、室外空間から外側仕切体1と内側仕切体2との間の中間層10に連通する室外側通気部11と、中間層10から室内空間に連通する室内側通気部12とを有し、内側仕切体2の外側面に沿って一方向に空気が流れ、中間層10の端部付近で折り返し、外側仕切体1の内側面に沿って他方向に空気が流れるものであり、空気が室内から室外に流れたときに、外側仕切体1の室外側から室内側に貫流する冷熱を空気で回収して室外に排出することで、暖房負荷を抑えることができる。
また本建具は、外側仕切体(外側ガラス)1と内側仕切体(内側ガラス)2とを備え、室外空間から外側仕切体1と内側仕切体2との間の中間層10に連通する室外側通気部11と、中間層10から室内空間に連通する室内側通気部12とを有し、内側仕切体2の外側面に沿って一方向に空気が流れ、中間層10の端部付近で折り返し、外側仕切体1の内側面に沿って他方向に空気が流れるものであり、空気が室内から室外に流れたときに、内側仕切体2の室内側と室外側の空気の温度差を減らし、内側仕切体2の室内側から室外側に貫流する熱を減らすことで、暖房負荷を抑えることができる。
As described above, the present fitting (claim 1) includes the outer partition (outer glass) 1 and the inner partition (inner glass) 2, and the
The present fitting (claim 2) also includes an outer partition (outer glass) 1 and an inner partition (inner glass) 2, and an
The fitting also includes an outer partition (outer glass) 1 and an inner partition (inner glass) 2, and a room that communicates from the outdoor space to an
The fitting also includes an outer partition (outer glass) 1 and an inner partition (inner glass) 2, and a room that communicates from the outdoor space to an
Further, the present fitting (claim 5) includes an outer partition (outer glass) 1 and an inner partition (inner glass) 2, and an
The present fitting (claim 6) also includes an outer partition (outer glass) 1 and an inner partition (inner glass) 2, and the
The fitting also includes an outer partition (outer glass) 1 and an inner partition (inner glass) 2, and a room that communicates from the outdoor space to an
The fitting also includes an outer partition (outer glass) 1 and an inner partition (inner glass) 2, and a room that communicates from the outdoor space to an
本建具(単体サッシ)は、外側及び内側のガラス1,2と、両ガラス1,2を支持するフレーム(上枠4,上框7)とを備え、フレーム4,7は、室外空間から内外ガラス1,2間の中間層10に連通する室外側通気部11と、中間層10から室内空間に連通する室内側通気部12を有し、外側ガラス1の内側面に沿って一方向に空気が流れ、中間層10の端部付近で折り返し、内側ガラス2の外側面に沿って他方向に空気が流れることで、室内から室外に逃げる熱を回収するか、室外から室内に入ってくる熱を室外に捨てることで、窓からの熱の出入りを減らし、冷暖房負荷を抑えることができる。単体サッシのため、外窓と内窓とからなる二重窓を設置する場合と比べ、施工が容易でコストが抑えられる。内窓を設置する必要がないため、窓全体の見込み寸法を小さくできる。
This fitting (single sash) includes outer and
本建具(単体サッシ)は、フレームが外周側フレーム(上枠)4と内周側フレーム(上框)7とからなり、内周側フレーム7よりも外周側から空気が出入りするようにしたことで、空気の流れる経路が長くなるため、冬期に室内から室外に逃げる熱と、夏期に室外から室内に入ってくる熱を空気の流れによってより多く回収することができるので、断熱性能がより一層向上する。
本建具(単体サッシ)は、室外側通気部11と室内側通気部12を外周側フレーム(上枠)4と内周側フレーム(上框)7とに跨って設けたことで、外周側フレーム4及び内周側フレーム7を伝っての熱の出入りが抑えられるので、省エネ効果を高められる。
The frame of this fitting (single sash) consists of an outer frame (upper frame) 4 and an inner frame (upper stile) 7, and air enters and exits from the outer side rather than the
This fitting (single sash) has an
本建具(単体サッシ)は、中間層10の端部よりも外周側で空気の流れを折り返すことで、中間層10の内部で折り返すよりも空気の流れる経路が長くなるので、冬期に室内から室外に逃げる熱と、夏期に室外から室内に入ってくる熱を空気の流れによってより多く回収することができるので、断熱性能がより一層向上する。
This fitting (single sash) folds the air flow on the outer periphery side from the end of the
本建具(単体サッシ)は、フレームが外周側フレーム(下枠)5と内周側フレーム(下框)8とからなり、内周側フレーム8より外周側で空気の流れを折り返すことで、空気の流れる経路が長くなるので、冬期に室内から室外に逃げる熱と、夏期に室外から室内に入ってくる熱を空気の流れによってより多く回収することができるので、断熱性能がより一層向上する。
本建具(単体サッシ)は、外周側フレーム(下枠)5内で空気の流れを折り返すことで、外周側フレーム5及び内周側フレーム8を伝っての熱の出入りが抑えられるので、省エネ効果を高められる。
This fitting (single sash) has a frame consisting of an outer frame (lower frame) 5 and an inner frame (lower stile) 8. By turning the air flow from the
This fitting (single sash) has an energy-saving effect because by turning the air flow inside the outer frame (lower frame) 5, the flow of heat through the
本建具(単体サッシ)は、外周側フレーム(上枠)4と内周側フレーム(上框)7との間の空間S内に室外側通気部11と室内側通気部12とを仕切る仕切り41を有することで、冬期についていえば、室内の熱により暖められて内側ガラス2の外側面に沿って上昇した空気が、室外側通気部11より流入した冷たい空気と混ざって冷やされるのを防止し、回収した熱を確実に室内に戻すことができるので、空気の流れる方向と逆方向の熱輸送が妨げられることによる断熱効果が確実に発揮される。
This fitting (single sash) has a
本建具(単体サッシ)は、室外と連通する通気孔27eが下向きに開口して設けてあり、その通気孔27eの室外側に隣接して垂下片32が設けてあるので、通気孔27eから雨水が浸入しにくい。さらに、上枠本体20の室外側の中空部25内に突壁28が上方に立ち上げて設けてあることで、万が一室外側の通気口27eから雨水が浸入しても、突壁28によりせき止められてそれより室内側に雨水が浸入しない。
This fitting (single sash) has a vent hole 27e that opens downward and communicates with the outdoors, and a hanging
本建具(単体サッシ)は、外側ガラス1と内側ガラス2を含む障子13全体で開閉できる他、内側ガラス2とその周囲の框7b,8b,9bの部分だけを開閉することもできるので、外側ガラス1の内側面と内側ガラス2の外側面の掃除が容易に行える。
This fitting (single sash) can be opened and closed by the
図3は、本発明の建具(単体サッシ)の第2実施形態を示している。図3に示すように、上枠4は、第1実施形態と同様に上枠本体20と上枠カバー21とからなり、上枠本体20は室外側の中空部25より内周側の室外側壁に通気孔27rが設けてあり、上枠カバー21は、上下方向の中間部に設けた横壁30に、室外に通じる通気孔27eが下向きに開口して設けてある。
上框7は、第1実施形態と同様に、室外側部材7aの室外側部33及び室内側部34の中空部36,37の外周側壁と内周側壁に通気孔27f,27g,27h,27iが設けてあり、加えて室内側部材7bの中空部81より外周側の室内側壁に通気孔27sが設けてある。
FIG. 3 shows a second embodiment of the fitting (single sash) of the present invention. As shown in FIG. 3, the
Similar to the first embodiment, the
本建具(単体サッシ)は、外周側フレーム(上枠)4と内周側フレーム(上框)7に上記のように通気孔27r,27e,27f,27g,27h,27i,27sを形成したことで、室外空間から中間層10に連通する室外側通気部11を、外周側フレーム4に設けた通気孔27e,27rから外周側フレーム4と内周側フレーム7の隙間(空間S)を通り内周側フレーム7を貫通して中間層10に通じるように設けてあり、中間層10から室内空間に連通する室内側通気部12を、中間層10から内周側フレーム7を貫通し内周側フレーム7と外周側フレーム4の隙間(空間S)を通り外周側フレーム4又は内周側フレーム7の室内側壁に設けた通気孔27sから室内空間に通じるように設けてある。
このように室外側通気部11と室内側通気部12を設けた場合も、内周側フレーム7より外周側で空気が出入りするため、空気の流れる経路が長くなるので、断熱性能が向上する。また、第1実施形態と異なり外周側フレーム4の中空部25,26に空気を通さないため、通気孔の数を少なくできる。
外周側フレーム4に通気孔27e,27rを設ける代わりに、外周側フレーム4と内周側フレーム7間のタイト材19aの一部に切り欠きを設け、内周側フレーム7に通気孔27sを設ける代わりに、外周側フレーム4と内周側フレーム7間のタイト材19bの一部に切り欠きを設け、そのタイト材19a,19bの切り欠きから外周側フレーム4と内周側フレーム7の間の空間Sに空気が出入りするようにすることもできる。そうすることで、通気孔の数をさらに少なくできる。
This fitting (single sash) has ventilation holes 27r, 27e, 27f, 27g, 27h, 27i, and 27s formed in the outer frame (upper frame) 4 and inner frame (upper stile) 7 as described above. The
Even when the
Instead of providing the ventilation holes 27e and 27r in the
また、第2実施形態の建具(単体サッシ)は、下框8には第1実施形態と同様に通気孔27n,27o,27p,27qが設けてあるが、下枠5には通気孔を設けておらず、下枠5と下框8との間の隙間(空間S)で空気の流れを折り返している。
このように、外周側フレーム(下枠)5と内周側フレーム(下框)8との間で空気の流れを折り返す場合も、内周側フレーム8より外周側で空気の流れを折り返すことになるので、空気の流れる経路が長くなり、その結果、断熱性能が向上する。外周側フレーム(下枠)5に通気孔の加工が不要なため、コストを削減できる。
In addition, in the fittings (single sash) of the second embodiment, the
In this way, even when the air flow is turned back between the outer frame (lower frame) 5 and the inner frame (lower stile) 8, the air flow is turned back on the outer side from the
図4は、本発明の建具(単体サッシ)の第3実施形態を示している。上框7の室外側部材7aは、室外側部33の中空部36の室外側壁と内周側壁に通気孔27t,27uが設けてあり、室内側部34の中空部37の内周側壁と室内側壁に通気孔27v,27wが設けてある。上框7の室内側部材7bは、室外側部38と室内側部39とに通気孔27xが設けてある。これにより本単体サッシは、室外空間から中間層10に連通する室外側通気部11を内周側フレーム(上框)7に設けてあり、中間層10から室内空間に連通する室内側通気部12を内周側フレーム(上框)7に設けてある。
本実施形態によれば、外周側フレーム(上枠)4に通気孔の加工が不要なため、コストを削減できる。
FIG. 4 shows a third embodiment of the fitting (single sash) of the present invention. The
According to this embodiment, there is no need to process ventilation holes in the outer frame (upper frame) 4, so costs can be reduced.
また、第3実施形態の建具(単体サッシ)は、下框8の室外側部材8aに、室外側部52の中空部55の内周側壁と室内側壁に通気孔27o,27yを設け、室内側部53の中空部56の室外側壁と内周側壁とに通気孔27z,27qをそれぞれ設け、これにより下框(内周側フレーム)8内で空気の流れを折り返している。
本実施形態によれば、外周側フレーム(下枠)5に通気孔の加工が不要なため、コストを削減できる。
In addition, in the fittings (single sash) of the third embodiment, ventilation holes 27o and 27y are provided in the indoor side wall and the inner peripheral side wall of the
According to this embodiment, there is no need to process ventilation holes in the outer frame (lower frame) 5, so costs can be reduced.
図5は、本発明の建具(単体サッシ)の第4実施形態を示している。本実施形態は、下框8には通気孔を設けず、下框8の内周側壁から内周側に離間した位置にL形断面の整流体65を設け、中間層10の端部で空気の流れを折り返している。
本実施形態によれば、下枠5と下框8のどちらにも通気孔の加工が不要なため、より一層コストを削減できる。
FIG. 5 shows a fourth embodiment of the fitting (single sash) of the present invention. In this embodiment, no ventilation holes are provided in the
According to this embodiment, there is no need to process ventilation holes in either the
図6,7は、本発明の建具(単体サッシ)の第5実施形態を示している。フレーム(枠及び框)の構造は第1実施形態と同様で、空気の流れる経路も第1実施形態と同様に設けてある。
本建具(単体サッシ)は、図6に示すように、内側ガラス2の外周側に位置する下框8の室内側部材8bの室外側部57と室内側部58との間の断熱ブリッジ材59同士の間に形成された中空部82と、下枠5の中間部46と室内側部47との間の断熱ブリッジ48b,48b同士の間に形成された中空部83とに、グラスウールやポリエチレンフォーム、ウレタンフォーム等の断熱材84を充填してある。
さらに、図7に示すように、内側ガラス2の外周側に位置する縦框9の室内側部材9bの室外側部74と室内側部75との間の断熱ブリッジ材76同士の間に形成された中空部82と、縦枠6の中間部69と室内側部70との間の断熱ブリッジ70b同士の間に形成された中空部83とにも断熱材84を充填してある。縦框9及び縦枠6の断熱材84は、全長のうちの下半分にだけ設けてある。
6 and 7 show a fifth embodiment of the fitting (single sash) of the present invention. The structure of the frame (frame and stile) is the same as in the first embodiment, and the air flow path is also provided in the same manner as in the first embodiment.
As shown in FIG. 6, this fitting (single sash) includes a heat insulating
Furthermore, as shown in FIG. 7, a heat insulating
本建具(単体サッシ)は、冬期に外側ガラス1の内側面に沿って冷たい外気が下方向に流れ、且つ下框9や下枠6の内部を外気が流れるため、下框9や下枠6が外気によって冷やされ、そのままでは結露が発生するおそれがある。本実施形態の単体サッシは、上記のように内側ガラス2の外周側に位置する中空部82,83内に断熱材84が充填してあることで、結露の発生を防ぐことができる。断熱材84は、下フレーム(下框9及び下枠6)の中空部82,83内にだけ設けてあってもよいが、縦フレーム(縦框9及び縦枠6)の中空部82,83の下半分にも設けておくことで、結露を防止する効果が高められる。
In this fitting (single sash), cold outside air flows downward along the inner surface of the
図8,9は、本発明の建具(単体サッシ)の第6実施形態を示している。第1実施形態とは、フレーム(枠及び框)の構造が異なっている。空気の流れる経路は、第1実施形態と同様に設けてある。
上枠4は、図8に示すように、上枠カバー21と上枠本体22と室内側樹脂部材85とで形成してある。上枠カバー21は、アルミ形材で形成されている。上枠本体22は、アルミ形材よりなる室外側部22と室内側部23を樹脂製の断熱ブリッジ24で連結してある。室内側樹脂部材85は、樹脂形材で形成され、上枠本体22の室内側を覆っている。
下枠5は、下枠本体86と室内側樹脂部材87とで形成してある。下枠本体86は、アルミ形材よりなる室外側部45と室内側部46を樹脂製の断熱ブリッジ48で連結して形成してある。室内側樹脂部材87は、樹脂形材で形成され、下枠本体86の室内側を覆っている。
縦枠6は、図9に示すように、縦枠本体88と室内側樹脂部材89とで形成してある。縦枠本体88は、アルミ形材よりなる室外側部67と室内側部69を樹脂製の断熱ブリッジ70で連結して形成してある。室内側樹脂部材89は、樹脂形材で形成され、縦枠本体88の室内側を覆っている。
8 and 9 show a sixth embodiment of the fitting (single sash) of the present invention. The structure of the frame (frame and stile) is different from the first embodiment. The air flow path is provided in the same manner as in the first embodiment.
As shown in FIG. 8, the
The
As shown in FIG. 9, the
上框7は、図8に示すように、室内側部材7bの室外側部38がアルミ形材で形成され、室内側部39が樹脂形材で形成してある。下框8も、上框7と同様に、室内側部材8bの室外側部57がアルミ形材で形成され、室内側部58が樹脂形材で形成してある。縦框9も、上框7と同様に、図9に示すように、室内側部材9bの室外側部74がアルミ形材で形成され、室内側部75が樹脂形材で形成してある。
In the
本実施形態の建具(単体サッシ)は、第1実施形態と同様に、中間層10を外側ガラス1の内側面と内側ガラス2の外側面に沿うように迂回して空気が流れることで(図8参照)、冬期には室内から室外に逃げる熱を空気の流れにより回収して室内に戻し、夏期には室外から室内に入ってくる熱を空気の流れにより回収して室外に捨てることで、窓からの熱の出入りを減らし、冷暖房負荷を抑えることができる。全てのフレームの室内側部85,87,89,39,58,75を樹脂形材で形成したので、断熱性能をより向上できると共に、室内の結露を防止できる。
Similar to the first embodiment, in the fittings (single sash) of this embodiment, air flows around the
図10,11は、本発明の建具(単体サッシ)の第7実施形態を示している。本実施形態は、フレーム(枠及び框)の構造が第6実施形態と同じである。
下枠5は、図10に示すように、内側ガラス2の外周側で且つ内側ガラス2より室内側に位置する中空部90a内に断熱材84を充填してある。また、下框8の室内側部材8bは、内側ガラス2の外周側で且つ内側ガラス2より室内側に位置する中空部内90bに断熱材84を充填してあり、さらにその中空部90bの内周側に位置する中空部90c内にも断熱材84を充填してある。
縦枠6は、図11に示すように、内側ガラス2の外周側で且つ内側ガラス2より室内側に位置する中空部90a内に断熱材84を充填してある。縦框9の室内側部材9bは、内側ガラス2の外周側で且つ内側ガラス2より室内側に位置する中空部90b内に断熱材84を充填してあり、さらにその中空部90bの内周側に位置する中空部90c内にも断熱材84を充填してある。縦枠6及び縦框9の断熱材84は、全長のうちの下半分にだけ設けてある。
このように、内側ガラス2の外周側に位置する中空部90a,90b内に断熱材84が充填してあることで、第5実施形態と同様に、結露の発生を防ぐ効果がある。
10 and 11 show a seventh embodiment of the fitting (single sash) of the present invention. In this embodiment, the structure of the frame (frame and stile) is the same as in the sixth embodiment.
As shown in FIG. 10, the
As shown in FIG. 11, the
In this way, filling the hollow parts 90a and 90b located on the outer peripheral side of the
図12,13は、本発明の建具(単体サッシ)の第8実施形態を示している。第1実施形態とは、フレーム(枠及び框)の構造が異なっている。空気の流れる経路は、第1実施形態と同様に設けてある。
上枠3は、図12に示すように、上枠カバー21と上枠本体20とで構成してある。上枠カバー21は、アルミ形材で形成してある。上枠本体20は、アルミ形材で形成した室外側部22と中間部91と室内側部23とを有し、室外側部22と中間部91とが樹脂製の断熱ブリッジ24で連結され、中間部91と室内側部23とが樹脂形材92で連結してある。
下枠5は、アルミ形材よりなる室外側部45と中間部46と室内側部47とを有し、室外側部45と中間部46とが樹脂製の断熱ブリッジ48で連結され、中間部46と室内側部47とが樹脂形材92で連結してある。
縦枠6は、下枠5と同様、図13に示すように、アルミ形材よりなる室外側部67と中間部68と室内側部69とを有し、室外側部67と中間部68とが樹脂製の断熱ブリッジ70で連結され、中間部68と室内側部69とが樹脂形材92で連結してある。
12 and 13 show an eighth embodiment of the fitting (single sash) of the present invention. The structure of the frame (frame and stile) is different from the first embodiment. The air flow path is provided in the same manner as in the first embodiment.
As shown in FIG. 12, the
The
As shown in FIG. 13, the
上框7は、図12に示すように、室内側部材7bの室外側部38が樹脂形材で形成され、室内側部39がアルミ形材で形成してある。下框8も、上框7と同様に、室内側部材8bの室外側部57が樹脂形材で形成され、室内側部58がアルミ形材で形成してある。縦框9も、上框7と同様に、図13に示すように、室内側部材9bの室外側部74が樹脂形材で形成され、室内側部75がアルミ形材で形成してある。
In the
本実施形態の建具(単体サッシ)は、第1実施形態と同様に、中間層10を外側ガラス1の内側面と内側ガラス2の外側面に沿うように迂回して空気が流れることで(図12参照)、冬期には室内から室外に逃げる熱を空気の流れにより回収して室内に戻し、夏期には室外から室内に入ってくる熱を空気の流れにより回収して室外に捨てることで、窓からの熱の出入りを減らし、冷暖房負荷を抑えることができる。また、フレームの内側ガラス2を保持している部分の室内側(39,58,75)がアルミ製で、室外側(38,57,74)が樹脂製であるため、フレームの室内外の熱伝導を遮断できる上、室内側に光沢のあるアルミの面を露出させられるので内観意匠が向上する。
Similar to the first embodiment, in the fittings (single sash) of this embodiment, air flows around the
図14,15は、本発明の建具(単体サッシ)の第9実施形態を示している。フレーム(枠及び框)の構造は第8実施形態と同じである。
本建具(単体サッシ)は、図14に示すように、内側ガラス2の外周側に位置する下框8の室内側部材8bの室外側部57の中空部82内と、下枠5の中間部46と室内側部47との間に配置した樹脂形材92の中空部83内とに断熱材84を充填してある。
さらに、図15に示すように、内側ガラス2の外周側に位置する縦框9の室内側部材9bの室外側部74の中空部82内と、縦枠6の中間部68と室内側部69との間に配置した樹脂形材92の中空部83内とに断熱材84を充填してある。縦框9及び縦枠6の断熱材84は、全長のうちの下半分にだけ設けてある。
このように、内側ガラス2の外周側に位置する中空部82,83内に断熱材84が充填してあることで、第5実施形態と同様に、結露の発生を防ぐ効果がある。
14 and 15 show a ninth embodiment of the fitting (single sash) of the present invention. The structure of the frame (frame and stile) is the same as in the eighth embodiment.
As shown in FIG. 14, the main fitting (single sash) is located in the
Further, as shown in FIG. 15, inside the
In this way, filling the
図16,17は、本発明の建具(単体サッシ)の第10実施形態を示している。本建具(単体サッシ)は、外周側フレームに相当する上枠4、下枠5及び縦枠6、内周側フレームに相当する上框7、下框8及び縦框9が、すべて樹脂形材のみで形成してある。本建具(単体サッシ)には、空気の流れる経路が第1実施形態と同様に設けてある。
16 and 17 show a tenth embodiment of the fitting (single sash) of the present invention. In this fitting (single sash), the
本実施形態の建具(単体サッシ)は、第1実施形態と同様に、中間層10を外側ガラス1の内側面と内側ガラス2の外側面に沿うように迂回して空気が流れることで(図16参照)、冬期には室内から室外に逃げる熱を空気の流れにより回収して室内に戻し、夏期には室外から室内に入ってくる熱を空気の流れにより回収して室外に捨てることで、窓からの熱の出入りを減らし、冷暖房負荷を抑えることができる。フレーム(枠及び框)を全て樹脂で形成したので、フレームを伝っての熱の出入りを抑制できる。
Similar to the first embodiment, in the fittings (single sash) of this embodiment, air flows around the
図18,19は、本発明の建具(単体サッシ)の第11実施形態を示している。フレーム(枠及び框)の構造は第10実施形態と同じである。
本建具(単体サッシ)は、図18に示すように、内側ガラス2の外周側に位置する下框8の室内側部材8bの室外側の中空部82内と、そのさらに外周側に位置する下枠5の中空部83内とに断熱材84を充填してある。
さらに、図19に示すように、内側ガラス2の外周側に位置する縦框9の室内側部材9bの室外側の中空部82内と、そのさらに外周側に位置する縦枠6の中空部83内とに断熱材84を充填してある。縦框9及び縦枠6の断熱材84は、全長のうちの下半分にだけ設けてある。
このように、内側ガラス2の外周側に位置する中空部82,83内に断熱材84が充填してあることで、第5実施形態と同様に、結露の発生を防ぐ効果がある。
18 and 19 show an eleventh embodiment of the fitting (single sash) of the present invention. The structure of the frame (frame and stile) is the same as in the tenth embodiment.
As shown in FIG. 18, this fitting (single sash) is located inside the
Furthermore, as shown in FIG. 19, inside the
In this way, filling the
図20,21は、本発明の建具(単体サッシ)の第12実施形態を示している。本建具(単体サッシ)は、躯体開口部に取付けられる枠3と、枠3内の室外側位置に嵌め殺し状態で取付けた外側ガラス1と、枠3内の室内側位置に開閉自在に取付けた障子13とを備える。
枠3は、上枠4と下枠5と左右の縦枠6,6とを四周枠組みして構成されている。
障子13は、上框7と下框8と左右の縦框9,9とを四周框組みし、その内側に内側ガラス2を嵌め込んで形成してある。障子13は、上枠4と上框7間、下枠5と下框8間に設けたステー93により、室内側にたてすべり出し式に開くようになっている。
20 and 21 show a twelfth embodiment of the fitting (single sash) of the present invention. This fitting (single sash) consists of a
The
The
上枠4は、図20に示すように、上枠本体20と、上枠本体20の室外側に取付けた上枠カバー21と、上枠本体20の室内側に取付けた樹脂カバー94とを有している。
上枠本体21は、アルミ形材よりなり、室外側と室内側に中空部25,26を有している。室外側の中空部25の室外側壁と内周側壁には通気孔95a,95bが設けてあり、内周側壁の通気孔95bにはフィルタ29が取付けてある。室内側の中空部26の内周側壁と室内側壁にも通気孔95c,95dが設けてある。
上枠カバー21は、アルミ形材で形成してあり、上枠本体20の室外側に取付けて上枠本体20の室外側壁の通気孔95aを覆っている。上枠カバー21は、上下方向の中間部に設けた横壁30に、室外に通じる通気孔95eが下向きに開口して設けてあり、当該通気孔95eには虫の侵入を防ぐために網31が取付けてある。上枠カバー21は、通気孔95eの室外側に垂下片32が設けてある。
樹脂カバー94は、樹脂形材で形成してあり、上枠本体20の室内側に取付けて上枠本体20の室内側の通気孔95dを覆っている。樹脂カバー94には、室内外方向に連通する通気孔95fが設けてあり、通気孔95fにはフィルタ29が取付けてある。
As shown in FIG. 20, the
The upper frame
The
The
本建具(単体サッシ)は、図20に示すように、上枠カバー21の通気孔95eと、上枠本体20の室外側の中空部25に形成した通気孔95a,95bとにより、室外空間から中間層10に連通する室外側通気部11が形成されている。
また、上枠本体20の室内側の中空部26に形成した通気孔95c,95dと、樹脂カバー94に形成した通気孔95fとにより、中間層10から室内空間に連通する室内側通気部12が形成されている。
As shown in FIG. 20, this fitting (single sash) allows air to escape from the outdoor space through a ventilation hole 95e in the
In addition, the
上枠4は、室外側の中空部25の内周側壁に形成された通気孔95bの室内側に隣接する位置に、整流体65が垂下して設けてある。整流体65は上枠4と一体成形されており、下端部が室外側に斜めに曲がっている。
The
下枠5は、アルミ形材で形成してあり、図20に示すように、室外側に中空部96a,96bが内外周方向に重ねて二つ形成され、室内側に一つの中空部96cが形成されている。
縦枠6は、アルミ形材で形成され、図21に示すように、室内外方向に並べて中空部97a,97b,97cが三つ形成してある。
The
The
上框7と下框8は、図20に示すように、室外側部98がアルミ形材で形成され、室内側部99が樹脂形材で形成してある。縦框9も、図21に示すように、室外側部98がアルミ形材で形成され、室内側部99が樹脂形材で形成してある。
As shown in FIG. 20, the
本実施形態の建具(単体サッシ)は、第1実施形態と同様に、中間層10を外側ガラス1の内側面と内側ガラス2の外側面に沿うように迂回して空気が流れることで(図20参照)、冬期には室内から室外に逃げる熱を空気の流れにより回収して室内に戻し、夏期には室外から室内に入ってくる熱を空気の流れにより回収して室外に捨てることで、窓からの熱の出入りを減らし、冷暖房負荷を抑えることができる。
室外側通気部11と室内側通気部12を上枠4のみで構成し、且つ中間層10の端部で空気の流れを折り返すようにしたので、通気孔の加工が少なくて済み、コストを削減できる。
Similar to the first embodiment, in the fittings (single sash) of this embodiment, air flows around the
Since the outdoor
図22は、本発明の建具(単体サッシ)の第13実施形態を示しており、第12実施形態とは上枠の構造が異なっている。
上枠4は、上枠本体20と、上枠本体20の室外側に取付けた上枠カバー21と、上枠本体20の室内側に取付けた樹脂カバー94とを有している。上枠本体20は、アルミ形材よりなる室外側部22と室内側部23とを樹脂製の断熱ブリッジ24で連結して構成してあり、室外側部22と室内側部23はそれぞれ中空部25,26を有している。室外側の中空部25の室外側壁と内周側壁とに通気孔95a,95bを形成して室外側通気部11が形成してあり、室内側の中空部26の内周側壁と室内側壁とに通気孔95c,95dを形成して室内側通気部12を形成してあるのは、第12実施形態と同じである。
上枠4は、断熱ブリッジ24の内周側に整流体65が設けてある。整流体65は、下方に向かって室外側に傾斜した平らな板状となっている。
FIG. 22 shows a thirteenth embodiment of the fitting (single sash) of the present invention, which differs from the twelfth embodiment in the structure of the upper frame.
The
In the
本実施形態の建具(単体サッシ)は、上フレーム(上枠)4は室外側及び室内側に中空部25,26を有し、室外側の中空部25と室内側の中空部26とが断熱ブリッジ24により熱的に遮断されていることで、冬期において室内側の中空部26に室外の冷気が伝わらないため、室内の熱により暖められて内側ガラス2の外側面に沿って上昇した空気が、室内側の中空部26を通過する際に冷やされるのを防止し、回収した熱を確実に室内に戻すことができるので、空気の流れる方向と逆方向の熱輸送が妨げられることによる断熱効果が確実に発揮される。
また、本実施形態の建具(単体サッシ)は、整流体65が上フレーム4の熱伝導遮断位置(断熱ブリッジ24)の内周側に設けてあると共に、整流体65の先端を外側ガラス1側に向けてあるため、整流体65の結露が抑制されるとともに、空気の流れを外側ガラス1の内側面に沿わせられる。
In the fittings (single sash) of this embodiment, the upper frame (upper frame) 4 has
In addition, in the fittings (single sash) of this embodiment, the
室外側の中空部25と室内側の中空部26とを熱的に遮断した上フレーム4の構造としては、上記のアルミ製の室外側部22と室内側部23とを断熱ブリッジ24で連結した構造の他、室外側がアルミ形材で形成され、室内側が樹脂形材で形成されたアルミ+樹脂の複合構造や、全体が樹脂で形成したものであってもよい。
The structure of the
図23は、第13実施形態の変形例を示しており、図22のものとは、整流体65の形状が異なっている。図23(a)記載のものは、整流体65が室外側に向けて円弧状に曲がった形になっている。図23(b)記載のものは、整流体65が中間部から室外側に向けて曲がっている。整流体65をこのような形状とした場合も、図22の整流体65と同様に、空気の流れを外側ガラス1の内側面に沿わせられる。
FIG. 23 shows a modification of the thirteenth embodiment, which differs from that in FIG. 22 in the shape of the rectifying
図24は、本発明の建具(単体サッシ)の第14実施形態を示している。フレームの構造、空気の流れる経路は、第13実施形態と同様である。本実施形態は、中間層10に整流体としてブラインド100が取付けてある。
ブラインド100は、上枠4の室外側の中空部25と室内側の中空部26の間の熱伝導遮断位置(断熱ブリッジ24)に取付けてある。ブラインド100の下端と下枠5の内周側面との間には、隙間101が設けてある。
FIG. 24 shows a fourteenth embodiment of the fitting (single sash) of the present invention. The structure of the frame and the path through which air flows are the same as in the thirteenth embodiment. In this embodiment, a blind 100 is attached to the
The blind 100 is attached to a heat conduction blocking position (insulation bridge 24) between the
このように、中間層10に整流体としてブラインド100を設置した場合も、板状の整流体65を設置した場合と同様に、中間層10内の空気の流れを外側ガラス1の内側面と内側ガラス2の外側面に沿うように迂回させることができる上、中間層10を室内外に仕切って外側ガラス1の内側面に沿う空気の流れと内側ガラス2の外側面に沿う空気の流れとが混ざらないようにすることができる。
ブラインド100は、上枠4の熱伝導遮断位置(断熱ブリッジ24)の内周側に設けてあることで、ブラインド上部の結露が抑えられる。
In this way, even when the blind 100 is installed as a flow regulator in the
Since the blind 100 is provided on the inner circumferential side of the heat conduction cutoff position (insulation bridge 24) of the
整流体65は、内外ガラス1,2間で下降する空気と上昇する空気とがぶつかり合って空気の流れが阻害されるのを防ぐもの、フレーム内に空気を通すためにフレームに設けた通気孔に確実に空気を導くものであればよく、板状のものやブラインドの他、ロールスクリーン等のスクリーンであってもよい(他の実施形態についても同様)。
The
図25,26は、本発明の建具(単体サッシ)の第15実施形態を示している。本建具(単体サッシ)は、ビル用の引違いサッシに適用したものであり、躯体(図示省略)の開口部に取付けられる枠3と、枠3内に引違い状に開閉自在に納めた外障子13aと内障子13bとを備える。
25 and 26 show a fifteenth embodiment of the fitting (single sash) of the present invention. This fitting (single sash) is applied to a sliding sash for buildings, and consists of a
枠3は、アルミ形材よりなる上枠4と下枠5と左右の縦枠6,6を四周枠組みして構成してある。外障子13a及び内障子13bは、アルミ形材よりなる上框7と下框8と戸先框115と召合せ框116とを四周框組みし、その内側に複層ガラスの代わりにパネルユニット106を組み込んである。パネルユニット106は、障子13a,13bの框7,8,115,116よりも見込み寸法が大きくなっており、外障子13aは框7,8,115,116よりもパネルユニット106が室外側にはみ出し、内障子13bは框7,8,115,116よりもパネルユニット106が室内側にはみだしている。
The
パネルユニット106は、アルミ形材よりなる上フレーム103と下フレーム104と左右の縦フレーム105,105とを四周枠組みし、その枠内に外側ガラス1と内側ガラス2を嵌め込んで構成してある。
上フレーム103は、図25に示すように、室外側及び室内側の見付壁117a,117bと見込壁118を有し、見込壁118の外周側に設けた一対の係止片119a,119bを、上框7のガラス間口120に挿入・係止して、上框7のガラス間口120に保持されている。
室外側見付壁117aの上部にはスリット状の通気口121を形成し、室外空間から内外ガラス間の中間層7に連通する通気部(室外側通気部)122を設けてある。通気口121の室内側には、タッピングホールに係合する軸123を支点として室内外方向にスイングする弁体124を有し、弁体124は図示しない操作部を操作することで通気口121を開閉自在となっている。弁体124の室内側には、見込壁118と室外側見付壁117aとにまたがって隔壁125が設けてあり、隔壁125の縦壁にも通気口が設けてある。通気部122は、弁体124を迂回するように曲がった形になっており、これにより雨水が通気部122から中間層10に入るのを防いでいる。室外側見付壁117aの内周側端部には、外側ガラス保持部126が溝状に形成してあり、外側ガラス保持部126に外側ガラス1の上端部がパッキン127を介して嵌め込んである。
室内側見付壁117bの上部にはスリット状の通気口128を形成し、中間層10から室内空間に連通する通気部(室内側通気部)129を設けてある。通気口128の室外側には、タッピングホールに係合する軸123を支点として室内外方向にスイングする弁体130を有し、弁体130は図示しない操作部を操作することで通気口128を開閉自在となっている。弁体130の室外側には、見込壁118と室内側見付壁117bとにまたがって隔壁131が設けてあり、隔壁131の縦壁にも通気口が設けてある。通気部129は、室外側の通気部122と同様に、曲がった形になっている。室内側見付壁117bの内周側端部には、内側ガラス保持部132が溝状に形成してあり、内側ガラス保持部132に内側ガラス2の上端部がパッキン127を介して嵌め込んである。
見込壁118の室内外方向の中央部には、整流板133が垂下して設けてある。
The
As shown in FIG. 25, the
A slit-shaped
A slit-shaped
A
下フレーム104は、図25に示すように、室外側及び室内側の見付壁134a,134bと外周側及び内周側の見込壁135a,135bを有する略矩形断面に形成され、外周側見込壁135aの外周側に設けた一対の係止片119a,119bを、下框8のガラス間口120に挿入・係止して、下框8のガラス間口120に保持されている。内周側見込壁135bの内周側には外側ガラス保持部126と内側ガラス保持部132が形成してあり、各ガラス保持部126,132に外側ガラス1及び内側ガラス2の端部をパッキン127を介して嵌め込んである。
As shown in FIG. 25, the
左右の縦フレーム105は、図26に示すように、室外側及び室内側の見付壁136a,136bと外周側及び内周側の見込壁137a,137bとを有する略矩形断面に形成され、外周側見込壁137aの外周側に設けた一対の係止片119a,119bを、縦框(戸先框115及び召合せ框116)のガラス間口120に挿入・係止して、縦框115,116のガラス間口120に保持されている。内周側見込壁137bの内周側には外側ガラス保持部126と内側ガラス保持部132が形成してあり、各ガラス保持部126,132に外側ガラス1及び内側ガラス2の端部をパッキン127を介して嵌め込んである。
As shown in FIG. 26, the left and right
次に、障子13a,13bの組立て方を説明する。上フレーム103と下フレーム104と左右の縦フレーム105,105を、各フレームの内周側端部に形成した外側・内側ガラス保持部126,132に外側・内側ガラス1,2をそれぞれ嵌め込みながら枠組みし、パネルユニット106を組み立てる。その後、パネルユニット106外周の係止片119a,119bをガラス間口120に嵌め込みつつ、上框7と下框8と戸先框115と召合せ框116を框組みして障子13a,13bを組み立てる。組立てた障子13a,13bは、通常の障子と同じように、上枠4・下枠5間に室内側からけんどんで建て込む。
Next, how to assemble the shoji 13a, 13b will be explained. The
本建具(単体サッシ)は、各障子13a,13bに取付けたパネルユニット106の室外側の通気部122と中間層10と室内側の通気部129を通じて室内外に空気が流れ、その際に中間層10を空気が外側パネル1と内側パネル2に沿うように迂回して流れることで、室内から室外に逃げる熱を回収するか、室外から室内に入ってくる熱を室外に捨て、これにより空気の流入する方向とは逆方向の熱移動が妨げられ、非常に優れた断熱効果を発揮する。
冬期の場合について説明すると、換気扇等により室内を負圧に調整し、図25に示すように、パネルユニット106を空気が室外から室内に向けて流れるようにする(図中の矢印は、空気の流れを示す)。室外側の通気口121から流入した冷たい空気(外気)は、弁体124に当たることで、外側ガラス1の室内側面に沿うように下向きに流出する。その後、冷たい空気はコールドドラフトにより中間層10の下まで流れてから折り返し、内側ガラス2から室内の熱が伝わることで暖められ、内側ガラス2の室外側面に沿って上昇し、この間に内側ガラス2から室外に逃げる熱を空気の流れによって回収する。その後、暖められた空気は弁体130にガイドされて室内側の通気口128から室内に流れる。空気が通気口128等からなる通気部129を通過する際にも、上フレーム103を伝って室内から室外に逃げる熱を空気の流れによって回収する。そうして暖められた空気を室内に取り入れることで、回収した熱を室内に戻すことができる。上フレーム103に整流板133を備えることで、内側ガラス2の室外側面に沿って上昇した空気が室外側に逆流し、室外側の通気部122からの冷たい空気の流れとぶつかるのを防ぎ、室内側の通気部129へと確実に導くことができる。
このように、中間層10内を外側ガラス1と内側ガラス2に沿うように迂回して空気が流れることで、室内から室外に伝わる熱を空気の流れによって回収し、室内に戻すことで、室内から室外への熱の損失がほとんどなくなるので、非常に高い断熱性が得られる。また、外気を暖めて室内に採り込めるので、室内に居る人が冷たい風を感じることがなく、暖房効率も良い。
In this fitting (single sash), air flows indoors and outdoors through the
In winter, the indoor pressure is adjusted to negative pressure using a ventilation fan, etc., and air flows through the
In this way, the air flows through the
夏期には、換気扇等により室内を正圧に調整し、冬期とは逆に室内から室外に空気が流れるようにする。室内の空気の温度は室外よりも低いので、室内側の通気部129から中間層10に入った空気は内側ガラス2の室外側面に沿って下向きに流れ、その後、中間層10の下部で折り返し、外側ガラス1等の熱が伝わることで外側ガラス1の室内側面に沿って上昇し、この間に外側ガラス1を通じて室外から室内に入ってくる熱を空気の流れによって回収する。その後、室外側の通気部122を通って空気が室外に放出される。空気が通気部122を通過する際、上フレーム103を伝って室内に入ってくる熱を空気の流れによって回収する。そして、空気が室外に放出されることで、外側ガラス1や上フレーム103から回収した熱を室外に捨てる。このように室外から室内に伝わる熱を空気の流れによって回収し、室外に捨てることで、空気が流出する方向とは逆方向である室外側から室内側への熱輸送が妨げられ、優れた断熱効果を発揮して、室内が涼しく保たれる。
In the summer, use a ventilation fan to maintain positive pressure in the room so that air flows from the room to the outside, contrary to the situation in the winter. Since the temperature of the indoor air is lower than the outdoor air, the air that enters the
本建具(単体サッシ)は、障子13a,13bの框7,8,115,116のガラス間口120に保持されるパネルユニット106に空気の流路を構成したことで、框7,8,115,116や枠3に特別な細工が不要なため、通常のサッシの障子のガラス間口120に本パネルユニット106を組み込むことにより、低コストで容易に実施することができる。既存の障子に後からパネルユニット106を組み込むことも可能である。
This fitting (single sash) has an air flow path configured in the
パネルユニット106は、フレーム103,104,105の内側ガラス2を保持する部分を別体で形成し、内側ガラス2が開閉又は着脱自在とすることができる。内側ガラス2を開閉又は着脱することで、空気が流れる内側ガラス2の外側面や外側ガラス1の内側面を掃除することができ、メンテナンス性が向上する。
In the
パネルユニット106は、フレーム103,104,105の外側ガラス1を保持する部分と内側ガラス2を保持する部分とを熱的に分離してあってもよい。具体的には、外側ガラス1を保持する部分と内側ガラス2を保持する部分とを樹脂製のブリッジ材で連結したり、外側ガラス1を保持する部分をアルミで、内側ガラス2を保持する部分を樹脂で形成したりすることができる。また、フレーム全体を樹脂で形成することもできる。
そのように、フレーム103,104,105の外側ガラス1を保持する部分と内側ガラス2を保持する部分とを熱的に分離してあると、フレーム103,104,105を伝っての熱の出入りを防げることに加え、内側ガラス2を保持する部分に室外の冷気が伝わらないため(冬期の場合)、内側ガラス2に沿って上昇した空気がフレームに当たって冷やされるのを防げるので、断熱性能がより一層向上する。
In the
If the parts of the
フレーム(103,104,105)は、室外側と室内側で熱的に分離されていなくても、冬期は熱回収した空気をフレームを介さずに断熱パイプを通じて室内に取り込み、夏期は室内の空気をフレームを介さずに断熱パイプを用いて内外ガラス間の中間層10に直接送るようにしてもよい。
Even if the frames (103, 104, 105) are not thermally separated between the outdoor and indoor sides, in the winter, the heat-recovered air is taken into the room through the insulated pipes without going through the frame, and in the summer, the indoor air is It is also possible to send the liquid directly to the
第15実施形態の建具(単体サッシ)は、引違いサッシに限らず、枠3に一つの障子を開閉自在に支持したもの(例えば、たてすべり出し窓)に適用することもできる。この場合、当該障子の框のガラス間口120に外側ガラス1と内側ガラス2を有するパネルユニット106を支持したものでもよいし、框に外側ガラス1と内側ガラス2を直接支持したものでもよい。また、枠3にパネルユニット106を組み込んで嵌め殺し窓とすることもできる。
The fitting (single sash) of the fifteenth embodiment is not limited to a sliding sash, but can also be applied to a
以上に述べたように第15実施形態の建具(単体サッシ)は、フレーム(上框7,下框8,戸先框115,召合せ框116)と、フレーム7,8,115,116のガラス間口120に保持したパネルユニット106を備え、パネルユニット106は、外側ガラス1と内側ガラス2を有し、室外と連通して外側ガラス1の内側面に沿って一方向に空気が流れ、ガラス1,2の端部付近で折り返し、室内と連通して内側ガラス2の外側面に沿って他方向に空気が流れることで、室内から室外に逃げる熱を回収するか、室外から室内に入ってくる熱を室外に捨てることで、窓からの熱の出入りを減らし、冷暖房効率を高めることができる。フレーム7,8,115,116のガラス間口120にパネルユニット106を組み込むだけでよいため、実施が容易である。
As described above, the fittings (single sash) of the fifteenth embodiment include the frame (
第15実施形態の建具においても、第1実施形態のところで述べたように、夏期に空気を室外から室内に流すこともできる。この場合には、外側ガラス1側で貫流熱が減り、内側ガラス2側で冷熱を回収するので、非常に高い断熱性能が得られ、冷房負荷を抑えることができる。また、冬期に空気を室内から室外に流すこともできる。この場合には、外側ガラス1側で貫流冷熱を回収して室外に排出し、内側ガラス2側で貫流熱が減るため、非常に高い断熱性能が得られ、暖房負荷を抑えることができる。
Also in the fittings of the fifteenth embodiment, as described in the first embodiment, air can also be allowed to flow from the outdoors into the room during the summer. In this case, the flow-through heat is reduced on the
本発明の建具は、一つのフレームに外側ガラス1と内側ガラス2を支持した単体サッシに限らず、外窓と内窓を備える二重窓であってもよい。
The fitting of the present invention is not limited to a single sash in which an
室外側通気部11と室内側通気部12はどこに設けてあってもよく、例えば外壁から中間層10にわたって室外側通気部11を設けたり、内壁から中間層10にわたって室内側通気部12を設けることもできる。
The
図30は、本発明の建具の第16実施形態を示している。本実施形態の建具は、外側ガラス1の室内側に内側仕切体としてカーテン100を設けている。カーテン100の上方には、外側ガラス1とカーテン100との間の中間層10から室内空間に連通する室内側通気部12が設けてある。カーテン100の左右の縁部と下縁部は、マグネット101等で窓枠に固定して気密化してある。
FIG. 30 shows a sixteenth embodiment of the fitting of the present invention. In the fittings of this embodiment, a
本実施形態の建具は、第1実施形態等と同様に、外側ガラス1の内側面とカーテン100の外側面に沿うように空気を室外から室内、又は室内から室外に流すことで、高い断熱性能が得られ、冷暖房負荷を抑える効果がある。内側仕切体をカーテン100としたことで、外側ガラス1と内側ガラス2とでガラスを二重に設ける場合と比べて、コストを削減できる。カーテン100の上方に室内側通気部12を設けたので、中間層10に外側ガラス1の内側面とカーテン100の外側面に沿うように迂回する空気の流れを形成するのが容易である。カーテンレールとカーテン100との間の隙間を室内側通気部12として利用できる。
Similar to the first embodiment, the fittings of this embodiment have high heat insulation performance by allowing air to flow from the outdoors to the room or from the room to the outdoors along the inner surface of the
図31は、本発明の建具の第17実施形態を示している。本実施形態の建具は、外側ガラス1の室内側に内側仕切体としてロールスクリーン102を設けている。ロールスクリーン102の上部には、外側ガラス1とロールスクリーン102との間の中間層10から室内空間に連通する室内側通気部12が設けてある。ロールスクリーン102の左右の縁部と下縁部は、窓枠に取付けたガイドレール110に挿入して気密化してある。
FIG. 31 shows a seventeenth embodiment of the fitting of the present invention. In the fittings of this embodiment, a roll screen 102 is provided as an inner partition on the indoor side of the
本実施形態の建具は、第1実施形態等と同様に、外側ガラス1の内側面とロールスクリーン102の外側面に沿うように空気を室外から室内、又は室内から室外に流すことで、高い断熱性能が得られ、冷暖房負荷を抑える効果がある。内側仕切体をロールスクリーン102としたことで、外側ガラス1と内側ガラス2とでガラスを二重に設ける場合と比べて、コストを削減できる。ロールスクリーン102の上部に室内側通気部12を設けたので、中間層10に外側ガラス1の内側面とロールスクリーン102の外側面に沿うように迂回する空気の流れを形成するのが容易である。ロールスクリーン102の巻取り軸と巻取り軸を支持するフレームとの間の隙間を室内側通気部12として利用できる。
Similar to the first embodiment, the fittings of this embodiment have high heat insulation by allowing air to flow from the outdoors to the indoors or from the indoors to the outdoors along the inner surface of the
図32は、本発明の建具の第18実施形態を示している。本実施形態の建具は、外側ガラス1の室内側に内側仕切体として障子111を設けている。障子111の上部には、外側ガラス1と障子104との間の中間層10から室内空間に連通する室内側通気部12が設けてある。障子104の周囲と窓枠との間は気密化してある。
FIG. 32 shows an eighteenth embodiment of the fitting of the present invention. In the fittings of this embodiment, a shoji 111 is provided as an inner partition on the indoor side of the
本実施形態の建具は、第1実施形態等と同様に、外側ガラス1の内側面と障子111の外側面に沿うように空気を室外から室内、又は室内から室外に流すことで、高い断熱性能が得られ、冷暖房負荷を抑える効果がある。内側仕切体を障子111としたことで、外側ガラス1と内側ガラス2とでガラスを二重に設ける場合と比べて、コストを削減できる。障子111の上部に室内側通気部12を設けたので、中間層10に外側ガラス1の内側面と障子111の外側面に沿うように迂回する空気の流れを形成するのが容易である。
Similar to the first embodiment, the fittings of this embodiment have high heat insulation performance by allowing air to flow from the outdoors to the room or from the room to the outdoors along the inner surface of the
図33,34は、本発明の建具の第19実施形態を示している。本建具は、躯体開口部に取付けた枠3と、枠3内の室外側に取付けた雨戸(外側仕切体)112と、枠3内の室内側に引き違い状に開閉自在に設けた外障子13a及び内障子13bと、雨戸112と障子13a,13bの間の中間層10に設けた網戸113を備える。
雨戸112は、図33に示すように、框組みした枠体107内に帯板状のスラット108が上下方向に並べて取付けてあり、一番上のスラット108を室外向きに回動することで室外空間から中間層10に連通する室外側通気部11を設けてある。室外側通気部11の室内側には板状の整流体65が設けてあり、室外側通気部11から流入した空気が整流体65に当たることで下向きに流れるようにしてある。一番下のスラット108には、室内側に向けて湾曲した整流ガイド109が設けてあり、雨戸112の内側面に沿って下向きに流れる空気が整流ガイド109に当たることで、空気の流れが折り返すようにしてある。また、網戸113は、中間層10を室外側と室内側に仕切る整流体としての働きがある。
外障子13a及び内障子13bは、上框7と下框8と戸先框115と召合せ框116とを框組みし、その内側に内側ガラス(内側仕切体)2を嵌め込んで構成してある。上框7は、いわゆる換気框となっており、中間層10から室内空間に連通する室内側通気部12を有している。
33 and 34 show a nineteenth embodiment of the fitting of the present invention. This fitting consists of a
As shown in FIG. 33, the
The outer shoji 13a and the inner shoji 13b are constructed by assembling an
本実施形態の建具は、第1実施形態等と同様に、雨戸112の内側面と内側ガラス2の外側面に沿うように空気を室外から室内、又は室内から室外に流すことで、高い断熱性能が得られ、冷暖房負荷を抑える効果がある。外側仕切体を雨戸112としたことで、外側ガラス1と内側ガラス2とでガラスを二重に設ける場合と比べて、コストを削減できる。雨戸112の上部に室外側通気部11を設け、雨戸112の下部に整流ガイド109を設けたので、中間層10に雨戸112の内側面と内側ガラス2の外側面に沿うように迂回する空気の流れを形成するのが容易である。
Similar to the first embodiment, the fittings of this embodiment have high heat insulation performance by allowing air to flow from the outdoors to the indoors or from the indoors to the outdoors along the inner surface of the
図35,36は、本発明の建具の第20実施形態を示している。本建具は、枠3内の室外側に外側仕切体として雨戸112の代わりにロールスクリーン114を設けている。ロールスクリーン114の上部には、図35に示すように、室外空間から中間層10に連通する室外側通気部11が設けてある。ロールスクリーン114の下端部に設けたウエイトバー138には、室内側に向けて突出する整流ガイド109を有している。ロールスクリーン114の側縁部は、図36に示すように、枠3の内周面に取付けたガイドレール139に挿入して気密化してある。
35 and 36 show a twentieth embodiment of the fitting of the present invention. In this fitting, a
本実施形態の建具は、第1実施形態等と同様に、ロールスクリーン114の内側面と内側ガラス2の外側面に沿うように空気を室外から室内、又は室内から室外に流すことで、高い断熱性能が得られ、冷暖房負荷を抑える効果がある。外側仕切体をロールスクリーン114としたことで、外側ガラス1と内側ガラス2とでガラスを二重に設ける場合と比べて、コストを削減できる。ロールスクリーン114の上部に室外側通気部11を設け、ロールスクリーン114の下部に整流ガイド109を設けたので、中間層10にロールスクリーン114の内側面と内側ガラス2の外側面に沿うように迂回する空気の流れを形成するのが容易である。ロールスクリーン114の巻取り軸と上枠との間の隙間を室外側通気部11として利用できる。
Similar to the first embodiment, the fittings of this embodiment have high heat insulation by allowing air to flow from the outdoors to the room or from the room to the outdoors along the inner surface of the
図37は、本発明の換気システムの第1実施形態(請求項1,2に係る発明の実施形態)を示している。本換気システムは、オフィスビルや住宅等の建物の換気システムに適用したものであって、夏期における運転状態を示している。本換気システムは、これまでに説明した建具(請求項1,2、図28(a)参照)と、天井裏に設置した熱交換器140とを組み合わせて構成される。
FIG. 37 shows a first embodiment of the ventilation system of the present invention (an embodiment of the invention according to
建具は、外側ガラス1と内側ガラス2と整流体(ブラインド)65を備えている。建具には、温かい外気が外側ガラス1の内側面に沿って下向きに流れ、中間層10の下端部で折り返し、内側ガラス2の外側面に沿って上向きに流れる。これにより本建具は、外側ガラス1側で室外側から室内側への貫流熱が減り、内側ガラス2側で室内側から室外側に逃げる冷熱を回収するので、非常に高い断熱性能が得られ、冷房負荷を抑えることができる。
The fittings include an
建具を通過した外気は、ダクト141aを通じて熱交換器140へと導かれ、空気取入口142より取り入れた内気と熱交換し、内気の冷熱を回収する。内気の冷熱を回収することで温度が下げられた外気は、空気吹出口143より室内に流入する。一方、外気と熱交換することで温度が上がった内気は、壁に設けた給排気口144より室外に流出する。なお、図中の符合145は、上記した外気と内気の流れを作り出すためにダクトに設けてあるファンである。 The outside air that has passed through the fittings is guided to the heat exchanger 140 through the duct 141a, where it exchanges heat with the inside air taken in through the air intake port 142 and recovers the cold heat of the inside air. The outside air whose temperature has been lowered by recovering the cold heat of the inside air flows into the room through the air outlet 143. On the other hand, the inside air whose temperature has increased by exchanging heat with the outside air flows out to the outside through the air supply/exhaust port 144 provided in the wall. In addition, the reference numeral 145 in the figure is a fan provided in the duct to create the above-described flow of outside air and inside air.
以上に述べたように第1実施形態(請求項1,2)の換気システムは、建具と熱交換機140を備え、外気を、建具を通してから熱交換器140に通した後に室内に導入し、内気を、熱交換器140に通してから室外に排出するものであり、建具の中間層10を外気が外側ガラス1の内側面と内側ガラス2の外側面に沿うように流れることで、外側ガラス1側で室外側から室内側への貫流熱が減り、内側ガラス2側で室内側から室外側に逃げる冷熱を回収するため、非常に高い断熱性能が得られる上、熱交換器140で外気と内気を熱交換して内気の冷熱を回収することで、建具の働きを補完して冷房負荷をより一層削減することができる。
As described above, the ventilation system of the first embodiment (claims 1 and 2 ) includes the fittings and the heat exchanger 140, and introduces outside air into the room after passing through the fittings and the heat exchanger 140. The
図38は、本発明の換気システムの第2実施形態(請求項3,4に係る発明の実施形態)を示している。本換気システムは、外気を、熱交換器140に先に通してから建具に通した後に室内に導入するようにしている。それ以外は、第1実施形態と同様である。
FIG. 38 shows a second embodiment of the ventilation system of the present invention (an embodiment of the invention according to
第2実施形態の換気システム(請求項3,4)は、建具と熱交換機140を備え、外気を、熱交換器140に通してから建具に通した後に室内に導入し、内気を、熱交換器140に通してから室外に排出するものであり、建具の中間層10を外気が外側ガラス1の内側面と内側ガラス2の外側面に沿うように流れることで、外側ガラス1側で室外側から室内側への貫流熱が減り、内側ガラス2側で室内側から室外側に逃げる冷熱を回収するため、非常に高い断熱性能が得られる上、熱交換器140で外気と内気を熱交換して内気の冷熱を回収することで、建具の働きを補完して冷房負荷をより一層削減することができる。
The ventilation system of the second embodiment (claims 3 and 4 ) includes fittings and a heat exchanger 140, outside air is passed through the heat exchanger 140 and then through the fittings, and then introduced indoors, and inside air is heat exchanged. The outside air flows through the
図39は、本発明の換気システムの第3実施形態を示している。本換気システムは、オフィスビルや住宅等の建物の換気システムに適用したものであって、夏期における運転状態を示している。本換気システムは、これまでに説明した建具(図28(b)参照)と、天井裏に設置した熱交換器140とを組み合わせて構成される。本実施形態は、図37に示す第1実施形態とは空気の流れる向きが逆向きになっている。 Figure 39 shows a third embodiment of the ventilation system of the invention. This ventilation system is applied to ventilation systems for buildings such as office buildings and residences, and the operating status in summer is shown. This ventilation system is configured by combining the fittings described above (see FIG. 28(b)) and a heat exchanger 140 installed in the ceiling. In this embodiment, the direction of air flow is opposite to that of the first embodiment shown in FIG. 37.
熱交換器140は、給排気口144より導入した外気と空気取入口142より導入した内気とを熱交換する。内気の冷熱を回収することで温度が下がった外気は、空気吹出口143より室内に流入する。一方、内気と熱交換することで温度が上がった内気は、建具へと送られる。 The heat exchanger 140 exchanges heat between the outside air introduced through the air supply/exhaust port 144 and the inside air introduced through the air intake port 142. The outside air whose temperature has been lowered by recovering the cold heat of the inside air flows into the room through the air outlet 143. On the other hand, the inside air, whose temperature has increased by exchanging heat with the inside air, is sent to the fittings.
その後、内気は、内側ガラス2の外側面に沿って下向きに流れ、中間層10の下端部で折り返し、外側ガラス1の外側面に沿って上向きに流れてから、室外に流出する。これにより本建具は、外側ガラス1側で室外側から室内側への貫流熱と日射熱を排出し、内側ガラス2側で室内側から室外側への貫流冷熱が減るため、非常に高い断熱性能が得られ、冷房負荷を抑えることができる。
Thereafter, the inside air flows downward along the outer surface of the
以上に述べたように第3実施形態の換気システムは、建具と熱交換機140を備え、内気を、熱交換器140に通してから建具に通した後に室外に排出し、外気を、熱交換器140に通してから室内に導入するものであり、建具の中間層10を内気が内側ガラス2の外側面と外側ガラス1の内側面に沿うように流れることで、外側ガラス1側で室外側から室内側への貫流熱と日射熱を排出し、内側ガラス2側で室内側から室外側への貫流冷熱が減るため、非常に高い断熱性能が得られる上、熱交換器140で外気と内気を熱交換して内気の冷熱を回収することで、建具の働きを補完して冷房負荷をより一層削減することができる。
As described above, the ventilation system of the third embodiment includes the fittings and the heat exchanger 140, and the inside air is passed through the heat exchanger 140 and then through the fittings and then discharged outdoors, and the outside air is The inside air flows through the
図40は、本発明の換気システムの第4実施形態を示している。本換気システムは、内気を、建具に先に通してから熱交換器140に通した後に室外に排出するようにしている。それ以外は、第3実施形態と同様である。 Figure 40 shows a fourth embodiment of the ventilation system of the invention. In this ventilation system, the inside air is first passed through the fittings and then through the heat exchanger 140 before being discharged to the outside. The rest is the same as the third embodiment.
第4実施形態の換気システムは、建具と熱交換機140を備え、内気を、建具に通してから熱交換器140に通した後に室外に排出し、外気を、熱交換器140に通してから室内に導入するものであり、建具の中間層10を内気が内側ガラス2の外側面と外側ガラス1の内側面に沿うように流れることで、外側ガラス1側で室外側から室内側への貫流熱と日射熱を排出し、内側ガラス2側で室内側から室外側への貫流冷熱が減るため、非常に高い断熱性能が得られる上、熱交換器140で外気と内気を熱交換して内気の冷熱を回収することで、建具の働きを補完して冷房負荷をより一層削減することができる。
The ventilation system of the fourth embodiment includes fittings and a heat exchanger 140, inside air is passed through the fittings and then through the heat exchanger 140 before being discharged outdoors, and outside air is passed through the heat exchanger 140 and then exhausted. This is introduced indoors, and by flowing the inside air through the
図41は、本発明の換気システムの第5実施形態を示している。本換気システムは、オフィスビルや住宅等の建物の換気システムに適用したものであって、冬期における運転状態を示している。本換気システムは、これまでに説明した建具(図29(a)参照)と、天井裏に設置した熱交換器140とを組み合わせて構成される。本実施形態は、図37に示す第1実施形態と外気及び内気の流れる経路が同じになっている。 Figure 41 shows a fifth embodiment of the ventilation system of the invention. This ventilation system is applied to ventilation systems for buildings such as office buildings and residences, and shows the operating status in winter. This ventilation system is configured by combining the fittings described above (see FIG. 29(a)) and a heat exchanger 140 installed in the ceiling. In this embodiment, the paths through which outside air and inside air flow are the same as in the first embodiment shown in FIG. 37.
建具には、冷たい外気が外側ガラス1の内側面に沿って下向きに流れ、中間層10の下端部で折り返し、内側ガラス2の外側面に沿って上向きに流れる。これにより本建具は、外側ガラス1側で室外側から室内側に貫流する冷熱が減ると共に日射熱の取得が増加し、内側ガラス2側で室内側から室外側に逃げる熱を回収するので、非常に高い断熱性能が得られ、暖房負荷を抑えることができる。
In the fittings, cold outside air flows downward along the inner surface of the
建具を通過した外気は、ダクト141aを通じて熱交換器140へと導かれ、空気取入口142より取り入れた内気と熱交換し、内気の熱を回収する。内気の熱を回収することで温度が上がった外気は、空気吹出口143より室内に流入する。一方、外気と熱交換することで温度が下がった内気は、壁に設けた給排気口144より室外に流出する。 The outside air that has passed through the fittings is guided to the heat exchanger 140 through the duct 141a, where it exchanges heat with the inside air taken in through the air intake port 142 and recovers the heat of the inside air. The outside air whose temperature has increased by recovering the heat of the inside air flows into the room through the air outlet 143. On the other hand, the inside air whose temperature has been lowered by exchanging heat with the outside air flows out to the outside through the air supply/exhaust port 144 provided in the wall.
以上に述べたように第5実施形態の換気システムは、建具と熱交換機140を備え、外気を、建具を通してから熱交換器140に通した後に室内に導入し、内気を、熱交換器140に通してから室外に排出するものであり、建具の中間層10を外気が外側ガラス1の内側面と内側ガラス2の外側面に沿うように流れることで、外側ガラス1側で室外側から室内側に貫流する冷熱が減ると共に日射熱の取得が増加し、内側ガラス2側で室内側から室外側に逃げる熱を回収するので、非常に高い断熱性能が得られる上、熱交換器140で外気と内気を熱交換して内気の熱を回収することで、建具の働きを補完して暖房負荷をより一層削減することができる。
As described above, the ventilation system of the fifth embodiment includes fittings and a heat exchanger 140, outside air is introduced indoors after passing through the fittings and then through the heat exchanger 140, and inside air is passed through the heat exchanger 140. By passing the outside air through the
図42は、本発明の換気システムの第6実施形態(請求項5,6に係る発明の実施形態)を示している。本換気システムは、外気を、熱交換器140に先に通してから建具に通した後に室内に導入するようにしている。それ以外は、第5実施形態と同様である。
FIG. 42 shows a sixth embodiment of the ventilation system of the present invention (an embodiment of the invention according to
第6実施形態の換気システム(請求項5,6)は、建具と熱交換機140を備え、外気を、熱交換器140に通してから建具に通した後に室内に導入し、内気を、熱交換器140に通してから室外に排出するものであり、建具の中間層10を外気が外側ガラス1の内側面と内側ガラス2の外側面に沿うように流れることで、外側ガラス1側で室外側から室内側に貫流する冷熱が減ると共に日射熱の取得が増加し、内側ガラス2側で室内側から室外側に逃げる熱を回収するので、非常に高い断熱性能が得られる上、熱交換器140で外気と内気を熱交換して内気の熱を回収することで、建具の働きを補完して暖房負荷をより一層削減することができる。
The ventilation system of the sixth embodiment (claims 5 and 6 ) includes fittings and a heat exchanger 140, and the outside air is passed through the heat exchanger 140 and then through the fittings and then introduced indoors, and the inside air is heat exchanged. The outside air flows through the
図43は、本発明の換気システムの第7実施形態を示している。本換気システムは、オフィスビルや住宅等の建物の換気システムに適用したものであって、冬期における運転状態を示している。本換気システムは、これまでに説明した建具(図29(b)参照)と、天井裏に設置した熱交換器140とを組み合わせて構成される。本実施形態は、図39に示す第3実施形態と外気及び内気の流れる経路が同じになっている。 Figure 43 shows a seventh embodiment of the ventilation system of the invention. This ventilation system is applied to ventilation systems for buildings such as office buildings and residences, and shows the operating status in winter. This ventilation system is configured by combining the fittings described above (see FIG. 29(b)) and a heat exchanger 140 installed in the ceiling. In this embodiment, the paths through which outside air and inside air flow are the same as in the third embodiment shown in FIG. 39.
熱交換器140は、給排気口144より導入した外気と空気取入口143より導入した内気とを熱交換する。内気の熱を回収することで温度が上がった外気は、空気吹出口142より室内に流入する。一方、内気と熱交換することで温度が下がった内気は、建具へと送られる。 The heat exchanger 140 exchanges heat between the outside air introduced through the air supply/exhaust port 144 and the inside air introduced through the air intake port 143. The outside air whose temperature has increased by recovering the heat of the inside air flows into the room through the air outlet 142. On the other hand, the inside air, whose temperature has decreased by exchanging heat with the inside air, is sent to the fittings.
その後、内気は、内側ガラス2の外側面に沿って下向きに流れ、中間層10の下端部で折り返し、外側ガラス1の外側面に沿って上向きに流れてから、室外に流出する。これにより本建具は、外側ガラス1側で室外側から室内側への貫流冷熱を回収して室外に排出し、内側ガラス2側で室内側から室外側への貫流熱が減るため、非常に高い断熱性能が得られ、暖房負荷を抑えることができる。
Thereafter, the inside air flows downward along the outer surface of the
以上に述べたように第7実施形態の換気システムは、建具と熱交換機140を備え、内気を、熱交換器140に通してから建具に通した後に室外に排出し、外気を、熱交換器140に通してから室内に導入するものであり、建具の中間層10を内気が内側ガラス2の外側面と外側ガラス1の内側面に沿うように流れることで、外側ガラス1側で室外側から室内側への貫流冷熱を回収して室外に排出し、内側ガラス2側で室内側から室外側への貫流熱が減るため、非常に高い断熱性能が得られる上、熱交換器140で外気と内気を熱交換して内気の熱を回収することで、建具の働きを補完して暖房負荷をより一層削減することができる。
As described above, the ventilation system of the seventh embodiment includes the fittings and the heat exchanger 140, and the inside air is passed through the heat exchanger 140 and then through the fittings and then discharged outdoors, and the outside air is The inside air flows through the
図44は、本発明の換気システムの第8実施形態を示している。本換気システムは、内気を、建具に先に通してから熱交換器140に通した後に室外に排出するようにしている。それ以外は、第7実施形態と同様である。 FIG. 44 shows an eighth embodiment of the ventilation system of the present invention. In this ventilation system, the inside air is first passed through the fittings and then through the heat exchanger 140 before being discharged to the outside. The rest is the same as the seventh embodiment.
第8実施形態の換気システムは、建具と熱交換機140を備え、内気を、建具に通してから熱交換器140に通した後に室外に排出し、外気を、熱交換器140に通してから室内に導入するものであり、建具の中間層10を内気が内側ガラス2の外側面と外側ガラス1の内側面に沿うように流れることで、外側ガラス1側で室外側から室内側への貫流冷熱を回収して室外に排出し、内側ガラス2側で室内側から室外側への貫流熱が減るため、非常に高い断熱性能が得られる上、熱交換器140で外気と内気を熱交換して内気の熱を回収することで、建具の働きを補完して暖房負荷をより一層削減することができる。
The ventilation system of the eighth embodiment includes fittings and a heat exchanger 140, inside air is passed through the fittings and then through the heat exchanger 140 before being discharged outdoors, and outside air is passed through the heat exchanger 140 and then exhausted. This is introduced indoors, and by flowing the inside air through the
本発明の効果を確認するため、本発明の建具及び換気システムを採用した場合に冷暖房負荷をどの程度削減できるか計算した結果を以下に示す。計算には、市販の熱換気回路網計算ソフトであるTRNSYS17を使用した。
図45(a)は、計算に用いた部屋のモデルを示している。同図に示すように、部屋は南面全体に建具が設けられ、建具の大きさは幅1690mm×高さ1370mm、部屋の大きさは幅1690mm×高さ1370mm×奥行3000mmとし、周壁は断熱境界とした。
図45(b)は、計算に用いた建具のモデルを示している。建具は、外窓と内窓の二重窓とし、外窓はアルミサッシ+単板ガラス(外側ガラス1)、内窓は樹脂サッシ+複層ガラス(内側ガラス2)、中間層10には整流体65としてハニカムブラインドを設置するものとした。建具を流れる空気の流量は、12m3/hとした。
In order to confirm the effects of the present invention, the results of calculating how much the heating and cooling load can be reduced when the fittings and ventilation system of the present invention are adopted are shown below. For calculations, TRNSYS17, a commercially available thermal ventilation network calculation software, was used.
FIG. 45(a) shows a room model used in the calculation. As shown in the figure, the room has fittings on the entire south side, the size of the fittings is 1690 mm wide x 1370 mm high, the size of the room is 1690 mm wide x 1370 mm high x 3000 mm deep, and the surrounding wall is a thermal insulation boundary. did.
FIG. 45(b) shows a model of the fittings used in the calculation. The fittings are double-glazed windows with an exterior window and an interior window.The exterior window is an aluminum sash + single-pane glass (outer glass 1), the interior window is a resin sash + double-glazed glass (inner glass 2), and the
図46-1,図46-2は、計算に用いた建具及び換気システムの換気経路のパターンを示している。
図46-1(a)~(f)は、夏期における運転状態を示している。図46-1(a)に示す実施例1は、建具のみで構成したものであって、図28(a)と同様に、建具を空気(外気)が室外から室内に流れるものである。図46-1(b)に示す実施例2は、建具のみで構成したものであって、図28(b)と同様に、建具を空気(内気)が室内から室外に流れるものである。図46-1(c)に示す実施例3は、建具と熱交換器を組み合わせたものであって、図37に示す第1実施形態の換気システムと同様に、外気を建具に通してから熱交換器に通し、その後に室内に導入するものである。図46-1(d)に示す実施例4は、図38に示す第2実施形態の換気システムと同様に、外気を熱交換器に通してから建具に通し、その後に室内に導入するものである。図46-1(e)に示す実施例5は、図39に示す第3実施形態の換気システムと同様に、内気を熱交換器に通してから建具に通し、その後に室外に排出するものである。図46-1(f)に示す実施例6は、図40に示す第4実施形態の換気システムと同様に、内気を建具に通してから熱交換器に通し、その後に室外に排出するものである。
図46-2(g)~(l)は、冬期における運転状態を示している。図46-2(g)に示す実施例7は、建具のみで構成したものであって、図29(a)と同様に、建具を空気(外気)が室外から室内に流れるものである。図46-2(h)に示す実施例8は、建具のみで構成したものであって、図29(b)と同様に、建具を空気(内気)が室内から室外に流れるものである。図46-2(i)に示す実施例9は、建具と熱交換器を組み合わせたものであって、図41に示す第5実施形態の換気システムと同様に、外気を建具に通してから熱交換器に通し、その後に室内に導入するものである。図46-2(j)に示す実施例10は、図42に示す第6実施形態の換気システムと同様に、外気を熱交換器に通してから建具に通し、その後に室内に導入するものである。図46-2(k)に示す実施例11は、図43に示す第7実施形態の換気システムと同様に、内気を熱交換器に通してから建具に通し、その後に室外に排出するものである。図46-2(l)に示す実施例12は、図44に示す第8実施形態の換気システムと同様に、内気を建具に通してから熱交換器に通し、その後に室外に排出するものである。
図47に示す比較例1は、外気も内気も通さない単なる二重窓である。
Figures 46-1 and 46-2 show the ventilation route patterns of the fittings and ventilation system used in the calculations.
FIGS. 46-1(a) to (f) show operating conditions in summer.
Figures 46-2 (g) to (l) show operating conditions in winter.
Comparative Example 1 shown in FIG. 47 is a simple double-glazed window that neither outside air nor inside air passes through.
計算条件としては、寒冷地代表地点として札幌、温暖地代表地点として宮崎を選定し、上記の実施例と比較例について、代表的な下記の一日の暖房・冷房負荷をそれぞれ計算した。
・寒冷地(札幌) 2月19日 日平均気温-9.9℃
・温暖地(宮崎) 7月22日 日平均気温30.9℃
As for the calculation conditions, Sapporo was selected as a representative point in a cold region, and Miyazaki was selected as a representative point in a warm region, and the following typical daily heating and cooling loads were calculated for each of the above examples and comparative examples.
・Cold region (Sapporo) February 19th average daily temperature -9.9℃
・Warm region (Miyazaki) July 22nd Average daily temperature 30.9℃
図48は、実施例と比較例について計算した冷暖房負荷の値に基づき、単なる二重窓を設置した場合(比較例1)の冷暖房負荷を100%として、実施例の暖房・冷房負荷の割合をグラフ化したものである。図49は、単なる二重窓を設置した場合(比較例1)に対する各実施例の暖房・冷房負荷の削減率をグラフ化したものである。
図48,49より明らかなように、実施例1~6によれば、単なる二重窓を設置した場合(比較例1)と比較して、何れも冷房負荷を抑えられることが分かる。建具のみで構成した実施例1,2と、建具と熱交換器を組み合わせた実施例3~6との比較では、建具と熱交換器を組み合わせた実施例3~6の方が、冷房負荷を抑える効果が高い。外気を建具に通してから熱交換器に通す実施例3と、外気を熱交換器に通してから建具に通す実施例4との比較では、建具に先に通す実施例3の方が冷房負荷を抑える効果が高い。また、内気を熱交換器に通してから建具に通す実施例5と、内気を建具に通してから熱交換器に通す実施例6との比較では、熱交換器に先に通す実施例5の方が冷房負荷を抑える効果が高い。
また、図48,49より明らかなように、実施例7~12によれば、単なる二重窓を設置した場合(比較例1)と比較して、何れも暖房負荷を抑えられることが分かる。建具のみで構成した実施例7,8と、建具と熱交換器を組み合わせた実施例9~12との比較では、建具と熱交換器を組み合わせた実施例9~12の方が、暖房負荷を抑える効果が高い。外気を建具に通してから熱交換器に通す実施例9と、外気を熱交換器に通してから建具に通す実施例10との比較では、建具に先に通す実施例9の方が暖房負荷を抑える効果が高い。また、内気を熱交換器に通してから建具に通す実施例11と、内気を建具に通してから熱交換器に通す実施例12との比較では、熱交換器に先に通す実施例11の方が暖房負荷を抑える効果が高い。
Figure 48 shows the proportion of the heating and cooling load in the example, based on the values of the heating and cooling load calculated for the example and the comparative example, and assuming that the heating and cooling load in the case of simply installing double-glazed windows (comparative example 1) is 100%. This is a graph. FIG. 49 is a graph showing the reduction rate of the heating/cooling load in each example compared to the case where a simple double-glazed window is installed (Comparative Example 1).
As is clear from FIGS. 48 and 49, it can be seen that in Examples 1 to 6, the cooling load can be suppressed in all cases compared to the case where a simple double-glazed window is installed (Comparative Example 1). In comparing Examples 1 and 2, which were constructed only with fittings, and Examples 3 to 6, which combined fittings and heat exchangers, Examples 3 to 6, which combined fittings and heat exchangers, had a lower cooling load. Highly effective in suppressing When comparing Example 3 in which outside air is passed through the fittings and then passed through the heat exchanger, and Example 4 in which the outside air is passed through the heat exchanger and then passed through the fittings, the cooling load is lower in Example 3 in which the outside air is passed through the fittings first. It is highly effective in suppressing In addition, in comparison with Example 5, in which the inside air is passed through the heat exchanger and then through the fittings, and Example 6, in which the inside air is passed through the fittings and then the heat exchanger, it is found that in Example 5, in which the inside air is passed through the heat exchanger first. This is more effective in reducing the cooling load.
Furthermore, as is clear from FIGS. 48 and 49, it can be seen that in Examples 7 to 12, the heating load can be suppressed in all cases compared to the case where a simple double-glazed window is installed (Comparative Example 1). Comparing Examples 7 and 8, which were constructed only with fittings, and Examples 9 to 12, which combined fittings and heat exchangers, Examples 9 to 12, which combined fittings and heat exchangers, had a lower heating load. Highly effective in suppressing In comparing Example 9 in which outside air is passed through the fittings and then passed through the heat exchanger, and Example 10 in which the outside air is passed through the heat exchanger and then passed through the fittings, Example 9 in which the outside air is passed through the fittings first has a lower heating load. It is highly effective in suppressing In addition, in comparison with Example 11, in which the inside air is passed through the heat exchanger and then through the fittings, and Example 12, in which the inside air is passed through the fittings and then the heat exchanger, in Example 11, in which the inside air is passed through the heat exchanger first. This is more effective in reducing the heating load.
以上に述べたように本換気システムは、建具の中間層10を外側ガラス1の内側面と内側ガラス2の外側面に沿うように外気又は内気が流れることで、建具単体でも冷暖房負荷を抑える効果がある上、建具と熱交換器140を組み合わせることで、熱交換器140が内気の冷熱又は熱を回収して建具の働きを補完するので、冷暖房負荷をより一層抑えることができる。
As described above, this ventilation system has the effect of reducing the heating and cooling load even for the fitting alone by allowing outside air or inside air to flow through the
本発明は以上に述べた実施形態に限定されない。窓の形態は任意であり、開き窓や引き違い窓に限らず、回転窓、すべり出し窓、嵌め殺し窓など、あらゆる窓種に適用することができる。建具の構造は適宜変更することができ、外窓と内窓とを備える二重窓であってもよいし、外側ガラスと内側ガラスを1つのフレーム(枠、框等)に支持した単体サッシであってもよい。
請求項中の「中間層の端部付近で折り返し」には、中間層の底壁より内周側で折り返すもの(図5参照)、内周側フレーム内で折り返すもの(図4参照)、内周側フレームと外周側フレームとの間で折り返すもの(図3参照)、外周側フレーム内で折り返すもの(図
参照)のいずれも含まれる。第5~第15実施形態においても、図3に示す第2実施形態のように、室外側通気部と室内側通気部を、外周側フレーム(上枠)の中空部内を通すことなく、外周側フレーム(上枠)と内周側フレーム(上框)の隙間を通るように形成し、且つ外周側フレーム(下枠)と内周側フレーム(下框)の隙間で空気の流れが折り返すようにすることもできる。また、第5~第15実施形態においても、図4に示す第3実施形態のように、室外側通気部と室内側通気部を内周側フレーム(上框)から空気が出入りするように設け、且つ内周側フレーム(下框)内で空気の流れが折り返すようにすることもできる。
室外空間から中間層に連通する通気部、中間層から室内空間に連通する通気部はどこに形成してあってもよく、例えば縦枠や下枠に設けてあったり、上框と上枠との隙間を通気部とし、その隙間から空気が流入・流出するもの等であってもよい。
外側仕切体は、室外空間と中間層とに仕切るものであればよく、外側ガラスの他、シャッター、雨戸、ロールスクリーン等であってもよい。内側仕切体は、中間層と室内空間とに仕切るものであればよく、内側ガラスの他、カーテン、ロールスクリーン、障子等であってもよい。
本発明の建具は、空気が流れる向きが室外から室内だけのもの、室内から室外だけのもの、室外から室内と室内から室外の両方向に空気が流れるものの何れであってもよい。フレームは、枠や框の他、方立や無目であってもよい。本発明の建具は、面格子やシャッター等を備えるものであってもよい。
本発明の換気システムは、一年を通じて建具に外気を通すもの、一年を通じて建具に内気を通すもの、冬期と夏期で外気と内気の流れる経路を切り替えるもの(例えば、冬期には建具に外気を通し、夏期には建具に内気を通すもの)の何れであってもよい。
The invention is not limited to the embodiments described above. The form of the window is arbitrary and can be applied to any type of window, including not only casement windows and sliding windows, but also revolving windows, sliding windows, and fixed windows. The structure of the fittings can be changed as appropriate; it may be a double-glazed window with an outer window and an inner window, or it may be a single sash with the outer glass and inner glass supported on one frame (frame, stile, etc.). There may be.
In the claims, "folded near the end of the intermediate layer" includes folded back on the inner peripheral side of the bottom wall of the intermediate layer (see Figure 5), folded back within the inner frame (see Figure 4), This includes both those that are folded back between the circumferential frame and the outer circumferential frame (see FIG. 3) and those that are folded back within the outer circumferential frame (see the figure). In the fifth to fifteenth embodiments as well, as in the second embodiment shown in FIG. It is formed so that it passes through the gap between the frame (upper frame) and the inner frame (upper stile), and the air flow is turned around in the gap between the outer frame (lower frame) and the inner frame (lower stile). You can also. Further, in the fifth to fifteenth embodiments as well, as in the third embodiment shown in FIG. In addition, it is also possible to make the air flow turn around inside the inner frame (lower stile).
The ventilation part communicating from the outdoor space to the middle floor and the ventilation part communicating from the middle floor to the indoor space may be formed anywhere, for example, they may be provided in the vertical frame or the bottom frame, or in the area between the upper stile and the upper frame. The gap may be used as a vent, and air may flow in and out from the gap.
The outer partition may be anything that partitions the outdoor space and the intermediate layer, and may be a shutter, a rain door, a roll screen, etc. in addition to outer glass. The inner partition may be anything that partitions the middle layer and the indoor space, and may be a curtain, a roll screen, a shoji, etc. in addition to inner glass.
In the fittings of the present invention, air can flow only from the outdoors to the indoors, only from the indoors to the outdoors, or from the outdoors to the indoors and from the indoors to the outdoors. The frame may be a frame or a stile, or may be a mullion or no frame. The fittings of the present invention may include a panel lattice, a shutter, and the like.
The ventilation system of the present invention is one that allows outside air to pass through the fittings throughout the year, one that allows inside air to pass through the fittings all year round, and one that switches the flow path of outside air and inside air between winter and summer (for example, one that allows outside air to pass through the fittings during the winter. It can be either a type that allows internal air to pass through the fittings during the summer, or a type that allows internal air to pass through the fittings during the summer.
1 外側ガラス(外側仕切体)
2 内側ガラス(内側仕切体)
3 枠(フレーム、外周側フレーム)
4 上枠(フレーム、外周側フレーム)
5 下枠(フレーム、外周側フレーム)
6 縦枠(フレーム、外周側フレーム)
7 上框(フレーム、内周側フレーム)
8 下框(フレーム、内周側フレーム)
9 縦框(フレーム、内周側フレーム)
10 中間層
11 室外側通気部
12 室内側通気部
100 カーテン(内側仕切体)
102 ロールスクリーン(内側仕切体)
111 障子(内側仕切体)
112 雨戸(外側仕切体)
114 ロールスクリーン(外側仕切体)
140 熱交換器
1 Outer glass (outer partition)
2 Inner glass (inner partition)
3 Frame (frame, outer frame)
4 Upper frame (frame, outer frame)
5 Lower frame (frame, outer frame)
6 Vertical frame (frame, outer frame)
7 Upper stile (frame, inner frame)
8 Lower stile (frame, inner frame)
9 Vertical stile (frame, inner frame)
10
102 Roll screen (inner partition)
111 Shoji (inner partition)
112 Storm shutter (outside partition)
114 Roll screen (outer partition)
140 Heat exchanger
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