Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP7424909B2 - 処理条件探索装置および処理条件探索方法 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP7424909B2 - 処理条件探索装置および処理条件探索方法 - Google Patents

処理条件探索装置および処理条件探索方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7424909B2
JP7424909B2 JP2020086554A JP2020086554A JP7424909B2 JP 7424909 B2 JP7424909 B2 JP 7424909B2 JP 2020086554 A JP2020086554 A JP 2020086554A JP 2020086554 A JP2020086554 A JP 2020086554A JP 7424909 B2 JP7424909 B2 JP 7424909B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
target
processing
input
output model
variable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020086554A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021182182A (ja
Inventor
直人 高野
百科 中田
健史 大森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2020086554A priority Critical patent/JP7424909B2/ja
Priority to KR1020210033801A priority patent/KR102541830B1/ko
Priority to US17/209,765 priority patent/US12511574B2/en
Priority to TW110110829A priority patent/TW202145082A/zh
Publication of JP2021182182A publication Critical patent/JP2021182182A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7424909B2 publication Critical patent/JP7424909B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06NCOMPUTING ARRANGEMENTS BASED ON SPECIFIC COMPUTATIONAL MODELS
    • G06N20/00Machine learning
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/20Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of structured data, e.g. relational data
    • G06F16/22Indexing; Data structures therefor; Storage structures
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/20Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of structured data, e.g. relational data
    • G06F16/24Querying
    • G06F16/245Query processing
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10PGENERIC PROCESSES OR APPARATUS FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
    • H10P72/00Handling or holding of wafers, substrates or devices during manufacture or treatment thereof
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10PGENERIC PROCESSES OR APPARATUS FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
    • H10P95/00Generic processes or apparatus for manufacture or treatments not covered by the other groups of this subclass

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Evolutionary Computation (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)

Description

本発明は、所望の処理結果を実現する処理条件を探索する処理条件探索装置および処理条件探索方法に関する。
半導体プロセスでは、プロセス開発により得られる適正な処理条件を処理装置に設定することによって、所望の半導体デバイス加工を行う。ここで処理条件は、処理装置の少なくとも1つ以上の制御パラメータの項目からなる。
近年、新材料の導入やデバイス構造の複雑化に伴う処理装置の制御範囲の拡大によって、処理条件に新たな項目が多数追加されている。処理装置の性能を十分に引き出すためには処理条件の最適化が不可欠である。このため、プロセス開発者が求める良好な処理結果を実現する処理条件を機械学習により導出する手法が注目されている。ここで処理結果は、処理が実施された試料の形状や性質などを示す、少なくとも1つ以上の項目からなる。以下、この良好な処理結果を「目標処理結果」と呼ぶ。
目標処理結果について、Line and Spaceパターンを試料に形成するエッチングプロセスの例を用いて説明する。図1にエッチング前後における典型的なLine and Spaceパターンの試料の断面図を示す。被エッチ膜1上にマスク2が形成された試料をエッチングすることで、マスク2のない被エッチ膜1が優先的にエッチングされ、トレンチ3が形成される。なお、エッチング後の断面図において、破線はエッチング前のマスク2及び被エッチ膜1の位置を示している。トレンチ深さhが処理結果の項目であるとすると、目標処理結果は、「100nmのトレンチ深さh」、「100nm以上のトレンチ深さh」というように所定の値または所定の値の範囲として定義される。このような目標処理結果を実現する処理条件を「目標処理条件」と呼ぶ。
目標処理条件を機械学習により導出する手法は、一般的には以下の手順で実施される。まず、目標処理結果を設定する。一方、複数の基礎処理条件を決定して試料に対して基礎処理条件に基づく処理を実行し、基礎処理条件とその処理結果からなる処理データを取得して、初期処理データベースを構築する。初期処理データベースに基づく機械学習により、基礎処理条件とその処理結果との間の相関関係を記述するモデルを推定する。以下、このようなモデルについて、処理条件を入力x、その処理結果を出力yと見立てると、入出力関係y=f(x)を記述するモデルであるので、入出力モデルと呼ぶ。推定した入出力モデルに基づき、目標処理結果を満たす処理条件(「予測処理条件」と呼ぶ)を予測する。
続いて、得られた予測処理条件を使用して検証実験を実施する。すなわち、予測処理条件に基づく処理を実行し、得られた処理結果が目標処理結果であるか否かを判別する。目標処理結果が得られた場合は予測処理条件を目標処理条件として、検証実験を終える。これに対して、目標処理結果が得られなかった場合は、検証実験で得られた処理データをデータベースに追加して入出力モデルを更新し、目標処理結果が得られるまで処理条件の予測と検証実験とを繰り返す。
このような目標処理条件の導出法では、目標処理条件の予測に使用する入出力モデルの精度が重要になる。図2は、処理条件と処理結果の相関関係(入出力関係)を示すグラフである。ここで、破線10が真の入出力関係であるのに対し、実線11A、一点鎖線11Bはそれぞれ入出力モデルA、入出力モデルBの表す入出力関係であるとする。入出力モデルの精度は、破線で示した真の入出力関係との類似度として評価できる。この場合、入出力モデルA(実線11A)の入出力関係は真の入出力関係(破線10)と類似しており、入出力モデルAの精度は高い。一方、入出力モデルB(一点鎖線11B)の入出力関係は真の入出力関係(破線10)と乖離しており、入出力モデルBの精度は低い。
精度の低い入出力モデルに基づいて得られる予測処理条件による処理結果は、目標処理結果と乖離した結果となる可能性が高い。したがって目標処理条件が得られるまでの検証実験の回数が増加する。これによりプロセス開発期間、及び実験費や人件費などのプロセス開発コストが増大する。このような事態を避けるためには、入出力モデルの精度を向上させる必要がある。
入出力モデルの精度を向上させるため、あらかじめ大規模な初期処理データベースを構築しておく方法が考えられる。しかし、この方法では、初期処理データベースの構築のために多数回処理を繰り返すことが必要になり、プロセス開発期間及びプロセス開発コストを削減する根本的な解決とはならない。
初期処理データベースを構築するための処理データの取得数を抑えつつ、入出力モデルの精度を向上させる手法として、処理条件を導出しようとするプロセス(「対象プロセス」と呼ぶ)とは異なるプロセスで取得した処理データを活用する手法がある。具体的には、対象プロセスとは異なるプロセス(「参照プロセス」と呼ぶ)で取得した処理データ(「参照処理データ」と呼ぶ)のデータベース(「参照処理データベース」と呼ぶ)に基づき、参照プロセスにおける入出力関係を記述する入出力モデル(「参照入出力モデル」と呼ぶ)を推定し、推定された参照入出力モデルを対象プロセスでの予測のために参照する。
特許文献1には、「試料に対して行われる処理の制御パラメータを決定する計算機であって、処理が行われた、製造に用いられる第1試料を計測することによって得られる第1処理出力と、処理が行われた、第1試料より計測が容易な第2試料を計測することによって得られる第2処理出力との間の相関関係を示す第1モデル、及び第2試料に対して行われた処理の制御パラメータと、第2処理出力との間の相関関係を示す第2モデルを格納する記憶部と、目標となる前記第1処理出力である目標処理出力、第1モデル、及び第2モデルに基づいて、第1試料に対して行われる処理の目標制御パラメータを算出する解析部と、を備える」ことで、「プロセス開発にかかるコストを抑えて、最適な制御パラメータを算出できる」ことが記載されている。また特許文献1では、第2試料である代用試料の処理出力の変数をAとし、第1試料である実試料の処理出力の変数をBとしたとき、「Bが大きいほどAも大きいという定性的な実試料-代用試料関係モデル」を第1モデルとして使用することが実施例として記載されている。
特開2019-47100号公報
特許文献1は、第2試料の処理データを参照処理データとして活用し、参照入出力モデルを推定する。参照入出力モデルを参照することで、第1試料の処理条件を決定する。
このように参照入出力モデルを参照して、対象プロセスでの処理を予測する手法が効果的であるには、いくつかの条件が満たされる必要があると考えられる。図3Aは、対象プロセスについて複数の基礎処理条件を設定して取得した処理結果からなる処理データに基づき、推定した入出力モデルの入出力関係(実線30)と対象プロセスの真の入出力関係(破線20)とを示したグラフである。この例では、設定した基礎処理条件が少なく(黒点が処理データを表す、以下図3B,Cも同様である)、入出力モデルの精度は低い。図3Bは、参照プロセスについて参照処理データベースに格納された参照処理データに基づき、推定した参照入出力モデルの入出力関係(実線31)と参照プロセスの真の入出力関係(破線21)とを示したグラフである。この例では、参照処理データベースが大規模であるため、参照入出力モデルの精度は高い。図3Cは、図3Bに示した参照入出力モデルを参照する転移学習を行って推定した入出力モデルの入出力関係(実線32)と対象プロセスの真の入出力関係(破線20)とを示したグラフである。転移学習に用いた対象プロセスの処理データは図3Aと同じであるが、対象プロセスの真の入出力関係(破線20)と参照プロセスの真の入出力関係(破線21)とが類似しているため、転移学習を行って推定した入出力モデルの精度は、図3Aに示した入出力モデルの精度よりも向上している。
ここで真の入出力関係fとgとが類似しているとは、それらが概ね一致する場合だけでなく、入出力関係が定数や係数の差を除いて概ね一致する場合も包含する。すなわち、f≒gや、f≒ag+bが成り立っている場合である。例えば、対象プロセスと参照プロセスとがともに同じ試料に対するエッチング処理であって、処理時間だけがそれぞれ10秒、100秒と異なっているような場合、処理結果にほぼ10倍の違いがあるとしても、基本的な関数特性は共通である。すなわち、真の入出力関係についてf≒10gが成立し、転移学習の適用効果が期待される。
このように、参照プロセスの参照処理データを活用する手法(転移学習)は、例えば、対象プロセスと参照プロセスの真の入出力関係が類似している、あるいは対象処理データのみから推定される入出力モデルに比べ、参照入出力モデルが高精度である、といった場合に効果的である一方、これらの条件が満たされない場合には必ずしも効果的ではないと考えられる。
半導体プロセスでは試料、処理装置、処理プロセスの種類が多岐に亘るため、一般に参照処理データの候補は数多く存在する。しかしながら、参照処理データの選択によっては、期待する程、入出力モデルの精度向上が得られない場合がある。例えば、対象プロセスと参照プロセスとが同じエッチングプロセスで、かついずれのプロセスでも処理結果の項目はエッチング量であったとしても、加工対象とする試料の被エッチ膜の材料が異なる場合は、処理条件に対するエッチングレートの特性が著しく異なる。このため真の入出力関係がそもそも類似していないおそれがあろう。
さらに、参照入出力モデルを推定するために真の入出力関係が類似している参照処理データを選択していたとしても、参照処理データが著しく少なく、十分精度の高い参照入出力モデルを得ることができないものであれば、参照入出力モデルを参照することによる精度向上が得られないこともありうる。
このような不適切な参照処理データを活用してしまうと予測対象の入出力モデルの精度の向上は見込めず、プロセス開発期間及びプロセス開発コストの増大につながってしまう。
本発明は、不適切な参照処理データの活用を回避することで、プロセス開発期間やプロセス開発コストを抑えつつ、目標処理条件を探索する処理条件探索装置、処理条件探索方法を提供する。
本発明の一実施の態様である処理条件探索装置は、対象プロセスの処理条件を探索する処理条件探索装置であって、対象プロセスにおける目標処理結果を設定する目標処理結果設定部と、対象プロセスにおける処理条件と処理結果との組み合わせである対象処理データを格納する処理データベースと、参照プロセスにおける処理条件と処理結果との組み合わせである参照処理データを格納する参照処理データベースとを含む学習データベースと、対象処理データを用いて、対象処理データの処理条件を対象説明変数、処理結果を対象目的変数とし、対象説明変数と対象目的変数との間の入出力モデルである対象プロセスの入出力モデルを推定する教師あり学習実行部と、参照処理データの処理条件を参照説明変数、処理結果を参照目的変数とし、参照説明変数と参照目的変数との間の参照入出力モデル及び対象処理データを用いて対象プロセスの入出力モデルを推定する転移学習実行部と、教師あり学習実行部と転移学習実行部のいずれによって対象プロセスの入出力モデルを推定するかを判断する転移可否判断部と、対象プロセスの入出力モデルを用いて、目標処理結果を実現する処理条件を予測する処理条件予測部とを有する。
プロセス開発期間やプロセス開発コストを抑えつつ、目標処理条件を探索する。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
エッチング前後における典型的なLine and Spaceパターンの試料の断面図である。 処理条件と処理結果の相関関係(入出力関係)を示すグラフである。 本発明の課題を説明するための図である。 本発明の課題を説明するための図である。 本発明の課題を説明するための図である。 実施例1の処理条件導出システムの構成例を示すブロック図である。 処理条件探索装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 開始から初期処理データベースの構築までの手順を示すフローチャートである。 対象試料の例である。 参照試料の例である。 参照試料の例である。 参照試料の例である。 参照試料の例である。 初期処理データベースの構築後、目標処理条件の予測までの手順を示すフローチャートである。 判断方法1を説明するための図である。 判断方法1を説明するための図である。 判断方法2を説明するための図である。 目標処理条件の予測から終了までの手順を示すフローチャートである。 目標処理結果を入力するためのGUIの一例である。 転移可否判断部による判断方法を設定するためのGUIの一例である。 実施例2の処理条件導出システムの構成例を示すブロック図である。 初期処理データベースの構築後、目標処理条件の予測までの手順を示すフローチャートである。 参照目的変数を再設定する方法を説明するための図である。 複数の参照処理結果から参照目的変数を選択する方法を説明するための図である。 複数の参照処理結果から参照目的変数を選択する方法を説明するための図である。 複数の参照処理結果から参照目的変数を選択する方法を説明するための図である。 参照目的変数の再設定に関する設定を行うためのGUIの一例である。 参照目的変数を再設定するためのGUIの一例である。
以下、本発明の実施例を、図面を用いて説明する。ただし、本発明は以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。本発明の思想ないし趣旨から逸脱しない範囲で、その具体的構成を変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。また、本明細書における図面等において示す各構成の位置、大きさ、及び形状等は、発明の理解を容易にするため、実際の位置、大きさ、及び形状等を表していない場合がある。したがって、本発明は、図面等に開示された位置、大きさ、及び形状等に限定されない。
図4は、実施例1の処理条件導出システムの構成例を示すブロック図である。処理条件導出システムは、処理システム1000、処理条件探索装置1100を有する。処理条件導出システムに含まれる処理装置1010、計測装置1020、処理条件探索装置1100は、直接またはネットワークを介して互いに接続される。
処理システム1000は、処理条件に基づき処理を実施し、処理済みの試料から処理結果を抽出するシステムである。処理システム1000は、処理装置1010と計測装置1020とを含む。
処理装置1010は、処理条件入力部1011および処理部1012を含む。処理条件入力部1011は処理条件を入力として受け付け、処理部1012に出力する。処理部1012は処理条件入力部1011から入力された処理条件に基づき、試料に対する処理を実施する。
処理装置1010が実施する処理の種別及び内容は限定されない。処理装置には、例えばリソグラフィ装置、製膜装置、パターン加工装置、イオン注入装置、加熱装置、洗浄装置などが含まれる。リソグラフィ装置には、露光装置、電子線描画装置、及びX線描画装置などが含まれる。製膜装置には、CVD、PVD、蒸着装置、スパッタリング装置、熱酸化装置などが含まれる。パターン加工装置には、ウェットエッチング装置、ドライエッチング装置、電子ビーム加工装置、レーザ加工装置などが含まれる。イオン注入装置には、プラズマドーピング装置、イオンビームドーピング装置などが含まれる。加熱装置には、抵抗加熱装置、ランプ加熱装置、レーザ加熱装置などが含まれる。洗浄装置には、液体洗浄装置、超音波洗浄装置などが含まれる。
計測装置1020は、計測部1021および処理結果抽出部1022を含む。計測部1021は、処理装置1010で処理された試料の形状や性質等を示す値を計測する。処理結果抽出部1022では、あらかじめ定められた項目について、計測部1021による計測結果を処理結果として抽出する。
計測装置1020が実施する計測の内容及び方法は限定されない。計測装置1020は、試料に入射された光、レーザ、及びX線などの反射、透過、干渉、吸収、偏光スペクトルなどを計測することによって、試料の形状や性質などを示す値を取得する。例えば、計測装置には、電子顕微鏡を用いた計測装置、光学式モニタ、赤外光を用いた温度計測装置、ケルビンプローブフォース顕微鏡を用いた欠陥検出装置、及び電気特性を評価するプローバ装置などが含まれる。
また、計測装置1020は、処理後の試料についての計測値のみならず、処理中に試料に作用するプラズマ、ガス、及び液体などの媒体や処理中に発生する生成物を計測するものであってもよい。媒体や生成物は、試料の状態を直接的に表すものではないが、処理の状態や処理の結果との相関を示す物理量として有用な情報となる可能性がある。例えば、計測装置1020は、光スペクトル計測を用いたプラズマ発光モニタ、赤外分光計測を用いた処理室内の堆積物モニタ、質量分析器を用いた処理対象から放出された原子または分子モニタ、並びに探針を用いた処理室内の電気特性モニタなどでもよい。さらに、計測装置1020は、電圧、電流、パワーなどの電源出力値、整合器内のコンデンサやコイルなどの可変電気素子の値、各種使用ガスの流量、装置躯体あるいは装置構成部品の温度、処理室内の圧力、圧力制御弁の開度、バルブ開閉状態、ガス排気速度、処理あるいは装置の動作タイミングや動作時刻などを取得するセンサであってもよい。
なお、図4では、処理装置1010と計測装置1020とは別々の構成として示しているが、処理装置1010に計測装置1020を組み込んでもよい。また、計測する値が同一または異なる複数の計測装置を含んでもよい。
処理条件探索装置1100は、対象プロセスの入出力モデルを推定し、同モデルに基づき目標処理条件を予測する。処理条件探索装置1100は、学習データベース1110、転移可否判断部1101、転移学習実行部1102、教師あり学習実行部1103、目標処理結果設定部1104、処理条件予測部1105を有している。
学習データベース1110は、処理データベース1111と参照処理データベース1112とを有する。処理データベース1111は対象プロセスの処理データ(「対象処理データ」と呼ぶ)を管理するデータベースであり、参照処理データベース1112は参照処理データを管理するデータベースである。
転移学習実行部1102、教師あり学習実行部1103は、それぞれ転移学習、教師あり学習により対象プロセスの入出力モデルを推定する。転移学習実行部1102及び教師あり学習実行部1103で推定する入出力モデルの種類は、例えばニューラルネットワークモデルやカーネル回帰モデルなどである。例えば、転移学習実行部1102で推定する入出力モデルはニューラルネットワークモデル、教師あり学習実行部1103で推定する入出力モデルはカーネル回帰モデルというように、転移学習実行部1102と教師あり学習実行部1103とで、推定する入出力モデルの種類は異なっていてもよい。
転移可否判断部1101は、転移学習実行部1102と教師あり学習実行部1103のいずれによって対象プロセスの入出力モデルを推定するかを判断する。
目標処理結果設定部1104は、目標処理結果を設定し、処理条件予測部1105は、目標処理結果設定部1104により設定された目標処理結果を入力として受け付け、目標処理結果と対象プロセスの入出力モデルとに基づき、目標処理条件を予測する。
図5は、処理条件探索装置1100のハードウェア構成例を示すブロック図である。処理条件探索装置1100は、演算装置2000と、記憶装置2001と、入力装置2002と、出力装置2003と、通信インターフェース2004と、を有する。演算装置2000は、処理条件探索装置1100として機能するためのプログラムを実行する。演算装置2000は、例えば、プロセッサ(CPU)、GPU(Graphics Processing Unit)、及びFPGA(Field Programmable Gate Array)等である。記憶装置2001は、演算装置2000の作業エリアとなる。また、記憶装置2001は、各種プログラムやデータを記憶する非一時的なまたは一時的な記録媒体を含んでいる。たとえば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリなどである。入力装置2002は、処理条件探索装置1100への入力となる処理条件や、目標処理結果等をユーザが入力するための装置である。入力装置2002としては、たとえば、キーボード、マウス、タッチパネル、テンキー、スキャナなどがある。出力装置2003は各種情報を出力する装置である。出力装置2003としては、たとえば、ディスプレイ、プリンタなどがある。通信インターフェース2004は、ネットワークを介して外部装置と接続するためのインターフェースである。
以下、図4の処理条件導出システムによる目標処理条件の導出手順について説明する。
図6は、目標処理条件の導出手順のうち、開始から初期処理データベースの構築までの手順(A1)~(A7)を説明するフローチャートである。
(A1):参照処理データベース1112を用意する。参照処理データの例については後述する。
(A2):目標処理結果を設定する。
(A3):基礎処理条件を決定する。
(A4):決定した基礎処理条件を処理装置1010に入力する。
(A5):処理装置1010は基礎処理条件により、対象とする試料に対して処理を実施する。
(A6):計測装置1020は、(A5)で対象プロセスの処理が実施された試料から処理結果(初期処理結果)を抽出する。
(A7):対象プロセスにおける基礎処理条件と初期処理結果との組み合わせである初期処理データを処理データベース1111に登録する。対象プロセスにおける初期処理データのみが登録された状態の処理データベース1111のことを初期処理データベースと呼ぶこともある。
なお、図6に示したフローは、目標処理条件の導出手順における準備として位置づけられる手順を含ませてある。このため、図6に示した一部の手順はその順番通りに実施しなくてもよい。具体的には手順(A1)は、後述する転移可否判断部1101の判断時までに実施すればよく、手順(A2)は、後述する処理条件予測部1105による目標処理条件の予測時までに実施されていればよい。
参照処理データについて説明する。対象プロセスを「ある試料に対して、ある処理装置を用いて、ある処理を実行する」ことであるとすれば、参照プロセスは、対象プロセスとは試料、処理装置、処理のいずれか1つまたは複数が異なったプロセスである。例えば、対象プロセスが「開口幅が10nmであるLine and spaceパターンの試料に対して、エッチング装置Aを用いてエッチング処理を実行する」ことである場合、参照プロセスは「開口幅が100nmであるLine and spaceパターンの試料に対して、エッチャAを用いてエッチング処理を実行する」ことであったり、「開口幅が100nmであるLine and spaceパターンの試料に対して、エッチング装置Bを用いてエッチング処理を実行する」ことであったりしうる。上述したように、転移学習により良好な結果が得られるためには、対象プロセスの真の入出力関係と参照プロセスの真の入出力関係とが類似していることが重要となる。しかし、半導体プロセスにおける真の入出力関係はさまざまな要因が重なり合うことによって変化する。例えば、参照プロセスの試料(「参照試料」と呼ぶ)が対象プロセスの試料(「対象試料」と呼ぶ)と同じ材料からなる試料である場合であっても、サイズや幾何形状が異なることによって、真の入出力関係が類似しないことがありうる。
対象試料が図7に示すようなLine and Spaceパターンが形成される試料であり、対象プロセス、参照プロセスともに同じエッチング装置でエッチング処理を行うものとする。これに対して、参照処理データを与える参照試料として以下のような例を検討する。
図8は参照試料の第1の例であり、処理結果の項目はトレンチ深さhとトレンチ幅wであるとする。参照試料のマスク2および被エッチ膜1の材料は、対象試料とそれぞれ同一であり、マスク開口部の幅dが対象試料とは異なっているとする。
この場合、対象試料と参照試料のいずれにおいても、トレンチ3の底部にはラジカルだけでなくシースにより加速されたイオンが入射することでエッチングが進展する一方、トレンチ3の側壁部には主にラジカルのみが入射することでエッチングが進展する。この例では対象試料と参照試料とは材料が同一であるため、トレンチ3の底部同士、トレンチ3の側壁部同士で、エッチングが進展する際の反応過程は類似している。一方、マスク開口部の幅が異なるため、トレンチ3内部に到達できるイオンおよびラジカルの量は、対象試料と参照試料とで異なる。このため、トレンチ3内部の各部位で処理条件に対するエッチングレートの特性が対象試料と参照試料とで異なっている可能性、すなわち真の入出力関係が類似しない可能性がある。
図9は参照試料の第2の例であり、処理結果の項目はトレンチ深さhであるとする。本例での参照試料は、基板4上に下地膜5を成膜し、その上に被エッチ膜1を成膜したウエハである。参照試料の被エッチ膜1の材料は対象試料の被エッチ膜1の材料と同一とする。参照プロセスの処理結果の項目は、被エッチ膜1のエッチング量mとする。図9に示すように、断面図において、エッチング前の被エッチ膜1の上面を示す破線とエッチング後の被エッチ膜1の上面との高さの差をエッチング量mと定義している。参照試料の被エッチ膜1には、対象試料のトレンチ3の底部と同様にイオンとラジカルの両方が入射する。また、本例でも対象試料と参照試料とで被エッチ膜1の材料は同一である。したがって、対象試料のトレンチ3の底部と参照試料の被エッチ膜1とでエッチングが進展する際の反応過程は類似している。一方、参照試料は平坦な構造であるのに対し、対象試料はトレンチ構造であるため、被エッチ膜上に達するイオンおよびラジカルの量は対象試料の方が少ない。このため、第1の例と同様に、対象試料におけるトレンチ3の底部と参照試料の表面とでは処理条件に対するエッチングレートの特性が異なる可能性があり、すなわち真の入出力関係が類似しない可能性がある。
図10~11は参照試料の第3の例である。図10は第3の例である小屋7付きウエハの鳥瞰図である。また、図11は図10のA-A線に沿った断面図である。参照試料の被エッチ膜1の材料は対象試料の被エッチ膜1の材料と同一とする。対象プロセスの処理結果の項目はトレンチ深さhおよび側壁部のエッチング量s、参照プロセスの処理結果の項目は小屋7外部のエッチング量oおよび小屋7内部のエッチング量iとする。
対象プロセスにおける側壁部のエッチング量sとは、図7中の拡大図に示すように、トレンチ3の側壁部においてマスク2の端部よりも内側にエッチングされた量である。一方、参照プロセスにおいて、図11に示すように、エッチング量oは小屋7に覆われていない領域でのエッチング量であり、エッチング量iは小屋7に覆われた領域でのエッチング量である(図11における破線は、エッチング前の被エッチ膜1の上面の位置を示している。)。
小屋7の存在により、小屋7内部にはシースにより加速されたイオンがほとんど入射しない。一方、ラジカルは等方的に拡散するため、小屋7内部に侵入することができる。したがって、小屋7内部では、対象試料のトレンチ3の側壁部と同様に、主にラジカルによってエッチングが進展する。これに対して、小屋7外部ではイオンの入射を妨げる障害物が存在しないため、対象試料のトレンチ3の底部と同様に、イオンおよびラジカルの両方によりエッチングが進展する。この例でも、対象試料と参照試料とで被エッチ膜1の材料は同一であるため、対象試料のトレンチ3の側壁部と参照試料の小屋7内部とで、また対象試料のトレンチ3の底部と参照試料の小屋7外部とで、エッチングが進展する際の反応過程は類似している。
しかしながら、対象試料のトレンチ3と参照試料の小屋7とはスケールが異なり、トレンチ3内部に侵入するラジカルの量は、小屋7内部に侵入するラジカルの量に比べて少ない。また、第2の例と同様に、対象試料のトレンチ3の底部に達するイオンおよびラジカルの量は、参照試料の小屋外部の平坦な被エッチ膜上に達する量に比べて少ない。このため、対象試料のトレンチ深さhおよび側壁部のエッチング量sと参照試料の小屋7外部のエッチング量oおよび小屋7内部のエッチング量iとは、それぞれ処理条件に対するエッチングレートの特性が異なる可能性があり、すなわち真の入出力関係が類似しない可能性がある。
このように、半導体プロセスの真の入出力関係には多くの要因が影響するため、対象プロセスと参照プロセスの真の入出力関係が類似しているかどうか疑わしい場合が多く、参照処理データが適切であるか否かの判定が容易ではない。本実施例では、後述するように、参照処理データが転移学習を行うために適切であるか否かを自動で判定し、参照処理データが不適切である場合には活用を回避することを可能とする。
なお、ここでは参照プロセスとして試料が異なる例を説明したが、対象プロセスで用いる処理装置とは異なる処理装置によって得られた処理データを参照処理データとすることもありうる。そのような例として、型番が異なる処理装置、ハードウェアの一部が異なる処理装置を用いる処理が挙げられる。あるいは、ハードウェア構成は同一であっても、処理装置間の個体差により、同一処理条件による同一試料に対する処理であるにも関わらず同一の処理結果とならないような処理装置によって得られた処理データを参照処理データとすることもありうる。
さらに、参照処理データは、試料を処理装置によって実際に処理して得られたデータでなくてもよく、対象プロセスについてのシミュレーションによって取得したものでもよい。例えば幾何光学シミュレーションやマクスウェル方程式を用いた波動光学シミュレーション、ナヴィエストークス方程式を用いた流体シミュレーション、あるいは分子動力学シミュレーションなどを行い、シミュレーション条件とシミュレーション結果との組み合わせを参照処理データとしてもよい。
図12は初期処理データベースの構築後、目標処理条件の予測までの手順(B1)~(B5)を説明するフローチャートである。
(B1):転移学習実行部1102と教師あり学習実行部1103のいずれによって対象プロセスの入出力モデルを推定するかを判断する方法を設定する。判断方法については後述する。
(B2):転移可否判断部1101は、(B1)で設定された判断方法により、対象プロセスの入出力モデルを転移学習実行部1102と教師あり学習実行部1103のいずれによって推定するかを判断する。
(B3):(B2)での判断結果がYesの場合、転移学習実行部1102は、対象プロセスの入出力モデルを推定する。
(B4):(B2)での判断結果がNoの場合、教師あり学習実行部1103は、対象プロセスの入出力モデルを推定する。
(B5):推定された対象プロセスの入出力モデルに基づき目標処理条件を予測する。
まず、転移可否判断部1101による判断方法について説明する。以下、4つの判断方法を説明する。
判断方法1は、対象プロセスと参照プロセスの真の入出力関係が類似している、という条件を満たすか否かに基づく判断方法である。この条件は、同一の処理条件での対象プロセスでの処理結果と参照プロセスでの処理結果とが強い相関を持つか否かで判定できる。このように判断方法1では、同一の説明変数に対応する対象プロセスの目的変数と参照プロセスでの目的変数との間の相関係数(「出力間の相関係数」と呼ぶ)が、ユーザの定める所定のしきい値を超過する場合には転移学習実行部1102により、所定のしきい値を超過しない場合は教師あり学習実行部1103により、対象プロセスの入出力モデルを推定する。
判断方法1による判断例を説明する。ここでも、試料に対してLine and Spaceパターンを形成するためのエッチングプロセスを例にとって説明する。対象プロセスの目的変数と対応させる参照プロセスの目的変数はともにトレンチ深さとし、説明変数はともに、処理が実施される処理室内の圧力値とする。また、所定のしきい値は0.7とする。
対象プロセスにおける真の入出力関係及び参照プロセスにおける真の入出力関係が、図13Aに示すものであったとする。すなわち、対象プロセスの真の入出力関係は、圧力値とともにトレンチ深さも大きくなる傾向を有する一方、参照プロセスの真の入出力関係は、0.8Pa程度までは圧力値とともにトレンチ深さが大きくなるのに対し、0.8Paを超えた辺りからは圧力値が大きいほどトレンチ深さは小さくなる傾向を有する。
図13Aに示した例について、複数の対象処理データと参照処理データとを図13Bに示す。このように真の入出力関係が異なる場合には、出力間の相関係数は低くなると予想される。この場合、出力間の相関係数が0.7を超過していなければ、教師あり学習実行部1103により対象プロセスの入出力モデルを推定するよう判断することになる。このように、定量的な指標によって、不適切な参照処理データに基づく転移学習の実行を回避することができる。
なお、この例では、対象処理データと参照処理データとは共通の説明変数(この場合は、圧力値)を有していた。これに対して、対象処理データと共通の説明変数を持つ参照処理データが存在しない場合には、以下のようにして出力間の相関係数を算出する。参照処理データベースに基づき参照入出力モデルを推定する。推定した参照入出力モデルに基づき、対象処理データの説明変数と同一の説明変数に対応する参照目的変数を推定する。これにより、同一の説明変数に対応する対象目的変数と参照目的変数とが得られ、出力間の相関係数を算出することができる。
判断方法2は、対象処理データから推定される入出力モデルよりも参照処理データから推定される入出力モデルが高精度である、という条件を満たすか否かに基づく判断方法である。この条件は、対象説明変数(対象処理データの処理条件)の分布と参照説明変数(参照処理データの処理条件)の分布との間の距離で判定できる。分布間の距離が大きければ、対象説明変数が分布する領域には参照処理データが少なく、その領域では参照入出力モデルの精度が低くなりやすいといえる。そこで本判断方法では、対象説明変数の分布と参照説明変数の分布との間の距離、例えばカルバック・ライブラーダイバージェンスまたはMaximum mean discrepancyを算出し、算出した距離がユーザの定める所定の値を超過する場合は教師あり学習実行部1103により、所定の値を超過しない場合は転移学習実行部1102により、対象プロセスの入出力モデルを推定する。
判断方法2による判断例を説明する。対象説明変数の分布と参照説明変数の分布との間の距離として、対象説明変数の分布の、参照説明変数の分布に対するカルバック・ライブラーダイバージェンスを採用する。カルバック・ライブラーダイバージェンスの値が0.3を超過する場合は教師あり学習実行部1103により、0.3を超過しない場合は転移学習実行部1102により、対象プロセスの入出力モデルを推定する。
図14において、上段には対象プロセスにおける真の入出力関係と処理データベース1111の対象処理データに基づき推定した対象プロセスの入出力モデル、下段には参照プロセスにおける真の入出力関係と参照処理データベース1112の参照処理データに基づき推定した参照プロセスの入出力モデルを示している。いずれについても、破線が真の入出力関係を、実線が入出力モデルを示し、黒点はデータベースに含まれる処理データを表している。
この例では、対象処理データはいずれも、0.5Pa以下の圧力値で処理を実施することで取得されている。その一方で参照処理データはいずれも、1.0Pa以上の圧力値で処理を実施することで取得されている。このように説明変数の分布に重なりがない場合には、カルバック・ライブラーダイバージェンスの値は大きくなり、カルバック・ライブラーダイバージェンスの値が0.3を超過していれば、教師あり学習実行部1103により対象プロセスの入出力モデルを推定するよう判断することになる。このように、定量的な指標によって、不適切な参照処理データに基づく転移学習の実行を回避することができる。
判断方法3は、対象処理データの数に対する参照処理データの数の比率に基づく判断方法である。一般に入出力モデルの精度はデータベースが小規模であるほど低くなる。そこで、対象処理データの数に対する参照処理データの数の比率が低い場合も、対象処理データから推定される入出力モデルよりも参照処理データから推定される入出力モデルが高精度である、という条件が満たされていないことが多いといえる。
そこで、対象処理データの数に対する参照処理データの数の比率が、ユーザの定める所定の値を超過する場合は転移学習実行部1102により、所定の値を超過しない場合は教師あり学習実行部1103により、対象プロセスの入出力モデルを推定するよう判断する。
判断方法4は、以上の判断方法1~3とは異なり、転移学習、教師あり学習によりそれぞれ推定した対象プロセスの入出力モデルに対して交差検証を行い、その結果に基づき、どちらの入出力モデルを採用するか判断する方法である。この場合は、転移学習と教師あり学習の両方について交差検証を行うため演算リソースは必要になるが、処理装置1010を用いた検証実験の回数を抑えることができれば、処理条件導出のためのトータルのコストを抑えることができる。この場合、教師あり学習により推定される対象プロセスの入出力モデル(図3Aを参照)と転移学習により推定される対象プロセスの入出力モデル(図3Cを参照)に対して、それぞれ交差検証を実施し、対象プロセスの入出力モデルの精度(ここでは汎化性能)の評価値を算出する。転移学習により推定される対象プロセスの入出力モデルの汎化性能の評価値が、教師あり学習により推定される対象プロセスの入出力モデルの汎化性能の評価値を超過する場合は転移学習実行部1102により、超過しない場合は教師あり学習実行部1103により、対象プロセスの入出力モデルを推定する。
転移可否判断部1101は、以上の4つの方法のいずれか、あるいは組み合わせによって学習方法を判断する。例えば、判断方法1と判断方法3との組み合わせ、とする場合には、出力間の相関係数がユーザの定める所定の値を超過し、かつ対象処理データの数に対する参照処理データの数の比率がユーザの定める所定の値を超過する場合に、転移学習実行部1102により対象プロセスの入出力モデルを推定する。
図15は、目標処理条件の予測後、終了までの手順(C1)~(C5)を説明するフローチャートである。
(C1):予測処理条件を処理装置1010に入力する。この入力は、例えばネットワークを介して自動的に行われてもよい。また、予測処理条件を出力装置2003に出力することでユーザが予測処理条件を認識し、ユーザが予測処理条件を処理装置1010の処理条件入力部1011に入力する方法でもよい。
(C2):処理部1012は、予測処理条件により、対象試料に対する処理を実施する。
(C3):計測装置1020は、手順(C2)の処理が実施された試料から処理結果を抽出する。
(C4):手順(C3)で得られた処理結果が目標処理結果を満たすか否かを判別する。処理結果が目標処理結果を満たす場合は、予測処理条件を目標処理条件として出力装置2003に出力して、フローを終了する。処理結果が目標処理結果を見たなさない場合は手順(C5)に進む。
(C5):手順(C2)で使用した予測処理条件と手順(C3)で抽出された処理結果の組み合わせである処理データを処理データベース1111に追加する。処理データを処理データベース1111に追加した後、手順(B2)(図12を参照)に戻る。
続いて、実施例1の処理条件導出システムにおいて、出力装置2003に出力されるGUIについて説明する。
図16は、手順(A2)において目標処理結果を設定するためのGUIの一例である。目標処理結果設定画面16000は、目標処理結果欄16001、及び決定ボタン16002を含む。目標処理結果欄16001は、目標処理結果を入力するための欄であり、対象目的変数の各項目に対して上限値と下限値を入力することができる。この上限値と下限値の間に収まる処理結果を目標処理結果とする。なお、目標処理結果の設定の仕方はこのような上限値と下限値の入力によるものに限定されない。例えば、ある所定の処理結果を設定し、これを基準に所定の誤差範囲に収まる処理結果を目標処理結果としてもよい。この場合は、基準となる処理結果および誤差範囲を定める値を入力する欄が設けられる。決定ボタン16002が押下されることにより、目標処理結果欄16001に入力された処理結果が目標処理結果として設定される。
図17は、手順(B1)において判断方法を設定するためのGUIの一例である。判断方法設定画面17000は、判断方法を選択するためのラジオボタン17001及び決定ボタン17002を含む。選択肢17003~17006はそれぞれ上述した判断方法1~4に相当する。ユーザは、ラジオボタン17001により、学習方法の判断方法と設定する1または複数の選択肢を選択し、必要に応じて判断基準となる値を設定する。
実施例1で説明した判断方法1により学習方法を判断し、参照処理データが移転学習に用いるには不適切であると判断された場合に、参照目的変数を再設定することで、出力間の相関係数を向上させることが可能である場合がある。実施例2では参照目的変数を再設定する機能を有する処理条件導出システムについて説明する。参照目的変数を再設定することにより、対象プロセスの入出力モデルを転移学習実行部1102により推定することが可能になれば、検証実験の回数を削減し、プロセス開発期間やプロセス開発コストを効率的に削減することが可能になる。
図18は実施例2の処理条件導出システムの構成例を示すブロック図である。なお、実施例1の処理条件導出システムのブロックと同じ機能を有するブロックについては、同じ符号を付して、詳細な説明については省略するものとする。処理条件導出システムは、処理システム1000bと、処理条件探索装置1100bを有する。処理条件導出システムに含まれる処理装置1010、計測装置1020、参照計測装置18020、処理条件探索装置1100bは、直接またはネットワークを介して互いに接続される。
処理システム1000bには、新たに参照計測装置18020が加わっている。参照計測装置18020は、参照プロセスの処理結果(参照処理結果)を抽出する装置である。参照計測装置18020は、図示しない参照プロセスの処理装置によって処理された参照試料から処理結果を抽出する装置であるが、本実施例では、特に参照処理データに係る参照試料について、元の参照処理データの処理結果とは別の形状や性質等を示す値を計測し、異なる処理結果を抽出して、新たな参照処理データを得るために用いる。
参照計測装置18020は、参照計測部18021と参照処理結果抽出部18022とを有する。参照計測部18021では、参照試料について試料の形状や性質等を示す値を計測する。参照処理結果抽出部18022では、参照計測部18021による計測結果から参照処理結果を抽出する。
処理条件探索装置1100bには、新たに選択部18101が加わっている。選択部18101では、転移学習が不適切と判断された場合、参照処理データの参照目的変数を再設定するか否かを選択する。
以下、図18の処理条件導出システムによる目標処理条件の導出手順について説明する。開始から初期処理データベースの構築までの手順は、実施例1で説明した図6の手順と同様である。
図19は、初期処理データベースの構築後、目標処理条件の予測までの手順(B11)~(B18)を説明するフローチャートである。
(B11):転移学習実行部1102と教師あり学習実行部1103のいずれによって対象プロセスの入出力モデルを推定するかを判断する方法を設定する。ここでは、実施例1で説明した判断方法1を設定するものとする。
(B12):出力間の相関係数が所定の値を超過するか否かを判定する。所定の値を超過しない場合は(B13)へ、所定の値を超過する場合は(B17)へ進む。
(B13):選択部18101は、参照目的変数を再設定するか否かを選択する。参照目的変数を再設定する場合は(B14)へ、参照目的変数を再設定しない場合は(B16)へ進む。
(B14):参照計測装置18020を使用して、参照処理データに係る参照試料について新たな計測を行い、新たな参照処理結果の項目を定義する。参照処理結果の項目を新たに定義する例は後述する。
(B15):抽出した参照処理結果のうち少なくとも1つ以上の項目を参照目的変数として再設定する。このとき、出力間の相関係数が再設定前よりも高くなるように設定する。出力間の相関係数が再設定前よりも高くなるような設定の仕方が複数存在する場合は、ユーザの判断で再設定してもよいし、自動的に再設定してもよい。自動的な再設定の方法は、例えば、対象処理データの目的変数の各項目に対し、最も出力間の相関係数が高い項目を参照処理結果の項目から1つ選択し、参照目的変数として設定することが考えられる。参照目的変数の再設定の例については後述する。参照目的変数の再設定後、(B12)に戻る。なお、出力間の相関係数が再設定前よりも高くなるような設定の仕方が存在しない場合には、再設定することなく(B12)に戻る。
(B16):(B13)での判断結果がNoの場合、教師あり学習実行部1103は、対象プロセスの入出力モデルを推定する。対象プロセスの入出力モデルの推定後、(B18)へ進む。
(B17):(B12)での判断結果がYesの場合、転移学習実行部1102は、対象プロセスの入出力モデルを推定する。対象プロセスの入出力モデルの推定後、(B18)へ進む。
(B18):推定された対象プロセスの入出力モデルに基づき目標処理条件を予測する。
なお、手順(B13)において、抽出済みの参照処理結果の項目のうち参照目的変数として使用されていない項目が存在する場合には、手順(B14)において新たに参照処理結果を抽出するための新たな計測は行わず、手順(B15)において、使用されていない参照処理結果の中から参照目的変数を設定してもよい。
手順(B14),(B15)において、参照処理結果の項目を新たに定義し、参照目的変数を再設定する例を、図20を用いて説明する。対象試料は、図20上段に示されるLine and Spaceパターンが形成される試料であり、参照試料は、図20中段・下段に示されるマスク開口部の幅が異なるLine and Spaceパターンが形成される試料とする。また、対象目的変数は図20上段に示したトレンチ底部におけるトレンチ幅w1とし、再設定前の参照目的変数は図20中段に示したトレンチにおける最大トレンチ幅w1’とする。トレンチ幅w1と最大トレンチ幅w1’との相関は低く、手順(B13)において、参照目的変数を再設定する選択がなされたとする。
手順(B14)において、参照計測装置18020を使用して、参照試料から新たな参照処理結果を抽出する。新たに抽出した参照処理結果は、図20下段に示した、マスク界面付近におけるトレンチ幅w2’及びトレンチ底部におけるトレンチ幅w3’とする。
学習データベース1110内の対象処理データの中から、同一処理条件に対応する対象目的変数と参照処理結果の組(w1,w1’)、(w1,w2’)、(w1,w3’)を抽出してプロットすることで、それぞれ図21A、図21B、図21Cに示すグラフが得られたとする。横軸が対象目的変数、縦軸が参照処理結果である。図21A~Cに示されるように、参照処理結果w1’,w2’は対象目的変数w1との相関が低い一方で、参照処理結果w3’は対象目的変数w1と高い相関を有している。この場合、手順(B15)において、参照目的変数をトレンチ幅w1’からトレンチ幅w3’に変更することにより、出力間の相関係数を向上させることができる。
目標処理条件の予測後、終了までの手順は、実施例1で説明した図15の手順と同様である。
続いて、実施例2の処理条件導出システムにおいて、出力装置2003に出力されるGUIについて説明する。
図22は、手順(B13)における、参照目的変数の再設定に関する設定を行うためのGUIの一例である。参照目的変数再設定選択画面22000は、参照目的変数の再設定の要否を選択するためのラジオボタン22001、再設定する場合に参照処理結果を新たに抽出するか否かを選択するためのラジオボタン22002、及び決定ボタン22003を含む。ユーザは希望する選択肢をラジオボタン22001,22002によって選択し、決定ボタン22003を押下することにより、参照目的変数の再設定についての設定を行う。
図23は、手順(B15)において、参照目的変数を再設定するためのGUIの一例である。参照目的変数再設定画面23000は、参照目的変数再設定欄23001、対象目的変数表示欄23002、参照処理結果表示欄23003、自動設定ボタン23004、及び決定ボタン23005を含む。対象目的変数表示欄23002には、対象目的変数の項目が全て表示される。この例では、第1の対象目的変数としてトレンチ幅、第2の対象目的変数としてトレンチ深さが定義されている。参照処理結果表示欄23003には、対象試料から抽出済みの参照処理結果の項目が全て表示される。ここでは抽出された6つの参照処理結果の項目が表示されている。参照目的変数再設定欄23001は、参照目的変数の項目をユーザの判断で表示された参照処理結果から選択するためのラジオボタンを含む。ユーザはラジオボタンを選択することにより、参照目的変数として設定する参照処理結果を選択することができる。一方、自動設定ボタン23004を押すと、出力間の相関係数が再設定前よりも高くなるよう、手順(B15)の説明において説明したような方法によって、参照目的変数が自動設定される。
以上、本発明の実施例を半導体プロセスの処理条件の導出を例に説明してきた。本発明の用途は、半導体プロセスの処理条件の導出に限定されない。例えば、金属3Dプリンタの造形条件を導出するために本発明を実施することが可能である。金属3Dプリンタの造形条件の導出の場合、造形条件が本実施例における処理条件に、造形結果が本実施例における処理結果に相当する。参照処理データは、例えば対象のサンプルとは異なる形状のサンプルを造形した際の処理データなどが考えられる。
1:被エッチ膜、2:マスク、3:トレンチ、4:基板、5:下地膜、7:小屋、1000,1000b:処理システム、1010:処理装置、1011:処理条件入力部、1012:処理部、1020:計測装置、1021:計測部、1022:処理結果抽出部、1100,1100b:処理条件探索装置、1110:学習データベース、1111:処理データベース、1112:参照処理データベース、1101:転移可否判断部、1102:転移学習実行部、1103:教師あり学習実行部、1104:目標処理結果設定部、1105:処理条件予測部、2000:演算装置、2001:記憶装置、2002:入力装置、2003:出力装置、2004:通信インターフェース、16000:目標処理結果設定画面、16001:目標処理結果欄、16002:決定ボタン、17000:判断方法設定画面、17001,22001,22002:ラジオボタン、17002,22003,23005:決定ボタン、18020:参照計測装置、18021:参照計測部、18022:参照処理結果抽出部、18101:選択部、22000:参照目的変数再設定選択画面、23000:参照目的変数再設定画面、23001:参照目的変数再設定欄、23002:対象目的変数表示欄、23003:参照処理結果表示欄、23004:自動設定ボタン。

Claims (14)

  1. 対象プロセスの処理条件を探索する処理条件探索装置であって、
    前記対象プロセスにおける目標処理結果を設定する目標処理結果設定部と、
    前記対象プロセスにおける処理条件と処理結果との組み合わせである対象処理データを格納する処理データベースと、参照プロセスにおける処理条件と処理結果との組み合わせである参照処理データを格納する参照処理データベースとを含む学習データベースと、
    前記対象処理データを用いて、前記対象処理データの処理条件を対象説明変数、処理結果を対象目的変数とし、前記対象説明変数と前記対象目的変数との間の入出力モデルである前記対象プロセスの入出力モデルを推定する教師あり学習実行部と、
    前記参照処理データの処理条件を参照説明変数、処理結果を参照目的変数とし、前記参照説明変数と前記参照目的変数との間の参照入出力モデル及び前記対象処理データを用いて前記対象プロセスの入出力モデルを推定する転移学習実行部と、
    前記教師あり学習実行部と前記転移学習実行部のいずれによって前記対象プロセスの入出力モデルを推定するかを判断する転移可否判断部と、
    前記対象プロセスの入出力モデルを用いて、前記目標処理結果を実現する処理条件を予測する処理条件予測部とを有する処理条件探索装置。
  2. 請求項1において、
    前記対象プロセスは、対象試料に対して、処理装置により、所定の処理を行うものであって、
    前記参照プロセスは、前記対象プロセスと、試料、処理装置、処理のいずれか一つ以上が異なるプロセス、または前記対象プロセスについてのシミュレーションである処理条件探索装置。
  3. 請求項1において、
    前記転移可否判断部は、同一の説明変数に対する前記対象目的変数と前記参照目的変数との相関係数が、所定の値を超過する場合には前記転移学習実行部により、前記所定の値を超過しない場合には前記教師あり学習実行部により、前記対象プロセスの入出力モデルを推定する判断を行う処理条件探索装置。
  4. 請求項1において、
    前記転移可否判断部は、前記対象説明変数の分布と前記参照説明変数の分布との間の距離が、所定の値を超過する場合には前記教師あり学習実行部により、前記所定の値を超過しない場合には前記転移学習実行部により、前記対象プロセスの入出力モデルを推定する判断を行う処理条件探索装置。
  5. 請求項4において、
    前記距離は、カルバック・ライブラーダイバージェンスまたはMaximum mean discrepancyとして算出する処理条件探索装置。
  6. 請求項1において、
    前記転移可否判断部は、前記対象処理データの数に対する前記参照処理データの数の比率が、所定の値を超過する場合には前記転移学習実行部により、前記所定の値を超過しない場合には前記教師あり学習実行部により、前記対象プロセスの入出力モデルを推定する判断を行う処理条件探索装置。
  7. 請求項1において、
    前記転移可否判断部は、前記対象処理データを用いた教師あり学習により推定される前記対象プロセスの入出力モデルと、前記参照入出力モデル及び前記対象処理データを用いた転移学習により推定される前記対象プロセスの入出力モデルとに対して交差検証を行って汎化性能の評価値を算出し、前記評価値の上回る学習実行部により、前記対象プロセスの入出力モデルを推定する判断を行う処理条件探索装置。
  8. 請求項1において、
    前記転移可否判断部において、前記転移学習実行部によって前記対象プロセスの入出力モデルを推定する判断が行われなかった場合に、前記参照目的変数の再設定を実施するか否かを選択する選択部を有する処理条件探索装置。
  9. 請求項8において、
    前記転移可否判断部は、同一の説明変数に対する前記対象目的変数と前記参照目的変数との相関係数が、所定の値を超過する場合には前記転移学習実行部により、前記所定の値を超過しない場合には前記教師あり学習実行部により、前記対象プロセスの入出力モデルを推定する判断を行う処理条件探索装置。
  10. 請求項9において、
    前記選択部は、前記参照入出力モデルの前記参照目的変数として用いた前記参照プロセスにおける処理結果の項目とは異なる項目を、前記参照目的変数として再設定する処理条件探索装置。
  11. 請求項10において、
    前記同一の説明変数に対する前記対象目的変数と再設定された前記参照目的変数との相関係数は、前記同一の説明変数に対する前記対象目的変数と再設定前の前記参照目的変数との相関係数を上回る処理条件探索装置。
  12. 対象プロセスの処理条件を探索する処理条件探索装置を用いた処理条件探索方法であって、
    前記処理条件探索装置は、前記対象プロセスにおける処理条件と処理結果との組み合わせである対象処理データを格納する処理データベースと、参照プロセスにおける処理条件と処理結果との組み合わせである参照処理データを格納する参照処理データベースとを含む学習データベースと、目標処理結果設定部と、前記対象処理データを用いて、前記対象処理データの処理条件を対象説明変数、処理結果を対象目的変数とし、前記対象説明変数と前記対象目的変数との間の入出力モデルである前記対象プロセスの入出力モデルを推定する教師あり学習実行部と、前記参照処理データの処理条件を参照説明変数、処理結果を参照目的変数とし、前記参照説明変数と前記参照目的変数との間の参照入出力モデル及び前記対象処理データを用いて前記対象プロセスの入出力モデルを推定する転移学習実行部と、転移可否判断部と、処理条件予測部とを備え、
    前記目標処理結果設定部は、前記対象プロセスにおける目標処理結果を設定し、
    前記転移可否判断部は、前記教師あり学習実行部と前記転移学習実行部のいずれによって前記対象プロセスの入出力モデルを推定するかを判断し、
    前記処理条件予測部は、前記転移可否判断部の判断に基づき、前記教師あり学習実行部または前記転移学習実行部のいずれかが推定した前記対象プロセスの入出力モデルを用いて、前記目標処理結果を実現する処理条件を予測する処理条件探索方法。
  13. 請求項12において、
    前記対象プロセスは、対象試料に対して、処理装置により、所定の処理を行うものであって、
    前記参照プロセスは、前記対象プロセスと、試料、処理装置、処理のいずれか一つ以上が異なるプロセス、または前記対象プロセスについてのシミュレーションである処理条件探索方法。
  14. 請求項12において、
    前記処理条件探索装置は、選択部を有し、
    前記選択部は、前記転移可否判断部において、前記転移学習実行部によって前記対象プロセスの入出力モデルを推定する判断が行われなかった場合に、前記参照目的変数の再設定を実施するか否かを選択する処理条件探索方法。
JP2020086554A 2020-05-18 2020-05-18 処理条件探索装置および処理条件探索方法 Active JP7424909B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020086554A JP7424909B2 (ja) 2020-05-18 2020-05-18 処理条件探索装置および処理条件探索方法
KR1020210033801A KR102541830B1 (ko) 2020-05-18 2021-03-16 처리 조건 탐색 장치 및 처리 조건 탐색 방법
US17/209,765 US12511574B2 (en) 2020-05-18 2021-03-23 Processing condition search device and processing condition search method
TW110110829A TW202145082A (zh) 2020-05-18 2021-03-25 處理條件探索裝置及處理條件探索方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020086554A JP7424909B2 (ja) 2020-05-18 2020-05-18 処理条件探索装置および処理条件探索方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021182182A JP2021182182A (ja) 2021-11-25
JP7424909B2 true JP7424909B2 (ja) 2024-01-30

Family

ID=78512649

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020086554A Active JP7424909B2 (ja) 2020-05-18 2020-05-18 処理条件探索装置および処理条件探索方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US12511574B2 (ja)
JP (1) JP7424909B2 (ja)
KR (1) KR102541830B1 (ja)
TW (1) TW202145082A (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW202407483A (zh) * 2022-05-06 2024-02-16 日商東京威力科創股份有限公司 模型產生方法、電腦程式及資訊處理裝置
US20250077885A1 (en) 2022-05-20 2025-03-06 Hitachi High-Tech Corporation Search apparatus, search method, and semiconductor device manufacturing system
JP2024107944A (ja) * 2023-01-30 2024-08-09 東京エレクトロン株式会社 コンピュータプログラム、情報処理装置、及び情報処理方法
WO2024166736A1 (ja) * 2023-02-10 2024-08-15 東京エレクトロン株式会社 コンピュータプログラム、分析方法及び分析装置
JP7667486B1 (ja) 2023-12-13 2025-04-23 ダイキン工業株式会社 探索装置、プラズマ処理装置、および探索方法
TW202601752A (zh) * 2024-02-02 2026-01-01 日商東京威力科創股份有限公司 電腦程式、資訊處理方法及資訊處理裝置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017536584A (ja) 2014-11-25 2017-12-07 ストリーム モザイク,インコーポレイテッド 半導体製造プロセスのための改善されたプロセス制御技術
US20180025271A1 (en) 2016-07-21 2018-01-25 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Learning apparatus, identifying apparatus, learning and identifying system, and recording medium
JP2019047100A (ja) 2017-08-31 2019-03-22 株式会社日立製作所 計算機、処理の制御パラメータの決定方法、代用試料、計測システム、及び計測方法

Family Cites Families (42)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR920002268A (ko) 1990-07-17 1992-02-28 유끼노리 가까즈 인텔리젠트가공장치
JPH10301979A (ja) 1997-04-30 1998-11-13 Oki Electric Ind Co Ltd モデルパラメータ抽出方法およびモデルパラメータ抽出装置
JP3086794B2 (ja) 1997-09-19 2000-09-11 豊田工機株式会社 数値制御研削盤
US7386426B1 (en) * 1999-04-30 2008-06-10 Smartsignal Corporation Method and system for nonlinear state estimation
JP3708031B2 (ja) 2001-06-29 2005-10-19 株式会社日立製作所 プラズマ処理装置および処理方法
JP4215454B2 (ja) 2001-07-12 2009-01-28 株式会社日立製作所 試料の凹凸判定方法、及び荷電粒子線装置
US6738682B1 (en) * 2001-09-13 2004-05-18 Advances Micro Devices, Inc. Method and apparatus for scheduling based on state estimation uncertainties
US6941301B2 (en) 2002-01-18 2005-09-06 Pavilion Technologies, Inc. Pre-processing input data with outlier values for a support vector machine
WO2004046835A2 (en) 2002-11-15 2004-06-03 Applied Materials, Inc. Method, system and medium for controlling manufacture process having multivariate input parameters
WO2007109752A2 (en) 2006-03-22 2007-09-27 Ascension Orthopedics, Inc. Prosthetic implant and assembly method
US20080279434A1 (en) 2007-05-11 2008-11-13 William Cassill Method and system for automated modeling
US8396582B2 (en) 2008-03-08 2013-03-12 Tokyo Electron Limited Method and apparatus for self-learning and self-improving a semiconductor manufacturing tool
US8190543B2 (en) 2008-03-08 2012-05-29 Tokyo Electron Limited Autonomous biologically based learning tool
US8725667B2 (en) 2008-03-08 2014-05-13 Tokyo Electron Limited Method and system for detection of tool performance degradation and mismatch
JP5489681B2 (ja) 2009-12-02 2014-05-14 キヤノン株式会社 固体撮像装置
JP5751045B2 (ja) 2010-08-31 2015-07-22 富士電機株式会社 プラントの運転条件最適化システム、プラントの運転条件最適化方法、プラントの運転条件最適化プログラム
TWI549007B (zh) 2013-02-07 2016-09-11 先知科技股份有限公司 製程參數的搜尋與分析方法及其電腦程式產品
US9817884B2 (en) 2013-07-24 2017-11-14 Dynatrace Llc Method and system for real-time, false positive resistant, load independent and self-learning anomaly detection of measured transaction execution parameters like response times
US9396443B2 (en) 2013-12-05 2016-07-19 Tokyo Electron Limited System and method for learning and/or optimizing manufacturing processes
JP6101650B2 (ja) 2014-02-27 2017-03-22 日本電信電話株式会社 システムパラメタ学習装置、情報処理装置、方法、及びプログラム
GB201603561D0 (en) 2016-03-01 2016-04-13 Aluminium Lighting Company The Ltd Monitoring the structural health of columns and like structures
US10430719B2 (en) 2014-11-25 2019-10-01 Stream Mosaic, Inc. Process control techniques for semiconductor manufacturing processes
JP6516531B2 (ja) 2015-03-30 2019-05-22 株式会社メガチップス クラスタリング装置及び機械学習装置
US9711327B2 (en) 2015-07-16 2017-07-18 Applied Materials Israel, Ltd. Method and system for optimizing configurable parameters of inspection tools
KR102413703B1 (ko) 2015-08-20 2022-06-27 삼성전자주식회사 무선 통신 시스템에서 버퍼 상태 정보 송수신 방법 및 장치
JP2017102619A (ja) 2015-11-30 2017-06-08 オムロン株式会社 制御パラメータ調整装置、制御パラメータ調整方法、制御パラメータ調整プログラム
US11580375B2 (en) * 2015-12-31 2023-02-14 Kla-Tencor Corp. Accelerated training of a machine learning based model for semiconductor applications
EP3398123B1 (en) 2015-12-31 2025-03-12 KLA - Tencor Corporation Accelerated training of a machine learning based model for semiconductor applications
JP6650786B2 (ja) 2016-03-03 2020-02-19 三菱日立パワーシステムズ株式会社 制御パラメータ自動調整装置、制御パラメータ自動調整方法、及び制御パラメータ自動調整装置ネットワーク
JP6778666B2 (ja) 2017-08-24 2020-11-04 株式会社日立製作所 探索装置及び探索方法
KR102132785B1 (ko) * 2017-08-31 2020-07-13 가부시끼가이샤 히다치 세이사꾸쇼 계산기, 처리의 제어 파라미터의 결정 방법, 대용 시료, 계측 시스템, 및 계측 방법
JP6883787B2 (ja) 2017-09-06 2021-06-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 学習装置、学習方法、学習プログラム、推定装置、推定方法、及び推定プログラム
JP6974712B2 (ja) 2017-10-24 2021-12-01 富士通株式会社 探索方法、探索装置および探索プログラム
JP7121506B2 (ja) 2018-03-14 2022-08-18 株式会社日立ハイテク 探索装置、探索方法及びプラズマ処理装置
JP7137943B2 (ja) 2018-03-20 2022-09-15 株式会社日立ハイテク 探索装置、探索方法及びプラズマ処理装置
US10817750B2 (en) * 2018-04-09 2020-10-27 Diveplane Corporation Data inclusion in computer-based reasoning models
US11520953B2 (en) * 2018-05-03 2022-12-06 Lam Research Corporation Predicting etch characteristics in thermal etching and atomic layer etching
US11651044B2 (en) * 2019-08-30 2023-05-16 Accenture Global Solutions Limited Intelligent insight system and method for facilitating participant involvement
JP7396117B2 (ja) 2020-02-27 2023-12-12 オムロン株式会社 モデル更新装置、方法、及びプログラム
JP2021182329A (ja) 2020-05-20 2021-11-25 株式会社日立製作所 学習モデル選択方法
US11728171B2 (en) 2020-06-25 2023-08-15 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Semiconductor device with metal gate fill structure
US11967060B2 (en) 2020-08-25 2024-04-23 Kla Corporation Wafer level spatial signature grouping using transfer learning

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017536584A (ja) 2014-11-25 2017-12-07 ストリーム モザイク,インコーポレイテッド 半導体製造プロセスのための改善されたプロセス制御技術
US20180025271A1 (en) 2016-07-21 2018-01-25 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Learning apparatus, identifying apparatus, learning and identifying system, and recording medium
JP2018022473A (ja) 2016-07-21 2018-02-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 学習装置、識別装置、学習識別システム、及び、プログラム
JP2019047100A (ja) 2017-08-31 2019-03-22 株式会社日立製作所 計算機、処理の制御パラメータの決定方法、代用試料、計測システム、及び計測方法

Also Published As

Publication number Publication date
US12511574B2 (en) 2025-12-30
JP2021182182A (ja) 2021-11-25
TW202145082A (zh) 2021-12-01
KR20210142533A (ko) 2021-11-25
US20210357810A1 (en) 2021-11-18
KR102541830B1 (ko) 2023-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7424909B2 (ja) 処理条件探索装置および処理条件探索方法
JP7636418B2 (ja) 半導体製造プロセスのための性能予測子
TWI737959B (zh) 探索裝置、探索方法及電漿處理裝置
TWI745723B (zh) 探索裝置
TWI723255B (zh) 探索裝置及探索方法
TWI837288B (zh) 使用特徵部尺度建模的填充製程最佳化
JP5095999B2 (ja) 半導体処理ツールによって実行されるプロセスを分析する第1の原理シミュレーションを使用するシステム及び方法。
KR20180074574A (ko) 프로세스의 엔드포인트 제어를 위한 시계열 스펙트럼으로부터 특징 추출 방법
JP2008020452A (ja) 光学計測システムに係る選択された変数の最適化
JP2008020451A (ja) 光学計測システムに係る選択された変数の最適化
TWI782460B (zh) 處理條件決定系統及處理條件探索方法
TWI809703B (zh) 輪廓線解析裝置,處理條件決定系統,形狀推定系統,半導體裝置製造系統,探索裝置及使用於該等的資料構造
JP2025186217A (ja) 製造システムにおけるマルチレベルrfパルス監視およびrfパルス化パラメータ最適化
JP6643202B2 (ja) プラズマ処理装置及びプラズマ処理データを解析する解析方法
TW202347188A (zh) 探索裝置及探索方法以及半導體裝置製造系統
JP7625133B2 (ja) 異常検出装置及び異常検出方法
TWI875474B (zh) 半導體裝置的量測方法及半導體裝置的量測裝置
TW202503592A (zh) 電腦程式、資訊處理方法及資訊處理裝置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230119

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20231220

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7424909

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150