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JP7348408B2 - 自動分析装置 - Google Patents
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JP7348408B2 - 自動分析装置 - Google Patents

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Description

本発明は、血液や尿等の生体試料(以下、検体と称する)を分析するための自動分析装置に関する。
ラックの供給,搬送,回収といったラック搬送の役割をもつラック搬送部と、前処理,分析などの検体処理を行う役割をもつ処理部の間の依存関係をなくして独立させ、システム全体の処理効率向上と時間短縮が可能である検体処理システムの一例として、特許文献1には、複数のラックを待機させ、各々のラックにランダムにアクセスが可能であるようなバッファモジュールを各処理ユニットに対で持たせ、バッファユニットでラック搬送部とのラック搬入出を行うよう構成し、未処理のラックをバッファユニットに搬入し、自動再検まで含めた処理が完了しラックをバッファユニットから搬出するようにすることが記載されている。
特開2009-150859号公報号公報
検体と試薬とを用いることによって検体に含まれる特定成分の定量・定性分析を行う自動分析装置には、検体を収容した検体容器を検体搬送システムによって検体の分析処理を行う分析モジュールへと、あるいは複数の分析モジュールの間を搬送することが行われているものがある。
このような検体の搬送に関する技術として、特許文献1には、3台の分析モジュールが搬送ラインに沿って順番に配置された自動分析装置であって、分析モジュールでの分注が終了した後、稼働負荷の小さい分析モジュールに検体を搬送する旨が記載されている。
多くの検体を検査する必要のある施設で用いられる自動分析装置は、例えば、複数の分析モジュールを接続することで処理能力の向上を図ることが可能である。このような自動分析装置で処理能力を低下させないためには、検体を各々の分析モジュールへ効率良く搬送する必要がある。
特許文献1に記載された自動分析装置では、装置全体としての処理能力の低下を防ぐことが可能であるとしている。しかしながら、特許文献1に記載の方法では、非効率的な検体搬送が発生する場合があることが明らかとなり、改善の余地があることが明らかとなった。
以下、特許文献1の方法における検体搬送先の決定方法について説明する。
制御モジュールでは、検体の分析項目と分析モジュールの負荷値から搬送先を決定する。ここで、分析項目とは、分析モジュールで測定可能な項目を示すものである。また、分析モジュールの負荷値とは、各々の分析モジュールが処理しなければならない項目数だけでなく各々の分析モジュールの分注にかかる時間まで含むものであり、例えば各々の分析モジュールがすでに割り当てられているタスクを完了するまで時間、すなわち処理項目数に分注にかかる時間に要する時間を乗じて計算した時間などによるものである。
特許文献1に示す自動分析装置では、ある分析モジュールで検体の分注を完了して、残りの分析項目が異なる分析モジュール測定できる場合、検体は負荷値の小さい、直近で分注が完了したモジュールとは異なる分析モジュールに搬送される。この搬送では、搬送経路が長くなるため、検体搬送の効率低下を招く、という課題があることが本発明者らの検討により明らかとなった。
本発明は、分析可能な項目が異なる分析モジュールを複数備えており、その複数の分析モジュールを搬送モジュールで接続した自動分析装置において、従来より搬送効率を向上させ、分析完了までの時間を短くすることが可能な自動分析装置を提供する。
本発明は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、検体を測定する3つ以上の複数の分析モジュールと、前記複数の分析モジュールに検体を搬送する搬送ラインと、前記搬送ラインを制御する制御部と、を備え、前記複数の分析モジュールは、同一の分析種別を分析する分析モジュールを2つ以上含むとともに、異なる分析種別を分析する分析モジュールを含んでおり、前記複数の分析モジュールのうち、異なる分析種別を分析する2つ以上の分析モジュールは1つのグループを構成し、前記制御部は、第1モジュールでの検体の分注処理が完了した後の搬送先を、前記第1モジュールと同じグループ内に未測定の分析項目を分析可能な第2モジュールが存在する場合は前記第2モジュールを搬送先とし、その他の第3モジュールよりも優先することを特徴とする。
本発明によれば、従来より搬送効率を向上させ、分析完了までの時間を短くすることができる。上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施例の説明により明らかにされる。
本発明の実施例1に係る自動分析装置の一例を示す概略構成図である。 実施例1に係る自動分析装置での各々の分析モジュールの負荷値の例を示す図である。 実施例1に係る自動分析装置での検体搬送ロジックの全体像を示すフローチャートである。 図3の処理Aに対応するフローチャートである。 本発明の実施例2に係る自動分析装置の一例を示す概略構成図である。 図5のバッファモジュールの詳細を示す図である。 実施例2に係る自動分析装置での各々の分析モジュールの負荷値の例を示す図である。 実施例2に係る自動分析装置での検体搬送ロジックの全体像を示すフローチャートである。 図8の処理Bに対応するフローチャートである。 本発明の実施例3に係る自動分析装置での各々の分析モジュールの負荷値の例を示す図である。 実施例3に係る自動分析装置での分析モジュールの分析項目を示す図である。 実施例3に係る自動分析装置での検体搬送ロジックの全体像を示すフローチャートである。 図12の処理Cに対応するフローチャートである。 本発明の実施例4に係る自動分析装置での分析モジュールの電極状態を示す図である。 実施例4に係る自動分析装置での検体搬送ロジックの全体像を示すフローチャートである。 図15の処理Dに対応するフローチャートである。 本発明の実施例5に係る自動分析装置での検体搬送ロジックの全体像を示すフローチャートである。 図17の処理Eに対応するフローチャートである。
以下に本発明の自動分析装置の実施例を、図面を用いて説明する。
なお、本明細書で用いる図面において、同一のまたは対応する構成要素には同一、または類似の符号を付け、これらの構成要素については繰り返しの説明を省略する場合がある。
また、後述する装置構成や処理動作の内容は発明を説明するための一例であり、本発明は、後述する装置構成や処理動作に既知の技術を組み合わせた発明や後述する装置構成や処理動作の一部を既知の技術と置換した発明を包含する。
<実施例1>
本発明の自動分析装置の実施例1について図1乃至図4を用いて説明する。図1は本実施例1に係る自動分析装置の一例を示す概略構成図、図2は各々の分析モジュールの負荷値の例を示す図、図3は検体搬送ロジックの全体像を示すフローチャート、図4は図3の処理Aに対応するフローチャートである。
最初に、自動分析装置の全体構成について図1を用いて説明する。
図1に示す自動分析装置1は、制御モジュール10、サンプラモジュール11、共通搬送ライン12、3つ以上の複数の分析モジュール13,14,15を備えている。
サンプラモジュール11は、検体の投入と収納を行うためのモジュールであり、分析モジュール13,14,15で分析すべき検体が収容された検体容器を1本搭載した検体ホルダ、あるいは複数本搭載した検体ラックを自動分析装置1内に投入したり、分析モジュール13,14,15で分析が終了した検体が収容された検体容器が搭載された検体ホルダ、検体ラックを自動分析装置1外に取り出すための部分である。
自動分析装置1では、このサンプラモジュール11に加えて、あるいは別途、検体に対して各種前処理を行う前処理モジュールや後処理を行う後処理モジュールを加えることができる。
共通搬送ライン12は、サンプラモジュール11から各々の分析モジュール13,14,15に検体容器を搬送するために用いられる装置であり、例えば搬送ベルトやモータなどで構成されるが、その構成は検体容器を搬送可能であれば特に限定されない。
分析モジュール13,14,15は、共通搬送ライン12に沿って配置されており、それぞれが検体を測定するモジュールである。
これら複数の分析モジュール13,14,15は、検体に対する同一の分析種別を分析する分析モジュール13,15を2つ以上含むとともに、異なる分析種別を分析する分析モジュール14を含んでいる。
また、本実施例では、複数の分析モジュール13,14,15のうち、異なる分析種別を分析する2つ以上の分析モジュール13,14が1つのグループ16を構成するものとする。
ここで、分析種別とは自動分析装置1において分析可能な種別(生化学、免疫、電解質など)を表している。また、各分析種別には分析項目が存在している。分析項目とは、例えば生化学ならば蛋白質、免疫ならば腫瘍マーカー、電解質ならばNa(ナトリウム)、K(カリウム)、Cl(クロム)などが挙げられる。
なお、図1では測定可能な分析種別をアルファベットで表している。例えば、分析種別Aを測定可能な分析モジュールは分析モジュールAとして表されており、分析モジュール13,15が分析種別Aを、分析モジュール14が分析種別Bを測定可能としている。
図1では分析モジュール15が分析モジュール13と同一の分析種別を分析する場合について説明するが、分析モジュール15が分析モジュール14と同様の分析種別Bを測定可能なモジュールとすることができる。
制御モジュール10は、共通搬送ライン12や複数の分析モジュール13,14,15等、自動分析装置1全体の情報を統括する役割を担う部分である。この制御モジュール10は、共通搬送ライン12、分析モジュール13,14,15に対して有線或いは無線のネットワーク回線によって接続されている。
また、本実施例では、この制御モジュール10は、ある分析モジュール13,14での検体の分注処理が完了した後の搬送先を、該当する分析モジュール13,14と同じグループ16内に未測定の分析項目を分析可能な分析モジュール13,14が存在する場合はその分析モジュール13,14を搬送先とし、その他の分析モジュール15よりも優先する制御を実行する。
更に、制御モジュール10は、同じグループ16内に未測定の分析項目を分析可能な分析モジュールが存在しない場合は、負荷値の最も小さい分析モジュールを次の搬送先とする制御を実行する。これらの制御の詳細は後述する。
このような制御モジュール10は、汎用のコンピュータを用いて実現されてもよく、コンピュータ上で実行されるプログラムの機能として実現されてもよい。すなわち、この制御モジュール10の処理は、プログラムコードとしてメモリなどの記録部に格納し、CPUなどのプロセッサが各プログラムコードを実行することによって実現されてもよい。なお、制御モジュール10は、専用の回路基板などのハードウェアによって構成されていてもよい。
以上が自動分析装置1の全体構成の概略である。
なお、以下の説明では、その前提条件として、検体の分析種別がA,Bであり、分析項目は1回の分析モジュールへの搬送で分析可能であり、再検依頼が発生しないものとする。
ここで、再検依頼とは、不測の事態(分析に用いる試薬切れや機器の故障など)が発生し、分析項目が正常に分析できなかった場合に発行されるものである。再検依頼を受け付けた制御モジュール10は該当する分析モジュール13,14,15へ再度検体を搬送し、再度分析を試みる。
図2は本実施例の前提条件として設定する各々の分析モジュールの負荷値を示している。図2に各々の分析モジュールの負荷値の例を示す。ここでは説明のため負荷値を1から10の数値で表し、数値が大きいほど負荷が高いとする。この図2に示した負荷値は、例えばそのタイミングにおいて分析依頼がどのくらい並んでいるかによって決定されるパラメータであり、装置の稼働状況に応じて刻々と変化する値である。
次いで、本実施例の制御モジュール10における搬送制御の詳細について図3および図4を用いて説明する。
図3は、検体がサンプラモジュール11から投入され、回収されるまでの検体搬送経路の決定方法を示すフローチャートを示している。
前提として、サンプラモジュール11に検体が投入され、共通搬送ライン12から搬出された時に、検体に貼り付けられているバーコードが読み込まれ、制御モジュール10に情報が送信される。
図3に示すように、最初は、制御モジュール10は依頼種別の確認を行い(ステップS101)、その時点における各々の分析モジュール13,14,15から負荷値(図2参照)を取得する(ステップS102)。
次に、制御モジュール10は分析モジュール13,14,15の負荷値から最小負荷値を導出し、最小負荷値の重複の有無を確認する(ステップS103)。複数の分析モジュールで最小負荷値の重複が無いと判断されたときは、当該分析モジュールを搬送先とする(ステップS104)。これに対し、複数の分析モジュールで最小負荷値の重複が有ると判断されたときは、最小負荷値の分析モジュールのうち、現在の検体の位置から最も近い分析モジュールを搬送先とする(ステップS105)。
その後、制御モジュール10は検体を当該分析モジュールに搬送する(ステップS106)。本実施例では、ステップS103,S105,S107に従い、検体は共通搬送ライン12を経由し、分析モジュール13に搬送される。
次いで、制御モジュール10は、分析モジュール13で分注が完了した検体の次の搬送先を決めるため、処理Aを実行する(ステップS200)。
図4は、処理Aのフローチャートを示している。
図4に示すように、まず、制御モジュール10は、同一グループに属する分析モジュールでの未分析項目の有無を確認する(ステップS201)。未分析項目が無いと判断されたときはステップS107に処理を進める。これに対し、未分析項目があると判断されたときは検体の搬送先を同一グループに属する未分析項目がある分析モジュールとする(ステップS202)。
本実施例では、ステップS202,S203に従い、検体は共通搬送ライン12を経由し、分析モジュール14に搬送される。
図3に戻り、その後、ステップS201での判定の結果「無し」と判断されたとき、あるいはステップS106による搬送が完了したときは、制御モジュール10は、未分析の分析項目の有無を確認する(ステップS107)。未測定の分析項目があると判断されたときは、制御モジュール10はステップS101から処理を再実行する。これに対し、未測定の依頼種別がないと判断されたときは、制御モジュール10は再検依頼の有無を確認する(ステップS109)。
再検依頼があると判断されたときは、制御モジュールはステップS101から処理を再実行する。再検依頼がないと判断されたときは、制御モジュール10は搬送先をサンプラモジュール11とし、検体回収となる。
本実施例では、ステップS108,S109での判定結果が「無し」となるため、検体は共通搬送ライン12を経由し、サンプラモジュール11に搬送され、回収となる。
次に、本実施例の効果について説明する。
上述した本発明の実施例1の自動分析装置1は、検体を測定する3つ以上の複数の分析モジュール13,14,15と、複数の分析モジュール13,14,15に検体を搬送する共通搬送ライン12と、共通搬送ライン12を制御する制御モジュール10と、を備え、複数の分析モジュール13,14,15は、同一の分析種別を分析する分析モジュール13,15を2つ以上含むとともに、異なる分析種別を分析する分析モジュール14を含んでおり、複数の分析モジュール13,14,15のうち、異なる分析種別を分析する2つ以上の分析モジュール13,14は1つのグループ16を構成し、制御モジュール10は、分析モジュール13,14での検体の分注処理が完了した後の搬送先を、分析モジュール13,14と同じグループ16内に未測定の分析項目を分析可能な分析モジュール13,14が存在する場合は分析モジュール13,14を搬送先とし、その他の分析モジュール15よりも優先する。
分析モジュール13,14,15の負荷値を用いて搬送先を決定する前に、同一のグループ16を構成する分析モジュール13,14にまずは搬送可能であるか否かを判定することにより、従来のように負荷値に応じて搬送先を決定する場合に比べて搬送経路を短縮できる状況を増やすことができる。このため、自動分析装置1全体としての搬送効率を従来に比べて高めることができ、分析完了までの時間を短くすることができる。
また、制御モジュール10は、同じグループ内に未測定の分析項目を分析可能な分析モジュール13,14,15が存在しない場合は、負荷値の最も小さい分析モジュール13,14,15を次の搬送先とするため、分析完了までの時間の短縮を確実に図ることができる。
更に、分析モジュール13と分析モジュール15とが、同一の分析種別を分析する分析モジュールであることで、同一の分析種別のモジュールが複数存在する場合に同一のグループ16を構成しない分析モジュール15に運ばれてしまうことを極力抑制することができ、搬送効率の向上を確実に図ることができる。
<実施例2>
本発明の実施例2の自動分析装置について図5乃至図9を用いて説明する。図5は本実施例2に係る自動分析装置の一例を示す概略構成図、図6は図5のバッファモジュールの詳細を示す図、図7は各々の分析モジュールの負荷値の例を示す図、図8は検体搬送ロジックの全体像を示すフローチャート、図9は図8の処理Bに対応するフローチャートである。
図5に示す本実施例の自動分析装置1Aは、自動分析装置1Aの制御を行う制御モジュール300、検体の投入と収納を行うサンプラモジュール400、搬送ライン、バッファモジュール601,602、分析モジュール701,702,801,802から構成される。
これらの構成のうち、制御モジュール300やサンプラモジュール400は、実施例1の自動分析装置1の制御モジュール10やサンプラモジュール11と構成、動作は略同じである。
搬送ラインは、サンプラモジュール400から各々の分析モジュール701,702,801,802に検体を搬送するために用いられる共通搬送ラインと専用搬送ライン503,504とで構成される。
搬送ラインのうち、共通搬送ラインは3つ以上の分析モジュール701,702,801,802に対して共通して検体を搬送するためのラインであり、サンプラモジュール400から離れた方向に検体を搬送する行きライン501、およびサンプラモジュール400へ近づく方向に検体を搬送する戻りライン502から構成される。
これに対し、専用搬送ライン503,504は、1つのグループ内の分析モジュール701,801の間、あるいは分析モジュール702,802の間で行きライン501や戻りライン502を経由することなく検体を搬送するためのラインであり、行きライン501や戻りライン502から独立しており、これらに沿って配置されている。
バッファモジュール601は、特定の分析モジュール701,801の間の検体搬送に用いられる専用搬送ライン503を有しており、一時的に検体ラックを待機させる部分である。同様に、バッファモジュール602は、特定の分析モジュール702,802の間の検体搬送に用いられる専用搬送ライン504を有しており、一時的に検体ラックを待機させる部分である。
分析モジュール701,702は同一種類の分析モジュールであり、例えば電解質項目を単独で測定するモジュールである。また、分析モジュール801,802も同一種類の分析モジュールであり、例えば分析モジュール701,702とは異なる生化学項目を単独で測定するモジュールである。
分析モジュール701と分析モジュール801とはバッファモジュール601により接続されており、同一のグループを構成する。同様に、分析モジュール702と分析モジュール802とはバッファモジュール602により接続されており、同一のグループを構成する。
図6は専用搬送ラインを有するバッファモジュール601の詳細を示している。なお、バッファモジュール602の詳細もバッファモジュール601と基本的に同じであり、詳細は省略する。
図6に示すように、バッファモジュール601は、検体を収容した検体容器を複数保持する検体ラック610を1つ以上保持しておく部分である。なお、検体ラック610の代わりに、検体容器を1つ保持する検体ホルダを用いることができる。
このバッファモジュール601は、アーム611、バッファ612、搬入ライン613,615、搬出ライン614,616を備えている。
アーム611は、行きライン501や戻りライン502とバッファモジュール601間で検体を搬入、搬出するために用いられる機構である。
バッファ612は、検体ラック610を複数格納する機構である。
搬入ライン613、および搬出ライン614は、バッファモジュール602に格納されている検体ラック610を分析モジュール701に搬入、搬出するための機構である。同様に、搬入ライン615、および搬出ライン616は、バッファモジュール602に格納されている検体ラック610を分析モジュール801に搬入、搬出するための機構である。専用搬送ライン503は、搬入ライン613,615、搬出ライン614,616を組み合わせることで構成される。
次いで、分析モジュール701から分析モジュール801への検体搬送方法について説明する。分析モジュール701で分注を完了した検体が収容された検体容器が搭載された検体ラック610を、搬出ライン614を経由してバッファモジュール601に搬入する。その後、アーム611により検体ラック610をつかみ、バッファ612に検体ラック610を格納する。
制御モジュール300からの指示で分析モジュール801が次の搬送先となった場合は、アーム611により対象の検体が収容された検体容器が搭載されている検体ラック610をつかみ、搬入ライン615を経由して、分析モジュール801に搬送する。
このように、本実施例では、制御モジュール300は、分析モジュール701と分析モジュール801との間を搬送する場合は行きライン501や戻りライン502を介さずに専用搬送ライン503を介して搬送させ、分析モジュール702と分析モジュール802との間を搬送する場合も行きライン501や戻りライン502を介さずに専用搬送ライン504を介して搬送させる。
なお、バッファモジュール601,602は、検体が分析モジュール701,702,801,802からバッファモジュール601,602に搬出されるタイミング、あるいは検体が共通の搬送ラインからバッファモジュール601,602に搬入されるタイミングで図7に示すような負荷値の情報を制御モジュール300に送信する。
次いで、本実施例の自動分析装置1Aでの搬送制御の詳細について図7乃至図9を用いて説明する。
本実施例の前提条件として、図5における分析モジュール701,702が電解質項目を測定するISEモジュール、分析モジュール801,802が生化学分析モジュールであり、検体の分析種別がISE、生化学であり、分析項目は1回の分析モジュールへの搬送で分析可能であり、再検依頼が発生しないものとする。
図7は本実施例の前提条件として設定する各々の分析モジュールおよびバッファモジュールの負荷値を示している。バッファモジュールの負荷値とは、バッファに格納されている検体数などによって計算されるものである。格納する検体が増加するほど負荷値も増加する。
図8は専用搬送ラインを有するバッファモジュール601,602が追加されたことに対応したフローチャートである。
具体的には、図3に記載したステップS102をステップS110に変更し、新たにステップS111をステップS103とステップS105との間に追加している。更に、ステップS200をステップS210に変更している。
以下、図8のフローチャートに基づき、詳細を説明する。
最初に、制御モジュール300は、サンプラモジュール400に検体が投入され、行きライン501から搬出された際にサンプラモジュール400からの情報を受信することで分析種別の確認を行い(ステップS101)、各々の分析モジュール701,702,801,802とバッファモジュール601,602から負荷値を取得する(ステップS110)。
次に、制御モジュール300は、各々の分析モジュール701,702,801,802の負荷値から最小負荷値を導出し、最小負荷値の重複の有無を確認する(ステップS103)。複数の分析モジュール701,702,801,802で最小負荷値の重複が無しと判断されたときは、当該分析モジュールを搬送先とする(ステップS104)。
これに対し、複数の分析モジュールで最小負荷値の重複が有ると判断されたときは、各々のバッファモジュール601,602の負荷値から最小負荷値を導出し、最小負荷値の重複の有無を確認する(ステップS111)。複数のバッファモジュールで最小負荷値の重複が無しと判断されたときは、当該バッファモジュールに接続する最小負荷値を持つ分析モジュールを搬送先とする(ステップS104)。これに対し、複数のバッファモジュールで最小負荷値の重複が有ると判断されたときは、最小負荷値の分析モジュールのうち現在の検体の位置から最も近い分析モジュールを搬送先とする(ステップS105)。
その後、制御モジュール10は検体を当該分析モジュールに搬送する(ステップS106)。本実施例では、ステップS103,S111,S105に従い、検体は行きライン501を経由し、ISEの分析モジュール701に搬送される。
分注が完了した検体がバッファモジュール601に搬入された時、制御モジュール300は次いで処理Bを実行する(ステップS210)。
図9は処理B(ステップS210)の詳細を示すフローチャートであり、図4の処理Aのフローチャートを専用搬送ラインを用いた表記に変更したものである。
まず、図9に示すように、専用搬送ライン503,504で接続されている分析モジュールでの未分析項目の有無を確認する(ステップS211)。未分析項目がないと判断されたときは、ステップS107を実行する。未測定種別の分析モジュールがあると判断されたときは、検体の搬送先を専用搬送ラインに接続する未分析項目のある分析モジュールとする(ステップS212)。本実施例では、ステップS211,S212に従い、検体の搬送先は(生化学)分析モジュール801となる。
ステップS212により搬送先が決定している検体の場合は、制御モジュール300は分析モジュールの負荷値に関係なく、検体を当該分析モジュールに搬送する(ステップS106)。本実施例では、ステップS106に従い、検体は専用搬送ライン503を経由し、(生化学)分析モジュール801に搬送される。
ステップS211での判定の結果「無し」と判断されたとき、あるいはステップS106による搬送完了後は、制御モジュール300は、未測定の分析項目を確認し(ステップS107)、未測定の分析項目の有無を確認する(ステップS108)。未測定の分析種別があると判断されたときは、制御モジュール300はステップS101から処理を再実行する。未測定の分析種別がないと判断されたときは、制御モジュール300は、再検依頼の有無を確認する(ステップS109)。
再検依頼があると判断されたときは、制御モジュールはステップS101から処理を再実行する。再検依頼がないと判断されたときは、制御モジュール300は搬送先をサンプラモジュール400とし、検体をサンプラモジュール400に搬送して検体回収となる。
本実施例では、ステップS108,S109での判定結果が「無し」となるため、検体は戻りライン502を経由し、サンプラモジュール400に搬送され、回収となる。
その他の構成・動作は前述した実施例1の自動分析装置と略同じ構成・動作であり、詳細は省略する。
本発明の実施例2の自動分析装置においても、前述した実施例1の自動分析装置とほぼ同様な効果が得られる。
また、搬送ラインは、3つ以上の分析モジュール701,702,801,802に対して共通して検体を搬送する行きライン501、戻りライン502と、1つのグループ内の分析モジュール701,702,801,802の間で検体を搬送する専用搬送ライン503,504と、を含み、制御モジュール300は、分析モジュール701,801間で検体を搬送する際、あるいは分析モジュール702,802間で検体を搬送する際は、行きライン501、戻りライン502を介さずに専用搬送ライン503,504を介して搬送させることにより、共通の行きライン501や戻りライン502の負荷を従来に比べて減らすことができる。すなわち、他の検体の搬送が可能となるケースが多くなり、検体の搬送効率を更に向上させることができる。
更に、専用搬送ライン503,504は、1つのグループ内の分析モジュール701,702,801,802の間に配置されていることで、専用搬送ライン503,504の設置距離を最小限とすることができ、更なる搬送効率の向上を図ることができる。
また、分析モジュール701,702は、電解質項目を単独で測定する分析モジュールであることにより、従来は同一装置内に2モジュール以上配置されることが無かった電解質の分析モジュールにおいて、単純に負荷の軽いほうのモジュールに搬送されることを抑制できるため、搬送効率の向上を図ることができる。
なお、本実施例では、同一グループを構成する分析モジュール701,801や分析モジュール702,802がそれぞれバッファモジュール601,602を介して隣接して配置されている場合について説明したが、同一グループを構成する分析モジュール701,801、あるいは分析モジュール702,802はバッファモジュール601,602を介して隣接して配置される必要はない。
また、専用搬送ライン503,504やバッファモジュール601,602が設けられている場合について説明したが、専用搬送ライン503,504やバッファモジュール601,602を省略したものとしてもよい。
<実施例3>
本発明の実施例3の自動分析装置について図10乃至図13を用いて説明する。図10は本実施例3に係る自動分析装置での各々の分析モジュールの負荷値の例を示す図、図11は分析モジュールの分析項目を示す図、図12は検体搬送ロジックの全体像を示すフローチャート、図13は図12の処理Cに対応するフローチャートである。
本実施例の自動分析装置の構成,動作は、制御モジュール300による搬送制御の一部が実施例2の自動分析装置1Aから変更された以外は実施例2の自動分析装置1Aと同じである。
本実施例の制御モジュール300は、搬送対象先候補の分析モジュール701,702,801,802における負荷値が同じ場合は、依頼されている分析項目のうち残る分析項目をグループ内で最も分析可能なグループを搬送先とする制御を実行する。
図10は本実施例の前提条件として設定する各々の分析モジュールの負荷値であり、図11は本実施例の前提条件として設定する(生化学)分析モジュール801、802で分析可能な分析項目を示している。
図12は、実施例2で示したフローチャート(図9)における本追加処理の位置づけを示している。前提条件として、検体の分析種別がISE、生化学種別であり、検体の生化学種別の分析項目が項目C,Dであり、再検依頼が発生しないとする。
図12に示すフローでは、図8に示したフローのうちステップS111の後にステップS900が追加されている点が異なり、他の処理は同じである。
検体が投入された後、図12に示すように、制御モジュール300はステップS103,S111を実行する。ステップS103では、最小負荷値を持つ(ISE)分析モジュール701,702の負荷値が重複し、ステップS111では最小負荷値を持つバッファモジュール601,602の負荷値が重複するため、制御モジュール300は、処理C(ステップS900)を実行する。
図13は、処理C(ステップS900)の詳細のフローチャートを示している。
まず、図13に示すように、制御モジュール300は、負荷値が重複する分析モジュールの分析種別が同じであるか否かを確認する(ステップS901)。当該分析モジュールの分析種別が異なると判断されたときは、ステップS105を実行する。これに対し、当該分析モジュールの分析種別が同じと判断されたときは当該分析モジュールについて専用搬送ラインへの接続の有無を確認する(ステップS902)。
本実施例では、負荷値が重複する分析モジュール701,702の分析種別は共にISE種別であるため、ステップS902が実行される。
ステップS902において専用搬送ラインへの接続がないと判断されたときは、ステップS105を実行する。専用搬送ラインへの接続があると判断されたときは、当該各々の分析モジュールが属するグループ内での分析可能な分析項目数を比較する(ステップS903)。
ステップS903において接続先の各々の分析モジュールの分析項目数が等しいと判断されたときは、ステップS106を実行する。これに対し、接続先の各々の分析モジュールの分析項目数が異なると判断されたときは、搬送先は最大の分析項目数を持つグループ内の分析モジュールとする(ステップS904)。
本実施例では、(ISE)分析モジュール701,702は専用搬送ライン503,504に接続されているため、ステップS903が実行される。
専用搬送ラインの接続先の分析モジュールは(生化学)分析モジュール801,802である。分析可能な分析項目数は、(生化学)分析モジュール801が1項目(項目C)、(生化学)分析モジュール802が2項目(項目C,D)であるため、分析モジュール701,702のうち、搬送先は、最大の分析項目数を持つ(生化学)分析モジュール802の専用搬送ライン503の接続先である(ISE)分析モジュール702とする。
本発明の実施例3の自動分析装置においても、前述した実施例1の自動分析装置とほぼ同様な効果が得られる。
また、搬送対象先候補の分析モジュール701,702,801,802における負荷値が同じ場合は、依頼されている分析項目のうち残る分析項目をグループ内で最も分析可能なグループを搬送先とすることにより、このような追加処理を考慮していない場合に比べて分析項目の重複がなく分析が可能となるため、(生化学)分析モジュール801,802での検体の搬送回数を減らすことができ、搬送経路の更なる短縮を図ることができる。
<実施例4>
本発明の実施例4の自動分析装置について図14乃至図16を用いて説明する。図14は本実施例4に係る自動分析装置での分析モジュールの電極状態を示す図、図15は検体搬送ロジックの全体像を示すフローチャート、図16は図15の処理Dに対応するフローチャートである。
本実施例の自動分析装置の構成は、制御モジュール300による搬送制御の一部が実施例3の自動分析装置から変更された以外は実施例3の自動分析装置と同じである。
本実施例の制御モジュール300は、特定の分析種別が電解質項目である場合に、電解質項目のうち1項目でも測定できない項目がある分析モジュール701,702を搬送対象から外す制御を実行する。
ISEモジュールは比較電極(Ref)、ナトリウム(Na)イオンに感応するNa電極、カリウム(K)イオンに感応するK電極、クロール(Cl)イオンに感応するCl電極の4種類と3種類の試薬(ここでは試薬A、B、Cとする)を用いて、比較電極と各電極の電位差を測定することで検体中に存在するNa、K、Clの濃度が測定できる。
なお、電極および試薬は消耗品であり、繰り返し使用することにより使用不可となる。本実施例における電極および試薬状態とは電極または試薬の使用可否を示すものとする。
本実施例の前提条件としては、検体の分析種別がISE種別であり、再検依頼が発生しないものとし、図14に本実施例の前提条件として設定する各ISEモジュールの電極および試薬状態を示している。
図1に示すフローでは、図12に示したフローのうちステップS110の後にステップS1000が追加されている点が異なり、他の処理は同じである。
検体が投入され、制御モジュール300はステップS101,S110を実行した後、処理D(ステップS1000)を実行する。
図16は処理D(ステップS1000)のフローチャートを示している。
まず、図16に示すように、制御モジュール300は、ISEモジュールの電極および試薬状態を取得し(ステップS1001)、次いで全てのISEモジュールにおける使用不可の電極または試薬保持の有無を確認する(ステップS1002)。使用不可の電極または試薬を保持しないと判断されたときはステップS103に処理を進め、使用不可の電極または試薬を保持すると判断されたときは使用不可の電極を持つISEモジュールを搬送対象外として(ステップS1003)、その後処理をステップS103に進める。
本実施例では、(ISE)分析モジュール701のNa電極が使用不可であるため、(ISE)分析モジュール701を搬送対象外とする。
本発明の実施例4の自動分析装置においても、前述した実施例1の自動分析装置とほぼ同様な効果が得られる。
また、特定の分析種別が電解質項目である場合に、電解質項目のうち1項目でも測定できない項目がある分析モジュール701,702を搬送対象から外すことにより、あるISEモジュールから他のISEモジュールへの搬送を防ぐことができるため、ISEモジュールへの搬送回数を最小とすることができ、検体搬送の効率の更なる向上を図ることができる。
なお、本実施例の制御は、実施例3の自動分析装置のみならず、実施例1の自動分析装置1や実施例2の自動分析装置1Aにも適用することができる。
<実施例5>
本発明の実施例5の自動分析装置について図17および図18を用いて説明する。図17は本実施例5に係る自動分析装置での検体搬送ロジックの全体像を示すフローチャート、図18は図17の処理Eに対応するフローチャートである。
本実施例の自動分析装置の構成は、制御モジュール300による搬送制御の一部が実施例4の自動分析装置から変更された以外は実施例4の自動分析装置と同じである。
本実施例の制御モジュール300は、1つのグループを構成する分析モジュール701,702,801,802内のバッファモジュール601,602に存在する検体に対して再検査依頼が発行されたときは、当該バッファモジュール601,602に接続される分析モジュール701,702,801,802へ検体を搬送する制御を実行する。
本実施例の前提条件として、検体の分析種別が生化学種別であり、生化学種別の再検依頼が発生するとする。
図17に示すフローでは、図15に示したフローのうちステップS109で再検依頼があると判断されたときにステップS1100が追加されている点が異なり、他の処理は同じである。
検体がサンプラモジュール400に投入され、行きライン501を経由して、バッファモジュール601に搬入される。その後、(生化学)分析モジュール801に検体が搬入され、分注後、検体はバッファモジュール601に搬出された状態である。
制御モジュール300はステップS109を実行するが、本実施例では生化学種別の再検依頼が発生しているため、制御モジュール300は処理E(ステップS1100)を実行する。
図18は、処理E(ステップS1100)のフローチャートを示している。
まず、専用搬送ラインを有するバッファモジュールにおける検体の存在有無を確認する(ステップS1101)。検体が当該バッファモジュールに存在しないと判断されたときは、ステップS101を実行する。これに対し、検体が当該バッファモジュールに存在すると判断されたときは、当該バッファモジュールに接続する分析モジュールでの再検可否を確認する(ステップS1102)。
試薬切れなどにより当該分析モジュールでの再検が不可能であると判断されたときは、ステップS101を実行する。当該分析モジュールでの再検が可能であると判断されたときは、搬送先を当該バッファモジュールに接続する分析モジュールとして(ステップS1103)、ステップS106を実行する。
本実施例では、検体は(生化学)分析モジュール801で分注を終え、専用搬送ラインを有するバッファモジュール601に待機しているため、制御モジュール300はステップS1102を実行し、搬送先は(生化学)分析モジュール801となる。
本発明の実施例5の自動分析装置においても、前述した実施例1の自動分析装置とほぼ同様な効果が得られる。
また、バッファモジュール601,602を更に備え、1つのグループを構成する分析モジュール701,702,801,802内のバッファモジュール601,602に存在する検体に対して再検査依頼が発行されたときは、当該バッファモジュール601,602に接続される分析モジュール701,702,801,802へ検体を搬送することにより、再検査の依頼があったときにおける搬送経路を短縮できるケースを生じさせ、再検査時の検体搬送の効率向上を図り、再検査結果が出るまでの時間を短くすることができる。
なお、本実施例の制御は、実施例4の自動分析装置のみならず、実施例1の自動分析装置1や実施例2の自動分析装置1A、実施例3の自動分析装置にも適用することができる。
<その他>
なお、本発明は、上記の実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。上記の実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることも可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることも可能である。
1,1A…自動分析装置
10…制御モジュール
11…サンプラモジュール
12…共通搬送ライン
13…分析モジュール(第2モジュール)
14…分析モジュール(第1モジュール)
15…分析モジュール(第3モジュール)
16…グループ
300…制御モジュール
400…サンプラモジュール
501…行きライン(共通搬送ライン)
502…戻りライン(共通搬送ライン)
503,504…専用搬送ライン
601,602…バッファモジュール
610…検体ラック、あるいは検体ホルダ
611…アーム
612…バッファ
613,615…搬入ライン
614,616…搬出ライン
701,702…ISEモジュール
801,802…生化学モジュール

Claims (9)

  1. 検体を測定する3つ以上の複数の分析モジュールと、
    前記複数の分析モジュールに検体を搬送する搬送ラインと、
    前記搬送ラインを制御する制御部と、を備え、
    前記複数の分析モジュールは、同一の分析種別を分析する分析モジュールを2つ以上含むとともに、異なる分析種別を分析する分析モジュールを含んでおり、
    前記複数の分析モジュールのうち、異なる分析種別を分析する2つ以上の分析モジュールは1つのグループを構成し、
    前記制御部は、第1モジュールでの検体の分注処理が完了した後の搬送先を、前記第1モジュールと同じグループ内に未測定の分析項目を分析可能な第2モジュールが存在する場合は前記第2モジュールを搬送先とし、その他の第3モジュールよりも優先する
    ことを特徴とする自動分析装置。
  2. 請求項1に記載の自動分析装置において、
    前記制御部は、同じグループ内に未測定の分析項目を分析可能な分析モジュールが存在しない場合は、負荷値の最も小さい分析モジュールを次の搬送先とする
    ことを特徴とする自動分析装置。
  3. 請求項1に記載の自動分析装置において、
    前記第2モジュールと前記第3モジュールとが、同一の分析種別を分析する分析モジュールである
    ことを特徴とする自動分析装置。
  4. 請求項3に記載の自動分析装置において、
    前記第2モジュールおよび第3モジュールは、電解質項目を単独で測定する分析モジュールである
    ことを特徴とする自動分析装置。
  5. 請求項1に記載の自動分析装置において、
    前記搬送ラインは、
    前記3つ以上の分析モジュールに対して共通して前記検体を搬送する共通搬送ラインと、
    前記1つのグループ内の分析モジュールの間で前記検体を搬送する専用搬送ラインと、を含み、
    前記制御部は、前記第1モジュールから前記第2モジュールへ前記検体を搬送する際は、前記共通搬送ラインを介さずに前記専用搬送ラインを介して搬送させる
    ことを特徴とする自動分析装置。
  6. 請求項5に記載の自動分析装置において、
    前記専用搬送ラインは、前記1つのグループ内の分析モジュールの間に配置されている
    ことを特徴とする自動分析装置。
  7. 請求項1に記載の自動分析装置において、
    搬送対象先候補の前記分析モジュールにおける負荷値が同じ場合は、依頼されている分析項目のうち残る分析項目をグループ内で最も分析可能なグループを搬送先とする
    ことを特徴とする自動分析装置。
  8. 請求項1に記載の自動分析装置において、
    特定の分析種別が電解質項目である場合に、電解質項目のうち1項目でも測定できない項目がある分析モジュールを搬送対象から外す
    ことを特徴とする自動分析装置。
  9. 請求項5に記載の自動分析装置において、
    バッファモジュールを更に備え、
    1つのグループを構成する前記分析モジュール内のバッファモジュールに存在する検体に対して再検査依頼が発行されたときは、当該バッファモジュールに接続される分析モジュールへ検体を搬送する
    ことを特徴とする自動分析装置。
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