JP7380156B2 - 携帯端末距離推定システムおよび車載システム - Google Patents
携帯端末距離推定システムおよび車載システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP7380156B2 JP7380156B2 JP2019220532A JP2019220532A JP7380156B2 JP 7380156 B2 JP7380156 B2 JP 7380156B2 JP 2019220532 A JP2019220532 A JP 2019220532A JP 2019220532 A JP2019220532 A JP 2019220532A JP 7380156 B2 JP7380156 B2 JP 7380156B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- communication device
- mobile terminal
- distance
- vehicle communication
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Description
車両(Hv)に搭載され、超広帯域通信により、インパルス信号である応答要求信号を送信する車載通信機(12)と、
ユーザに携帯され、超広帯域通信により応答要求信号を受信し、かつ、応答要求信号を受信した場合に、インパルス信号である応答信号を車載通信機に送信する携帯端末(2)と、
車載通信機が、応答要求信号を送信してから、応答信号を受信するまでのラウンドトリップ時間(Tp)に基づいて、車載通信機と携帯端末との間の距離を推定する距離推定部(F5)とを備えた携帯端末距離推定システムであって、
携帯端末は、応答要求信号の受信強度が検出閾値を超えた時刻を、応答要求信号を受信した時刻とし、
車載通信機は、応答信号の受信強度が検出閾値を超えた時刻を、応答信号を受信した時刻とし、
車載通信機および携帯端末は、超広帯域通信する周波数帯域が可変であり、
車載通信機および携帯端末は、距離推定部が推定した携帯端末と車載通信機との間の距離が高周波数可能距離以下である場合に広帯域化条件が成立したと判定し、
広帯域化条件が成立したと判定した場合、車載通信機および携帯端末は、広帯域化条件が成立しない場合よりも通信周波数を広帯域化することで、時間幅を短くした波形の立ち上がりを急峻にしたインパルス信号を送受信し、
携帯端末および車載通信機は、広帯域化された周波数帯域を、携帯端末および車載通信機が位置する国に基づいて決定し、
ユーザが国を入力するための入力装置(27)を備え、
携帯端末および車載通信機は、入力装置から入力された情報に基づいて国を決定する。
上記目的を達成するための携帯端末距離推定システムに係る1つの開示は、
車両(Hv)に搭載され、超広帯域通信により、インパルス信号である応答要求信号を送信する車載通信機(12)と、
ユーザに携帯され、超広帯域通信により応答要求信号を受信し、かつ、応答要求信号を受信した場合に、インパルス信号である応答信号を車載通信機に送信する携帯端末(2)と、
車載通信機が、応答要求信号を送信してから、応答信号を受信するまでのラウンドトリップ時間(Tp)に基づいて、車載通信機と携帯端末との間の距離を推定する距離推定部(F5)とを備えた携帯端末距離推定システムであって、
携帯端末は、応答要求信号の受信強度が検出閾値を超えた時刻を、応答要求信号を受信した時刻とし、
車載通信機は、応答信号の受信強度が検出閾値を超えた時刻を、応答信号を受信した時刻とし、
車載通信機および携帯端末は、超広帯域通信する周波数帯域が可変であり、
車載通信機および携帯端末は、距離推定部が推定した携帯端末と車載通信機との間の距離が高周波数可能距離以下である場合に広帯域化条件が成立したと判定し、
広帯域化条件が成立したと判定した場合、車載通信機および携帯端末は、広帯域化条件が成立しない場合よりも通信周波数を広帯域化することで、時間幅を短くした波形の立ち上がりを急峻にしたインパルス信号を送受信し、
携帯端末および車載通信機は、広帯域化された周波数帯域を、携帯端末および車載通信機が位置する国に基づいて決定し、
携帯端末または車載通信機の位置を検出する位置検出部(29)を備え、
携帯端末および車載通信機は、位置検出部が検出した位置をもとに国を決定する。
上記目的を達成するための携帯端末距離推定システムに係る1つの開示は、
車両(Hv)に搭載され、超広帯域通信により、インパルス信号である応答要求信号を送信する車載通信機(12)と、
ユーザに携帯され、超広帯域通信により応答要求信号を受信し、かつ、応答要求信号を受信した場合に、インパルス信号である応答信号を車載通信機に送信する携帯端末(2)と、
車載通信機が、応答要求信号を送信してから、応答信号を受信するまでのラウンドトリップ時間(Tp)に基づいて、車載通信機と携帯端末との間の距離を推定する距離推定部(F5)とを備えた携帯端末距離推定システムであって、
携帯端末は、応答要求信号の受信強度が検出閾値を超えた時刻を、応答要求信号を受信した時刻とし、
車載通信機は、応答信号の受信強度が検出閾値を超えた時刻を、応答信号を受信した時刻とし、
車載通信機および携帯端末は、超広帯域通信する周波数帯域が可変であり、
車載通信機および携帯端末は、距離推定部が推定した携帯端末と車載通信機との間の距離が高周波数可能距離以下である場合に広帯域化条件が成立したと判定し、
広帯域化条件が成立したと判定した場合、車載通信機および携帯端末は、広帯域化条件が成立しない場合よりも通信周波数を広帯域化することで、時間幅を短くした波形の立ち上がりを急峻にしたインパルス信号を送受信し、
車載通信機および携帯端末は、通信周波数を広帯域化する場合、周波数帯域を高周波数帯にシフトして広帯域化し、
距離推定部は、周期的に距離を推定し、
広帯域化条件が成立したかどうかを判断する距離は、距離推定部が推定した最新の距離である。
上記目的を達成するための携帯端末距離推定システムに係る1つの開示は、
車両(Hv)に搭載され、超広帯域通信により、インパルス信号である応答要求信号を送信する車載通信機(12)と、
ユーザに携帯され、超広帯域通信により応答要求信号を受信し、かつ、応答要求信号を受信した場合に、インパルス信号である応答信号を車載通信機に送信する携帯端末(2)と、
車載通信機が、応答要求信号を送信してから、応答信号を受信するまでのラウンドトリップ時間(Tp)に基づいて、車載通信機と携帯端末との間の距離を推定する距離推定部(F5)とを備えた携帯端末距離推定システムであって、
携帯端末は、応答要求信号の受信強度が検出閾値を超えた時刻を、応答要求信号を受信した時刻とし、
車載通信機は、応答信号の受信強度が検出閾値を超えた時刻を、応答信号を受信した時刻とし、
車載通信機および携帯端末は、超広帯域通信する周波数帯域が可変であり、
車載通信機および携帯端末は、距離推定部が推定した携帯端末と車載通信機との間の距離が高周波数可能距離以下である場合に広帯域化条件が成立したと判定し、
広帯域化条件が成立したと判定した場合、車載通信機および携帯端末は、広帯域化条件が成立しない場合よりも通信周波数を広帯域化することで、時間幅を短くした波形の立ち上がりを急峻にしたインパルス信号を送受信し、
車載通信機および携帯端末は、通信周波数を広帯域化する場合、周波数帯域を高周波数帯にシフトして広帯域化し、
距離推定部を第1距離推定部とし、
携帯端末と車載通信機との間の距離を、ラウンドトリップ時間とは別の手段により推定する第2距離推定部を備え、
広帯域化条件が成立したかどうかを判断する距離は、第2距離推定部が推定した距離である。
上記目的を達成するための携帯端末距離推定システムに係る1つの開示は、
車両(Hv)に搭載され、超広帯域通信により、インパルス信号である応答要求信号を送信する車載通信機(12)と、
ユーザに携帯され、超広帯域通信により応答要求信号を受信し、かつ、応答要求信号を受信した場合に、インパルス信号である応答信号を車載通信機に送信する携帯端末(2)と、
車載通信機が、応答要求信号を送信してから、応答信号を受信するまでのラウンドトリップ時間(Tp)に基づいて、車載通信機と携帯端末との間の距離を推定する距離推定部(F5)とを備えた携帯端末距離推定システムであって、
携帯端末は、応答要求信号の受信強度が検出閾値を超えた時刻を、応答要求信号を受信した時刻とし、
車載通信機は、応答信号の受信強度が検出閾値を超えた時刻を、応答信号を受信した時刻とし、
車載通信機および携帯端末は、超広帯域通信する周波数帯域が可変であり、
車載通信機および携帯端末は、距離推定部が推定した携帯端末と車載通信機との間の距離が高周波数可能距離以下である場合に広帯域化条件が成立したと判定し、
広帯域化条件が成立したと判定した場合、車載通信機および携帯端末は、広帯域化条件が成立しない場合よりも通信周波数を広帯域化することで、時間幅を短くした波形の立ち上がりを急峻にしたインパルス信号を送受信し、
ラウンドトリップ時間を補正する補正時間(ΔT)を算出するための通信である場合に、広帯域化条件が成立したとし、
車載通信機は、広帯域化された周波数帯および広帯域化された周波数帯に比べて相対的に狭帯域である周波数帯で、連続して、時間幅を相互に異ならせた応答要求信号を送信し、
携帯端末は、広帯域化された周波数帯および狭帯域である周波数帯で、それぞれ応答要求信号を受信した場合に、それぞれ、応答信号を送信し、
広帯域化された周波数帯を用いて算出したラウンドトリップ時間と、狭帯域である周波数帯を用いて算出したラウンドトリップ時間との差を補正時間として算出する補正時間算出部(F4)を備え、
距離推定部は、狭帯域である周波数帯でラウンドトリップ時間を算出した場合、ラウンドトリップ時間に補正時間を加えた時間をもとに、携帯端末までの距離を推定する。
車両に搭載され、超広帯域通信により、インパルス信号である応答要求信号を送信する車載通信機(12)と、
車載通信機が、応答要求信号を送信してから、ユーザに携帯される携帯端末から送信されたインパルス信号である応答信号を受信するまでのラウンドトリップ時間(Tp)に基づいて、車載通信機と携帯端末との間の距離を推定する距離推定部(F5)とを備えた車載システムであって、
車載通信機は、
応答信号の受信強度が検出閾値を超えた時刻を、応答信号を受信した時刻とし、
超広帯域通信する周波数帯域が可変であり、
車載通信機は、距離推定部が推定した携帯端末と車載通信機との間の距離が高周波数可能距離以下である場合に広帯域化条件が成立したと判定し、
広帯域化条件が成立したと判定した場合、広帯域化条件が成立しない場合よりも通信周波数を広帯域化することで、時間幅を短くした波形の立ち上がりを急峻にしたインパルス信号を送信し、
車載通信機は、広帯域化された周波数帯域を、車載通信機が位置する国に基づいて決定し、
ユーザが国を入力するための入力装置を備え、
車載通信機は、入力装置から入力された情報に基づいて国を決定する。
その車載システムは、
車両に搭載され、超広帯域通信により、インパルス信号である応答要求信号を送信する車載通信機(12)と、
車載通信機が、応答要求信号を送信してから、ユーザに携帯される携帯端末から送信されたインパルス信号である応答信号を受信するまでのラウンドトリップ時間(Tp)に基づいて、車載通信機と携帯端末との間の距離を推定する距離推定部(F5)とを備えた車載システムであって、
車載通信機は、
応答信号の受信強度が検出閾値を超えた時刻を、応答信号を受信した時刻とし、
超広帯域通信する周波数帯域が可変であり、
車載通信機は、距離推定部が推定した携帯端末と車載通信機との間の距離が高周波数可能距離以下である場合に広帯域化条件が成立したと判定し、
広帯域化条件が成立したと判定した場合、広帯域化条件が成立しない場合よりも通信周波数を広帯域化することで、時間幅を短くした波形の立ち上がりを急峻にしたインパルス信号を送信し、
車載通信機は、広帯域化された周波数帯域を、車載通信機が位置する国に基づいて決定し、
携帯端末または車載通信機の位置を検出する位置検出部を備え、
車載通信機は、位置検出部が検出した位置をもとに国を決定する。
その車載システムは、
車両に搭載され、超広帯域通信により、インパルス信号である応答要求信号を送信する車載通信機(12)と、
車載通信機が、応答要求信号を送信してから、ユーザに携帯される携帯端末から送信されたインパルス信号である応答信号を受信するまでのラウンドトリップ時間(Tp)に基づいて、車載通信機と携帯端末との間の距離を推定する距離推定部(F5)とを備えた車載システムであって、
車載通信機は、
応答信号の受信強度が検出閾値を超えた時刻を、応答信号を受信した時刻とし、
超広帯域通信する周波数帯域が可変であり、
車載通信機は、距離推定部が推定した携帯端末と車載通信機との間の距離が高周波数可能距離以下である場合に広帯域化条件が成立したと判定し、
広帯域化条件が成立したと判定した場合、広帯域化条件が成立しない場合よりも通信周波数を広帯域化することで、時間幅を短くした波形の立ち上がりを急峻にしたインパルス信号を送信し、
車載通信機は、通信周波数を広帯域化する場合、周波数帯域を高周波数帯にシフトして広帯域化し、
距離推定部は、周期的に距離を推定し、
広帯域化条件が成立したかどうかを判断する距離は、距離推定部が推定した最新の距離である。
その車載システムは、
車両に搭載され、超広帯域通信により、インパルス信号である応答要求信号を送信する車載通信機(12)と、
車載通信機が、応答要求信号を送信してから、ユーザに携帯される携帯端末から送信されたインパルス信号である応答信号を受信するまでのラウンドトリップ時間(Tp)に基づいて、車載通信機と携帯端末との間の距離を推定する距離推定部(F5)とを備えた車載システムであって、
車載通信機は、
応答信号の受信強度が検出閾値を超えた時刻を、応答信号を受信した時刻とし、
超広帯域通信する周波数帯域が可変であり、
車載通信機は、距離推定部が推定した携帯端末と車載通信機との間の距離が高周波数可能距離以下である場合に広帯域化条件が成立したと判定し、
広帯域化条件が成立したと判定した場合、広帯域化条件が成立しない場合よりも通信周波数を広帯域化することで、時間幅を短くした波形の立ち上がりを急峻にしたインパルス信号を送信し、
車載通信機は、通信周波数を広帯域化する場合、周波数帯域を高周波数帯にシフトして広帯域化し、
距離推定部を第1距離推定部とし、
携帯端末と車載通信機との間の距離を、ラウンドトリップ時間とは別の手段により推定する第2距離推定部を備え、
広帯域化条件が成立したかどうかを判断する距離は、第2距離推定部が推定した距離である。
その車載システムは、
車両に搭載され、超広帯域通信により、インパルス信号である応答要求信号を送信する車載通信機(12)と、
車載通信機が、応答要求信号を送信してから、ユーザに携帯される携帯端末から送信されたインパルス信号である応答信号を受信するまでのラウンドトリップ時間(Tp)に基づいて、車載通信機と携帯端末との間の距離を推定する距離推定部(F5)とを備えた車載システムであって、
車載通信機は、
応答信号の受信強度が検出閾値を超えた時刻を、応答信号を受信した時刻とし、
超広帯域通信する周波数帯域が可変であり、
車載通信機は、距離推定部が推定した携帯端末と車載通信機との間の距離が高周波数可能距離以下である場合に広帯域化条件が成立したと判定し、
広帯域化条件が成立したと判定した場合、広帯域化条件が成立しない場合よりも通信周波数を広帯域化することで、時間幅を短くした波形の立ち上がりを急峻にしたインパルス信号を送信し、
ラウンドトリップ時間を補正する補正時間(ΔT)を算出するための通信である場合に、広帯域化条件が成立したとし、
車載通信機は、広帯域化された周波数帯および広帯域化された周波数帯に比べて相対的に狭帯域である周波数帯で、連続して、時間幅を相互に異ならせた応答要求信号を送信し、
車載通信機は、広帯域化された周波数帯および狭帯域である周波数帯で、それぞれ応答要求信号を携帯端末が受信した場合に、携帯端末からそれぞれ、送信される応答信号を受信し、
広帯域化された周波数帯を用いて算出したラウンドトリップ時間と、狭帯域である周波数帯を用いて算出したラウンドトリップ時間との差を補正時間として算出する補正時間算出部(F4)を備え、
距離推定部は、狭帯域である周波数帯でラウンドトリップ時間を算出した場合、ラウンドトリップ時間に補正時間を加えた時間をもとに、携帯端末までの距離を推定する。
スマートフォン2は車載システム1に対するデジタルキーとして機能する。スマートフォン2がデジタルキーとして機能するためには、車載システム1によって認証されるデジタルキー情報を、車載システム1に送信する必要がある。スマートフォン2は、デジタルキー情報を、事前にサーバなどから取得して記憶している。
まず、スマートフォン2の構成および作動について説明する。スマートフォン2は、図2に示すように、UWB通信部21、BLE通信部22、広域通信部23、GNSS受信器24、端末記憶部25、通知部26、入力装置27および端末側制御部28を備える。端末側制御部28は、UWB通信部21、BLE通信部22、広域通信部23、GNSS受信器24、端末記憶部25、通知部26、入力装置27のそれぞれと相互通信可能に接続されている。
車載システム1は、スマートフォン2と所定の周波数帯の電波を用いた無線通信を実施することで、スマートフォン2の位置に応じた所定の車両制御を実施するパッシブ・エントリ・パッシブ・スタートシステム(以降、PEPSシステム)を実現する。
本実施形態の車載システム1は、UWB通信機12として図4に示すように、右前通信機12A、左前通信機12B、右後通信機12C、および左後通信機12Dを備える。右前通信機12Aは、たとえば車両右側のAピラーの上側領域に配置されている。Aピラーは車両Hvにおいて前から1番目のピラーである。Aピラーはフロントピラーとも称される。ピラーの上側領域とは、ピラーの上半分となる領域を指す。ピラーの上側領域には、ピラーの上端部も含まれる。左前通信機12Bは、たとえば車両左側のAピラーの上側領域に配置されている。右後通信機12Cは車両右側のCピラーの上側領域に配置されている。左後通信機12Dは車両左側のCピラーの上側領域に配置されている。Cピラーは前から3番目のピラーである。Cピラーはリアピラーとも称される。
スマートECU11は、上述した位置推定プログラムを実行することで、図7に示す種々の機能ブロックに対応する機能を提供する。すなわち、スマートECU11は機能ブロックとして、車両情報取得部F1、通信処理部F2、認証処理部F3、補正時間算出部F4、距離推定部F5、位置推定部F6、車両制御部F7を備えている。
(式1) ΔT=T20+Tb+T64-(T10+Tb+T54)
式1を計算して整理すると式2が得られる。
(式2) ΔT=(T20-T10)+(T64-T54)
=ΔTm+ΔTc
式2から、高UWB帯を用いて算出したラウンドトリップ時間Tpと、低UWB帯を用いて算出したラウンドトリップ時間Tpとの差は、高UWB帯を用いたときと低UWB帯を用いたときのインパルス信号の検出時間差を表していることが分かる。補正時間算出部F4は、算出した補正時間ΔTをフラッシュメモリ112に記憶する。
(式3) Ta=(Tp-Tb)/2
一方、距離推定部F5は、通常モードであれば、以下の式4により、伝播時間Taを算出する。
(式4) Ta=(Tp+ΔT-Tb)/2
位置推定部F6は、距離推定部F5が推定した各UWB通信機12からスマートフォン2までの距離に基づいて、スマートフォン2の位置を推定する。当該位置推定部F6が実行する処理を含む、スマートフォン2の位置を推定する位置推定処理については別途後述する。
次に、図11に示すフローチャートを用いて、スマートECU11が実行する位置推定処理について説明する。位置推定処理は、スマートフォン2の位置を推定する処理である。位置推定処理は、BLE通信機13とスマートフォン2のBLE通信部22との接続が確立されている状態において所定の位置推定周期で実施される。位置推定周期は、たとえば200ミリ秒である。もちろん、位置推定周期は100ミリ秒や300ミリ秒であってもよい。
以上、説明した本実施形態では、高周波モード可能位置である場合(S13:YES)、広帯域化条件が成立したとして、高周波モード、すなわち、通常モードよりもインパルス信号の周波数帯域を広帯域化したモードで、スマートフォン2の距離を推定する(S20)。インパルス信号の周波数帯域が広帯域化されることで、時間領域では、インパルス信号は時間幅が狭くなる。よって、インパルス信号の検出時刻に生じる誤差が低減されるので、スマートフォン2までの距離を推定する精度が向上する。
実施形態では、波形の立ち上がりを急峻にしたインパルス信号として、時間幅を狭くしたインパルス信号を例示した。しかし、低UWB帯と高UWB帯とが同時に使用可能な構成とする場合、低UWB帯で生成した信号と高UWB帯で生成した信号とを合成した合成信号をインパルス信号としてもよい。合成信号も、低UWB帯のみを用いて生成したインパルス信号よりも、波形の立ち上がりを急峻にすることができる。
実施形態では、広帯域化する場合には、周波数帯域を高周波数帯にシフトして広帯域化していた。しかし、高周波数帯にシフトすることなく広帯域化してもよい。UWB通信に割り当てられている周波数帯が2つに区分されていない国もある。たとえば、UWB通信に3.1~10.6GHzが割り当てられている国もある。このような国において、UWB通信機12およびUWB通信部21は、通常モードにおいて、3.1~10.6GHzのうちの一部の周波数帯のみを利用してインパルス信号を生成しているとする。この場合、使用する周波数を、通常モードで使用している周波数帯域を含みつつ、それよりも広い周波数帯域、たとえば、3.1~10.6GHzの全範囲とすることができる。
実施形態では、スマートフォン2までの距離が高周波数可能距離であるか否かを、距離推定部F5が推定した距離に基づいて判断していた。しかし、この距離推定部F5を第1距離推定部とし、これとは別に、スマートフォン2までの距離を推定する第2距離推定部を備えていてもよい。第2距離推定部は、たとえば、GNSS受信器を用いて定められるUWB通信機12およびスマートフォン2のそれぞれの現在位置から、距離を推定する。このような第2距離推定部は、車両Hvに備えられているGNSS受信器から現在位置を取得し、GNSS受信器の現在位置と、事前に計測しておいたGNSS受信器に対するUWB通信機12の相対位置から、UWB通信機12の現在位置を決定する。また、スマートフォン2の現在位置も取得する。そして、UWB通信機12の現在位置とスマートフォン2の現在位置とから、スマートフォン2までの距離を推定する。また、第2距離推定部は、カメラ画像から距離を推定する構成でもよい。
実施形態では、補正時間ΔTを、接続が確立した後、一度だけ算出していた。しかし、補正時間ΔTを、距離を推定する都度、算出してもよい。この場合、S14の判断を省略すればよい。補正時間ΔTは、通信環境によっても変動する。よって、補正時間ΔTは、厳密には、距離を推定する都度変動する。したがって、補正時間ΔTを、距離を推定する都度、算出すると、距離推定精度が向上する。
また、補正時間ΔTは、通信環境によっても変動するので、通信環境の変化を検出するセンサ等を備え、前回、補正時間ΔTを算出したときの通信環境と現在の通信環境を比較して、補正時間ΔTを算出し直す通信を行うか否かを決定してもよい。
実施形態では、補正時間ΔTを算出した場合には、必ず、フラッシュメモリ112に記憶していた補正時間ΔTを、算出した補正時間ΔTに更新していた。しかし、補正時間ΔTを算出した後、公称値との差分を算出し、その差分が更新閾値よりも大きい場合に、新たに算出した補正時間ΔTに更新してもよい。
実施形態では、携帯端末としてスマートフォン2を例示した。しかし、携帯端末としては、タブレット端末、ウェアラブル端末など、スマートフォン2以外のものを用いることもできる。
実施形態の車載システム1はUWB通信機12を4つ備えていた。しかし、スマートフォン2の位置を推定する場合、UWB通信機12の数は3以上であればよい。
実施形態では、UWB通信機12からスマートフォン2までの距離を3つ以上推定した後、その距離に基づいてスマートフォン2の位置を推定していた。しかし、位置までは推定せず、スマートフォン2の距離により、車載装置の操作を許可するか否かを決定してもよい。
Claims (14)
- 車両(Hv)に搭載され、超広帯域通信により、インパルス信号である応答要求信号を送信する車載通信機(12)と、
ユーザに携帯され、超広帯域通信により前記応答要求信号を受信し、かつ、前記応答要求信号を受信した場合に、インパルス信号である応答信号を前記車載通信機に送信する携帯端末(2)と、
前記車載通信機が、前記応答要求信号を送信してから、前記応答信号を受信するまでのラウンドトリップ時間(Tp)に基づいて、前記車載通信機と前記携帯端末との間の距離を推定する距離推定部(F5)とを備えた携帯端末距離推定システムであって、
前記携帯端末は、前記応答要求信号の受信強度が検出閾値を超えた時刻を、前記応答要求信号を受信した時刻とし、
前記車載通信機は、応答信号の受信強度が検出閾値を超えた時刻を、前記応答信号を受信した時刻とし、
前記車載通信機および前記携帯端末は、前記超広帯域通信する周波数帯域が可変であり、
前記車載通信機および前記携帯端末は、前記距離推定部が推定した前記携帯端末と前記車載通信機との間の距離が高周波数可能距離以下である場合に広帯域化条件が成立したと判定し、
広帯域化条件が成立したと判定した場合、前記車載通信機および前記携帯端末は、前記広帯域化条件が成立しない場合よりも通信周波数を広帯域化することで、時間幅を短くした波形の立ち上がりを急峻にした前記インパルス信号を送受信し、
前記携帯端末および前記車載通信機は、広帯域化された前記周波数帯域を、前記携帯端末および前記車載通信機が位置する国に基づいて決定し、
ユーザが前記国を入力するための入力装置(27)を備え、
前記携帯端末および前記車載通信機は、前記入力装置から入力された情報に基づいて国を決定する、携帯端末距離推定システム。 - 車両(Hv)に搭載され、超広帯域通信により、インパルス信号である応答要求信号を送信する車載通信機(12)と、
ユーザに携帯され、超広帯域通信により前記応答要求信号を受信し、かつ、前記応答要求信号を受信した場合に、インパルス信号である応答信号を前記車載通信機に送信する携帯端末(2)と、
前記車載通信機が、前記応答要求信号を送信してから、前記応答信号を受信するまでのラウンドトリップ時間(Tp)に基づいて、前記車載通信機と前記携帯端末との間の距離を推定する距離推定部(F5)とを備えた携帯端末距離推定システムであって、
前記携帯端末は、前記応答要求信号の受信強度が検出閾値を超えた時刻を、前記応答要求信号を受信した時刻とし、
前記車載通信機は、応答信号の受信強度が検出閾値を超えた時刻を、前記応答信号を受信した時刻とし、
前記車載通信機および前記携帯端末は、前記超広帯域通信する周波数帯域が可変であり、
前記車載通信機および前記携帯端末は、前記距離推定部が推定した前記携帯端末と前記車載通信機との間の距離が高周波数可能距離以下である場合に広帯域化条件が成立したと判定し、
広帯域化条件が成立したと判定した場合、前記車載通信機および前記携帯端末は、前記広帯域化条件が成立しない場合よりも通信周波数を広帯域化することで、時間幅を短くした波形の立ち上がりを急峻にした前記インパルス信号を送受信し、
前記携帯端末および前記車載通信機は、広帯域化された前記周波数帯域を、前記携帯端末および前記車載通信機が位置する国に基づいて決定し、
前記携帯端末または前記車載通信機の位置を検出する位置検出部(29)を備え、
前記携帯端末および前記車載通信機は、前記位置検出部が検出した位置をもとに前記国を決定する、携帯端末距離推定システム。 - 請求項1又は2に記載の携帯端末距離推定システムであって、
前記車載通信機および前記携帯端末は、通信周波数を広帯域化する場合、周波数帯域を高周波数帯にシフトして広帯域化する、携帯端末距離推定システム。 - 車両(Hv)に搭載され、超広帯域通信により、インパルス信号である応答要求信号を送信する車載通信機(12)と、
ユーザに携帯され、超広帯域通信により前記応答要求信号を受信し、かつ、前記応答要求信号を受信した場合に、インパルス信号である応答信号を前記車載通信機に送信する携帯端末(2)と、
前記車載通信機が、前記応答要求信号を送信してから、前記応答信号を受信するまでのラウンドトリップ時間(Tp)に基づいて、前記車載通信機と前記携帯端末との間の距離を推定する距離推定部(F5)とを備えた携帯端末距離推定システムであって、
前記携帯端末は、前記応答要求信号の受信強度が検出閾値を超えた時刻を、前記応答要求信号を受信した時刻とし、
前記車載通信機は、応答信号の受信強度が検出閾値を超えた時刻を、前記応答信号を受信した時刻とし、
前記車載通信機および前記携帯端末は、前記超広帯域通信する周波数帯域が可変であり、
前記車載通信機および前記携帯端末は、前記距離推定部が推定した前記携帯端末と前記車載通信機との間の距離が高周波数可能距離以下である場合に広帯域化条件が成立したと判定し、
広帯域化条件が成立したと判定した場合、前記車載通信機および前記携帯端末は、前記広帯域化条件が成立しない場合よりも通信周波数を広帯域化することで、時間幅を短くした波形の立ち上がりを急峻にした前記インパルス信号を送受信し、
前記車載通信機および前記携帯端末は、通信周波数を広帯域化する場合、周波数帯域を高周波数帯にシフトして広帯域化し、
前記距離推定部は、周期的に距離を推定し、
前記広帯域化条件が成立したかどうかを判断する距離は、前記距離推定部が推定した最新の距離である、携帯端末距離推定システム。 - 車両(Hv)に搭載され、超広帯域通信により、インパルス信号である応答要求信号を送信する車載通信機(12)と、
ユーザに携帯され、超広帯域通信により前記応答要求信号を受信し、かつ、前記応答要求信号を受信した場合に、インパルス信号である応答信号を前記車載通信機に送信する携帯端末(2)と、
前記車載通信機が、前記応答要求信号を送信してから、前記応答信号を受信するまでのラウンドトリップ時間(Tp)に基づいて、前記車載通信機と前記携帯端末との間の距離を推定する距離推定部(F5)とを備えた携帯端末距離推定システムであって、
前記携帯端末は、前記応答要求信号の受信強度が検出閾値を超えた時刻を、前記応答要求信号を受信した時刻とし、
前記車載通信機は、応答信号の受信強度が検出閾値を超えた時刻を、前記応答信号を受信した時刻とし、
前記車載通信機および前記携帯端末は、前記超広帯域通信する周波数帯域が可変であり、
前記車載通信機および前記携帯端末は、前記距離推定部が推定した前記携帯端末と前記車載通信機との間の距離が高周波数可能距離以下である場合に広帯域化条件が成立したと判定し、
広帯域化条件が成立したと判定した場合、前記車載通信機および前記携帯端末は、前記広帯域化条件が成立しない場合よりも通信周波数を広帯域化することで、時間幅を短くした波形の立ち上がりを急峻にした前記インパルス信号を送受信し、
前記車載通信機および前記携帯端末は、通信周波数を広帯域化する場合、周波数帯域を高周波数帯にシフトして広帯域化し、
前記距離推定部を第1距離推定部とし、
前記携帯端末と前記車載通信機との間の距離を、前記ラウンドトリップ時間とは別の手段により推定する第2距離推定部を備え、
前記広帯域化条件が成立したかどうかを判断する距離は、前記第2距離推定部が推定した距離である、携帯端末距離推定システム。 - 車両(Hv)に搭載され、超広帯域通信により、インパルス信号である応答要求信号を送信する車載通信機(12)と、
ユーザに携帯され、超広帯域通信により前記応答要求信号を受信し、かつ、前記応答要求信号を受信した場合に、インパルス信号である応答信号を前記車載通信機に送信する携帯端末(2)と、
前記車載通信機が、前記応答要求信号を送信してから、前記応答信号を受信するまでのラウンドトリップ時間(Tp)に基づいて、前記車載通信機と前記携帯端末との間の距離を推定する距離推定部(F5)とを備えた携帯端末距離推定システムであって、
前記携帯端末は、前記応答要求信号の受信強度が検出閾値を超えた時刻を、前記応答要求信号を受信した時刻とし、
前記車載通信機は、応答信号の受信強度が検出閾値を超えた時刻を、前記応答信号を受信した時刻とし、
前記車載通信機および前記携帯端末は、前記超広帯域通信する周波数帯域が可変であり、
前記車載通信機および前記携帯端末は、前記距離推定部が推定した前記携帯端末と前記車載通信機との間の距離が高周波数可能距離以下である場合に広帯域化条件が成立したと判定し、
広帯域化条件が成立したと判定した場合、前記車載通信機および前記携帯端末は、前記広帯域化条件が成立しない場合よりも通信周波数を広帯域化することで、時間幅を短くした波形の立ち上がりを急峻にした前記インパルス信号を送受信し、
前記ラウンドトリップ時間を補正する補正時間(ΔT)を算出するための通信である場合に、前記広帯域化条件が成立したとし、
前記車載通信機は、前記広帯域化された周波数帯および前記広帯域化された周波数帯に比べて相対的に狭帯域である周波数帯で、連続して、時間幅を相互に異ならせた前記応答要求信号を送信し、
前記携帯端末は、前記広帯域化された周波数帯および前記狭帯域である周波数帯で、それぞれ前記応答要求信号を受信した場合に、それぞれ、前記応答信号を送信し、
前記広帯域化された周波数帯を用いて算出した前記ラウンドトリップ時間と、前記狭帯域である周波数帯を用いて算出した前記ラウンドトリップ時間との差を前記補正時間として算出する補正時間算出部(F4)を備え、
前記距離推定部は、前記狭帯域である周波数帯で前記ラウンドトリップ時間を算出した場合、前記ラウンドトリップ時間に前記補正時間を加えた時間をもとに、前記携帯端末までの距離を推定する、携帯端末距離推定システム。 - 請求項6に記載の携帯端末距離推定システムであって、
前記補正時間を算出するための通信を、前記距離推定部が前記距離を推定する都度実行する、携帯端末距離推定システム。 - 請求項6に記載の携帯端末距離推定システムであって、
前記補正時間を算出するための通信を、前記携帯端末と前記車載通信機との通信が確立した後に、一度、実行する、携帯端末距離推定システム。 - 請求項6に記載の携帯端末距離推定システムであって、
前回、前記補正時間を算出したときの通信環境と現在の通信環境を比較して、前記補正時間を算出するための通信を行うか否かを決定する、携帯端末距離推定システム。 - 車両に搭載され、超広帯域通信により、インパルス信号である応答要求信号を送信する車載通信機(12)と、
前記車載通信機が、前記応答要求信号を送信してから、ユーザに携帯される携帯端末から送信された前記インパルス信号である応答信号を受信するまでのラウンドトリップ時間(Tp)に基づいて、前記車載通信機と前記携帯端末との間の距離を推定する距離推定部(F5)とを備えた車載システムであって、
前記車載通信機は、
応答信号の受信強度が検出閾値を超えた時刻を、前記応答信号を受信した時刻とし、
前記超広帯域通信する周波数帯域が可変であり、
前記車載通信機は、前記距離推定部が推定した前記携帯端末と前記車載通信機との間の距離が高周波数可能距離以下である場合に広帯域化条件が成立したと判定し、
広帯域化条件が成立したと判定した場合、前記広帯域化条件が成立しない場合よりも通信周波数を広帯域化することで、時間幅を短くした波形の立ち上がりを急峻にした前記インパルス信号を送信し、
前記車載通信機は、広帯域化された前記周波数帯域を、前記車載通信機が位置する国に基づいて決定し、
ユーザが前記国を入力するための入力装置を備え、
前記車載通信機は、前記入力装置から入力された情報に基づいて国を決定する、車載システム。 - 車両に搭載され、超広帯域通信により、インパルス信号である応答要求信号を送信する車載通信機(12)と、
前記車載通信機が、前記応答要求信号を送信してから、ユーザに携帯される携帯端末から送信された前記インパルス信号である応答信号を受信するまでのラウンドトリップ時間(Tp)に基づいて、前記車載通信機と前記携帯端末との間の距離を推定する距離推定部(F5)とを備えた車載システムであって、
前記車載通信機は、
応答信号の受信強度が検出閾値を超えた時刻を、前記応答信号を受信した時刻とし、
前記超広帯域通信する周波数帯域が可変であり、
前記車載通信機は、前記距離推定部が推定した前記携帯端末と前記車載通信機との間の距離が高周波数可能距離以下である場合に広帯域化条件が成立したと判定し、
広帯域化条件が成立したと判定した場合、前記広帯域化条件が成立しない場合よりも通信周波数を広帯域化することで、時間幅を短くした波形の立ち上がりを急峻にした前記インパルス信号を送信し、
前記車載通信機は、広帯域化された前記周波数帯域を、前記車載通信機が位置する国に基づいて決定し、
前記携帯端末または前記車載通信機の位置を検出する位置検出部を備え、
前記車載通信機は、前記位置検出部が検出した位置をもとに前記国を決定する、車載システム。 - 車両に搭載され、超広帯域通信により、インパルス信号である応答要求信号を送信する車載通信機(12)と、
前記車載通信機が、前記応答要求信号を送信してから、ユーザに携帯される携帯端末から送信された前記インパルス信号である応答信号を受信するまでのラウンドトリップ時間(Tp)に基づいて、前記車載通信機と前記携帯端末との間の距離を推定する距離推定部(F5)とを備えた車載システムであって、
前記車載通信機は、
応答信号の受信強度が検出閾値を超えた時刻を、前記応答信号を受信した時刻とし、
前記超広帯域通信する周波数帯域が可変であり、
前記車載通信機は、前記距離推定部が推定した前記携帯端末と前記車載通信機との間の距離が高周波数可能距離以下である場合に広帯域化条件が成立したと判定し、
広帯域化条件が成立したと判定した場合、前記広帯域化条件が成立しない場合よりも通信周波数を広帯域化することで、時間幅を短くした波形の立ち上がりを急峻にした前記インパルス信号を送信し、
前記車載通信機は、通信周波数を広帯域化する場合、周波数帯域を高周波数帯にシフトして広帯域化し、
前記距離推定部は、周期的に距離を推定し、
前記広帯域化条件が成立したかどうかを判断する距離は、前記距離推定部が推定した最新の距離である、車載システム。 - 車両に搭載され、超広帯域通信により、インパルス信号である応答要求信号を送信する車載通信機(12)と、
前記車載通信機が、前記応答要求信号を送信してから、ユーザに携帯される携帯端末から送信された前記インパルス信号である応答信号を受信するまでのラウンドトリップ時間(Tp)に基づいて、前記車載通信機と前記携帯端末との間の距離を推定する距離推定部(F5)とを備えた車載システムであって、
前記車載通信機は、
応答信号の受信強度が検出閾値を超えた時刻を、前記応答信号を受信した時刻とし、
前記超広帯域通信する周波数帯域が可変であり、
前記車載通信機は、前記距離推定部が推定した前記携帯端末と前記車載通信機との間の距離が高周波数可能距離以下である場合に広帯域化条件が成立したと判定し、
広帯域化条件が成立したと判定した場合、前記広帯域化条件が成立しない場合よりも通信周波数を広帯域化することで、時間幅を短くした波形の立ち上がりを急峻にした前記インパルス信号を送信し、
前記車載通信機は、通信周波数を広帯域化する場合、周波数帯域を高周波数帯にシフトして広帯域化し、
前記距離推定部を第1距離推定部とし、
前記携帯端末と前記車載通信機との間の距離を、前記ラウンドトリップ時間とは別の手段により推定する第2距離推定部を備え、
前記広帯域化条件が成立したかどうかを判断する距離は、前記第2距離推定部が推定した距離である、車載システム。 - 車両に搭載され、超広帯域通信により、インパルス信号である応答要求信号を送信する車載通信機(12)と、
前記車載通信機が、前記応答要求信号を送信してから、ユーザに携帯される携帯端末から送信された前記インパルス信号である応答信号を受信するまでのラウンドトリップ時間(Tp)に基づいて、前記車載通信機と前記携帯端末との間の距離を推定する距離推定部(F5)とを備えた車載システムであって、
前記車載通信機は、
応答信号の受信強度が検出閾値を超えた時刻を、前記応答信号を受信した時刻とし、
前記超広帯域通信する周波数帯域が可変であり、
前記車載通信機は、前記距離推定部が推定した前記携帯端末と前記車載通信機との間の距離が高周波数可能距離以下である場合に広帯域化条件が成立したと判定し、
広帯域化条件が成立したと判定した場合、前記広帯域化条件が成立しない場合よりも通信周波数を広帯域化することで、時間幅を短くした波形の立ち上がりを急峻にした前記インパルス信号を送信し、
前記ラウンドトリップ時間を補正する補正時間(ΔT)を算出するための通信である場合に、前記広帯域化条件が成立したとし、
前記車載通信機は、前記広帯域化された周波数帯および前記広帯域化された周波数帯に比べて相対的に狭帯域である周波数帯で、連続して、時間幅を相互に異ならせた前記応答要求信号を送信し、
前記車載通信機は、前記広帯域化された周波数帯および前記狭帯域である周波数帯で、それぞれ前記応答要求信号を前記携帯端末が受信した場合に、前記携帯端末からそれぞれ、送信される前記応答信号を受信し、
前記広帯域化された周波数帯を用いて算出した前記ラウンドトリップ時間と、前記狭帯域である周波数帯を用いて算出した前記ラウンドトリップ時間との差を前記補正時間として算出する補正時間算出部(F4)を備え、
前記距離推定部は、前記狭帯域である周波数帯で前記ラウンドトリップ時間を算出した場合、前記ラウンドトリップ時間に前記補正時間を加えた時間をもとに、前記携帯端末までの距離を推定する、車載システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2019220532A JP7380156B2 (ja) | 2019-12-05 | 2019-12-05 | 携帯端末距離推定システムおよび車載システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2019220532A JP7380156B2 (ja) | 2019-12-05 | 2019-12-05 | 携帯端末距離推定システムおよび車載システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2021089236A JP2021089236A (ja) | 2021-06-10 |
| JP7380156B2 true JP7380156B2 (ja) | 2023-11-15 |
Family
ID=76220042
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2019220532A Active JP7380156B2 (ja) | 2019-12-05 | 2019-12-05 | 携帯端末距離推定システムおよび車載システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP7380156B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7038096B2 (ja) * | 2019-12-17 | 2022-03-17 | 本田技研工業株式会社 | 車両制御装置、車両制御方法、制御用プログラム、及び車両制御システム |
| CN115476849A (zh) * | 2021-06-16 | 2022-12-16 | 上海海拉电子有限公司 | 一种车辆智能跟随的方法及一种车辆 |
| KR20230006259A (ko) * | 2021-07-02 | 2023-01-10 | 삼성전자주식회사 | Uwb 신호를 이용하는 전자 장치 및 방법 |
| JP2024002224A (ja) * | 2022-06-23 | 2024-01-11 | 株式会社Soken | 無線測距装置、位置判定システム |
Citations (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003169017A (ja) | 2001-09-21 | 2003-06-13 | Sony Corp | 無線通信システム及び無線通信方法、無線通信装置、送信出力制御方法、記憶媒体、並びにコンピュータ・プログラム |
| WO2004077775A1 (ja) | 2003-02-25 | 2004-09-10 | Yokohama Tlo Company, Ltd. | パルス波形の生成方法 |
| US20060145853A1 (en) | 2004-12-22 | 2006-07-06 | Time Domain Corporation | System and method for detecting objects and communicating information |
| JP2010206711A (ja) | 2009-03-05 | 2010-09-16 | Furukawa Electric Co Ltd:The | インパルス生成回路 |
| JP2016156809A (ja) | 2015-02-09 | 2016-09-01 | 株式会社リコー | 相対方位角の計算方法と装置、ならびに相対位置特定方法 |
| WO2016191851A1 (en) | 2015-06-01 | 2016-12-08 | Transfert Plus Limited Partnership | Systems and methods for spectrally efficient and energy efficient ultra- wideband impulse radios with scalable data rates |
| JP6093647B2 (ja) | 2013-05-17 | 2017-03-08 | 株式会社東海理化電機製作所 | 電子キーシステム |
| WO2019067105A1 (en) | 2017-09-29 | 2019-04-04 | Apple Inc. | MOBILE COMMUNICATION AND TELEMETRY DEVICE USING AN AUTOMATIC FUNCTIONALITY ACCESS CONTROL SYSTEM |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01296181A (ja) * | 1988-05-24 | 1989-11-29 | Fujitsu Ltd | レーダビーコン装置 |
| JP3634130B2 (ja) * | 1997-11-21 | 2005-03-30 | 株式会社河合楽器製作所 | 楽音生成装置及び楽音生成方法 |
-
2019
- 2019-12-05 JP JP2019220532A patent/JP7380156B2/ja active Active
Patent Citations (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003169017A (ja) | 2001-09-21 | 2003-06-13 | Sony Corp | 無線通信システム及び無線通信方法、無線通信装置、送信出力制御方法、記憶媒体、並びにコンピュータ・プログラム |
| WO2004077775A1 (ja) | 2003-02-25 | 2004-09-10 | Yokohama Tlo Company, Ltd. | パルス波形の生成方法 |
| US20060145853A1 (en) | 2004-12-22 | 2006-07-06 | Time Domain Corporation | System and method for detecting objects and communicating information |
| JP2010206711A (ja) | 2009-03-05 | 2010-09-16 | Furukawa Electric Co Ltd:The | インパルス生成回路 |
| JP6093647B2 (ja) | 2013-05-17 | 2017-03-08 | 株式会社東海理化電機製作所 | 電子キーシステム |
| JP2016156809A (ja) | 2015-02-09 | 2016-09-01 | 株式会社リコー | 相対方位角の計算方法と装置、ならびに相対位置特定方法 |
| WO2016191851A1 (en) | 2015-06-01 | 2016-12-08 | Transfert Plus Limited Partnership | Systems and methods for spectrally efficient and energy efficient ultra- wideband impulse radios with scalable data rates |
| WO2019067105A1 (en) | 2017-09-29 | 2019-04-04 | Apple Inc. | MOBILE COMMUNICATION AND TELEMETRY DEVICE USING AN AUTOMATIC FUNCTIONALITY ACCESS CONTROL SYSTEM |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2021089236A (ja) | 2021-06-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP7601157B2 (ja) | デジタルキーシステム | |
| CN112567258B (zh) | 便携机位置推定系统 | |
| JP7003820B2 (ja) | 車両用電子キーシステム | |
| JP7183830B2 (ja) | 車両用位置推定システム | |
| JP7380156B2 (ja) | 携帯端末距離推定システムおよび車載システム | |
| US11084460B2 (en) | Method for activation of at least one security function of a security system of a vehicle | |
| JP7183829B2 (ja) | 車両用位置推定システム | |
| JP7009328B2 (ja) | 距離測定システム | |
| US10906508B2 (en) | Method for activating at least one security function of a security system of a vehicle | |
| US10902690B2 (en) | Method for activating of at least one security function of a security system of a vehicle | |
| JP2018071190A (ja) | 電子キーシステム | |
| JP2018091071A (ja) | 携帯機位置推定システム | |
| US20240059247A1 (en) | Relay attack prevention | |
| JP6748284B2 (ja) | 距離測定方法および距離測定装置 | |
| JP2020088436A (ja) | 位置判定システム及び位置判定システムの制御方法 | |
| JP2020085488A (ja) | 位置判定システム及び位置判定方法 | |
| CN114125852A (zh) | 控制装置、通信装置以及系统 | |
| CN121794589A (zh) | 位置判定系统、位置判定方法 | |
| JP2018039378A (ja) | 車載通信システム、車載装置及び携帯機 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220909 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230629 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230718 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230913 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231003 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231016 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7380156 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |