本開示において、様々な実施例は、開示された技術がどのように実施され得るか、及び/又は開示された技術が環境及びシナリオにおいてどのように実施され得るかの例として提案される。関連技術の当業者には、範囲から逸脱することなく、その中で形態及び詳細の様々な変更を行うことができることが明らかであろう。実際、説明を読んだ後、関連技術の当業者には、代替の実施例をどのように実施するかが明らかになるであろう。本実施例は、記載された例示的な実施例のいずれによっても限定されるべきではない。本開示の実施例は、添付の図面を参照して説明される。開示された例示的な実施例からの制限、特徴、及び/又は要素を組み合わせて、本開示の範囲内でさらなる実施例を作成することができる。機能と利点を強調する図は、例としてのみ示されている。開示されたアーキテクチャは、示されている以外の方法で利用できるように、十分に柔軟で構成可能である。例えば、任意のフローチャートにリストされたアクションは、並べ替えられるか、又はいくつかの実施例において選択的に使用され得る。
実施例は、必要に応じて動作するように構成され得る。開示されたメカニズムは、例えば、無線デバイス、基地局、無線環境、ネットワーク、上記の組み合わせなどにおいて、特定の基準が満たされたときに実行され得る。例示的な基準は、少なくとも部分的に、例えば、無線デバイス又はネットワークノード構成、トラフィック負荷、初期システム設定、パケットサイズ、トラフィック特性、上記の組み合わせなどに基づくことができる。1つ又は複数の基準が満たされる場合、様々な例示的な実施例を適用することができる。したがって、開示されたプロトコルを選択的に実施する例示的な実施例を実施することができる。
基地局は、無線デバイスの組み合わせと通信することができる。無線デバイス及び/又は基地局は、複数のテクノロジー、及び/又は同じテクノロジーの複数のリリースをサポートする場合がある。無線デバイスは、無線デバイスのカテゴリ及び/又は能力(capability)に応じて、特定の能力を備える場合がある。本開示が複数の無線デバイスと通信する基地局に言及する場合、本開示は、カバレッジエリア内の全ての無線デバイスのサブセットを指すことができる。本開示は、例えば、基地局の所与のセクターにおける所与の機能を備えた所与のLTE又は5Gリリースの複数の無線デバイスを指す場合がある。本開示における複数の無線デバイスは、選択された複数の無線デバイス、及び/又は開示された方法などに従って動作するカバレッジエリア内の全無線デバイスのサブセットを指し得る。カバレッジエリア内には、開示された方法に適合しないかもしれない複数の基地局又は複数の無線デバイスが存在する可能性があり、例えば、それらの無線デバイス又は基地局は、LTE又は5G技術の古いリリースに基づいて動作する可能性がある。
本開示において、「一(a)」及び「一(an)」及び類似の句は、「少なくとも1つ」及び「1つ以上」として解釈されるべきである。同様に、単数形で明示的に記載されていない用語は、「少なくとも1つ」及び「1つ以上」と解釈され得る。本開示において、「可能性がある」という用語は、「例えば、可能性がある」と解釈されるべきである。言い換えれば、「可能性がある」という用語は、「可能性がある」という用語に続く句が、様々な実施例の1つ以上によって使用され得る、又は使用されない可能性がある多数の適切な可能性のうちの1つの例であることを示す。本明細書で使用される「備える」及び「からなる」という用語は、説明されている要素の1つ又は複数の構成要素を列挙する。「備える」という用語は「含む」と交換可能であり、説明されている要素から列挙されていない構成要素を除外するものではない。対照的に、「からなる」は、記述されている要素の1つ以上のコンポーネントの完全な列挙を提供する。本明細書で使用される「に基づく」という用語は、例えば、「のみに基づく」ではなく、「少なくとも部分的に基づく」と解釈されるべきである。本明細書で使用される「及び/又は」という用語は、列挙された要素の任意の可能な組み合わせを表す。例えば、「A、B、及び/又はC」は、A、B、C、AとB、AとC、B及びC、又はA、B及びCを表すことができる。
A及びBが集合(セット)であり、Aのすべての要素がBの要素である場合、AはBのサブセットと呼ばれる。本明細書では、空でないセットとサブセットのみが考慮される。例えば、B = {cell1,cell2}の可能なサブセットは、{cell 1}、{cell2}、及び{celll,cell2}である。「に基づく」(又は同様に「少なくとも…に基づく」)という句は、「に基づく」という用語に続く句が、様々な実施例のうちの1つ又は複数に使用される場合もされない場合もある多数の適切な可能性の1つの例であることを示す。「に応じて」(又は同様に「少なくとも…に応じて」)という句は、「に応じて」という句に続く句が、様々な実施例のうちの1つ又は複数に使用される場合もされない場合もある多数の適切な可能性の1つの例であることを示す。「依存する」(又は等しく「少なくとも依存する」)という句は、「依存する」という句に続く句が、様々な実施例のうちの1つ又は複数に使用される場合もされない場合もある多数の適切な可能性の1つの例であることを示す。「利用する/使用する」(又は同様に「少なくとも…利用する/使用する」)という句は、「利用する/使用する」という句に続く句が、様々な実施例のうちの1つ又は複数に使用される場合もされない場合もある多数の適切な可能性の1つの例であることを示す。
構成という用語は、デバイスが動作状態にあるか非動作状態にあるかにかかわらず、当該デバイスの能力に関連し得る。構成とは、デバイスが動作状態か非動作状態かに関係なく、デバイスの動作特性に影響を与えるデバイスの特定の設定を指し得る。言い換えれば、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、レジスタ、メモリ値などは、デバイスが動作状態であるか非動作状態であるかにかかわらず、デバイスに特定の特性を提供するために、デバイス内で「構成」され得る。「デバイスで…ようにする制御メッセージ」などの用語は、デバイスが動作中であるかどうかに関係なく、制御メッセージに、特定の特性を構成するか又はデバイスで特定のアクションを実装するために使用できるパラメータがあることを意味し得る。
本開示では、パラメータ(又は同様にフィールド又は情報要素(IE)と呼ばれる)は、1つ又は複数の情報オブジェクトを含むことができ、情報オブジェクトは、1つ又は複数の他のオブジェクトを含むことができる。例えば、パラメータ(IE)Nがパラメータ(IE)Mを含み、パラメータ(IE)Mがパラメータ(IE)Kを含み、パラメータ(IE)Kがパラメータ(情報要素)Jを含む場合、例えば、NはKを含み、且つNはJを含む。例示的な実施例では、1つ又は複数のメッセージが複数のパラメータを含む場合、複数のパラメータのうちの1つのパラメータが前記1つ又は複数のメッセージ内の少なくとも1つにあることを意味するが、前記1つ又は複数のメッセージのそれぞれに含まれている必要はない。
提示された多くの特徴は、「可能性がある」の使用又は括弧の使用を通じてオプションであると説明されている。簡潔さと読みやすさのために、本開示は、オプション特徴のセットから選択することによって得られる可能性のあるすべての組み合わせを明示的に列挙するものではない。本開示は、そのようなすべての組み合わせを明示的に開示するものとして解釈されるべきである。例えば、3つのオプションの特徴を有すると説明されるシステムは、7つの方法、即ち、3つのオプション特徴のうちの1つだけ、3つのオプション特徴のうちの任意の2つ、又は3つのオプション特徴のうちの3つで具体化され得る。
開示された実施例に記載された要素の多くは、モジュールとして実装され得る。ここで、モジュールは、定義された機能を実行し、他の要素への定義されたインターフェースを持つ要素として定義されている。本開示で説明されるモジュールは、ハードウェア、ソフトウェアとハードウェアの組み合わせ、ファームウェア、ウェットソフトウェア(例えば、生物学的要素を備えたハードウェア)、又はそれらの組み合わせで実装することができ、これらは動作的に同等であり得る。例えば、モジュールは、ハードウェアマシンによって実行されるコンピューター言語(C、C ++、Fortran、Java、Basic、Matlabなど)又はモデリング/シミュレーションプログラム(Simulink、Stateflow、GNU Octave、又はLabViewMathScriptなど)によって作成されたソフトウェアルーチンとして実装できる。ディスクリート又はプログラマブルアナログ、デジタル及び/又は量子ハードウェアを組み込んだ物理ハードウェアを使用してモジュールを実装できる。プログラマブルハードウェアの例には、コンピューター、マイクロコントローラー、マイクロプロセッサー、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)及び複雑なプログラマブルロジックデバイス(CPLD)が含まれる。コンピュータ、マイクロコントローラ、及びマイクロプロセッサは、アセンブリ、C、C++などの言語を使用してプログラムされる。FPGA、ASIC及びCPLDは、多くの場合、VHSICハードウェア記述言語(VHDL)やVerilogなどのハードウェア記述言語(HDL)を使用してプログラムされ、ハードウェア記述言語は、プログラマブルデバイスの機能が少ない内部ハードウェアモジュール間の接続を構成する。上記のテクノロジーは、機能モジュールの結果を達成するために組み合わせて使用されることがよくある。
図1Aは、本開示の実施例を実現することができる移動通信ネットワーク100の例を示している。移動通信ネットワーク100は、例えば、ネットワークオペレータによって実行される公衆陸上移動体ネットワーク(PLMN)であり得る。図1Aに示されるように、移動通信ネットワーク100は、コアネットワーク(CN)102、無線アクセスネットワーク(RAN)104、及び無線デバイス106を含む。
CN102は、無線デバイス106に、パブリックDN(例えば、インターネット)、プライベートDN、及び/又はイントラオペレータDNなどの1つ又は複数のデータネットワーク(DN)へのインターフェースを提供することができる。インターフェース機能の一部として、CN102は、無線デバイス106と1つ又は複数のDNとの間にエンドツーエンド接続をセットアップし、無線デバイス106を認証し、課金機能を提供することができる。
RAN 104は、エアインターフェースを介した無線通信を介してCN102を無線デバイス106に接続することができる。無線通信の一部として、RAN 104は、スケジューリング、無線リソース管理、及び再送信プロトコルを提供することができる。エアインターフェースを介したRAN 104から無線デバイス106への通信方向は下りリンクと呼ばれ、エアインターフェースを介した無線デバイス106からRAN 104への通信方向は上りリンクと呼ばれる。下りリンク伝送は、周波数分割複信(FDD)、時分割複信(TDD)及び/又は2つの複信技術の組み合わせを使用して上りリンク伝送から分離できる。
無線デバイスという用語は、本開示全体を通して、無線通信が必要であるか又は使用可能である任意のモバイルデバイス又は固定(非モバイル)デバイスを指し、包含するために使用され得る。例えば、無線デバイスは、電話、スマートフォン、タブレット、コンピューター、ラップトップ、センサー、メーター、ウェアラブルデバイス、モノのインターネット(IoT)デバイス、車両道路側ユニット(RSU)、リレーノード、自動車及び/又はそれらの任意の組み合わせであり得る。無線デバイスという用語は、ユーザー機器(UE)、ユーザー端末(UT)、アクセス端末(AT)、モバイルステーション、受話器、ワイヤレス送受信ユニット(WTRU)、及び/又はワイヤレス通信デバイスを含む他の用語を包含する。
RAN 104は、1つ又は複数の基地局(図示せず)を含み得る。基地局という用語は、本開示全体を通して、ノードB(UMTS及び/又は3G標準に関連する)、進化したノードB(eNB、E-UTRA及び/又は4G標準に関連する)、リモート無線ヘッド(RRH)、1つ又は複数のRRHに結合された基地局処理ユニット、ドナーノードのカバレッジエリアを拡張するために使用されるリピーターノード又はリレーノード、次世代進化ノードB(ng-eNB)、世代ノードB(gNB、NR及び/又は5G規格に関連する)、アクセスポイント(AP、例えば、WiFi又はその他の適切な無線通信規格に関連する)、及び/又はそれらの任意の組み合わせを指し、包含するために使用され得る。基地局は、少なくとも1つのgNB中央ユニット(gNB-CU)及び少なくとも1つのgNB分散ユニット(gNB-DU)を含み得る。
RAN 104に含まれる基地局は、エアインターフェースを介して無線デバイス106と通信するための1つ又は複数のセットのアンテナを含み得る。例えば、1つ又は複数の基地局は、3つのセル(又はセクター)をそれぞれ制御するために3セットのアンテナを含み得る。セルのサイズは、受信機(例えば、基地局の受信機)がセル内で動作する送信機(例えば、無線デバイスの送信機)からの伝送を首尾よく受信できる範囲によって決定され得る。基地局のセルは、無線デバイスの移動性をサポートするために、広い地理的領域にわたって無線デバイス106に無線カバレッジを提供することができる。
3セクターサイトに加えて、基地局の他の実装も可能である。例えば、RAN 104内の1つ又は複数の基地局は、3つより多い又は少ないセクターを有するセクターサイトとして実装され得る。RAN 104内の1つ又は複数の基地局は、アクセスポイント、いくつかのリモート無線ヘッド(RRH)に結合されたベースバンド処理ユニット、及び/又はドナーノードのカバレッジエリアを拡張するために使用されるリピータノード又はリレーノードとして実装され得る。RRHに結合されたベースバンド処理ユニットは、集中型又はクラウドRANアーキテクチャの一部であり得、ベースバンド処理ユニットは、ベースバンド処理ユニットのプールに集中化されているか、仮想化されている。リピータノードは、ドナーノードから受信した無線信号を増幅及び再放送することができる。リレーノードは、リピータノードと同じ/類似の機能を実行できるが、ドナーノードから受信した無線信号をデコードしてノイズを除去してから、無線信号を増幅して再放送することができる。
RAN 104は、同様のアンテナパターン及び同様の高レベル送信電力を有するマクロセル基地局の同種ネットワークとして展開することができる。RAN 104は、異種ネットワークとして展開することができる。異種ネットワークでは、スモールセル基地局は、小さなカバレッジエリア、例えば、マクロセル基地局によって提供される比較的広いカバレッジエリアとオーバーラップするカバレッジエリアを提供することができる。小さなカバレッジエリアは、データトラフィックが多いエリア(又はいわゆる「ホットスポット」)又はマクロセルカバレッジが弱いエリアに提供される場合がある。スモールセル基地局の例には、カバレッジエリアが小さい順に、マイクロセル基地局、ピコセル基地局、及びフェムトセル基地局又はホーム基地局が含まれる。
図1Aの移動通信ネットワーク100と同様の移動通信ネットワークの仕様のグローバル標準化を提供するために、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))が1998年に形成された。現在までに、3GPP(登録商標)は、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)と呼ばれる第3世代(3G)ネットワーク、ロングタームエボリューション(LTE)と呼ばれる第4世代(4G)ネットワーク、及び5Gシステム(5GS)と呼ばれる第5世代(5G)ネットワークがある。本開示の実施例は、次世代RAN(NG-RAN)と呼ばれる3GPP(登録商標) 5GネットワークのRANを参照して説明される。実施例は、図1AのRAN 104、以前の3G及び4GネットワークのRAN、及びまだ指定されていない将来のネットワーク(例えば、3GPP(登録商標) 6Gネットワーク)のRANなど、他の移動通信ネットワークのRANに適用可能である。NG-RANは、新しい無線(NR)と呼ばれる5G無線アクセス技術を実装し、4G無線アクセス技術又は非3GPP(登録商標)無線アクセス技術を含む他の無線アクセス技術を実装するために提供され得る。
図1Bは、本開示の実施例が実施され得る別の例示的な移動通信ネットワーク150を示す。移動通信ネットワーク150は、例えば、ネットワークオペレータによって実行されるPLMNであり得る。図1Bに示されるように、移動通信ネットワーク150は、5Gコアネットワーク(5G-CN)152、NG-RAN 154、ならびにUE 156A及び156B(総称してUE 156)を含む。これらの構成要素は、図1Aに関して説明された対応する構成要素と同じ又は同様の方法で実施及び動作することができる。
5G-CN 152は、パブリックDN(例えば、インターネット)、プライベートDN、及び/又はオペレータ内DNなどの1つ又は複数のDNへのインターフェースをUE 156に提供する。インターフェイス機能の一部として、5G-CN 152は、UE 156と1つ又は複数のDNの間にエンドツーエンド接続を設定し、UE 156を認証し、課金機能を提供することができる。3GPP(登録商標) 4GネットワークのCNと比較すると、5G-CN 152の基盤はサービスベースのアーキテクチャであり得る。これは、5G-CN 152を構成するノードのアーキテクチャが、インターフェイスを介して他のネットワーク機能へサービスを提供するネットワーク機能として定義できることを意味する。5G-CN 152のネットワーク機能は、専用又は共有ハードウェア上のネットワーク要素、専用又は共有ハードウェア上で実行されるソフトウェアインスタンス、又はプラットフォーム(例えば、クラウドベースのプラットフォーム)上でインスタンス化された仮想化機能など、いくつかの方法で実装できる。
図1Bに示されるように、5G-CN 152は、アクセス及びモビリティ管理機能(AMF)158A及びユーザープレーン機能(UPF)158Bを含み、表示を簡単にするため、これらは図1Bにおいて1つの構成要素AMF/UPF 158として示される。UPF 158Bは、NG-RAN 154と1つ以上のDNの間のゲートウェイとして機能することができる。UPF 158Bは、パケットルーティングと転送、パケット検査とユーザープレーンポリシールールの適用、トラフィック使用状況レポート、1つ以上のDNへのトラフィックフローのルーティングをサポートする上りリンク分類、ユーザープレーンのサービス品質(QoS)処理(例えば、パケットフィルタリング、ゲーティング、上りリンク/下りリンクレートの適用、上りリンクトラフィックの検証)、下りリンクパケットのバッファリング、下りリンクデータ通知のトリガーなどの機能を実行できる。UPF 158Bは、無線アクセス技術(RAT)内/RAT間モビリティのアンカーポイント、1つ又は複数のDNへの相互接続の外部プロトコル(又はパケット)データユニット(PDU)セッションポイント、及び/又はマルチホームPDUセッションをサポートするための分岐ポイントとして機能することができる。UE 156は、UEとDNとの間の論理接続であるPDUセッションを介してサービスを受信するように構成され得る。
AMF 158Aは、非アクセス層(NAS)シグナリングターミネーション、NASシグナリングセキュリティ、アクセス層(AS)セキュリティ制御、3GPP(登録商標)アクセスネットワーク間のモビリティのためのCN間ノードシグナリング、アイドルモードUE到達可能性(例えば、ページング再送信の制御と実行)、登録領域管理、システム内及びシステム間モビリティサポート、アクセス認証、ローミング権限のチェックを含むアクセス許可、モビリティ管理制御(サブスクリプションとポリシー)、ネットワークスライシングサポート、及び/又はセッション管理機能(SMF)の選択のような様々な機能を実行することができる。NASはCNとUEの間で動作する機能を指し得、ASはUEとRANの間で動作する機能を指し得る。
5G-CN 152は、明確にするために図1Bに示されていない1つ又は複数の追加のネットワーク機能を含み得る。例えば、5G-CN 152は、セッション管理機能(SMF)、NRリポジトリ機能(NRF)、ポリシー制御機能(PCF)、ネットワーク公開機能(NEF)、統合データ管理(UDM)、アプリケーション機能(AF)、及び/又は認証サーバー機能(AUSF)のうちの1つ以上を含み得る。
NG-RAN 154は、エアインターフェースを介した無線通信を介して5G-CN 152をUE 156に接続することができる。NG-RAN 154は、gNB 160A及びgNB 160B(総称してgNB 160)として示される1つ以上のgNB、及び/又はng-eNB 162A及びng-eNB 162B(総称してng-eNB 162)として示される1つ以上のng-eNBを含み得る。gNB 160及びng-eNB 162は、より一般的に基地局と呼ばれ得る。gNB 160及びng-eNB 162は、エアインターフェースを介してUE 156と通信するためのアンテナの1つ又は複数のセットを含み得る。例えば、1つ以上のgNB 160及び/又は1つ以上のng-eNB 162は、3つのセル(又はセクター)をそれぞれ制御するための3セットのアンテナを含み得る。gNB 160及びng-eNB 162のセルは、UEのモビリティをサポートするために、一緒に広い地理的領域にわたってUE 156に無線カバレッジを提供することができる。
図1Bに示されるように、gNB 160及び/又はng-eNB 162は、NGインターフェースによって5G-CN 152に接続され得、Xnインターフェースによって他の基地局に接続され得る。NG及びXnインターフェースは、直接物理接続及び/又はインターネットプロトコル(IP)トランスポートネットワークなどの基礎トランスポートネットワークを介した間接接続を使用して確立することができる。gNB 160及び/又はng-eNB 162は、UuインターフェースによってUE 156に接続され得る。例えば、図1Bに示されるように、gNB 160Aは、UuインターフェースによってUE 156Aに接続され得る。NG、Xn、及びUuインターフェイスは、プロトコルスタックに関連付けられている。インターフェースに関連付けられたプロトコルスタックは、図1Bのネットワーク要素によってデータ及びシグナリングメッセージを交換するために使用され得、ユーザープレーン及びコントロールプレーンの2つのプレーンを含み得る。ユーザープレーンは、ユーザーが関心を持つデータを処理できる。コントロールプレーンは、ネットワーク要素が関心を持つシグナリングメッセージを処理することができる。
gNB 160及び/又はng-eNB 162は、1つ又は複数のNGインターフェースによって、5G-CN 152の1つ又は複数のAMF/UPF機能(例えばAMF/UPF 158)に接続することができる。例えば、gNB 160Aは、NGユーザープレーン(NG-U)インターフェースによって、AMF/UPF 158のUPF 158Bに接続され得る。NG-Uインターフェースは、gNB 160AとUPF 158Bとの間のユーザプレーンPDUの配信(例えば、非保証配信)を提供することができる。gNB 160Aは、NGコントロールプレーン(NG-C)インターフェイスによってAMF 158Aに接続できる。NG-Cインターフェースは、例えば、NGインターフェース管理、UEコンテキスト管理、UEモビリティ管理、NASメッセージの伝送、ページング、PDUセッション管理、ならびに構成転送及び/又は警告メッセージ伝送を提供することができる。
gNB 160は、Uuインターフェースを介してUE 156にNRユーザープレーン及びコントロールプレーンプロトコルターミネーションを提供することができる。例えば、gNB 160Aは、第1のプロトコルスタックに関連付けられたUuインターフェースを介して、UE 156Aに向けてNRユーザープレーン及びコントロールプレーンプロトコルターミネーションを提供することができる。ng-eNB 162は、Uuインターフェースを介してUE 156に向けて、進化型UMTS地上無線アクセス(E-UTRA)ユーザプレーン及び制御プレーンプロトコルターミネーションを提供することができ、ここで、E-UTRAは、3GPP(登録商標) 4G無線アクセス技術を指す。例えば、ng-eNB 162Bは、第2のプロトコルスタックに関連付けられたUuインターフェイスを介してUE 156Bに向けてE-UTRAユーザープレーン及びコントロールプレーンプロトコルターミネーションを提供できる。
5G-CN 152は、NR及び4G無線アクセスを処理するように構成されていると説明された。NRが「非スタンドアロン動作」と呼ばれるモードで4Gコアネットワークに接続できることは、当業者によって理解されるであろう。非スタンドアロン操作では、4Gコアネットワークを使用して、コントロールプレーン機能(例えば、初期アクセス、モビリティ、ページング)を提供(又は少なくともサポート)する。図1Bには1つのAMF/UPF 158のみが示されているが、1つのgNB又はng-eNBを複数のAMF/UPFノードに接続して、冗長性を提供し、及び/又は複数のAMF/UPFノードの間で負荷を分散することができる。
議論したように、図1Bのネットワーク要素間のインターフェース(例えば、Uu、Xn、及びNGインターフェース)は、ネットワーク要素がデータ及びシグナリングメッセージを交換するために使用するプロトコルスタックに関連付けられ得る。プロトコルスタックには、ユーザープレーンとコントロールプレーンの2つのプレーンが含まれる。ユーザープレーンは、ユーザーが関心を持つデータを処理することができ、コントロールプレーンは、ネットワーク要素が関心を持つシグナリングメッセージを処理することができる。
図2A及び図2Bは、それぞれ、UE 210とgNB 220との間にあるUuインターフェースのためのNRユーザープレーン及びNRコントロールプレーンプロトコルスタックの例を示す。図2A及び図2Bに示されるプロトコルスタックは、例えば、図1Bに示されるUE 156AとgNB 160Aとの間のUuインターフェースに使用されるプロトコルスタックと同じ又は類似することができる。
図2Aは、UE 210及びgNB 220に実装された5つの層を含むNRユーザープレーンプロトコルスタックを示す。プロトコルスタックの最下部において、物理層(PHY)211及び221は、プロトコルスタックの上位層に輸送サービスを提供し得、オープンシステム相互接続(OSI)モデルのレイヤー1に対応できる。PHY 211及び221の上の次の4つのプロトコルは、メディアアクセス制御層(MAC)212及び222、無線リンク制御層(RLC)213及び223、パケットデータコンバージェンスプロトコル層(PDCP)214及び224、及びサービスデータアプリケーションプロトコル層(SDAP)215及び225で構成され得る。これらの4つのプロトコルは一緒に、OSIモデルのレイヤー2又はデータリンクレイヤーを構成することができる。
図3は、NRユーザプレーンプロトコルスタックのプロトコル層間で提供されるサービスの例を示している。図2A及び図3の上部から開始して、SDAP 215及び225は、QoSフロー処理を実行することができる。UE 210は、PDUセッションを介してサービスを受信することができ、PDUセッションは、UE 210とDNとの間の論理接続であり得る。PDUセッションには、1つ以上のQoSフローが含まれる可能性がある。CNのUPF(例えば、UPF 158B)は、QoS要件(例えば、遅延、データレート、及び/又はエラーレート)に基づいて、IPパケットをPDUセッションの1つ又は複数のQoSフローにマッピングすることができる。SDAP 215及び225は、1つ又は複数のQoSフローと1つ又は複数のデータ無線ベアラとの間のマッピング/デマッピングを実行することができる。QoSフローとデータ無線ベアラとの間のマッピング/デマッピングは、gNB 220のSDAP 225によって決定され得る。UE 210のSDAP 215は、gNB 220から受信したリフレクティブマッピング又は制御シグナリングを介して、QoSフローとデータ無線ベアラとの間のマッピングについて通知され得る。リフレクティブマッピングの場合、gNB 220のSDAP 225は、下りリンクパケットをQoSフローインジケータ(QFI)でマークでき、QFIは、QoSフローとデータ無線ベアラ間のマッピング/デマッピングを決定するように、UE 210のSDAP 215によって監視される。
PDCP 214及び224は、エアインターフェースを介して伝送される必要のあるデータ量を減らすためのヘッダー圧縮/解圧縮、エアインターフェースを介して伝送されるデータの無許可の復号を防ぐための暗号化/復号化、及び完全性保護(制御メッセージが意図された送信元から発信されていることを保つ)。PDCP 214及び224は、未配信パケットの再送信、パケットの順番の配信と並べ替え、及び例えばgNB内ハンドオーバーのために重複して受信されたパケットの削除を実行できる。PDCP 214と224は、パケットの複製を実行して、パケットが受信される可能性を高め、受信者で重複したパケットを削除する。パケットの複製は、高い信頼性を必要とするサービスに役立つ。
図3には示されていないが、PDCP 214及び224は、デュアルコネクティビティナリオにおいて、スプリット無線ベアラとRLCチャネルとの間のマッピング/デマッピングを実行することができる。デュアルコネクティビティは、UEが2つのセル、又はより一般的には2つのセルグループ(マスターセルグループ(MCG)とセカンダリセルグループ(SCG))に接続できるようにする技術である。スプリットベアラとは、単一の無線ベアラ(SDAP 215及び225へのサービスとしてPDCP 214及び224によって提供される無線ベアラの1つなど)がデュアルコネクティビティのセルグループによって処理される場合のベアラである。PDCP 214及び224は、セルグループに属するRLCチャネル間でスプリット無線ベアラをマッピング/デマッピングすることができる。
RLC 213及び223は、それぞれ、セグメンテーション、自動再送信要求(ARQ)を介した再送信、及びMAC 212及び222から受信された重複データユニットの削除を実行することができる。RLC 213及び223は、透過モード(TM)、未確認モード(UM)、確認モード(AM)という3つの伝送モードをサポートすることができる。RLCが動作している伝送モードに基づいて、RLCは、言及された機能の1つ又は複数を実行することができる。RLC構成は、ニューメロロジー(numerology)や伝送時間間隔(TTI)期間に依存せずに、論理チャネルごとに行うことができる。図3に示されるように、RLC 213及び223は、それぞれ、PDCP 214及び224へのサービスとしてRLCチャネルを提供することができる。
MAC 212及び222は、論理チャネルの多重化/逆多重化、及び/又は論理チャネルと伝送チャネルとの間のマッピングを実行することができる。多重化/逆多重化は、1つ又は複数の論理チャネルに属するデータユニットの、PHY 211及び221に配信されるトランスポートブロック(TB)への多重化/PHY 211及び221から配信されるトランスポートブロック(TB)からの逆多重化を含み得る。MAC 222は、動的スケジューリングによって、UEの間でスケジューリング、スケジューリング情報報告、及び優先処理を実行するように構成され得る。スケジューリングは、下りリンク及び上りリンク用にgNB 220(MAC 222で)で実行できる。MAC 212及び222は、ハイブリッド自動再送信要求(HARQ)(例えば、キャリアアグリゲーション(CA)の場合、キャリアごとに1つのHARQエンティティ)、論理チャネル優先順位付けによるUE 210の論理チャネル間の優先処理、及び/又はパディングを介してエラー訂正を実行するように構成され得る。MAC 212及び222は、1つ又は複数のニューメロロジー及び/又は伝送タイミングをサポートすることができる。一例では、論理チャネル優先順位付けにおけるマッピング制限は、論理チャネルが使用することができるニューメロロジー及び/又は伝送タイミングを制御することができる。図3に示されるように、MAC 212及び222は、RLC 213及び223へのサービスとして論理チャネルを提供することができる。
PHY 211及び221は、伝送チャネルの物理チャネルへのマッピング、並びにエアインターフェースを介して情報を送受信するためのデジタル及びアナログ信号処理機能を実行することができる。これらのデジタル及びアナログ信号処理機能には、例えば、符号化/復号化及び変調/復調が含まれ得る。PHY 211及び221は、マルチアンテナマッピングを実行することができる。図3に示されるように、PHY 211及び221は、MAC 212及び222へのサービスとして1つ又は複数の伝送チャネルを提供することができる。
図4Aは、NRユーザプレーンプロトコルスタックを通る例示的な下りリンクデータフローを示している。図4Aは、NRユーザープレーンプロトコルスタックを通ることで、gNB 220で2つのTBを生成するための3つのIPパケット(n、n+1、及びm)の下りリンクデータフローを示す。NRユーザープレーンプロトコルスタックを通る上りリンクデータフローは、図4Aに示される下りリンクデータフローと類似する可能性がある。
図4Aの下りリンクデータフローは、SDAP 225が1つ又は複数のQoSフローから3つのIPパケットを受信し、3つのパケットを無線ベアラにマッピングするときに開始する。図4Aで、SDAP 225は、IPパケットn及びn+1を第1の無線ベアラ402にマッピングし、IPパケットmを第2の無線ベアラ404にマッピングする。SDAPヘッダ(図4Aで「H」とマークされる)は、IPパケットに追加される。上位プロトコル層からの/へのデータユニットは、下位プロトコル層のサービスデータユニット(SDU)と呼ばれ、下位プロトコル層からの/へのデータユニットは、上位プロトコル層のサービスデータユニット(PDU)と呼ばれる。図4Aに示されるように、SDAP 225からのデータユニットは、下位プロトコル層PDCP 224のSDUであり、SDAP 225のPDUである。
図4Aの残りのプロトコル層は、それらの関連する機能を実行し(例えば、図3に記載の)、対応するヘッダを追加し、それらのそれぞれの出力を次の下位層に転送することができる。例えば、PDCP 224は、IPヘッダーの圧縮及び暗号化を実行し、その出力をRLC 223に転送することができる。RLC 223は、選択的にセグメンテーションを実行し(例えば、図4AのIPパケットmについて示されるように)、その出力をMAC 222に転送することができる。MAC 222は、多数のRLC PDUを多重化することができ、MACサブヘッダーをRLC PDUに接続して、トランスポートブロックを形成することができる。NRでは、MACサブヘッダーをMAC PDU全体に分散させることができ、図4Aに示すように、LTEでは、MACサブヘッダーは完全にMAC PDUの先頭に配置され得る。完全なMAC PDUが組み立てる前に、MAC PDUサブヘッダーが計算される可能性があるため、NR MAC PDU構造は処理時間と関連する遅延を削減できる。
図4Bは、MAC PDUにおけるMACサブヘッダーの例示的なフォーマットを示している。MACサブヘッダーには、MACサブヘッダーが対応するMAC SDUの長さ(例えば、バイト単位)を示すためのSDU長さフィールド、逆多重化プロセスを支援するためにMAC SDUが発信された論理チャネルを識別するための論理チャネル識別子(LCID)フィールド、SDU長さフィールドのサイズを示すためのフラグ(F)、及び将来使用するための予約ビット(R)フィールドが含まれる。
図4Bは、MAC 223又はMAC 222などのMACによってMAC PDUに挿入されたMAC制御要素(CE)をさらに示す。例えば、図4BにはMAC PDUに挿入された2つのMAC CEが示されている。MAC CEは、下りリンク伝送用のMAC PDUの開始部に(図4Bに示されるように)、及び上りリンク伝送用のMAC PDUの終了部に挿入され得る。MAC CEは、帯域内制御シグナリングに使用できる。MAC CEの例には、バッファステータスレポートや電力ヘッドルームレポートなどのスケジューリング関連のMAC CE、PDCP重複検出のアクティブ化/非アクティブ化、チャネル状態情報(CSI)レポート、サウンディングリファレンス信号(SRS)伝送及び以前に構成されたコンポーネントなどのアクティブ化/非アクティブ化MAC CE、不連続受信(DRX)関連のMAC CE、タイミングアドバンスMAC CE、及びランダムアクセス関連のMAC CEが含まれる。MAC CEの前には、MAC SDUで説明したのと同様のフォーマットのMACサブヘッダーを付けることができ、LCIDフィールドの予約値で識別することができ、前記予約値はMAC CEに含まれる制御情報のタイプを示す。
NR制御プレーンプロトコルスタックを説明する前に、まず論理チャネル、伝送チャネル、物理チャネル、ならびにチャネルタイプ間のマッピングが説明される。1つ又は複数のチャネルを使用して、以下で説明するNR制御プレーンプロトコルスタックに関連する機能を実行することができる。
図5A及び図5Bは、それぞれ下りリンク及び上りリンクについて、論理チャネル、伝送チャネル、及び物理チャネル間のマッピングを示している。情報は、NRプロトコルスタックのRLC、MAC、及びPHY間のチャネルを介して渡される。論理チャネルは、RLCとMACの間で使用でき、NRコントロールプレーンで制御及び構成情報を運ぶ制御チャネルとして、又はNRユーザープレーンでデータを運ぶトラフィックチャネルとして分類できる。論理チャネルは、特定のUE専用の専用論理チャネルとして、又は複数のUEによって使用され得る共通の論理チャネルとして分類され得る。論理チャネルは、それが運ぶ情報のタイプによって定義することもできる。NRによって定義される論理チャネルのセットには、例えば、
- セルレベルでネットワークに位置がわからないUEをページングするために使用されるページングメッセージを運ぶためのページング制御チャネル(PCCH);
- マスター情報ブロック(MIB)及びいくつかのシステム情報ブロック(SIB)の形式でシステム情報メッセージを運ぶためのブロードキャスト制御チャネル(BCCH)であり、ここで、システム情報メッセージは、セルがどのように構成されるか及びセル内でどのように動作するかに関する情報を取得するためにUEによって使用され得る;
- 制御メッセージ及びランダムアクセスを運ぶための共通制御チャネル(CCCH);
- 特定のUEへの/からの制御メッセージを運んで前記UEを構成するための専用制御チャネル(DCCHA);及び
- 特定のUEへ送信するユーザーデータ/前記特定のUEからのユーザーデータを運ぶための専用トラフィックチャネル(DTCH)が含まれる。
伝送チャネルは、MAC層とPHY層との間で使用され、それらが運ぶ情報がエアインターフェースを介してどのように伝送されるかによって定義され得る。NRによって定義される伝送チャネルのセットには、例えば、
- PCCHから発信されたページングメッセージを運ぶためのページングチャネル(PCH);
- BCCHからのMIBを運ぶためのブロードキャストチャネル(BCH);
- 下りリンクデータとBCCHからのSIBを含む、シグナリングメッセージを運ぶための下りリンク共有チャネル(DL-SCH);
- 上りリンクデータとシグナリングメッセージを運ぶための上りリンク共有チャネル(UL-SCH);及び
- UEが事前のスケジューリングなしで前記ネットワークに接続できるようにするためのランダムアクセスチャネル(RACH)が含まれる。
PHYは、物理チャネルを使用して、PHYの処理レベル間で情報を渡すことができる。物理チャネルは、1つ又は複数の伝送チャネルの情報を運ぶための関連付けられた時間周波数リソースのセットを有することができる。PHYは、PHYの低レベル動作をサポートするための制御情報を生成し、L1/L2制御チャネルと呼ばれる物理的制御チャネルを介してPHYのより低いレベルに制御情報を提供することができる。 NRによって定義される物理チャネルと物理制御チャネルのセットには、例えば、
- BCHからのMIBを運ぶための物理ブロードキャストチャネル(PBCH);
- DL-SCHからの下りリンクデータとシグナリングメッセージ、及びPCHからのページングメッセージを運ぶための物理下りリンク共有チャネル(PDSCH);
- 下りリンク制御情報(DCI)を運ぶための物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)であり、下りリンク制御情報には、下りリンクスケジューリングコマンド、上りリンクスケジューリング許可、及び上りリンク電力制御コマンドが含まれ得る;
- UL-SCHからの上りリンクデータとシグナリングメッセージ、及び場合によっては以下に説明する上りリンク制御情報(UCI)を運ぶための物理上りリンク共有チャネル(PUSCH);
- UCIを運ぶための物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)であり、UCIには、HARQ確認応答、チャネル品質インジケーター(CQI)、プリコーディングマトリックスインジケーター(PMI)、ランクインジケーター(RI)、及びスケジューリング要求(SR)が含まれ得る;及び
- ランダムアクセス用の物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)が含まれる。
物理制御チャネルと類似的に、物理層は、物理層の低レベル動作をサポートするために物理信号を生成する。図5A及び図5Bに示されるように、NRによって定義される物理層信号には、プライマリ同期信号(PSS)、セカンダリ同期信号(SSS)、チャネル状態情報参照信号(CSI-RS)、復調参照信号(DMRS)、サウンディング参照信号(SRS)、及び位相追跡参照信号(PTRS)が含まれる。これらの物理層信号については、以下で詳しく説明される。
コントロールプレーンプロトコルスタック
図2Bは、例示的なNR制御プレーンプロトコルスタックを示す。図2Bに示されるように、NR制御プレーンプロトコルスタックは、例示的なNRユーザープレーンプロトコルスタックと同じ/類似の最初の4つのプロトコル層を使用することができる。これらの4つのプロトコル層には、PHY 211と221、MAC 212と222、RLC 213と223、PDCP 214と224が含まれる。NRユーザープレーンプロトコルスタックのようにスタックの最上位にSDAP 215と225を配置する代わりに、NRコントロールプレーンスタックは、NRコントロールプレーンプロトコルスタックの最上位に無線リソース制御(RRC)216と226、及びNASプロトコル217と237がある。
NASプロトコル217及び237は、UE 210とAMF 230(例えば、AMF 158A)との間、又はより一般的には、UE 210とCNとの間で制御プレーン機能を提供することができる。NASプロトコル217及び237は、NASメッセージと呼ばれるシグナリングメッセージを介して、UE 210とAMF 230との間で制御プレーン機能を提供することができる。UE 210とAMF 230の間には、NASメッセージを伝送できる直接パスはない。NASメッセージは、Uu及びNGインターフェイスのASを使用して伝送できる。NASプロトコル217及び237は、認証、セキュリティ、接続確立、モビリティ管理、セッション管理などのコントロールプレーン機能を提供できる。
RRC 216及び226は、UE 210とgNB 220との間、又はより一般的には、UE 210とRANとの間で制御プレーン機能を提供することができる。RRC 216及び226は、RRCメッセージと呼ばれるシグナリングメッセージを介して、UE 210とgNB 220との間で制御プレーン機能を提供することができる。RRCメッセージは、シグナリング無線ベアラ及び同じ/類似のPDCP、RLC、MAC、及びPHYプロトコル層を使用して、UE 210とRANとの間で伝送され得る。MACは、コントロールプレーンとユーザープレーンのデータを同じトランスポートブロック(TB)に多重化することができる。RRC 216及び226は、AS及びNASに関連するシステム情報のブロードキャスト、CN又はRANによって開始されたページング、UE 210とRANの間のRRC接続の確立や保守や解放、キー管理を含むセキュリティ機能、シグナリング無線ベアラ及びデータ無線ベアラの確立や構成や保守やリリース、モビリティ機能、QoS管理機能、UE測定レポートとレポートの制御、無線リンク障害(RLF)の検出と回復、及び/又はNASメッセージ伝送のようなコントロールプレーン機能を提供することができる。RRC接続を確立することの一部として、RRC 216及び226は、RRCコンテキストを確立することができ、これは、UE 210とRANとの間の通信のためのパラメータを構成することを含みる。
図6は、UEのRRC状態遷移を示す例示的な図である。UEは、図1Aに示される無線デバイス106、図2A及び図2Bに示されるUE 210、又は本開示に記載される任意の他の無線デバイスと同じ又は類似することができる。図6に示されるように、UEは、RRC接続602(例えば、RRC_CONNECTED)、RRCアイドル604(例えば、RRC_IDLE)。及びRRC非アクティブ606(例:RRC_INACTIVE)という3つのRRC状態のうちの少なくとも1つにあり得る。
RRC接続602において、UEは、確立されたRRCコンテキストを有し、基地局との少なくとも1つのRRC接続を有し得る。基地局は、図1Aに示されるRAN 104に含まれる1つ又は複数の基地局の1つ、図1Bに示されるgNB 160又はng-eNB 162の1つ、図2A及び図2Bに示されるgNB 220、又は本開示に記載される任意の他の基地局に類似し得る。UEが接続されている基地局は、当該UEのためのRRCコンテキストを有し得る。UEコンテキストと呼ばれるRRCコンテキストは、UEと基地局との間の通信のためのパラメータを含み得る。これらのパラメータは、例えば、1つ以上のASコンテキスト、1つ以上の無線リンク構成パラメータ、ベアラ構成情報(例えば、データ無線ベアラ、シグナリング無線ベアラ、論理チャネル、QoSフロー、及び/又はPDUセッションに関連する)、セキュリティ情報、及び/又はPHY、MAC、RLC、PDCP、及び/又はSDAP層の構成情報を含み得る。RRC接続602にある間、UEの移動性は、RAN(例えば、RAN 104又はNG-RAN 154)によって管理され得る。UEは、サービングセル及び隣接セルからの信号レベル(例えば、参照信号レベル)を測定し、これらの測定を現在UEにサービスを提供している基地局に報告することができる。 UEのサービング基地局は、報告された測定に基づいて、隣接する基地局のうちの1つのセルへのハンドオーバーを要求することができる。RRC状態は、接続解放手順608を介してRRC接続602からRRCアイドル604に遷移でき、又は接続非アクティブ化手順610を介してRRC非アクティブ606に遷移することができる。
RRCアイドル604では、UEに対してRRCコンテキストが確立されなくてもよい。 RRCアイドル604では、UEは、基地局とのRRC接続を有していない可能性がある。 RRCアイドル604にある間、UEは、大部分の時間(例えば、バッテリ電力を節約するために)スリープ状態にあり得る。UEは、RANからのページングメッセージを監視するために周期的に(例えば、不連続な受信サイクルごとに1回)ウェイクアップすることができる。UEの移動性は、セル再選択と呼ばれる手順を介してUEによって管理され得る。RRC状態は、接続確立手順612を介してRRCアイドル604からRRC接続602に遷移することができ、接続確立手順は、以下でより詳細に論じられるように、ランダムアクセス手順を含み得る。
RRC非アクティブ606において、以前に確立されたRRCコンテキストは、UE及び基地局において維持される。これにより、RRCアイドル604からRRC接続602への移行と比較して、シグナリングオーバーヘッドが低減されたRRC接続602への高速移行が可能になる。RRC非アクティブ606にある間、UEはスリープ状態にあり得、UEの移動性がセルの再選択を介してUEによって管理され得る。RRC状態は、接続回復手順(connection resume procedure)614を介してRRC非アクティブ606からRRC接続602に遷移するか、又は接続解放手順608と同じ又は類似する接続解放手順616を介してRRCアイドル604に遷移することができる。
RRC状態は、モビリティ管理メカニズムに関連付けられ得る。RRCアイドル604及びRRC非アクティブ606では、モビリティは、セル再選択を通じてUEによって管理される。RRCアイドル604及びRRC非アクティブ606におけるモビリティ管理の目的は、ネットワークが、移動通信ネットワーク全体にわたってページングメッセージをブロードキャストする必要なしに、ページングメッセージを介してUEにイベントを通知できるようにすることである。RRCアイドル604及びRRC非アクティブ606で使用されるモビリティ管理メカニズムは、ネットワークがセルグループレベルでUEを追跡することを可能にし、その結果、ページングメッセージは、移動通信ネットワーク全体の代わりに、UEが現在存在するセルグループのセルを介してブロードキャストされてもよい。RRCアイドル604及びRRC非アクティブ606のモビリティ管理メカニズムは、セルグループレベルでUEを追跡する。それらはさまざまなグルーピング粒度を使用してこれを実行することができる。例えば、セルグループの粒度には3つのレベルがあり得、即ち、単一セル(individual cells)、RAN領域識別子(RAI)によって識別されるRAN領域内のセル、追跡領域と呼ばれ且つ追跡領域識別子(TAI)によって識別されるRAN領域のグループ内のセルである。
追跡領域は、CNレベルでUEを追跡するために使用され得る。CN(例えば、CN102又は5G-CN 152)は、UE登録領域に関連付けられたTAIのリストをUEに提供することができる。UEが、セル再選択を通じて、UE登録領域に関連付けられたTAIのリストに含まれないTAIに関連付けられたセルに移動する場合、UEは、CNとの登録更新を実行して、CNがUEの位置を更新できるようにし、UEに新しいUE登録領域を提供する。
RAN領域は、RANレベルでUEを追跡するために使用され得る。RRC非アクティブ606状態にあるUEの場合、UEは、RAN通知領域を割り当てられ得る。RAN通知領域は、1つ以上のセルID、RAIのリスト、又はTAIのリストで構成される。一例では、基地局は、1つ又は複数のRAN通知領域に属し得る。一例では、セルは、1つ又は複数のRAN通知領域に属することができる。UEがセル再選択を介して、UEに割り当てられたRAN通知領域に含まれないセルに移動する場合、UEは、RANで通知領域更新を実行して、UEのRAN通知領域を更新することができる。
UEのRRCコンテキストを格納している基地局又はUEの最後のサービング基地局は、アンカー基地局と呼ばれ得る。アンカー基地局は、少なくともUEがアンカー基地局のRAN通知領域に留まっている期間中、及び/又はUEがRRC非アクティブ606に留まっている期間の間にUEのRRCコンテキストを維持することができる。
図1BのgNB 160などのgNBは、2つの部分に分割することができ、即ち、中央ユニット(gNB-CU)、及び1つ又は複数の分散ユニット(gNB-DU)である。gNB-CUは、F1インターフェースを使用して1つ又は複数のgNB-DUに結合できる。gNB-CUは、RRC、PDCP、及びSDAPで構成され得る。gNB-DUは、RLC、MAC、及びPHYで構成され得る。
NRにおいて、物理信号及び物理チャネル(図5A及び図5Bに関して説明される)は、直交周波数分割多重(OFDM)シンボルにマッピングされ得る。OFDMは、F個の直交サブキャリア(又はトーン)を介してデータを伝送するマルチキャリア通信方式である。伝送する前に、データは、ソースシンボルと呼ばれる一連の複雑なシンボル(例えば、M-直交振幅変調(M-QAM)又はM-位相偏移変調(M-PSK)シンボル)にマッピングされ、F個の並列シンボルストリームに分割される。F個の並列シンボルストリームは、周波数領域にあるかのように扱われ、時間領域に変換する逆高速フーリエ変換(IFFT)ブロックへの入力として使用できる。IFFTブロックは、一度にF個のソースシンボルをF個の並列シンボルストリームのそれぞれから1つずつ取り込み、各ソースシンボルを使用して、F個の直交サブキャリアに対応するF個の正弦波基底関数の1つの振幅と位相を変調する。IFFTブロックの出力は、F個の直交サブキャリアの合計を表すF個の時間領域サンプルであり得る。F個の時間領域サンプルは、単一のOFDMシンボルを形成することができる。いくつかの処理(例えば、サイクリックプレフィックスの追加)とアップコンバージョンの後、IFFTブロックによって提供されるOFDMシンボルは、キャリア周波数でエアインターフェイスを介して伝送され得る。F個の並列シンボルストリームは、IFFTブロックによって処理される前に、FFTブロックを使用して混合できる。この操作により、離散フーリエ変換(DFT)でプリコードされたOFDMシンボルが生成され、上りリンクのUEが使用して、ピーク対平均電力比(PAPR)を下げることができる。逆処理は、ソースシンボルにマッピングされたデータを回復するためにFFTブロックを使用して受信機でOFDMシンボルに対して実行されてよい。
図7は、OFDMシンボルがグループ化されるNRフレームの例示的な構成を示す。 NRフレームは、システムフレーム番号(SFN)で識別できる。SFNは、1024フレームの周期で繰り返され得る。図示のように、1つのNRフレームは、持続時間が10ミリ秒(ms)であり得、持続時間が1ミリ秒である10個のサブフレームを含み得る。サブフレームは、例えば、スロットごとに14個のOFDMシンボルを含む複数のスロットに分割できる。
スロットの持続時間は、スロットのOFDMシンボルに使用されるニューメロロジーに依存し得る。NRでは、さまざまなセル展開(例えば、1 GHz未満のキャリア周波数のセルから、ミリ波範囲のキャリア周波数のセルまで)に対応するために柔軟なニューメロロジーがサポートされる。ニューメロロジーは、サブキャリア間隔とサイクリックプレフィックス持続時間の観点から定義できる。NRのニューメロロジーの場合、サブキャリア間隔は15 kHzのベースラインサブキャリア間隔から2の累乗でスケールアップでき、サイクリックプレフィックス持続時間は4.7μsのベースラインサイクリックプレフィックス持続時間から2の累乗でスケールダウンできる。例えば、NRは、次のサブキャリア間隔/サイクリックプレフィックス持続時間の組み合わせでニューメロロジーを定義する。即ち、15kHz/4.7μs、30 kHz/2.3μs、60 kHz/1.2 μs、120 kHz/0.59μs、及び240 kHz/0.29μs。
スロットは、固定数のOFDMシンボル(例えば、14個のOFDMシンボル)を有することができる。サブキャリア間隔が大きいニューメロロジーでは、スロット持続時間が短くなり、それに応じて、サブフレームあたりのスロット数が多くなる。図7は、このニューメロロジーに依存するスロット持続時間及びサブフレームあたりのスロットの伝送構造を示している(サブキャリア間隔が240 kHzのニューメロロジーは、説明を容易にするために図7には示されていない)。NRのサブフレームは、ニューメロロジーに依存しない時間基準として使用できるが、スロットは、上りリンク及び下りリンクの伝送がスケジュールされるユニットとして使用できる。低遅延をサポートするために、NRでのスケジューリングは、スロット持続時間から切り離され、任意のOFDMシンボルで開始され、伝送に必要な数のシンボルの間継続される。これらの部分スロットの伝送は、ミニスロット伝送又はサブスロット伝送と呼ばれてもよい。
図8は、NRキャリアの時間及び周波数領域におけるスロットの例示的な構成を示している。スロットには、リソース要素(RE)とリソースブロック(RB)が含まれる。REは、NRで最小の物理リソースである。REは、図8に示すように、時間領域の1つのOFDMシンボルから周波数領域の1つのサブキャリアに跨る。RBは、図8に示されるように、周波数領域で12個の連続するREに跨る。NRキャリアは、275個のRB又は275x12=3300個のサブキャリアの幅に制限され得る。このような制限を使用すると、サブキャリア間隔が15 kHz、30 kHz、60 kHz、120 kHzの場合にNRキャリアをそれぞれ50 MHz、100 MHz、200 MHz、400 MHzに制限できる。ここで、400MHzの帯域幅はキャリアあたりの400 MHz帯域幅制限に基づいて設定できる。
図8は、NRキャリアの全帯域幅にわたって使用されている単一のニューメロロジーを示している。他の構成例では、同じキャリアで複数のニューメロロジーがサポートされる場合がある。
NRは、広いキャリア帯域幅(例えば、120 kHzのサブキャリア間隔に対して最大400 MHz)をサポートし得る。すべてのUEが全キャリア帯域幅を受信できるわけではない(例えば、ハードウェアの制限のため)。また、UEの電力消費の観点から、全キャリア帯域幅を受信することは禁止される可能性がある。一例では、電力消費の削減及び/又は他の目的のために、UEは、UEが受信するようにスケジュールされているトラフィックの量に基づいて、UEの受信帯域幅のサイズを適応させることができる。これは、帯域幅適応と呼ばれる。
NRは、全キャリア帯域幅を受信することができないUEをサポートし、帯域幅適応をサポートするために帯域幅部分(BWP)を定義する。一例では、BWPは、キャリア上の隣接するRBのサブセットによって定義され得る。UEは、(例えば、RRC層を介して)サービングセルごとに1つ以上の下りリンクBWP及び1つ以上の上りリンクBWP(例えば、サービングセルごとに最大4つの下りリンクBWP及び最大4つの上りリンクBWP)で構成され得る。所与の時点で、サービングセル用に構成されたBWPのうちの1つ又は複数がアクティブであり得る。これらの1つ又は複数のBWPは、サービングセルのアクティブなBWPと呼ばれてもよい。サービングセルにセカンダリ上りリンクキャリアが構成されている場合、サービングセルは、上りリンクキャリアに1つ又は複数の第1のアクティブBWPを有し、セカンダリ上りリンクキャリアに1つ又は複数の第2のアクティブBWPを有することができる。
不対スペクトルの場合、下りリンクBWPの下りリンクBWPインデックス及び上りリンクBWPの上りリンクBWPインデックスが同じであると、構成済み下りリンクBWPのセットからの下りリンクBWPは、構成済み上りリンクBWPのセットからの上りリンクBWPとリンクされてもよい。不対スペクトルの場合、UEは、下りリンクBWPの中心周波数が上りリンクBWPの中心周波数と同じであると予想され得る。
プライマリセル(PCell)上の構成済み下りリンクBWPのセット内の下りリンクBWPの場合、基地局は、少なくとも1つのサーチスペースのための1つ又は複数の制御リソースセット(CORESET)をUEについて構成することができる。サーチスペースは、UEが制御情報を見つけることができる時間及び周波数領域内の位置のセットである。サーチスペースは、UE固有のサーチスペース又は共通のサーチスペース(複数のUEによって潜在的に使用可能)であり得る。例えば、基地局は、アクティブな下りリンクBWPにおいて、PCell上又はプライマリセカンダリセル(PSCell)上で共通のサーチスペースをUEについて構成することができる。
構成済み上りリンクBWPのセット内の上りリンクBWPの場合、BSは、1つ又は複数のPUCCH伝送のための1つ又は複数のリソースセットをUEに構成することができる。UEは、下りリンクBWPのために構成されたニューメロロジー(例えば、サブキャリア間隔及びサイクリックプレフィックス持続時間)に従って、下りリンクBWPにおいて下りリンク受信(例えば、PDCCH又はPDSCH)を受信することができる。UEは、構成されたニューメロロジー(例えば、上りリンクBWPのためのサブキャリア間隔及びサイクリックプレフィックス長)に従って、上りリンクBWPで上りリンク伝送(例えば、PUCCH又はPUSCH)を伝送することができる。
1つ又は複数のBWPインジケータフィールドが、下りリンク制御情報(DCI)で提供され得る。BWPインジケータフィールドの値は、構成済みBWPのセット内のどのBWPが、1つ又は複数の下りリンク受信のためのアクティブな下りリンクBWPであるかを示し得る。1つ又は複数のBWPインジケータフィールドの値は、1つ又は複数の上りリンク伝送のためのアクティブな上りリンクBWPを示し得る。
基地局は、構成済み下りリンクBWPのセット内でPCellに関連付けられたデフォルトの下りリンクBWPを半静的にUEに構成することができる。基地局がデフォルトの下りリンクBWPをUEに提供しない場合、デフォルトの下りリンクBWPは、初期アクティブ下りリンクBWPである可能性がある。UEは、PBCHを使用して取得されたCORESET構成に基づいて、どのBWPが初期アクティブ下りリンクBWPであるかを決定することができる。
基地局は、PCellのためのBWP非アクティブタイマー値をUEに構成することができる。UEは、任意の適切な時間にBWP非アクティブタイマーを開始又は再開することができる。例えば、UEは、(a)ペアスペクトル動作のためのデフォルト下りリンクBWP以外のアクティブな下りリンクBWPを示すDCIをUEが検出した場合、又は(b)UEが、不対スペクトル動作のデフォルト下りリンクBWP又は上りリンクBWP以外のアクティブな下りリンクBWP又はアクティブな上りリンクBWPを示すDCIを検出した場合、BWP非アクティブタイマーを開始又は再開することができる。UEが時間間隔(例えば、1ミリ秒又は0.5ミリ秒)の間にDCIを検出できなかった場合、UEは、満了するまでにBWP非アクティブタイマーを実行することができる(例えば、ゼロからBWP非アクティブタイマー値にインクリメントするか、又はBWP非アクティブタイマー値からゼロにデクリメントする)。BWP非アクティブタイマーが満了すると、UEは、アクティブな下りリンクBWPからデフォルトの下りリンクBWPに切り替えることができる。
一例では、基地局は、1つ又は複数のBWPをUEに半静的に構成することができる。UEは、第2のBWPをアクティブBWPとして示すDCIを受信したことに応答して、及び/又はBWP非アクティブタイマーの満了に応答して(例えば、第2のBWPがデフォルトのBWP)、アクティブBWPを第1のBWPから第2のBWPに切り替えることができる。
下りリンク及び上りリンクのBWPスイッチング(ここで、BWPスイッチングは、現在アクティブなBWPから現在アクティブでないBWPへのスイッチングを指す)は、ペアスペクトルにおいて独立して実行され得る。不対スペクトルでは、下りリンクと上りリンクのBWPスイッチングを同時に実行できる。構成済みBWP間の切り替えは、RRCシグナリング、DCI、BWP非アクティブタイマーの満了、及び/又はランダムアクセスの開始に基づいて発生する可能性がある。
図9は、NRキャリアのために3つの構成済みBWPを使用する帯域幅適応の例を示している。3つのBWPが構成されているUEは、スイッチングポイントで1つのBWPから別のBWPに切り替えることができる。図9に示される例では、BWPは、40MHzの帯域幅及び15 kHzのサブキャリア間隔を有するBWP 902、10MHzの帯域幅及び15 kHzのサブキャリア間隔を有するBWP 904、20MHzの帯域幅及び60kHzのサブキャリア間隔を有するBWP 906を含む。BWP 902は初期アクティブなBWPであり、BWP 904はデフォルトのBWPである可能性がある。UEは、スイッチングポイントでBWPを切り替えることができる。図9の例では、UEは、スイッチングポイント908でBWP 902からBWP 904に切り替えることができる。スイッチングポイント908でのスイッチングは、任意の適切な理由で、例えば、BWP非アクティブタイマーの満了(デフォルトのBWPへの切り替えを示す)及び/又はアクティブなBWPとしてBWP 904を示すDCIの受信に応答して、発生する可能性がある。UEは、BWP 906をアクティブBWPとして示すDCIを受信したことに応答して、スイッチングポイント910でアクティブBWP 904からBWP 906に切り替えることができる。UEは、BWP非アクティブタイマーの満了及び/又はBWP 904をアクティブBWPとして示すDCIを受信したことに応答して、スイッチングポイント912でアクティブBWP 906からBWP 904に切り替えることができる。UEは、アクティブなBWPとしてBWP 902を示すDCIを受信したことに応答して、スイッチングポイント914でアクティブなBWP 904からBWP 902に切り替えることができる。
UEが、構成済み下りリンクBWPのセット内のデフォルト下りリンクBWP及びタイマー値をセカンダリセル用に構成されている場合、セカンダリセル上のBWPを切り替えるためのUE手順は、プライマリセル上の手順と同じ/類似であり得る。例えば、UEは、UEがプライマリセルにこれらの値を使用するのと同じ/類似の方法で、セカンダリセルのためのタイマー値及びデフォルトの下りリンクBWPを使用することができる。
より高いデータレートを提供するために、2つ以上のキャリアを集約し、キャリアアグリゲーション(CA)を使用して同じUEとの間で同時に2つ以上のキャリアを伝送することができる。CAの集約キャリアは、コンポーネントキャリア(CC)と呼ばれてもよい。CAを使用する場合、UEには多数のサービングセルがあり、1つのサービングセルに1つのCCである。CCには、周波数領域で3つの構成があり得る。
図10Aは、2つのCCを備えた3つのCA構成を示している。バンド内の隣接構成1002では、2つのCCは、同じ周波数帯域(周波数帯域A)に集約され、周波数帯域内で互いに直接的に隣接して配置されている。バンド内の非隣接構成1004では、2つのCCは、同じ周波数帯域(周波数帯域A)に集約され、周波数帯域においてギャップによって分離されている。バンド間構成1006では、2つのCCは、複数の周波数帯域(周波数帯域A及び周波数帯域B)に配置されている。
一例では、最大32個のCCを集約することができる。集約されたCCは、同じ又は異なる帯域幅、サブキャリア間隔、及び/又は二重化方式(TDD又はFDD)を持ち得る。CAを使用するUEのためのサービングセルは、下りリンクCCを有することができる。FDDの場合、1つ以上の上りリンクCCをオプションでサービングセル用に構成できる。上りリンクキャリアよりも多くの下りリンクキャリアを集約する能力は、例えば、UEが上りリンクよりも下りリンクに多くのデータトラフィックを持っている場合に役立つことがある。
CAが使用される場合、UEのために集約されたセルの1つは、プライマリセル(PCell)と呼ばれてもよい。PCellは、UEがRRC接続の確立、再確立、及び/又はハンドオーバーで最初に接続するサービングセルであり得る。PCellは、UEにNASモビリティ情報とセキュリティ入力を提供することができる。UEは異なるPCellを持ち得る。下りリンクでは、PCellに対応するキャリアは下りリンクプライマリCC(DL PCC)と呼ばれてもよい。上りリンクでは、PCellに対応するキャリアは上りリンクプライマリCC(UL PCC)と呼ばれてもよい。UEの他の集約セルは、セカンダリセル(SCell)と呼ばれてもよい。一例では、SCellは、PCellがUEのために構成された後に構成され得る。例えば、SCellは、RRC接続再構成手順を介して構成できる。下りリンクでは、SCellに対応するキャリアは下りリンクセカンダリCC(DL SCC)と呼ばれてもよい。上りリンクでは、SCellに対応するキャリアは上りリンクセカンダリCC(UL SCC)と呼ばれてもよい。
UEのために構成されたSCellは、例えば、トラフィック及びチャネル状態に基づいてアクティブ化及び非アクティブ化され得る。SCellの非アクティブ化は、SCellでのPDCCH及びPDSCHの受信が停止され、SCellでのPUSCH、SRS、及びCQIの伝送が停止されることを意味し得る。構成されたSCellは、図4Bに関して、MAC CEを使用してアクティブ化及び非アクティブ化され得る。例えば、MAC CEは、ビットマップ(例えば、SCellごとに1ビット)を使用して、UEのどのSCell(例えば、構成されたSCellのサブセット内)がアクティブ化又は非アクティブ化されるかを示すことができる。構成されたSCellは、SCell非アクティブ化タイマー(例えば、SCellごとに1つのSCell非アクティブ化タイマー)の満了に応じて非アクティブ化され得る。
セルのスケジューリング割り当て及びスケジューリング許可などの下りリンク制御情報は、割り当て及び許可に対応するセル上で伝送され得、自己スケジューリングと呼ばれる。セルのDCIが別のセルで伝送され得ることは、クロスキャリアスケジューリングと呼ばれる。集約セルの上りリンク制御情報(例えば、HARQ確認応答及びチャネル状態フィードバック(CQI、PMI、及び/又はRIなど))は、PCellのPUCCHで伝送できる。集約された下りリンクCCの数が多い場合、PCellのPUCCHが過負荷になる可能性がある。セルは複数のPUCCHグループに分割できる。
図10Bは、集約セルを1つ又は複数のPUCCHグループに構成する方法の例を示している。PUCCHグループ1010及びPUCCHグループ1050は、それぞれ、1つ又は複数の下りリンクCCを含み得る。図10Bの例では、PUCCHグループ1010は、3つの下りリンクCC(PCell 1011、SCell 1012、及びSCell 1013)を含む。本例において、PUCCHグループ1050は、3つの下りリンクCC(PCell 1051、SCell 1052、及びSCell 1053)を含む。1つ又は複数の上りリンクCCは、PCell 1021、SCell 1022、及びSCell 1023として構成できる。1つ又は複数の他の上りリンクCCは、プライマリScell(PSCell)1061、SCell 1062、SCell 1063として構成できる。PUCCHグループ1010の下りリンクCCに関連する上りリンク制御情報(UCI)(UCI 1031、UCI 1032、及びUCI 1032として示される)は、PCell 1021の上りリンクで伝送され得る。PUCCHグループ1050の下りリンクCCに関連する上りリンク制御情報(UCI)(UCI 1071、UCI 1072、及びUCI 1073として示される)は、PSCell 1061の上りリンクで伝送され得る。一例では、図10Bに示す集約セルがPUCCHグループ1010とPUCCHグループ1050に分割されないと、下りリンクCCに関連するUCIを伝送するための単一の上りリンクPCell、及びPCellが過負荷になる可能性がある。PCell 1021とPSCell 1061の間でUCIの伝送を分割することによって、過負荷を防ぐことができる。
下りリンクキャリア及び選択的な上りリンクキャリアを含むセルは、物理セルID及びセルインデックスを割り当てられ得る。物理セルID又はセルインデックスは、例えば、物理セルIDが使用されるコンテキストに応じて、セルの下りリンクキャリア及び/又は上りリンクキャリアを識別し得る。物理セルIDは、下りリンクコンポーネントキャリアで伝送される同期信号を使用して決定できる。セルインデックスは、RRCメッセージを使用して決定できる。本開示では、物理セルIDはキャリアIDと呼ばれてもよく、セルインデックスはキャリアインデックスと呼ばれてもよい。例えば、本開示が第1の下りリンクキャリアの第1の物理セルIDに言及する場合、本開示は、第1の物理セルIDが第1の下りリンクキャリアを含むセルに対するものであることを意味し得る。同じ/類似の概念は、例えば、キャリアのアクティブ化に適用され得る。本開示で第1のキャリアがアクティブ化されることを示す場合、本明細書は、第1のキャリアを含むセルがアクティブ化されることを意味し得る。
CAにおいて、PHYのマルチキャリアの性質は、MACにさらされ得る。一例では、HARQエンティティは、サービングセル上で動作することができる。トランスポートブロックは、サービングセルごとの割り当て/許可ごとに生成できる。トランスポートブロック及びトランスポートブロックの潜在的なHARQ再送信は、サービングセルにマッピングされ得る。
下りリンクにおいて、基地局は、1つ又は複数の参照信号(RS)(例えば、PSS、SSS、CSI-RS、DMRS、及び/又はPT-RS、図5Aに示すように)をUEに伝送(例えば、ユニキャスト、マルチキャスト、及び/又はブロードキャスト)することができる。上りリンクでは、UEは、1つ又は複数のRS(例えば、図5Bに示されるように、DMRS、PT-RS、及び/又はSRS)を基地局に伝送することができる。PSS及びSSSは、基地局によって伝送され、UEによって使用されることでUEを基地局に同期することができる。PSS及びSSSは、PSS、SSS、及びPBCHを含む同期信号(SS)/物理放送チャネル(PBCH)ブロックで提供され得る。基地局は、SS/PBCHブロックのバーストを周期的に伝送できる。
図11Aは、SS/PBCHブロックの構造及び位置の例を示している。SS/PBCHブロックのバーストは、1つ又は複数のSS/PBCHブロック(例えば、図11Aに示されるような4つのSS/PBCHブロック)を含み得る。バーストは周期的に伝送され得る(例えば、2フレーム又は20 msごと)。バーストは、ハーフフレームに制限されてもよい(例えば、持続時間が5 msの第1のハーフフレーム)。図11Aは一例であり、これらのパラメータ(バーストあたりのSS/PBCHブロックの数、バーストの周期性、フレーム内のバーストの位置)は、例えば、SS/PBCHブロックが伝送されるセルのキャリア周波数、前記セルのニューメロロジー又はサブキャリア間隔、ネットワークによる構成(例えば、RRCシグナリングを使用)、又は他の適切な要因に基づいて構成され得ることが理解されよう。一例では、無線ネットワークがUEを異なるサブキャリア間隔を想定するように構成しない限り、UEは、監視されているキャリア周波数に基づいて、SS/PBCHブロックのサブキャリア間隔を想定することができる。
SS/PBCHブロックは、時間領域内の1つ又は複数のOFDMシンボル(例えば、図11Aの例に示されるような4つのOFDMシンボル)を占めることができ、周波数領域にある1つ又は複数のサブキャリアを占めることができる(例えば、240個の連続するサブキャリア)。PSS、SSS及びPBCHは、共通の中心周波数を持ち得る。PSSは最初に伝送され得、例えば、1つのOFDMシンボル及び127個のサブキャリアを占めることができる。SSSは、PSSの後(例えば、2つのシンボル後)に伝送され得、且つ1つのOFDMシンボル及び127個のサブキャリアを占めることができる。PBCHは、PSSの後に(例えば、次の3つのOFDMシンボルにわたって)伝送され得、且つ240個のサブキャリアを占めることができる。
時間及び周波数領域におけるSS/PBCHブロックの位置は、UEに知られていない可能性がある(例えば、UEがセルを検索している場合)。セルを見つけて選択するために、UEは、PSSを見つけるようにキャリアを監視することができる。例えば、UEは、キャリア内の周波数位置を監視することができる。一定の持続時間(例えば、20 ms)後にPSSが見つからない場合、UEは、同期ラスターによって示されるように、キャリア内の異なる周波数位置でPSSを検索することができる。PSSが時間及び周波数領域内の位置で発見された場合、UEは、SS/PBCHブロックの既知の構造に基づいて、それぞれ、SSS及びPBCHの位置を決定することができる。SS/PBCHブロックは、セル定義SSブロック(CD-SSB)であり得る。一例では、プライマリセルは、CD-SSBに関連付けられ得る。CD-SSBは、同期ラスター上に配置できる。一例では、セル選択/サーチ及び/又は再選択は、CD-SSBに基づくことができる。
SS/PBCHブロックは、セルの1つ又は複数のパラメータを決定するためにUEによって使用され得る。例えば、UEは、それぞれ、PSS及びSSSのシーケンスに基づいて、セルの物理セル識別子(PCI)を決定することができる。UEは、SS/PBCHブロックの位置に基づいて、セルのフレーム境界の位置を決定することができる。例えば、SS/PBCHブロックは、伝送パターンに従って伝送されたことを示すことができ、伝送パターン内のSS/PBCHブロックは、フレーム境界から既知の距離を持つ。
PBCHは、QPSK変調を使用することができ、順方向誤り訂正(forward error correction, FEC)を使用することができる。FECは極符号化(polar coding)を使用できる。PBCHが占める1つ又は複数のシンボルは、PBCHの復調のために1つ又は複数のDMRSを運ぶことができる。PBCHは、セルの現在のシステムフレーム番号(SFN)及び/又はSS/PBCHブロックタイミングインデックスの表示を含み得る。これらのパラメータは、UEと基地局の時間同期を容易にすることができる。PBCHは、UEに1つ又は複数のパラメータを提供するために使用されるマスター情報ブロック(MIB)を含み得る。MIBは、セルに関連付けられた残りの最小システム情報(RMSI)を見つけるためにUEによって使用され得る。RMSIには、システム情報ブロックタイプ1(SIB 1)が含まれ得る。SIB 1は、セルにアクセスするためにUEによって必要とされる情報を含み得る。UEは、MIBの1つ又は複数のパラメータを使用して、PDSCHをスケジュールするために使用され得るPDCCHを監視することができる。PDSCHにはSIB 1を含めることができる。SIB 1は、MIBで提供されるパラメータを使用してデコードできる。PBCHは、SIB 1がないことを示す可能性がある。SIB 1がないことを示すPBCHに基づいて、UEは周波数を指すことができます。UEは、UEが向けられている周波数でSS/PBCHブロックを検索することができる。
UEは、同じSS/PBCHブロックインデックスで伝送された1つ又は複数のSS/PBCHブロックが準ロケイン(QCL)(例えば、同じ/類似のドップラー拡散、ドップラーシフト、平均利得、平均遅延、及び/又は空間Rxパラメータ)であると想定してもよい。UEは、異なるSS/PBCHブロックインデックスを持つSS/PBCHブロック伝送について、QCLを想定しなくてもよい。
SS/PBCHブロック(例えば、ハーフフレーム内のブロック)は、(例えば、セルのカバレッジエリアにまたがる異なるビームを使用して)複数の空間方向で伝送され得る。一例では、第1のSS/PBCHブロックは、第1のビームを使用して第1の空間方向に伝送され得、第2のSS/PBCHブロックは、第2のビームを使用して第2の空間方向に伝送され得る。
一例では、キャリアの周波数スパン内で、基地局は、複数のSS/PBCHブロックを伝送することができる。一例では、複数のSS/PBCHブロックにおける第1のSS/PBCHブロックの第1のPCIは、複数のSS/PBCHブロックにおける第2のSS/PBCHブロックの第2のPCIとは異なり得る。異なる周波数位置で伝送されるSS/PBCHブロックのPCIは、異なる場合も同じ場合もある。
CSI-RSは、基地局によって伝送され、チャネル状態情報(CSI)を取得するためにUEによって使用され得る。基地局は、チャネル推定又は他の任意の適切な目的のために、1つ又は複数のCSI-RSでUEを構成することができる。基地局は、1つ又は複数の同じ/類似のCSI-RSでUEを構成することができる。UEは、1つ又は複数のCSI-RSを測定することができる。UEは、1つ又は複数の下りリンクCSI-RSの測定に基づいて、下りリンクチャネル状態を推定し、及び/又はCSIレポートを生成することができる。UEは、CSIレポートを基地局に提供することができる。基地局は、UEによって提供されるフィードバック(例えば、推定された下りリンクチャネル状態)を使用して、リンク適応を実行することができる。
基地局は、1つ又は複数のCSI-RSリソースセットを用いてUEを半静的に構成することができる。CSI-RSリソースは、時間領域と周波数領域での位置、及び周期性に関連付けることができる。基地局は、CSI-RSリソースを選択的にアクティブ化及び/又は非アクティブ化することができる。基地局は、CSI-RSリソースセット内のCSI-RSリソースがアクティブ化及び/又は非アクティブ化されていることをUEに示すことができる。
基地局は、CSI測定値を報告するようにUEを構成することができる。基地局は、周期的、非周期的、又は半永続的にCSIレポートを提供するようにUEを構成することができる。周期的なCSIレポートの場合、UEは複数のCSIレポートのタイミング及び/又は周期性で構成できる。非周期的なCSIレポートの場合、基地局はCSIレポートを要求することができる。例えば、基地局は、構成されたCSI-RSリソースを測定し、測定に関連するCSIレポートを提供するようにUEに命令することができる。半永続的CSI報告の場合、基地局は、周期的に伝送するようにUEを構成し、周期的報告を選択的にアクティブ化又は非アクティブ化することができる。基地局は、RRCシグナリングを使用して、UEに対してCSI-RSリソースセット及びCSIレポートを構成することができる。
CSI-RS構成は、例えば、最大32個のアンテナポートを示す1つ又は複数のパラメータを含み得る。UEは、下りリンクCSI-RS及び制御リソースセット(CORESET)が空間的にQCLされ、下りリンクCSI-RSに関連付けられたリソース要素がCORESET用に構成された物理リソースブロック(PRB)の外部にある場合、下りリンクCSI-RS及び制御リソースセット(CORESET)に同じOFDMシンボルを使用するように構成できる。UEは、下りリンクCSI-RS及びSS/PBCHブロックが空間的にQCLされ、下りリンクCSI-RSに関連付けられたリソース要素がSS/PBCHブロック用に構成されたPRBの外部にある場合、下りリンクCSI-RS及びSS/PBCHブロックに同じOFDMシンボルを使用するように構成できる。
下りリンクDMRSは、基地局によって伝送され、チャネル推定のためにUEによって使用され得る。例えば、下りリンクDMRSは、1つ又は複数の下りリンク物理チャネル(例えば、PDSCH)のコヒーレント復調に使用できる。NRネットワークは、データ復調のために1つ以上の可変及び/又は構成可能なDMRSパターンをサポートすることができる。少なくとも1つの下りリンクDMRS構成は、フロントロードされたDMRSパターンをサポートすることができる。フロントロードされたDMRSは、1つ又は複数のOFDMシンボル(例えば、1つ又は2つの隣接するOFDMシンボル)にマッピングできる。基地局は、PDSCH用の複数のフロントロードされたDMRSシンボル(例えば、最大数)を用いてUEを半静的に構成することができる。DMRS構成は、1つ以上のDMRSポートをサポートすることができる。例えば、シングルユーザーMIMOの場合、DMRS構成は、UEごとに最大8つの直交下りリンクDMRSポートをサポートできる。マルチユーザーMIMOの場合、DMRS構成は、UEごとに最大4つの直交下りリンクDMRSポートをサポートできる。無線ネットワークは、(例えば、少なくともCP-OFDMについて)下りリンク及び上りリンクのための共通のDMRS構造をサポートし得、ここで、DMRS位置、DMRSパターン、及び/又はスクランブリングシーケンスは、同じであっても異なっていてもよい。基地局は、同じプリコーディング行列を使用して、下りリンクDMRS及び対応するPDSCHを伝送することができる。UEは、PDSCHのコヒーレント復調/チャネル推定のために1つ又は複数の下りリンクDMRSを使用することができる。
一例では、送信機(例えば、基地局)は、送信帯域幅の一部にプリコーダー行列を使用することができる。例えば、送信機は、第1の帯域幅のために第1のプリコーダ行列を使用し、第2の帯域幅のために第2のプリコーダ行列を使用し得る。第1のプリコーダ行列及び第2のプリコーダ行列は、第1の帯域幅が第2の帯域幅と異なることに基づいて異なる場合がある。UEは、PRBのセット全体で同じプリコーディングマトリックスが使用されていると想定してもよい。PRBのセットは、プリコーディングリソースブロックグループ(PRG)として示され得る。
PDSCHは、1つ又は複数の層を含み得る。UEは、DMRSを有する少なくとも1つのシンボルが、PDSCHの1つ又は複数の層における層に存在すると想定することができる。上位層は、PDSCH用に最大3つのDMRSを構成できる。
下りリンクPT-RSは、基地局によって伝送され、位相ノイズ補償のためにUEによって使用され得る。下りリンクPT-RSが存在するかどうかは、RRC構成に依存する。下りリンクPT-RSの存在及び/又はパターンは、RRCシグナリング及び/又はDCIによって示される他の目的に使用される1つ又は複数のパラメータ(例えば、変調及び符号化方式(MCS))との関連付けの組み合わせを使用して、UE固有の基礎上に構成できる。下りリンクPT-RSの動的な存在は、構成された場合、少なくともMCSを含む1つ又は複数のDCIパラメータに関連付けることができる。NRネットワークは、時間及び/又は周波数領域で定義された複数のPT-RS密度をサポートすることができる。周波数領域密度は、存在する場合、スケジュールされた帯域幅の少なくとも1つの構成に関連付けられ得る。UEは、DMRSポートとPT-RSポートに対して同じプリコーディングを想定することができる。PT-RSポートの数は、スケジュールされたリソース内のDMRSポートの数より少なくてもよい。下りリンクPT-RSは、UEのスケジュールされた時間/周波数持続時間に制限されてもよい。下りリンクPT-RSは、受信機での位相追跡を容易にするためにシンボルで伝送され得る。
UEは、チャネル推定のために上りリンクDMRSを基地局に伝送することができる。例えば、基地局は、1つ又は複数の上りリンク物理チャネルのコヒーレント復調のために上りリンクDMRSを使用することができる。例えば、UEは、PUSCH及び/又はPUCCHとともに上りリンクDMRSを伝送することができる。上りリンクDM-RSは、対応する物理チャネルに関連付けられた周波数範囲と同様の周波数範囲にまたがることができる。基地局は、1つ又は複数の上りリンクDMRS構成でUEを構成することができる。少なくとも1つのDMRS構成が、フロントロードされたDMRSパターンをサポートすることができる。フロントロードされたDMRSは、1つ又は複数のOFDMシンボル(例えば、1つ又は2つの隣接するOFDMシンボル)にマッピングできる。1つ又は複数の上りリンクDMRSは、PUSCH及び/又はPUCCHの1つ又は複数のシンボルで伝送するように構成され得る。基地局は、PUSCH及び/又はPUCCH用の複数のフロントロードされたDMRSシンボル(例えば、最大数)を使用してUEを半静的に構成でき、UEは前記フロントロードされたDMRSシンボルを使用してシングルシンボルDMRS及び/又はダブルシンボルDMRSをスケジュールすることができる。NRネットワークは、(例えば、サイクリックプレフィックス直交周波数分割多重(CP-OFDM)のために)下りリンク及び上りリンク用の共通のDMRS構造をサポートすることができ、ここで、DMRS位置、DMRSパターン及び/又はDMRSのためのスクランブリングシーケンスは、同じでも異なってもよい。
PUSCHは、1つ又は複数の層を含むことができ、UEは少なくとも1つのシンボルを伝送することができ、DMRSはPUSCHの1つ又は複数の層のうちの一層に存在する。一例では、上位層がPUSCH用に最大3つのDMRSを構成することができる。
上りリンクPT-RS(これは、位相追跡及び/又は位相ノイズ補償のために基地局によって使用され得る)は、UEのRRC構成に応じて存在する場合もあれば、存在しない場合もある。上りリンクPT-RSの存在及び/又はパターンは、RRCシグナリング及び/又はDCIによって示される他の目的に使用される1つ又は複数のパラメータ(例えば、変調及び符号化方式(MCS))の組み合わせを使用して、UE固有の基礎上に構成できる。上りリンクPT-RSの動的な存在は、構成されている場合、少なくともMCSを含む1つ又は複数のDCIパラメータに関連付けることができる。無線ネットワークは、時間/周波数領域で定義された複数の上りリンクPT-RS密度をサポートすることができる。周波数領域密度は、存在する場合、スケジュールされた帯域幅の少なくとも1つの構成に関連付けられ得る。UEは、DMRSポートとPT-RSポートに対して同じプリコーディングを想定してもよい。PT-RSポートの数は、スケジュールされたリソース内のDMRSポートの数より少なくてもよい。例えば、上りリンクPT-RSは、UEのスケジュールされた時間/周波数持続時間に制限されてもよい。
SRSは、上りリンクチャネルに依存するスケジューリング及び/又はリンク適応をサポートするように、チャネル状態推定のためにUEによって基地局に伝送され得る。UEによって伝送されるSRSは、基地局が1つ又は複数の周波数で上りリンクチャネル状態を推定することを可能にし得る。基地局のスケジューラは、推定された上りリンクチャネル状態を使用して、UEからの上りリンクPUSCH伝送のために1つ又は複数のリソースブロックを割り当てることができる。基地局は、1つ又は複数のSRSリソースセットを用いてUEを半静的に構成することができる。SRSリソースセットの場合、基地局は、1つ又は複数のSRSリソースを用いてUEを構成することができる。SRSリソースセットの適用性は、上位層(例えば、RRC)のパラメータによって構成できる。例えば、上位層パラメータがビーム管理を示す場合、1つ又は複数のSRSリソースセットのうちの(例えば、同じ/類似の時間領域の動作、周期性及び/又は非周期性を持つ)SRSリソースセット内のSRSリソースがある時点で(例えば、同時に)伝送され得る。UEは、SRSリソースセット内の1つ又は複数のSRSリソースを伝送することができる。NRネットワークは、非周期的、周期的、及び/又は半永続的なSRS伝送をサポートすることができる。UEは、1つ又は複数のトリガータイプに基づいてSRSリソースを伝送することができ、1つ又は複数のトリガータイプは、上位層シグナリング(例えば、RRC)及び/又は1つ又は複数のDCIフォーマットを含み得る。一例で、UEは、少なくとも1つのDCIフォーマットを使用して、1つ又は複数の構成されたSRSリソースセットのうちの少なくとも1つのSRSリソースセットを選択することができる。SRSトリガータイプ0は、上位層のシグナリングに基づいてトリガーされたSRSを指すことができる。SRSトリガータイプ1は、1つ以上のDCIフォーマットに基づいてトリガーされたSRSを指すことができる。一例では、PUSCH及びSRSが同じスロットで伝送される場合、UEは、PUSCH及び対応する上りリンクDMRSの伝送の後にSRSを伝送するように構成され得る。
基地局は、1つ又は複数のSRS構成パラメータを用いて半静的にUEを構成することができ、前記1つ又は複数のSRS構成パラメータは、SRSリソース構成識別子、SRSポートの数、SRSリソース構成の時間領域の動作(例えば、周期的、半永続的、又は非周期的なSRSの表示)、スロットやミニスロット及び/又はサブフレームレベルの周期性、周期的及び/又は非周期的なSRSリソースのオフセット、SRSリソース内のOFDMシンボルの数、SRSリソースの開始OFDMシンボル、SRS帯域幅、周波数ホッピング帯域幅、サイクリックシフト、及び/又はSRSシーケンスIDのうちの少なくとも一つを指す。
アンテナポートは、アンテナポート上のシンボルが伝達されるチャネルが、同じアンテナポート上の別のシンボルが伝達されるチャネルから推測できるように定義される。第1のシンボルと第2のシンボルが同じアンテナポートで伝送される場合、受信機は、アンテナポートで第1のシンボルを伝達するためのチャネルから、前記アンテナポートで第2のシンボルを伝達するためのチャネル(例えば、フェージングゲイン及び/又はマルチパス遅延など)を推測することができる。第1のアンテナポート上の第1のシンボルが伝達されるチャネルの1つ又は複数の大規模な特性が、第2のアンテナポート上の第2のシンボルが伝達されるチャネルから推測され得る場合、第1のアンテナポートと第2のアンテナポートは、準コロケーション(QCL)と呼ばれてもよい。1つ又は複数の大規模な特性は、ドップラースプレッド、ドップラーシフト、平均ゲイン、平均遅延、及び/又は空間受信(Rx)パラメータのうちの少なくとも1つを含み得る。
ビームフォーミングを使用するチャネルは、ビーム管理を必要とする。ビーム管理には、ビーム測定、ビーム選択、及びビーム指示が含まれることができる。ビームは、1つ又は複数の参照信号に関連付けることができる。例えば、ビームは、1つ又は複数のビームフォーミングされた参照信号によって識別され得る。UEは、下りリンク参照信号(例えば、チャネル状態情報参照信号(CSI-RS))に基づいて下りリンクビーム測定を実行し、ビーム測定レポートを生成することができる。UEは、基地局とのRRC接続が確立された後、下りリンクビーム測定手順を実行することができる。
図11Bは、時間及び周波数領域にマッピングされたチャネル状態情報参照信号(CSI-RS)の例を示している。図11Bに示される正方形は、セルの帯域幅内のリソースブロック(RB)にまたがることができる。基地局は、1つ又は複数のCSI-RSを示すCSI-RSリソース構成パラメータを含む1つ又は複数のRRCメッセージを伝送することができる。次のパラメータの1つ又は複数は、CSI-RSリソース構成の上位層シグナリング(例えば、RRC及び/又はMACシグナリング)によって構成できる。即ち、CSI-RSリソース構成ID、CSI-RSポートの数、CSI -RS構成(例えば、サブフレーム内のシンボル及びリソース要素(RE)の位置)、CSI-RSサブフレーム構成(例えば、無線フレーム内のサブフレームの位置、オフセット、及び周期性)、CSI-RS電力パラメータ、CSI-RSシーケンスパラメータ、コード分割多重(CDM)タイプパラメータ、周波数密度、伝送コーム、準コロケーション(QCL)パラメータ(例:QCL-scramblingidentity、crs-portscount、mbsfn-subframeconfigList、csi-rs-configZPid、qcl-csi-rs-configNZPid)、及び/又はその他の無線リソースパラメータである。
図11Bに示される3つのビームは、UEのためにUE固有の構成として構成され得る。3つのビーム(ビーム#1、ビーム#2、及びビーム#3)が図11Bに示され、より多くの又はより少ないビームが構成され得る。ビーム#1には、第1のシンボルのRB内の1つ又は複数のサブキャリアで伝送され得るCSI-RS 1101が割り当てられ得る。ビーム#2には、第2のシンボルのRB内の1つ又は複数のサブキャリアで伝送され得るCSI-RS 1102が割り当てられ得る。ビーム#3には、第3のシンボルのRB内の1つ又は複数のサブキャリアで伝送され得るCSI-RS 1103が割り当てられ得る。周波数分割多重(FDM)を使用することにより、基地局は、同じRB内の他のサブキャリア(例えば、CSI-RS 1101の伝送に使用されないサブキャリア)を使用して、別のUEのビームに関連付けられた別のCSI-RSを伝送できる。時分割多重(TDM)を使用することにより、UEに使用されるビームは、UEのビームが他のUEのビームからのシンボルを使用するように構成され得る。
図11Bに示されるようなCSI-RS(例えば、CSI-RS 1101、1102、1103)は、基地局によって伝送され、1つ又は複数の測定のためにUEによって使用され得る。例えば、UEは、構成されたCSI-RSリソースの参照信号受信電力(RSRP)を測定できます。基地局は、報告構成をUEに構成することができ、UEは、報告構成に基づいて、(例えば、1つ又は複数の基地局を介して)RSRP測定をネットワークに報告することができる。一例では、基地局は、報告された測定結果に基づいて、複数の参照信号を含む1つ又は複数の伝送構成指示(TCI)状態を決定することができる。一例では、基地局は、(例えば、RRCシグナリング、MAC CE、及び/又はDCIを介して)1つ又は複数のTCI状態をUEに示すことができる。UEは、1つ又は複数のTCI状態に基づいて決定された受信(Rx)ビームを用いて下りリンク伝送を受信することができる。一例では、UEは、ビーム対応の能力を有する場合もあれば、持たない場合もある。UEがビーム対応の能力を有する場合、UEは、対応するRxビームの空間領域フィルタに基づいて、送信(Tx)ビームの空間領域フィルタを決定することができる。UEがビーム対応の能力を持たない場合、UEは、上りリンクビーム選択手順を実行して、Txビームの空間領域フィルタを決定することができる。UEは、基地局によってUEに構成された1つ又は複数のサウンディング参照信号(SRS)リソースに基づいて、上りリンクビーム選択手順を実行することができる。基地局は、UEによって伝送された1つ又は複数のSRSリソースの測定に基づいて、UEの上りリンクビームを選択及び指示することができる。
ビーム管理手順において、UEは、1つ又は複数のビームペアリンクのチャネル品質を評価(例えば、測定)することができ、ビームペアリンクは基地局によって伝送される送信ビーム及びUEによって受信される受信ビームを含む。評価に基づいて、UEは、1つまたは複数のビームペア品質パラメータを示すビーム測定報告を伝送することができ、1つまたは複数のビームペア品質パラメータは、例えば、1つ又は複数のビーム識別(例えば、ビームインデックス、参照信号インデックスなど)、RSRP、プリコーディングマトリックスインジケータ(PMI)、チャネル品質インジケータ(CQI)、及び/又はランクインジケータ(RI)を含む。
図12Aは、3つの下りリンクビーム管理手順P1、P2、及びP3の例を示している。手順P1は、例えば、1つまたは複数の基地局Txビーム及び/又はUE Rxビームの選択をサポートするために、送信受信点(TRP)(又は複数のTRP)の送信(Tx)ビームに対するUE測定を可能にし得る(P1の一番上の行と一番下の行でそれぞれ楕円として示されている)。TRPでのビームフォーミングは、一組のビームのTxビームスイープを含み得る(P1とP2の一番上の行に、破線の矢印で示される反時計回りに回転する楕円として示されている)。UEでのビームフォーミングは、一組のビームのRxビームスイープを含み得る(P1及びP3の下の行に、破線の矢印で示される時計回りの方向に回転する楕円として示されている)。手順P2を使用して、TRPのTxビームでUE測定を有効にすることができる(P2の一番上の行に、破線の矢印で示されている反時計回りに回転した楕円として示されている)。UE及び/又は基地局は、手順P1で使用されるよりも少ないビームセットを使用して、又は手順P1で使用されるビームよりも狭いビームを使用して、手順P2を実行することができる。これは、ビームリファインメントと呼ばれてもよい。UEは、基地局で同じTxビームを使用し、UEでRxビームをスイーピングすることによって、Rxビーム決定のための手順P3を実行することができる。
図12Bは、3つの上りリンクビーム管理手順U1、U2、及びU3の例を示している。手順U1は、基地局がUEのTxビームについて測定を実行できるようにするために、例えば、1つ又は複数のUE Txビーム及び/又は基地局Rxビーム(U1の一番上の行と一番下の行でそれぞれ楕円として示されている)の選択をサポートするために使用され得る。UEでのビームフォーミングは、例えば、ビームのセットからのTxビームスイープを含み得る(破線の矢印によって示される時計回りの方向に回転する楕円としてU1及びU3の一番下の行に示される)。基地局でのビームフォーミングは、例えば、ビームのセットからのRxビームスイープを含み得る(破線の矢印で示される反時計回りの方向に回転する楕円として、U1とU2の一番上の行に示されている)。手順U2は、UEが固定Txビームを使用するときに基地局がそのRxビームを調整できるようにするために使用され得る。UE及び/又は基地局は、手順P1で使用されるよりも少ないビームのセットを使用して、又は手順P1で使用されるビームよりも狭いビームを使用して、手順U2を実行することができる。これは、ビームリファインメントと呼ばれてもよい。基地局が固定Rxビームを使用する場合、UEは手順U3を実行してTxビームを調整できる。
UEは、ビーム障害の検出に基づいて、ビーム障害回復(BFR)手順を開始することができる。UEは、BFR手順の開始に基づいて、BFR要求(例えば、プリアンブル、UCI、SR、MAC CEなど)を伝送することができる。UEは、関連する制御チャネルのビームペアリンクの品質が不十分である(例えば、エラーレートがエラーレート閾値よりも高い、受信信号電力が受信信号電力閾値よりも低い、及び/又はタイマーの満了など)という決定に基づいて、ビーム障害を検出することができる。
UEは、1つ又は複数のSS/PBCHブロックを含む1つ又は複数の参照信号(RS)、1つ又は複数のCSI-RSリソース、及び/又は1つ又は複数の復調参照信号(DMRS)を使用してビームペアリンクの品質を測定することができる。ビームペアリンクの品質は、ブロックエラー率(BLER)、RSRP値、信号対干渉プラスノイズ比(SINR)値、参照信号受信品質(RSRQ)値、及び/又はRSリソースで測定されたCSI値のうちの1つ又は複数に基づくことができる。基地局は、RSリソースがチャネル(例えば、制御チャネル、共有データチャネルなど)の1つ又は複数のDM-RSと準ロケイン(QCL)であることを示し得る。RSリソースを介したUEへ伝送からのチャネル特性(例えば、ドップラーシフト、ドップラー拡散、平均遅延、遅延拡散、空間Rxパラメータ、フェージングなど)が、チャネルを介したUEへの伝送からのチャネル特性と類似又は同じである場合、RSリソースとチャネルの1つ又は複数のDMRSは、QCLされ得る。
ネットワーク(例えば、ネットワークのgNB及び/又はng-eNB)及び/又はUEは、ランダムアクセス手順を開始することができる。RRC_IDLE状態及び/又はRRC_INACTIVE状態にあるUEは、ネットワークへの接続確立を要求するためにランダムアクセス手順を開始することができる。UEは、RRC_CONNECTED状態からランダムアクセス手順を開始することができる。UEは、ランダムアクセス手順を開始して、上りリンクリソースを要求し(例えば、利用可能なPUCCHリソースがない場合にSRの上りリンク伝送のために)、及び/又は上りリンクタイミングを取得し得る(例えば、上りリンク同期状態が非同期である場合)。UEは、ランダムアクセス手順を開始して、1つ又は複数のシステム情報ブロック(SIB)(例えば、SIB 2、SIB 3などの他のシステム情報)を要求することができる。UEは、ビーム障害回復要求のためのランダムアクセス手順を開始することができる。ネットワークは、ハンドオーバー及び/又はSCell追加のためのタイムアラインメントを確立するためのランダムアクセス手順を開始することができる。
図13Aは、4段階の競合ベースのランダムアクセス手順を示している。この手順の開始前に、基地局は、構成メッセージ1310をUEに伝送することができる。図13Aに示される手順は、4つのメッセージ、即ちMsg1 1311、Msg2 1312、Msg3 1313、及びMsg4 1314の伝送を含む。Msg1 1311は、プリアンブル(又はランダムアクセスプリアンブル)を含む、及び/又はプリアンブル(又はランダムアクセスプリアンブル)と呼ばれてもよい。Msg 2 1312は、ランダムアクセス応答(RAR)を含む、及び/又はランダムアクセス応答(RAR)と呼ばれてもよい。
構成メッセージ1310は、例えば、1つ又は複数のRRCメッセージを使用して伝送され得る。1つ又は複数のRRCメッセージは、1つ又は複数のランダムアクセスチャネル(RACH)パラメータをUEに示し得る。1つ又は複数のRACHパラメータは、1つ又は複数のランダムアクセス手順のための一般的なパラメータ(例えば、RACH-configGeneral)、セル固有のパラメータ(例えば、RACH-ConfigCommon)、及び/又は専用パラメータ(例えば、RACH-configDedicated)のうちの少なくとも1つを含み得る。基地局は、1つ又は複数のRRCメッセージを1つ又は複数のUEにブロードキャスト又はマルチキャストすることができる。1つ又は複数のRRCメッセージは、UE固有であり得る(例えば、RRC_CONNECTED状態及び/又はRRC_INACTIVE状態にあるUEに伝送される専用RRCメッセージ)。UEは、1つ又は複数のRACHパラメータに基づいて、Msg1 1311及び/又はMsg3 1313の伝送のための時間周波数リソース及び/又は上りリンク送信電力を決定することができる。1つ又は複数のRACHパラメータに基づいて、 UEは、Msg2 1312及びMsg4 1314を受信するための受信タイミング及び下りリンクチャネルを決定することができる。
構成メッセージ1310で提供される1つ又は複数のRACHパラメータは、Msg1 1311の伝送に利用可能な1つ又は複数の物理的RACH(PRACH)機会を示し得る。1つ又は複数のPRACH機会は事前定義され得る。1つ又は複数のRACHパラメータは、1つ又は複数のPRACH機会の1つ又は複数の利用可能なセットを示し得る(例えば、prach-ConfigIndex)。1つ又は複数のRACHパラメータは、(a)1つ又は複数のPRACH機会と(b)1つ又は複数の参照信号との間の関連を示し得る。1つ又は複数のRACHパラメータは、(a)1つ又は複数のプリアンブルと(b)1つ又は複数の参照信号との間の関連を示し得る。1つ又は複数の参照信号は、SS/PBCHブロック及び/又はCSI-RSであり得る。例えば、1つ又は複数のRACHパラメータは、PRACH機会にマッピングされたSS/PBCHブロックの数、及び/又はSS/PBCHブロックにマッピングされたプリアンブルの数を示す。
構成メッセージ1310で提供される1つ又は複数のRACHパラメータは、Msg1 1311及び/又はMsg3 1313の上りリンク送信電力を決定するために使用され得る。例えば、1つ又は複数のRACHパラメータは、プリアンブル伝送のための参照電力(例えば、プリアンブル伝送の受信ターゲット電力及び/又は初期電力)を示し得る。1つ以上のRACHパラメータによって示される1つ以上の電力オフセットが存在し得る。例えば、1つ又は複数のRACHパラメータは、パワーランピングステップ、SSBとCSI-RS間の電力オフセット、Msg1 1311とMsg3 1313の伝送間の電力オフセット、及び/又はプリアンブルグループ間のパワーオフセット値を示し得る。1つ又は複数のRACHパラメータは、1つ又は複数の閾値を示し得、UE は前記1つ又は複数の閾値に基づいて、少なくとも1つの参照信号(例えば、SSB及び/又はCSI-RS)及び/又は上りリンクキャリア(例えば、通常の上りリンク(NUL)キャリア及び/又は補足上りリンク(SUL)キャリア)を決定することができる。
Msg1 1311は、1つ又は複数のプリアンブル伝送(例えば、プリアンブル伝送及び1つ又は複数のプリアンブル再送信)を含み得る。RRCメッセージは、1つ又は複数のプリアンブルグループ(例えば、グループA及び/又はグループB)を構成するために使用され得る。プリアンブルグループは、1つ又は複数のプリアンブルを含み得る。UEは、経路損失測定及び/又はMsg3 1313のサイズに基づいてプリアンブルグループを決定することができる。UEは、1つ又は複数の参照信号(例えば、SSB及び/又はCSI-RS)のRSRPを測定し、RSRP閾値(例えば、rsrp-ThresholdSSB及び/又はrsrp-ThresholdCSI-RS)を超えるRSRPを持つ少なくとも1つの参照信号を決定することができる。例えば、1つ又は複数のプリアンブルと少なくとも1つの参照信号との間の関連付けがRRCメッセージによって構成される場合、UEは、1つ又は複数の参照信号及び/又は選択されたプリアンブルグループに関連付けられた少なくとも1つのプリアンブルを選択することができる。
UEは、構成メッセージ1310で提供される1つ又は複数のRACHパラメータに基づいてプリアンブルを決定することができる。例えば、UEは、パスロス測定、RSRP測定、及び/又はMsg3 1313のサイズに基づいてプリアンブルを決定することができる。別の例として、1つ又は複数のRACHパラメータは、プリアンブルフォーマット、プリアンブル伝送の最大数、及び/又は1つ又は複数のプリアンブルグループ(例えば、グループA及びグループB)を決定するための1つ又は複数の閾値を示し得る。基地局は、1つ又は複数のRACHパラメータを使用して、1つ又は複数のプリアンブルと1つ又は複数の参照信号(例えば、SSB及び/又はCSI-RS)との間の関連付けをUEに構成することができる。関連付けが構成されている場合、UEは、前記関連付けに基づいてMsg1 1311に含めるプリアンブルを決定できる。Msg1 1311は、1つ又は複数のPRACH機会を介して基地局に伝送され得る。UEは、プリアンブルの選択及びPRACH機会の決定のために、1つ又は複数の参照信号(例えば、SSB及び/又はCSI-RS)を使用することができる。1つ又は複数のRACHパラメータ(例えば、ra-ssb-OccasionMsklndex及び/又はra-OccasionList)は、PRACH機会と1つ又は複数の参照信号との間の関連付けを示し得る。
UEは、プリアンブル伝送に続いて応答が受信されない場合、プリアンブル再送信を実行することができる。UEは、プリアンブル再送信のために上りリンク送信電力を増加させることができる。UEは、経路損失測定及び/又はネットワークによって構成されたターゲット受信プリアンブル電力に基づいて、初期プリアンブル送信電力を選択することができる。UEは、プリアンブルを再送信することを決定することができ、上りリンク送信電力をランプアップすることができる。UEは、プリアンブル再送信のランピングステップを示す1つ以上のRACHパラメータ(例えば、PREAMBLE_POWER_RAMPING_STEP)を受信することができる。ランピングステップは、再送信のための上りリンク送信電力の増加量であり得る。UEが前のプリアンブル伝送と同じである参照信号(例えば、SSB及び/又はCSI-RS)を決定する場合、UEは、上りリンク送信電力をランプアップすることができる。UEは、プリアンブル伝送及び/又は再送信の数をカウントすることができる(例えば、PREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTER)。UEは、例えば、プリアンブル伝送の数が1つ又は複数のRACHパラメータによって設定された閾値(例えば、preambleTransMax)を超えた場合に、ランダムアクセス手順が正常に完了しなかったと判断することができる。
UEによって受信されたMsg2 1312は、RARを含み得る。いくつかのシナリオでは、Msg2 1312には、複数のUEに対応する複数のRARが含まれ得る。Msg 2 1312は、Msg1 1311の伝送後又は伝送に応答して受信できる。Msg2 1312は、DL-SCHでスケジュールされ、ランダムアクセスRNTI(RA-RNTI)を使用してPDCCHに示される。Msg2 1312は、Msg1 1311が基地局によって受信されたことを示し得る。Msg2 1312は、UEの伝送タイミングを調整するためにUEによって使用され得る時間調整コマンド、Msg3 1313の伝送のためのスケジューリング許可、及び/又は一時セルRNTI(TC-RNTI)を含み得る。プリアンブルを伝送した後、UEは、Msg2 1312のPDCCHを監視するために時間ウィンドウ(例えば、ra-ResponseWindow)を開始することができる。UEは、UEがプリアンブルを伝送するために使用するPRACH機会に基づいて時間ウィンドウの開始時間を決定することができる。例えば、UEは、プリアンブルの最後のシンボルの後の1つ又は複数のシンボルで(例えば、プリアンブル伝送の終了からの最初のPDCCH機会)時間ウィンドウを開始することができる。ニューメロロジーに基づいて、1つ又は複数のシンボルを決定することができる。PDCCHは、RRCメッセージによって構成された共通サーチスペース(例えば、Type1-PDCCH共通サーチスペース)にあり得る。UEは、無線ネットワーク一時識別子(RNTI)に基づいてRARを識別することができる。ランダムアクセス手順を開始する1つ以上のイベントに応じて、RNTIを使用できる。UEは、ランダムアクセスRNTI(RA-RNTI)を使用することができる。RA-RNTIは、UEがプリアンブルを伝送するPRACH機会に関連付けられ得る。例えば、UEは、以下に基づいてRA-RNTIを決定することができる。即ち、OFDMシンボルインデックス、スロットインデックス、周波数領域インデックス、及び/又はPRACH機会のULキャリアインジケーターである。RA-RNTIの例は次のとおりである。
RA-RNTI= 1 + s_id + 14 ×t_id + 14 × 80 × f_id + 14 × 80 × 8 ×ul_carrier_id
ここで、s_idは、PRACH機会の最初のOFDMシンボルのインデックス(例えば、0≦s_id<14)、t_idは、システムフレーム内のPRACH機会の最初のスロットのインデックス(例えば、0≦t_id<80)、f_idは、周波数領域でのPRACH機会のインデックス(例えば、0≦f_id<8)、ul_carrier_idは、プリアンブル伝送に使用されるULキャリア(例えば、NULキャリアの場合は0、SULキャリアの場合は1)であり得る。
UEは、Msg2 1312の正常な受信に応答して(例えば、Msg2 1312で識別されたリソースを使用して)、Msg3 1313を伝送することができる。Msg3 1313は、例えば、図13Aに示される競合ベースのランダムアクセス手順における競合解決のために使用され得る。いくつかのシナリオでは、複数のUEが同じプリアンブルを基地局に伝送することができ、基地局は、UEに対応するRARを提供することができる。複数のUEがRARを自分自身に対応していると解釈すると、衝突が発生する可能性がある。競合解決(例えば、Msg3 1313及びMsg4 1314を使用)を使用して、UEが別のUEのIDを誤って使用しない可能性を高めることができる。競合解決を実行するために、UEは、Msg3 1313にデバイス識別子を含めることができる(例えば、割り当てられている場合はC-RNTI、Msg2 1312に含まれるTC-RNTI、及び/又は他の任意の適切な識別子)。
Msg4 1314は、Msg3 1313の伝送の後に、又はそれに応答して受信され得る。C-RNTIがMsg3 1313に含まれる場合、基地局は、C-RNTIを使用してPDCCH上のUEを宛てる。UEの一意のC-RNTIがPDCCHで検出された場合、ランダムアクセス手順は正常に完了したと判断される。TC-RNTIがMsg3 1313に含まれている場合(例えば、UEがRRC_IDLE状態にあるか、他の方法で基地局に接続されていない場合)、Msg4 1314は、TC-RNTIに関連付けられたDL-SCHを使用して受信される。MAC PDUが正常にデコードされ、MAC PDUが、Msg3 1313で送信された(例えば、伝送された)CCCH SDUと一致するか、そうでなければ対応するUE競合解決識別MAC CEを含む場合、UEは競合解決が成功したと判断でき、及び/又はUEはランダムアクセス手順が正常に完了したと判断できる。
UEは、補助上りリンク(SUL)キャリア及び通常の上りリンク(NUL)キャリアで構成され得る。初期アクセス(例えば、ランダムアクセス手順)は、上りリンクキャリアでサポートされ得る。例えば、基地局は、2つの別々のRACH構成でUEを構成できる。1つはSULキャリア用で、もう1つはNULキャリア用である。SULキャリアで構成されたセルでのランダムアクセスの場合、ネットワークは使用するキャリア(NUL又はSUL)を示すことができる。UEは、例えば、1つ又は複数の参照信号の測定品質がブロードキャスト閾値よりも低い場合、SULキャリアを決定することができる。ランダムアクセス手順(例えば、Msg1 1311及び/又はMsg3 1313)の上りリンク伝送は、選択されたキャリアに残ることができる。UEは、1つ又は複数の場合において、ランダムアクセス手順中に(例えば、Msg1 1311とMsg3 1313との間で)上りリンクキャリアを切り替えることができる。例えば、UEは、チャネルクリア評価(例えば、リスンビフォアトーク)に基づいて、Msg1 1311及び/又はMsg3 1313の上りリンクキャリアを決定及び/又は切り替えることができる。
図13Bは、2段階の競合のないランダムアクセス手順を示している。図13Aに示される4段階の競合ベースのランダムアクセス手順と同様に、基地局は、この手順の開始前に、構成メッセージ1320をUEに伝送することができる。構成メッセージ1320は、構成メッセージ1310にいくつかの点で類似し得る。図13Bに示される手順は、2つのメッセージ、即ち、Msg1 1321及びMsg2 1322の伝送を含む。Msg1 1321及びMsg2 1322は、いくつかの点で、それぞれ図13Aに示されているMsg1 1311及びMsg2 1312に類似している。図13A及び13Bに示されるように、競合のないランダムアクセス手順は、Msg3 1313及び/又はMsg4 1314に類似したメッセージを含まなくてもよい。
図13Bに示される競合のないランダムアクセス手順は、ビーム障害回復、他のSI要求、SCell追加及び/又はハンドオーバーのために開始され得る。例えば、基地局は、Msg1 1321に使用されるプリアンブルをUEに指示又は割り当てることができる。UEは、PDCCH及び/又はRRCを介して、基地局からプリアンブルの指示(例えば、ra-PreambleIndex)を受信できる。
プリアンブルを伝送した後、UEは、RARについてのPDCCHを監視するために時間ウィンドウ(例えば、ra-ResponseWindow)を開始することができる。ビーム障害回復要求の場合、基地局は、RRCメッセージ(例えば、RecoverySearchSpaceId)によって示されるサーチスペースにおいて、個別の時間ウィンドウ及び/又は個別のPDCCHを用いてUEを構成することができる。UEは、サーチスペース上のセルRNTI(C-RNTI)に宛てられたPDCCH伝送を監視することができる。図13Bに示される競合のないランダムアクセス手順において、UEは、Msg1 1321の伝送及び対応するMsg2 1322の受信の後に、又はMsg1 1321の伝送及び対応するMsg2 1322の受信に応答して、ランダムアクセス手順が正常に完了したと決定することができる。例えば、PDCCH伝送がC-RNTIに宛てられている場合、UEは、ランダムアクセス手順は正常に完了したと決定することができる。例えば、UEが、UEによって伝送されたプリアンブルに対応するプリアンブル識別子を含むRARを受信する場合、及び/又はRARがプリアンブル識別子を有するMACサブPDUを含む場合、UEは、ランダムアクセス手順が正常に完了したと決定することができる。UEは、応答をSI要求に対する確認応答の指標として決定することができる。
図13Cは、別の2段階のランダムアクセス手順を示している。図13A及び13Bにに示されるランダムアクセス手順と類似して、基地局は、この手順の開始前に、構成メッセージ1330をUEに伝送することができる。構成メッセージ1330は、いくつかの点で、構成メッセージ1310及び/又は構成メッセージ1320に類似し得る。図13Cに示される手順は、2つのメッセージ、即ち、Msg A 1331及びMsg B 1332の伝送を含む。
Msg A 1331は、UEによる上りリンク伝送で伝送され得る。Msg A 1331は、プリアンブル1341の1つ以上の伝送、及び/又はトランスポートブロック1342の1つ以上の伝送を含むことができる。トランスポートブロック1342は、図13Aに示すMsg3 1313の内容と類似及び/又は同様な内容を含み得る。トランスポートブロック1342は、UCI(例えば、SR、及び/又はHARQ ACK/NACKなど)を含み得る。UEは、Msg A 1331の伝送後又はその伝送に応答して、Msg B 1332を受信することができる。Msg B 1332は、図13A及び図13Bに示されているMsg 2 1312(例えば、RAR)及び/又は図13Aに示されるMsg 4 1314の内容と類似及び/又は同様な内容を含み得る。
UEは、ライセンススペクトル及び/又はアンライセンススペクトルについて、図13Cの2段階のランダムアクセス手順を開始することができる。UEは、1つ又は複数の要因に基づいて、2段階のランダムアクセス手順を開始するかどうかを決定することができる。1つ又は複数の要因は、使用中の無線アクセス技術(例えば、LTE、NRなど)、UEに有効なTAがあるかどうか、セルサイズ、UEのRRC状態、スペクトルのタイプ(例:ライセンススペクトル、アンライセンススペクトル)、及び/又はその他の適切な要因であり得る。
UEは、構成メッセージ1330に含まれる2段階のRACHパラメータに基づいて、Msg A 1331に含まれるプリアンブル1341及び/又はトランスポートブロック1342の無線リソース及び/又は上りリンク送信電力を決定することができる。RACHパラメータは、プリアンブル1341及び/又はトランスポートブロック1342に用いる変調及び符号化スキーム(MCS)、時間周波数リソース、及び/又はの電力制御を示し得る。プリアンブル1341(例えば、PRACH)の伝送のための時間周波数リソース及びトランスポートブロック1342(例えば、PUSCH)の伝送のための時間周波数リソースは、FDM、TDM、及び/又はCDMを使用して多重化され得る。RACHパラメータは、UEが、Msg B 1332を監視及び/又は受信するための受信タイミング及び下りリンクチャネルを決定することを可能にし得る。
トランスポートブロック1342は、データ(例えば、遅延に敏感なデータ)、UEの識別子、セキュリティ情報、及び/又はデバイス情報(例えば、国際モバイル加入者識別(IMSI))を含み得る。基地局は、Msg A 1331への応答としてMsg B 1332を伝送することができる。Msg B 1332は、以下のうちの少なくとも1つを含むことができる。即ち、プリアンブル識別子、タイミングアドバンスコマンド、電力制御コマンド、上りリンクグラント(例えば、無線リソースの割り当て及び/又はMCS)、競合解決のためのUE識別子、及び/又はRNTI(例えば、C-RNTI又はTC-RNTI)である。UEは、次の場合に2段階のランダムアクセス手順が正常に完了したと判断できる。即ち、Msg B 1332のプリアンブル識別子がUEによって伝送されたプリアンブルと一致する場合、及び/又はMsg B 1332内のUEの識別子は、Msg A 1331(例えば、トランスポートブロック1342)内のUEの識別子と一致する場合である。
UE及び基地局は、制御信号を交換することができる。制御シグナリングは、L1/L2制御シグナリングと呼ばれ得、PHY層(例えば、層1)及び/又はMAC層(例えば、層2)から発生し得る。制御シグナリングは、基地局からUEに伝送される下りリンク制御シグナリング、及び/又はUEから基地局に伝送される上りリンク制御シグナリングを含み得る。
下りリンク制御シグナリングは、下りリンクスケジューリング割り当て、上りリンク無線リソース及び/又はトランスポートフォーマットを示す上りリンクスケジューリング許可、スロットフォーマット情報、プリエンプション表示、電力制御コマンド、及び/又はその他の適切なシグナリングを含み得る。UEは、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)上で基地局によって伝送されるペイロードで下りリンク制御信号を受信することができる。PDCCH上で伝送されるペイロードは、下りリンク制御情報(DCI)と呼ばれてもよい。一部のシナリオでは、PDCCHは、UEのグループに共通のグループ共通PDCCH(GC-PDCCH)であり得る。
基地局は、伝送エラーの検出を容易にするために、1つ又は複数の巡回冗長検査(CRC)パリティビットをDCIに接続することができる。DCIがUE(又はUEのグループ)を対象とする場合、基地局は、UEの識別子(又はUEのグループの識別子)を用いてCRCパリティビットをスクランブルすることができる。識別子を使用してCRCパリティビットをスクランブルすることは、識別子値とCRCパリティビットのモジュロ2加算(又は排他的論理和演算)を含むことができる。識別子は、無線ネットワーク一時識別子(RNTI)の16ビット値を含むことができる。
DCIは、異なる目的のために使用され得る。この目的は、CRCパリティビットをスクランブルするために使用されるRNTIのタイプによって示され得る。例えば、ページングRNTI(P-RNTI)でスクランブルされたCRCパリティビットを有するDCIは、ページング情報及び/又はシステム情報変更通知を示し得る。P-RNTIは、16進数で「FFFE」として事前定義できる。システム情報RNTI(SI-RNTI)でスクランブルされたCRCパリティビットを持つDCIは、システム情報のブロードキャスト伝送を示し得る。SI-RNTIは、16進数で「FFFF」として事前定義できる。ランダムアクセスRNTI(RA-RNTI)でスクランブルされたCRCパリティビットを持つDCIは、ランダムアクセス応答(RAR)を示し得る。セルRNTI(C-RNTI)でスクランブルされたCRCパリティビットを有するDCIは、動的にスケジュールされたユニキャスト伝送及び/又はPDCCHコマンドのランダムアクセスのトリガーを示し得る。一時セルRNTI(TC-RNTI)でスクランブルされたCRCパリティビットを有するDCIは、競合解決を示し得る(例えば、図13Aに示されるMsg3 1313に類似するMsg 3)。基地局によってUEに構成された他のRNTIは、構成されたスケジューリングRNTI(CS-RNTI)、送信電力制御-PUCCH RNTI(TPC-PUCCH-RNTI)、送信電力制御-PUSCH RNTI(TPC-PUSCH-RNTI)、送信電力制御-SRS RNTI(TPC-SRS-RNTI)、割り込みRNTI(INT-RNTI)、スロットフォーマット指示RNTI(SFI-RNTI)、半永続CSI RNTI(SP-CSI-RNTI) 及び/又は変調及び符号化スキームセルRNTI(MCS-C-RNTI)などを含み得る。
DCIの目的及び/又は内容に応じて、基地局は、1つ又は複数のDCIフォーマットのDCIを伝送することができる。例えば、DCI形式0_0は、セル内のPUSCHのスケジューリングに使用できる。DCIフォーマット0_0は、フォールバックDCIフォーマットであり得る(例えば、コンパクトなDCIペイロードを持つ)。DCIフォーマット0_1は、セル内のPUSCHのスケジューリングに使用できる(例えば、DCIフォーマット0_0よりも多くのDCIペイロードを有する)。DCIフォーマット1_0は、セル内のPDSCHのスケジューリングに使用できる。DCIフォーマット1_0は、フォールバックDCIフォーマットであり得る(例えば、コンパクトなDCIペイロードを持つ)。DCIフォーマット1_1は、セル内のPDSCHのスケジューリングに使用できる(例えば、DCIフォーマット1_0よりも多くのDCIペイロードを有する)。DCIフォーマット2_0は、UEのグループにスロットフォーマット指示を提供するために使用され得る。DCIフォーマット2_1は、UEのグループに物理リソースブロック、及び/又はUEがUEへの伝送が意図されないと想定し得る場合のOFDMシンボルを通知するために使用され得る。DCIフォーマット2_2は、PUCCH又はPUSCHの送信電力制御(TPC)コマンドの伝送に使用できる。DCIフォーマット2_3は、1つ又は複数のUEによるSRS伝送のためのTPCコマンドのグループの伝送に使用され得る。新しい機能のDCIフォーマットは、将来のリリースで定義される可能性がある。DCIフォーマットは、異なるDCIサイズを持つ場合もあれば、同じDCIサイズを共有する場合もある。
RNTIでDCIをスクランブリングした後、基地局は、チャネル符号化(例えば、極符号化)、レートマッチング、スクランブリング、及び/又はQPSK変調を用いてDCIを処理することができる。基地局は、符号化及び変調されたDCIを、PDCCHのために使用及び/又は構成されたリソース要素にマッピングすることができる。DCIのペイロードサイズ及び/又は基地局のカバレッジに基づいて、基地局は、いくつかの隣接する制御チャネル要素(CCE)を占有するPDCCHを介してDCIを伝送することができる。隣接するCCEの数(集約レベルと呼ばれる)は、1、2、4、8、16、及び/又は他の任意の適切な数であり得る。CCEは、いくつか(例えば、6つ)のリソース要素グループ(REG)を含み得る。REGは、OFDMシンボルのリソースブロックを含み得る。符号化及び変調されたDCIのリソース要素上のマッピングは、CCE及びREGのマッピング(例えば、CCEからREGへのマッピング)に基づくことができる。
図14Aは、帯域幅部分のCORESET構成の例を示している。基地局は、1つ又は複数の制御リソースセット(CORESET)上のPDCCHを介してDCIを伝送することができる。CORESETは、UEが1つ又は複数のサーチスペースを使用してDCIをデコードしようとする時間周波数リソースを含み得る。基地局は、時間周波数領域でCORESETを構成することができる。図14Aの例では、第1のCORESET 1401及び第2のCORESET 1402は、スロット内の1番目のシンボルで発生する。第1のCORESET 1401は、周波数領域で第2のCORESET 1402とオーバーラップする。第3のCORESET 1403は、スロットの3番目のシンボルで発生する。第4のCORESET 1404は、スロットの7番目のシンボルで発生する。CORESETは、周波数領域で異なる数のリソースブロックを持ち得る。
図14Bは、CORESET上のDCI伝送及びPDCCH処理のためのCCEからREGへのマッピングの例を示している。CCEからREGへのマッピングは、インターリーブマッピング(例えば、周波数ダイバーシティを提供するため)又は非インターリーブマッピング(例えば、干渉調整及び/又は制御チャネルの周波数選択的伝送を容易にするため)であり得る。基地局は、異なるCORESETで異なる又は同じCCEからREGへのマッピングを実行することができる。CORESETは、RRC構成によってCCEからREGへのマッピングに関連付けることができる。CORESETは、アンテナポート準コロケーション(QCL)パラメータを使用して構成できる。アンテナポートのQCLパラメータは、CORESETにおけるPDCCH受信のための復調参照信号(DMRS)のQCL情報を示し得る。
基地局は、1つ又は複数のCORESET及び1つ又は複数のサーチスペースセットの構成パラメータを含むRRCメッセージをUEに伝送することができる。構成パラメータは、サーチスペースセットとCORESETの間の関連付けを示すことができる。サーチスペースセットは、所与の集約レベルでCCEによって形成されたPDCCH候補のセットを含み得る。構成パラメータは、集約レベルごとに監視されるPDCCH候補の数、PDCCH監視の周期性とPDCCH監視パターン、UEによって監視される1つ以上のDCIフォーマット、及び/又はサーチスペースセットが共通のサーチスペースセットであるか又はUE固有のサーチスペースセットであるかを示し得る。共通サーチスペースセット内のCCEのセットは、事前定義され、UEに認識され得る。UE固有のサーチスペースセット内のCCEのセットは、UEの指標(例えば、C-RNTI)に基づいて構成され得る。
図14Bに示されるように、UEは、RRCメッセージに基づいてCORESETのための時間周波数リソースを決定することができる。UEは、CORESETの構成パラメータに基づいて、CORESETのためのCCEからREGへのマッピング(例えば、インターリーブ又は非インターリーブ、及び/又はマッピングパラメータ)を決定することができる。UEは、RRCメッセージに基づいて、CORESET上に構成されたサーチスペースセットの数(例えば、最大10個)を決定することができる。UEは、サーチスペースセットの構成パラメータに従って、PDCCH候補のセットを監視することができる。UEは、1つ又は複数のDCIを検出するために、1つ又は複数のCORESETにおけるPDCCH候補のセットを監視することができる。監視は、監視されたDCIフォーマットに従って、PDCCH候補のセットのうちの1つ又は複数のPDCCH候補を復号することを含み得る。監視は、可能な(又は構成された)PDCCH位置、可能な(又は構成された)PDCCHフォーマット(例えば、CCEの数、共通サーチスペース内のPDCCH候補の数、及び/又はUE固有のサーチスペースのPDCCH候補の数)、及び可能な(又は構成された)DCIフォーマットの1つ又は複数のPDCCH候補のDCIコンテンツを復号することを含み得る。復号化は、ブラインド復号化と呼ばれてもよい。UEは、CRCチェック(例えば、RNTI値と一致するDCIのCRCパリティビットのためのスクランブルされたビット)に応答して、UEに対して有効であるとDCIを決定することができる。UEは、DCIに含まれる情報(例えば、スケジューリング割り当て、上りリンクグラント、電力制御、スロットフォーマット指示、下りリンクプリエンプション、及び/又は他の情報)を処理することができる。
UEは、上りリンク制御シグナリング(例えば、上りリンク制御情報(UCI))を基地局に伝送することができる。上りリンク制御シグナリングは、受信したDL-SCHトランスポートブロックに対するハイブリッド自動再送要求(HARQ)確認応答を含み得る。UEは、DL-SCHトランスポートブロックを受信した後、HARQ確認応答を伝送できる。上りリンク制御シグナリングは、物理下りリンクチャネルのチャネル品質を示すチャネル状態情報(CSI)を含み得る。UEは、CSIを基地局に伝送することができる。基地局は、受信されたCSIに基づいて、下りリンク伝送のための伝送フォーマットパラメータ(例えば、マルチアンテナ及びビームフォーミングスキームを含む)を決定することができる。上りリンク制御シグナリングは、スケジューリング要求(SR)を含み得る。UEは、上りリンクデータが伝送に利用可能であることを示すSRを基地局へ伝送することができる。UEは、物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)又は物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)を介して、UCI(例えば、HARQ確認応答(HARQ-ACK)、CSIレポート、SRなど)を伝送することができる。UEは、いくつかのPUCCHフォーマットのうちの1つを使用して、PUCCHを介して上りリンク制御シグナリングを伝送することができる。
5つのPUCCHフォーマットがあり得、UEは、UCIのサイズ(例えば、UCI伝送の上りリンクシンボルの数及びUCIビットの数)に基づいて、PUCCHフォーマットを決定し得る。PUCCHフォーマット0は、1つ又は2つのOFDMシンボルの長さを有し得、そして2つ以下のビットを含み得る。1つ又は2つのOFDMシンボルで伝送され、且つ肯定(positive)又は否定(negative)のSRを持つHARQ-ACK情報ビット(HARQ-ACK/SRビット)の数が1つ又は2つである場合、UEはPUCCHフォーマット0を使用してPUCCHリソースでUCIを伝送できる。PUCCHフォーマット1は、4~14個のOFDMシンボルを占有でき、2ビット以下を含み得る。伝送が4つ以上のシンボルであり、HARQ-ACK/SRビットの数が1つ又は2つである場合、UEはPUCCHフォーマット1を使用できる。PUCCHフォーマット2は、1つ又は2つのOFDMシンボルを占有し、2つより多いビットを含み得る。1つ又は2つのシンボルで伝送され、且つUCIビット数が2以上の場合、UEはPUCCHフォーマット2を使用できる。PUCCHフォーマット3は、4~14個のOFDMシンボルを占めることができ、2ビットより多くを含むことができる。伝送が4つ以上のシンボルであり、UCIビット数が2つ以上であり、PUCCHリソースに直交カバーコードが含まれていない場合、UEはPUCCHフォーマット3を使用できる。PUCCHフォーマット4は、4~14個のOFDMシンボルを占めることができ、2ビットより多くを含むことができる。伝送が4つ以上のシンボルであり、UCIビット数が2つ以上であり、PUCCHリソースに直交カバーコードが含まれている場合、UEはPUCCHフォーマット4を使用できる。
基地局は、例えば、RRCメッセージを使用して、複数のPUCCHリソースセットの構成パラメータをUEに伝送することができる。複数のPUCCHリソースセット(例えば、最大4つのセット)は、セルの上りリンクBWP上に構成され得る。PUCCHリソースセットは、PUCCHリソースセットインデックス、PUCCHリソース識別子(例えば、pucch-Resourceid)によって識別されるPUCCHリソースを有する複数のPUCCHリソース、及び/又はUEがPUCCHリソースセット内の複数のPUCCHリソースのうちの1つを使用して伝送できるUCI情報ビットの数(例えば、最大数)で構成され得る。複数のPUCCHリソースセットが構成されている場合、UEは、UCI情報ビット(例えば、HARQ-ACK、SR、及び/又はCSI)の合計ビット長に基づいて、複数のPUCCHリソースセットのうちの1つを選択することができる。UCI情報ビットの合計ビット長が2以下である場合、UEは、PUCCHリソースセットインデックスが「0」である第1のPUCCHリソースセットを選択することができる。UCI情報ビットの合計ビット長が2より大きく、第1の構成値以下である場合、UEは、PUCCHリソースセットインデックスが「1」である第2のPUCCHリソースセットを選択することができる。UCI情報ビットの合計ビット長が第1の構成値より大きく、第2の構成値以下である場合、UEは、PUCCHリソースセットインデックスが「2」である第3のPUCCHリソースセットを選択することができる。UCI情報ビットの合計ビット長が第2の構成値より大きく、第3の値(例えば、1406)以下である場合、UEは、PUCCHリソースセットインデックスが「3」である第4のPUCCHリソースセットを選択することができる。
複数のPUCCHリソースセットから一つのPUCCHリソースセットを決定した後、UEは、UCI(HARQ-ACK、CSI、及び/又はSR)伝送用のPUCCHリソースをPUCCHリソースセットから決定することができる。UEは、PDCCH上で受信されたDCI(例えば、DCIフォーマット1_0又は1_1のDCI)内のPUCCHリソースインジケータに基づいて、PUCCHリソースを決定することができる。DCI内の3ビットのPUCCHリソースインジケータは、PUCCHリソースセット内の8つのPUCCHリソースの1つを示し得る。PUCCHリソースインジケータに基づいて、UEは、DCI内のPUCCHリソースインジケータによって示されるPUCCHリソースを使用して、UCI(HARQ-ACK、CSI及び/又はSR)を伝送することができる。
図15は、本開示の実施例による、基地局1504と通信する無線デバイス1502の例を示す。無線デバイス1502及び基地局1504は、図1Aに示される移動通信ネットワーク100、図1Bに示される移動通信ネットワーク150、又は任意の他の通信ネットワークなどの移動通信ネットワークの一部であり得る。図15には、1つの無線デバイス1502及び1つの基地局1504のみが示されているが、移動通信ネットワークは、それらと同じ又は類似的な構成で、複数のUE及び/又は複数の基地局を含み得ることを理解されたい。
基地局1504は、エアインターフェース(又は無線インターフェース)1506の無線通信を介して、無線デバイス1502をコアネットワーク(図示せず)に接続することができる。エアインターフェース1506を介して基地局1504から無線デバイス1502への通信方向は、下りリンクと呼ばれ、エアインターフェースを介して無線デバイス1502から基地局1504への通信方向は上りリンクと呼ばれる。下りリンク伝送は、FDD、TDD、及び/又は2つの二重化技術のいくつかの組み合わせを使用して上りリンク伝送から分離することができる。
下りリンクにおいて、基地局1504から無線デバイス1502に送信されるデータは、基地局1504の処理システム1508に提供され得る。データは、例えば、コアネットワークによって処理システム1508に提供され得る。上りリンクでは、無線デバイス1502から基地局1504に送信されるデータは、無線デバイス1502の処理システム1518に提供され得る。処理システム1508及び処理システム1518は、伝送用のデータを処理するために、層3及び層2のOSI機能を実装することができる。層2は、例えば、図2A、図2B、図3、及び図4Aに記載のSDAP層、PDCP層、RLC層、及びMAC層を含み得る。層3は、図2Bに記載のRRC層を含み得る。
無線デバイス1502に送信されるデータは、処理システム1508によって処理された後、基地局1504の伝送処理システム1510に提供され得る。同様に、基地局1504に送信されるデータは、処理システム1518によって処理された後、無線デバイス1502の伝送処理システム1520に提供され得る。伝送処理システム1510及び伝送処理システム1520は、層1 OSI機能を実装することができる。層1は、図2A、図2B、図3、及び図4Aに関して記載のPHY層を含み得る。伝送処理の場合、PHY層は、例えば、伝送チャネルの前方誤り訂正コーディング、インターリーブ、レートマッチング、伝送チャネルの物理チャネルへのマッピング、物理チャネルの変調、多入力多出力(MIMO)又はマルチアンテナ処理などを実行できる。
基地局1504において、受信処理システム1512は、無線デバイス1502から上りリンク伝送を受信することができる。無線デバイス1502において、受信処理システム1522は、基地局1504からの下りリンク伝送を受信することができる。受信処理システム1512及び受信処理システム1522は、層1 OSI機能を実装することができる。層1は、図2A、図2B、図3、及び図4Aに関して記載のPHY層を含み得る。受信処理の場合、PHY層は、例えば、エラー検出、前方誤り訂正復号、デインターリーブ、物理チャネルへの伝送チャネルのデマッピング、物理チャネルの復調、MIMO又はマルチアンテナ処理などを実行することができる。
図15に示すように、無線デバイス1502及び基地局1504は、複数のアンテナを含むことができる。複数のアンテナを使用して、空間多重化(例えば、シングルユーザーMIMO又はマルチユーザーMIMO)、送信/受信ダイバーシティ、及び/又はビームフォーミングなどの1つ又は複数のMIMO又はマルチアンテナ技術を実行できる。他の例では、無線デバイス1502及び/又は基地局1504は、単一のアンテナを有し得る。
処理システム1508及び処理システム1518は、それぞれ、メモリ1514及びメモリ1524に関連付けられ得る。メモリ1514及びメモリ1524(例えば、1つ又は複数の非一時的なコンピュータ可読媒体)は、本出願で論じた1つ又は複数の機能を実行するために処理システム1508及び/又は処理システム1518によって実行され得るコンピュータプログラム命令又はコードを格納することができる。図15には示されていないが、伝送処理システム1510、伝送処理システム1520、受信処理システム1512、及び/又は受信処理システム1522は、コンピュータプログラム命令又はコードが格納されているメモリ(例えば、1つ又は複数の非一時的コンピュータ読み取り可能な媒体)に結合され得、前記コンピュータプログラム命令又はコードは、それぞれの機能の1つ又は複数を実現するために実行され得る。
処理システム1508及び/又は処理システム1518は、1つ又は複数のコントローラ及び/又は1つ又は複数のプロセッサを備えることができる。1つ又は複数のコントローラ及び/又は1つ又は複数のプロセッサは、例えば、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)及び/又はその他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート及び/又はトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、オンボードユニット、又はそれらの任意の組み合わせを含み得る。処理システム1508及び/又は処理システム1518は、信号符号化/処理、データ処理、電力制御、入出力処理、及び/又は無線デバイス1502及び基地局1504をワイヤレス環境で動作可能にし得る他の任意の機能のうちの少なくとも1つを実行し得る。
処理システム1508及び/又は処理システム1518は、それぞれ、1つ又は複数の周辺機器1516及び1つ又は複数の周辺機器1526に接続することができる。1つ又は複数の周辺機器1516及び1つ又は複数の周辺機器1526は、特徴及び/又は機能を提供するソフトウェア及び/又はハードウェア、例えば、スピーカー、マイクロフォン、キーパッド、ディスプレイ、タッチパッド、電源、衛星トランシーバー、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート、ハンズフリーヘッドセット、周波数変調(FM)無線ユニット、メディアプレーヤー、インターネットブラウザー、電子制御ユニット(自動車用など)、及び/又は1つ又は複数のセンサー(例えば、加速度計、ジャイロスコープ、温度センサー、レーダーセンサー、リダーセンサー、超音波センサー、光センサー、カメラなど)を含み得る。処理システム1508及び/又は処理システム1518は、1つ又は複数の周辺機器1516及び/又は1つ又は複数の周辺機器1526からユーザ入力データを受信し、及び/又は、1つ又は複数の周辺機器1516及び/又は1つ又は複数の周辺機器1526にユーザ出力データを提供することができる。無線デバイス1502の処理システム1518は、電源から電力を受け取ることができ、及び/又は無線デバイス1502内の他の構成要素に電力を分配するように構成することができる。電源は、例えば、電池、太陽電池、燃料セル、又はそれらの任意の組み合わせのうちの1つ又は複数の電源を含み得る。処理システム1508及び/又は処理システム1518は、それぞれ、GPSチップセット1517及びGPSチップセット1527に接続され得る。GPSチップセット1517及びGPSチップセット1527は、それぞれ、無線デバイス1502及び基地局1504の地理的位置情報を提供するように構成され得る。
図16Aは、上りリンク伝送のための例示的な構造を示す。物理上りリンク共有チャネルを表すベースバンド信号は、1つ又は複数の機能を実行できる。1つ又は複数の機能は、スクランブリング、複素数値のシンボルを生成するためのスクランブルビットの変調、複素数値の変調シンボルの1つ又は複数の伝送層へのマッピング、プリコーディングを変換して複素数値のシンボルを生成、複素数値シンボルのプリコーディング、プリコーディング化された複素数値シンボルのリソース要素へのマッピング、アンテナポート用の複素数値時間領域シングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)又はCP-OFDM信号の生成、及び/又は類似な機能のうちの少なくとも1つを含み得る。一例では、変換プリコーディングが有効にされている場合、上りリンク伝送用のSC-FDMA信号が生成され得る。一例では、変換プリコーディングが有効にされていない場合、上りリンク伝送用のCP-OFDM信号は、図16Aによって生成され得る。これらの機能は例として示され、様々な実施例で他のメカニズムが実施され得ることが予想される。
図16Bは、ベースバンド信号のキャリア周波数への変調及びアップコンバージョンのための例示的な構造を示す。ベースバンド信号は、アンテナポートの複素数値SC-FDMA又はCP-OFDMベースバンド信号及び/又は複素数値物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)ベースバンド信号であり得る。伝送前にフィルタリングを使用することができる。
図16Cは、下りリンク伝送のための例示的な構造を示す。物理下りリンクチャネルを表すベースバンド信号は、1つ又は複数の機能を実行できる。1つ又は複数の機能は、物理チャネル上で伝送されるコードワード内のコード化されたビットのスクランブリング、複素数値の変調シンボルを生成するためのスクランブルビットの変調、1つ又は複数の伝送層への複素数値の変調シンボルのマッピング、アンテナポートで伝送するためのレイヤー上の複素数値変調シンボルのプリコーディング、アンテナポートの複素数値変調シンボルのリソース要素へのマッピング、アンテナポートの複素数値の時間領域OFDM信号の生成、及び/又は類似的な処理を含み得る。これらの機能は例として示され、様々な実施例で他のメカニズムが実施され得ることが予想される。
図16Dは、ベースバンド信号のキャリア周波数への変調及びアップコンバージョンのための別の例示的な構造を示している。ベースバンド信号は、アンテナポートの複素数値のOFDMベースバンド信号であり得る。伝送前にフィルタリングを使用することができる。
無線デバイスは、基地局から、複数のセル(例えば、プライマリセル、セカンダリセル)の構成パラメータを含む1つ又は複数のメッセージ(例えば、RRCメッセージ)を受信することができる。無線デバイスは、複数のセルを介して少なくとも1つの基地局(例えば、デュアルコネクティビティの2つ以上の基地局)と通信することができる。1つ又は複数のメッセージ(例えば、構成パラメータの一部として)は、無線デバイスを構成するための物理層、MAC層、RLC層、PCDP層、SDAP層、RRC層のパラメータを含み得る。例えば、構成パラメータは、物理層及びMAC層のチャネル、ベアラなどを構成するためのパラメータを含み得る。例えば、構成パラメータは、物理層、MAC層、RLC層、PCDP層、SDAP層、RRC層、及び/又は通信チャネルのタイマーの値を示すパラメータを含み得る。
タイマーは、開始されると動作を開始し、それが停止するまで、又はそれが満了するまで実行し続けることができる。タイマーは、実行されていない場合は開始され、実行されている場合は再起動される。タイマーは値に関連付けることができる(例えば、タイマーはある値から開始又は再開するか、ゼロから開始して前記値に達すると期限切れになり得る)。タイマーの期間は、タイマーが(例えば、BWPの切り替えが原因で)停止するか期限切れになるまで更新されなくてもよい。タイマーを使用して、プロセスの期間/ウィンドウを測定できる。明細書で1つ又は複数のタイマーに関連する実装及び手順に言及する場合、1つ又は複数のタイマーを実装するための複数の方法があることが理解されよう。例えば、タイマーを実装するための複数の方法のうちの1つ又は複数を使用して、手順の期間/ウィンドウを測定することができることが理解されよう。例えば、ランダムアクセス応答ウィンドウタイマーは、ランダムアクセス応答を受信するための時間ウィンドウを測定するために使用され得る。一例では、ランダムアクセス応答ウィンドウタイマーの開始及び満了の代わりに、2つのタイムスタンプ間の時間差を使用することができる。タイマーを再起動すると、時間ウィンドウの測定処理が再開されることができる。時間ウィンドウの測定を再開するために、他の例示的な実装が提供され得る。
2段階のRA手順の場合、無線デバイスは、基地局から2段階のRACH構成パラメータ1330を含む1つ又は複数のRRCメッセージを受信することができる。1つ又は複数のRRCメッセージは、無線デバイスに(例えば、システム情報ブロードキャストメッセージを介して)ブロードキャスト、例えば、システム情報ブロードキャストメッセージを介して)マルチキャスト、及び/又は(例えば、専用RRCメッセージ及び/又はPDCCHなどの下位層制御信号を介して)ユニキャストすることができる。1つ又は複数のRRCメッセージは、無線デバイス固有のメッセージ、例えば、RRC非アクティブ604又はRRC接続602である無線デバイスに伝送される専用RRCメッセージであり得る。1つ又は複数のRRCメッセージは、Msg A 1331を伝送するために必要なパラメータを含み得る。例えば、前記パラメータは、PRACHリソース割り当て、プリアンブルフォーマット、SSB情報(例えば、SSBの総数、SSB伝送の下りリンクリソース割り当て、SSB伝送の伝送電力)、1つ又は複数のトランスポートブロック伝送用の上りリンク無線リソース(時間周波数無線リソース、DMRS、MCSなど)、及び/又はPRACHリソース割り当てと上りリンク無線リソース間の関連付け(又は上りリンク無線リソースと下りリンク参照信号間の関連付け)の少なくとも1つを示し得る。
2段階のRA手順のUL伝送(例えば、Msg A 1331)において、無線デバイスは、セルを介して基地局に少なくとも1つのランダムアクセスプリアンブル(RAP)(例えば、プリアンブル1341)及び/又は1つ又は複数のトランスポートブロック(例えば、トランスポートブロック1342)を伝送することができる。例えば、1つ又は複数のトランスポートブロックは、データ、セキュリティ情報、IMSI/TMSIなどのデバイス情報、及び/又は他の情報のうちの1つを含み得る。例えば、1つ又は複数のトランスポートブロックは、競合解決のために使用され得る無線デバイス識別子(ID)を含み得る。2段階RA手順のDL伝送において、基地局は、TA値を示すタイミングアドバンスコマンド、電力制御コマンド、ULグラント(例えば、無線リソース割り当て、及び/又はMCS)、競合解決のための識別子、RNTI(例えば、C-RNTI又はTC-RNTI)、及び/又はその他の情報のうちの少なくとも1つを含むMsg B 1332(例えば、Msg A 1331に対応するランダムアクセス応答)を伝送し得る。Msg B 1332は、プリアンブル1341に対応するプリアンブル識別子、1つ又は複数のトランスポートブロック1342の受信に対する肯定的又は否定的な確認応答、1つ又は複数のトランスポートブロック1342の正常なデコードに対する暗黙的及び/又は明示的指示、非2段階のRA手順(例えば、図13Aの競合ベースのRA手順又は図13Bの競合のないRA手順)へのフォールバックの指示、及び/又はそれらの組み合わせを含むことができる。
2段階RA手順を開始する無線デバイスは、少なくとも1つのプリアンブル及び少なくとも1つのトランスポートブロックを含むMsg Aを伝送することができる。少なくとも1つのトランスポートブロックは、無線デバイスが競合解決のために使用する識別子を含み得る。例えば、識別子はC-RNTI(例えば、RRC接続時状態の無線デバイス)である。無線デバイスは、事前定義され得る特定のメッセージフォーマットに基づいて、基地局にC-RNTIを示すことができる。例えば、少なくとも1つのトランスポートブロックは、C-RNTI MAC CEに対応するサブヘッダー内のLCIDを有するC-RNTI MAC CE(例えば、16ビットフィールドはC-RNTIを示す)を含む。例えば、LCIDは、無線デバイスから伝送された受信信号又はメッセージ(例えば、MAC PDU)からC-RNTI MAC CEを識別する(検出、解析、及び/又はデコードする)ために基地局に使用され得る。識別子は、無線デバイスが生成する(1つ又は複数の)シーケンス及び/又は(1つ又は複数の)番号であり得る(例えば、C-RNTIが基地局によって無線デバイスにまだ割り当てられていない場合)。無線デバイスは、識別子をランダムに生成し、及び/又は加入者、無線デバイスのデバイス情報(例えば、IMSI/TMSI)及び/又は基地局によって無線デバイスに割り当てられた回復識別子に基づいて識別子を生成し得る。例えば、識別子は、無線デバイスの拡張及び/又は切り捨てられた加入者及び/又はデバイス情報(例えば、IMSI/TMSI)であり得る。無線デバイスは、例えば、Msg Aの伝送後又は伝送に応答して、Msg Aに対応するMsg Bについて下りリンク制御チャネルの監視を開始することができる。下りリンク制御チャネルを監視するための制御リソースセット及び/又はサーチスペースは、基地局によって伝送されるメッセージ(例えば、ブロードキャストRRCメッセージ及び/又は無線デバイス固有のRRCメッセージ)によって示され、及び/又は構成される。Msg Bは、特定のRNTIによってスクランブルされ得る。無線デバイスは、基地局によってすでに割り当てられているRNTI(例えば、C-RNTI)を前記特定のRNTIとして使用し得る。無線デバイスは、少なくとも1つのプリアンブルが伝送されるPRACH機会の時間リソースインデックス(例えば、1番目のOFDMシンボルのインデックス及び/又は1番目のスロットのインデックス)、少なくとも1つのプリアンブルが伝送されるPRACH機会の周波数リソースインデックス、少なくとも1つのトランスポートブロックが伝送されるPUSCH機会の時間リソースインデックス(例えば、1番目のOFDMシンボルのインデックス及び/又は1番目のスロットのインデックス)、少なくとも1つのトランスポートブロックが伝送されるPUSCH機会の周波数リソースインデックス、Msg Aが伝送される上りリンクキャリアのインジケータ(例えば、0又は1)のうちの少なくとも1つに基づいて特定のRNTIを決定することができる。無線デバイスは、1つ又は複数の条件に基づいて2段階のRA手順が正常に完了したかを考慮する(又は決定する)ことができる。1つ又は複数の条件のうちの少なくとも1つは、Msg Bが、無線デバイスが基地局に伝送する少なくとも1つのプリアンブルに一致するプリアンブルインデックス(又は識別子)を含むことであり得る。1つ又は複数の条件のうちの少なくとも1つは、Msg Bが、無線デバイスが基地局に伝送する競合解決用の識別子と一致する競合解決識別子を含む、及び/又は示すことであり得る。一例では、無線デバイスは、少なくとも1つのトランスポートブロックの再送信を示すMsg Bを受信することができる。例えば、少なくとも1つのトランスポートブロックの再送信を示すMsg Bは、少なくとも1つのトランスポートブロックの再送信に使用される上りリンクリソースを示すULグラントを含む。
2段階RA手順のUL伝送では、無線デバイスは、セルを介して基地局に少なくとも1つのRAP及び1つ又は複数のTBを伝送することができる。無線デバイスは、例えば、図13のステップ1330で、2段階RA手順のUL伝送のための1つ又は複数の構成パラメータのメッセージを受信することができる。例えば、1つ又は複数の構成パラメータは、PRACH機会、プリアンブルフォーマット、伝送SSBの数、SSB伝送の下りリンクリソース、SSB伝送の伝送電力、各PRACH機械と各SSB間の関連付け、1つ又は複数のTB伝送用のPUSCHリソース(時間、周波数、コード/シーケンス/署名の観点から)、各PRACH機会と各PUSCHリソースとの間の関連付け、及び/又は1つ又は複数のTB伝送の電力制御パラメータのうちの少なくとも1つを示すことができる。1つ又は複数のTB伝送の電力制御パラメータは、受信目標電力を決定するために使用されるセル及び/又はUE固有の電力調整のための電力パラメータ値、パスロス測定のスケーリング係数(例えば、セル間干渉制御パラメータ)、パスロス測定を決定するために使用される参照信号電力、プリアンブル伝送の電力に対するパワーオフセット、及び/又は1つ又は複数のパワーオフセットのうちの少なくとも1つを含み得る。例えば、無線デバイスは、基地局が伝送する1つ又は複数のSSBの受信信号電力(例えば、RSRP)及び/又は品質(例えば、RSRQ)を測定する。無線デバイスは、測定結果に基づいて少なくとも1つのSSBを選択し、少なくとも1つのSSBに関連付けられたPRACH機会及び/又は少なくとも1つのPRACH機会に関連付けられた及び/又は少なくとも1つのSSBに関連付けられた少なくとも1つのPUSCHリソースを決定することができる(この関連付けは、メッセージによって明示的に、及び/又は前記少なくとも1つのSSBと前記少なくとも1つのPRACH機会との間の第1の関連付け、及び前記少なくとも1つのPRACH機会と前記少なくとも1つのPUSCHリソースとの間の第2の関連付けを通じて暗黙的に構成され得る)。無線デバイスは、少なくとも1つのPRACH機会を介して少なくとも1つのRAPを伝送し得、及び/又は少なくとも1つのPUSCHリソースを介して少なくとも1つのTBを伝送し得る。無線デバイスは、(複数の)メッセージによって示される構成パラメータに基づいて、少なくとも1つのRAP及び/又は少なくとも1つのTBの送信電力を決定することができる。例えば、構成パラメータは、基地局の受信目標電力、1つ又は複数の電力オフセット、電力ランピングステップ、電力ランピングカウンタ、再送信カウンタ、(1つ又は複数の)パスロス参照信号インデックス、パスロス参照信号基準電力のうちの少なくとも1つを含む上りリンク送信電力制御パラメータを示す。上りリンク送信電力制御パラメータの少なくとも1つは、少なくとも1つのRAPのための上りリンク送信電力と、少なくとも1つのTBのための上りリンク送信電力との間で共有され得る。例えば、上りリンク送信電力制御パラメータの少なくとも1つを共有することは、メッセージのサイズを減らすことができる(例えば、少なくとも1つの上りリンク送信電力制御パラメータがメッセージ内の少なくとも1つのRAPと少なくとも1つのTBに対して繰り返される場合と比較して)。上りリンク送信電力制御パラメータはいずれも、少なくとも1つのRAPの上りリンク送信電力と少なくとも1つのTBの上りリンク送信電力の間で共有しなくてもよい。メッセージのメッセージ構造は、基地局が、上りリンク送信電力制御パラメータの少なくとも1つ(又はその1つ又は複数)が、少なくとも1つのRAPの上りリンク送信電力と少なくとも1つのTBの上りリンク送信電力の間で共有され得るかどうかを無線デバイスに示すように柔軟であり得る。例えば、無線デバイスは、(複数の)メッセージのメッセージ構造に基づいて、上りリンク送信電力制御パラメータの少なくとも1つ(又はその1つ又は複数)が、少なくとも1つのRAPの上りリンク送信電力と少なくとも1つのTBの上りリンク送信電力の間で共有され得るかどうかを決定できる。
無線デバイスが2段階のRA手順に使用され得る1つ又は複数の候補プリアンブルを生成するための1つ又は複数の方法があり得る。例えば、2段階のRACH構成は、RAP生成パラメータ(例えば、ルートシーケンス)を含み、無線デバイスは前記RAP生成パラメータに基づいて1つ以上の候補プリアンブルを生成する。無線デバイスは、プリアンブル1341の伝送に使用されるRAPとして、1つ又は複数の候補プリアンブルの1つを(例えばランダムに)選択できる。RAP生成パラメータはDL参照信号(例えば、SSB又はCSI-RS)固有、セル固有、及び/又は無線デバイス固有であり得る。例えば、第1のDL参照信号のRAP生成パラメータは、第2のDL参照信号のRAP生成パラメータとは異なる。例えば、RAP生成パラメータは、無線デバイスが2段階のRA手順を開始するセルの1つ又は複数のDL参照信号に共通である。例えば、無線デバイスは、基地局から、無線デバイスの2段階のRA手順に使用される1つ以上のRAPの1つ又は複数のプリアンブルインデックスを示す制御メッセージ(例えば、SIBメッセージ、無線デバイス専用のRRCメッセージ、及び/又はセカンダリセル追加のPDCCHコマンド)を受信する。1つ又は複数の候補プリアンブルは、1つ又は複数のグループにグループ化することができる。例えば、各グループは、伝送用の特定のデータ量に関連付けられている。例えば、データ量は、無線デバイスが伝送する1つ又は複数のトランスポートブロックのサイズ及び/又はバッファに残っている上りリンクデータのサイズを示す。1つ又は複数のグループのそれぞれは、データサイズの範囲に関連付けることができる。例えば、1つ又は複数のグループにおける第1のグループは、2段階のRA手順中のトランスポートブロックの小さなデータ伝送を示すRAPを含み、第2のグループは、2段階のRA手順中のトランスポートブロックの大きなデータ伝送を示すRAPを含み得る。基地局は、1つ又は複数の閾値を含むRRCメッセージを伝送することができ、無線デバイスは、前記閾値に基づいて、無線デバイスがRAPのどのRAPグループを選択するかを決定することができる。例えば、1つ又は複数の閾値は、1つ又は複数のグループを決定する1つ又は複数のデータサイズを示す。無線デバイスが伝送する可能性のある上りリンクデータのサイズに基づいて、無線デバイスは、上りリンクデータのサイズを1つ又は複数のデータサイズと比較し、1つ又は複数のグループから特定のグループを決定することができる。特定のグループから選択されたRAPを伝送することによって、無線デバイスは、無線デバイスが基地局に伝送する上りリンクデータの(例えば、推定された)サイズを基地局に示すことができる。上りリンクデータのサイズの指示は、基地局が上りリンクデータの(再)伝送のための上りリンク無線リソースの適切なサイズを決定するために使用され得る。
2段階RA手順では、無線デバイスは、2段階RACH構成によって示されるPRACH機会を介してRAPを伝送することができる。無線デバイスは、2段階のRACH構成によって示されるUL無線リソース(例えば、PUSCH)を介して1つ又は複数のTBを伝送することができる。RAPの第1の伝送及び1つ又は複数のTBの第2の伝送は、TDM(時分割多重)方式、FDM(周波数分割多重)方式、CDM(コード分割多重)方式及び/又はそれらの任意の組み合わせでスケジュールされ得る。RAPの第1の伝送は、1つ又は複数のTBの第2の伝送と時間的に(部分的又は完全に)重複し得る。2段階のRACH構成は、RAPと1つ又は複数のTB伝送との間の無線リソース(例えば、周波数領域及び/又は時間領域)の重複の一部を示し得る。RAPの第1の伝送は、異なる周波数(例えば、PRB)又は同じ周波数(例えば、PRB)における1つ又は複数のTBの第2の伝送と重複することなく、TDMされ得る。2段階のRACH構成は、1つ又は複数のRAP(又はRAPグループ)及び/又はPRACH機会に関連する1つ又は複数のUL無線リソースを示し得る。例えば、1つ又は複数の下りリンク参照信号(SSB又はCSI-RS)のそれぞれは、1つ又は複数のPRACH機会及び/又は1つ又は複数のRAPに関連付けられる。無線デバイスは、1つ又は複数のPRACH機会のうちの少なくとも1つのPRACH機会、及び/又は1つ又は複数のRAPのうちの少なくとも1つのRAPを決定することができる。例えば、無線デバイスは、1つ又は複数の下りリンク参照信号のRSRP及び/又はRSRQを測定し、1つ又は複数の下りリンク参照信号から第1の下りリンク参照信号を選択する。例えば、第1の下りリンク参照信号のRSRPは、(例えば、制御メッセージ又は信号を介して基地局によって示される)閾値よりも大きい。無線デバイスは、プリアンブル 1341の無線リソースとして、第1の下りリンク参照信号に関連付けられた少なくとも1つのRAP及び/又は少なくとも1つのPRACH機会を選択することができる。少なくとも1つのRAP及び/又は少なくとも1つのPRACH機会の選択に基づいて、無線デバイスは、無線デバイスが2段階のRACH手順の一部として1つ又は複数のTBを伝送する少なくとも1つのUL無線リソース(例えば、PUSCH機会)を決定することができる。例えば、無線デバイスが基地局から受信した制御メッセージ及び/又は制御信号が1つ又は複数のUL無線リソース(例えば、PUSCH機会)及び1つ又は複数の下りリンク参照信号との間の関連付けを示す場合、無線デバイスは、第1の下りリンク参照信号に基づいて、少なくとも1つのUL無線リソース(例えば、PUSCH機会)を決定することができる。
1つ又は複数のUL無線リソースは、図7のフレーム構造、及び/又は図8のOFDM無線構造に基づいて示され得る。例えば、1つ又は複数のUL無線リソースの時間領域リソースは、特定のSFN(SFN=0)、スロット番号、OFDMシンボル番号、及び/又はそれらの組み合わせに関して示される。例えば、1つ又は複数のUL無線リソースの時間領域リソースは、サブキャリア番号、リソース要素の数、リソースブロックの数、RBG番号、周波数領域無線リソースの周波数インデックス及び/又はそれらの組み合わせに関して示される。例えば、1つ又は複数のUL無線リソースは、選択されたRAPの1つ又は複数のPRACH機会に関する時間オフセット及び/又は周波数オフセットに基づいて示され得る。UL伝送は、例えば、同じスロット(又はサブフレーム)及び/又は異なるスロット、例えば、連続するスロット(又はサブフレーム)で発生し得る。例えば、1つ又は複数のUL無線リソース(例えば、PUSCH機会)は、周期的に構成され得、例えば、構成された許可タイプ1又はタイプ2の周期的なリソースである。
2段階RA手順のためのPUSCH機会は、2段階RA手順のMsgA 1331におけるPRACHプリアンブルに関連するトランスポートブロック1342(例えば、ペイロード)伝送のための上りリンク無線リソースであり得る。PUSCH機会のリソース割り当ての1つ又は複数の例は、(限定されないが)PUSCH機会がPRACH機会とは別に構成されることであり得る。例えば、PUSCH機会の場合、構成された許可(例えば、構成された許可タイプ1/タイプ2及び/又はSPS)によって示される周期的なリソースに基づいて決定され得る。無線デバイスは、MsgA伝送のためのPRACHとPUSCHの間の関連付けに基づいて、PUSCH機会をさらに決定することができる。例えば、無線デバイスは、基地局から、変調及び符号化方式、トランスポートブロックサイズ、FDMされたPUSCH機会の数(FDMされたPUSCH機会はガードバンド及び/又はガード間隔(存在すれば)を含み得、同じMsg A PUSCH構成でのFDMされたPUSCH機会は、周波数領域で連続してもよい)、PUSCH機会ごとのPRBの数、PUSCH機会ごとのDMRSシンボル/ポート/シーケンスの数、Msg A PUSCH(トランスポートブロック1342)伝送用の繰り返し回数、PRBレベルのガードバンドの帯域幅、ガード間隔の長さ、トランスポートブロック1342のPUSCHマッピングタイプ、周期性(例えば、Msg A PUSCH構成周期)、(1つ又は複数の)オフセット(例えば、シンボル、スロット、サブフレーム、及び/又はSFNの少なくとも1つの任意の組み合わせに関して)、時間領域リソース割り当て(例えば、Msg A PUSCHのスロット内で開始シンボル、PUSCHの機会ごとのシンボルの数、時間領域PUSCH機会の数)、周波数の開始点のうちの少なくとも1つを示す構成パラメータを受信することができる。
PUSCH機会のリソース割り当ての1つ又は複数の例は、基地局がPRACH機会に対するPUSCH機会の(例えば、時間及び/又は周波数上での)相対的な位置を構成することであり得る(ただし、これらに限定されない)。例えば、PRACH機会におけるPRACHプリアンブルとPUSCH機会との間の時間及び/又は周波数の関係は、単一の仕様の固定値であり得る。例えば、PRACH機会の各PRACHプリアンブルとPUSCH機会の間の時間及び/又は周波数の関係は、単一の仕様の固定値である。例えば、異なるPRACHの機会における異なるプリアンブルは、異なる値を持つ。例えば、PRACH機会とPUSCH機会におけるPRACHプリアンブルとの間の時間及び/又は周波数の関係は、単一の半静的に構成された値である。例えば、PRACH機会の各PRACHプリアンブルとPUSCH機会の間の時間及び/又は周波数の関係は、半静的に構成された値である。例えば、異なるPRACHの機会における異なるプリアンブルは、異なる値を持つ。例えば、上記の例の任意の組み合わせを実装/構成することができ、時間と周波数の関係は同じ代替である必要はない。例えば、無線デバイスは、基地局から、変調及び符号化方式、トランスポートブロックサイズ、FDMされたPUSCH機会の数(FDMされたPUSCH機会はガードバンド及び/又はガード間隔(例えば、存在すれば)を含み得、同じMsg A PUSCH構成でのFDMされたPUSCH機会は、周波数領域で連続してもよい)、PUSCH機会ごとのPRBの数、PUSCH機会ごとのDMRSシンボル/ポート/シーケンスの数、Msg A PUSCH(トランスポートブロック1342)伝送用の繰り返し回数、PRBレベルのガードバンドの帯域幅、ガード間隔の持続時間、トランスポートブロック1342のPUSCHマッピングタイプ、基準点(例えば、特定のSFN、関連するPRACH機会、及び/又は関連するPRACHスロットの開始又は終了)に対する時間オフセット(例えば、スロットレベル及びシンボルレベルの指示の組み合わせ)、PUSCH機会ごとのシンボルの数、TDMされたPUSCH機会の数のうちの少なくとも1つを示す構成パラメータを受信することができる。
2段階RA手順の場合、PUSCHの機会におけるペイロード伝送のためのリソース割り当ては、事前定義及び/又は構成され得る。例えば、PUSCHの機会におけるリソースのサイズは、事前定義及び/又は構成され得る。リソースは、連続的又は非連続的であり得る(例えば、基地局は、このリソースを柔軟に構成し得る)。リソースは、複数のリソースグループに分割することができる。例えば、PUSCH機会内の各リソースグループのサイズは、同じでも異なっていても構わない(例えば、2段階RA手順の構成に依存する)。各リソースグループインデックスは、1つ又は複数のプリアンブルインデックスにマッピングできる。
例えば、基地局は、PUSCH機会の開始点及び/又は再頻度、リソースグループの数、及び各リソースグループのサイズを示す1つ又は複数のパラメータを無線デバイスに対して構成することができる。各リソースグループのインデックスは、プリアンブルインデックス(例えば、特定のプリアンブル)及び/又は特定のPPRACH機会にマッピングできる。無線デバイスは、少なくともプリアンブルインデックスに基づいて(例えば、RO及びPUSCHの機会が1対1のマッピングである場合)、及び/又はROインデックス及びプリアンブルインデックスに基づいて(例えば、複数のROが1つのPUSCH機会に関連付けられている場合)、各リソースグループの位置を決定することができる。
無線デバイスは、基地局から、PUSCH機会の時間/周波数の開始点及び/又はPUSCHリソースの連続的な基本ユニットのセットを示す構成パラメータを受信することができる。リソースユニットのサイズは同じでもよく、基本ユニットの使用可能な総数は事前に構成されてもよい。無線デバイスは、ペイロードサイズに応じて、Msg A 1331伝送に1つ又は複数のリソースユニットを使用できる。開始リソースユニットインデックスはプリアンブルインデックスにマッピングでき、占有されているPUSCHリソースの長さは(リソースユニットの数として)プリアンブルインデックスにマッピングされるか、明示的に示され得る(例えば、UCIで)。
リソースグループの数及び/又は(複数の)プリアンブル、(複数の)リソースグループと(複数の)DMRSポートとの間の詳細なマッピングは、事前に定義され、及び/又は半静的に構成され得る(及び/又はDCIによって動的に示され得る)。例えば、複数のプリアンブルが同じリソースグループにマップされている場合に基地局からのブラインド検出を回避する。
2段階RA手順におけるPUSCHC機会を介したペイロード伝送の場合、無線デバイスは、基地局から、ペイロード伝送のための1つ又は複数のMCS及び1つ又は複数のリソースサイズを示す構成パラメータを受信することができる。MCSとリソースのサイズは、ペイロードのサイズに関連している可能性がある。例えば、無線デバイスによって受信される構成パラメータは、ペイロードのサイズ、MCS、及びリソースサイズの1つ又は複数の組み合わせ(及び/又は関連付け)を示し得る。例えば、1つ又は複数の特定の変調タイプ(例えば、pi/2-BPSK、BPSK、QPSK)を小さなサイズのペイロードに関連付けることができる。例えば、1つ又は複数の特定の変調タイプ(例えば、QPSK)は、特定のRRC状態(例えば、RRCアイドル及び/又はRRC非アクティブ)を有する無線デバイスに使用され得る。例えば、無線デバイスによって受信される構成パラメータは、UL BWP全体及び/又はUL BWPの一部にわたってペイロード伝送に使用されるPRBの数を示し得る(例えば、これは、事前定義され、及び/又はRRCによって半静的に構成され得る)。無線デバイスによって受信される構成パラメータは、トランスポートブロック1342(例えば、ペイロード)の1回又は複数の繰り返しを示し得る。例えば、繰り返しの回数は、ペイロードの伝送のカバレッジ強化のための1つ又は複数の条件(例えば、下りリンク参照信号のRSRP、及び/又は特定のRRC状態、及び/又は無線デバイスのタイプ(例えば、固定、IoTなど))に基づいて事前定義され、半静的に構成され、及び/又はトリガーされる。
無線デバイスは、基地局から、トランスポートブロック1342(例えば、ペイロード)伝送のための1つ又は複数の2段階RA構成を受信することができる。1つ又は複数の2段階RA構成は、ペイロードサイズ、MCS、及び/又はリソースサイズの1つ又は複数の組み合わせを示し得る。1つ又は複数の2段階RA構成の数、及び1つ又は複数の2段階RA構成のそれぞれについての1つ又は複数のパラメータ値(例えば、ペイロードサイズ、MCS、及び/又はリソースサイズ)は、MsgA及び/又は無線デバイスのRRC状態に依存し得る。
構成された2段階RA構成パラメータに基づいて、無線デバイスは、例えば、PRACH機会を介して伝送された少なくとも1つのプリアンブル及び/又はPUSCH機会を介して伝送されたトランスポートブロック1342(例えば、ペイロード)を含むMsgAを基地局に伝送できる。MsgAは、競合解決のための識別子を含み得る。例えば、無線デバイスは、複数のビット(例えば、56ビット及び/又は72ビット)を持つMsgAペイロードとしてMACヘッダーを構築できる。例えば、MsgAは、BSR、PHR、RRCメッセージ、接続要求などを含み得る。例えば、MsgAは、UCIを含み得る。例えば、MsgAがUCIを含む場合、MsgA内のUCIは、MCS指示、HARQ-ACK/NACT及び/又はCSIレポートのうちの少なくとも1つを含み得る。MsgAのHARQは、MsgAの最初の伝送とMsgA PUSCHの1つ又は複数の再送信を組み合わせることができる。例えば、Msg Aは、MsgAのPUSCHにおいてMsgAの伝送時間を示し得る。MsgAのサイズは、ユースケースによって異なる場合がある。
無線デバイスが、基地局から、2段階RAと4段階RAとの間の異なる(又は独立した)PRACH機会を示す構成パラメータを受信する場合があるかもしれない。異なる(又は独立した)PRACHの機会は、受信機の不確実性を減らし、及び/又はアクセス遅延を減らす可能性がある。基地局が基地局によって受信されたプリアンブルのPRACHの機会に基づいて、受信したプリアンブルが無線デバイスによって2段階RA又は4段階RAのどちらについて伝送されたのもかを識別するように、基地局は異なる(又は独立した)PRACHリソースで無線デバイスを構成することができる。基地局は、2段階RA手順と4段階RA手順との間で共有PRACH機会を構成するか、又は別個のPRACH機会を構成するかを柔軟に決定することができる。無線デバイスは、基地局から、2段階RA手順と4段階RA手順との間で共有PRACH機会を構成するか又は別個のPRACH機会を構成するかについての明示的又は暗黙的指示を示すRRCメッセージ及び/又はDCIを受信することができる。基地局が、2段階RAと4段階RAの間で共有される1つ以上のPRACH機会を構成し、2段階RAと4段階RA用に分割されたプリアンブルを構成する場合があるかもしれない。
図17A、図17B、及び図17Cは、本開示の例示的な実施例の一態様による、それぞれ、時間オフセット、周波数オフセット、及び時間オフセットと周波数オフセットの組み合わせに基づくPRACHリソース及び1つ又は複数の関連するUL無線リソースの無線リソース割り当ての例である。例えば、Msg A 1331のPRACH機会及び1つ又は複数の関連するUL無線リソース(例えば、PUSCH機会)には、時間オフセット及び/又は周波数オフセットが割り当てられ得、例えば、RRCメッセージによって(RACH構成の一部として)提供され、及び/又は事前定義(例えば、マッピングテーブルとして)される。図17Aは、本開示の例示的な実施例の一態様による、UL無線リソース(例えば、PUSCH機会)とTDMされたPRACH機会の例である。図17Bは、本開示の例示的な実施例の一態様による、UL無線リソース(例えば、PUSCH機会)とFDMされたPRACH機会の例である。図17Cは、本開示の例示的な実施例の一態様による、UL無線リソース(例えば、PUSCH機会)とTDM及びFDMされたPRACH機会の例である。
無線デバイスは、基地局から、1つ又は複数の下りリンク参照信号(例えば、SSB又はCSI-RS)を受信することができ、前記1つ又は複数の下りリンク参照信号のそれぞれは、2段階のRACH構成によって提供される1つ又は複数のRACHリソース(例えば、PRACH機会)及び/又は1つ又は複数のUL無線リソース(例えば、PUSCH機会)に関連付けられる。無線デバイスは、1つ又は複数の下りリンク参照信号を測定し、測定された受信信号強度及び/又は品質に基づいて(又は他の選択規則に基づいて)、1つ又は複数の下りリンク参照信号の中から少なくとも1つの下りリンク参照信号を選択することができる。無線デバイスは、少なくとも1つの下りリンク参照信号に関連付けられたPRACH機会を介して、及びPRACH機会に関連付けられ、及び/又は少なくとも1つの下りリンク参照信号に関連付けられるUL無線リソース(例えば、PUSCH)を介して、それぞれ、RAP(例えば、プリアンブル1341)及び1つ又は複数のTB(例えば、トランスポートブロック1342)を伝送することができる。
一例では、基地局は、無線デバイスから受信したRAPを使用して、セル内の無線デバイスの1つ又は複数のTBのUL伝送タイミングを調整し、及び/又は1つ又は複数のTBのULチャネル推定を支援することができる。2段階RACH手順における1つ又は複数のTBのUL伝送の一部は、例えば、無線デバイスID、C-RNTI、バッファ状態報告(例えば、バッファステータス報告(BSR))などのサービス要求、1つ又は複数のユーザーデータパケット、及び/又はその他の情報を含み得る。例えば、RRC接続602の状態にある無線デバイスは、無線デバイスの識別子(例えば、無線デバイスID)としてC-RNTIを使用することができる。例えば、RRC非アクティブ604の状態にある無線デバイスは、C-RNTI(使用可能な場合)、回復ID、又は短いMAC-IDを無線デバイスの識別子として使用できる。例えば、RRCアイドル606の状態にある無線デバイスは、C-RNTI(利用可能な場合)、回復ID、短いMAC-ID、IMSI(International Mobile Subscriber Identifier)、T-IMSI(Temporary-IMSI)、及び/又はランダム番号(例えば、無線デバイスによって生成される)を無線デバイスの識別子として使用できる。
2段階RA手順では、無線デバイスは、Msg Aに対応する2つの別個の応答、即ち、RAP(例えば、プリアンブル1342)伝送に対する第1の応答、 1つ又は複数のTBの伝送(例えば、トランスポートブロック1342)に対する第2の応答を受信することができる。無線デバイスは、PDCCH(例えば、共通サーチスペース及び/又は無線デバイス固有のサーチスペース)を監視して、ランダムアクセスRNTIを有する第1の応答を検出することができ、前記ランダムアクセスRNTIは、無線デバイスによるRAP の伝送に使用されるPRACHリソースの時間及び/又は周波数インデックスに基づいて生成される。無線デバイスは、共通のサーチスペース及び/又は無線デバイス固有のサーチスペースを監視して、第2の応答を検出することができる。無線デバイスは、第2のRNTIを使用して、第2の応答を検出することができる。例えば、第2のRNTIは、C-RNTI(構成されている場合)、無線デバイスがRAPを伝送するPRACHの時間及び/又は周波数インデックスに基づいて生成されたランダムアクセスRNTI、又は無線デバイスが1つ以上のTBを伝送する(複数の)PUSCHリソースの時間及び/又は周波数インデックス(及び/又はDM-RS ID)に基づいて生成されたRNTIである。無線デバイス固有のサーチスペースは、基地局から受信されたRRCメッセージによって事前定義及び/又は構成され得る。
1つ又は複数のイベントは、2段階のランダムアクセス手順をトリガーすることができる。例えば、1つ又は複数のイベントは、RRC_IDLEからの初期アクセス、RRC接続再確立手順、ハンドオーバー、UL同期ステータスが同期されていない場合のRRC_CONNECTED 602中のDL又はULデータ到着、RRC_INACTIVE 604からの移行、ビーム障害回復手順、及び/又は他のシステム情報の要求の少なくとも1つであり得る。例えば、PDCCHオーダー、無線デバイスのMACエンティティ、及び/又はビーム障害指示は、ランダムアクセス手順を開始することができる。
無線デバイスは、例えば、伝送されるデータのサービス(例えば、URLLCなどの遅延敏感データ)及び/又は無線条件に応じて、特定の条件で2段階のRA手順を開始することができる。例えば、セルが小さい場合(例えば、TAが必要ない場合)、及び/又は固定無線デバイスの場合(例えば、TAの更新は必要ない)、基地局は、1つ又は複数の無線デバイスに2段階のRA手順を構成することができる。無線デバイスは、1つ又は複数のRRCメッセージ(例えば、MIB、システム情報ブロック、マルチキャスト及び/又はユニキャストRRCシグナリング)を介して、及び/又は2段階のRA手順を開始するために使用されるL1制御シグナリング(例えば、PDCCHオーダー)を介して構成を取得することができる。
例えば、マクロカバレッジエリアにおいて、無線デバイスは、記憶された及び/又は持続されたTA値を有し得、例えば、センサータイプの無線デバイスなどの静止又はほぼ静止した無線デバイスである。この場合、2段階のRA手順を開始できる。マクロカバレッジを有する基地局は、ブロードキャスト及び/又は専用シグナリングを使用して、カバレッジの下で記憶された及び/又は持続されたTA値を有する1つ又は複数の無線デバイスとの間の2段階のRA手順を構成することができる。
RRC接続602状態にある無線デバイスは、2段階のRA手順を実行することができる。例えば、2段階RA手順は、無線デバイスがハンドオーバー(例えば、ネットワークによるハンドオーバー)を実行するとき、及び/又は無線デバイスが遅延に敏感なデータの伝送のためにULグラントを必要又は要求し、且つスケジューリング要求を伝送するために使用できる物理層の上りリンク制御チャネルリソースがないときに開始され得る。RRC非アクティブ604状態にある無線デバイスは、例えば、RRC非アクティブ604状態に留まっているとともに、小さなデータ伝送又は接続を再開するために、2段階のRA手順を実行することができる。無線デバイスは、例えば、無線リンクの確立、無線リンクの再確立、ハンドオーバー、UL同期の確立、及び/又はULグラントがない場合のスケジューリング要求などの初期アクセスのために、2段階のRA手順を開始することができる。
以下の説明は、RA手順の1つ又は複数の例を提示する。以下に記載される手順及び/又はパラメータは、特定のタイプのRA手順に限定されなくてもよい。以下に記載される手順及び/又はパラメータは、4段階のRA手順及び/又は2段階のRA手順に適用され得る。例えば、RA手順は、以下の説明で4段階のRA手順及び/又は2段階のRA手順を指し得る。
無線デバイスは、セルサーチを実行することができる。例えば、無線デバイスは、セルサーチ手順中にセルとの時間及び周波数同期を取得し、セルの第1の物理層セルIDを検出することができる。例えば、無線デバイスが既に1つ又は複数の同期信号(SS)(例えば、プライマリ同期信号(PSS)及びセカンダリ同期信号(SSS))を受信したときに、無線デバイスはセルサーチを実行することができる。無線デバイスは、1つ又は複数の物理放送チャネル(PBCH)、PSS、及びSSSの受信機会が連続したシンボルであり、例えば、SS/PBCHブロック(SSB)を形成すると想定することができる。例えば、無線デバイスは、SSS、PBCH復調参照信号(DM-RS)、及びPBCHデータが同じリソース要素ごとのエネルギー(energy per resource element, EPRE)を持っていると想定することができる。例えば、無線デバイスは、SS /PBCHブロック内のPSS EPREとSSS EPREの比率が特定の値(例えば、0dB又は3dB)であると想定することができる。例えば、無線デバイスに、例えばRRCメッセージによって半静的に構成された専用上位層パラメータが提供されていない場合、無線デバイスは、SSS EPREに対するPDCCH DM-RS EPREの比率が特定の範囲(例えば、-8dBから8dB)内にあると決定することができる。
無線デバイスは、1つ又は複数の候補SS/PBCHブロックの第1のシンボルインデックスを決定することができる。例えば、SS/PBCHブロックを備えたハーフフレームの場合、1つ又は複数の候補SS/PBCHブロックの第1のシンボルインデックスは、SS/PBCHブロックのサブキャリア間隔に従って決定され得る。例えば、インデックス0は、ハーフフレームの1番目のスロットの1番目のシンボルに対応する。例として、15 kHzのサブキャリア間隔に対して、1つ又は複数の候補SS/PBCHブロックの1番目のシンボルは、インデックス{2, 8}+14・nを持ち得る。例えば、3 GHz以下のキャリア周波数の場合はn=0, 1、例えば、キャリア周波数が3GHzより大きく6GHz以下の場合はn=0, 1, 2, 3である。ハーフフレーム内の1つ又は複数の候補SS/PBCHブロックは、時間の昇順で、例えば0からL-1までインデックス付けできる。無線デバイスは、例えば、PBCHで伝送されるDM-RSシーケンスの1つ又は複数のインデックスとの1対1のマッピングから、ハーフフレームあたりのSS/PBCHブロックインデックスのいくつかのビットを決定することができる(例えば、L=4の場合は2つの最下位有効ビット(LSB)、又はL>4の場合は3 LSBビット)。
ランダムアクセス手順の開始前に、基地局は、1つ又は複数のRRCメッセージを伝送して、RACH構成の1つ又は複数のパラメータを用いて無線デバイスを構成することができる。例えば、4段階RA手順、2段階RA手順、及び/又は4段階RA手順と2段階RA手順の両方。1つ又は複数のRRCメッセージは、1つ又は複数の無線デバイスにブロードキャスト又はマルチキャストすることができる。1つ又は複数のRRCメッセージは、無線デバイス固有のメッセージ、例えば、RRC非アクティブ1520又はRRC接続1530にある無線デバイスに伝送される専用RRCメッセージであり得る。1つ又は複数のRRCメッセージは、1つ又は複数のランダムアクセスリソースを介して少なくとも1つのプリアンブルで伝送するために必要な1つ又は複数のパラメータを含み得る。例えば、前記1つ又は複数のパラメータは、PRACHリソース割り当て(例えば、1つ又は複数のPRACH機会のリソース割り当て)、プリアンブルフォーマット、SSB情報(例えば、SSBの総数、SSB伝送の下りリンクリソース割り当て、SSB伝送の送信電力、1つ又は複数のRRCメッセージ及び/又はその他の情報を伝送するビームに対応するSSBインデックス)、及び/又は1つ又は複数のトランスポートブロック伝送用の上りリンク無線リソースのうちの少なくとも1つを示し得る。
基地局はさらに、1つ又は複数の下りリンク参照信号を伝送することができる。例えば、1つ又は複数の下りリンク参照信号は、1つ又は複数の発見参照信号を含み得る。無線デバイスは、1つ又は複数の下りリンク参照信号の中から第1の下りリンク参照信号を選択することができる。例えば、第1の下りリンク参照信号は、1つ又は複数の同期信号及び物理放送チャネル(SS/PBCH)を含み得る。例えば、無線デバイスは、1つ又は複数の同期信号に基づいて下りリンク同期を調整することができる。例えば、1つ又は複数の下りリンク参照信号は、1つ又は複数のチャネル状態情報参照信号(CSI-RS)を含み得る。
1つ又は複数のRRCメッセージは、1つ又は複数の下りリンク制御チャネル(例えば、PDDCH)を示す1つ又は複数のパラメータをさらに含み得る。1つ又は複数の下りリンク制御チャネルのそれぞれは、1つ又は複数の下りリンク参照信号のうちの少なくとも1つに関連付けられ得る。例えば、第1の下りリンク参照信号は、1つ又は複数のシステム情報(例えば、マスター情報ブロック(MIB)及び/又はシステム情報ブロック(SIB))を含み得る。基地局は、1つ又は複数のシステム情報を含む(複数の)メッセージを、例えば、物理放送チャネル(PBCH)、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)、及び/又は物理下りリンク共有チャネル(PDSCH)で伝送することができる。
1つ又は複数のシステム情報は、少なくとも1つの情報要素(例えば、PDCCH-Config、PDCCH-ConfigSIB1、PDCCH-ConfigCommon、及び/又はそれらの任意の組み合わせ)を含み得る。少なくとも1つの情報要素は、例えば、無線デバイスに1つ又は複数の制御パラメータを示すために、基地局から伝送され得る。1つ又は複数の制御パラメータは、1つ又は複数の制御リソースセット(CORESET)を示し得る。例えば、1つ又は複数の制御パラメータは、第1の共通CORESET#0(例えば、controlResourceSetZero)及び/又は第2の共通CORESET(例えば、commonControlResourceSet)を示すパラメータを含む。1つ又は複数の制御パラメータは、1つ又は複数のサーチスペースセットをさらに含み得る。例えば、1つ又は複数の制御パラメータは、システム情報ブロックの第1のサーチスペース(例えば、SearchSpaceSIB1)、及び/又は第1の共通サーチスペース#0(例えば、SearchSpaceZero)、及び/又は第1のランダムアクセスサーチスペース(例えば、RA-SearchSpace)、及び/又は第1のページングサーチスペース(例えば、PagingSearchSpace)のパラメータを含む。無線デバイスは、1つ又は複数の下りリンク制御チャネルを取得、構成、及び/又は監視するために、1つ又は複数の制御パラメータを使用することができる。
無線デバイスは、1つ又は複数の制御リソースセット内の1つ又は複数の下りリンク制御チャネルの1つ又は複数の候補のセットを監視することができる。1つ又は複数の制御リソースセットは、第1のアクティブなサービングセル上の第1のアクティブな下りリンク周波数帯域(例えば、アクティブ帯域幅部分(BWP))で定義され得る。例えば、最初にアクティブ化されたサービングセルは、ネットワークによって、1つ又は複数のサーチスペースセットを備えた無線デバイスに構成される。例えば、無線デバイスは、第1の下りリンク制御情報(DCI)の第1のフォーマットに従って、1つ又は複数の下りリンク制御チャネルの候補のセット内の1つ又は複数の下りリンク制御チャネルのそれぞれを復号する。1つ又は複数の下りリンク制御チャネルの候補のセットは、1つ又は複数のサーチスペースセットに関して定義することができる。例えば、1つ又は複数の検索スペースセットは、1つ又は複数の共通サーチスペースセット(例えば、TypeO-PDCCH、TypeOA-PDCCH、Type1-PDCCH、Type2-PDCCH、及び/又はType3-PDCCH)、1つ又は複数の無線デバイス特定のサーチスペースセット、及び/又はそれらの任意の組み合わせである。
例えば、無線デバイスは、Type0-PDCCH共通サーチスペースセット内の1つ又は複数の下りリンク制御チャネルの候補のセットを監視することができる。例えば、TypeO-PDCCH共通サーチスペースセットは、少なくとも1つの情報要素(例えば、MIB内のPDCCH-ConfigSIB1)によって構成できる。例えば、TypeO-PDCCH共通サーチスペースセットは、1つ又は複数のサーチスペースセット(例えば、PDCCH-ConfigCommonのsearchSpaceSIB1、又はPDCCH-ConfigCommonのsearchSpaceZero)によって構成できる。例えば、TypeO-PDCCH共通サーチスペースセットは、特定の無線ネットワーク一時識別子(例えば、システム情報無線ネットワーク一時識別子(SI-RNTI))によってスクランブルされた第1の下りリンク制御情報の第1のフォーマットのために構成できる。
例えば、無線デバイスは、Type1-PDCCH共通サーチスペースセット内の1つ又は複数の下りリンク制御チャネルの候補のセットを監視することができる。例えば、Type1-PDCCH共通サーチスペースセットは、1つ以上のサーチスペースセット(例えば、PDCCH-ConfigCommonのra-searchSpace)によって構成できる。例えば、Type1-PDCCH共通サーチスペースセットは、第2の無線ネットワーク一時識別子(例えば、ランダムアクセス無線ネットワーク一時識別子(RA-RNTI)、一時的なセル無線ネットワークの一時的な識別子(TC-RNTI)、C-RNTI、及び/又は2段階のRA手順に基づいて無線デバイスによって生成されたRNTI、例えばMsgB-RNTI)によってスクランブルされた第2の下りリンク制御情報の第2のフォーマットのために構成され得る。
無線デバイスは、例えば、セルサーチ中に、第1の共通サーチスペース(例えば、Type0-PDCCH)のために設定された第1の制御リソースが存在することを決定することができる。第1の制御リソースセットは、1つ又は複数のリソースブロック及び1つ又は複数のシンボルを含み得る。1つ又は複数のRRCメッセージは、1つ又は複数の下りリンク制御チャネルの1つ又は複数の監視機会を示す1つ又は複数のパラメータを含み得る。例えば、無線デバイスは、第1の共通サーチスペース用の第1の制御リソースセットについて、連続するリソースブロックの数及び連続するシンボルの数を決定する。例えば、少なくとも1つの情報要素(例えば、PDCCH-ConfigSIB1)の1つ又は複数のビット(例えば、4つの最上位ビット)は、連続するリソースブロックの数と連続するシンボルの数を示す。無線デバイスは、少なくとも1つの情報要素(例えば、PDCCH-ConfigSIB1)の1つ又は複数のビット(例えば、4つの最下位ビット)から、1つ又は複数の下りリンク制御チャネルの1つ又は複数の監視機会を決定することができる。例えば、第1の下りリンク参照信号(例えば、SSB又はCSI-RS)に関連付けられる1つ又は複数の下りリンク制御チャネルの1つ又は複数の監視機会は、第1の制御リソースセットの1つ又は複数のシステムフレーム番号及び1つ又は複数のスロットインデックスに基づいて決定される。例えば、第1のインデックスを有する第1の下りリンク参照信号は、第1のフレーム番号及び第1のスロットインデックスと時間的にオーバーラップする。
無線デバイスは、第1の下りリンク参照信号(例えば、SSB又はCSI-RS)に基づいて、1つ又は複数の下りリンク制御チャネルから特定の下りリンクチャネルを選択(又は決定)することができる。例えば、無線デバイスは、1つ又は複数の下りリンク制御チャネルと1つ又は複数の下りリンク参照信号との間の関連付けを示す(複数の)メッセージを受信する。無線デバイスは、例えば、第1の値よりも大きい第1の下りリンク参照信号のRSRPに基づいて、1つ又は複数の下りリンク参照信号から第1の下りリンク参照信号(例えば、SSB又はCSI-RS)を選択することができる。前記関連付けに基づいて、無線デバイスは、第1の下りリンク参照信号に関連付けられた特定の下りリンクチャネルを決定する。無線デバイスは、第1の下りリンクチャネルの受信に関連する復調参照信号アンテナポートが、第1の下りリンク参照信号と準ロケーション(QCL)である判断することができる。例えば、第1の下りリンクチャネル及び第1の下りリンク参照信号(例えば、対応するSS/PBCHブロック)の受信に関連する復調参照信号アンテナポートは、平均ゲイン、QCL-TypeA、及び/又はQCL-TypeDのうちの少なくとも1つに関して準ロケーションに配置され得る。
無線デバイスは、基地局から、1つ又は複数のランダムアクセスパラメータを含む1つ又は複数のRRCメッセージを受信することができる。例えば、1つ又は複数のRRCメッセージは、共通(又は汎用)ランダムアクセス構成メッセージ(例えば、RACH-ConfigCommon及び/又はRACH-ConfigGeneric)を含み、ランダムアクセスプリアンブルの総数(例えば、totalNumberOfRA-Preambles)、1つ又は複数のPRACH構成インデックス(例えば、prach-Configurationlndex)、時間インスタンスで周波数領域で多重化(FDM)され得るPRACHの機会の数(例えば、msg1-FDM)、第1のリソースブロックに対する周波数領域での最低PRACH機会のオフセット(例えば、msg1-FrequencyStart)、PRACH用の電力ランピングステップ(例えば、powerRampingStep)、ネットワークレシーバー側のターゲット電力レベル(preambleReceivedTargetPower)、実行され得るランダムアクセスプリアンブル伝送の最大数(例えば、preambleTransMax)、ランダムアクセス応答用のウィンドウ長(つまり、RAR、例えば、Msg2)(例えば、ra-ResponseWindow)、ランダムアクセスチャネル(RACH)の機会ごとのSSBの数とSSBごとの競合ベースのプリアンブルの数(例えば、ssb-perRACH-OccasionAndCB-PreamblesPerSSB)のうちの少なくとも1つを示す。例えば、ランダムアクセスプリアンブルの総数は、RACH機会ごとのSSBの数の倍数になり得る。例えば、RARのウィンドウの長さはスロットの数であり得る。例えば、専用のランダムアクセス構成メッセージ(例えば、RACH-ConfigDedicated)は、競合のないランダムアクセスのための1つ又は複数のRACH機会(例えば、機会)、及びランダムアクセスリソース選択のための1つ又は複数のPRACHマスクインデックス(例えば、ra-ssb-OccasionMaskIndex)を含み得る。
1つ又は複数のランダムアクセスパラメータ(例えば、ssb-perRACH-OccasionAndCB-PreamblesPerSSB)は、第1のPRACH機会に関連付けられている1つ又は複数の下りリンク参照信号(例えば、SS/PBCHブロック)の第1の数(例えば、N)を示し得る。1つ又は複数のランダムアクセスパラメータ(例えば、ssb-perRACH-OccasionAndCB-PreamblesPerSSB)は、第1の下りリンク参照信号及び第1のPRACH機会のための1つ又は複数のランダムアクセスプリアンブルの第2の数(例えば、R)を示し得る。1つ又は複数のランダムアクセスプリアンブルは、競合ベースのプリアンブルであり得る。第1の下りリンク参照信号は、第1のSS/PBCHブロックであり得る。例えば、第1の数(例えば、N<1の場合)は、第1のSS/PBCHブロックが少なくとも1つ(例えば、1/N)の連続する有効なPRACH機会にマッピングされ得ることを示す。例えば、第2の数(例えば、R)は、第1のSS/PBCHブロックに関連付けられた連続したインデックスを持つ少なくとも1つのプリアンブルが、第1の有効なPRACH機会の第1のプリアンブルインデックスから開始できることを示す。
例えば、1つ又は複数のPRACH構成インデックス(例えば、prach-ConfigurationIndex)は、プリアンブルフォーマット、1つ又は複数のPRACH時間リソースの周期性、1つ又は複数のPRACHサブフレーム番号、1つ又は複数のPRACHサブフレーム内のPRACHスロットの数、PRACH開始シンボル番号、及び/又はPRACHスロット内の時間領域PRACH機会の数を示し得る。
前記1つ又は複数のランダムアクセスパラメータは、1つ又は複数のSS/PBCHブロックを1つ又は複数のPRACH機会にマッピングするための関連付け期間をさらに含み得る。例えば、1つ以上のSS/PBCHブロックインデックスは、順序に基づいて1つ以上のPRACH機会にマップされる。順序の例は次のとおりである。つまり、第1のPRACHの機会における少なくとも1つのプリアンブルのインデックスの昇順、 1つ又は複数の周波数リソースのインデックスの昇順(例えば、周波数多重化のためのPRACH機会)、第1のPRACHスロット内の1つ又は複数の時間リソース(例えば、時分割多重化のためのPRACH機会)のインデックスの昇順、及び/又はPRACHスロットのインデックスの昇順である。
RA手順(例えば、SCell追加及び/又はTA更新のために)を開始する制御命令は、少なくとも1つのPRACHマスクインデックスを含み得る。少なくともPRACHマスクインデックスは、1つ又は複数の下りリンク参照信号(例えば、SSB及び/又はCSI-RS)に関連する1つ又は複数のPRACH機会を示し得る。図18は、本開示の例示的な実施例の一態様による、制御命令によって示され得るPRACHマスクインデックス値の例を示す。無線デバイスは、制御命令(例えば、PDCCH命令)によって示されるPRACHマスクインデックス値に基づいて、特定の下りリンク参照信号(例えば、SSB及び/又はCSI-RS)の1つ又は複数のPRACH機会を識別し得る。制御命令(例えば、PDCCH)は、特定のSSB(又はCSI-RS)を示すフィールドを含み得る。例えば、図18で許可されたPRACHの機会は、特定のSSBのインデックスに(例えば、連続して)マッピングされ得る。無線デバイスは、第1の関連付け期間における特定のSSBの第1のPRACHマスクインデックス値によって示される第1のPRACH機会を選択することができる。第1の関連付け期間は、第1のマッピング周期であり得る。無線デバイスは、第1のマッピング周期の1つ又は複数のPRACH機会の1つ又は複数のインデックスをリセットすることができる。
無線デバイスは、基地局から、図13A及び/又は図13Bのランダムアクセス手順及び/又は図13Cの2段階ランダムアクセス手順のランダムアクセスパラメータを示す1つ又は複数のメッセージを受信することができる。例えば、1つ又は複数のメッセージは、ブロードキャストRRCメッセージ、無線デバイス固有のRRCメッセージ、及び/又はそれらの組み合わせである。例えば、1つ又は複数のメッセージは、ランダムアクセス共通構成(例えば、RACH-ConfigCommon)、ランダムアクセス汎用構成(例えば、RACH-ConfigGeneric)、及び/又は無線デバイス専用のランダムアクセス構成(例えば、RACH-ConfigDedicated)のうちの少なくとも一つを含む。例えば、競合ベース(4段階及び/又は2段階)のランダムアクセス手順の場合、無線デバイスは基地局から少なくともRACH-ConfigCommon及びRACH-ConfigGenericを受信する。例えば、競合のない(4段階及び/又は2段階)ランダムアクセス手順の場合、無線デバイスは基地局から少なくともRACH-ConfigDedicatedとRACH-ConfigCommon及び/又はRACH-ConfigGenericを受信しする。SCellでのランダムアクセス手順は、第1のインデックス(事前定義又は構成されている場合があり、例えば、ObOOOOOO)とは異なるra-Preamblelndexを有するPDCCHオーダーによって開始され得る。
無線デバイスは、少なくとも、RACH-ConfigCommon、RACH-ConfigGeneric及びRACH-ConfigDedicatedの少なくとも1つで構成された(複数の)パラメータに基づいて、ランダムアクセス手順を開始することができる。例えば、無線デバイスは、例えば、基地局からのPDCCH命令の受信後又は受信に応答して、無線デバイスのMACエンティティ及び/又は無線デバイスのRRCによってランダムアクセス手順を開始する。無線デバイスは、1つ又は複数のランダムアクセス手順を開始する必要があることに基づいて、1つ又は複数の状態にある可能性がある。例えば、MACエンティティには任意の時点で進行中のランダムアクセス手順が1つある。例えば、無線デバイスのMACエンティティがランダムアクセス手順の要求を受信したときに、別のエンティティがすでにMACエンティティで進行中の場合、無線デバイスは、進行中の手順を続行するか、新しい手順(例えば、SI要求のために)を開始することができる。
ランダムアクセス共通構成(例えば、RACH-ConfigCommon)の例は、以下のようになり得る。
RACH-ConfigCommon ::= SEQUENCE {
rach-ConfigGeneric RACH-ConfigGeneric,
totalNumberOfRA-Preambles INTEGER (1..63) OPTIONAL,
ssb-perRACH-OccasionAndCB-PreamblesPerSSB CHOICE {
oneEighth ENUMERATED
{n4,n8,n12,n16,n20,n24,n28,n32,n36,n40,n44,n48,n52,n56,n60,n64},
oneFourth ENUMERATED {n4,n8,n12,n16,n20,n24,n28,n32,n36,n40,n44,n48,n52,n56,n60,n64},
oneHalf ENUMERATED {n4,n8,n12,n16,n20,n24,n28,n32,n36,n40,n44,n48,n52,n56,n60,n64},
one ENUMERATED {n4,n8,n12,n16,n20,n24,n28,n32,n36,n40,n44,n48,n52,n56,n60,n64},
two ENUMERATED {n4,n8,n12,n16,n20,n24,n28,n32},
four INTEGER (1..16),
eight INTEGER (1..8),
sixteen INTEGER (1..4)
} OPTIONAL, -- Need M
groupBconfigured SEQUENCE {
ra-Msg3SizeGroupA ENUMERATED { b56, b144, b208, b256, b282, b480, b640, b800, b1000, spare7, spare6, spare5, spare4, spare3, spare2, spare1},
messagePowerOffsetGroupB ENUMERATED { minusinfinity, dB0, dB5, dB8, dB10, dB12, dB15, dB18},
numberOfRA-PreamblesGroupA INTEGER (1..64)
} OPTIONAL, -- Need R
ra-ContentionResolutionTimer ENUMERATED { sf8, sf16, sf24, sf32, sf40, sf48, sf56, sf64},
rsrp-ThresholdSSB RSRP-Range OPTIONAL, -- Need R
rsrp-ThresholdSSB-SUL RSRP-Range OPTIONAL, -- Cond SUL
prach-RootSequenceIndex CHOICE {
l839 INTEGER (0..837),
l139 INTEGER (0..137)
},
msg1-SubcarrierSpacing SubcarrierSpacing OPTIONAL, --Need S
restrictedSetConfig ENUMERATED {unrestrictedSet, restrictedSetTypeA, restrictedSetTypeB},
msg3-transformPrecoding ENUMERATED {enabled} OPTIONAL, -- Need R, …
}
例えば、messagePowerOffsetGroupBは、プリアンブル選択の閾値を示す。 MessagePowerOffsetGroupBの値はdB単位であり得る。例えば、RACH-ConfigCommonのminusInfinityは無限大に対応する。値dBOは0dBに対応し、dB5は5dBに対応し得る。RACH-ConfigCommonのmsgl-SubcarrierSpacingは、PRACHのサブキャリア間隔を示し得る。1つ又は複数の値、例えば15又は30 kHz(<6GHz)、60又は120 kHz(>6GHz)が適用され得る。msgl-SubcarrierSpacingに対応する層1パラメータ(例えば、‘prach-Msg1SubcarrierSpacing)が存在する場合がある。例えば、このパラメータがない場合、無線デバイスは、RACH-ConfigGenericにおけるprach-Configurationlndexから派生したSCSを適用できる。基地局は、msg3 -transformPrecodingを使用して、変換プリコーディングがデータ伝送に対して有効になっているかどうかを無線デバイスに示すことができる(例えば、4段階RA手順でのMsg3及び/又は2段階RA手順での1つ又は複数のTB伝送)。msg3-transfromPrecodingがない場合は、それが無効になっていることを示し得る。 numberOfRA-PreamblesGroupAは、グループAのSSBごとの競合ベース(CB)プリアンブルの数を示し得る。これにより、グループBで使用可能なSSBごとのCBプリアンブルの数が暗黙的に決定され得る。この設定はssb-perRACH-OccasionAndCB-PreamblesPerSSBの設定と一致することができる。 prach-RootSequencelndexは、PRACHルートシーケンスインデックスを示し得る。ssb-perRACH-OccasionAndCB-PreamblePerSSBに対応する層1パラメータ(例えば、「PRACHRootSequencelndex」)が存在し得る。値の範囲は、プリアンブルのサイズ、例えば、プリアンブルの長さ(L)がL=839であるかL=139であるかによって異なる。ra-ContentionResolutionTimerは、競合解決タイマーの初期値を示し得る。例えば、RACH-ConfigCommonの値ms 8は8 msを示し、値ms16は16 msを示す。ra- Msg3SizeGroupAは、ビット単位のトランスポートブロックサイズ閾値を示し得る。例えば、無線デバイスは、トランスポートブロックサイズがra-Msg3SizeGroupA未満の場合、グループAの競合ベースのRAプリアンブルを使用できる。rach-ConfigGenericは、RACH-ConfigGenericの1つ以上の汎用RACHパラメータを示し得る。restrictedSetConfigは、制限されていないセット又は2種類の制限されたセットの1つの構成を示し得る。rsrp-ThresholdSSBは、SSブロック選択の閾値を示し得る。例えば、無線デバイスは、閾値を満たすSSブロックに基づいて、パス損失の推定と(再)送信のためのSSブロックと対応するPRACHリソースを選択できる。rsrp-ThresholdSSB-SULは、上りリンクキャリア選択の閾値を示し得る。例えば、無線デバイスは、ランダムアクセスを実行するために、この閾値に基づいて補助上りリンク(SUL)キャリアを選択することができる。ssb-perRACH-OccasionAndCB-PreamblesPerSSBは、RACH機会ごとのSSBの数と、SSBごとの競合ベースのプリアンブルの数を示し得る。ssb-perRACH-OccasionAndCB-PreamblesPerSSBに対応する層1の1つ又は複数のパラメータ(例えば、「SSB-per-rach-occasion」及び/又は「CB-preambles-per-SSB」)が存在してもよい。例えば、RACH機会でのCBプリアンブルの総数は、CB-preambles-per-SSB * max(l,SSB-per-rach-occasion)で指定できる。totalNumberOfRA-Preamblesは、競合ベース及び競合フリーのランダムアクセスに使用されるプリアンブルの総数を示し得る。例えば、totalNumberOfRA-Preamblesは、他の目的(例えば、SI要求)に使用される1つ以上のプリアンブルを含まなくてもよい。例えば、このフィールドが存在しない場合、無線デバイスは、RAに64個のプリアンブルのうちの1つ以上を使用することができる。
RACH-ConfigGenericのランダムアクセス共通構成の例は、以下のとおりであり得る。
RACH-ConfigGeneric ::= SEQUENCE {
prach-ConfigurationIndex INTEGER (0..255),
msg1-FDM ENUMERATED {one, two, four, eight},
msg1-FrequencyStart INTEGER (0..maxNrofPhysicalResourceBlocks-1),
zeroCorrelationZoneConfig INTEGER(0..15),
preambleReceivedTargetPower INTEGER (-202..-60),
preambleTransMax ENUMERATED {n3, n4, n5, n6, n7,n8, n10, n20, n50, n100, n200},
powerRampingStep ENUMERATED {dB0, dB2, dB4, dB6},
ra-ResponseWindow ENUMERATED {sl1, sl2, sl4, sl8, sl10, sl20, sl40, sl80},…
}
例えば、msg1-FDMは、1回のインスタンスでFDMされたPRACH伝送機会の数を示し得る。msgl-FDMに対応する層1パラメータ(例えば、「prach-FDM」)が存在する場合がある。msg1-FrequencyStartは、特定のPRB(例えば、PRB 0)に対する周波数領域でのPRACH伝送機会(例えば、最低のPRACH伝送機会)のオフセットを示し得る。基地局は、対応するRACHリソースがUL BWPの帯域幅内にあるように、msgl-FrequencyStartの値を構成できる。msgl-FreqencyStartに対応する層1パラメータ(例えば、「prach-frequency-start」)が存在し得る。powerRampingStepは、PRACHの電力ランプステップを示し得る。prach-Configurationlndexは、PRACH構成インデックスを示し得る。例えば、無線アクセス技術(例えば、LTE、及び/又はNR)は、1つ又は複数のPRACH構成を事前定義することができ、prach-ConfigurationIndexは、1つ又は複数のPRACH構成のうちの1つを示すことができる。prach-Configurationlndexに対応する層1パラメータ(例えば、「PRACHConfigurationlndex」)が存在し得る。preambleReceivedTargetPowerは、ネットワークレシーバー側のターゲット電力レベルを示し得る。例えば、特定の値の倍数(例えば、dBm単位)を選択できる。上記のRACH-ConfigGenericは、2 dBmの倍数(例:-202、-200、-198、...)が選択された場合の例を示している。preambleTransMaxは、障害を宣言する前に実行されたRAプリアンブル伝送の数を示し得る。例えば、preambleTransMaxは、障害を宣言する前に実行されたRAプリアンブル伝送の最大数を示し得る。ra-ResponseWindowは、スロット(又はサブフレーム、ミニスロット、及び/又はシンボル)の数を単位とするRARウィンドウの長さを示すことができる。基地局は特定の値(例えば、10 ms)以下の値を構成できる。この値は特定の値よりも大きくてもよい(例えば、10ms)。 zeroCorrelationZoneConfigは、プリアンブルシーケンス生成構成(例えば、N-CS構成)のインデックスを示し得る。無線アクセス技術(例えば、LTE及び/又はNR)は、1つ又は複数のプリアンブルシーケンス生成構成を事前定義することができ、zeroCorrelationZoneConfigは、1つ又は複数のプリアンブルシーケンス生成構成の1つを示し得る。例えば、無線デバイスは、zeroCorrelationZoneConfigに基づいてプリアンブルシーケンスのサイクリックシフトを決定できる。zeroCorrelationZoneConfigは、ランダムアクセスプリアンブルのプロパティ(例えば、ゼロ相関ゾーン)を決定できる。
ランダムアクセス専用構成(例えば、RACH-ConfigDedicated)の例は、以下のとおりであり得る。
RACH-ConfigDedicated ::= SEQUENCE {
cfra CFRA OPTIONAL, -- Need N
ra-Prioritization RA-Prioritization OPTIONAL, -- Need N
...
}
CFRA ::= SEQUENCE {
occasions SEQUENCE {
rach-ConfigGeneric RACH-ConfigGeneric,
ssb-perRACH-Occasion ENUMERATED {oneEighth, oneFourth, oneHalf, one, two, four, eight, sixteen} OPTIONAL -- Cond SSB-CFRA
} OPTIONAL, -- Need S
resources CHOICE {
ssb SEQUENCE {
ssb-ResourceList SEQUENCE (SIZE(1..maxRA-SSB-Resources)) OF CFRA-SSB-Resource,
ra-ssb-OccasionMaskIndex INTEGER (0..15)
},
csirs SEQUENCE {
csirs-ResourceList SEQUENCE (SIZE(1..maxRA-CSIRS-Resources)) OF CFRA-CSIRS-Resource,
rsrp-ThresholdCSI-RS RSRP-Range
}
},
...
}
CFRA-SSB-Resource ::= SEQUENCE {
ssb SSB-Index,
ra-PreambleIndex INTEGER (0..63),
...
}
CFRA-CSIRS-Resource ::= SEQUENCE {
csi-RS CSI-RS-Index,
ra-OccasionList SEQUENCE (SIZE(1..maxRA-OccasionsPerCSIRS)) OF INTEGER (0..maxRA-Occasions-1),
ra-PreambleIndex INTEGER (0..63),
...
}
例えば、CSI-RSは、このサービングセルに関連付けられた測定オブジェクトで定義されたCSI-RSリソースの識別子(例えば、ID)によって、無線デバイスに示される。ra- OccasionListは、1つ又は複数のRA機会を示し得る。例えば、無線デバイスが、CSI-RSによって識別された候補ビームを選択する際に競合のないランダムアクセス(CFRA)手順を実行するとき、無線デバイスは、1つ又は複数のRAの機会を使用することができる。ra-Preamblelndexは、このCSI-RSに関連付けられたRA機会に使用するRAプリアンブルインデックスを示し得る。ra-ssb-OccasionMaskIndexは、RAリソース選択用のPRACHマスクインデックスを示し得る。マスクは、ssb-ResourceListで通知された1つ以上のSSBリソースに対して有効である可能性がある。rach-ConfigGenericは、CFRAプロシージャの競合のないランダムアクセス機会の構成を示し得る。ssbs-perRACH-Ocasionは、RACHの機会ごとのSSBの数を示し得る。ra-Preamblelndexは、このSSBによって識別された候補ビームを選択する際にCFRAを実行するときに無線デバイスが使用できるプリアンブルインデックスを示し得る。RACH-ConfigDedicatedのssbは、このサービングセルによって伝送されるSSBの識別子(例えば、ID)を示し得る。RACH-ConfigDedicatedのcfraは、所与のターゲットセルへの競合のないランダムアクセスの1つ以上のパラメータを示し得る。例えば、フィールド(例えば、cfra)が存在しない場合、無線デバイスは競合ベースのランダムアクセスを実行し得る。ra-prioritizationは、所与のターゲットセルへの優先ランダムアクセス手順に適用される1つ又は複数のパラメータを示し得る。例えば、CFRAのフィールドリソースがssbに設定されている場合、RACH-ConfigDedicatedのフィールドSSB-CFRAが存在する可能性があり、そうしないと、存在しない可能性がある。
無線デバイスは、基地局から、以下のうちの少なくとも1つを示す1つ又は複数のRRCメッセージを受信することができる。即ち、ランダムアクセスプリアンブルの伝送用の利用可能なPRACH機会のセット(例えば、prach-Configlndex)、初期ランダムアクセスプリアンブルパワー(例えば、preambleReceivedTargetPower)、SSB及び対応するランダムアクセスプリアンブル及び/又はPRACHの機会を選択するためのRSRP閾値(例えば、rsrp-ThresholdSSB、rsrp-ThresholdSSBは、ビーム障害回復構成(例えば、BeamFailureRecoveryConfig IE)で構成でき、例えば、ランダムアクセス手順がビーム障害回復のために開始された場合)、CSI-RS及び対応するランダムアクセスプリアンブル及び/又はPRACH機会を選択するためのRSRP閾値(例えば、rsrp-ThresholdCSI-RS、rsrp-ThresholdCSI-RSは、rsrp-ThresholdSSBとオフセット値に基づいて計算された値に設定でき、例えば、rsrp-ThresholdSSBにpowerControlOffsetを掛けることによって)、NULキャリアとSULキャリアの間の選択のためのRSRP閾値(例えば、rsrp-ThresholdSSB- SUL)、ビーム障害回復のためにランダムアクセス手順が開始されたときに使用されるrsrp-ThresholdSSBとrsrp-ThresholdCSI-RSの間の電力オフセット(例えば、PowerControlOffset)、パワーランピング係数(例えば、powerRampingStep)、差別化されたランダムアクセス手順の場合のパワーランピング係数(例えば、powerRampingStepHighPriority)、ランダムアクセスプリアンブルのインデックス(例えば、ra-Preamblelndex)、MACエンティティがランダムアクセスプリアンブルを伝送する可能性のあるSSBに関連付けられたPRACH機会を示すインデックス(例えば、ra-ssb-OccasionMasklndex)(例えば、図18は、ra-ssb-OccasionMaskIndex値の例を示している)、MACエンティティがランダムアクセスプリアンブルを伝送できるCSI-RSに関連付けられたPRACH機会(例えば、ra-OccasionList)、ランダムアクセスプリアンブル伝送の最大数(例えば、preambleTransMax)、各PRACH機会にマッピングされたSSBの数、及び各SSBにマッピングされたランダムアクセスプリアンブルの数(例えば、ssb-perRACH-OccasionAndCB-PreamblesPerSSB、RA応答を監視する時間ウィンドウ(持続時間及び/又は間隔)(例えば、ra-ResponseWindow)及び/又は競合解決タイマー(例えば、ra-ContentionResolutionTimer)。
一例では、無線デバイスは、ビーム障害の検出及び回復のためのRA手順を開始する。例えば、無線デバイスは、基地局から、ビーム障害回復手順の(複数の)RRCメッセージを受信する。無線デバイスは、ビーム障害回復手順に基づいて、無線デバイスが1つ又は複数のサービングSSB/CSI-RSの間でビーム障害を検出したSSB又はCSI-RSを、サービング基地局に示すことができる。ビーム障害は、下位層から無線デバイスのMACエンティティまでの1つ又は複数のビーム障害インスタンス指示をカウントすることによって検出できる。例えば、無線デバイスは、基地局から、RRCメッセージ(例えば、ビーム障害回復構成、例えば、BeamFailureRecoveryConfigを含む)を受信し、前記RRCメッセージは、ビーム障害検出用のbeamFailureInstanceMaxCount、ビーム障害検出用のbeamFailureDetectionTimer、ビーム障害回復手順用のbeamFailureRecoveryTimer、ビーム障害回復のRSRP閾値用のrsrp-ThresholdSSB、ビーム障害回復用のpowerRampingStep、ビーム障害回復用のpreambleReceivedTargetPower、ビーム障害回復用のpreambleReceivedTargetPower、ビーム障害回復用のPreambleTransMax、競合のないランダムアクセスプリアンブルを使用してビーム障害回復の応答を監視するための時間ウィンドウ(例えば、ra-ResponseWindow)、ビーム障害回復用のprach-ConfigIndex、ビーム障害回復用のra-ssb-OcessionMaskIndex、ビーム障害回復用のOccasionListのうちの少なくとも一つを示す。
無線デバイスは、ランダムアクセス手順のために1つ又は複数のパラメータ(又は変数)を採用(又は使用又は維持)することができる。例えば、1つ又は複数のパラメータ(又は変数)は、PREAMBLE_INDEX;
PREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTER;
PREAMBLE_POWER_RAMPING_COUNTER;
PREAMBLE_POWER_RAMPING_STEP;
PREAMBLE_RECEIVED_TARGET_POWER;
PREAMBLE_BACKOFF; PCMAX; SCALING_FACTOR_BI;及びTEMPORARY_C-RNTIのうちの少なくとも1つを含む。
無線デバイスは、1つ又は複数のプリアンブル及び1つ又は複数のPRACH機会(又は時間、周波数、及び/又はコードを含むリソース)を選択するためのランダムアクセスリソース選択を実行することができる。例えば、1つ以上の場合があり得る:ビーム障害回復のためにランダムアクセス手順が開始される場合、及び/又はbeamFailureRecoveryTimerが実行されているか、構成されていない場合、及び/又はSSB及び/又はCSI-RSのいずれかに関連付けられたビーム障害回復要求のための競合のないランダムアクセスリソースがRRCによって明示的に提供されている場合、及び/又はcandidateBeamRSListのSSBの中でSS-RSRPがrsrp-ThresholdSSBを超えるSSB、又はcandidateBeamRSListのCSI-RSの中でCSI-RSRPがrsrp-ThresholdCSI-RSを超えるCSI-RSの少なくとも1つが使用可能である場合。この場合、無線デバイスは、candidateBeamRSList内のSSBの中から対応する1つ又は複数のSS-RSRP値がrsrp-ThresholdSSBを超える1つ又は複数のSSBを選択するか、又はCandidateBeamRSList内のCSI-RSの中から対応する1つ又は複数のCSI-RSRP値がrsrp-ThresholdCSI-RSを超える1つ又は複数のCSI-RSを選択できる。例えば、少なくとも1つのCSI-RSに関連付けられたra-Preamblelndexがない場合、無線デバイスは少なくとも1つのCSI-RSを選択し、PREAMBLE_INDEXをcandidateBeamRSList内のSSBに対応するra-Preamblelndexに設定でき、それは無線デバイスによって選択された少なくとも1つのCSI-RSと準ロケーションであり、さもないと、無線デバイスはビーム障害回復要求のために、PREAMBLE_INDEXをランダムアクセスプリアンブルのセットから選択されたSSB又はCSI-RSに対応するra-Preamblelndexに設定できる。
無線デバイスは、PDCCH又はRRCを介して、特定のプリアンブルインデックスではない(例えば、0b000000で、事前定義又は構成され得る)ra-PreambleIndexを受信することができる。この場合、無線デバイスはPREAMBLE_INDEXをシグナリングされたra-Preamblelndexに設定できる。
1つ以上の場合があり得る:SSBに関連する競合のないランダムアクセスリソースが、RRCを介して無線デバイスに明示的に提供され、関連するSSBの中で、SS-RSRPがrsrp-ThresholdSSBを超える少なくとも1つのSSBが利用可能である。この場合、無線デバイスは、関連付けられたSSBの中からSS-RSRPがrsrp-ThresholdSSBを超えるSSBを選択できる。例えば、無線デバイスはPREAMBLE_INDEXを選択したSSBに対応するra-PreambleIndexに設定する。
1つ以上の場合があり得る:CSI-RSに関連する競合のないランダムアクセスリソースが、RRCを介して無線デバイスに明示的に提供され、関連するCSI-RSの中でCSI-RS RSRPがrsrp-ThresholdCSI-RSを超える少なくとも1つのCSI-RSが利用可能である。この場合、無線デバイスは、関連付けられたCSI-RSの中からCSI-RSRPがrsrp-ThresholdCSI-RSを超えるCSI-RSを選択できる。例えば、無線デバイスはPREAMBLE_INDEXを選択したCSI-RSに対応するra-Preamblelndexに設定する。
1つ以上の場合があり得る:SS-RSRPがrsrp-ThresholdSSBを超えるSSBのうちの少なくとも1つが利用可能である。この場合、例えば、無線デバイスはrsrp-ThresholdSSBを超えるSS-RSRPを持つSSBを選択できる。無線デバイスは、例えば、rsrp-ThresholdSSBを超えるSS-RSRPを持つSSBが使用できない場合、任意のSSBを選択できる。例えば、ランダムアクセスリソースの選択は、例えば、Msgl 1311、Msg3 1313、MsgA 1331、及び/又はトランスポートブロック1342の再送信時に実行される。無線デバイスは、Msgl 1311、Msg3 1313、MsgA 1331、及び/又はトランスポートブロック1342の最初の送信に対応するランダムアクセスプリアンブル伝送の試みで使用されたものと同じランダムアクセスプリアンブルグループを選択することができる。例えば、ランダムアクセスプリアンブルとSSB間の関連付けが設定されている場合、無線デバイスは、選択されたSSBに関連付けられたランダムアクセスプリアンブル及び選択されたランダムアクセスプリアンブルグループから、等しい確率でランダムにra-Preamblelndexを選択する。例えば、ランダムアクセスプリアンブルとSSBの間の関連付けが構成されていない場合、無線デバイスは、選択されたランダムアクセスプリアンブルグループ内のランダムアクセスプリアンブルから等しい確率でランダムにra-Preamblelndexを選択する。無線デバイスは、PREAMBLE_INDEXを選択されたra-Preamblelndexに設定できる。
一例では、前述したようにSSBが選択され、且つPRACH機会とSSBとの間の関連付けが構成されている場合、無線デバイスは、ra-ssb-OccasionMaskIndexによって与えられる制限(構成されている場合)によって許可される選択されたSSBに対応するPRACH機会から次に利用可能なPRACH機会を決定する(例えば、無線デバイスのMACエンティティは、選択されたSSBに対応する、同時であるが異なるサブキャリアで発生するPRACH機会の中から(例えば、等しい確率でランダムに)PRACH機会を選択できる。MACエンティティは、選択したSSBに対応する次に利用可能なPRACHの機会を決定する際に、測定ギャップの発生の可能性を考慮に入れることができる)。
一例では、前述したようにCSI-RSが選択され、PRACH機会とCSI-RSとの間の関連付けが構成されている場合、無線デバイスは、選択されたCSI-RSに対応するra-OccasionList内のPRACH機会から次に利用可能なPRACH機会を決定する(例えば、無線デバイスのMACエンティティは、選択されたCSI-RSに対応して、同時であるが異なるサブキャリアで発生するPRACH機会の中から等しい確率でランダムにPRACH機会を選択し得る。選択したCSI-RSに対応する次の利用可能なPRACH機会を決定するとき、MACエンティティは、測定ギャップの発生の可能性を考慮に入れることができる)。
前述したようにCSI-RSが選択され、選択されたCSI-RSに関連する競合のないランダムアクセスリソースがない場合、無線デバイスは、PRACH機会から次に利用可能なPRACH機会を決定することができる。例えば、ra-ssb-OccasionMaskIndex(構成されている場合)によって示され(例えば、ra-ssb-OccasionMaskIndexは、利用可能なPRACH機会を許可する制限を示し得る)、選択されたCSI-RSと準ロケーションされているcandidateBeamRSList内のSSBに対応する(例えば、無線デバイスのMACエンティティは、選択されたCSI-RSと準ロケーションされているSSBに対応する次の利用可能なPRACH機会を決定するときに、測定ギャップの発生の可能性を考慮に入れることができる)。
無線デバイスは、次に利用可能なPRACH機会を決定することができる。例えば、無線デバイスのMACエンティティは、同時に発生するが異なるサブキャリアで発生するPRACH機会の中からPRACH機会を(例えば、等しい確率でランダムに)選択する。MACエンティティは、測定ギャップの発生の可能性に基づいて(例えば、考慮に入れることによって)、次に利用可能なPRACH機会を決定することができる。
無線デバイスは、選択されたPREABLE INDEX及びPRACHの機会に基づいて、ランダムアクセスプリアンブル伝送を実行することができる。例えば、電力ランピングカウンタの一時停止の通知が下位層(例えば、物理層)から受信されていない場合、及び/又は選択されたSSB及び/又はCSI-RSが変更されていない場合(例えば、前のランダムアクセスプリアンブル伝送と同じ)、無線デバイスはPREAMBLE_POWER_RAMPING_COUNTERを例えば1つ又は次の値にインクリメントできる(例えば、カウンタステップサイズは、事前定義されているか、及び/又は半静的に構成されている)。例えば、無線デバイスは、基地局によって事前定義及び/又は半静的に構成できるDELTA_PREAMBLEの値を選択し、PREAMBLE_RECEIVED_TARGET_POWEをpreambleReceivedTargetPower + DELTA_PREAMBLE + (PREAMBLE_POWER_RAMPING_COUNTER - 1) × PREAMBLE_POWER_RAMPING_STEPに設定する。
無線デバイスのMACエンティティは、選択されたPRACH、対応するRA-RNTI(例えば、利用可能な場合)、PREAMBLE_INDEX及びPREAMBLE_RECEIVED_TARGET_POWERを使用してランダムアクセスプリアンブルを伝送するように物理層に指示することができる。例えば、無線デバイスは、ランダムアクセスプリアンブルが伝送されるPRACH機会に関連付けられたRA-RNTIを決定する。一例では、RA-RNTIは、指定されたPRACHの最初のOFDMシンボルのインデックス、システムフレーム内の指定されたPRACHの最初のスロットのインデックス、周波数領域内の指定されたPRACHのインデックス及び/又は上りリンクキャリアインジケータに従って決定され得る。例えば、指定されたPRACHは、無線デバイスがランダムアクセスプリアンブルを伝送するPRACHである。RA-RNTIの例は、次のように決定される。
RA-RNTI= 1 + s_id + 14 ×t_id + 14 × 80 × f_id + 14 × 80 × 8 ×ul_carrier_idここで、s_idは、指定されたPRACHの最初のOFDMシンボルのインデックス(0≦s_id<14)、t_idはシステムフレーム内の指定されたPRACHの最初のスロットのインデックス(0≦t_id<80)、f_idは周波数領域内の指定されたPRACHのインデックス(0≦f_id<8)、ul_carrier_id(NULキャリアの場合は0、SULキャリアの場合は1、又はその逆)は、Msgl 1311伝送又はプリアンブル1341に使用されるULキャリアである。アンライセンス帯域では、RA-RNTIはSFN及び/又はRARウィンドウサイズに基づいてさらに決定できる。例えば、RA-RNTIは、SFNをRARウィンドウサイズ(例えば、RARウィンドウサイズを法とするSFN)で除算した後の余りに基づいてさらに決定できる。アンライセンス帯域でのRA-RNTIの決定の例は次のとおりであり得る。
RA-RNTI= 1 + s_id + 14 ×t_id + 14 × 80 × f_id + 14 × 80 × 8 ×ul_carrier_id × 14 × 80 × 8 × 2 × (SFN modulo RAR window size)、
ここで、SFNは最初のスロットのシステムフレーム番号であり、RARウィンドウサイズは、上位層パラメータ(例えば、RACH-ConfigGenericのra-ResponseWindow)によって設定される。例えば、実装によっては、(SFN modulo RAR window size)は、RA-RNTI計算式で任意のコンポーネント(s_id、14 × t_id、14 × 80 × f_id、和/或14 × 80 × 8 × ul_carrier_id)の前に配置される可能性がある。
ランダムアクセスプリアンブルを伝送した無線デバイスは、ランダムアクセスプリアンブルに対応するランダムアクセス応答について下りリンク制御チャネルの監視を開始することができる。2段階RA手順の場合、無線デバイスは、例えば、PRACHを介したRAPの伝送後又は伝送に応答して、又はPUSCHを介した1つ又は複数のTBの伝送の後に又は伝送に応答して、下りリンク制御チャネルの監視を開始し得る。測定ギャップが発生する可能性があるため、無線デバイスが下りリンク制御チャネルの監視を開始するタイミングが決定されない場合がある。
例えば、無線デバイスがビーム障害回復要求に対して競合のないランダムアクセス手順を実行する場合、無線デバイスは、ランダムアクセスプリアンブル伝送(例えば、4段階のRA手順の場合はMsg1 1311又はMsg1 1321)の終了から、又は1つ又は複数のTBの伝送(例えば、2段階のRA手順の場合はトランスポートブロック1342)の終了からの1番目の下りリンク制御チャネル(例えば、PDCCH)の機会に、ビーム管理構成パラメータ(例えば、BeamFailureRecoveryConfig)で構成されたランダムアクセスウィンドウ(例えば、ra-ResponseWindow)を開始することができる。無線デバイスは、ランダムアクセスウィンドウが実行されている間に、特定のRNTI(例えば、RA-RNTI又はC-RNTI)によって識別されるビーム障害回復要求への応答について、SpCellの最初の下りリンク制御チャネルを監視することができる。
例えば、無線デバイスがビーム障害回復要求のための競合のないランダムアクセス手順を実行しないと、無線デバイスは、ランダムアクセスプリアンブル伝送(例えば、4段階のRA手順の場合はMsg1 1311又はMsg1 1321)の終了から、又は1つ又は複数のTB伝送(例えば、2段階のRA手順の場合はトランスポートブロック1342)の終了からの最初の下りリンク制御チャネルの機会で、ランダムアクセス構成パラメータ(例えば、RACH-ConfigCommon)で構成されたランダムアクセスウィンドウ(例えば、ra-ResponseWindow)を開始することができる。無線デバイスは、ランダムアクセス応答ウィンドウ(例えば、ra-ResponseWindow)が実行されている間に、特定のRNTI(例えば、RA-RNTI又はC-RNTI)によって識別されるランダムアクセス応答について、SpCellの最初の下りリンク制御チャネルの機会を監視することができる。
無線デバイスは、RA-RNTIに基づいてPDCCHを受信することができる。PDCCHは、下りリンク割り当てを示し得、無線デバイスは前記下りリンク割り当てに基づいて、MAC PDUを含む1つ又は複数のTBを受信することができる。例えば、MAC PDUは、対応するサブヘッダーを備えた少なくとも1つのMACサブPDUを含み、前記対応するサブヘッダーは、無線デバイスが基地局に伝送するプリアンブルに一致するランダムアクセスプリアンブル識別子(例えば、RAPID)を含む。この場合、無線デバイスは、ランダムアクセス応答の受信が成功したと判断することができる。例えば、少なくとも1つのMACサブPDUは、ただランダムアクセスプリアンブル識別子(例えば、RAPID)を含み、例えば、無線デバイスがシステム情報要求のために開始するランダムアクセス手順に使用される。
RA手順において、無線デバイスは、Msg1 1313、Msg1 1321、又はMsgA 1331の応答として、基地局から少なくとも1つのRAR(例えば、Msg2 1312、Msg2 1322、又はMsgB 1332)を受信することができる。無線デバイスは、第1の下りリンク制御情報(例えば、DCIフォーマット1_0)について、サーチスペースセット(例えば、Type1-PDCCH共通サーチスペース)を監視することができる。第1の下りリンク制御情報は、特定の無線ネットワーク一時識別子(例えば、RA-RNTI、C-RNTI、又はmsgB-RNTI)によってスクランブルされ得る。第1の下りリンク制御情報は、少なくとも1つのRARを含むPDSCHのスケジューリングを示す下りリンク割り当てを含み得る。無線デバイスは、下りリンク割り当てを使用して、PDSCHのデコード/検出に必要なパラメータを識別できる。例えば、下りリンク割り当ては、PDSCHの時間及び周波数リソース割り当て、PDSCHのサイズ、MCSなどのうちの少なくとも1つを示す。無線デバイスは、パラメータに基づいて少なくとも1つのRARを含むPDSCHを受信することができる。
無線デバイスは、時間ウィンドウの間に第1の下りリンク制御情報(例えば、DCIフォーマット1_0)を監視することができる。時間ウィンドウは、1つ又は複数のRRCメッセージによって示され得る。例えば、時間ウィンドウは、第1の制御リソースセットの特定のシンボル(例えば、最初又は最後のシンボル)から始まる。無線デバイスは、ネットワーク又は基地局から、第1の制御リソースセット上で第1の下りリンク制御情報を受信するために必要な1つ又は複数のパラメータを含む1つ又は複数のRRCメッセージを受信することができる。無線デバイスは、1つ又は複数のパラメータ(例えば、ra-ResponseWindow)に基づいて時間ウィンドウの長さを決定することができる。時間ウィンドウの長さは、スロットの数、OFDMシンボル、及び/又はそれらの任意の組み合わせに関して定義することができる。この場合、長さは、ニューメロロジーに基づいて決定され得るスロット及び/又はOFDMシンボルの持続時間に依存し得る。時間ウィンドウの長さは、絶対時間持続時間に基づいて(例えばミリ秒単位で)定義することができる。
無線デバイスは、例えば、1つ又は複数のランダムアクセス応答の受信に成功したと判断した後又は前記判断に応答して、時間ウィンドウを停止することができる。例えば、1つ又は複数のランダムアクセス応答が、無線デバイスが基地局に伝送するプリアンブルに対応するプリアンブルインデックス(例えば、ランダムアクセスプリアンブル識別子:RAPID)を含む場合、1つ又は複数のランダムアクセス応答の受信が成功したと判断され得る。例えば、RAPIDはPRACH伝送に関連付けられ得る。1つ又は複数のランダムアクセス応答は、無線デバイスに付与された1つ又は複数の上りリンクリソースを示す上りリンクグラントを含み得る。無線デバイスは、1つ又は複数の上りリンクリソースを介して1つ又は複数のトランスポートブロック(例えば、Msg 3 1313)を伝送することができる。
RARは、1つ又は複数のMACサブPDU及び/又はオプションでパディングを含むMAC PDUの形式であり得る。図19Aは、本開示の例示的な実施例の一態様によるRARの例である。MACサブヘッダーはオクテットアラインされている場合がある。各MACサブPDUは、バックオフインジケータのみを備えたMACサブヘッダー、RAPIDのみを備えたMACサブヘッダー(つまり、SI要求の確認)、RAPID及びMAC RARを備えたMACサブヘッダーのうちの少なくとも1つを含み得る。図19Bは、本開示の例示的な実施例の一態様による、バックオフインジケータを備えたMACサブヘッダーの例である。例えば、バックオフインジケータを備えたMACサブヘッダーは、1つ又は複数のヘッダーフィールド、例えば、図19Bに記載されているようなE/T/R/R/BIを含む。例えば、MACサブPDUがバックオフインジケータを備える場合、バックオフインジケータを備えたMACサブPDUは、MAC PDUの先頭に配置できる。RAPIDのみを備えるMACサブPDU、及びRAPIDとMAC RARを備えるMACサブPDUは、バックオフインジケータを備えるMACサブPDUの後のどこにでも配置でき、存在する場合は図19Aで説明されているようにパディングの前に配置できる。本開示の例示的な実施例の一態様によると、RAPIDを備えたMACサブヘッダーは、1つ又は複数のヘッダーフィールド、例えば、図19Cに記載されているE/T/RAPIDを含み得る。存在する場合、パディングはMAC PDUの最後に配置できる。パディングの存在と長さは、TBサイズ、MACサブPDUのサイズに基づいて暗黙的に示される場合がある。
一例では、MACサブヘッダー内の1つ又は複数のヘッダーフィールドは、以下のように示すことができる。具体的に、Eフィールドは、拡張フィールドを示すことができ、前記拡張フィールドは、このMACサブヘッダーを含むMACサブPDUがMAC PDUでの最後のMACサブPDUであるかどうかを示すフラグであり得る。Eフィールドを「1」に設定して、少なくとも別のMACサブPDUが続くことを示すことができる。Eフィールドを「0」に設定して、このMACサブヘッダーを含むMACサブPDUがMAC PDUでの最後のMACサブPDUであることを示すことができる。Tファイルは、MACサブヘッダーにランダムアクセスプリアンブルID又はバックオフインジケーター(1つ以上のバックオフ値が事前定義され、BIがバックオフ値の1つを示し得る)が含まれているかどうかを示すフラグであり得る。Tフィールドを「0」に設定して、サブヘッダー(BI)にバックオフインジケーターフィールドが存在することを示すことができる。Tフィールドを「1」に設定して、サブヘッダー(RAPID)にランダムアクセスプリアンブルIDフィールドが存在することを示すことができる。Rフィールドは、「0」に設定できる予約ビットを示し得る。BIフィールドは、セルの過負荷状態を識別するバックオフインジケータフィールドであり得る。BIフィールドのサイズは4ビットであり得る。RAPIDフィールドは、伝送されたランダムアクセスプリアンブルを識別することができるランダムアクセスプリアンブル識別子フィールドであり得る。例えば、MACサブPDUのMACサブヘッダーのRAPIDがSI要求用に構成されたランダムアクセスプリアンブルの1つに対応する場合、MACサブPDUはMAC RARを含まなくてもよい。
1つ又は複数のMAC RARフォーマットがあり得る。以下のMAC RARフォーマットの少なくとも1つは、4段階のRA手順又は2段階のRA手順で使用できる。例えば、図20は、本開示の例示的な実施例の一態様による、MAC RARフォーマットの1つの例である。MAC RARは、図20に示されるように固定サイズであり得、「0」又は「1」に設定された予約ビットを示し得るRフィールド、タイミング調整の量を制御するために使用されるインデックス値TAを示すことができるタイミングアドバンスコマンドフィールド、上りリンクで使用されるリソースを示すULグラントフィールド、ランダムアクセス中に使用されるIDを示し得るRNTIフィールド(例えば、一時的なC-RNTI及び/又はC-RNTI)のうちの少なくとも1つのフィールドを含み得る。例えば、2段階のRA手順の場合、RARは、UE競合解決ID、1つ又は複数のTBの再送信用のRV ID、1つ又は複数のTB伝送のデコード成功又は失敗インジケータ、及び図20に示される1つ又は複数のフィールドのうちの少なくとも1つを含み得る。
基地局は、2段階のRA手順及び4段階のRA手順のために、MAC PDUにおいてRARを多重化することができる場合がある。無線デバイスは、RAR長さインジケータフィールドを必要としない場合があり、及び/又は無線デバイスは、事前に決定されたRARサイズ情報に基づいて、MAC PDU内の各RARの境界を決定することができる(例えば、2段階のRA手順及び4段階のRA手順のRARのサイズが同じ場合)。例えば、図21は、本開示の例示的な実施例の一態様による、MAC PDUで使用され得る例示的なRARフォーマットであり、前記MAC PDU は2段階のRA手順及び4段階のRA手順のためにRARを多重化する。図21に示されるRARは、2段階のRA手順及び4段階のRA手順のために同じフォーマットを使用する固定サイズであり得る。無線デバイスは、RA手順のタイプに応じて異なる方法で、図21のUE競合解決アイデンティティのためのフィールドのビット列(例えば、6オクテット)を使用(解析、解釈、又は決定)することができる。例えば、2段階のRA手順を開始する無線デバイスは、ビット列に基づいて、例えば競合解決識別子をUE競合解決IDのフィールドのビット列(例えば、6オクテット)と比較して、競合解決が成功した(例えば、解決又は行われた)かどうかを識別する。例えば、4段階のRA手順を開始する無線デバイスは、競合解決の目的以外に、異なる方法でビット列(例えば、6オクテット)を使用(解析、解釈、又は決定)する。例えば、この場合、ビット列は、別の1つ又は複数のMsg3 1313伝送機会、パディングビットなどに対する別のULグラントを示し得る。
一例では、2段階RA手順のRARは、4段階RA手順のRARとは異なるフォーマット、サイズ、及び/又はフィールドを有し得る。例えば、図22A及び図22Bは、本開示の例示的な実施例の一態様による2段階のRA手順に使用され得る例示的なRARフォーマットである。例えば、1つ又は複数のRAR(例えば、2段階及び4段階のRA手順のRAR)がMAC PDUに多重化され、RARは多重化されたRARの間(例えば、2段階RA手順の間及び/又は2段階RA手順と4段階RA手順の間)で異なるフォーマットを持つ場合、RARは、RARタイプ又はRAR長さを示すためのフィールド(図21、図22A及び図22Bに示される予約「R」フィールド)を含み得る。RARタイプ(又は長さ)を示すためのフィールドは、サブヘッダー(MACサブヘッダーなど)、MAC RAR、又はRAR内の別のMACサブPDU(例えば、図19AのMACサブPDU 1及び/又はMACサブPDU 2のように、RARタイプ(又は長さ)を示す別のMACサブPDUがあり得る)にあり得る。RARは、サブヘッダー又はRARの暗黙的及び/又は明示的なインジケーターに対応するさまざまなタイプのフィールドを含み得る。無線デバイスは、1つ又は複数のインジケータに基づいてMAC PDU内の1つ又は複数のRARの境界を決定することができる。
無線デバイスが、無線デバイスから受信したプリアンブルへの応答として基地局から伝送されたランダムアクセス応答について下りリンク制御チャネルを監視することができるランダムアクセス応答ウィンドウがあり得る。例えば、基地局は、RARウィンドウの値を含むメッセージを伝送することができる。例えば、メッセージ内のセル共通又は無線デバイス固有のランダムアクセス構成パラメータ(例えば、RACH-ConfigGeneric、RACH-ConfigCommon、RACH-ConfigDedicated、又はServingCellConfig)は、RARウィンドウ(例えば、ra-ResponseWindow)の値を示す。例えば、RARウィンドウの値は、例えば10 ms又は他の時間値に固定される。例えば、RARウィンドウの値は、RACH-ConfigGenericに示されるスロットの数で定義される。無線デバイスは、ランダムアクセス手順のために構成されたニューメロロジーに基づいて、RARウィンドウのサイズ(例えば、絶対持続時間、及び/又は長さ)を識別(又は決定)することができる。例えば、ニューメロロジーは、サブキャリア間隔、スロット持続時間、サイクリックプレフィックスサイズ、スロットあたりのOFDMシンボルの数、フレームあたりのスロット数、サブフレームあたりのスロットの数、物理リソースブロックの最小数、及び/又は物理リソースブロックの最大数などの1つ以上のシステムパラメータを定義する。例えば、ニューメロロジーに関連する1つ又は複数のシステムパラメータは、異なるサブキャリア間隔、スロット持続時間、及び/又はサイクリックプレフィックスサイズで事前定義され得る。例えば、ニューメロロジーμ=0の場合、無線デバイスは、15 kHzのサブキャリア間隔、通常のサイクリックプレフィックス、スロットあたり14シンボル、フレームあたり10スロット、及び/又はサブフレームあたり1スロットを識別できる。例えば、ニューメロロジーμ=1の場合、無線デバイスは、30 kHzのサブキャリア間隔、通常のサイクリックプレフィックス、スロットあたり14シンボル、フレームあたり20スロット、及び/又はサブフレームあたり2スロットを識別できる。例えば、通常のサイクリックプレフィックスを持つニューメロロジーμ=2の場合、無線デバイスは、60 kHzのサブキャリア間隔、スロットあたり14シンボル、フレームあたり40スロット、及び/又はのサブフレームあたり4スロットを識別できる。例えば、拡張サイクリックプレフィックスを持つニューメロロジーμ=2の場合、無線デバイスは、サブキャリア間隔60 kHz、スロットあたり12シンボル、フレームあたり40スロット、及び/又はサブフレームあたり4スロットを識別できる。例えば、ニューメロロジーμ=3の場合、無線デバイスは、サブキャリア間隔120 kHz、通常のサイクリックプレフィックス、スロットあたり14シンボル、フレームあたり80スロット、及び/又はサブフレームあたり8スロットを識別できる。例えば、ニューメロロジーμ=4の場合、無線デバイスは、サブキャリア間隔240 kHz、通常のサイクリックプレフィックス、スロットあたり14シンボル、フレームあたり160スロット、及び/又はサブフレームあたり16スロットを識別できる。
無線デバイスは、構成されたRARウィンドウ値及びニューメロロジーに基づいて、RARウィンドウのサイズ(例えば、持続時間又は長さ)を決定(又は識別)することができる。例えば、構成されたRARウィンドウの値がsl20(例えば、20スロット)で、ニューメロロジーがμ=0の場合(例えば、μ=0のスロット持続時間は1 ms)、RARウィンドウの持続時間は20 msである。一例では、RRCメッセージ(例えば、ブロードキャスト及び/又はワイヤレス固有のユニキャスト)によって構成された特定のRARウィンドウ値(例えば、ra-ResponseWindow)は、特定のニューメロロジーに関連付けられ得る。例えば、RACH-ConfigGenericでは、sllO、sl20、sl40、及びsl80は、それぞれニューメロロジーμ=0、μ=1、μ=2、及びμ=3のra-ResponseWindowの値になり得る。一例では、基地局は、ニューメロロジーとは無関係に無線デバイスに固有のRARウィンドウ値を構成する。ライセンス帯域では、RARウィンドウのサイズ(例えば、持続時間又は長さ)は10 ms(及び/又はPRACH機会の周期性)を超えなくてもよい。アンライセンス帯域では、RARウィンドウの持続時間(例えば、サイズ又は長さ)は10 ms(及び/又はPRACH機会の周期性)より長くてもよい。
無線デバイスは、ランダムアクセス手順(例えば、2段階RA手順及び/又は4段階RA手順)中に、1つ又は複数のプリアンブルの1つ又は複数の再送信を実行することができる。1つ又は複数の条件が存在する可能性があり、無線デバイスは少なくとも前記1つ又は複数の条件に基づいて、1つ又は複数のプリアンブルの1回又は複数回の再送信を決定する。例えば、無線デバイスが、ランダムアクセス応答の受信が成功しなかったと決定したとき、無線デバイスは、1つ又は複数のプリアンブルの1回又は複数回の再送信を決定することができる。例えば、伝送されたPREAMBLE_INDEXに一致する1つ又は複数のランダムアクセスプリアンブル識別子を含む少なくとも1つのランダムアクセス応答が、RARウィンドウ(例えば、RACH-ConfigCommonIEなどのRRCによって構成されたra-ResponseWindow)が期限切れになるまでも受信できなった場合、無線デバイスは、ランダムアクセス応答の受信が成功しなかったと判断することができる。例えば、ビーム障害回復手順のためのRARウィンドウ(例えば、BeamFailureRecoveryConfigで構成されたra-ResponseWindow)が期限切れになるまで、プリアンブルが伝送されたサービングセルでC-RNTIに宛てられたPDCCHが受信されなかった場合、無線デバイスは、ランダムアクセス応答の受信が成功しなかったと判断することができる。
例えば、無線デバイスが競合解決が成功していないと判断した場合に、無線デバイスは、1つ又は複数のプリアンブルの1回又は複数回の再送信を決定することができる。例えば、無線デバイスは、4段階のRA手順の場合はMsg 3 1313に基づいて、2段階のRA手順の場合はMsgB 1332に基づいて、競合解決が成功したかどうかを判断できる。
例えば、無線デバイスが基地局にMsg3 1313を伝送すると、無線デバイスのMACエンティティは、競合解決タイマー(例えば、ra-ContentionResolutionTimer)を開始し、Msg3伝送の終了後の最初のシンボルの各HARQ再送信の際に競合解決タイマーを再開することができる(例えば、ra-ContentionResolutionTimer)。例えば、無線デバイスが競合解決タイマー(例えば、ra-ContentionResolutionTimer)が動作しているときに競合解決の指示が受信されなかった場合、無線デバイスは競合解決が成功しなかったと判断できる。例えば、競合解決タイマー(例えば、ra-ContentionResolutionTimer)が満了になるまで競合解決の指示が受信されなかった場合に、無線デバイスは競合解決が成功しなかったと判断できる。無線デバイスは、競合解決タイマーの満了後又は満了に応答して(及び/又は競合解決が失敗したとの決定に応答して)、Msg2 1312(又はMsg B 1332)によって示されるTEMPRARY_C-RNTIを破棄することができる。
2段階RA手順の場合、無線デバイスは、例えば、以下の競合解決識別子を含むトランスポートブロック1342の伝送後又は伝送に応答して、タイマー(例えば、RARウィンドウ、MsgBウィンドウ、又は競合解決タイマー)を開始することができる。例えば、無線デバイスが伝送する競合解決識別子を含む少なくとも1つのMsg Bが、タイマーが切れるまで受信されなかった場合に、無線デバイスは、MsgA 1331(例えば、プリアンブル1341及び/又はトランスポートブロック1342)の1回又は複数回の再送信を決定することができる。例えば、2段階のRA手順の場合、無線デバイスは、MsgBの明示的及び/又は暗黙的な指示に基づいて、4段階のRA手順にフォールバックすることができる。例えば、無線デバイスによって受信されたMsgBがそのような明示的な指示を含む場合、及び/又はMsgBをスケジュールするPDCCHを検出するために使用されるRNTIが特定のRNTI(例えば、RA-RNTI又はmsgB RNTI)である場合、無線デバイスは4段階のRA手順へのフォールバックを決定できる。無線デバイスは、例えば、Msg BのULグラントによって示されるリソースを介して4段階RA手順へのフォールバックを決定した後又は決定に応答してMsg3を伝送することができる。この場合、無線デバイスは4段階RA手順に従うことができ、例えば、競合解決タイマーを開始し、及び/又は競合解決が成功したかどうかを決定する。無線デバイスは、競合解決タイマー(ra-ContentionResolutionTimerなど)の実行中にPDCCHを監視することができる。無線デバイスは、Msg3伝送の終了後の最初のシンボルの各HARQ再送信の際に競合解決タイマー(例えば、ra-ContentionResolutionTimer)を再開できる。例えば、競合解決タイマー(例えば、ra-ContentionResolutionTimer)が期限切れになるまで競合解決の指示が受信されなかった場合に、無線デバイスは、競合解決が成功しなかったと判断することができる。無線デバイスは、競合解決タイマーの満了後又は満了に応答して(及び/又は競合解決が失敗したとの決定に応答して)、Msg2 1312(又はMsg B 1332)によって示されるTEMPRARY_C-RNTIを破棄することができる。2段階のRA手順からフォールバックする4段階のRA手順中の再送信を決定する無線デバイスは、MsgA 1331の再送信を実行できる。2段階のRA手順からフォールバックする4段階のRA手順中の再送信を決定する無線デバイスは、Msg1 1311の再送信を実行できる。例えば、セル(例えば、SpCell)のPDCCH伝送の受信の通知が下位層から受信され、PDCCH伝送が無線デバイスにより実行したMsg3伝送(又はMsg B伝送)に対応する競合解決の指標であることを無線デバイスによって識別した場合、無線デバイスは、競合解決タイマーを停止し、競合解決が成功したと判断し得る。
例えば、ランダムアクセス応答の受信が失敗した後又は失敗したことに応答して、及び/又は競合解決が失敗した後又は失敗したことに応答して、無線デバイスは、プリアンブル伝送の数をカウントするカウンタ(例えば、PREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTER)に関して、カウンタステップの値(例えば、1)を維持(例えば、増分)し得る。例えば、プリアンブル伝送の数が事前定義された、又は半静的に構成された値(例えば、PREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTER = preambleTransMax + 1であれば、preambleTransMaxは、事前定義された値又は半静的に構成された値である)に達する可能性がある場合、無線デバイスは、ランダムアクセス手順が正常に完了していないと判断する場合があり、及び/又は無線デバイスのMACエンティティが上位層へランダムアクセスの問題を示す場合がある。例えば、プリアンブル伝送の数が事前定義された値又は半静的に構成された値(例えば、PREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTER < preambleTransMax + 1の場合)に達しない場合、無線デバイスは、ランダムアクセス手順が完了していないと判断することができ、及び/又は1つ又は複数のMsg1 1311、Msg1 1321又はMsgA 1331の1回又は複数回の再送信を実行することができる。
無線デバイスは、1つ又は複数のMsg1 1311、Msg1 1321又はMsgA 1331の再送信を実行するための特定の期間(例えば、バックオフ時間)を遅延させることができる。例えば、ランダムアクセス手順が開始された場合、無線デバイスはバックオフ時間を0msに設定することができる。無線デバイスは、MACサブPDUのBIフィールド(例えば、図19BのBIフィールド)内の値によって決定されるPREAMBLE_BACKOFFに基づいて、バックオフ時間を設定(又は更新)することができる。BIフィールドの値(又はビット列)は、事前定義されたテーブル又は半静的に構成されたテーブルの特定のバックオフ時間を示すことができる。例えば、無線デバイスは、事前定義されたテーブル又は半静的に設定されたテーブルを使用して、PREAMBLE_BACKOFFをMACサブPDUのBIフィールドで示される値に設定できる。例えば、無線デバイスがインデックス3(又はビット列では0010)を示すBIを受信した場合、無線デバイスはPREAMBLE_BACKOFFを事前定義又は半静的に設定されたテーブルの行インデックス3の値に設定できる。例えば、図19Bでは、例示的なフォーマットは、4ビットがBIフィールドに割り当てられていることを示している。この場合、事前定義されたテーブル又は半静的に構成されたテーブルに16個の値が存在し得る(例えば、16個の値のそれぞれが特定の行インデックスによって識別される)。例えば、無線デバイスが基地局からスケーリング係数を示す1つ又は複数のRRCを受信した場合、無線デバイスは、PREAMBLE_BACKOFFをMACサブPDUのBIフィールドにスケーリング係数(例えば、SCALING_FACTOR_BI)を掛けた値に設定できる。例えば、RA-RNTIの下りリンク割り当てがPDCCHで受信され、受信したTBが正常にデコードされた場合、及び/又はランダムアクセス応答がバックオフインジケータ(図19BのBI)を備えたMACサブPDUを含む場合、無線デバイスは、BIフィールドに基づいてPREMABLE_BACKOFFを設定(又は更新)できる。例えば、RA-RNTIの下りリンク割り当てがPDCCHで受信されなかった場合、及び/又は受信したTBが正常にデコードされなかった場合、及び/又はランダムアクセス応答がバックオフインジケータ(図20BのBI)を備えたMACサブPDUを含まない場合、無線デバイスは、PREAMBLE_BACKOFFを0msに設定できる。
例えば、無線デバイスがランダムアクセス応答が成功しないと決定する場合、及び/又は競合解決が成功しないと決定する場合、無線デバイスは、バックオフ時間を決定することができる。無線デバイスは、特定の選択メカニズムを使用して、バックオフ時間を決定することができる。例えば、無線デバイスは、0とPREAMBLE_BACKOFFの間の一様分布に基づいてバックオフ時間を決定することができる。無線デバイスは、任意のタイプの分布を使用して、PREAMBLE_BACKOFFに基づいてバックオフ時間を選択できる。無線デバイスは、PREAMBLE_BACKOFF(例えば、図20BのBIフィールドの値)を無視するか、及び/又はバックオフ時間を持たない場合がある。例えば、無線デバイスは、ランダムアクセス手順を開始するイベントタイプ(例えば、ビーム障害回復要求、ハンドオーバーなど)及び/又はランダムアクセス手順のタイプ(例えば、4段階のRA又は2段階のRA及び/又はCBRA又はCFRA)に基づいて、少なくとも1つのプリアンブルの再送信にバックオフ時間を適用するかどうかを決定することができる。例えば、ランダムアクセス手順がCBRAである場合(例えば、プリアンブルが無線デバイスのMACエンティティによって選択される場合)、及び/又は無線デバイスがランダムアクセス応答の受信が失敗したことに基づいて、ランダムアクセス手順が完了しないと決定する場合、無線デバイスは、再送信にバックオフ時間を適用することができる。例えば、無線デバイスが競合解決の失敗に基づいてランダムアクセス手順が完了していないと決定する場合、無線デバイスは、バックオフ時間を再送信に適用することができる。
例えば、ランダムアクセス手順が完了していない場合、無線デバイスは、ランダムアクセスリソース選択手順を実行することができる(例えば、少なくとも1つのSSB又はCSI-RSを選択する、及び/又は無線デバイスによって選択される少なくとも1つのSSB又はCSI-RSに対応するPRACHを選択する)。無線デバイスは、後続のランダムアクセスプリアンブル伝送をバックオフ時間だけ遅らせることができる(例えば、ランダムアクセスリソース選択手順を実行するための遅延)。
無線アクセス技術は、無線デバイスがチャネル(上りリンクキャリア、BWP、及び/又はサブバンド)を変更(切り替え)して、再送信のための少なくとも1つのプリアンブルを伝送することを可能にし得る。これにより、アンライセンス帯域でのプリアンブル伝送機会の数が増える可能性がある。例えば、基地局は、1つ又は複数のPRACHが構成されている1つ又は複数のチャネル(例えば、上りリンクキャリア、BWP及び/又はサブバンド)の構成を示す1つ又は複数のメッセージ(ブロードキャストメッセージ、及び/又はRRCメッセージ)を無線デバイスに伝送することができる。無線デバイスは、1つ又は複数のチャネル(例えば、BWP、及び/又はサブバンド)の1つを、少なくとも1つの第1のプリアンブルを伝送するチャネル(例えば、上りリンクキャリア、BWP、及び/又はサブバンド)として選択することができる。無線デバイスは、LBTの結果に基づいてチャネル(例えば、上りリンクキャリア、BWP、及び/又はサブバンド)を選択することができる。例えば、無線デバイスは1つ又は複数のチャネルで1つ又は複数のLBTを実行し、アイドルとして検出されているチャネルからチャネルを選択する。無線デバイスは、例えば、ランダムな選択に基づいて、アイドルとして感知されているチャネルの1つを選択することができる。再送信のためのチャネルを切り替えることが許可されない場合があり得る(例えば、この指示は事前定義されているか、半静的に通知され得る)。
無線デバイスは、PREAMBLE_POWER_RAMPING_COUNTERに基づく少なくとも1つのプリアンブル(又はMsgA)の再送信の送信電力を決定することができる。例えば、無線デバイスは、ランダムアクセス手順の初期化として、PREAMBLE_POWER_RAMPING_COUNTERを初期値(例えば、1)に設定することができる。例えば、ランダムアクセスプリアンブルごとに、及び/又は例えば、ランダムアクセス受信及び/又は又は競合解決が失敗したと決定した後又は決定に応答して伝送される少なくとも1つのプリアンブルの伝送ごとに、無線デバイスのMACエンティティは、PREAMBLE_POWER_RAMPING_COUNTERを、基地局によって事前定義された、又は半静的に構成されたカウンターステップの値だけインクリメントする。例えば、PREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTERが1より大きい場合、パワーランピングカウンタの一時停止の通知が下位層から受信されていない場合(例えば、LBT障害のためにプリアンブル伝送がドロップされたこと及び/又は空間フィルタが変更されたことに応答して通知が受信される)、及び/又は選択されたSSB又はCSI-RSが、最後のランダムアクセスプリアンブル伝送での選択から変更されていない場合、無線デバイスのMACエンティティは、PREAMBLE_POWER_RAMPING_COUNTERを1つインクリメントできる。無線デバイスは、ランダムアクセス手順のために選択されたプリアンブルフォーマット及び/又はニューメロロジーに基づいて、DELTA_PREAMBLEの値を決定することができる(例えば、DELTA_PREAMBLEの1つ又は複数の値は、1つ又は複数のプリアンブルフォーマット及び/又はニューメロロジーに関連付けられて事前定義されている。所与のプリアンブルフォーマットとニューメロロジーにより、無線デバイスは1つ又は複数の値からDELTA_PREAMBLEの特定の値を選択できる)。無線デバイスは、PREAMBLE_RECEIVED_TARGET_POWERをpreambleReceivedTargetPower + DELTA_PREAMBLE + (PREAMBLE_POWER_RAMPING_COUNTER - 1) × PREAMBLE_POWER_RAMPING_STEPに決定できる。無線デバイスのMAC層は、選択されたPRACH機会、対応するRA-RNTI(例えば、利用可能な場合)、PREAMBLE_INDEX、及び/又はPREAMBLE_RECEIVED_TARGET_POWERに基づいて、ランダムアクセスプリアンブルを伝送するように物理層に指示できる。
2段階RA手順の場合、MsgA 1331(又はトランスポートブロック1342)は、共通制御チャネル(CCCH)SDUを含み得る。例えば、トランスポートブロック1342の伝送は、CCCH論理チャネルに対して行われる。例えば、無線デバイスは、CCCHを介して基地局に、RRC(再)確立要求、RRCセットアップ要求、及び/又はRRC回復要求を伝送することができる。無線デバイスは、第1のRNTI(例えば、msgB RNTI)を持つ下りリンク制御チャネル(例えば、PDCCH)の監視を開始することができる。下りリンク制御チャネルを介して受信されたPDCCHは、MsgB 1332を含むPDSCH(例えば、MAC PDU)の下りリンク割り当てを示す。この場合、無線デバイスが下りリンク割り当てに基づいて受信されるMsgB 1332(又はMsgB 1332を含むPDSCH(例えば、MAC PDU))は、シグナリング無線ベアラ(SRB)RRCメッセージを含み得る。SRB RRCメッセージは、無線デバイスがMsgA 1331(又はトランスポートブロック1342)を介して伝送するRRC(再)確立要求、RRCセットアップ要求及び/又はRRC回復要求の応答として、それぞれRRC(再)確立、RRC確立及び/又はRRC回復を含むことができる。
MsgA 1331(又はトランスポートブロック1342)が共通制御チャネル(CCCH)SDU含む場合、MAC PDU(又はPDSCH)は、1つ又は複数の無線デバイスのための1つ又は複数のMsgBを多重化することができる。MAC PDUは、MsgAの成功のみを示す1つ以上のMsgBを多重化することができる。MAC PDUは、MsgAの失敗のみ(例えば、フォールバック応答)を示す1つ以上のMsgBを多重化することができる。MAC PDUは、MsgAの成功を示す1つ又は複数の応答、及び/又はMsgAの失敗を示す1つ又は複数の応答(例えば、フォールバックRAR)を含む複数のMsgBを多重化することができる。MAC PDUは、少なくとも1つのバックオフ指示(backoff indication)を含み得る。MsgAの成功を示すMsgBの場合、MsgBは、競合解決識別子(無線デバイスがMsgAを介して伝送する識別子に一致する)、C-RNTI、及び/又はTAコマンドのうちの少なくとも1つを含み得る。MsgAの失敗を示すMsgB(例えば、フォールバックRAR)の場合、MsgBは、RAPID、ULグラント(例えば、MsgAペイロードを再送信するため)、TC-RNTI、及び/又はTA命令のうちの少なくとも1つを含み得る。例えば、MsgAの失敗を示すMsgB(例えば、フォールバックRAR)を受信すると、無線デバイスは、4段階RACH手順のMsg3 1313伝送に進むことができる(例えば、図13Aにおいて)。例えば、無線デバイスがフォールバック手順の一部として伝送するMsg3 1313は、MsgAを介して伝送されるCCCH SDUを含む。MsgAの成功を示すMsgBを含むMAC PDUは、4段階のRACH RAR(例えば、Msg 2 1312)と多重化しなくてもよい。
図23は、本開示の例示的な実施例の一態様による、無線デバイスと基地局との間で実行される2段階のRA手順を示す例示的な図である。図23に示されるように、無線デバイスは、プリアンブルの第1の伝送及びトランスポートブロックの第2の伝送を含むMsgAを伝送することができる。トランスポートブロックは、CCCH SDUを含み得る。CCCH SDUは、RRC(再)確立要求、RRCセットアップ要求、及び/又はRRC回復要求を含み得る。無線デバイスは、特定のRNTIに宛てられた下りリンク制御チャネルの監視を開始することができる。無線デバイスは、MsgA又はトランスポートブロックの伝送後又は伝送に応答して、MsgB RARウィンドウを開始することができる。前記特定のRNTIは、msgB-RNTI又はRA-RNTIと呼ばれてもよい。無線デバイスは、プリアンブルのための第1の伝送及び/又はトランスポートブロックのための第2の伝送の無線リソースのタイミング(例えば、OFDMシンボル、スロット、サブフレーム、及び/又はSFN番号)及び/又は周波数インデックスに基づいて、特定のRNTIを決定することができる。無線デバイスは、さらにプリアンブルのプリアンブルインデックス及び/又はDMRSポートインデックスに基づいて、特定のRNTIを決定することができる。
無線デバイスは、MsgB RARウィンドウの間に特定のRNTIに宛てられたPDCCHを検出及び/又は受信することができる。PDCCHを介して受信されたDCIは、PDSCH受信を示す下りリンク割り当てを含み得る。DCIは、フォーマットが事前定義されている特定のDCIであり得る。例えば、DCIはDCIフォーマット1_0又はDCIフォーマット1_1であり得る。無線デバイスは、下りリンク割り当てに基づいてPDSCHを受信及び/又はデコードすることができる。物理層は、PDSCHをデコードし、デコードされたデータをMAC PDUの形式でMACエンティティに伝送することができる。無線デバイスは、MAC PDU内のMsgAへの応答(例えば、MsgB)を識別できる。MsgAへの応答は、無線デバイスがMsgAを介して基地局に伝送したプリアンブルのプリアンブル識別子と一致するプリアンブル識別子を含み得る。MsgAへの応答は、成功RAR又はフォールバックRARを示す明示的又は暗黙的インジケータを含むことができる。例えば、MsgAへの応答には、RARのタイプ(成功又はフォールバック)を示すフィールドが含まれることができる。無線デバイスは、受信したRARのフォーマットに基づいてRARのタイプを識別できる。例えば、成功RAR及びフォールバックRARは、1つ又は複数の異なるフィールドタイプ及び/又はサイズを含むことができ、無線デバイスはこれらのフィールドタイプ及び/又はサイズに基づいて、RARのタイプを識別することができる。
図23の2段階RA手順のような2段階RA手順の場合、無線デバイスは、少なくともC-RNTIに基づいて、競合解決が成功したかどうか、及び/又はMsgBが正常に受信されたかどうかを決定することができる。無線デバイスがすでにC-RNTIを割り当てられている場合、無線デバイスは、C-RNTIを含むMsgAを基地局に伝送することができる。例えば、無線デバイスは、MsgAの伝送の前に、基地局からC-RNTIを含むメッセージを受信した可能性がある。MsgA(又はMsgAのトランスポートブロック)は、基地局にC-RNTIを示すC-RNTI MAC CEを含み得る。無線デバイスは、例えば、MsgA(又はMsgAのトランスポートブロック)の伝送後又は伝送に応答して、1つ又は複数のRNTIを備えたMsgBの下りリンク制御チャネルの監視を開始することができる。例えば、無線デバイスは、C-RNTI(例えば、C-RNTI MAC CE)を示すMsgAを伝送した後又は伝送に応答して、1つ又は複数のRNTIを備えた下りリンク制御チャネル(例えば、PDCCH)を監視することができる。1つ又は複数のRNTIは、MsgA伝送に使用される上りリンク無線リソースに基づいて決定(又は計算)される第1のRNTI(例えば、MsgB-RNTI)を含み得る。例えば、第1のRNTIはRA-RNTIであり得る。例えば、第1のRNTIは、MsgAのプリアンブル及び/又はトランスポートブロックに使用される上りリンク無線リソースに基づいて決定することができる。上りリンク無線リソースは、MsgAプリアンブルの伝送のためのPRACH機会の時間(例えば、OFDMシンボル、スロット番号、サブフレーム番号及び/又はSFNの任意の組み合わせに関して)及び/又は周波数インデックス、MsgAプリアンブルのプリアンブル識別子、MsgAトランスポートブロックの伝送のためのPUSCH機会時間(例えば、OFDMシンボル、スロット番号、サブフレーム番号、SFN、及び/又は関連するPRACH機会に関する時間オフセットの任意の組み合わせに関して)及び/又は周波数インデックス、及び/又はDMRSインデックス(例えば、MsgAトランスポートブロックの伝送のためのPUSCH機会のDMRSポート識別子)を含むことができる。例えば、無線デバイスは、MsgAへの成功応答のためにC-RNTIに宛てられたPDCCHを監視し、MsgAへの失敗(又はフォールバック)応答のために第1のRNTI(例えば、MsgB-RNTI)に宛てられたPDCCHを監視することができる。無線デバイスは、タイマー(例えば、競合解決タイマー)を開始し、及び/又はタイマーが動作している間に下りリンク制御チャネルを監視することができる。例えば、タイマーは、無線デバイスが下りリンク制御チャネルを監視する期間(例えば、特定の時間間隔又は期間)を決定することができ、それにより、基地局からMsgAへの応答(例えば、成功応答及び/又はフォールバック応答)を受信する。
無線デバイスは、少なくとも1つの応答(例えば、C-RNTIに宛てられたPDCCH及び/又は第1のRNTIに宛てられたPDCCH)を受信した場合、下りリンクチャネルの監視を停止することができる。無線デバイスは、1つ又は複数の条件に基づいて競合解決が成功したと決定することができる。例えば、無線デバイスは、C-RNTIに宛てられたPDCCHがMsgAに含まれることが検出され、且つPDCCHによって示されるPDSCH(例えば、DCIの下りリンク割り当てを介して)がTAコマンドを含む場合、競合解決が成功したと決定することができる。例えば、無線デバイスは、C-RNTIに宛てられたPDCCHがMsgAに含まれることが検出され、且つPDCCHによって示されるPDSCH(例えば、DCIの下りリンク割り当てを介して)がULグラント(例えば、無線デバイスがすでに同期されている場合)を含む場合、競合解決が成功したと決定することができる。C-RNTIに宛てられたPDCCHは、成功応答を示している可能性がある。例えば、無線デバイスがフォールバック応答(例えば、RAR)を受信した場合、無線デバイスはC-RNTIに宛てられたPDCCHの監視を停止する。この場合、競合解決は成功せず、無線デバイスは、フォールバック動作に基づいて、Msg3(例えば、上記の図13で論じたように)伝送にフォールバックすることができる。無線デバイスは、第1のRNTI(例えば、MsgB RNTI)に宛てられたPDCCHに基づいてフォールバック応答を識別できる。例えば、無線デバイスがPDCCHを監視している間、無線デバイスは第1のRNTI(例えば、msgB RNTI)に宛てられたPDCCHを検出する。PDCCH(例えば、下りリンク割り当てを有するDCI)は、下りリンク割り当てを含み得、無線デバイスは前記下りリンク割り当てに基づいてフォールバック応答を含むPDSCHを受信する。PDSCHは、1つ以上の応答を含み得る。無線デバイスは、1つ又は複数の識別子に基づいて前記1つ又は複数の応答から応答を識別する。例えば、応答の識別子がMsgAプリアンブルのプリアンブルインデックスと一致する場合、無線デバイスは1つ又は複数の応答から応答を識別する。応答は、ULグラントを含み得、ULグラントは無線デバイスがフォールバック動作に基づいてMsg3を伝送する(複数の)上りリンク無線リソースを示す。図19A(例えば、図19B及び図19Cと合わせて)は、第1のRNTIに基づいて受信されたPDSCHのPDUの例示的なフォーマットを示す。例えば、図19CのRAPIDは、無線デバイスがフォールバック応答の対応する応答(例えば、図19AのMAC RAR)を識別するための識別子の例である。タイマー(例えば、競合解決タイマー)内でフォールバック応答もC-RNTIに宛てられたPDCCHも検出されない場合、無線デバイスはMsgB受信(又は競合解決又はMsgA伝送試行)が失敗したと決定することができる。この場合、無線デバイスは、MsgBでバックオフインジケータが受信された場合、バックオフインジケータ(例えば、図19B)に基づいてバックオフ動作を実行することができる。
図24は、本開示の例示的な実施例の一態様による、無線デバイスと基地局との間で実行される2段階のRA手順を示す例示的な図である。図24には示されていないが、無線デバイスは、2段階のRA手順を実行する前に、基地局からC-RNTIを含むメッセージを受信することができる。無線デバイスは、2段階のRA手順中に、MsgAを介してC-RNTI(例えば、C-RNTIを示すC-RNTI MAC CE)を基地局に伝送することができる。例えば、2段階のRA手順の間、無線デバイスは、プリアンブルの第1の伝送及びトランスポートブロックの第2の伝送を含むMsgAを伝送することができる。トランスポートブロックは、C-RNTI(例えば、C-RNTIを示すC-RNTI MAC CE)を含み得る。無線デバイスは、複数のRNTIを備えた下りリンク制御チャネルの監視を開始することができる。複数のRNTIは、C-RNTIを含み得る。複数のRNTIは、MsgB-RNTIを含み得る。複数のRNTIは、RA-RNTIを含み得る。無線デバイスは、プリアンブルの第1の伝送及び/又はトランスポートブロックの第2番の伝送の無線リソースのタイミング(例えば、OFDMシンボル、スロット、サブフレーム、及び/又はSFN番号)及び/又は周波数インデックスに基づいて、MsgB-RNTI及び/又はRA-RNTIを決定することができる。無線デバイスは、さらにプリアンブルのプリアンブルインデックス及び/又はDMRSポートインデックスに基づいて、特定のRNTIを決定することができる。無線デバイスは、MsgA(又はトランスポートブロック)の伝送後又は伝送に応答して、MsgB RARウィンドウを開始することができる。無線デバイスは、MsgB RARウィンドウ中に下りリンク制御チャネルを監視することができる。無線デバイスは、MsgB RARウィンドウ中に下りリンク制御チャネルを介して、C-RNTI及び/又はMsgB-RNTI(又はRA-RNTI)に宛てられた少なくとも1つのPDCCHを受信した場合、下りリンク制御チャネルの監視を停止し得る。
図25A及び図25Bは、本開示の例示的な実施例の一態様による、無線デバイスと基地局との間で実行される2段階のRA手順を示す例示的な図である。図25A又は図25Bには示されていないが、無線デバイスは、2段階RA手順を実行する前に、基地局からC-RNTIを含むメッセージを受信することができる。無線デバイスは、2段階のRA手順中にMsgAを介して基地局にC-RNTI(例えば、C-RNTIを示すC-RNTI MAC CE)を伝送することができる。無線デバイスは、MsgA(又はトランスポートブロック)の伝送後又は伝送に応答して、MsgB RARウィンドウを開始することができる。無線デバイスは、MsgB RARウィンドウ中に下りリンク制御チャネルを監視することができる。無線デバイスは、C-RNTI及び/又はMsgB-RNTI(又はRA-RNTI)を使用して下りリンク制御チャネルを監視できる。無線デバイスは、MsgB RARウィンドウ中に下りリンク制御チャネルを介して、C-RNTI及び/又はMsgB-RNTI(又はRA-RNTI)に宛てられた少なくとも1つのPDCCHを受信した場合、下りリンク制御チャネルの監視を停止し得る。
図25Aは、無線デバイスが、下りリンク制御チャネルを介して、無線デバイスのC-RNTIに宛てられたPDCCHを受信することを示す例示的な図である。MsgAを介してC-RNTI(例えば、C-RNTIを示すC-RNTI MAC CE)を伝送する無線デバイスは、C-RNTI及び/又はMsgB-RNTI(又はRA-RNTI)を使用して下りリンク制御チャネルを監視できる。無線デバイスは、C-RNTIに宛てられたPDCCHの受信後又は受信に応答して、C-RNTI及び/又はMsgB-RNTI(又はRA-RNTI)による下りリンク制御チャネルの監視を停止することができる。検出されたPDCCHは、DCIを含み得、前記DCIは、下りリンク割り当てを含み、無線デバイスは前記下りリンク割り当てに基づいてPDSCH(例えば、MAC PDU)を受信することができる。受信したPDSCH(又はMAC PDU)は、TAコマンド(例えば、TAコマンドMAC CE)を含み得る。無線デバイスは、C-RNTIに宛てられたPDCCH及び/又はTAコマンドを含む対応するPDSCH(又はMAC CE)の受信後又は受信に応答して、C-RNTI及び/又はmsgB-RNTI(又はRA-RNTI)による下りリンク制御チャネルの監視を停止することができる。この場合、無線デバイスは、2段階のRA手順が正常に完了した、MsgBの受信が成功した、及び/又は競合解決が正常に完了したと決定することができる。
図25Bは、無線デバイスが、下りリンク制御チャネルを介して、MsgB-RNTI(又はRA-RNTI)に宛てられたPDCCHを受信することを示す例示的な図である。MsgAを介してC-RNTI(例えば、C-RNTIを示すC-RNTI MAC CE)を伝送する無線デバイスは、C-RNTI及び/又はMsgB-RNTI(又はRA-RNTI)を使用して下りリンク制御チャネルを監視できる。無線デバイスは、msgB-RNTI(又はRA-RNTI)に宛てられたPDCCHの受信後又は受信に応答して、C-RNTI及び/又はMsgB-RNTI(又はRA-RNTI)による下りリンク制御チャネルの監視を停止することができる。検出されたPDCCHは、下りリンク割り当てを示すDCIを含み得、無線デバイスは前記下りリンク割り当てに基づいてPDSCH(例えば、MAC PDU)を受信することができる。受信されたPDSCH(又はMAC PDU)は、1つ又は複数のRAR(例えば、1つ又は複数のMsgB)を含み得る。無線デバイスは、C-RNTIに宛てられたPDCCH及び/又は1つ又は複数のRAR(例えば、1つ又は複数のMsgB)を含む対応するPDSCH(又はMAC PDU)の受信後又は受信に応答して、C-RNTI及び/又はMsgB-RNTI(又はRA-RNTI)による下りリンク制御チャネルの監視を停止することができる。無線デバイスは、MsgA内で無線デバイスによって伝送されたプリアンブルのプリアンブル識別子と一致するプリアンブル識別子に基づいて、MsgAに対応するRAR(例えば、MsgB)を識別し得る。例えば、RAR(例えば、MsgB)は、少なくとも1つのプリアンブル識別子を含み得る。無線デバイスは、RAR(例えば、MsgB)のプリアンブル識別子がMsgA経由で基地局に伝送されるプリアンブルのプリアンブル識別子と一致する場合、PDSCH(又はMAC PDU)内のRAR(例えば、MsgB)がMsgAに対応すると決定することができる。無線デバイスは、プリアンブル識別子に基づいてPDSCH(又はMAC PDU)からRAR(MsgBなど)を識別した後、又は識別したことに応答して、C-RNTI及び/又はmsgB-RNTI(又はRA-RNTI)による下りリンク制御チャネルの監視を停止することができる。RARは、4段階のRA手順のMsg3伝送へのフォールバックを示し得る。例えば、RARはULグラントとTAコマンドを含み得る。無線デバイスは、ULグラントによって示される無線リソースを介してMsg3を伝送することができ、UL伝送タイミングはTAコマンドに基づいて調整される。Msg3は、トランスポートブロックの少なくとも一部を含み得る。例えば、Msg3とトランスポートブロックは同じである可能性がある。例えば、Msg3はC-RNTIを含み得る。
2段階RA手順において、無線デバイスは、プリアンブルの第1の伝送とトランスポートブロックの第2の伝送を含むMsgAの伝送を介して、C-RNTI(例えば、C-RNTIを示すC-RNTI MAC CE)を基地局に伝送することができる。例えば、トランスポートブロックは、C-RNTI(例えば、C-RNTIを示すC-RNTI MAC CE)を含み得る。無線デバイスは、MsgAの伝送後又は伝送に応答して下りリンク制御チャネルの監視を開始することができる。例えば、無線デバイスは、MsgA(例えば、トランスポートブロック)の伝送後又は伝送に応答してウィンドウ(例えば、MsgB RARウィンドウ)を開始し、ウィンドウ(例えば、 MsgB RARウィンドウ)中に下りリンク制御チャネルを監視することでMsgAに対する応答を取得する。無線デバイスは、ウィンドウ中に下りリンク制御チャネルを介して、C-RNTIに宛てられたPDCCHを受信及び/又は検出することができる。PDCCHは、PDSCHの下りリンク割り当てを示すDCIを含み得る。無線デバイスは、下りリンク割り当てに基づいてPDSCHの受信及び/又はデコードを試み得る。下りリンク割り当ては、複数のパラメータを示し得、無線デバイスは前記複数のパラメータに基づいてPDSCHを受信する。例えば、下りリンク割り当ては、周波数領域リソース割り当てインジケータ(例えば、1つ又は複数の周波数オフセットに関して)、時間領域リソース割り当てインジケータ(例えば、OFDMシンボル及び/又はPDCCHの受信タイミングからのスロットオフセット及び/又はPDSCH伝送の持続時間に関して)、変調及び符号化方式、冗長バージョンインジケータ、下りリンク割り当てインデックス、PDSCH受信のACK NACK伝送用のPUCCHリソースインジケータ、ACK/NACK伝送用にスケジュールされたPUCCHの送信電力制御コマンド、PDSCH-to HARQフィードバック(例えば、ACK/NACK伝送)タイミングインジケータのうちの少なくとも1つを示し得る。
無線デバイスは、無線デバイスが基地局に伝送するC-RNTIに宛てられたPDCCHを正常に受信(及び/又は検出)したが、下りリンク割り当てに基づいて受信したPDSCHを復号できない場合がある。この場合の問題は、PDSCH(又はMAC PDU)がTAコマンドを含むか、及び/又は有効なTA値が無線デバイスで使用できない場合、無線デバイスが否定応答(NACK)(例えば、UCIを使用したNACK指示)を基地局に伝送しない可能性がある。例えば、無線デバイスのTAタイマーが期限切れになった場合、無線デバイスはPDSCH受信のNACK指示(例えば、UCIを使用して)を基地局に伝送しなくてもよい。無線デバイスのTAタイマーは、MsgAの伝送前にTAコマンドを受信した後、又は受信に応答して開始(又は再起動)することができる。TA値が受信されていないか、TAタイマーが実行されていないか又は満了していない場合、無線デバイスは、PDSCH受信のNACK指示(例えば、UCIを使用して)を基地局に伝送しなくてもよい。これは、無線デバイスが、C-RNTI宛てのPDCCHを検出できたことに基づいて、競合解決が成功した(又は基地局がMsg Aを正常に受信した)と決定(又は識別)した後又は決定に応答して、トランスポートブロック(又はパケット、PUSCH)又は制御信号(例えば、UCI及び/又はPUCCH)を基地局に伝送できない場合である可能性がある。
図26は、本開示の例示的な実施例の一態様によるRA手順の例示的な図である。無線デバイスは、RA手順(例えば、4段階のRA手順)を実行(又は開始)することができる。無線デバイスは、プリアンブル(例えば、Msg 1 1311)を伝送することできる。無線デバイスは、RA-RNTIによってスクランブルされたDCIについて制御チャネルを監視することができる。無線デバイスは、プリアンブル(例えば、Msg 1 1311)に対応するランダムアクセス応答(例えば、PDSCH及び/又はMsg 2 1312)を受信することができる。一例では、無線デバイスは応答のデコードに失敗する可能性がある。応答(例えば、PDSCH及び/又はMsg2 1312)のデコードに失敗した無線デバイスは、プリアンブルを再送信することができる。一例では、無線デバイスは、ランダムアクセス応答(例えば、PDSCH及び/又はMsg2 1312)を首尾よくデコードすることができる。前記応答は、TA値を示す1つ又は複数のフィールドを含み得る。無線デバイスは、TA値に基づいて、UL伝送タイミングを調整(又は決定)することができる。例えば、基地局は、受信されたプリアンブル(Msg1 1311)の受信タイミングに基づいてTA値を決定することができる(例えば、基地局で受信されたプリアンブルの受信タイミングを、無線デバイスで受信されたプリアンブルのスケジューリング伝送タイミングと比較する)。無線デバイスは、基地局からC-RNTI(例えば、C-RNTI MAC CE)が受信された場合、Msg3 1313を介してC-RNTIを伝送することができる。無線デバイスは、下りリンク制御チャネルを介して、C-RNTIに宛てられたPDCCHを受信することができる。無線デバイスは、C-RNTIに宛てられたPDCCHの受信後、又は受信に応答して、競合解決が成功したと決定することができる。例えば、無線デバイスは、C-RNTIに宛てられたPDCCHの検出後又は検出に応答して、開始されたRA手順が正常に完了した、及び/又は競合解決が成功したと決定することができる。PDCCHは、DCIを含み得る。無線デバイスは、PDCCH内のDCIによって示される下りリンク割り当てに基づいて、PDSCH(例えば、Msg4 1314)を受信することができる。無線デバイスは、PDSCH(例えば、Msg4 1314)のデコードに失敗する可能性がある。無線デバイスは、Msg4の受信に対するNACKを伝送することができる(例えば、PDSCHのデコードの失敗の指示(Msg4))。無線デバイスは、Msg2 1312によって示されるTA値に基づいて、NACKのUL伝送タイミングを決定することができる。例えば、無線デバイスがMsg4を実行する場合、4段階のRA手順は無線デバイスに有効なTA値を提供することができる。MsgA(又はトランスポートブロック)の伝送後又は伝送に応答して、無線デバイスは、ウィンドウが開始されている間(例えば、タイマーが実行中、タイマーが開始されている間)、基地局からのC-RNTIに宛てらされた1つのPDCCH伝送(及び/又は1つのPDCCHによってスケジュールされたPDSCH伝送)が存在すると決定する(例えば、予期する)ことができる。
2段階RA手順において、無線デバイスは、無線デバイスのC-RNTIを示すトランスポートブロックを含むMsgAを伝送することができる。この場合、無線デバイスは、少なくともランダムアクセス応答(例えば、PDSCH)をスケジュールするPDCCHがC-RNTIに宛てられているかどうかに基づいて、MsgAへのランダムアクセス応答(例えば、PDSCH)を決定することができる。例えば、無線デバイスがC-RNTIに宛てられたPDCCHを受信した場合、及び/又は無線デバイスがランダムアクセス応答(例えば、PDCCHによってスケジュールされる)を受信した(例えば、正常にデコードした)場合に、無線デバイスは、2段階のRA手順が正常に完了したと決定することができる。
既存の技術では、無線デバイスが2段階RA手順でランダムアクセス応答(例えば、PDSCH)をデコードできない場合、無線デバイスは、2段階RA手順のMsgA又はMsglの再送信を決定することができる。再送信を決定するのは非効率的かもしれない。PDSCHのデコードの失敗に基づいて決定されたMsgA又はMsglの再送信は、2段階のRA手順の遅延を増加させる可能性がある。例えば、再送信では、再送信のために次に利用可能なPRACH及び/又はPUSCHを待つように無線デバイスに要求する可能性がある。MsgA又はMsglの再送信は、ネットワーク内のPRACH及び/又はPUSCHの輻輳レベルを増加させる可能性があり、その結果、再送信中に他の無線デバイスと衝突が発生する可能性が増加するかもしれない。例えば、無線デバイスが2段階のRA手順中に、無線デバイスのC-RNTIに宛てられたPDCCHによってスケジュールされたランダムアクセス応答(例えば、PDSCH)のデコードに失敗した場合、無線デバイス及び基地局の手順のメカニズムを強化する必要がある。
例えば、ランダムアクセス応答が首尾よくデコードされない場合に、例示的な実施例は、遅延及び輻輳レベルを低減するために強化された2段階RA手順を実施する。例示的な実施例では、無線デバイスは、例えば、有効なTAが利用可能であるかどうかに基づいて、いつ及び/又はMsgAを再送信するかどうかを選択的に決定することができる。例えば、無線デバイスは有効なTAを持っている場合(例えば、TAタイマーが実行されている場合)、TAが不要な基地局のすぐ近くにある場合(例えば、TA = 0)、又は上りリンク伝送にTAが必要ないスモールセル内にある場合(例えば、TA = 0)があり得る。この場合、無線デバイスは、PDCCHによって示されるPUCCHを介して、PDCCHによってスケジュールされたPDSCHのデコードの失敗を示すNACKを伝送する。PUCCHは、無線デバイス専用のチャネルであり得る。共有チャネルで競合が発生したため、専用チャネル(例えば、PUCCH)を介した伝送(例えば、NACK)は、共有チャネル(例えば、MsgAのためのPRACH及び/又はPUSCH)を介した伝送(例えば、MsgA)よりも優れたパフォーマンス(例えば、より高い上りリンク伝送の成功率)を提供した。例えば、無効なTA(例えば、TAタイマーが満了する)を有する無線デバイスは、上りリンク伝送タイミングの調整が必要とされるセルエッジ領域に配置され得るか、又は上りリンク送信タイミングを調整するためにTAが必要な大きな(又はマクロ)セルにあり得る。この場合、無線デバイスは、無線デバイスのC-RNTIに宛てられたPDCCHによってスケジュールされたPDSCHのデコードに失敗した後、又はそれに応答して、MsgAの再送信を決定することができる。上りリンク伝送タイミング調整を必要とする無線デバイスは、タイマー又はウィンドウの調整(又は延長)に基づいて(例えば、本明細書に開示された例示的な実施例に基づいて)、下りリンク制御チャネル及び/又は1つ又は複数のPDSCH(例えば、MsgB)を監視することで1つ又は複数のPDSCH(例えば、MsgB)を受信する1つ又は複数の追加の機会を有し得る。有効なTAが利用可能であるかどうかに基づく決定は、無線デバイスがデコードに失敗したPDSCHの受信を修正するために無線デバイスに適切な選択を提供し得る。例示的な実施例は、2段階のRA手順のための上りリンク伝送効率を改善する。4段階のRA手順とは異なり、RACH手順の最初のステップ(例えば、MsgA伝送)で無線デバイス識別子(例えば、C-RNTI)を含む上りリンクトランスポートブロック及びプリアンブルが伝送される。例えば、無線デバイスがTA値に関係なくACK/NACKを伝送する場合、無線デバイスと基地局は、上りリンクでのACK/NACK伝送を可能にする、より複雑な上りリンク制御チャネルフォーマットと上りリンク伝送手順を実装する必要がある。例示的な実施例では、MagAを受信する基地局は、無線デバイス識別子を決定することができる。基地局は、無線デバイス識別子に基づいてC-RNTIを決定することができ、無線デバイス専用のC-RNTIを使用してランダムアクセス応答を伝送することができる。例示的な実施例における適切な選択は、遅延、シグナリングオーバーヘッドを低減し、及び/又は無線デバイスの不必要なバッテリ電力消費を回避し得る。
一例では、無線デバイスは、2段階のRA手順を開始することができる。無線デバイスは、プリアンブル及びトランスポートブロックを含むMsgAを伝送することができる。例えば、トランスポートブロックは、無線デバイスのC-RNTIを示すC-RNTI MAC CEを含み得る。MsgA(又はMsgAのトランスポートブロック)を介してC-RNTI(例えば、C-RNTI MAC CE)を伝送する無線デバイスは、MsgAへの応答(MsgB)を含むPDSCHのデコードに失敗する可能性がある。この場合、無線デバイスは、MsgA(及び/又はMsgl)を再送信するか、MsgAへの応答(PDSCH又はMsgB)のデコード失敗を示すPUCCH(NACK)を伝送するかを選択的に選択できる。例えば、無線デバイスがPUCCHの伝送にTAが必要ないと決定した場合(例えば、上りリンク伝送タイミング調整なし)又は現在のTAがPUCCHの伝送に使用するのに有効である場合(例えば、TAタイマーが実行されている)、無線デバイスは、PDSCHをスケジュールするPDCCHによってスケジュールされた(示される)PUCCHを伝送すると決定する。例えば、無線デバイスがPUCCHを伝送するために新しい又は更新されたTA(例えば、上りリンク送信タイミング調整)が必要であると決定した場合、無線デバイスはMsgAを再送信すると決定する。無線デバイスは、1つ又は複数の方法に基づいて、PUCCHを伝送するかどうかを決定することができる。無線デバイスは、TAタイマーに基づいてPUCCHを伝送するかどうかを決定する。例えば、TAタイマーが期限切れになった場合、無線デバイスは、新しい又は更新されたTA(例えば、上りリンク伝送タイミング調整)が必要であると決定する。この場合、無線デバイスはMsgAを再送信すると決定する場ことができる。例えば、TAタイマーが実行されている場合、無線デバイスは、PUCCHを伝送することを決定する。この場合、無線デバイスは、現在のTA値を調整した上りリンク伝送タイミングでPUCCHを伝送すると決定することができる。例えば、PUCCHを伝送するためにTAが必要でない場合(例えば、上りリンク伝送タイミング調整がない場合)、無線デバイスは、PUCCHを伝送することを決定する。例えば、無線デバイスが基地局から受信したSIB又はRRCメッセージは、明示的又は暗黙的なインジケータによってTAが不要であることを示し得る。例えば、明示的又は暗黙的なインジケーターはスモールセルインジケーターである。この場合、無線デバイスは、PUCCHを伝送することを決定することができる(例えば、TA値がゼロに設定されるか、又はSIB又はRRCによって半静的に構成された値の場合)。例示的な実施例において、MsgA(又はMsgl)を再送信するかPUCCHを伝送するかの決定は、シグナリングオーバーヘッド、バッテリ電力消費、及び/又は再送信中に他の無線デバイスとの衝突が発生する可能性を低減し得る。
例示的な実施例では、無線デバイスは、下りリンク参照信号(例えば、パスロス参照信号)の測定受信信号強度に基づいて、PUCCHを伝送するかどうかを決定する。例えば、受信信号強度の測定値は、無線デバイスと基地局の間の距離を示す。例えば、無線デバイスが基地局から受信したSIB又はRRCメッセージは電力値を示し得、無線デバイスは前記電力値に基づいて無線デバイスが基地局のすぐ近くにあるかどうかを決定する。例えば、定された受信信号強度が電力値を超えた場合に、無線デバイスは、PUCCHを伝送することを決定する。例えば、測定された受信信号強度が電力値以下である場合に、無線デバイスは、MsgAを再送信することを決定する。
図31は、本開示の例示的な実施例の一態様による、PUCCH及び/又はMsgA伝送の例示的な図である。2段階のRA手順を開始する無線デバイスは、プリアンブル1341とトランスポートブロック1342を含むMsgA 1331を伝送できる。MsgA 1331(又はトランスポートブロック1342)は、無線デバイスのC-RNTI(又は無線デバイスのC-RNTIを示すC-RNTI MAC CEを含む)を示すことができる。無線デバイスは、例えば、MsgA 1331(又はトランスポートブロック1342)の伝送に応答して、時間間隔中に、MsgAへの応答(MsgB)を探すために下りリンク制御チャネルの監視を開始することができる。例えば、前記時間間隔は、MsgA 1331(又はトランスポートブロック1342)の伝送に応答して開始されるタイマーによって実施され得る。例えば、前記時間間隔は、MsgA 1331(又はトランスポートブロック1342)の伝送に応答して開始されるウィンドウ(例えば、図31に示されるようなMsgB RARウィンドウ)によって実施され得る。無線デバイスは、C-RNTIに宛てられたPDCCHを検出することができる。PDCCHは、PDSCHの下りリンク割り当てを示すDCI(MsgAの応答、例えば、MsgB)を含み得る。DCIはさらに、PUCCHの時間/周波数無線リソースを示し得、無線デバイスは前記リソースでACK又はNACKをPDSCHの復号の成功又は失敗の指標として伝送する。PDSCH(MsgAに対する応答、例えば、MsgB)は、新規又は更新されたTAを含み得る。無線デバイスはPDSCHのデコードに失敗する可能性がある。例えば、PUCCHを伝送するためにTAが必要ない場合(例えば、TA=0)、及び/又はPUCCHの上りリンク伝送タイミング調整に使用される現在のTAが有効である(例えば、TAタイマーが実行されている)場合、無線デバイスは、PUCCHを伝送することを決定し得る。例えば、PUCCHの上りリンク伝送タイミング調整のために、PUCCHを伝送するために新しい又は更新されたTAが必要な場合(例えば、TAタイマーが期限切れになる場合)、無線デバイスは、PUCCHを伝送できない可能性がある。無線デバイスは、本明細書の例示的な実施例(例えば、図27A、図27B、図28A、図28B、図29、及び/又は図30)によって開示されるタイマー又はウィンドウ調整(又は延長)に基づいて、1つ又は複数のPDSCHを受信する1つ又は複数の追加の機会を有し得る。例えば、TAタイマーが期限切れになった場合(例えば、有効なTA値が利用できない場合)、無線デバイスはMsgAを再送信することを決定することができる。
例えば、無線デバイスは、第1のプリアンブルと無線デバイス識別子を含む第1のトランスポートブロックとを含む第1のメッセージを伝送することができる。無線デバイスは、下りリンク制御チャネルを介して、無線デバイス識別子に宛てられた第1の下りリンク制御情報を受信することができる。無線デバイスは、第1の下りリンク制御情報に基づいて、受信された第1の応答の復号失敗を決定することができる。無線デバイスは、復号失敗の決定、及び/又は有効なタイミングアドバンス値が上りリンク制御信号の伝送に利用可能であるかどうかの決定に基づいて、第2のプリアンブル及び第2のトランスポートブロックを含む第2のメッセージ、又は上りリンク制御信号を伝送することができる。
例えば、無線デバイスは、第1のプリアンブルと無線デバイス識別子を含む第1のトランスポートブロックとを含む第1のメッセージを伝送することができる。無線デバイスは、下りリンク制御チャネルを介して、無線デバイス識別子に宛てられた第1の下りリンク制御情報を受信することができる。無線デバイスは、第1の下りリンク制御情報に基づいて、受信された第1の応答の復号失敗を決定することができる。無線デバイスは、有効なタイミングアドバンス値が上りリンク制御信号を伝送するために利用可能であるかどうかを決定することができる。無線デバイスは、有効なタイミングアドバンス値が利用可能であるかどうかの決定に基づいて、第2のプリアンブル及び第2のトランスポートブロックを含む第2のメッセージ、又は上りリンク制御信号のうちの1つを選択することができる。無線デバイスは、選択されたものを伝送することができる。
図32は、本開示の例示的な実施例の一態様による無線デバイスの例示的な流れ図である。無線デバイスは、セルを介して第1のプリアンブルを伝送することができる。無線デバイスは、ランダムアクセス応答のための下りリンクグラントを受け取ることができる。無線デバイスは、ランダムアクセス応答の受信に失敗したと決定することができる。無線デバイスは、前記失敗及びセルのタイムアラインメントタイマーに基づいて、セルを介して伝送するための上りリンク信号を決定することができ、ここで、上りリンク信号は、第2のプリアンブル及び否定応答の1つである。
図33は、本開示の例示的な実施例の一態様による基地局の例示的な流れ図である。基地局は、セルを介して第1のプリアンブルを受信することができる。基地局は、ランダムアクセス応答のための下りリンクグラントを伝送することができる。基地局は、上りリンク信号を受信することができる。例えば、ランダムアクセス応答の伝送失敗及びセルのタイムアラインメントタイマーに基づいて、上りリンク信号は、第2のプリアンブル及び否定応答のうちの1つを含む。
本開示の例示的な実施例は、MsgAの再送信の決定を改善することができる。一例では、例えば、基地局がC-RNTI(例えば、C-RNTI MAC CE)を含むMsgA(例えば、トランスポートブロック)を受信及び/又は復号しない場合、基地局は、C-RNTIに宛てられたPDCCHを無線デバイスに伝送しなくてもよい。例えば、基地局が、C-RNTI(例えば、C-RNTI MAC CE)を含むMsgA(例えば、トランスポートブロック)を首尾よく受信及び/又は復号する場合、基地局は、C-RNTIに宛てられたPDCCHを無線デバイスに伝送することができる。C-RNTIに宛てられたPDCCHを検出し、PDCCHのDCIによって示される下りリンク割り当てに基づいてPDSCHのデコードに失敗した無線デバイスは、基地局がMsgAを正常に受信したと決定することができる。この場合、無線デバイスは、PDSCHが基地局から無線デバイスに(例えば、他のいかなる無線デバイスにも伝送されない)伝送されていると決定し得、例えば、競合解決が成功したと決定し得る。この場合、基地局からのPDSCHの再送信により、既存の技術よりも遅延と輻輳レベルの増加が改善される可能性がある。例えば、C-RNTIに基づいて検出されたPDCCHのDCIによって示される下りリンク割り当てに基づいてPDSCHを復号できないと決定した後又は決定に応答して、無線デバイスは、別のPDSCHを監視し続ける(又は継続する)ことができる。例えば、基地局が、PDCCH内の下りリンク割り当てによってスケジュールされたPUCCH(例えば、ACK又はNACK)を受信できなった場合、基地局は、無線デバイスが伝送されたPDSCHを復号できない可能性があると決定し得る。基地局は、例えば、無線デバイスが伝送されたPDSCHの復号に失敗したと決定した後又はその決定に応答して、PDSCHを伝送することができる。例えば、無線デバイスが伝送されたPDSCHの復号に失敗したと決定した後又はその決定に応答して、基地局は、第2のPDSCHの伝送を無線デバイスに示すために、第2の下りリンク割り当てを含む第2のPDCCHを無線デバイスに伝送する。例えば、第2のPDCCHの伝送後又は伝送に応答して、基地局は、第2の下りリンク割り当てに基づいて、第2のPDSCHを無線デバイスに伝送することができる。例示的な実施例は、無線デバイスのために、強化されたタイマー又はウィンドウ管理を用いて別のPDSCHを監視する方法を提供し得る。例示的な実施例は、強化されたタイマー又はウィンドウ管理に基づいて、MsgAの再送信の決定を強化することができる。例示的な実施例は、基地局について、別のPDSCHを無線デバイスに伝送する必要があるかどうかの改善された決定を提供することができる。
本明細書の例示的な実施例では、例えば、MsgAを伝送する前に、及び/又はMsgBを受信する前に、無線デバイスは、基地局からTA値を受信していない可能性があり、及び/又は有効なTAを有していない(例えば、TAタイマーが満了する)可能性がある。例えば、無線デバイスは、MsgA(例えば、プリアンブル 1341及び/又はトランスポートブロック1342)の上りリンク伝送のために、TA値をゼロに設定することができる。本明細書の例示的な実施例の無線デバイスは、有効なTAなしで、又はTAなしで2段階のRA手順を開始することができる。この無線デバイスは、図25Aに示されるように、MsgAを介してC-RNTIを送信し、C-RNTIに宛てられたPDCCHを受信することができる。この無線デバイスは、C-RNTIに宛てられたPDCCHを正常に検出し、PDCCHのDCIによって示される下りリンク割り当てに基づいて受信したPDSCHのデコードに失敗する可能性がある。この場合、例えば、無線デバイスは有効なTAを持たないので、無線デバイスは、PDSCH(例えば、MsgB)の受信に対するNACKを基地局に送信しなくてもよい。例えば、図25Aに記載されているように、新しい又は更新されたTA値は、無線デバイスがデコードに失敗した(例えば、PDSCHのデコード失敗のために新しい又は更新されたTA値を取得できない)PDSCHに含まれ得る。この無線デバイスは、この場合、例えば、C-RNTIに宛てられたPDCCHを検出することに基づいて(又はそれによって)競合解決が解決される場合に、MsgAの再送信を決定することができる(例えば、図25AのMsgB RARウィンドウが満了する)。この無線デバイスは、C-RNTIに宛てられたPDCCHの検出後又は検出に応答して、開始された2段階のRA手順が正常に完了したと決定できないかもしれない。
一例では、C-RNTIに宛てられたPDCCHを検出し、PDCCHによって示される下りリンク割り当てに基づいて受信されたPDSCHをデコードできない無線デバイスは、下りリンク制御チャネルを監視し続ける(又は継続する)ことができる。例えば、無線デバイスは、PDSCHの巡回冗長検査(CRC)の結果(デコードの成功又は失敗)に基づいて、PDSCHが正常にデコードされたかどうかを決定する。例えば、MsgA(又はトランスポートブロック)の伝送後又は伝送に応答して開始されたタイマーが実行されている場合(又はMsgA(又はトランスポートブロック)の伝送後又は伝送に応答して、開始されたウィンドウ(例えば、MsgB RARウィンドウ)の間)、無線デバイスは下りリンク制御チャネルを監視し続ける(又は継続する)。MsgA(又はトランスポートブロック)の伝送後又は伝送に応答して、無線デバイスは、開始されたウィンドウの間に(例えば、タイマーが実行されているとき、タイマーが開始されたとき)、基地局からのC-RNTIに宛てられた1つ又は複数のPDCCH(及び/又は1つまたは複数のPDCCHによってスケジュールされた1つ又は複数のPDSCH)が存在すると決定する(例えば、予期する)ことができる。無線デバイスは、第2の下りリンク割り当てを示す第2のDCIを含む第2のPDCCHを受信できる。無線デバイスは、第2の下りリンク割り当てを使用して第2のPDSCH(例えば、MsgB)を受信することができる。無線デバイスは、第2のPDSCHを正常にデコードできる。第2のPDSCHは、MsgAの応答(例えば、MsgB)を含み得る。前記応答は、TA値を示し得る(例えば、TAコマンドによって示される)。例えば、TA値はTAコマンドMAC CEによって示される。例えば、第2のPDSCH(例えば、MsgB)を正常に復号化した後、又はそれに応答して、無線デバイスは、MsgB受信のACK(例えば、UCIを使用して)を基地局に伝送することができる。ACKの上りリンク伝送は、第2のPDCCHによって示される(及び/又はスケジュールされる)ことができる。例えば、第2の下りリンク割り当ては、PDSCH受信のACK/NACK伝送のためのPUCCHのリソースインジケータ、ACK/NACK伝送のためのPUCCHの送信電力制御コマンド、PDSCHからHARQへのフィードバック(例えば、ACK/NACK伝送)タイミングインジケーターを含み得る。無線デバイスは、ウィンドウ中(又はタイマーの実行中)にC-RNTIに宛てられた1つ以上のPDCCHによってスケジュールされた(及び/又は示された)1つ以上のPDSCHのデコードを試みることができる。無線デバイスは、例えば、ウィンドウの終わり又はタイマーが満了するまで、1つ又は複数のPDSCHをデコードできない可能性がある。この場合、例えば、1つ又は複数のPDSCHのデコードに失敗した後、及び/又はタイマーの満了(又はウィンドウの終わり時間に到達する)した後、又はそれに応答して、無線デバイスは、MsgAの再送信を決定することができる。
基地局において、基地局は、基地局がPUCCH(例えば、ACK又はNACK)を受信しかどうかに基づいて、第2のPDSCHの伝送を決定することができる。基地局は、例えば、無線デバイスからMsgA(及び/又はトランスポートブロック1342)を受信した後又は受信に応答して、基地局タイマー(又は基地局ウィンドウ)を開始することができる。例えば、基地局は、PDCCHを介して無線デバイスに、下りリンク割り当てを含むDCIを伝送する。下りリンク割り当ては、PDSCHの時間及び/又は周波数リソース割り当てを示す1つ又は複数のフィールドを含むことができる。無線デバイスは、下りリンク割り当てに基づいてPDSCHを受信することができる。下りリンク割り当ては、PDSCH受信のACK/NACK伝送のためのPUCCHのリソースインジケータ、ACK/NACK伝送のためのPUCCHの送信電力制御コマンド、PDSCHからHARQへのフィードバック(例えば、ACK/NACK伝送)タイミングインジケーターをさらに含み得る。基地局は、例えば、無線デバイスがPDSCHを首尾よく復号した場合、基地局がリソースインジケータによって示されるPUCCHを介して無線デバイスからACK(例えば、ACKを示すUCI)を受信できると決定することができる。基地局は、例えば、無線デバイスがPDSCHのデコードに失敗した場合、基地局がリソースインジケータによって示されるPUCCHを介して、無線デバイスからのACK(例えば、ACKを示すUCI)を受信しない(及び/又は無線デバイスが伝送しない)と決定することができる。例えば、基地局がリソースインジケータによって示されるPUCCHを介して、無線デバイスからのACK(例えば、ACKを示すUCI)受信しない(及び/又は無線デバイスが伝送しない)と決定した後又はそれに応答して、基地局は、第2のPDSCH(及び/又は第2のPDSCHをスケジューリングする第2のPDCCH)の伝送を決定することができる。例えば、基地局タイマーが実行されている場合(又は基地局ウィンドウ中に)、基地局は、第2のPDSCH(及び/又は第2のPDSCHをスケジューリングする第2のPDCCH)を伝送することができる。基地局は、例えば、基地局タイマーが満了した場合(又は基地局ウィンドウの終了後)、第2のPDSCH(及び/又は第2のPDSCHをスケジューリングする第2のPDCCH)を伝送しないことを決定することができる。
図27A及び図27Bは、本開示の例示的な実施例の一態様による1つ又は複数のPDSCHを受信する例示的な図である。図27Aでは、無線デバイスは2段階のRA手順を開始する。無線デバイスは、プリアンブル1341及びトランスポートブロック1342をMsgA 1331の伝送として伝送することができる。トランスポートブロック1342は、無線デバイスのC-RNTI(例えば、C-RNTIを示すC-RNTI MAC CE)を含むことができる。無線デバイスは、MsgA 1331(例えば、トランスポートブロック1342)の伝送に応答して、ウィンドウ(例えば、MsgB RARウィンドウ)又はタイマーを開始することができる。無線デバイスは、ウィンドウ中(又はタイマーの実行中)に下りリンク制御チャネルを監視することができる。無線デバイスは、下りリンク制御チャネルを介して、C-RNTIに宛てられた第1のPDCCHを受信することができる。無線デバイスは、第1のPDCCH内の第1のDCIによって示される第1の下りリンク割り当てによってスケジュールされた第1のPDSCHのデコードに失敗するかもしれない。例えば、(現在の)時間がウィンドウの終わりに達した場合、又はタイマーが実行されている場合、無線デバイスは、下りリンク制御チャネルを監視し続けることができる。無線デバイスは、下りリンク制御チャネルを介して、C-RNTIに宛てられた第2のPDCCHを受信することができる。無線デバイスは、第2のPDCCH内の第2のDCIによって示される第2の下りリンク割り当てによってスケジュールされた第2のPDSCHのデコードに失敗するかもしれない。無線デバイスは、ウィンドウ中又はタイマーの実行中に(例えば、前のN回のN PDSCHの受信(及び/又は)試行が失敗した場合)、前記プロセスをN+1回繰り返すことができる(例えば、N+1回にN+1 PDSCHの受信を試行し、N≧1である)。無線デバイスは、N+1番目のPDSCH(例えば、MsgB、MsgAの応答)を正常にデコードできる。無線デバイスは、N+1番目のPDSCHをスケジューリングするPDCCHのDCIによって示される下りリンク割り当てに基づいて、PUCCHを介してACK(例えば、UCI)を伝送することができる。ウィンドウ中(又はタイマーが満了するまで)に、無線デバイスが1つ以上のPDSCHのデコードに失敗する可能性がある。図27Bは、無線デバイスがN個のPDSCHをデコードできないことを示す例である。無線デバイスは、例えば、(C-RNTIに宛てられた1つ又は複数のPDCCHに基づいて)1つ又は複数のPDSCHを受信した後又は受信に応答して、及びウィンドウ中(又はタイマーが満了するまで)に1つ又は複数のPDSCHのデコードの失敗した場合、MsgAの再送信を決定することができる。
図27A及び/又は図27Bでは、無線デバイスは、HARQを使用して、PDSCH(MsgB)をデコードすることができる。例えば、第1のPDSCHをスケジューリングする第1のPDCCHにおける第1のDCIの第1の下りリンク割り当ては、トランスポートブロック(PDSCH)の冗長バージョンのうちの少なくとも1つを示し得る。無線デバイスは、第2のPDSCHをスケジューリングする第2のPDCCHを受信することができる。第2のPDCCHは、トランスポートブロックの第2の冗長バージョン(PDSCH)を示し得る。無線デバイスは、第1の冗長バージョン及び第2の冗長バージョンに基づくソフト結合を使用して、第1のPDSCH及び第2のPDSCHを結合することができる。このPDSCH結合のHARQプロセス番号は、事前定義されているか、半静的に構成されている可能性がある(SIB又はRRCを介して)。無線デバイスは、HARQプロセス番号を示す(第1、第2、…)PDCCHのフィールドを識別し得る。無線デバイスがHARQプロセスのHARQバッファをフラッシュするかどうかを決定するために、新しいデータインジケータ(NDI)を無線デバイスに使用することができる。例えば、1つ又は複数のPDSCHに対応するHARQプロセス番号が同じであるか、及び/又はNDIが切り替えられていない場合、無線デバイスは、ソフト結合を使用して1つ又は複数のPDSCHを結合する。例えば、N番目のPDCCHによって示されるNDIが切り替えられると、無線デバイスは、事前定義された、半静的に構成された、又はN番目のPDCCHによって示されるHARQプロセス番号に対応するHARQバッファをフラッシュすることができる。例えば、N番目のPDCCHによって示されるNDIが切り替えられない場合、無線デバイスは、HARQバッファ内の受信信号(例えば、トランスポートブロック)をN番目のPDCCHによってスケジュールされたN番目のPDSCHとソフト結合しようと試みることができる。
図28A及び図28Bは、本開示の例示的な実施例の一態様による1つ又は複数のPDSCHを伝送する例示的な図である。図28Aでは、基地局は、無線デバイスから、MsgA 1331の伝送としてプリアンブル1341及びトランスポートブロック1342を受信することができる。トランスポートブロック1342は、無線デバイスのC-RNTI(例えば、C-RNTIを示すC-RNTI MAC CE)を含み得る。基地局は、MsgA(又はプリアンブル1341及び/又はトランスポートブロック1342)の受信タイミング及び/又は伝送タイミングに基づいて、無線デバイスがいつMsgA 1331の伝送(例えば、トランスポートブロック1342の伝送)に応答してウィンドウ(例えば、MsgB RARウィンドウ)又はタイマーを開始するかを決定することができる。基地局は、ウィンドウ中(又はタイマーの実行中)に下りリンク制御チャネルを介して、無線デバイスの第1のPDSCH(例えば、MsgB)をスケジューリングする第1のPDCCHを無線デバイスに伝送することができる。第1のPDCCHは、C-RNTIに宛てる(又はC-RNTIによりスクランブル)ことができる。第1のPDCCHはさらにPUCCHをスケジュールすることができ、無線デバイスは前記PUCCHに基づいて、第1のPDSCHの受信に対するACK又はNACKを伝送する。例えば、基地局が、PUCCHを介して無線デバイスからACKを受信した場合、基地局は、PDSCHの受信(復号化)が成功したと決定することができる。例えば、基地局が、PUCCHを介して無線デバイスからACKを受信しない場合、基地局は、PDSCHの受信(復号化)が失敗したと決定することができる。基地局は、ウィンドウ中(又はタイマーが動作している間)に、下りリンク制御チャネルを介して無線デバイスの第2のPDSCH(例えば、MsgB)をスケジューリングする第2のPDCCHを無線デバイスに伝送することができる。第2のPDCCHは、C-RNTIに宛てる(又はC-RNTIによりスクランブル)ことができる。第2のPDCCHは、第2のPDSCHの下りリンク割り当てを示し得る。例えば、PDSCH(MsgB)に対応するPUCCHが受信されていない場合、基地局は、ウィンドウの間(又はタイマーが満了するまで)このプロセスを繰り返すことができる。例えば、ウィンドウの間又はタイマーが実行されている間に、例えば、前のN個のPDSCHの正常な受信(及び/又はデコード)を示す前のN個のPUCCHが受信された場合、基地局は、このプロセスをN+1回繰り返すことができる(例えば、N+1 PDSCHに対応するN+1 PUCCH(例えば、ACK)の受信をN+1回試み、N≧1)。基地局が、ウィンドウの間に(又はタイマーが満了するまで)無線デバイスから、無線デバイスに伝送された1つ又は複数のPDSCHに対応するPUCCHを受信しない場合があるかもしれない。図28Bは、基地局がN個のPDSCHに対応するPUCCHを受信しないことを示す例である。例えば、ウィンドウ中に(又はタイマーが満了するまで)N個のPDSCH(MsgB)に対応するPUCCHが受信できなった後又はそれに応答して、基地局は、別のPDSCH(例えば、MsgB、その応答)の伝送を停止することを決定し得る。
一例では、PDCCHに宛てるC-RNTIを検出し、PDCCHによって示された下りリンク割り当てに基づいて受信されたPDSCHをデコードできない無線デバイスは、調整されたタイマー又はウィンドウ(例えば、MsgB RARウィンドウ)基づいて下りリンク制御チャネルを監視し続ける(又は継続する)ことができる。無線デバイスは、基地局に、MsgA(例えば、トランスポートブロック1342)を伝送し、例えば、MsgA(例えば、トランスポートブロック1342)の伝送後又は伝送に応答して、タイマー又はウィンドウ(例えば、MsgB RARウィンドウ)を開始することができる。無線デバイスは、C-RNTIに宛てられたPDCCHを受信することができ、無線デバイスは、MsgA及び/又はMsgAのトランスポートブロック1342(例えば、C-RNTI MAC CE)を介して基地局に前記C-RNTIを伝送する。無線デバイスは、PDCCHによってスケジュールされたPDSCHの受信及び/又はデコードを試みることができる。例えば、無線デバイスは、PDSCHの巡回冗長検査(CRC)の結果(デコードの成功又は失敗)に基づいて、PDSCHが正常にデコードされたかどうかを決定する。例えば、無線デバイスは、例えば、タイマー又はウィンドウ(MsgB RARウィンドウ)を調整(又は延長)することによって、下りリンク制御チャネルを監視し続ける(又は継続する)。タイマー又はウィンドウ(MsgB RARウィンドウ)の調整(又は拡張)は、1つ又は複数の方法で実装できる。例えば、PDSCHデコードが失敗したと決定した後又はそれに応答して(例えば、CRC結果に基づいて)、無線デバイスはタイマー又はウィンドウを再起動する。例えば、PDSCH復号が失敗したと決定した後又はそれに応答して(例えば、CRC結果に基づいて)、無線デバイスは、タイマー又はウィンドウを再開することができる。無線デバイスは、PDCCHの受信タイミング又はPDCCHによってスケジュールされたPDSCHの受信タイミングに基づいて(例えば、それに関して、それに応じて、又はそれに応答して)、タイマー又はウィンドウの再起動タイミングを決定することができる。例えば、PDSCH復号が失敗したと決定した後又はそれに応答して(例えば、CRC結果に基づいて)、無線デバイスは、第2のタイマー又は第2のウィンドウを開示することができる。例えば、第2のタイマー及び第2のタイマーは、事前定義された、又はSIB又はRRCメッセージによって半静的に構成された同じタイマー値を持ち得る。例えば、第2のタイマー及び第2のタイマーは、事前定義された、又はSIB又はRRCメッセージによって半静的に構成された異なるタイマー値を持ち得る。無線デバイスは、PDCCHの受信タイミング又はPDCCHによってスケジュールされたPDSCHの受信タイミングに基づいて(例えば、それに関して、それに応じて、又はそれに応答して)、第2のタイマー又は第2のウィンドウの開始タイミングを決定することができる。調整されたタイマー又はウィンドウの間(タイマー又はウィンドウを再開するか、又は第2のタイマー又は第2のウィンドウを開始することによって)、無線デバイスは、第2のPDSCH(MsgB)を探すために下りリンク制御チャネルを監視することができる。
図29は、本開示の例示的な実施例の一態様による調整された(又は拡張された)ウィンドウ(例えば、MsgB RARウィンドウ)の例である。2段階のRA手順を開始する無線デバイスは、MsgAを伝送することができる。MsgAのトランスポートブロックは、無線デバイスのC-RNTI(例えば、C-RNTI MAC CE)を含むことができる。無線デバイスは、例えば、MsgA(又はトランスポートブロック)の伝送に応答して、タイマー又はウィンドウ(例えば、MsgB RARウィンドウ)を開始することができる。無線デバイスは、ウィンドウの間(又はタイマーが実行されている間)に、MsgAの応答(例えば、MsgB)について下りリンク制御チャネルを監視することができる。無線デバイスは、ウィンドウ中(又はタイマーの実行中)にC-RNTI宛ての第1のPDCCHを受信することができる。第1のPDCCHは、第1のPDSCH(例えば、MsgBを含むMAC PDU)のスケジューリング情報(例えば、時間/周波数無線リソース)を示す第1の下りリンク割り当てを含み得る。無線デバイスは、第1のPDSCHを受信し、第1のPDSCHのデコードを試みることができる。無線デバイスは、例えば、第1のPDSCHのCRC結果(例えば、復号の失敗を示す)に基づいて、第1のPDSCHの復号の失敗を決定することができる。無線デバイスは、第2のPDCCH及び/又は第2のPDCCHによってスケジュールされた第2のPDSCHを受信しようと試みることができる。例えば、無線デバイスはタイマー又はウィンドウを調整(又は延長)することができる。調整された(拡張された)タイマー又はウィンドウは、基地局がネットワーク内の下りリンク伝送の下りリンクリソースを柔軟に割り当てることを可能にし得る。無線デバイスは、調整された(又は延長された)タイマー又はウィンドウの間に、第2のPDSCH(例えば、MsgB)をスケジュールする第2のPDCCHを受信することができる。
図30は、本開示の例示的な実施例の一態様による調整された(又は拡張された)ウィンドウの例である。調整されたタイマー又はウィンドウは、1つ又は複数の方法で実施することができる。例えば、調整されたタイマー又はウィンドウは、タイマー又はウィンドウの再起動に基づいて実装され得る。例えば、図29に示されるように、無線デバイスは、例えば、MsgA(又はトランスポートブロック)の伝送後又は伝送に応答して、MsgB RARウィンドウを開始する。無線デバイスは、第1のPDSCHの復号失敗を決定することができる(例えば、図29に記載/示されているように)。無線デバイスは、復号化失敗の決定の後又はそれに応答して、図30の例1に示されるように、MsgB RARウィンドウを再開することによって、MsgB RARウィンドウを調整又は拡張することを決定することができる。MsgB RARウィンドウの再開タイミングは、第1のPDCCHのオフセット(事前定義された、又は半静的に構成された)及び/又は受信タイミング(例えば、PDCCH受信又は第1のPDCCHのCORESETの終了時)に基づいて決定され得る。MsgB RARウィンドウの再開タイミングは、第1のPDSCHのオフセット(事前定義された、又は半静的に構成された)及び/又は受信タイミングに基づいて決定され得る。例えば、調整されたタイマー又はウィンドウは、第2のタイマー又は第2のウィンドウの開始に基づいて実施され得る。例えば、無線デバイスは例えばMsgA(又はトランスポートブロック)の伝送後又は伝送に応答して、第1のMsgB RARウィンドウを開始する。無線デバイスは、第1のPDSCHの復号失敗を決定することができる(例えば、図29に記載/示されているように)。復号化失敗の決定の後又はそれに応答して、図30の例2に示されるように、無線デバイスは、第2のMsgB RARウィンドウを開始することによって、MsgB RARウィンドウを調整又は拡張することを決定し得る。第2のMsgB RARウィンドウの開始タイミングは、第1のPDCCHのオフセット(事前定義又は半静的に構成された)及び/又は受信タイミング(例えば、PDCCH受信又は第1のPDCCHのCORESETの終了時)に基づいて決定され得る。第2のMsgB RARウィンドウの開始タイミングは、第1のPDSCHのオフセット(事前定義された、又は半静的に構成された)及び/又は受信タイミングに基づいて決定され得る。
図30のMsgB RARウィンドウの調整の数は、1つに制限され得る。例えば、無線デバイスが、(例えば、図30の任意の例によって実装される)調整された(拡張された)タイマー又はウィンドウの間に少なくとも1つのPDSCH(MsgB)をデコードしない場合、無線デバイスは、MsgAの再送信を決定し得る。
無線デバイスは、図27A又は図27BのN回の復号化失敗のそれぞれについて、図30のMsgB RARウィンドウを調整することができる。例えば、n番目のPDSCH(MsgB)の復号の失敗の後又はそれに応答して、無線デバイスは例えば図30の例の1つに基づいて、MsgB RARウィンドウを調整(又は拡張)することができ、1≦n≦Nである。例えば、n+1番目のPDSCH(MsgB)の復号の失敗の後又はそれに応答して、無線デバイスは例えば図30の例の1つに基づいて、MsgB RARウィンドウを調整(又は拡張)することができ、1≦n+1≦Nである。例えば、MsgB RARウィンドウの調整の数を制限する第1の値がある場合がある。第1の値は、事前定義されているか、SIB又はRRCのパラメータによって示される場合がある。第1の値は、基地局からのPDSCH(MsgB)(再)送信の数を示し得る。例えば、PDSCH(MsgB)のHARQがサポートされている場合、第1の値は、PDSCH(MsgB)伝送用に事前定義された又は半静的に構成された冗長バージョンパターンのサイズと同じである可能性がある。例えば、調整の数(又はPDSCH(MsgB)(再)送信の数)が第1の値に達した場合に、無線デバイスは、MsgAの再送信を決定することができる。
例えば、無線デバイスは、プリアンブルと無線デバイス識別子を含むトランスポートブロックとを含むメッセージを伝送することができる。無線デバイスは、下りリンク制御チャネルを介して、無線デバイス識別子を使用して第1の下りリンク制御情報を受信することができる。無線デバイスは、第1の下りリンク制御情報に基づいて受信された応答の復号化失敗を決定することができる。復号化の失敗に応答して、無線デバイスは、下りリンク制御チャネルを監視するために時間間隔を調整することができる。無線デバイスは、調整された時間間隔中に応答の再送信を受信することができる。無線デバイスは、応答の復号化の成功に応答して、上りリンク制御信号を伝送することができる。例えば、上りリンク制御信号の伝送タイミングは、応答で示されたタイミングアドバンス値に基づいて決定される。例えば、調整された時間間隔は、第1の応答の受信に応答して開始される。例えば、調整された時間間隔は、下りリンク制御情報の受信に応答して開始される。例えば、無線デバイスは、トランスポートブロックの伝送に応答して第1の監視ウィンドウを開始することができる。例えば、時間間隔は、第1の応答の受信に応答して再開する第1の監視ウィンドウの第1の持続時間を含む。例えば、時間間隔は、下りリンク制御情報の受信に応答して再開する第1の監視ウィンドウの第1の持続時間を含む。例えば、時間間隔は、応答の受信に応答して開始する第2の監視ウィンドウの第2の持続時間を含む。例えば、時間間隔は、下りリンク制御情報の受信に応答して開始する第2の監視ウィンドウの第2の持続時間を含む。例えば、無線デバイス識別子はセル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)である。例えば、無線デバイスはタイミングアドバンス値を受信していない。例えば、無線デバイスの時間アライメントタイマーが期限切れになる。例えば、第2の応答はタイミングアドバンス値を示す。例えば、無線デバイスは、タイミングアドバンス値に基づいて、上りリンク制御信号の上りリンク伝送タイミングを調整することができる。例えば、無線デバイスは、2段階のランダムアクセス手順の開始に応答して、プリアンブルとトランスポートブロックを含むメッセージを伝送する。例えば、無線デバイスは、例えば、トランスポートブロックの伝送に応答して、無線デバイス識別子及び第2の識別子を使用して下りリンク制御チャネルを監視することができる。例えば、無線デバイスは、例えば、復号化の失敗に応答して、無線デバイス識別子を使用して下りリンク制御チャネルを監視することができる。
例えば、無線デバイスは、第1のプリアンブルと無線デバイス識別子を含む第1のトランスポートブロックとを含む第1のメッセージを伝送することができる。無線デバイスは、下りリンク制御チャネルを介して、無線デバイス識別子を使用して第1の下りリンク制御情報を受信することができる。無線デバイスは、第1の下りリンク制御情報に基づいて受信された第1の応答の復号失敗を決定することができる。無線デバイスは、失敗の決定に応答して、下りリンク制御チャネルを監視するために時間間隔を調整することができる。無線デバイスは、調整された時間間隔中に応答が受信されなかったと決定することができる。無線デバイスは、前記決定に応答して、第2のプリアンブル及び第2のトランスポートブロックを含む第2のメッセージを伝送することができる。