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JP7415083B2 - 表示装置 - Google Patents
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JP7415083B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本開示は、表示装置に関する。
表示装置には、筐体に対して、接着剤と両面テープとを併用して、液晶ディスプレイの保護部材を固定するものがある。液晶ディスプレイは、表示パネルと保護部材とから構成されている。保護部材は、表示パネルの表示面を覆い保護するものである。このような表示装置は、例えば、特許文献1に開示されている。
特開2013-258653号公報
ここで、特許文献1に開示された表示装置において、筐体の材質と保護部材の材質とが互いに異なる場合、それらの間に、線膨張差が生じる。このように、筐体と保護部材との間において、線膨張差が生じると、筐体又は液晶ディスプレイに反りが発生するおそれがある。
本開示は、上記のような課題を解決するためになされたもので、筐体とこれに接着固定される保護部材との間の線膨張差によって生じる反りを、抑えることができる表示装置を提供することを目的とする。
本開示に係る表示装置は、筐体と、表示パネルの表示面に設けられ、表示面と接触しない非接触領域が、両面テープ及び接着剤を介して、筐体に固定される保護部材とを備え、両面テープは、筐体の短手方向に沿って貼り付けられ、接着剤は、筐体の長手方向に沿って塗布されるものである。
本開示によれば、筐体とこれに接着固定される保護部材との間の線膨張差によって生じる反りを、抑えることができる。
実施の形態1に係る表示装置の構成を示す正面図である。 図1のII-II矢視断面図である。 図1のIII-III矢視断面図である。 実施の形態1に係る表示装置の作用効果を説明するための図である。図4Aは、従来の表示装置に反りが生じたときの断面図である。図4Bは、実施の形態1に係る表示装置に反りが生じたときの断面図である。 両面テープが弾性変形したときの状態を示す図である。図5Aは、厚さが厚い両面テープが弾性変形したときの状態を示す図である。図5Bは、厚さが薄い両面テープが弾性変形したときの状態を示す図である。 実施の形態2に係る表示装置の構成を示す図である。図6Aは、液晶モジュールの保護部材を後方側から見たときの接着構造を示す図である。図6Bは、液晶モジュールの保護部材を後方側から見たときの他の接着構造を示す図である。
以下、本開示をより詳細に説明するために、本開示を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
実施の形態1に係る表示装置について、図1から図5を用いて詳細に説明する。
図1は、実施の形態1に係る表示装置の構成を示す正面図である。図2は、図1のII-II矢視断面図である。図3は、図1のIII-III矢視断面図である。
図1から図3に示す実施の形態1に係る表示装置は、例えば、車両の車室内に設けられている。このような表示装置は、正面(車室の内側)から見て、全体として矩形をなしている。また、表示装置は、筐体10及び液晶モジュール20を備えている。液晶モジュール20は、両面テープ61及び接着剤71を用いて、筐体10に固定されている。即ち、表示装置においては、液晶モジュール20が表示装置の前部に位置し、筐体10が表示装置の後部に位置している。
図1から図3に示すように、筐体10は、矩形平板状をなしている。この筐体10は、例えば、樹脂で形成されている。また、筐体10は、平坦面11、短辺面12、及び、長辺凸面13を有している。平坦面11、短辺面12、及び、長辺凸面13は、筐体10の前面を構成し、液晶モジュール20の後面と対向している。
平坦面11は、平坦な面である。短辺面12及び長辺凸面13は、その平坦面11の外周部に形成されている。
短辺面12は、平坦面11の外周部のうち、左右両側の短辺部に設けられている。具体的には、短辺面12は、平坦面11の短辺部において、筐体10の短手方向(短辺方向)に延びるように設けられている。また、短辺面12は、上記短辺部の短手方向中央部に配置されている。このような、短辺面12は、平坦面11と面一に形成されている。なお、短辺面12は、平坦面11と面一でなくても良い。
また、短辺面12は、両面テープ61が貼り付けられる領域である。この両面テープ61は、短辺面12の全域に貼り付けられている。即ち、両面テープ61は、上記短辺部の短手方向中央部に配置されている。両面テープ61は、弾性樹脂で形成されている。
長辺凸面13は、平坦面11の外周部のうち、上下両側の長辺部に設けられている。具体的には、長辺凸面13は、平坦面11の長辺部において、筐体10の長手方向(長辺方向)に延びるように設けられている。また、長辺凸面13は、上記長辺部の長手方向中央部に配置されている。このような、長辺凸面13は、短辺面12よりも前方側に向けて突出している。言い換えれば、長辺凸面13は、短辺面12よりも、後述する保護部材22側に向けて突出している。なお、筐体10の長手方向は、筐体10の短手方向と略直交する方向である。
また、長辺凸面13は、接着剤71が塗布される領域である。この接着剤71は、長辺凸面13の全域に塗布される。即ち、接着剤71は、上記長辺部の長手方向中央部に配置されている。接着剤71は、両面テープ61に比べて、接着面積当たりの接着力が大きい。
そして、対向する2つの短辺面12は、対向する2つの長辺凸面13間に配置されている。このため、筐体10においては、可能な限り、長辺凸面13の延長化を図ることで、全体の接着力の向上を図るようにしている。なお、図1に示すように、短辺面12の幅は、長辺凸面13の幅よりも、拡くなっているが、当該短辺面12の幅は、長辺凸面13の幅と同じ幅、又は、長辺凸面13の幅よりも、狭くても良い。
図1から図3に示すように、液晶モジュール20は、矩形平板状をなしている。この液晶モジュール20の大きさは、筐体10の大きさと略同じ大きさとなっている。このような液晶モジュール20は、両面テープ61及び接着剤71を用いて、筐体10に固定されている。また、液晶モジュール20は、表示パネル21及び保護部材22を有している。
表示パネル21は、矩形平板状をなしている。この表示パネル21の前面は、表示面21aとなっている。表示面21aには、画像(映像を含む)が表示可能となっている。このような、表示パネル21は、例えば、ガラスで形成されている。
保護部材22は、表示パネル21を保護するものである。また、保護部材22は、矩形平板状をなしている。この保護部材22は、表示パネル21よりも大きく形成されており、筐体10の大きさと略同じである。表示パネル21の表示面21aは、保護部材22の後面中央部に接触している。保護部材22は、例えば、透明なガラスで形成されている。
保護部材22の後面における外周部22aは、表示パネル21の表示面21aが接触しない非接触領域となっている。即ち、非接触領域となる外周部22aは、矩形の枠状に形成されている。その外周部22aには、黒色のシートが貼り付けられるか、又は、黒色の印刷が施されている。
外周部22aの短辺部分は、両面テープ61を介して、短辺面12に固定されている。また、外周部22aの長辺部分は、接着剤71を介して、長辺凸面13に固定されている。このとき、両面テープ61及び接着剤71は、黒色の外周部22aの後方に配置されて、当該外周部22aに隠れるため、ユーザが液晶モジュール20を覗き込んだ場合でも、当該ユーザが両面テープ61及び接着剤71を目にすることはない。
ここで、図3に示すように、外周部22aの短辺部分と短辺面12との間に介在される両面テープ61の厚さは、t1となっている。また、外周部22aの長辺部分と長辺凸面13との間に介在される接着剤71の厚さはt2となっている。このとき、両面テープ61の厚さt1は、接着剤71の厚さt2よりも厚くなっている。なお、接着剤71の厚さt2は、当該接着剤71の硬化後における厚さのことである。
両面テープ61は、弾性体であるため、厚みが厚い程、当該両面テープ61自体の変形が大きくなる。この結果、両面テープ61は、筐体10と保護部材22との間の線膨張差を吸収して、当該筐体10又は保護部材22の反りを抑制する。これに対して、一般的に、接着剤は、厚さが薄くなる程、接着力が高くなる。このため、接着剤71は、その厚さt2を薄くすることで、液晶モジュール20を筐体10に接着固定するための接着力を、向上させている。従って、実施の形態1に係る表示装置は、筐体10と保護部材22との間の線膨張差を吸収して、それらの反りを抑制しつつ、両面テープ61及び接着剤71の筐体10又は保護部材22からの剥がれを抑えることができる。
なお、図1及び図3に示すように、表示装置の四隅においては、両面テープ61の端部と接着剤71の端部との間に、それぞれ隙間が形成されているが、両面テープ61の端部と接着剤71の端部とは繋がっていても構わない。
次に、実施の形態1に係る表示装置の作用効果について、従来の表示装置での問題を述べつつ、図4及び図5を用いて説明する。
図4は、実施の形態1に係る表示装置の作用効果を説明するための図である。図5は、両面テープ61が弾性変形したときの状態を示す図である。図4Aから図5Bに記載した矢印D1は、筐体10の線膨張方向を示し、その長さは、筐体10の線膨張量を示している。また、矢印D2は、液晶モジュール20の線膨張方向を示し、その長さは、液晶モジュール20の線膨張量を示している。また、図4Aに記載した矢印D3は、筐体10の装置外側への反り方向を示している。
ここで、表示装置において、筐体10の材質と液晶モジュール20の材質とが互いに異なる場合、それらの間の線膨張差によって、表示装置の長手方向において、反りが発生するおそれがある。例えば、筐体10の材質が樹脂であり、液晶モジュール20の材質がガラスである場合、樹脂の線膨張係数がガラスの線膨張係数よりも大きいため、筐体10の方が液晶モジュール20よりも線膨張し易い。
図4Aに示す従来の表示装置は、液晶モジュール20を接着剤71のみを用いて筐体10に固定する構造を備えている。短手方向に延びる接着剤71の厚さと、長手方向に延びる接着剤71の厚さとは、略同じ厚さとなっている。なお、図4Aにおいては、表示装置の長手方向に延びる接着剤71を省略している。
図4Aに示すように、例えば、車室内が高温となり、これに伴って、従来の表示装置においても、高温に保持された場合、筐体10と、これに接着剤71を用いて固定された液晶モジュール20とは、共に熱膨張(熱変形)する。
このとき、短手方向に延びる接着剤71は、弾性が両面テープ61に比べて低いため、筐体10の線膨張量と液晶モジュール20の線膨張量との間の差に、耐えることができない。即ち、短手方向に延びる接着剤71は、それらの間の線膨張差を吸収することができない。この結果、筐体10及び液晶モジュール20のうち、線膨張係数が大きい方の筐体10には、反りD3が発生するおそれがある。この反りD3は、筐体10が、その長手方向中央部が装置外側に向けて膨らむような、変形のことである。
これに対して、図4Bに示すように、例えば、車室内が高温となり、これに伴って、実施の形態1に係る表示装置においても、高温に保持された場合、筐体10と、これに両面テープ61及び接着剤71を用いて固定された液晶モジュール20とは、共に熱膨張する。なお、図4Bにおいては、表示装置の長手方向に延びる接着剤71を省略している。
このとき、短手方向に延びる両面テープ61は、弾性が接着剤71に比べて高いため、筐体10の線膨張量と液晶モジュール20の線膨張量との間の差に、耐えることができる。即ち、短手方向に延びる両面テープ61は、それらの間の線膨張差を吸収することができる。この結果、実施の形態1に係る表示装置は、筐体10及び液晶モジュール20のうち、線膨張係数が大きい方の筐体10に発生する反りを、抑えることができる。
従って、実施の形態1に係る表示装置は、両面テープ61の弾性を利用して、筐体10と液晶モジュール20との間の線膨張差を吸収することで、筐体10の長手方向の反りを抑えることができる。このとき、表示装置においては、両面テープ61を用いることにより、筐体10と液晶モジュール20との間の接着力が低下するおそれがある。そこで、表示装置においては、両面テープ61を用いることにより、接着力が低下した分、長手方向に延びる接着剤71を用いることにより、接着力を向上させている。
更に、図5Aに示すように、両面テープ61は、その厚さを厚くしているため、図5Bに示すような、その厚さが薄くなる場合と比べて、弾性変形量が大きくなり、線膨張差の吸収に対して有利となっている。
以上、実施の形態1に係る表示装置は、筐体10と、表示パネル21の表示面21aに設けられ、表示面21aと接触しない非接触領域が、両面テープ61及び接着剤71を介して、筐体10に固定される保護部材22とを備え、両面テープ61は、短手方向に沿って貼り付けられ、接着剤71は、長手方向に沿って塗布される。このため、表示装置は、筐体10とこれに接着固定される保護部材22との間の線膨張差によって生じる反りを、抑えることができる。
また、表示装置においては、両面テープ61の厚さt1は、接着剤71の厚さt2よりも厚い。このため、表示装置においては、両面テープ61の弾性変形量を大きくすることができるため、筐体10と保護部材22との間に、大きな線膨張差が発生しても、その線膨張差を吸収することができる。
実施の形態2.
実施の形態2に係る表示装置について、図6を用いて説明する。
図6は、実施の形態2に係る表示装置の構成を示す図である。なお、実施の形態1で説明した構成と同様の機能を有する構成については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
実施の形態2に係る表示装置は、当該表示装置の正面から見て、全体として楕円形をなしている。このため、図6Aに示すように、保護部材23は、後方側から見て、楕円形をなしている。これに対して、筐体10の短辺面12及び長辺凸面13(図示省略)は、保護部材23の外周部23aに沿うように湾曲している。短辺面12には、両面テープ61が貼り付けられている。長辺凸面13には、接着剤71が塗布されている。このため、表示装置は、長手方向(長軸方向)の線膨張差を、短辺面12に貼り付けられた両面テープ61によって吸収することができる。よって、表示装置は、長手方向の反りを抑えることができる。
また、図6Bに示すように、筐体10は、直線状をなす短辺面12(図示省略)を備えても構わない。この短辺面12は、長手方向と直交する方向に延びている。当該短辺面12には、接着剤71が塗布されている。
以上、実施の形態2に係る表示装置は、筐体10と、表示パネル21の表示面21aに設けられ、表示面21aと接触しない非接触領域が、両面テープ61及び接着剤71を介して、筐体10に固定される保護部材23とを備え、両面テープ61は、短手方向に沿って貼り付けられ、接着剤71は、長手方向に沿って塗布される。このため、表示装置は、筐体10とこれに接着固定される保護部材23との間の線膨張差によって生じる反りを、抑えることができる。
なお、本開示はその開示の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
本開示に係る表示装置は、両面テープを短手方向に沿って貼る付け、接着剤を長手方向に沿って塗布することで、筐体と保護部材との間の線膨張差による反りを抑えることができ、表示装置等に用いるのに適している。
10 筐体、11 平坦面、12 短辺面、13 長辺凸面、20 液晶モジュール、21 表示パネル、21a 表示面、22,23 保護部材、22a,23a 外周部、61 両面テープ、71 接着剤。

Claims (2)

  1. 筐体と、
    表示パネルの表示面に設けられ、前記表示面と接触しない非接触領域が、両面テープ及び接着剤を介して、前記筐体に固定される保護部材とを備え、
    前記両面テープは、前記筐体の短手方向に沿って貼り付けられ、
    前記接着剤は、前記筐体の長手方向に沿って塗布される
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 前記筐体は、
    前記筐体の前面を構成する平坦面の短辺部において、前記筐体の短手方向に延びるように設けられ、前記両面テープが貼り付けられる短辺面と、
    前記平坦面の長辺部において、前記筐体の長手方向に延びるように設けられ、且つ、前記短辺面よりも前記保護部材側に向けて突出し、前記接着剤が塗布される長辺凸面とを有し、
    前記両面テープの厚さは、前記接着剤の厚さよりも厚い
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
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