JP7426697B2 - 目標検知装置、目標検知方法及びプログラム - Google Patents
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例えば本出願は先に、離隔した複数の周波数帯のレーダ群の受信信号を取得して、それぞれの離隔した複数の周波数帯の受信信号の位相差を推定し、推定した位相差を使って、コヒーレント距離推定処理で最適評価値を判定して、目標の距離を得る離隔周波数合成レーダ装置を提案した(特許文献1)。
しかしながら、レーダ装置が利用できる周波数帯域は、使用する国での法規などにより制約があり、使用できる周波数帯は限られている。また、複数の周波数帯を使用するためには、レーダ装置で複数の周波数帯を受信する受信回路が必要になり、それだけレーダ装置の構成が複雑化してしまうという問題がある。
そして、位相差推定処理部での位相差の推定と、その推定した位相差を使ったコヒーレント距離推定処理部での評価関数が最大となる目標の距離を得る演算とを複数回繰り返して、最大となる評価関数値での距離を、目標の距離として出力するようにした。
まず、本発明の第1の実施の形態例の多周波ステップレーダ装置を、図1~図6を参照して説明する。ここでの多周波ステップレーダ装置は、周囲の物体を検知する目標検知装置として使用するものである。
図1は、第1の実施の形態例のレーダ装置の受信信号を得るまでの構成を示す。
第1の実施の形態例のレーダ装置は、レーダ受信素子101、アナログ/デジタル変換器102、パルス圧縮部103a~103n、パルスドップラフィルタ104a~104n、及び位相補償部105a~105nを備える。
すなわち、図2の上側に示すように、各位相補償部105a~105nでは、観測時間が順に異なる各単位の観測時間の受信信号f0-0,f0-1,・・・,f0-n,・・・,f0-N-1が得られる。各単位の観測時間の受信信号f0-0,f0-1,・・・,f0-n,・・・,f0-N-1は、それぞれ異なる観測時間の1点の信号である。この1点の受信信号f0-0,f0-1,・・・,f0-n,・・・,f0-N-1のデータ点を並べることで、図2の上段に示すように、レーダ装置の出力波形が得られる。この図2の上段に示すひとまとまりの波形の信号は、スナップショット(SS)と称される。それぞれのスナップショット間では不連続点がある。なお、大文字で「SS」と示したとき、スナップショットの総数を示し、小文字で「ss」と示したとき、各スナップショットの番号を示す。すなわち、図2の上段に記載したように、各スナップショットは、ss=0からss=SS-1までの番号を持つ。それぞれのスナップショットは、各点の受信信号f0-0,f0-1,・・・などを1つに繋げたものである。
さらに、本実施の形態例では、以下に説明する処理にて、図2の下側に示すように、それぞれのスナップショットが、1つの周波数軸上の受信信号f0-X1に接続される。
このように接続された受信信号f0-X1から目標物までの距離が検出される。
レーダ装置10aは、レーダ受信部1、CPIデータ記憶部2、位相差推定処理部3、及びコヒーレント距離推定処理部4を備える。
ここで、位相差推定処理部3での位相差の推定と、その推定した位相差を使ったコヒーレント距離推定処理部4での最適評価値の判定は、複数回繰り返し行い、最大となる最適評価値を探索する。そして、レーダ装置10aは、コヒーレント距離推定処理部4で得られた最大となる最適評価値を、目標の距離として出力する。
CPIデータ記憶部2に記憶される各スナップショットの出力zss(n)は次式で表される。
この[数1]式において、fは搬送波周波数、Δfは周波数方向のサンプルの刻み幅、nは周波数番号、ssはスナップショット番号(CPI番号)、Kは目標の数、kは目標番号(個々の目標に設定した番号)、Rkは目標の周波数(目標の距離)である。なお、図2の説明でも述べたように、小文字の「ss」との表記は、スナップショットの番号であり、大文字の「SS」との表記(数7式以降に記載)は、スナップショットの数(総数)である。
除算して得られた信号ベクトルをスナップショット数であるSS個連結して拡張したベクトルを、[数9]式に示すと、このベクトルは、[数10]式のように求められる。
例えば、最尤推定法にもとづいて評価関数Pk(r)を用いた探索で目標距離推定を行う。目標kの推定距離(^)Rkは、評価関数Pk(r)が最大となるrを探索することで得られる。
[数13]式に示すAは、上述の[数2]式に示すAである。
そして、ステップS16で試行回数tr2が、設定回数になったとき(ステップS16のYES)、格納した目標距離(^)RjとTRを出力する。
次に、以下の式による終了判定を実施する(ステップS18)。ステップS18の終了判定では、設定値εより小さいとき終了する(ステップS18のYES)。すなわち、[数18]式に示すように、設定値εより小さいとき終了する。
図5A,B,Cは、いずれも縦軸が尤度値、横軸が推定距離を示す。
もし、各観測時間の受信信号から個別に距離を算出した場合には、例えば図5Aに示す状態で尤度値が検出され、その尤度値が最も高い点の距離が定まる。但し、この状態では、受信信号が短い観測時間から得た信号であり、推定距離の精度が低い状態である。ここでの推定距離の精度が低い状態とは、図5Aに示すように、推定距離のピーク(尤度値が最も高い点)が1点に定まらず、明確でない状態である。すなわち、図5Aに示すように、尤度値の変化が非常になだらかであり、特定の1点を尤度値が最も高い点に決めることが困難な状態である。
図5Bに示すように、複素振幅係数の推定精度が悪い場合には、推定距離と尤度値とが一定の関係にはならず、尤度値が変動を繰り返してしまう。この状態では、尤度値が高い状態が探索されたとしても、最大の尤度値とは異なる状態が探索される可能性がある。すなわち、図5Bに示すように波打って変動を繰り返す波形内の、特定の1つの波のピーク位置が最大尤度として探索されて、本来の最大の尤度値とは異なる位置が探索されてしまう可能性がある。
図5Cは、最大の尤度の探索をグローバル設定回数繰り返したときの尤度値と推定距離との関係の例を示す。
この図5Cに示す状態は、複素振幅係数の推定精度が良い状態であり、図5Bに示すような尤度値の波打った変動がなく、最大の尤度値での推定距離を選ぶことで、最適な推定距離が得られるようになる。
次に、本発明の第2の実施の形態例のレーダ装置を、図7~図9を参照して説明する。
図7は、第2の実施の形態例のレーダ装置で、受信信号を得るまでの構成を示す。
第2の実施の形態例のレーダ装置は、受信素子111,121,・・・,191を備えたアレーアンテナ構成としたものである。ここでは、それぞれの受信素子111~191が受信する周波数は、同じ周波数f0としてある。
なお、図7に示す構成の場合にも、図1の例と同様に、受信素子111~191とアナログ/デジタル変換器112~192との間に、不図示の受信系回路が接続され、受信系回路で処理された特定の周波数f0の受信信号が、アナログ/デジタル変換器112~192でデジタル信号に変換される。
パルス圧縮部113a~113n,123a~123n,・・・,193a~193nの出力は、パルスドップラフィルタ114a~114n,124a~124n,・・・,194a~143nに供給され、フィルタ処理が行われる。
パルスドップラフィルタ114a~114n,124a~124n,・・・,194a~143nの出力は、位相補償部115a~115n,125a~125n,・・・,195a~195nに供給され、位相補償処理が行われる。
すなわち、位相補償部115a~115n,125a~125n,・・・,195a~195nでは、図8の左側に示すように、各受信素子(Ch=0,1,…L‐1)111~191の受信信号f0-0,f0-1,・・・,f0-N-1がL個(0~L-1まで)得られる。
それぞれの受信素子(Ch=0,1,…L‐1)の受信信号は、例えば図2に示した受信信号f0-0,f0-1,・・・,f0-N-1を並べて受信波形としたものである。
但し、この段階の受信信号f0-0,f0-1,・・・,f0-N-1は、図8の左側に示すようにコヒーレントにつながっていない(スナップショット間で不連続点がある)状態である。
そして、図8に示すように連結された受信信号f0-X2を使って、図9に示すレーダ装置10bで目標物までの距離を検出する処理が行われる。
図9に示すレーダ装置10bは、図3に示すレーダ装置10aとの相違点として、図3に示すCPIデータ記憶部2の代わりに、アレーアンテナデータ記憶部2′を用意した。
アレーアンテナデータ記憶部2′は、図7に示す全ての位相補償部115a~115n,125a~125n,・・・,195a~195nが出力する受信信号を記憶するものである。
すなわち、図8の左側に示す各スナップショットの信号f0-A,f0-B,・・・f0-Nが供給される。
そして、位相差推定部3は、このアレーアンテナデータ記憶部2′が記憶した全ての信号を読み出し、各信号の間の位相差を推定する。
まず、各受信素子111~191の帯域合成前の出力を、出力chとすると、この出力chは、次の[数19]式で表される。
ここで、次の[数20]式に示すように各データを定義したとき、信号zchは、[数21]式のように表すことができる。
例えば、最尤推定法にもとづいて、次の[数28]式による評価関数Pk(r)を用いた探索で目標距離推定を行う。目標kの推定距離(^)Rkは、評価関数Pk(r)が最大となるrを探索することで得られる。
この図9に示す構成のレーダ装置10bによっても、第1の実施の形態例のレーダ装置10aと同様に、高精度かつ高分解能な測距性能を達成できる。
なお、コヒーレント距離推定処理部4は、第1の実施の形態例と同様に図4のフローチャートに示す処理が行われる。
次に、本発明の第3の実施の形態例のレーダ装置を、図10及び図11を参照して説明する。
図10は、第3の実施の形態例のレーダ装置で、受信信号を得るまでの構成を示す。
第3の実施の形態例のレーダ装置は、複数のアレーアンテナ211,221,・・・,291を備えて、それぞれのアレーアンテナ211~291に、複数個の受信素子が配置され、複数個の受信素子を使って複数の受信信号を同時に得るようにした。例えば9組のアレーアンテナ211~291のそれぞれが10個のレーダ受信素子を備える場合、合計で9×10の90個の受信素子を配置する。
なお、図10の構成においても、図1の例と同様に、各アレーアンテナ211~291と各アナログ/デジタル変換器112a~112n,122a~122n,・・・,192a~192nとの間に、不図示の受信系回路が接続され、受信系回路で処理された特定の周波数f0の受信信号が、アナログ/デジタル変換器102でデジタル信号に変換される。
パルス圧縮部113a~113n,123a~123n,・・・,193a~193nの出力は、パルスドップラフィルタ114a~114n,124a~124n,・・・,194a~143nに個別に供給され、フィルタ処理が行われる。
パルスドップラフィルタ114a~114n,124a~124n,・・・,194a~143nの出力は、位相補償部115a~115n,125a~125n,・・・,195a~195nに個別に供給され、位相補償処理が行われる。
位相補償部115a~115n,125a~125n,・・・,195a~195nの出力は、合成帯域部116a~116n,126a~126n,196a~196nにより1つの帯域の信号に合成される。
図11に示すレーダ装置10cは、図9に示すレーダ装置10bとの相違点として、受信信号を得るアレーアンテナごとのレーダ受信部1a~1nを備え、その複数のレーダ受信部1a~1nに得られる受信信号が、複数アレーアンテナデータ記憶部2″に記憶されるようにした。
複数アレーアンテナデータ記憶部2″は、図10に示す全ての合成帯域部116a~116n,126a~126n,196a~196nが出力する全アレーアンテナの受信信号を記憶するものである。そして、位相差推定部3は、このアレーアンテナデータ記憶部2′が記憶した全ての信号を読み出し、各信号の間の位相差を推定する。
ここでは、図10に示す合成帯域部116a~116n,126a~126n,196a~196nでの各レーダをmとし、そのレーダmの出力(帯域合成後)は、
次の[数29]式で表される。
ここで、次の[数30]式に示すように各データを定義したとき、信号zm(ch)は、[数31]式のように表すことができる。
例えば、最尤推定法にもとづいて、次の[数38]式による評価関数Pk(r)を用いた探索で目標距離推定を行う。目標kの推定距離(^)θkは、評価関数Pk(θ)が最大となるθを探索することで得られる。
この図11に示す構成のレーダ装置10cによっても、第1の実施の形態例のレーダ装置10aや第2の実施の形態例のレーダ装置10bと同様に、高精度かつ高分解能な測距性能を達成できる。
なお、コヒーレント距離推定処理部4は、第1の実施の形態例と同様に図4のフローチャートに示す処理が行われる。
次に、本発明の第4の実施の形態例のレーダ装置を、図12を参照して説明する。
図12は、第4の実施の形態例のレーダ装置10dの構成を示す。
図12に示すレーダ装置10dは、離隔周波数レーダ受信部1′を備え、離隔周波数レーダ受信部1′で得られる複数単位の受信信号が、離隔した異なる周波数帯の信号としたものである。離隔した異なる周波数帯の信号は、例えば異なる観測時間の複数単位の受信信号とするが、同じ観測時間の複数単位の受信信号でもよい。
図12に示すレーダ装置10dのその他の構成は、図3に示すレーダ装置10aと同じである。
次に、本発明の第5の実施の形態例のレーダ装置を、図13を参照して説明する。
図13は、第5の実施の形態例のレーダ装置10eの構成を示す。
レーダ装置10eは、レーダ受信部1と、CPIデータ記憶部2と、ノンコヒーレント距離推定処理部5と、位相差推定処理部3と、コヒーレント距離推定処理部4とを備える。
そして、レーダ受信部1で得た受信信号を、CPIデータ記憶部2が記憶し、CPIデータ記憶部2が記憶した各スナップショットの信号をノンコヒーレント距離推定処理部5に供給する。
次に、本発明の第6の実施の形態例のレーダ装置を、図14及び図15を参照して説明する。
図14は、第6の実施の形態例のレーダ装置10fの構成を示す。
レーダ装置10fは、レーダ受信部1と、CPIデータ記憶部2と、ノンコヒーレント距離推定処理部5と、推定対象選択距離推定処理部6と、位相差推定処理部3と、コヒーレント距離推定処理部4とを備える。
そして、レーダ受信部1で得た受信信号を、CPIデータ記憶部2が記憶し、CPIデータ記憶部2が記憶した各スナップショットの信号をノンコヒーレント距離推定処理部5に供給する。ノンコヒーレント距離推定処理部5は、第5の実施の形態例のレーダ装置10eが備えるノンコヒーレント距離推定処理部5と同じである。
推定対象選択距離推定部6は、まずノンコヒーレント距離推定処理部5で得た目標の距離R0,R1に対して、微少な値を付加して初期値をランダムにシフトした値とする(ステップS31)。ここで付加する微少な値としては、例えば距離の探索範囲に対して1/100程度の値とする。
そして、推定対象選択距離推定部6は、初期値の更新処理を行う(ステップS32)。試行回数1回目ではステップS31で付与した初期値を、そのままステップS32での更新値として使用する。
次に、推定対象選択距離推定部6は、減算目標の振幅推定処理を行う(ステップS34)。ここでは、目標推定距離が入力され、減算対象目標距離に対応する複素振幅をフーリエ変換等により求める。
そして、推定対象選択距離推定部6は、元信号(それぞれの周波数帯域のレーダで計測される周波数軸上信号(X60,X76))から、減算波形を減算する減算処理を行い(ステップS36)、減算された信号に更新する。
推定対象選択距離推定部6は、このようにして決定した目標距離を、位相差推定処理部3に出力する。
なお、ここまで説明した各実施の形態例では、レーダ受信部1と、そのレーダ受信部1から得られる信号で距離を推定する処理部(位相差推定部3,コヒーレント距離推定処理部4など)とを一体としたレーダ装置としたが、既存のレーダ受信部1から得た信号を処理する装置として構成してもよい。
さらに、ここまで説明した距離推定を行う装置は、各実施の形態例で説明した処理を演算により実行するコンピュータにより構成してもよい。この場合、各実施の形態例で説明したそれぞれの処理を実行するプログラムを作成して、そのプログラムをコンピュータに実装すればよい。
例えば、実施の形態例によっては、図16のフローチャートに示す処理を適用してもよい。
図16のフローチャートは、位相差推定処理部3での位相差推定と、コヒーレント距離推定処理部4での最大尤度探索処理の別の例を示す。
まず、位相差推定処理部3は、各観測時間の信号の位相差を推定処理する(ステップS51)。ここでの位相差推定処理は、例えば上述した[数4]式に示す演算で実行される。
ステップS55で、試行回数がローカル設定回数未満であると判断したとき(ステップS55のNO)、コヒーレント距離推定処理部4は、ステップS53に戻り、探索初期値である距離に対して乱数値を付与して探索初期値を更新し、再度、尤度が最大となる距離の非線形探索を行う。
ステップS57で、試行回数がグローバル設定回数未満であると判断したとき(ステップS57のNO)、コヒーレント距離推定処理部4は、ステップS56で格納した最大尤度判定結果の推定距離を位相差推定処理部3に供給し、その最大尤度判定結果の推定距離を使ったステップS51での位相差推定から、再度処理を実行させる。
この図16のフローチャートに示す処理によっても、距離の推定結果を得ることができる。
Claims (12)
- レーダ受信部より得たそれぞれ同じ周波数帯又は異なる周波数帯の複数単位の観測時間の受信信号を取得し、取得した複数単位の観測時間の受信信号を記憶する記憶部と、
前記記憶部が記憶した複数単位の観測時間の受信信号に基づいて、各受信信号の位相差を推定する位相差推定処理部と、
前記位相差推定処理部で得た位相差を用いて、前記複数単位の観測時間の受信信号を連結した1つの受信信号を得て、得られた1つの受信信号について、目標の距離を得るための評価関数の最大値である最適評価値から前記目標の距離を得るコヒーレント距離推定処理部とを備え、
前記位相差推定処理部での位相差の推定と、その推定した位相差を使った前記コヒーレント距離推定処理部での前記評価関数が最大となる目標の距離を得る演算とを複数回繰り返して、最大となる評価関数値での距離を、目標の距離として出力する
目標検知装置。 - 前記記憶部が記憶した複数単位の観測時間の受信時間の受信信号から、それぞれの受信信号ごとに前記目標の距離を得るための評価関数の演算を行い、算出した各周波数帯域の評価関数の最大値の和が最大となる評価関数値を探索して、目標の距離情報を得るノンコヒーレント距離推定処理部をさらに備え、
前記位相差推定処理部は、前記ノンコヒーレント距離推定処理部で得た目標の距離情報から、各受信信号の位相差を推定する
請求項1に記載の目標検知装置。 - 前記ノンコヒーレント距離推定処理部で得た目標の距離情報から、目標以外の距離情報を除いて距離推定を行う推定対象選択距離推定処理部をさらに備え、
前記位相差推定処理部は、前記推定対象選択距離推定処理部で得た目標の距離情報から、離隔した複数の周波数帯の受信信号の位相差を推定する
請求項2に記載の目標検知装置。 - 前記コヒーレント距離推定処理部は、目標以外の距離情報を除いて距離推定を行うようにした
請求項1又は2に記載の目標検知装置。 - 前記複数単位の観測時間の受信信号は、1つの受信アンテナで受信された同じ周波数帯の異なる時間の受信信号である
請求項1~4のいずれか1項に記載の目標検知装置。 - 前記記憶部は、アレーアンテナ受信信号記憶部であり、
前記複数単位の観測時間の受信信号は、前記アレーアンテナ受信信号記憶部が記憶した同じ周波数帯又は異なる周波数帯の同じ時間の受信信号である
請求項1~4のいずれか1項に記載の目標検知装置。 - レーダ受信部より得たそれぞれ同じ周波数帯又は異なる周波数帯の複数単位の観測時間の受信信号に基づいて、各受信信号の位相差を推定する位相差推定処理と、
前記位相差推定処理で得た位相差を用いて、前記複数単位の観測時間の受信信号を連結した1つの受信信号を得て、得られた1つの受信信号について、目標の距離を得るための評価関数の最大値である最適評価値から前記目標の距離を得るコヒーレント距離推定処理と、
前記位相差推定処理での位相差の推定と、その推定した位相差を使った前記コヒーレント距離推定処理での前記評価関数が最大となる目標の距離を得る演算とを複数回繰り返して、最大となる最適評価値での距離を、目標の距離として出力する目標距離探索処理と、を含む
目標検知方法。 - 前記レーダ受信部より得たそれぞれ同じ周波数帯又は異なる周波数帯の複数単位の観測時間の受信信号から、それぞれの受信信号ごとに前記目標の距離を得るための評価関数の演算を行い、算出した各周波数帯域の評価関数の最大値の和が最大となる評価関数値を探索して、目標の距離情報を得るノンコヒーレント距離推定処理を行い、
前記位相差推定処理では、前記ノンコヒーレント距離推定処理で得た目標の距離情報から、各受信信号の位相差を推定する
請求項7に記載の目標検知方法。 - 前記コヒーレント距離推定処理では、目標以外の距離情報を除いて距離推定を行うようにした
請求項7又は8に記載の目標検知方法。 - レーダ受信部より得たそれぞれ同じ周波数帯又は異なる周波数帯の複数単位の観測時間の受信信号に基づいて、各受信信号の位相差を推定する位相差推定処理ステップと、
前記位相差推定処理ステップで得た位相差を用いて、前記複数単位の観測時間の受信信号を連結した1つの受信信号を得て、得られた1つの受信信号について、目標の距離を得るための評価関数の最大値である最適評価値から前記目標の距離を得るコヒーレント距離推定処理ステップと、
前記位相差推定処理ステップでの位相差の推定と、その推定した位相差を使った前記コヒーレント距離推定処理ステップでの前記評価関数が最大となる目標の距離を得る演算とを複数回繰り返して、最大となる最適評価値を探索して、最大となる最適評価値での距離を、目標の距離として出力する目標距離探索処理ステップと、をコンピュータに実行させる
プログラム。 - 前記レーダ受信部より得たそれぞれ同じ周波数帯又は異なる周波数帯の複数単位の観測時間の受信信号から、それぞれの受信信号ごとに前記目標の距離を得るための評価関数の演算を行い、算出した各周波数帯域の評価関数の最大値の和が最大となる評価関数値を探索して、目標の距離情報を得るノンコヒーレント距離推定処理ステップを、さらにコンピュータに実行させるものであり、
前記位相差推定処理ステップでは、前記ノンコヒーレント距離推定処理ステップで得た目標の距離情報から、各受信信号の位相差を推定する
請求項10に記載のプログラム。 - 前記コヒーレント距離推定処理ステップでは、目標以外の距離情報を除いて距離推定を行うようにした
請求項10又は11に記載のプログラム。
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