発明の分野
[001]本発明は、偽造及び違法複製に対する有価書類及び有価商品の保護の分野に関する。特に、本発明は、付与され硬化された単一層から作製された少なくとも2つのエリアから作製されたモチーフを含み、化学線源を用いた放射によって行われる選択的硬化を用いて磁気的に配向された非球状磁性又は磁化可能粒子を含む、光学効果層(OEL)を生成するためのプロセスに関する。
発明の背景
[002]例えば、例として紙幣等のセキュリティ文書の分野において、セキュリティ特徴としても知られるセキュリティ要素を生成するために、磁性又は磁化可能粒子又は顔料を含む、放射線硬化性インク、組成物又は層を用いることが当該技術分野において既知である。
[003]例えばセキュリティ文書のためのセキュリティ特徴は、「非開示型(covert)」セキュリティ特徴と「開示型(overt)」セキュリティ特徴とに分類することができる。非開示型セキュリティ特徴によりもたらされる保護は、そのような特徴
が人間の知覚から隠れており、通常、検出のための専用の装置及び知識を必要とするという概念に依拠している一方で、「開示型」セキュリティ特徴は、補助なしで人間の知覚によって容易に検出可能であり、例えば、そのような特徴は、目で見ることができる、及び/又は触覚により検出可能であるが、生成及び/又は複製は依然として困難なものであり得る。開示型セキュリティ特徴の有効性は、セキュリティ特徴として容易に認識されることに大きく依存しており、それは、ユーザがそのセキュリティ特徴の存在及び性質を認識したとき初めて、ユーザがそのセキュリティ特徴に基づいてセキュリティチェックを実際に行うことになるからである。
[004]コーティング中の磁性又は磁化可能粒子により、対応する磁場の印加を通じて、磁気誘導画像、デザイン、及び/又はパターンの生成が可能になり、結果として、硬質化していないコーティング中の磁性又は磁化可能顔料粒子の局所的配向が得られ、その後コーティングを硬化させる。この結果、極めて偽造されにくい特定の光学効果、すなわち、固定された、磁気的に配向された画像、デザイン、又はパターンが得られる。配向された磁性又は磁化可能粒子に基づくセキュリティ要素は、磁性若しくは磁化可能顔料粒子又は対応するインク又は前記粒子を含むコーティング組成物と、前記インク又は組成物を付与し、前記付与されたインク又はコーティング組成物において前記顔料粒子を配向させるために用いられる特定の技術と、磁性又は磁化可能粒子をそれらの採用された(adopted)位置及び配向に固定するために、前記粒子を含む前記組成物を硬化状態に硬化させるための方法とへのアクセスを有することによってのみ生成することができる。
[005]OELを生成するための一般的なプロセスであって、前記OELが硬化された単一層から作製された少なくとも2つのエリアから作製されたモチーフを含む、プロセスは、i)コーティング層を形成するように、磁性又は磁化可能粒子を含むUV硬化性インク又はコーティング組成物を基板に付与することであって、前記コーティング層は第1の状態にあることと、ii)コーティング層を、磁場発生デバイスの磁場に曝露し、以て、顔料粒子を配向させることと、iii)磁性又は磁化可能粒子を、それらの採用された位置及び配向に固定するように、コーティング層の1つ又は複数の第1のエリアを第2の状態に硬化させることであって、前記硬化は、コーティング層を放射線源で選択的に照射することによって行われることと、iv)コーティング層を磁場発生デバイスの磁場に曝露し、以て、ステップiii)の選択的硬化に起因して依然として第1の状態に従う(after)コーティング層に含まれる磁性又は磁化可能粒子を配向させることと、v)磁性又は磁化可能粒子をそれらの新たに採用された位置及び配向に固定するようにコーティング層を硬化させることと、を含む。
[006]固定基板によって担持されているコーティング層上の画像の一部として形成されるパターンに対応する1つ又は複数の空隙を含む固定フォトマスクを用いてOELを生成するための方法であって、前記OELが硬化された硬化単一層から作製された少なくとも2つのエリアから作製されたモチーフを含む、方法が、例えば、米国特許出願公開第2011/221431号に開示されている。米国特許出願公開第2011/221431号は、固定フォトマスクが、画像の一部として形成されるパターンに対応する1つ又は複数の開口部を含む方法を開示している。磁気的に配向されたコーティング層は、前記フォトマスクを通じて、フォトマスクの開口部の下で選択的硬化を達成するようにUV源によって照射される。しかしながら、開示されているプロセスは、a)フォトマスクがまだ硬化していないインク層に接触してはならないが、そこから特定の距離に配設されなくてはならないという制約、及び、b)UV源が拡張光源である必要があるという制約に起因して、結果として、コーティング層に対するシャドウ効果を潜在的に生成する場合がある。この結果、低解像度の画像が得られ、曝露時間中に基板、フォトマスク及びUV源を固定のコンスタレーションに保持する必要性に起因して、低印刷速度での動作が必要となる。
[007]固定フォトマスクを用いてOELを生成する方法であって、コーティング層が移動基板によって担持される、方法が、国際公開第2017/178651号、国際公開第2016/015973号、国際公開第2002/090002号、米国特許出願公開第2010/021658号に開示されている。しかしながら、開示されているプロセスの結果として、放射への曝露中の工業的な速度での基板の移動に起因して、コーティング層におけるシャドウ効果、及び/又は画像ブラーも生成され、印刷中に可変画像情報を実装することができない場合がある。
[008]移動フォトマスク及び移動基板を用いてOELを生成するための方法も、当該技術分野において、例えば国際公開第2016/193252号、国際公開第2016/083259号、欧州特許出願公開第3178569号、欧州特許出願公開第1407897号から既知である。しかしながら、開示されるプロセスの結果、コーティング層にシャドウ効果が生成され、結果として低解像度の画像化となる場合もある。
[009]例えば、国際公開第2016/015973号は、基板上の単一の硬質化されたコーティング層から作成された少なくとも2つのエリアから作製されたモチーフを備えるOELを生成するためのプロセスを開示している。プロセスは、複数の磁性又は磁化可能顔料粒子を含むコーティング層を磁場発生デバイスに曝露し、同時に又は部分的に同時にコーティング層を第2の状態に硬質化し、磁性又は磁化可能顔料粒子をその採用された位置及び配向に固定するステップを含み、前記硬質化は、基板の側面に配置されたUV-Vis放射線源による照射によって基板を通じて行われ、前記基板は、照射源によって放出される1つ又は複数の化学線波長に対し透過性である。1つの実施形態において、照射源は、コーティング層を担持する1つ又は複数の基板エリアがUV-Vis照射に曝露されないようにフォトマスクを装備される。しかしながら、開示されるプロセスの結果として、部分的に曝露されたエリアがシステムの光学的形状から生じることにより、コーティング層においてシャドウ効果及びブラーが生成されることになる場合もある。
[010]国際公開第02/090002号は、コーティングされた物品上に画像を生成するための方法を開示している。この方法は、i)複数の磁性非球状粒子又はフレークを含有する、液体形態の磁化可能な顔料コーティングの層を基板に付与するステップと、ii)コーティングを磁場に曝露するステップと、iii)電磁放射への曝露によりコーティングを固化させるステップとを含む。固化ステップの間、空隙を有する外部フォトマスクが、顔料コーティングと電磁放射線源との間に配置されてもよい。国際公開第02/090002号に開示されているフォトマスクは、フォトマスクの空隙に面するコーティングの領域のみを固化させることを可能にし、以て、それらの領域においてのみ、フレークの配向を固定/固着させる。顔料コーティングの曝露されていない部分に分散したフレークは、その後のステップにおいて、第2の磁場を使用して再配向されてもよい。フォトマスクを用いた選択的固化により形成されたパターンは、パターン化された磁場の使用により得ることができるものよりも高解像度の画像化を可能にするか、又は単純な磁場を用いては達成することができないパターンを可能にする。このプロセスにおいて、固化ステップの間、コーティングされた基板、フォトマスク及び照射源の相対的位置を同じ構成に維持することが必須である。その結果、コーティングされた基板は、固定されたフォトマスク及び電磁放射線源の前で連続的な並進運動で移動してはならない。
[011]UV放射線源を用いたコーティング又はインク組成物の硬化の分野において、UV照射源の特性及び構造、並びにUV放射線源に対するコーティング又はインク組成物の厳密な曝露条件は、高分解能の画像及び組成物の高速硬化を得るために重要であることが知られている。
[012]米国特許出願公開第2012/0162344号は、コーティングされた移動基板にわたって走査する走査レーザビームを用いた磁性フレークのコーティングの選択的硬化のためのシステム及び方法を開示している。選択的硬化は、磁場において行われ、このため、磁気的に整列されたフレークが形成され、コーティングの選択された領域において配向及び位置を固定されることが可能になる。このため、画像は、硬化された整列されたフレークの領域と、まだ硬化されておらず、第2の磁場を用いて再配向することができ、第2の照射を用いて硬化させることができる領域とを有する。走査レーザビームは、移動基板の経路を横切って複数の位置に動かされ、対処される領域における磁気的に整列されたフレークのコーティングを硬化させる。
[013]国際公開第2017/021504号は、基板に配設されたコーティング層のUV硬化のための発光ダイオード(LED)のアレイを備えるUV放射ユニットの使用について開示している。アレイは、LEDストリングから形成され、より大きな作動幅を実現するために、各LEDストリングはコリメータレンズによって覆われ、基板上にUV放射線源の拡大画像を生成する。このため、そのようなコリメータレンズの使用は、UV放射線源のサイズの低減を可能にしながら、大きな移動ウェブの幅全体の硬化を可能にする。しかしながら、これにより、UV放射密度が減少し、結果として硬化時間が長くなることになる。
[014]論文「Printing anisotropic appearance with magnetic flakes」(Thiago Pereira et al., ACM Transactions on Graphics, Vol. 36(4), article 123, July 2017)は、基板に配置されたコーティング層において磁気的に配向された磁性顔料フレークを選択的に硬化させるために、カラーLEDのうちの1つが高出力385nmUV LEDと置き換えられた電子磁石及びデジタル光処理(DLP)ユニットの使用について開示している。前記LEDは、800mAの電流で給電される。磁場は小さなエリアにおいてのみ一様であるため、小さなエリア内で画像を投影することも必要であり、このため、SLRレンズがプロジェクタの焦点をターゲット上に合わせるために逆に用いられる。印刷プロセス中、各画像は、樹脂を部分的に硬化させるために20秒にわたって基板上に投影され、フレークが磁場内で再整列することを阻止する。このプロセスの欠点は、DLPにおける光強度の損失であり、これは、やや低速な硬化プロセスをもたらし、ひいては、プロセスが工業的な速度で実行されることを可能にしない。更に、DLPユニットによって生成される画像は、例えば、印刷胴等の湾曲した表面に付与することができず、移動基板も可能にしない。
[015]代替的に、LED発光ダイオード(LED)印刷及びLEDプリンタが開発され、例えば、アレイに配列された複数のLEDを有するLED(発光ダイオード)アレイを備え、画像データに従って光を制御可能に放出するように構成された装置を開示する米国特許第6,137,518号に開示されている。LEDプリンタにおいて、SELFOC(登録商標)レンズアレイ等のレンズアレイを介してアドレス指定可能なLEDアレイによって感光性ドラムが選択的に曝露される。次に、曝露されるドラムを用いて、レーザ印刷と全く同じ方式で、基板にトナーを印刷する。LEDプリンタにおいて用いられるLEDアレイは、高密度(少なくとも600dpi)の、完全集積線形LEDアレイであり、個々にアドレス指定可能なLED及び集積されたアドレス指定エレクトロニクスを有する。しかしながら、本文脈におけるLEDプリンタアレイの主な欠点は、i)それらが低強度の放射にのみ依拠すること、及びii)それらの個々のエミッタの放出強度が、磁性又は磁化可能顔料粒子を含むコーティング層を妥当な工業的な速度で硬化させるにははるかに低すぎること、である。
[016]結果として硬化時間を長引かせ、印刷性能を劣化させる光密度の不要な損失を回避しながら、付与され硬化された単一層から作製された少なくとも2つのエリアから作製されたモチーフを含む光学効果層(OEL)の工業的な製造を可能にする、照射源を用いる改善されたプロセスが依然として必要とされている。更に、プロセスは、可変のカスタマイズ可能な情報によって定義される選択的な照射によって少なくとも2つのエリアを用いたOELの生成を可能にするべきであり、前記情報は、印刷時間において実装される。
[017]したがって、本発明の目的は、上記で論考した従来技術の欠点を克服することである。
[018]第1の態様において、本発明は、基板(x10)に光学効果層(OEL)を生成するためのプロセスであって、OELが、付与され硬化された単一層から作製された少なくとも2つのエリアから作製されたモチーフを備え、このプロセスが、
a)好ましくは印刷プロセスによって、基板(x10)に、コーティング層(x20)を形成するように、非球状磁性又は磁化可能粒子を含む放射線硬化性コーティング組成物を付与するステップであって、コーティング層が第1の状態にあり、前記第1の状態が液体状態である、ステップと、
b)b1)第1の磁場発生デバイス(x31)の磁場にコーティング層(x20)を曝露し、以て非球状磁性又は磁化可能粒子の少なくとも一部分を配向させるステップと、
b2)非球状磁性又は磁化可能粒子をそれらの採用された位置及び配向で固定するように、コーティング層(x20)の1つ又は複数の第1のエリアを第2の状態に少なくとも部分的に硬化させるステップであって、硬化が、コーティング層(x20)の1つ又は複数の第1のエリアを少なくとも部分的に硬化させるように、かつ、コーティング層(x20)の1つ又は複数の第2のエリアが照射に曝露されないように、化学線LED源(x41)を用いた照射によって行われ、
ステップb2)が、ステップb1)と部分的に同時に、又はステップb1)に後続して行われ、好ましくはステップb1)と部分的に同時に行われる、ステップと、
c)1つ又は複数の第2のエリアにおいて非球状磁性又は磁化可能粒子をそれらの採用された位置及び配向で固定するように、コーティング層(x20)の1つ又は複数の第2のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップであって、硬化は放射線源によって行われる、ステップとを含み、
化学線LED源(x41)が、個々にアドレス指定可能な化学線エミッタのアレイ、好ましくは線形アレイ又は2次元アレイを備え、
化学線が、コーティング層(x20)上に投影され、1つ又は複数の投影画像が形成される、プロセスを提供する。
[019]本明細書に記載のステップc)ステップc)は、2つの以下のステップ、すなわち、c1)コーティング層(x20)を、第1の磁場発生デバイス(x31)又は第2の磁場発生デバイス(x32)の磁場に曝露し、以て非球状磁性又は磁化可能粒子の少なくとも一部を配向させるステップと、c2)1つ又は複数の第2のエリアにおいて非球状磁性又は磁化可能粒子をそれらの採用された位置及び配向で固定するように、コーティング層(x20)の1つ又は複数の第2のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップであって、硬化は放射線源によって行われる、ステップと、からなることが好ましく、前記ステップc2)は、前記ステップc1)と部分的に同時に、又は前記ステップc1)に後続して行われ、好ましくは前記ステップc1)と部分的に同時に行われる。
[020]本明細書に記載のプロセスによって生成された光学効果層(OEL)、及び偽造又は不正に対するセキュリティ文書又はセキュリティ物品の保護のための前記光学効果層の使用、及び装飾的用途のための使用についても本明細書に記載される。
[021]本明細に記載の1つ又は複数の光学効果層(OEL)を含むセキュリティ文書、セキュリティ物品、及び装飾的要素又はオブジェクトについても本明細書に記載される。
[022]本明細書に記載の基板(x10)に光学効果層(OEL)を生成するためのデバイスであって、前記OELが、付与され硬化された単一層から作製された少なくとも2つのエリアから作製されたモチーフを備え、前記デバイスが、
i)基板(x10)に、コーティング層(x20)を形成するように、非球状磁性又は磁化可能粒子を含む放射線硬化性コーティング組成物を付与するための印刷ユニットと、
ii)コーティング層(x20)の非球状磁性又は磁化可能粒子の少なくとも一部分を配向させるための、少なくとも第1の磁場発生デバイス(x31)及び任意選択で第2の磁場発生デバイス(x32)と、
iii)コーティング層(x20)の1つ又は複数のエリアの選択的硬化のための個々にアドレス指定可能な化学線エミッタのアレイ、好ましくは線形アレイ又は2次元アレイを備える1つ又は複数の化学線LED源(x41)と、
iv)任意選択で、2軸配向を行う1つ又は複数の磁性デバイスと、
v)任意選択で、化学線LED源(x41)の近傍でコーティング層(x20)を担持する基板(x10)を搬送する搬送手段と、
vi)任意選択で、第1の磁場発生デバイス(x31)及び任意選択の第2の磁場発生デバイス(x32)と共に、コーティング層を担持する基板(x10)を付随的に移動させるための移送デバイスと、
を備える、デバイスについても本明細書に記載される。
[023]本明細書に記載のプロセスは、単一の層から作製され、非球状磁性又は磁化可能顔料粒子を含む放射線硬化性コーティング組成物から作製された2つ以上のエリアを含む光学効果層(OEL)の生成を可能にし、前記2つ以上のエリアは、高分解能を有する異なる配向パターンに従って配向された非球状磁性又は磁化可能顔料粒子を含む。有利には、本明細書に記載のプロセスは、本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの線形(1次元)アレイ又は2次元アレイとすることができるアレイを備える化学線LED源(x41)を用いて、分解能、熱放散、硬化速度及びOELを生成するのに必要とされる機器のサイズに関する改善を伴って1つ又は複数の第1のエリアを選択的に硬化させる。更に、機械的劣化又は損傷を起こしやすい可動部品が存在しない。
[024]化学線LED源(x41)の照射は、コーティング層(x20)に直接(すなわち、フォトマスクを必要とすることなく)画像化され、これにより、コーティング層(x20)に照射強度の最大値を与え、高い生成速度をサポートする。これによって、印刷マシンにおける単一パスの唯一の光学効果層(OEL)内に2つ以上の異なる磁気配向画像又はパターンを組合せることが可能になり、更なる印刷パス及び底に関連付けられた印刷インクの損失、並びに人的資源及びマシン運転時間が回避される。本明細書に記載の化学線LED源(x41)の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタに起因して、このように得られた選択的硬化により、様々な情報を光学効果層に選択的に移送することが可能になり、個別化又は直列化が可能になる。
Fig.1A~1Dは、化学線LED源(x11)の照射に曝露されるコーティング層(120)を担持する基板(110)を概略的に示す図であり、前記LED源(141)は、個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの線形(1次元、1D)アレイを備える。
Fig.2A~2Eは、化学線LED源(241)の照射に曝露されるコーティング層(220)を担持する基板(x20)を概略的に示す図であり、前記LED源(241)は、個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元(2D)アレイを備える。
個々にアドレス指定可能な化学線エミッタのアレイを備える化学線LED源(341)を用いたコーティング層(320)の選択的硬化が投影手段(350)によって行われる実施形態を概略的に示す図である。
本明細書に記載の光学効果層(OEL)を生成するためのプロセスを概略的に示す図であり、前記プロセスは、a)基板(x10)(右側に星形を有する基板が、動いている基板に対応する)に、本明細書に記載の非球状磁性又は磁化可能粒子を含む放射線硬化性コーティング組成物を付与するステップと、b)本明細書に記載の第1の磁場発生デバイス(x31)の磁場にコーティング層(x20)を曝露するステップb1)、本明細書に記載の化学線LED源(x41)を用いた照射によってコーティング層(x20)の1つ又は複数の第1のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップb2)からなるステップと、c)非球状磁性又は磁化可能粒子をそれらの採用された位置及び配向で固定するようにコーティング層(x20)の1つ又は複数の第2のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップとを含む。
本明細書に記載の光学効果層(OEL)を生成するためのプロセスを概略的に示す図であり、前記プロセスは、a)基板(x10)(右側に星形を有する基板が、動いている基板に対応する)に、本明細書に記載の非球状磁性又は磁化可能粒子を含む放射線硬化性コーティング組成物を付与するステップと、b)本明細書に記載の第1の磁場発生デバイス(x31)の磁場にコーティング層(x20)を曝露するステップb1)、本明細書に記載の化学線LED源(x41)を用いた照射によってコーティング層(x20)の1つ又は複数の第1のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップb2)からなるステップと、c)非球状磁性又は磁化可能粒子をそれらの採用された位置及び配向で固定するようにコーティング層(x20)の1つ又は複数の第2のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップとを含む。
本明細書に記載の光学効果層(OEL)を生成するためのプロセスを概略的に示す図であり、前記プロセスは、a)基板(x10)(右側に星形を有する基板が、動いている基板に対応する)に、本明細書に記載の非球状磁性又は磁化可能粒子を含む放射線硬化性コーティング組成物を付与するステップと、b)本明細書に記載の第1の磁場発生デバイス(x31)の磁場にコーティング層(x20)を曝露するステップb1)、本明細書に記載の化学線LED源(x41)を用いた照射によってコーティング層(x20)の1つ又は複数の第1のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップb2)からなるステップと、c)非球状磁性又は磁化可能粒子をそれらの採用された位置及び配向で固定するようにコーティング層(x20)の1つ又は複数の第2のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップとを含む。
本明細書に記載の光学効果層(OEL)を生成するためのプロセスを概略的に示す図であり、前記プロセスは、a)基板(x10)(右側に星形を有する基板が、動いている基板に対応する)に、本明細書に記載の非球状磁性又は磁化可能粒子を含む放射線硬化性コーティング組成物を付与するステップと、b)本明細書に記載の第1の磁場発生デバイス(x31)の磁場にコーティング層(x20)を曝露するステップb1)、本明細書に記載の化学線LED源(x41)を用いた照射によってコーティング層(x20)の1つ又は複数の第1のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップb2)からなるステップと、c)非球状磁性又は磁化可能粒子をそれらの採用された位置及び配向で固定するようにコーティング層(x20)の1つ又は複数の第2のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップとを含む。
本明細書に記載の光学効果層(OEL)を生成するためのプロセスを概略的に示す図であり、前記プロセスは、a)基板(x10)(右側に星形を有する基板が、動いている基板に対応する)に、本明細書に記載の非球状磁性又は磁化可能粒子を含む放射線硬化性コーティング組成物を付与するステップと、b)本明細書に記載の第1の磁場発生デバイス(x31)の磁場にコーティング層(x20)を曝露するステップb1)、本明細書に記載の化学線LED源(x41)を用いた照射によってコーティング層(x20)の1つ又は複数の第1のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップb2)からなるステップと、c)非球状磁性又は磁化可能粒子をそれらの採用された位置及び配向で固定するようにコーティング層(x20)の1つ又は複数の第2のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップとを含む。
本明細書に記載の光学効果層(OEL)を生成するためのプロセスを概略的に示す図であり、前記プロセスは、a)基板(x10)(右側に星形を有する基板が、動いている基板に対応する)に、本明細書に記載の非球状磁性又は磁化可能粒子を含む放射線硬化性コーティング組成物を付与するステップと、b)本明細書に記載の第1の磁場発生デバイス(x31)の磁場にコーティング層(x20)を曝露するステップb1)、本明細書に記載の化学線LED源(x41)を用いた照射によってコーティング層(x20)の1つ又は複数の第1のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップb2)からなるステップと、c)非球状磁性又は磁化可能粒子をそれらの採用された位置及び配向で固定するようにコーティング層(x20)の1つ又は複数の第2のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップとを含む。
本明細書に記載の光学効果層(OEL)を生成するためのプロセスを概略的に示す図であり、前記プロセスは、a)基板(x10)(右側に星形を有する基板が、動いている基板に対応する)に、本明細書に記載の非球状磁性又は磁化可能粒子を含む放射線硬化性コーティング組成物を付与するステップと、b)本明細書に記載の第1の磁場発生デバイス(x31)の磁場にコーティング層(x20)を曝露するステップb1)、本明細書に記載の化学線LED源(x41)を用いた照射によってコーティング層(x20)の1つ又は複数の第1のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップb2)からなるステップと、c)第1の磁場発生デバイス(x31)又は第2の磁場発生デバイス(x32)のいずれかの磁場にコーティング層(x20)を曝露するステップc1)、及び、非球状磁性又は磁化可能粒子をそれらの採用された位置及び配向で固定するようにコーティング層(x20)の1つ又は複数の第2のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップc2)からなるステップとを含む。
本明細書に記載の光学効果層(OEL)を生成するためのプロセスを概略的に示す図であり、前記プロセスは、a)基板(x10)(右側に星形を有する基板が、動いている基板に対応する)に、本明細書に記載の非球状磁性又は磁化可能粒子を含む放射線硬化性コーティング組成物を付与するステップと、b)本明細書に記載の第1の磁場発生デバイス(x31)の磁場にコーティング層(x20)を曝露するステップb1)、本明細書に記載の化学線LED源(x41)を用いた照射によってコーティング層(x20)の1つ又は複数の第1のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップb2)からなるステップと、c)第1の磁場発生デバイス(x31)又は第2の磁場発生デバイス(x32)のいずれかの磁場にコーティング層(x20)を曝露するステップc1)、及び、非球状磁性又は磁化可能粒子をそれらの採用された位置及び配向で固定するようにコーティング層(x20)の1つ又は複数の第2のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップc2)からなるステップとを含む。
本明細書に記載の光学効果層(OEL)を生成するためのプロセスを概略的に示す図であり、前記プロセスは、a)基板(x10)(右側に星形を有する基板が、動いている基板に対応する)に、本明細書に記載の非球状磁性又は磁化可能粒子を含む放射線硬化性コーティング組成物を付与するステップと、b)本明細書に記載の第1の磁場発生デバイス(x31)の磁場にコーティング層(x20)を曝露するステップb1)、本明細書に記載の化学線LED源(x41)を用いた照射によってコーティング層(x20)の1つ又は複数の第1のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップb2)からなるステップと、c)第1の磁場発生デバイス(x31)又は第2の磁場発生デバイス(x32)のいずれかの磁場にコーティング層(x20)を曝露するステップc1)、及び、非球状磁性又は磁化可能粒子をそれらの採用された位置及び配向で固定するようにコーティング層(x20)の1つ又は複数の第2のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップc2)からなるステップと、任意選択でステップd)として、第nの磁場発生デバイス(x33)の磁場又は第1の磁場発生デバイス(x31)の第nの領域にコーティング層(x20)を曝露するステップd1)、及び、非球状磁性又は磁化可能粒子をそれらの採用された位置及び配向で固定するようにコーティング層(x20)の1つ又は複数の第nのエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップd2)からなるステップと含む。
本明細書に記載の光学効果層(OEL)を生成するためのプロセスを概略的に示す図であり、前記プロセスは、a)基板(x10)(右側に星形を有する基板が、動いている基板に対応する)に、本明細書に記載の非球状磁性又は磁化可能粒子を含む放射線硬化性コーティング組成物を付与するステップと、b)本明細書に記載の第1の磁場発生デバイス(x31)の磁場にコーティング層(x20)を曝露するステップb1)、本明細書に記載の化学線LED源(x41)を用いた照射によってコーティング層(x20)の1つ又は複数の第1のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップb2)からなるステップと、c)第1の磁場発生デバイス(x31)又は第2の磁場発生デバイス(x32)のいずれかの磁場にコーティング層(x20)を曝露するステップc1)、及び、非球状磁性又は磁化可能粒子をそれらの採用された位置及び配向で固定するようにコーティング層(x20)の1つ又は複数の第2のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップc2)からなるステップとを含む。
本明細書に記載の光学効果層(OEL)を生成するためのプロセスを概略的に示す図であり、前記プロセスは、a)基板(x10)(右側に星形を有する基板が、動いている基板に対応する)に、本明細書に記載の非球状磁性又は磁化可能粒子を含む放射線硬化性コーティング組成物を付与するステップと、b)本明細書に記載の第1の磁場発生デバイス(x31)の磁場にコーティング層(x20)を曝露するステップb1)、本明細書に記載の化学線LED源(x41)を用いた照射によってコーティング層(x20)の1つ又は複数の第1のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップb2)からなるステップと、c)第1の磁場発生デバイス(x31)又は第2の磁場発生デバイス(x32)のいずれかの磁場にコーティング層(x20)を曝露するステップc1)、及び、非球状磁性又は磁化可能粒子をそれらの採用された位置及び配向で固定するようにコーティング層(x20)の1つ又は複数の第2のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップc2)からなるステップとを含む。
本明細書に記載の光学効果層(OEL)を生成するためのプロセスを概略的に示す図であり、前記プロセスは、a)基板(x10)(右側に星形を有する基板が、動いている基板に対応する)に、本明細書に記載の非球状磁性又は磁化可能粒子を含む放射線硬化性コーティング組成物を付与するステップと、b)本明細書に記載の第1の磁場発生デバイス(x31)の磁場にコーティング層(x20)を曝露するステップb1)、本明細書に記載の化学線LED源(x41)を用いた照射によってコーティング層(x20)の1つ又は複数の第1のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップb2)からなるステップと、c)第1の磁場発生デバイス(x31)又は第2の磁場発生デバイス(x32)のいずれかの磁場にコーティング層(x20)を曝露するステップc1)、及び、非球状磁性又は磁化可能粒子をそれらの採用された位置及び配向で固定するようにコーティング層(x20)の1つ又は複数の第2のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップc2)からなるステップと、任意選択でステップd)として、第nの磁場発生デバイス(x33)の磁場又は第1の磁場発生デバイス(x31)の第nの領域にコーティング層(x20)を曝露するステップd1)、及び、非球状磁性又は磁化可能粒子をそれらの採用された位置及び配向で固定するようにコーティング層(x20)の1つ又は複数の第nのエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップd2)からなるステップと含む。
本明細書に記載の光学効果層(OEL)を生成するためのプロセスを概略的に示す図であり、前記プロセスは、a)基板(x10)(右側に星形を有する基板が、動いている基板に対応する)に、本明細書に記載の非球状磁性又は磁化可能粒子を含む放射線硬化性コーティング組成物を付与するステップと、b)本明細書に記載の第1の磁場発生デバイス(x31)の磁場にコーティング層(x20)を曝露するステップb1)、本明細書に記載の化学線LED源(x41)を用いた照射によってコーティング層(x20)の1つ又は複数の第1のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップb2)からなるステップと、c)第1の磁場発生デバイス(x31)又は第2の磁場発生デバイス(x32)のいずれかの磁場にコーティング層(x20)を曝露するステップc1)、及び、非球状磁性又は磁化可能粒子をそれらの採用された位置及び配向で固定するようにコーティング層(x20)の1つ又は複数の第2のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップc2)からなるステップとを含む。
本明細書に記載の光学効果層(OEL)を生成するためのプロセスを概略的に示す図であり、前記プロセスは、a)基板(x10)(右側に星形を有する基板が、動いている基板に対応する)に、本明細書に記載の非球状磁性又は磁化可能粒子を含む放射線硬化性コーティング組成物を付与するステップと、b)本明細書に記載の第1の磁場発生デバイス(x31)の磁場にコーティング層(x20)を曝露するステップb1)、本明細書に記載の化学線LED源(x41)を用いた照射によってコーティング層(x20)の1つ又は複数の第1のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップb2)からなるステップと、c)第1の磁場発生デバイス(x31)又は第2の磁場発生デバイス(x32)のいずれかの磁場にコーティング層(x20)を曝露するステップc1)、及び、非球状磁性又は磁化可能粒子をそれらの採用された位置及び配向で固定するようにコーティング層(x20)の1つ又は複数の第2のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップc2)からなるステップとを含む。
本明細書に記載の光学効果層(OEL)を生成するためのプロセスを概略的に示す図であり、前記プロセスは、a)基板(x10)(右側に星形を有する基板が、動いている基板に対応する)に、本明細書に記載の非球状磁性又は磁化可能粒子を含む放射線硬化性コーティング組成物を付与するステップと、b)本明細書に記載の第1の磁場発生デバイス(x31)の磁場にコーティング層(x20)を曝露するステップb1)、本明細書に記載の化学線LED源(x41)を用いた照射によってコーティング層(x20)の1つ又は複数の第1のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップb2)からなるステップと、c)第1の磁場発生デバイス(x31)又は第2の磁場発生デバイス(x32)のいずれかの磁場にコーティング層(x20)を曝露するステップc1)、及び、非球状磁性又は磁化可能粒子をそれらの採用された位置及び配向で固定するようにコーティング層(x20)の1つ又は複数の第2のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップc2)からなるステップと、任意選択でステップd)として、第nの磁場発生デバイス(x33)の磁場又は第1の磁場発生デバイス(x31)の第nの領域にコーティング層(x20)を曝露するステップd1)、及び、非球状磁性又は磁化可能粒子をそれらの採用された位置及び配向で固定するようにコーティング層(x20)の1つ又は複数の第nのエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップd2)からなるステップと含む。
本明細書に記載の光学効果層(OEL)を生成するためのプロセスを概略的に示す図であり、前記プロセスは、a)基板(x10)(右側に星形を有する基板が、動いている基板に対応する)に、本明細書に記載の非球状磁性又は磁化可能粒子を含む放射線硬化性コーティング組成物を付与するステップと、b)本明細書に記載の第1の磁場発生デバイス(x31)の磁場にコーティング層(x20)を曝露するステップb1)、本明細書に記載の化学線LED源(x41)を用いた照射によってコーティング層(x20)の1つ又は複数の第1のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップb2)からなるステップと、c)第1の磁場発生デバイス(x31)又は第2の磁場発生デバイス(x32)のいずれかの磁場にコーティング層(x20)を曝露するステップc1)、及び、非球状磁性又は磁化可能粒子をそれらの採用された位置及び配向で固定するようにコーティング層(x20)の1つ又は複数の第2のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップc2)からなるステップとを含む。
本明細書に記載の光学効果層(OEL)を生成するためのプロセスを概略的に示す図であり、前記プロセスは、a)基板(x10)(右側に星形を有する基板が、動いている基板に対応する)に、本明細書に記載の非球状磁性又は磁化可能粒子を含む放射線硬化性コーティング組成物を付与するステップと、b)本明細書に記載の第1の磁場発生デバイス(x31)の磁場にコーティング層(x20)を曝露するステップb1)、本明細書に記載の化学線LED源(x41)を用いた照射によってコーティング層(x20)の1つ又は複数の第1のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップb2)からなるステップと、c)第1の磁場発生デバイス(x31)又は第2の磁場発生デバイス(x32)のいずれかの磁場にコーティング層(x20)を曝露するステップc1)、及び、非球状磁性又は磁化可能粒子をそれらの採用された位置及び配向で固定するようにコーティング層(x20)の1つ又は複数の第2のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップc2)からなるステップとを含む。
本明細書に記載の光学効果層(OEL)を生成するためのプロセスを概略的に示す図であり、前記プロセスは、a)基板(x10)(右側に星形を有する基板が、動いている基板に対応する)に、本明細書に記載の非球状磁性又は磁化可能粒子を含む放射線硬化性コーティング組成物を付与するステップと、b)本明細書に記載の第1の磁場発生デバイス(x31)の磁場にコーティング層(x20)を曝露するステップb1)、本明細書に記載の化学線LED源(x41)を用いた照射によってコーティング層(x20)の1つ又は複数の第1のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップb2)からなるステップと、c)第1の磁場発生デバイス(x31)又は第2の磁場発生デバイス(x32)のいずれかの磁場にコーティング層(x20)を曝露するステップc1)、及び、非球状磁性又は磁化可能粒子をそれらの採用された位置及び配向で固定するようにコーティング層(x20)の1つ又は複数の第2のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップc2)からなるステップと、任意選択でステップd)として、第nの磁場発生デバイス(x33)の磁場又は第1の磁場発生デバイス(x31)の第nの領域にコーティング層(x20)を曝露するステップd1)、及び、非球状磁性又は磁化可能粒子をそれらの採用された位置及び配向で固定するようにコーティング層(x20)の1つ又は複数の第nのエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップd2)からなるステップと含む。
本明細書に記載の光学効果層(OEL)を生成するためのプロセスを概略的に示す図であり、前記プロセスは、a)基板(x10)(右側に星形を有する基板が、動いている基板に対応する)に、本明細書に記載の非球状磁性又は磁化可能粒子を含む放射線硬化性コーティング組成物を付与するステップと、b)本明細書に記載の第1の磁場発生デバイス(x31)の磁場にコーティング層(x20)を曝露するステップb1)、本明細書に記載の化学線LED源(x41)を用いた照射によってコーティング層(x20)の1つ又は複数の第1のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップb2)からなるステップと、c)第1の磁場発生デバイス(x31)又は第2の磁場発生デバイス(x32)のいずれかの磁場にコーティング層(x20)を曝露するステップc1)、及び、非球状磁性又は磁化可能粒子をそれらの採用された位置及び配向で固定するようにコーティング層(x20)の1つ又は複数の第2のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップc2)からなるステップとを含む。
本明細書に記載の光学効果層(OEL)を生成するためのプロセスを概略的に示す図であり、前記プロセスは、a)基板(x10)(右側に星形を有する基板が、動いている基板に対応する)に、本明細書に記載の非球状磁性又は磁化可能粒子を含む放射線硬化性コーティング組成物を付与するステップと、b)本明細書に記載の第1の磁場発生デバイス(x31)の磁場にコーティング層(x20)を曝露するステップb1)、本明細書に記載の化学線LED源(x41)を用いた照射によってコーティング層(x20)の1つ又は複数の第1のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップb2)からなるステップと、c)第1の磁場発生デバイス(x31)又は第2の磁場発生デバイス(x32)のいずれかの磁場にコーティング層(x20)を曝露するステップc1)、及び、非球状磁性又は磁化可能粒子をそれらの採用された位置及び配向で固定するようにコーティング層(x20)の1つ又は複数の第2のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップc2)からなるステップとを含む。
本明細書に記載の光学効果層(OEL)を生成するためのプロセスを概略的に示す図であり、前記プロセスは、a)基板(x10)(右側に星形を有する基板が、動いている基板に対応する)に、本明細書に記載の非球状磁性又は磁化可能粒子を含む放射線硬化性コーティング組成物を付与するステップと、b)本明細書に記載の第1の磁場発生デバイス(x31)の磁場にコーティング層(x20)を曝露するステップb1)、本明細書に記載の化学線LED源(x41)を用いた照射によってコーティング層(x20)の1つ又は複数の第1のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップb2)からなるステップと、c)第1の磁場発生デバイス(x31)又は第2の磁場発生デバイス(x32)のいずれかの磁場にコーティング層(x20)を曝露するステップc1)、及び、非球状磁性又は磁化可能粒子をそれらの採用された位置及び配向で固定するようにコーティング層(x20)の1つ又は複数の第2のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップc2)からなるステップと、任意選択でステップd)として、第nの磁場発生デバイス(x33)の磁場又は第1の磁場発生デバイス(x31)の第nの領域にコーティング層(x20)を曝露するステップd1)、及び、非球状磁性又は磁化可能粒子をそれらの採用された位置及び配向で固定するようにコーティング層(x20)の1つ又は複数の第nのエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップd2)からなるステップと含む。
本明細書に記載の光学効果層(OEL)を生成するためのプロセスを概略的に示す図であり、前記プロセスは、a)基板(x10)(右側に星形を有する基板が、動いている基板に対応する)に、本明細書に記載の非球状磁性又は磁化可能粒子を含む放射線硬化性コーティング組成物を付与するステップと、b)本明細書に記載の第1の磁場発生デバイス(x31)の磁場にコーティング層(x20)を曝露するステップb1)、本明細書に記載の化学線LED源(x41)を用いた照射によってコーティング層(x20)の1つ又は複数の第1のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップb2)からなるステップと、c)第1の磁場発生デバイス(x31)又は第2の磁場発生デバイス(x32)のいずれかの磁場にコーティング層(x20)を曝露するステップc1)、及び、非球状磁性又は磁化可能粒子をそれらの採用された位置及び配向で固定するようにコーティング層(x20)の1つ又は複数の第2のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップc2)からなるステップとを含む。
本明細書に記載の光学効果層(OEL)を生成するためのプロセスを概略的に示す図であり、前記プロセスは、a)基板(x10)(右側に星形を有する基板が、動いている基板に対応する)に、本明細書に記載の非球状磁性又は磁化可能粒子を含む放射線硬化性コーティング組成物を付与するステップと、b)本明細書に記載の第1の磁場発生デバイス(x31)の磁場にコーティング層(x20)を曝露するステップb1)、本明細書に記載の化学線LED源(x41)を用いた照射によってコーティング層(x20)の1つ又は複数の第1のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップb2)からなるステップと、c)第1の磁場発生デバイス(x31)又は第2の磁場発生デバイス(x32)のいずれかの磁場にコーティング層(x20)を曝露するステップc1)、及び、非球状磁性又は磁化可能粒子をそれらの採用された位置及び配向で固定するようにコーティング層(x20)の1つ又は複数の第2のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップc2)からなるステップとを含む。
本明細書に記載の光学効果層(OEL)を生成するためのプロセスを概略的に示す図であり、前記プロセスは、a)基板(x10)(右側に星形を有する基板が、動いている基板に対応する)に、本明細書に記載の非球状磁性又は磁化可能粒子を含む放射線硬化性コーティング組成物を付与するステップと、b)本明細書に記載の第1の磁場発生デバイス(x31)の磁場にコーティング層(x20)を曝露するステップb1)、本明細書に記載の化学線LED源(x41)を用いた照射によってコーティング層(x20)の1つ又は複数の第1のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップb2)からなるステップと、c)第1の磁場発生デバイス(x31)又は第2の磁場発生デバイス(x32)のいずれかの磁場にコーティング層(x20)を曝露するステップc1)、及び、非球状磁性又は磁化可能粒子をそれらの採用された位置及び配向で固定するようにコーティング層(x20)の1つ又は複数の第2のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップc2)からなるステップと、任意選択でステップd)として、第nの磁場発生デバイス(x33)の磁場又は第1の磁場発生デバイス(x31)の第nの領域にコーティング層(x20)を曝露するステップd1)、及び、非球状磁性又は磁化可能粒子をそれらの採用された位置及び配向で固定するようにコーティング層(x20)の1つ又は複数の第nのエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップd2)からなるステップと含む。
駆動ロジックチップをチップオンボード技術によって16個のUV-LEDの線形アレイに接続することができる方式を概略的に示す図である。
128ピクセル線形アレイを構築するように組み合わされた図13の駆動ロジックチップ/UV-LEDの第1の(図14a))及び第2の(図14b))任意選択の構成を概略的に示す概略的に示す図である。
直列データストリームによって駆動ロジックチップをアドレス指定する1つの任意選択の方式を概略的に示す図である。
詳細な説明
定義
[025]以下の定義は、本明細書において論考され、特許請求の範囲で記載される用語の意味を解釈するために使用されるものである。
[026]本明細書において用いられるとき、不定冠詞「a」は、1つ、及び2つ以上を示し、必ずしも指示対象名詞を単数に限定しない。
[027]本明細書において用いられるとき、「約」という用語は、対象とする量又は値が、指定された特定の値、又はその近辺の何らかの他の値であってもよいことを意味する。一般に、或る特定の値を指す「約」という用語は、その値の±5%以内の範囲を指すことを意図する。一例として、「約100」という語句は、100±5、すなわち95~105の範囲を指す。一般に、「約」という用語が使用される場合、示された値の±5%の範囲内でも、本発明により同様の結果又は効果を得ることができることが期待され得る。
[028]「実質的に直交する」という用語は、垂直/直交の整列からのずれが10%以下であることを指す。
[029]本明細書において用いられるとき、「及び/又は」という用語は、述べられた群の要素の全て又は1つのみが存在し得ることを意味する。例えば、「A及び/又はB」は、「Aのみ、又はBのみ、又はA及びBの両方」を意味するものである。「Aのみ」の場合、この用語は、Bが不在である、すなわち「AのみであるがBではない」可能性も包含する。
[030]「含む(comprising)」という用語は、本明細書において用いられるとき、包括的及び非制限的であることが意図される。したがって、例えば、化合物Aを含む組成物は、A以外の他の化合物も含み得る。しかしながら、「含む」という用語はまた、その特定の実施形態として、「本質的に~からなる」及び「~からなる」というより制限的な意味を包含し、したがって、例えば「化合物A、B及び任意選択でCを含む組成物」はまた、(本質的に)化合物A及びBからなってもよく、又は(本質的に)A、B及びCからなってもよい。
[031]「コーティング組成物」という用語は、本発明の光学効果層(OEL)を固体基板に形成することが可能であり、排他的にではなく好ましくは印刷法によって付与することができる任意の組成物を意味する。コーティング組成物は、磁性又は磁化可能顔料粒子と、結合剤とを含む。
[032]本明細書において用いられるとき、「光学効果層(OEL)」という用語は、磁性又は磁化可能な顔料粒子及び結合剤を含む層を表し、磁性又は磁化可能な顔料粒子の配向が、結合剤中で固定又は固着(固定/固着)されている。
[033]「硬化」という用語は、コーティング組成物を或る状態、すなわち硬質化又は固体状態に変換するために、コーティング組成物の粘度が増加されるプロセスを指すように用いられ、磁性又は磁化可能な顔料粒子は、その現在の位置及び配向で固定/固着され、もはや移動も回転も可能でない。
[034]本明細書が「好ましい」実施形態/特徴に言及した場合、これらの「好ましい」実施形態/特徴の組合せもまた、その「好ましい」実施形態/特徴の組合せが技術的に有意である限り、好ましいとして開示されると考えられるものとする。
[035]本明細書において用いられるとき、「少なくとも」という用語は、1つ又は複数、例えば1つ、2つ、又は3つを定義するように意図される。
[036]「セキュリティ文書」という用語は、少なくとも1つのセキュリティ特徴によって偽造又は不正から通常保護される文書を指す。セキュリティ文書の例は、限定ではないが、有価書類及び有価商品を含む。
[037]「セキュリティ特徴」という用語は、認証目的で用いることができる画像、パターン、又はグラフィック要素を示すのに用いられる。
[038]本発明は、基板(x10)に光学効果層(OEL)を生成するためのプロセスを提供し、前記OELは、付与され硬化された単一層から作製された少なくとも2つのエリアから作製されたモチーフを備え、少なくとも2つのエリアは、磁性又は磁化可能顔料粒子の異なる配向パターンを有する。第1の実施形態において、前記異なる配向パターンは、本明細書に記載のステップb2)の後の磁性又は磁化可能顔料粒子の少なくとも部分的配向乱れ(disorientation)によって得られ、前記少なくとも部分的配向乱れは、本明細に記載のステップb1)中に照射に曝露されなかったコーティング層(x20)の1つ又は複数の第2のエリアにおいて生じる。第2の実施形態において、前記異なる配向パターンは、コーティング層(x20)をステップc1)中に、本明細書に記載の第1の磁場発生デバイス(x31)又は第2の磁場発生デバイス(x32)のいずれかの磁場に曝露する更なるステップによって得られる。本発明は、前記プロセスから得られたOELも提供する。モチーフの少なくとも2つのエリアは、隣接することも、離間することも、又は絡み合うこともでき、モチーフの少なくとも2つのエリアは隣接しているか又は絡み合っていることが好ましい。少なくとも2つのエリアは、連続していても、又は不連続であってもよい。
[039]本明細書に記載の光学効果層(OEL)を生成するためのプロセスは、a)好ましくは本明細書に記載されるような印刷プロセスによって、基板(x10)に、コーティング層(x20)を形成するように、本明細書に記載するような非球状磁性又は磁化可能粒子を含む放射線硬化性コーティング組成物を付与するステップと、b1)第1の磁場発生デバイス(x31)の磁場にコーティング層(x20)を曝露し、以て非球状磁性又は磁化可能粒子の少なくとも一部分を配向させるステップ、及び、前記ステップb1)と部分的に同時に、又は前記ステップb1)に後続して、好ましくは前記ステップb1)と部分的に同時に、ステップb2)コーティング層(x20)の1つ又は複数の第1のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップであって、前記硬化は、コーティング層(x20)の1つ又は複数の第2のエリアが照射に曝露されないようにコーティング層(x20)の1つ又は複数の第1のエリアを少なくとも部分的に硬化させるように、本明細書に記載の化学線LED源(x41)、好ましくは化学線LED UV-Vis放射線源(x41)を用いた照射によって行われる、ステップを含む、ステップb)とを含む。本明細書に記載の化学線LED源(x41)、好ましくは化学線LED UV-Vis放射線源(x41)を用いることによって、コーティング層(x20)は、コーティング層(x20)の1つ又は複数の第1のエリアを形成するように、コーティング層(x20)の1つ又は複数の特定の選択された位置で照射される。コーティング層(x20)の1つ又は複数の第1のエリアを少なくとも部分的に硬化させた後、本明細書に記載のプロセスは、コーティング層(x20)の1つ又は複数の第2のエリアにおいて非球状磁性又は磁化可能粒子をそれらの採用された位置及び配向で固定するように、1つ又は複数の第2のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップc)を更に含み、硬化は放射線源によって行われる。本明細書に記載のステップc)は、コーティング層(x20)を、ステップb1)中に用いられた第1の磁場発生デバイスの領域と異なる磁場線パターンを有する、第1の磁場発生デバイス(x31)の第2の領域、又は本明細書に記載の第2の磁場発生デバイス(x32)の磁場に曝露し、以て非球状磁性又は磁化可能粒子の少なくとも一部を配向させるステップc1)、及び、前記ステップc1)と部分的に同時に、又は前記ステップc1)に後続して、好ましくは前記ステップc1)と部分的に同時に、コーティング層(x20)の1つ又は複数の第2のエリアを少なくとも部分的に硬化させるステップであって、前記硬化は本明細書に記載の放射線源によって行われる、ステップc2)とからなることが好ましい。「部分的に同時に」とは、両方のステップが部分的に同時に実行されること、すなわち、それぞれのステップを実行する時間が部分的に重なることを意味する。本発明の状況において、硬化させるステップb2)/c2)が配向ステップb1)/c1)と部分的に同時に実施される場合、コーティング層(x20)の1つ又は複数の第1/第2のエリアを完全に又は部分的に硬化させる前に顔料粒子を配向させるように、配向の後に硬化が有効になることを理解しなくてはならない。
[040]本明細書に記載の、付与され硬化された単一層は、第1の状態にあるコーティング層(x20)を形成するように、本明細書に記載の基板(x10)に放射線硬化性コーティング組成物を付与すること(ステップa))と、非球状磁性又は磁化可能顔料粒子をそれらのそれぞれの位置及び配向において固定/固着させるために、ステップb2)中に、個々にアドレス指定可能な化学線エミッタのアレイを備える化学線LED源(x41)を用いて、ステップc2)中に、放射線源を用いて、前記放射線硬化性コーティング組成物を少なくとも部分的に第2の状態に硬化させること(ステップb2)及びc2))とによって得られ、前記放射線源は、本明細書に記載するような個々にアドレス指定可能な化学線エミッタのアレイを備える化学線LED源とすることができるか、又は例えば、アドレス指定不可能なカーボンアークランプ、キセノンアークランプ、中圧、高圧及び低圧の水銀ランプ、場合によっては金属ハロゲン化ドープされたもの(金属ハロゲンランプ)、マイクロ波誘導金属蒸気ランプ、エキシマーランプ、超化学線蛍光管、蛍光ランプ、アルゴン白熱ランプ、フラッシュランプ、写真用フラッドランプ、及び発光ダイオード等のアドレス指定不可能な標準的な放射線源(x60)とすることができる。本明細書に記載の第1の状態及び第2の状態は、照射への曝露に反応した粘性の十分な増大を示す結合剤材料を用いることによって提供することができる。すなわち、コーティング層が少なくとも部分的に硬化されるとき、前記層は第2の状態、すなわち、高度に粘性が高いか又は硬質化されているか又は固体の状態に変換される。ここで、非球状磁性又は磁化可能顔料粒子は、現在の位置及び配向において実質的に固定/固着され、もはや、層内で大きく移動することも回転することもできない。このため、放射線硬化性コーティング組成物は、注目すべきことに、放射線硬化性コーティング組成物内に分散した非球状磁性又は磁化可能顔料粒子が、磁場に曝露されると、自由に移動可能、回転可能及び/又は配向可能であるように放射線硬化性コーティング組成物が湿っているか又は十分軟性である第1の状態、すなわち、液体又はペースト状の状態と、非球状磁性又は磁化可能顔料粒子がそれらのそれぞれの位置及び配向において固定又は固着された第2の硬化(例えば、固体)状態とを有していなくてはならない。
[041]本明細書に記載のプロセスは、本明細書に記載の基板(x10)の表面に、コーティング層(x20)を形成するように、本明細書に記載の放射線硬化性コーティング組成物を付与するステップa)を含み、前記コーティング組成物は、層として付与されることを可能にする第1の物理的状態にあり、第1の物理的状態は、非球状磁性又は磁化可能顔料粒子が結合剤材料内で移動及び回転することができる、まだ硬化/硬質化していない(すなわち、湿った)状態にある。本明細書に記載の放射線硬化性コーティング組成物は、基板(x10)表面に設けられることになるため、放射線硬化性コーティング組成物は、少なくとも、本明細書に記載のもの等の結合剤材料と、非球状磁性又は磁化可能顔料粒子とを含み、前記放射線硬化性コーティング組成物は、所望の印刷又はコーティング機器におけるその処理を可能にする形態をとる。本明細書に記載の基板(x10)に、本明細書に記載の放射線硬化性コーティング組成物を付与することからなるステップは、好ましくはスクリーン印刷、グラビア印刷及びフレキソ印刷からなる群から選択される印刷プロセスによって実行されることが好ましい。
[042]本明細書に記載の基板表面に本明細書に記載の放射線硬化性コーティング組成物を付与すること(ステップa))に後続して、これと部分的に同時に、又は同時に、好ましくはこれに後続して、磁場発生デバイス(x31)によって生成された磁場線に沿って非球状磁性又は磁化可能顔料粒子を整列するように、本明細書に記載の第1の磁場発生デバイス(x31)の磁場に放射線硬化性コーティング組成物を曝露することによって、非球状磁性又は磁化可能顔料粒子の少なくとも一部が配向される(ステップb1))。本明細書に記載の磁場を印加することによって非球状磁性又は磁化可能顔料粒子を配向/整列するステップ(ステップb1))に後続して、又はこれと部分的に同時に、好ましくは部分的に同時に、非球状磁性又は磁化可能顔料粒子の少なくとも一部の配向が固定又は固着される(ステップb2))。コーティング層(x20)の1つ又は複数の第1のエリアの少なくとも部分的な硬化(ステップb2))に後続して、前記磁場発生デバイス(x31、x32)によって生成された磁場線に沿って非球状磁性又は磁化可能顔料粒子を整列するように、本明細書に記載の第1の磁場発生デバイス(x31)又は第2の磁場発生デバイス(x32)の磁場に前記コーティング層(x20)を曝露することによって、まだ少なくとも部分的に硬化されていない1つ又は複数の第2のエリアの非球状磁性又は磁化可能顔料粒子の少なくとも一部が配向されることが好ましい(ステップc1))。第1の磁場発生デバイス(x31)又は第2の磁場発生デバイス(x32)の磁場線パターンは、第1の配向ステップ(ステップb1))中の第1の磁場発生デバイス(x31)のうちの1つと異なる。前記第2の配向ステップ(ステップc1))に後続して、又は部分的に同時に、好ましくは部分的に同時に、コーティング層(x20)の1つ又は複数の第2のエリアは、少なくとも部分的に硬化される(ステップc2))。
[043]本明細書に記載のようにステップc1)が実行されるときにステップc)中又はステップc2)中に用いられる化学線LED源(x41)が、コーティング層(x20)の1つ又は複数の第n(第3、第4等)のエリアが照射に曝露されず、少なくとも部分的に硬化されないように、コーティング層(x20)の表面全体を少なくとも部分的に硬化させないと仮定すると、本明細書に記載のプロセスは、d1)コーティング層(x20)を第n(第3、第4等)の磁場発生デバイス(x33)の磁場又は第1の磁場発生デバイス(x31)の第n(第3、第4等)の領域のいずれかに曝露するn個のステップを更に含むことができる。前記第nの配向ステップ(ステップd1))に後続して、又はこれと部分的に同時に、好ましくはこれと部分的に同時に、コーティング層(x20)の1つ又は複数の第nのエリアが少なくとも部分的に硬化される(ステップd2)。本明細書に記載のプロセスは、1つ又は複数の追加のステップd)を更に含むことができ、前記1つ又は複数の追加のステップd)は、ステップd1)及びd2)を含み、ステップc)の後に実行され、ステップd1)は、コーティング層(x20)を磁場発生デバイスの磁場に曝露し、以て非球状磁性又は磁化可能粒子の少なくとも一部を配向することを含み、磁場発生デバイスは、ステップb1)及び/又はc1)中に用いられるものと同じであるが異なる領域における磁場発生デバイスとすることができ、前記異なる領域が磁場発生デバイス(x31)の第1の領域の磁場線パターンと異なる磁場線パターンを有するか、又は磁場発生デバイスは異なる磁場発生デバイスとすることができる。
[044]本明細書に記載のプロセスは、1つ又は複数の追加のステップb-bis)を更に含むことができ、前記1つ又は複数の追加のステップb-bis)はステップb1-bis)及びb2-bis)を含み、ステップb)の後に実行される。ステップb1-bis)は、コーティング層(x20)を磁場発生デバイスの磁場に曝露し、以て非球状磁性又は磁化可能粒子の少なくとも一部を配向することを含み、磁場発生デバイスは、ステップb1)中に用いられるものと同じであるが異なる領域における磁場発生デバイスとすることができ、前記異なる領域が磁場発生デバイス(x31)の第1の領域の磁場線パターンと異なる磁場線パターンを有するか、又は磁場発生デバイスは異なる磁場発生デバイスとすることができる。
[045]放射線硬化、好ましくはUV-Vis光放射線硬化が用いられる。なぜなら、これらの技術は、有利には非常に高速な硬化プロセスにつながり、このため、本明細書に記載のOELを含む任意の物品の準備時間を劇的に減少させるためである。更に、放射線硬化、好ましくはUV-Vis光放射線硬化は、照射への曝露後に、本明細書に記載の放射線硬化性コーティング組成物の粘性のほぼ瞬時の増大を生成し、これにより粒子の任意の更なる移動を最小限にするという利点を有する。結果として、磁性配向ステップ後の配向の任意の損失を本質的に回避することができる。したがって、UV可視放射線硬化性コーティング組成物からなる群から選択された放射線硬化性コーティング組成物が特に好ましい。少なくとも部分的に硬化させるステップb2)及び/又は少なくとも部分的に硬化させるステップc2)は、UV可視光を用いた照射によって独立して実行される(すなわち、UV-Vis光放射線硬化)ことが好ましい。したがって、本発明のための適切なコーティング組成物は、UV可視光放射によって硬化させることができる(以後UV-Vis硬化性と呼ばれる)放射線硬化性組成物を含む。本発明の1つの特に好ましい実施形態によれば、本明細書に記載の放射線硬化性コーティング組成物は、UV-Vis硬化性コーティング組成物である。電磁スペクトルのUV部分又は青色部分(通常、200nm~650nm、より好ましくは300nm~450m、更により好ましくは350nm~420nm)における波長成分を有する化学線照射の影響下での光重合による放射線硬化が特に好ましい。UV-Vis硬化は、有利には、非常に高速な硬化プロセスを可能にし、このため、本明細書、前記OELを含む文書及び論文及び文書に記載のOELの準備時間を劇的に減少させる。
[046]本明細書に記載の放射線硬化性コーティング組成物は、ラジカル硬化性化合物及びカチオン硬化性化合物からなる群から選択された1つ又は複数の化合物を含むことが好ましい。本明細書に記載のUV-Vis硬化性コーティング組成物は、ハイブリッドシステムとすることができ、1つ又は複数のカチオン硬化性化合物及び1つ又は複数のラジカル硬化性化合物の混合物を含むことができる。カチオン硬化性化合物は、酸等のカチオン種を遊離させる1つ又は複数の光開始剤の放射による活性化を通常含むカチオン機構によって硬化され、ひいては、モノマー及び/又はオリゴマーに反応及び/又は架橋し、以てコーティング組成物を硬質化させるように硬化を開始する。ラジカル硬化性化合物は、1つ又は複数の光開始剤の放射による活性化を通常含むフリーラジカル機構によって硬化され、以てラジカルを生成し、ひいては、コーティング組成物を硬質化させるように重合を開始する。本明細書に記載のUV-Vis硬化性コーティング組成物に含まれる結合剤を準備するのに用いられるモノマー、オリゴマー、又はプレポリマーに依拠して、異なる光開始剤が用いられ得る。フリーラジカル光開始剤の適切な例は当業者に既知であり、限定ではないが、アセトフェノン、ベンゾフェノン、ベンジルメチルケタール、α-アミノケトン、α-ヒドロキシケトン、酸化ホスフィン、及び酸化ホスフィン誘導体、並びにその2つ以上の混合物を含む。カチオン光開始剤の適切な例は当業者に既知であり、限定ではないが、オニウム塩、例えば有機ヨードニウム塩(例えば、ジアリールヨードニウム塩)、オキソニウム(例えば、トリアリールオキソニウム塩)、及びスルホニウム塩(例えば、トリアリールスルホニウム塩)、並びにその2つ以上の混合物を含む。有用な光開始剤の他の例は、標準的な教本に見ることができる。効率的な硬化を達成するために、1つ又は複数の光開始剤と併せて増感剤を含むことが有利である場合もある。適切な光増感剤の典型的な例は、限定ではないが、イソプロピル-チオキサントン(ITX)、1-クロロ-2-プロポキシ-チオキサントン(CPTX)、2-クロロ-チオキサントン(CTX)、及び2,4-ジエチル-チオキサントン(DETX)、及びその2つ以上の混合物を含む。UV-Vis硬化性コーティング組成物に含まれる1つ又は複数の光開始剤は、約0.1重量%~約20重量%の総量で存在することが好ましく、約1重量%~約15重量%の量で存在することがより好ましく、この重量パーセントは、UV-Vis硬化性コーティング組成物の総重量に基づく。
[047]本明細書に記載の放射線硬化性コーティング組成物、好ましくは本明細書に記載のUV-Vis硬化性コーティング組成物、並びに本明細書に記載のコーティング層(x20)は、非球状磁性又は磁化可能顔料粒子を含む。本明細書に記載の磁性又は磁化可能顔料粒子は、約5重量%~約40重量%の総量で存在することが好ましく、約10重量%~約30重量%の量で存在することがより好ましく、この重量パーセントは、放射線硬化性コーティング組成物の総重量に基づく。非球状磁性又は磁化可能顔料粒子は、扁長若しくは扁円の長円形状、小板形状、若しくは針形状の粒子、又はこれらの2つ以上の混合物であることが好ましく、小板形状粒子であることがより好ましい。
[048]本明細書に記載の非球状磁性又は磁化可能顔料粒子は、それらの非球状の形状に起因して、硬質化/硬化された結合剤材料を少なくとも部分的に透過する入射電磁放射線に対して非等方的反射能を有する。本明細書において用いられるとき、「非等方的反射能」という用語は、特定の(視野)方向(第2の角度)に粒子によって反射される、第1の角度からの入射放射線の割合が、粒子の配向の関数であることを示し、すなわち第1の角度に対する粒子の配向の変化が、視野方向への反射の異なる大きさをもたらすことができることを示す。
[049]本明細書に記載のOELにおいて、本明細書に記載の非球状磁性又は磁化可能顔料粒子は、非球状磁性又は磁化可能顔料粒子の配向を固定する、少なくとも部分的に硬化された結合剤材料を含む本明細書に記載のコーティング層(x20)に分散される。結合剤材料は、少なくともその硬化又は固体状態(本明細書では第2の状態とも呼ぶ)にあり、200nm~2500nmに含まれる波長範囲、すなわち典型的に「光スペクトル」と呼ばれる、電磁スペクトルの赤外、可視、及びUV部分を含む波長範囲内の電磁放射に対して少なくとも部分的に透過性である。したがって、その硬質化又は固体状態及び配向依存反射性で結合剤材料内に含有される非球状磁性又は磁化可能顔料粒子は、結合剤材料を通して、この範囲内のいくつかの波長において知覚することができる。硬化結合剤材料は、200nm~800nmに含まれることが好ましく、400nm~700nmに含まれることがより好ましい波長範囲の電磁放射に対して少なくとも部分的に透過性である。本明細書では、「透過性」という用語は、OELに存在する硬化結合剤材料(そのような成分が存在する場合、小板形状の磁性又は磁化可能顔料粒子を含まないが、OELの他の全ての任意選択的な成分を含む)の20μmの層を通した電磁放射の透過が、関連する波長(複数可)で、少なくとも50%、より好ましくは少なくとも60%、更により好ましくは少なくとも70%であることを示す。これは例えば、十分に確立された試験方法、例えばDIN5036-3(1979-11)に従って、硬質化結合剤材料(小板形状の磁性又は磁化可能顔料粒子を含まない)の試験片の透過率を測定することによって判定することができる。OELが機械可読セキュリティ特徴として働く場合、典型的に、選択された非可視波長を含むそれぞれの照射条件下でOELによって生成される(完全)光学効果を検出するために、技術的手段が必要であり、前記検出は、入射放射の波長が可視範囲外、例えば近UV範囲内から選択されることを必要とする。
[050]本明細書に記載の非球状磁性又は磁化可能顔料粒子の適切な例は、限定ではないが、コバルト(Co)、鉄(Fe)、ガドリニウム(Gd)、及びニッケル(Ni)からなる群から選択される磁性金属;鉄、マンガン、コバルト、ニッケル、及びこれら2つ以上の混合物の磁性合金;クロム、マンガン、コバルト、鉄、ニッケル、及びこれら2つ以上の混合物の磁性酸化物;並びにこれら2つ以上の混合物を含む顔料粒子を含む。金属、合金、及び酸化物を参照する「磁性」という用語は、強磁性又はフェリ磁性金属、合金、及び酸化物を対象とする。クロム、マンガン、コバルト、鉄、ニッケル、又はこれら2つ以上の混合物の磁性酸化物は、純粋又は混合酸化物とすることができる。磁性酸化物の例は、限定ではないが、赤鉄鉱(Fe2O3)、磁鉄鉱(Fe3O4)、二酸化クロム(CrO2)、磁性フェライト(MFe2O4)、磁性スピネル(MR2O4)、磁性ヘキサフェライト(MFe12O19)、磁性オルトフェライト(RFeO3)、磁性ガーネットM3R2(AO4)3等の酸化鉄を含み、ここでMは2価金属を表し、Rは3価金属を表し、Aは4価金属を表す。
[051]本明細書に記載の非球状磁性又は磁化可能顔料粒子は、限定ではないが、コバルト(Co)、鉄(Fe)、ガドリニウム(Gd)、又はニッケル(Ni)等の磁性金属;及び鉄、コバルト、又はニッケルの磁性合金のうちの1つ又は複数から作製された磁性体層Mを含む顔料粒子を含み、前記小板形状の磁性又は磁化可能顔料粒子は、1つ又は複数の追加の層を含む多層構造とすることができる。1つ又は複数の追加の層は、フッ化マグネシウム(MgF2)等の金属フッ化物、酸化ケイ素(SiO)、二酸化ケイ素(SiO2)、酸化チタン(TiO2)、硫化亜鉛(ZnS)、及び酸化アルミニウム(Al2O3)からなる群から選択され、より好ましくは二酸化ケイ素(SiO2)である1つ若しくは複数の材料から独立して作製された層A;又は金属及び金属合金からなる群から選択され、好ましくは反射性金属及び反射性金属合金からなる群から選択され、より好ましくはアルミニウム(Al)、クロム(Cr)、及びニッケル(Ni)からなる群から選択され、更により好ましくはアルミニウム(Al)である1つ若しくは複数の材料から独立して作製された層B;又は上述したもの等の1つ若しくは複数の層A及び上述したもの等の1つ若しくは複数の層Bの組合せであることが好ましい。上述した多層構造である小板形状の磁性又は磁化可能顔料粒子の典型的な例は、限定ではないが、A/M多層構造、A/M/A多層構造、A/M/B多層構造、A/B/M/A多層構造、A/B/M/B多層構造、A/B/M/B/A多層構造、B/M多層構造、B/M/B多層構造、B/A/M/A多層構造、B/A/M/B多層構造、B/A/M/B/A多層構造を含み、層A、磁性体層M、及び層Bは、上述したものから選択される
[052]本明細書に記載の非球状磁性又は磁化可能顔料粒子の少なくとも一部は、非球状で光学的に可変の磁性又は磁化可能顔料粒子及び/又は光学的に可変でない特性を有する非球状磁性又は磁化可能顔料粒子によって構築することができる。本明細書に記載の非球状磁性又は磁化可能顔料粒子の少なくとも一部は、非球状で光学的に可変の磁性又は磁化可能顔料粒子によって構築されることが好ましい。支援なしの人間の感覚を使用して、本明細書に記載の非球状の光学的に可変の磁性又は磁化可能顔料粒子を含むインク、放射線硬化性コーティング組成物、コーティング、又は層を担持する物品又はセキュリティ文書を、起こり得る偽造から容易に検出、認識、及び/又は区別することを可能にする、非球状の光学的に可変の磁性又は磁化可能顔料粒子の変色特性によって提供される開示型セキュリティに加えて、小板形状の光学的に可変の磁性又は磁化可能顔料粒子の光学特性は、OELの認識のために機械可読ツールとして使用することもできる。したがって、非球状の光学的に可変の磁性又は磁化可能顔料粒子の光学特性は、顔料粒子の光学(例えばスペクトル)特性が分析される認証プロセスにおいて、非開示型又は半非開示型セキュリティ特徴として同時に使用することができる。放射線硬化性のコーティング組成物において非球状の光学的に可変の磁性又は磁化可能顔料粒子を使用してOELを生成すると、そのような材料(すなわち、非球状の光学的に可変の磁性又は磁化可能顔料粒子)は、一般に市販されるのではなく、セキュリティ文書印刷業界のために保留されるため、セキュリティ文書の応用例におけるセキュリティ特徴としてのOELの重大性が高まる。
[053]更に、その磁気特性のため、本明細書に記載の非球状磁性又は磁化可能顔料粒子は機械可読であり、したがって例えば特有の磁気検出器によって、それらの顔料粒子を含む本明細書に記載の放射線硬化性コーティング組成物から作製されたコーティング又は層を検出することができる。したがって、本明細書に記載の非球状磁性又は磁化可能顔料粒子を含む放射線硬化性コーティング組成物は、セキュリティ文書のための非開示型又は半非開示型セキュリティ要素(認証ツール)として使用することができる。
[054]上述したように、非球状磁性又は磁化可能顔料粒子の少なくとも一部分は、非球状で光学的に可変の磁性又は磁化可能顔料粒子によって構築されることが好ましい。これらは、非球状磁性薄膜干渉顔料粒子、非球状磁性コレステリック液晶顔料粒子、磁性材料を含む非球状干渉コーティング顔料粒子、及びこれら2つ以上の混合物からなる群から選択することができることがより好ましい。
[055]磁性薄膜干渉顔料粒子は、当業者に既知であり、例えば、米国特許第4,838,648号、国際公開第2002/073250号、欧州特許第0686675号、国際公開第2003/000801号、米国特許第6,838,166号、国際公開第2007/131833号、欧州特許出願公開第2402401号、及びそこに引用された文献に開示されている。磁性薄膜干渉顔料粒子は、5層のファブリ-ペロー多層構造を有する顔料粒子、及び/又は6層のファブリ-ペロー多層構造を有する顔料粒子、及び/又は7層のファブリ-ペロー多層構造を有する顔料粒子を含むことが好ましい。
[056]好ましい5層のファブリ-ペロー多層構造は、吸収体/誘電体/反射体/誘電体/吸収体の多層構造からなり、反射体及び/又は吸収体は磁性体層でもあり、反射体及び/又は吸収体は、ニッケル、鉄、及び/若しくはコバルトを含む磁性体層、並びに/又はニッケル、鉄、及び/若しくはコバルトを含む磁性合金、並びに/又はニッケル(Ni)、鉄(Fe)、及び/若しくはコバルト(Co)を含む磁性酸化物であることが好ましい。
[057]好ましい6層のファブリ-ペロー多層構造は、吸収体/誘電体/反射体/磁性体/誘電体/吸収体の多層構造からなる。
[058]好ましい7層のファブリ-ペロー多層構造は、米国特許第4,838,648号に開示されているもの等の、吸収体/誘電体/反射体/磁性体/反射体/誘電体/吸収体の多層構造からなる。
[059]本明細書に記載する反射体層は、金属及び金属合金からなる群から選択され、好ましくは反射性金属及び反射性金属合金からなる群から選択され、より好ましくはアルミニウム(Al)、銀(Ag)、銅(Cu)、金(Au)、白金(Pt)、スズ(Sn)、チタン(Ti)、パラジウム(Pd)、ロジウム(Rh)、ニオブ(Nb)、クロム(Cr)、ニッケル(Ni)、及びこれらの合金からなる群から選択され、更により好ましくはアルミニウム(Al)、クロム(Cr)、ニッケル(Ni)、及びこれらの合金からなる群から選択され、更により好ましくはアルミニウム(Al)である1つ又は複数の材料から独立して作製されることが好ましい。誘電体層は、フッ化マグネシウム(MgF2)、フッ化アルミニウム(AlF3)、フッ化セリウム(CeF3)、フッ化ランタン(LaF3)、フッ化アルミニウムナトリウム(例えば、Na3AlF6)、フッ化ネオジム(NdF3)、フッ化サマリウム(SmF3)、フッ化バリウム(BaF2)、フッ化カルシウム(CaF2)、フッ化リチウム(LiF)等の金属フッ化物、及び酸化ケイ素(SiO)、二酸化ケイ素(SiO2)、酸化チタン(TiO2)、酸化アルミニウム(Al2O3)等の金属酸化物からなる群から選択され、より好ましくはフッ化マグネシウム(MgF2)及び二酸化ケイ素(SiO2)からなる群から選択され、更により好ましくはフッ化マグネシウム(MgF2)である1つ又は複数の材料から独立して作製されることが好ましい。吸収体層は、アルミニウム(Al)、銀(Ag)、銅(Cu)、パラジウム(Pd)、白金(Pt)、チタン(Ti)、バナジウム(V)、鉄(Fe)、スズ(Sn)、タングステン(W)、モリブデン(Mo)、ロジウム(Rh)、ニオブ(Nb)、クロム(Cr)、ニッケル(Ni)、これらの金属酸化物、これらの金属硫化物、これらの金属炭化物、及びこれらの金属合金からなる群から選択され、より好ましくはクロム(Cr)、ニッケル(Ni)、これらの金属酸化物、及びこれらの金属合金からなる群から選択され、更により好ましくはクロム(Cr)、ニッケル(Ni)、及びこれらの金属合金からなる群から選択される1つ又は複数の材料から独立して作製されることが好ましい。磁性体層は、ニッケル(Ni)、鉄(Fe)、及び/若しくはコバルト(Co);並びに/又はニッケル(Ni)、鉄(Fe)、及び/若しくはコバルト(Co)を含む磁性合金;並びに/又はニッケル(Ni)、鉄(Fe)、及び/若しくはコバルト(Co)を含む磁性酸化物を含むことが好ましい。7層のファブリ-ペロー構造を含む磁性薄膜干渉顔料粒子が好ましいとき、磁性薄膜干渉顔料粒子は、Cr/MgF2/Al/M/Al/MgF2/Crの多層構造からなる7層のファブリ-ペローの吸収体/誘電体/反射体/磁性体/反射体/誘電体/吸収体の多層構造を含むことが特に好ましく、Mはニッケル(Ni)、鉄(Fe)、及び/若しくはコバルト(Co);並びに/又はニッケル(Ni)、鉄(Fe)、及び/若しくはコバルト(Co)を含む磁性合金;並びに/又はニッケル(Ni)、鉄(Fe)、及び/若しくはコバルト(Co)を含む磁性酸化物を含む磁性体層である。
[060]本明細書に記載の磁性薄膜干渉顔料粒子は、人間の健康及び環境にとって安全であると考えられ、例えば5層のファブリ-ペロー多層構造、6層のファブリ-ペロー多層構造、及び7層のファブリ-ペロー多層構造に基づく多層顔料粒子とすることができ、前記顔料粒子は、約40重量%~約90重量%の鉄、約10重量%~約50重量%のクロム、及び約0重量%~約30重量%のアルミニウムを含む実質上ニッケルのない組成物を有する磁性合金を含む1つ又は複数の磁性体層を含む。人間の健康及び環境にとって安全であると考えられる多層顔料粒子の典型的な例は、全体として参照により本明細書に組み込まれている欧州特許出願公開第2402401号に見ることができる。
[061]本明細書に記載の磁性薄膜干渉顔料粒子は、典型的に、必要とされる異なる層をウェブへ堆積する従来の技法によって製造される。例えば物理気相成長(PVD)、化学気相成長(CVD)、又は電解堆積による所望の数の層の堆積後、適切な溶剤内の解放層を溶解することによって、又はウェブから材料をはがすことによって、これらの層のスタックはウェブから除去される。そのように得られた材料は次いで、小板形状の顔料粒子に分解され、これらの小板形状の顔料粒子は、必要とされるサイズの顔料粒子を得るために、切削、ミリング(例えば、ジェットミリングプロセス等)、又は任意の適切な方法によって更に処理しなければならない。その結果得られる生成物は、壊れた縁部、不規則な形状、及び異なる縦横比を有する平坦な小板形状の顔料粒子からなる。適切な小板形状の磁性薄膜干渉顔料粒子の準備に関する更なる情報は、例えば、参照により本明細書に組み込まれている欧州特許出願公開第1710756号及び欧州特許出願公開第1666546号に見ることができる。
[062]光学的に可変の特性を呈する適切な磁性コレステリック液晶顔料粒子は、限定ではないが、磁性単層コレステリック液晶顔料粒子及び磁性多層コレステリック液晶顔料粒子を含む。そのような顔料粒子は、例えば国際公開第2006/063926号、米国特許第6,582,781号、及び米国特許第6,531,221号に開示されている。国際公開第2006/063926号は、高い輝度及び変色特性を有し、磁化性等の追加の特定の特性を有する単層、並びにそこから得られる顔料粒子を開示している。開示されている単層、及び前記単層を砕くことによってそこから得られる顔料粒子は、3次元で架橋されたコレステリック液晶混合物及び磁性ナノ粒子を含む。米国特許第6,582,781号及び米国特許第6,410,130号は、A1/B/A2のシーケンスを含むコレステリック多層顔料粒子を開示しており、A1及びA2は、同一又は異なるものとすることができ、それぞれ少なくとも1つのコレステリック層を含み、Bは、層A1及びA2によって透過される光の全て又は一部を吸収する中間層であり、この光は前記中間層に磁気特性を与える。米国特許第6,531,221号は、A/B及び任意選択でCのシーケンスを含む小板形状のコレステリック多層顔料粒子を開示しており、A及びCは、磁気特性を与える顔料粒子を含む吸収層であり、Bはコレステリック層である。
[063]1つ又は複数の磁性材料を含む適切な干渉コーティング顔料は、限定ではないが、1つ又は複数の層でコーティングされたコアからなる群から選択される基板からなる構造を含み、コア又は1つ若しくは複数の層のうちの少なくとも1つは、磁気特性を有する。例えば、適切な干渉コーティング顔料は、上述したもの等の磁性材料から作製されたコアを含み、前記コアは、1つ若しくは複数の金属酸化物から作製された1つ若しくは複数の層でコーティングされるか、又は適切な干渉コーティング顔料は、合成若しくは天然雲母、積層ケイ酸塩(例えば、タルク、カオリン、及びセリサイト)、ガラス(例えば、ホウケイ酸塩)、二酸化ケイ素(SiO2)、酸化アルミニウム(Al2O3)、酸化チタン(TiO2)、グラファイト、並びにこれら2つ以上の混合物から作られたコアからなる構造を有する。更に、着色層等の1つ又は複数の追加の層が存在することができる。
[064]本明細書に記載の非球状磁性又は磁化可能顔料粒子は、放射線硬化性コーティング組成物内で生じ得るあらゆる劣化からの保護及び/又は放射線硬化性のコーティング組成物内の組込みの促進のために表面処理することができ、典型的には腐食抑制材料及び/又は湿潤剤を使用することができる。
[065]本明細書に記載の放射線硬化性コーティング組成物、好ましくは本明細書に記載のUV-Vis硬化性コーティング組成物は、有機顔料粒子、無機顔料粒子、及び有機染料からなる群から選択される1つ若しくは複数の着色成分、並びに/又は1つ若しくは複数の添加物を更に含むことができる。添加物は、限定ではないが、粘性(例えば、溶剤、増粘剤、及び界面活性剤)、粘稠性(例えば、沈降防止剤、充填剤、及び可塑剤)、発泡特性(例えば、消泡剤)、潤滑特性(ワックス、油)、UV反応性及び安定性(光増感剤及び光安定剤)、接着特性、帯電防止特性、貯蔵寿命(重合抑制剤)等の、コーティング組成物の物理的、流動学的、及び化学的なパラメータを調整するために使用される化合物及び材料が含まれる。本明細書に記載の添加物は、添加物の寸法のうちの少なくとも1つが1~1000nmの範囲内であるいわゆるナノ材料を含む、当技術分野では知られている量及び形で本明細書に記載の放射線硬化性コーティング組成物、好ましくは本明細書に記載のUV-Vis硬化性コーティング組成物内に存在することができる。
[066]本明細書に記載の放射線硬化性コーティング組成物、好ましくは記載したUV-Vis硬化性コーティング組成物は、1つ若しくは複数のマーカ物質若しくはタガント、並びに/又は磁性材料(本明細書に記載の非球状磁性又は磁化可能顔料粒子とは異なる)、発光性材料、導電性材料、及び赤外線吸収性材料からなる群から選択される1つ若しくは複数の機械可読材料を更に含むことができる。本明細書において用いられるとき、「機械可読材料」という用語は、デバイス又は機械によって検出可能な少なくとも1つの弁別的な特性を呈し、その検出及び/又は認証のための特定の機器の使用によって前記コーティング又は前記コーティングを備える物品を認証する方法を示すようにコーティングに含めることができる材料を指す。
[067]本明細書に記載の放射線硬化性コーティング組成物、好ましくは記載したUV-Vis硬化性コーティング組成物は、本明細書に記載の非球状磁性又は磁化可能顔料粒子と、本明細書に記載の結合剤材料の存在下で存在する場合、1つ又は複数の添加物とを分散させるか又は混合することによって準備し、これにより液体組成物を形成することができる。存在する場合、1つ又は複数の光開始剤を、全ての他の材料の分散ステップ又は混合ステップ中に組成物に添加することもできるし、又は後の段階に、すなわち液体コーティング組成物の形成後に添加してもよい。
[068]本明細書に記載のプロセスは、磁性配向ステップ(ステップb1))及び少なくとも部分的配向乱れによって、又は好ましくは少なくとも2つの磁性配向ステップ(ステップb1)及びc1))によって及び少なくとも2つの少なくとも部分的に硬化するステップによって、付与され硬化された単一層から作製された少なくとも2つのエリアを有するOELの生成を可能にし、選択的照射は、少なくともステップb2)中に本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタのアレイを備える化学線LED源(x41)を用いることによって得られる。最終的な硬化ステップは、本明細書に記載の選択的硬化について本明細書に記載されたもの等の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタのアレイを備える化学線LED源(x41)、又は本明細書に記載のアドレス指定可能でない標準的な放射線源(x60)である放射線源を用いることによって行うことができる。選択的硬化は、ピクセルの1つ又は複数のサブセットを硬化させることによって得られ、前記選択的硬化は、本明細書に記載の化学線LED源(x41)のエミッタを選択的にアドレス指定することによって得られ、好ましくは、少なくとも部分的に硬化される画像ピクセルの1つ又は複数のビットマップパターンに従って本明細書に記載の化学線LED源(x41)のエミッタを選択的にアドレス指定することによって得られる。特に、本明細書に記載の化学線LED源(x41)の1つ又は複数の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタは、他の1つ又は複数の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが動的で選択的な方式でオフに切り替えられている間、オンに切り替えられている。代替的に、いくつかの実施形態では、画像ピクセルに対応するエミッタは、一斉にアドレス指定されてもよい。
[069]図1及び図2に示すように、コーティング層(x20)を担持する基板(x10)は、化学線LED源(x41)の照射に曝露され、前記化学線LED源(x41)は、個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの線形(1次元、1D)アレイ(図1のFig.1A~1Dを参照)、又は個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元(2D)アレイ(図2のFig.2A~2Eを参照)を含み、化学線は、コーティング層(x20)上に投影され、本明細書に記載のコーティング層(x20)の1つ又は複数の第1のエリアからなる1つ又は複数の投影画像が形成される。「アドレス指定可能」とは、化学線LED源の放射線エミッタを、プロセッサによって、個々に又は別個のサブセットとしてオン及びオフに切り替えることができることを意味する。アドレス指定可能な化学線エミッタは、光学効果層(OEL)の最終設計に従って、プロセッサによって動的にオン及びオフに切り替えることができる。図1のFig.1Bに示すように、コーティング層(x20)の1つ又は複数の第1のエリアを選択的に少なくとも部分的に硬化させるように、化学線LED源(x41)のアドレス指定可能な化学線エミッタのうちの1つ又は複数をオフに切り替えることができ(図1のFig.1Bにおける第5のエミッタ)、図1のFig.1Bにおいて、コーティング層(x20)の少なくとも部分的に硬化された1つ又は複数の第1のエリアのうちの1つが、濃い灰色のエリア(A1)として示され、コーティング層(x20)の1つ又は複数のまだ硬化されていないエリアのうちの1つが薄い灰色のエリア(A2)として示される。図1及び図2に示すように、化学線LED源(x41)の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの線形又は2次元アレイの幅は、コーティング層(x20)の幅よりも大きくすることができ、化学線は、好ましくは投影手段(図示せず)によって、コーティング層(x20)上に投影される。図2に示すように、化学線LED源(x41)の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元アレイの表面は、コーティング層(x20)の表面よりも大きくすることができ、化学線は、好ましくはコーティング層(x20)上への投影手段(図示せず)によって投影される。
[070]ステップb1)及びb2)は、磁気的に配向された非球状磁性又は磁化可能粒子を有する1つ又は複数の第1のエリアを提供し、磁性配向パターンは、本明細書に記載の化学線LED源(x41)を用いた照射によって行われる選択的硬化によって前記1つ又は複数の第1のエリアにおいて固定/固着された。前記1つ又は複数の第1のエリアは、好ましくは1つ又は複数のビットマップパターンに従って、化学線LED源(x41)の選択的に個々にアドレス指定された化学線エミッタによって、すなわち、化学線LED源(x41)の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタをオン及びオフに切り替えることによって定義された形状を有する。
[071]本明細書に記載の好ましいプロセスによって実行される本明細書に記載のステップc)又はステップc1)及びc2)は、磁気的に配向された非球状磁性又は磁化可能粒子を有する1つ又は複数の第2のエリアを提供し、磁気配向パターンは、アドレス指定可能でない標準的な放射線源(x60)を用いた硬化(すなわち、硬化は、コーティング層(x20)の表面全体上で非選択的に行われる)によって前記1つ又は複数の第2のエリアにおいて固定/固着され、前記1つ又は複数の第2のエリアが、ステップb2)の選択的硬化によって定義される1つ又は複数の第1のエリアのネガ形状を有するか、又は本明細書に記載のもの等の化学線LED源(x41)を用いた照射によって行われる更なる選択的硬化によって前記1つ又は複数の第2のエリアにおいて固定/固着され、前記1つ又は複数の第2のエリアが、好ましくは1つ又は複数のビットマップパターンに従って、化学線LED源(x41)の選択的に個々にアドレス指定された化学線エミッタによって、すなわち、化学線LED源(x41)の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタをオン及びオフに切り替えることによって定義された形状を有する。
[072]本明細書に記載のもの等の化学線LED源(x41)が、1つ又は複数の第n(第3、第4等)のエリアが化学線LED源(x41)を用いた選択的照射に曝露されないようにステップc)又はステップc2)中に用いられる場合、1つ又は複数のまだ硬化されていない第n(第3、第4等)のエリアにおける球状の磁性又は磁化可能粒子の少なくとも一部を、コーティング層(x20)を第n(第3、第4等)の磁場発生デバイスの磁場に曝露する後続のステップd1)中に磁気的に配向させることができ、前記第n(第3、第4等)の磁場発生デバイスは、ステップb1及び/又はc1)中に用いられる磁場発生デバイスと異なる磁場発生デバイスとすることができるか、又は同じであるが別の異なる領域にある磁場発生デバイスとすることができ、前記異なる領域は、ステップb1)中に用いられる磁場発生デバイスの領域の磁場線パターンと異なる磁場線パターンを有する。前記ステップd1))に後続して、又はこれと部分的に同時に、好ましくはこれと部分的に同時に、第nの磁場発生デバイスの磁場線パターンに従って、非球状磁性又は磁化可能粒子をそれらの採用された位置及び配向で固定するように、コーティング層(x20)の1つ又は複数の第nのエリアを第2の状態に少なくとも部分的に硬化させるステップd2)、硬化は、本明細書に記載のアドレス指定不可能な標準的な放射線源(x60)を用いた、又は本明細書に記載のもの等の化学線LED源(x41)を用いた照射によって行われる。
[073]本明細書に記載のコーティング層(x20)の1つ若しくは複数の第1のエリア及び/又は1つ若しくは複数の第2のエリア及び/又は1つ若しくは複数の第n(例えば、第3、第4等)のエリアは、独立して、しるしの形態又は形状を有することが好ましい。本明細書において用いられるとき、「しるし」という用語は、限定ではないが、シンボル、英数字記号、モチーフ、文字、語句、数字、ロゴ及び図面を含む任意の形態を意味する。本明細書に記載するように、1つ又は複数の第1のエリア、任意選択で1つ又は複数の第2のエリア、及び任意選択で1つ又は複数の第nのエリアは、好ましくは1つ又は複数のビットマップパターンに従って、化学線LED源(x41、x41-1、x41-2等)の選択的に個々にアドレス指定された化学線エミッタによって定義された形状を有する。特に、化学線LED源(x41)のエミッタは、少なくとも部分的に硬化される画像ピクセルの1つ又は複数のビットマップパターンに従ってアドレス指定される。前記1つ又は複数のビットマップパターンは、全ての生成された光学効果層(OEL)について同一であってもよく、又は例えば、コード、シリアル番号、ロゴ、図面又は名称(可変のしるし)等の可変の情報(個別化又はシリアル化)を表してもよい。
[074]本明細書に記載のプロセスのステップb1)中、コーティング層(x20)を担持する基板(x10)は、第1の磁場発生デバイス(x31)に対し動いている場合があるか、又は静止している場合がある。基板(x10)が動いている場合、前記基板は、平坦な経路又は湾曲した経路に追従することができる。本明細書に記載のプロセスのステップb2)中、コーティング層(x20)を担持する基板(x10)は、個々にアドレス指定可能な化学線LEDのアレイを備える化学線LED源(x41)に対し動いている場合があるか、又は静止している場合がある。本明細書に記載のステップc1)中、コーティング層(x20)を担持する基板(x10)は、それぞれ第1の磁場発生デバイス(x31)又は第2の磁場発生デバイス(x32)に対し、独立して動いている場合があるか、又は静止している場合がある。本明細書に記載のステップc)又はステップc2)中、コーティング層(x20)を担持する基板(x10)は、任意選択で、本明細書に記載のもの等の個々にアドレス指定可能な化学線LEDのアレイを備える化学線LED源(x41)である放射線源に対し、又はアドレス指定不可能な標準的な放射線源(x60)に対し、動いている場合があるか、又は静止している場合がある。本明細書に記載の全ての実施形態において、化学線LED源(x41)及びアドレス指定不可能な標準的な放射線源(x60)は、静止し、固定されており、コーティング層(x20)を担持する基板(x10)及び磁場発生デバイス(複数可)(x31、x32)の基準フレームとしての役割を果たす。
[075]ステップb2)中及び任意選択でステップc)又はステップc2)中に化学線LED源(x41)に対し動いているコーティング層(x20)を担持する基板(x10)を用いたプロセスの場合、コーティング層(x20)を担持する基板(x10)は、化学線LED源(x41)の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの光軸に実質的に直交する平面において搬送される。
[076]化学線LED源(x41)の近傍でコーティング層(x20)を担持する基板(x10)の動きは、ブラシ、ローラ、ブレード、ばね、吸引デバイス、クランプ、ベルト及び円筒等の従来の搬送手段を用いて行うことができる。搬送手段は、当業者に既知の印刷機のタイプに対し適合させることができる。
[077]1つの実施形態によれば、本明細書に記載のコーティング層(x20)を搬送する基板(x10)は、ステップb2)中、及び任意選択でステップc)又はステップc2)中に化学線LED源(x41)の照射に曝露されているとき、前記化学線LED源(x41)に対し動いている。動いている(図1及び図2の矢印を参照)コーティング層(x20)を用いたプロセスの場合、化学線LED源(x41)を用いた選択的照射は、個々にアドレス指定可能な化学線エミッタ(図1のFig.1Aを参照)の線形アレイを備える化学線LED源(x41)を用いて行われ、少なくとも部分的な硬化が、コーティング層(x20)を担持する基板(x10)が動いている間に連続して行われるか、又は個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元アレイ(図2のFig.2Bを参照)を用いて行われ、個々にアドレス指定可能な化学線エミッタは、アレイごとに個々にオン及びオフに切り替えることができる。
[078]本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの線形アレイ(図1のFig.1Aを参照)を備える化学線LED源(x41)を用いたこの実施形態のプロセスの場合、選択的照射は、コーティング層(x20)を担持する基板(x10)が動いている間に、時間依存方式でエミッタをオン及びオフに個々に切り替えることによって行われる。本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元アレイ(図2のFig.2Bを参照)を備える化学線LED源(x41)を用いたこの実施形態のプロセスの場合、選択的照射は、コーティング層(x20)を担持する基板(x10)が動いている間に、時間依存方式でエミッタをオン及びオフに個々に切り替えることによって、又は非常に短期間の間に画像ピクセルに対応する個々のエミッタを一斉にオンに切り替えること(フラッシュ硬化)によって行われる。コーティング層(x20)を担持する基板(x10)が動いている実施形態において、2次元アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタを、投影される画像が移動基板(x10)に同期して追従し、これにより照射時間を増大させ、硬化効率を高めるようにオン及びオフに切り替えることができることが有利である。
[079]例えば、図1のFig.1Bは、9つの個々にアドレス指定可能なエミッタ(数は明確にするために選択された)の線形アレイを示し、8つのエミッタが所与の時点にオンに切り替えられるのに対し、1つのエミッタ(左から5番目)はオフに切り替えられる。8つのオンに切り替えられたエミッタによって照射されるコーティング層(x20)のエリアは、灰色のエリアとして描かれ、ステップb2)において少なくとも部分的に硬化される少なくとも1つの第1のエリアに対応するのに対し、第5のオフに切り替えられたエミッタの下のエリアは、ステップc2)において選択的に又は標準的な硬化手段(x60)を用いて後続して硬化されることになる、まだ硬化されていないエリアに対応する。図1のFig.1Bに示すように、本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの線形アレイを備える化学線LED源(x41)は、コーティング層(x20)を担持する基板(x10)の動きに対し実質的に直交する方向に配設することができる。
[080]図1のFig.1Cに示すように、本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの線形アレイを備える化学線LED源(x41)は、好ましくは、コーティング層(x20)を担持する基板(x10)の動きに対し約5°~約45°の角度を有するスキュー構成で配設することができる。代替的に、機器のフットプリントを低減するために、本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタは、併せてスキュー配設における線形アレイ(図1のFig.1D)を形成する複数のセグメントで配置することができ、各セグメントは、コーティング層(x20)を担持する基板(x10)の動きに対し好ましくは約5°~約45°の角度を有する。個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの線形アレイを備える化学線LED源(x41)の配設は、例えば、光学効果層(OEL)を生成する機器の空間の最適化を可能にし、及び/又はそのように得られたOELの分解能を改善し、及び/又は熱放散に役立ち、及び/又は硬化効率を向上させるように選択されることが有利である。
[081]図2のFig.2Bに示すように、本明細書に記載の個々にアドレスして可能な化学線エミッタの2次元アレイを備える化学線LED源(x41)は、コーティング層(x20)を担持する基板(x10)の動きに対し実質的に直交方向に配設することができる。
[082]本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元アレイを構築する化学線LED源(x41)の全てのアレイは、空間制約及び/又は熱放散要件及び/又は所望の分解能及び/又は硬化効率に依拠して、実質的に整列することができるか(図2のFig.2C)、オフセット配置で配設することができるか(図2のFig.2D)、又は互い違いの配置で配設することができる(図2のFig.2E)。
[083]別の実施形態によれば、本明細書に記載のコーティング層(x20)を担持する基板(x10)は、ステップb2)中、及び任意選択でステップc2)中、化学線LED源(x41)の照射に曝露されているとき、前記化学線LED源(x41)に対し動いておらず、すなわち静止している。静止しているコーティング層(x20)を用いたプロセス(図2のFig.2A及び2C~2Eを参照)の場合、化学線LED源(x41)を用いた選択性照射は、ビットマップパターンに従って本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な放射線エミッタをオンに切り替えることによって、前記個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元アレイ(図2のFig.2Aを参照)を備える化学線LED源(x41)を用いて行われる。この場合、本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元アレイを備える化学線LED源(x41)の全てのアレイが、実質的に整列されるか(図2のFig.2C)、又は互い違いの構成で配設される(図2のFig.2E)ことが好ましい。
[084]本明細書に記載のように、本明細書に記載のプロセスのステップb1)及びステップb2)は、部分的に同時に行われることが好ましく、個々にアドレス指定可能な化学線エミッタのアレイを備える化学線LED源(x41)を用いたコーティング層(x20)の1つ又は複数の第1のエリアの照射は、基板(x10)表面に対し実質的に直交することが好ましく、前記照射は、コーティング層(x20)上に投影され、1つ又は複数の投影画像が形成される(図3におけるβ)。
[085]図3に示すように、個々のアドレス指定可能な化学線エミッタのアレイを備える化学線LED源(341)を用いたコーティング層(320)の選択的硬化は、例えば、投影レンズ(350)等の投影手段(350)によって行われることが好ましく、投影手段(350)の光軸(α)は、基板(310)表面に対し実質的に直交することが好ましい。
[086]化学線LED源(x41)に対し動いているコーティング層(x20)を担持する基板(x10)を用いたプロセスの場合、コーティング層(x20)を担持する基板(x10)は、化学線LED源(x41)の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタのアレイと、ステップb2)及び任意選択でc)又はステップc2))中の投影手段(x50)の光軸との双方に対し実質的に直交する方向に搬送されることが好ましい。図3に示すように、投影手段(350)、好ましくは焦点レンズfのレンズ(350)は、コーティング層(320)上への化学線LED源(341)を用いた照射が、前記化学線LED源(341)の1つ又は複数の投影画像のサイズ低減下で行われるように、化学線LED源(341)とコーティング層(320)との間で化学線LED源(341)から或る物体距離ODに、且つコーティング層(320)から或る画像距離IDに配設されることが好ましい。図3に示すように、コーティング層(320)上への化学線LED源(341)を用いた照射がサイズ低減下で行われるとき、化学線LED源(341)の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタのアレイの幅は、コーティング層(320)の幅よりも大きくすることができ、照射は、投影画像の分解能、及び/又は前記照射の局所強度、及び/又は化学線LED源(341)の好都合な熱放散を増大させるために、投影手段(350)によって、好ましくはレンズ(350)によってコーティング層(320)上に集中する。
[087]ステップb2)中が有利であり、任意選択でc)又はステップc2))中の、サイズ低減下の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタのアレイを備える化学線LED源(x41)を用いたコーティング層(x20)の照射のための、本明細書に記載の投影手段(x50)の使用により、硬化画像の分解能を改善し、及び/又は硬化効率を改善し、及び/又は熱放散を改善するために、個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの大きなアレイ(複数可)を備える化学線LED源(x41)を用いることが可能になる。投影手段(x50)の典型的な例は、限定ではないが、従来の球面集束レンズ、非球面レンズ、フレネルレンズ、自由曲面レンズ、屈折率可変レンズ、球面ミラー、非球面ミラー、複数のレンズ(対物);プリズム、ミラー及びレンズシステムの組合せ;液体調節可能レンズ並びに平坦でないコーティング層に適合するように表面が変動する外形を有するレンズを含む。
[088]1つの実施形態によれば、本明細書に記載されるように、本明細書に記載のコーティング層(x20)を担持する基板(x10)は、ステップb2)中、及び任意選択でステップc)又はステップc2)中に化学線LED源(x41)の照射に曝露されるとき、化学線LED源(x41)に対し動いておらず、すなわち静止している。コーティング層(x20)の選択的照射が、個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元アレイを備える化学線LED源(x41)を用いて行われ、前記エミッタは、前記化学線LED源(x41)を用いて少なくとも部分的に硬化されるコーティング層(x20)の1つ又は複数の第1のエリアと同じ形状を有する1つ又は複数の第1のパターン、好ましくは1つ又は複数のビットマップパターンに従ってオンに切り替えられ;同じことは、ステップc)又はステップc2)中に個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元アレイを備える化学線LED源(x41)が用いられるときの1つ又は複数の第2のエリアにも当てはまる。この実施形態のプロセスの例は、図4、図7及び図8に示されている。
[089]図4A1に示す1つの実施形態によれば、本明細書に記載のプロセスのステップb)及びc)は、静的方式で行われ、コーティング層(420)を担持する基板(410)は、ステップb1)及びb2)並びにステップc中に動いておらず(すなわち、静止している)、線源(441、460)は動いていない(すなわち、静止している)。図4A1に示すように、本明細書に記載のプロセスは、i)コーティング層(420)を、本明細書に記載のもの等の第1の静的磁場発生デバイス(431)の磁場に曝露するステップb1)、及び、好ましくは前記ステップb1)と部分的に同時に、コーティング層(420)の1つ又は複数の第2のエリア(A2)がまだ少なくとも部分的に硬化されていない間に、好ましくはビットマップパターンに従って、コーティング層(420)の少なくとも部分的に硬化された1つ又は複数の第1のエリア(A1)を形成するように、本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元アレイを備える化学線LED源(441)を用いてコーティング層(420)の1つ又は複数の第1のエリア(A1)を少なくとも部分的に硬化させるステップb2)と、ii)アドレス指定不可能な標準的な放射線源(460)を用いてコーティング層(420)の1つ又は複数の第2のエリア(A2)を少なくとも部分的に硬化させるステップc)であって、化学線LED源(441)の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタは、ステップb2)中に第1のパターンに従ってオンに切り替えられる、ステップとを含む。
[090]図4A2に示す1つの実施形態によれば、本明細書に記載のプロセスのステップb)及びc)は、静的方式で行われ、コーティング層(420)を担持する基板(410)は、ステップb1)及びb2)並びにステップc中に動いておらず(すなわち、静止している)、化学線源(441)は動いていない(すなわち、静止している)。図4A2に示すように、本明細書に記載のプロセスは、i)コーティング層(420)を、本明細書に記載のもの等の第1の静的磁場発生デバイス(431)の磁場に曝露するステップb1)、及び、好ましくは前記ステップb1)と部分的に同時に、コーティング層(420)の1つ又は複数の第2のエリア(A2)がまだ少なくとも部分的に硬化されていない間に、好ましくはビットマップパターンに従って、コーティング層(420)の少なくとも部分的に硬化された1つ又は複数の第1のエリア(A1)を形成するように、本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元アレイを備える化学線LED源(441)を用いてコーティング層(420)の1つ又は複数の第1のエリア(A1)を少なくとも部分的に硬化させるステップb2)と、ii)ステップd2)において用いられたものと同じ、個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元アレイを備える化学線LED源(441)を用いてコーティング層(420)の1つ又は複数の第2のエリア(A2)を少なくとも部分的に硬化させるステップc)であって、化学線LED源(441)の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタは、ステップb2)中に第1のパターンに従って、ステップc2)中に第2のパターンに従ってオンに切り替えられ、前記第1及び第2のパターンは互いに異なり、ステップc2)において用いられる第2のパターンは、ステップb2)において用いられる第1のパターンの負値に対応する、ステップとを含む。代替的に、ステップc)は、化学線LED源(441)の全ての個々にアドレス指定可能な化学線エミッタを同時にオンに切り替えて、1つ又は複数の第2のエリア(A2)を硬化させ、コーティング層全体(420)を硬化させることによって行われてもよい。
[091]図7A1に示す1つの実施形態によれば、本明細書に記載のプロセスのステップb)及びc)は、静的方式で行われ、コーティング層(720)を担持する基板(710)は、ステップb1)及びb2)並びにステップc1)及びc2)中に動いておらず(すなわち、静止している)、線源(741、760)は動いておらず(すなわち、静止している)、ステップb1)中に用いられる第1の磁場発生デバイス(731)は、ステップc1)中に第2の磁場発生デバイス(732)と置き換えられている。図7A1に示すように、本明細書に記載のプロセスは、i)コーティング層(720)を、本明細書に記載のもの等の第1の静的磁場発生デバイス(731)の磁場に曝露するステップb1)、及び、好ましくは前記ステップb1)と部分的に同時に、コーティング層(720)の1つ又は複数の第2のエリア(A2)がまだ少なくとも部分的に硬化されていない間に、好ましくはビットマップパターンに従って、コーティング層(720)の少なくとも部分的に硬化された1つ又は複数の第1のエリア(A1)を形成するように、本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元アレイを備える化学線LED源(741)を用いてコーティング層(720)の1つ又は複数の第1のエリア(A1)を少なくとも部分的に硬化させ、第1の磁場発生デバイス(731)を本明細書に記載のもの等の第2の磁場発生デバイス(732)と置き換えた後に、前記第2の磁場発生デバイス(732)は、第1の磁場発生デバイスの磁場線パターンと異なる磁場線パターンを有する、ステップb2)と、ii)第2の静的磁場発生デバイス(732)の磁場にコーティング層(720)を曝露するステップc1)、及び化学線LED源(741)をアドレス指定可能でない標準的な放射線源(760)と置き換えた後、好ましくは前記ステップc1)と部分的に同時に、アドレス指定不可能な標準的な放射線源(760)を用いてコーティング層(720)の1つ又は複数の第2のエリア(A2)を少なくとも部分的に硬化させるステップc2)であって、化学線LED源(741)の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタは、ステップb2)中に第1のパターンに従ってオンに切り替えられる、ステップとを含む。
[092]図7A2及び図7A3に示す1つの実施形態によれば、本明細書に記載のプロセスのステップb)及びc)は、静的方式で行われ、コーティング層(720)を担持する基板(710)は、ステップb1)及びb2)並びにステップc1)及びc2)中に動いておらず(すなわち、静止している)、化学線源(741)は動いておらず(すなわち、静止している)、ステップb1)中に用いられる第1の磁場発生デバイス(731)は、ステップc1)中に第2の磁場発生デバイス(732)と置き換えられている。図7A2に示すように、本明細書に記載のプロセスは、i)コーティング層(720)を、本明細書に記載のもの等の第1の静的磁場発生デバイス(731)の磁場に曝露するステップb1)、及び、好ましくは前記ステップb1)と部分的に同時に、コーティング層(720)の1つ又は複数の第2のエリア(A2)がまだ少なくとも部分的に硬化されていない間に、好ましくはビットマップパターンに従って、コーティング層(720)の少なくとも部分的に硬化された1つ又は複数の第1のエリア(A1)を形成するように、本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元アレイを備える化学線LED源(741)を用いてコーティング層(720)の1つ又は複数の第1のエリア(A1)を少なくとも部分的に硬化させ、第1の磁場発生デバイス(731)を本明細書に記載のもの等の第2の磁場発生デバイス(732)と置き換えた後に、前記第2の磁場発生デバイス(732)は、第1の磁場発生デバイス(731)の磁場線パターンと異なる磁場線パターンを有する、ステップb2)と、ii)第2の静的磁場発生デバイス(732)の磁場にコーティング層(720)を曝露するステップc1)、及び、好ましくは前記ステップc1)と部分的に同時に、ステップb2)中に用いられるのと同じ、個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元アレイを備える化学線LED源(741)を用いてコーティング層(720)の1つ又は複数の第2のエリア(A2)を少なくとも部分的に硬化させるステップc2)であって、化学線LED源(741)の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタは、ステップb2)中に第1のパターンに従って、ステップc2)中に第2のパターンに従ってオンに切り替えられ、前記第1及び第2のパターンは互いに異なり、ステップc2)において用いられる第2のパターンは、ステップb2)において用いられる第1のパターンの負値に対応する、ステップとを含む。代替的に、ステップc2)は、化学線LED源(741)の全ての個々にアドレス指定可能な化学線エミッタを同時にオンに切り替えて、1つ又は複数の第2のエリア(A2)を硬化させ、コーティング層全体(720)を硬化させることによって行われてもよい。
[093]図7A3に示すように、ステップc2)中に用いられる化学線LED源(741)が、コーティング層(720)の1つ又は複数の第n(第3、第4等)のエリア(A3)が照射に曝露されず、少なくとも部分的に硬化されないように、コーティング層(720)の表面全体を少なくとも部分的に硬化させないと仮定すると、本明細書に記載のプロセスは、d1)コーティング層(720)を第n(第3、第4等)の静的磁場発生デバイス(733)の磁場に曝露するn個のステップと、好ましくは前記ステップd1)と部分的に同時に、ステップb2)及びc2)中に用いられたのと同じ、個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元アレイを備える化学線LED源(741)を用いてコーティング層(720)の1つ又は複数の第n(第3、第4等)のエリア(A3)を少なくとも部分的に硬化させ、化学線LED源(741)の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、ステップb2)中に第1のパターンに従って、ステップc2)中に第2のパターンに従って、ステップd2)中に第n(第3、第4等)のパターンに従ってオンに切り替えられ、前記第1、第2及び第nのパターンが互いに異なる(図7A3の左を参照)か、又は、アドレス指定不可能な標準的な放射線源(760)(図7A3の右を参照)を用いて硬化させる、ステップd2)とを更に含むことができる。代替的に、ステップd2)は、1つ又は複数の第n(第3、第4等)のエリア(A3)の硬化と、コーティング層(720)全体の硬化とを同時に行うために、化学線LED源(741)の全ての個々にアドレス指定可能な化学線エミッタをオンに切り替えることによって行われてもよい。
[094]図8A1に示す1つの実施形態によれば、本明細書に記載のプロセスのステップb)及びc)は、静的方式で行われ、コーティング層(820)を担持する基板(810)は、ステップb1)及びb2)並びにステップc1)及びc2)中に動いておらず(すなわち、静止している)、線源(841、860)は動いておらず(すなわち、静止している)、単一の静的磁場発生デバイス(831)がステップb1)及びc1)中に用いられ、コーティング層(820)を担持する基板(810)は、異なる第1及び第2の磁場発生デバイスを用いる代わりに、異なる磁場線パターンを有する磁場発生デバイス(831)の異なる領域に動かされる。図8A1に示すように、本明細書に記載のプロセスは、i)コーティング層(820)を、本明細書に記載のもの等の単一の静的磁場発生デバイス(831)の第1の領域の磁場に曝露するステップb1)、及び、好ましくは前記ステップb1)と部分的に同時に、コーティング層(820)の1つ又は複数の第2のエリア(A2)がまだ少なくとも部分的に硬化されていない間に、コーティング層(820)の少なくとも部分的に硬化された1つ又は複数の第1のエリア(A1)を形成するように、本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元アレイを備える化学線LED源(841)を用いてコーティング層(820)の1つ又は複数の第1のエリア(A1)を少なくとも部分的に硬化させるステップb2)と、コーティング層(820)を担持する基板(810)を、単一の静的磁場発生デバイス(831)の第1の領域の磁場線パターンと異なる磁場線パターンを有する、磁場発生デバイス(831)の第2の領域に移動させた後、ii)単一の静的磁場発生デバイス(831)の第2の領域の磁場にコーティング層(820)を曝露するステップc1)、及び、好ましくは前記ステップc1)と部分的に同時に、アドレス指定不可能な標準的な放射線源(860)を用いてコーティング層(820)の1つ又は複数の第2のエリア(A2)を少なくとも部分的に硬化させるステップc2)であって、化学線LED源(841)の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタは、ステップb2)中に1つ又は複数の第1のパターンに従ってオンに切り替えられる、ステップとを含む。
[095]図8A2及び図8A3に示す1つの実施形態によれば、本明細書に記載のプロセスのステップb)及びc)は、静的方式で行われ、コーティング層(820)を担持する基板(810)は、ステップb1)及びb2)並びにステップc1)及びc2)中に動いておらず(すなわち、静止している)、線源(841-1、841-2)は動いておらず(すなわち、静止している)、単一の静的磁場発生デバイス(831)がステップb1)及びc1)中に用いられ、コーティング層(820)を担持する基板(810)は、異なる第1及び第2の磁場発生デバイスを用いる代わりに、異なる磁場線パターンを有する単一の静的磁場発生デバイス(831)の異なる領域に動かされる。図8A2に示すように、本明細書に記載のプロセスは、i)コーティング層(820)を、本明細書に記載のもの等の単一の静的磁場発生デバイス(831)の第1の領域の磁場に曝露するステップb1)、及び、好ましくは前記ステップb1)と部分的に同時に、コーティング層(820)の1つ又は複数の第2のエリア(A2)がまだ少なくとも部分的に硬化されていない間に、コーティング層(820)の少なくとも部分的に硬化された1つ又は複数の第1のエリア(A1)を形成するように、本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元アレイを備える化学線LED源(841-1)を用いてコーティング層(820)の1つ又は複数の第1のエリア(A1)を少なくとも部分的に硬化させるステップb2)と、コーティング層(820)を担持する基板(810)を、磁場発生デバイス(831)の第1の領域の磁場線パターンと異なる磁場線パターンを有する単一の静的磁場発生デバイス(831)の第2の領域に移動させた後、ii)単一の静的磁場発生デバイス(831)の第2の領域の磁場にコーティング層(820)を曝露するステップc1)、及び、好ましくは前記ステップc1)と部分的に同時に、本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元アレイを備える第2の化学線LED源(841-2)を用いてコーティング層(820)の1つ又は複数の第2のエリア(A2)を少なくとも部分的に硬化させるステップc2)であって、化学線LED源(841-1)の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタは、ステップb2)中に第1のパターンに従ってオンに切り替えられ、化学線LED源(841-2)の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタは、ステップb2)中に第2のパターンに従ってオンに切り替えられ、前記第1及び第2のパターンは互いに異なる、ステップとを含む。前記単一の化学線LED源が十分な幅を有すると仮定して、2つの化学線LED源(841-1、841-2)を用いる代わりに、単一の化学線LED源を用いることができる。代替的に、ステップc2)は、第2のエリア(A2)の硬化と、コーティング層(820)全体の硬化とを同時に行うために、化学線LED源(841)の全ての個々にアドレス指定可能な化学線エミッタをオンに切り替えることによって行われてもよい。
[096]図8A3に示すように、ステップc2)中に用いられる第2の化学線LED源(841-2)が、コーティング層(820)の1つ又は複数の第n(第3、第4等)のエリア(A3)が照射に曝露されず、少なくとも部分的に硬化されないように、コーティング層(820)の表面全体を少なくとも部分的に硬化させないと仮定すると、本明細書に記載のプロセスは、コーティング層(820)を担持する基板(810)を、磁場発生デバイス(831)の第1及び第2の領域の磁場線パターンと異なる磁場線パターンを有する単一の静的磁場発生デバイス(831)の第n(第3、第4等)の領域に移動させた後、d1)コーティング層(820)を単一の静的磁場発生デバイス(831)の第n(第3、第4等)の磁場に曝露するn個のステップと、好ましくは前記ステップd1)と部分的に同時に、個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元アレイを備える第n(第3、第4等)の化学線LED源(841-3)を用いてコーティング層(820)の1つ又は複数の第n(第3、第4等)のエリア(A3)を少なくとも部分的に硬化させ、第1の化学線LED源(841-1)の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、ステップb2)中に第1のパターンに従ってオンに切り替えられ、第2の化学線LED源(841-2)の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、ステップc2)中に第2のパターンに従ってオンに切り替えられ、第n(第3、第4等)の化学線LED源(841-3)の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、ステップd2)中に第n(第3、第4)のパターンに従ってオンに切り替えられ、前記第1、第2及び第nのパターンが互いに異なる(図8A3の左を参照)か、又は、アドレス指定不可能な標準的な放射線源(860)(図8A3の右を参照)を用いて硬化させる、ステップd2)とを更に含むことができる。代替的に、ステップd2)は、1つ又は複数の第n(第3、第4等)のエリア(A3)の硬化と、コーティング層(820)全体の硬化とを同時に行うために、化学線LED源(841-3)の全ての個々にアドレス指定可能な化学線エミッタをオンに切り替えることによって行われてもよい。コーティング層(820)を単一の静的磁場発生デバイス(831)の第n(第3、第4等)の領域の磁場に曝露する代わりに、前記コーティング層(820)は、単一の静的磁場発生デバイス(831)と異なる磁場発生デバイスに曝露してもよい。
[097]別の実施形態によれば、本明細書に記載するように、本明細書に記載のコーティング層(x20)を担持する基板(x10)は、ステップb2)及び任意選択でステップc2)中に化学線LED源(x41)の照射に曝露されているとき、化学線LED源(x41)に対し移動している。選択的照射は、個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの線形アレイ又は個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元アレイを備える化学線LED源(x41)を用いて行われる。
[098]個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの線形アレイを用いるプロセスの場合、前記エミッタは、コーティング層(x20)を担持する基板(x10)が動いている間、前記LED源(x41)を用いて少なくとも部分的に硬化されるコーティング層(x20)の1つ又は複数の第1のエリアと同じ形状を有する、1つ又は複数の第1のパターン、好ましくは1つ又は複数のビットマップパターンに従って時間依存方式でオン及びオフに切り替えられる。
[099]個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元アレイを用いたプロセスの場合、前記エミッタは、前記LED源(x41)を用いて少なくとも部分的に硬化されるコーティング層(x20)の1つ又は複数の第1のエリアと同じ形状を有する1つ又は複数の第1のパターン、好ましくは1つ又は複数のビットマップパターンに従って時間依存方式でオンに切り替えることができる。個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元アレイを使用し、コーティング層(x20)を担持する基板(x10)が動いているいくつかの実施形態において、化学線は、1つ又は複数の投影画像が移動基板(x10)に同期して追従するようにコーティング層(x20)を担持する基板(x10)上に投影されている。換言すれば、1つ又は複数のパターン、好ましくは1つ又は複数のビットマップパターンに対応する2次元アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタは、投影画像が移動基板(x10)に同期して追従し、これにより照射時間を増大させ、硬化効率を向上させるようにオン及びオフに切り替えることができる。代替的に、前記エミッタは、非常に短期間の間に一斉にオンに切り替えられてもよい(フラッシュ硬化)。
[0100]磁場発生デバイス(x31、x32)が化学線LED源(x41)に対し動いておらず、すなわち静的であるこの実施形態のプロセスの例が、図5、図9及び図10に示されている。磁場発生デバイス(x31、x32)が化学線LED源(x41)に対し動いているこの実施形態のプロセスの例が、図6、図11及び図12に示されており、前記磁場発生デバイス(x31、x32)は、回転する円筒又はベルト等の移送デバイスに装着されることが好ましい。図5、図6、図9、図10、図11及び図12において、コーティング層(x20)を担持し、動いている基板(x10)は、右に星形を有して表される。
[0101]図5A1に示す1つの実施形態によれば、本明細書に記載のプロセスのステップb)及びc)は部分的に動的方式で行われ、コーティング層(520)を担持する基板(510)は、ステップb1)及びb2)並びにステップc)中に連続して動き、線源(541、560)は動いておらず(すなわち、静止している)、第1の磁場発生デバイス(531)は、化学線LED源(541)に対して動いていない(すなわち、静止している)。図5A1に示すように、本明細書に記載のプロセスは、コーティング層(520)を担持する基板(510)が、第1の静的磁場発生デバイス(531)の近傍で、特にその上に連続して移動している間、i)前記コーティング層(520)を本明細書に記載のもの等の前記第1の静的磁場発生デバイス(531)の磁場に曝露するステップb1)、及び、好ましくは前記ステップb1)と部分的に同時に、コーティング層(420)の1つ又は複数の第2のエリア(A2)がまだ少なくとも部分的に硬化されていない間に、コーティング層(520)の少なくとも部分的に硬化された1つ又は複数の第1のエリア(A1)を形成するように、本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの線形アレイを備えるか又は本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元アレイを備える化学線LED源(541)を用いてコーティング層(520)の1つ又は複数の第1のエリア(A1)を少なくとも部分的に硬化させるステップb2)、及び、アドレス指定不可能な標準的な放射線源(560)を用いてコーティング層(520)の1つ又は複数の第2のエリア(A2)を少なくとも部分的に硬化させるステップc)であって、化学線LED源(541)の線形アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、コーティング層(520)を担持する基板(510)が第1の磁場発生デバイス(531)に沿って移動している間に第1のパターンに従って時間依存方式でオン及びオフに切り替えられるか、又は化学線LED源(541)の2次元アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、コーティング層(520)を担持する基板(510)が第1の磁場発生デバイス(531)に沿って移動している間に第1のパターンに従って時間依存方式でオン及びオフに切り替えられるか、又は第1のパターンに対応する化学線LED源(541)の2次元アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、非常に短期間の間に一斉にオンに切り替えられる(フラッシュ硬化)、ステップとを含む。
[0102]図5A2に示す1つの実施形態によれば、本明細書に記載のプロセスのステップb)及びc)は部分的に動的方式で行われ、コーティング層(520)を担持する基板(510)は、ステップb1)及びb2)並びにステップc1)中に連続して動き、2つの化学線LED源(541-1、541-2)は動いておらず(すなわち、静止している)、第1の磁場発生デバイス(531)は、化学線LED源(541)に対して動いていない(すなわち、静止している)。図5A2に示すように、本明細書に記載のプロセスは、コーティング層(520)を担持する基板(510)が、第1の静的磁場発生デバイス(531)の近傍で、特にその上に連続して移動している間、i)前記コーティング層(520)を本明細書に記載のもの等の前記第1の静的磁場発生デバイス(531)の磁場に曝露するステップb1)、及び、好ましくは前記ステップb1)と部分的に同時に、コーティング層(520)の1つ又は複数の第2のエリア(A2)がまだ少なくとも部分的に硬化されていない間に、前記コーティング層(520)の少なくとも部分的に硬化された前記1つ又は複数の第1のエリア(A1)を形成するように、本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの線形アレイを備えるか又は本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元アレイを備える化学線LED源(541-1)を用いてコーティング層(520)の1つ又は複数の第1のエリア(A1)を少なくとも部分的に硬化させるステップb2)、及び、本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの線形アレイを備えるか又は本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元アレイを備える化学線LED源(541-2)を用いてコーティング層(520)の1つ又は複数の第2のエリア(A2)を少なくとも部分的に硬化させるステップc)であって、化学線LED源(541-1)の線形アレイ又は2次元アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、コーティング層(520)を担持する基板(510)が第1の磁場発生デバイス(531)に沿って移動している間に第1のパターンに従って時間依存方式でオン及びオフに切り替えられるか、又は化学線LED源(541-1)の2次元アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、非常に短期間の間に第1のパターンに従って一斉にオンに切り替えられ(フラッシュ硬化)、化学線LED源(541-2)の線形アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、コーティング層(520)を担持する基板(510)が移動している間に第2のパターンに従って時間依存方式でオン及びオフに切り替えられるか、又は第2のパターンに対応する化学線LED源(541-2)の2次元アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、非常に短期間の間に一斉にオンに切り替えられる(フラッシュ硬化)、ステップとを含む。
[0103]図9A1に示す1つの実施形態によれば、本明細書に記載のプロセスのステップb)及びc)は部分的に動的方式で行われ、コーティング層(920)を担持する基板(910)は、ステップb1)及びb2)並びにステップc1)及びc2)中に連続して動き、線源(941、960)は動いておらず(すなわち、静止している)、第1及び第2の磁場発生デバイス(931、932)は、化学線LED源(941)に対して動いていない(すなわち、静止している)。図9A1に示すように、本明細書に記載のプロセスは、コーティング層(920)を担持する基板(910)が、第1の静的磁場発生デバイス(931)の近傍で、特にその上に連続して移動している間、i)前記コーティング層(920)を本明細書に記載のもの等の前記第1の静的磁場発生デバイス(931)の磁場に曝露するステップb1)、及び、好ましくは前記ステップb1)と部分的に同時に、コーティング層(920)の1つ又は複数の第2のエリア(A2)がまだ少なくとも部分的に硬化されていない間に、前記コーティング層(920)の少なくとも部分的に硬化された前記1つ又は複数の第1のエリア(A1)を形成するように、本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの線形アレイを備えるか又は本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元アレイを備える化学線LED源(941)を用いてコーティング層(920)の1つ又は複数の第1のエリア(A1)を少なくとも部分的に硬化させるステップb2)、及び、コーティング層(920)を担持する基板(910)が、本明細書に記載のもの等の、第1の磁場発生デバイス(931)の磁場線パターンと異なる磁場線パターンを有する第2の静的磁場発生デバイス(932)の近傍で、特にその上に連続して移動している間、ii)前記コーティング層(920)を前記第2の静的磁場発生デバイス(932)の磁場に曝露するステップc1)、及び、好ましくは前記ステップc1)と部分的に同時に、アドレス指定不可能な標準的な放射線源(960)を用いてコーティング層(920)の1つ又は複数の第2のエリア(A2)を少なくとも部分的に硬化させるステップc2)であって、化学線LED源(941)の線形アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、コーティング層(920)を担持する基板(910)が第1の磁場発生デバイス(931)に沿って移動している間に第1のパターンに従って時間依存方式でオン及びオフに切り替えられるか、又は化学線LED源(941)の2次元アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、コーティング層(920)を担持する基板(910)が第1の磁場発生デバイス(931)に沿って移動している間に第1のパターンに従って時間依存方式でオン及びオフに切り替えられるか、又は第1のパターンに対応する化学線LED源(941)の2次元アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、非常に短期間の間に一斉にオンに切り替えられる(フラッシュ硬化)、ステップとを含む。
[0104]図9A2及び図9A3に示す1つの実施形態によれば、本明細書に記載のプロセスのステップb)及びc)は部分的に動的方式で行われ、コーティング層(920)を担持する基板(910)は、ステップb1)及びb2)並びにステップc1)及びc2)中に連続して動き、2つの化学線LED源(941-1、941-2)は動いておらず(すなわち、静止している)、第1及び第2の磁場発生デバイス(931、932)は、化学線LED源(941)に対して動いていない(すなわち、静止している)。図9A2に示すように、本明細書に記載のプロセスは、コーティング層(920)を担持する基板(910)が、第1の静的磁場発生デバイス(931)の近傍で、特にその上に連続して移動している間、i)前記コーティング層(920)を本明細書に記載のもの等の前記第1の静的磁場発生デバイス(931)の磁場に曝露するステップb1)、及び、好ましくは前記ステップb1)と部分的に同時に、コーティング層(920)の1つ又は複数の第2のエリア(A2)がまだ少なくとも部分的に硬化されていない間に、コーティング層(920)の少なくとも部分的に硬化された1つ又は複数の第1のエリア(A1)を形成するように、本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの線形アレイを備えるか又は本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元アレイを備える化学線LED源(941-1)を用いてコーティング層(920)の1つ又は複数の第1のエリア(A1)を少なくとも部分的に硬化させるステップb2)、及び、コーティング層(920)を担持する基板(910)を、第1の磁場発生デバイス(931)の磁場線パターンと異なる磁場線パターンを有する、本明細書に記載のもの等の第2の静的磁場発生デバイス(932)の近傍で、特にその上に連続して移動させた後、ii)前記コーティング層(920)を前記第2の静的磁場発生デバイス(932)の磁場に曝露するステップc1)、及び、好ましくは前記ステップc1)と部分的に同時に、本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの線形アレイを備えるか又は本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元アレイを備える化学線LED源(941-2)を用いてコーティング層(920)の1つ又は複数の第2のエリア(A2)を少なくとも部分的に硬化させるステップc2)であって、化学線LED源(941-1)の線形アレイ又は2次元アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、コーティング層(920)を担持する基板(910)が第1の磁場発生デバイス(931)に沿って移動している間に第1のパターンに従って時間依存方式でオン及びオフに切り替えられるか、又は化学線LED源(941-1)の2次元アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、コーティング層(920)を担持する基板(910)が第1の磁場発生デバイス(931)に沿って移動している間に、非常に短期間の間に第1のパターンに従って一斉にオンに切り替えられ(フラッシュ硬化)、化学線LED源(941-2)の線形アレイ又は2次元アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、コーティング層(920)を担持する基板(910)が第2の磁場発生デバイス(932)に沿って移動している間に第2のパターンに従って時間依存方式でオン及びオフに切り替えられるか、又は化学線LED源(941-2)の2次元アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、コーティング層(920)を担持する基板(910)が第2の磁場発生デバイス(932)に沿って移動している間に、非常に短期間の間に第2のパターンに従って一斉にオンに切り替えられる(フラッシュ硬化)、ステップとを含む。
[0105]図9A3に示すように、ステップc2)中に用いられる化学線LED源(941-2)が、コーティング層(920)の第n(第3、第4等)のエリア(A3)が照射に曝露されず、少なくとも部分的に硬化されないように、コーティング層(920)の表面全体を少なくとも部分的に硬化させないと仮定すると、本明細書に記載のプロセスは、コーティング層(920)を担持する基板(910)を本明細書に記載のもの等の第n(第3、第4)の静的磁場発生デバイス(933)上に移動させた後、d1)コーティング層(920)を、第nの静的磁場発生デバイス(933)の磁場に曝露するn個のステップ、及び、好ましくは前記ステップd1)と部分的に同時に、本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの線形アレイを備えるか若しくは本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元アレイを備える化学線LED源(941-3)を用いて、又はアドレス指定不可能な標準的な放射線源(960)を用いて、コーティング層(920)の1つ又は複数の第n(第3、第4等)のエリア(A3)を少なくとも部分的に硬化するステップd2)を含む。代替的に、ステップd2)は、1つ又は複数の第n(第3、第4等)のエリア(A3)の硬化と、コーティング層(920)全体の硬化とを同時に行うために、化学線LED源(941-3)の全ての個々にアドレス指定可能な化学線エミッタをオンに切り替えることによって行われてもよい。
[0106]図10A1に示す1つの実施形態によれば、本明細書に記載のプロセスのステップb)及びc)は、部分的に動的方式で行われ、コーティング層(1(20)を担持する基板(1010)は、ステップb1)及びb2)並びにステップc1)及びc2)中に連続して動いており、線源(1041、1060)は動いておらず(すなわち、静止している)、単一の静的磁場発生デバイス(1031)がステップb1)及びc1)中に用いられ、前記単一の静的磁場発生デバイス(1031)は、化学線LED源(1041)に対し動いておらず(すなわち、静止している)、コーティング層(1020)を担持する基板(1010)は、異なる第1及び第2の磁場発生デバイスを用いる代わりに、単一の静的磁場発生デバイス(1031)の異なる領域の近傍で、特にその上に連続して移動している。図10A1に示すように、本明細書に記載のプロセスは、コーティング層(1020)を担持する基板(1010)が、単一の静的磁場発生デバイス(1031)の第1の領域の近傍で、特にその上に連続して移動している間、i)前記コーティング層(1020)を本明細書に記載のもの等の単一の静的磁場発生デバイス(1031)の第1の領域の磁場に曝露するステップb1)、及び、好ましくは前記ステップb1)と部分的に同時に、コーティング層(1020)の1つ又は複数の第2のエリア(A2)がまだ少なくとも部分的に硬化されていない間に、コーティング層(1020)の少なくとも部分的に硬化された1つ又は複数の第1のエリア(A1)を形成するように、本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの線形アレイを備えるか又は本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元アレイを備える化学線LED源(1041)を用いてコーティング層(1020)の1つ又は複数の第1のエリア(A1)を少なくとも部分的に硬化させるステップb2)と、コーティング層(1020)を担持する基板(1010)が、単一の静的磁場発生デバイス(1031)の第1の領域の磁場線パターンと異なる磁場線パターンを有する単一の静的磁場発生デバイス(1031)の第2の領域の近傍で、特にその上に連続して移動している間、ii)前記コーティング層(1020)を前記単一の静的磁場発生デバイス(1031)の磁場に曝露するステップc1)、及び、好ましくは前記ステップc1)と部分的に同時に、アドレス指定不可能な標準的な放射線源(1060)を用いてコーティング層(1020)の1つ又は複数の第2のエリア(A2)を少なくとも部分的に硬化させるステップc2)であって、化学線LED源(1041)の線形アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、コーティング層(1020)を担持する基板(1010)が単一の静的磁場発生デバイス(1031)の第1の領域に沿って移動している間に第1のパターンに従って時間依存方式でオン及びオフに切り替えられるか、又は化学線LED源(1041)の2次元アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、コーティング層(1020)を担持する基板(1010)が単一の静的磁場発生デバイス(1031)の第1の領域に沿って移動している間に第1のパターンに従って時間依存方式でオン及びオフに切り替えられるか、又は第1のパターンに対応する化学線LED源(1041)の2次元アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、非常に短期間の間に一斉にオンに切り替えられる(フラッシュ硬化)、ステップとを含む。
[0107]図10A2及び図10A3に示す1つの実施形態によれば、本明細書に記載のプロセスのステップb)及びc)は、部分的に動的方式で行われ、コーティング層(1020)を担持する基板(1010)は、ステップb1)及びb2)並びにステップc1)及びc2)中に連続して動いており、2つの化学線LED源(1041-1、1041-2)は動いておらず(すなわち、静止している)、単一の静的磁場発生デバイス(1031)がステップb1)及びc1)中に用いられ、前記磁場発生デバイス(1031)は、化学線LED源に対し動いておらず(すなわち、静止している)、コーティング層(1020)を担持する基板(1010)は、異なる第1及び第2の磁場発生デバイスを用いる代わりに、単一の静的磁場発生デバイス(1031)の異なる領域の近傍で、特にその上に連続して移動している。図10A2に示すように、本明細書に記載のプロセスは、コーティング層(1020)を担持する基板(1010)が、単一の静的磁場発生デバイス(1031)の第1の領域の近傍で、特にその上に連続して移動している間、i)前記コーティング層(1020)を本明細書に記載のもの等の単一の静的磁場発生デバイス(1031)の前記第1の領域の磁場に曝露するステップb1)、及び、好ましくは前記ステップb1)と部分的に同時に、コーティング層(1020)の1つ又は複数の第2のエリア(A2)がまだ少なくとも部分的に硬化されていない間に、前記コーティング層(1020)の少なくとも部分的に硬化された前記1つ又は複数の第1のエリア(A1)を形成するように、本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの線形アレイを備えるか又は本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元アレイを備える化学線LED源(1041-1)を用いてコーティング層(1020)の1つ又は複数の第1のエリア(A1)を少なくとも部分的に硬化させるステップb2)と、コーティング層(1020)を担持する基板(1010)が、単一の静的磁場発生デバイス(1031)の第1の領域の磁場線パターンと異なる磁場線パターンを有する単一の静的磁場発生デバイス(1031)の第2の領域の近傍で、特にその上に連続して移動している間、ii)前記コーティング層(1020)を前記単一の静的磁場発生デバイス(1031)の第2の領域の磁場に曝露するステップc1)、及び、好ましくは前記ステップc1)と部分的に同時に、本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの線形アレイを備えるか又は本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元アレイを備える化学線LED源(1041-2)を用いてコーティング層(1020)の1つ又は複数の第2のエリア(A2)を少なくとも部分的に硬化させるステップc2)であって、化学線LED源(1041-1)の線形アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、コーティング層(1020)を担持する基板(1010)が磁場発生デバイス(1031)の第1の領域に沿って移動している間に第1のパターンに従って時間依存方式でオン及びオフに切り替えられるか、又は化学線LED源(1041-1)の2次元アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、コーティング層(1020)を担持する基板(1010)が単一の静的磁場発生デバイス(1031)の第1の領域に沿って移動している間に第1のパターンに従って時間依存方式でオン及びオフに切り替えられるか、又は第1のパターンに対応する化学線LED源(1041-1)の2次元アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、非常に短期間の間に一斉にオンに切り替えられ(フラッシュ硬化)、化学線LED源(1041-2)の線形アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、コーティング層(1020)を担持する基板(1010)が磁場発生デバイス(1032)の第2の領域に沿って移動している間に第2のパターンに従って時間依存方式でオン及びオフに切り替えられるか、又は化学線LED源(1041-2)の2次元アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、コーティング層(1020)を担持する基板(1010)が磁場発生デバイス(1032)の第2の領域に沿って移動している間に第2のパターンに従って時間依存方式でオン及びオフに切り替えられるか、又は第2のパターンに対応する化学線LED源(1041-2)の2次元アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、非常に短期間の間に一斉にオンに切り替えられる(フラッシュ硬化)ステップとを含む。
[0108]図10A3に示すように、ステップc2)中に用いられる化学線LED源(1041-2)が、コーティング層(1020)の1つ又は複数の第n(第3、第4等)のエリア(A3)が照射に曝露されず、少なくとも部分的に硬化されないように、コーティング層(1020)の表面全体を少なくとも部分的に硬化させないと仮定すると、本明細書に記載のプロセスは、コーティング層(1020)を担持する基板(1010)が、単一の静的磁場発生デバイス(1031)の第n(第3、第4等)の領域の近傍で、特にその上に連続して移動している間、i)前記コーティング層(1020)を前記単一の静的磁場発生デバイス(1031)の前記第n(第3、第4等)の領域の磁場に曝露するステップd1)、及び、好ましくは前記ステップd1)と部分的に同時に、本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの線形アレイを備えるか若しくは本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元アレイを備える化学線LED源(1041-3)を用いて、又はアドレス指定不可能な標準的な放射線源(1060)を用いて、コーティング層(1020)の1つ又は複数の第n(第3、第4)のエリア(A3)を少なくとも部分的に硬化させるステップb2)のn個のステップを更に含むことができる。代替的に、ステップd2)は、1つ又は複数の第n(第3、第4等)のエリア(A3)の硬化と、コーティング層全体(1020)の硬化とを同時に行うために、化学線LED源(1041-3)の全ての個々にアドレス指定可能な化学線エミッタを同時にオンに切り替えることによって行われてもよい。コーティング層(1020)を単一の静的磁場発生デバイス(1031)の第n(第3、第4等)の領域の磁場に曝露する代わりに、前記コーティング層(1020)は、単一の静的磁場発生デバイス(1031)と異なる磁場発生デバイスに曝露してもよい。
[0109]図6A1に示す1つの実施形態によれば、本明細書に記載のプロセスのステップb)及びc)は動的方式で行われ、コーティング層(620)を担持する基板(610)は、ステップb1)及びb2)並びにステップc)中に連続して動き、線源(641、660)は動いておらず(すなわち、静止している)、第1の磁場発生デバイス(631)は、好ましくはコーティング層(620)と同じ速度で動いている。図6A1に示すように、本明細書に記載のプロセスは、コーティング層(620)を担持する基板(610)が、第1の静的磁場発生デバイス(631)に付随して移動している間、i)前記コーティング層(620)を本明細書に記載のもの等の前記第1の静的磁場発生デバイス(631)の磁場に曝露するステップb1)、及び、好ましくは前記ステップb1)と部分的に同時に、コーティング層(620)の1つ又は複数の第2のエリア(A2)がまだ少なくとも部分的に硬化されていない間に、前記コーティング層(620)の少なくとも部分的に硬化された前記1つ又は複数の第1のエリア(A1)を形成するように、本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの線形アレイを備えるか又は本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元アレイを備える化学線LED源(641)を用いてコーティング層(620)の1つ又は複数の第1のエリア(A1)を少なくとも部分的に硬化させるステップb2)、及び、アドレス指定不可能な標準的な放射線源(660)を用いてコーティング層(620)の1つ又は複数の第2のエリア(A2)を少なくとも部分的に硬化させるステップc)であって、化学線LED源(641)の線形アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、コーティング層(620)を担持する基板(610)が第1の磁場発生デバイス(631)に付随して移動している間に第1のパターンに従って時間依存方式でオン及びオフに切り替えられるか、又は化学線LED源(641)の2次元アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、コーティング層(620)を担持する基板(610)が第1の磁場発生デバイス(631)に付随して移動している間に第1のパターンに従って時間依存方式でオン及びオフに切り替えられるか、又は第1のパターンに対応する化学線LED源(641)の2次元アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、非常に短期間の間に一斉にオンに切り替えられる(フラッシュ硬化)、ステップとを含む。
[0110]図6A2に示す1つの実施形態によれば、本明細書に記載のプロセスのステップb)及びc)は動的方式で行われ、コーティング層(620)を担持する基板(610)は、ステップb1)及びb2)並びにステップc1)中に連続して動き、2つの化学線LED源(641-1、641-2)は動いておらず(すなわち、静止している)、第1の磁場発生デバイス(631)は、好ましくはコーティング層(620)と同じ速度で動いている。図6A2に示すように、本明細書に記載のプロセスは、コーティング層(620)を担持する基板(610)が、第1の静的磁場発生デバイス(631)に付随して移動している間、i)前記コーティング層(620)を本明細書に記載のもの等の前記第1の静的磁場発生デバイス(631)の磁場に曝露するステップb1)、及び、好ましくは前記ステップb1)と部分的に同時に、コーティング層(620)の1つ又は複数の第2のエリア(A2)がまだ少なくとも部分的に硬化されていない間に、コーティング層(620)の少なくとも部分的に硬化された1つ又は複数の第1のエリア(A1)を形成するように、本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの線形アレイを備えるか又は本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元アレイを備える化学線LED源(641-1)を用いてコーティング層(620)の1つ又は複数の第1のエリア(A1)を少なくとも部分的に硬化させるステップb2)、及び、本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの線形アレイを備えるか又は本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元アレイを備える化学線LED源(641-2)を用いてコーティング層(620)の1つ又は複数の第2のエリア(A2)を少なくとも部分的に硬化させるステップc)であって、化学線LED源(641-1)の線形アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、コーティング層(620)を担持する基板(610)が第1の磁場発生デバイス(631)に付随して移動している間に第1のパターンに従って時間依存方式でオン及びオフに切り替えられるか、又は化学線LED源(641-1)の2次元アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、コーティング層(620)を担持する基板(610)が第1の磁場発生デバイス(631)に付随して移動している間に第1のパターンに従って時間依存方式でオン及びオフに切り替えられるか、又は第1のパターンに対応する化学線LED源(641-1)の2次元アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、非常に短期間の間に一斉にオンに切り替えられ(フラッシュ硬化)、化学線LED源(641-2)の線形アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、コーティング層(620)を担持する基板(610)が移動している間に第2のパターンに従って時間依存方式でオン及びオフに切り替えられるか、又は第2のパターンに対応する化学線LED源(641-2)の2次元アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、非常に短期間の間に一斉にオンに切り替えられる(フラッシュ硬化)、ステップとを含む。
[0111]図11A1に示す1つの実施形態によれば、本明細書に記載のプロセスのステップb)及びc)は部分的に動的方式で行われ、コーティング層(1120)を担持する基板(1110)は、ステップb1)及びb2)並びにステップc1)及びc2)中に連続して動き、線源(1141、1160)は動いておらず(すなわち、静止している)、第1の磁場発生デバイス(831)は、好ましくはコーティング層(1120)と同じ速度で動いており、第2の磁場発生デバイス(1132)は、放射線源(1160)に対して動いていない(すなわち、静止している)。図11A1に示すように、本明細書に記載のプロセスは、コーティング層(1120)を担持する基板(1110)が、第1の磁場発生デバイス(1131)に付随して移動している間、i)前記コーティング層(1120)を本明細書に記載のもの等の前記第1の静的磁場発生デバイス(1131)の磁場に曝露するステップb1)、及び、好ましくは前記ステップb1)と部分的に同時に、コーティング層(1120)の1つ又は複数の第2のエリア(A2)がまだ少なくとも部分的に硬化されていない間に、コーティング層(1120)の少なくとも部分的に硬化された1つ又は複数の第1のエリア(A1)を形成するように、本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの線形アレイを備えるか又は本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元アレイを備える化学線LED源(1141)を用いてコーティング層(1120)の1つ又は複数の第1のエリア(A1)を少なくとも部分的に硬化させるステップb2)、及び、コーティング層(1120)を担持する基板(1110)が、本明細書に記載のもの等の、第2の磁場発生デバイス(1132)の近傍で、特にその上に連続して移動している間、ii)前記コーティング層(1120)を前記第2の磁場発生デバイス(1132)の磁場に曝露するステップc1)、及び、好ましくは前記ステップc1)と部分的に同時に、アドレス指定不可能な標準的な放射線源(1160)を用いてコーティング層(1120)の1つ又は複数の第2のエリア(A2)を少なくとも部分的に硬化させるステップc2)であって、化学線LED源(1141)の線形アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、コーティング層(1120)を担持する基板(1110)が第1の磁場発生デバイス(1131)に付随して移動している間に第1のパターンに従って時間依存方式でオン及びオフに切り替えられるか、又は化学線LED源(1141)の2次元アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、コーティング層(1120)を担持する基板(1110)が第1の磁場発生デバイス(1131)に付随して移動している間に第1のパターンに従って時間依存方式でオン及びオフに切り替えられるか、又は第1のパターンに対応する化学線LED源(1141)の2次元アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、非常に短期間の間に一斉にオンに切り替えられる(フラッシュ硬化)、ステップとを含む。図11A1~図11A3に示すような放射線源(1160)に対し動いている第1の磁場発生デバイス(1131)及び動いていない(すなわち、静止している)第2の磁場発生デバイス(1132)を用いる代わりに、本明細書に記載のプロセスは、放射線源(図11A1~図11A3に示されていない)に対し動いていない(すなわち、静止している)第1の磁場発生デバイス(1131)及び動いている第2の磁場発生デバイス(1132)を用いることができる。
[0112]図11A2及び図11A3に示す1つの実施形態によれば、本明細書に記載のプロセスのステップb)及びc)は部分的に動的方式で行われ、コーティング層(1120)を担持する基板(1110)は、ステップb1)及びb2)並びにステップc1)及びc2)中に連続して動き、2つの化学線LED源(1141-1、1141-2)は動いておらず(すなわち、静止している)、第1の磁場発生デバイス(1131)は、好ましくはコーティング層(1120)と同じ速度で動いており、第2の磁場発生デバイス(1132)は、線源(1141-2)に対して動いていない(すなわち、静止している)。図11A2に示すように、本明細書に記載のプロセスは、コーティング層(1120)を担持する基板(1110)が、第1の静的磁場発生デバイス(1131)に付随して移動している間、i)前記コーティング層(1120)を本明細書に記載のもの等の前記第1の磁場発生デバイス(1131)の磁場に曝露するステップb1)、及び、好ましくは前記ステップb1)と部分的に同時に、コーティング層(1120)の1つ又は複数の第2のエリア(A2)がまだ少なくとも部分的に硬化されていない間に、コーティング層(1120)の少なくとも部分的に硬化された1つ又は複数の第1のエリア(A1)を形成するように、本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの線形アレイを備えるか又は本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元アレイを備える化学線LED源(1141-1)を用いてコーティング層(1120)の1つ又は複数の第1のエリア(A1)を少なくとも部分的に硬化させるステップb2)、及び、コーティング層(1120)を担持する基板(1110)が本明細書に記載のもの等の第2の静的磁場発生デバイス(1132)の近傍で、特にその上に連続して移動している間、ii)前記コーティング層(1120)を前記第2の磁場発生デバイス(1132)の磁場に曝露するステップc1)、及び、好ましくは前記ステップc1)と部分的に同時に、本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの線形アレイを備えるか又は本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元アレイを備える化学線LED源(1141-2)を用いてコーティング層(1120)の1つ又は複数の第2のエリア(A2)を少なくとも部分的に硬化させるステップc2)であって、化学線LED源(1141-1)の線形アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、コーティング層(1120)を担持する基板(1110)が第1の磁場発生デバイス(1131)に付随して移動している間に第1のパターンに従って時間依存方式でオン及びオフに切り替えられるか、又は化学線LED源(1141-1)の2次元アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、コーティング層(1120)を担持する基板(1110)が第1の磁場発生デバイス(1131)に付随して移動している間に第1のパターンに従って時間依存方式でオン及びオフに切り替えられるか、又は化学線LED源(1141-1)の2次元アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、非常に短期間の間に第1のパターンに従って一斉にオンに切り替えられ(フラッシュ硬化)、化学線LED源(1141-2)の線形アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、コーティング層(1120)を担持する基板(1110)が第2の磁場発生デバイス(1132)の近傍で、特にその上に移動している間に第2のパターンに従って時間依存方式でオン及びオフに切り替えられるか、又は化学線LED源(1141-2)の2次元アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、コーティング層(1120)を担持する基板(1110)が第2の磁場発生デバイス(1132)の近傍で、特にその上に移動している間に第2のパターンに従って時間依存方式でオン及びオフに切り替えられるか、又は第2のパターンに対応する化学線LED源(1141-2)の2次元アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、非常に短期間の間に一斉にオンに切り替えられる(フラッシュ硬化)、ステップとを含む。
[0113]図11A3に示すように、ステップc2)中に用いられる化学線LED源(1141-2)が、コーティング層(1120)の1つ又は複数の第n(第3、第4等)のエリア(A3)が照射に曝露されず、少なくとも部分的に硬化されないように、コーティング層(1120)の表面全体を少なくとも部分的に硬化させないと仮定すると、本明細書に記載のプロセスは、コーティング層(1120)を担持する基板(1110)が、第nの磁場発生デバイス(1133)の近傍で、特にその上に連続して移動している間、i)前記コーティング層(1120)を第n(第3、第4等)の磁場発生デバイス(1133)の磁場に曝露するステップd1)、及び、好ましくは前記ステップd1)と部分的に同時に、本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの線形アレイを備えるか若しくは本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元アレイを備える化学線LED源(1141-3)を用いて、又はアドレス指定不可能な標準的な放射線源(1160)を用いて、コーティング層(1120)の1つ又は複数の第n(第3、第4等)のエリア(A3)を少なくとも部分的に硬化させるステップd2)のn個のステップを更に含むことができる。
[0114]図12A1に示す1つの実施形態によれば、本明細書に記載のプロセスのステップb)及びc)は動的方式で行われ、コーティング層(1220)を担持する基板(1210)は、ステップb1)及びb2)並びにステップc)中に連続して動き、線源(1241、1260)は動いておらず(すなわち、静止している)、第1及び第2の磁場発生デバイス(1231、1232)は、好ましくはコーティング層(1220)を担持する基板(1210)と同じ速度で動いている。図12A1に示すように、本明細書に記載のプロセスは、コーティング層(1220)を担持する基板(1210)が、第1の磁場発生デバイス(1231)に付随して移動している間、本明細書に記載のプロセスは、コーティング層(1220)を担持する基板(1210)が、第1の磁場発生デバイス(1231)に付随して移動している間、i)前記コーティング層(1220)を本明細書に記載のもの等の前記第1の磁場発生デバイス(1231)の磁場に曝露するステップb1)、及び、好ましくは前記ステップb1)と部分的に同時に、コーティング層(1220)の1つ又は複数の第2のエリア(A2)がまだ少なくとも部分的に硬化されていない間に、コーティング層(1220)の少なくとも部分的に硬化された1つ又は複数の第1のエリア(A1)を形成するように、本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの線形アレイを備えるか又は本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元アレイを備える化学線LED源(1241)を用いてコーティング層(1220)の1つ又は複数の第1のエリア(A1)を少なくとも部分的に硬化させるステップb2)と、コーティング層(1220)を担持する基板(1210)が、本明細書に記載のもの等の第2の磁場発生デバイス(1232)に付随して移動している間、ii)前記コーティング層(1220)を、第1の磁場発生デバイス(1231)の磁場線パターンと異なる磁場線パターンを有する前記第2の磁場発生デバイス(1232)の磁場に曝露するステップc1)、及び、好ましくは前記ステップc1)と部分的に同時に、アドレス指定不可能な標準的放射線源(1260)を用いてコーティング層(1220)の1つ又は複数の第2のエリア(A2)を少なくとも部分的に硬化させるステップc2)であって、化学線LED源(1241)の線形アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、コーティング層(1220)を担持する基板(1210)が第1の磁場発生デバイス(1231)に付随して移動している間に第1のパターンに従って時間依存方式でオン及びオフに切り替えられるか、又は化学線LED源(1241)の2次元アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、コーティング層(1220)を担持する基板(1210)が第1の磁場発生デバイス(1231)に沿って移動している間に第1のパターンに従って時間依存方式でオン及びオフに切り替えられるか、又は第1のパターンに対応する化学線LED源(1241)の2次元アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、非常に短期間の間に一斉にオンに切り替えられる(フラッシュ硬化)、ステップとを含む。
[0115]図12A2及び図12A3に示す1つの実施形態によれば、本明細書に記載のプロセスのステップb)及びc)は動的方式で行われ、コーティング層(1220)を担持する基板(1210)は、ステップb1)及びb2)並びにステップc1)中に連続して動き、化学線LED源(1241-1、1241-2)は動いておらず(すなわち、静止している)、第1及び第2の磁場発生デバイス(1231、122)は、好ましくはコーティング層(1220)を担持する基板(1210)と同じ速度で動いている。図12A1に示すように、本明細書に記載のプロセスは、コーティング層(1220)を担持する基板(1210)が、第1の静的磁場発生デバイス(1231)に付随して移動している間、i)前記コーティング層(1220)を本明細書に記載のもの等の前記第1の磁場発生デバイス(1231)の磁場に曝露するステップb1)、及び、好ましくは前記ステップb1)と部分的に同時に、コーティング層(1220)の1つ又は複数の第2のエリア(A2)がまだ少なくとも部分的に硬化されていない間に、コーティング層(1220)の少なくとも部分的に硬化された1つ又は複数の第1のエリア(A1)を形成するように、本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの線形アレイを備えるか又は本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元アレイを備える化学線LED源(1241-1)を用いてコーティング層(1220)の1つ又は複数の第1のエリア(A1)を少なくとも部分的に硬化させるステップb2)、及び、コーティング層(1220)を担持する基板(1210)が、本明細書に記載のもの等の、第1の磁場発生デバイス(1231)の磁場線パターンと異なる磁場線パターンを有する第2の静的磁場発生デバイス(1232)に付随して移動している間、ii)前記コーティング層(1220)を前記第2の磁場発生デバイス(1232)の磁場に曝露するステップc1)、及び、好ましくは前記ステップc1)と部分的に同時に、本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの線形アレイを備えるか又は本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元アレイを備える化学線LED源(1241-2)を用いてコーティング層(1220)の1つ又は複数の第2のエリア(A2)を少なくとも部分的に硬化させるステップc2)であって、化学線LED源(1241-1)の線形アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、コーティング層(1220)を担持する基板(1210)が第1の磁場発生デバイス(1231)に付随して移動している間に第1のパターンに従って時間依存方式でオン及びオフに切り替えられるか、又は化学線LED源(1241-1)の2次元アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、コーティング層(1220)を担持する基板(1210)が第1の磁場発生デバイス(1231)に付随して移動している間に第1のパターンに従って時間依存方式でオン及びオフに切り替えられるか、又は第1のパターンに対応する化学線LED源(1241-1)の2次元アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、非常に短期間の間に一斉にオンに切り替えられ(フラッシュ硬化)、化学線LED源(1241-2)の線形アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、コーティング層(1220)を担持する基板(1210)が第2の磁場発生デバイス(1232)に付随して移動している間に第2のパターンに従って時間依存方式でオン及びオフに切り替えられるか、又は化学線LED源(1241-2)の2次元アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、コーティング層(1220)を担持する基板(1210)が第2の磁場発生デバイス(1232)に付随して移動している間に第2のパターンに従って時間依存方式でオン及びオフに切り替えられるか、又は第2のパターンに対応する化学線LED源(1241-2)の2次元アレイの個々にアドレス指定可能な化学線エミッタが、非常に短期間の間に一斉にオンに切り替えられる(フラッシュ硬化)ステップとを含む。図12A3に示すように、ステップc2)中に用いられる化学線LED源(1241-2)が、コーティング層(1220)の1つ又は複数の第n(第3、第4等)のエリア(A3)が照射に曝露されず、少なくとも部分的に硬化されないように、コーティング層(1220)の表面全体を少なくとも部分的に硬化させないと仮定すると、本明細書に記載のプロセスは、コーティング層(1220)を担持する基板(1210)が第n(第3、第4)の磁場発生デバイス(1233)に付随して移動している間、i)コーティング層(1220)を前記第n(第3、第4等)の磁場発生デバイス(1233)の磁場に曝露するステップd1)、及び、好ましくは前記ステップd1)と部分的に同時に、本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの線形アレイを備えるか若しくは本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタの2次元アレイを備える化学線LED源(1241-3)を用いて、又はアドレス指定不可能な標準的な放射線源(1260)を用いて、コーティング層(1220)の1つ又は複数の第n(第3、第4等)のエリア(A3)を少なくとも部分的に硬化させるステップd2)のn個のステップを更に含むことができる。
[0116]本明細書に記載の光学効果層(OEL)を生成するためのプロセスは、非球状磁性又は磁化可能顔料粒子、好ましくは小板形状の磁性又は磁化可能顔料粒子の少なくとも一部を2軸配向させるために、コーティング層(x10)をデバイスの動的磁場に曝露するステップを更に含むことができ、前記ステップは、ステップb1)の前又はステップb1)と同時に、ステップb2)の前に、及び/又はステップc1)の前又はステップc1)と同時に、ステップc2)の前に行われる。非球状磁性又は磁化可能顔料粒子の少なくとも一部を2軸配向させるために、磁性デバイスの動的磁場に対し組成物を曝露するそのようなステップを含むプロセスは、国際公開第2015/086257号に開示されている。2軸配向を行うことは、磁性又は磁化可能顔料粒子が、それらの2つの主軸が制限されるように配向されることを意味する。すなわち、各非球状磁性又は磁化可能顔料粒子、好ましくは小板形状の磁性又は磁化可能顔料粒子は、顔料粒子の面内に長軸を有し、顔料粒子の面内に直交する短軸を有するものと考えることができる。磁性又は磁化可能顔料粒子の長軸及び短軸はそれぞれ、動的な磁場に従って配向される。実用上は、これにより、空間内で互いの近くにある近傍磁性顔料粒子が本質的に互いに平行となる。2軸配向を行うため、非球状、好ましくは小板形状の磁性顔料粒子に、時間に強く依存する方向可変の外部磁場をかけなくてはならない。
[0117]非球状、好ましくは小板形状の磁性又は磁化可能顔料粒子を2軸配向させるための特に好ましいデバイスは、欧州特許出願公開第2157141号に開示されている。欧州特許出願公開第2157141号に開示されているデバイスは、X軸及びY軸という両主軸が基板表面に対して実質的に平行になるまで磁性又は磁化可能顔料粒子を急激に振動させる方向を変化させる動的な磁界を与える。すなわち、磁性顔料粒子又は磁化可能顔料粒子は、X軸及びY軸が基板表面に実質的に平行な、安定したシート状構成になり、前記2つの次元で平坦化するまで回転する。非球状、好ましくは小板形状の磁性又は磁化可能顔料粒子を2軸配向させるための特に好ましい他の磁界発生装置は、線形の永久磁石ハルバッハアレイ、すなわち磁化方向が異なる複数の磁石を備えたアセンブリを含む。ハルバッハ永久磁石の詳細な説明は、Z.Q.Zhu及びD.Howe(Halbach permanent magnet machines and applications:a review,IEE.Proc.Electric Power Appl.,2001,148,p.299-308)によって与えられている。このようなハルバッハアレイにより生成される磁場は、アレイの一方側に集中し、他方側ではほぼゼロまで弱まる特性を有する。国際公開第2016/083259号は、磁性顔料粒子又は磁化可能顔料粒子を2軸配向させるのに適切なデバイスを開示しており、前記デバイスはハルバッハ円筒アセンブリを備える。非球状、好ましくは小板形状の磁性又は磁化可能顔料粒子を2軸配向させる特に好ましい他の磁界発生装置は、回転磁石であり、前記磁石は、その直径に沿って本質的に磁化されるディスク形状の回転磁石又は磁石アセンブリを含む。適切な回転磁石又は磁石アセンブリは、米国特許出願公開第2007/0172261号に記載されており、前記回転磁石又は磁石アセンブリは、径方向に対称的な時間可変磁界を発生させ、まだ硬化又は硬質化していないコーティング組成物の磁性又は磁化可能顔料粒子の2軸配向を可能にする。これらの磁石又は磁石アセンブリは、外部のモータに接続されたシャフト(又は、スピンドル)によって駆動される。中国特許第102529326号は、磁性又は磁化可能顔料粒子を2軸配向させるのに適切であり得る回転磁石を備えたデバイスの例を開示している。好ましい実施形態において、非球状、好ましくは小板形状の磁性又は磁化可能顔料粒子を2軸配向させるのに適切な装置は、非磁性、好ましくは非導電性材料で作製されたハウジング内に拘束されたシャフトのないディスク形状の回転磁石又は磁石アセンブリであり、ハウジングに巻回された1つ又は複数の磁石ワイヤコイルによって駆動される。このようにシャフトのないディスク形状の回転磁石又は磁石アセンブリの例は、国際公開第2015/082344号、国際公開第2016/026896号及び国際公開第2018/141547号に開示されている。
[0118]本明細書に記載の化学線LED源(x41)は、絶縁金属基板(IMS)上の照射、好ましくはUV-Visエミッタ、特にチップのアレイ、特に線形又は2次元アレイを備え、前記化学線LED源は、必要な量の放射、特に必要な量のUV放射を生成するのに十分大きな表面を有する。サイズの小さい高出力のUV-LEDチップが入手可能であり、例えば、EPISTARからのES-EESVF11Mは、11×11mil(280×280μm)の寸法、395nm~415nmの放射波長、20mAにおいて放射束28mW、効率的な冷却下で50mAにおいて最大定格67mWである。これらのチップは、絶縁金属基板(IMS)、例えば銅-絶縁体-アルミニウム板にチップオンボード(CoB)技術における線形アレイの形態で組み立てることができる。IMSは、非常に効率的な熱放散を提供する利点を有する。半導体チップは、ロボットによって、基板に接着されるか又は直接はんだ付けされ、好ましくは直接はんだ付けされ、次に、同じロボットによって、基板上の予め確立された導体パターンにワイヤボンディングされる。CoB技術は、最も高い構成要素密度が達成されることを可能にする。なぜなら、パッケージングオーバヘッドなしでベアチップが用いられるためである。ワイヤボンディングは、ポリマー、特にUV透過性の耐光性シリコーンポリマーに埋め込むことによって、機械的ダメージに対し保護することができる。
[0119]コーティング層(320)上への化学線LED源(x41)を用いた照射がサイズ低減下で行われる実施形態の場合、約75mm(3インチ)の長さで、低損失石英投影光学系の対物面に配設されるES-EESVF11Mチップの線形256ピクセルアレイが適切である。好ましくは、ピクセルアレイの画像は、その元の線形サイズの約半分となるように選択される。例えば、選択的に硬化性のエリア(複数可)のサイズは38×0.14mmであり、4倍の照明密度でインチあたり170ドットの分解能をもたらす。画像を低減することにより、より高いdpi分解能及びより高い照射密度が有利に得られる。
[0120]アレイにおけるエミッタの各々を個々にオン及びオフに切り替えるためのアドレス指定/駆動ロジックは、例えば、Texas Instrument(TLC5925、TLC5926、又はTLC5927 Serial-Input 16-Channel Constant-Current LED Sink Driversを参照されたい)から入手可能である。これらのチップは、適切な値の抵抗を介して化学線LED源(x41)の所望の動作電流を設定することを可能にする。ワイヤボンディングによって、化学線LED源(x41)のアレイへのアドレス指定ロジックの統合を、CoB技術においても行うことができるように、ドライバは、ベアチップバージョンにおいて用いられることが好ましい。256ピクセルは、併せて16個のこれらのドライバ回路と、これに加えて、ドライバ回路の「イネーブル」線に接続された4ビット対16ラインのアドレス指定デコーダチップとを必要とする。
[0121]化学線LED源(x41)のエミッタのドライバは、シリアルデータストリームによってアドレス指定される。図14は、シリアルデータの読み出しのための論理図を示す。データは、最上位ビット(Out15)から開始して、30MHzのレートでクロックインされ(CLK)、最下位ビット(Out0)で終了する。データが読み込まれた後、ラッチイネーブル(LE)がクロックされ、これは、チップにおける最後の16ビットを格納する。アウトプットイネーブルを低に設定すると、格納されたデータが表示され、すなわち、対応するダイオードがオンに切り替えられる。示される例において、ダイオード番号0、3、4、5、10、13、15がオンに切り替えられる。複数のデコーダユニットのアドレス指定は、ラッチイネーブルラインを介して行われ、これは、対象のデコーダによって表示されるデータに対応する位置にシリアルデータストリームが到達したときに、デコーダごとに個々にクロックされる。図13は、アドレス指定/駆動ロジックチップが、チップにどのように接続されるかに関する概観を与え、図14は、16個のエミッタの個々のユニットをどのように共に組み立てることができるかの2つのオプションを概略的に示す。
[0122]エミッタドライバは、シリアルデータストリームによってアドレス指定される。図15は、シリアルデータの読み出しのための論理図を示す。データは、最上位ビット(Out15)から開始して、30MHzのレートでクロックインされ(CLK)、最下位ビット(Out0)で終了する。データが読み込まれた後、ラッチイネーブル(LE)がクロックされ、これは、チップにおける最後の16ビットを格納する。アウトプットイネーブル(OE)を低に設定すると、格納されたデータが表示され、すなわち、対応するエミッタがオンに切り替えられる。示される例において、エミッタ番号0、3、4、5、10、13、15がオンに切り替えられる。複数のデコーダユニットのアドレス指定は、ラッチイネーブルラインを介して行われ、これは、対象のデコーダによって表示されるデータに対応する位置にシリアルデータストリームが到達したときに、デコーダごとに個々にクロックされる。
[0123]化学線LED源(x41)は、ビットマップパターン又は他の供給されたデータをドライバエミッタ(ドライバチップ)にフィードするための処理手段、例えば、高速マイクロプロセッサを更に備える。それらのシリアル接続は高速であり、256ピクセルのラインを10マイクロ秒未満でエミッタ(チップ)にフィードすることができるように、30MHz=クロックサイクルあたり33nsecである。このため、最大表示速度は、毎秒100000ラインであり、これは、3m/secの基板速度において、33line/mmのライン密度に対応する。プロセッサは、ビットマップ又は他のデータの出力を、個々にアドレス指定可能な化学線エミッタのアレイを備える化学線LED源(x41)が動作するデバイスの速度と連携させることも担当することが好ましい。
[0124]上述したように、本発明は、本明細書に記載するもの等の、基板(x10)に光学効果層(OEL)を生成するためのプロセスを提供する。本明細書に記載の基板(x10)は、紙、又はセルロース、紙含有材料、ガラス、金属、セラミック、プラスチック及びポリマー、金属化プラスチック若しくはポリマー、複合材料、並びにこれらのうちの2つ以上の混合物若しくは組合せ等の他の繊維性材料(織布及び不織布繊維性材料を含む)からなる群から選択されることが好ましい。典型的な紙、紙状、又は他の繊維性材料は、限定ではないが、マニラ麻、綿、リネン、木材パルプ、及びこれらの混紡物を含む様々な繊維から作られる。当業者にはよく知られているように、綿及び綿/リネンの混紡物は紙幣に好ましく、木材パルプは紙幣以外のセキュリティ文書で一般に使用される。プラスチック及びポリマーの典型的な例は、二軸延伸ポリプロピレン(BOPP)を含むポリエチレン(PE)及びポリプロピレン(PP)等のポリオレフィン、ポリアミド、ポリ(エチレンテレフタレート)(PET)、ポリ(1,4-ブチレンテレフタレート)(PBT)、ポリ(エチレン2,6-ナフトエート)(PEN)等のポリエステル、並びにポリビニル塩化物(PVC)を含む。また、タイベック(Tyvek)(登録商標)の商標で販売されているもの等のスパンボンドオレフィン繊維を基板として使用することもできる。金属化プラスチック又はポリマーの典型的な例は、表面に金属が連続的又は断続的に配設された上述したプラスチック又はポリマー材料が含まれる。金属の典型的な例は、限定ではないが、アルミニウム(Al)、クロム(Cr)、銅(Cu)、金(Au)、銀(Ag)、これらの合金、及び上述した金属のうちの2つ以上の合金を含む。上述したプラスチック又はポリマー材料の金属化は、電着プロセス、高真空コーティングプロセス、又はスパッタリングプロセスによって行うことができる。複合材料の典型的な例は、限定ではないが、上述したもの等の紙及び少なくとも1つのプラスチック又はポリマー材料、並びに上述したもの等の紙状又は繊維性材料に組み込まれたプラスチック及び/又はポリマー繊維の多層構造又は積層体を含む。当然ながら、基板は、充填剤、サイズ剤、漂白剤、加工助剤、補強又は湿潤増強剤等の当業者に既知の更なる添加物を含むことができる。本発明に従って作製された光学効果層(OEL)が、例えばネイルラッカーを含む装飾又は美容の目的で用いられるとき、前記OELは、爪、人工爪、又は動物若しくは人間の他の部分を含む他のタイプの基板に生成することができる。
[0125]本発明に従って作製されるOELがセキュリティ文書である場合、セキュリティレベル並びに前記セキュリティ文書の偽造及び違法複製に対する抵抗を更に増大させる目的で、基板は、印刷、コーティング、又はレーザマーク若しくはレーザ穿孔された印、透かし、セキュリティスレッド、繊維、プランセット、発光性化合物、窓、箔、図案、及びこれら2つ以上の組合せを含むことができる。セキュリティレベル並びにセキュリティ文書の偽造及び違法複製に対する抵抗を更に増大させるという同じ目的で、基板は、1つ又は複数のマーカ物質若しくはタガント及び/又は機械可読物質(例えば、発光性物質、UV/可視/IR吸収物質、磁性物質、及びこれらの組合せ)を含むことができる。
[0126]所望の場合、プライマー層は、ステップa)の前に基板に付与されてもよい。これは、本明細書に記載の光学効果層(OEL)の品質を向上させるか、又は接着を促進することができる。そのようなプライマー層の例は、国際公開第2010/058026号に見ることができる。
[0127]本明細書に記載のプロセスによって得られる光学効果層(OEL)を含む物品、セキュリティ文書、又は装飾要素若しくは物体の汚れに対する耐久性、又は化学的耐性及び清浄度、ひいては循環寿命の向上を目的として、あるいはそれらの審美的外観(例えば、光学的光沢)を修正することを目的として、1つ又は複数の保護層を光学効果層(OEL)の上に付与することができる。存在する場合、1つ又は複数の保護層は、典型的には、保護ワニスから作製される。これらは、透明であっても又はわずかに着色若しくは色付けされていてもよく、多かれ少なかれ光沢があってもよい。保護ワニスは、放射線硬化性組成物、熱乾燥組成物、又はそれらの任意の組合せであり得る。好ましくは、1つ又は複数の保護層は、放射線硬化性組成物、より好ましくはUV-Vis硬化性組成物である。保護層は、典型的には、光学効果層(OEL)の形成後に付与される。
[0128]本発明は、本発明に記載のプロセスによって生成された光学効果層(OEL)を更に提供する。
[0129]本明細書に記載の光学効果層(OEL)は、(紙幣用途の場合等)それが永続的に残る基板に直接設けることができる。代替的に、光学効果層(OEL)はまた、生成目的のために一時的基板に設けられてもよく、そこからOELがその後除去される。これは、例えば、特に結合剤材料が依然として流動状態にある間に、光学効果層(OEL)の作製を容易にすることができる。その後、光学効果層(OEL)の生成のためにコーティング組成物を硬質化させた後、一時的な基板をOELから除去することができる。
[0130]代替的に、別の実施形態では、接着剤層が光学効果層(OEL)に存在することができるか、又はOELを備える基板に存在することができ、前記接着剤層は、OELが設けられる側とは基板の反対側にあるか又はOELと同じ側でOEL上にある。したがって、光学効果層(OEL)又は基板に接着剤層を塗布することができ、前記接着剤層は硬化ステップが完了した後に付与される。そのような物品は、機械及び更に高い労力を伴う印刷又は他のプロセスなしに、あらゆる種類の文書又は他の物品若しくは品目に取り付けることができる。代替的に、本明細書に記載の光学効果層(OEL)を備える本明細書に記載の基板は、別個の転写ステップで文書又は物品に付与することができる転写箔の形態とすることができる。この目的で、基板は剥離コーティングを設けられ、その上に光学効果層(OEL)が本明細書に記載のように生成される。1つ又は複数の接着剤層は、そのように生成された光学効果層(OEL)の上に塗布することができる。
[0131]本明細書に記載するプロセスによって得られる2つ以上、すなわち2つ、3つ、4つ等の光学効果層(OEL)を備える基板もまた、本明細書に記載される。
[0132]本発明に従って生成された光学効果層(OEL)を備える物品、特にセキュリティ文書、装飾要素又は物体もまた、本明細書に記載される。物品、特にセキュリティ文書、装飾要素又は物体は、本発明に従って生成された2つ以上(例えば、2つ、3つ等)のOELを備えることができる。
[0133]本明細書において上述したように、本発明に従って生成された光学効果層(OEL)は、装飾目的で、並びにセキュリティ文書の保護及び認証のために用いることができる。
[0134]装飾要素又は物体の典型的な例は、限定ではないが、贅沢品、化粧品の包装、自動車部品、電子/電気機器、家具、及びマニキュアが含まれる。
[0135]セキュリティ文書は、限定ではないが、有価書類及び有価商品を含む。有価書類の典型的な例は、限定的ではないが、紙幣、捺印証書、伝票、小切手、証明書、収入印紙及び税標識、合意書等、パスポート等の身分証明書、IDカード、ビザ、運転免許証、バンクカード、クレジットカード、トランザクションカード、アクセス文書又はカード、入場チケット、公共交通切符又はタイトル等、好ましくは紙幣、身分証明書、権利付与文書、運転免許証、及びクレジットカードを含む。「有価商品」という用語は、特に化粧品、機能性食品、医薬品、アルコール、タバコ物品、飲料又は食品、電気/電子物品、衣料品又は宝石類、すなわち、例えば本物の薬剤のような包装の中身を保証するために偽造及び/又は違法複製から保護されるべき物品に対する包装材料を指す。これらの包装材料の例は、限定的ではないが、認証ブランドラベル、改ざん証拠ラベル、及びシール等のラベルが含まれる。開示された基板、有価書類、及び有価商品は、例示のみを目的として与えられたものであり、本発明の範囲を制限しないことが指摘される。
[0136]代替的に、光学効果層(OEL)は、例えば、セキュリティスレッド、セキュリティストリップ、箔、図案、窓、又はラベル等の補助基板に生成することができ、したがって別個のステップでセキュリティ文書へ伝達することができる。
[0137]本発明は、基板に光学効果層(OEL)を生成するためのデバイスであって、前記デバイスは、
i)基板(x10)に、本明細書に記載のコーティング層(x20)を形成するように、本明細書に記載の非球状磁性又は磁化可能粒子を含む放射線硬化性コーティング組成物を付与するための印刷ユニット、好ましくは、スクリーン印刷、輪転グラビア印刷又はフレキソ印刷ユニットと、
ii)前記コーティング層(x20)の前記非球状磁性又は磁化可能粒子の少なくとも一部分を配向させるための、本明細書に記載のもの等の少なくとも第1の磁場発生デバイス(x31)及び任意選択で本明細書に記載のもの等の第2の磁場発生デバイス(x32)と、
iii)コーティング層(x20)の1つ又は複数のエリアの前記選択的硬化のための、本明細書に記載の個々にアドレス指定可能な化学線エミッタ、好ましくはUV発光ダイオードのアレイ、好ましくは線形アレイ又は2次元アレイを備える1つ又は複数の化学線LED源(x41)と、
を備える、デバイスを更に提供する。
[0138]本明細書に記載の基板に光学効果層(OEL)を生成するためのデバイスは、本明細書に記載の2軸配向を行う1つ又は複数の磁性デバイスを更に備えることができる。
[0139]本明細書に記載のデバイスは、化学線LED源(x41)の近傍でコーティング層(x20)を担持する基板(x10)を搬送するための、本明細書に記載のもの等の搬送手段を更に備えることができる。
[0140]本明細書に記載のデバイスは、本明細書に記載のもの等の移送デバイスを更に備えることができ、第1の磁場発生デバイス(x31)及び任意選択で第2の磁場発生デバイス(x32)は、本明細書に記載の前記移送デバイスに搭載され、前記移送デバイスは、好ましくは回転円筒又はベルトであり、前記移送デバイスは、コーティング層(x20)を担持する基板(x10)が第1の磁場発生デバイス(x31)及び任意選択の第2の磁場発生デバイス(x32)に付随して、化学線LED源(x41)の近傍で移動することを可能にする。
[0141]第1の磁場発生デバイス(x31)及び任意選択の第2の磁場発生デバイス(x32)が回転円筒又はベルトに装着される実施形態では、結果として得られる磁性回転磁性円筒又は結果として得られる磁性ベルトは、連続した方式で高い印刷速度で動作する回転式の枚葉給紙又は巻取給紙の産業印刷機の一部であることが好ましい。本明細書に記載のデバイスは、本明細書に記載の投影手段(x50)を更に備える1つ又は複数の化学線LED源(x41)を備えることが好ましく、前記少なくとも1つ又は複数の化学線LED源(x41)及び前記投影手段(x50)は、化学線が、本明細書に記載のもの等の1つ又は複数の化学線LED源(x41)の1つ又は複数の投影画像のサイズ低減下でコーティング層(x20)上に投影されるように配列される。