以下に、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態により本発明が限定されるものではない。
(第1実施形態)
(決済システムの構成)
図1は、第1実施形態に係る決済システムの模式図である。図1に示すように、本実施形態に係る決済システム1は、端末10とサーバ12とを含む。決済システム1は、購入者Bが店舗Aで商品やサービスを購入する際に、電子決済を行うシステムであり、ユーザスキャン方式で電子決済を行う。第1実施形態においては、店舗Aは、位置(場所)が固定された固定店舗である。店舗Aには、店舗情報表示部14が設けられている。店舗情報表示部14には、店舗情報I1を示す識別子が表示される。店舗情報I1とは、後述するように店舗Aの情報であり、店舗情報I1を示す識別子は、店舗情報I1を含んだ識別子である。ここでの識別子は、任意のものであってよいが、例えばQRコード(登録商標)などであってよい。店舗情報表示部14は、店舗情報I1を示す識別子を表示するものであれば任意のものであってよく、例えば、店舗情報I1を示す識別子が印字された部材であってもよいし、店舗情報I1を示す識別子が表示される表示装置であってもよい。また、決済システム1に、店舗情報表示部14が含まれていてもよい。
ユーザスキャン方式で電子決済を行う際には、購入者Bは、自身が所持する端末10で店舗情報表示部14に表示されている店舗情報I1を読み取り、その店舗情報I1と、店舗Aからの請求金額の情報である金額情報I2とを、端末10からサーバ12に送信する。サーバ12は、店舗情報I1と金額情報I2とを用いて決済を行い、決済が完了すると、端末10には、決済が完了した旨の画像が表示される。店舗AのスタッフCは、端末10に表示される決済が完了した旨の画像を確認することで、決済が適切に行われたかを確認する。すなわち、ユーザスキャン方式は、店舗A側でなく、購入者Bの端末10を用いて決済を行う方式であるといえる。なお、決済システム1は、少なくともユーザスキャン方式での電子決済が可能に構成されていればよく、例えばユーザスキャン方式での電子決済に加えて、店舗A側からの通信により決済を行うストアスキャン方式での電子決済も可能に構成されていてよい。
(端末の構成)
図2は、第1実施形態に係る端末の模式的なブロック図である。決済システム1に含まれる端末10は、購入者Bが所持する携帯端末である。端末10は、携帯型のコンピュータであり、例えばスマートフォンやタブレット等であってよい。図2に示すように、端末10は、入力部20と、表示部22と、記憶部24と、通信部26と、制御部28とを含む。入力部20は、購入者Bの操作を受け付ける装置であり、例えばタッチパネルなどである。表示部22は、画像を表示する表示装置である。記憶部24は、制御部28の演算内容やプログラムの情報などを記憶するメモリであり、例えば、RAM(Random Access Memory)と、ROM(Read Only Memory)のような主記憶装置と、HDD(Hard Disk Drive)などの外部記憶装置とのうち、少なくとも1つ含む。通信部26は、サーバ12などの外部の装置と通信を行う通信モジュールであり、例えばアンテナなどである。
制御部28は、演算装置、すなわちCPU(Central Processing Unit)である。制御部28は、店舗情報取得部30、金額情報取得部32、端末情報取得部34、情報送信部36、確認画像取得部38、決済完了画像生成部40、及び表示制御部42を含む。制御部28は、記憶部24からプログラム(ソフトウェア)を読み出して実行することで、店舗情報取得部30、金額情報取得部32、端末情報取得部34、情報送信部36、確認画像取得部38、決済完了画像生成部40、及び表示制御部42を実現して、それらによる処理を実行する。なお、制御部28は、1つのCPUによってこれらの機能を実行してもよいし、複数のCPUを備えて、それらの複数のCPUで、これらの機能を実行してもよい。また、店舗情報取得部30、金額情報取得部32、端末情報取得部34、情報送信部36、確認画像取得部38、決済完了画像生成部40、及び表示制御部42の少なくとも一部を、ハードウェア回路で実現してもよい。制御部28のこれらの機能の説明は後述する。
(サーバの構成)
図3は、第1実施形態に係るサーバの模式的なブロック図である。決済システム1に含まれるサーバ12は、コンピュータである。サーバ12は、端末10からの情報に基づき電子決済を行う。図3に示すように、サーバ12は、記憶部50と、通信部52と、制御部54とを含む。記憶部50は、制御部28の演算内容やプログラムの情報などを記憶するメモリであり、例えば、RAM(Random Access Memory)と、ROM(Read Only Memory)のような主記憶装置と、HDD(Hard Disk Drive)などの外部記憶装置とのうち、少なくとも1つ含む。通信部52は、端末10などの外部の装置と通信を行う通信モジュールであり、例えばアンテナなどである。サーバ12と端末10とは、通信部52及び通信部26を介して、決済用の情報を送受信する。決済用の情報の送受信の方式は、本実施形態では無線通信方式であるが、通信方式は任意であってよい。
制御部54は、演算装置、すなわちCPU(Central Processing Unit)である。制御部54は、サーバ情報取得部60、判断部62、決済部64、画像生成部66、及び画像送信部68を含む。制御部54は、記憶部50からプログラムを読み出して実行することで、サーバ情報取得部60、判断部62、決済部64、画像生成部66、及び画像送信部68を実現して、それらによる処理を実行する。なお、制御部54は、1つのCPUによってこれらの機能を実行してもよいし、複数のCPUを備えて、それらの複数のCPUで、これらの機能を実行してもよい。また、サーバ情報取得部60、判断部62、決済部64、画像生成部66、及び画像送信部68の少なくとも一部を、ハードウェア回路で実現してもよい。
(電子決済)
次に、端末10及びサーバ12を用いた電子決済について説明する。電子決済を行う際には、端末10の店舗情報取得部30が、店舗Aの店舗情報I1を取得する。店舗情報I1とは、店舗Aに固有に割り当てられた情報であり、言い換えれば、他の店舗から店舗Aを識別する情報である。すなわち、店舗情報I1は、店舗によって異なる。店舗情報I1は、位置情報I1aに関連付けられている。位置情報I1aは、店舗Aの位置を示す情報であり、予め設定されている。位置情報I1aは、例えば店舗Aの住所や地球上での座標などを示す情報である。
図4は、店舗情報取得画像の一例を示す図である。本実施形態においては、電子決済を行う際には、購入者Bが、端末10の入力部20を操作して、電子決済用のアプリケーション(ソフトウェア)を読み出す。端末10は、電子決済用のアプリケーションが読み出されたら、店舗情報取得部30により、店舗情報取得画像P1を、表示部22に表示させる。店舗情報取得画像P1は、店舗情報I1を取得するための画像である。図4に示すように、店舗情報取得画像P1は、撮像用の画像であり、撮像範囲を示すフレームP1aを含む。購入者Bは、店舗情報表示部14に表示されている識別子(店舗情報I1を示す識別子)を、フレームP1a内に収めて、入力部20を操作して撮像する。店舗情報取得部30は、撮像された識別子から、店舗情報I1を取得する。ただし、店舗情報取得部30による店舗情報I1の取得方法は、これに限られず任意であってよい。
また、電子決済を行う際には、端末10の金額情報取得部32が、金額情報I2を取得する。金額情報I2は、店舗Aで購入者Bが取引をした際の、店舗Aからの請求金額の情報である。言い換えれば、請求金額とは、店舗Aでの購入者Bの購入代金であり、例えばスタッフCから提示された金額である。図5は、金額情報取得画像の一例を示す図である。本実施形態においては、金額情報取得部32は、店舗情報取得部30が店舗情報I1を取得したら、ここでは店舗情報取得画像P1で店舗情報I1を示す識別子の撮像が完了したら、金額情報取得画像P2を、表示部22に表示させる。図5に示すように、金額情報取得画像P2は、金額情報I2を取得するための画像であり、ここでは請求金額の入力を受け付ける画像である。購入者Bは、金額情報取得画像P2が表示されている状態で、入力部20を操作して、請求金額を入力する。金額情報取得部32は、入力された請求金額を、金額情報I2として取得する。ただし、金額情報取得部32による金額情報I2の取得方法は、これに限られず任意であってよい。例えば、表示装置である店舗情報表示部14が、店舗情報I1と金額情報I2とを示す識別子を表示して、端末10が、店舗情報I1と金額情報I2とを示す識別子を読み取ることで、店舗情報I1と金額情報I2とを自動で取得してもよい。
また、電子決済を行う際には、端末10の端末情報取得部34が、端末情報I3を取得する。端末情報I3とは、端末10の位置を示す情報、すなわち端末10の位置情報である。端末情報I3は、例えば端末10の地球上での座標を示す情報である。端末情報取得部34は、購入者Bが店舗Aで今回の取引をしている際の端末10の位置情報を、言い換えれば、端末10の現在の位置情報を、端末情報I3として取得する。位置情報I1aが予め設定された固定値であるのに対し、端末情報I3は、端末10の現在の位置に応じて変動する変動値であるといえる。本実施形態では、端末情報取得部34は、店舗情報I1及び金額情報I2が取得されたことをトリガとして、端末情報I3を取得する。すなわち、端末情報取得部34は、店舗情報I1や金額情報I2を取得している際の端末10の位置情報を、端末情報I3として取得するともいえる。本実施形態において、端末情報取得部34は、通信部26を介してGPS(Global Positioning System)と通信して、GPSから、端末10の現在の位置情報を、端末情報I3として取得する。ただし、端末情報取得部34による端末情報I3の取得方法は、GPSからの取得に限られず任意であってよく、例えばWi-Fi(登録商標)のアクセスポイントや携帯電話ネットワークの基地局の位置情報によって取得してもよい。
店舗情報I1と金額情報I2と端末情報I3との取得が完了したら、端末10の情報送信部36は、通信部26を介して、取得した店舗情報I1と金額情報I2と端末情報I3とを、サーバ12に送信する。サーバ12のサーバ情報取得部60は、通信部52を介して、端末10の情報送信部36から送信された店舗情報I1と金額情報I2と端末情報I3とを、取得する。
サーバ12の判断部62は、取得した店舗情報I1と端末情報I3とを照合して、購入者Bが店舗Aで取引を行っているかを判断する。具体的には、判断部62は、取得した店舗情報I1に基づき、取得した店舗情報I1に関連付けられている位置情報I1aを取得する。判断部62による位置情報I1aの取得は任意であるが、例えば、店舗情報I1と位置情報I1aとを関連付けているテーブルがサーバ12の記憶部50に記憶されており、判断部62がそのテーブルに基づき位置情報I1aを取得してもよい。また例えば、店舗情報I1自体に、店舗Aの位置情報I1aが含まれていてもよい。
判断部62は、店舗情報I1に関連付けられた位置情報I1aと、取得した端末情報I3とが一致するかを判断する。すなわち、判断部62は、位置情報I1aから導出される店舗Aの位置と、端末情報I3から導出される端末10の取引時の位置とが、一致するかを判断する。判断部62は、位置情報I1aと端末情報I3とが予め定めた関係性を満たす場合に、位置情報I1aと端末情報I3とが一致すると判断する。例えば、判断部62は、位置情報I1aにおける店舗Aの位置と、端末情報I3における端末10の位置との間の距離が、所定範囲以内であれば、位置情報I1aと端末情報I3とが予め定めた関係性を満たして、位置情報I1aと端末情報I3とが一致すると判断する。そして、判断部62は、位置情報I1aにおける店舗Aの位置と、端末情報I3における端末10の位置との間の距離が、所定範囲より長ければ、位置情報I1aと端末情報I3とが予め定めた関係性を満たさず、位置情報I1aと端末情報I3とが一致しないと判断する。また例えば、位置情報I1aが所定の領域を示す情報である場合は、端末情報I3における端末10の位置がその領域内にある場合に、位置情報I1aと端末情報I3とが予め定めた関係性を満たして、位置情報I1aと端末情報I3とが一致すると判断してもよい。そして、端末情報I3における端末10の位置がその領域外にある場合は、位置情報I1aと端末情報I3とが一致しないと判断してよい。判断部62は、このように位置情報I1aと端末情報I3とが一致するかを判断することで、購入者Bが店舗Aで取引を行っているかを判断できる。
サーバ12の決済部64は、店舗情報I1と金額情報I2とに基づき、電子決済を実行する。決済部64は、店舗情報I1に示されている店舗Aに対する、金額情報I2に示されている請求金額の購入者Bによる決済(支払い)を、実行する。本実施形態においては、決済部64は、判断部62によって位置情報I1aと端末情報I3とが一致すると判断された場合に、電子決済を実行し、位置情報I1aと端末情報I3とが一致しないと判断された場合には、電子決済を実行しない。
サーバ12の画像生成部66は、確認画像P0を生成する。確認画像P0とは、店舗Aに対して固有に割り当てられる画像である。すなわち、確認画像P0とは、店舗ごとに設定される画像であり、店舗毎に異なる画像である。画像生成部66は、判断部62によって位置情報I1aと端末情報I3とが一致すると判断された場合に、確認画像P0を生成する。画像生成部66は、位置情報I1aと端末情報I3とが一致すると判断されて、決済部64によって決済が実行された場合に、確認画像P0を生成する。画像生成部66は、位置情報I1aと端末情報I3とが一致しないと判断された場合には、確認画像P0を生成しない。言い換えれば、画像生成部66は、位置情報I1aと端末情報I3とが一致しないと判断されて、決済部64によって決済が実行されない場合には、確認画像P0を生成しない。
画像生成部66は、所定期間毎に、店舗Aの確認画像P0を更新する。画像生成部66は、現在時刻を取得して、現在時刻に基づき、所定期間が経過したかを判断する。なお、ここでの所定期間は、任意の時間であるが、例えば1日などであってよい。また、現在時刻は、端末10から店舗情報I1と金額情報I2と端末情報I3とが送信された時刻でもよいし、判断部62によって位置情報I1aと端末情報I3とが一致すると判断された時刻でもよいし、決済部64によって決済が行われた時刻であってもよい。画像生成部66は、店舗A用の確認画像P0を生成してから所定期間が経過した後に、店舗Aでの新たな電子決済が行われたら、言い換えれば店舗A用の確認画像P0を生成してから所定期間が経過した後に位置情報I1aと端末情報I3とが一致すると判断されたら、店舗A用の新たな確認画像P0を生成する。画像生成部66は、直前に生成された確認画像P0とは内容が異なる画像を、新たな確認画像P0として生成する。一方、画像生成部66は、店舗A用の確認画像P0を生成してから所定期間内に、店舗Aでの新たな電子決済が行われたら、言い換えれば店舗A用の確認画像P0を生成してから所定期間内に位置情報I1aと端末情報I3とが一致すると判断されたら、新たなに確認画像P0を生成することなく、直近で生成済みの確認画像P0を、決済完了画像Pに用いる確認画像P0とする。
本実施形態における確認画像P0は、端末10が表示する後述の決済完了画像P(図9参照)に含まれることになる画像であり、決済完了画像Pの背景画像である。本実施形態では、確認画像P0は、色と明るさとパターンとを、要素として含む。画像生成部66は、新たな確認画像P0と直前に生成された確認画像P0とで、色と明るさとパターンとの少なくとも1つが異なるように、新たな確認画像P0を生成する。さらに言えば、画像生成部66は、新たな確認画像P0と直前に生成された確認画像P0とで、色と明るさとパターンとの全てが異なるように、新たな確認画像P0を生成することが好ましい。なお、ここでの色とは、例えば色相を指し、ここでの背景の明るさとは、例えば明度を指し、ここでのパターンとは、例えば模様を指す。また、本実施形態では、確認画像P0は決済完了画像Pの背景画像であるため、確認画像P0の色は、決済完了画像Pの背景の色であり、確認画像P0の明るさは、決済完了画像Pの背景の明るさであり、確認画像P0のパターンは、決済完了画像Pの背景のパターンであると言い換えることもできる。
図6から図8は、確認画像の要素の例を示す模式図である。図6は、確認画像P0の色の候補のテーブルの例を示しており、画像生成部66は、例えば図6のそれぞれの色のうちから、新たな確認画像P0における色を選択してよい。画像生成部66は、直前に生成された確認画像P0における色とは異なる色を、新たな確認画像P0における色として選択する。図6においては、中心を隔てて対向する色同士が、補色の関係となっている。画像生成部66は、直近の確認画像P0での色(図6のF1)に対して、中心を隔てて対向する色と、その色に並ぶ色(ここでは左右の2つずつ)とのうち(図6のF2)から、新たな確認画像P0での色を、ランダムに選択してよい。また、図7は、確認画像P0の明るさの候補のテーブルの例を示しており、画像生成部66は、例えば図7のそれぞれの明るさから、新たな確認画像P0の明るさを選択してよい。画像生成部66は、直前に生成された確認画像P0の明るさと異なる明るさのうちから、新たな確認画像P0の明るさを、ランダムに選択してよい。また、図8は、確認画像P0のパターンの候補のテーブルの例を示しており、画像生成部66は、例えば図8のそれぞれのパターンから、新たな確認画像P0のパターンを選択してよい。画像生成部66は、直前に生成された確認画像P0のパターンと異なるパターンのうちから、新たな確認画像P0のパターンを、ランダムに選択してよい。ただし、新たな確認画像P0の生成方法は以上に限られず任意であり、直近で生成済みの確認画像P0と内容が異なるものであればよい。また、確認画像P0は、決済完了画像Pの背景画像であることに限られないし、要素も上記で記載したものに限られない。
サーバ12の画像送信部68は、通信部52を介して、画像生成部66が生成した確認画像P0を、端末10に送信する。すなわち、画像送信部68は、画像生成部66が新たな確認画像P0を生成した場合には、言い換えれば直近の確認画像P0を生成してから所定期間が経過した場合には、画像生成部66が生成した新たな確認画像P0を、端末10に送信する。また、画像送信部68は、画像生成部66が直近で生成した確認画像P0を読み出した場合には、言い換えれば直近の確認画像P0を生成してから所定期間内においては、画像生成部66が直近で生成した確認画像P0を、端末10に送信する。また、画像送信部68は、位置情報I1aと端末情報I3とが一致しないと判断された場合には、言い換えれば、位置情報I1aと端末情報I3とが一致せずに電子決済が実行されない場合には、確認画像P0を端末10に送信しない。
端末10の確認画像取得部38は、通信部26を介して、サーバ12の画像送信部68から送信された確認画像P0を、取得する。すなわち、確認画像取得部38は、サーバ12が、位置情報I1aと端末情報I3とが一致すると判断した場合に、言い換えれば、位置情報I1aと端末情報I3とが一致して電子決済が実行された場合に、サーバ12から確認画像P0を取得する。一方、確認画像取得部38は、サーバ12が、位置情報I1aと端末情報I3とが一致しないと判断した場合には、言い換えれば、位置情報I1aと端末情報I3とが一致せず電子決済が実行されない場合には、サーバ12から確認画像P0を取得しない。
また、確認画像P0は、所定期間が経過する毎に更新される。そのため、確認画像取得部38は、店舗Aに対して新たな確認画像P0が生成されてから所定期間が経過する前には、言い換えれば、所定期間中において同じ店舗Aで取引された際には、同じ確認画像P0を取得する。そして、確認画像取得部38は、店舗Aに対して新たな確認画像P0が生成されてから所定期間が経過した際には、言い換えれば、所定期間の経過後において同じ店舗Aで取引された際には、所定期間中とは異なる新たな確認画像P0を取得する。このように、確認画像取得部38は、所定期間中には同じ確認画像P0を取得し、所定期間が経過した場合には、新たな確認画像P0を取得する。
図9は、決済完了画像の一例を示す図である。端末10の決済完了画像生成部40は、決済完了画像Pを生成し、端末10の表示制御部42は、決済完了画像生成部40が生成した決済完了画像Pを、表示部22に表示させる。決済完了画像Pは、決済が完了したことを示す画像である。決済完了画像Pは、確認画像取得部38が取得した確認画像P0を含む。さらに言えば、決済完了画像Pは、確認画像P0と、決済に関する情報を示す決済情報画像P3とを含む。図9の例では、決済完了画像Pは、決済情報画像P3の周囲に、確認画像P0が配置された画像となっている。すなわち、確認画像P0が、決済情報画像P3の背景画像となっている。図9の例では、決済完了画像Pは、決済情報画像P3として、画像P3a、P3b、P3c、P3dを含む。画像P3aは、決済した店舗Aの情報を示す画像であり、例えば店舗Aのロゴマークなどであってよい。画像P3bは、請求金額、すなわち決済した金額を示す画像である。画像P3cは、決済が完了した旨を示す画像である。画像P3dは、決済時刻を示す画像である。ただし、図9における決済情報画像P3のレイアウトは一例であり、画像P3a、P3b、P3c、P3dの並びは任意であってよい。また、決済情報画像P3は、決済に関する情報を示す任意の画像であってよく、画像P3a、P3b、P3c、P3dを含むことに限られない。
端末10の表示制御部42は、以上のような決済完了画像Pを、表示部22に表示させる。購入者Bは、表示部22に表示されている決済完了画像Pを、スタッフCに見せる。スタッフCは、決済完了画像Pに含まれる確認画像P0を確認することで、決済が適切に完了したかを確認できる。また、上述のように、確認画像P0は、所定期間が経過する毎に更新される。すなわち、表示制御部42は、店舗Aに対して新たな確認画像P0が生成されてから所定期間が経過する前には、言い換えれば、所定期間中において同じ店舗Aで取引された際には、同じ確認画像P0を含む決済完了画像Pを表示する。そして、表示制御部42は、店舗Aに対して新たな確認画像P0が生成されてから所定期間が経過した際には、言い換えれば、所定期間の経過後において同じ店舗Aで取引された際には、所定期間中とは異なる新たな確認画像P0を含む決済完了画像Pを表示する。
なお、以上の説明においては、端末10の決済完了画像生成部40が、確認画像P0に基づき決済完了画像Pを生成していた。言い換えれば、端末10の決済完了画像生成部40が、決済に関する情報を示す決済情報画像P3を生成していた。ただし、それに限られず、例えば、サーバ12が決済完了画像Pを生成してもよい。言い換えれば、サーバ12が、確認画像P0と決済情報画像P3とを生成して、端末10に送信してよい。この場合、端末10の表示制御部42は、サーバ12から送信された決済完了画像Pを、表示部22に表示させる。
次に、電子決済のプロセスをフローチャートに基づき説明する。図10は、本実施形態に係る電子決済のプロセスを説明するフローチャートである。図10に示すように、電子決済を行う際には、端末10は、店舗情報取得部30により店舗情報I1を取得し(ステップS10)、金額情報取得部32により金額情報I2を取得し(ステップS12)、端末情報取得部34により端末情報I3を取得する(ステップS14)。端末情報取得部34は、店舗情報I1及び金額情報I2が取得されたら、言い換えればステップS10、S12が実行されたら、端末情報I3の取得、すなわちステップS14を実行することが好ましい。これにより端末情報取得部34は、購入者Bが店舗Aで今回の取引をしている際の端末10の位置を、端末情報I3として適切に取得できる。ステップS10とステップS12との順番は任意である。端末10は、店舗情報I1、金額情報I2及び端末情報I3を取得したら、情報送信部36により、店舗情報I1、金額情報I2及び端末情報I3をサーバ12に送信する(ステップS16)。
サーバ12は、サーバ情報取得部60により、端末10からの店舗情報I1、金額情報I2及び端末情報I3を取得する(ステップS18)。サーバ12は、判断部62により、店舗情報I1に関連付けられた位置情報I1aと、取得した端末情報I3とが一致するかを判断する(ステップS20)。位置情報I1aと端末情報I3とが一致する場合(ステップS20;Yes)、サーバ12は、時刻情報を取得し(ステップS22)、決済部64により決済を実行する(ステップS24)。時刻情報とは、現在時刻を示す情報である。決済を実行したら、サーバ12は、画像生成部66により、所定期間が経過したかを判断する(ステップS25)。画像生成部66は、直近で店舗A用の確認画像P0を生成した時刻と、現在時刻とを比較して、直近で店舗A用の確認画像P0を生成した時刻から現在時刻までで、所定期間が経過したかを判断する。所定期間が経過している場合(ステップS25;Yes)、画像生成部66は、新たな確認画像P0を生成する。一方、所定期間が経過していない場合(ステップS25;No)、画像生成部66は、直近で生成済みの確認画像P0を取得する(ステップS26)。例えば、画像生成部66は、記憶部50に記憶されている直近で生成済みの確認画像P0を取得する。そして、サーバ12は、画像送信部68により、確認画像P0を、端末10に送信する(ステップS28)。画像送信部68は、画像生成部66が新たな確認画像P0を生成した場合は、その新たな確認画像P0を、端末10に送信する。また、画像送信部68は、画像生成部66が直近で生成済みの確認画像P0を取得した場合は、直近で生成済みの確認画像P0を、端末10に送信する。
端末10は、確認画像取得部38により、サーバ12から送信された確認画像P0を取得する(ステップS30)。そして、端末10は、決済完了画像生成部40により、確認画像P0を含む決済完了画像Pを生成して、表示制御部42により、表示部22に決済完了画像Pを表示する(ステップS32)。決済完了画像Pの表示により、本処理は終了する。なお、サーバ12が、位置情報I1aと端末情報I3とが一致しないと判断した場合(ステップS20;No)、決済を行わず、確認画像P0を端末10に送信せずに、本処理を終了する。この場合、端末10は、決済完了画像Pを表示しない。なお、サーバ12は、位置情報I1aと端末情報I3とが一致しない場合には、決済を実行しなかった旨の情報を端末10に送信してよい。
なお、本実施形態の説明においては、位置情報I1aは、店舗Aの位置情報として、予め設定されていた。ただし、位置情報I1aは、初期の電子決済の実行中に設定されてもよい。この場合、サーバ12は、初期の電子決済の実行時に、端末10から、店舗情報I1、金額情報I2及び端末情報I3を取得して、位置情報I1aと端末情報I3との一致を確認することなく決済を実行する。サーバ12は、この処理を繰り返すことで、端末情報I3を複数回取得する。そして、サーバ12は、処理毎の端末情報I3同士が所定数以上一致する場合には、言い換えれば、同じ端末情報I3を所定回数取得した場合は、その端末情報I3を、位置情報I1aとして設定してよい。位置情報I1aを設定した後は、図10で説明した処理を実行する。なお、端末情報I3同士の一致の判断方法は、位置情報I1aと端末情報I3との一致の判断方法と同じである。ここでの所定回数は任意であるが、複数回であることが好ましい。
このようなユーザスキャン方式で電子決済を行う場合、決済完了画像が偽造されていても、スタッフCが気付かず、実際には決済されていないのに、適切に決済されたと誤認されてしまうおそれがある。それに対し、本実施形態に係る決済システム1は、位置情報I1aと端末情報I3とが一致する場合に、端末10に確認画像P0を含んだ決済完了画像Pを表示させる。決済システム1は、位置情報I1aと端末情報I3とが一致するかを判断することで、端末10を所持した購入者Bが店舗Aで取引を行っているかを確認できる。さらに、位置情報I1aと端末情報I3とが一致する場合に、店舗Aに固有の確認画像P0を表示させることで、スタッフCは、店舗Aに対して決済が行われたことを確認することが可能となる。すなわち、スタッフCは、確認画像P0が表示されている場合には、店舗Aで適切に決済が完了したと認識することができる。そのため、例えば決済完了画像が偽造されていた場合、スタッフCは、確認画像P0と異なる画像であることを認識することができるため、適切に決済されたと誤認することが抑制される。さらに、本実施形態に係る決済システム1は、所定期間が経過するまでは、同じ確認画像P0を表示させ、所定期間が経過したら、確認画像P0を更新する。そのため、スタッフCは、所定期間内においては同じ確認画像P0を視認することになるので、決済の確認を容易に、かつ正確に行う事が可能となる。そして、所定期間毎に確認画像P0を更新することで、確認画像P0が偽造されることを抑制できる。
以上説明したように、本実施形態に係る端末10は、位置が固定された店舗Aで取引をした際の店舗Aからの請求金額の決済に用いられて、購入者Bが所持するものである。端末10は、店舗情報取得部30と、端末情報取得部34と、情報送信部36と、確認画像取得部38と、表示制御部42とを含む。店舗情報取得部30は、店舗Aの情報である店舗情報I1を取得する。端末情報取得部34は、店舗Aで取引をした際の端末10の位置を示す端末情報I3を取得する。情報送信部36は、店舗情報I1、及び端末情報I3を、サーバ12に送信する。確認画像取得部38は、サーバ12が、店舗情報I1から取得される店舗Aの位置情報I1aと、端末情報I3とが一致すると判断した場合に、サーバ12から、店舗Aに対して固有に割り当てられる確認画像P0を取得する。表示制御部42は、確認画像P0を含んだ決済完了画像Pを表示する。本実施形態に係る端末10は、位置情報I1aと端末情報I3とが一致すると判断された場合に、確認画像P0を含んだ決済完了画像Pを表示する。スタッフCは、確認画像P0を確認することで、店舗Aで適切に決済が完了したと認識することが可能となるため、本実施形態に係る端末10によると、適切に決済が行われたかを確認することができる。
また、端末10は、請求金額の情報である金額情報I2を取得する金額情報取得部32をさらに含む。確認画像取得部38は、サーバ12が、位置情報I1aと端末情報I3とが一致すると判断し、かつ、金額情報I2に含まれる請求金額での決済を完了した場合に、サーバ12から確認画像P0を取得する。本実施形態に係る端末10は、位置情報I1aと端末情報I3とが一致して、電子決済が完了した場合に、確認画像P0を含んだ決済完了画像Pを表示する。そのため、本実施形態に係る端末10によると、適切に決済が行われたかを確認することができる。
また、確認画像取得部38は、所定期間中において同じ店舗Aで取引された際には、同じ確認画像P0を取得し、所定期間の経過後において同じ店舗Aで取引された際には、所定期間中とは異なる確認画像P0を取得する。本実施形態に係る端末10によると、所定期間内においては同じ確認画像P0を表示するため、決済の確認を、容易にかつ正確に行う事が可能となり、所定期間毎に確認画像P0を更新することで、確認画像P0が偽造されることを抑制できる。
また、所定期間中の確認画像P0と、所定期間の経過後の確認画像P0とでは、色、明るさ、及びパターンとの、少なくとも1つが異なる。本実施形態に係る端末10によると、確認画像P0をこのように変化させることで、スタッフCが、決済の確認を、容易にかつ正確に行う事が可能となる。
また、端末情報取得部34は、GPSから端末情報I3を取得する。本実施形態に係る端末10によると、GPSから端末情報I3を取得するため、端末10の位置を正確に把握することが可能となる。
また、本実施形態に係る決済システム1は、端末10とサーバ12とを含む。サーバ12は、サーバ情報取得部60と、判断部62と、画像生成部66と、画像送信部68とを含む。サーバ情報取得部60は、端末10から、店舗情報I1及び端末情報I3を取得する。判断部62は、店舗情報I1から取得した店舗Aの位置情報I1aと、端末情報I3とが一致するかを判断する。画像生成部66は、位置情報I1aと端末情報I3とが一致すると判断された場合に、確認画像P0を生成する。画像送信部68は、確認画像P0を端末10に送信する。本実施形態に係る決済システム1によると、適切に決済が行われたかを確認することができる。
(第1変形例)
次に、第1実施形態の第1変形例について説明する。第1変形例においては、サーバ12aによる位置情報I1aの設定方法が、第1実施形態とは異なる。第1変形例において第1実施形態と構成が共通する箇所は、説明を省略する。
図11は、第1変形例に係るサーバの模式的なブロック図である。第1変形例に係るサーバ12aの制御部54aは、位置情報設定部63aを含む。第1変形例においては、店舗情報I1と、初期位置情報I1bとが予め関連付けられている。初期位置情報I1bは、予め設定された、店舗Aの位置を示す情報である。第1変形例においては、初期位置情報I1bが、店舗Aの位置情報として店舗情報I1に関連付いているが、初期位置情報I1bは、初期に設定された未確定の位置情報であり、正式な位置情報I1aとしては確定されていない。第1変形例においては、位置情報設定部63aが、初期位置情報I1bと端末情報I3とに基づき、位置情報I1aを設定する。以下、具体的に説明する。
サーバ12aは、位置情報I1aが正式に設定される前の電子決済において、端末10から、店舗情報I1、金額情報I2、及び端末情報I3を取得する。位置情報設定部63aは、店舗情報I1から、店舗情報I1に関連付けられた初期位置情報I1bを取得する。そして、位置情報設定部63aは、初期位置情報I1bと端末情報I3とが一致するかを判断する。初期位置情報I1bと端末情報I3との一致の判断方法は、第1実施形態における位置情報I1aと端末情報I3の一致の判断方法と同じである。位置情報設定部63aは、初期位置情報I1bと端末情報I3とが一致する場合には、初期位置情報I1bを、店舗Aの位置情報I1aとして確定させて、初期位置情報I1bを位置情報I1aとして、店舗情報I1に関連付ける。さらに言えば、サーバ12aは、位置情報I1aが正式に設定される前の電子決済の処理を複数回繰り返す。そして、位置情報設定部63aは、初期位置情報I1bと端末情報I3とが一致する回数が所定回数以上となる場合に、初期位置情報I1bを、店舗Aの位置情報I1aとして確定させて、初期位置情報I1bを位置情報I1aとして、店舗情報I1に関連付ける。ここでの所定回数は任意であるが、複数回であることが好ましい。
一方、位置情報設定部63aは、初期位置情報I1bと端末情報I3とが一致しない場合には、端末情報I3を、店舗Aの位置情報I1aとして確定させて、端末情報I3を位置情報I1aとして、店舗情報I1に関連付けてよい。より詳しくは、位置情報設定部63aは、初期位置情報I1bと端末情報I3とが一致しない回数が所定回数以上となり、かつ、それぞれの端末情報I3同士が一致する場合には、その端末情報I3を店舗Aの位置情報I1aとして確定させて、端末情報I3を位置情報I1aとして、店舗情報I1に関連付けてよい。ここでの所定回数は任意であるが、複数回であることが好ましい。
サーバ12aは、以上のようにして位置情報I1aを確定してからは、第1実施形態と同様の方法で、電子決済を実行する。なお、サーバ12aは、位置情報I1aを確定するまでは、位置情報I1aと端末情報I3との一致の確認をすることなく、電子決済を行ってよい。また、サーバ12aは、位置情報I1aを確定するまでは、位置情報I1aと端末情報I3との一致の確認を行わないので、確認画像P0を生成しなくてもよい。この場合、位置情報I1aが確定されるまでは、端末10も、確認画像P0を受信せず、確認画像P0(確認画像P0を含んだ決済完了画像P)を表示しなくてもよい。
図12は、第1変形例に係る位置情報を確定するフローを説明するフローチャートである。図12に示すように、サーバ12aは、サーバ情報取得部60により、端末10から、店舗情報I1と金額情報I2と端末情報I3とを取得する(ステップS40)。サーバ12aは、位置情報設定部63aにより、店舗情報I1から取得した初期位置情報I1bと、端末情報I3とが一致するかを確認する(ステップS42)。初期位置情報I1bと端末情報I3とが一致して(ステップS42;Yes)、初期位置情報I1bと端末情報I3とが一致する回数が所定回数以上となった場合(ステップS44;Yes)、位置情報設定部63aは、初期位置情報I1bを、確定した位置情報I1aとして、店舗情報I1に関連付ける(ステップS46)。初期位置情報I1bと端末情報I3とが一致する回数が所定回数に達していない場合(ステップS44;No)は、ステップS40に戻り、位置情報I1aを設定しないまま、次の店舗情報I1と金額情報I2と端末情報I3との取得を待つ。
また、初期位置情報I1bと、端末情報I3とが一致しない場合(ステップS42;No)であって、初期位置情報I1bと端末情報I3とが一致しない回数が所定回数以上でない場合(ステップS47;No)、すなわち一致しない回数が所定回数未満である場合、位置情報I1aを確定せずに、ステップS40に戻る。すなわち、位置情報設定部63aは、初期位置情報I1bと端末情報I3とが所定回数一致しないことが続くまでは、位置情報I1aを確定せずに、ステップS40に戻って、次の決済を待つ。一方、初期位置情報I1bと端末情報I3とが一致しない回数が所定回数以上である場合、位置情報設定部63aは、端末情報I3を、確定した位置情報I1aとして、店舗情報I1に関連付ける(ステップS48)。更に言えば、位置情報設定部63aは、初期位置情報I1bと端末情報I3とが所定回数一致せず、かつ、これまでの端末情報I3同士が一致する場合に、その端末情報I3を、確定した位置情報I1aとして店舗情報I1に関連付けてよい。
以上説明したように、第1変形例においては、店舗情報I1には、店舗Aの位置を示す初期位置情報I1bが予め関連付けられており、サーバ12aは、店舗情報I1と位置情報I1aとを関連付ける位置情報設定部63aをさらに含む。位置情報設定部63aは、初期位置情報I1bと端末情報I3とが一致した場合に、初期位置情報I1bを、確定した店舗Aの位置情報I1aとして、店舗情報I1に関連付ける。そして、位置情報設定部63aは、初期位置情報I1bと端末情報I3とが一致しない場合には、端末情報I3を、確定した店舗Aの位置情報I1aとして、店舗情報I1に関連付ける。第1変形例においては、初期位置情報I1bと端末情報I3とを比較して位置情報I1aを設定するため、例えば初期位置情報I1bの設定が間違っていることを確認することが可能となり、電子決済を適切に実行できる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態においては、店舗Abが移動店舗であり、店舗Abが移動した際に位置情報I1aを更新する点で、第1実施形態と異なる。第2実施形態において、第1実施形態と構成が共通する箇所は、説明を省略する。
図13は、第2実施形態に係る決済システムの模式図である。図13に示すように、第2実施形態における店舗Abは、位置(場所)が移動可能な移動店舗である。店舗Abは、例えば車両型の店舗である。ただし、店舗Abは、移動店舗であれば車両型の店舗に限られない。第2実施形態に係る決済システム1bは、購入者Bが移動店舗である店舗Abで商品やサービスを購入する際に、電子決済を行うシステムである。
図14は、第2実施形態に係るサーバの模式的なブロック図である。第2実施形態に係るサーバ12bの制御部54bは、位置情報設定部63bを含む。ここで、店舗Abは、移動可能であるため、位置を移動して異なる場所で取引する場合がある。そのため、店舗情報I1に対して位置情報I1aが予め関連付けられていたとしても、店舗Abの移動により、位置情報I1aが実際の店舗Abの位置とは異なってしまうおそれがある。それに対し、位置情報設定部63bは、店舗Abが移動して位置が変更された場合に、位置情報I1aを更新して設定するものである。以下、具体的に説明する。
サーバ12bは、店舗Abの位置が移動した後の電子決済においても、第1実施形態と同様に、端末10から、店舗情報I1、金額情報I2、及び端末情報I3を取得する。位置情報設定部63bは、店舗情報I1から、店舗情報I1に関連付けられた位置情報I1a、すなわち設定済みの位置情報I1aを取得する。そして、位置情報設定部63bは、位置情報I1aと端末情報I3とが一致するかを判断する。位置情報設定部63bは、位置情報I1aと端末情報I3とが一致する場合には、位置情報I1aが店舗Abの正しい位置を示しているとして、位置情報I1aを更新しない。すなわちこの場合、設定済みの位置情報I1aを、移動後の位置情報I1aとして確定する。一方、位置情報設定部63bは、位置情報I1aと端末情報I3とが一致しない場合には、店舗Abが移動して位置情報I1aが店舗Abの正しい位置を示していないとして、位置情報I1aを更新する。具体的には、位置情報設定部63bは、初期位置情報I1bと端末情報I3とが一致しない場合には、端末情報I3を、移動後の新たな位置情報I1aとして確定する。さらに言えば、本実施形態においては、サーバ12bは、店舗Abの位置が移動した後の電子決済の処理を複数回繰り返す。そして、位置情報設定部63bは、位置情報I1aと端末情報I3とが一致しない回数が所定回数以上となり、かつ、それぞれの端末情報I3同士が一致する場合には、その端末情報I3を、移動後の新たな位置情報I1aとして確定する。ここでの所定回数は任意であるが、複数回であることが好ましい。
サーバ12bは、以上のようにして移動後の位置情報I1aを確定してからは、第1実施形態と同様の方法で、電子決済を実行する。なお、サーバ12aは、移動後の位置情報I1aを確定するまでは、位置情報I1aと端末情報I3との一致に関わらず、電子決済を行ってよい。また、サーバ12aは、移動後の位置情報I1aを確定するまでは、確認画像P0を生成しなくてよい。この場合、移動後の位置情報I1aが確定されるまでは、端末10も、確認画像P0を受信せず、確認画像P0(確認画像P0を含んだ決済完了画像P)を表示しなくてよい。
図15は、第2実施形態に係る位置情報を確定するフローを説明するフローチャートである。図15は、サーバ12bが端末10から店舗情報I1と金額情報I2と端末情報I3とを取得した場合、すなわち電子決済の要求があった場合のフローを示している。図15に示すように、店舗Abが移動した場合(ステップS50;Yes)、サーバ12bは、位置情報設定部63bにより、店舗情報I1に関連付いた位置情報I1aと、端末情報I3とが一致するかを確認する(ステップS52)。店舗Abが移動していない場合(ステップS50;No)は、位置情報I1aの更新が不要であるとして、本処理を終了し、設定済みの位置情報I1aを用いて、第1実施形態と同様の方法で電子決済を実行する。なお、店舗Abが移動したかの判断方法は、任意であってよいが、例えばサーバ12bが、店舗Abが移動した旨の情報を取得した場合に、店舗Abが移動したと判断してよい。店舗Abが移動した旨の情報は、例えばスタッフCがサーバ12bに送信してよい。また例えば、サーバ12bは、店舗Abが移動した旨の情報を取得してから電子決済を閾値回数受け付けるまでの期間において、言い換えれば、店舗情報I1と金額情報I2と端末情報I3とを端末10から閾値回数受信するまでの期間において、店舗Abが移動したと判断してよい。そして、サーバ12bは、店舗Abが移動した旨の情報を取得した後に電子決済を閾値回数より多く受け付けた場合には、店舗Abの移動が完了した、言い換えれば店舗Abが移動していないと判断してよい。ここでの閾値回数は任意であるが、複数回であることが好ましい。
位置情報I1aと端末情報I3とが一致する場合(ステップS52;Yes)、位置情報設定部63bは、その設定済みの位置情報I1aを保持して、設定済みの位置情報I1aを、確定した位置情報I1aとする(ステップS54)。すなわち、位置情報設定部63bは、設定済みの位置情報I1aが店舗Abの正しい位置を示していると判断する。この場合、サーバ12bは、設定済みの位置情報I1aを用いて、第1実施形態で説明した電子決済のフローを実行する。
位置情報I1aと端末情報I3とが一致しない場合(ステップS52;No)であって、店舗Abが移動してから取得した端末情報I3同士が所定回数以上一致する場合(ステップS56;Yes)、言い換えれば、位置情報I1aと端末情報I3とが一致しない回数が所定回数以上となり、かつ、それぞれの端末情報I3同士が一致する場合には、位置情報設定部63bは、その端末情報I3に基づき、位置情報I1aを更新する(ステップS58)。具体的には、位置情報設定部63bは、その端末情報I3を新たな位置情報I1aとして確定する。この場合、サーバ12bは、更新した新たな位置情報I1aを用いて、第1実施形態で説明した電子決済のフローを実行する。
また、位置情報I1aと端末情報I3とが一致しない場合(ステップS52;No)であって、店舗Abが移動してから取得した端末情報I3同士が所定回数以上一致しない場合(ステップS56;No)、位置情報設定部63bは、位置情報I1aを更新することなく、ステップS50に戻り、次の店舗情報I1と金額情報I2と端末情報I3とを受け付ける。すなわち、位置情報I1aと端末情報I3とが一致しない回数が所定回数以上でなかったり、店舗Abが移動してから取得した端末情報I3同士が所定回数以上一致する条件を満たさない場合には、位置情報I1aを更新したり既存の位置情報I1aを保持することなく、位置情報I1aの設定プロセスを続ける。なお、サーバ12bは、この場合、すなわち位置情報I1aを設定するまでにおいても、電子決済を実行してよい。
以上説明したように、第2実施形態に係るサーバ12bは、位置情報設定部63bをさらに含む。位置情報設定部63bは、店舗Abが移動した際に、店舗情報I1に関連付ける位置情報I1aを設定する。位置情報設定部63bは、設定済みの位置情報I1aと端末情報I3とが一致しない場合に、端末情報I3に基づき、新たな位置情報I1aを設定する。第2実施形態に係るサーバ12bは、設定済みの位置情報I1aと端末情報I3とが一致しない場合に、端末情報I3を新たな位置情報I1aとするため、店舗Abが移動した場合でも、店舗情報I1に紐づいた位置情報I1aを適切に設定することが可能となる。そのため、第2実施形態においては、移動店舗においても、適切に決済が行われたかを確認することができる。また、サーバ12bが端末情報I3に基づき位置情報I1aを設定するため、例えばスタッフCが移動毎に位置情報I1aを設定し直す必要がなくなる。
以上、本発明の実施形態及び変形例を説明したが、これら実施形態及び変形例の内容により実施形態が限定されるものではない。また、前述した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、前述した構成要素は適宜組み合わせることが可能であり、各実施形態及び変形例の構成を組み合わせることも可能である。さらに、前述した実施形態及び変形例の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。