以下、図面に基づいて本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
まず本発明の第1の実施の形態について説明する。
図1は第1の実施の形態に係る撮影制御システム1の全体構成を示す図である。図1に示すように、第1の実施の形態の撮影制御システム1は、貸出受付端末2及び貸出用のカメラ3を備えて構成される。貸出受付端末2には、モニタ5、読取装置6、及びプリンタ7等の周辺機器が接続される。また、カメラ3は撮影画像を記憶するメモリカード31や貸出用のタグ(記憶媒体)4等の付属品とともに貸し出されるものとする。
貸出受付端末2は、カメラ3の貸出処理や撮影画像の出力処理を行うために使用されるコンピュータである。図2は、貸出受付端末2として用いるコンピュータの構成を示す図である。図2に示すように、貸出受付端末2は、例えば制御部21、記憶部22、通信部23、入力部24、表示部25、及び周辺機器I/F(インターフェース)部26等をバス27により接続して構成したコンピュータにより実現できる。但し、貸出受付端末2の構成はこれに限ることなく、適宜様々な構成をとることができる。
制御部21は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等により構成される。CPUは、記憶部22、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス27を介して接続された各部を駆動制御する。ROMは、コンピュータのブートプログラムやBIOS等のプログラム、データ等を恒久的に保持する。RAMは、ロードしたプログラムやデータを一時的に保持するとともに、制御部21が各種処理を行うために使用するワークエリアを備える。制御部21は、上記プログラムを読み出して実行することにより、貸出受付端末2の各手段として機能する。
記憶部22は、例えば、ハードディスクドライブやソリッドステートドライブ、フラッシュメモリ等の記憶装置である。記憶部22には制御部21が実行するプログラムや、プログラム実行に必要なデータ、オペレーティングシステム等が格納されている。これらのプログラムコードは、制御部21により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて実行される。また、記憶部22には、カメラ3の貸出処理においてオペレータにより登録される貸出情報(撮影可能条件)等が記憶される。貸出情報(撮影可能条件)の詳細については後述する。
通信部23は、通信制御装置、通信ポート等を有し、ネットワーク等との通信を制御する。貸出受付端末2はネットワークを介してカメラ3、サーバ9、及び写真プリント装置20(図7、図15参照)等と通信接続し、各種のデータを送受信可能である。
入力部24は、例えば、タッチパネル、キーボード、マウス等のポインティング・デバイス、テンキー等の入力装置であり、入力されたデータを制御部21へ出力する。
表示部25は、例えば液晶パネル等のディスプレイ装置と、ディスプレイ装置と連携して表示処理を実行するための論理回路(ビデオアダプタ等)で構成され、制御部21の制御により入力された表示情報をディスプレイ装置上に表示させる。なお、入力部24及び表示部25は、表示画面にタッチパネル等の入力装置を一体的に設けたタッチパネルディスプレイとしてもよい。
周辺機器I/F部26は、周辺機器を接続させるためのポートであり、周辺機器I/F部26を介して周辺機器とのデータの送受信を行う。周辺機器との接続形態は有線、無線を問わない。貸出受付端末2は、周辺機器I/F部26を介してモニタ5、読取装置6、及びプリンタ7を接続する。
モニタ5は、カメラ3により撮影された画像を表示する表示装置であり、タッチパネルディスプレイ等が用いられる。カメラ3により撮影された画像はメモリカード31に記憶され、カメラ3の返却時に貸出受付端末2でメモリカード31から読み出され、モニタ5に出力される。ユーザはモニタ5に表示された画像を確認して、どの写真をプリントするか、何枚プリントするかといった注文処理を行う。
読取装置6は、貸出受付端末2の制御部21からの制御信号に従い、タグ4との間で情報の読取り及び書込みを行う装置である。タグ4は、カメラ3を貸し出す際にカメラ3とともに貸し出すものであり、貸出情報(撮影可能条件やカメラID等)が記憶された記憶媒体である。例えば、ICタグやICカード、またはメモリカードやUSBメモリ等を利用できる。読取装置6は、タグ4に対応する読取装置であり、例えばICカードリーダ/ライタを用いる。また、タグ4としてメモリカードやUSBメモリを用いる場合は、読取装置6は貸出受付端末2のメモリカードスロットやUSBポート等を利用する。また、タグ4は紙媒体を用いることができる。この場合、紙媒体(タグ4)にはQRコード(登録商標)等の2次元コードやバーコード等の1次元コード、或いはカラーコード等がプリンタ7等により印刷される。紙媒体のタグ4の場合、読取装置6は光学的にコードを読取る装置であり、バーコードリーダやカメラ等が用いられる。
プリンタ7は、カメラ3により撮影された画像を写真8としてプリントする装置である。プリンタ7は貸出受付端末2の制御部21から入力される制御信号に従って、画像データを所定の用紙に印刷する。プリンタ7は高解像度カラープリンタであり、昇華型、溶融型等、プリンタの方式は問わない。
バス27は、各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
カメラ3は、ユーザに貸し出されるデジタルカメラであり、例えばCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサなどの撮像素子を用いたカメラである。カメラ3により撮影された画像は、カメラ3に付属して貸し出されるメモリカード31に記憶される。或いは、カメラ3の通信機能を利用してカメラ3により撮影された画像をネットワーク10を介してサーバ9にアップロードし、サーバ9の画像データベース等に記憶してもよい(図7、図15参照)。
次に、図3を参照して撮影制御システム1における貸出受付端末2の機能構成について説明する。
貸出受付端末2は、画像取得部211、条件取得部212、画像抽出部213、及び出力部214を備える。
画像取得部211は、カメラ3で撮影した画像を取得する。第1の実施の形態では、カメラ3で撮影した画像はメモリカード31に記憶されるものとする。画像取得部211は、メモリカード31からカメラ3で撮影した画像を取得する。
条件取得部212は、貸し出したカメラ3での撮影可能条件を取得する。第1の実施の形態では、上記撮影可能条件はタグ4に記憶されているものとし、条件取得部212は、タグ4からカメラ3の撮影可能条件を読み出す。または、撮影可能条件が貸出受付端末2の記憶部22に記憶されているものとしてもよい。その場合、条件取得部212は、貸出受付端末2の記憶部22からカメラ3の撮影可能条件を読み出す。条件取得部212が撮影可能条件を取得するタイミングは、例えば、ユーザがカメラ3を返却する際とする。
なお、撮影可能条件は、時間に関する条件、イベントに関する条件、または場所に関する条件を含む。また、これらを組み合わせた条件とすることができる。
画像抽出部213は、画像取得部211により取得した画像から条件取得部212により取得した撮影可能条件を満たす画像を抽出する。画像を抽出する方法としては、例えば、カメラ3により撮影された画像に記録されている付加情報(Exif等)に基づいて該画像が撮影可能条件を満たす画像であるか否かを判断する。具体的には、例えば、撮影可能条件として撮影可能な時間帯(時間に関する条件)が設定されている場合は、画像抽出部213は、カメラ3により撮影された画像に記録されている付加情報のうち撮影時刻情報を参照して、撮影可能な時間帯に撮影された画像であるか否かを判断する。また、撮影可能条件としてイベント毎の撮影可・不可が設定されている場合(イベントに関する条件)は、画像抽出部213は、イベントの開始時刻及び終了時刻の情報をイベント管理者またはイベント管理端末(不図示)等から取得し、画像に記録されている撮影時刻情報がイベントの開始時刻から終了時刻までの間であるか否かを判定することにより撮影可能条件を満たす画像を抽出する。また、撮影可能条件としてイベント毎の撮影可・不可が設定されている場合は、画像抽出部213は、カメラ3により撮影された画像が撮影可能条件を満たす画像であるか否かを画像処理により判断するものとしてもよい。例えば、撮影画像に写っているイベントの出演者や出演キャラクター、イベント会場のセット等から当該イベントを撮影したものであるか否かを判断できる。撮影可能条件として場所に関する条件が設定されている場合は、画像に記録されている付加情報のうち緯度情報や経度情報等を参照して、撮影場所を判断したり、或いは、画像に写っている対象を画像処理により判断することで、画像が許可された場所で撮影したものであるか、または許可された場所(対象)を撮影したものであるか判断できる。
出力部214は、画像抽出部213により抽出した画像を出力する。出力形態は、例えば、表示部25やモニタ5への表示やプリンタ7から写真として印刷すること等が含まれる。
次に、図4~図6を参照して本発明の第1の実施の形態における処理の流れを説明する。貸出受付端末2の制御部21は、ROMまたは記憶部22に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、以下に示す各処理を実現する。
まず、カメラ3をユーザに貸し出す際に実行する貸出処理について図4を参照して説明する。
ユーザが貸出受付端末2のオペレータにカメラ3の貸し出しを申し込む(ステップS101)。貸し出しの申し込みは、カメラ3を貸出す直前に行われるものとしてもよいし、事前にインターネットや電話等を介して申し込みの予約が行われるものとしてもよい。
貸し出しの申し込みが行われると、オペレータは、貸出受付端末2を用いてユーザの登録処理を行うとともに、撮影可能条件を含む貸出情報をタグ4に記録する(ステップS102)。タグ4への貸出情報の記録は、読取装置6(リーダ/ライタ)またはプリンタ7により行われる。ユーザの登録処理では、例えば、ユーザの氏名、生年月日、住所や電話番号等の連絡先等の登録、及びユーザIDの発行等が行われる。また、タグ4に記録される貸出情報には、ユーザが希望する撮影時間帯、イベント、または場所等の条件、或いは撮影不可とする時間帯、イベント、または場所等の条件が記録される他、ユーザID、貸出日、貸し出すカメラ3の識別情報(カメラID)等も含まれる。貸出情報として、例えば、カメラID「1234」、撮影可能条件「撮影可能時間:14:00~15:00」、ユーザID「u000543」等がタグ4に記憶される。
ユーザにカメラ3を貸し出す際、オペレータは貸出処理を行う(ステップS103)。貸出処理では、ユーザの本人確認や貸し出すカメラ3のカメラIDの確認、撮影可能条件と返却日時の確認等をオペレータがユーザとともに行う。その後、オペレータは、カメラ3、貸出情報が書き込まれたタグ4、及びカメラ3のメモリカード31をユーザに貸し出す。なお、ユーザが自分のカメラを持参している場合は受付でユーザのカメラを預かるか、ユーザのカメラで撮影が行われないように対策を施すものとする。
次に、図5のフローチャートに示す撮影処理について説明する。
ユーザは、借りたカメラ3を用いて撮影を行うことができる(図5のステップS201)。例えば、撮影可能条件として「撮影可能時間:14:00~15:00」が設定されている場合でもその時間帯以外に撮影が行われてしまってもよい。第1の実施の形態では、カメラ3は撮影画像をメモリカード31に保存する(ステップS202)。
次に、図6を参照してカメラ返却時の処理について説明する。ユーザがカメラ3、メモリカード31、及びタグ4を返却すると(ステップS301)、オペレータは、貸出受付端末2の読取装置6を用いてタグ4に記録されている貸出情報を読み取る(ステップS302)。貸出受付端末2の制御部21(条件取得部112)は読み取った貸出情報から撮影可能条件を取得する(ステップS303)。ステップS303において、オペレータの確認用として、制御部21は読み取った貸出情報を表示部25に表示してもよい。
次に、オペレータが貸出受付端末2のメモリカードスロットにメモリカードを挿入すると、貸出受付端末2の制御部21(画像取得部211)はメモリカード31から撮影画像を取得する(ステップS304)。制御部21(画像抽出部213)は、ステップS304で取得した撮影画像からステップS303で取得した撮影可能条件を満たす画像を抽出する(ステップS305)。
ステップS305において、例えば、撮影可能条件として撮影可能な時間帯(時間に関する条件)が設定されている場合は、貸出受付端末2の制御部21(画像抽出部213)は、撮影画像に記録されている付加情報(Exif)のうち撮影時刻情報を参照して、撮影可能な時間帯に撮影された画像であるか否かを判断する。また、撮影可能条件としてイベント毎の撮影可・不可が設定されている場合(イベントに関する条件)は、貸出受付端末2の制御部21(画像抽出部213)は、イベントの開始時刻及び終了時刻の情報をイベント管理者またはイベント管理端末(不図示)等から取得し、撮影画像に記録されている時刻情報(Exif)がイベントの撮影開始時刻から終了時刻までの間であるか否かを判定することにより撮影可能条件を満たすか否かを判断する。また、撮影可能条件としてイベント毎の撮影可・不可が設定されている場合は、貸出受付端末2の制御部21(画像抽出部213)は、撮影画像について画像の解析処理を行い、例えば、撮影画像に写っているイベントの出演者や出演キャラクター、イベント会場のセット等から当該イベントを撮影したものであるか否かを判定することにより、撮影可能条件を満たすか否かを判断してもよい。また、撮影可能条件として場所に関する条件が設定されている場合は、貸出受付端末2の制御部21(画像抽出部213)は、画像に写っている対象を画像解析処理により判断することで、画像が許可された場所で撮影されたものであるか、または許可された場所を撮影したものであるか否かを判断できる。或いは、貸出受付端末2の制御部21(画像抽出部213)は、撮影画像に記録されている緯度情報及び経度情報(Exif)等から撮影場所が撮影可能条件を満たすか否かを判断してもよい。
ステップS305の処理を行うことにより、ステップS304で取得した撮影画像のうち撮影可能条件を満たさずに撮影された画像は抽出されないこととなる。
貸出受付端末2の制御部21(出力部214)は、ステップS305で抽出した画像を表示部25に表示するとともに、モニタ5に表示する(ステップS306)。ユーザはモニタ5に表示された画像を確認して、写真プリントの申し込みを行う。オペレータは、ユーザから申し込まれた注文に応じて画像をプリンタ7に送信し、必要な枚数だけプリントアウトする(ステップS307)。なお、写真プリントの申し込み及びプリントアウトは、オペレータの操作ではなく、ユーザによる注文操作を受け付けて行うものとしてもよい。例えば、モニタ5としてタッチパネル式のモニタを用い、抽出画像を表示する。このとき、モニタ5はプリントする画像や画像枚数の入力を受け付ける。ユーザの操作により画像が選択されプリント指示が入力されると、モニタ5から入力されたプリント指示が貸出受付端末2の制御部21に入力される。制御部21は、プリンタ7に対して写真のプリント指示を送り写真をプリントさせる。
以上の処理により、撮影可能条件を満たさずに撮影された画像はステップS305の処理により抽出されず、出力されないこととなる。したがって、イベント等の運営者は、ユーザによる撮影を可能としつつ、撮影可能条件を満たさずに撮影された画像の出力を排除することができ、撮影の管理を効率よく行うことが可能となる。なお、撮影可能条件を満たさずに撮影された画像については、例えば、透かしが入った状態で表示させたり、表示不可のマークを表示させたりしてもよい。または閲覧のみ可能としてもよいし、閲覧不可(非表示)としてもよい。また、追加の課金をすると画像の閲覧やプリントを行える等、運営者がオプションを設定可能な構成としてもよい。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図7は第2の実施の形態に係る撮影制御システム1Aの全体構成を示す図である。図7に示すように、第2の実施の形態の撮影制御システム1Aは、貸出受付端末2、貸出用のカメラ3、及びサーバ9等がネットワーク10を介して通信接続されて構成される。貸出受付端末2には、モニタ5、読取装置6、及びプリンタ7等の周辺機器が接続される。また、カメラ3は貸出用のタグ(記憶媒体)4等の付属品とともに貸し出されるものとする。第1の実施の形態との違いは、カメラ3で撮影された画像はメモリカード31ではなくサーバ9に送信されてサーバ9の画像データベース(サーバ9の記憶部92またはサーバ9からアクセス可能な大容量記憶装置等)に記憶されることである。
貸出受付端末2、カメラ3、タグ4、モニタ5、読取装置6、プリンタ7の構成は第1の実施の形態の貸出受付端末2、カメラ3、タグ4、モニタ5、読取装置6、プリンタ7と同様であるので、重複する説明を省略する。
サーバ9の構成を図8に示す。図8に示すように、サーバ9は、制御部91、記憶部92、通信部93、入力部94、及び表示部95等をバス96により接続して構成したコンピュータにより実現できる。但し、サーバ9の構成はこれに限ることなく、適宜様々な構成をとることができる。
サーバ9の制御部91、記憶部92、通信部93、入力部94、及び表示部95の構成は、貸出受付端末2の制御部21、記憶部22、通信部23、入力部24、表示部25の構成と同様であるため重複する説明を省略する。サーバの制御部91は、CPU、ROM、RAM等により構成される。CPUは、記憶部92、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス96を介して接続された各部を駆動制御する。ROMは、コンピュータのブートプログラムやBIOS等のプログラム、データ等を恒久的に保持する。RAMは、ロードしたプログラムやデータを一時的に保持するとともに、制御部91が各種処理を行うために使用するワークエリアを備える。制御部91は、上記プログラムを読み出して実行することにより、サーバ9の各手段として機能する。
ネットワーク10は、LAN(Local Area Network)や、より広域に通信接続されたWAN(Wide Area Network)、またはインターネット等の公衆の通信回線、基地局等を含む。ネットワーク10は有線、無線を問わない。
次に、図9を参照して第2の実施の形態の撮影制御システム1Aにおける貸出受付端末2の機能構成について説明する。
貸出受付端末2は、画像取得部211、条件取得部212、画像抽出部213、及び出力部214を備える。第1の実施の形態の貸出受付端末2の機能構成(図3)との違いは、画像取得部211がサーバ9からカメラ3で撮影した画像を取得する点である。第2の実施の形態では、カメラ3で撮影した画像はカメラ3の通信機能によりサーバ9に送信され、サーバ9の画像データベース(サーバ9の記憶部92やサーバ9からアクセス可能な大容量記憶装置等)に記憶される。画像取得部211は、ネットワーク10を介してサーバ9にアクセスし、サーバ9からカメラ3で撮影した画像を取得(ダウンロード)する。
条件取得部212、画像抽出部213、及び出力部214については第1の実施の形態の条件取得部212、画像抽出部213、及び出力部214と同様である。
次に、図10、図11を参照して本発明の第2の実施の形態における処理の流れを説明する。貸出受付端末2の制御部21及びサーバ9の制御部91は、ROMまたは記憶部22、92に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、以下に示す各処理を実現する。
カメラ3をユーザに貸し出す際に貸出受付端末2が実行する貸出処理については、第1の実施の形態(図4)と同様であるため、説明を省略する。
次に、図10に示す撮影画像のアップロード処理について説明する。
ユーザは、借りたカメラ3を用いて撮影を行うことができる(図10のステップS401)。例えば、撮影可能条件として「撮影可能時間:14:00~15:00」が設定されている場合でもその時間帯以外に撮影が行われてしまってもよい。第2の実施の形態では、カメラ3は撮影画像をカメラIDとともにサーバ9に送信する(ステップS402)。
サーバ9は、カメラ3から撮影画像及びカメラIDを受信すると(ステップS403)、受信した撮影画像をカメラIDと紐づけて画像データベース(サーバ9の記憶部92またはサーバ9からアクセス可能な大容量記憶装置等)に記憶する(ステップS404)。
次に、図11を参照して第2の実施の形態のカメラ返却時の処理について説明する。
第2の実施の形態では、ユーザがカメラ3及びタグ4を返却すると(ステップS501)、オペレータは、貸出受付端末2の読取装置6を用いてタグ4に記録されている貸出情報を読み取る(ステップS502)。貸出受付端末2の制御部21(条件取得部112)は読み取った貸出情報から撮影可能条件を取得する(ステップS503)。ステップS503において、オペレータの確認用として、制御部21は読み取った貸出情報を表示部25に表示するようにしてもよい。
次に、貸出受付端末2の制御部21(画像取得部211)は、当該カメラ3で撮影した画像の取得(ダウンロード)をサーバ9に要求する(ステップS504)。ステップS504では、貸出受付端末2の制御部21は、カメラ3のカメラIDとともに撮影画像のダウンロード要求を送信する。
サーバ9は、貸出受付端末2から画像のダウンロード要求を受信すると、該当する撮影画像を画像データベース(サーバ9の記憶部92またはサーバ9からアクセス可能な大容量記憶装置等)から読み出し、要求元の貸出受付端末2に送信する(ステップS505)。貸出受付端末2はサーバ9から撮影画像を受信する(ステップS506)。
次に、貸出受付端末2の制御部21(画像抽出部213)は、ステップS506で受信した撮影画像からステップS503で取得した撮影可能条件を満たす画像を抽出する(ステップS507)。ステップS507の処理は、第1の実施の形態のステップS305と同様に、撮影画像の付加情報や画像解析処理等により撮影画像が撮影可能条件を満たしているか否かを判断する。
その後、貸出受付端末2の制御部21(出力部214)は、ステップS507で抽出した画像を表示部25に表示するとともにモニタ5に表示する(ステップS508)。ユーザはモニタ5に表示された画像を確認して、写真プリントの申し込みを行う。オペレータは、ユーザから申し込まれた注文に応じて画像をプリンタ7に送信し、必要な枚数だけプリントアウトする(ステップS509)。ステップS508、ステップS509の処理は、第1の実施の形態のステップS306、ステップS307と同様である。
以上の処理により、第2の実施の形態の撮影制御システム1Aでは、第1の実施の形態と同様に、撮影可能条件を満たさずに撮影された画像はステップS507の処理により抽出されず、出力されないこととなる。第2の実施の形態では、カメラ3で撮影された画像はサーバ9に画像が保存されるため、メモリカード31を使用せず紛失のおそれが無い。なお、撮影可能条件を満たさずに撮影された画像については、第1の実施の形態と同様に、例えば透かしが入った状態で表示させたり、表示不可のマークを表示させたりしてもよい。または閲覧のみ可能としてもよいし、閲覧不可(非表示)としてもよい。また、追加の課金をすると画像の閲覧やプリントを行える等、運営者がオプションを設定可能な構成としてもよい。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
図12は第3の実施の形態に係る撮影制御システム1Bの構成を示しており、画像の出力処理を行う撮影制御システム1Bを示している。図12に示すように、第3の実施の形態の撮影制御システム1Bでは、画像を出力する際、オペレータが存在する貸出受付端末2を利用せず、ユーザが写真プリント装置20を操作して、写真8の出力を行う。なお、カメラ貸出時には、第1の実施の形態と同様に、貸出受付端末2でカメラ3、メモリカード31、タグ4の貸出が行われているものとする(図4)。また、カメラで撮影された画像も第1の実施の形態と同様に、メモリカード31に保存されるものとする(図5)。
写真プリント装置20は、写真等の注文入力及び印刷を行う装置である。
写真プリント装置20は、メモリカードスロットを有し、メモリカード31から画像を取得し、取得した画像の注文画面をタッチパネル式の表示部25に表示し、ユーザの操作による写真8の注文を受け付ける。写真プリント装置20は、ユーザの操作による注文内容に従って写真8の印刷を行い、印刷物取出し口から排出する。
写真プリント装置20の構成を図13に示す。図13に示すように、写真プリント装置20は、制御部21、記憶部22、通信部23、入力部24、表示部25、周辺機器I/F部26、課金部28、及びプリンタ7等をバス27により接続して構成される。周辺機器I/F部26には読取装置6が接続される。但し、写真プリント装置20の構成はこれに限ることなく、適宜様々な構成をとることができる。入力部24のタッチパネルは、表示部及び入力部を兼ねたタッチパネル付ディスプレイ等により実現される。タッチパネルの表示部は、ユーザの操作・選択に係る各種の画面を表示し、画面上のタッチ操作によるユーザの指示入力等を受付ける。
写真プリント装置20の制御部21、記憶部22、通信部23、入力部24、表示部25、及び周辺機器I/F部26の構成は、図2に示す貸出受付端末2の制御部21、記憶部22、通信部23、入力部24、表示部25、及び周辺機器I/F部26の構成と同様であるため重複する説明を省略する。
読取装置6は、第1及び第2の実施の形態の貸出受付端末2に接続される読取装置6と同様に、写真プリント装置20の制御部21からの制御信号に従い、タグ4との間で情報の読取り及び書込みを行う装置である。タグ4は、第1及び第2の実施の形態と同様に、カメラ3を貸し出す際にカメラ3とともに貸し出すものであり、貸出情報(撮影可能条件やカメラID等)が記憶された記憶媒体である。例えば、ICタグやICカード、またはメモリカードやUSBメモリ等を利用できる。読取装置6は、タグ4に対応する読取装置であり、ICカードリーダ/ライタを用いる。また、タグ4としてメモリカードやUSBメモリを用いる場合は、読取装置6は貸出受付端末2のメモリカードスロットやUSBポート等を利用する。また、タグ4は紙媒体を用いることができる。この場合、紙媒体(タグ4)にはQRコード(登録商標)等の2次元コードやバーコード等の1次元コード、或いはカラーコード等がプリンタ7等により印刷される。紙媒体の場合、読取装置6は、光学的にコードを読取る装置であり、バーコードリーダやカメラ等が用いられる。
課金部28は、硬貨や紙幣の入金口やつり銭の返金口等を供えたコインメックやプリペイドカードや電子マネーでの決済処理を行う電子マネー処理部を含む。コインメックは、入金口から入金された金額に関する情報を制御部21に出力し、制御部21から入力される制御信号に従って、つり銭額に応じた硬貨、紙幣を返金口に排出する。
プリンタ7は、制御部21から入力される制御信号に従って、画像データを所定の用紙に写真8を印刷する。プリンタ7は高解像度カラープリンタであり、昇華型、溶融型等、プリンタの方式は問わない。
次に、図14を参照して第3の実施の形態の撮影制御システム1Bにおける写真プリント装置20の機能構成について説明する。
写真プリント装置20は、画像取得部211、条件取得部212、画像抽出部213、及び出力部214等を備える。
画像取得部211は、第1の実施の形態の貸出受付端末2の画像取得部211と同様に、カメラ3で撮影した画像を取得する。第3の実施の形態では、カメラ3で撮影した画像はメモリカード31に記憶されるものとする。画像取得部211は、メモリカード31からカメラ3で撮影した画像を取得する。
条件取得部212は、貸し出したカメラ3での撮影可能条件を取得する。第3の実施の形態では、第1及び第2の実施の形態と同様に、上記撮影可能条件はタグ4に記憶されているものとし、条件取得部212は、タグ4からカメラ3の撮影可能条件を読み出す。第3の実施の形態では、カメラ返却後にユーザがタグ4を写真プリント装置20の読取装置6にかざすことにより、写真プリント装置20の条件取得部212が撮影可能条件を取得する。
なお、撮影可能条件は、第1及び第2の実施の形態と同様に、時間に関する条件、イベントに関する条件、または場所に関する条件等を含む。また、これらを組み合わせた条件とすることができる。
画像抽出部213は、第1及び第2の実施の形態と同様に、画像取得部211により取得した画像から条件取得部212により取得した撮影可能条件を満たす画像を抽出する。
出力部214は、画像抽出部213により抽出した画像を出力する。例えば、写真プリント装置20の表示部25に注文可能に表示したり、ユーザからの注文操作に応じてプリンタ7で写真8を印刷したりする。
第3の実施の形態の貸出処理及び撮影処理は、第1の実施の形態の貸出処理(図4)及び撮影処理(図5)と同様である。また、ユーザがオペレータにカメラ3を返却した後、ユーザが写真プリント装置20を操作すると、写真プリント装置20が図6のステップS302~ステップS307の処理を実行する。
すなわち、ユーザが借りているカメラ3、メモリカード31、及びタグ4を返却窓口で返却すると(図6のステップS301)、メモリカード31とタグ4がユーザに渡される。ユーザは、写真プリント装置20の元へ出向き、写真プリント装置20を操作する。まず、読取装置6にタグ4をかざしてタグ4に記録されている貸出情報を読み取る(ステップS302)。写真プリント装置20の制御部21(条件取得部112)は読み取った貸出情報から撮影可能条件を取得する(ステップS303)。
次に、ユーザは写真プリント装置20のメモリカードスロットにメモリカード31を挿入する。写真プリント装置20の制御部21(画像取得部211)は、メモリカード31から撮影画像を取得する(ステップS304)。制御部21(画像抽出部213)は、ステップS304で取得した撮影画像からステップS303で取得した撮影可能条件を満たす画像を抽出する(ステップS305)。ステップS305の抽出処理は第1及び第2の実施の形態と同様である。
写真プリント装置20の制御部21(出力部214)は、ステップS304で抽出した画像を注文受付画面の形態で表示部25に表示する(ステップS306)。ユーザは表示部25(注文受付画面)に表示された画像を確認して、写真プリントの注文を行う。制御部21は、ユーザにより注文された画像をプリンタ7に送信し、必要な枚数だけプリントアウトする(ステップS307)。その後、ユーザは、タグ4及びメモリカード31を返却窓口に返却する。なお、カメラの返却もこのタイミングで行うものとしてもよい。
以上の処理により、第1及び第2の実施の形態と同様に、撮影条件を満たさずに撮影された画像はステップS305の処理で抽出されず、出力されないこととなる。第3の実施の形態では、第1及び第2の実施の形態の効果に加え、カメラ返却後の写真注文をオペレータを介さずに、ユーザ自身が写真プリント装置20を操作して行うことができる。
[第4の実施の形態]
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。
図15は第4の実施の形態に係る撮影制御システム1Cであり、画像の出力処理を行う撮影制御システム1Cの構成を示している。図15に示すように、第4の実施の形態の撮影制御システム1Cでは、第3の実施の形態と同様に、画像を出力する際、オペレータが存在する貸出受付端末2を利用せず、ユーザが写真プリント装置20を操作して写真8の出力を行う。なお、カメラ貸出時には、第2の実施の形態と同様に、貸出受付端末2でカメラ3及びタグ4の貸出が行わるものとする(図4の貸出処理)。また、カメラ3で撮影された画像は第2の実施の形態と同様に、サーバ9に保存されるものとする(図10のアップロード処理)。すなわち、第4の実施の形態と第3の実施の形態との違いは、カメラ3で撮影された画像をメモリカード31ではなくサーバ9に保存し、写真プリント装置20はサーバ9から画像を取得することである。
第4の実施の形態の写真プリント装置20は、第3の実施の形態の写真プリント装置20と同様の構成である(図13)。但し、第4の実施の形態において、写真プリント装置20はネットワーク10を介してサーバ9に接続されている。サーバ9には、第2の実施の形態と同様に、撮影画像のアップロード処理(図10)によりカメラ3で撮影した画像がアップロードされ、カメラIDと紐づけて画像データベース(サーバ9の記憶部92またはサーバ9からアクセス可能な大容量記憶装置等)に記憶されている。
次に、図16を参照して第4の実施の形態の撮影制御システム1Cにおける写真プリント装置20の機能構成について説明する。図16に示すように、写真プリント装置20は、画像取得部211、条件取得部212、画像抽出部213、及び出力部214を備える。第3の実施の形態の写真プリント装置20の機能構成(図14)との違いは、画像取得部211は、サーバ9からカメラで撮影した画像を取得する点である。第4の実施の形態では、上述したようにカメラ3で撮影した画像はカメラ3の通信機能によりサーバ9に送信され、サーバ9の画像データベース(サーバ9の記憶部92やサーバ9からアクセス可能な大容量記憶装置等)に記憶される。画像取得部211は、ネットワーク10を介してサーバ9にアクセスし、サーバ9からカメラ3で撮影した画像を取得(ダウンロード)する。
条件取得部212、画像抽出部213、出力部214については、第1乃至第3の実施の形態の条件取得部212、画像抽出部213、出力部214と同様である。
次に、本発明の第4の実施の形態における処理の流れを説明する。第4の実施の形態の貸出時の処理は、第1の実施の形態の貸出処理(図4)と同様であり。また、第4の実施の形態における撮影処理は、第2の実施の形態の撮影画像のアップロード処理(図10)と同様である。また、ユーザがオペレータにカメラ3を返却した後、ユーザが写真プリント装置20を操作すると、写真プリント装置20及びサーバ9が図11のステップS502~ステップS509の処理を実行する。
すなわち、ユーザが借りているカメラ3及びタグ4を返却窓口で返却すると(図11のステップS501)、タグ4がユーザに渡される。ユーザは、写真プリント装置20の元へ出向き、写真プリント装置20を操作する。まず、読取装置6にタグをかざしてタグ4に記録されている貸出情報を読み取る(ステップS502)。写真プリント装置20の制御部21(条件取得部112)は読み取った貸出情報から撮影可能条件を取得する(ステップS503)。
次に、写真プリント装置20は、当該カメラ3で撮影した画像の取得(ダウンロード)をサーバ9に要求する(ステップS504)。ステップS504では、写真プリント装置20の制御部21は、カメラ3のカメラIDとともに撮影画像のダウンロード要求を送信する。
サーバ9は、写真プリント装置20から画像のダウンロード要求を受信すると、該当する撮影画像を画像データベース(サーバ9の記憶部92またはサーバ9からアクセス可能な大容量記憶装置等)から読み出し、要求元の写真プリント装置20に送信する(ステップS505)。写真プリント装置20はサーバ9から撮影画像を受信する(ステップS506)。
次に、写真プリント装置20の制御部21(画像抽出部213)は、ステップS506で受信した撮影画像からステップS503で取得した撮影可能条件を満たす画像を抽出する(ステップS507)。ステップS507の処理は、第1の実施の形態のステップS305と同様に、撮影画像の付加情報や画像解析処理等により撮影画像が撮影可能条件を満たしているか否かを判断する。
その後、写真プリント装置20の制御部21(出力部214)は、ステップS507で抽出した画像を表示部25に表示する(ステップS508)。ユーザは表示部25に表示された画像を確認して、写真プリントの申し込みを行う。写真プリント装置20の制御部21は、ユーザから申し込まれた注文に応じて画像をプリンタ7に送信し、必要な枚数だけプリントアウトする(ステップS509)。ステップS508、ステップS509の処理は、第1の実施の形態のステップS306、ステップS307と同様である。その後、ユーザは、タグ4を返却窓口に返却する。なお、カメラの返却もこのタイミングで行うものとしてもよい。
以上の処理により、第4の実施の形態の撮影制御システム1Cでは、第1乃至第3の実施の形態と同様に、撮影条件を満たさずに撮影された画像はステップS507の処理で抽出されず、出力されないこととなる。第4の実施の形態では、カメラ3で撮影された画像はサーバ9に画像が保存されるため、メモリカード31を使用せず紛失のおそれが無い。なお、撮影可能条件を満たさずに撮影された画像については、第1乃至第3の実施の形態と同様に、例えば透かしが入った状態で表示させたり、表示不可のマークを表示させたりしてもよい。または閲覧のみ可能としてもよいし、閲覧不可(非表示)としてもよい。また、追加の課金をすると画像の閲覧やプリントを行える等、運営者がオプションを設定可能な構成としてもよい。第4の実施の形態では、第1及び第2の実施の形態の効果に加え、返却後の写真注文をオペレータを介さずに、ユーザ自身で写真プリント装置20を操作して行うことができる。
[第5の実施の形態]
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。
図17は第5の実施の形態に係る撮影制御システム1Dの構成を示している。図17に示すように、第5の実施の形態の撮影制御システム1Dは、貸出受付端末2及び貸出用のカメラ3を備えて構成される。貸出受付端末2には、モニタ5及びプリンタ7等の周辺機器が接続される。また、カメラ3は撮影画像を記憶するメモリカード31とともに貸し出されるものとする。第5の実施形態と第1の実施の形態との違いは、第5の実施の形態の撮影制御システム1Dでは、タグ4及び読取装置6を使用せず、貸出情報を貸出受付端末2のBの記憶部22から取得することである。
第5の実施の形態の貸出受付端末2Bの構成を図18に示す。図18に示すように、貸出受付端末2Bは、制御部21、記憶部22、通信部23、入力部24、表示部25、周辺機器I/F部26等をバス27で接続して構成したコンピュータにより実現できる。但し、貸出受付端末2Bの構成はこれに限ることなく、適宜様々な構成をとることができる。制御部21、記憶部22、通信部23、入力部24、表示部25、周辺機器I/F部26の構成は、第1の実施の形態の貸出受付端末2の制御部21、記憶部22、通信部23、入力部24、表示部25、周辺機器I/F部26の構成と同様である。第5の実施の形態において、貸出受付端末2の周辺機器I/F部26には、モニタ5及びプリンタ7が接続される(読取装置6は接続されない)。モニタ5及びプリンタ7は、第1の実施の形態のモニタ5及びプリンタ7と同様の構成である。
次に図19を参照して第5の実施の形態の撮影制御システム1Dにおける貸出受付端末2Bの機能構成について説明する。
貸出受付端末2Bは、画像取得部211、条件取得部212、画像抽出部213、及び出力部214を備える。また、貸出受付端末2の記憶部22には、貸出情報221が記憶されている。貸出情報221は貸出処理においてオペレータにより入力される。貸出情報221は、カメラIDと撮影可能条件等が含まれる。すなわち、第1から第4の実施の形態では、タグ4に貸出情報221を記録してカメラ3とともに貸出しや返却を行うこととしているが、第5の実施の形態では、貸出処理において貸出受付端末2Bの記憶部22に貸出情報221が保存される。
画像取得部211は、カメラ3で撮影した画像を取得する。第5の実施の形態では、カメラ3で撮影した画像はメモリカード31に記憶されるものとする。画像取得部211は、メモリカード31からカメラ3で撮影した画像を取得する。
条件取得部212は、貸し出したカメラ3での撮影可能条件を取得する。第5の実施の形態では、上記撮影可能条件は貸出受付端末2Bの記憶部22に記憶されているものとし、条件取得部212は、記憶部22からカメラ3のカメラIDに該当する撮影可能条件を読み出す。条件取得部212が撮影可能条件を取得するタイミングは、例えば、ユーザがカメラ3を返却する際とする。
なお、撮影可能条件は、第1から第4の実施の形態と同様に、時間に関する条件、イベントに関する条件、または場所に関する条件等を含む。また、これらを組み合わせた条件とすることができる。
画像抽出部213は、画像取得部211により取得した画像から条件取得部212により取得した撮影可能条件を満たす画像を抽出する。画像を抽出する方法は、第1から第4の実施の形態と同様に、例えば、カメラ3により撮影された画像に記録されている付加情報(Exif等)に基づいて該画像が撮影可能条件を満たす画像であるか否かを判断する方法や、カメラ3により撮影された画像が撮影可能条件を満たす画像であるか否かを画像解析処理により判断する方法等を用いることができる。
出力部214は、第1及び第2の実施の形態と同様に、画像抽出部213により抽出した画像を出力する。出力形態は、例えば、モニタ5への表示やプリンタ7から写真8として印刷すること等が含まれる。
次に、図20、図21を参照して本発明の第5の実施の形態における処理の流れを説明する。貸出受付端末2Bの制御部21は、ROMまたは記憶部22に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、以下に示す各処理を実現する。
まず、カメラ3をユーザに貸し出す際に実行する貸出処理について図20を参照して説明する。
ユーザが貸出受付端末2Bのオペレータにカメラ3の貸し出しを申し込む(ステップS601)。貸し出しの申し込みは、カメラ3を貸出す直前に行われるものとしてもよいし、事前にインターネットや電話等を介して申し込みの予約が行われるものとしてもよい。
貸し出しの申し込みが行われると、オペレータは、貸出受付端末2Bを用いてユーザの登録処理を行うとともに、撮影可能条件を含む貸出情報221を記憶部22に記憶する(ステップS602)。ユーザの登録処理では、例えば、ユーザの氏名、生年月日、住所や電話番号等の連絡先等の登録、及びユーザIDの発行等が行われる。また、記憶部22に記憶される貸出情報221には、ユーザが希望する撮影時間帯、イベント、または場所等の条件、或いは撮影不可とする時間帯、イベント、または場所等の条件が記録される他、ユーザID、貸出日、貸し出すカメラ3の識別情報(カメラID)等も含まれる。貸出情報221として、例えば、カメラID「1234」、撮影可能条件「撮影可能時間:14:00~15:00」、ユーザID「u000543」等が記憶部22に記憶される。
ユーザにカメラ3を貸し出す際、オペレータは貸出処理を行う(ステップS603)。貸出処理では、ユーザの本人確認や貸し出すカメラ3のカメラIDの確認、撮影可能条件と返却日時の確認等をオペレータがユーザとともに行う。その後、オペレータは、カメラ3及びカメラ3のメモリカード31をユーザに貸し出す。なお、ユーザが自分のカメラを持参している場合は受付でユーザのカメラを預かるか、ユーザのカメラで撮影が行われないように対策を施すものとする。
カメラ3の撮影処理については、第1の実施の形態と同様である(図5)。すなわち、ユーザは、借りたカメラ3を用いて撮影を行うことができる(図5のステップS201)。例えば、撮影可能条件として「撮影可能時間:14:00~15:00」が設定されている場合でもその時間帯以外に撮影が行われてしまってもよい。第5の実施の形態では、カメラ3は撮影画像をメモリカード31に保存する(ステップS202)。
次に、図21を参照してカメラ返却時の処理について説明する。ユーザがカメラ3及びメモリカード31を返却すると(ステップS701)、オペレータは、貸出受付端末2Bの記憶部22から返却されたカメラ3のカメラIDに該当する貸出情報221を読み取る(ステップS702)。貸出受付端末2Bの制御部21(条件取得部112)は読み取った貸出情報221から撮影可能条件を取得する(ステップS703)。ステップS703において、オペレータの確認用として、貸出受付端末2は、読み取った貸出情報221を表示部25に表示するようにしてもよい。
次に、オペレータが貸出受付端末2のメモリカードスロットにメモリカードを挿入すると、貸出受付端末2Bの制御部21(画像取得部211)はカメラ3のメモリカード31から撮影画像を取得する(ステップS704)。制御部21(画像抽出部213)は、ステップS704で取得した撮影画像からステップS703で取得した撮影可能条件を満たす画像を抽出する(ステップS705)。ステップS705の処理は、第1の実施の形態のステップS305(図6)の処理と同様である。ステップS705の処理により、ステップS704で取得した撮影画像のうち撮影可能条件を満たさずに撮影された画像は抽出されないこととなる。
貸出受付端末2Bの制御部21(出力部214)は、ステップS705で抽出した画像を表示部25に表示するとともに、モニタ5に表示する(ステップS706)。ユーザはモニタ5に表示された画像を確認して、写真プリントの申し込みを行う。オペレータは、ユーザにより申し込まれた注文に応じて画像をプリンタ7に送信し、必要な枚数だけプリントアウトする(ステップS707)。なお、写真プリントの申し込み及びプリントアウトは、オペレータの操作ではなく、ユーザの操作で行うものとしてもよい。例えば、モニタ5としてタッチパネル式のモニタを用い、抽出画像を表示する。このとき、モニタ5はプリントする画像や画像枚数の入力を受け付ける。ユーザの操作により画像が選択されプリント指示が入力されると、モニタ5から入力されたプリント指示が貸出受付端末2Bの制御部21に入力される。制御部21は、プリンタ7に対して写真のプリント指示を送り写真をプリントさせる。
以上の処理により、撮影可能条件を満たさずに撮影された画像はステップS705の処理により抽出されず、出力されないこととなる。したがって、イベント等の運営者は、ユーザによる撮影を可能としつつ、撮影可能条件を満たさずに撮影された画像の出力を排除することができ、撮影の管理を効率よく行うことが可能となる。なお、撮影可能条件を満たさずに撮影された画像については、例えば、透かしが入った状態で表示させたり、表示不可のマークを表示させたりしてもよい。または閲覧のみ可能としてもよいし、閲覧不可(非表示)としてもよい。また、追加の課金をすると画像の閲覧やプリントを行える等、運営者がオプションを設定可能な構成としてもよい。また、第5の実施の形態では、タグ4に貸出情報221を記録するのではなく貸出受付端末2Bの記憶部22に記憶しておくため、第1乃至第4の実施の形態のようにタグ4や読取装置6を用意する必要が無く、装置構成を簡素にすることができる。またタグ4の紛失により貸出情報221(撮影可能条件)が不明になることを防ぐことも可能となる。
[第6の実施の形態]
次に、本発明の第6の実施の形態について説明する。
図22は第6の実施の形態に係る撮影制御システム1Eの全体構成を示す図である。図22に示すように、第6の実施の形態の撮影制御システム1Eは、貸出受付端末2B、貸出用のカメラ3、及びサーバ9等がネットワーク10を介して通信接続されて構成される。貸出受付端末2Bには、モニタ5及びプリンタ7等の周辺機器が接続される。第5の実施の形態ではタグ4を使用しないため、第2の実施の形態とは異なり、読取装置6が省かれている。また、貸出用カメラ3を貸し出す際にも、タグ4やメモリカード31等の付属品を必要としない。第5の実施の形態の撮影制御システム1Dとの違いは、カメラ3で撮影された画像はメモリカード31ではなくサーバ9に送信されてサーバ9の画像データベース(サーバ9の記憶部92またはサーバ9からアクセス可能な大容量記憶装置等)に記憶されることである。
第6の実施の形態の貸出受付端末2B、カメラ3、モニタ5、プリンタ7の構成は第5の実施の形態の貸出受付端末2、カメラ3、モニタ5、プリンタ7と同様である。また、サーバ9及びネットワーク10の構成は、第2の実施の形態のサーバ9及びネットワーク10と同様である(図8)。
次に、図23を参照して第6の実施の形態の撮影制御システム1Eにおける貸出受付端末2Bの機能構成について説明する。
貸出受付端末2Bは、画像取得部211、条件取得部212、画像抽出部213、及び出力部214を備える。また、第5の実施の形態と同様に、貸出受付端末2Bの記憶部22には、貸出情報221が記憶されている。貸出情報221は貸出処理においてオペレータにより入力される。貸出情報221は、カメラIDと撮影可能条件等が含まれる。
第5の実施の形態の貸出受付端末2Bの機能構成(図19)との違いは、画像取得部211は、サーバ9からカメラ3で撮影した画像を取得する点である。第6の実施の形態では、カメラ3で撮影した画像はカメラ3の通信機能によりサーバ9に送信され、サーバ9の画像データベース(サーバ9の記憶部92やサーバ9からアクセス可能な大容量記憶装置等)に記憶される。画像取得部211は、ネットワーク10を介してサーバ9にアクセスし、サーバ9からカメラ3で撮影した画像を取得する。
条件取得部212、画像抽出部213、及び出力部214については第5の実施の形態と同様である。
次に、図24を参照して本発明の第6の実施の形態における返却処理の流れを説明する。貸出受付端末2Bの制御部21及びサーバ9の制御部91は、ROMまたは記憶部22、92に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、以下に示す処理を実現する。
なお、カメラ3をユーザに貸し出す際に実行する貸出処理については、第5の実施の形態(図20)と同様であり、カメラにおける撮影画像のアップロード処理については第2の実施の形態(図10)と同様であるため、説明を省略する。
第6の実施の形態では、ユーザがカメラ3を返却すると(ステップS801)、オペレータは、貸出受付端末2Bの記憶部22から返却されたカメラ3に該当する貸出情報221を読み取る(ステップS802)。貸出受付端末2Bの制御部21(条件取得部112)は読み取った貸出情報221から撮影可能条件を取得する(ステップS803)。ステップS803において、オペレータの確認用として、制御部21は読み取った貸出情報221を表示部25に表示するようにしてもよい。
次に、貸出受付端末2Bの制御部21(画像取得部211)は、当該カメラ3で撮影した画像の取得(ダウンロード)をサーバ9に要求する(ステップS804)。ステップS804では、貸出受付端末2Bの制御部21は、カメラ3のカメラIDとともに撮影画像のダウンロード要求を送信する。
サーバ9は、貸出受付端末2Bから画像のダウンロード要求を受信すると、該当する撮影画像を画像データベース(サーバ9の記憶部92またはサーバ9からアクセス可能な大容量記憶装置等)から読み出し、要求元の貸出受付端末2Bに送信する(ステップS805)。貸出受付端末2Bはサーバ9から撮影画像を受信する(ステップS806)。
次に、貸出受付端末2Bの制御部21(画像抽出部213)は、ステップS806で受信した撮影画像からステップS803で取得した撮影可能条件を満たす画像を抽出する(ステップS807)。ステップS807の処理は、第1の実施の形態のステップS305と同様に、撮影画像の付加情報や画像解析処理等により撮影画像が撮影可能条件を満たしているか否かを判断する。
その後、貸出受付端末2Bの制御部21(出力部214)は、ステップS807で抽出した画像を表示部25に表示するとともにモニタ5に表示する(ステップS808)。ユーザはモニタ5に表示された画像を確認して、写真プリントの申し込みを行う。オペレータは、ユーザから申し込まれた注文に応じて画像をプリンタ7に送信し、必要な枚数だけプリントアウトする(ステップS809)。ステップS808、ステップS809の処理は、第1の実施の形態のステップS306、ステップS307と同様である。
以上の処理により、第6の実施の形態の撮影制御システム1Eでは、第1乃至第5の実施の形態と同様に、撮影可能条件を満たさずに撮影された画像はステップS807の処理により抽出されず、出力されないこととなる。第6の実施の形態では、カメラ3で撮影された画像はサーバ9に画像が保存されるため、メモリカード31を使用せず紛失のおそれが無い。また、タグ4及び読取装置6も使用しないため、装置構成を簡素にすることできる。またタグ4の紛失により貸出情報221(撮影可能条件)が不明になることを防ぐことも可能となる。
なお、撮影可能条件を満たさずに撮影された画像については、第1の実施の形態と同様に、例えば透かしが入った状態で表示させたり、表示不可のマークを表示させたりしてもよい。または閲覧のみ可能としてもよいし、閲覧不可(非表示)としてもよい。また、追加の課金をすると画像の閲覧やプリントを行える等、運営者がオプションを設定可能な構成としてもよい。
[第7の実施の形態]
次に、本発明の第7の実施の形態について説明する。
図25は第7の実施の形態に係る撮影制御システム1Fの構成を示している。図25に示すように、第7の実施の形態の撮影制御システム1Fでは、ユーザがカメラ3を借りる際に、受付でカメラID等が記載された貸出票33が渡される。カメラ返却後は、オペレータが存在する貸出受付端末2Bを利用せず、ユーザが写真プリント装置20Aを操作して、写真8の出力を行う。なお、カメラ貸出時には、第5の実施の形態と同様に、貸出受付端末2Bでカメラ3とメモリカード31の貸出が行われているものとする(図20)。また、カメラ3で撮影された画像は第1、第3、第5の実施の形態と同様に、メモリカード31に保存されるものとする(図5の撮影処理)。
写真プリント装置20Aは、第3の実施の形態の写真プリント装置20と同様に、写真等の注文入力及び印刷を行う装置である。
写真プリント装置20Aは、メモリカードスロットを有し、メモリカード31から画像を取得し、取得した画像の注文画面をタッチパネル式表示部25に表示し、ユーザの操作による写真8の注文を受け付ける。写真プリント装置20Aは、ユーザの操作による注文内容に従って写真8の印刷を行い、印刷物取出し口から排出する。
第3の実施の形態の写真プリント装置20との違いは、読取装置6を備えず、写真プリント装置20Aの記憶部22に貸出情報221が記憶される点である。
図26に第7の実施の形態の写真プリント装置20Aの構成を示す。
図26に示すように、写真プリント装置20Aは、制御部21、記憶部22、通信部23、入力部24、表示部25、周辺機器I/F部26、課金部28、及びプリンタ7等をバス27により接続して構成される。第3の実施の形態の写真プリント装置20(図13)とは異なり周辺機器I/F部26に読取装置6が接続されていない。但し、写真プリント装置20Aの構成はこれに限ることなく、適宜様々な構成をとることができる。
写真プリント装置20Aの制御部21、記憶部22、通信部23、入力部24、表示部25、周辺機器I/F部26の構成は、貸出受付端末2の制御部21、記憶部22、通信部23、入力部24、表示部25、及び周辺機器I/F部26の構成と同様である。また、写真プリント装置20Aの課金部28やプリンタ7の構成は、第3の実施の形態の写真プリント装置20(図13)の課金部28やプリンタ7と同様であるため重複する説明を省略する。
次に、図27を参照して第7の実施の形態の撮影制御システム1Fにおける写真プリント装置20Aの機能構成について説明する。図27に示すように、写真プリント装置20Aは、画像取得部211、条件取得部212、画像抽出部213、及び出力部214を備える。また、写真プリント装置20Aの記憶部22には、第5及び第6の実施の形態の貸出受付端末2Bの記憶部22(図23)と同様に、貸出情報221が記憶されている。
画像取得部211、画像抽出部213、出力部214については第5の実施の形態と同様である。
条件取得部212は、貸し出したカメラ3での撮影可能条件を取得する。第7の実施の形態では、上記撮影可能条件(貸出情報221)は貸出処理において貸出受付端末2Bの記憶部22に、カメラ3の貸出時に記憶されるとともに、サーバ9に送信されてサーバ9の記憶部92に記憶されるものとする。サーバ9の記憶部92に記憶されたデータ(貸出情報221)は、ただちに写真プリント装置20Aに送信され、写真プリント装置20Aの記憶部22に記憶される。
写真プリント装置20Aはユーザにより入力部24を介してカメラIDの入力を受け付ける。ユーザはカメラ3を借りた際に受付で受け取った貸出票33に記載されたカメラIDを入力部24に入力する。すると、条件取得部212は、入力されたカメラIDに該当する貸出情報221を記憶部22から取得し、撮影可能条件を読み出す。
なお、撮影可能条件は、第1乃至第6の実施の形態と同様に、時間に関する条件、イベントに関する条件、または場所に関する条件等を含む。また、これらを組み合わせた条件とすることができる。
画像抽出部213は、画像取得部211により取得した画像から条件取得部212により取得した撮影可能条件を満たす画像を抽出する。画像を抽出する方法は、第1乃至第6の実施の形態と同様に、例えば、カメラ3により撮影された画像に記録されている付加情報(Exif等)に基づいて該画像が撮影可能条件を満たす画像であるか否かを判断する方法や、カメラ3により撮影された画像が撮影可能条件を満たす画像であるか否かを画像処理により判断する方法等を用いることができる。
出力部214は、第3及び第4の実施の形態と同様に、画像抽出部213により抽出した画像を出力する。出力形態は、例えば、表示部25への表示やプリンタ7から写真8として印刷すること等が含まれる。
次に、図28、図29を参照して本発明の第7の実施の形態における処理の流れを説明する。
まず貸出処理について図28を参照して説明する。
ユーザは貸出受付端末2Bのオペレータにカメラ3の貸し出しを申し込む(ステップS901)。貸し出しの申し込みは、カメラ3を貸出す直前に行われるものとしてもよいし、事前にインターネットや電話等を介して申し込みの予約が行われるものとしてもよい。
貸し出しの申し込みが行われると、オペレータは、貸出受付端末2Bを用いてユーザの登録処理を行うとともに、撮影可能条件を含む貸出情報221を貸出受付端末2Bの記憶部22に記憶する(ステップS902)。ユーザの登録処理では、例えば、ユーザの氏名、生年月日、住所や電話番号等の連絡先等の登録、及びユーザIDの発行等が行われる。また、記憶部22に記憶される貸出情報221には、撮影可能な時間帯、イベント、または場所等の条件、或いは撮影不可とする時間帯、イベント、または場所等の条件が記録される他、ユーザID、貸出日時、貸し出すカメラ3の識別情報(カメラID)等も含まれる。例えば、カメラID「1234」、撮影可能条件「撮影可能時間:14:00~15:00」、ユーザID「u000543」等が貸出情報221として記憶部22に記憶される。
貸出受付端末2Bは記憶部22に記憶された貸出情報221をサーバ9に送信する(ステップS903)。サーバ9は、貸出情報221を受信し、記憶部92に記憶する(ステップS904)とともに、貸出情報221を写真プリント装置20Aに送信する(ステップS905)。写真プリント装置20Aは、サーバ9から貸出情報221を受信し、記憶部22に記憶する(ステップS906)。
貸出受付端末2Bは、カメラIDを記した貸出票33を発行する。オペレータは貸出票33をユーザに渡す(ステップS907)。
ユーザにカメラを貸し出す際、オペレータは貸出処理を行う(ステップS908)。貸出処理では、ユーザの本人確認や貸し出すカメラ3のカメラIDの確認、撮影可能条件と返却日時の確認等をオペレータがユーザとともに行う。その後、オペレータは、カメラ3及びカメラ3のメモリカード31をユーザに貸し出すとともに貸出票33を渡す。なお、ユーザが自分のカメラを持参している場合は受付でユーザのカメラを預かるか、ユーザのカメラで撮影が行われないように対策を施すものとする。
カメラ3での撮影処理については、第1の実施の形態と同様である(図5)。すなわち、ユーザは、借りたカメラ3を用いて撮影を行うことができる(図5のステップS201)。例えば、撮影可能条件として「撮影可能時間:14:00~15:00」が設定されている場合でもその時間帯以外に撮影が行われてしまってもよい。第1の実施の形態では、カメラ3は撮影画像をメモリカード31に保存する(ステップS202)。
次に、図29を参照してカメラ返却後の処理について説明する。ユーザはカメラ3を返却した後、貸出票33とメモリカード31を持って写真プリント装置20Aで写真の出力を行う。写真プリント装置20Aは、図28のフローチャートのステップS903~ステップS906の処理によりサーバ9から各カメラの貸出情報221をダウンロードし、記憶部22に記憶している(ステップS1001)。
ユーザはカメラを返却した後(ステップS1002)、写真プリント装置20Aへ出向き、貸出票33に記載されたカメラIDを入力部24を介して写真プリント装置20Aに入力する(ステップS1003)。写真プリント装置20Aの制御部21(条件取得部212)は、入力されたカメラIDに該当する貸出情報221を記憶部22から読み出し、読み出した貸出情報221から撮影可能条件を取得する(ステップS1004)。
次に、写真プリント装置20Aの制御部21(画像取得部211)は、カメラ3のメモリカード31から撮影画像を取得する(ステップS1005)。写真プリント装置20Aの制御部21(画像抽出部213)は、ステップS1005で取得した撮影画像からステップS1004で取得した撮影可能条件を満たす画像を抽出する(ステップS1006)。
ステップS1006の処理は、第1の実施の形態のステップS305(図6)の処理と同様である。ステップS1006の処理により、撮影可能条件を満たさずに撮影された画像は抽出されないこととなる。
写真プリント装置20Aの制御部21(出力部214)は、ステップS1006で抽出した画像を表示部25に表示する(ステップS1007)。ユーザは表示部25に表示された画像を確認して、写真プリントの申し込みを行う。写真プリント装置20Aの制御部21は、ユーザからの申し込みに応じた画像をプリンタ7に送信し、必要な枚数だけプリントアウトする(ステップS1008)。
以上の処理により、第7の実施の形態の撮影制御システム1Fでは、第1乃至第6の実施の形態と同様に、撮影条件を満たさずに撮影された画像はステップS1006の処理で抽出されず、出力されないこととなる。したがって、イベント等の運営者は、ユーザによる撮影を可能としつつ、撮影可能条件を満たさずに撮影された画像の出力を排除することができ、撮影の管理を効率よく行うことが可能となる。なお、撮影可能条件を満たさずに撮影された画像については、閲覧のみ可能とするようにしてもよい。また、課金すると画像の閲覧やプリントを行える等、オプションとして設定可能としてもよい。また、第7の実施の形態では、タグ4に貸出情報221を記録するのではなく写真プリント装置20Aの記憶部22に各カメラ3の貸出情報221を記憶しておくため、第1乃至第4の実施の形態のようにタグ4や読取装置6を用意する必要が無く、装置構成を簡素にすることができる。またタグ4の紛失により貸出情報(撮影可能条件)が不明になることを防ぐことも可能となる。また、カメラ返却後の写真注文をオペレータを介さずにユーザ自身で写真プリント装置20Aを操作して行うことができる。
[第8の実施の形態]
次に、本発明の第8の実施の形態について説明する。
図30は第8の実施の形態に係る撮影制御システム1Gの全体構成を示す図である。図30に示すように、第8の実施の形態の撮影制御システム1Gは、貸出受付端末2B、貸出用のカメラ3、サーバ9、写真プリント装置20A等がネットワーク10を介して通信接続されて構成される。図30に示すように、第8の実施の形態の撮影制御システム1Gでは、ユーザがカメラ3を借りる際に、受付でカメラID等が記載された貸出票33が渡される。カメラ返却後は、オペレータが存在する貸出受付端末2Bを利用せず、ユーザが写真プリント装置20Aを操作して、写真8の出力を行う。なお、カメラ貸出時には、第6の実施の形態と同様に、タグ4やメモリカード31等の付属品を必要としない。タグ4を使用しないため、タグ4の読取装置6も省かれている。第7の実施の形態の撮影制御システム1Fとの違いは、第8の実施の形態の撮影制御システム1Gでは、カメラ3で撮影された画像はメモリカード31ではなくサーバ9に送信されてサーバ9の記憶部92に記憶されることである。
第8の実施の形態の写真プリント装置20Aは、第7の実施の形態の写真プリント装置20Aと同様の構成である(図26)。但し、第8の実施の形態において、写真プリント装置20Aはネットワーク10を介してサーバ9に接続されている。サーバ9には、第2の実施の形態と同様に、撮影画像のアップロード処理(図10)によりカメラ3で撮影した画像がアップロードされ、カメラIDと紐づけて画像データベース(サーバ9の記憶部92またはサーバ9からアクセス可能な大容量記憶装置等)に記憶されている。
次に、図31を参照して第8の実施の形態の撮影制御システム1Gにおける写真プリント装置20Aの機能構成について説明する。図31に示すように、写真プリント装置20Aは、画像取得部211、条件取得部212、画像抽出部213、及び出力部214を備える。また、写真プリント装置20Aの記憶部22には、第5乃至第7の実施の形態と同様に、貸出情報221が記憶されている。
画像取得部211、画像抽出部213、出力部214については第6の実施の形態の画像取得部211、画像抽出部213、出力部214と同様である。画像取得部211はサーバ9から撮影画像を取得する。
条件取得部212は、貸し出したカメラ3での撮影可能条件を取得する。第8の実施の形態では、上記撮影可能条件は貸出処理において貸出受付端末2Bの記憶部22に貸出時に記憶されるとともに、サーバ9に送信されてサーバ9の記憶部92に記憶されるものとする。サーバ9の記憶部92に記憶されたデータ(貸出情報221)は写真プリント装置20Aに送信され、写真プリント装置20Aの記憶部22に記憶される。
写真プリント装置20Aは入力部24を介してカメラIDの入力を受け付ける。ユーザはカメラ3を借りた際に受付で受け取った貸出票33に記載されたカメラIDを写真プリント装置20Aの入力部24に入力する。すると、条件取得部212は、入力されたカメラIDに該当する貸出情報221を記憶部22から取得し、撮影可能条件を読み出す。
なお、撮影可能条件は、第1乃至第7の実施の形態と同様に、時間に関する条件、イベントに関する条件、または場所に関する条件等を含む。また、これらを組み合わせた条件とすることができる。
画像抽出部213は、画像取得部211により取得した画像から条件取得部212により取得した撮影可能条件を満たす画像を抽出する。画像を抽出する方法は、第1乃至第7の実施の形態と同様に、例えば、カメラ3により撮影された画像に記録されている付加情報(Exif等)に基づいて該画像が撮影可能条件を満たす画像であるか否かを判断する方法や、カメラ3により撮影された画像が撮影可能条件を満たす画像であるか否かを画像解析処理により判断する方法等を用いることができる。
出力部214は、第3、第4、及び第7の実施の形態と同様に、画像抽出部213により抽出した画像を出力する。出力形態は、例えば、表示部25への表示やプリンタ7から写真8として印刷すること等が含まれる。
次に、本発明の第8の実施の形態における処理の流れを説明する。なお、貸出処理については第7の実施の形態(図28)と同様であるため説明を省略する。また、カメラ3での撮影された画像のアップロード処理は第2、第4、第6の実施の形態と同様であり(図10)、撮影された画像は、サーバ9の画像データベース(サーバ9の記憶部92またはサーバ9からアクセス可能な大容量記憶装置等)に記憶される。
次に、図32を参照してカメラ返却後の処理について説明する。ユーザはカメラ3を返却した後、貸出票33を持って写真プリント装置20Aで写真の出力を行う。写真プリント装置20Aは、図28のフローチャートのステップS903~ステップS906の処理によりサーバ9から各カメラの貸出情報221をダウンロードし、記憶部22に記憶している(ステップS1101、ステップS1102)。
ユーザはカメラ3を返却した後(ステップS1103)、写真プリント装置20Aへ出向き、貸出票33に記載されたカメラIDを入力部24を介して写真プリント装置20Aに入力する(ステップS1104)。写真プリント装置20Aの制御部21(条件取得部212)は、入力されたカメラIDに該当する貸出情報221を記憶部22から読み出し、読み出した貸出情報221から撮影可能条件を取得する(ステップS1105)。
次に、写真プリント装置20Aの制御部21(画像取得部211)は、サーバ9に対し撮影画像のダウンロードを要求する(ステップS1106)。ステップS1106において、写真プリント装置20AはステップS1104で入力されたカメラIDとともに撮影画像のダウンロード要求をサーバ9に送信する。サーバ9は、写真プリント装置20Aから送信されたダウンロード要求に応答して該当する撮影画像を記憶部92(またはサーバ9からアクセス可能な大容量記憶装置)から読み出し、要求元の写真プリント装置20Aに送信する(ステップS1107)。
サーバ9から撮影画像を受信すると(ステップS1108)、写真プリント装置20Aの制御部21(画像抽出部213)は、受信した撮影画像からステップS1105で取得した撮影可能条件を満たす画像を抽出する(ステップS1109)。ステップS1109の処理は、第1の実施の形態のステップS305(図6)の処理と同様である。ステップS1109の処理により、撮影可能条件を満たさずに撮影された画像は抽出されないこととなる。
写真プリント装置20Aの制御部21は、ステップS1109で抽出した画像を表示部25に表示する(ステップS1110)。ユーザは表示部25に表示された画像を確認して、写真プリントの申し込みを行う。写真プリント装置20Aの制御部21は、ユーザからの申し込みに応じた画像をプリンタ7に送信し、必要な枚数だけプリントアウトする(ステップS1111)。
以上の処理により、第8の実施の形態の撮影制御システム1Gでは、第1乃至第7の実施の形態と同様に、撮影条件を満たさずに撮影された画像はステップS1109の処理で抽出されず、出力されないこととなる。したがって、イベント等の運営者は、ユーザによる撮影を可能としつつ、撮影可能条件を満たさずに撮影された画像の出力を排除することができ、撮影の管理を効率よく行うことが可能となる。なお、撮影可能条件を満たさずに撮影された画像については、第1の実施の形態と同様に、例えば透かしが入った状態で表示させたり、表示不可のマークを表示させたりしてもよい。または閲覧のみ可能としてもよいし、閲覧不可(非表示)としてもよい。また、追加の課金をすると画像の閲覧やプリントを行える等、運営者がオプションを設定可能な構成としてもよい。また、第8の実施の形態では、タグ4に貸出情報221を記録するのではなく写真プリント装置20Aの記憶部22に貸出情報221を記憶しておくためタグ4や読取装置6を用意する必要が無く、第1乃至第4の実施の形態と比較して装置構成を簡素にすることができる。またタグ4の紛失により貸出情報221(撮影可能条件)が不明になることを防ぐことも可能となる。また、カメラ3で撮影した画像もサーバ9に保存するため、メモリカード31の貸出を行う必要が無く、メモリカード31の紛失を防ぐことが可能となる。カメラ返却後の写真注文もオペレータを介さずにユーザ自身で写真プリント装置20Aを操作して行うことができる。
[第9の実施の形態]
次に、本発明の第9の実施の形態について説明する。
第9の実施の形態の撮影制御システム1Hは、第1乃至第8の実施の形態と異なり、カメラ3での撮影を撮影制御信号によって制御する。
図33は第9の実施の形態の撮影制御システム1Hの全体構成を示す図である。図33に示すように、第9の実施の形態の撮影制御システム1Hは、貸出受付端末2C、貸出用のカメラ3、及びサーバ9がネットワーク10を介して通信接続されて構成される。貸出受付端末2Cには、モニタ5、プリンタ7、及び撮影制御信号を発信する発信器12等の周辺機器が接続される。また、貸出用のカメラ3は撮影画像を記憶するメモリカード31とともに貸し出されるものとする。
貸出受付端末2Cは、カメラ3の貸出処理や撮影画像の出力処理を行うために使用されるコンピュータであり、第1の実施の形態の貸出受付端末2と同様に、例えば制御部21、記憶部22、通信部23、入力部24、表示部25、及び周辺機器I/F(インターフェース)部26等をバス27により接続して構成したコンピュータにより実現できる。なお、周辺機器I/F部26には、モニタ5、プリンタ7、及び発信器12が接続されるものとする。但し、貸出受付端末2Cの構成はこれに限ることなく、適宜様々な構成をとることができる。
カメラ3は、ユーザに貸し出されるデジタルカメラであり、例えばCCDイメージセンサやCMOSイメージセンサなどの撮像素子を用いたカメラである。カメラ3により撮影された画像は、カメラ3とともに貸し出されるメモリカード31に記憶される。或いは、カメラ3の通信機能を利用してネットワーク10を介してサーバ9にアップロードし、サーバ9の画像データベース等に撮影画像を記憶してもよい(図7、図15参照)。また、カメラ3は撮影制御信号13を受信する受信器311を備えるものとする(図34)。
サーバ9は、制御部91、記憶部92、通信部93、入力部94、及び表示部95等をバス96により接続して構成したコンピュータにより実現できる(図8)。サーバ9は、カメラ3から撮影画像及びカメラIDを受信すると、受信した撮影画像をカメラIDと紐づけて画像データベース(サーバ9の記憶部92またはサーバ9からアクセス可能な大容量記憶装置等)に記憶する。
ネットワーク10は、LANや、より広域に通信接続されたWAN、またはインターネット等の公衆の通信回線、基地局等を含む。ネットワーク10は有線、無線を問わない。
発信器12は、貸出受付端末2Cにより生成される撮影制御信号を発信する発信器である。発信器12は、例えば、Wi-FiルータやBluetooth(登録商標)信号を発信するビーコン等を用いることができる。
次に、図34を参照して第9の実施の形態の撮影制御システム1Hにおける貸出受付端末2C及びカメラ3の機能構成について説明する。
第9の実施の形態の貸出受付端末2Cは、図34に示すように、貸出情報登録部215、撮影可否信号生成部216、撮影可否信号送信制御部217、画像取得部211、及び出力部214等を備える。
貸出情報登録部215は、カメラ3を貸し出す際に、貸出情報を記憶部22に登録(記憶)する。貸出情報は、少なくともカメラID及び撮影可能条件が貸し出すユーザのユーザIDと紐づけられた情報である。
撮影可否信号生成部216は、貸し出したカメラ3での撮影可能条件に応じた撮影の可否を示す信号である撮影制御信号を生成し、送信させる。撮影可能条件は、時間、イベント、または場所に関する条件を含む。又はこれらを組み合わせた条件としてもよい。具体的には、例えば「カメラID「c3579」のカメラは「15:00~16:00」の時間帯は撮影可能」という条件が設定されている場合、撮影可否信号生成部216は、カメラID「c3579」のカメラに対する撮影可能信号を生成し、15:00~16:00の間、その撮影可能信号を送信するよう撮影可否信号送信制御部217に対して通知する。撮影可否信号送信制御部217は、撮影可否信号生成部216により生成された撮影制御信号を通知された時間帯に送信するよう制御する。これにより、発信器12は所定のカメラ3に対し所定時間帯に撮影制御信号を送信できる。
また、例えば「カメラID「c3579」のカメラは「15:00~16:00」のイベントで撮影可能」という条件が設定されている場合も同様に、撮影可否信号生成部216は、カメラID「c3579」のカメラに対する撮影可能信号を生成し、15:00~16:00の間、その撮影可能信号を送信するよう撮影可否信号送信制御部217に対して通知する。撮影可否信号送信制御部217は、撮影可否信号生成部216により生成された撮影制御信号を通知された時間帯に送信するよう発信器12を制御する。これにより、発信器12は所定のカメラ3に対し所定イベントにおいて撮影制御信号を送信できる。
また、例えば「カメラID「c3579」のカメラは、エリアAで撮影可能」という条件が設定されている場合、撮影可否信号生成部216は、カメラID「c3579」のカメラに対する撮影可能信号を生成し、エリアAに信号を送信する発信器12で撮影可能信号を送信するよう撮影可否信号送信制御部217に対して通知する。撮影可否信号送信制御部217は、撮影可否信号生成部216により生成された撮影制御信号を通知されたエリアに送信するよう発信器12を制御する。これにより、発信器12は所定のカメラ3に対し所定エリアに撮影制御信号を送信できる。
なお、場所と時間、または場所とイベントを組み合わせた撮影可能条件を設定することも可能である。また、撮影可否信号生成部216及び撮影可否信号送信制御部217は、撮影を可能とする撮影可能信号に代えて、所定の時間帯や所定の場所で撮影できないように制御する撮影不可信号を生成し、発信するようにしてもよい。撮影可能信号と撮影不可信号を併せて撮影制御信号または撮影可否信号と呼ぶものとする。
また、撮影可否信号生成部216は、イベントまたはエリアに固有の撮影制御信号を生成し、そのイベントの間または所定のエリアにおいてイベント固有またはエリア固有の撮影制御信号を送信するようにしてもよい。この場合は、カメラ3はイベント固有またはエリア固有の撮影制御信号に対応する情報を記憶しており、どの撮影制御信号を受信したかによって撮影の可否を判断する。
画像取得部211は、カメラ3で撮影した画像を取得する。カメラ3で撮影した画像がメモリカード31に記憶されている場合は、画像取得部211は、メモリカード31からカメラ3で撮影した画像を取得する。また、カメラ3で撮影した画像がカメラ3の通信機能によりサーバ9に送信され、サーバ9の記憶部92やサーバ9からアクセス可能な大容量記憶装置等に記憶される場合は、画像取得部211は、ネットワーク10を介してサーバ9にアクセスし、サーバ9からカメラ3で撮影した画像を取得する。
出力部214は、画像取得部211で取得した画像を出力する。出力形態は、例えば、モニタ5への表示やプリンタ7から写真8として印刷すること等が含まれる。第1から第8の実施の形態と異なり、画像取得部211で取得した画像は全て出力できる。これは、カメラ3での撮影が撮影制御信号により制御されているため、撮影された画像は、すべて撮影可能条件を満たしており、撮影可能条件を満たさない画像がないためである。
第9の実施の形態のカメラ3は、図34に示すように、受信器311、撮影可否制御部312、及び撮影部313を備える。
受信器311は、発信器12に対応する受信器であり、発信器12から発信される撮影制御信号(撮影可能信号または撮影不可信号)を受信する。
撮影可否制御部312は、受信器311により受信した撮影制御信号に基づいて撮影可であるか撮影不可であるかを判断する。撮影可の場合は、撮影部313に対し撮影を許可する制御信号を送信し、撮影部313に対し撮影を不許可とする制御信号を送信する。
撮影部313は、撮影可否制御部312から送信された制御信号に従って撮影を実行する。
次に、図35~図37を参照して本発明の第9の実施の形態における処理の流れを説明する。貸出受付端末2Cの制御部21は、ROMまたは記憶部22に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、以下に示す各処理を実現する。
まず、カメラ3をユーザに貸し出す際に実行する貸出処理について図35を参照して説明する。
ユーザが貸出受付端末2Cのオペレータにカメラ3の貸し出しを申し込む(ステップS1201)。貸し出しの申し込みは、カメラ3を貸出す直前に行われるものとしてもよいし、事前にインターネットや電話等を介して申し込みの予約が行われるものとしてもよい。
貸し出しの申し込みが行われると、オペレータは、貸出受付端末2Cを用いてユーザの登録処理を行うとともに、撮影可能条件を含む貸出情報を記憶部22に記録する(ステップS1202)。ユーザの登録処理では、例えば、ユーザの氏名、生年月日、住所や電話番号等の連絡先等の登録、及びユーザIDの発行等が行われる。また、記憶部22に記録される貸出情報には、撮影可能な時間帯、イベント、または場所等の条件、或いは撮影不可とする時間帯、イベント、または場所等の条件が記録される他、ユーザID、貸出日時、貸し出すカメラ3の識別情報(カメラID)等も含まれる。例えば、カメラID「1234」、撮影可能条件「撮影可能時間:14:00~15:00」、ユーザID「u000543」等が貸出情報として記憶部22に記憶される。
ユーザにカメラ3を貸し出す際、オペレータは貸出処理を行う(ステップS1203)。貸出処理では、ユーザの本人確認や貸し出すカメラ3のカメラIDの確認、撮影可能条件と返却日時の確認等をオペレータがユーザとともに行う。その後、オペレータは、カメラ3及びカメラ3のメモリカード31をユーザに貸し出す。サーバ9に撮影画像を保存する場合は、メモリカード31の貸出は不要である。なお、ユーザが自分のカメラを持参している場合は受付でユーザのカメラを預かるか、ユーザのカメラで撮影が行われないように対策を施すものとする。
貸出受付端末2Cは、撮影可能条件に応じた撮影制御信号を生成し、所定時間、所定イベント、または所定場所にて発信器12から撮影制御信号を送信するよう制御する(ステップS1204)。
次に、図36のフローチャートに示す処理について説明する。
ユーザは、借りたカメラ3を用いて撮影を行うことができる。カメラ3は、電源が「ON」にセットされると、発信器12から発信される撮影制御信号を受信器311により受信する(ステップS1301)。カメラ3の制御部は受信器311により受信した撮影制御信号が撮影可能を示すものであるか否かを判定する(ステップS1302)。撮影可である場合は(ステップS1302;撮影可)、カメラ3の制御部21は撮影を許可し、ユーザの操作に従って撮影を行う(ステップS1303)。カメラ3の制御部は、撮影画像をメモリカード31に保存するか、通信部を介してサーバ9に送信しサーバ9の記憶部22またはサーバ9からアクセス可能な大容量記憶装置に保存する(ステップS1304)。
次に、図37を参照して返却処理について説明する。ユーザがカメラ3、及びメモリカード31(サーバ9に画像が記憶される場合はメモリカード31は不要)を返却すると(ステップS1401)、オペレータは、貸出受付端末2Cを用いてカメラ3のメモリカード31から撮影画像を取得する。メモリカード31を貸し出していない場合は、貸出受付端末2Cはサーバ9にアクセスし、撮影画像をダウンロードする(ステップS1402)。
貸出受付端末2Cは、ステップS1402で取得した撮影画像を表示部25に表示するとともに、モニタ5に表示する(ステップS1403)。ユーザはモニタ5に表示された画像を確認して、写真プリントの申し込みを行う。オペレータは、ユーザにより申し込みのあった画像をプリンタ7に送信し、必要な枚数だけプリントアウトする(ステップS1404)。なお、写真プリントの申し込み及びプリントアウトは、オペレータの操作ではなく、ユーザの操作で行うものとしてもよい。例えば、モニタ5としてタッチパネル式のモニタを用い、画像を表示するとともにプリントする画像や画像枚数の入力を受け付ける。ユーザの操作により画像が選択されプリント指示が入力されると、モニタ5から入力されたプリント指示が貸出受付端末2Cの制御部21に入力され、制御部21は、プリンタ7に対して写真のプリント指示を送り写真をプリントさせる。
以上の処理により、第9の実施の形態の撮影制御システム1Hでは、撮影制御信号により貸し出したカメラ3での撮影を制御するため、撮影可能条件外での撮影が行われることがない。したがって、イベント等の運営者は、撮影可能条件を必ず満たすようにユーザによる撮影を制御できるため、撮影の管理を効率よく行うことが可能となる。
[第10の実施の形態]
次に、本発明の第10の実施の形態について説明する。
図38は第10の実施の形態に係る撮影制御システム1Jの構成を示している。図38に示すように、第10の実施の形態の撮影制御システム1Jは、貸出受付端末2D、貸出用カメラ3、サーバ9、及び写真プリント装置20Bがネットワーク10を介して通信接続されて構成される。貸出受付端末2Dには、撮影制御信号13を発信する発信器12が接続されている。
第10の実施の形態の撮影制御システム1Jでは、カメラ返却時にオペレータが存在する貸出受付端末2Dを利用せず、ユーザが写真プリント装置20Bを操作して、写真8の出力を行う。なお、カメラ貸出時には、第9の実施の形態と同様に、貸出受付端末2Dでカメラ3及びメモリカード31(サーバ9に画像を保存する場合はメモリカード31は不要)の貸出が行われているものとする(図33)。また、カメラ3で撮影された画像も第9の実施の形態と同様に、メモリカード31またはサーバ9に保存されるものとする。
写真プリント装置20Bは、写真等の注文入力及び印刷を行う装置である。写真プリント装置20Bは、メモリカードスロットを有し、メモリカード31から画像を取得する。または、写真プリント装置20Bはネットワーク10を介してサーバ9に接続され、画像データベース(サーバ9の記憶部92またはサーバ9からアクセス可能な大容量記憶装置等)にカメラIDと紐づけて記憶されている画像を取得する。写真プリント装置20Bは、取得した画像の注文画面をタッチパネル式表示部25に表示し、ユーザの操作による写真8の注文を受け付ける。写真プリント装置20Bは、ユーザの操作による注文内容に従って写真8の印刷を行い、印刷物取出し口から排出する。
次に、図39を参照して第10の実施の形態の撮影制御システム1Jにおける貸出受付端末2D、写真プリント装置20B、及びカメラ3の機能構成について説明する。
第10の実施の形態の貸出受付端末2Dは、図39に示すように、貸出情報登録部215、撮影可否信号生成部216、撮影可否信号送信制御部217を備える。写真プリント装置20Bは、画像取得部211及び出力部214等を備える。カメラ3は、第9の実施の形態と同様に、受信器311、撮影可否制御部312、及び撮影部313を備える。
貸出受付端末2Dの貸出情報登録部215、撮影可否信号生成部216、撮影可否信号送信制御部217は、第9の実施の形態の貸出受付端末2Cの貸出情報登録部215、撮影可否信号生成部216、撮影可否信号送信制御部217と同様であるため、重複する説明を省略する。また、写真プリント装置20Bの画像取得部211及び出力部214は、第9の実施の形態の貸出受付端末2Cにおける画像取得部211及び出力部214と同様である。但し、出力部214の出力形態は、プリンタ7からの写真印刷または表示部25への表示とする。
次に、第10の実施の形態の撮影制御システム1Jにおける処理の流れについて説明する。
カメラ3の貸出処理は、第9の実施の形態の貸出処理(図35)と同様である。すなわち、ユーザが貸出受付端末2Dのオペレータにカメラ3の貸し出しを申し込む(ステップS1201)。貸し出しの申し込みが行われると、オペレータは、貸出受付端末2Dを用いてユーザの登録処理を行うとともに、撮影可能条件を含む貸出情報を記憶部22に記録する(ステップS1202)。ユーザにカメラを貸し出す際、オペレータは貸出処理を行う(ステップS1203)。貸出処理では、ユーザの本人確認や貸し出すカメラ3のカメラIDの確認、撮影可能条件と返却日時の確認等をオペレータがユーザとともに行う。その後、オペレータは、カメラ3及びカメラ3のメモリカード31をユーザに貸し出す。サーバ9に撮影画像を保存する場合は、メモリカード31の貸出は不要である。なお、ユーザが自分のカメラを持参している場合は受付でユーザのカメラを預かるか、ユーザのカメラで撮影が行われないように対策を施すものとする。
貸出受付端末2Dは、撮影可能条件に応じた撮影制御信号を生成し、所定時間、所定イベント、または所定場所にて発信器12から撮影制御信号を送信するよう制御する(ステップS1204)。
カメラ3での撮影処理も第9の実施の形態と同様である(図36)。すなわち、カメラ3は、電源が「ON」にセットされると、発信器12から発信される撮影制御信号13を受信器311により受信する(ステップS1301)。カメラ3の制御部は受信器311により受信した撮影制御信号13が撮影可能を示すものであるか否かを判定する(ステップS1302)。撮影可である場合は(ステップS1302;撮影可)、カメラ3の制御部21は撮影を許可し、ユーザの操作に従って撮影を行う(ステップS1303)。カメラの制御部は、撮影画像をメモリカード31に保存するか、通信部を介してサーバ9に送信しサーバ9の記憶部22またはサーバ9からアクセス可能な大容量記憶装置に保存する(ステップS1304)。
カメラ3での撮影を終えると、ユーザはカメラ3を受付で返却する。メモリカード31も借りている場合は、ユーザはメモリカード31を受取り、写真プリント装置20Bのもとへ行き写真プリント装置20Bを操作する。サーバ9に画像を保存している場合は、受付でカメラIDが記載された貸出票33を受け取る。ユーザは貸出票33を持って写真プリント装置20Bのもとへ行き、写真プリント装置20Bを操作する(図37のステップS1401)。
写真プリント装置20Bでは、ユーザはメモリカードスロットにメモリカード31を挿入して撮影画像を取得する。または、入力部24を介して貸出票33に記載されたカメラIDを入力する。すると、制御部21は、サーバ9にアクセスし、入力されたカメラIDに該当する撮影画像をサーバ9からダウンロードする。
貸出受付端末2Dは、ステップS1402で取得した撮影画像を表示部25に表示する(ステップS1403)。ユーザは表示部25に表示された画像を確認して、写真プリントの申し込みを行う。写真プリント装置20Bの制御部21はユーザにより申し込みのあった画像をプリンタ7に送信し、必要な枚数だけプリントアウトする(ステップS1404)。
以上説明したように、第10の実施の形態の撮影制御システム1Jによれば、第9の実施の形態の撮影制御システム1Hと同様に、撮影制御信号によりカメラ3での撮影を制御するため、撮影可能条件外での撮影が行われることがない。したがって、イベント等の運営者は、撮影可能条件を必ず満たすようにユーザによる撮影を制御できるため、撮影の管理を効率よく行うことが可能となる。また、ユーザは写真プリント装置20Bを用いて写真のプリントをユーザ自身で行える。
なお、第1乃至第10の実施の形態では、画像の出力方法は、モニタ5や表示部25への表示、写真8の印刷としたが、これらに限定されない。例えば、撮影画像を用いてフォトブックを作成したり、画像データをユーザの端末(スマートフォンやPC等)にダウンロード可能としてもよい。フォトブックの場合は、ユーザはフォトブック作成アプリを使用するかフォトブック作成用のWEBサイトにログインし、撮影画像(第1乃至第8の実施の形態では撮影可能条件に基づき抽出した画像)を使用して所望のフォトブックデータを作成する。作成されたフォトブックデータに基づいて印刷工場等でフォトブックが印刷され、ユーザの元に届けられる。画像データをダウンロード可能とする場合は、貸出受付端末2、2B、2C、2Dまたはサーバ9は、観光地アプリ等のサーバや画像サーバに撮影画像のデータをアップロードするとともに認証コード等をユーザに渡し、ユーザは認証コードを使用してそれらのサーバにアクセスして画像のダウンロードを行う。
以上、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。