本発明の一態様に係る炊飯器は、
鍋と、
前記鍋を収容する筐体と、
前記筐体に設けられ、水を収容する水容器と、
前記水容器に収容された水を前記鍋内に移動させる送水部と、
前記鍋の下方に位置し、前記鍋を加熱する加熱部及び前記加熱部を保持する保持部を有する加熱ユニットと、を備え、
前記水容器は、前記加熱ユニットの下方に位置する。
この構成によれば、水容器が加熱ユニットの下方に位置している。そのため、水容器が加熱ユニットと水平方向に並んで配置された構成より、炊飯器の設置面積を小さくすることができる。
この構成によれば、水容器が加熱ユニットの下方に位置している。通常、熱は上方へ伝達する。そのため、水容器に収容された水が加熱ユニットにおいて生じた熱によって温められることを低減することができる。
本発明の一態様に係る炊飯器は、米を収容する米容器と、前記米容器に収容された米を前記鍋内に移動させる送米部と、を更に備えていてもよい。
この構成によれば、米容器に収容された米が送米部によって鍋内に移動される。そのため、米の炊飯に際して、米を鍋内へ供給する工程を自動化することができる。
平面視において、前記米容器は、前記水容器から外れた位置にあってもよい。
米容器は、底面が広く且つ上下方向に短い横長形状より、底面が狭く且つ上下方向に長い縦長形状であることが望ましい。それは以下の理由による。米容器が横長形状である場合、鍋内に送られることなく米容器の底面に残存する米が多くなる。そのため、米容器内の米を使い切ることが困難となる。また、米容器内の米を使い切るためには、米を米容器内の最下部へ送る必要がある。これを実現するため、米容器の底部を傾斜面とすることが考えられる。米容器が縦長形状である場合、当該傾斜面を下方へ米を送りやすい形状、つまり上下に長い形状とすることが容易である。仮に、平面視において、米容器が水容器と重複する位置にある場合、米容器の上下方向の長さは、水容器の分だけ短くなってしまう。しかし、本構成によれば、平面視において米容器は水容器から外れた位置にある。そのため、米容器を上下方向に長くすることが容易である。つまり、本構成によれば、米の使い切りに適した形状に米容器を構成することが容易である。
前記筐体は、前記筐体の上部を構成し、前記鍋が上方から挿入及び上方へ脱抜可能な挿入口を有する上枠を備えていてもよく、前記米容器は、上側に開口された投入口を有していてもよく、前記米容器の前記投入口は、前記上枠より上方に位置していてもよい。
この構成によれば、鍋が上枠の挿入口に挿入された状態で、炊飯が実行される。このとき、炊飯において発生した水蒸気等の水が上枠に付着する。この構成によれば、投入口は上枠より上方に位置する。そのため、上枠に付着した水が投入口を通って米容器に浸入することを低減することができる。
前記米容器の前記投入口は、前記上枠の前記挿入口に挿入された状態の前記鍋より上方に位置していてもよい。
この構成によれば、鍋が上枠の挿入口に挿入された状態で、炊飯が実行される。このとき、炊飯において発生した水蒸気等の水が鍋に付着する。この構成によれば、投入口は上枠の挿入口に挿入された状態の鍋より上方に位置する。そのため、鍋に付着した水が投入口を通って米容器に浸入することを低減することができる。
この構成によれば、鍋内で炊飯された米が取り出される際に、当該米が誤って米容器に入る可能性を低くすることができる。
本発明の一態様に係る炊飯器は、下側に開放された箱形状であり、前記米容器の前記投入口を閉塞する投入口閉塞位置と前記米容器の前記投入口を開放する投入口開放位置とに移動可能な米容器上蓋を更に備えていてもよく、前記米容器は、前記米容器の上部を構成し、上下方向に延びた筒部を備えていてもよく、前記投入口は、前記筒部の上側の開口であってもよく、前記投入口閉塞位置の前記米容器上蓋は、上方から前記筒部の側壁及び前記投入口を覆っていてもよい。
この構成によれば、投入口閉塞位置の米容器上蓋は、筒部の側壁及び投入口を上方から覆っている。つまり、米容器上蓋が投入口閉塞位置に位置するとき、筒部の上側に設けられた投入口は、箱形状の米容器上蓋の奥部に入り込んでいる。これにより、単に板状の蓋が投入口を塞ぐ構成より、炊飯において発生して上枠や鍋に付着した水の米容器への浸入を低減することができる。
前記筐体は、前記筐体の下部を構成し、前記水容器を支持する下枠を備えていてもよく、本発明の一態様に係る炊飯器は、上下方向において前記加熱ユニットと前記下枠との間に位置し、前記加熱ユニットを支持し且つ前記下枠に支持される補強部材を更に備えていてもよい。
この構成によれば、鍋から加熱ユニットに作用した圧力は、補強部材を介して下枠に作用する。これにより、当該圧力が、水容器に作用する可能性を低くすることができる。
前記補強部材は、上下方向において前記加熱ユニットと前記水容器との間に位置する横延設部と、前記横延設部から下方へ延び、平面視において前記水容器を挟むように配置された一対の縦延設部と、を備えていてもよく、前記横延設部は、前記保持部を支持していてもよく、前記一対の縦延設部は、前記下枠に支持されていてもよい。
この構成によれば、鍋から加熱ユニットに作用した圧力は、補強部材の横延設部を介して補強部材の縦延設部に作用し、補強部材の縦延設部に作用した圧力は下枠へ作用する。つまり、水容器の上方に位置する横延設部に作用した圧力は、平面視において水容器から外れた位置にある縦延設部へ伝達される。そのため、当該圧力が水容器に作用する可能性を低くすることができる。
平面視において、前記横延設部は、前記鍋の中心部から外れていてもよい。
通常、鍋の中心部の下方には、加熱部等が配置されている。そのため、仮に、横延設部が鍋の中心部の下方に配置される場合、横延設部の分だけ、加熱部等が上方に配置される必要があり、これに伴って鍋も上方に配置される必要がある。これにより、炊飯器が上下方向に長くなってしまう。この構成によれば、平面視において、横延設部は、鍋の中心部から外れている。そのため、前記のように炊飯器が上下方向に長くなることを抑制することができる。
本発明の一態様に係る炊飯器は、前記筐体によって回動可能に支持された筐体上蓋を更に備えていてもよく、前記筐体上蓋は、前記筐体上蓋の回動先端部が前記筐体に支持されて前記鍋を上方から覆う鍋閉塞位置と、前記回動先端部が前記筐体から離れて前記鍋を上方へ露出させる鍋開放位置とに回動可能であってもよく、前記筐体上蓋が前記鍋閉塞位置に位置するとき、前記横延設部の前記保持部に対する支持位置は、前記回動先端部の真下に位置していてもよい。
この構成によれば、筐体上蓋が鍋開放位置から鍋閉塞位置へ回動するときに、筐体上蓋の回動先端部から上枠へ下向きの圧力が作用する。この構成によれば、筐体上蓋が鍋閉塞位置に位置するとき、横延設部の保持部に対する支持位置が回動先端部の真下に位置している。そのため、前記の圧力を横延設部で受けることができる。その結果、前記の圧力が水容器へ作用することを低減することができる。
本発明の一態様に係る炊飯器は、前記鍋内を加圧状態とする加圧部を備える圧力式炊飯器であってもよい。
この構成によれば、炊飯器は、鍋内を加圧状態にして炊飯を行う圧力式炊飯器である。圧力式炊飯器では、鍋が加圧状態とされることによって鍋の下方に位置する加熱ユニットや水容器に圧力が作用し得る。しかし、この構成によれば、当該圧力は、加熱ユニットを介して補強部材に作用するため、当該圧力が水容器に作用する可能性を低くすることができる。
以下、本発明の一態様である実施形態について説明する。以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎない。図1は、実施形態に係る炊飯器の外観を示す斜視図である。図2は、筐体の蓋体が開いた状態の炊飯器の外観を示す斜視図である。図3は、図1の炊飯器の内部構造を示す斜視図である。図4は、図1の炊飯器の要部を示す斜視図である。図3及び図4では、炊飯器の内部構造を示すために、炊飯器の構成部品の一部が取り除かれている。図5は、図1の炊飯器の平面図である。図6は、炊飯器を図5のVI-VI方向に見た断面図である。
図1~図6に示すように、炊飯器1は、有底筒状の鍋2と、鍋2を収容する筐体3と、上枠4と、下枠5と、上枠4の上方に配置されたヒンジ部6と、蓋体7と、加熱ユニット8と、炊飯器1全体の動作を制御する制御部20とを備える。
図4に示す鍋2は、筐体3から取り外すことができる。図6に示すように、筐体3は、鍋2の外周面に対して隙間を空けて対向するように設けられている。当該隙間に、上枠4及び制御部20等が配置されている。
図2及び図6に示すように、上枠4は、筐体3の上部を構成している。上枠4は、平面視において筐体3と鍋2との間を覆うように設けられている。言い換えると、上枠4は、平面視における中央部に鍋2が挿入される挿入口41を有している。鍋2は、上方から挿入口41へ挿入可能である。これにより、鍋2は、筐体3に収容される(図2参照)。筐体3に収容された鍋2は、挿入口41から上方へ脱抜可能である。これにより、鍋2は、筐体3から取り外される。
下枠5は、筐体3の下部を構成している。
図1及び図2に示すように、上枠4及び下枠5は、筐体3における上枠4及び下枠5以外の部分に対して幅方向に張り出している。幅方向は、炊飯器1を前方から見たときの左右方向である。上枠4の張り出した部分には、後述する米容器100が挿入される開口部が形成されている。下枠5が張り出した部分は、後述する米容器100を支持する。
図2及び図6に示すように、蓋体7は、ヒンジ部6に取り付けられている。蓋体7は、ヒンジ部6を中心として回動可能である。蓋体7は、筐体3によって回動可能に支持されている。蓋体7は、筐体上蓋の一例である。
蓋体7は、図2に示す鍋開放位置と、図1及び図6に示す鍋閉塞位置とに回動可能である。
蓋体7が回動することによって、蓋体7の回動先端部7Aが、筐体3の上枠4に対して接離する。つまり、蓋体7は、鍋2の開口部2A(図2参照)を開閉可能に覆う。ヒンジ部6は、炊飯器1の後部に配置されている。よって、蓋体7の回動先端部7Aは、炊飯器1の前部に位置する。これにより、蓋体7が鍋開放位置に回動することによって、炊飯器1の前側が開く(図2参照)。そのため、ユーザは鍋2に容易にアクセスでき、米をよそうことができる。
図2に示すように、蓋体7が鍋開放位置のとき、蓋体7の回動先端部7Aは筐体3の上枠4から離れている。このとき、蓋体7は、鍋2を上方へ露出させる。
図1及び図6に示すように、蓋体7が鍋閉塞位置のとき、蓋体7の回動先端部7Aは筐体3の上枠4に支持される。このとき、蓋体7は、鍋2の開口部2A(図2参照)を上方から覆う。図2に示すように、蓋体7は嵌合部71を備えており、筐体3の上枠4は被嵌合部42を備えている。蓋体7が図1及び図6に示す鍋閉塞位置のとき、嵌合部71と被嵌合部42とは互いに嵌合する。これにより、蓋体7が意図せず筐体3の上枠4から離間することが防止される。
図6に示すように、炊飯器1は、加熱ユニット8を備える。加熱ユニット8は、筐体3に収容された鍋2を加熱する加熱部81と、加熱部81を保持する保持部82を備える。
加熱部81は、例えば誘導加熱(IH)式の加熱装置である。誘導加熱(IH)式の加熱装置は、加熱コイルを含む。誘導加熱(IH)式の加熱装置は、加熱コイルに高周波電流を流した際に発生する高周波磁場により金属製の鍋2内に渦電流を発生させる。これにより、鍋2が加熱される。加熱部81は、鍋2の下方に位置する。本実施形態において、加熱部81は、鍋2の下面と、鍋2の外側面の下部とを覆っている。
保持部82は、過熱保護枠821と、保護枠カバー822とを備える。過熱保護枠821は、下方から鍋2の下面を覆い且つ側方から鍋2の外側面を覆っている。過熱保護枠821の下部は、鍋2と加熱部81との間に位置している。保護枠カバー822は、下方から鍋2の下面を覆い且つ側方から鍋2の側面を覆っている。保護枠カバー822は、下方及び側方から加熱部81を覆っている。保護枠カバー822と過熱保護枠821とは、加熱部81を挟み込むようにして保持している。
本実施形態において、炊飯器1は、鍋2内を加圧状態にして炊飯を行う圧力式炊飯器である。図7は、炊飯器を図5のVII-VII方向に見た断面図である。図7に示すように、蓋体7の内部には、圧力弁15が設けられている。圧力弁15は、制御部20の制御に応じて、鍋2内と蓋体7内とを連通する穴14を開閉可能に動作する。蓋体7内は、炊飯器1の外部と連通している。つまり、圧力弁15によって穴14が開かれると、鍋2内は炊飯器1の外部と連通される。一方、圧力弁15によって穴14が閉じられると、鍋2内は炊飯器1の外部から遮断され、鍋2内が密閉される。この状態で、鍋2内の水が沸騰すると、鍋2内が加圧される。圧力弁15は、鍋2内を加圧状態とする加圧部の一例である。
本実施形態において、炊飯器1は、自動的に米及び水を鍋2に移動させて炊飯を行う自動投入式の炊飯器である。そのため、図3及び図4に示すように、炊飯器1は、筐体3内に、米を収容する米容器100と、水を収容する水容器300と、筐体3に収容された鍋2内に米及び水を供給する供給部500とを備える。供給部500は、米容器100に収容された米を鍋2内に供給する送米部200と、水容器300に収容された水を鍋2内に供給する送水部400とを備える。
図1に示すように、米容器100は、筐体3の下枠5に支持されている。図1及び図3に示すように、米容器100は、容器本体110と、筒部120と、外カバー140と、蓋体150とを備える。
容器本体110は、上方に開放された箱形状である。容器本体110の内部空間111(図4参照)に、米が収容される。
図8は、図1の炊飯器の内部構造を示す斜視図である。図8に示すように、容器本体110は、後内側面112の下部に、傾斜側面112Aを有する。傾斜側面112Aは、炊飯器1を幅方向に見て、容器本体110の前後方向の長さが下方に向かうに連れて漸次減少するように傾斜している。前後方向は、筐体3の前面3A(図1及び図5参照)と直交する方向であり、図5の紙面の上下に延びる方向である。幅方向は、前後方向及び上下方向と直交する方向であり、図5の紙面の左右に延びる方向である。本実施形態では、米容器100の後内側面112の下部を構成する傾斜側面112Aが傾斜している一方で、後内側面112に対向する容器本体110の前内側面113(図4参照)は、傾斜していない。
なお、傾斜側面112Aは、後内側面112の下部のみでなく、下部から下部以外に亘って形成されていてもよい。例えば、傾斜側面112Aは、後内側面112の上端部から下端部に亘って形成されていてもよい。また、容器本体110の前内側面113が傾斜していてもよいし、容器本体110の後内側面112及び前内側面113の両方が傾斜していてもよい。容器本体110の内部空間111に供給された米は、傾斜側面112Aを滑って下方に集まる。
図8に示すように、筒部120は、米容器100の上部を構成している。筒部120は、容器本体110の上端部から上方へ延びている。つまり、筒部120は、上下方向に延びている。筒部120は下側及び上側に開口されている。筒部120の内部空間は、筒部120の下側の開口を介して、容器本体110の内部空間111と連通している。筒部120の内部空間は、筒部120の上側の開口である投入口121を介して、外部と連通している。米は、投入口121から筒部120の内部空間を介して容器本体110の内部空間111に供給される。
筒部120と容器本体110とは一体に形成されている。一体に形成された筒部120及び容器本体110は、上枠4の張り出した部分に形成された開口部に挿入されている。これにより、容器本体110が上枠4より下方に位置し、筒部120が上枠4より上方に位置する。よって、筒部120の投入口121は、筐体3の上枠4より上方に位置する。また、筒部120の投入口121は、上枠4の挿入口41に挿入された鍋2より上方に位置する。なお、筒部120及び容器本体110と上枠4とは一体に形成されていてもよい。
上記のように構成されていることにより、上枠4は、筒部120の側壁122の外面の下端部から、平面視における筒部120の外側へ張り出している。
図1に示す外カバー140は、容器本体110(図3参照)の側方を覆っている。これにより、容器本体110が外部に露出することが防止されている。一方、外カバー140は、筒部120より下方に位置しており、筒部120を覆っていない。
図9は、米容器の蓋体が開いた状態の炊飯器の外観を示す斜視図である。図1及び図9に示すように、蓋体150は、ヒンジ部160に取り付けられている。図3及び図9に示すように、ヒンジ部160は、筒部120の後方に配置されている。つまり、ヒンジ部160は、炊飯器1の後部に配置されている。ヒンジ部160は、容器本体110に支持されている。蓋体150は、ヒンジ部160を中心として回動可能である。蓋体150は、米容器上蓋の一例である。
蓋体150は、図9に示す投入口開放位置と、図1に示す投入口閉塞位置とに回動可能である。
蓋体150は、下側に開放された箱形状である。蓋体150の内部空間は、筒部120より大きく、筒部120を収容可能である。
図1に示すように、蓋体150が投入口閉塞位置のとき、蓋体150は、上方から筒部120の投入口121及び側壁122を覆い、筒部120を収容する。このとき、蓋体150は、投入口121を閉塞している。また、このとき、蓋体150の内側面150A(図9参照)は、筒部120の側壁122と対向しており、蓋体150の内天面は、筒部120の投入口121と対向している。投入口閉塞位置の蓋体150の下端部150Bは、上方から上枠4の上面に接触している。これにより、投入口閉塞位置の蓋体150は、上枠4に支持されている。
図9に示すように、蓋体150が投入口開放位置のとき、蓋体150の下端部150Bは、ヒンジ部160に接続された後部を除いて、上枠4から離れている。このとき、蓋体150は、筒部120を外部に露出させ、投入口121を開放している。
図4に示すように、送米部200は、米計量部210と、送米路220とを備える。米計量部210は、米容器100から供給された米の量を計測し、指定された量の米を送米路220に供給する。送米路220は、米計量部210から供給された米を鍋2へ移送するための経路である。
米計量部210は、計量羽根が内蔵された筐体211と、モータ212と、を備える。
計量羽根は、筐体211の内部空間に設けられ、水平方向に延びた軸の周りに螺旋状に形成されている。本実施形態では、計量羽根は、前後方向に延びている。計量羽根の外周は、筐体211に覆われている。
モータ212は、制御部20(図6参照)の制御に従って計量羽根を軸の周りに回転させる。モータ212の駆動力は、不図示のシャフトを介して計量羽根に伝達される。
筐体211は、米容器出口を有する。米容器出口は、筐体211に形成された前方を向く開口である。筐体211の内部空間は、米容器出口を介して、米容器100の容器本体110の内部空間111と連通している。計量羽根の軸は、米容器出口と交差している。
米容器100は、米移送羽根を備える。米移送羽根は、容器本体110の内部空間111の下部に配置されている。米移送羽根は、軸の周りに螺旋状に形成されている。米移送羽根の軸は、米容器出口と交差している。米移送羽根は、モータから駆動力を伝達されることによって回転する。これにより、容器本体110の内部空間111に収容された米が、米容器出口を介して筐体211の内部空間に供給される。つまり、米が米容器100から米計量部210へ供給される。なお、米移送羽根の軸は、計量羽根と同軸であってもよいし、同軸でなくてもよい。また、米移送羽根は、計量羽根と同様にモータ212から駆動力を伝達されてもよいし、モータ212とは異なるモータから駆動力を伝達されてもよい。
筐体211は送米路入口を有する。送米路入口は、筐体211に形成された下方を向く開口である。筐体211の内部空間は、送米路入口を介して、送米路220と連通している。
米計量部210は、送米路入口を開閉する開閉蓋を備える。開閉蓋は、公知の手段によって開閉可能である。例えば、開閉蓋は、制御部20(図6参照)の制御に従ったモータからの駆動力の伝達によって開閉されてもよい。また、例えば、開閉蓋は、計量羽根の回転に応じたカム機構による変位によって開閉されてもよい。
計量羽根は、軸を中心に回転することによって、筐体211の内部空間に収容されている米を軸方向に沿って送米路入口へ向けて移送する。このとき、開閉蓋は開かれ、送米路入口は開放される。したがって、計量羽根によって移送された米は、送米路入口を介して送米路220に供給される。
このように、計量羽根は、米を軸方向(水平方向)に移動させながら計量を行うことができる。送米路220に供給される米の計量は、例えば、計量羽根の回転量または回転時間に基づいて行われる。なお、本実施形態では、米は水平方向に移送されるが、米の移動方向は水平方向に限定されない。例えば、計量羽根の軸方向が水平方向に対して傾斜していることによって、計量羽根が、米を水平方向に対して傾斜した方向に移送させることも可能である。
送米路220は、米計量部210の下方から、炊飯器1の後部を上方に向けて筐体3の上枠4の上方まで配管され、上枠4の上方を略水平方向に沿って鍋2の上方まで配管されている。送米路220の一端部は、米計量部210の筐体211の送米路入口と連通している。送米路220の他端部は、米分離装置170と連通している。
米分離装置170は、鍋2の上方に配置されている。米分離装置170は、側方において送米路220及び排気路180と連通している。また、米分離装置170は、下方において鍋2の内部と連通している。米分離装置170は、送米ファンを備えている。送米ファンは、送米路220の空気を吸い込むことによって、送米路220の中の米及び空気を米分離装置170へ移送させる吸気ファンである。送米路220から米分離装置170へ吸い込まれた空気は、排気路180へ進む。送米路220から米分離装置170へ吸い込まれた米は、自重によって鍋2の内部へ落下し、排気路180へ進まない。これにより、送米路220から米分離装置170へ吸い込まれた米と空気とは米分離装置170におい9分離される。米分離装置170において分離された空気は、排気路180を介して炊飯器1の外部へ排出される。米分離装置170において分離された米は、鍋2の内部へ排出される。米分離装置170が米と空気とを分離する構成は公知であるため、ここでは、米分離装置170の内部構成のこれ以上の詳細な説明は省略される。
図3に示すように、水容器300は、筐体3の内部に設けられている。水容器300は、内部空間を有している。水容器300の内部空間に水が収容される。
水容器300は、筐体3の前下部に位置している。水容器300は、筐体3の下枠5に支持されている。つまり、水容器300は、下枠5の上方に位置している。
図4及び図6に示すように、水容器300は、鍋2及び加熱ユニット8の下方に位置している。平面視において、水容器300は、鍋2及び加熱ユニット8と重複している。本実施形態では、平面視において、水容器300の一部が鍋2及び加熱ユニット8と重複しているが、水容器300の全部が鍋2及び加熱ユニット8と重複していてもよい。
水容器300は、米容器100の横に位置している。言い換えると、平面視において、米容器100は、水容器300から外れた位置にある。
図1に示すように、筐体3は、開閉扉31を備える。開閉扉31は、筐体3の前面3Aの下部に設けられている。開閉扉31が開かれることによって、筐体3の内部に配置された水容器300(図3参照)が外部に露出される。水容器300は、筐体3の内部に着脱自在に収納されている。ユーザは、水を補給するために、外部に露出された水容器300を前方に引き抜いて取り出すことができる。
図4に示すように、送水部400は、水容器300から鍋2へ水を移送するための送水路410と、水を移動させる送水ポンプ420とを備える。
送水路410は、水容器300の下部から、炊飯器1の後部を上方に向けて筐体3の上枠4の上方まで配管され、上枠4の上方を略水平方向に沿って鍋2の上方まで配管されている。送水路410の一端部は、送水路入口310と連通している。送水路入口310は、水容器300の側壁の下部に形成されている。水容器300の内部空間は、送水路入口310を介して、送水路410と連通している。送水路410の他端部は、鍋2の内部と連通している。
送水ポンプ420は、例えば、送水の向きを制御できるギヤポンプ、チュービングポンプ等のポンプである。送水ポンプ420が駆動されることによって、水容器300に収容された水が送水路410を経由して鍋2の内部へ供給される。鍋2の内部へ供給される水の計量は、例えば、送水ポンプ420の駆動時間に基づいて行われる。
図10は、図1の炊飯器の内部構造を示す斜視図である。図10に示すように、炊飯器1は、補強部材9を備える。
補強部材9は、加熱ユニット8より下方に位置し、下枠5より上方に位置する。言い換えると、補強部材9は、上下方向において、加熱ユニット8と下枠5との間に位置する。
図11は、補強部材の外観を示す斜視図である。図11に示すように、補強部材9は、一対の縦延設部91と、横延設部92とを備える。本実施形態において、一対の縦延設部91と横延設部92とは、一体に形成されている。
図10に示すように、一対の縦延設部91の一方である縦延設部91Aは、炊飯器1を前方から見たときに水容器300の右方に位置している。一対の縦延設部91の他方である縦延設部91Bは、炊飯器1を前方から見たときに水容器300の左方に位置している。つまり、一対の縦延設部91は、平面視において水容器300を挟むように配置されている。
図10及び図11に示すように、横延設部92は、幅方向に延びている。横延設部92の幅方向の一端部は、縦延設部91Aの上端部と繋がっている。横延設部92の幅方向の他端部は、縦延設部91Bの上端部と繋がっている。言い換えると、一対の縦延設部91は、横延設部92から下方へ延びている。
図10に示すように、一対の縦延設部91の各々の下部に、板状部材18がネジ19によって連結されている。板状部材18の下端部は、屈曲している。この屈曲した板状部材18の下端部は、筐体3の下枠5に支持されている。つまり、本実施形態において、一対の縦延設部91は、板状部材18を介して下枠5に支持されている。なお、一対の縦延設部91は、下枠5に直接支持されていてもよい。
上下方向において、横延設部92は、加熱ユニット8と水容器300との間に位置する。言い換えると、横延設部92は、加熱ユニット8の真下に位置し且つ水容器300の真上に位置している。更に言い換えると、横延設部92は、平面視において加熱ユニット8及び水容器300と重複している。
本実施形態において、横延設部92は、図11に示すように、曲がっている。横延設部92は、一対の傾斜部921と、中央部922とを備える。一対の傾斜部921は、横延設部92の幅方向の両端側を構成している。中央部922は、一対の傾斜部921の間に位置している。
一対の傾斜部921の一方における幅方向の外側の端部は、縦延設部91Aと繋がっている。一対の傾斜部921の他方における幅方向の外側の端部は、縦延設部91Bと繋がっている。一対の傾斜部921の各々における幅方向の内側の端部は、中央部922と繋がっている。一対の傾斜部921の各々は、幅方向の中央部に近づくにしたがって前方に位置するように、幅方向に対して傾斜している。中央部922は、幅方向に沿って延びている。
以上のように構成されていることにより、平面視において、横延設部92は、図10に示すように、縦延設部91から離れるにしたがって前方に位置するように曲がっている。平面視において前方へ曲がった横延設部92は、鍋2の中心部から前方に外れている。なお、横延設部92は、縦延設部91から離れるにしたがって後方に位置するように曲がっていてもよい。
図11に示すように、横延設部92における中央部922と傾斜部921との境界部に、貫通穴93が形成されている。一方、図10に示すように、加熱ユニット8の保持部82は、被支持部823を備えている。被支持部823は、保護枠カバー822の外側面に形成されており、下方へ延設されている。被支持部823の下端部は、横延設部92の貫通穴93に挿入されている。被支持部823は、被支持部823の下端部より上の部分に、被支持部823の他の部分より大きな直径の大直径部823Aを備える。大直径部823Aは、横延設部92の上面に支持されている。つまり、横延設部92は、加熱ユニット8の保持部82を支持している。なお、貫通穴93が形成される位置は前記の位置に限らず、貫通穴93は横延設部92の任意の位置に形成可能である。また、被支持部823は、貫通穴93の真上となる位置に設けられる。
本実施形態において、被支持部823は、図6に示すように、鍋閉塞位置の蓋体7の回動先端部7Aの真下に位置している。言い換えると、蓋体7が鍋閉塞位置に位置するとき、横延設部92の保持部82に対する支持位置に形成された貫通穴93は、回動先端部7Aの真下に位置している。なお、被支持部823は、蓋体7の嵌合部71と筐体3の上枠4の被嵌合部42との嵌合位置の真下に位置していてもよい。
制御部20は、炊飯器1の全体の動作を制御する。例えば、制御部20は、記憶部(不図示)に記憶されたプログラムと、当該プログラムを読み込んで実行するプロセッサ22(図6参照)とを備えている。本実施形態において、制御部20は、図6に示すように、プリント基板21と、プリント基板21に実装された電子部品とを備えている。電子部品は、例えば、プロセッサ22、記憶部、ヒートシンク23、及び他の種々の電子部品24である。
プリント基板21は、水容器300及び鍋2の後方に配置されている。プリント基板21の表面は後方を向いている。プリント基板21の裏面は前方を向いている。プロセッサ22、記憶部、ヒートシンク23、及び他の種々の電子部品24は、プリント基板21の表面に実装されている。
なお、制御部20は、プログラムの書き換えが不可能なワイヤードロジックを用いることで、炊飯器1の全体の動作を制御してもよい。この場合、制御部20は、CPU及び記憶部の代わりに、またはCPU及び記憶部の少なくとも一方に加えて、ワイヤードロジックの一例としてのASIC(Application Specific Integrated Circuit)を備えていてもよい。
以下、制御部20に制御によって実行される炊飯器1の炊飯工程が説明される。制御部20は、炊飯指示の情報を制御部20の外部から取得すると、炊飯工程を開始する。例えば、炊飯指示の情報は、炊飯器1の筐体3及び蓋体7等に設けられたスイッチ及びタッチパネル等の入力部を通じたユーザによる炊飯指示の入力に応じて、入力部から制御部20へ送られる。また、例えば、炊飯指示の情報は、スマートフォン及びパーソナルコンピュータ等の外部機器においてユーザによって入力された炊飯指示が、外部機器から炊飯器1の制御部20へ送られてもよい。この場合、炊飯器1と外部機器とは、有線または無線により通信可能に構成されている。
図12は、炊飯工程の一例を示すフローチャートである。図12に示すように、炊飯工程は、前記のような炊飯指示を受け付けると(S10)、実行開始される。炊飯工程は、送米工程S20と、送水工程S30と、前炊き工程S40と、昇温工程S50と、沸騰工程S60と、蒸らし工程S70とを含む。
送米工程S20において、制御部20は、炊飯指示に応じて、炊飯に必要な米の量を決定する。制御部20は、送米部200を制御して、決定した量の米を米容器100から鍋2内へ送る。
送水工程S30において、制御部20は、炊飯指示に応じて、炊飯に必要な水の量を決定する。制御部20は、送水部400を制御して、決定した量の水を水容器300から鍋2内へ送る。
送米工程S20及び送水工程S30は、並行して実行されてもよい。送水工程S3は、送米工程S2より先に実行されてもよい。
図13は、前炊き工程と、昇温工程と、沸騰工程と、蒸らし工程とにおける、時刻(分)と鍋2内の温度(℃)との関係を模式的に示すグラフである。
図13に示すように、前炊き工程S40において、制御部20は、加熱部81を制御して鍋2を加熱する。このとき、制御部20は、鍋2内の温度を糊化温度以下(例えば55度)に保ち、米に吸水させる。制御部20は、鍋2内の温度を、温度センサ(不図示)から入力された情報に基づいて認識する。
温度センサは、鍋2の下方に鍋2に隣接して配置されている。温度センサは、平面視において鍋2の中央部の下方に配置されている。温度センサは、鍋2の底部の温度を検知することによって、鍋2内の温度を検知する。温度センサは、検知した温度に関する情報を出力する。
昇温工程S50において、制御部20は、加熱部81を制御して前炊き工程S40のときより強く鍋2を加熱し、鍋2内の温度を上昇させ、鍋2内を沸騰状態に移行させる。
沸騰工程S60において、制御部20は、加熱部81を制御して、昇温工程S50のときより弱く鍋2を加熱する。但し、加熱部81による加熱強度は、鍋2内の水の沸騰が維持される程度に保たれる。
沸騰工程S60において、制御部20は、圧力弁15を開閉させる。圧力弁15が閉じられることにより、鍋2内の圧力が上昇する。なお、図13では、圧力弁15が3回閉じられることによって、鍋2内の圧力が3回上昇しているが、圧力弁15が閉じられる回数は3回に限らない。圧力弁15が開かれると、鍋2内の圧力が一気に大気圧近傍まで低下し、突沸が発生する。突沸によって生じた泡によって、米粒が攪拌される。
鍋2内の水が米に吸収されること及び沸騰することによって、鍋2内の水が無くなると、加熱によって鍋2内の温度は上昇して水の沸点(100℃)より高くなる。制御部20は、鍋2内の温度が水の沸点より高い温度(例えば120℃)に達すると、加熱部81を制御して、鍋2の加熱を停止する。この鍋2の加熱が停止されている期間が蒸らし工程S70である。
蒸らし工程S70において、制御部20は、圧力弁15を短時間閉じると共に、加熱部81を制御して鍋2を短時間加熱する。これにより、鍋2を上方から覆う蓋体7の下面に付着している水滴が気化する。
本実施形態によれば、水容器300に収容された水は送水部400によって鍋2内に移動される。そのため、鍋2内の米を炊飯するために、水道等の外部水源から水を供給する必要がない。
本実施形態によれば、水容器300が加熱ユニット8の下方に位置している。そのため、水容器300が加熱ユニット8と水平方向に並んで配置された構成より、炊飯器1の設置面積を小さくすることができる。
本実施形態によれば、水容器300が加熱ユニット8の下方に位置している。通常、熱は上方へ伝達する。そのため、水容器300に収容された水が加熱ユニット8において生じた熱によって温められることを低減することができる。
本実施形態によれば、米容器100に収容された米が送米部200によって鍋内に移動される。そのため、米の炊飯に際して、米を鍋2内へ供給する工程を自動化することができる。
米容器は、底面が広く且つ上下方向に短い横長形状より、底面が狭く且つ上下方向に長い縦長形状であることが望ましい。それは以下の理由による。米容器が横長形状である場合、鍋内に送られることなく米容器の底面に残存する米が多くなる。そのため、米容器内の米を使い切ることが困難となる。また、米容器内の米を使い切るためには、米を米容器内の最下部へ送る必要がある。これを実現するため、米容器の底部を傾斜面とすることが考えられる。米容器が縦長形状である場合、当該傾斜面を下方へ米を送りやすい形状、つまり上下に長い形状とすることが容易である。仮に、平面視において、米容器が水容器と重複する位置にある場合、米容器の上下方向の長さは、水容器の分だけ短くなってしまう。しかし、本実施形態によれば、平面視において米容器100は水容器300から外れた位置にある。そのため、米容器100を上下方向に長くすることが容易である。つまり、本実施形態によれば、米の使い切りに適した形状に米容器100を構成することが容易である。
本実施形態によれば、鍋2が上枠4の挿入口41に挿入された状態で、炊飯が実行される。このとき、炊飯において発生した水蒸気等の水が上枠4に付着する。本実施形態によれば、投入口121は上枠4より上方に位置する。そのため、上枠4に付着した水が投入口121を通って米容器100に浸入することを低減することができる。
本実施形態によれば、鍋2が上枠4の挿入口41に挿入された状態で、炊飯が実行される。このとき、炊飯において発生した水蒸気等の水が鍋2に付着する。本実施形態によれば、投入口121は上枠4の挿入口41に挿入された状態の鍋2より上方に位置する。そのため、鍋2に付着した水が投入口121を通って米容器100に浸入することを低減することができる。
本実施形態によれば、投入口121は上枠4の挿入口41に挿入された状態の鍋2より上方に位置する。鍋2内で炊飯された米が取り出される際に、当該米が誤って投入口121を介して米容器100に入る可能性を低くすることができる。
本実施形態によれば、投入口閉塞位置の蓋体150は、筒部120の側壁122及び投入口121を上方から覆っている。つまり、蓋体150が投入口閉塞位置に位置するとき、筒部120の上側に設けられた投入口121は、箱形状の蓋体150の奥部に入り込んでいる。これにより、単に板状の蓋が投入口121を塞ぐ構成より、炊飯において発生して上枠4や鍋2に付着した水の米容器100への浸入を低減することができる。
本実施形態によれば、鍋2から加熱ユニット8に作用した圧力は、補強部材9を介して下枠5に作用する。これにより、当該圧力が、水容器300に作用する可能性を低くすることができる。
本実施形態によれば、鍋2から加熱ユニット8に作用した圧力は、補強部材9の横延設部92を介して補強部材9の縦延設部91に作用し、補強部材9の縦延設部91に作用した圧力は下枠5へ作用する。つまり、水容器300の上方に位置する横延設部92に作用した圧力は、平面視において水容器300から外れた位置にある縦延設部91へ伝達される。そのため、当該圧力が水容器300に作用する可能性を低くすることができる。
通常、鍋2の中心部の下方には、加熱部81等が配置されている。そのため、仮に、横延設部92が鍋の中心部の下方に配置される場合、横延設部92の分だけ、加熱部81等が上方に配置される必要があり、これに伴って鍋2も上方に配置される必要がある。これにより、炊飯器1が上下方向に長くなってしまう。本実施形態によれば、平面視において、横延設部92は、鍋2の中心部から外れている。そのため、前記のように炊飯器1が上下方向に長くなることを抑制することができる。
本実施形態によれば、蓋体7が鍋開放位置から鍋閉塞位置へ回動するときに、筐体上蓋の回動先端部7Aから上枠4へ下向きの圧力が作用する。本実施形態によれば、蓋体7が鍋閉塞位置に位置するとき、横延設部92の保持部82に対する支持位置が回動先端部7Aの下方に位置している。そのため、前記の圧力を横延設部92で受けることができる。その結果、前記の圧力が水容器300へ作用することを低減することができる。
本実施形態によれば、炊飯器1は、鍋2内を加圧状態にして炊飯を行う圧力式炊飯器である。圧力式炊飯器では、鍋2が加圧状態とされることによって鍋2の下方に位置する加熱ユニット8や水容器300に圧力が作用し得る。しかし、本実施形態によれば、当該圧力は、加熱ユニット8を介して補強部材9に作用するため、当該圧力が水容器300に作用する可能性を低くすることができる。
本実施形態では、炊飯器1は、米容器100と送米部200とを備えているが、米容器100と送米部200とを備えていなくてもよい。この場合、米は、例えば、ユーザの手作業によって鍋2内へ供給される。
本実施形態では、平面視において、米容器100は水容器300から外れた位置にある。しかし、平面視において、米容器100及び水容器300は重複していてもよい。
本実施形態では、筒部120の投入口121は、筐体3の上枠4、及び上枠4の挿入口41に挿入された鍋2より上方に位置している。しかし、投入口121の高さは、上枠4の高さ以下であってもよいし、鍋2の高さ以下であってもよい。
本実施形態では、蓋体150は、回動することによって米容器100の投入口121を開閉し、蓋体7は、回動することによって鍋2を露出及び閉塞している。しかし、蓋体150及び蓋体7の移動手段は、回動に限らない。例えば、蓋体150及び蓋体7は、回動ではなく、スライドすることによって移動してもよい。また、例えば、蓋体150及び蓋体7は、着脱されることによって移動してもよい。
補強部材9の形状及び配置位置は、図10及び図11に示すような形状及び配置位置に限らない。補強部材9は、上下方向において加熱ユニット8と水容器300との間に位置し、加熱ユニットを支持し且つ下枠5に支持されていればよい。
本実施形態では、炊飯器1は、圧力式炊飯器であったが、圧力式以外の炊飯器であってもよい。
なお、前記様々な実施形態のうちの任意の実施形態を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。
本発明は、適宜図面を参照しながら好ましい実施の形態に関連して充分に記載されているが、この技術に熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した請求の範囲による本発明の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。