JP7434161B2 - タンパク質同定のための方法およびシステム - Google Patents
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Description
本出願は2017年10月23日出願の米国特許仮出願62/575,976号の優先権を主張するものであり、該仮出願は、その全体が参照により本明細書に組み入れられる。
タンパク質同定のための現行の技術は、典型的には、高度に特異的でかつ感度の高い親和性試薬(抗体など)の結合およびそれに続く情報の読み出し、または質量分析計からのペプチド読み取りデータ(典型的には12~30アミノ酸長ほど)のいずれかに依存する。そのような技術は、高度に特異的でかつ感度の高い親和性試薬の、関心対象のタンパク質に対する結合測定の分析に基づいて、候補タンパク質の存在、非存在、または量を決定するために、試料中の未知のタンパク質に適用され得る。
本明細書において、未知のタンパク質の試料中のタンパク質の、改善された同定および定量の必要性が認識される。本明細書において提供される方法およびシステムは、試料中のタンパク質を同定する際の誤りを有意に減少または排除することができ、そしてそれにより、前記タンパク質の定量を改善する。そのような方法およびシステムは、未知のタンパク質の試料中の候補タンパク質の、正確でかつ効率の良い同定を達成し得る。そのような同定は、1つまたは複数の候補タンパク質に選択的に結合するように設定されている親和性試薬プローブの結合測定の情報を用いる反復した算定に、基づき得る。いくつかの態様において、未知のタンパク質の試料は、個々の親和性試薬プローブに、プールされた親和性試薬プローブに、または個々の親和性試薬プローブとプールされた親和性試薬プローブとの組み合わせに、反復して曝露されてよい。同定は、1つまたは複数の候補タンパク質のそれぞれが試料中に存在する信頼水準の推測を含み得る。
本明細書において言及されるすべての刊行物、特許、および特許出願は、個々の刊行物、特許、または特許出願がそれぞれ、参照により組み入れられるように具体的にかつ個々に示された場合と同程度に、参照により本明細書に組み入れられる。本明細書において含まれる本開示と相反する、参照により組み入れられる刊行物および特許または特許出願の範囲については、本明細書が、そのような相反する事柄のどれよりも優先され、および/または上位に立つことが、意図される。
本発明のさまざまな態様が本明細書において示されかつ記載されているが、そのような態様が単なる例として提供されていることは、当業者には明らかである。無数の変更、改変、および置き換えが、本発明から逸脱することなく、当業者に想起され得る。本明細書において記載される本発明の態様のさまざまな代替物が採用され得ることが、理解されるべきである。
タンパク質は、生きている生物の細胞および組織の、重要な構成要素である。一定の生物は、典型的にはプロテオームと称される、種々のタンパク質の大きなセットを産生する。プロテオームは、時間とともに変化し得、かつ細胞または生物が経験するさまざまなステージ(たとえば細胞サイクルのステージもしくは疾患の状態)の機能としても変化し得る。プロテオームの大規模研究(たとえば実験による分析)は、プロテオミクスと称され得る。プロテオミクスにおいては、タンパク質を同定するための複数の方法が存在しており、該方法はイムノアッセイ(たとえば酵素結合免疫吸着アッセイ(ELISA)およびウェスタンブロット)、質量分光に基づく方法(たとえばマトリックス支援レーザー脱離イオン化法(MALDI)およびエレクトロスプレーイオン化法(ESI))、混成の方法(たとえば質量分析イムノアッセイ(MSIA))、ならびにタンパク質マイクロアレイを含む。たとえば、単一分子プロテオミクスの手法が、アミノ酸の直接的な機能化から親和性試薬の使用までにわたる多様なアプローチによって、試料中のタンパク質分子のアイデンティティを推定するために、試みられてよい。そのようなアプローチから集められた情報または測定は、典型的には、試料中に存在するタンパク質を同定するために、適したアルゴリズムによって分析される。
[Product(P_着地_プローブ_1, P_着地_プローブ_2, …, P_着地_プローブ_n) / Choose(Len_i, n)]。この値はまた、正規化されていない、タンパク質_iが試料中に存在する確率とも、称され得る。
P(タンパク質_i | プローブ[1, 2, …, n], 長さ(タンパク質_i)) = [Product(P_着地_プローブ_1, P_着地_プローブ_2, …, P_着地_プローブ_n) / Choose(Len_i, n)] / SUM(P(タンパク質_j | プローブ[1, …, n], 長さ(タンパク質_j)))
P(タンパク質_i | プローブ[1, 2], 長さ(タンパク質_i)) = [Product(P_着地_プローブ_1, P_着地_プローブ_2 / Choose(Len_i, 2)] / SUM(P(タンパク質_j | プローブ[1, 2], 長さ(タンパク質_j)))
P(タンパク質_i | プローブ[1, 2, 3, 4], 長さ(タンパク質_i)) = [Product(P_着地_プローブ_1, P_着地_プローブ_2, P_着地_プローブ_3, P_着地_プローブ_4) / Choose(Len_i, 4)] / SUM(P(タンパク質_j | プローブ[1, 2, 3, 4], 長さ(タンパク質_j)))
P(結合測定アウトカム | タンパク質)
P(非結合測定アウトカム | タンパク質) = 1 - P(結合測定アウトカム | タンパク質)
P(結合アウトカムセット | タンパク質) = P(結合測定アウトカム1 | タンパク質) * P(結合測定アウトカム2 | タンパク質) * … * P(結合測定アウトカムN | タンパク質)
本開示は、本開示の方法を遂行するためにプログラムされたコンピューターシステムを提供する。図2は、コンピューターシステム201を示し、これは:試料中の未知のタンパク質への、親和性試薬プローブの結合測定の情報を受信するように、結合測定の情報を、候補タンパク質に対応する複数のタンパク質配列を含むデータベースに対して比較するように、および/もしくは候補タンパク質が試料中に存在する確率を反復して生成するように、プログラムされているか、または別の状況では、そうするように設定されている。
データベースが長さ:{276, 275, 151, 437, 244, 644}の候補タンパク質6個を含む状況を、検討する。加えて実験は、所与の三量体への結合の25%の尤度をそのそれぞれが有する、5個のプローブを用いて実施する。これらの試薬が結合する他の三量体は、データベース中のいかなるタンパク質にも見出されない。
開示される態様と一致して、1,000個の未知のヒトタンパク質の同定を、Santa Cruz Biotechnology社のカタログからの市販の抗体のプールを用いる結合測定を入手することによって、ベンチマークテストとして実施した。1,000個の未知のタンパク質が、約21,005個のタンパク質を含むUniprotタンパク質データベースから、無作為に選択された。ヒトタンパク質に対して反応性を有する、Santa Cruz Biotechnology社のカタログから利用可能なモノクローナル抗体のリストが、オンライン抗体レジストリからダウンロードされた。このリストは22,301個の抗体を含んでいた、そして、Uniprotヒトタンパク質データベース中のタンパク質に整合した14,566個の抗体のリストへと、フィルタリングされた。本実験においてモデル化された抗体の完全な集団は、これらの14,566個の抗体を含んでいた。1,000個の未知のタンパク質候補への抗体混合物の結合の、実験による評価は、以下のように実施された。
本明細書において記載される方法は、未同定のタンパク質への親和性試薬の結合および/または非結合に関連するデータの、異なるサブセットに適用され得る。いくつかの態様において、本明細書において記載される方法は、測定された結合アウトカムのうちの特定のサブセットが検討されない(たとえば非結合測定アウトカム)実験に適用され得る。測定された結合アウトカムのうちのあるサブセットが検討されないこれらの方法は、本明細書において、「打ち切り」の推定アプローチ(たとえば実施例1に記載されるようなアプローチ)と称され得る。図3に記載される結果において、打ち切りの推定アプローチの結果として得られるタンパク質同定は、特定の未同定のタンパク質に関連する結合イベントの発生を評価することに基づいている。したがって、打ち切りの推定アプローチは、未知のタンパク質のアイデンティティを決定する際に、非結合アウトカムを検討しない。
P(アウトカムセット | タンパク質) = P(結合イベント1 | タンパク質) * P(結合イベント2 | タンパク質) * … * P(結合イベントM | タンパク質)
いくつかの場合において、親和性試薬結合に関して、偽陰性の結合測定アウトカムが多発することが起こり得る。「偽陰性」の結合アウトカムは、予想されるよりも少ない頻度で生じる親和性試薬結合測定として現れる。そのような「偽陰性」のアウトカムは、たとえば、結合検出方法、結合条件(たとえば、温度、緩衝液組成物等)、タンパク質試料の劣化、または親和性試薬ストックの劣化の問題のために生じ得る。打ち切りのタンパク質同定アプローチおよび非打ち切りのタンパク質同定アプローチにおける、偽陰性測定の影響を決定するため、親和性試薬測定群のサブセットは、10個のうち1個、100個のうち1個、1,000個のうち1個、10,000個のうち1個、または100,000個のうち1個のいずれかの、無作為な、観測された結合イベントを、非結合イベントへとインシリコで交換することによって、意図的に劣化させた。全300個の親和性試薬群のうち、0個、1個、50個、100個、200個、または300個のいずれかを、この様式で劣化させた。図4にプロットされる結果によって示されるように、打ち切りのタンパク質同定アプローチおよび非打ち切りのタンパク質同定アプローチの両方とも、このタイプの無作為な偽陰性の結合を許容する。図4にプロットされるデータは、表2に提供される。
タンパク質同定の感度は、三量体への親和性試薬の、正確に推測された結合確率、および過大に推測されたまたは過小に推測された結合確率を用いるタンパク質同定を用いて、評価された。真の結合確率は、0.25であった。過小に推測された結合確率は:0.05、0.1、および0.2であった。過大に推測された結合確率は、0.30、0.50、0.75、および0.90であった。全部で300個の親和性試薬測定の群が入手された。親和性試薬のうち、無し(0個)、300個すべて、またはサブセット(1個、50個、100個、200個)は、過大に推測された、または過小に推測された結合確率を適用された。他のすべては、タンパク質同定において、正確な結合確率(0.25)が使用された。分析の結果は、表4に提供される。
いくつかの場合において、親和性試薬は、いくつかの未知の結合部位を有し得る。親和性試薬結合測定を用いる、打ち切りのタンパク質同定アプローチおよび非打ち切りのタンパク質同定アプローチの感度は、5つの三量体部位(たとえば、1つの標的三量体、および4つの無作為なオフターゲット部位)に、タンパク質同定アルゴリズムに入力される0.25の確率でそれぞれ結合する親和性試薬を用いて、比較された。親和性試薬のサブセット(300個のうち0個、300個のうち1個、300個のうち50個、300個のうち100個、300個のうち200個、もしくは300個のうち300個)は、1個、4個、または40個のいずれかの、追加の余分な結合部位を有しており、該部位はそれぞれ、無作為な三量体に対して0.05、0.1、または0.25の結合確率を有していた。分析の結果は、表5に示される。
いくつかの場合において、存在していない、アノテーションされたいくつかの結合エピトープ(たとえば、余分な予想される結合部位)を用いて、不適切に特徴付けされている親和性試薬が、存在し得る。つまり、親和性試薬に関して予想される結合確率を生成するために使用されるモデルは、存在しない、余分な予想される部位を含む。親和性試薬結合測定を用いる、打ち切りのタンパク質同定アプローチおよび非打ち切りのタンパク質同定アプローチの感度は、無作為な三量体部位(たとえば、1つの標的三量体、および4つの無作為なオフターゲット部位)に、タンパク質同定アルゴリズムに入力される0.25の確率でそれぞれ結合する親和性試薬を用いて、比較された。親和性試薬のサブセット(300個のうち0個、300個のうち1個、300個のうち50個、300個のうち100個、300個のうち200個、もしくは300個のうち300個)は、1個、4個、または40個のいずれかの、余分な予想される結合部位を有しており、該部位はそれぞれ、無作為な三量体に対して結合確率0.05、0.1、または0.25を有し、タンパク質推定アルゴリズムによって使用される親和性試薬についてのモデルに追加された。分析の結果は、表6に示される。
本明細書において記載される方法は、確率のさまざまなスケール変換戦略との組み合わせで親和性試薬結合測定を用いる、タンパク質のアイデンティティの推定(たとえば未知のタンパク質の同定)に、適用され得る。実施例3に記載される打ち切りの推定アプローチは、タンパク質における潜在的な結合部位の数(タンパク質の長さ - 2)、および観測された結合アウトカムの数(M)に基づき、タンパク質に関する観測されたアウトカムの確率をスケール変換する:
ここで、P(三量体j)は、プロテオーム中のすべての8,000個の三量体の合計数と比較した、三量体が存在する頻度である。長さkの任意のタンパク質に関して、プローブiがタンパク質に結合する確率は、以下のように表され得る:
P(タンパク質の結合 | プローブi, k) = 1 - (1 - P(三量体の結合 | プローブi))k-2
pプローブ, k = [P(結合 | プローブ1, k), P(結合 | プローブ2, k), P(結合 | プローブ3, k) … P(結合 | プローブn, k)]
P(N個の結合イベント | プローブ, k) = PMFPoiBin (N, pプローブ, k)
本明細書において記載される方法は、親和性試薬の任意のセットに適用され得る。たとえば、タンパク質同定アプローチは、プロテオーム中で最も豊富な三量体を標的とする親和性試薬に、または無作為な三量体を標的とする親和性試薬に、適用され得る。プロテオーム中で最上位の最も豊富な三量体300個を標的とする親和性試薬、プロテオーム中で無作為に選択された三量体300個を標的とする親和性試薬、またはプロテオーム中で最も乏しい三量体300個を標的とする親和性試薬を用いるヒトタンパク質推定分析からの結果は、表7a~表7cに示される。
本明細書において記載される方法は、異なるタイプのオフターゲット結合部位(エピトープ)を有する親和性試薬を用いる親和性試薬結合実験に、適用され得る。この実施例においては、親和性試薬の2つのクラスの性能が比較される:無作為な親和性試薬、および「バイオシミラー」親和性試薬。これらの評価からの結果は、表8a~表8dに示される。
1) 選択される親和性試薬(AR)の空のリストを、初期化する。
2) 候補ARのセット(たとえば、そのそれぞれが、無作為なオフターゲット部位を有しつつ独特な三量体を標的とする、8,000個のARの集団)を、初期化する。
3) (たとえばUniprotリファレンスプロテオーム中のすべてのヒトタンパク質)に対して最適化するために、タンパク質配列のセットを選択する。
4) 所望の数のARが選択されるまで、以下を繰り返す:
a. 各候補ARに関して:
i. タンパク質セットに対する候補ARの結合をシミュレートする。
ii. 候補ARからシミュレートされた結合測定、および以前に選択されたすべてのARからシミュレートされた結合測定を用いて、各タンパク質についてタンパク質推定を実施する。
iii. タンパク質推定によって決定される、各タンパク質についての正確なタンパク質同定の確率を合計することによって、候補ARについてスコアを算定する。
b. 最高のスコアを有するARを選択されるARのセットへ追加し、そしてそれを候補ARリストから除去する。
本明細書において記載される方法は、親和性試薬の混合物を用いて測定されたタンパク質を、分析および/または同定するために、適用され得る。親和性試薬の混合物によってアッセイされた場合に、ある特定のタンパク質が結合アウトカムを生成する確率は、以下のように計算され得る:
1) 混合物中の各親和性試薬の、非特異的エピトープ結合の平均の確率
を、算定する。
2) タンパク質における結合部位の数を、タンパク質の長さ(L)および親和性試薬のエピトープの長さ(K)に基づいて算定する:結合部位の数 = L - K + 1。非特異的結合イベントが生じない確率は、
である。
3) 混合物中の各親和性試薬に関して、エピトープ特異的結合イベントが生じない確率を、以下のように算定する:
4) タンパク質に関して、混合物が非結合アウトカムを生成する確率は、以下である:
5) 混合物が結合アウトカムを生成する確率は、以下である:
P(結合 | タンパク質) = 1 - P(非結合 | タンパク質)
ここでSOTは、オフターゲット部位と標的部位との間のBLOSUM62類似性であり、かつSselfは、標的配列とそれ自身との間のBLOSUM62類似性である。2.45 x 108を下回る結合確率を有するオフターゲット部位はいずれも、結合確率2.45 x 108を有するように調整される。非特異的エピトープ結合確率は、この例においては2.45 x 108である。
1) 選択される親和性試薬(AR)混合物の空のリストを、初期化する。
2) 候補親和性試薬(この例においては、実施例10に詳細が記載される貪欲法アプローチを用いて計算された、300個のもっとも最適なものからなる)のリストを、初期化する。
3) (たとえばUniprotリファレンスプロテオーム中のすべてのヒトタンパク質)に対して最適化するために、タンパク質配列のセットを選択する。
4) 所望の数のAR混合物が生成されるまで、以下を繰り返す:
a. 空の混合物を初期化する。
b. 各候補ARに関して:
i. それに追加された候補ARを有する現在の混合物を用いて、結合アウトカムをシミュレートする。
ii. i.からシミュレートされた結合測定、および以前に生成された混合物からシミュレートされた結合測定を用いて、各タンパク質についてタンパク質推定を実施する。
iii. タンパク質推定によって決定される、各タンパク質についての正確なタンパク質同定の確率を合計することによって、この候補ARを有する混合物についてスコアを算定する。
c. 最高のスコアが付けられた候補ARを、混合物へ追加する。
d. それまでに混合物になかった各候補ARに関して、該ARが追加された混合物に、i~iiiにおけるようにスコアを付け、そして、最高のスコアが付けられた候補が、混合物に追加された以前の候補よりも高いスコアを有する場合、それを混合物に追加し、そして、この工程を繰り返す。混合物は、最高のスコアが付けられた候補ARが、以前に追加された候補と比べて、混合物のスコアを減少させる場合に、またはすべての候補ARが混合物に追加された場合に、完成する。
1. 未知のタンパク質の試料中の候補タンパク質を反復して同定するための、コンピューターによって遂行される方法であって、以下の工程を含む、方法:
(a) 前記試料中の前記未知のタンパク質に対する複数の親和性試薬プローブのそれぞれについての結合測定の情報を、前記コンピューターによって受信する工程であって、親和性試薬プローブそれぞれが、複数の候補タンパク質の中の1つまたは複数の候補タンパク質に選択的に結合するように設定されている、工程;
(b) 前記結合測定の情報の少なくとも一部分を、複数のタンパク質配列を含むデータベースに対して、前記コンピューターによって比較する工程であって、各タンパク質配列が、前記複数の候補タンパク質の中の1つの候補タンパク質に対応する、工程;および
(c) 前記複数の候補タンパク質中の1つまたは複数の候補タンパク質のそれぞれに関して、前記1つまたは複数の候補タンパク質のそれぞれが前記試料中に存在する確率を、前記1つまたは複数の候補タンパク質のそれぞれの前記結合測定の情報の前記少なくとも一部分の、前記複数のタンパク質配列を含む前記データベースに対する前記比較に基づいて、前記コンピューターによって反復して生成する工程。
2. 前記複数の確率を生成する工程が、
複数の追加の親和性試薬プローブのそれぞれについての結合測定の追加の情報を、反復して受信すること
をさらに含み、追加の親和性試薬プローブそれぞれが、前記複数の候補タンパク質の中の1つまたは複数の候補タンパク質に選択的に結合するように設定されている、項目1記載の方法。
3. 前記1つまたは複数の候補タンパク質のそれぞれについて、前記候補タンパク質が前記試料中の前記未知のタンパク質の1つに整合する信頼水準を生成する工程
をさらに含む、項目1記載の方法。
4. 前記確率を生成する工程が、
前記結合測定の情報に関連する、検出器の誤り率を考慮に入れること
を含む、項目1記載の方法。
5. 前記検出器の誤り率が、前記結合測定の情報を入手するために使用される1つまたは複数の検出器の仕様書から得られる、項目4記載の方法。
6. 前記検出器の誤り率が、検出器の推測誤り率にセットされる、項目4記載の方法。
7. 前記検出器の推測誤り率が、前記コンピューターのユーザーによってセットされる、項目6記載の方法。
8. 前記検出器の推測誤り率が、約0.001である、項目6記載の方法。
9. 前記複数の確率を反復して生成する工程が、
続く反復から、前記複数の候補タンパク質からの1つまたは複数の候補タンパク質を除去すること
をさらに含み、それにより、前記確率の前記反復した生成を実施するために必要ないくつかの反復を減少させる、項目1記載の方法。
10. 前記1つまたは複数の候補タンパク質を除去することが、前記候補タンパク質に関連する前記結合測定の所定の基準に少なくとも基づいている、項目9記載の方法。
11. 前記所定の基準が、
前記複数の親和性試薬プローブの中の第一の複数に対する所定の閾値を下回る結合測定を有する、前記1つまたは複数の候補タンパク質
を含む、項目10記載の方法。
12. 前記確率のそれぞれが、前記候補タンパク質の長さに対して正規化される、項目1記載の方法。
13. 前記確率のそれぞれが、前記複数の候補タンパク質の確率の総和に対して正規化される、項目1記載の方法。
14. 前記複数の親和性試薬プローブが、50個以下の親和性試薬プローブを含む、項目1記載の方法。
15. 前記複数の親和性試薬プローブが、100個以下の親和性試薬プローブを含む、項目1記載の方法。
16. 前記複数の親和性試薬プローブが、500個以下の親和性試薬プローブを含む、項目1記載の方法。
17. 前記複数の親和性試薬プローブが、500個超の親和性試薬プローブを含む、項目1記載の方法。
18. 前記確率が、所定の条件が満たされるまで反復して生成される、項目1記載の方法。
19. 前記所定の条件が、少なくとも90%の信頼度で複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目18記載の方法。
20. 前記所定の条件が、少なくとも95%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目19記載の方法。
21. 前記所定の条件が、少なくとも99%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目20記載の方法。
22. 前記試料中の1つまたは複数の未知のタンパク質を同定する紙のまたは電子的なレポートを生成する工程
をさらに含む、項目1記載の方法。
23. 前記試料が生物学的試料を含む、項目1記載の方法。
24. 前記生物学的試料が、対象から得られる、項目23記載の方法。
25. 前記複数の確率に少なくとも基づいて、前記対象における疾患の状態を同定する工程
をさらに含む、項目24記載の方法。
26. 未知のタンパク質の試料中の候補タンパク質を同定するための、コンピューターによって遂行される方法であって、以下の工程を含む、方法:
(a) 前記試料中の前記未知のタンパク質に対する複数の親和性試薬プローブのそれぞれについての結合測定の情報を、前記コンピューターによって受信する工程であって、親和性試薬プローブそれぞれが、複数の候補タンパク質の中の1つまたは複数の候補タンパク質に選択的に結合するように設定されている、工程;
(b) 前記結合測定の情報の少なくとも一部分を、複数のタンパク質配列を含むデータベースに対して、前記コンピューターによって比較する工程であって、各タンパク質配列が、前記複数の候補タンパク質の中の1つの候補タンパク質に対応する、工程;および
(c) 前記結合測定の情報の前記少なくとも一部分の、前記複数のタンパク質配列を含む前記データベースに対する前記比較に少なくとも基づいて、前記複数の候補タンパク質から1つまたは複数の候補タンパク質を除去する工程。
27. 前記1つまたは複数の候補タンパク質を除去する工程が、前記候補タンパク質に関連する前記結合測定の所定の基準に少なくとも基づいている、項目26記載の方法。
28. 前記所定の基準が、
前記複数の親和性試薬プローブの中の第一の複数に対する所定の閾値を下回る結合測定を有する、前記1つまたは複数の候補タンパク質
を含む、項目27記載の方法。
29. 前記複数の親和性試薬プローブが、50個以下の親和性試薬プローブを含む、項目26記載の方法。
30. 前記複数の親和性試薬プローブが、100個以下の親和性試薬プローブを含む、項目26記載の方法。
31. 前記複数の親和性試薬プローブが、500個以下の親和性試薬プローブを含む、項目26記載の方法。
32. 前記複数の親和性試薬プローブが、500個超の親和性試薬プローブを含む、項目26記載の方法。
33. 前記試料中の1つまたは複数の未知のタンパク質を同定する紙のまたは電子的なレポートを生成する工程
をさらに含む、項目26記載の方法。
34. 前記試料が生物学的試料を含む、項目26記載の方法。
35. 前記生物学的試料が対象から得られる、項目34記載の方法。
36. 前記同定される候補タンパク質に少なくとも基づいて、前記対象における疾患の状態を同定する工程
をさらに含む、項目35記載の方法。
37. 未知のグリカンの試料中の候補グリカンを反復して同定するための、コンピューターによって遂行される方法であって、以下の工程を含む、方法:
(a) 前記試料中の前記未知のグリカンに対する複数の親和性試薬プローブのそれぞれについての結合測定を、前記コンピューターによって受信する工程であって、親和性試薬プローブそれぞれが、複数の候補グリカンの中の1つまたは複数の候補グリカンに選択的に結合するように設定されている、工程;
(b) 結合測定を、複数のグリカン配列を含むデータベースに対して、前記コンピューターによって比較する工程であって、各グリカン配列が、前記複数の候補グリカンの中の1つの候補グリカンに対応する、工程;および
(c) 前記複数の候補グリカン中の1つまたは複数の候補グリカンのそれぞれに関して、前記1つまたは複数の候補グリカンのそれぞれが前記試料中に存在する確率を、前記結合測定の、前記複数の候補グリカンの中の1つの候補グリカンにそれぞれ対応する複数のグリカン配列を含む前記データベースに対する前記比較に基づいて、前記コンピューターによって反復して生成する工程。
38. 前記複数の確率を生成する工程が、
複数の追加の親和性試薬プローブのそれぞれについての結合測定の追加の情報を、反復して受信すること
をさらに含み、追加の親和性試薬プローブそれぞれが、前記複数の候補グリカンの中の1つまたは複数の候補グリカンに選択的に結合するように設定されている、項目37記載の方法。
39. 前記1つまたは複数の候補グリカンのそれぞれについて、前記候補グリカンが前記試料中の前記未知のグリカンの1つに整合する信頼水準を生成する工程
をさらに含む、項目37記載の方法。
40. 前記確率を生成する工程が、
前記結合測定の情報に関連する、検出器の誤り率を考慮に入れること
を含む、項目37記載の方法。
41. 前記検出器の誤り率が、前記結合測定の情報を入手するために使用される1つまたは複数の検出器の仕様書から得られる、項目40記載の方法。
42. 前記検出器の誤り率が、検出器の推測誤り率にセットされる、項目40記載の方法。
43. 前記検出器の推測誤り率が、前記コンピューターのユーザーによってセットされる、項目42記載の方法。
44. 前記検出器の推測誤り率が、約0.001である、項目42記載の方法。
45. 前記複数の確率を反復して生成する工程が、
続く反復から、前記複数の候補グリカンからの1つまたは複数の候補グリカンを除去すること
をさらに含み、それにより、前記確率の前記反復した生成を実施するために必要ないくつかの反復を減少させる、項目37記載の方法。
46. 前記1つまたは複数の候補グリカンを除去する工程が、前記候補グリカンに関連する前記結合測定の所定の基準に少なくとも基づいている、項目45記載の方法。
47. 前記所定の基準が、
前記複数の親和性試薬プローブの中の第一の複数に対する所定の閾値を下回る結合測定を有する、前記1つまたは複数の候補グリカン
を含む、項目46記載の方法。
48. 前記確率のそれぞれが、前記候補グリカンのいくつかの潜在的な結合部位に対して正規化される、項目37記載の方法。
49. 前記確率のそれぞれが、前記複数の候補グリカンの確率の総和に対して正規化される、項目37記載の方法。
50. 前記複数の親和性試薬プローブが、50個以下の親和性試薬プローブを含む、項目37記載の方法。
51. 前記複数の親和性試薬プローブが、100個以下の親和性試薬プローブを含む、項目37記載の方法。
52. 前記複数の親和性試薬プローブが、500個以下の親和性試薬プローブを含む、項目37記載の方法。
53. 前記複数の親和性試薬プローブが、500個超の親和性試薬プローブを含む、項目37記載の方法。
54. 前記確率が、所定の条件が満たされるまで反復して生成される、項目37記載の方法。
55. 前記所定の条件が、少なくとも90%の信頼度で複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目54記載の方法。
56. 前記所定の条件が、少なくとも95%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目55記載の方法。
57. 前記所定の条件が、少なくとも99.999%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目56記載の方法。
58. 前記試料中の1つまたは複数の未知のグリカンを同定する紙のまたは電子的なレポートを生成する工程
をさらに含む、項目37記載の方法。
59. 前記試料が生物学的試料を含む、項目37記載の方法。
60. 前記生物学的試料が対象から得られる、項目59記載の方法。
61. 前記複数の確率に少なくとも基づいて、前記対象における疾患の状態を同定する工程
をさらに含む、項目60記載の方法。
62. 未知のグリカンの試料中の候補グリカンを同定するための、コンピューターによって遂行される方法であって、以下の工程を含む、方法:
(a) 前記試料中の前記未知のグリカンに対する複数の親和性試薬プローブのそれぞれについての結合測定を、前記コンピューターによって受信する工程であって、親和性試薬プローブそれぞれが、複数の候補グリカンの中の1つまたは複数の候補グリカンに選択的に結合するように設定されている、工程;
(b) 前記結合測定の少なくとも一部分を、複数のグリカン配列を含むデータベースに対して、前記コンピューターによって比較する工程であって、各グリカン配列が、前記複数の候補グリカンの中の1つの候補グリカンに対応する、工程;および
(c) 前記結合測定の情報の前記少なくとも一部分の、前記複数のグリカン配列を含む前記データベースに対する前記比較に少なくとも基づいて、前記複数の候補グリカンから1つまたは複数の候補グリカンを除去する工程。
63. 前記1つまたは複数の候補グリカンを除去する工程が、前記候補グリカンに関連する前記結合測定の所定の基準に少なくとも基づいている、項目62記載の方法。
64. 前記所定の基準が、
前記複数の親和性試薬プローブの中の第一の複数に対する所定の閾値を下回る結合測定を有する、前記1つまたは複数の候補グリカン
を含む、項目63記載の方法。
65. 前記複数の親和性試薬プローブが、50個以下の親和性試薬プローブを含む、項目62記載の方法。
66. 前記複数の親和性試薬プローブが、100個以下の親和性試薬プローブを含む、項目62記載の方法。
67. 前記複数の親和性試薬プローブが、500個以下の親和性試薬プローブを含む、項目62記載の方法。
68. 前記複数の親和性試薬プローブが、500個超の親和性試薬プローブを含む、項目62記載の方法。
69. 前記試料中の1つまたは複数の未知のグリカンを同定する紙のまたは電子的なレポートを生成する工程
をさらに含む、項目62記載の方法。
70. 前記試料が生物学的試料を含む、項目62記載の方法。
71. 前記生物学的試料が対象から得られる、項目70記載の方法。
72. 前記同定される候補グリカンに少なくとも基づいて、前記対象における疾患の状態を同定する工程
をさらに含む、項目71記載の方法。
73. 結合測定が、グリカンへの親和性試薬の結合の測定を含む、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。
74. 結合測定が、グリカンへの親和性試薬の非結合の測定を含む、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。
75. 前記所定の条件が、少なくとも99.999999999999%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目57記載の方法。
76. 前記所定の条件が、少なくとも99.9999999999999%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目57記載の方法。
77. 前記所定の条件が、少なくとも99.99999999999999%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目57記載の方法。
78. 未知の代謝物の試料中の候補代謝物を反復して同定するための、コンピューターによって遂行される方法であって、以下の工程を含む、方法:
(a) 前記試料中の前記未知の代謝物に対する複数の親和性試薬プローブのそれぞれについての結合測定を、前記コンピューターによって受信する工程であって、親和性試薬プローブそれぞれが、複数の候補代謝物の中の1つまたは複数の候補代謝物に選択的に結合するように設定されている、工程;
(b) 結合測定を、複数の代謝物構造を含むデータベースに対して、前記コンピューターによって比較する工程であって、各代謝物構造が、前記複数の候補代謝物の中の1つの候補代謝物に対応する、工程;および
(c) 前記複数の候補代謝物中の1つまたは複数の候補代謝物のそれぞれに関して、前記1つまたは複数の候補代謝物のそれぞれが前記試料中に存在する確率を、前記結合測定の、前記複数の候補代謝物の中の1つの候補代謝物にそれぞれ対応する複数の代謝物構造を含む前記データベースに対する前記比較に基づいて、前記コンピューターによって反復して生成する工程。
79. 前記複数の確率を生成する工程が、
複数の追加の親和性試薬プローブのそれぞれについての結合測定の追加の情報を、反復して受信すること
をさらに含み、追加の親和性試薬プローブそれぞれが、前記複数の候補代謝物の中の1つまたは複数の候補代謝物に選択的に結合するように設定されている、項目78記載の方法。
80. 1つまたは複数の候補代謝物のそれぞれに関して、前記候補代謝物が前記試料中の前記未知の代謝物の1つに整合する信頼水準を生成する工程
をさらに含む、項目78記載の方法。
81. 前記確率を生成する工程が、
前記結合測定の情報に関連する、検出器の誤り率を考慮に入れること
を含む、項目78記載の方法。
82. 前記検出器の誤り率が、前記結合測定の情報を入手するために使用される1つまたは複数の検出器の仕様書から得られる、項目81記載の方法。
83. 前記検出器の誤り率が、検出器の推測誤り率にセットされる、項目81記載の方法。
84. 前記検出器の推測誤り率が、前記コンピューターのユーザーによってセットされる、項目83記載の方法。
85. 前記検出器の推測誤り率が、約0.001である、項目83記載の方法。
86. 前記複数の確率を反復して生成する工程が、
続く反復から、前記複数の候補代謝物からの1つまたは複数の候補代謝物を除去すること
をさらに含み、それにより、前記確率の前記反復した生成を実施するために必要ないくつかの反復を減少させる、項目78記載の方法。
87. 前記1つまたは複数の候補代謝物を除去することが、前記候補代謝物に関連する前記結合測定の所定の基準に少なくとも基づいている、項目86記載の方法。
88. 前記所定の基準が、
前記複数の親和性試薬プローブの中の第一の複数に対する所定の閾値を下回る結合測定を有する、前記1つまたは複数の候補代謝物
を含む、項目87記載の方法。
89. 前記確率のそれぞれが、前記候補代謝物のいくつかの潜在的な結合部位に対して正規化される、項目78記載の方法。
90. 前記確率のそれぞれが、前記複数の候補代謝物の確率の総和に対して正規化される、項目78記載の方法。
91. 前記複数の親和性試薬プローブが、50個以下の親和性試薬プローブを含む、項目78記載の方法。
92. 前記複数の親和性試薬プローブが、100個以下の親和性試薬プローブを含む、項目78記載の方法。
93. 前記複数の親和性試薬プローブが、500個以下の親和性試薬プローブを含む、項目78記載の方法。
94. 前記複数の親和性試薬プローブが、500個超の親和性試薬プローブを含む、項目78記載の方法。
95. 前記確率が、所定の条件が満たされるまで反復して生成される、項目78記載の方法。
96. 前記所定の条件が、少なくとも90%の信頼度で複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目95記載の方法。
97. 前記所定の条件が、少なくとも95%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目96記載の方法。
98. 前記所定の条件が、少なくとも99.999%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目97記載の方法。
99. 前記試料中の1つまたは複数の未知の代謝物を同定する紙のまたは電子的なレポートを生成する工程
をさらに含む、項目78記載の方法。
100. 前記試料が生物学的試料を含む、項目78記載の方法。
101. 前記生物学的試料が対象から得られる、項目100記載の方法。
102. 前記複数の確率に少なくとも基づいて、前記対象における疾患の状態を同定する工程
をさらに含む、項目101記載の方法。
103. 未知の代謝物の試料中の候補代謝物を同定するための、コンピューターによって遂行される方法であって、以下の工程を含む、方法:
(a) 前記試料中の前記未知の代謝物に対する複数の親和性試薬プローブのそれぞれについての結合測定を、前記コンピューターによって受信する工程であって、親和性試薬プローブそれぞれが、複数の候補代謝物の中の1つまたは複数の候補代謝物に選択的に結合するように設定されている、工程;
(b) 前記結合測定の少なくとも一部分を、複数の代謝物構造を含むデータベースに対して、前記コンピューターによって比較する工程であって、各代謝物構造が、前記複数の候補代謝物の中の1つの候補代謝物に対応する、工程;および
(c) 前記結合測定の情報の前記少なくとも一部分の、前記複数の代謝物構造を含む前記データベースに対する前記比較に少なくとも基づいて、前記複数の候補代謝物から1つまたは複数の候補代謝物を除去する工程。
104. 前記1つまたは複数の候補代謝物を除去する工程が、前記候補代謝物に関連する前記結合測定の所定の基準に少なくとも基づいている、項目103記載の方法。
105. 前記所定の基準が、
前記複数の親和性試薬プローブの中の第一の複数に対する所定の閾値を下回る結合測定を有する、前記1つまたは複数の候補代謝物
を含む、項目104記載の方法。
106. 前記複数の親和性試薬プローブが、50個以下の親和性試薬プローブを含む、項目103記載の方法。
107. 前記複数の親和性試薬プローブが、100個以下の親和性試薬プローブを含む、項目103記載の方法。
108. 前記複数の親和性試薬プローブが、500個以下の親和性試薬プローブを含む、項目103記載の方法。
109. 前記複数の親和性試薬プローブが、500個超の親和性試薬プローブを含む、項目103記載の方法。
110. 前記試料中の1つまたは複数の未知の代謝物を同定する紙のまたは電子的なレポートを生成する工程
をさらに含む、項目103記載の方法。
111. 前記試料が生物学的試料を含む、項目103記載の方法。
112. 前記生物学的試料が対象から得られる、項目111記載の方法。
113. 前記同定される候補代謝物に少なくとも基づいて、前記対象における疾患の状態を同定する工程
をさらに含む、項目112記載の方法。
114. 結合測定が、代謝物への親和性試薬の結合の測定を含む、前記項目のいずれかに記載の方法。
115. 結合測定が、代謝物への親和性試薬の非結合の測定を含む、前記項目のいずれかに記載の方法。
116. 前記所定の条件が、少なくとも99.99999%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目98記載の方法。
117. 前記所定の条件が、少なくとも99.999999%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目98記載の方法。
118. 前記所定の条件が、少なくとも99.9999999%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目98記載の方法。
119. 前記所定の条件が、少なくとも99.99999999%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目98記載の方法。
120. 前記所定の条件が、少なくとも99.99999999%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目98記載の方法。
121. 前記所定の条件が、少なくとも99.999999999%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目98記載の方法。
122. 前記所定の条件が、少なくとも99.9999999999%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目98記載の方法。
123. 前記所定の条件が、少なくとも99.99999999999%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目98記載の方法。
124. 前記所定の条件が、少なくとも99.999999999999%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目98記載の方法。
125. 前記所定の条件が、少なくとも99.9999999999999%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目98記載の方法。
126. 前記所定の条件が、少なくとも99.99999999999999%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目98記載の方法。
127. 未知のグリカンの試料中の候補グリカンを反復して同定するための、コンピューターによって遂行される方法であって、以下の工程を含む、方法:
(a) 前記試料中の前記未知のグリカンに対する複数の親和性試薬プローブのそれぞれについての結合測定を、前記コンピューターによって受信する工程であって、親和性試薬プローブそれぞれが、複数の候補グリカンの中の1つまたは複数の候補グリカンに選択的に結合するように設定されている、工程;
(b) 結合測定を、複数のグリカン構造を含むデータベースに対して、前記コンピューターによって比較する工程であって、各グリカン構造が、前記複数の候補グリカンの中の1つの候補グリカンに対応する、工程;および
(c) 前記複数の候補グリカン中の1つまたは複数の候補グリカンのそれぞれに関して、前記1つまたは複数の候補グリカンのそれぞれが前記試料中に存在する確率を、前記結合測定の、前記複数の候補グリカンの中の1つの候補グリカンにそれぞれ対応する複数のグリカン構造を含む前記データベースに対する前記比較に基づいて、前記コンピューターによって反復して生成する工程。
128. 前記複数の確率を生成する工程が、
複数の追加の親和性試薬プローブのそれぞれについての結合測定の追加の情報を、反復して受信すること
をさらに含み、追加の親和性試薬プローブそれぞれが、前記複数の候補グリカンの中の1つまたは複数の候補グリカンに選択的に結合するように設定されている、項目127記載の方法。
129. 前記1つまたは複数の候補グリカンのそれぞれに関して、前記候補グリカンが前記試料中の前記未知のグリカンの1つに整合する信頼水準を生成する工程
をさらに含む、項目127記載の方法。
130. 前記確率を生成する工程が、
前記結合測定の情報に関連する、検出器の誤り率を考慮に入れること
を含む、項目127記載の方法。
131. 前記検出器の誤り率が、前記結合測定の情報を入手するために使用される1つまたは複数の検出器の仕様書から得られる、項目130記載の方法。
132. 前記検出器の誤り率が、検出器の推測誤り率にセットされる、項目130記載の方法。
133. 前記検出器の推測誤り率が、前記コンピューターのユーザーによってセットされる、項目132記載の方法。
134. 前記検出器の推測誤り率が、約0.001である、項目132記載の方法。
135. 前記複数の確率を反復して生成する工程が、
続く反復から、前記複数の候補グリカンからの1つまたは複数の候補グリカンを除去すること
をさらに含み、それにより、前記確率の前記反復した生成を実施するために必要ないくつかの反復を減少させる、項目127記載の方法。
136. 前記1つまたは複数の候補グリカンを除去することが、前記候補グリカンに関連する前記結合測定の所定の基準に少なくとも基づいている、項目135記載の方法。
137. 前記所定の基準が、
前記複数の親和性試薬プローブの中の第一の複数に対する所定の閾値を下回る結合測定を有する、前記1つまたは複数の候補グリカン
を含む、項目136記載の方法。
138. 前記確率のそれぞれが、前記候補グリカンのいくつかの潜在的な結合部位に対して正規化される、項目127記載の方法。
139. 前記確率のそれぞれが、前記複数の候補グリカンの確率の総和に対して正規化される、項目127記載の方法。
140. 前記複数の親和性試薬プローブが、50個以下の親和性試薬プローブを含む、項目127記載の方法。
141. 前記複数の親和性試薬プローブが、100個以下の親和性試薬プローブを含む、項目127記載の方法。
142. 前記複数の親和性試薬プローブが、500個以下の親和性試薬プローブを含む、項目127記載の方法。
143. 前記複数の親和性試薬プローブが、500個超の親和性試薬プローブを含む、項目127記載の方法。
144. 前記確率が、所定の条件が満たされるまで反復して生成される、項目127記載の方法。
145. 前記所定の条件が、少なくとも90%の信頼度で複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目144記載の方法。
146. 前記所定の条件が、少なくとも95%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目145記載の方法。
147. 前記所定の条件が、少なくとも99.999%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目146記載の方法。
148. 前記試料中の1つまたは複数の未知のグリカンを同定する紙のまたは電子的なレポートを生成する工程
をさらに含む、項目127記載の方法。
149. 前記試料が生物学的試料を含む、項目127記載の方法。
150. 前記生物学的試料が対象から得られる、項目149記載の方法。
151. 前記複数の確率に少なくとも基づいて、前記対象における疾患の状態を同定する工程
をさらに含む、項目150記載の方法。
152. 未知のグリカンの試料中の候補グリカンを同定するための、コンピューターによって遂行される方法であって、以下の工程を含む、方法:
(a) 前記試料中の前記未知のグリカンに対する複数の親和性試薬プローブのそれぞれについての結合測定を、前記コンピューターによって受信する工程であって、親和性試薬プローブそれぞれが、複数の候補グリカンの中の1つまたは複数の候補グリカンに選択的に結合するように設定されている、工程;
(b) 前記結合測定の少なくとも一部分を、複数のグリカン構造を含むデータベースに対して、前記コンピューターによって比較する工程であって、各グリカン構造が、前記複数の候補グリカンの中の1つの候補グリカンに対応する、工程;および
(c) 前記結合測定の情報の前記少なくとも一部分の、前記複数のグリカン構造を含む前記データベースに対する前記比較に少なくとも基づいて、前記複数の候補グリカンから1つまたは複数の候補グリカンを除去する工程。
153. 前記1つまたは複数の候補グリカンを除去する工程が、前記候補グリカンに関連する前記結合測定の所定の基準に少なくとも基づいている、項目152記載の方法。
154. 前記所定の基準が、
前記複数の親和性試薬プローブの中の第一の複数に対する所定の閾値を下回る結合測定を有する、前記1つまたは複数の候補グリカン
を含む、項目153記載の方法。
155. 前記複数の親和性試薬プローブが、50個以下の親和性試薬プローブを含む、項目152記載の方法。
156. 前記複数の親和性試薬プローブが、100個以下の親和性試薬プローブを含む、項目152記載の方法。
157. 前記複数の親和性試薬プローブが、500個以下の親和性試薬プローブを含む、項目152記載の方法。
158. 前記複数の親和性試薬プローブが、500個超の親和性試薬プローブを含む、項目152記載の方法。
159. 前記試料中の1つまたは複数の未知のグリカンを同定する紙のまたは電子的なレポートを生成する工程
をさらに含む、項目152記載の方法。
160. 前記試料が生物学的試料を含む、項目152記載の方法。
161. 前記生物学的試料が対象から得られる、項目160記載の方法。
162. 前記同定される候補グリカンに少なくとも基づいて、前記対象における疾患の状態を同定する工程
をさらに含む、項目161記載の方法。
163. 結合測定が、グリカンへの親和性試薬の結合の測定を含む、前記項目のいずれかに記載の方法。
164. 結合測定が、グリカンへの親和性試薬の非結合の測定を含む、前記項目のいずれかに記載の方法。
165. 前記所定の条件が、少なくとも99.99999%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目147記載の方法。
166. 前記所定の条件が、少なくとも99.999999%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目147記載の方法。
167. 前記所定の条件が、少なくとも99.9999999%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目147記載の方法。
168. 前記所定の条件が、少なくとも99.99999999%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目147記載の方法。
169. 前記所定の条件が、少なくとも99.99999999%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目147記載の方法。
170. 前記所定の条件が、少なくとも99.999999999%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目147記載の方法。
171. 前記所定の条件が、少なくとも99.9999999999%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目147記載の方法。
172. 前記所定の条件が、少なくとも99.99999999999%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目147記載の方法。
173. 前記所定の条件が、少なくとも99.999999999999%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目147記載の方法。
174. 前記所定の条件が、少なくとも99.9999999999999%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目147記載の方法。
175. 前記所定の条件が、少なくとも99.99999999999999%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目147記載の方法。
一態様において、本発明は以下を提供する。
[項目1]
未知のタンパク質の試料中の候補タンパク質を反復して同定するための、コンピューターによって遂行される方法であって、以下の工程を含む、方法:
(a) 前記試料中の前記未知のタンパク質に対する複数の親和性試薬プローブのそれぞれについての結合測定を、前記コンピューターによって受信する工程であって、親和性試薬プローブそれぞれが、複数の候補タンパク質の中の1つまたは複数の候補タンパク質に選択的に結合するように設定されている、工程;
(b) 結合測定を、複数のタンパク質配列を含むデータベースに対して、前記コンピューターによって比較する工程であって、各タンパク質配列が、前記複数の候補タンパク質の中の1つの候補タンパク質に対応する、工程;および
(c) 前記複数の候補タンパク質中の1つまたは複数の候補タンパク質のそれぞれに関して、前記1つまたは複数の候補タンパク質のそれぞれが前記試料中に存在する確率を、前記結合測定の、前記複数の候補タンパク質の中の1つの候補タンパク質にそれぞれ対応する複数のタンパク質配列を含む前記データベースに対する前記比較に基づいて、前記コンピューターによって反復して生成する工程。
[項目2]
前記複数の確率を生成する工程が、
複数の追加の親和性試薬プローブのそれぞれについての結合測定の追加の情報を、反復して受信すること
をさらに含み、追加の親和性試薬プローブそれぞれが、前記複数の候補タンパク質の中の1つまたは複数の候補タンパク質に選択的に結合するように設定されている、項目1に記載の方法。
[項目3]
前記1つまたは複数の候補タンパク質のそれぞれに関して、前記候補タンパク質が前記試料中の前記未知のタンパク質の1つに整合する信頼水準を生成する工程
をさらに含む、項目1に記載の方法。
[項目4]
前記確率を生成する工程が、
前記結合測定の情報に関連する、検出器の誤り率を考慮に入れること
を含む、項目1に記載の方法。
[項目5]
前記検出器の誤り率が、前記結合測定の情報を入手するために使用される1つまたは複数の検出器の仕様書から得られる、項目4に記載の方法。
[項目6]
前記検出器の誤り率が、検出器の推測誤り率にセットされる、項目4に記載の方法。[項目7]
前記検出器の推測誤り率が、前記コンピューターのユーザーによってセットされる、項目6に記載の方法。
[項目8]
前記検出器の推測誤り率が、約0.001である、項目6に記載の方法。
[項目9]
前記複数の確率を反復して生成する工程が、
続く反復から、前記複数の候補タンパク質からの1つまたは複数の候補タンパク質を除去すること
をさらに含み、それにより、前記確率の前記反復した生成を実施するために必要ないくつかの反復を減少させる、項目1に記載の方法。
[項目10]
前記1つまたは複数の候補タンパク質を除去することが、前記候補タンパク質に関連する前記結合測定の所定の基準に少なくとも基づいている、項目9に記載の方法。[項目11]
前記所定の基準が、
前記複数の親和性試薬プローブの中の第一の複数に対する所定の閾値を下回る結合測定を有する、前記1つまたは複数の候補タンパク質
を含む、項目10に記載の方法。
[項目12]
前記確率のそれぞれが、前記候補タンパク質の長さに対して正規化される、項目1に記載の方法。
[項目13]
前記確率のそれぞれが、前記複数の候補タンパク質の確率の総和に対して正規化される、項目1に記載の方法。
[項目14]
前記複数の親和性試薬プローブが、50個以下の親和性試薬プローブを含む、項目1に記載の方法。
[項目15]
前記複数の親和性試薬プローブが、100個以下の親和性試薬プローブを含む、項目1に記載の方法。
[項目16]
前記複数の親和性試薬プローブが、500個以下の親和性試薬プローブを含む、項目1に記載の方法。
[項目17]
前記複数の親和性試薬プローブが、500個超の親和性試薬プローブを含む、項目1に記載の方法。
[項目18]
前記確率が、所定の条件が満たされるまで反復して生成される、項目1に記載の方法。
[項目19]
前記所定の条件が、少なくとも90%の信頼度で複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目18に記載の方法。
[項目20]
前記所定の条件が、少なくとも95%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目19に記載の方法。
[項目21]
前記所定の条件が、少なくとも99.999%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目20に記載の方法。
[項目22]
前記試料中の1つまたは複数の未知のタンパク質を同定する紙のまたは電子的なレポートを生成する工程
をさらに含む、項目1に記載の方法。
[項目23]
前記試料が生物学的試料を含む、項目1に記載の方法。
[項目24]
前記生物学的試料が対象から得られる、項目23に記載の方法。
[項目25]
前記複数の確率に少なくとも基づいて、前記対象における疾患の状態を同定する工程をさらに含む、項目24に記載の方法。
[項目26]
未知のタンパク質の試料中の候補タンパク質を同定するための、コンピューターによって遂行される方法であって、以下の工程を含む、方法:
(a) 前記試料中の前記未知のタンパク質に対する複数の親和性試薬プローブのそれぞれについての結合測定を、前記コンピューターによって受信する工程であって、親和性試薬プローブそれぞれが、複数の候補タンパク質の中の1つまたは複数の候補タンパク質に選択的に結合するように設定されている、工程;
(b) 前記結合測定の少なくとも一部分を、複数のタンパク質配列を含むデータベースに対して前記コンピューターによって比較する工程であって、各タンパク質配列が、前記複数の候補タンパク質の中の1つの候補タンパク質に対応する、工程;および
(c) 前記結合測定の情報の前記少なくとも一部分の、前記複数のタンパク質配列を含む前記データベースに対する前記比較に少なくとも基づいて、前記複数の候補タンパク質から1つまたは複数の候補タンパク質を除去する工程。
[項目27]
前記1つまたは複数の候補タンパク質を除去する工程が、前記候補タンパク質に関連する前記結合測定の所定の基準に少なくとも基づいている、項目26に記載の方法。[項目28]
前記所定の基準が、
前記複数の親和性試薬プローブの中の第一の複数に対する所定の閾値を下回る結合測定を有する、前記1つまたは複数の候補タンパク質
を含む、項目27に記載の方法。
[項目29]
前記複数の親和性試薬プローブが、50個以下の親和性試薬プローブを含む、項目26に記載の方法。
[項目30]
前記複数の親和性試薬プローブが、100個以下の親和性試薬プローブを含む、項目26に記載の方法。
[項目31]
前記複数の親和性試薬プローブが、500個以下の親和性試薬プローブを含む、項目26に記載の方法。
[項目32]
前記複数の親和性試薬プローブが、500個超の親和性試薬プローブを含む、項目26に記載の方法。
[項目33]
前記試料中の1つまたは複数の未知のタンパク質を同定する紙のまたは電子的なレポートを生成する工程
をさらに含む、項目26に記載の方法。
[項目34]
前記試料が生物学的試料を含む、項目26に記載の方法。
[項目35]
前記生物学的試料が対象から得られる、項目34に記載の方法。
[項目36]
前記同定される候補タンパク質に少なくとも基づいて、前記対象における疾患の状態を同定する工程
をさらに含む、項目35に記載の方法。
[項目37]
結合測定が、タンパク質への親和性試薬の結合の測定を含む、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
[項目38]
結合測定が、タンパク質への親和性試薬の非結合の測定を含む、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
[項目39]
前記所定の条件が、少なくとも99.99999%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目21に記載の方法。
[項目40]
前記所定の条件が、少なくとも99.999999%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目21に記載の方法。
[項目41]
前記所定の条件が、少なくとも99.9999999%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目21に記載の方法。
[項目42]
前記所定の条件が、少なくとも99.99999999%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目21に記載の方法。
[項目43]
前記所定の条件が、少なくとも99.99999999%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目21に記載の方法。
[項目44]
前記所定の条件が、少なくとも99.999999999%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目21に記載の方法。
[項目45]
前記所定の条件が、少なくとも99.9999999999%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目21に記載の方法。
[項目46]
前記所定の条件が、少なくとも99.99999999999%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目21に記載の方法。
[項目47]
前記所定の条件が、少なくとも99.999999999999%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目21に記載の方法。
[項目48]
前記所定の条件が、少なくとも99.9999999999999%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目21に記載の方法。
[項目49]
前記所定の条件が、少なくとも99.99999999999999%の信頼度で前記複数の確率のそれぞれを生成することを含む、項目21に記載の方法。
[項目50]
親和性試薬とタンパク質との間の結合を増強する方法であって、以下の工程を含む、方法:
第一の配列を有する1つまたは複数のDNAタグを、親和性試薬に結合させる工程;
第二の配列を有する1つまたは複数のDNAタグを、タンパク質に結合させる工程;
親和性試薬をタンパク質にハイブリダイズさせる工程;
少なくとも1つのDNAリンカーを、親和性試薬とタンパク質とにハイブリダイズさせる工程であって、DNAリンカーが、第一の配列にハイブリダイズする第一の領域を有し、かつ第二の配列にハイブリダイズする第二の領域を有する、工程。
[項目51]
親和性試薬が1個のDNAタグを有する、項目50に記載の方法。
[項目52]
親和性試薬が2個のDNAタグを有する、項目50に記載の方法。
[項目53]
親和性試薬が2個超のDNAタグを有する、項目50に記載の方法。
[項目54]
タンパク質が1個のDNAタグを有する、項目50に記載の方法。
[項目55]
タンパク質が2個のDNAタグを有する、項目50に記載の方法。
[項目56]
タンパク質が2個超のDNAタグを有する、項目50に記載の方法。
[項目57]
タンパク質が10個超のDNAタグを有する、項目50に記載の方法。
[項目58]
親和性試薬およびタンパク質モエティが、5ピコモル濃度~500ナノモル濃度の濃度のDNAリンカーに曝露される、項目50に記載の方法。
Claims (39)
- 試料中の未知のタンパク質を同定するための、コンピューターによって遂行される方法であって、
(a) 複数の親和性試薬プローブを、基材に結合した前記未知のタンパク質に順次適用し、前記未知のタンパク質に対する一連の親和性試薬プローブの結合イベントを検出することで、前記試料中の前記未知のタンパク質に対する一連の複数の親和性試薬プローブのそれぞれについての結合測定を反復して行う工程であって、前記複数の親和性試薬プローブの少なくともいくつかの親和性試薬プローブがそれぞれ、非特異的エピトープ結合親和性よりも高い特異的エピトープ結合親和性をもって、少なくとも2つの異なるエピトープを認識する結合部位を含む、工程;
(b) 前記反復した結合測定に基づく結合測定アウトカムを、複数のタンパク質配列を含むデータベースに対して比較する工程であって、各タンパク質配列が、複数の候補タンパク質の中の1つの候補タンパク質に対応する、工程;および
(c) 前記複数の候補タンパク質中の1つまたは複数の候補タンパク質のそれぞれに関して、前記1つまたは複数の候補タンパク質のそれぞれが前記試料中に存在する確率を、前記データベースに対する前記結合測定アウトカムの比較に一部基づいて、前記コンピューターによって反復して生成し、前記試料中の前記未知のタンパク質の少なくとも1つを同定する工程
を含み、
前記試料中の前記未知のタンパク質に対する親和性試薬プローブの結合測定が、結合測定アウトカムを含み、
前記試料中における候補タンパク質が存在する確率の生成が、未知のタンパク質の結合測定を与えられるとき、候補タンパク質が複数の親和性試薬プローブに供された場合にそのような結合測定が観察される可能性に基づいて、未知のタンパク質が前記候補タンパク質である尤度を推測することを含む、前記方法。 - 前記確率を生成する工程が、
前記試料中の前記未知のタンパク質に対する複数の追加の親和性試薬プローブのそれぞれについての結合測定の追加の情報を、反復して受信することをさらに含み、追加の親和性試薬プローブそれぞれが、前記未知のタンパク質の複数に結合するように設定されている、請求項1に記載の方法。 - 前記1つまたは複数の候補タンパク質のそれぞれに関して、前記候補タンパク質が前記試料中の前記未知のタンパク質の1つに整合する信頼水準を生成する工程
をさらに含む、請求項1に記載の方法。 - 前記確率を生成する工程が、
前記結合測定の情報に関連する、検出器の誤り率を考慮に入れること
を含む、請求項1に記載の方法。 - 前記検出器の誤り率が、前記結合測定の情報を入手するために使用される1つまたは複数の検出器の仕様書から得られる、請求項4に記載の方法。
- 前記検出器の誤り率が、検出器の推測誤り率にセットされる、請求項4に記載の方法。
- 前記検出器の推測誤り率が、前記コンピューターのユーザーによってセットされる、請求項6に記載の方法。
- 前記検出器の推測誤り率が、約0.001である、請求項6に記載の方法。
- 前記確率を反復して生成する工程が、
続く反復から、前記複数の候補タンパク質からの1つまたは複数の候補タンパク質を除去すること
をさらに含み、それにより、前記確率の前記反復した生成を実施するために必要な反復回数を減少させる、請求項1に記載の方法。 - 前記1つまたは複数の候補タンパク質を除去することが、前記候補タンパク質に関連する前記結合測定の所定の基準に少なくとも基づいている、請求項9に記載の方法。
- 前記所定の基準が、
前記複数の親和性試薬プローブの中の第一の複数に対する所定の閾値を下回る結合測定を有する、前記1つまたは複数の候補タンパク質を含む、請求項10に記載の方法。 - 前記確率が、前記候補タンパク質の長さに対して正規化される、請求項1に記載の方法。
- 前記確率が、前記複数の候補タンパク質の確率の総和に対して正規化される、請求項1に記載の方法。
- 前記複数の親和性試薬プローブが、50個以下の親和性試薬プローブを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記複数の親和性試薬プローブが、100個以下の親和性試薬プローブを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記複数の親和性試薬プローブが、500個以下の親和性試薬プローブを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記複数の親和性試薬プローブが、500個超の親和性試薬プローブを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記確率が、所定の条件が満たされるまで反復して生成される、請求項1に記載の方法。
- 前記所定の条件が、少なくとも90%の信頼度で複数の確率を生成することを含む、請求項18に記載の方法。
- 前記所定の条件が、少なくとも95%の信頼度で前記複数の確率を生成することを含む、請求項19に記載の方法。
- 前記所定の条件が、少なくとも99.999%の信頼度で前記複数の確率を生成することを含む、請求項20に記載の方法。
- 前記試料中の1つまたは複数の未知のタンパク質を同定する紙のまたは電子的なレポートを生成する工程をさらに含む、請求項1に記載の方法。
- 前記試料が生物学的試料を含む、請求項1に記載の方法。
- 前記生物学的試料が対象から得られる、請求項23に記載の方法。
- 前記確率に少なくとも基づいて、前記対象における疾患の状態を試験する工程をさらに含む、請求項24に記載の方法。
- 結合測定が、タンパク質への親和性試薬の結合の測定を含む、請求項1~25のいずれか一項に記載の方法。
- 結合測定が、タンパク質への親和性試薬の非結合の測定を含む、請求項1~26のいずれか一項に記載の方法。
- 前記所定の条件が、少なくとも99.99999%の信頼度で前記確率を生成することを含む、請求項21に記載の方法。
- 前記所定の条件が、少なくとも99.999999%の信頼度で前記確率を生成することを含む、請求項21に記載の方法。
- 前記所定の条件が、少なくとも99.9999999%の信頼度で前記確率を生成することを含む、請求項21に記載の方法。
- 前記所定の条件が、少なくとも99.99999999%の信頼度で前記確率を生成することを含む、請求項21に記載の方法。
- 前記所定の条件が、少なくとも99.99999999%の信頼度で前記確率を生成することを含む、請求項21に記載の方法。
- 前記所定の条件が、少なくとも99.999999999%の信頼度で前記確率を生成することを含む、請求項21に記載の方法。
- 前記所定の条件が、少なくとも99.9999999999%の信頼度で前記確率を生成することを含む、請求項21に記載の方法。
- 前記所定の条件が、少なくとも99.99999999999%の信頼度で前記確率を生成することを含む、請求項21に記載の方法。
- 前記所定の条件が、少なくとも99.999999999999%の信頼度で前記確率を生成することを含む、請求項21に記載の方法。
- 前記所定の条件が、少なくとも99.9999999999999%の信頼度で前記確率のそれぞれを生成することを含む、請求項21に記載の方法。
- 前記所定の条件が、少なくとも99.99999999999999%の信頼度で前記確率を生成することを含む、請求項21に記載の方法。
- 前記候補タンパク質が親和性試薬プローブに供された場合に観察される結合測定の可能性が、前記候補タンパク質に存在する各エピトープに対する前記親和性試薬プローブのエピトープ結合親和性に依存する、請求項1に記載の方法。
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