以下、本開示の実施の形態等について図面を参照しながら説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
<実施の形態>
<変形例>
以下に説明する実施の形態等は本開示の好適な具体例であり、本開示の内容がこれらの実施の形態等に限定されるものではない。
なお、以下の説明において、同一若しくは同質の構成、表示内容等については同一の参照符号を付し、重複した説明を適宜、省略する。
<実施の形態>
[情報処理装置の外観例]
図1は、実施の形態に係る情報処理装置の外観例を示している。本実施の形態に係る情報処理装置は、例えば、ユーザが携帯可能な電子機器、より具体的には、スマートフォン1として実現される。スマートフォン1は、少なくとも表示部11を有している。表示部11は、例えば、タッチスクリーンとして構成されており、各種の操作入力を受け付けることができるように構成されている。表示部11には、各種の情報が表示される。なお、表示部11に表示される表示内容の具体例や、表示部11に対してなされる操作入力例、及び、操作入力に応じた表示内容の遷移例等についての詳細は後述する。
なお、以下の説明では、スマートフォン1に対する操作入力が、表示部11に対する指やスタイラスペン等の器具を用いたタッチ(近接でも良い)によりなされる例について説明するが、これに限定されるものではない。ボタンや圧力センサに対する操作入力や音声入力等によってスマートフォン1に対する操作入力がなされても良い。
なお、本技術に係る情報処理装置は、スマートフォンに限定されるものではなく他の機器でも良い。例えば、情報処理装置は、タブレット型コンピュータ、リストバンド型機器に代表されるウエアラブル機器、携帯電話、AR(Augmented Reality)やVR(Virtual Reality)を実現する機器等であっても良い。また、情報処理装置は、携帯型の電子機器でなくても良く、据え置き型の電子機器、例えば、テレビジョン装置、パーソナルコンピュータ、プロジェクタ、車載機器、ネットワークに接続されたその他の機器(IoT(Internet of Things)機器)等であっても良い。
[情報処理装置の内部構成例]
(概要)
次に、情報処理装置の一例であるスマートフォン1の内部構成例について説明する。図2は、スマートフォン1の内部構成例の概要を示すブロック図である。スマートフォン1は、概略的には、上述した表示部11の他に、例えば、制御部12、センサ部13、通信部14及びデータベース(DB)15を有している。制御部12に対して、表示部11、センサ部13、通信部14及びデータベース15がそれぞれ接続されている。
制御部12は、CPU(Central Processing Unit)等から構成されており、スマートフォン1の各部を統括的に制御する。特に断らない限り、後述する各処理は制御部12により行われる。また、制御部12は、後述する表示部11への表示内容を制御する表示制御部として機能する。制御部12は、不図示のROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を有している。ROMには、制御部12によって実行されるプログラムが格納されている。RAMは、データの一時記憶領域や、制御部12がプログラムを実行する際のワークメモリとして使用される。なお、制御部12の具体的な機能等については後述する。
センサ部13は、各種のセンシングデータを取得するセンサを総称したものである。センサ部13の具体例については、後述する。
通信部14は、他の装置と通信を行うための構成である。通信部14は、通信方式に対応した変復調回路等を有している。通信は、有線による通信でも良いし、無線による通信でも良いし、その両方でも良い。無線通信としては、LAN(Local Area Network)、Bluetooth(登録商標)、Wi-Fi(登録商標)、またはWUSB(Wireless USB)等が挙げられる。通信部14を介して、スマートフォン1と他の装置との間で、各種のデータやコマンドのやり取りがなされる。
データベース15は、各種の情報を記憶する装置である。データベース15としては、HDD(Hard Disk Drive)等の磁気記憶デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、光磁気記憶デバイス等が挙げられる。データベース15に記憶されるデータの具体例については後述する。
なお、例示したスマートフォン1の構成のうちの全てをスマートフォン1が有する必要はなく、一部の構成や所定の機能を実行するための機能ブロックを他の装置が有する構成等としても良い。例えば、クラウド上の他の装置がデータベース15を有する構成でも良いし、通信部14がスマートフォン1に着脱自在とされる通信アダプタ等であっても良い。
(詳細な内部構成例)
図3は、スマートフォン1の詳細な内部構成例を示すブロック図である。制御部12は、例えば、状況認識部121、情報取得部122、状態認識部123、POI(Point of Interest)情報取得部124、トリガ判定部125、タスク管理部126及び経路生成部127を有している。センサ部13は、例えば、モーションセンサ131及び位置センサ1132を有している。なお、センサ部13は、モーションセンサ131及び位置センサ132以外に、ユーザの血圧、体温、脈拍等を測定可能な生体センサや、気温、湿度、気圧、風速等を測定可能な環境センサを有していても良い。
状況認識部121は、スマートフォン1のユーザの現在、過去、未来等における行動や状況を認識する。状況認識部121は、情報取得部122、状態認識部123及びPOI情報取得部124から供給される情報を適宜、参照して、ユーザの状況を認識する。状況認識部121は、認識結果をトリガ判定部125及びデータベース15に出力する。データベース15には、状況認識部121による認識結果、具体的には、行動の履歴や状況の履歴等がログとして記憶される。
情報取得部122は、通信部14を介して各種の情報を取得し、取得した情報を状況認識部121に出力する。情報取得部122が取得する情報としては、ユーザが過去に購入した履歴を示す購買情報や、年月日や時間等に関する日時情報、店や施設の位置に関する情報等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。情報取得部122は、取得した情報を状況認識部121に出力する。
状態認識部123は、ユーザの状態を認識する。ユーザの状態は、例えば、モーションセンサ131が出力するセンサデータに基づいて得られるユーザの動きを含む。状態認識部123は、認識したユーザの状態を状況認識部121に出力する。
POI情報取得部124は、位置センサ132が出力するセンサデータに基づいて、POIに関する情報を取得する。POIは、例えば、ユーザが興味を示した場所や頻繁に行く場所に関する情報であり、少なくとも、その場所を特定するための情報(例えば、緯度及び経度であり、高度情報を含んでいても良い。)を含む。POIに、その場所に関連する情報、例えば、その場所の電話番号や住所、ネットワークを介して投稿された評価コメント等が含まれていても良い。これらの関連する情報は、例えば、情報取得部122により取得される。POI情報取得部124は、例えば、位置センサ132のセンシングデータに基づいて、動きが停止した箇所(一時的に立ち止まっている箇所)を判別し、その箇所がPOIであると判断する。情報取得部124は、取得したPOIに関する情報を状況認識部121に出力する。
なお、情報取得部122により取得された情報や状態認識部123の認識結果、POI情報取得部124により取得されたPOIに関する情報等は、データベース15に適宜、記憶されても良い。
トリガ判定部125は、状況認識部121による認識結果に基づいて、設定されているトリガ(条件)が成立したか否かを判断する。トリガ判定部125は、判断結果をタスク管理部126に出力する。
タスク管理部126は、タスクの管理に関する処理を行う。本実施の形態に係るタスクの管理に関する処理には、タスクの登録処理、タスクの通知処理、タスクの登録や変更を行う際の表示処理等が含まれる。タスク管理部126による処理に応じた表示が、表示部11になされる。なお、タスクとは、スマートフォン1若しくはその他の電子機器が行うべき処理でも良いし、スマートフォン1のユーザやその他の人物が行うべき行動であっても良いし、その両方であっても良い。
経路生成部127は、例えば、データベース15に記憶されている情報を参照して、所定の経路からなる仮想地図に関する情報(以下、仮想地図情報と適宜、称する。)を生成する。ここで、仮想地図とは、ユーザの行動や状況のログに即した仮想的な地図、具体的には、スマートフォン1のユーザ(他のユーザであっても良い)用に、適宜、カスタマイズされた地図を意味する。
一例として、経路生成部127は、データベース15に記憶されているPOIに関する情報を参照して仮想地図情報を生成する。経路生成部127は、例えば、POIを結んだ仮想地図を生成し、当該仮想地図に対応する仮想地図情報を生成する。
なお、仮想地図は、ユーザの行動や状況のログに応じて適宜、変更され得るものである。本実施の形態では、仮想地図を使用したタスクの設定、変更、削除等が可能とされる。また、仮想地図は、経路生成部127により自動的に生成されることを想定しているが、その全部又は一部がユーザの手動による操作入力により生成されるようにしても良い。経路生成部127は、生成した仮想地図情報をタスク管理部126に出力する。
[仮想地図を使用したタスクの管理に関する具体例]
(トリガ及びタスクの設定例)
次に、仮想地図を使用したタスクの管理に関する具体例について説明する。始めに、仮想地図を使用したタスクの設定例について説明する。
「第1の例」
図4は、タスクの設定例(第1の例)を説明する際に参照される図である。図4に示すように、表示部11に仮想地図VM1がされる。仮想地図VM1は、例えば、経路生成部127により生成され、タスク管理部126による制御に応じて表示部11に表示される。なお、図4では、表示部11が横向きで示されているが、縦向きであっても構わない。他の図についても同様である。
仮想地図VM1は、例えば、表示部11の中央付近に表示される。表示部11の右上には、例えば、時計を模した時計アイコンIC1、地図を模した地図アイコンIC2及び「?」と表示されるヘルプアイコンIC3が並んで表示される。その他、表示部11には、時刻、電池残量、電波状況、特定のアプリケーションを起動させるアイコン等が表示される。
仮想地図VM1は、例えば、複数のPOI及び各POI間を結ぶ経路を含む。仮想地図VM1は、POIの一例として「家(自宅)」、「自宅最寄駅」、「乗換駅」、「職場最寄駅」、「職場」を含む。仮想地図VM1では、各POIが長円状の枠で囲まれると共にPOI同士が経路に対応する直線で結ばれている。このように、仮想地図は、例えば、実際の地図に基づく地図であり、より具体的には、日頃のユーザの行動(習慣的行動)に応じてカスタマイズされた地図である。
仮想地図VM1を使用してトリガが設定される。例えば「職場からの帰宅時に自宅最寄駅に着いたタイミング」というトリガを設定する例を考える。換言すれば、第1の例におけるトリガは、所定のPOIを中心に所定範囲内(例えば、数十メートル)に入った(エンター)したタイミングに対応するトリガである。
例えば、ユーザは、例えば自身の指Fにより「自宅最寄駅」と「乗換駅」との間の経路を指Fでタップする(近接又は触れる。)。そして、指Fをタップした状態を維持しつつ、指Fを左側にドラッグする(なぞる)。「自宅最寄駅」と「乗換駅」との間の経路から「自宅最寄駅」に向かって左側にドラッグ操作を行うことにより、出勤時でなく帰宅時というトリガを設定することが可能となる。
ドラッグ操作に応じて「自宅最寄駅」と「乗換駅」との間の経路にドラッグ方向(図4の例では左方向)に対応する三角状の矢印が表示される。矢印は、適宜な色で着色されて表示されても良い。そして、ユーザがタスクを報知して欲しいPOIを選択する。本例では、ユーザが「自宅最寄駅」の箇所で指Fを離すことによりPOIの選択がなされる。なお、この際に、選択されたPOIの表示態様を変化させ、他のPOIよりも強調する表示がなされても良い。例えば、「自宅最寄駅」の箇所が点滅したり、表示色が変化したり、「自宅最寄駅」の箇所が他のPOIより拡大して表示されたりすることにより、「自宅最寄駅」が強調表示される。このように、ある場所に近づく場合や、後述するようにある場所から遠のいた場合にタスクが実行されるような設定を行うことは「フェンスをはる」などと称される場合もある。
係る操作により、仮想地図VM1を使用したトリガの設定が可能となる。仮想地図VM1は、ユーザの生活パターンに対応して最適化された地図である。従って、仮想地図VM1を使用した直感的な操作により、ユーザは多くの操作を必要とすることなく、目的とする場所や経路に対応するトリガを設定することができる。
トリガの設定がなされると、タスクの設定がなされる。図5は、指Fが表示部11から離された際に表示される画面例を示す図である。指Fが表示部11から離されると設定画面21がポップアップ表示(周囲に比べて強調される表示)される。設定画面21の周囲は、設定画面21に比べて低い照度で表示される。なお、設定画面21は、ポップアップ表示に限定されることなく、例えば、図4に示す表示から画面内容が遷移することで表示されるようにしても良い。
設定画面21では、トリガ(発火条件)21aが表示される。トリガ21aは、上述したように、仮想地図VM1を使用した入力に応じて自動的に設定された内容であり、具体的には「「帰宅時」に「自宅最寄駅」に着いたら」という条件である。設定画面21には、更に、タスク21bが表示される。タスク21bは、例えば、トリガ21aが成立した場合にユーザ又はスマートフォン1が行うべきアクションに対応するものである。本例における設定画面21には、更に、トリガ21a及びタスク21bを実行する頻度や繰り返しの頻度を示す繰り返し表示21c(図示の例では毎回)、前回、トリガ21aが成立した履歴を示す履歴表示21d(図示の例では、二日前)、設定画面21の内容を取り消す(破棄する)ためのゴミ箱を模したゴミ箱アイコン21eが含まれる。ユーザは、設定画面21を使用して各種の設定を行う。
「第2の例」
図6は、タスクの設定例(第2の例)を説明する際に参照される図である。図6に示すように、表示部11に上述した仮想地図VM1が表示される。
仮想地図VM1を使用してトリガが設定される。例えば「職場を出たら」というトリガを設定する例を考える。換言すれば、第2の例におけるトリガは、あるPOIを中心に当該POIから所定範囲外にでたとき(イグジット)のタイミングに対応するトリガの例である。
例えば、ユーザは、例えば自身の指FによりPOIの一つである「職場」を指Fでタップする。この際に、「職場」が他のPOIに比べて強調表示されても良い。そして、指Fをタップした状態を維持しつつ、指Fを左側にドラッグする。「職場」から左側にドラッグ操作を行うことにより、職場への出勤時でなく帰宅時というトリガを設定することが可能となる。
ドラッグ操作がなされると、「職場」を起点としてドラッグ方向(図6の例では左方向)に対応する三角状の矢印が表示される。矢印は、適宜な色で着色されて表示されても良い。そして、ユーザがタスクを報知して欲しい箇所で指Fを離す。本例では、ユーザが「職場」と「最寄駅」との間の経路の箇所で指Fを離す操作がなされる。
トリガの設定がなされると、タスクの設定がなされる。図7は、指Fが表示部11から離された際に表示される画面例を示す図である。指Fが表示部11から離されると、設定画面22が表示部11に表示される。設定画面22は、指Fが表示部11から離された際に、例えば、ポップアップ表示される。設定画面22の周囲は、設定画面22に比べて低い照度で表示される。なお、設定画面22は、ポップアップ表示に限定されることなく、例えば、図6に示す表示から画面内容が遷移することで表示されるようにしても良い。
設定画面22では、トリガ22aが表示される。トリガ22aは、上述したように、仮想地図VM1を使用して設定される。設定画面22には、更に、タスク22bが表示される。タスク22bは、例えば、トリガ22aが成立した場合にユーザ又はスマートフォン1が行うべきアクションに対応するものである。本例における設定画面22には、本例における設定画面22には、更に、トリガ22a及びタスク22bを行う頻度や繰り返しの頻度を示す繰り返し表示22c(図示の例では「平日」)、前回、トリガ22aが成立した履歴を示す履歴表示22d(図示の例では、二日前)、設定画面22の内容を取り消す(破棄する)ためのゴミ箱を模したゴミ箱アイコン22eが含まれる。ユーザは、設定画面22を使用して各種の設定を行う。
(設定画面の詳細について)
上述した第1、第2の例が、タスクの設定に関する基本的な態様である。ここで、上述した設定画面の詳細について説明する。なお、以下では、設定画面21を例にして説明するが、設定画面22についても同様である。
図8Aは、上述した第1の例における設定画面21を示す図である。上述したように、設定画面21には、トリガ21a、タスク21b、繰り返し表示21c、履歴表示21d、ゴミ箱アイコン21eが含まれる。この他に、設定画面21には、左側に向かう矢印を模した矢印アイコン21f及び共有アイコン21gが含まれる。例えば、矢印アイコン21fは設定画面21の左上に、共有アイコン21gは設定画面21の右上にそれぞれ表示される。
以下、設定画面21における各項目の内容や項目を使用した操作の具体例について説明する。トリガ21aは、仮想地図VM1を使用して設定された内容を言語化(文字化)したものである。なお、仮想地図VM1を使用したトリガ21aの設定が、操作ミス等により適切でない場合もあり得る。従って、設定画面21を使用して、トリガ21aの内容を編集できるようにしても良い。例えば、トリガ21aの箇所を長押しすることにより、仮想地図VM1が表示され、トリガの内容を再設定することができるようにしても良い。また、トリガ21aの「」内の内容を手動による入力で修正できるようにしても良い。
タスク21bは、タスク21bの内容を示す文字列である。文字列の「」の箇所をタップすると、「」内の具体的な内容を指定することができる。
タスク21bの文字列の例えば右側には、下向きの黒三角が表示されている。黒三角をクリックすることにより、画面内容が設定画面21から図8Bに示すタスク設定画面21Aに遷移する。タスク設定画面21Aは、タスク21bの「」内の内容をどのように通知するか等の設定を行う画面である。タスク設定画面21Aの下には、例えば4個のタブが表示され、各タブがユーザにより選択可能とされている。4個のタブは、例えば、「デフォルト」、「良く使う」、「人気設定」、「スマートフォンのお薦め」であり、図示する例では「デフォルト」が選択された例である。
タスク設定画面21Aには、項目として「メモ」、「機器設定」、「連絡」、「その他」が表示されている。項目「メモ」は、タスク21bの内容に対応するToDoリスト(本例では「買物リスト」)の通知態様を設定する項目である。例えば、「ToDoリストを通知する」という内容と、「ToDoリストを読み上げる」という内容とが、設定可能とされている。「ToDoリストを通知する」が選択されると、タスク21bの「」内の内容(本例では買物リスト)が表示によりユーザに通知される。「ToDoリストを読み上げる」が選択されると、タスク21bの「」内の内容である買物リストが音声によりユーザに通知される。
項目「機器設定」は、タスク21bの内容を通知する際の音量や、ブルートゥース(登録商標)を使用した処理を行う場合の当該ブルートゥース(登録商標)に関する設定を行う項目である。具体例としては、項目「機器設定」の「音量」に関する設定を行うことにより、ユーザの行動(例えばこれから歩く)等に応じて音量を自動で小さくする等の設定を行うことができる。
項目「連絡」は、タスク21bの発火条件の内容をメール等の手段で自動的に他者に通知を行うか否かの設定を行うための項目である。この項目が選択されると、タスク21bの内容が「自動メールで送信する」に切り替わる。本項目では、メールの送信先も併せて設定される。具体例としては、「自宅最寄駅」に着いたらその旨を示す定型文が自動で送信される。なお、タスク21bの表示や音声による通知に加えて、メールの自動送信ができるようにしても良い。
項目「その他」は、例えば、リストや画像を通知するか否かの設定を行うための項目である。この項目が選択されると、ユーザにより指定されたリストや画像が表示される。なお、本項目を指定した上で、リストや画像の通知以外の通知態様を具体的に指定できるようにしても良い。
以上説明した各項目が、「デフォルト」タブが選択された場合にデフォルトの表示順序でもって表示される。「よく使う」タブが選択された場合は、設定された頻度に応じて各項目がソートされた上で表示される。「人気設定」タブが設定された場合は、スマートフォン1のユーザの設定と他のユーザの設定とが共有され、共有された設定の頻度で各項目がソートされた上で表示される。「スマートフォンのお薦め」タブが選択されると、ユーザは使用していないものの、他のユーザが使っているなど、各項目が新しい項目の順でソートされた上で表示される。
繰り返し表示21cは、繰り返し回数の内容を示す文字である。繰り返し回数の内容を示す文字列の例えば右側には、下向きの黒三角が表示されている。この黒三角がタップされると、画面の内容が、図8Cに示す繰り返し設定画面21Bに遷移する。図8Cに示すように、繰り返し設定画面21Bでは、例えば、丸印が付された1週間の曜日、「繰り返し」及び「カスタム」との文字が表示される。ユーザは、所定の曜日(図示の例では、水曜日と金曜日)を選択することにより、繰り返す曜日を設定することが可能となる。なお、「繰り返し」の文字の横に表示されるチェックボックスにチェックが付されていない場合には、曜日や「カスタム」との文字は表示されない。また、「カスタム」との文字を選択することにより、曜日だけでなく、時間帯に関する設定を行うことも可能となる。
履歴表示21dは、トリガ21aが成立した最新の履歴を示す文字列である。履歴表示21dの箇所をタップすることにより、トリガ21aが成立した過去の履歴が表示されるようにしても良い。
ゴミ箱アイコン21eは、仮想地図VM1や設定画面21を使用して設定したトリガ21aやタスク21bの内容を破棄するためのアイコンである。ゴミ箱アイコン21eがタップされると、トリガ21aやタスク21bの内容が破棄される。ゴミ箱アイコン21eがタップされた際に、トリガ21aやタスク21bの内容を破棄する処理を行って良いか否かを確認する確認画面が表示されるようにしても良い。
矢印アイコン21fがタップされると、画面が前の画面内容に遷移する。例えば、矢印アイコン21fがタップされると、画面内容が設定画面21から仮想地図VM1が表示される画面に遷移する。
共有アイコン21gは、設定画面21を使用してなされた設定内容を他のユーザと共有するためのアイコンである。なお、共有アイコン21gを使用した処理の具体例については後述する。
(動作例)
次に、スマートフォン1における動作例について説明する。なお、以下では、上述した第1の例で説明した内容のトリガ及びタスクが設定されているものとして説明する。
スマートフォン1を携帯するユーザが居る位置を示す情報が位置センサ132により取得される。位置センサ132から出力されるセンシングデータ、例えば、緯度及び経度を含む位置情報が状況認識部121に供給される。状況認識部121は、位置情報をトリガ判定部125に出力する。位置情報は、例えば、トリガ判定部125に対して周期的に出力される。
また、状況認識部121は、トリガ21a等の設定内容を取得する。トリガ21a等の設定内容は、例えば、データベース15に記憶されている。状況認識部121は、取得したトリガ21a等の設定内容をトリガ判定部125及びタスク管理部126のそれぞれに供給する。
トリガ判定部125は、ユーザの位置情報に基づいて、ユーザが「自宅最寄駅」に到着したか否か、換言すれば、トリガ21aが成立したかを判定する。トリガ判定部125は、ユーザの位置情報が「自宅最寄駅」の例えば、数十メートル程度近づいた場合に、ユーザが「自宅最寄駅」に到着したと判定する。
トリガ判定部125は、ユーザが「自宅最寄駅」に到着したと判定した場合に、トリガ21aが成立したことをタスク管理部126に通知する。タスク管理部126は、設定されたタスク21bの内容を実行する。例えば、買物リストを表示部11に表示する。この際に、タスク21bが実行されていることをユーザに報知するための処理が行われても良い。例えば、スマートフォン1を振動させる処理や所定のメロディを再生する処理が行われても良い。なお、タスク管理部126は、買物リストを読み上げても良い。タスク21bの通知態様は、上述したように、設定画面21を使用して決められる。
ユーザは、表示部11の内容、具体的には、買物リストを確認する。これにより、ユーザは、買物すること及び買う物の内容を忘れずに、買物を行うことができる。以上説明したように、本実施の形態によれば、ユーザに対して通知される情報を場所的な情報(例えば、POIやPOI間の経路)と共に設定することが可能となる。
なお、上述した仮想地図VM1や設定画面21に対する操作入力は一例であり限定されるものではない。例えば、仮想地図VM1における所定のPOIに指Fをドラッグする操作がなされ、その状態で指Fを押し込む操作に応じて、設定画面21が表示されるようにしても良い。また、スマートフォン1を使用せずに、眼鏡型のデバイス等を使用したAR(Augmented Reality)によっても同様の処理を行うことも可能である。係る構成の場合は、所定のジェスチャも操作入力になり得る。
(他のタスクの設定例)
以上が仮想地図を用いたタスクの設定例であるが、これに限定されるものでない。他のタスクの設定例について説明する。
「第3の例」
図9は、タスクの設定例(第3の例)を説明する際に参照される図である。図9に示すように、表示部11に上述した仮想地図VM1が表示される。
仮想地図VM1を使用してトリガが設定される。例えば「職場に12:00に居たら」というトリガを設定する例を考える。換言すれば、第3の例におけるトリガは、場所的な情報と共に時間情報を含めたタイミングに対応するトリガの例である。
始めに、所定のPOIを指Fによりタップして選択する。例えば、POIの一つである「職場」が選択される。選択に伴って「職場」が他のPOIに比べて強調表示されても良い。そして、「職場」のタップがなされた状態で、経路がない方向へのドラッグ操作がなされる。例えば、「職場」の表示位置から下側に向かうドラッグ操作がなされる。指Fが表示部11から離されると、ドラッグ操作に沿った方向、即ち、「職場」の表示位置の下側に時刻情報入力画面25が表示される。
時刻情報入力画面25は、例えば、時計、時刻を示す文字、曜日を含む。ユーザは、例えば、時計に対するドラッグ操作を行うことで、トリガに含まれる時刻(本例では12:00)を指定する。時刻の指定がなされ、ドラッグ操作が解除されると、図10に示す設定画面26が表示される。設定画面26には、上述した操作により設定されたトリガの内容が含まれる。設定画面26に含まれる他の情報やタスク等の設定方法は、例えば、上述した設定画面21と同様であるので重複した説明を省略する。
なお、時刻情報入力画面25は、時計アイコンIC1がタップされることで表示されても良い。例えば、「職場」をタップすることで「職場」が選択される。続いて、時計アイコンIC1がタップされることにより、「職場」の近傍に時刻情報入力画面25が表示されるようにしても良い。時刻情報入力画面25は、対応するPOI(本例では「職場」)の近傍に表示されることが好ましいものの、その表示位置は、必ずしも「職場」の表示位置の下側に限定されることはなく、適宜な位置とすることができる。
「第4の例」
図11は、タスクの設定例(第4の例)を説明する際に参照される図である。上述した第1から第3の例では、仮想地図VM1を用いて、何らかの場所に紐付いたタスクを設定する例について説明したが、本実施の形態では、場所に紐付かない場所非依存のタスクの設定も可能とされる。第4の例は、場所に紐付かない場所非依存のタスクを設定する例である。
例えば、仮想地図VM1が表示され、且つ、POIの選択がされていない状態で、時計アイコンIC1がタップされる。すると、図11に示すように、設定画面27が表示される。設定画面27は、例えば、ポップアップ表示される。
設定画面27には、トリガの内容を示す文字列であるトリガ27aが含まれる。本例では、場所非依存のタスクであることから、トリガ27aの場所的な内容は「どこでも」となる。場所非依存の場合、他の情報がトリガ27aに規定される。図11に示す例では、トリガ27aに時刻「12:00」が規定されている。時刻は「12:00」の箇所をタップすることにより、変更できるように構成されている。設定画面27を使用したタスクの設定等については上述した方法と同様であるので、重複した説明を省略する。
「第5の例」
図12は、タスクの設定例(第5の例)を説明する際に参照される図である。第5の例は、仮想地図VM1に表れない任意の場所や時間にトリガ及びタスクを設定する例である。例えば、仮想地図VM1が表示され、且つ、POIの選択がされていない状態で、地図アイコンIC2がタップされる。すると、図12に示すように、設定画面28が表示される。設定画面28は、例えば、ポップアップ表示される。
設定画面28を使用して、任意の場所及び時間の少なくとも一方にトリガを設定することができる。場所は、過去にPOI情報取得部124により取得されたPOIの一覧から選択できるようにしても良いし、場所を特定する情報(住所や施設名、緯度及び経度等)を入力することで具体的に指定されても良い。なお、図示はしていないが、設定画面28にタスクの内容を入力可能な項目を設け、タスクの具体的な内容を設定できるようにしても良い。タスクの内容は、設定画面28とは異なる画面を使用して設定されても良い。
「第6の例」
次に、第6の例について説明する。図13は、タスクの設定例(第6の例)を説明する際に参照される図である。図13に示すように、表示部11に仮想地図VM2が表示される。仮想地図VM2は、仮想地図VM1と同様、例えば、日頃のユーザの行動(習慣的行動)に応じて作成された地図である。表示部11には、上述した時計アイコンIC1、地図アイコンIC2及びヘルプアイコンIC3が表示されている。
仮想地図VM2は、複数のPOIを含み、且つ、複数の経路を含む。仮想地図VM2は、複数のPOIの一例として「家(自宅)」、「自宅最寄駅」、「乗換駅」、「塾最寄駅」、「塾」、「学校最寄駅」、「学校」を含む。また、仮想地図VM2は、複数の経路として「家」と「塾」との間を往復する経路「家-自宅最寄駅-乗換駅-塾最寄駅-塾」と、「家」と「学校」との間を往復する経路「家-自宅最寄駅-学校最寄駅-学校」とを含む。第6の例は、仮想地図に複数の経路が含まれる場合に、経路を限定したトリガを設定する例である。
例えば、「「塾」の帰りに「自宅最寄駅」に着いたら」というトリガを設定する例を考える。この場合、ユーザは、始めに「塾」の箇所をタップしPOIを選択する。この際に、選択されたPOIである「塾」の箇所が他のPOIに比べて強調表示されても良い。そして、ユーザは、「塾」から「自宅最寄駅」に向かってドラッグ操作を行う。ドラッグ操作に応じて、「塾」から「自宅最寄駅」に向かう経路がテーパー状となる表示31が表示される。係る表示31により、ユーザは、選択した経路及びその向きを認識し易くすることができる。そして、「自宅最寄駅」の箇所でドラッグ操作が解除される。
ドラッグ操作が解除されると、図14に示すように、設定画面32が表示される。設定画面32は、例えば、ポップアップ表示される。設定画面32は、トリガ32a及びタスク32bを含む。トリガ32aは、仮想地図VM2を使用して設定された内容を文字で表した表示であり、具体的には「「塾」から「自宅最寄駅」に着いたら」という特定した経路に基づく内容のトリガである。設定画面32におけるタスク32bは、例えば「定型文を「母親」に自動メールする」という内容であり、具体例としては、トラブルなく「塾」から「自宅最寄駅」に到着したことを示す内容のメールを自動送信する内容である。
図14に示す例では、「塾」から「自宅最寄駅」に着いた段階で母親にメールが自動送信される。「学校」から「自宅最寄駅」に着いた場合には、トリガとして設定された経路に対応する経路ではないため、メールは送信されない。
設定画面32におけるタスク32bの内容等を設定する処理は、第1の例等と同様であるので重複した説明を省略する。本例のように、仮想地図に複数の経路が含まれる場合であっても、複数の経路のうち所定の経路を限定したトリガを設定することができる。
なお、上述した例では、「塾最寄駅」と「自宅最寄駅」とが違う駅である場合を想定していたが、同一の駅(駅AA)であっても、所定の経路を設定したトリガの設定が可能となる。
例えば、「家から塾に向かう際に最寄駅AAに着いたとき」というトリガを考える。この場合は、図15に示すように「家」をタップした後、「塾」と経路が結ばれている方の「最寄駅AA」までドラッグ操作を行えば良い。ドラッグ操作が解除されると、図16に示す設定画面33が表示される。設定画面33には、トリガ33aが含まれる。トリガ33aの内容は、上述した操作により設定された内容であり、具体的には、「「塾」に行くときに「最寄駅AA」に着いたら」という内容である。設定画面33の内容及び設定画面33に対する操作は、第1の例等と同様であるので重複した説明を省略する。
なお、仮想地図における経路の表示によっては、所定の経路の特定が困難になる場合もあり得る。例えば、図17に示す仮想地図VM3が表示部11に表示された例を考える。仮想地図VM3は、複数のPOIの一例として「家(自宅)」、「自宅最寄駅」、「最寄駅AA」、「塾」、「学校」を含む。「最寄駅AA」は、「塾」及び「学校」に共通する最寄駅である。この場合、「「家」から「塾」に向かう際に「最寄駅AA」に到着したら」というトリガを設定する例を考える。「塾」、「学校」への経路は「最寄駅AA」から分岐しているため、例えば、上述した操作と同様に「家」から「最寄駅AA」にドラッグ操作を行なった場合に、「学校」に向かう際に「最寄駅AA」に到着した場合であってもトリガが成立したと見なされタスクが実行されてしまう虞がある。
係る問題を回避するために、例えば、ドラッグ操作で指定された終点の先(ドラッグ操作に対応する向きの先)が複数の経路に分岐されている場合に、データベース15に記憶されたユーザの行動履歴を参照して、状況認識部121がトリガの内容を所定の経路に限定するようにしても良い。
例えば、夏休み等で「学校」が長期の休みになる場合、ユーザは、学びの場として「学校」ではなく「塾」に通う日数が多くなる。係るユーザの行動履歴は、位置センサ132によりセンシングされ、ユーザの行動履歴としてデータベース15に蓄積される。一方で、図17に示すようなドラッグ操作がなされた場合に、ユーザが意図する経路は、最近の行動履歴に基づく場合が多いと考える。そこで、図17に示すようなドラッグ操作がなされた場合に、状況認識部121は、データベース15からユーザの最近(例えば、1週間以内等)の行動の傾向を読み出し、「学校」に行かず「塾」に行く回数が多い場合には、「「家」から「塾」に向かう際に「最寄駅AA」に到着したら」という経路を限定したトリガを設定する。即ち、「「家」から「学校」に向かう際に「最寄駅AA」に到着した」場合であってもタスクが実行されないようにする。
なお、「家」から「塾」に向かっているか否かの判断は、時刻情報(例えば、「塾」に通常通っている時間)や、「最寄駅AA」から移動したユーザの移動方向(「塾」に向かっているか否か)等を参照して判断される。
以上説明したように、ユーザの意図を予測して経路を特定し、経路を特定したトリガを設定することも可能である。勿論、第3の例で説明したように、「最寄駅AA」までドラッグ操作した後に時刻情報を用いたトリガを設定することによっても上述した問題を回避することも可能である。つまり、「塾」に向かう際に「最寄駅AA」に到着するおおよその時間でタスクが実行されるように、トリガを設定するようにしても良い。
「第7の例」
次に、第7の例について説明する。図18は、タスクの設定例(第7の例)を説明する際に参照される図である。図18に示すように、表示部11に仮想地図VM4がされる。
仮想地図VM4は、複数のPOIの一例として「宿」、「ふもと」、「リフト」、「山頂最寄駅」、「山頂」を含む。本例は、ユーザがスキーをする際に設定されるトリガ及びタスクに関する例である。各POIは、POI情報取得部124に取得されたものであっても良いし、ユーザによる入力によって設定されたものであっても良い。また、ユーザがスキーを行っているか否かは、位置センサ132の情報や位置センサ132により示されるユーザの挙動(例えば、スキー場がある場所で、同じ箇所を繰り返し往来している(滑走している))に基づいて、状況認識部121が判断しても良い。
ユーザがスキーを行う場合は、「ふもと」と「山頂」との間を繰り返し滑降する。従って、例えば「山頂からふもとに到着したとき」というトリガを設定すると、「ふもと」に滑降するたびにタスクが実行され、ユーザの意図と異なるタイミングでタスクが実行されてしまう虞がある。本例は、係る問題に対応する例であり、具体的には、移動方向及び時刻を含むトリガを設定する例である。
例えば、「12:00頃に滑走したら」というトリガを設定する例を考える。この場合、ユーザは、例えば、始めに「山頂」をタップする。そして、そこから「ふもと」に向かってドラッグ操作を行い、「ふもと」の箇所から例えば下方向にドラッグ操作を行う。係る操作に応じて「ふもと」の近傍(本例では下側)に時刻を示す時計情報35が表示される。ユーザは、時計情報35に示される時計に対するタップ操作や直接、時刻を入力する操作により、時刻として「12:00」を入力する。この際に、時間的な幅を持たせて、12:00頃、具体的には「11:50~12:30の間」のように設定できるようにしても良い。
時刻の入力が終了すると、図19に示すように、設定画面36が表示される。設定画面36は、例えば、ポップアップ表示される。設定画面36は、トリガ36aを含む。トリガ36aは、上述した操作により設定された内容を文字化したものであり、具体的には「「12時付近」に「滑走」し終えたら」とう内容である。設定画面36は、タスク36bを含む。タスク36bは例えば「お昼ごはんの場所とりをする」という内容であり、トリガ36aが成立した段階で表示部11に表示される。
以上のようにして、スキーのように所定の箇所を繰り返し移動する場合であっても、滑走し終えた時刻が12:00頃であった場合にタスクが実行されるトリガを設定することができる。例えば、12:00頃にリフトを昇っていく場合には、ユーザの行動の向きが違うため、タスクは実行されないことになる。
なお、スキーの場合は基本的に同一コースを何周もするため、例えば、位置センサ132により取得される位置情報を参照すれば、リフトで山頂に昇ってから滑走し終えるまでに要する時間である滑走時間の平均値を算出することができる。滑走時間に応じて、タスクが実行されるタイミングが調整されても良い。例えば、「11:50~12:30の間に滑走し終えたら」というトリガが設定され、滑走時間が50分程度である場合を考える。例えば、11:50分頃に滑走し終えたときには、もう1周滑走するとトリガに含まれる時間範囲を超えてしまうので滑走し終えた段階でタスクが実行される。若しくは、滑走を急げば滑走時間を40分に短縮でき、トリガに含まれる時間範囲内に滑走し終えることができる可能性もあるため、例えば「急げばもう1周できます」等の内容を表示や音声によりユーザに報知する。また、12:15分頃に滑走し終えた場合には、もう1周滑走するのは明らかに不可能であることから、滑走し終えた時点でタスクが実行される。以上のように、トリガで指定された時間範囲内でタスクが実行されるタイミングが適宜、調整されても良い。
以上、トリガ及びタスクの設定例について説明した。なお、トリガ及びタスクは、ユーザの習慣的行動に基づいて予測され、予測結果に基づいて自動的に設定されたものであっても良い。
(予備的なトリガの設定例)
トリガ及びタスクの設定例について説明した。ところで、設定されたトリガが成立しタスクの内容がユーザに報知された場合であっても、ユーザによりタスクが実行されない可能性もある。例えば、ユーザが急いでいる場合や忘れてしまった場合に、タスクが実行されない可能性がある。そこで、所定のトリガ及びタスクが設定された後、当該タスクが実行されなかった場合を想定して、予備的なトリガが自動で設定されるようにしても良い。
例えば、図20に示す仮想地図VM10が表示部11に表示され、仮想地図VM10を使用して「「学校」に向かう際に「自宅最寄駅」に到着したら」というトリガ、及び、「交通系の電子マネーをチャージする」というタスクが設定された例を考える。この場合、「自宅最寄駅」で電車が入線しユーザが急いで乗車した場合等、何からの理由で電子マネーがチャージされない可能性もある。係る可能性を考慮して、電車の行き先である「学校最寄駅」に予備的なトリガを設定する。例えば、「「自宅最寄駅」で電子マネーがチャージされずに「学校最寄駅」に到着したら」という予備的なトリガが設定される。なお、予備的なトリガに対応するタスクの内容は同一(電子マネーをチャージする)である。予備的なトリガは、例えば、状況認識部121により設定され、予備的なトリガが成立したか否かは、トリガ判定部125により判定される。なお、予備的なトリガを設定するか否をユーザが選択できるようにしても良い。また、予備的なトリガは、本来のトリガ(「「学校最寄駅」に到着したら」というトリガ)に対応するタスクが実行されない場合に設定されるようにしても良い。
ここで、「自宅最寄駅」や「学校最寄駅」にユーザが到着したか否かは、位置センサ132により取得される位置情報に基づいて判断することができる。また、電子マネーにチャージされたか否かは、例えば、位置情報に基づいて判断される「自宅最寄駅」や「学校最寄駅」における滞留時間で判断される。例えば、「自宅最寄駅」や「学校最寄駅」における滞留時間が一定時間(例えば10分)以上であれば、電子マネーにチャージされたものと判断される。なお、通信部14により電子マネーの残高を確認するサーバ装置等にアクセスし、残高の変化を情報取得部124が取得することにより、電子マネーにチャージされた否かが判断されるようにしても良い。
「予備的なトリガを設定する処理の流れ」
図21は、実施の形態に係る予備的なトリガを設定する処理の流れを示すフローチャートである。ステップST11では、トリガ及びタスクが設定される。係るトリガ及びタスクの設定は、例えば、上述した第1~第7の例の何れかに基づいてなされる。そして、処理がステップST12に進む。
ステップST12では、予備的なトリガが設定されたか否かが、例えば、状況認識部121により判断される。予備的なトリガが設定されている場合には、処理がステップST14に進み、トリガ(本来のトリガ及び予備的なトリガを含む)及びタスクの設定処理が完了する。予備的なトリガが設定されていない場合は処理がステップST13に進む。
ステップST13では、状況認識部121が、本来のトリガが設定されたPOIや経路よりも先のPOI等に、予備的なトリガを自動で設定する。予備的なトリガに対応するタスクは、本来のトリガに対応するタスクと同様の内容である。予備的なトリガは、複数箇所に設定されても良い。予備的なトリガが設定された後、処理がステップST14に進み、トリガ及びタスクの設定処理が完了する。
「予備的なトリガに対応するタスクを実行する処理の流れ」
図22は、予備的なトリガに対応するタスクを実行する処理の流れを示すフローチャートである。ステップST21では、処理が開始される。そして、処理がステップST22に進む。
ステップST22では、本来のトリガ(例えば、ユーザによって設定されたトリガ)に対応するタスクが実行されたか否かが判断される。係る判断は、例えば、タスク管理部126により行われる。ここで、本来のトリガに対応するタスクが既に実行されている場合には、処理がステップST23に進む。
ステップST23では、予備的なトリガに関する設定を取り消す処理が行われる。即ち、既にタスクが実行されていることから、同じタスクが実行されないようにする。例えば、トリガ判定部125に予備的なトリガが設定されている場合には、タスク管理部126による判断結果に基づいて、トリガ判定部125が予備的なトリガの設定を取り消す。そして、処理がステップST24に進み、処理が終了する。
一方、ステップST22の判断処理において、タスクが未だ実行されていない場合には、処理がステップST25に進む。タスク管理部126は、ステップST22における判断結果をトリガ判定部125に通知する。そして、ステップST25において、トリガ判定部125は、予備的なトリガが成立したか否を判断する。予備的なトリガが成立していない場合は、処理がステップST25に戻る。予備的なトリガが成立した場合は、処理がステップST26に進む。
ステップST26では、予備的なトリガが成立したことから、予備的なトリガに対応するタスク、即ち、本来のトリガに対応するタスクと同一のタスクがタスク管理部126により実行される。そして、処理がステップST24に進み、処理が終了する。
(トリガ及びタスクの閲覧例)
上述したように、トリガ及びタスクが設定される。ところで、多数のトリガ及びタスクが設定されると、ユーザは、どのようなトリガでどのようなタスクを設定したかを忘れてしまう虞がある。そこで、設定済みのタスクを、見易いUI(User Interface)で閲覧(確認)できることが望まれる。係る観点を踏まえたタスクの閲覧例について説明する。
「タスクの階層化」
タスクを閲覧する効果的なUIを実現するために、本実施の形態では、例えば、タスクを階層構造で保持する。図23は、係る階層構造の一例を示す図である。階層構造は、例えば、レベル(Lv)0~4の5階層を有している。Lv.0が最も上位の階層であり、Lv.1、2・・4となるに連れて下位の階層となる。
Lv.0は、全てのトリガ及びタスクを含むToDoリストであり、ルートに相当するレベルである。Lv.1は、POI単位(例えば、家、乗換駅、職場等)に相当するレベルである。Lv.2は、POIに対応する向き(例えば、家へのエンター、最寄駅からのイグジット等)に相当するレベルである。Lv.2には、向きがない場合(例えば、職場でのタイマ等)も含まれる。Lv.3は、POIの向きに対応する経路(例えば、職場から家へのエンター、職場に向かう際の職場最寄駅からのイグジット)に相当するレベルである。Lo.4は、POIの経路に対応する時刻に相当するレベルである。
タスクの具体的な閲覧例について説明する。図24Aに示すように、始めに最も上位であるLv.0に含まれる内容が表示部11に表示される。ユーザがどの階層を閲覧しているかを示す文字、具体的には「タスクの閲覧(Lv.0)」との文字が表示される。
例えば、表示部11には、長円状の枠で囲まれた「ToDo」の文字が表示される。「ToDo」という文字の近傍、例えば、右上には例えば「10」という数字が示されている。「10」の数字は、図24Bに示すように、ToDoの階層つまりLv.0の階層より下位の階層に含まれるタスクの数を示している。例えば、数字の箇所をタップすると、次の階層(Lv.1)を示す内容に画面が遷移する。
図25Aは、遷移後の画面例を示す図である。Lv.1の内容に対応する複数のPOIが表示部11に表示される。例えば、POIの一例として「家」、「乗換駅」、「職場」が表示部11に表示される。「家」の近傍には「4」という数字が表示され、「乗換駅」の近傍には「3」という数字が表示され、「職場」の近傍には「3」という数字が表示されている。各数字は、図25Bに示すように各POIに紐付けられたLv.2以下のタスク数を示している。具体的には、各POIの近傍に示された数字は、図25Bにおける実線で囲まれた範囲内のタスク数が「4」であり、点線で囲まれた範囲内のタスクが「3」であり、1点鎖線で囲まれた範囲内のタスク数が「3」であることを示している。例えば、数字の箇所をタップすると、次の階層(Lv.2)を示す内容に画面が遷移する。ここでは「家」の箇所がタップされたものとして説明する。
図26Aは、遷移後の画面例を示す図である。Lv.2の内容に対応するPOI、具体的には「家」が表示部11に表示される。また、「家」の表示から出るように伸びる矢印41、「家」の表示に入り込む矢印42、時計を示すタイマ表示43が「家」の文字の近傍に表示される。更に、矢印41の近傍には「1」という数字が表示され、矢印42の近傍には「3」という数字が表示される。各数字は、図26Bに示すように各POIに対する向きに紐付けられたLv.3以下のタスク数を示している。具体的には、各POIの近傍に示された数字は、図26BのLv.2における実線で囲まれた範囲内のタスク数が「3」であり、点線で囲まれた範囲内のタスクが「1」であり、1点鎖線で囲まれた範囲内のタスク数が「0」であることを示している。例えば、数字の箇所をタップすると、次の階層(Lv.3)を示す内容に画面が遷移する。ここでは矢印42の箇所がタップされたものとして説明する。
図27は、遷移後の画面例を示す図である。Lv.3の内容に対応する内容、具体的には、「家」に向かう場合の出発地点として「職場」、「乗換駅」が表示部11に表示される。「職場」及び「乗換駅」の表示は、「家」の表示と線で結ばれている。「職場」の近傍には「2」という数字が表示され、「乗換駅」の近傍には「1」という数字が表示されている。各数字は、図26BのLv.3における実線で囲まれた範囲内のタスク数が「2」であり、点線で囲まれた範囲内のタスクが「1」であることを示している。以上のようにして、各レベル間を遷移させる表示がなされる。なお、Lv.4の内容が設定されている場合には、同様にして、画面の内容がLv.3からLv.4に遷移する。
なお、各レベルに対応する表示を遷移させる操作は、上述した操作に限定されるものではない。例えば、図28Bに示すように、表示部11にレベルLv.1に対応する内容が表示されているとする。表示部11の例えば左下にスライダ45が表示されている。スライダ45を左側にドラッグするズームアウト操作がなされたときに、上位の階層に対応する内容、具体的には、図28Aに示すように、Lv.0に対応する内容が表示されるようにしても良い。反対に、スライダ45を右側にドラッグするズームイン操作がなされたときに、下位の階層に対応する内容、具体的には、図28Cに示すように、Lv.2に対応する内容が表示されるようにしても良い。ドラッグ操作の量(指の変位)に応じて、より上位若しくはより下位の階層に対応する内容が表示されるようにしても良い。勿論、スライダ45を使用した操作に限らず、タップ回数やタッチ時間、表示部11にタッチしたさい際の圧力の強さ等に応じて、各レベルに対応する表示の遷移が行われるようにしても良い。
ユーザは、上述したようにレベル間の内容を遷移させた後、適宜な表示の際に、所定の操作を行うことにより、タスクの具体的な内容を閲覧する。タスクの具体的な内容を閲覧する操作の例について、図29A~図29Cを参照して説明する。
例えば、図29Aに示すように、表示部11にLv.1に対応する内容が表示されているとする。ここで、ユーザがこれ以上の下位の階層の内容を確認するのではなく、タスクの具体的な内容を閲覧することを希望する例を考える。具体的には、図29Aの表示状態において、ユーザがPOIの一つである「家」に設定されているタスクの内容を閲覧したい場合を考える。
例えば、ユーザは、「家」が表示されている箇所を長押しする。係る長押し操作に応じて、画面内容が図29Bに示す内容に遷移する。図29Bに示すように遷移後の画面には、「家」に対応する複数のタスク(図示の例では4個のタスク)の内容がリストにより表示される。具体的には、「家」へエンターした際のタスクとして3個のタスクが表示され、「家」からイグジットした際のタスクとして1個のタスクが表示される。なお、図29Bに示すように、表示部11の例えば左上には、矢印47が表示されている。矢印47をタップすることにより、表示部11の表示内容が前の画面(図29Aに示す画面)の内容に戻る。
このように、タスクの内容が一覧表示されるので、ユーザは、「家」に紐付けられたタスクの内容を容易に確認することができる。本実施の形態では、一覧表示されたタスクのうち所定のタスクをタップすることにより、当該タスクの個別画面に遷移するようにしている。例えば、一覧表示されたタスクのうち「学校からの帰宅時に最寄駅についたら母親に自動メールを送信する」というタスク(トリガを含む)をタップすると、図29Cに示すように、表示部11には、タップされたタスクの設定画面48が表示される。個別の設定画面48を表示することにより、タスクのより詳細な内容を閲覧することができる。更に、設定画面48を使用してタスクの内容を編集できるようにしても良い。設定画面48の表示内容は、設定画面21等と同様であるので重複した説明を省略する。なお、設定画面48の例えば左上には、矢印48aが表示されている。矢印48aがタップされると、表示部11の表示内容が前の画面(図29Bに示す画面)の内容に遷移する。
なお、上述したタスクの設定及び閲覧は、それぞれ所定の操作を行うことにより、設定モード、閲覧モードとして選択できるようにしても良いし、モードとして区別することなく、設定及び閲覧が同時に行うことができるようにしても良い。
(タスクの共有について)
ところで、上述したようにタスクが設定できるとしても、どのような場所にどのようなタスクを設定して良いのかがよくわからないユーザも存在すると考えられる。そこで、本実施の形態では、タスクの内容を共有化し、スマートフォン1のユーザが他のユーザが設定したタスクの閲覧できるようにしている。
例えば、スマートフォン1の情報取得部124が通信部14を介してタスクを管理するサーバ装置(以下、タスク管理サーバと適宜、称する)にアクセスする。そして、当該タスク管理サーバから他のユーザが設定したタスクに関する情報を取得する。また、スマートフォン1のユーザは、例えば、自身が設定したタスクの内容を、タスク管理サーバに送信する。
例えば、図30Aに示すように、表示部11に仮想地図VM15が表示される。この状態で、例えば、ユーザによりヘルプアイコンIC3がタップされる。この操作に応じて、情報取得部124がタスク管理サーバから各POIに対するタスクの設定状況を取得する。そして、例えばタスク管理部126が、仮想地図VM15で示された各POIに対する設定数を100%で正規化し、個々のPOIにどの程度のタスクが設定されているかを割合で表示する。その一例が図30Aに示されている。図示の例では、「自宅最寄駅」には71%のタスクが設定され、「職場最寄駅」には20%のタスクが設定され、「職場」には9%のタスクが設定されている。特定のPOIが選択されていない段階では、図30Aに示すような俯瞰的な比率が表示される。
あるPOIが選択されると、当該POIに設定されたタスクのより具体的な内容が表示される。例えば、「自宅最寄駅」が選択されると、図30Bに示すように、「自宅最寄駅」に設定されたタスクの内容が例えば円グラフを使用した割合により表示される。具体的には、「買い物」に関するタスクが最も多く設定され、次に何らかの「提出」に関するタスクが最も多く設定されている。
共有されたタスクの内容が階層的に見られるようにしても良い。例えば、図31Aに示すように共有されたタスクが表示されている場合に、ユーザが「メモ」の箇所をタップする。すると、図31Bに示すように、メモの具体的な内容の割合が表示される。図示の例では、「自宅最寄駅」で「買い物」に関するメモを表示するタスクを設定するユーザが多いことが示されている。更に、「買い物」の箇所をタップすると、画面が図31Cに示す表示に遷移する。図31Cに示すように、どの場所での買い物であるかの割合が示される。どの場所で買い物をしたかの情報は、タスク管理サーバで管理されている。
しかしながら、タスクの内容を過度に詳細に公開することは個人の行動を公開することになるため、プライバシーの侵害になる虞がある。従って、自分がタスク管理サーバに対して公開している階層(レベル)まで、他のユーザのタスクの内容を閲覧できるようにしても良い。
例えば、自身が公開を許可している階層より下の階層を閲覧しようとした場合には、図31Dに示すように、閲覧できない旨の内容が表示される。この場合に、設定を変える旨が質問されても良い。つまり、自身のタスクの内容を公開するレベルをより下位に、つまり、より詳細な内容を公開するようにしても良い。スマートフォン1のユーザがより詳細な内容を公開することを了承した場合は、図31Dに示す内容を閲覧することができるようになるようにしても良い。
なお、同じ「自宅最寄駅」が選択された場合でも、経路を含めて指定した場合は、閲覧可能な他のユーザのタスクの内容も大きく変化し得る。例えば、図31Eに示すように、学校帰りを指定してした上で「自宅最寄駅」を選択した場合、他のユーザのタスクとして「メモ」が多かったものが「連絡」となり、他のユーザと共有しているタスクの内容が変化する。なお、経路の指定は、例えば、「学校」から「自宅最寄駅」にドラッグ操作を行なった後にヘルプアイコンIC3をタップすることにより行うことができる。
なお、他のユーザと共有するタスクに関する表示は、円グラフを使用した割合の表示に限定されることはない。例えば、図32に示すように、共有された他のユーザのタスクのうち、設定数が多いタスクの内容をリスト形式で表示するようにしても良い。また、共有されたタスクをユーザが使用したい場合には、使用したいタスクを選択した上で設定できるようにしても良い。タスクの選択は、例えば、タスクの左側に表示されたチェックボックスをチェックすることによりなされる。なお、この場合、設定を可能とする表示、例えば、図32に示すように「使ってみる」との文字からなるアイコン49を表示部11に表示しても良い。アイコン49をタップすることにより、選択したタスクが自動で設定されるようにしても良い。
[実地図を使用したタスクの管理の具体例]
上述した説明では、仮想地図を使用したタスクの管理の具体例について説明した。次に、実地図を使用したタスクの管理の具体例について説明する。実地図とは、例えば、実際の地図に対応する情報であり、具体的には、ネットワークやメディアを介してサービス提供者等から提供される地図データに対応する地図や、紙媒体に記載された地図を取り込んだ地図等を意味する。
(タスクの設定例)
始めに、実地図を使用したタスクの設定例について説明する。図33Aに示すように、表示部11には、実地図RM1が表示される。実地図RM1は、例えば、出発点として駅AAが指定され、到着点として職場BBが指定された内容に対応する地図である。実地図RM1では、駅AAから職場BBに向かう経路RT1が表示されている。
例えば、ユーザが、経路RT1上の任意の箇所を長押しする。すると、図33Bに示すように、タスク設定画面51Aが表示される。タスク設定画面51Aを使用して、ユーザは、タスク内容やタスクの報知態様等を設定することができる。設定方法については、タスク設定画面21A等に関する説明の箇所で既に説明しているので重複した説明を省略する。タスク設定画面51Aを使用して経路RT1上の所定箇所にタスクが設定されると、図33Cに示すように、当該箇所にタスクが設定されていることを示す表示であるタスクポイントTP1が表示される。図33Cでは、タスクポイントTP1が着色された丸印で示されるが、タスクポイントTP1の表示態様は適宜、設定することができる。
通常、タスクポイントTP1は、丸印で示されている。タスクポイントTP1がタップされると、図33Cに示すように、タスクの詳細な内容がポップアップ表示される。なお、タスクの詳細な内容が画面遷移により表示されても良い。
(タスクの実行を優先した経路の設定例)
次に、タスクの実行を優先した経路の設定例について説明する。例えば、図34Aに示すように、実地図RM1が表示部11に表示される。上述したように、実地図RM1は、駅AA、職場BB及び駅AAと職場BBとを結ぶ最短経路である経路RT1を含む。また、実地図RM1は、経路RT1上からはずれた箇所に設定されたタスクポイントTP2を含む。
タスクポイントTP2に対応するタスクは、タスクのカテゴリが「買物」であり、場所のカテゴリが「店舗、コンビニ」であり、タスクの内容が「ボールペンを買う」という内容を含む。ここで、タスクポイントTP2が例えば長押しされると、図34Bに示すように、経路RT1がタスクポイントTP2を含む経路RT2に経路が変更される。即ち、駅AAから職場BBに向かう際に、タスクポイントTP2の箇所を経由する経路が再設定され表示される。なお、タスクをより多く実行可能なタスク優先の経路設定を指定できるアイコンが表示部11に表示されるようにしても良い。そして、当該アイコンがタップされた場合には、より多くのタスクを実行できる経路が表示部11に表示されるようにしても良い。
最短経路等の所定の経路を、タスクの実行を優先した経路に再設定する処理の流れを、図35に示すフローチャートを参照して説明する。以下の説明では、出発地をS、目的地をEとし、処理したいタスク(T1~TN)が固定されているケースを考える。タスクそれぞれに対し、当該タスクをこなせる地点候補が既知のものとする。例えば、「免許更新」というタスクに対して、地点候補として試験場や指定警察署のリストをもつ。更にタスクT1~TNは優先度(重要度)順に降順にソートされているものとする。なお、以下に説明する処理は、制御部12、具体的にはタスク管理部126により実行されるが、処理をどの機能ブロックが行うかは適宜、設定することができる。
処理が開始されると、ステップST31では、出発地Sから目的地Eまでの最短経路Rが算出される。そして、処理がステップST32に進む。ステップST32では、リルートを行うためのタスクが残っているか否かが判断される。タスクが残っていない場合は、処理がステップST38に進み、処理が終了する。タスクが残っている場合は、処理がステップST33に進む。
ステップST33では、変数iがインクリメントされる。そして、処理がステップST34に進む。ステップST34では、タスクTiをこなせる候補Pa群から、最短経路Rから最短の候補地(所定のタスクを実行する場所)Pijを決定する。そして処理がステップST35に進む。
ステップST35では、候補地Pijの訪問(立ち寄り)によって追加を要する時間Diが算出される。そして、処理がステップST36に進む。
ステップST36では、Diの積算値であるΣDiが閾値より小さいか否かが判断される。タスクを実行できたとしても、それにより出発地Sから目的地Eまでに要する時間が大幅に大きくなってしまっては、ユーザに推奨する経路としては適切でないことになる。従って、本例では、Diの積算値であるΣDiが閾値より小さいか否かを判断するようにしている。ΣDiが閾値以上である場合には、処理がステップST38に進み、経路が更新されずに処理が終了する。ΣDiが閾値より小さい場合には、処理がステップST37に進む。
ステップST37であ、候補地Pijを含むように経路が更新される。更新後の経路が表示部11に表示される。そして、処理がステップST32に戻り、ステップST32以降の処理が繰り返される。
(リルートに対応するタスク実行場所の再提案)
リルートがなされた場合に、タスクを実行する場所をユーザに再提案されるようにしても良い。例えば、図36Aに示すように駅AAから職場BBまでの経路RT5が設定され、経路RT5の所定箇所の近傍にタスクポイントTP5が設定されている例を考える。タスクポイントTP5に対応するタスクは、タスクのカテゴリが「買物」であり、場所のカテゴリが「店舗、コンビニ」であり、タスクの内容が「ボールペンを買う」という内容を含む。
例えば、目的地が職場BBから訪問先CCに変更されたとする。この場合、目的地の変更に応じて経路が再検索され、図36Bに示すように、目的地である訪問先CCまでの新たな経路RT6が表示される。経路RT6で、タスクを実行できる箇所、例えば、コンビニエンスストアが存在する場合には、新たなタスクポイントTP6が自動で設定され表示されるようにしても良い。これにより、リルートされた場合でも、ユーザは、再度、タスクを実行する場所を設定する必要は無く、自動で再設定されたタスクを実行可能な場所を認識することができる。
なお、例えば、公共の乗物を使用する場合、単純加算ではなく再検索してDを求めてもよい。これにより、例えば、買物をすることで一時間に一本しかない急行電車に遅れる場合にその経路を推薦しないようにすることができる。また、タスクの優先度順の探索は必須ではない。上述したフローでは優先度の高いタスクから順に見ていったが、例えば「優先度2位と3位の両タスクをこなす場合の加算量D2」<「優先度1位のタスクをこなす場合の加算量D1」という場合も起こり得る。従って、経路の全探索を行うことで適切な経路を検索し、検索された経路を推薦するようにしても良い。
[仮想地図と実地図との連携表示]
上述した説明では、仮想地図を用いたタスクの管理及び実地図を用いたタスクの管理について説明した。しかしながら、本実施の形態では、仮想地図と実地図とを連携した表示(連携表示)を行うことも可能であり、且つ、連携表示に基づくタスクの管理も可能とされる。
(概要)
始めに、仮想地図(第2の地図情報)と実地図(第1の地図情報)との連携表示の概要について説明する。図37は、仮想地図と実地図との連携表示の概要を説明する図である。図37に示すように、表示部11には、実地図、仮想地図、タスクが表示されるエリアであるタスクプールがそれぞれ表示される。実地図等の表示位置や大きさは適宜、設定することができる。本実施の形態では、表示部11に向かって左側に実地図が表示され、右側上部に仮想地図が表示され、右側下部にタスクプールが表示される。後述する操作を容易とするために、実地図、仮想地図及びタスクプールを境界する境界線が表示されることが好ましいが、表示されなくても良い。
例えば、実地図内に存在するPOI及びPOIを接続する経路が仮想地図に表示される。従って、実地図の場所的な範囲と仮想地図の場所的な範囲とは概ね一致することになる。その範囲内に存在するタスクがタスクプールに表示される。
実地図で示される地図の内容が拡大若しくは縮小されると、それに対応して仮想地図の内容が変化し得る。反対に、仮想地図に対して、場所的な範囲を拡大する操作や、場所的な範囲を縮小する操作が行われると、それに対応して、実地図で示される地図の内容も拡大若しくは縮小し得る。実地図及び仮想地図により示される場所的な範囲に変動が生じると、そこに含まれるタスクも変化し得る。従って、タスクの変化が生じた場合には、タスクプール内の表示内容も変化する。従って、表示部11に対する操作入力に応じて実地図、仮想地図、タスクプールの内容の少なくとも1個の表示内容が変化する。連携した変化の場合は、表示部11に対する操作入力に応じて実地図、仮想地図、タスクプールの内容の少なくとも2個の表示内容が変化する。
なお、タスクプール内のタスクの数が多い場合には、タスクプールの表示領域そのものが拡大され、その分、仮想地図や実地図の領域が縮小するように、表示領域が動的に変更されても良い。
タスク及びタスクが含まれるタスクプールの概要について説明する。例えば、タスクには下記に示すプロパティを設定することが可能とされている。なお、以下では、プロパティの具体例が対応付けて示されている。
・タスクカテゴリ/買い物
・場所カテゴリ/店舗、コンビニ
・場所候補設定/あり
・タスクを実行する期限/2018/6/7
・タスクの重要度/1(例えば、重要度が大きいほど重要)
(なお、重要度以外にも緊急度、実施容易度等の設定も可能)
・タスクの所要時間(分)/10分
タスクプールは、例えば、以下に示す特質を有する。
・タスクプール内のタスクは、ソートした上で表示することができる。ソートの順序は
重要度、緊急度、実施容易度によりなされる。
・実施場所設定済みフラグの有無により、表示を切り替えることができる。
・実施場所設定済みタスクに対する表示/非表示の設定が可能とされる。
(タスクプールの具体的な表示例)
次に、タスクプール等の具体的な表示例について説明する。図38は、タスクプール等の具体的な表示例を示す図である。表示部11には、実地図RM20、仮想地図VM20及びタスクプールTPO20が表示されている。
仮想地図VM20は、POIの一例として「自宅」、「自宅最寄駅」、「乗換駅」、「百貨店」、「塾最寄駅」、「塾」、「学校最寄駅」、「学校」を含んでおり、各POIが経路に対応する線により結ばれている。各POIの位置は、実地図RM20において、それぞれの位置がユーザにわかる表示形態でマッピングされている。なお、POIの一つである「百貨店」の下には「ふとん購入」と表示されている。これは、百貨店で行うべきタスクを示している。つまり、「ふとんを買う」というタスクは、タスクを行うべき場所が設定済みのタスクである。
タスクプールTPO20内には、例えば「aaa」というタスクと「bbb」というタスクとが表示されている。なお、「aaa」及び「bbb」の具体的な内容は適宜、設定することができる。また、タスクプールTPO内には、チェックボックス61が表示されている。チェックボックス61は、実施場所を設定済みのタスクを表示するか否かを設定するためのものである。チェックボックス61にチェックが付されている場合は、実施場所を設定済みのタスクが表示され、チェックボックス61にチェックが付されていない場合は、実施場所を設定済みのタスクが表示されないことになる。図38では、後者の例が示されている。なお、チェックボックス61に対するチェックの設定は、例えば、チェックボックス61をタップすることにより行うことができる。
実地図RM20には、タスク「aaa」若しくはタスク「bbb」を実行可能な場所の候補としての候補ポイントが示されている、具体的な、実地図RM20には、3個の候補ポイント(候補ポイントPO20a、PO20b、PO20c)が表示されている。なお、どのタスクを実行可能な候補ポイントであるのかをユーザが認識できる態様により各候補ポイントが表示されても良い。例えば、タスクプールTPO20にあるタスク「aaa」が赤色で表示され、タスク「bbb」が黄色で表示されているとする。この場合、タスク「aaa」を実行可能な候補ポイントが赤色で表示され、タスク「bbb」を実行可能なポイントが黄色で表示されるようにしても良い。また、タスク「aaa」がタップされた場合には、タスク「aaa」を実行可能な候補ポイントが表示され、タスク「bbb」がタップされた場合には、タスク「bbb」を実行可能な候補ポイントが表示されるようにしても良い。
ユーザは、自身やタスクが希望する候補ポイントを選択する。候補ポイントが選択されると、選択の内容が実地図RM20及び仮想地図VM20に反映される。例えば、タスク「aaa」を実行する場所で候補ポイントPO20bが選択されたとする。この場合、仮想地図VM20の「自宅」と「自宅最寄駅」の間に、候補ポイントPO20bに対応するPOIの名称とタスク「aaa」の内容が追加される。また、実地図RM20には、候補ポイントPO20bがタスクを実行すべき場所であるタスク実行ポイントとして表示される。また、タスク「aaa」は、タスクを実施する場所が設定済みとなることから、タスクプールTPO20内から消去される。
図39は、タスクプール等の具体的な表示例を示す図である。図39により示される内容が、図38により示される内容と異なる点は、チェックボックス61にチェックが付されている点である。この場合は、実施場所が設定済みのタスク、具体的には「ふとんを買う」というタスクがタスクプールTPO20内に表示される。
なお、実施場所が設定されているタスクが実行されなかった場合、実施場所の設定状態が継続しても良いし、実施場所の設定状態が解除されて、タスクが一旦タスクプールに戻っても良い。例えば、タスクの緊急度が低い(実施期限までに期間がある)場合などは、タスクプールに戻りタスクの実施場所が再設定されることを待機しても良い。
タスクの実施場所として、ある(A)地点が設定されている設定内容を別の(B)地点に設定した場合は、タスクのプロパティとしては、新しい場所(B)に変更される。結果的にタスクが実行されなかった場合は、上述したようにタスクをタスクプールに戻しても良い。また、設定場所の変更履歴や実施の有無は履歴として残しても良い。
タスクプールに戻ったタスクに実施場所を設定するときは、実施場所の優先候補として過去に設定したことのある(A)地点や(B)地点が優先して推薦されるようにしても良い。手動で実施場所を設定するUIの場合には、(A)地点や(B)地点を実施場所の候補リストの上位に表示することが考えられる。タスクの実施場所が自動設定される場合には、リストの上位にある実施場所が自動設定されるようにしても良い。
繰り返し実施するようなタスクであった場合は、実施場所や、あるいは、実施場所として設定したが実施しなかった場所にそれぞれ重みづけをして扱っても良い。タスクによっては、実施場所は、次回も実施する可能性が高い場合もあるが、そうでない場合もあり得る。実施場所として設定したが実施しなかった場所は、実施する意志を持って設定している可能性もあり、今後も優先して設定場所の候補とするようにしても良い。
(タスクプールの具体例)
図40は、タスクプールの具体的な表示例を示す図である。なお、図40では、タスクプールの箇所のみを独立して示している。タスクプールには、同時に表示される実地図及び仮想地図で規定される場所の範囲内で実施すべきタスクが並んで表示されている。各タスクの内容をより容易にユーザが認識できるように、タスクの内容が文字では無く絵的な内容(例えば、ボールペンや指輪の画像、映画のサムネイル画像等)で表示されても良い。
図40に示す例では、5個のタスクが表示されている。所定のルールに対応する順序に従って、各タスクが表示されても良い。所定のルールは、タスクに対応付けられた重要度順、緊急度順、実施容易度順等が挙げられる。ユーザにより、所定のルールの内容が設定されても良い。タスクのプロパティの全部又は一部(図示の例では実施日や実施期限)が、タスクの内容と共に表示されても良い。また、複数のタスクの実施順序が指定された場合には、順序が下位のタスクの実施容易度が下がる(実施がしづらくなる)ようにしても良い。
図41A及び図41Bに示すように、ユーザがタスクプール内のタスクをタップすると、そのタスクの具体的な内容(プロパティ)を表示することができる。図41Aは、「ボールペンを買う」というタスクがタップされた際の表示例を示している。また、図41Bは、「映画「xx」を観る」というタスクがタップされた際の表示例を示している。なお、タスクの具体的な内容が表示された状態で、当該タスクの内容を編集若しくは削除することができる。例えば、図41Aに示した例において、「ボールペンを買う」というタスクを編集したい場合には編集ボタン63aをタップすればタスクの編集が可能となる。また、削除ボタン63bをタップすることにより、「ボールペンを買う」というタスクを削除することが可能となる。
(操作に応じた具体的な表示例)
「第1の例」
次に、表示部11における所定の表示領域に対してなされた操作に応じて、表示部11の表示内容が変化する第1の例について説明する。例えば、図42に示すように、表示部11に実地図RM30、仮想地図VM30及びタスクプールTPO30が表示されているとする。POIとしては「自宅」、「自宅最寄駅」、「乗換駅」、「塾最寄駅」、「塾」、「学校最寄駅」、「学校」、「カフェ最寄駅」及び「カフェ」が含まれており、各POIが経路を示す線により結ばれている。
ここで、例えば、実地図RM30を拡大する操作、より具体的には、表示部11に対するピンチ操作により実地図RM30をズームインする操作がなされた例を考える。すると、図43に示すように、実地図RM30の表示内容がズームインすることにより拡大された実地図RM31が表示される。実地図RM30が拡大されたことにより実地図RM31では、POIの一つである「カフェ最寄駅」及び「カフェ」が実地図RM31により示される範囲外となる。この場合、仮想地図の内容も連動して変化することにより、仮想地図が仮想地図VM30から仮想地図VM31に変化する。具体的には、仮想地図VM31は、「カフェ最寄駅」及び「カフェ」が消去された仮想地図となる。なお、本実施の形態では、「塾最寄駅」の先に「塾」以外のPOIがあることをユーザが認識できるように、「塾最寄駅」から伸びる経路の表示は残すようにしている。
更に、実地図及び仮想地図に対応する場所的な範囲が変化したことに伴って、当該範囲で実施可能なタスクも変化し得る。実地図及び仮想地図に対応する場所的な範囲で実施可能なタスクに変化があった場合、タスクプールTPO30内のタスクの内容も変化する。例えば、変化後の場所的な範囲内ではタスク「xxx」、タスク「yyy」、タスク「zzz」を実施可能な場所が存在しなくなったとする。この場合は、タスクプールTPO30内からは、当該3個のタスクが消去される。
「第2の例」
次に、表示部11における所定の表示領域に対してなされた操作に応じて、表示部11の表示内容が変化する第2の例について説明する。図44に示すように、表示部11には、第1の例と同様、実地図RM30、仮想地図VM30及びタスクプールTPO30が表示されている。係る表示状態において、例えば、「塾最寄駅」と「カフェ最寄駅」との間の経路を指Fでタップし、当該経路を所定の方向に引っ張る操作がなされる。
当該操作に応じて、図45に示すように、仮想地図の内容が仮想地図VM30から仮想地図VM31に変化する。具体的には、仮想地図VM30から、経路に対応するPOIである「カフェ最寄駅」及び「カフェ」が消去された仮想地図VM31が表示されることになる。仮想地図の変化に伴って、実地図の表示内容も実地図RM30から実地図RM31に変化し、タスクプールTPO30内に表示されるタスクも変化する。実地図RM31及び変化後のタスクプールTPO30内のタスクの内容は第1の例と同様であるので重複した説明を省略する。
なお、図46に示すように、「塾最寄駅」と「カフェ最寄駅」との間の経路がタップされると、その経路から先に存在するPOIを含む領域Pと、それ以外のPOIを含む領域Qとが仮想的に設定される。そして、例えば、「塾最寄駅」と「カフェ最寄駅」との間の経路を方向aに向かって引っ張る操作がなされると領域Pに属するPOI及び経路が消失し、反対の方向bに向かって引っ張る操作がなされると領域Qに属するPOI及び経路が消失する。勿論、「塾最寄駅」と「カフェ最寄駅」との間の経路を方向bに向かって引っ張る操作がなされると領域Pに属するPOIが消失し、反対の方向aに向かって引っ張る操作がなされると領域Qに属するPOIが消失するようにしても良い。
「第3の例」
次に、表示部11における所定の表示領域に対してなされた操作に応じて、表示部11の表示内容が変化する第3の例について説明する。図47に示すように、表示部11には、第1の例と同様、実地図RM30、仮想地図VM30及びタスクプールTPO30が表示されている。係る表示状態において、例えば、仮想地図VM30におけるPOI「カフェ」を仮想地図VM30の領域外に移動する操作、例えば、ドラッグ操作がなされる。
すると、図48に示すように、仮想地図VM30からPOI「カフェ」及び「カフェ」に関連するPOIである「カフェ最寄駅」が仮想地図VM30から消去された仮想地図VM41が表示される。なお、この場合にも、「塾最寄駅」から先に「学校」以外のPOIが存在することをユーザが認識できるようにするために、「塾最寄駅」からの経路を残して表示することが好ましい。また、「カフェ」に関連するか否かは、POIの名称に基づいて判断しても良いし、POI間の距離に基づいて判断しても良い。例えば、「カフェ」との文字を含む「カフェ最寄駅」を「カフェ」に関連するPOIと判断しても良いし、「カフェ」に対して所定距離の範囲内にあるPOI(本例では「カフェ最寄駅」)を「カフェ」に関連するPOIと判断しても良い。
図48に示すように、仮想地図の変化に伴って、実地図の表示内容も実地図RM30から実地図RM31に変化し、タスクプールTPO30内に表示されるタスクも変化する。実地図RM31及び変化後のタスクプールTPO30内のタスクの内容は第1の例と同様であるので重複した説明を省略する。
なお、本例では「カフェ」を仮想地図VM30の範囲外にドラッグ操作する例について説明した他の操作で同様の処理が行われても良い。例えば、表示部11にゴミ箱アイコンを表示させ、当該ゴミ箱アイコンに「カフェ」が移動するドラッグ操作に応じて、同様の処理が行われるようにしても良い。また、ユーザの移動に伴い仮想地図の内容が更新され、仮想地図の更新に伴って「カフェ」が仮想地図VM30に含まれなくなることもあり得る。このように、「カフェ」が仮想地図VM30外となった場合にも同様の処理が行われるようにしても良い。
なお、図49に示すように、「塾最寄駅」から伸びるオープン経路(経由地や目的地に結びついていない経路)が例えばタップにより指定された場合に、指定された経路の先に存在する経由地や目的地が表示されるようにしても良い。例えば、図50に示すように、仮想地図の内容が、仮想地図VM31が仮想地図VM30に変化する。そして、この変化に応じて実地図も実地図RM31から実地図RM30に変化し、タスクプールTPO30内のタスクの内容も変化する。
「第4の例」
次に、表示部11における所定の表示領域に対してなされた操作に応じて、表示部11の表示内容が変化する第4の例について説明する。図51に示すように、表示部11には、第1の例と同様、実地図RM30、仮想地図VM30及びタスクプールTPO30が表示されている。係る表示状態において、出発地及び到着地を指定する操作、例えば、POIをタップするタップ操作がなされる。具体的には、出発地として「自宅」がタップされ、到着地として「塾」がタップされ、それぞれのPOIが選択される。本例では、選択されたことをユーザが認識できるように、「自宅」、「塾」の近傍にチェックボックスを表示しているが、チェックボックスは表示されなくても良い。また、「自宅」が出発地に対応する適宜な色で、「塾」が到着地に対応する適宜な色で着色されて表示されても良い。
すると、図52に示すように、仮想地図の内容が仮想地図VM30から仮想地図VM32に変化する。仮想地図VM32では、出発地「自宅」及び到着地「塾」、及び、それらを結ぶ経路を含む。それ以外のPOI(他の目的地である「学校」、「カフェ」それらに関連する「学校最寄駅」、「カフェ最寄駅」)は消去される。なお、図52に示すように、「自宅最寄駅」から及び「塾最寄駅」のそれぞれの先に別のPOIが存在することを示すために、「自宅最寄駅」及び「塾最寄駅」のそれぞれから伸びる経路が示されても良い。更に、当該それぞれの経路の先に目的地が1個づつ(本例では、「学校」及び「カフェ」)あることが数字等により示されても良い。
図52に示すように、仮想地図の変化に伴って、実地図の表示内容も実地図RM30から実地図RM32に変化し、タスクプールTPO30内に表示されるタスクも変化する。実地図RM32では、例えば、出発地である「自宅」と到着地である「塾」とを結ぶ経路のみが表示される。タスクプールTPO30内では、当該経路で行われるべきタスクが表示される。
「第5の例」
次に、表示部11における所定の表示領域に対してなされた操作に応じて、表示部11の表示内容が変化する第5の例について説明する。図53に示すように、表示部11には、実地図RM31、仮想地図VM31及びタスクプールTPO30が表示されている。実地図RM31等の内容は、図45と同一である。本例は、例えば、指Fを使用したピンチ操作により実地図RM31がズームアウトされた例である。
すると、図54に示すように、実地図RM31が実地図RM30に変化する。実地図RM30は、実地図RM31よりも広範囲を示す。従って、新たなPOIが実地図RM30に表示され得る。本例では、実地図RM31では範囲内に含まれていなかった「カフェ最寄駅」、「カフェ」が実地図RM30では含まれることになる。
実地図の内容の変化に伴って、仮想地図VM31及びタスクプールTPO30内のタスクの内容も変化する。即ち、仮想地図の内容が仮想地図VM31から、POIである「カフェ最寄駅」及び「カフェ」を含む仮想地図である仮想地図VM30に変化する。また、実地図RM30で行われるべきタスクが、タスクプールTPO30内に表示される。本例では、実地図で示される場所的な範囲が拡大したことから、当該範囲で行われるべきタスクとしてタスク「xxx」「yyy」、「zzz」が追加されて表示される。
「第6の例」
次に、表示部11における所定の表示領域に対してなされた操作に応じて、表示部11の表示内容が変化する第6の例について説明する。本例は、実施すべき場所が未設定であるタスクの実施場所を、簡単且つ直感的な操作により設定することができる例である。
図55に示すように、表示部11に実地図RM40、仮想地図VM40及びタスクプールTPO40が表示されているとする。POIとしては「自宅」、「自宅最寄駅」、「乗換駅」、「塾最寄駅」、「塾」、「学校最寄駅」、「学校」が含まれており、仮想地図VM40では、各POIが経路を示す線により結ばれている。
タスクプールTPO40内には、実施場所が未設定であるタスクとして3個のタスク「aaa」「bbb」、「ジュースを買う」が表示されている。ここで、ユーザが「ジュースを買う」というタスクを「学校最寄駅」から「学校」までの間で実施する設定を行う場合を考える。この場合、ユーザは、タスクプールTPO40内のタスク「ジュースを買う」をタップした後、ドラッグ操作により「ジュースを買う」というタスクの表示を「学校最寄駅」と「学校」間に移動させる。
すると、図56に示すように、仮想地図の内容が仮想地図VM40から仮想地図VM41に変化する。即ち、「学校最寄駅」と「学校」との間に、タスクが追加される。この際に、仮想地図VM41に追加されたタスクの内容を表示させても良いが、タスクを実施可能な場所が検索され、図56に示すように、その場所(本例では「コンビニエンスストア」)が表示されても良い。なお、タスクプールTPO40内からは「ジュースを買う」というタスクが消去される。上述したように、チェックボックス61をチェックすることにより、実施場所が設定されたタスクをタスクプールTPO40内に表示させることも可能である。
仮想地図の内容の変化に応じて、実地図の内容から実地図RM40から実地図RM41に変化する。即ち、図56に示すように、「学校最寄駅」と「学校」との間の経路が「コンビニエンスストア」を経由するルートに変更される。「コンビニエンスストア」は、例えば、タスクポイントTP41として表示される。上述したように、タスクポイントTP41をタップするとタスクの詳細を確認することができる。
「第7の例」
次に、表示部11における所定の表示領域に対してなされた操作に応じて、表示部11の表示内容が変化する第7の例について説明する。本例は、実施すべき場所が未設定であり、且つ、実施場所が比較的限定されるタスクの実施場所を、簡単且つ直感的な操作により設定することができる例である。
図57に示すように、表示部11には、実地図RM40、仮想地図VM40及びタスクプールTPO40が表示されている。タスクプールTPO40内には、3個のタスク「aaa」、「bbb」及び「ふとんを買う」が表示されている。ここで「ふとんを買う」というタスクは、上述した「ジュースを買う」というタスクとは異なり、実施可能な場所が限定されるタスクである。従って、タスクを実施できる場所がわかりやすくユーザに提示されることが望まれる。
そこで、図57に示すように、指Fで「ふとんを買う」というタスクがタップされた場合に、当該タスクを実行可能な場所が検索される。検索結果が一定数の場合は、実施可能な場所が限定されるタスクと判断され、図58に示すような表示がなされる。
例えば、「自宅最寄駅」と「乗換駅」との間、及び、「乗換駅」と「塾最寄駅」との間に、「ふとんを買う」というタスクを実施できる場所(例えば、「百貨店」)が存在するとする。この場合、仮想地図VM40における「自宅最寄駅」と「乗換駅」との間の経路、及び、「乗換駅」と「塾最寄駅」との間の経路が他の経路に比べて、強調表示される。例えば、ハイライト表示(点滅表示)や、経路に対応する線の太さ、色等を変化させた強調表示がなされる。また、実地図RM40にも、「ふとんを買う」というタスクを実施可能な場所の候補として候補ポイントPO40、PO41が表示される。このようにして、ユーザは、比較的、実施可能な場所が限定されるタスクであっても、当該タスクを実施できる場所の候補を容易に理解することができる。また、場所の候補の具体的な位置を実地図により確認することができる。なお、一定範囲に「ふとんを買う」というタスクを実施できる場所がない場合は、その旨を表示するようにしても良い。
タスクの実施場所を、仮想地図VM40を使用して設定する処理は第6の例と同様であるので概略的に説明する。図59に示すように、タスクプールTPO40内の「ふとんを買う」というタスクが、仮想地図VM40にドラッグ操作等により移動される。タスクプールTPO40内の「ふとんを買う」というタスクが、例えば、「自宅最寄駅」と「乗換駅」との間の経路に移動される。
すると、図60に示すように、仮想地図の内容が仮想地図VM40から仮想地図VM45に変化する。具体的には、「乗換駅」で一旦下車して百貨店で「ふとんを買う」というタスクが追加される。追加されたタスクは、場所と関連づけられて表示される。例えば、場所とタスクとが二段併記で表示される。仮想地図VM45では、場所の表示がメインであることからタスクは場所に対して従属的に表示される。具体的は、上段に場所(本例では、「百貨店」)が表示され、タスク(本例では、「ふとんを買う」)が下段に且つ括弧が付されて表示される。勿論、図示した以外の態様で場所及びタスクが関連づけられて表示されても良い。仮想地図の変化に伴い、実地図の内容が実地図RM40から実地図RM45に変化する。実地図RM45では、「ふとんを買う」というタスクを実施する場所がタスクポイントTP45として表示される。なお、仮想地図VM40に表示されるタスクを実施できる場所の提示と、実地図RM45に表示されるタスクポイントTP45とは、何れか一方を提示するようにしても良い。
なお、図61Aに示すように、目的地、経由地以外にタスクを実施可能な場所が存在する場合には経路のみを強調表示し、図61Bに示すように、目的地や経由地もタスク実施可能な場所となる場合は、当該目的地や経由地も含めて強調表示するようにしても良い。
また、上述した第7の例では「ふとんを買う」タスクを例にして説明したが、これに限定されるものではない。例えば、図62にタスクプールTPO40内に3個のタスク「aaa」、「bbb」、「ふとんを買う」が表示されているとする。例えば、「bbb」というタスクがタップされた後に、「ふとんを買う」というタスクがタップされたとする。この場合は、2個のタスクを同時に実施できる場所の候補が提示されても良い。例えば、図62に示すように、2個のタスクを同時に実施できる場所が存在する「自宅最寄駅」と「乗換駅」との間の経路、及び、「乗換駅」と「塾最寄駅」との間の経路が強調表示される。なお、タスクの数は、3個以上でも良い。また、複数のタスクは、「ふとんを買う」というタスクのような比較的、実施することが限定されるタスクを含んでいても良いし、含んでいなくても良い。
「第8の例」
次に、表示部11における所定の表示領域に対してなされた操作に応じて、表示部11の表示内容が変化する第8の例について説明する。本例は、実施すべき場所が未設定であるタスクの実施場所を設定する際に、時刻を考慮した処理が行われる例である。
図63に示すように、表示部11には、実地図RM50、仮想地図VM50及びタスクプールTPO50が表示されている。実地図RM50及び仮想地図VM50の表示内容は、実地図RM40及び仮想地図VM40とそれぞれ同一である。タスクプールTPO50内には、3個のタスク「aaa」、「bbb」及び「参考書を買う」が表示されている。
例えば、「参考書を買う」というタスクがタップされる。そして、「参考書を買う」というタスクを実施できる場所が検索される。本例では、「塾最寄駅」と「塾」との間に存在する書店が、「参考書を買う」というタスクを実施できる場所として検索されたとする。更に、場所の検索だけでなく時刻、例えば、書店の営業時間が検索される。係る検索は、情報取得部124が書店のホームページ等にアクセス等することにより行われる。本例では、書店の営業時間が「10:00~23:00」とする。更に、データベース15に記憶された行動履歴を参照して、ユーザが「塾最寄駅」と「塾」との間を通過する時刻が学習され、推定される。ここでは、「塾最寄駅」から「塾」に向かう往路における通過時刻、より具体的には、「塾」に向かう際に書店付近を通過する時刻として「17:00」が推定される。一方、「塾」から「塾最寄駅」に向かう復路における通過時刻、より具体的には、「塾」から帰る際に書店付近を通過する時刻として「23:00」が推定される。
そして、図64に示すように、仮想地図VM50に、書店の場所及び書店を通過する時刻を含む通過情報62A、62Bが表示される。書店の場所は、通過情報62A、62Bが「塾最寄駅」と「塾」との間から引き出されるように表示されることにより示される。また、通過情報62Aは、往路における書店を通過する時刻である「17:00」という情報を含む。また、通過情報62Bは、復路における書店を通過する時刻である「23:00」という情報を含む。更に、本実施の形態では、どちらの時間で参考書を買うのが適切であるかを示すようにしている。例えば、「23:00」は書店の営業が終了する間際である。従って、「17:00」、即ち、「塾」に行く際に参考書を買うのが適切である。従って、通過情報62Aは、例えば「おすすめ」という情報を含む。
そして、例えば、図65に示すように、タスクプールTPO50内で選択した「参考書を買う」というタスクを通過情報62Aに向けてドラッグ操作等により移動する。係る操作に応じて、タスクプールTPO50内からは、「参考書を買う」というタスクが消去される。
そして、図66に示すように、仮想地図の内容が仮想地図VM50から仮想地図VM51に変化する。具体的には、「塾最寄駅」と「塾」との間に「参考書を買う」という表示が追加される。なお、「参考書を買う」という表示は、具体的な場所、例えば「書店」でも良い。また、往路及び復路の何れで参考書を買うべきかをユーザが認識できるような表示がなされても良い。係る表示は、例えば「参考書を買う」という表示の近傍に表示される「往路」を示すマークである。「往路」を示すマークは、矢印等であっても良い。
(現在状況の表示及びタスクの再スケジュール化)
「現在状況の表示」
次に、表示部11に実地図、仮想地図及びタスクプールが表示される表示態様の中で行われる、現在状況の表示する処理、及び、タスクを再スケジュール化(リスケジュール)する処理について説明する。始めに、現在状況を表示する処理について説明する。
図67に示すように、表示部11には、実地図RM70、仮想地図VM70及びタスクプールTPO70が表示されている。仮想地図VM70は、例えば、POIとして「自宅」、「コンビニエンスストア」、「自宅最寄駅」、「塾最寄駅」及び「塾」を含む。「コンビニエンスストア」には、「自宅」から「自宅最寄駅」に向かう際に「ペンを購入する」というタスクが設定されている。本例では、「コンビニエンスストア」とその場所に設定されたタスクが二段で表示されている。また、仮想地図VM70は、仮想地図VM70における経路を移動する移動アイコン71を含む。移動アイコン71は、例えば、顔の表示を含むキャラクタであるが、乗物等であっても良い。
仮想地図VM70の経路を実地図上に反映させたものが実地図RM70である。実地図RM70は、「自宅」、「自宅最寄駅」、「塾最寄駅」及び「塾」の実地図上の位置が示されている。各地点を結ぶ経路が実線で示されている。また、タスクが設定されている「コンビニエンスストア」の地点がタスクポイントTP70として示されている。上述したように、タスクポイントTP70の箇所をタップ操作等により指定すると、タスクポイントTP70に設定されているタスクの詳細が表示される。
また、実地図RM70も、実地図RM70における経路上を移動する移動アイコン71を含む。実地図RM70及び仮想地図M70における移動アイコンは、異なっていても良いが、同一のアイコンである方がユーザにとって認識し易いという利点がある。
移動アイコン71は、ユーザに対応するアイコンである。従って、ユーザが移動や停止をすると、それに伴って、移動アイコン71も経路上を移動や停止する。移動アイコン71に関する表示制御は例えば以下のようにして行われる。位置センサ132から得られる位置情報に基づいて、状況認識部121がユーザの現在位置を取得する。そして、取得したユーザの現在位置に関する情報をタスク管理部126に供給する。タスク管理部126は、当該情報を適宜、参照して、移動アイコン71の表示位置を適宜、変化させる。
「タスクの再スケジュール化」
「コンビニエンスストア」に設定されているタスクが実行されなかった場合には、以下に説明する処理が行われても良い。例えば、図68に示すように、移動アイコン71の表示態様、例えば、キャラクタの顔の表情を変化させても良い。例えば、タスクが実行されなかったことから、キャラクタの顔の表情が焦る表情に変化するようにしても良い。タスクが実行されたか否かは、例えば、「コンビニエンスストア」の場所における滞留時間等に基づいて判断される。
また、図69に示すように、「自宅最寄駅」から「自宅」に向かう、即ち、復路においてタスクが実施できる場合には、その旨を仮想地図M70における「コンビニエンスストア」の近傍に表示させても良い。次回、例えば、明日同じ経路の往路を通る場合には、その際にタスクを表示させても良い。また、これからのユーザの移動先にタスクを実施できる他の候補場所を提示しても良い。例えば、「自宅最寄駅」の構内や「塾最寄駅」と「塾」との間にタスクを実施できる場所として「コンビニエンスストア」がある場合には、タスクを実行できる場所がこれから移動する経路上に存在することをユーザに提示しても良い。候補場所は、1箇所でも良いし、複数箇所でも良い。また、ユーザが「ペン購入」というタスクを実施しようと考える場所が存在する場合には、「コンビニエンスストア」の箇所を当該場所が存在する任意の経路の箇所に移動させることで、タスクを実施する場所を手動で設定することもできる。また、若し、タスクのプロパティとして高い緊急度が設定されている場合に、タスクを実施できる場所の候補が複数、存在する場合は、できるたけ直ぐにタスクを実施できる場所(例えば、現在地に近い場所)が強調して提示されるようにしても良い。
なお、「ペン購入」というタスクをユーザが急いで実施する必要がないと考える場合もあり得る。その場合は、図69に示すように、「コンビニエンスストア」の箇所をタスクプールTPO70内に移動させることにより、「ペン購入」というタスクを実施する場所が未設定のタスクに変更される。そして、再スケジュール化されたタスクの通知を行わないようにすることができる。
(再スケジュール化されたタスクのリアルタイム通知)
次に、再スケジュール化されたタスクのリアルタイム通知に関して説明する。図70に示すように、「ボールペンを買う」というタスクが設定されている。係るタスクは、タスクカテゴリ:買物、場所カテゴリ:店舗、コンビニエンスストア、期限:2018/6/7、重要度:1、所要時間:10分:、コメント:塾で使う、という内容が設定されたプロパティを有している。
図71A及び図71Bは、本例における仮想地図を示しており、図71Aは仮想地図VM80を示し、図71Bは、仮想地図VM81を示している。なお、以下の説明では、説明の便宜を考慮して、仮想地図のみを図示して説明するが、仮想地図VM80、VM81は、実地図及びタスクプールと共に表示部11に表示される。
仮想地図VM80は、POIの一例として「自宅」、「コンビニエンスストア」、「自宅最寄駅」、「塾最寄駅」、「塾」を含む。また、仮想地図VM80は、移動アイコン71と同様の移動アイコン81を含む。「自宅」と「自宅最寄駅」との間にある「コンビニエンスストア」で「ペンを買う」というタスクが設定されているものとする。「コンビニエンスストア」の店舗数は多いことから、本例では、「自宅」と「自宅最寄駅」との間に複数の「コンビニエンスストア」が存在する例を想定している。従って、仮想地図VM80では、「自宅」及び「自宅最寄駅」間に複数(図示の例では2個)の「コンビニエンスストア」が存在することをユーザが認識できるように、複数の「コンビニエンスストア」が畳みこまれるようにして表示されている。
位置センサ132からのセンシングデータに基づいてユーザの「自宅」からの移動が検出されると、移動アイコン81が右側に向かって移動する。なお、図示はしていないが、実地図上の移動アイコンも移動する。タスクを実施する場所、即ち、1個目の「コンビニエンスストア」に近づくと、仮想地図の内容が仮想地図VM80から仮想地図VM81に変化する。仮想地図VM81では、畳みこまれていた表示が展開されて表示される。具体的には、「自宅」と「自宅最寄駅」間の経路が長くされ、タスクを実施する場所の詳細、即ち、「自宅」と「自宅最寄駅」との間に、タスクを実施する場所の候補として2個の「コンビニエンスストア」(コンビニエンスストアCA、CB)が存在することが表示される。なお、表示部11の表示領域に制約がある場合は、一部のPOIの図示(例えば「塾」)が適宜、省略される。
なお、実地図上で1個目の「コンビニエンスストアCA」に近づいた場合に、その箇所が点滅等により強調表示されても良い。
タスクを実施する場所として複数の場所が存在する場合であり、且つ、ユーザにより具体的なタスク実施場所の設定がなされていない場合には、図72Aに示すように、ユーザの移動方向に対して、地理的に近い場所、本例では「コンビニエンスストアCA」がタスクを実施する場所として設定される。係る場合、仮想地図VM81において、間もなく「コンビニエンスストアCA」でタスクを実施できることをユーザが認識できるように、「コンビニエンスストアCA」の箇所に、旗を模したマークFLを表示させても良い。
仮に、「コンビニエンスストアCA」でタスクが実施されない場合には、次のタスク実施場所の候補である「コンビニエンスストアCB」がタスクの実施場所として設定される。そして「コンビニエンスストアCB」の箇所にマークFLが表示される。なお、「コンビニエンスストアCA」でタスクが実施されなかった場合に、図72Bに示すように、移動アイコン81の表情を変化させても良い。この場合、タスクが実施された段階で、移動アイコン81の表情が元の表情に変化しても良い。以上のようにして、タスクの実施場所が再スケジュール化されたことをリアルタイムに通知することが可能となる。仮想地図だけでなく、実地図上で「コンビニエンスストアCB」の箇所をタスクポイントとして表示しても良い。このように、ユーザの移動に基づいて、タスクに基づく情報をリアルタイムに更新することができる。タスクに基づく情報とは、実地図、仮想地図及びタスクプールの少なくとも何れかにおいて表示される所定のタスクに関連する情報である。
なお、ユーザが「コンビニエンスストアCA」を通過した場合であっても、「コンビニエンスストアCB」に行くよりも「コンビニエンスストアCA」に引き返す方が、効率的な場合もあり得る。係る点を考慮して、「コンビニエンスストアCA」を通過した場合であってもある地点(以下、分岐点と適宜称する。)までは、タスクの実施場所として「コンビニエンスストアCA」が設定されていることが好ましい。そこで、図73Aに示すように、ユーザがタスクを実施しないで「コンビニエンスストアCA」を通過してから分岐点までに到達するまでは、タスクを実施する場所の候補として「コンビニエンスストアCA」が設定され続ける。この場合に、「コンビニエンスストアCA」に引き返すことを促す表示、例えば「コンビニエンスストアCAに引き返した方がいいよ」という表示を表示部11に表示させても良い。
ユーザがタスクを実施しないで「コンビニエンスストアCA」を通過した後、更に分岐点を超えた場合には、「コンビニエンスストアCB」でタスクを実施した方が効率的であると判断される。そして、タスクを実施する場所の候補が「コンビニエンスストアCA」から「コンビニエンスストアCB」に変更される。仮想地図VM81内のマークFLが「コンビニエンスストアCB」の箇所に表示される。この場合に、タスクを実施する場所が変更されたことを示すメッセージ、例えば「仕方がない、次の購入候補はコンビニエンスストアCBね!」のようなメッセージを表示部11に表示させても良い。
「分岐点を算出する処理」
ここで、上述した分岐点を算出する処理の一例について説明する。本例では、ユーザが移動した地点におけるタスクの実施場所の候補毎のペナルティスコアが算出される。ペナルティスコアの大小関係が切り替わる地点が分岐点として設定される。ペナルティスコアは、その地点に立ち寄る場合の非効率性を示すスコアである。
図74は、ペナルティスコアに応じて分岐点が設定される例の概要を説明するための図である。ユーザの出発地、例えば、「自宅」からの距離に応じてデフォルトのペナルティスコアが設定されている。「コンビニエンスストアCA」のデフォルトのペナルティスコアがペナルティスコアPS1であり、「コンビニエンスストアCB」のデフォルトのペナルティスコアがペナルティスコアPS2であるとする。デフォルトのペナルティスコアは、遠い地点ほど大きくなるように設定されている。具体的には、PS1<PS2となるように各ペナルティスコアが設定されている。
概略的に説明すれば、ペナルティスコアPS1、PS2は、例えば、ユーザが「コンビニエンスストアCA」、「コンビニエンスストアCB」のそれぞれに近づく間は増加せず、各地点を通過後、徐々に増加する。図74に示すように、ユーザが「コンビニエンスストアCA」を通過すると、ペナルティスコアPS1が増加し始める。ペナルティスコアPS1が増加していくと、ある地点においてペナルティスコアPS1、PS2が逆転し、PS1>PS2となる。この時点で、「コンビニエンスストアCA」よりも「コンビニエンスストアCB」に行く方が効率的であると判断され、タスクを実施する場所の候補が「コンビニエンスストアCA」から「コンビニエンスストアCB」に変更される。なお、ペナルティスコアは、例えば、ユーザが一定距離を移動する度に算出される。
具体的には、ペナルティスコアは、下記の数式(1)で求めることができる。
x地点におけるペナルティスコアは、一般化された数式(1)のaをxに置き換えたもので規定される。数式(1)において、
Score_x:地点xのペナルティスコア
R_x:地点xの離脱度
W_r:離脱度重み係数
N_x:地点xの馴染み度
W_n:馴染み度の重み係数
P_x:地点x以降にある候補地点の個数(xを含む)
W_p:候補地点個数の重み係数
をそれぞれ示している。離脱度は、例えば「距離(m)/分」により規定される。離脱度重み係数は、離脱度に応じて設定される重み係数である。馴染み度とは、その場所に立ち寄った頻度に対応する数値である。馴染み度の重み係数は、馴染み度に応じて設定される重み係数である。候補地点個数の重み係数は、候補地点の個数に応じて設定される重み係数である。
数式(1)を使用して、「コンビニエンスストアCA」及び「コンビニエンスストアCB」」のそれぞれに対するペナルティスコアが算出される。そして、「コンビニエンスストアCA」のペナルティスコアPS1が「コンビニエンスストアCB」のペナルティスコアPS2よりも大きくなった地点が分岐点として設定される。
なお、各重み係数は、全てのユーザに対して同一に設定される値でも良いし、ユーザ毎に設定される異なる値でも良い。例えば「買いそびれ」が多いユーザほど数式(1)におけるWpを大きくしても良い。上記例の場合、「コンビニエンスストアCB地点」に到着する直前まで「引き返しを促すメッセージ」が増えることになり、買い忘れへの抑止力が増すことになる。
数式(1)を使用した具体例について説明する。
・所定の関数f(x)=1/xの場合、Paを逆数としてスコア計算に利用する。
この場合、数式(1)における「+Wp×f(Pa)」の項がWp/Paとなり、Paが小さいほど加算値は大きくなる。f(x)=1(x<1),0(それ以外)とした場合に、この傾向は顕著となる。
・所定の関数f(x)=-1/xの場合、数式(1)における「+Wp×f(Pa)」の項が-Wp/Paとなり、Paが小さいほどスコアが小さくなる。
(タスク期限による検索対象の限定)
次に、タスク期限による検索対象の限定について説明する。具体的には、タスクに期限が設定されている場合に、当該タスクを実施する場所の検索範囲を限定する例について説明する。
「第1の例」
始めに、タスクに期限が設定されている場合に、当該タスクを実施する場所の検索範囲を限定する第1の例について説明する。図75Aは、「ペンを買う」というタスク、及び、当該タスクに設定されているプロパティの内容を示す図である。係るタスクは、タスクカテゴリ:買物、場所カテゴリ:店舗、コンビニエンスストア、期限:2018/6/7、重要度:1、所要時間:10分:、コメント:塾で使う、という内容が設定されたプロパティを有している。
ここで、「ボールペンを買う」というタスクが実施可能な場所が検索される例を考える。検索は、タスクに対応付けられたプロパティを参照してなされる。プロパティのコメント欄には「塾で使う」と記述されている。従って、「自宅」から「塾」に向かうまでの間に存在するタスク実施可能場所が検索される。例えば、図75Bに示すように、本日(例えば2018/6/7とする)通過予定であり、「自宅」と「塾」との間に存在する「コンビニエンスストア」(コンビニエンスストアCA、CB)がタスク実施可能場所として検索される。「塾」で使用するボールペンを「塾」に通った後に購入しても無意味である。従って、「塾」から先の経路、若しくは、「塾」から「自宅」に戻る復路に通過する「コンビニエンスストア」は、タスク実施可能場所の検索範囲から外れる。これにより、意味の無いタスク実施可能場所が提示されてしまうことを防止することができる。
「第2の例」
始めに、タスクに期限が設定されている場合に、当該タスクを実施する場所の検索範囲を限定する第2の例について説明する。図76Aは、第2の例に係るタスク及び当該タスクに対応するプロパティを示す図である。図75Aに示した内容と異なる点は、コメントとして「塾で使う」ではなく「自宅で使う」という内容が設定されている点である。この場合は、「自宅」から「塾」に向かい、「塾」から「自宅」に帰宅するまでの間に「ボールペン」が購入されれば良い。従って、例えば、図76Bに示すように、本日(2018/6/7)通過予定であり、且つ「自宅」までに戻る間に存在するコンビニエンスストアがタスク実施可能場所として検索される。タスクを実施する期限(2018/6/7)が設定されているため、翌日に通過する経路上(その近傍でも良い。)に存在する店舗やコンビニエンスストアは、検索対象から外れる。
「第3の例」
始めに、タスクに期限が設定されている場合に、当該タスクを実施する場所の検索範囲を限定する第3の例について説明する。図77Aは、第3の例に係るタスク及び当該タスクに対応するプロパティを示す図である。図75Aに示した内容と異なる点は、タスクを実施する期限が本日(2018/6/7)を基準に明日(2018/6/8)に設定されている点である。この場合は、明日、「塾」に到着するまでに「ボールペンを買う」というタスクが実行されれば良い。従って、図77Bに示すように、明日の「塾」までに通過する経路上に存在する店舗やコンビニエンスストアが検索対象となる。なお、図77Bに示す例では、説明の便宜を考慮して2018/6/8における経路も「自宅」及び「塾」の間とされている例を示しているが、必ずしもこれに限定されることはなく他のPOIを通過する経路であっても良い。
なお、図78に示すように、上述した第1の例において、上述したペナルティスコアに基づいてお薦めのタスク実施可能場所の候補を提示しても良い。例えば、算出された「コンビニエンスストアCA」のペナルティスコアPS1が「コンビニエンスストアCB」のペナルティスコアPS2以下である間は「コンビニエンスストアCA」が、タスクを実施するお薦めの場所として提示される。例えば、算出された「コンビニエンスストアCA」のペナルティスコアPS1が「コンビニエンスストアCB」のペナルティスコアPS2より大きくなった場合は、以降、「コンビニエンスストアCB」が、タスクを実施するお薦めの場所として提示される。
なお、ペナルティスコアを使用して、タスクを実施可能な場所のお薦めを提示する処理が、上述した第2、第3の例で行われても良い。図79は、上述した第2の例における、ペナルティスコアを使用して、タスクを実施可能な場所のお薦めを提示する処理を説明するための図である。図79に示す例は、自宅に帰るまでならいつペンを購入しても良い、という制約の例である。係る制約においては、経路からの離脱度が小さく、かつ最終目的地に近い「コンビニエンスストアCA」がタスクを実施するお薦めの場所として提示される。また、図80は、上述した第3の例における、ペナルティスコアを使用して、タスクを実施可能な場所のお薦めを提示する処理を説明するための図である。図80に示す例は、2回目の塾訪問までならいつペンを購入しても良い、という制約の例である。係る制約においては、6/7の往路・復路は経路からの離脱度が小さい「コンビニエンスストアCA」を薦めることになる。但し、6/8に「コンビニエンスストアCA」をユーザが通過した時点でペンを未購入ならば、「コンビニエンスストアCB」がタスク実行可能場所として推薦される。なお、例えば6/7に復路で友人に寄道に誘われた場合など、「現在地」からのペナルティスコアが小さくなる場合には、「コンビニエンスストアCB」がタスクを実行するお勧めの場所として提示され得る。
「処理の流れ」
次に、図81に示すフローチャートを参照して、お薦めのタスクを実施する場所をユーザに提示する処理の流れについて説明する。
ステップST71では、タスクが設定されている経路が抽出される。そして、処理がステップST72に進む。
ステップST72では、タスクに対応付けられたプロパティ(例えば、期限やコメント欄に記述された目的)を参照して、タスクを実施する場所の検索範囲を限定し、その検索範囲内でタスクを実施する場所の候補が検索される。その結果、タスクを実施する場所の候補地が限定される。そして、処理がステップST73に進む。
ステップST73では、ユーザの移動に伴って、ユーザの仮想地図上の位置が更新される。例えば、ユーザの移動に伴って、仮想地図における移動アイコンが移動する。そして、処理がステップST74に進む。
ステップST74では、ステップST72の処理で検索されたタスクを実施可能な複数の候補地毎にペナルティスコアを算出する処理が行われる。ペナルティスコアを算出する処理は、例えば、ユーザの一定以上の移動が検出された場合に行われる。そして、処理がステップST75に進む。
ステップST75では、算出された候補地毎のペナルティスコアを参照し、ペナルティスコアが最小の候補地を選出する処理が行われる。そして処理がステップST76に進む。
ステップST76では、ステップST75で選出された候補地をユーザに提示する処理が行われる。選出された候補地の提示は、表示により行われることを想定しているが、音声、当該箇所に関するデータの提示(例えば、住所や略称)等により行われても良い。
次に、図82に示すフローチャートを参照して、タスクを実施する場所の詳細情報をユーザに提示する処理の流れについて説明する。
ステップST81では、タスクが設定されている経路が抽出される。そして、処理がステップST82に進む。
ステップST82では、タスクに対応付けられたプロパティ(例えば、期限やコメント欄に記述された目的)を参照して、タスクを実施する場所の検索範囲を限定し、その検索範囲内でタスクを実施する場所の候補が検索される。その結果、タスクを実施する場所の候補地が限定される。そして、処理がステップST83に進む。
ステップST83では、ユーザの移動に伴って、ユーザの仮想地図上の位置が更新される。例えば、ユーザの移動に伴って、仮想地図における移動アイコンが移動する。そして、処理がステップST84に進む。
ステップST84では、ステップST82で検索された複数の候補地のうち、ユーザが、ユーザに対して最も近い場所にある候補地に近づいたか否か(ユーザと候補地と間の距離が閾値以下になったか否か)が判断される。ユーザが当該候補地に近づいていない場合は、処理がステップST84に戻る。ユーザが当該候補地に近づいた場合は、処理がステップST85に進む。
ステップST85では、ユーザが現在いる経路の前後の経由地(出発地や目的地の場合もあり得る)間の候補地の詳細が表示される。例えば、畳みこまれていた複数の候補地が展開されて表示される。候補地のより詳細な情報(例えば、店舗名)等が表示されても良い。
<変形例>
以上、本開示の実施形態について具体的に説明したが、本開示の内容は上述した実施形態に限定されるものではなく、本開示の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
上述した実施の形態において、例えば、3次元測位の結果である高度情報を利用しても良い。高度情報を利用することにより、ユーザの2次元的な位置だけでなく、例えば、ユーザが同一建物内における1階にいるのか、若しくは、他の階(例えば3階)にいるのかを識別することができる。
実施の形態で説明した各項目における処理は、それぞれ独立して行われても良いし、他の処理と組み合わせて行われても良い。
本開示は、装置、方法、プログラム、システム等により実現することもできる。例えば、上述した実施の形態で説明した機能を行うプログラムをダウンロード可能とし、実施の形態で説明した機能を有しない装置が当該プログラムをダウンロードしてインストールすることにより、当該装置において実施の形態で説明した制御を行うことが可能となる。本開示は、このようなプログラムを配布するサーバにより実現することも可能である。また、各実施の形態、変形例で説明した事項は、適宜組み合わせることが可能である。
なお、本開示中に例示された効果により本開示の内容が限定して解釈されるものではない。
本開示は、以下の構成も採ることができる。
(1)
複数の地点及び当該複数の地点間の経路を含む地図情報を表示し、前記地図情報に対してなされる所定の入力に基づいて、少なくとも、トリガ及び当該トリガが成立した場合に行われるべきタスクを設定可能な設定画面を表示する表示制御部を有する
情報処理装置。
(2)
前記所定の入力に基づいて、前記トリガの内容が自動的に設定される
(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記表示制御部は、自動的に設定された前記トリガの内容を前記設定画面に表示する
(2)に記載の情報処理装置。
(4)
所定の地点を選択する入力と、当該所定の地点に向かう方向を前記経路上で指定する入力とを含む入力の少なくともいずれかに基づいて、前記所定の地点に居ること、前記所定の地点からの出発、及び、前記所定の地点への到着を内容とするトリガの少なくともいずれかが自動的に設定される
(2)又は(3)に記載の情報処理装置。
(5)
前記表示制御部は、前記所定の地点から当該所定の地点に接続された経路とは異なる方向に移動させる入力に基づいて、時刻情報を表示させる
(4)に記載の情報処理装置。
(6)
所定の地点に対して、複数の経路が接続されている場合に、前記複数の経路のうち所定の経路を特定する入力に基づいて、当該特定した経路に基づく内容のトリガが自動的に設定される
(2)から(5)までの何れかに記載の情報処理装置。
(7)
前記表示制御部は、第1の地点から第2の地点に向かう入力と、時刻情報を表示させる入力とを含む入力に基づいて、前記第1の地点から第2の地点に向かう方向を示す情報を表示すると共に、前記第2の地点の近傍に時刻を設定可能な前記時刻情報を表示する
(1)から(6)までの何れかに記載の情報処理装置。
(8)
前記表示制御部は、前記地図情報に対する入力に基づいて、設定されたタスクの内容を表示する
(1)から(7)までの何れかに記載の情報処理装置。
(9)
前記タスクは、ユーザ自身により設定されたタスク及び他のユーザにより設定されたタスクの少なくとも一方である
(1)から(8)までの何れかに記載の情報処理装置。
(10)
前記表示制御部は、前記タスクの内容を階層的に表示する
(1)から(9)までの何れかに記載の情報処理装置。
(11)
前記表示制御部は、所定の条件に基づいて、所定の階層より下位の階層の表示を制限する
(10)に記載の情報処理装置。
(12)
前記表示制御部は、所定の階層より下位の階層に含まれるタスクの数を示す情報を表示する
(10)に記載の情報処理装置。
(13)
前記表示制御部は、前記複数の地点のそれぞれに対して他のユーザにより設定されているタスクの比率を表示する
(1)から(12)までの何れかに記載の情報処理装置。
(14)
前記表示制御部は、他のユーザが設定したタスクを自身のタスクとして設定可能な設定画面を表示する
(1)から(13)までの何れかに記載の情報処理装置。
(15)
前記表示制御部は、前記設定画面を使用して設定されたタスクの実行を優先したルートを表示する
(1)から(14)までの何れかに記載の情報処理装置。
(16)
前記表示制御部は、前記経路の変更に基づいて、前記設定画面で設定されたタスクのうち、変更後の経路上で実行可能なタスクの実行場所を表示する
(1)から(15)までの何れかの記載の情報処理装置。
(17)
前記地図情報は、実際の地図に対応する情報又は実際の地図に基づく仮想地図に対応する情報である
(1)から(16)までの何れかに記載の情報処理装置。
(18)
前記複数の地点のそれぞれは、自動的に設定された地点又はユーザにより設定された地点の何れかである
(1)から(17)までの何れかに記載の情報処理装置。
(19)
表示制御部が、複数の地点及び当該複数の地点間の経路を含む地図情報を表示し、前記地図情報に対してなされる所定の入力に基づいて、少なくとも、トリガ及び当該トリガが成立した場合に行われるべきタスクを設定可能な設定画面を表示する
情報処理方法。
(20)
表示制御部が、複数の地点及び当該複数の地点間の経路を含む地図情報を表示し、前記地図情報に対してなされる所定の入力に基づいて、少なくとも、トリガ及び当該トリガが成立した場合に行われるべきタスクを設定可能な設定画面を表示する
情報処理方法をコンピュータに実行させるプログラム。