JP7354645B2 - カム切換機構および内燃機関 - Google Patents
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Description
この発明の第3の局面におけるカム切換機構は、吸気弁を開閉する第1カムおよび第2カムを備え、第1カムにより、吸気弁をピストンが下死点から上死点に移動する間における下死点と上死点との中間の位相よりも進角側で閉じる開閉タイミングに設定し、第2カムにより、吸気弁を中間の位相よりも遅角側で閉じる開閉タイミングに設定するとともに、第1カムと第2カムとを切り換え可能に構成され、第2カムは、吸気弁を、上死点の近傍で閉じる開閉タイミングに設定するように構成されている。
この発明の第3の局面におけるカム切換機構では、上記のように構成することによって、上記第1の局面のカム切換機構と同様に、ポンピングロスを低減することができる。また、より効果的に、気筒内に流入した吸気を、吸気通路側に吹き戻すことができる。このため、ポンピングロス(スロットルバルブによる抵抗)をより低減することができるとともに、触媒性能をより効果的に発揮することができる。
この発明の第4の局面におけるカム切換機構は、吸気弁を開閉する第1カムおよび第2カムを備え、第1カムにより、吸気弁をピストンが下死点から上死点に移動する間における下死点と上死点との中間の位相よりも進角側で閉じる開閉タイミングに設定し、第2カムにより、吸気弁を中間の位相よりも遅角側で閉じる開閉タイミングに設定するとともに、第1カムと第2カムとを切り換え可能に構成され、第1カムは、吸気弁を、下死点よりも遅角側で閉じる開閉タイミングに設定するように構成され、吸気弁を、上死点の近傍で開くとともに、下死点よりも進角側で閉じる開閉タイミングに設定する小型カムをさらに備え、小型カムと第1カムと第2カムとを切り換え可能に構成されている。
この発明の第4の局面におけるカム切換機構では、上記のように構成することによって、上記第1の局面のカム切換機構と同様に、ポンピングロスを低減することができる。また、小型カムにより、車両の駆動状況に応じてより適切な(細かな)カムの切り換えを行うことができるようになるので、ポンピングロス(スロットルバルブによる抵抗)をより低減することができるとともに、触媒性能をより効果的に発揮することができる。
この発明の第5の局面における内燃機関は、吸気弁および排気弁が設けられた内燃機関本体と、吸気弁を開閉する吸気側カム切換機構とを備え、吸気側カム切換機構を設ける場合には、吸気側カム切換機構は、吸気弁をピストンが下死点から上死点に移動する間における下死点と上死点との中間の位相よりも進角側で閉じる開閉タイミングに設定する第1カムと、吸気弁を中間の位相よりも遅角側で閉じる開閉タイミングに設定する第2カムとを含み、第1カムと第2カムとを切り換え可能に構成され、第2カムは、吸気弁を、上死点の近傍で閉じる開閉タイミングに設定するように構成されている。
この発明の第5の局面における内燃機関では、上記のように構成することによって、上記第1の局面のカム切換機構と同様に、ポンピングロスを低減することができる。また、より効果的に、気筒内に流入した吸気を、吸気通路側に吹き戻すことができる。このため、ポンピングロス(スロットルバルブによる抵抗)をより低減することができるとともに、触媒性能をより効果的に発揮することができる。
この発明の第6の局面における内燃機関は、吸気弁および排気弁が設けられた内燃機関本体と、吸気弁を開閉する吸気側カム切換機構とを備え、吸気側カム切換機構を設ける場合には、吸気側カム切換機構は、吸気弁をピストンが下死点から上死点に移動する間における下死点と上死点との中間の位相よりも進角側で閉じる開閉タイミングに設定する第1カムと、吸気弁を中間の位相よりも遅角側で閉じる開閉タイミングに設定する第2カムとを含み、第1カムと第2カムとを切り換え可能に構成され、第1カムは、吸気弁を、下死点よりも遅角側で閉じる開閉タイミングに設定するように構成され、吸気弁を、上死点の近傍で開くとともに、下死点よりも進角側で閉じる開閉タイミングに設定する小型カムをさらに備え、小型カムと第1カムと第2カムとを切り換え可能に構成されている。
この発明の第6の局面における内燃機関では、上記のように構成することによって、上記第1の局面のカム切換機構と同様に、ポンピングロスを低減することができる。また、小型カムにより、車両の駆動状況に応じてより適切な(細かな)カムの切り換えを行うことができるようになるので、ポンピングロス(スロットルバルブによる抵抗)をより低減することができるとともに、触媒性能をより効果的に発揮することができる。
すなわち、上記カム切換機構および内燃機関において、第2カムは、内燃機関本体の燃焼室に燃料を供給して点火した後の吸気工程および圧縮工程に相当するピストンの移動タイミングにおいて、吸気弁が開状態に保持されるように、吸気弁の開閉タイミングを設定するように構成されている。
また、上記カム切換機構および内燃機関において、第2カムは、吸気弁の開閉タイミングにおいて、吸気弁の開弁期間の角度幅が360度となるように構成されている。
図1~図6を参照して、第1実施形態によるエンジン1(内燃機関の一例)の構成について説明する。
図2に示すように、吸気側カム切換機構4は、動力伝達部41と、第1カム42aと、第2カム42bとを備えている。なお、第2カム42bは、側面視で(吸気側カムシャフト26aの軸方向から見て)、第1カム42aよりも大きく形成されている。
動力伝達部41は、第1カム42aと第2カム42bとを切り換え可能に構成されている。動力伝達部41は、第1カム42aと第2カム42bとを切り換えて、第1カム42aと第2カム42bとの一方の動力を吸気弁25aに伝達するように構成されている。
第1カム42aは、エンジン1が駆動され、車両が通常の運転状態にある場合に、動力伝達部41を介して吸気弁25aを駆動させるように構成されている。第1カム42aは、図3に示すように、吸気弁25aを、上死点の近傍で開くとともに、ピストンPが下死点から上死点に移動する間における下死点と上死点との中間の位相αよりも進角側で閉じる開閉タイミングに設定するように構成されている。
図1に示すエンジン1は、出力トルクの発生要求が解除されてインジェクタからの燃料噴射が停止された期間(車両の停止時を含む)において、第2カム42bにより吸気弁25aを開閉するように構成されている。なお、出力トルクの発生要求が解除されたとは、要するに、アクセルがオフになったことを意味する。
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
図7および図8を参照して、第2実施形態について説明する。この第2実施形態では、上記第1実施形態の構成に加えて、吸気側カム切換機構204(特許請求の範囲の「カム切換機構」の一例)が小型カム42cをさらに備える例について説明する。なお、図中において、上記第1実施形態と同様の構成には、同じ符号を付して図示する。
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
今回開示された実施形態は、全ての点で例示であり制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更(変形例)が含まれる。
2 エンジン本体(内燃機関本体)
4、204 吸気側カム切換機構(カム切換機構)
7 排気側カム切換機構(カム切換機構)
23 燃焼室
25a 吸気弁
25b 排気弁
42a 第1カム
42b 第2カム
42c 小型カム
72a 第3カム
72b 第4カム
P ピストン
Claims (10)
- 吸気弁を開閉する第1カムおよび第2カムを備え、
前記第1カムにより、前記吸気弁をピストンが下死点から上死点に移動する間における前記下死点と前記上死点との中間の位相よりも進角側で閉じる開閉タイミングに設定し、前記第2カムにより、前記吸気弁を前記中間の位相よりも遅角側で閉じる開閉タイミングに設定するとともに、前記第1カムと前記第2カムとを切り換え可能に構成され、
前記第2カムは、バルブ開閉タイミングの位相において、前記吸気弁の開弁時における位置と前記吸気弁の閉弁時における位置とが互いに近傍の位置になるように構成されている、カム切換機構。 - 前記第2カムは、前記吸気弁を、前記上死点の近傍で開く開閉タイミングに設定するように構成されている、請求項1に記載のカム切換機構。
- 少なくとも、出力トルクの発生要求が解除されてインジェクタからの燃料噴射が停止された期間、または、燃焼室に燃料を供給して最初に点火するまでの期間において、前記第2カムにより前記吸気弁を開閉するように構成されている、請求項1または2に記載のカム切換機構。
- 前記出力トルクの発生要求が解除されて前記インジェクタからの燃料噴射が停止された期間において前記第2カムにより前記吸気弁を開閉する場合には、前記出力トルクの発生要求が解除された直後の前記燃焼室内の点火がオフになるタイミングで、前記第1カムから前記第2カムに切り換えるように構成されている、請求項3に記載のカム切換機構。
- 前記第1カムおよび前記第2カムは、前記吸気弁と排気弁とが同時に開くことがないように、前記吸気弁の開閉タイミングを設定するように構成されている、請求項1~4のいずれか1項に記載のカム切換機構。
- 吸気弁および排気弁が設けられた内燃機関本体と、
前記吸気弁を開閉する吸気側カム切換機構とを備え、
前記吸気側カム切換機構は、前記吸気弁をピストンが下死点から上死点に移動する間における前記下死点と前記上死点との中間の位相よりも進角側で閉じる開閉タイミングに設定する第1カムと、前記吸気弁を前記中間の位相よりも遅角側で閉じる開閉タイミングに設定する第2カムとを含み、前記第1カムと前記第2カムとを切り換え可能に構成され、
前記第2カムは、バルブ開閉タイミングの位相において、前記吸気弁の開弁時における位置と前記吸気弁の閉弁時における位置とが互いに近傍の位置になるように構成されている、内燃機関。 - 吸気弁を開閉する第1カムおよび第2カムを備え、
前記第1カムにより、前記吸気弁をピストンが下死点から上死点に移動する間における前記下死点と前記上死点との中間の位相よりも進角側で閉じる開閉タイミングに設定し、前記第2カムにより、前記吸気弁を前記中間の位相よりも遅角側で閉じる開閉タイミングに設定するとともに、前記第1カムと前記第2カムとを切り換え可能に構成され、
前記第2カムは、前記吸気弁を、前記上死点の近傍で閉じる開閉タイミングに設定するように構成されている、カム切換機構。 - 吸気弁を開閉する第1カムおよび第2カムを備え、
前記第1カムにより、前記吸気弁をピストンが下死点から上死点に移動する間における前記下死点と前記上死点との中間の位相よりも進角側で閉じる開閉タイミングに設定し、前記第2カムにより、前記吸気弁を前記中間の位相よりも遅角側で閉じる開閉タイミングに設定するとともに、前記第1カムと前記第2カムとを切り換え可能に構成され、
前記第1カムは、前記吸気弁を、前記下死点よりも遅角側で閉じる開閉タイミングに設定するように構成され、
前記吸気弁を、前記上死点の近傍で開くとともに、前記下死点よりも進角側で閉じる開閉タイミングに設定する小型カムをさらに備え、
前記小型カムと前記第1カムと前記第2カムとを切り換え可能に構成されている、カム切換機構。 - 吸気弁および排気弁が設けられた内燃機関本体と、
前記吸気弁を開閉する吸気側カム切換機構とを備え、
前記吸気側カム切換機構を設ける場合には、前記吸気側カム切換機構は、前記吸気弁をピストンが下死点から上死点に移動する間における前記下死点と前記上死点との中間の位相よりも進角側で閉じる開閉タイミングに設定する第1カムと、前記吸気弁を前記中間の位相よりも遅角側で閉じる開閉タイミングに設定する第2カムとを含み、前記第1カムと前記第2カムとを切り換え可能に構成され、
前記第2カムは、前記吸気弁を、前記上死点の近傍で閉じる開閉タイミングに設定するように構成されている、内燃機関。 - 吸気弁および排気弁が設けられた内燃機関本体と、
前記吸気弁を開閉する吸気側カム切換機構とを備え、
前記吸気側カム切換機構を設ける場合には、前記吸気側カム切換機構は、前記吸気弁をピストンが下死点から上死点に移動する間における前記下死点と前記上死点との中間の位相よりも進角側で閉じる開閉タイミングに設定する第1カムと、前記吸気弁を前記中間の位相よりも遅角側で閉じる開閉タイミングに設定する第2カムとを含み、前記第1カムと前記第2カムとを切り換え可能に構成され、
前記第1カムは、前記吸気弁を、前記下死点よりも遅角側で閉じる開閉タイミングに設定するように構成され、
前記吸気弁を、前記上死点の近傍で開くとともに、前記下死点よりも進角側で閉じる開閉タイミングに設定する小型カムをさらに備え、
前記小型カムと前記第1カムと前記第2カムとを切り換え可能に構成されている、内燃機関。
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| JP2019135477A JP7354645B2 (ja) | 2019-07-23 | 2019-07-23 | カム切換機構および内燃機関 |
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| JP2015232323A (ja) | 2014-05-13 | 2015-12-24 | 株式会社日本自動車部品総合研究所 | 内燃機関の制御装置 |
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