JP7376272B2 - 顧客管理システム、プログラム、装置および方法 - Google Patents
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Description
顧客情報の管理に関し、店舗入口で顧客の顔部分や顧客グループ全体を撮影し、顔画像を用いて顔照合を行い、顧客グループの人数、顧客の性別、身長区分、顧客グループ構成を判定し、選定メニューを提供することが知られている(たとえば、特許文献1)。
本発明者は、来店者の飲食時の表情や飲食時間などの情報を分析して、来店者の嗜好傾向を含むトレンド情報を導き出すことがメニューやサービスの開発や質の向上を行うための極めて有用な情報となるとの知見を得た。
斯かる課題は特許文献1には開示や示唆はなく、特許文献1に開示された構成では斯かる課題を解決することができない。
上記顧客管理システムにおいて、さらに、来店者の属性に関係付けて前記飲食画像、前記反応情報、前記摂取時間情報、前記調理品残量情報または前記トレンド情報の何れかまたは二以上を記憶する記憶部を備えてよい。
上記顧客管理システムにおいて、さらに、前記処理部は、前記トレンド情報を少なくとも来店者ごとにまたは調理品ごとに算出してよい。
上記顧客管理システムにおいて、さらに、前記撮影部は、来店者の調理品の摂取前または摂取中の動作画像を取得し、前記処理部は、前記動作画像により調理品に対する来店者の評価情報を分析して、前記トレンド情報を算出してよい。
上記顧客管理システムにおいて、さらに、前記処理部は、前記飲食画像を取得した後に、前記トレンド情報を定期にまたは不定期に更新してよい。
(1) 調理品に対する反応や摂取時間、調理品残量などの来店者の無意識下で表われる情報を分析し、来店者の嗜好傾向を含むトレンド情報を導き出すことで、店舗で提供するサービスや調理品に対する評価を把握でき、新規顧客の開拓や、来店者の引き止めなどの集客情報に活用することができる。
(2) 来店者のトレンド情報より得られた情報から、調理品の提案などのサービスの提供を行うことができ、従業者の接客経験に依存することなく、来店者に対する接客性を高めることができる。
(3) トレンド情報を参照して調理品などのメニュー開発に寄与することができる。
(4) 店舗における営業形態などの改善にトレンド情報を利用できる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る顧客管理システムを示している。図1に示す構成は一例であり、斯かる構成に本発明が限定されるものではない。
この顧客管理システム2は、店舗の来店者Pがオーダーした調理品への反応や来店者Pの嗜好などを含むトレンド情報を画像情報から抽出した情報により算出するシステムの一例であり、たとえば図1に示すように、店舗内を撮影可能な撮影部4および管理サーバー6を有する。撮影部4は本発明の画像取得手段の一例であり、少なくとも来店者Pの着席位置や来店者Pが注文したオーダー調理品などの画像情報を取得できるものであればよい。この撮影部4には単一または複数のカメラを有しており、各カメラが店内のフロアに設置される。つまり、来店者Pが飲食を行う客席フロア8にはたとえば複数の店内カメラ(以下、単に「カメラ」と称する)が設置される。カメラは、たとえばビデオカメラであり、少なくとも客席フロア8に配置された座席10に座る来店者Pを撮影するほか、テーブル12上の調理品14などを撮影する。
モニター18はサーバー本体16で制御された情報の提示手段の一例であり、たとえばLCD(Liquid Crystal Display)などが用いられる。モニター18には、たとえば撮影部4によって撮影された画像情報や、情報処理によって生成されたトレンド情報などが表示される。
操作入力部20は来店者Pの情報やその他の情報の入力操作に用いられる。この操作入力部20はたとえばキーボード、マウスなどの他、モニター18の表示画面に接触して入力するタッチパネルなどを含む。
図2は、管理サーバー6を利用した顧客管理システムの機能構成例を示している。
この顧客管理システム2では、たとえば撮影部4のカメラにより来店者Pの飲食画像を撮影し、その画像が管理サーバー6に送信される。このとき、撮影部4には、たとえば管理サーバー6側から撮影指示情報を受信するようにしてもよい。
管理サーバー6は、たとえば図2に示すように、処理部24、記憶部26を有する。
処理部24は、来店者情報や飲食物、飲食状態の画像情報を取込み、この画像情報から来店者Pへの嗜好傾向や提供したサービスへの評価などを分析する手段の一例である。この処理部24には、たとえば取得した飲食画像の画像情報を分析して、来店者Pの識別、飲食したときの来店者の反応情報、調理品の残食割合などを抽出して分析する分析処理部28や、分析処理部28で分析された情報から来店者の嗜好などを含むトレンド情報を算出するトレンド情報算出処理部30を有する。処理部24が抽出した反応情報は、たとえば来店者が飲食した時の表情の変化などの反応が撮影された画像から抽出した情報の一例であり、たとえば飲食前後の表情の変化量や、目元や口角の変化量や変化の割合など算出や情報処理に利用可能な情報が含まれる。
記憶部26は、来店者Pを撮影した画像情報や、来店者Pの個人情報、来店者Pがオーダーした調理品の情報などを記憶する手段の一例である。
処理部24で処理された情報は、記憶部26に格納されるほか、管理端末22側に送信される。そして管理端末22では、生成された来店者情報やトレンド情報などを表示すればよい。そして店舗の店員は、管理端末22に表示される来店者情報やトレンド情報などを確認しながら接客対応を行えばよい。
図3は、客席フロア内のカメラの撮影範囲の一例を示している。
客席フロア8には、たとえば複数のテーブル12-1、12-2、12-3、12-4があり、テーブル毎に複数の座席10が配置されている。テーブル12に対する座席10の位置は来店者Pが飲食を行う位置を示すアドレス情報の一例である。また客席フロア8には、たとえば複数台のカメラ4-1、4-2、4-3、4-4、・・・が配置されている。これらのカメラ4-1、4-2、4-3、4-4・・・には、それぞれに割当てられたアドレス情報に対応する方向に撮影範囲が設定される。
テーブル12-1には、たとえば7つの座席10-1-1、10-1-2、10-1-3、・・・10-1-7のアドレス情報が設定されている。そしてカメラ4-4は、たとえばテーブル12-1に向けて配置されており、撮影対象のアドレス情報を絞り込んで撮影するためにフォーカスF4を有する。その他のカメラ4-1、4-2、・・・4-6に対してもそれぞれ撮影方向やフォーカスF1、F2、F4、F6が設定されている。
撮影処理では、たとえば図4のAに示すように、来店者Pの着席位置(アドレス情報)に対して予め設定されたカメラ4-Xを起動させ、調理品を食べている来店者Pの顔を含む画像(飲食画像)や来店者Pが飲食している調理品14の画像(調理品画像)を撮影する。
カメラ4-Xは、たとえば図4のBに示すように、調理品14を食べる直前や口に含んだ後の来店者Pの顔を含む複数の飲食画像32を撮影する。カメラ4-Xは、たとえば調理品14が配膳されたタイミングから撮影を開始し、来店者Pが調理品14を飲食した後までの飲食画像32を撮影すればよい。このときカメラ4-Xは、たとえば来店者Pが最初の一口目を口に含む直前から一定期間までの画像を撮影してもよく、または調理品14が完食されるまでの画像を連続して撮影すればよい。また撮影は、動画撮影であってもよく、または飲食動作に併せたタイミングや設定した時間間隔で定期的に撮影してもよい。
管理サーバー6では、たとえば図4のBに示すように、分析処理部28において飲食画像32の中に映された来店者Pの顔部分34を抽出し、飲食時の表情の変化を分析する。顔部分34の抽出には、たとえばデジタルカメラの顔認識機能、笑顔検知機能などを利用してよい。
そして顧客管理システム2では、たとえば表情の変化による反応情報を利用して、調理品の味付けや提供内容に対する来店者Pの嗜好傾向を表すトレンド情報の抽出に利用する。
表情の変化の抽出では、たとえば顔のパターン情報と照合して表情全体を判定するほか、「口角」部分、「目元」部分などの顔の部分の変化を組み合せて判定してもよい。
カメラ4-Xは、たとえば図5のAに示すように、配膳時や飲食直前の調理品画像40を撮影する。このときカメラ4-Xは、時間経過や飲食が進んだときの調理品14を比較するために、撮影位置やフォーカスの倍率を固定化すればよい。またカメラ4-Xは、たとえば来店者Pが調理品14を移動させた場合、飲食前の調理品の形状や大きさに合うようにフォーカスの倍率や撮影位置を調整すればよい。
カメラ4-Xは、たとえば図5のBに示すように、飲食が開始されてから定期的に調理品の画像を撮影していき、飲食が終了したときまたは所定のタイミングの調理品画像42を撮影する。
処理部24で抽出された来店者Pの表情の変化や残食量の情報は記憶部26に格納される。
図7はサーバー本体のハードウェア構成例を示している。
管理サーバー6のサーバー本体16はプロセッサ50、メモリ部52、通信部54、タイマー56、入出力部(I/O)58などを有する。
プロセッサ50は情報処理を実行する処理部の一例であり、メモリ部52に格納されているOS(Operating System)、顧客管理プログラムなどの各種のプログラムより情報処理を行う。
この情報処理には、たとえばa)撮影制御、b)来店者Pの飲食画像の取得、c)調理品画像の取得、d)来店者情報の保存、e)飲食による来店者の反応情報の判別、f)来店者の飲食時間などの算出、g)来店者数などの算出、h)トレンド情報の算出およびその提示、i)各種機能部の制御などの情報処理が含まれる。
タイマー56は、計時手段の一例であり、ハードウェアタイマーまたはプロセッサ50の演算により動作するソフトウェアタイマーのいずれを利用してもよい。顧客管理処理では、たとえば来店者Pが店舗に滞在した時間や、オーダーした調理品が配膳されてから来店者Pの飲食が終了するまでの時間など、来店者Pに関する経過時間を計時する。さらに、タイマー56は、たとえば来店者Pが調理品をオーダーしてから配膳されるまでに要した時間など、店舗側に関する経過時間を含めて計時してもよい。顧客管理処理では、斯かる経過時間から調理品に対する評価情報のほか、店舗が提供するサービスの品質についての評価情報を収集する。
a)撮影制御
管理サーバー6は、たとえば店舗の開店時または来店者Pの入店時などを契機にカメラ4-1、4-2、・・・4-Nを起動させて、設定された動作モードに移行させる。管理サーバー6は、たとえば来店者Pが客席フロア8に入室したとき、または所定の座席の着席位置(アドレス情報)に達したときに、設定されたカメラにて撮影を開始する。カメラ4-1、4-2、・・・は、たとえば客席フロア8への来店者Pの出入りを検知すると、撮影準備または撮影を開始する。この来店者Pの出入りの検知には、たとえば客席フロア8の一部に設置した入出監視用カメラを設定し、撮影した画像や映像を利用してもよく、または客席フロア8の入口に人感センサーなどを利用すればよい。客席フロア8に入出した来店者Pおよび調理品の画像は、管理サーバー6の制御によりカメラ4-1、4-2、・・・・4-Nのいずれかまたはこれらを組み合せて撮影する。
管理サーバー6は、各カメラ4-1、4-2、・・・4-Nから来店者Pの飲食画像を取得する。カメラ4-1、4-2、・・・4-Nは、それぞれに設定された着席位置に対して来店者Pが着席し、たとえば調理品の飲食開始時、飲食中、または飲食が完了したときの来店者Pの顔画像を撮影する。
管理サーバー6は、たとえば撮影された画像を逐次カメラ4-1、4-2、・・・、4-Nから取得してもよく、または所定のタイミングに達したときにまとめて画像を取得してもよい。
管理サーバー6は、カメラ4-1、4-2、・・・、4-Nで撮影した調理品画像を取得する。ここで取得した調理品画像は、たとえば記憶部26内に形成される統括情報ファイル60(図8)などに格納される。
管理サーバー6は、来店者Pの画像およびこの来店者Pがオーダーした調理品の調理品画像を来店者情報としてメモリ部52に格納する。この来店者情報は、統括情報ファイル60に格納される。また管理サーバー6は、来店者画像を用いて来店者Pの属性の判別処理を行ってもよい。来店者Pの属性情報には、たとえば性別情報や年齢情報、過去の来店実績などを利用した新規来店者か再来店者かの判別結果が含まれる。この判別結果は、統括情報ファイル60に格納される。
管理サーバー6は、たとえばカメラ4-1、4-2、・・・4-Nから取得した来店者画像のうち、少なくとも調理品を飲食する直前の画像と調理品の飲食を開始した直後、すなわち、調理品を食べ始めたときの画像を抽出する。そして管理サーバー6では、飲食前後の来店者Pの表情の変化などの反応情報を抽出する。この反応情報の抽出には、たとえばカメラの顔認証技術や笑顔検知技術などを利用してもよい。管理サーバー6は、来店者Pの反応情報を抽出すると、その抽出結果に基づいて調理品に対する来店者の評価を判断すればよい。
管理サーバー6は、たとえば来店者Pがオーダーした調理品の配膳時から飲食が終了するまでの時間を飲食時間として保存する。また、管理サーバー6は、調理品をオーダーしてから配膳されるまでの時間をサービス提供時間として保存する。そのほか管理サーバー6は、たとえば同一の調理品について、来店者の飲食時間とオーダー数から平均飲食時間を算出してもよい。この平均飲食時間の算出は、たとえば以下の式(1)を利用すればよい。
平均飲食時間=来店者の飲食時間の合計値/オーダー数 ・・・(1)
この平均飲食時間は、たとえば同一の調理品を注文した全ての来店者の飲食時間を利用するほか、来店時間を特定する条件や、新規来店者または再来店者かなどの条件に絞って抽出した情報を利用して算出してもよい。
さらに、管理サーバー6は、たとえば同一の調理品について店舗毎や時間帯毎にオーダーから配膳までのサービス提供時間の平均値を算出してもよい。
管理サーバー6は、来店者Pを計数し、全来店者数Npm、新規来店者数Nnm、再来店者数Nrmを算出する。同時に、特定の期間において、全来店者数Npmに対する新規来店者数Nnmの比率(%)、全来店者数Npmに対する再来店者数Nrm(%)を算出する。
管理サーバー6は、たとえば来店者Pの飲食画像の取得を契機に、メモリ部52からオーダー情報や来店者情報を検索して、調理品毎のオーダー数の推移、飲食時間やサービス提供時間の推移、調理品に対する反応情報などをトレンド情報として算出する。
そのほか、管理サーバー6は、たとえばメモリ部52に記憶した来店者情報を利用して、新規来店者か否かを含む属性を判別し、来店者の滞在時間の推移または来店者数の推移をトレンド情報として算出してもよい。
管理サーバー6は、トレンド情報を少なくとも調理品ごとに算出し、モニター18、管理端末22の情報提示部にトレンド情報を提示させる。
管理サーバー6は、飲食画像の取得を契機に、メモリ部52にあるトレンド情報を定期にまたは不定期に更新する。
メモリ部52には、顧客管理情報を格納するデータベースが格納される。このデータベースには、たとえば顧客管理システム2が収集したデータを特定の項目ごとにまとめた複数のファイル形式の情報が格納される。データベースには、統括情報ファイル60(図8)、オーダー情報ファイル70(図9)、来店者情報ファイル80(図10)、トレンド情報ファイル90(図11)のほか、月間トレンド情報(図12のA)、年間トレンド情報(図12のB)などの情報が含まれる。
図8は、統括情報ファイル60の一例を示している。この統括情報ファイル60は、たとえば来店者Pの来店時を契機に作成され、来店者Pごとの情報が格納される。
統括情報ファイル60には、たとえば番号部61、日時部62、飲食画像部63、来店者属性部64、時間情報部65、オーダー調理品部66、来店者部67を含む。番号部61には、たとえば来店者の来店順に情報番号が付される。日時部62には来店者Pの飲食情報を取得した日時情報が格納される。飲食画像部63には来店者Pを撮影した飲食画像が格納される。来店者属性部64には属性情報の一例として新規来店者部64-1、再来店者部64-2を含む。新規来店者部64-1には新規来店であることを表す情報、再来店者部64-2には再来店であることを表す情報が格納される。この来店者属性部64にはたとえば属性情報として図示しない来店者Pの性別や年齢などの情報が格納されてもよい。
オーダー調理品部66には配膳時の調理品画像部66-1、飲食終了時の調理品画像部66-2、調理品部66-3、品数部66-4、残食割合部66-5が含まれる。配膳時の調理品画像部66-1には、飲食前の調理品画像が格納される。飲食終了時の調理品画像部66-2には、飲食が終わったときの皿や残食を含む調理品画像が格納される。調理品部66-3にはオーダーされた調理品を特定する名称などの属性情報が格納される。品数部66-4には調理品の数が格納される。残食割合部66-5には飲食画像を利用して算出された残食量の割合情報が格納される。残食量やその割合は、たとえば配膳時の調理品画像と飲食終了時の調理品画像を利用して算出してもよい。
図9は、オーダー情報ファイル70の一例を示している。このオーダー情報ファイル70は調理品ごとの個別のファイル70-1、70-2、・・・70-Nが作成され、オーダーされたことを契機に情報が格納される。
オーダー情報ファイル70には、たとえば番号部71、日時部72、来店者情報部73、評価情報部74、時間情報部75が含まれる。番号部71にはオーダー順に情報番号が付される。日時部72にはオーダーされた日時情報が格納される。
来店者情報部73には来店者画像部73-1、属性情報部73-2、来店者の人数部73-3が含まれる。来店者画像部73-1には来店者Pの画像が格納される。属性情報部73-2には、たとえば新規来店者か否かの判別情報、来店者の年齢や性別情報のいずれかまたはこれらを組み合せた情報などが格納される。来店者の人数部73-3には、単独の来店かまたは複数人での来店かを示す情報が格納される。
評価情報部74には飲食画像部74-1、動作画像部74-2、属性情報部74-3が含まれる。飲食画像部74-1には、オーダーした調理品ごとに、来店者Pが飲食している画像が格納される。この飲食画像は、たとえば調理品ごとの飲食開始や飲食終了のタイミングで撮影された画像であり、飲食による来店者Pの表情の変化を示す反応情報の一例である。動作画像部74-2には調理品が配膳されてから飲食を開始するまでの来店者Pの動作を撮影した画像が格納される。この動作画像には、たとえば配膳された調理品に対する反応や、配膳サービスを受けたときの反応、または調味料の使用による調理品への反応情報が含まれる。属性情報部74-3は、来店者Pが初めてオーダーした調理品であるか、またはリピーターかを示す情報が格納される。
そのほかオーダー情報ファイル70には、たとえば一定期間内にオーダーされた品数や調理品の属性情報として、主食となる調理品か主菜となる調理品かなどの情報を含んでもよい。
図10は、来店者情報ファイル80の一例を示している。来店者情報ファイル80は、たとえば1日ごとなどの一定期間に複数の来店者情報ファイル80-1、80-2、・・・80-Nが作成され、来店者の情報が格納される。
来店者情報ファイル80には、番号部81、来店者情報部82、時間情報部83、オーダー調理品部84が含まれる。番号部81にはたとえば来店者順の情報番号、または来店者に付けられた識別番号など格納される。来店者情報部82には来店者画像部82-1、属性情報部82-2、人数部82-3が含まれる。来店者画像部82-1には来店者画像が格納される。属性情報部82-2にはたとえば新規来店か再来店かを表す情報や年齢情報、性別情報などのいずれかまたはこれらを組み合せた情報が格納される。人数部82-3には単独の来店かまたは複数人での来店かを示す情報が格納される。
時間情報部83には入店時部83-1、退店時部83-2、滞在時間部83-3が含まれる。入店時部83-1には来店者Pの入店時の時刻情報が格納される。退店時部83-2には来店者Pの退店時の時刻情報が格納される。滞在時間部83-3には入店時から退店時までの滞在時間が格納される。滞在時間は入店時部83-1と退店時部83-2に格納された時刻情報を利用して算出すればよい。
オーダー調理品部84には調理品画像部84-1、飲食画像部84-2、調理品部84-3、品数部84-4、残食割合部84-5が含まれる。調理品画像部84-1には調理品画像が格納される。この調理品画像は、たとえば来店者Pの近くに並べられた調理品、または来店者Pにより注文された調理品であって、来店者Pが食べた調理品を撮影した画像データである。つまり、調理品画像部84-1は、調理品の画像と、その調理品を飲食した者とが関連付けられている。これにより、たとえば特定の来店者Pの近くに配膳されているなどの条件により、実際に飲食していない者の表情によって調理品の評価が行われるのを防止できる。
飲食画像部84-2にはオーダーした調理品ごとに、来店者Pが飲食している画像が格納される。調理品部84-3には調理品名など、調理品を特定する情報が格納される。品数部84-4には注文数が格納される。残食割合部84-5には飲食画像を利用して算出された残食量の割合情報が格納される。
図11は、トレンド情報ファイル90の一例を示している。このトレンド情報ファイル90は、来店者Pから取得した情報を利用して算出したトレンド情報の一例であり、時間情報に関係付けられた来店者のオーダー調理品の情報や調理品に対する反応情報などが格納される。トレンド情報の算出には、統括情報ファイル60、オーダー情報ファイル70、来店者情報ファイル80に格納された情報を利用すればよい。
トレンド情報ファイル90には、番号部91、時間情報部92、オーダー調理品情報部93が含まれる。番号部91には情報番号が格納される。時間情報部92には、トレンドの算出を行った日時情報92-1や、トレンド算出に利用したデータの収集日やその期間を表す期間情報92-2が格納される。
オーダー調理品情報部93には、調理品部93-1、オーダー数部93-2、残食割合部93-3、飲食時間部93-4、反応情報部93-5、再オーダー情報部93-6、評価情報部93-7などを含む。調理品部93-1にはオーダーされた調理品名や調理品の属性情報などが格納される。オーダー数部93-2には調理品のオーダー数が格納される。飲食時間部93-4には、たとえば来店者ごとの飲食時間のほか、オーダー数に対する平均飲食時間情報が格納される。反応情報部93-5には、飲食時の来店者Pの飲食画像から抽出した表情の変化や、その表情の変化に基づいて判別した情報が格納される。再オーダー情報93-6は、再来店者Pのオーダー情報から抽出した情報であって、過去に同じ調理品のオーダー数などの情報が格納される。評価情報93-7は、反応情報部93-5や飲食時間部93-4、再オーダー情報部93-6に格納された情報やその他の情報を含めて算出した調理品に対する評価情報が格納される。この評価情報は、調理品を提供する店舗ごとに利用する情報や算出する方法を設定すればよい。評価情報は、たとえば再オーダーの多少を評価する目的で算出する場合や、来店者の残食割合の多寡により提供する量を評価する場合、時刻や日時、曜日毎のオーダー調理品の推移を判別する場合など、目的に応じて算出されればよい。
図12は、来店者Pの飲食画像などに基づいて算出したトレンド情報の一例を示している。図12に示すトレンド情報は、来店者Pを撮影した画像や来店者Pがオーダーした情報などの推移状態を表すための想定情報であり、本発明が斯かる内容に限定されない。
図12のAに示すトレンド情報は、たとえばオーダー調理品ごとの月間トレンド情報の一例である。この月刊トレンド情報には、たとえば横軸に日情報をとり、縦軸にオーダー数を示す棒グラフや、反応情報(Re)調理品の摂取時間情報(Ti)、残食割合(Rp)の線グラフが示されている。またオーダー数には、新規オーダー数(NOr)と再オーダー数(ROr)が示されている。すなわち、月間トレンド情報は、所定期間に変化する情報の推移状態を特定したトレンド情報である。この月刊トレンド情報を算出することで1月(Month)の間で数日毎に数値が増加と減少を繰り返す状態を把握できる。
図13は、第1の実施の形態に係る顧客管理の処理手順の一例を示している。この処理手順は本発明のプログラムまたは顧客管理方法の一例であり、本発明がこの処理内容や処理手順に限定されない。Sは工程、Sに付した番号は工程順を示している(以下、同様である)。また、このフローチャートに示す処理手順は、顧客管理システム2において継続的に実行されており、工程番号通りに処理される場合に限られず、特定の事象の発生を契機に所定の工程を実行するインタラプト処理が行われる。
この処理手順には、来店者画像の撮影や、調理品の配膳時や飲食中および飲食終了時の飲食画像、調理品画像の収集、撮影した画像を利用して調理品や来店者の情報の抽出および記録、抽出した情報によるトレンド情報の算出、このトレンド情報の提示処理画含まれる。
管理サーバー6は、たとえば取得した来店者画像による認証を行う(S103)。来店者の認証処理は、たとえば取得した来店者画像とメモリ部52の来店者情報ファイル80に格納された来店者画像が一致するか否かを判断する。この認証処理により、来店者Pの属性情報として、新規来店者か否かを判別し(S104)、新規来店者の場合(S104のYES)、メモリ部52内に新たな来店者情報ファイル80を作成する(S105)。このとき管理サーバー6は、新たな来店者Pの来店者画像の登録とともに、入店時部83-1に対して、管理サーバー6に搭載された時計機能や外部機能部などから取得した時間情報を記録する。
また管理サーバー6は、来店者Pが再来店者である場合(S104のNO)、たとえばメモリ部52に格納されている来店者情報ファイル80を読み出す。このとき管理サーバー6は、来店者Pに登録されている過去のオーダー情報や調理品に対する飲食時間や調理品に対する反応情報などを読み出してもよい。
カメラ4-1、4-2、・・・4-Nは、オーダー調理品の配膳を契機に飲食画像の撮影を開始する(S107)。このときカメラ4-1、4-2、・・・4-Nは、飲食直前の来店者Pの表情を含む画像、調理品の画像も撮影する。そして管理サーバー6は、飲食状態をカメラ4-1、4-2、・・・4-Nによって撮影させ、オーダー調理品ごとに飲食が終了したことを確認して、終了時点の来店者Pの画像や調理品の画像を取得する(S108)。このとき飲食の終了か否かは、たとえば撮影した画像から調理品が完食された状態、または来店者が飲食せずに一定時間が経過した場合やフロアスタッフが調理品を下げた状態をもって判断すればよい。
この第1の実施の形態によれば、次の何れかの効果が得られる。
(1) 取得した来店者の飲食画像や調理品の画像を利用して、調理品に対する来店者Pの反応情報や摂取時間、残量情報を抽出し、これらの情報を利用して算出したトレンド情報を利用することで、店舗で提供する調理品やサービス内容に対する評価情報が得られ、来店者に対する接客性の向上が図れる。
(2) 飲食画像や来店者が飲食した調理品の画像を利用することで、来店者に対するアンケートなどの手法より直接的に調理品や店舗サービスに対する来店者の反応情報が得られ、新規顧客の開拓や、来店者の引き止めなどの集客のための詳細な情報が得られる。
(3)トレンド情報より得られた情報から、調理品の提案などのサービスの提供を行うことができ、従業者の接客経験に依存することなく、来店者に対する接客性を高めることができる。
<顧客管理システム100>
図14は、第2の実施の形態に係る顧客管理システムを示している。図14に示す構成は一例であり、斯かる構成に本発明が限定されない。図14において、図1や図2と同様の構成には同一符号を付している。
第2の実施の形態に係る顧客管理システム100では、第1の実施の形態における来店者Pの飲食画像やオーダーした調理品の画像を取得するとともに、来店者Pの来店情報や会計時の来店者画像を加えてトレンド情報の算出処理を行う。
そこで、この顧客管理システム100では、たとえば図14に示すように、撮影部4において来店者の来店画像を取得し、管理サーバー6側に送信する。管理サーバー6は、来店画像を記憶部26のオーダー情報ファイル70や来店者情報ファイル80に記憶させる。
管理サーバー6は、たとえば来店時に取得した来店者画像を利用して、過去の来店情報などを抽出し、この情報を管理端末22に表示させてもよい。これによりフロアスタッフは表示された来店者情報やこの情報により算出または抽出されたトレンド情報を利用して接客処理を行えばよい。
そのほか、飲食画像の撮影は、第1の実施の形態と同様に行えばよい。
図15は、店舗内での撮影範囲やアドレス情報の配置例を示している。
店舗102には、たとえば客席フロア8のほか、出入口フロア104、事務室108、調理室110、パントリー112などを備える。出入口フロア104にはレジカウンター106が配置されている。客席フロア8内には、テーブル12-1、12-2、・・・、12-6の間に来店者Pや店舗スタッフの動線エリアとしての通路が設けられている。
客席フロア8には、たとえばカメラ4-1、4-2、・・・、4-10が天井面や壁面などに配置されており、テーブル12-1、12-2、・・・、12-6に着く来店者Pや調理品を撮影するとともに、来店者Pが移動した移動経路Lを追跡して撮影する。
管理サーバー6は、客席フロア8内にXY座標を設定しており、カメラ4-1、4-2、・・・、4-10で撮影した画像から、テーブル12-1、12-2、・・・、12-6の位置をアドレス情報に変換して把握できる。同様に、テーブル12上の調理品の位置もアドレス情報に変換して取得することができる。
出入口フロア104には、カメラ4-20が設置されており、来店時や客席フロア8への案内待機時、または支払時の来店者Pの顔画像を撮影する。
事務室108には管理サーバー6が設置される。調理室110やパントリー112にも管理端末22が設置されてもよい。
そして管理サーバー6は、たとえば来店時と退店時の来店者Pの表情の変化や、支払時の表情などから調理品や店舗で提供するサービス内容に対する反応情報を抽出することができる。管理サーバー6は抽出した反応情報を記憶部26のトレンド情報ファイル90に格納すればよい。
また、管理サーバー6は、来店者の画像から来店時から退店までの滞在時間を抽出し、トレンド情報を算出するためのデータベースとして滞在時間情報ファイルを作成してもよい。滞在時間情報ファイルには、たとえば滞在時間に関係付けられた来店者、オーダー調理品などの情報として、入店時から退店時までの滞在時間情報や、新規来店者か再来店者かを表す情報などが格納されてもよい。そして来店者の滞在時間情報ファイルの情報は、たとえば滞在時間を基準にして、全体の来店者数に対し、新規来店者または再来店者のトレンド(傾向)情報の算出などに利用してもよい。
図17は、第2の実施の形態に係る顧客管理の処理手順の一例を示している。この処理手順は本発明のプログラムまたは顧客管理方法の一例であり、本発明がこの処理内容や処理手順に限定されない。
この処理手順には、来店を契機に来店者の画像を含む来店者情報の収集、新規来店者か再来店者かの認証、来店者のオーダー情報の取得、飲食画像や調理品画像の取得、来店者情報によるトレンド情報の算出、および来店者情報やトレンド情報の提示処理が含まれる。
このとき管理サーバー6は、撮影した来店者画像をカメラ4-1、4-2、・・・4-Nで常に取り込めばよく、またはたとえば所定のタイミングごとに、来店者画像を取り込んでもよい。
管理サーバー6は、飲食状態をカメラ4-1、4-2、・・・4-Nによって撮影させ、オーダー調理品ごとに飲食が終了したことを確認して、終了時点の来店者Pの画像や調理品の画像を取得する(S209)。
さらに管理サーバー6は、出入口フロア104において、たとえば支払を行っている来店者Pの顔や体全体の画像をカメラ4-20で撮影させて来店者画像を取得する(S210)。
そして管理サーバー6は、来店者属性や取得した来店者Pの食べ始めや食べ終わりの飲食画像、タイマーで計時した摂取時間情報、滞在時間情報、オーダーした調理品画像、残量情報、反応情報のほか、来店者Pが新規来店者かまたは再来店者、年齢や性別その他の属性情報、来店者数のほか、支払時の来店者画像などの情報をデータベースの各ファイルに記録する。
トレンド情報の算出では、たとえば全来店者数Npm、新規来店者数Nnm、再来店者数Nrmや全来店者数Npmに対する新規来店者数Nnmの比率(%)、全来店者数Npmに対する再来店者数Nrmの比率(%)などを算出してもよい。
斯かる構成によれば、第1の実施の形態の効果に加え、次のいずれかの効果が得られる。
(1) 取得した来店者の画像や調理品の画像を利用して来店者の属性、滞在時間、来店者数を取得し、これらの情報を利用して算出した来店者のトレンド情報を利用することで、来店者に対する接客性の向上が図れる。
(2) 来店者の属性および属性に関連付けて算出した滞在時間や調理品の種類、またはそのオーダー調理品数のトレンド情報を利用することで、来店者の嗜好または他の来店者からの評価を利用したサービスの提示などが行える。
(3) 来店者の属性を関連付けて算出したトレンド情報を利用することで、来店者の傾向が把握でき、この傾向に合せたメニューやサービスの提供などの営業戦略の幅を広げることができる。
(4) 来店者数やオーダー調理品数などの遷移状態を、店員数の設定やその配置、または調理品の材料の調達計画やその分析などに利用することができる。
(5) オーダー調理品の種類や数のトレンド情報の遷移を、メニューの調整や変更、季節毎のメニューの入れ替え、新メニューの開発などに利用することができる。
(6) 入店時や退店時の来店者画像から来店者の表情を抽出することで、提供した調理品やサービスに対する来店者の無意識の反応を取得することができる。
図18は、第3の実施の形態に係る顧客管理システムを示している。図18に示す構成は一例であり、斯かる構成に本発明が限定されない。図18において、図1や図14と同様の構成には同一符号を付している。
第3の実施の形態に係る顧客管理システム120では、たとえば図18に示すように、第1の実施の形態における来店者Pの飲食画像やオーダーした調理品の画像を取得するとともに、特定の来店者が複数人で来店している場合、来店人数に応じて反応情報の評価を行い、修正処理した反応情報を利用してトレンド情報の算出を行う。すなわち、飲食画像から抽出する反応は、来店者の感情に影響を受ける。そのため、来店者が同じ調理品を食べた場合でも、単独で飲食している場合と、複数人で会話しながら飲食している場合とで表情の変化が異なってくる。
そこで、この顧客管理システム120では、来店者Pの飲食環境や条件に応じて、反応情報の抽出処理に際し、評価の修正処理を行う。
管理サーバー6の記憶部26には、たとえば図19に示すように評価テーブル122が格納されており、来店者P1、P2、P3が同じグループであると判断した場合、評価テーブル122を読み出す。そして管理サーバー6は、取得した飲食画像に含まれる来店者の反応から反応情報を抽出する際に、その評価情報に対して評価テーブル122を利用した評価を修正する。
評価テーブル122には、たとえば来店者人数部と評価の重み付け情報が含まれている。来店者の人数は、たとえば1人の場合、2~3人の場合、3人以上の場合で分けられている。そして重み付け情報には、たとえば2~3人の場合は「0」として、画像から抽出される表情の変化をそのまま評価し、一人の場合には画像から抽出される表情の変化に対して所定値「+α」の重みを付けて評価すればよい。また3人以上の場合には画像から抽出される表情の変化に対して所定値「-β」の重みを付けて評価すればよい
この重み付けは、たとえばグループの人数が多くなるのに合せて、会話による表情の変化と飲食による表情の変化の評価が困難になる場合がある。そこで、人数が多い場合には評価の値を下げて反応情報を抽出する。逆に、一人の場合には、飲食による表情の変化が出にくいものとして、評価の値を上げて反応情報を抽出する。
なお、ここに示す重み付けの判断手法や重み付けの値は一例である。たとえば一人の場合の重み付けを「0」とし、グループの人数が増えるのに合せて、評価の重みを下げる用にしてもよい。
図20は、第3の実施の形態に係る顧客管理の処理手順の一例を示している。この処理手順は本発明のプログラムまたは顧客管理方法の一例であり、本発明がこの処理内容や処理手順に限定されない。
この処理手順には、来店者情報の収集、新規来店者か再来店者かの認証、来店者のオーダー情報の取得、飲食画像や調理品画像の取得、反応情報の修正処理、来店者情報によるトレンド情報の算出、および来店者情報やトレンド情報の提示処理が含まれる。
この修正処理において管理サーバー6は、たとえば評価処理の対象となった来店者P1について、共に来店した人数に応じて評価テーブル122から重み付け情報を読み出す。これにより管理サーバー6では、来店者P1の飲食前後の表情の変化度合いに対して重み付けを適用した反応情報の抽出を行う。このとき管理サーバー6は、たとえば来店者P1が複数人の場合であって、表情の変化が少ない場合には、重み付け情報により修正した結果として、来店者P1の評価が「低い」ことを表す反応情報を出力する。
これに対し管理サーバー6は、たとえば来店者P1が1人の場合には来店者P1の表情の変化をそのまま評価し、または僅かな修正した結果として、来店者P1の評価が「普通」もしくは評価が「良い」ことを表す反応情報を出力する。
反応情報の修正では、たとえば顔の表情全体の変化に対して判断レベルを変動させてもよい、または顔の変化した部分の数や動きの大きさなどに対し、個別に修正評価してもよい。
なお、この修正処理に利用する重み付け情報は、来店者の人数が増えるのにつれて反応情報に基づく評価を厳しくするものに限られず、逆に、来店者の人数に応じて評価を緩和するようにしてもよい。
管理サーバー6は、統括情報ファイル60、オーダー情報ファイル70、来店者情報ファイル80などに記録された情報を利用し、調理品のオーダー数の推移、新規オーダー(NOr)または再オーダー(ROr)の割合やその推移状態を算出する。そのほか、管理サーバー6は、反応情報(Re)や摂取時感(Ti)、残食割合(Rp)の推移などを算出すればよい。そのほか、オーダーを出してから、配膳されるまでの時間の推移など、店舗側で行うサービス内容についての推移状態を算出してもよい。
斯かる構成によれば、第1の実施に加えて、次の何れかの効果が得られる。
(1) 来店者の人数に応じて反応情報を修正することで、飲食画像から抽出される来店者の評価情報の精度を向上させることができる。
(2) 来店者の人数情報を来店者情報に記憶するとともに、来店者数を含む調理品のオーダーのトレンド情報を作成することで、来店者の人数に対応した調理品の提示や大人数に対応したメニュー開発の情報として利用することができる。
(3) 来店者の人数情報を利用して、曜日や時間帯、または月毎の来店者の傾向を把握でき、来店者の人数の傾向の予測に利用することができ、適切なスタッフの配置や人数の確保に利用することができる。
図21は、第4の実施の形態に係る顧客管理システムを示している。図21に示す構成は一例であり、斯かる構成に本発明が限定されない。図21において、図1や図2などと同様の構成には同一符号を付している。
第4の実施の形態に係る顧客管理システム130では、たとえば図21に示すように、第1の実施の形態における来店者Pの飲食画像やオーダーした調理品の画像を取得するとともに、飲食直前または飲食中の来店者Pの動作画像を取得する。この動作画像は、飲食前、または飲食中に来店者Pがテーブル12に配置された調味料の使用の有無やその使用量を監視している。そして顧客管理システム130は、調味料の使用情報が調理品に対する来店者の反応情報または評価情報として記憶する。
管理サーバー6の記憶部26には、動作画像から抽出した動作情報132が格納される。
管理サーバー6は、たとえば分析処理部28において、飲食画像32の中に映された来店者Pの腕や手、または調味料を含む画像部分136を抽出し、調味料の使用の有無やその使用量を分析する。画像部分136の抽出には、たとえば顔以外の動作部分の動きや調味料の使用を特定する動きを検出すればよい。そして分析処理部28は、動きの大きさや動きの回数などから調味料の使用量を抽出する。これにより管理サーバー6は、店舗にて提供される調理品に対し、「味がうすい」、または「味が足りない」などの来店者Pの嗜好を表す反応情報または評価情報を取得する。
図23は、来店者Pの飲食画像および動作画像に基づいて算出したトレンド情報の一例を示している。図23に示すトレンド情報は、来店者Pを撮影した画像や来店者Pがオーダーした情報などの推移状態を表すための想定情報であり、本発明が斯かる内容に限定されない。
図23のAに示すトレンド情報は、たとえばオーダー調理品ごとの月間トレンド情報である。この月刊トレンド情報には、図12のAに示す各種トレンド情報に加えて、調味料の使用率情報(Su)が示されている。この調味料の使用率情報(Su)は、たとえば調理品Aのオーダー数に対する調味料の使用回数の割合、または一定量以上の調味料を使用する来店者Pの数の割合などを示している。そしてこの情報は、たとえば1月の間の調味料使用率の推移が示されており、平日と週末との間で利用者の嗜好の違いを把握できるほか、月初めと月末とで来店する客層や好みの違いを把握することができる。
図24は、第4の実施の形態に係る顧客管理の処理手順の一例を示している。この処理手順は本発明のプログラムまたは顧客管理方法の一例であり、本発明がこの処理内容や処理手順に限定されない。
この処理手順には、来店者画像の撮影や、調理品の配膳時や飲食中および飲食終了時の飲食画像、飲食直前や飲食中の来店者Pの動作画像、調理品画像の収集、撮影した画像を利用して調理品や来店者の情報の抽出および記録、抽出した情報によるトレンド情報の算出、このトレンド情報の提示処理画含まれる。
管理サーバー6は、調理品の配膳直前から来店者Pと調理品の画像を取得する(S408)とともに、飲食前の来店者Pの動作画像を取得する(S409)。
そして管理サーバー6は、たとえば来店者属性情報、取得した来店者Pの食べ始めや食べ終わりの飲食画像、調理品に対する動作画像、タイマーで計時した摂取時間情報、滞在時間情報、オーダーした調理品画像、残量情報、反応情報をデータベースの各ファイルに記録する(S410)。
管理サーバー6は、統括情報ファイル60、オーダー情報ファイル70、来店者情報ファイル80などに記録された情報のほか、記憶部26のメモリ部52に格納した動作情報132を利用し、調理品のオーダー数の推移、新規オーダー数(NOr)または再オーダー数(ROr)の割合やその推移状態を算出する。そのほか、管理サーバー6は、反応情報(Re)や摂取時間情報(Ti)、残食割合(Rp)の推移、調味料の使用率情報(Su)などを算出すればよい。そのほか、オーダーを出してから、配膳されるまでの時間の推移など、店舗側で行うサービス内容についての推移状態を算出してもよい。
(1) 顧客管理処理において、来店者Pの飲食以外の調理品に対する動作情報から調味料の使用状況を抽出することで、顧客管理システム130を利用する店舗において季節ごとや期間毎に、予め顧客の嗜好を予測したサービスの提供が実現できる。
(2) 調味料などの使用傾向に合せた調理の調整処理をコンピュータによって予測できるので、調理人の経験によらずに、顧客の嗜好に合わせた味付けなどの調理の調整が実現できる。
(3) 顧客管理において調味料の使用傾向が多くなる季節や時期に対応して、仕入や調味料の管理処理の予測を行うことができ、店員の負担軽減を測ることができる。
以上説明した実施の形態について、変形例を以下に列挙する。
4 撮影部
4-1、4-2、4-3、・・・4-N カメラ
6 管理サーバー
8 客席フロア
10 座席
12、12-1、12-2、12-3、12-4、12-5、12-6 テーブル
14 調理品
16 サーバー本体
18 モニター
20 操作入力部
22 管理端末
22-1、22-2 情報処理端末
24 処理部
26 記憶部
28 分析処理部
30 トレンド情報算出処理部
32 飲食画像
34 顔部分
36 解析画像
38 小エリア
40、42 調理品画像
43 解析画像
44 飲食部分
46 残食部分
50 プロセッサ
52 メモリ部
54 通信部
56 タイマー
58 入出力部(I/O)
60 統括情報ファイル
61 番号部
62 日時部
63 飲食画像部
64 来店者属性部
64-1 新規来店者部
64-2 再来店者部
65 時間情報部
65-1 入店時部
65-2 退店時部
65-3 滞在時間部
65-4 飲食時間部
66 オーダー調理品部
66-1 配膳時の調理品画像部
66-2 飲食終了時の調理品画像調理品部
66-3 調理品部
66-4 品数部
66-5 残食割合部
67 来店者部
67-1 全来店者数部
67-2 新規来店者数部
67-3 再来店者数部
70、70-1、70-2、・・・70-N オーダー情報ファイル
71 番号部
72 日時部
73 来店者情報部
73-1 来店者画像部
73-2 属性情報部
73-3 人数部
74 評価情報部
74-1 飲食画像部
74-2 動作画像部
74-3 属性情報部
75 時間情報部
75-1 オーダー時部
75-2 配膳時部
75-3 飲食開始時部
75-4 飲食終了時部
75-5 飲食時間部
80、80-1、80-2、・・・80-N 来店者情報ファイル
81 番号部
82 来店者情報部
82-1 来店者画像部
82-2 属性情報部
82-3 人数部
83 時間情報部
83-1 入店時部
83-2 退店時部
83-3 滞在時間部
84 オーダー調理品部
84-1 調理品画像部
84-2 飲食画像部
84-3 調理品部
84-4 品数部
84-5 残食割合部
90 トレンド情報ファイル
91 番号部
92 時間情報部
92-1 日時情報
92-2 期間情報
93 オーダー調理品情報部
93-1 調理品部
93-2 オーダー数部
93-3 残食割合部
93-4 飲食時間部
93-5 反応情報部
93-6 再オーダー情報部
93-7 評価情報部
102 店舗
104 出入口フロア
106 レジカウンター
108 事務室
110 調理室
112 パントリー
114 会計端末
122 評価テーブル
132 動作情報
134 画像
Claims (9)
- 少なくとも評価の対象とする調理品および該調理品を摂取する来店者の顔画像を含む飲食画像と、前記調理品を摂取する前記来店者のテーブル画像を取得する撮影部と、
前記飲食画像から抽出した前記調理品を摂取したときの前記来店者の前記顔画像の一部または全体から抽出した表情の変化情報、または該変化情報に基づいて判別した情報を含む反応情報とともに、摂取時間情報と摂取後の調理品残量情報のいずれかまたは両方を分析し、かつ前記テーブル画像から少なくとも前記来店者とともに来店した他の来店者を含む来店人数を解析するとともに、該来店者人数に応じて前記反応情報の評価を修正する修正情報が格納された評価テーブルを読み出し、該評価テーブルに応じて前記反応情報を修正し、少なくとも前記反応情報に応じて前記来店者の嗜好傾向を含むトレンド情報を算出する処理部と、
を備えることを特徴とする顧客管理システム。 - さらに、前記飲食画像の取得により、少なくとも前記トレンド情報を提示する情報提示部を備えることを特徴とする請求項1に記載の顧客管理システム。
- さらに、来店者の属性に関係付けて前記飲食画像、前記反応情報、前記摂取時間情報、前記調理品残量情報または前記トレンド情報の何れかまたは二以上を記憶する記憶部と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の顧客管理システム。 - さらに、前記処理部は、前記トレンド情報を少なくとも来店者ごとにまたは調理品ごとに算出する請求項1に記載の顧客管理システム。
- さらに、前記撮影部は、来店者の調理品の摂取前または摂取中の動作画像を取得し、
前記処理部は、前記動作画像により調理品に対する来店者の評価情報を分析して、前記トレンド情報を算出することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の顧客管理システム。 - さらに、前記処理部は、前記飲食画像を取得した後に、前記トレンド情報を定期にまたは不定期に更新することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかの請求項に記載の顧客管理システム。
- 少なくとも評価の対象とする調理品および該調理品を摂取する来店者の顔画像を含む飲食画像と、前記調理品を摂取する前記来店者のテーブル画像を撮影部で取得する機能と、
前記飲食画像から抽出した前記調理品を摂取したときの前記来店者の前記顔画像の一部または全体から抽出した表情の変化情報、または該変化情報に基づいて判別した情報を含む反応情報とともに、摂取時間情報と摂取後の調理品残量情報のいずれかまたは両方を分析し、かつ前記テーブル画像から少なくとも前記来店者とともに来店した他の来店者を含む来店人数を解析するとともに、該来店者人数に応じて前記反応情報の評価を修正する修正情報が格納された評価テーブルを読み出し、該評価テーブルに応じて前記反応情報を修正し、少なくとも前記反応情報に応じて前記来店者の嗜好傾向を含むトレンド情報を算出する機能と、
をコンピュータで実現するためのプログラム。 - 少なくとも評価の対象とする調理品および該調理品を摂取する来店者の顔画像を含む飲食画像と、前記調理品を摂取する前記来店者のテーブル画像を取得する撮影部と、
前記飲食画像から抽出した前記調理品を摂取したときの前記来店者の前記顔画像の一部または全体から抽出した表情の変化情報、または該変化情報に基づいて判別した情報を含む反応情報とともに、摂取時間情報と摂取後の調理品残量情報のいずれかまたは両方を分析し、かつ前記テーブル画像から少なくとも前記来店者とともに来店した他の来店者を含む来店人数を解析するとともに、該来店者人数に応じて前記反応情報の評価を修正する修正情報が格納された評価テーブルを読み出し、該評価テーブルに応じて前記反応情報を修正し、少なくとも前記反応情報に応じて前記来店者の嗜好傾向を含むトレンド情報を算出する処理部と、
を備えることを特徴とする顧客管理装置。 - 少なくとも評価の対象とする調理品および該調理品を摂取する来店者の顔画像を含む飲食画像と、前記調理品を摂取する前記来店者のテーブル画像を撮影部で取得する工程と、
前記飲食画像から抽出した前記調理品を摂取したときの前記来店者の前記顔画像の一部または全体から抽出した表情の変化情報、または該変化情報に基づいて判別した情報を含む反応情報とともに、摂取時間情報と摂取後の調理品残量情報のいずれかまたは両方を分析し、かつ前記テーブル画像から少なくとも前記来店者とともに来店した他の来店者を含む来店人数を解析するとともに、該来店者人数に応じて前記反応情報の評価を修正する修正情報が格納された評価テーブルを読み出し、該評価テーブルに応じて前記反応情報を修正し、少なくとも前記反応情報に応じて前記来店者の嗜好傾向を含むトレンド情報を処理部で算出する工程と、
を含むことを特徴とする顧客管理方法。
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