JP7400466B2 - 容器用包装体及びその製造方法 - Google Patents
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Description
図1に、本発明の容器用包装体の一実施形態の模式的な平面図を示し、図2に、図1の容器用包装体のII-II線視断面図を示す。図1、図2では、容器用包装体1は、容器の一例としてのプレフィルドシリンジSを包装する包装体の実施形態を示しており、図面上、プレフィルドシリンジSは模式的に単純な円筒形状で表されている。また、容器用包装体1が収容可能な容器はプレフィルドシリンジSに限られず、図3に示すように医薬品容器としてのバイアルVやアンプルの場合であっても容器用包装体1の構造上、プレフィルドシリンジSを収容した場合と同様に、振動、衝撃の緩和の効果を得ることができる。また、医療用容器以外の用途の容器にも本発明の容器用包装体を用いることができる。
内袋2用樹脂フィルムは、それぞれポリオレフィン系樹脂フィルムの単層体又は積層体とすることができる。外袋3用樹脂フィルムは、基層を有し、ポリオレフィン系樹脂層を内層側の表層に有する積層フィルムとすることができる。
ゾルゲル法触媒の使用量を金属アルコキシド100質量部当り、0.01質量部以上とすることにより、その触媒効果を向上することができる。また、ゾルゲル法触媒の使用量を金属アルコキシド100質量部当り、1.0質量部以下とすることにより、形成されるガスバリアコート層の厚さを均一にすることができる。
酸としては、硫酸、塩酸、硝酸などの鉱酸、ならびに酢酸、酒石酸などの有機酸が用いられる。酸の使用量は、アルコキシドおよびシランカップリング剤のアルコキシド分(例えばシリケート部分)の総モル量に対して、0.001モル以上0.05モル以下であることが好ましい。
酸の使用量をアルコキシドおよびシランカップリング剤のアルコキシド分(例えばシリケート部分)の総モル量に対して、0.001モル以上とすることにより、触媒効果を向上することができる。また、アルコキシドおよびシランカップリング剤のアルコキシド分(例えばシリケート部分)の総モル量に対して、0.05モル以下とすることにより、形成されるガスバリアコート層の厚さを均一にすることができる。
水の含有量をアルコキシドの合計モル量1モルに対して、0.1モル以上とすることにより、基材の酸素バリア性及び水蒸気バリア性を向上することができる。また、水の含有量をアルコキシドの合計モル量1モルに対して、100モル以下とすることにより、加水分解反応を速やかに行うことができる。
まず、金属アルコキシド、水溶性高分子、ゾルゲル法触媒、水、有機溶媒および必要に応じてシランカップリング剤などを混合し、組成物を調製する。該組成物中では次第に重縮合反応が進行する。
次いで、ポリオレフィン系樹脂層上に、上記従来公知の方法により、該組成物を塗布、乾燥する。この乾燥により、アルコキシドおよび水溶性高分子(組成物が、シランカップリング剤を含む場合は、シランカップリング剤も)の重縮合反応がさらに進行し、複合ポリマーの層が形成される。
最後に、該組成物を20~250℃、好ましくは50~220℃の温度で、1秒~10分間加熱することにより、ガスバリアコート層を形成することができる。
容器用包装体1は、包装機を用いて製造することができる。まず、内袋2用樹脂フィルムと外袋3用樹脂フィルムとを用意する。内袋2用樹脂フィルムのロールと外袋3用樹脂フィルムのロールとをそれぞれ包装機にセットしてもよいし、内袋2用樹脂フィルムと外袋3用樹脂フィルムとが予め重ねられているロールを包装機にセットしてもよい。内袋2用樹脂フィルムと外袋3用樹脂フィルムとを予め重ねる場合は、内袋2用樹脂フィルムと外袋3用樹脂フィルムに位置ずれが生じないように、図6に示すようにポイントシールPにより部分的に内袋2用樹脂フィルムと外袋3用樹脂フィルムとを接合しておくことが好ましい。図7(a)の模式的な斜め上方から見た図及び同図(b)の模式的な正面図に示すように包装機において、樹脂フィルムをロールRから巻き出し、内袋2用樹脂フィルムと外袋3用樹脂フィルムとが重なるように連続的に供給する。
(実施例1)
内袋2用樹脂フィルムをポリエチレンフィルム厚さ50μmとし、外袋3用樹脂フィルムをPETフィルム12μm/接着層/低密度ポリエチレンフィルム30μmの積層フィルム(厚さ45μm)とし、図1及び図2を用いて説明した形態となるようにプレフィルドシリンジSを収容した実施例1の容器用包装体を得た。プレフィルドシリンジSにはプラスチック製(COP)1mL用プレフィルドシリンジを使用し、水1mLを充填して、シリンジ本体の先端をブチルゴム製キャップで封止し、シリンジ本体の後端からブチルゴム製ガスケットを挿入した。
包装体のサイズは短辺40mm×長辺130mmであった。
試験用の包装体の作成方法としては、外袋用樹脂フィルムに内袋用樹脂フィルムを合わせて2つ折りにし長辺及び短辺の一方をヒートシールしプレフィルドシリンジSを収容した後、開放部から内袋を真空脱気して密封シールした。同時に外袋と内袋との間に空気を充填しつつ開放した残りの短辺をヒートシールすることにより実施例1の三方袋を得た。
実施例2は、内袋2用樹脂フィルムを(ポリエチレンーエチレンビニルアルコール共重合体―ポリエチレン)からなる多層フィルム(厚さ50μm)とし、外袋3用樹脂フィルムを(酸化アルミニウム蒸着PETフィルム12μm/接着層/低密度ポリエチレンフィルム30μm)の積層フィルム(厚さ約45μm)とした以外は実施例1と同様にして実施例2の三方袋を得た。
得られた実施例2の三方袋に、実施例1と同様の衝撃落下試験を行ったところ、微小歪の最大値と最小値との差は、垂直方向試験で鉛直歪が55με、円周歪が40με、水平方向試験で鉛直歪が90με、円周歪が31με)であり、実施例2の容器法包装体は、十分な緩衝効果が得られた。
得られた実施例2の三方袋に、実施例1と同様の衝撃落下試験を行ったところ、微小歪の最大値と最小値との差は、垂直方向試験で鉛直歪が58με、円周歪が45με、水平方向試験で鉛直歪が95με、円周歪が33με)であり、実施例3の容器法包装体は、十分な緩衝効果が得られた。
2 内袋
3 外袋
11 空気吸引用チューブ
12 気体送入用チューブ
Claims (6)
- 液が充填された容器を収容する包装体であって、
樹脂フィルムからなる内袋と、前記内袋を収容し樹脂フィルムからなる外袋とを備え、
前記内袋は、前記容器を袋の内側に収容して脱気状態で封止され、前記外袋は、端部が前記内袋の端部と固着されて前記内袋の外側に気体を収容した状態で封止され、前記容器が、前記内袋により前記外袋から空間を隔てて固定されることを特徴とする容器用包装体。 - 前記内袋及び前記外袋が三方袋又は四方袋である請求項1記載の容器用包装体。
- 前記内袋の樹脂フィルムが、少なくともポリオレフィン系樹脂フィルムを含む請求項1又は2記載の容器用包装体。
- 前記外袋の樹脂フィルムが、バリア層を含む請求項1~3のいずれか一項に記載の容器用包装体。
- 前記容器が、医薬品容器である請求項1~4のいずれか一項に記載の容器用包装体。
- 内袋用樹脂フィルムと外袋用樹脂フィルムとを重ねた後、前記内袋用樹脂フィルムが内側になるように半折し、容器を内袋用樹脂フィルム間に挿入し、前記内袋用樹脂フィルム間を脱気しながら内袋を封止し、かつ前記内袋用樹脂フィルムと外袋用樹脂フィルムとの間にガスを供給しながら外袋を封止することを特徴とする容器用包装体の製造方法。
Priority Applications (2)
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|---|---|---|---|
| JP2019239601A JP7400466B2 (ja) | 2019-12-27 | 2019-12-27 | 容器用包装体及びその製造方法 |
| PCT/JP2020/048669 WO2021132551A1 (ja) | 2019-12-27 | 2020-12-25 | 包装体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2019239601A JP7400466B2 (ja) | 2019-12-27 | 2019-12-27 | 容器用包装体及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2021106792A JP2021106792A (ja) | 2021-07-29 |
| JP7400466B2 true JP7400466B2 (ja) | 2023-12-19 |
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ID=76968153
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2019239601A Active JP7400466B2 (ja) | 2019-12-27 | 2019-12-27 | 容器用包装体及びその製造方法 |
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|---|---|
| JP (1) | JP7400466B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2001348062A (ja) | 2000-06-05 | 2001-12-18 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 集合体状に袋で包持された錠剤入り容器と該容器内錠剤の袋による包持方法 |
Family Cites Families (1)
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|---|---|---|---|---|
| JPH04295368A (ja) * | 1991-03-22 | 1992-10-20 | Green Cross Corp:The | 輸液入りプラスチック容器の製造方法 |
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2019
- 2019-12-27 JP JP2019239601A patent/JP7400466B2/ja active Active
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2021106792A (ja) | 2021-07-29 |
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