JP7401246B2 - 撮像装置、撮像装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents
撮像装置、撮像装置の制御方法、及びプログラム Download PDFInfo
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Description
<実施形態1>
まず、本発明に係る実施形態1について説明する。図1は、本実施形態に係る撮像装置の構成例を示すブロック図である。
画像認識部30は、画像生成部20によって生成された予測画像に対して所定の画像認識処理を実行する機能を有する。なお実施形態1では、画像認識部30が画像認識処理として領域分割処理を実行する場合に関して説明する。画像認識部30における画像認識処理機能(領域分割処理機能)の詳細については後述する。
パラメータ設定部50は、パラメータ決定部40により決定された撮像パラメータの値を、画像センサ部10に対して設定する。パラメータ設定部50における撮像パラメータ設定機能の詳細については後述する。
ROM(Read Only Memory)150は、CPU140が実行するプログラム、CPU140の動作を規定する命令、パラメータデータ、重み係数等を格納している。
CPU140は、ROM150から、それらプログラムや命令、パラメータデータ等を読み出しつつ、当該撮像装置の全体の動作を制御したり、様々な演算を行ったりする。なお、CPU140はブリッジ130を介して画像バス120上のRAM80にアクセスすることも可能である。
RAM160は、CPU140が撮像装置を制御等する際に、当該CPU140の作業領域として使用される。
図2は、本実施形態に係る撮像装置の動作を示すフローチャートである。なお図2に示した処理フロー全体の制御は、事前に設定されたプログラムに基づいてCPU140により実行される。
続いてステップS182において、画像生成部20は、画像センサ部10にて取得された画像データを内部のフレームバッファにフレーム単位で格納する。ここで、本実施形態の場合、画像生成部20は、5フレーム分の画像データが入力されてから、1フレーム分の予測画像の生成および出力を開始するものとする。このため、画像生成部20は、画像センサ部10からフレーム単位で画像データを取得し、ステップS183において予測画像の生成を開始するか判定する。画像生成部20は、5フレーム分の画像データを取得できた場合には、ステップS183において予測画像の生成を開始し、1フレーム分の予測画像を生成して出力する。一方、画像生成部20は、5フレーム分の画像データが取得できていない場合には、予測画像の生成を開始せずに、画像センサ部10によるステップS181の画像取得処理に戻す。なお本実施形態において、画像生成部20は、次のフレームの画像データを取得するまでの間に、既にフレームバッファに格納された画像データに対して、所定の処理(特徴抽出処理など、予測画像生成に必要な各種の処理)を実行するものとする。画像生成部20における予測画像生成処理の詳細については後述する。
ステップS184に進むと、画像認識部30は、画像生成部20で生成された予測画像を用いた画像認識処理を行う。本実施形態の場合、画像認識部30は、画像認識処理を実行し、画像生成部20で生成された予測画像を複数の領域に分割した分割領域の単位で画像認識結果を出力する。そして、画像認識部30は、画像認識処理の結果として、画像(予測画像)上における、分割領域の座標値(画像上の画素の位置を示す座標値)を出力する。
ステップS186による撮像パラメータの設定が完了すると、CPU140は、ステップS187において終了通知の発行(例えばユーザによる終了指示に基づく、CPU140に対する割り込み信号)を確認する。CPU140は、終了通知が発行されていない場合には撮像装置の処理をステップS181の画像取得処理に戻して、ステップS181以降の処理を継続させる。一方、CPU140は、終了通知の発行を確認すると、図2のフローチャートの処理を終了する。
なお、本実施形態で用いるNN(ニューラルネットワーク)に関しては、下記の参考文献1において詳細に開示されているものを適用可能であり、画像生成部20は、当該NNを適用して、複数フレームの画像データを基に予測画像を生成する機能を有する。本実施形態では、画像生成処理の実現方法として、参考文献1に開示されている手法を適用することを想定しているが、この手法に限定されるものではない。例えば下記の参考文献2に開示されるような手法が用いられてもよい。また本実施形態における画像生成処理の実現方法は、それら参考文献1や参考文献2に開示された手法だけでなく、その他の手法を用いるものであっても構わない。
X:入力データ
C:セル出力データ
H:隠れ層の状態
i:入力ゲート
f:忘却ゲート
o:出力ゲート
t:時間(フレーム)
Wxo:入力荷重マトリクス(出力ゲート)
Who:状態荷重マトリクス(出力ゲート)
Wco:セル出力荷重マトリクス(出力ゲート)
bo:バイアス(出力ゲート)
Wxc:入力荷重マトリクス(セル出力)
Whc:状態荷重マトリクス(セル出力)
bc:バイアス(セル出力)
Wxf:入力荷重マトリクス(忘却ゲート)
Whf:状態荷重マトリクス(忘却ゲート)
Wcf:セル出力荷重マトリクス(忘却ゲート)
bf:バイアス(忘却ゲート)
Wxi:入力荷重マトリクス(入力ゲート)
Whi:状態荷重マトリクス(入力ゲート)
Wci:セル出力荷重マトリクス(入力ゲート)
bi:バイアス(入力ゲート)
*:畳み込み演算
図4に示すNNは、階層型畳み込みNN(ニューラルネットワーク)モジュール190と階層型逆畳み込みNNモジュール191とで構成され、各層は畳み込み演算素子401~408により構成されている。この図4に示したようなNNに関しては、下記の参考文献3に詳細に開示されているものである。画像認識部30は、図4のようなNNにより、入力された予測画像データに対して、画像内の物体毎の画像認識処理(認識結果として分割領域を得る処理)を実行する機能を有する。
x:入力データ
y:出力データ
w:畳み込みフィルタ
v:畳み込みフィルタの高さ
h:畳み込みフィルタの幅
m:前段層特徴面インデックス
n:後段層特徴面インデックス
i:前段層演算位置y座標
j:前段層演算位置x座標
i':前段層演算位置y座標
j':後段層演算位置x座標
k:畳み込みフィルタy座標
l(t):畳み込みフィルタx座標
x:入力データ(前段層特徴面にゼロ値を挿入して拡大したデータ)
y:出力データ
w:逆畳み込みフィルタ
v:逆畳み込みフィルタの高さ
h:逆畳み込みフィルタの幅
m:前段層特徴面インデックス
n:後段層特徴面インデックス
i:前段層演算位置y座標
j:前段層演算位置x座標
i':前段層演算位置y座標
j':後段層演算位置x座標
k:逆畳み込みフィルタy座標
l(t):逆畳み込みフィルタx座標
パラメータ決定部40は、まず、予測画像内の物体毎に定義された領域情報と、予想画像のデータとを基にして、図5に示す予測画像500の中の各領域内の輝度値の平均値を算出する。
なお、フォーカスパラメータ、フレームレートパラメータ、撮像領域パラメータ、解像度パラメータについては後述する他の実施形態において説明する。
パラメータ設定部50は、パラメータ決定部40から入力された撮像パラメータを、画像センサ部10に対して設定するような撮像パラメータ設定機能を有する。
撮像パラメータとして露光パラメータが入力された場合、パラメータ設定部50は、露光パラメータによって領域毎に決定された露光時間を基にして、ドライバー回路の、撮像センサの画素毎の露光時間制御に関わるレジスタに、露光時間を設定する。
なお本実施形態における撮像センサは、画素毎に露光時間、ダイナミックレンジ、およびゲイン値を制御可能な構成を有しており、それら露光時間、ダイナミックレンジ、およびゲイン値の設定を行うことができるとする。すなわち本実施形態における撮像センサは、画素毎にフォトダイオードのリセットタイミングを設定可能な構成を取ることにより、画素毎に露光時間を制御することが可能である。また、撮像センサは、画素毎に独立したA/D変換回路を構成することにより、ダイナミックレンジおよびゲイン値を画素毎に制御することが可能である。
次に、実施形態2について説明する。
実施形態1では、画像認識処理の結果を基に分割領域(又は画像全体の領域)に対する撮像パラメータを設定する例を挙げた。これに対し、実施形態2の場合は、図1に示した画像認識部30が、画像認識処理として物体認識処理を実行する点と、パラメータ決定部40が、物体認識処理で決定された認識対象物体の領域に対して所定の撮像パラメータを決定する点が、実施形態1と相違する。以下、実施形態1と相違する部分についてのみ説明を行い、その他の部分に関しては実施形態1と同様であるため説明を省略する。
図6において、ステップS180からステップS183の処理は、前述した実施形態1において述べた処理と同様であるため、それらの詳細な説明は省略する。
ステップS188の物体認識処理に進むと、画像認識部30は、画像生成部20にて生成された予測画像に対して、人体の認識処理を実行する。そして、画像認識部30は、画像認識処理の結果として、認識された人体に対して推定された矩形領域の画像上の座標値(左上画素位置と右下画素位置)を出力する。予測画像から人体を認識する処理の詳細は後述する。ステップS188の処理後は、ステップS185に進む。
パラメータ決定部40は、図8の予測画像800内の人体に関して推定された矩形領域810の画像上の座標値(左上画素位置811と右下画素位置812)の情報と、予測画像800のデータを基にして、各領域内の輝度値の平均値を算出する。
なお、パラメータ設定部50で実行される、これら以外の撮像パラメータ設定処理に関しては、前述の実施形態1と同様であるため、それらの説明は省略する。
なお、本実施形態における撮像センサは、前述同様に、画素毎に露光時間、ダイナミックレンジ、およびゲイン値を制御することが可能な構成を有するものとする。また、本実施形態における撮像センサは、設定された撮像領域に基づき、当該領域のみ撮像する機能を有する。例えば図11に示すように、実施形態2おける撮像センサは、ドライバー回路の制御に基づき、予測画像から認識した人体領域(図11中の黒色矩形で囲まれた領域1110)のみを撮像し、画像データとして取得する。また本実施形態の撮像センサは、設定されたフォーカス位置に基づき、光学系の制御を含んだオートフォーカス処理を実現する機能を有する。
次に実施形態3について説明する。実施形態3は、画像認識部30が、認識処理としてどのようなシーン(場面)か認識するシーン認識処理を実行する点と、パラメータ決定部40が、シーン認識処理で認識されたシーンに応じて所定の撮像パラメータを決定する点が実施形態2と相違する。以下、実施形態2と相違する部分についてのみ説明を行い、その他の構成等に関しては実施形態2と同様であるため説明を省略する。
図12におけるステップS180からステップS183までの処理、およびステップS185からステップS187の処理は実施形態2と同様であるため、詳細な説明を省略する。
ステップS189のシーン認識処理に進むと、画像認識部30は、画像生成部20にて生成された予測画像に対して、"歩行者の飛び出し"シーンの認識処理を実行する。画像認識部30は、画像認識処理の結果として、"歩行者の飛び出し"シーンの画像認識について真/偽(True/False)フラグと、認識されたシーンに対して推定された矩形領域の画像上の座標値(左上画素位置と右下画素位置)とを出力する。ステップS189の処理後は、ステップS185に進む。
本実施形態におけるシーン認識処理は、認識処理技術として広く応用されている階層型畳み込みNNによって行われ、実施形態2で説明した図7に示す階層型畳み込みNNと同様の演算処理により実行される。
パラメータ決定部40は、予測画像内の"歩行者の飛び出し"シーンの有無に関して推定された真/偽フラグと、認識されたシーンに対して推定された矩形領域の画像上の座標値の情報とを基に、画像センサ部10で取得する画像のフレームレートを決定する。
なお本実施形態では、撮像パラメータ決定処理で決定する撮像パラメータを画像センサ部10の撮像センサのフレームレートとした、これには限定されない。例えば"歩行者の飛び出し"シーンに対して推定された矩形領域の画像上の座標値の情報を基に、実施形態2と同様に、画像センサ部10の撮像センサの各領域に対応する画素回路毎の露光時間、ダイナミックレンジおよびゲイン値が決定されてもよい。
図12のステップS186においてパラメータ設定部で実行される撮像パラメータ設定処理に関しては、実施形態2と同様であるため、説明を省略する。
次に実施形態4について説明する。
図14は、実施形態4に係る撮像装置の構成例を示したブロック図である。図1の構成例と比較してわかるように、図14に示した実施形態4の撮像装置は、図1の構成にベクトル算出部200が追加されている。
図15のステップS180とステップS181、およびステップS183からステップS187までの各処理は、実施形態1と同様であるため、詳細な説明を省略する。
実施形態4の場合、ステップS181の処理後、CPU140は、ベクトル算出部200にて行われるステップS201に処理を進める。
次に実施形態5について説明する。図16は、実施形態5に係る撮像装置の構成例を示したブロック図である。
図1の構成例と比較してわかるように、図16に示した実施形態5の撮像装置は、実施形態1~3における画像認識部30とRAM80が複数設けられて構成されている。図16の画像認識部30Aは実施形態1で説明した画像認識処理(領域分割処理)を担当し、画像認識部30Bは実施形態2の画像認識処理(物体認識処理)を担当し、画像認識部30Cは実施形態3の画像認識処理(シーン認識処理)を担当する。
前述の各実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。即ち、本発明は、その技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
Claims (11)
- 画像の画素または領域毎に撮像パラメータを設定可能な撮像センサを備え、動く物体を撮像した画像を取得する撮像手段と、
前記取得された画像を基に前記撮像手段によって、前記物体が動いた後に撮像される画像を予測した予測画像を生成する画像生成手段と、
前記画像生成手段で生成された予測画像に対して画像認識処理を実行する画像認識手段と、
前記画像認識処理によって得られる前記予測画像内の前記物体の位置に基づいて、前記画素または領域毎に前記撮像センサの前記撮像パラメータを決定するパラメータ決定手段と、
前記決定した撮像パラメータを前記撮像センサに対して前記画素または領域毎に設定するパラメータ設定手段と、
を有し、
前記撮像手段は、前記パラメータ設定手段で設定されたパラメータに従って画像を取得することを特徴とする撮像装置。 - 前記画像認識手段は、前記予測画像の中の所定の物体を認識する物体認識処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記画像認識手段は、前記予測画像を基に、前記物体が特定の動きをする特定のシーンを認識するシーン認識処理を実行し、
前記パラメータ決定手段は、前記シーン認識処理で認識された前記特定のシーンにおける前記予測画像内の前記物体の位置に基づいて、前記画素または領域毎に前記撮像センサの前記撮像パラメータを決定することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。 - 前記画像認識手段は、複数の異なる画像認識処理を実行することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記画像生成手段は、前記撮像手段によって取得された複数枚の画像から、前記予測画像を生成することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記画像生成手段は、複数の予測画像を生成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記画像生成手段は、ニューラルネットワークを利用して前記予測画像を生成することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記画像認識手段は、ニューラルネットワークを利用して前記画像認識処理を実行することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記パラメータ決定手段が決定する撮像パラメータは、露光パラメータ、フォーカスパラメータ、ダイナックレンジパラメータ、ゲインパラメータ、フレームレートパラメータ、撮像領域パラメータ、解像度パラメータの中の、一つまたは複数の撮像パラメータであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 画像の画素または領域毎に撮像パラメータを設定可能な撮像センサによって、動く物体を撮像した画像を取得する撮像工程と、
前記取得された画像を基に前記撮像センサによって、前記物体が動いた後に撮像される画像を予測した予測画像を生成する画像生成工程と、
前記画像生成工程で生成された予測画像に対して画像認識処理を実行する画像認識工程と、
前記画像認識処理によって得られる前記予測画像内の前記物体の位置に基づいて、前記画素または領域毎に前記撮像センサの前記撮像パラメータを決定するパラメータ決定工程と、
前記決定した撮像パラメータを前記撮像センサに対して前記画素または領域毎に設定するパラメータ設定工程と、
を有し、
前記撮像工程では、前記パラメータ設定工程で設定されたパラメータに従って画像を取得することを特徴とする撮像装置の制御方法。 - コンピュータを、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の撮像装置が有する各手段として機能させるためのプログラム。
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