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JP7397425B2 - 動作表現機構 - Google Patents
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本発明は、たとえば人型ロボットなどの多数の関節を有する動作体に用いられる動作表現機構に関する。
従来より、人間の想像性に訴えかける動きを有する人形として、文楽人形が知られている。文楽人形は、日本の伝統芸能である文楽に用いられるものであり、腕、首、胴体が伸縮するなどの特殊な表現が可能である。このため、実際の人間には無い動きでありながらも、動作を誇張することで感情等を相手に印象的に伝えることができる。
近年、かかる文楽人形の動作に注目し、文楽人形の動作をロボットで実現する試みがなされている(例えば、特許文献1参照)。このロボットによれば、たとえば介護産業などにおいて、豊かな感情表現によって人との親和性を維持しながら生活支援を行うことができる。
特開2016-144545号公報
しかしながら、上述のロボットにおいては、動作を誇張することで豊かな感情表現がなされているものの、感情表現はまだ十分とは云えず、まだ改良の余地があった。また、女性の持つしなやかさなど、人間の有する微妙なプロポーションはいまひとつ再現できていないなどの課題があった。
本発明の目的は、誇張した動作による豊かな感情表現と共に人間の有する微妙なプロポーションを再現することのできる動作表現機構を提供することである。
ところで、本発明に係る動作表現機構は、上述の文楽人形に着想を得たものである。このため、次に文楽人形について簡単に説明をする。文楽人形は、首(かしら)、鬘(かつら)、衣裳、手足、胴、小道具等で成り立っている。図9は文楽人形の首と胴、手足の例で、首にモーションキャプチャ用のマーカーを付けている状態である。これらが組み合わせられると、人間の形に似た人形となる。ここで、文楽人形は、首と手足の間が綿の入った比較的厚手の衣裳で繋がれており、衣裳が柔軟に変形することにより、人形の様々な姿勢が形作られるという特徴を有している。人形の首(かしら)の動きと右手の動きは主遣いの左手と右手によりそれぞれ精密に制御されるが、人形の肩や上腕に相当する部分は衣裳の重量と、首や両手の位置と角度、引いたり押したりの力加減で受動的に形が作られる。人形により異なるが、人間の肋骨から下の部分から膝に至るまでは、やはり同じように首(かしら)と両足の位置関係や角度等によって受動的に形作られるようになっている。
文楽人形はこのように特殊な自由度を持つ故に、腕が伸びたり縮んだり、首(くび)が伸びたり縮んだり、胴体が伸びたり縮んだり、といった表現が可能であり、これを積極的に用いると、感情を表現する誇張動作として表れるようになる。首(かしら)は、図9の肩に相当する部材の中心に開けられている溝に嵌められて、この溝の先端の丸い穴部分を基点として、ピッチ、ロール、ヨーおよび伸び縮みの動きを実現することができる。さらに、この丸い穴部分と首(かしら)の支柱との間にはあそびがあって、両肩を結ぶ面に対して、前後左右の僅かな移動が起きる、あるいは意図的に起こせる構造となっている。このあそびが、実に人間らしい動きを作り出しているようにも見える。
人形遣いは、通常3人で構成されており、主遣い(おもづかい)が首(かしら)と右手、左遣いが左手、足遣いが両足を担当している。図10は動作研究のために、人形にマーカーを付し、左遣いと足遣いも頭巾を付けずに演じている様子である。主遣いの両手の位置関係と、3人の手の相対的な位置関係により、人形の関節間の距離は変化させる二とができる構造となっている。一方で、3人の息が完全に合っていないと、人形の姿勢や動作すら成立しないという難しさがある。
主遣いは左手で人形の首を持ち、右手で人形の右手を操る。左手の指の関節を使って、肩の板と首の相対角度や位置を変えたりすることも行っている。図10では、人形が宙に浮いた状態が示されているが、実際の文楽の舞台では、手摺(てすり)と呼ばれる板が設けられていて、この板の上端を人形にとっての地面に見立てて演じられる。文楽人形が座ったり立ったりする動作や、胴体が伸び縮みする場合、主遣いの左腕の上下動には限りがあり、むしろ足が下に伸びる印象を受ける。しかしながら、本発明に係るロボットは、人間の形に近づけるため、胴体の伸び縮みを可能としつつも、足は実際の地面を基点として膝や股関節の屈曲が可能である必要がある。このため、胴体の伸び縮みは腰から上で伸縮される必要があり、上体が膝の屈曲により上下する機構として設計しなければならない。
本発明の動作表現機構は、
複数の関節を有する動作体に用いられる動作表現機構であって、
前記動作体の首部、胸部、および腰部に配置され、少なくともピッチ軸回り、ロール軸回り、ヨー軸回りの3自由度を有す自由度構成部と、
前記胸部と前記腰部の間に位置するリンク部と、
前記リンク部に接続される腕部と
を備えることを特徴とする
これにより、実際の人間には無い誇張した動作による豊かな感情表現と共に、人間の有する微妙なプロポーションを再現することができる。また、正面から視た姿勢においてS字を描くような女性らしさに訴えかける微妙なプロポーションを再現することができる。
また、腕部を胸部と腰部の間に接続することにより、体幹部(腕部を除く胴体部分)の質量の軽減や重心の高さの低下、腰部や胸部のアクチュエータが必要とするモーメント量の大幅な軽減ができるとともに、腕部の自由度を駆動するモーターの出力を大きくすることが容易になるため、上半身や腕部を早い周期で振動させることができ、たとえば号泣するときなどの細かな動きを実際よりも大げさに再現することができる
また、本発明の動作表現機構は、
前記首部が前記胸部よりも前面側または背面側にずらして配置されていることを特徴とする。
これにより、バランスが取れた状態で実際の人間とは異なる姿勢を維持でき、浮遊感を演出できる。
また、本発明の動作表現機構は、
前記胸部が、上下方向に伸縮する胸リンク部を備えることを特徴とする。
これにより、人間の動作をデフォルメし、かつ誇張することができる。
また、本発明の動作表現機構は、
前記首部は、上下方向に伸縮する首リンク部を備えることを特徴とする。
これにより、人間の動作をデフォルメし、かつ誇張することができる
また、本発明の動作表現機構は、
前記首部を前後にスライドさせるスライド機構を備えることを特徴とする。
これにより、会話をしている雰囲気をリアルに実現することができる。また、首を前後させることができるようにすることで、S字を描くようなプロポーションに加えて、人間の機能美をもリアルに実現することができる。
本発明によれば、誇張した動作による豊かな感情表現と共に人間の有する微妙なプロポーションを再現することのできる動作表現機構を提供することができる。
実施の形態に係る動作表現機構のリンク部が伸長していない状態を上方から視た斜視図である。 実施の形態に係る動作表現機構のリンク部が伸長した状態を上方から視た斜視図である。 実施の形態に係る動作表現機構を使用したロボットを正面から視た図である。 実施の形態に係る動作表現機構を使用したロボットを側面から視た図である。 実施の形態に係る動作表現機構において8の字状の軌跡を描く動きを実現する場合を説明するための概念図である。 他の実施の形態に係る動作表現機構を上方から視た斜視図である。 他の実施の形態に係る動作表現機構を上方から視た斜視図である。 他の実施の形態に係る動作表現機構を上方から視た斜視図である。 モーションキャプチャ用のマーカーを付けた文楽人形の首、および文楽人形の胴と手足を示す写真である。 動作研究のために文楽人形にマーカーを付し、左遣いと足遣いが頭巾を付けずに文楽を演じている様子である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態に係る動作表現機構について説明する。図1は、実施の形態に係る動作表現機構を上方から視た斜視図である。なお、以下の説明においてはXYZ直交座標系を設定し、このXYZ直交座標系を参照して説明する。XYZ直交座標系は、図1に示すように、XY平面が動作表現機構2を載置する水平面に平行な面に設定され、Z軸が鉛直上方向に設定される。また、以下の説明において、回動を表す場合、X軸をロール軸、Y軸をピッチ軸、Z軸をヨー軸として設定する。回動を説明する際には、ロール軸回り、ピッチ軸回り、ヨー軸回りの用語を用いて説明する。
図1に示すように、動作表現機構2は、複数の関節を有する動作体である人型の機構であり、複数の自由度構成部(頭部4、首部6、胸部8、腕部10、腰部12、膝部14、および足部16)とこれらの自由度構成部同士を連結するリンク部(第1リンク部22、第2リンク部24、第3リンク部26、および第4リンク部28)を備えている。
ここで、リンク部には、たとえば金属製の角パイプ材などが用いられる。また、自由度構成部に含まれる関節部では、モーターを用いて自由度方向への回動が実現されている。体幹部(腕部10を除く胴体部分)の関節部がそれぞれ複数のモーターで構成される場合には、出力軸が互いに一点で直交するようにモーターを配置することにより、関節らしい違和感のない動作を表現できる。
頭部4は、XY平面において直交する方向に回動する二つのモーターから成る関節部であり、ロール軸回りおよびピッチ軸回りに回動することが可能である。すなわち、頭部4は、ロール軸回りおよびピッチ軸回りの回動の2自由度を有している。
首部6は、XYZ空間においてそれぞれ直交する方向に回動する三つのモーターから成る首関節部6aと、頭部4を支持し、Z軸方向に伸縮することが可能な首リンク部6bを備えている。すなわち、首部6は、ロール軸回り、ピッチ軸回り、ヨー軸回りの回動と、Z軸方向への伸縮の4自由度を有している。なお、首リンク部6bの伸縮は、たとえば、大径の角パイプの中に小径の角パイプを配置し、Z軸方向にスライドさせることなど、公知の技術によって実現される。また、三つのモーターの出力軸は互いに一点で直交している。なお、首関節部6aの動きは、文楽人形の人形遣いの指先の動きに相当する動きを実現するものである。
また、首部6を支持する第1リンク部22は、XZ平面において略Z字形状を有し、首部6は、胸部8よりも背面側に後退して配置されている。このように、首部6を胸部8よりも背面側にオフセットして配置することにより、バランスが取れた状態で、実際の人間とは異なる姿勢を維持でき、浮遊感を演出できる。
胸部8は、第1リンク部22を支持する胸関節部8aと胸関節部8aを支持する胸リンク部8bを備えている。胸関節部8aは、出力軸が互いに一点で直交するように配置された三つのモーターから成り、ロール軸回り、ピッチ軸回り、ヨー軸回りに回動することが可能である。また、胸リンク部8bは、Z軸方向に伸縮することが可能である。このため、胸部8は、ロール軸回り、ピッチ軸回り、ヨー軸回りの回動と、Z軸方向への伸縮の4自由度を有している。ここで、胸リンク部8bの伸縮もまた、首リンク部6bと同様に公知の技術によって実現される。なお、胸関節部8aの動きは、文楽人形の人形遣いの手首の動きに相当する動きを実現するものである。
図2は、動作表現機構2において、首リンク部6bおよび胸リンク部8bをZ軸方向に伸長した状態を示す図である。このように、頭部4や胸部8が伸縮する動きは実際の人間の動作にはありえないことであるが、人型ロボットに動作表現機構2を使用した場合には、かかる伸縮を通じて人間の動作をデフォルメすることができる。
また、首や胴体が上下に動いたり伸縮することで、ロボットが話している状態を対話者だけでなく、周囲の人々にも伝えることができるため、人とロボットのコミュニケーション時の関係性を良好となり親和性を増大させることができる。さらに、ロボットの感情表現が人々に伝わりやすくなることで、ぎこちなくなりがちなロボットの欠点を補うことができる。
腕部10は、それぞれ略コの字形状を有し、関節部として基部10a、内肩部10b、外肩部10c、肘部10d、手首部10eを備えている。また、それぞれの関節部は、リンク部材によって接続されている。ここで、基部10aは、胸部8と腰部12の間に位置する第2リンク部24に接続されている。基部10aは、ロール軸回り、ピッチ軸回りに回動することが可能であり、2自由度を有している。なお、内肩部10b、外肩部10c、手首部10eは、それぞれロール軸回りのみに回動する関節部のみから形成され、1自由度を有している。また、肘部10dは、ロール軸回り、ピッチ軸回り、ヨー軸回りに回動することが可能であり、3自由度を有している。すなわち、腕部10は、それぞれ片腕で合計8自由度を有している。
上述したように、胸部8と腰部12の間に位置する第2リンク部24に腕部10を接続することにより、一般の人間型ロボットのよう肩に相当する部分(胸部8の上方に位置する上体部)に腕部10が接続されないため、体幹部の質量の軽減や重心の高さの低下を実現することができる。このため、胸部8や腰部12のアクチュエータに加わる慣性モーメント量を大幅に軽減することに加え、より大型の高出力、高応答なモーターを腕部10に用いることができる。よって、上半身や腕部10を早い周期で振動させることができ、たとえば号泣するときなどの細かな動きを実際よりも大げさに再現することができる。
腰部12は、第2リンク部24を支持する関節部のみから形成され、出力軸が互いに一点で直交するように配置された三つのモーターから成る。このため、腰部12は、ロール軸回り、ピッチ軸回り、ヨー軸回りに回動することが可能であり、3自由度を有している。なお、動作表現機構2は、ピッチ軸回り、ロール軸回り、ヨー軸回りの3自由度の関節部を有する自由度構成部を体幹部に3か所(首部6、胸部8、および腰部12)備えている。このため、たとえば、図3に示すように、動作表現機構2を女性のロボットの骨格などに使用した場合には、首部6、胸部8、および腰部12を屈折させることにより、正面から視た姿勢においてS字を描くような女性らしさに訴えかける微妙なプロポーションを再現することができる。また、図4に示すように、側面から視た姿勢においても、首部6、胸部8、および腰部12を屈折させることにより、微妙なプロポーションを再現することができる。なお、腰部12の動きは、文楽人形の人形遣いの肘の動きに相当する動きを実現するものである。
膝部14は、第3リンク部26を支持する関節部のみから形成されている。この膝部14は、ピッチ軸回りに回動する一つのモーターから成り、1自由度を有している。
足部16は、第4リンク部28を支持する関節部のみから形成されている。この足部16は、ロール軸回り、ピッチ軸回りに回動する二つのモーターから成り、2自由度を有している。また、足部16は、平板状の足面部18上に固定されている。動作表現機構2は、この足面部18によってXY平面に転倒しないように載置され、転倒せずに極端な姿勢をとることができるため、観者を魅了することができる。
この実施の形態に係る動作表現機構2によれば、首部6、胸部8、および腰部12の3か所にピッチ軸回り、ロール軸回り、ヨー軸回りの3自由度の関節部を有する自由度構成部を備えることにより、実際の人間には無い誇張した動作による豊かな感情表現と共に、人間の有する微妙なプロポーションを再現することができる。
また、動作表現機構2の動きは、図5に示すように、胸部8を中心として首部6、胸部8、および腰部12を8の字状の軌跡を描くように蛇行させると共に、肩27の関節や肘29の関節をくねらせることができる。このため、複雑なダンスなどの動きを比較的忠実に再現することができる。
また、首部6を胸部8よりも背面側にオフセットして配置することにより、体幹部の中心軸に対して、美しいS字の曲線を誇張して表現できる。また、図4に示すように、首部6を前に傾け、うなじのラインを協調した姿勢をとった場合にも美しい曲線を維持することができる。
また、頭部4と胸部8に、実際の人間の動作にはありえないZ軸方向へ伸縮する自由度を追加することにより、人間の動作をデフォルメすることができる。
また、自由度構成部において、出力軸が互いに一点で直交するようにモーターを配置して関節部を構成することにより、違和感のない動作を表現できる。特に、腰部12のロール軸とピッチ軸を一つの関節部とすることにより違和感を無くすことができる。さらに、ヨー軸を関節部に加えることにより、腰部12の上のお腹の部分が回動するので、女性らしいイメージを実現できる。
なお、上述の実施の形態において、図6に示すように、首部6の近傍にX軸方向およびY軸方向に並進する自由度を構成する並進部30を設けてもよい。この並進部30は、第1リンク部22の後方にさらにL字リンク30aを接続し、その上にロール軸回りに回動するロール部30bを配置し、さらにそのY軸方向両側に水平リンク部30cを延設し、双方の水平リンク部30cの先端にX軸方向およびY軸方向に十字部30dを配置して成る。十字部30dは、Y軸方向に伸縮する第1伸縮部30yとX軸方向に伸縮する第2伸縮部30xとを備えている。第2伸縮部30xは、第1伸縮部30yに固定されており、X-Yプロッタのように、第1伸縮部30yの伸縮に伴ってY軸方向の位置を変化させる。もちろん、第1伸縮部30yが第2伸縮部30xに固定され、第2伸縮部30xの伸縮に伴ってX軸方向の位置を変化させるようにしてもよい。これにより、両肩(30d、30d)を結ぶ面に対する首部6の相対位置を微細に変化させる繊細な表現が可能になる。なお、並進部30の動作は、特に柔軟な衣裳を外装とする場合に有効である。
また、上述の実施の形態において、ピッチ軸回り、ロール軸回り、ヨー軸回りの3自由度の関節部を有する自由度構成部は、首部6、胸部8、および腰部以外にも備えられていてもよい。すなわち、3自由度の関節部を有する自由度構成部が4か所以上備えられていてもよい。この場合、さらに豊かな感情表現を実現することができる。
また、上述の実施の形態においては、人型の機構を例に動作表現機構2を説明しているが、動作表現機構2は必ずしも人型の機構に限定されない。たとえば、動物などの生物の他、電子レンジ、テレビ、椅子などの無生物にも応用することができる。
また、上述の実施の形態において、人の腕の部分(図3、4の符号20)が伸縮するようにしてもよい。これにより、さらに豊かな感情表現を実現することができる。
また、上述の実施の形態においては、モーターで関節部を形成しているが、モーターに代えてボールジョイントなどの球継手を用いてもよい。これにより、ロボット的な動きではなく本物の人間に近い繊細かつ柔軟な動きを実現することができる。また、自由度構成部において、複数の自由度を同じ高さで実現できるため、さらに違和感のない動作を表現できる。また、肩や肘の部分はモーターを用いると関節が肥大化するが、球継手を用いることにより、かかる関節の肥大化を防止することができる。なお、自由度構成部を動かすことによる動作表現機構2の動きは遠隔操作できるようにするのが好ましい。
また、上述の実施の形態においては、首部6を胸部8よりも背面側にオフセットして配置しているが、図7に示すように、首部6を胸部8よりも前面側にずらして配置してもよい。動作表現機構2が人型の機構ではなく動物などの場合、この方が実物に近い感情表現ができる場合がある。なお、もちろん、首部6の位置をX軸方向にずらさず、首部6を胸部8の直上に配置してもよい。
また、上述の実施の形態において、図8に示すように、第1リンク部22に首部6を前後(X軸方向)にスライドさせるスライド機構22aを設けてもよい。このように首を前後させることができるようにすることで、会話をしている雰囲気をリアルに実現することができる。また、首を前後させることができるようにすることで、S字を描くようなプロポーションに加えて、人間の機能美をもリアルに実現することができる。
2 動作表現機構
4 頭部
6 首部
6a 首関節部
6b 首リンク部
8 胸部
8a 胸関節部
8b 胸リンク部
10 腕部
10a 基部
10b 内肩部
10c 外肩部
10d 肘部
10e 手首部
12 腰部
14 膝部
16 足部
18 足面部
20 腕
22 第1リンク部
22a スライド機構
24 第2リンク部
26 第3リンク部
27 肩
28 第4リンク部
29 肘
30 並進部
30a L字リンク
30b ロール部
30c 水平リンク部
30d 十字部
30x 第2伸縮部
30y 第1伸縮部

Claims (5)

  1. 複数の関節を有する動作体に用いられる動作表現機構であって、
    前記動作体の首部、胸部、および腰部に配置され、少なくともピッチ軸回り、ロール軸回り、ヨー軸回りの3自由度を有する自由度構成部と、
    前記胸部と前記腰部の間に位置するリンク部と、
    前記リンク部に接続される腕部と
    を備えることを特徴とする動作表現機構
  2. 前記首部が前記胸部よりも前面側または背面側にずらして配置されていることを特徴とする請求項記載の動作表現機構。
  3. 前記胸部は、上下方向に伸縮する胸リンク部を備えることを特徴とする請求項またはに記載の動作表現機構。
  4. 前記首部は、上下方向に伸縮する首リンク部を備えることを特徴とする請求項の何れか一項に記載の動作表現機構。
  5. 前記首部を前後にスライドさせるスライド機構を備えることを特徴とする請求項の何れか一項に記載の動作表現機構。
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