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JP7409104B2 - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents
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Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
文書ファイルのような電子的な文書を作成する方法として、ひな形(すなわちテンプレート)に対して、追記や変更を加えたりする方法がよく用いられている。ひな形専用のデータ形式で用意されたひな形データだけでなく、既存の文書の複製がひな形として用いられる場合もある。
また、文書又は文書要素と他の文書又は文書要素との関係の情報を記録し、利用することも行われている。なお、文書要素とは、文書を構成する要素のことであり、逆に言えば、文書は1以上の文書要素から構成される。
特許文献1に開示されたシステムでは、ユーザから複製元の文書が選択されると、選択された文書が属する複製元文書群と、その複製元文書群を元に作成された継承文書群とが比較される。そして、複製元文書群の構造を示す画像と、それに加えて、複製元文書群と継承文書群との文書群の構造上の差分が、シンボルで表示される。ユーザはこの中から所望の文書を選択して登録ボタンを押す。これにより、文書間の関連づけも含めて、文書群が複製される。特許文献1では、文書間の関連づけの例として、ISO文書群のように、複数の文書がある構造を構成している場合におけるそれら文書間の関連づけを示している。
特開2007-323441号公報
本発明は、文書間の文書要素同士に関係が設定された場合に、それと同じ関係をそれら文書のひな形文書に明示的に設定しなくても、それらひな形文書から複製された文書内の対応する文書要素同士の間にその関係を反映できるようにすることを目的とする。
請求項1に係る発明は、プロセッサを含み、プロセッサは、第1の文書要素と第2の文書要素との間に関係が設定されている場合に、前記第1の文書要素を含む第1の文書に対応する第1のひな形文書と、前記第2の文書要素を含む第2の文書に対応する第2のひな形文書と、を特定し、前記第1のひな形文書内の文書要素のうち前記第1の文書要素に対応する文書要素である第1のひな形要素と、前記第2のひな形文書内の文書要素のうち前記第2の文書要素に対応する文書要素である第2のひな形要素と、の間に前記関係を設定し、前記第1のひな形要素と前記第2のひな形要素との間に前記関係を設定した後、前記第1のひな形文書を複製した第1の複製文書と前記第2のひな形文書を複製した第2の複製文書を生成した場合に、前記第1の複製文書内の前記第1のひな形要素に対応する文書要素と、前記第2の複製文書内の前記第2のひな形要素に対応する文書要素と、の間に前記関係を設定する、ことを特徴とする情報処理装置である。
請求項2に係る発明は、前記プロセッサは、前記第1のひな形要素と前記第2のひな形要素との間に前記関係を設定した場合に、前記第1のひな形文書から生成された既存の第3の文書内の前記第1のひな形要素に対応する文書要素と、前記第2のひな形文書から生成された既存の第4の文書内の前記第2のひな形要素に対応する文書要素との間に、前記関係を設定する、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3に係る発明は、前記第1のひな形文書は、前記第1の文書の先祖の文書群の中から、複製された回数に基づいて特定される、請求項1又は2に記載の情報処理装置である。
請求項4に係る発明は、前記第1の文書を1文書ずつ先祖側に遡っていく過程で、隣り合う文書同士の本文以外の内容の類似度が閾値以下になったときの先祖側の文書は、前記第1のひな形文書には選ばれない、請求項1~3のいずれか1項に記載の情報処理装置である。
請求項5に係る発明は、コンピュータに、第1の文書要素と第2の文書要素との間に関係が設定されている場合に、前記第1の文書要素を含む第1の文書に対応する第1のひな形文書と、前記第2の文書要素を含む第2の文書に対応する第2のひな形文書と、を特定し、前記第1のひな形文書内の文書要素のうち前記第1の文書要素に対応する文書要素である第1のひな形要素と、前記第2のひな形文書内の文書要素のうち前記第2の文書要素に対応する文書要素である第2のひな形要素と、の間に前記関係を設定し、前記第1のひな形要素と前記第2のひな形要素との間に前記関係を設定した後、前記第1のひな形文書を複製した第1の複製文書と前記第2のひな形文書を複製した第2の複製文書を生成した場合に、前記第1の複製文書内の前記第1のひな形要素に対応する文書要素と、前記第2の複製文書内の前記第2のひな形要素に対応する文書要素と、の間に前記関係を設定する、処理を実行させるためのプログラムである。
請求項1又は5に係る発明によれば、文書間の文書要素同士に関係が設定された場合に、それと同じ関係をそれら文書のひな形文書に明示的に設定しなくても、それらひな形文書から複製された文書内の対応する文書要素同士の間にその関係を反映できるようにすることができる。
請求項2に係る発明によれば、ひな形文書から生成されていた既存文書の文書要素間にも、元の文書の文書要素間に設定された関係を反映できる。
請求項3に係る発明によれば、複製された回数を考慮しない場合と比べて、複製された回数が少ない文書がひな形文書に特定される可能性を低減できる。
請求項4に係る発明によれば、類似度を考慮しない場合と比べて、関係が設定された文書要素を含む文書との類似度が低い文書がひな形文書に特定される可能性を低減できる。
編集によりバージョンアップされた文書の文書要素間に関係が設定される例を説明するための図である。 関係が設定された文書要素を含む文書のひな形を特定し、それらひな形の文書要素間に関係を設定することを説明するための図である。 バージョンだけでなく文書の複製も遡って、ひな形を特定する例を示す図である。 コンピュータのハードウエア構成を例示する図である。 バージョン管理情報の内容を例示する図である。 操作履歴情報の内容を例示する図である。 文書編集システム又はそのひな形管理機能のためにプロセッサが実行する処理手順を例示する図である。 文書要素間の関係を設定するためのUI画面を模式的に例示する図である。 図7に示したひな形特定の手順では不具合が起こるケースを説明するための図である。 類似度及び複製回数を考慮してひな形を特定する手順を例示する図である。 文書要素間の関係が反映されたひな形文書のセットが複製された場合に、複製結果の文書の文書要素間にも同じ関係を反映することを説明するための図である。 文書要素間の関係が反映されたひな形文書のセットが複製された場合に対して、複製結果の文書の文書間に同じ関係を反映させる処理の手順を例示する図である。 文書要素間の関係が反映されたひな形文書のセットについて、既存の複製に対して、同じ関係を反映させる処理の手順を例示する図である。
以下の説明では、文書ファイル等の電子文書のことを単に文書と呼ぶ。また、個々の文書は1以上の文書要素から構成されているものとする。例えば、文書は、文書要素群が構成する構造を記述可能なHTML(Hyper Text Markup Language)等のマークアップ言語で記述されたものであってもよいし、又は、章、節、段落等の文書構造が所定の規則に従って記述されたテキストデータであってもよい。
図1に、ひな形から生成された文書間で、文書要素同士の間に関係が設定される例を示す。この例では、ひな形の文書11には、「1.消費電力基準」という見出しを持つ第1の文書要素と、「2.騒音基準」という見出しを持つ第2の文書要素とが含まれている。このひな形文書11の各文書要素に対して、「消費電力は、・・・」、「騒音は、・・・」等の本文内容が追加されることで、文書12が生成されている。文書の編集環境がバージョン管理機能を備えている場合、ひな形の文書11のバージョン番号は1(図中では「Ver1」と表記)であり、文書12のバージョン番号は2である。同様に、別のひな形の文書21の第1の文書要素に対して本文内容が追記されることで、この文書のバージョン2である文書22が生成され、更にこのバージョン2に対して第2の文書要素の本文内容が追記されることにより、この文書のバージョン3である文書23が生成されている。また、さらに別のひな形の文書31の2つの文書要素に対してそれぞれ本文内容が追記されることにより、この文書のバージョン2である文書32が生成されている。
ここで、文書23の第2の文書要素が文書12の第2の文書要素を「参照」しているという関係、及び文書32の第2の文書要素が文書12の第1の文書要素を「参照」しているという関係、がそれぞれ同一又は別々のユーザから設定されたとする。なお、このような文書要素間の関係を示すデータは、当該文書又は当該文書要素の属性データとして文書内に含まれていてもよいし、個々の文書とは別に、それら文書を管理している文書管理システム内に登録されていてもよい。
この場合、例えば、文書23を複製して新たな文書を作成した場合に、その新たな文書の第2の文書要素が文書12の第2の文書要素を「参照」するという関係を自動的に設定することは従来技術で可能である。また、文書12、23及び32からなる一群の文書を一括して複製して新たな3つの文書を生成した場合に、それら3つの文書の文書要素間に、複製元の文書群の文書要素間の関係を複製して自動設定することも、従来技術で可能である。
そのようにひな形文書から生成された個別の文書12、23及び32内の文書要素間に設定した関係を、元のひな形文書内の文書要素間にも反映させたい場合がある。しかし、このようなひな形文書への関係の反映を容易に行えるようにするための技術は従来知られていない。
以下に示す実施形態では、個別の文書の文書要素間に設定された関係を、それら個別の文書の元になったひな形文書の文書要素間に反映するための手法を例示する。
この手法の概要を、図2を参照して説明する。図2の例は、図1に示したものと同じ文書11~32のうち最新バージョンである文書12、23及び32の文書要素間に、図1の場合と同じ「参照」関係が設定された場合のものである。
本実施形態のシステムは、それら各文書12、23及び32のバージョン管理情報、又は編集履歴等の操作履歴等を遡ることにより、各文書12、23及び32に対応するひな形文書11、21及び31を特定する。またこのシステムは、特定したひな形文書11の第1の文書要素及び第2の文書要素が、最新バージョンの文書12の第1の文書要素及び第2の文書要素にそれぞれ対応していることを特定する。この特定は、例えばそれら文書11及び12内の各文書要素に含まれる文書要素の識別情報に基づいて行えばよい。この識別情報は、例えば文書要素の見出しの文字列であってもよい。また、文書がマークアップ言語で記述されている場合、文書要素の範囲を示すマークアップ(例えばHTMLのタグ)中に、その文書の識別情報が記述されていてもよい。同様に、システムは、最新バージョンの文書23の第2の文書要素はひな形文書21の第2の文書要素に対応し、最新バージョンの文書32の第2の文書要素は、ひな形文書31の第2の文書要素に対応していることを特定する。そして、システムは、これら特定の結果に基づき、文書32の第2の文書要素から文書12の第1の文書要素への「参照」関係に応じて、ひな形文書31の第2の文書要素からひな形文書11の第1の文書要素への「参照」関係を設定する。同様に、システムは、文書23の第2の文書要素から文書12の第2の文書要素への「参照」関係に応じて、ひな形文書21の第2の文書要素からひな形文書11の第2の文書要素への「参照」関係を設定する。
図2に示した例では、ひな形文書に対して順次編集が加えられていくことで、個別の文書が生成されていくことを想定している。この例では、関係が設定された文書要素を含む文書のバージョンを遡ることで特定される最古のバージョンが、その文書に対応するひな形文書である。
しかしながら、文書のバージョンを遡ることによりたどり着く最古のバージョンが、その文書のひな形文書として適切でない場合もあり得る。その最古のバージョンが、別の文書を複製して作成されたものである場合がその代表例である。
例えば、ある文書を複製することにより複製文書を作成し、その複製文書に対して編集を加えることにより、所望の文書を作成する方法がよく用いられている。関係が設定された文書要素を含む文書のバージョンを遡ってたどり着いた最古のバージョンが、別の文書の複製である場合、その最古のバージョンよりも、複製元であるその別の文書、或いはその別の文書の最古のバージョンの方が、ひな形文書として相応しい。
図3に示す例では、各文書要素の見出しのみを含んだひな形文書である文書A1を複製することにより文書A2のバージョン1が作成され、このバージョン1に対して各文書要素の内容を追記する編集が加えられることにより、バージョン2が作成されている。この文書A2のバージョン2を複製することにより、文書A3のバージョン1が作成されている。そして、文書A3のバージョン1の各文書要素の内容に編集が加えられることによりバージョン2が作成され、更にこのバージョン2に編集が加えられることによりバージョン3が作成されている。この例において、文書A3のバージョン3内の例えば第1の文書要素に対して、他の文書要素への関係が設定され、この関係を文書A3に対応するひな形文書内の、対応する文書要素に反映させる場合を考える。このためには、文書A3に対応するひな形文書(この例では文書A1のバージョン1)を特定する必要がある。
この特定処理では、システムは、関係が設定された文書要素を含む文書A3のバージョン3から順にバージョンを遡ることにより、文書A3のバージョン1にたどり着く。システムが、文書の複製操作の履歴や、文書間の複製関係を記録していれば、その文書A3のバージョン1が複製されたものであり、その複製元として、文書A2のバージョン2が特定される。システムは、文書A2のバージョンを遡ることにより、文書A2のバージョン1にたどり着き、そのバージョン1が、文書A1のバージョン1の複製であることを特定する。そして、システムは、文書A1には、そのバージョン1より古いバージョンがなく、かつそのバージョン1は別の文書が複製されたものではないことを特定し、この特定結果に基づいて、文書A1のバージョン1がひな形文書であると判定する。そして、特定したそのひな形文書内の第1の文書要素に対して、他の文書要素のとの関係を設定する。
なお、図3に示した文書A1、文書A2、文書A3は、文書IDが異なる別々の文書である。IDは、識別情報のことである。文書IDは、文書を管理するシステムが個々の文書に対して一意に割り当てた識別情報である。同じ文書の各バージョンは、同じ文書IDを持つが、バージョン番号は互いに異なる。
<ハードウエア構成の例>
以上に説明した、個別の文書の文書要素間に設定された関係をひな形文書の文書要素間へ反映する機能は、例えば、文書編集環境を提供する文書編集システムに組み込まれている。
その機能は、コンピュータにその機能を表すプログラムを実行させることにより実現される。文書編集システムが実装されたコンピュータに対して、例えばそのシステムの一部として、その機能を表すプログラムがインストールされてもよい。
ここで、コンピュータは、例えば、図4に示すように、ハードウエアとして、プロセッサ102、ランダムアクセスメモリ(RAM)等のメモリ(主記憶装置)104、フラッシュメモリやSSD(ソリッドステートドライブ)、HDD(ハードディスクドライブ)等の補助記憶装置106を制御するコントローラ、各種の入出力装置108とのインタフェース、ローカルエリアネットワークなどのネットワークとの接続のための制御を行うネットワークインタフェース110等が、例えばバス112等のデータ伝送路を介して接続された回路構成を有する。上述した関係を反映させる機能の処理内容が記述されたプログラムが、ネットワーク等を経由してコンピュータにインストールされ、補助記憶装置106に保存される。補助記憶装置106に記憶されたプログラムが、プロセッサ102によりメモリ104を用いて実行されることにより、上述した機能によるひな形文書への関係の反映処理が実現される。
ここでプロセッサ102とは広義的なプロセッサを指し、汎用的なプロセッサ(例えばCPU:Central Processing Unit、等)や、専用のプロセッサ(例えばGPU:Graphics Processing Unit、ASIC:Application Specific Integrated Circuit、FPGA:Field Programmable Gate Array、プログラマブル論理デバイス、等)を含むものである。
また、プロセッサ102の動作は、1つのプロセッサ102によってなすのみでなく、物理的に離れた位置に存在する複数のプロセッサ102が協働してなすものであってもよい。また、プロセッサ102の各動作は、以下の実施形態において説明する順序のみに限定されるものではなく、適宜に変更してもよい。
また、補助記憶装置106には、ひな形文書への関係の反映処理のための各種情報が保存されている。このような情報の例として、図5に例示するバージョン管理情報、及び図6に例示する操作履歴情報がある。
図5に例示するバージョン管理情報は、文書IDが「文書A2」である文書の各バージョンの管理情報である。バージョン管理情報には、当該文書のバージョン毎に、バージョン番号、作成日時、作成者、文書データ等の項目が含まれる。バージョン番号は、当該バージョンを特定する番号である。図示例では、1以上の整数である通し番号が、バージョン番号として用いられている。ただし、これは一例に過ぎず、バージョン番号には、同一文書内の各バージョン間の順序関係が分かる番号体系であれば、どのような番号体系を用いてもよい。作成日時は、当該バージョンが作成された日時である。ここで、文書の最初(すなわち最古)のバージョンは、まったく新規に作成されるか、既存の文書を複製することにより作成されるのに対し、他のバージョンは、既存のバージョンを改訂することにより作成される。作成者の欄には、文書編集システム上で、当該文書を作成する操作を行ったユーザのユーザIDが登録される。文書データの欄には、当該バージョンの文書データそのもの、又は補助記憶装置106等に保存されているその文書データを特定する情報(例えばその文書データへのリンク)が登録される。同様のバージョン管理情報が、文書IDごとに補助記憶装置106に記憶される。
図6に例示する操作履歴情報は、文書編集システム上で各ユーザが行った操作の履歴を示す情報である。図6には、操作履歴情報に含まれる多数の履歴レコードのうち、ある期間に記録された、いくつかのレコードを例示している。個々の履歴レコードは、操作日時、操作者、操作種類、操作パラメータ等の項目を含む。操作日時は、システムが当該履歴レコードの対象である操作を実行した日時である。操作者は、当該操作の実行を指示したユーザのIDである。操作種類は、当該操作の種類である。操作種類には、複製、編集、ダウンロード(すなわち、システムからユーザの端末への文書のダウンロード)等がある。操作パラメータは、当該操作の内容を規定するパラメータである。複製操作の場合、操作パラメータは、複製元文書の文書IDと、その複製元文書からの複製により生成された複製先文書のIDとの組である。図示例では、最初の履歴レコードに係る複製操作の操作パラメータは、複製元文書が文書Aであり、複製先文書が文書Bであることを示している。編集操作のパラメータは、編集対象の文書の文書IDを含み、更にその編集の結果生成されたバージョンのバージョン番号を含んでいてもよい。
<処理手順の例>
次に、図7を参照して、上述したひな形管理機能を具現化するためにプロセッサ102が実行する処理手順の例を説明する。図7の手順は、例えば、ユーザが、文書要素間に関係を設定したときに実行される。この関係の設定は、例えば図8に例示するUI画面200を用いて行われる。
図8の例では、UI(ユーザインタフェース)画面200の左側の第1表示欄202に、設定する関係の元となる文書要素の内容が表示される。例えば、ユーザは文書編集システムで編集中の文書内の所望の文書要素を選択し、関係の設定の操作の実行を指示すると、このUI画面200が表示され、その中の第1表示欄202に選択されたその文書要素内容が表示される。またUI画面200の右側の第2表示欄204には、設定する関係の先となる文書要素の検索のための検索条件を入力する入力欄206と、検索ボタン208が表示される。ユーザが、入力欄206に検索条件を入力し、検索ボタン208を押下すると、プロセッサ102は、その検索条件を満足する文書要素を、文書群が保存されているデータベース内から検索する。入力欄206の下の検索結果表示欄210には、例えば、検索された文書要素群が、検索条件を満足する度合いが高い順に、並べて表示される。検索された文書要素毎に、関係の先として選択するためのチェックボックスが表示される。煩雑さを避けるため、図8には、検索結果の文書要素を1つだけ示している。検索結果表示欄210の下には、関係の設定を指示するボタン212及び214が表示される。ボタン212及び214は、それぞれ、第1表示欄202に表示された文書要素から検索結果表示欄210内の選択された文書要素への、「参照」関係及び「引用」関係を設定することを指示するボタンである。「参照」と「引用」の区別は、予め規定されているものとする。図示例では、ユーザは、検索結果表示欄210内の文書「電力評価報告書」内の文書要素「1.消費電力基準」を選択した状態で、ボタン212を押下した。これにより、UI画面200上に、文書「電力評価報告書」内の文書要素「1.消費電力基準」に対して「参照」関係を設定してよいかを問い合わせるダイアログ220が表示される。ダイアログ220内には、設定することを指示する「はい」ボタンと、設定しないことを指示する「いいえ」ボタンが表示される。ユーザが、その「はい」ボタンを押下すると、プロセッサ102は、第1表示欄202に表示された関係元の文書要素から、関係先である選択された文書「電力評価報告書」内の文書要素「1.消費電力基準」への、「参照」関係を設定する。設定された参照関係の情報は、例えば文書要素間の関係を保持するデータベースに登録される。
なお、ここでは、個別の文書の文書要素間にユーザが関係を設定する例を示したが、これは一例に過ぎない。この代わりに、何らかの文書解析システムが、各文書要素を解析し、その解析結果に基づいて文書要素間に関係を設定してもよい。そして、その文書解析システムが文書要素間に関係を設定したことをトリガとして、図7の手順を開始してもよい。
図7の説明に戻る。上述のようにして文書要素間の関係が設定された場合、プロセッサ102は、その関係の関係元の文書要素を含む文書と、関係先の文書要素を含む文書をそれぞれ特定する(S10)。ステップS10では、その関係元又は関係先の文書要素を含む文書の文書IDとバージョンが特定される。そして、特定した文書毎に、ステップS20及びS30の処理を実行する。ステップS20では、プロセッサ102は、特定した文書に対応するひな形文書を特定する。ステップS20の処理については、後で詳しい例を説明する。次にプロセッサ102は、特定したひな形文書内の文書要素のうち、関係元又は関係先の文書要素に対応する文書要素を特定する(S30)。これにより、関係元の文書要素を含んだ文書のひな形文書内のその関係元に対応する文書要素が特定され、関係先の文書要素をそれぞれ含んだ文書のひな形文書内のその関係先に対応する文書要素が特定される。プロセッサ102は、特定した各ひな形文書内の、関係元に対応する文書要素から関係先に対応する文書要素に対して、その関係を設定する(S40)。設定された関係の情報は、例えば文書要素間の関係を保持するデータベースに登録される。
次にステップS20の詳細な手順を例示する。プロセッサ102は、まず、S10で特定された文書のうちの1つを注目文書とする(S202)。次に、プロセッサ102は、その注目文書に前のバージョン又は複製元の文書が存在するか否かを判定する(S204)。ステップS204では、プロセッサ102は、例えばその注目文書の文書IDに対応するバージョン管理情報(図5参照)を参照することにより、その注目文書のバージョン番号よりも前のバージョン番号が存在するかを調べる。この調査の結果、前のバージョン番号が存在しない場合には、プロセッサ102は、操作履歴情報(図6参照)から、注目文書の文書IDとバージョン番号のペアを複製先として操作パラメータ内に含んだ、複製操作の履歴レコードを探し、その操作パラメータに含まれる複製元文書の文書ID及びバージョンを特定する。このようにして、ステップS204では、注目文書の直前のバージョン、又はその注目文書の複製元文書が存在すれば、それが特定される。
ステップS204の判定結果がYesの場合、プロセッサ102は、注目文書を、特定した直前のバージョン又は複製元文書へと変更し(S206)、ステップS204の処理を繰り返す。S204の判定結果がYesになると、プロセッサ102は、そのときの注目文書を、S10で特定された文書に対応するひな形文書と判定する(S208)。
このように、図7に例示した処理手順により、関係が設定された文書要素を含む各文書のひな形文書が特定され、それらひな形文書内の、それら文書要素に対応する文書要素同士の間に、その関係が設定される。
ある文書Xのバージョンk(kは正の整数)を編集することによりバージョン(k+1)を生成した場合、バージョンkとバージョン(k+1)との関係は、前者を親、後者をその子とする親子関係と捉えることができる。同様に、文書Yのバージョンmを複製することにより別の文書Zのバージョン1を生成した場合、文書Yのバージョンmと文書Zのバージョン1との関係は、前者を親、後者をその子とする親子関係と捉えることができる。このように捉えた場合、ステップS204の処理は、注目文書に親が存在するか否かを判定する処理である。そして、ステップS206は、現在の注目文書の親を次のS204及びS206のための新たな注目文書にする処理である。ステップS10ではユーザが設定した関係をなす文書要素を含む文書が特定され、この文書が最初の注目文書となる。この最初の注目文書を先祖へと遡っていき、これ以上遡れなくなったときの注目文書、いわば最初の注目文書の始祖、がS208でひな形文書として特定される。
以上では、ユーザ(又は文書解析システム)が文書要素間に関係を設定したことをトリガとして図7の手順が実行されたが、これは一例に過ぎない。この代わりに、例えばユーザが任意のタイミングで図7の処理手順の実行開始を文書編集システムに指示してもよい。この場合、文書編集システムは、ユーザから実行開始の指示を受けた場合、文書要素間に設定されている関係をデータベースから取得し、その関係に対して図7の処理手順を実行する。
<ひな形特定の別の例>
(1)図7の処理で問題が生じる第1のケース
白紙の文書をいったん保存し、その白紙文書に対して文書要素群の構造や内容を追記していく文書編集形態がある。
例えば、図9に示す例では、文書A1のバージョン1として白紙の文書がいったん作成され、そのバージョン1に対して「1.消費電力基準」及び「2.騒音基準」の2つの文書要素の見出しを入力することにより、文書A1のバージョン2が作成されている。そのバージョン2が複製されることにより文書A2のバージョン1が作成され、そのバージョン2に対して個々の文書要素の本文内容が入力されることにより、文書A2のバージョン2が作成されている。文書A2のバージョン2の文書要素についての関係が設定された場合、そのバージョン2を起点として、バージョン群及び複製の履歴を遡ることでひな形文書が特定される。この特定において図7の手順を用いた場合、白紙である文書A1のバージョン1がひな形文書として特定されることになる。白紙は、文書要素を含んでいないため、これをひな形文書としても、関係を設定することができない。
また、会社の業務で用いる文書を社名や企業ロゴ等がヘッダやフッタ等として含まれた共通フォームが用意されている場合、その共通フォームをいったん複製し、この共通フォームの複製を起点に文書の編集を進める場合がある。このような共通フォームを用いた文書編集の形態でも、上述した白紙の場合と同様の問題が生じ得る。
(2)図7の処理で問題が生じる第2のケース
ひな形文書がひな形たる所以は、そのひな形文書を元に数多くの個別の文書が作成されていることである。
ある文書のバージョン1は1つの複製も作成されないのに対し、バージョン2は多数の複製が作成されている場合、バージョン2を元にした個別の文書は多数存在するのに対して、バージョン1を元にした個別の文書は1つも存在しない。したがって、この場合、バージョン2の方が、バージョン1よりもひな形文書として相応しい。しかし、このような場合でも、図7の処理手順では、バージョン1の方がひな形文書に選ばれてしまう。
このように、図7の処理手順では、他の文書のひな形としてあまり利用されていない文書がひな形文書として特定されてしまう可能性がある。
(3)改良した処理の例
上述した問題点に対処する処理の例を以下に説明する。
この改良した処理では、プロセッサ102は、ひな形文書の特定(図7のステップS20)において、注目文書とその前バージョン又は複製元との類似度を求める。文書を前バージョン又は複製元へと遡っていく過程で、求めた類似度が予め定めた類似度閾値未満になった時点で、プロセッサ102は、それ以上文書を遡るのをやめ、それらまでに注目文書とした文書の中からひな形文書を選ぶ。一つの例では、注目文書とその前バージョン又は複製元との類似度は、それら両者間の文書構造の類似度である。この例では、類似度計算において、文書の構造的な特徴、例えばその文書が含んでいる文書要素の並び(例えばそれら文書要素のIDの列)や、それら文書要素の見出し文字列は考慮されるが、それら文書要素の本文内容は考慮されない。この例は、ひな形文書にとって重要なのは文書構造であるという考えに基づく。文書の文書構造同士の類似度は、従来手法により求めればよい。又、別の例として、上述の類似度計算において、各文書要素の本文内容を考慮に入れてもよい。
例えば、図9の例では、文書A2のバージョン2とその1つ前のバージョン1との類似度は0.9、そのバージョン1とその複製元である文書A1のバージョン2との類似度は0.85であるとする。また、文書A1のバージョン2とその1つ前のバージョン1との類似度は0.1であるとする。類似度閾値が0.6に設定されている場合、起点である文書A2のバージョン2から同文書のバージョン1には遡ることができ、更にそのバージョン1の複製元の文書A1のバージョン2には遡ることができる。そして、文書A1のバージョン2とその1つ前のバージョン1との類似度は0.1なので、文書A1のバージョン1には遡らない。したがって、遡りの終点は文書A1のバージョン2である。プロセッサ102は、その起点から終点までの文書のうち、ひな形文書として相応しい多数の複製が作成されている文書を、ひな形文書として特定する。作成された複製の数がひな形文書として相応しい多数に該当するか否かは、例えば、その複製の数が予め定めた複製回数閾値以上であるか否かにより判定すればよい。また、別の例として、起点から終点までの文書のうち、複製回数が最大のものをひな形文書と判定してもよい。
なお、各文書の各バージョンの複製回数は、操作履歴情報(図6参照)から求めればよい。また、各文書のバージョン毎に複製回数を管理するテーブルを用意してもよい。この場合、ユーザがある文書のあるバージョンの複製を指示すると、文書編集システムがそのテーブル中のその文書のそのバージョンの複製回数を1増加させればよい。
この例においてプロセッサ102が実行する処理手順は、例えば図10に示すものとなる。図10の手順は、図7の手順のステップS20の詳細な手順の一例である。
この手順ではプロセッサ102は、図7の手順のステップS10で特定した文書を注目文書とし、その注目文書の複製回数を求め、求めた複製回数をメモリ104に記憶する(S302)。次にプロセッサ102は、その注目文書に前のバージョン又は複製元の文書が存在するか否かを判定する(S304)。ステップS304の判定の結果がYesの場合、プロセッサ102は、注目文書と、その親、すなわち1つ前のバージョン又は複製元の文書、との類似度を計算する(S306)。ここでは、本文内容を除いた部分同士の類似度を計算してもよい。プロセッサ102は、計算した類似度が、予め定めた類似度閾値以上であるか否かを判定し(S308)、この判定の結果がYesであれば、S304で求めた親、すなわち前のバージョン又は複製元文書、を新たな注目文書とする(S310)。またこのとき、プロセッサ102は、その新たな注目文書の複製回数を求め、メモリ104に記憶する。そして、プロセッサ102は、ステップS304以降のステップ群を繰り返す。
この繰り返しの中で、ステップS304又はS308のいずれかの判定結果がNoとなった場合、プロセッサ102は、S302以降に注目文書とした文書の中から、記憶した複製回数が最も多いものをひな形文書と判定する(S312)。
図10の手順では、注目文書とした文書のうち複製回数が最も多いものをひな形文書に選んだが、別の例として、それら文書のうち複製回数が予め定めた複製回数閾値以上である文書をひな形文書に選んでもよい。この場合、ひな形文書が複数選ばれる場合もある。
<ひな形に設定された関係の複製>
上述のようにしてひな形文書の文書要素間に反映された関係は、更にそれらひな形文書を複製して生成した文書群の文書要素間に反映される。
例えば、図11に例示するように、「ひな形1」、「ひな形2」、「ひな形3」という3つのひな形文書から構成されるひな形セット300が存在している場合を考える。この例では、「ひな形3」の第1の文書要素から「ひな形1」の第1の文書要素へ参照関係が設定され、「ひな形2」の第2の文書要素から「ひな形1」の第2の文書要素へ参照関係が設定されている。ひな形セットとは、複数のひな形文書からなる集合であり、かつそれらひな形文書内の文書要素には、その集合内のひな形文書内の文書要素との関係が設定されていてもよいが、その集合に含まれない文書の文書要素との関係は設定されていないという条件を満たす。この意味で、ひな形セット内の文書要素が持つ関係は、そのセット内で「閉じて」いる。
文書編集システムは、例えば次のようにしてひな形セットを特定する。すなわち、文書編集システムは、図7及び図10の手順によりひな形文書と判定した文書群に対してひな形であることを示す属性を持たせる。そして、文書編集システムは、このひな形属性を持つ文書(すなわちひな形文書)群の中から、上述のように文書要素間の関係が「閉じて」いる一群の文書を特定し、それら一群の文書をひな形セットとして記録する。文書編集システムが持つ多数のひな形文書の母集団には、複数のひな形セットが含まれ得る。文書編集システムは、例えばそれら複数のひな形セットのリストをユーザに提供し、ユーザから複製したいひな形セットの選択を受け付けてもよい。
ユーザがひな形セット300の複製を指示した場合、文書編集システムは、「ひな形1」の複製として「文書1」、「ひな形2」の複製として「文書2」、「ひな形3」の複製として「文書3」、を生成する。文書編集システムは、これら3つの複製された文書を、1つの複製文書セット310として管理してもよい。文書編集システムは、「文書1」、「文書2」、及び「文書3」の間に、ひな形セット300と同じ文書要素間の関係を複製する。すなわち文書編集システムは、「文書3」の第1の文書要素から「文書1」の第1の文書要素へ参照関係を設定し、「文書2」の第2の文書要素から「文書1」の第2の文書要素へ参照関係を設定する。以降、編集を加えることで「文書1」、「文書2」、及び「文書3」をそれぞれバージョンアップした場合も、生成されるそれら各文書の新バージョンの間には、同じ文書要素間の関係が維持される。また、複製文書セット310に含まれる文書群が一括して複製された場合にも、その複製の結果得られる文書群の文書要素間には、複製文書セット310内の文書要素間の関係と同じ関係が複製される。
図12に、この例における文書編集システムのプロセッサ102が実行する処理手順を例示する。
この手順は、プロセッサ102が、あるひな形セットの複製の指示を受けたことをトリガとして実行される。この手順では、そのセットに含まれるひな形文書の文書要素間に設定されている関係の情報をデータベースから取得する(S50)。次にプロセッサ102は、そのセット内の各ひな形文書の複製結果の文書群内の文書要素間に、S50で取得した関係と同じ関係を設定する(S52)。例えば、そのセット内の第1のひな形文書内の第1の文書要素と第2のひな形文書内の第2の文書要素との間に関係が設定されている場合を考える。この場合、プロセッサ102は、第1のひな形文書の複製である第1の文書の文書要素のうちその第1の文書要素に対応する文書要素と、第2のひな形文書の複製である第2の文書の文書要素のうちその第2の文書要素に対応する文書要素と、の間に、同じ関係を設定する。複製文書内の文書要素間に設定された関係の情報は、データベースに登録される。
図12の手順は、ひな形セットの複製が指示され、そのセット内のひな形文書が一括して複製された場合の例であった。しかし、これに限らず、例えば、ひな形セット内のすべてのひな形文書が所定の長さの時間(例えば1時間)内に複製された場合にも、ひな形セットが一括複製された場合と同様、図12の手順を実行してもよい。所定の長さの時間内にひな形セット内のすべてのひな形文書が複製された場合、ひな形セットが一括して複製されたと見なすのである。
<ひな形に設定された関係を既存文書に反映>
図7(及び図10)の手順によりひな形文書の文書要素間に反映された関係を、その反映の時点で既に文書のデータベース内に存在する文書(以下、このような文書のことを既存文書と呼ぶ)に反映してもよい。
このような既存文書への関係の反映の処理の手順を、図13に例示する。図13の手順でも、図11及び図12を用いて説明した上述の例と同様、ひな形セットの概念を用いる。
図13の手順は、図7(及び図10)の処理手順等により、文書要素間に関係が設定されたひな形セットが形成された場合に開始される。この手順では、プロセッサ102は、そのひな形セットから複製された既存文書のセットを特定する(S60)。ステップS60では、プロセッサ102は、例えば、操作履歴情報(図6参照)から、ひな形セットの複製の履歴レコードを見つけ、その履歴レコードからその複製により生成された文書群を特定する情報を取得し、その情報が示す文書群を、そのひな形セットに対応する既存文書のセットとする。あるいは、操作履歴情報から、そのひな形セットに含まれる各ひな形文書の複製が行われた日時を調べ、所定の長さの時間内にそのひな形セットに含まれるすべてのひな形文書が複製されている場合、複製結果の文書群を、ひな形セットに対応する既存文書のセットとしてもよい。
次にプロセッサ102は、特定した既存文書のセットごとに、ステップS62を実行する。すなわち、プロセッサ102は、特定した既存文書のセット内の各文書の文書要素間に、ひな形セット内の文書要素間の関係と同じ関係を設定する(S62)。例えば、ひな形セット内の第1のひな形文書内の第1の文書要素と第2のひな形文書内の第2の文書要素との間に関係が設定され、そのひな形セットの複製である既存文書のセット内の第1及び第2の既存文書が第1及び第2のひな形文書の複製である場合を考える。この場合、プロセッサ102は、第1の既存文書の文書要素のうち第1のひな形文書の第1の文書要素に対応する文書要素と、第2の既存文書の文書要素のうち第2のひな形文書の第2の文書要素に対応する文書要素と、の間に、同じ関係を設定する。文書内の文書要素間に設定された関係の情報は、データベースに登録される。
以上に説明した実施形態において、文書要素は、文書を構成する要素のことである。ここで、システムが管理する個々の文書を構成要素とするより大きな単位の文書が存在してもよい。この場合、前者の個々の文書は、後者の大きな単位の文書にとっての文書要素である。例えば、ハイパーリンクで結びつけられた複数の文書から構成されるハイパーテキストを大きな単位の文書と捉えた場合、それら複数の文書はそのハイパーテキストから見ると文書要素に当たる。
11,21,31 ひな形文書、12,22,23,32 文書、102 プロセッサ、104 メモリ、106 補助記憶装置、108 入出力装置、110 ネットワークインタフェース、112 バス。

Claims (5)

  1. プロセッサを含み、
    プロセッサは、
    第1の文書要素と第2の文書要素との間に関係が設定されている場合に、前記第1の文書要素を含む第1の文書に対応する第1のひな形文書と、前記第2の文書要素を含む第2の文書に対応する第2のひな形文書と、を特定し、
    前記第1のひな形文書内の文書要素のうち前記第1の文書要素に対応する文書要素である第1のひな形要素と、前記第2のひな形文書内の文書要素のうち前記第2の文書要素に対応する文書要素である第2のひな形要素と、の間に前記関係を設定し、
    前記第1のひな形要素と前記第2のひな形要素との間に前記関係を設定した後、前記第1のひな形文書を複製した第1の複製文書と前記第2のひな形文書を複製した第2の複製文書を生成した場合に、前記第1の複製文書内の前記第1のひな形要素に対応する文書要素と、前記第2の複製文書内の前記第2のひな形要素に対応する文書要素と、の間に前記関係を設定する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記プロセッサは、
    前記第1のひな形要素と前記第2のひな形要素との間に前記関係を設定した場合に、前記第1のひな形文書から生成された既存の第3の文書内の前記第1のひな形要素に対応する文書要素と、前記第2のひな形文書から生成された既存の第4の文書内の前記第2のひな形要素に対応する文書要素との間に、前記関係を設定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1のひな形文書は、前記第1の文書の先祖の文書群の中から、複製された回数に基づいて特定される、請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1の文書を1文書ずつ先祖側に遡っていく過程で、隣り合う文書同士の本文以外の内容の類似度が閾値以下になったときの先祖側の文書は、前記第1のひな形文書には選ばれない、請求項1~3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. コンピュータに、
    第1の文書要素と第2の文書要素との間に関係が設定されている場合に、前記第1の文書要素を含む第1の文書に対応する第1のひな形文書と、前記第2の文書要素を含む第2の文書に対応する第2のひな形文書と、を特定し、
    前記第1のひな形文書内の文書要素のうち前記第1の文書要素に対応する文書要素である第1のひな形要素と、前記第2のひな形文書内の文書要素のうち前記第2の文書要素に対応する文書要素である第2のひな形要素と、の間に前記関係を設定し、
    前記第1のひな形要素と前記第2のひな形要素との間に前記関係を設定した後、前記第1のひな形文書を複製した第1の複製文書と前記第2のひな形文書を複製した第2の複製文書を生成した場合に、前記第1の複製文書内の前記第1のひな形要素に対応する文書要素と、前記第2の複製文書内の前記第2のひな形要素に対応する文書要素と、の間に前記関係を設定する、
    処理を実行させるためのプログラム。
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