JP7446407B2 - デリバリシャフトおよびデリバリシステム - Google Patents
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Description
他方、ステントグラフト内挿術に使用するステントグラフトとしては種々のものが知られており、例えば、OSG(Open Stent Graft)法による治療の際の利便性を向上させることが可能な構造のステントグラフトが本出願人により提案されている(下記特許文献2参照)。
しかしながら、先端チップのサイズを大きくしたとしても、その先端が尖鋭であるため、上記の問題を解決することはできない。
また、先端チップのサイズ(基端の直径)を、縮径状態のステントグラフトの外径より大きくすると、先端チップの基端縁によって血管の内壁が傷付けられることも考えられる。
本発明の目的は、血管治療装置を構成するステントグラフト部の搬送時に先端チップによって血管の内壁が傷付けられたりプラークが剥離されたりすることがなく、目的部位に留置した後のステントグラフト部からスムーズに抜去することができる血管治療装置のデリバリシャフトを提供することにある。
本発明の他の目的は、血管治療装置を構成するステントグラフト部の搬送時に先端チップによって血管の内壁が傷付けられたりプラークが剥離されたりすることがなく、目的部位に留置した後のステントグラフト部からデリバリシャフトをスムーズに抜去することができる血管治療装置のデリバリシステムを提供することにある。
前記先端チップは、先端方向に拡径する拡径部と、
前記拡径部の先端に連続して当該拡径部の最大径を直径とする実質的に半球形状の最先端部とを有していることを特徴とする。
留置した後のステントグラフト部からデリバリシャフトを抜去する際に、前記境界部分がステントグラフト部を構成するステントに引っ掛かっるおそれがなく、基端方向に縮径している拡径部のテーパ形状と相まって、先端チップを備えたデリバリシャフトをスムーズに抜去することができる。
また、拡径部の最大径D1 が20mm以下であることにより、目的部位に至る血管(例えば、大動脈下行部)に先端チップを十分に挿通させることができる。
他方、D1 /D2 の値が10以下であることにより、最先端部の実質的形状である半球の直径が過大となることを防止することができる。
また、(D1 -D2 )/Lの値が0.07~3であることにより、本発明の効果を発揮する上で好適なテーパ形状の拡径部を形成することができる。
例えば、先端に向かって拡径率が連続的に減少している拡径部は、図12に示すように、中心軸に沿って外側に湾曲した円錐台近似形状となり、そのような拡径部と最先端部との境界部分の形状がより滑らかとなり、そのような先端チップを備えたデリバリシャフトであれば、目的部位に留置した後のステントグラフト部からよりスムーズに抜去することができる。
なる。
前記ステントグラフト部は縮径状態に拘束されており、
前記ステントグラフト部の縮径状態の外径をd61とし、当該ステントグラフト部の拡径状態の内径をD61とするとき、式:d61<D1 ≦0.8D61が成立することを特徴とする。
また、拡径部の最大径D1 が、ステントグラフト部の拡径状態の内径D61の80%以下であることにより、目的部位に留置されたステントグラフト部が血管内壁により圧縮されてある程度縮径している場合であっても、当該ステントグラフト部からデリバリシャフトを確実に抜去することができる。
その基端を引張操作することによって、前記スリーブによる前記ステントグラフト部の拘束を解除する操作ワイヤとを備えてなることが好ましい。
前記先端チップには、前記操作ワイヤの先端を収容して保持する少なくとも1つの孔が形成されていることが好ましい。
本発明のデリバリシステムによれば、血管治療装置を構成するステントグラフト部の搬送時において、先端チップによって血管の内壁が傷付けられたりプラークが剥離したりすることがない。また、目的部位に留置した後のステントグラフト部からデリバリシャフトをスムーズに抜去することができる。
図1~図7に示す本実施形態のデリバリシャフト100は、大動脈治療装置(血管治療装置)のステントグラフト部を体内の目的部位に搬送するためのデリバリシャフトであって、シャフト本体10と、このシャフト本体10の基端側に装着されたグリップ20と、シャフト本体10の先端側に装着された先端チップ30と、グリップ20の先端に固定された分枝固定具40とを備えてなり、先端チップ30は、円筒部37と、この円筒部37の先端に連続して先端方向に拡径する拡径部31と、この拡径部31の先端に連続して当該拡径部31の最大径D1 を直径とする実質的に半球形状の最先端部35とを有している。
60のステントグラフト部61が装着される領域である。先端領域10Aに搭載されたステントグラフト部61は、図10に示すスリーブ70により縮径状態に拘束される。なお、図10では、スリーブ70に内包されているステントグラフト部は図示されていない。
先端領域10Aの長さは、装着されるステントグラフト部の長さに応じて適宜設定することができ、通常20~200mmとされ、好ましくは25~150mm、好適な一例を示せば125mmである。
中間領域10Bの長さは、通常50~300mmとされ、好ましくは100~200mm、好適な一例を示せば140mmである。
中間領域10Bの外径は、通常2~10mmとされ、好ましくは3~8mm、好適な一例を示せば5.0mmである。
フレア部16の外径(先端における最大径)は、縮径状態のステントグラフト部の径に応じて適宜設定することができ、通常3~15mmとされ、好ましくは5~10mm、好適な一例を示せば9.1mmである。
ルーメン11Lの径は、通常0.9~2.5mmとされ、好適な一例を示せば1.12mmである。
11Lにガイドワイヤを挿通する際の滑り材として機能する。
被覆層12の厚さは、通常0.03~0.08mmとされる。
被覆層12の構成材料としては、PFA,PTFEなどのフッ素系樹脂などを挙げることができる。
芯材13は、チューブ部材11内において互いに並行に4本(芯材131,132,133,134)設けられている。
芯材13(131~134)は円柱状の部材であり、シャフト本体10の略全長(先端領域10A、中間領域10Bおよび基端領域10Cの各領域)にわたって設けられている。これにより、シャフト本体10における剛性が十分に確保され、シャフト本体10の操作性が向上するようになっている。
芯材13を構成する金属材料としては、例えば、ステンレス鋼(SUS)、チタン、チタン合金、コバルトクロム合金、ニッケルクロム合金、クロムモリブデン合金、アルミニウム、アルミニウム合金、マグネシウム合金、タンタル合金、ジルコニウム合金、金、白金、銅、金銀パラジウム合金などの金属および合金を挙げることができる。
補強層14には、1または複数のスリットが形成されていてもよい。
補強層14の厚みは、通常0.1~0.3mmである。
補強層14の構成材料としては、例えば、ステンレス鋼(SUS)等の金属材料を挙げることができる。
グリップ20の外径は、通常3~30mmとされ、好ましくは5~25mm、好適な一例を示せば20mmである。
グリップ20の構成材料としては、例えば、ポリカーボネート、アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン共重合体(ABS)等の合成樹脂を挙げることができる。
具体的には、図7に示すように、先端チップ30の内部空間30Lにシャフト本体10(チューブ部材11)の先端部分が挿入されることにより、先端チップ30がシャフト本体10の先端側に装着されている。
最先端部35の曲率半径Rとしては、通常0.25D1 ~0.75D1 とされ、好ましくは0.33D1 ~0.67D1 、好適な一例を示せば0.50D1 である。
また、拡径部31の最大径D1 が20mm以下であることにより、目的部位に至る血管(例えば、大動脈下行部)に先端チップ30を十分に挿通させることができる。
拡径部31の軸方向長さLとしては、通常6~15mmとされ、好ましくは7~11mm、好適な一例を示せば9.10mmである。
D1 /D2 の値が1.1以上であることにより、拡径部31における最大径D1 (最先端部35の実質的形状である半球の直径)、延いては、最先端部35における曲率半径Rを十分に大きくすることができる。
他方、D1 /D2 の値が10以下であることにより、最先端部35の実質的形状である半球の直径が過大となることを防止することができる。
(D1 -D2 )/Lの値が0.07~3であることにより、本発明の効果を発揮する上で好適なテーパ形状の拡径部を形成することができる。
これにより、拡径部31は、先端チップ30の中心軸に沿って内側に湾曲した円錐台近似形状(ラッパ状)となる。
更に、従来公知のデリバリシャフトを構成する砲弾形状の先端チップでは使用することができなかった比較的硬質の材料であっても使用することができる。そのような材料として、例えば、硬質ポリウレタン、硬質ポリエーテルブロックアミド、硬質ポリオレフィン、ポリカーボネート、ABS樹脂、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、パーフルオロアルコキシアルカン(PFA)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)等の樹脂、およびチタンやステンレス鋼(SUS)等の金属または合金、もしくはセラミックス等を挙げることができる。
図10に示すように、本実施形態のデリバリシャフト100を構成する分枝固定具40は、大動脈治療装置60の人工血管部66を構成する4本の側管662~665を、それぞれの先端部を束ねるようにして保持する治具である。
長穴46の径は、4本の側管662~665の先端部を束ねて保持できる程度の大きさであり、長手方向の径が10~41mmとされ、好適な一例を示せば33mmである。短手方向の径が9~40mmとされ、好適な一例を示せば21mmである。
丸穴48の径は、操作ワイヤ80が挿通可能な大きさであり、通常0.25~2mmとされ、好適な一例を示せば0.5mmである。
図10に示す本実施形態のデリバリシステム300は、上述したデリバリシャフト100と、ステントグラフト部および人工血管部66を有し、デリバリシャフト100のシャフト本体に搭載された大動脈治療装置60と、大動脈治療装置60のステントグラフト部を縮径状態に拘束するスリーブ70と、その基端を引張操作することによって、スリーブ70によるステントグラフト部の拘束を解除する操作ワイヤ80と、操作ワイヤ80の基端81が固定されたクリップ90とを備えてなり、ステントグラフト部の縮径状態の外径をd61とし、当該ステントグラフト部の拡径状態の内径をD61とするとき、式:d61<D1 ≦0.8D61が成立する。
主管661および側管662~665は、管状編織物から構成されている。
主管661および側管662~665には、横ヒダが形成されており、伸縮や曲がりに強くて耐キンク性に優れ、人体の血管形状にも適合しやすい。
主管661の内径は16~36mmであることが好ましく、好適な一例を示せば26mmとされる。
おり、この群からずれて1本の側管が配置されている。
側孔管662の内径は5~14mmであることが好ましく、好適な一例を示せば11mmとされる。
側孔管663~664の内径は5~12mmであることが好ましく、好適な一例を示せば、それぞれ9mmとされる。
側管665の内径は8~12mmであることが好ましく、好適な一例を示せば9mmとされる。
なお、図11では、ステントグラフト部61を拡径状態で示している。
また、図10では、スリーブ70に内包されている縮径状態のステントグラフト部を図示していないが、その外径d61を図示している。
これにより、縮径状態のステントグラフト部61の先端は、先端チップ30の拡径部31の外周面と接触して血管内壁に直接接触することはないので、ステントグラフト部61の先端によって血管の内壁が傷付けられることを防止することができる。
縮径状態におけるステントグラフト部61の外径d61としては9~18mmであることが好ましく、好適な一例を示せば11mmとされる。
ここに、外径d61は、スリーブ70に内包されている縮径状態のステントグラフト部61の外径であり、ステントグラフト部61を内包するスリーブ70の外径より更に小さい。
これにより、目的部位に留置されたステントグラフト部61が血管内壁により圧縮されてある程度縮径している場合であっても、当該ステントグラフト部61から、先端チップ30を備えたデリバリシャフト100を確実に抜去することができる。
拡径状態におけるステントグラフト部61の内径D61としては23~39mmであることが好ましく、好適な一例を示せば27mmとされる。
ステント611を構成する金属製の筒状の構造体の厚さは特に限定されないが、0.08~1mmであることが好ましい。
被覆処理が施されていないステントグラフト部61は、柔軟であるため縮径しやすく、
血管とのフィッテング性が良好で、生体組織との親和性にも優れている。また、縮径状態で長期間保存した後の拡径動作に悪影響を及ぼすこともない。
すなわち、人工血管部66とカフ部63とは1つの管状編織物によって形成されている。また、ステントグラフト部61は、人工血管部66の遠位端666に縫合されることにより、人工血管部66に連結されている。
これにより、大動脈治療装置60は、人工血管部66とカフ部63との一体性に優れたものとなり、人工血管部66とカフ部63との間からの血液の漏れを確実に回避することができる。
ここに、カフ部63(前記管状編織物の拡径部分)の長さとしては5~30mmであることが好ましく、好適な一例を示せば15mmである。
開口端631におけるカフ部63の内径は16~47mmであることが好ましく、好適な一例を示せば28mmである。
また、カフ部63の基端の内径(人工血管部66の主管661の内径)に対する開口端631の内径の比率は1.05~1.3であることが好ましく、好適な一例を示せば1.08(28mm/26mm)である。
なお、内径の比率が過大(開口端631の内径>>基端の内径)になると、遠位側大動脈の近位端部との縫合が困難になるが、内径の比率が1.3以下であることにより、遠位側大動脈の近位端部との縫合を容易に行うことができる。
図11は、カフ部63が翻転した状態を示しており、翻転後のカフ部63は、人工血管部66の遠位端666から近位側に延びており、カフ部63の開口端631は、人工血管部66の遠位端666の近位側に位置している。
スリーブ70は、縮径状態のステントグラフト部61を包み込むようにして矩形シート
(図11に示す矩形シート70S)を巻回し、この矩形シートの両側を、操作ワイヤ80により、軸方向に沿って、抜糸可能に縫合(なみ縫い)することによって形成されている。
ここに、側管662~664が派生している人工血管部66の部分を基準位置(0°)としたときには、スリーブ70において、ステントグラフト部61の外周に固着されている前記部分の位相は略0°であり、矩形シート70Sの両側を操作ワイヤ80で縫合(なみ縫い)してなる前記部分の位相は略180°である。
操作ワイヤ80による縫合は抜糸可能であり、操作ワイヤ80の基端を引張操作することによって、当該操作ワイヤ80スリーブ70から引き抜くことができる。操作ワイヤ80が完全に引き抜かれることにより、スリーブ70は元の矩形シート70Sとなり、スリーブ70による拘束が解除されたステントグラフト部は拡径状態となる。
分枝固定具40の丸穴48の位相は、矩形シート70Sの両側を操作ワイヤ80で縫合(なみ縫い)してなる前記部分の位相(略180°)と実質的に一致している。
すなわち、操作ワイヤ80は、スリーブ70の先端から、分枝固定具40の丸穴48に挿通されるまで、その位相(周方向位置)が実質的に変化していない。
デリバリシステム300の使用時において、グリップ90は、スリーブ70から取り外され、操作ワイヤ80の基端81を引張操作する際の把持部となる。
このとき、先端チップ30の拡径部31の最大径D1 が、縮径部態のステントグラフト部61の外径d61より大きいので、このステントグラフト部61の先端が血管内壁に直接
接触することはなく、ステントグラフト部61の先端によって血管の内壁が傷付けられることはない。
これにより、先端チップ30の非貫通孔38に収容されていた操作ワイヤ80の先端が当該非貫通孔38から引き抜かれ、その後、操作ワイヤ80は、スリーブ70の先端から基端に向かって当該スリーブ70から順次引き抜かれ、スリーブ70は、その先端から基端に向かって順次展開されてステントグラフト部への拘束を解除し、ステントグラフト部61は、その先端から基端に向かって順次拡径する。この結果、拡径状態のステントグラフト部61が遠位側大動脈に留置される。
このとき、先端チップ30の拡径部31の最大径D1 が、ステントグラフト部61の拡径状態の内径の80%以下であることにより、目的部位に留置されているステントグラフト部61が血管内壁により圧縮されてある程度(例えば、圧縮されずに拡径した場合の20%程度)縮径している場合であっても、当該ステントグラフト部61から、先端チップ30を備えたデリバリシャフト100を確実に抜去することができる。
例えば、先端チップの拡径部の拡径率が一定であってもよい。
また、デリバリシャフトは分枝固定具を有していなくてもよい。
また、シャフト本体および先端チップにガイドワイヤルーメンが形成されていなくてもよい。
また、デリバリシステムを構成する大動脈治療装置の人工血管部は側管を有してなくてもよい。
また、デリバリシステムを構成する大動脈治療装置はステントグラフトのみからなるものであってもよい。
10 シャフト本体
10A 先端領域
10B 中間領域
10C 基端領域
11 チューブ部材
11Lルーメン
12 被覆層
13(131~134)芯材
14 補強層
15 樹脂被覆層
16 フレア部
20 グリップ
30 先端チップ
30L 貫通孔
31 先端チップの拡径部
35 先端チップの最先端部
37 先端チップの円筒部
38 非貫通孔
40 分枝固定具
44 丸穴
46 長穴
48 丸穴
300 デリバリシステム
60 大動脈治療装置
61 ステントグラフト部
611 ステント
612 グラフト
63 カフ部
631 カフ部の開口端
66 人工血管部
661 主管
662~665 側管
666 人工血管部の遠位端
70 スリーブ
70S 矩形シート
70CL 矩形シートの中心線
80 操作ワイヤ
90 クリップ
Claims (10)
- 血管治療装置を構成するステントグラフト部を体内の目的部位に搬送するためのデリバリシャフトであって、シャフト本体と、前記シャフト本体の基端側に装着されたグリップと、前記シャフト本体の先端部分に装着された先端チップとを備えてなり、
前記先端チップは、先端方向に拡径する拡径部と、
前記拡径部の先端に連続して当該拡径部の最大径を直径とする実質的に半球形状の最先端部とを有し、
前記先端チップには、前記ステントグラフト部の縮径状態を解除する操作ワイヤの先端を収容して保持する少なくとも1つの孔が形成されていることを特徴とするデリバリシャフト。 - 前記拡径部における最大径D1が8~20mmであり、前記最先端部における曲率半径Rが0.25D1~0.75D1の範囲にあることを特徴とする請求項1に記載のデリバリシャフト。
- 前記拡径部における最小径をD2とし、当該拡径部の軸方向長さをLとするとき、D1/D2の値が1.1~10であり、(D1-D2)/Lの値が0.07~3であることを特徴とする請求項2に記載のデリバリシャフト。
- 前記拡径部の拡径率が軸方向に沿って連続的に変化していることを特徴とする請求項2または3に記載のデリバリシャフト。
- 前記拡径部の拡径率が先端に向かって連続的に増加していることを特徴とする請求項4に記載のデリバリシャフト。
- 前記シャフト本体および前記先端チップにガイドワイヤルーメンが形成されていることを特徴とする請求項1~5の何れかに記載のデリバリシャフト。
- 請求項2に記載のデリバリシャフトの前記シャフト本体に、ステントグラフト部を有する血管治療装置が搭載されてなるデリバリシステムであって、
前記ステントグラフト部は縮径状態に拘束されており、
前記ステントグラフト部の縮径状態の外径をd61とし、当該ステントグラフト部の拡径状態の内径をD61とするとき、式:d61<D1≦0.8D61が成立することを特徴とするデリバリシステム。 - 前記ステントグラフト部を縮径状態に拘束するスリーブと、
その基端を引張操作することによって、前記スリーブによる前記ステントグラフト部の拘束を解除する操作ワイヤとを備えてなることを特徴とする請求項7に記載のデリバリシステム。 - 前記スリーブは、縮径状態の前記ステントグラフト部を包み込むようにして巻回された矩形シートの両側を、前記操作ワイヤにより、軸方向に沿って抜糸可能に縫合することにより形成されていることを特徴とする請求項8に記載のデリバリシステム。
- 前記血管治療装置は、前記ステントグラフト部と人工血管部とが縫合により連結されてなり、前記人工血管部は、少なくとも1本の側管が主管から派生している分枝付きの人工血管からなることを特徴とする請求項7~9の何れかに記載のデリバリシステム。
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