JP7440798B2 - 学習装置、予測装置、学習方法及びプログラム - Google Patents
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Description
まず、本実施形態の概略について説明する。本実施形態は、未知クラスが存在する問題(以下「第一問題」という。)が存在した場合であっても適切に動作する。さらに、本実施形態は、各ドメインのデータに部分的にしかラベルづけがされていないという問題(以下「第二問題」という。)や、データのドメイン帰属情報が未知であるという問題(以下「第三問題」という。)が存在する場合であっても、適切に動作するように構成されてもよい。また、これら3つの付随問題のうち複数の問題が内在している場合であっても適切に動作するように構成されてもよい。
次に、本実施形態に係る学習装置の構成について説明する。図3は、本実施形態に係る学習装置100の一例を示す機能ブロック図である。学習装置100は、例えばパーソナルコンピューターやサーバー装置等の情報処理装置を用いて構成される。学習装置100は、制御部90、未知クラス情報記憶部130及び学習結果記憶部140を備える。制御部90は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサーとメモリーとを用いて構成される。制御部90は、プロセッサーがプログラムを実行することによって、特徴抽出器101、第一識別器102、第二識別器103、識別損失評価部104、未知クラス識別器105、識別不一致評価部106及び学習部107として機能する。なお、制御部90の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されても良い。上記のプログラムは、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されても良い。コンピューター読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM、半導体記憶装置(例えばSSD:Solid State Drive)等の可搬媒体、コンピューターシステムに内蔵されるハードディスクや半導体記憶装置等の記憶装置である。上記のプログラムは、電気通信回線を介して送信されてもよい。
次に、本実施形態に係る予測装置の構成について説明する。図4は、本実施形態に係る予測装置200の一例を示す機能ブロック図である。予測装置200は、例えばパーソナルコンピューターやサーバー装置等の情報処理装置を用いて構成される。予測装置200は、制御部91及び記憶部230を備える。制御部91は、CPU等のプロセッサーとメモリーとを用いて構成される。制御部91は、プロセッサーがプログラムを実行することによって、特徴抽出器201及び識別器202として機能する。なお、制御部91の各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されても良い。上記のプログラムは、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されても良い。コンピューター読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM、半導体記憶装置(例えばSSD)等の可搬媒体、コンピューターシステムに内蔵されるハードディスクや半導体記憶装置等の記憶装置である。上記のプログラムは、電気通信回線を介して送信されてもよい。
図5は、学習装置100の動作例を示すフローチャートである。次に、学習装置100の動作例について説明する。学習装置100は、教師ありデータ集合110及び教師なしデータ集合120を受けて、図5に示される学習処理ルーチンを実行する。
次に学習装置100の各処理部の処理の詳細について説明する。
[反復回数が予定回数以下の場合]
ステップ102において、反復回数が予定回数以下の場合における識別損失評価部104、未知クラス識別器105、識別不一致評価部106、の各処理について説明する。
特徴抽出器101は、データxを入力として特徴ベクトルfを出力しパラメータφを持つような関数Fを用いることで実現される。第一識別器102は、特徴ベクトルfを入力として推定帰属確率y1を出力するパラメータθ1を持つ関数として表現することができる。第二識別器103は、特徴ベクトルfを入力として推定帰属確率y2を出力するパラメータθ2を持つ関数として表現することができる。第一識別器102及び第二識別器103を実現する関数は、特徴抽出器101を実現する関数Fを用いて、確率関数として下記式1のように表すことができる。なお、iは2つの識別器を区別するための添え字として用いる。
ある推定帰属確率p1,p2の識別不一致度評価値は、p1k,p2kをそれぞれ推定帰属確率p1,p2のクラスkに対する帰属確率を表すものとした時、下記式4のように表される。ここでKは識別すべき既知クラスの数、K+1は既知クラスのいずれにも該当しない未知クラスを表す。
データxに対する第一識別器102及び第二識別器103が出力する推定帰属確率y1、y2は上述の式1を用いて表すことができる。第一識別器102及び第二識別器103が出力する推定帰属確率y1、y2の平均推定帰属確率yについて出力された帰属確率yの曖昧性を示す情報エントロピーH(y|x)は下記式7のように表される。
ステップS105において教師なしデータ集合を既知クラスデータ集合UIと未知クラスデータ集合UOとに分割する処理について説明する。教師なしデータ集合のデータuについて、反復回数tの時の未知クラスデータであるか否かについての識別結果は、後述のステップS107でyu,tとして未知クラス情報記憶部130に格納されている。ステップS104では、過去T回の識別結果を未知クラス情報記憶部130から読み出し、過去T/2回以上未知クラスデータであると識別された教師なしデータ集合のデータuについては、未知クラスデータ集合UOに属するもの、それ以外のデータは既知クラスデータ集合UIに属するものする。すなわち、反復回数eにおいて教師なしデータ集合をUとした時、Uは下記式9及び式10にしたがい、既知クラスデータ集合UIと未知クラスデータ集合UOとに分割される。
識別損失評価部104は、教師ありデータとその教師帰属確率の集合(S,T)と未知クラスデータ集合UOの和集合について総和を取ることにより、識別損失評価値を求める。すなわち、識別損失評価部104の評価値は下記式11の形で表される。
識別不一致評価部106の処理については、既知クラスデータ集合UIのデータに対して、ステップS103における識別不一致評価部106の式6の評価処理と同様の処理を行うことで、識別不一致度評価値を求める。すなわち、ステップS105に係る識別不一致評価部106の出力する識別不一致度評価値は下記式12により求められる。
データxに対する第一識別器102及び第二識別器103が出力する推定帰属確率y1、y2は上述の式1を用いて表すことができる。第一識別器102及び第二識別器103が出力する推定帰属確率y1、y2から平均推定帰属確率yを求めることができる。教師なしデータ集合の教師なしデータuが未知クラスデータであるかどうかの判別は、平均推定帰属確率yについて、各識別クラスに対する帰属確率のうち、未知クラスであるK+1クラスに対する帰属確率がもっとも高いデータであれば、未知クラスデータであるとし、そうでない場合は未知クラスデータではないとして判断を行う。すなわち反復回数e回目における教師なしデータuが未知クラスデータであるかどうかの識別yu,eは下記式13のように表される。
ステップS106にかかる学習部107の学習処理について説明する。特徴抽出器101については識別損失評価値Lsと識別不一致度評価値Ladvの値が小さくなるように学習処理を行う。第一識別器102及び第二識別器103については、識別損失評価値Lsは小さく、識別不一致度評価値は大きくなるように学習処理を行う。具体的には式14、式15及び式16に示す問題を順次最適化するように行う。
パラメータ学習後、ステップS107に係る処理にて、パラメータθ1、θ2、φを学習結果記憶部140に格納する。
教師ありデータ記憶部110及び教師なしデータ記憶部120のいずれか一方又は双方は、学習装置100に備えられてもよい。未知クラス情報記憶部130及び学習結果記憶部140のいずれか一方又は双方は、学習装置100の外部に設けられてもよい。外部に設けられた場合には、例えばTCP/IP等の通信を行うことでデータが取得されてもよい。
Claims (7)
- 入力されたデータの特徴量を出力する特徴抽出器と、
前記特徴量に基づいて、前記データについて既知クラス及び未知クラスへの帰属確率を取得する複数の識別器と、
前記識別器によって取得された前記帰属確率に基づいて、前記 データが未知クラスであるか否か判断する未知クラス識別器と、
前記データに対して、前記複数の識別器によって得られたそれぞれの帰属確率の違いを示す識別不一致度の値を出力する識別不一致評価部と、
前記未知クラスではなく、且つ、教師ラベルが付与されていないデータを用いて、前記特徴抽出器については前記識別不一致度の値を小さくするように、複数の前記識別器については前記識別不一致度の値を大きくするように、前記特徴抽出器及び複数の前記識別器のパラメータの反復学習を行う学習部と、
を備え、
前記データに対して、前記帰属確率と前記データの所与の教師帰属確率との類似度が高いほど小さい値を示す識別損失関数の値を出力する識別損失評価部をさらに備え、
前記学習部は、教師ラベルが付与されているデータと、未知クラスであり、且つ、教師ラベルが付与されていないデータと、を用いて、前記特徴抽出器と複数の前記識別器とについて前記識別損失関数の値を小さくするように前記パラメータの反復学習をさらに行う、学習装置。 - 入力されたデータの特徴量を出力する特徴抽出器と、
前記特徴量に基づいて、前記データについて既知クラス及び未知クラスへの帰属確率を取得する複数の識別器と、
前記識別器によって取得された前記帰属確率に基づいて、前記 データが未知クラスであるか否か判断する未知クラス識別器と、
前記データに対して、前記複数の識別器によって得られたそれぞれの帰属確率の違いを示す識別不一致度の値を出力する識別不一致評価部と、
前記未知クラスではなく、且つ、教師ラベルが付与されていないデータを用いて、前記特徴抽出器については前記識別不一致度の値を小さくするように、複数の前記識別器については前記識別不一致度の値を大きくするように、前記特徴抽出器及び複数の前記識別器のパラメータの反復学習を行う学習部と、
を備え、
前記未知クラス識別器は、前記学習部における反復学習の回数が所定の回数より多い場合には、過去の判断結果に基づいて判断する学習装置。 - 前記未知クラス識別器は、前記学習部における反復学習の回数が所定の回数以下である場合には前記帰属確率に基づいて判断する、請求項1又は2に記載の学習装置。
- 請求項1から3のいずれか一項に記載の学習装置によって得られたパラメータに基づいて、入力されたデータの特徴量を出力する特徴抽出器と、
請求項1から3のいずれか一項に記載の学習装置によって得られたパラメータと前記特徴量とに基づいて、前記データについて既知クラス及び未知クラスへの帰属確率を取得する識別器と、
を備える予測装置。 - 特徴抽出器を用いて、入力されたデータの特徴量を出力する特徴抽出ステップと、
複数の識別器を用いて、前記特徴量に基づいて、前記データについて既知クラス及び未知クラスへの帰属確率をそれぞれ取得する識別ステップと、
取得された前記帰属確率に基づいて、前記データが未知クラスであるか否か判断する未知クラス識別ステップと、
前記データに対して、前記複数の識別器によって得られたそれぞれの帰属確率の違いを示す識別不一致度の値を出力する識別不一致評価ステップと、
前記未知クラスではなく、且つ、教師ラベルが付与されていないデータを用いて、前記特徴抽出器については前記識別不一致度の値を小さくするように、複数の前記識別器については前記識別不一致度の値を大きくするように、前記特徴抽出器及び複数の前記識別器のパラメータの反復学習を行う学習ステップと、
を有し、
前記データに対して、前記帰属確率と前記データの所与の教師帰属確率との類似度が高いほど小さい値を示す識別損失関数の値を出力する識別損失評価ステップをさらに有し、
前記学習ステップにおいて、教師ラベルが付与されているデータと、未知クラスであり、且つ、教師ラベルが付与されていないデータと、を用いて、前記特徴抽出器と複数の前記識別器とについて前記識別損失関数の値を小さくするように前記パラメータの反復学習をさらに行う、学習方法。 - 特徴抽出器を用いて、入力されたデータの特徴量を出力する特徴抽出ステップと、
複数の識別器を用いて、前記特徴量に基づいて、前記データについて既知クラス及び未知クラスへの帰属確率をそれぞれ取得する識別ステップと、
取得された前記帰属確率に基づいて、前記データが未知クラスであるか否か判断する未知クラス識別ステップと、
前記データに対して、前記複数の識別器によって得られたそれぞれの帰属確率の違いを示す識別不一致度の値を出力する識別不一致評価ステップと、
前記未知クラスではなく、且つ、教師ラベルが付与されていないデータを用いて、前記特徴抽出器については前記識別不一致度の値を小さくするように、複数の前記識別器については前記識別不一致度の値を大きくするように、前記特徴抽出器及び複数の前記識別器のパラメータの反復学習を行う学習ステップと、
を有し、
前記未知クラス識別ステップでは、前記学習ステップにおける反復学習の回数が所定の回数より多い場合には、過去の判断結果に基づいて判断する、学習方法。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の学習装置としてコンピューターを動作させるためのプログラム。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| PCT/JP2020/022672 WO2021250774A1 (ja) | 2020-06-09 | 2020-06-09 | 学習装置、予測装置、学習方法及びプログラム |
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|---|---|
| JPWO2021250774A1 JPWO2021250774A1 (ja) | 2021-12-16 |
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ID=78845421
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2022530395A Active JP7440798B2 (ja) | 2020-06-09 | 2020-06-09 | 学習装置、予測装置、学習方法及びプログラム |
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- 2020-06-09 JP JP2022530395A patent/JP7440798B2/ja active Active
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| Title |
|---|
| SAITO, Kuniaki et al.,Maximum Classifier Discrepancy for Unsupervised Domain Adaptation,arXiv [online],2017年12月07日,[検索日 2020.11.12], version 1,インターネット <URL: https://arxiv.org/pdf/1712.02560v1> |
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