JP7465251B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
このような遊技機においては、遊技者の興趣を高めるべく、有利度の異なる複数の遊技状態を設け、特定の大当たり図柄が決定された場合には、特別遊技の終了後の遊技状態を相対的に有利度の高い遊技状態(いわゆる時短遊技状態や高確率遊技状態等)に設定するようなことが行われている(特許文献1及び2参照)。
また、このような遊技機では、遊技者が設定中の遊技状態を把握可能とすべく、各遊技状態において設定中の遊技状態を示唆する遊技状態示唆(たとえば、設定中の遊技状態を連想させる名称や背景画像の表示)等も行われている。
(1)本発明に係る遊技機は、遊技球が進入可能な第1始動領域又は第2始動領域への遊技球の進入に基づき、遊技者に有利な特別遊技を実行する旨が対応付けられた第1の図柄、又は、特別遊技を実行しない旨が対応付けられた第2の図柄を決定可能な決定手段と、非時短遊技状態、及び、前記第2始動領域への遊技球の進入の難易度が当該非時短遊技状態と異なり当該非時短遊技状態よりも有利度の低い時短遊技状態を含む複数の遊技状態のいずれかを設定可能な設定手段と、特定の示唆を実行可能な示唆手段と、を備え、前記特定の示唆は、前記非時短遊技状態に滞在している可能性がある旨を示唆可能なものであり、前記設定手段は、前記非時短遊技状態において前記第2の図柄が決定されることに基づき前記時短遊技状態を設定し、前記示唆手段は、前記非時短遊技状態において前記特定の示唆を実行し、当該非時短遊技状態において前記第2の図柄が決定されることに基づき前記時短遊技状態が設定されると前記特定の示唆の実行を終了し、電断から復帰した後の前記非時短遊技状態及び前記時短遊技状態のいずれにおいても前記特定の示唆を実行することを特徴とする。
(パチンコ機Pの外部構成)
本形態に係る遊技機は、遊技媒体として遊技球を使用するパチンコ機Pである。特に図示していないが、パチンコ機Pが設置される遊技場においては、島と呼ばれる遊技機の設置領域に、複数台のパチンコ機Pが並べて配設されるとともに、遊技球を貸し出すための遊技球貸出装置が各パチンコ機Pに隣接して設置される。また、各パチンコ機Pは対応する遊技球貸出装置Rに接続されている。
遊技球貸出装置Rは、紙幣の投入や遊技球の貸し出しに必要な価値情報が記憶される記憶媒体(カード)の挿入が可能となっている。そして、遊技球貸出装置Rに紙幣を投入(又は、カードを挿入)した上で、パチンコ機Pに対して所定の操作を行うことにより、遊技球貸出装置Rから遊技球の貸し出しを受けることができるようになっている。
この遊技領域12は、図3に示すように、パチンコ機Pに対向する遊技者から見て左側の領域である第1遊技領域12aと、パチンコ機Pに対向する遊技者から見て右側の領域である第2遊技領域12bとから構成されている。これら2つの遊技領域12は、発射装置の発射強度により、遊技球の進入可能性が異なるようになっている。具体的には、発射装置の発射強度が所定の強度未満(発射装置により発射される遊技球が遊技領域12の最高地点に到達しない程度の強度)の場合には、遊技球は第1遊技領域12aに進入する。これに対して、発射装置の発射強度が所定の強度以上(発射装置により発射される遊技球が遊技領域12の最高地点に到達可能な強度)の場合には、遊技球は第2遊技領域12bに進入する。
なお、一般入賞口14の設置個数や設置位置は特に限定されるものではない。
遊技球がゲート20を通過すると、後述する普通図柄の抽選が行われる。そして、当該普通図柄の抽選の結果が当たりであった場合、後述する可動片16bが所定時間突出するようになっている。
可動片16bの上面は、遊技盤11から突出した状態において、右端から左端に向けて下り傾斜となるように形成されている。ゲート20の直下には、可動片16bの右端が位置するようになっており、可動片16bの左端の左方に第2始動入賞口16が配置されている。第2始動入賞口16は、上方に向けて開口したコップ形状となっており、開口に到達した遊技球が第2始動入賞口16に入球するようになっている。また、本形態に係るパチンコ機Pでは、可動片16bの上面右端にある遊技球が第2始動入賞口16の開口に到達するまでの時間(以下、開口到達時間ともいう)がおよそ0.3秒となるように構成されている。
そして、可動片16bが遊技盤11から突出している状態(以下、突出状態ともいう)においては、この可動片16bの上面が遊技球を第2始動入賞口16の開口まで案内するガイド部材として機能する(図4(b)参照)。これに対して、可動片16bが遊技盤11に没入している状態(以下、没入状態ともいう)においては、可動片16bが遊技球を第2始動入賞口16の開口まで案内することができないようになっている(図4(a)参照)。
また、第2始動入賞口16へは、第2遊技領域12bを流下する遊技球のみ入球可能となっており、第1遊技領域12aを流下する遊技球は入球できないようになっている。
たとえば、第2始動入賞口16に対し、可動片16bとして、遊技盤11に直交する軸を中心に左右方向に回動して当該第2始動入賞口16を開閉可能な羽根部材を設けるようにしてもよい。具体的には、可動片16b(羽根部材)が閉じているときには第2始動入賞口16が閉状態となり、第2始動入賞口16への遊技球の入球は不可能であるのに対し、可動片16bが開くと第2始動入賞口16が開状態となり、この可動片16bが遊技球を第2始動入賞口16へ向けて案内するガイド部材として機能することにより、第2始動入賞口16への遊技球の入球が可能となるようにしてもよい。
また、可動片16bは、遊技盤11と水平な軸を中心に前後方向に回動して第2始動入賞口16を開閉する蓋部材としてもよいし、上下方向にスライドして第2始動入賞口16を開閉するシャッター部材としてもよい。
なお、第1始動入賞口15又は第2始動入賞口16への遊技球の入球に基づいて払い出される賞球は、1個以上であれば特に限定されるものではなく、いかなる個数にしてもよい。また、第1始動入賞口15(可動片16bが併設されていない始動入賞口)と第2始動入賞口16(可動片16bが併設されている始動入賞口)とでは、賞球の数を同一にしてもよいし、異ならせてもよい。本形態に係るパチンコ機Pでは、第1始動入賞口15への遊技球の入球に基づいて払い出される賞球の数は3個、第2始動入賞口16への遊技球の入球に基づいて払い出される賞球の数は1個となっている。
また、図3に示すように、この大入賞口18へは、第2遊技領域12bを流下する遊技球が入球可能となっており、第1遊技領域12aを流下する遊技球は入球できないようになっている。また、特に図示していないが、第2遊技領域12bを流下する遊技球は、第2始動入賞口16へ入球したものを除いてほぼ全て大入賞口18へ到達可能となるように、釘や風車等が配置されている。したがって、大入賞口18が開状態となっている限りにおいて遊技球を打ち出し続けていれば、遊技球は大入賞口18へ入球するようになっている。
そして、本形態に係るパチンコ機Pでは、特定のラウンド遊技中に所定数(本形態では1個)の遊技球が特定領域57へ進入した場合、特別遊技の終了後の遊技状態が、遊技者にとって有利な遊技状態である高確率遊技状態及び後述する時短遊技状態JT2を組み合わせた遊技状態である高確率時短遊技状態に設定されるようになっている。これに対して、特定のラウンド遊技中に所定数の遊技球が特定領域57へ進入しなかった場合(すなわち、大入賞口18へ入球した遊技球が全て一般領域58へ進入した場合)、特別遊技の終了後の遊技状態が、低確率遊技状態及び時短遊技状態JT2を組み合わせた遊技状態である低確率時短遊技状態LJT2に設定されるようになっている。
開閉扉18bの開閉パターン、振り分け部材59の作動パターン、遊技状態の設定に関しては、後程詳述する。
なお、上述のように、特別遊技中のラウンド遊技において所定数の遊技球が特定領域57へ進入したか否かより特別遊技の終了後の遊技状態を高確率時短遊技状態又は低確率時短遊技状態LJT2に設定するのではなく、大当たりに当選した場合に決定される特別図柄の種別に応じて、特別遊技の終了後の遊技状態を高確率時短遊技状態や低確率時短遊技状態LJT2に設定するようにしてもよい。たとえば、大当たりに当選した場合において、特定の特別図柄が決定されたときには、特別遊技の終了後の遊技状態が高確率時短遊技状態に設定されるものの、特定の特別図柄以外の特別図柄が決定された場合には、特別遊技の終了後の遊技状態が低確率時短遊技状態LJT2や通常遊技状態に設定されるようにしてもよい。このように、特別遊技の終了後の遊技状態が特別図柄の種別に応じて決定されるようにした場合には、上述の特定領域57を設ける必要はない。
なお、演出表示装置21は、液晶表示装置に限定されるものではなく、たとえば、外周に図柄が付された複数のドラムを用いて各種表示を行うドラム式の表示装置等を用いてもよい。
なお、演出装置としては、これらに限定されるものではなく、たとえば、種々のタイミングや態様で可動する演出役物装置等を備えてもよい。
なお、演出操作装置9としては、操作ダイヤル9aや操作ボタン9b等に限定されるものではなく、上下左右方向の入力が可能な十字キー等を設けてもよい。また、操作ダイヤル9aや操作ボタン9b等の演出操作装置9を設けるとともに、上述の十字キーを別途設けてもよい。
次に、パチンコ機Pの遊技や演出を制御する制御手段について説明する。
上述の制御手段は各種制御基板により構成されており、具体的には、図6に示すように、パチンコ機Pの遊技の基本動作を制御する主制御基板100、遊技球の発射及び賞球の払い出しを制御する発射払出制御基板200、各種演出を制御する副制御基板300、遊技球貸出装置Rへの操作を中継する遊技球貸出制御基板400を備えている。
なお、本形態に係るパチンコ機Pでは、上述の如く、発射払出制御基板200が遊技球の発射及び賞球の払い出しの双方を制御しているが、遊技球の発射を制御する基板(発射制御基板)と、賞球の払い出しを制御する基板(払出制御基板)とを別個に設けてもよい。
この主制御基板100は、図6に示すように、各種演算処理を行うメインCPU101と、遊技を進行するための制御プログラム、遊技に必要なデータやテーブル等を格納するメインROM102と、演算処理時の一時記憶領域等として用いられるメインRAM103と、を備えている。
そして、メインCPU101は、後述する各検出センサやタイマからの信号に基づき、メインROM102に格納されている制御プログラムを読み出して演算処理を行うとともに、メインCPU101に接続されている各種装置の制御や演算処理の結果に基づく他の基板へのコマンド送信等を行う。
なお、主制御基板100に接続されるセンサはこれらに限定されるものではなく、たとえば、一般領域58へ遊技球が進入したことを検出する一般領域検出センサ等を設けてもよい。
そして、主制御基板100によって、各ソレノイドが駆動されることで第2始動入賞口16に併設された可動片16bの突没制御、大入賞口18の開閉制御や振り分け部材59の変位制御が行われ、また、各表示装置の表示制御が行われるようになっている。
なお、出玉に関する設定としては、1段階のみならず、たとえば、設定値1から設定値6までの6段階のように複数段階を定めるようにしてもよい。出玉に関する設定として複数段階を定めた場合、この設定値の違いにより、当否抽選における大当たりの当選の確率が異なるように設定することができる。たとえば、設定値1よりも設定値6の方が大当たりの当選の確率が大きくなるように設定することができ、大当たりの当選の確率が高ければ賞球を獲得できる可能性も高くなるので、設定値を変更することにより、そのパチンコ機Pにおいて想定される賞球の払い出し量が変化する。当否抽選において用いられる当否乱数判定テーブル110は、設定値1~6のそれぞれに対応して設けられ、設定値が変更されたときには、設定値ごとに設けられた当否乱数判定テーブル110がまるごと変更されることとなる。
主制御基板100には、特に図示していないが、RAMクリアスイッチ及び設定スイッチが設けられている。本形態に係るパチンコ機Pでは、前扉3が開放されており、かつRAMクリアスイッチ及び設定スイッチの両方をオンにした状態で電源を投入すると、設定値を変更可能な設定変更状態へ移行する。そして、この設定変更状態中において、RAMクリアスイッチを操作することにより設定値を変更できるようになっている。本形態に係るパチンコ機Pでは、上述したように、出玉に関する設定として設定値1の1段階のみ定められているため、設定変更状態中にRAMクリアスイッチを操作しても設定値1のままとなる。
なお、遊技球を発射する装置としては、発射モータ61ではなく、ロータリーソレノイドを用いてもよい。
受皿満タン検出センサ7aは、遊技球が上述の所定位置に達したことを検出するとオンとなり受皿検出信号を発射払出制御基板200に出力するようになっており、貯留された遊技球が上述の所定位置に達している間は、受皿検出信号が連続して出力される。そして、発射払出制御基板200は、受皿検出信号が入力されると、受皿満タンコマンドを主制御基板100に送信する。これに対して、受皿満タン検出センサ7aは、遊技球が上述の所定位置に達したことを検出しなくなるとオフとなり受皿検出信号の出力を停止する。そして、発射払出制御基板200は、受皿検出信号の入力が止まると、受皿7の満タン状態が解除されたと判断し、主制御基板100への受皿満タンコマンドの送信を停止する。
また、カード返却ボタン37が押下操作されると、カード返却スイッチ37aから出力される検出信号が発射払出制御基板200に入力され、当該発射払出制御基板200は、遊技球貸出装置Rに対して、カードの返却を要求する返却要求信号を送信する。そして、遊技球貸出装置Rが返却要求信号を受信すると、当該遊技球貸出装置Rによりカードを排出する制御が行われる。
この副制御基板300は、図6に示すように、各種演算処理を行うサブCPU301と、演出を実行するための制御プログラム、演出の実行に必要なデータやテーブル等を格納するサブROM302と、演算処理時の一時記憶領域等として用いられるサブRAM303と、を備えており、主制御基板100から副制御基板300への一方向に通信可能となるように接続されている。
そして、サブCPU301は、主制御基板100から送信されるコマンドやタイマからの信号に基づき、サブROM302に格納されている制御プログラムを読み出して演算処理を行うとともに、画像表示を制御するための画像制御基板(特に図示しておらず)、音声出力を制御するための音声制御基板(特に図示しておらず)、照明の点灯を制御するための電飾制御基板(特に図示しておらず)に、演出実行用のコマンドを送信する。
なお、本形態に係るパチンコ機Pでは、上述の如く、音声制御基板と電飾制御基板とを別個に設けているが、これらの基板の機能を集約した1枚の基板(音声電飾制御基板)を設け、当該基板により、音声出力及び照明の点灯のいずれをも制御するようにしてもよい。
次に、本形態のパチンコ機Pにおける遊技について、メインROM102に格納されている各種テーブルに基づいて説明する。
上述の如く、本形態のパチンコ機Pにおいては、特図遊技と普図遊技の遊技が並行して進行する。また、これら両遊技を進行する際の遊技状態としては、低確率遊技状態(いわゆる非確変状態)又は高確率遊技状態(いわゆる確変状態)のいずれかの遊技状態と、非時短遊技状態又は時短遊技状態のいずれかの遊技状態と、が組み合わされたいずれかの遊技状態が設定されるようになっている。また、本形態に係るパチンコ機Pにおいては、時短遊技状態として、時短遊技状態JT1及び時短遊技状態JT2の2つが設けられており、いずれかの時短遊技状態を設定可能となっている。
具体的には、本形態に係るパチンコ機Pでは、低確率遊技状態及び非時短遊技状態を組み合わせた遊技状態である通常遊技状態、低確率遊技状態及び時短遊技状態JT1を組み合わせた遊技状態である低確率時短遊技状態LJT1、低確率遊技状態及び時短遊技状態JT2を組み合わせた遊技状態である低確率時短遊技状態LJT2、又は、高確率遊技状態及び時短遊技状態JT2を組み合わせた遊技状態である高確率時短遊技状態のいずれかの遊技状態が設定される。
本形態に係るパチンコ機Pでは、時短遊技状態JT2は非時短遊技状態及び時短遊技状態JT1よりも、可動片16bが突出状態に維持されやすい(すなわち、第2始動入賞口16へ遊技球が入球しやすい)ように設定されている。また、後述するように若干の差はあるものの、非時短遊技状態及び時短遊技状態JT1はいずれも、可動片16bがほぼ突出状態に維持されない(すなわち、第2始動入賞口16へ遊技球がほぼ入球しない)ように設定されている。
なお、工場出荷直後やリセット後の初期状態においては、通常遊技状態が設定されるようになっている。
そして、この当否抽選によって大当たりの当選との判定結果が導出されると(すなわち、大当たりに当選すると)、大入賞口18が開放され当該大入賞口18へ遊技球を入球させることが可能となる特別遊技が実行され、さらに、当該特別遊技の終了後の遊技状態が、低確率時短遊技状態LJT2又は高確率時短遊技状態のいずれかに設定されるようになっている。すなわち、当該特別遊技の終了後は、低確率時短遊技状態LJT2又は高確率時短遊技状態のいずれかへ移行するようになっている。
本形態に係るパチンコ機Pでは、通常遊技状態において時短図柄J1が決定されると、低確率遊技状態は変わることなく時短遊技状態JT1が設定されるようになっている。すなわち、通常遊技状態において上述の当否抽選によって時短付与に当選し時短図柄J1が決定されると、低確率遊技状態はそのままに、非時短遊技状態が時短遊技状態JT1に変更され、これにより低確率時短遊技状態LJT1へ移行する。また、通常遊技状態において時短図柄J2が決定されると、低確率遊技状態は変わることなく時短遊技状態JT2が設定されるようになっている。すなわち、通常遊技状態において上述の当否抽選によって時短付与に当選し時短図柄J2が決定されると、低確率遊技状態はそのままに、非時短遊技状態が時短遊技状態JT2に変更され、これにより低確率時短遊技状態LJT2へ移行する。
これに対して、通常遊技状態において上述の当否抽選によってハズレとなる(大当たりに当選せず、かつ時短付与にも当選しない)と、遊技状態は通常遊技状態のままとなる。
このように、本形態に係るパチンコ機では、通常遊技状態においては、大当たりの当選及び特別遊技の実行を経由することなく、時短遊技状態(時短遊技状態JT1(低確率時短遊技状態LJT1)又は時短遊技状態JT2(低確率時短遊技状態LJT2))が設定され得るようになっている。すなわち、大当たりの当選及び特別遊技の実行を経由することなく遊技状態を変更可能となっている。
しかし、本形態に係るパチンコ機Pでは、通常遊技状態以外の遊技状態中に、時短付与に当選し時短図柄J1又はJ2が決定されても、当該決定に基づく新たな時短遊技状態は設定されず、当該決定時に設定されていた遊技状態が維持されるようになっている。すなわち、低確率時短遊技状態LJT1中、低確率時短遊技状態LJT2中又は高確率時短遊技状態中に時短付与に当選しても、当該当選に基づく時短遊技状態が改めて設定されることはなく、設定中の低確率時短遊技状態LJT1、低確率時短遊技状態LJT2又は高確率時短遊技状態が継続する。
このように、本形態に係るパチンコ機では、通常遊技状態以外の遊技状態においては、通常遊技状態と異なり、大当たりの当選及び特別遊技の実行を経由することなく、新たな時短遊技状態が設定されることはないようになっている。
そして、通常遊技状態中及び低確率時短遊技状態LJT1中は、遊技球が第1始動入賞口15へ入球するように、遊技者に第1遊技領域12aへ向けての遊技球の打ち出し(いわゆる左打ち)を行わせ、低確率時短遊技状態LJT2中、高確率時短遊技状態中及び特別遊技中は、大入賞口18へ遊技球が入球し、或いは遊技球がゲート20を通過及び第2始動入賞口16へ入球するように、遊技者に第2遊技領域12bへ向けての遊技球の打ち出し(いわゆる右打ち)を行わせるようになっている。すなわち、通常遊技状態中及び低確率時短遊技状態LJT1中は、遊技者に主に第1遊技領域12aにおいて遊技を行わせ、低確率時短遊技状態LJT2中及び高確率時短遊技状態中は、遊技者に主に第2遊技領域12bにおいて遊技を行わせるようになっている。
具体的には、低確率時短遊技状態LJT2や高確率時短遊技状態が設定されると、又は特別遊技が開始されると、第2遊技領域12bへ向けて遊技球を打ち出す旨を促す右打ち示唆(たとえば、演出表示装置21の表示部21aにおける「右打ち」という文字画像の表示、第2遊技領域12bへ向けて遊技を打ち出す旨を促す右打ちランプの点灯等)が行われる。また、通常遊技状態が設定されると、第1遊技領域12aへ向けて遊技球を打ち出す旨を促す左打ち示唆(たとえば、演出表示装置21の表示部21aにおける「左打ち」という文字画像の表示、上述の右打ちランプの消灯等)が行われる。なお、本形態に係るパチンコ機Pでは、通常遊技状態において時短図柄J1が決定されると低確率時短遊技状態LJT1が設定されるが、低確率時短遊技状態LJT1が設定された場合には上述の左打ち示唆は行われない。
ここで、本形態に係るパチンコ機Pは、当否抽選や特別図柄の決定に係る乱数として、当否抽選の結果(大当たりの当選、時短付与の当選又はハズレ)の判定に用いられる当否乱数、特別図柄の種別の決定に用いられる特別図柄乱数、及び、後述する変動パターンコマンドの決定に用いられる変動パターン乱数を有している。
なお、本形態に係るパチンコ機Pにおいて、上述の当否乱数には、主制御基板100に内蔵されたハードウェア乱数を用いている。この当否乱数は、一定の規則に従って更新され、乱数列が一巡するごとに自動的に乱数列が変更されるとともに、システムリセット毎にスタート値が変更されるようになっている。
また、変動パターンコマンドは、当否抽選の結果を報知可能な変動演出のパターン(変動時間、態様)を決定するためのものである。変動パターンコマンドの決定に用いられる乱数は上述のものに限定されず、たとえば、この乱数に加えて他の乱数を用いてもよい。
この保留記憶領域は、第1始動入賞口15への遊技球の入球により取得される、当否抽選や特別図柄の決定に係る乱数の各乱数値(以下、第1特図乱数という)を記憶するための第1保留記憶領域、及び、第2始動入賞口16への遊技球の入球により取得される、当否抽選や特別図柄の決定に係る乱数の各乱数値(以下、第2特図乱数という)を記憶するための第2保留記憶領域から構成されている。そして、これらの保留記憶領域は、それぞれ第1記憶部から第4記憶部までの計4つの記憶部から構成されており、第1特図乱数を計4組、第2特図乱数を計4組記憶可能となっている。
また、本形態に係るパチンコ機Pでは、第1保留記憶領域に記憶されている第1特図乱数の組数(以下、第1保留数ともいう)は、第1保留数カウンタ(特に図示しておらず)に記憶され、第2保留記憶領域に記憶されている第2特図乱数の組数(以下、第2保留数ともいう)は、第2保留数カウンタ(特に図示しておらず)に記憶されるようになっている。
なお、本明細書においては、上述のように、第1特図乱数や第2特図乱数が保留記憶領域に記憶されることを「保留」や「保留記憶」ともいい、また、第1保留数や第2保留数を単に「保留数」ともいう。
なお、当否抽選等に係るテーブルはこれらに限定されるものではなく、他に、乱数に基づく判定や決定を行う必要がある場合には、適宜、テーブルを設けてもよい。
すなわち、高確率判定テーブル110bは、低確率判定テーブル110aに比べて、大当たりの当選確率がおよそ6倍となるように設定されている。また、低確率判定テーブル110a及び高確率判定テーブル110bのいずれであっても、時短付与の当選の確率は同一となるように設定されている。
なお、本形態に係るパチンコ機Pでは、上述のように、大当たりの当選と判定される当否乱数の数値範囲における下限値が同一であり、かつ上限値が異なるように設定されていたが、これに限定されるものではなく、上限値が同一であり、かつ下限値が異なるように設定してもよい。
同様に、同一の設定値に対応する高確率判定テーブル及び低確率判定テーブルのいずれにおいても、時短付与の当選の確率が同一となるように設定してもよい。
本形態に係るパチンコ機Pでは、第1始動入賞口15又は第2始動入賞口16へ遊技球が入球すると、0~199の数値範囲内で1個の特別図柄乱数が取得される。そして、上述の当否抽選が行われると、遊技球が入球した始動入賞口に応じて、第1始動入賞口判定テーブル111a又は第2始動入賞口判定テーブル111bのいずれかの特別図柄乱数判定テーブル111が選択され、取得された特別図柄乱数と選択された特別図柄乱数判定テーブル111とに基づいて、特別図柄の種別が決定される。
また、時短付与の当選となった場合において、特別図柄乱数が0~169であったときに時短図柄J1が決定され、特別図柄乱数が170~199であったときに時短図柄J2が決定される。すなわち、この第1始動入賞口判定テーブル111aにおいては、時短付与の当選となった場合に、時短図柄J1が決定される確率は85%、時短図柄J2が決定される確率は15%となっている。
また、時短付与の当選となった場合において、特別図柄乱数が0~169であったときに時短図柄J1が決定され、特別図柄乱数が170~199であったときに時短図柄J2が決定される。すなわち、この第2始動入賞口判定テーブル111bにおいては、第1始動入賞口判定テーブル111aと同様に、時短付与の当選となった場合に、時短図柄J1が決定される確率は85%、時短図柄J2が決定される確率は15%となっている。
すなわち、特別図柄乱数判定テーブル111は、大当たりに当選した場合と時短付与に当選した場合とに参照され、ハズレの場合には参照されないようになっている。
さらに、図9(a)に示すように、大当たり図柄X1又はX4が決定された場合には、1ラウンド、3ラウンドの各ラウンド遊技中は、振り分け部材59が第1位置に停留する(位置する)という態様(作動パターン)で作動するようになっており、さらに、2ラウンドのラウンド遊技中も、振り分け部材59が第1位置に停留するという態様で作動するようになっている。
また、図9(b)に示すように、大当たり図柄X2又はX5が決定された場合には、1ラウンド、3ラウンドの各ラウンド遊技中は、大当たり図柄X1又はX4が決定された場合と同様に、振り分け部材59が第1位置に停留するという態様で作動するようになっている。これに対して、2ラウンドのラウンド遊技中は、振り分け部材59が第2位置に停留するという態様で作動するようになっている。
また、図9(c)に示すように、大当たり図柄X3又はX6が決定された場合には、1ラウンド、3ラウンド、4ラウンド~10ラウンドの各ラウンド遊技中は、大当たり図柄X1、X2、X4又はX5が決定された場合と同様に、振り分け部材59が第1位置に停留するという態様で作動するようになっており、さらに、2ラウンドのラウンド遊技中は、大当たり図柄X2又はX5が決定された場合と同様に、振り分け部材59が第2位置に停留するという態様で作動するようになっている。
これに対して、大当たり図柄X1又はX4が決定された場合には、2ラウンドのラウンド遊技において、大入賞口18は29.0秒連続して開放されるものの振り分け部材59が第1位置に停留するため、大入賞口18へ遊技球が入球しても当該遊技球は全て一般領域58へ進入してしまい、遊技球を特定領域57へ進入させることは不可能となっている。
本形態に係るパチンコ機Pでは、特別遊技が実行された場合には、当該特別遊技中に特定領域57へ所定数の遊技球が進入したか否かに応じて、特別遊技の終了後の遊技状態が設定されるようになっている。また、通常遊技状態において時短付与の当選となり時短図柄J1又はJ2が決定された場合には、決定された時短図柄に応じた遊技状態が設定されるようになっている。また、本形態に係るパチンコ機Pでは、後述するように、決定された大当たり図柄の種別に対応して特定領域57への遊技球の進入の可否が設定されており、実質的に、決定された大当たり図柄によって、当該決定に基づく特別遊技の終了後に高確率時短遊技状態へ移行するか否かが定まっている。
この場合には、特別遊技の終了後、大当たりに当選することなく当否抽選の結果が100回導出されるまで(特別図柄の変動回数が100回に到達するまで)、低確率時短遊技状態LJT2が継続する。そして、低確率時短遊技状態LJT2中に当否抽選の結果が100回全て大当たりの当選以外(すなわち、時短付与の当選又はハズレ)となると、低確率遊技状態はそのままに、時短遊技状態JT2が非時短遊技状態に変更されることにより、遊技状態は通常遊技状態に変更される。
なお、本形態に係るパチンコ機Pでは、低確率遊技状態における大当たりの当選の確率がおよそ1/300となっているため(図7(a)参照)、低確率時短遊技状態LJT2中には必ずしも大当たりに当選するとは限らない。
この場合には、特別遊技の終了後、大当たりに当選することなく当否抽選の結果が10000回導出されるまで(特別図柄の変動回数が10000回に到達するまで)、高確率時短遊技状態が継続する。そして、高確率時短遊技状態中に当否抽選の結果が10000回全て大当たりの当選以外となると、高確率遊技状態が低確率遊技状態に変更され、かつ時短遊技状態JT2が非時短遊技状態に変更されることにより、遊技状態は通常遊技状態に変更される。
なお、本形態に係るパチンコ機Pでは、高確率遊技状態における大当たりの当選の確率がおよそ1/50となっており(図7(b)参照)、実質的には、大当たりに再度当選するまで、上述の高確率時短遊技状態が継続することとなる。
ただし、大当たり図柄X2、X3、X5又はX6が決定された場合であっても、たとえば大入賞口18が開放しないといった異常発生等により、当該決定に基づく特別遊技中に特定領域57へ所定数の遊技球が進入しなかったときには、当該特別遊技の終了後の遊技状態が低確率時短遊技状態LJT2に設定される。
ただし、大当たり図柄X1又はX4が決定された場合であっても、たとえば振り分け部材59が第2位置に停留するといった異常発生等により、当該決定に基づく特別遊技中に特定領域57へ所定数の遊技球が進入したときには、当該特別遊技の終了後の遊技状態が高確率時短遊技状態に設定される。
この場合には、大当たりに当選することなく当否抽選の結果が10000回導出されるまで(特別図柄の変動回数が10000回に到達するまで)、低確率時短遊技状態LJT1が継続する。そして、低確率時短遊技状態LJT1中に当否抽選の結果が10000回全て大当たりの当選以外となると、低確率遊技状態はそのままに、時短遊技状態JT1が非時短遊技状態に変更されることにより、遊技状態は通常遊技状態に変更される。
なお、本形態に係るパチンコ機Pでは、上述したように、低確率遊技状態における大当たりの当選の確率がおよそ1/300となっており(図7(a)参照)、実質的には、大当たりに再度当選するまで、上述の低確率時短遊技状態LJT1が継続することとなる。
この場合には、大当たりに当選することなく当否抽選の結果が10000回導出されるまで(特別図柄の変動回数が10000回に到達するまで)、低確率時短遊技状態LJT2が継続する。そして、低確率時短遊技状態LJT2中に当否抽選の結果が10000回全て大当たりの当選以外となると、低確率遊技状態はそのままに、時短遊技状態JT2が非時短遊技状態に変更されることにより、遊技状態は通常遊技状態に変更される。
なお、本形態に係るパチンコ機Pでは、上述したように、低確率遊技状態における大当たりの当選の確率がおよそ1/300となっており(図7(a)参照)、実質的には、大当たりに再度当選するまで、上述の低確率時短遊技状態LJT2が継続することとなる。
本形態に係るパチンコ機Pでは、上述のように特別図柄が決定されると、当該決定の結果に基づいて変動パターンコマンドが決定される。変動パターンコマンドは、上述の如く、変動演出の変動パターンを決定するためのものであり、変動パターンコマンドにより、変動演出の態様及び変動時間(特別図柄の変動表示の変動時間)が決定される。なお、本形態に係るパチンコ機Pでは、変動演出が前半部分と後半部分に分けられており、変動演出の前半部分の態様及び変動時間、並びに、変動演出の後半部分の態様及び変動時間はいずれも、変動パターンコマンドにより決定されるようになっている。
具体的には、決定された変動パターンコマンドは、主制御基板100から副制御基板300に送信され、副制御基板300は、受信した変動パターンコマンドに基づいて、変動演出の具体的な態様(たとえば、表示部21aに表示する画像等)を決定する。
同様に、低確率時短遊技状態中LJT2中や高確率時短遊技状態中においては、遊技者に第2遊技領域12bで遊技を行わせるため、原則として第2始動入賞口16へ遊技球が入球し第1始動入賞口15への遊技球の入球はイレギュラーなものとなるが、第1始動入賞口15及び第2始動入賞口16のいずれへ遊技球が入球した場合であっても、点辞典の遊技状態に応じた同一の変動パターンテーブル114を用いて、変動パターンコマンドが決定される。
また、第1始動入賞口15への遊技球の入球に基づいて変動パターンコマンドを決定する場合には、当該時点の第1保留数が参照され、第2始動入賞口16への遊技球の入球に基づいて変動パターンコマンドを決定する場合には、当該時点の第2保留数が参照される。
また、時短図柄J2が決定されると、現時点の保留数にかかわらず、変動パターン乱数が0~249であったときに「13秒変動」の変動パターンが対応付けられた変動パターンコマンド「0FH」が決定される。
また、時短図柄J1又はJ2が決定され、かつ現時点の保留数が2以上の場合において、変動パターン乱数が0~219であったときに「2秒変動」の変動パターンが対応付けられた変動パターンコマンド「2DH」が決定され、変動パターン乱数が220~239であったときに「20秒変動」の変動パターンが対応付けられた変動パターンコマンド「2EH」が決定され、変動パターン乱数が240~249であったときに「45秒変動」の変動パターンが対応付けられた変動パターンコマンド「2FH」が決定される。
また、時短図柄J1又はJ2が決定され、かつ現時点の保留数が2以上の場合において、変動パターン乱数が0~219であったときに「1秒変動」の変動パターンが対応付けられた変動パターンコマンド「3DH」が決定され、変動パターン乱数が220~239であったときに「20秒変動」の変動パターンが対応付けられた変動パターンコマンド「3EH」が決定され、変動パターン乱数が240~249であったときに「45秒変動」の変動パターンが対応付けられた変動パターンコマンド「3FH」が決定される。
たとえば、決定された変動パターンコマンドが「02H」(前半部分の変動時間は13秒、後半部分の変動時間は7秒)であった場合には、前半部分の変動時間及び後半部分の変動時間の合計値20秒(=13秒+7秒)が、変動演出全体(特別図柄の変動表示全体)の変動時間となる。
なお、「00H」、「01H」、「0EH」、「0FH」、「10H」、「11H」、「1CH」、「20H」、「21H」、「2CH」、「2DH」、「30H」、「31H」、「3CH」、「3DH」の変動パターンコマンドには、前半部分の変動時間として「0秒」が定められている。これらの変動パターンコマンドが決定された場合には、対応する後半部分の変動時間の間、当該変動パターンコマンドに応じて定められた態様により、変動演出全体が実行されるようになっている。
具体的には、遊技球が入球した始動入賞口が第1始動入賞口15の場合には、上述の変動時間の間、第1特別図柄表示装置30が点滅表示され、遊技球が入球した始動入賞口が第2始動入賞口16の場合には、上述の変動時間の間、第2特別図柄表示装置31が点滅表示される。そして、変動時間の経過後、後述する停止表示時間が経過するまで、決定された特別図柄が停止表示される。
また、変動演出は、前半部分と後半部分とに分けるのではなく、より多くの部分に分けて、対応するコマンドに基づいてそれぞれの部分の態様を決定するようにしてもよい。
この停止表示時間テーブル115には、現時点の遊技状態(当否抽選の実行時の遊技状態)、及び、上述のように決定された特別図柄の種類に応じて停止表示時間が定められている。メインCPU101は、この停止表示時間テーブル115を参照して、現時点の遊技状態及び決定された特別図柄に応じた停止表示時間を決定する。そして、特別図柄の変動表示が終了(停止)すると、決定された停止表示時間が経過するまで当該特別図柄が停止表示されることとなる。
図13に示すように、停止表示時間テーブル115によれば、現時点の遊技状態が通常遊技状態であった場合において、ハズレ図柄Z1又はZ2が決定されたときには0.5秒の停止表示時間が決定され、大当たり図柄X1、X2、X3、X4、X5又はX6が決定されたときには0.5秒の停止表示時間が決定され、時短図柄J1又はJ2が決定されたときには20秒の停止表示時間が決定される。
また、現時点の遊技状態が低確率時短遊技状態LJT1、低確率時短遊技状態LJT2又は高確率時短遊技状態であった場合において、ハズレ図柄Z1又はZ2が決定されたとき、大当たり図柄X1、X2、X3、X4、X5又はX6が決定されたとき、及び、時短図柄J1又はJ2が決定されたときはいずれも、0.5秒の停止表示時間が決定される。
本形態に係るパチンコ機Pでは、発射装置(図示しておらず)により発射され遊技領域12を流下する遊技球がゲート20を通過すると、可動片16bを作動させて当該可動片16bを突出させるか否かを決定する普通図柄の抽選が行われる。そして、この普通図柄の抽選によって当たりとなると、所定の作動時間の間、可動片16bが突出状態となるため、可動片16bの上面右端に流下した遊技球が第2始動入賞口16へ案内され、第2始動入賞口16への遊技球の入球が可能となる。
この普通図柄の抽選は、遊技球がゲート20を通過することを契機に取得される当たり決定乱数、及び、メインROM102に格納されており当該乱数を判定するための当たり決定乱数判定テーブル116に基づいて、行われる。
なお、本形態に係るパチンコ機Pにおいて、当たり決定乱数には、主制御基板100に内蔵されたハードウェア乱数を用いている。この当たり決定乱数は、一定の規則に従って更新され、乱数列が一巡するごとに自動的に乱数列が変更されるとともに、システムリセット毎にスタート値が変更されるようになっている。
また、本形態に係るパチンコ機Pでは、普図保留記憶領域に記憶されている当たり決定乱数の数(以下、普図保留数ともいう)は、普図保留数カウンタ(特に図示しておらず)に記憶されるようになっている。
本形態に係るパチンコ機Pでは、遊技球がゲート20を通過すると、0~65535の数値範囲内で1個の当たり決定乱数が取得される。そして、普通図柄の抽選を行う時点の遊技状態が非時短遊技状態であれば、第1判定テーブル116aが選択され、取得された当たり決定乱数と選択された第1判定テーブル116aとに基づいて普通図柄の抽選が行われる。また、普通図柄の抽選を行う時点の遊技状態が時短遊技状態JT1であれば、第2判定テーブル116bが選択され、取得された当たり決定乱数と選択された第2判定テーブル116bとに基づいて普通図柄の抽選が行われる。また、普通図柄の抽選を行う時点の遊技状態が時短遊技状態JT2であれば、第3判定テーブル116cが選択され、取得された当たり決定乱数と選択された第3判定テーブル116cとに基づいて普通図柄の抽選が行われる。
図14(b)に示すように、第2判定テーブル116bによれば、第1判定テーブル116aと同様に、当たり決定乱数が1~65500であった場合に当たりと判定され、これ以外の当たり決定乱数(0、65501~65535)であった場合にハズレと判定される。したがって、この第2判定テーブル116bにおいて当たりとなる確率も、第1判定テーブル116aと同様に、およそ99/100となる。
図14(c)に示すように、第3判定テーブル116cによれば、第1判定テーブル116a及び第2判定テーブル116bと同様に、当たり決定乱数が1~65500であった場合に当たりと判定され、これ以外の当たり決定乱数(0、65501~65535)であった場合にハズレと判定される。したがって、この第3判定テーブル116cにおいて当たりとなる確率も、第1判定テーブル116a及び第2判定テーブル116bと同様に、およそ99/100となる。
以上のように、本形態に係るパチンコ機Pでは、いずれの遊技状態であっても、普通図柄の抽選により当たりとなる確率は同一となるように設定されている。
なお、普通図柄の抽選によって当たりとなった場合には当たり図柄が決定され、ハズレとなった場合にはハズレ図柄が決定される。
本形態に係るパチンコ機Pでは、図15に示すように、遊技状態が非時短遊技状態の場合には、10秒の変動時間が設定された普通図柄の変動パターンが決定され、遊技状態が時短遊技状態JT1の場合には、非時短遊技状態よりもやや短い9.5秒の変動時間が設定された普通図柄の変動パターンが決定され、遊技状態が時短遊技状態JT2の場合には、非時短遊技状態及び時短遊技状態JT1よりも極めて短い1秒の変動時間が設定された普通図柄の変動パターンが決定される。なお、特に図示していないが、特別遊技中は、非時短遊技状態と同様に、10秒の変動時間が設定された普通図柄の変動パターンが決定される。
そして、普通図柄の変動パターンが決定されると、この普通図柄の変動パターンに設定された変動時間の間、普通図柄表示装置32(図3参照)が点滅表示される。そして、普通図柄の抽選により当たりとなって当たり図柄が決定された場合には、普通図柄表示装置32が点灯し、ハズレとなってハズレ図柄が決定された場合には、普通図柄表示装置32が消灯する。
なお、本明細書においては、普通図柄表示装置32の点滅表示を「普通図柄の変動」、普通図柄表示装置32の点灯又は消灯を「普通図柄の停止表示」、「普通図柄の変動の停止」、「普通図柄の変動停止」等という。
本形態に係るパチンコ機Pでは、普通図柄表示装置32が点灯すると、可動片16bが、可動片作動制御テーブル118に定められた態様で作動するようになっている。具体的には、遊技状態が非時短遊技状態の場合には、図16に示すように、可動片ソレノイド16cが0.05秒(=0.05秒×1回)通電されるため、当該可動片16bが0.05秒間、突出状態となる。また、遊技状態が時短遊技状態JT1の場合には、図16に示すように、可動片ソレノイド16cが0.08秒(=0.08秒×1回)通電されるため、当該可動片16bが、非時短遊技状態よりもやや長い0.08秒間、突出状態となる。また、遊技状態が時短遊技状態JT2の場合には、図16に示すように、可動片ソレノイド16cが3秒(=3秒×1回)通電されるため、当該可動片16bが、非時短遊技状態及び時短遊技状態JT1よりも長い3秒間、突出状態となる。なお、特に図示していないが、特別遊技中は、非時短遊技状態と同様に、可動片16bが0.05秒間、突出状態となる。
本形態に係るパチンコ機Pでは、、非時短遊技状態中及び時短遊技状態JT1中はいずれも、第2始動入賞口16への遊技球の入球は不可能であるものの、時短遊技状態JT2中は、高い頻度で第2始動入賞口16への遊技球の入球が可能となる。したがって、時短遊技状態JT2中(低確率時短遊技状態LJT2中、高確率時短遊技状態中)は、第2始動入賞口16への遊技球の入球に基づく賞球を頻繁に獲得することができるため、非時短遊技状態中(通常遊技状態中)及び時短遊技状態JT1中(低確率時短遊技状態LJT1中)よりも、遊技の進行に伴う遊技球の減少を抑えながら、所定時間あたりの当否抽選の機会を多く獲得できることとなる。
次に、上述の特図遊技、普図遊技及び特別遊技の進行に伴って主制御基板100で実行される処理の概要について、フローチャートを用いて説明する。
まず、主制御基板100のメイン処理を説明する。
電源基板により電源が供給されると、メインCPU101にシステムリセットが発生し、メインCPU101は、図17のフローチャートに示すメイン処理を実行する。
ステップ101において、メインCPU101は、特別図柄乱数を更新する際に参照される特別図柄乱数用初期値更新乱数の更新を行う。この特別図柄乱数用初期値更新乱数は、特別図柄乱数の初期値を決定するためのものである。すなわち、特別図柄乱数は、更新を開始する時点の特別図柄乱数用初期値更新乱数を初期値として更新が行われる。そして、この乱数範囲を1周すると、その時点における特別図柄乱数用初期値更新乱数を初期値として、特別図柄乱数の更新が継続されるようになっている。そして、次のステップ102に進む。
ステップ130において、メインCPU101は、メインROM102から起動プログラムを読み込む等、電断復帰時(電源スイッチがオンとなった場合、不測の電源断から復帰した場合)における各種処理を実行するために必要な初期設定処理を実行する。そして、次のステップ131に進む。
ステップ131において、メインCPU101は、電断復帰後に上述の各種処理の実行を開始するまでの待機時間である電断監視時間を、電断監視時間タイマカウンタにセットする。そして、次のステップ132に進む。
ステップ133において、メインCPU101は、上述のステップ131で設定された電断監視時間を経過したか否かを判定する。そして、経過していないと判定した場合、ステップ132に戻る。一方、経過したと判定した場合、次のステップ134に進む。なお、電断監視時間タイマカウンタには減算タイマを採用しており、上述の電断発生信号の検出の判定が実行されるごとにタイマカウンタが1ずつ減算され、0となった場合に電断監視時間が経過したと判定されるようになっている。
ステップ135において、メインCPU101は、RAMクリア処理の条件を満たしているか否かを判定する。すなわち、電源基板に設けられたRAMクリアスイッチが操作された状態で電源の投入(電源スイッチのオン)が行われたか、不測の電源断発生時におけるメインRAM103の記憶データと不測の電源断からの復帰時におけるメインRAM103の記憶データとに不整合が生じたかを確認する。そして、RAMクリアスイッチが操作された状態で電源が投入された場合や記憶データに不整合が生じた場合に、RAMクリア処理の条件を満たしていると判定する。これに対して、RAMクリアスイッチが操作されずに電源投入された場合やメインRAM103の記憶データに不整合が生じることなく不測の電源断から復帰した場合に、RAMクリア処理の条件を満たしていないと判定する。RAMクリア処理の条件を満たしていないと判定した場合、ステップ138に進む。一方、RAMクリア処理の条件を満たしていると判定した場合、次のステップ136に進む。
ステップ137において、メインCPU101は、RAMクリア処理が実行されたことを示すRAMクリアコマンドを発射払出制御基板200や副制御基板300へ送信する。そして、ステップ140に進む。
ステップ139において、メインCPU101は、電断から復帰したことを示す電断復帰コマンドを発射払出制御基板200や副制御基板300へ送信する。そして、次のステップ140に進む。
本形態に係るパチンコ機Pにおいては、供給される電源の電圧が所定値以下となると、上述の主制御基板100のメイン処理に割り込んで、図19のフローチャートに示す電断退避処理が実行される。
ステップ151において、メインCPU101は、割り込みを許可するための処理を行う。そして、電断退避処理を終了する。
ステップ153において、メインCPU101は、電断監視時間を電断監視時間タイマカウンタにセットする。そして、次のステップ154に進む。
ステップ155において、メインCPU101は、上述のステップ153で設定された電断監視時間を経過したか否かを判定する。そして、経過していないと判定した場合、ステップ154に戻る。一方、経過したと判定した場合、電断退避処理を終了し上述の初期化処理を実行する。電断監視時間の経過の判定は上述の初期化処理における判定と同様に行われる。
なお、電断が発生した場合には、上述のステップ153からステップ155までをループしている間、パチンコ機Pの作動が停止することとなる。
主制御基板100に設けられたリセット用クロックパルス発生回路により、所定の周期(本形態に係るパチンコ機Pでは、4ミリ秒)毎にクロックパルスが発生されることで、図20のフローチャートに示すタイマ割込処理が実行される。
なお、本形態に係るパチンコ機Pでは、減算タイマを採用しており、主制御基板100のタイマ割込処理が実行されるたびにタイマカウンタが1ずつ減算され、0になると減算を停止するようになっている。
ステップ201において、メインCPU101は、特別図柄乱数の更新を行う。具体的には、乱数カウンタを「1」加算して更新し、加算した結果が乱数範囲の最大値を超えた場合には、乱数カウンタを「0」に戻し、乱数カウンタが1周した場合には、その時点の特別図柄乱数用初期値更新乱数の値から乱数を更新する。そして、次のステップ202に進む。
ステップ203において、メインCPU101は、特図遊技及び特別遊技に関する制御を行うための特図関連制御処理を実行する。そして、次のステップ204に進む。
ステップ205において、メインCPU101は、各種エラーの発生や解除に関する制御を行うためのエラー関連処理を実行する。具体的には、前扉3の開放に基づく扉開放コマンドや、受皿7の満タン状態に基づく受皿満タンコマンド等を、主制御基板100が受信した場合に、メインCPU101は、対応するエラー指定コマンド(たとえば、扉開放コマンド、受皿満タンコマンド等)を生成して演出用伝送データ格納領域に記憶(セット)する。また、上述のコマンドを主制御基板100が受信しなくなった場合に、メインCPU101は、対応するエラー解除指定コマンド(たとえば、扉閉鎖コマンド、満タン解除コマンド等)を生成して演出用伝送データ格納領域に記憶する。そして、次のステップ206に進む。
ステップ207において、メインCPU101は、パチンコ機Pの遊技状態を当該パチンコ機Pの外部に出力するための外部情報データ、可動片16bの作動を制御するための可動片ソレノイドデータ、大入賞口18の開閉を制御するための大入賞口ソレノイドデータ、各種表示装置(第1特別図柄表示装置30、第2特別図柄表示装置31、普通図柄表示装置32、第1特図保留表示装置38、第2特図保留表示装置39及び普通図柄保留表示装置33)の表示データ等の作成を実行する。そして、次のステップ208に進む。
ステップ300において、メインCPU101は、遊技球がゲート20を通過したことに基づいて普通図柄の抽選を行うためのゲート検出時処理を実行する。そして、次のステップ301に進む。
ステップ301において、メインCPU101は、遊技球が第1始動入賞口15へ入球したことに基づいて当否抽選を行うための第1始動入賞口検出時処理を実行する。そして、次のステップ302に進む。
ステップ303において、メインCPU101は、遊技球が特定領域57へ進入したことに基づいて所定の処理を行うための特定領域検出時処理を実行する。そして、センサ検出時処理を終了する。
ステップ400において、メインCPU101は、ゲート検出センサ20aからの検出信号が入力されたか否かを判定する。そして、ゲート検出センサ20aからの検出信号が入力されていないと判定した場合、ゲート検出時処理を終了する。一方、ゲート検出センサ20aからの検出信号が入力されたと判定した場合、次のステップ401に進む。
ステップ401において、メインCPU101は、普図保留数カウンタの値(すなわち、現時点における普図保留数)が「4」未満であるか否かを判定する。そして、当該値が「4」未満でない(すなわち、「4」)と判定した場合、ゲート検出時処理を終了する。一方、当該値が4未満であると判定した場合、次のステップ402に進む。
ステップ403において、メインCPU101は、当たり決定乱数を取得して普図保留記憶領域に記憶し、ゲート検出時処理を終了する。
ステップ500において、メインCPU101は、第1始動入賞口検出センサ15aからの検出信号が入力されたか否かを判定する。そして、第1始動入賞口検出センサ15aからの検出信号が入力されていないと判定した場合、第1始動入賞口検出時処理を終了する。一方、第1始動入賞口検出センサ15aからの検出信号が入力されたと判定した場合、次のステップ501に進む。
ステップ501において、メインCPU101は、第1保留数カウンタの値(すなわち、現時点における第1保留数)が「4」未満であるか否かを判定する。そして、当該値が「4」未満でない(すなわち、「4」)と判定した場合、第1始動入賞口検出時処理を終了する。一方、当該値が「4」未満であると判定した場合、次のステップ502に進む。
ステップ503において、メインCPU101は、当否乱数を取得して第1保留記憶領域の記憶部に記憶する。そして、次のステップ504に進む。
ステップ505において、メインCPU101は、上述のステップ102で更新された変動パターン乱数を取得して、上述のステップ503で当否乱数を記憶した第1保留記憶領域の記憶部に記憶する。以上より、取得された当否乱数、特別図柄乱数及び変動パターン乱数は全て同じ第1保留記憶領域の記憶部に記憶されることとなる。そして、次のステップ506に進む。
ステップ507において、メインCPU101は、現時点の遊技状態が非時短遊技状態又は時短遊技状態JT1であるか否かを判定する。そして、非時短遊技状態及び時短遊技状態JT1のいずれでもない(すなわち、時短遊技状態JT2である)と判定した場合、第1始動入賞口検出時処理を終了する。一方、非時短遊技状態又は時短遊技状態JT1であると判定した場合、次のステップ508に進む。
ステップ600において、メインCPU101は、第2始動入賞口検出センサ16aからの検出信号が入力されたか否かを判定する。そして、第2始動入賞口検出センサ16aからの検出信号が入力されていないと判定した場合、第2始動入賞口検出時処理を終了する。一方、第2始動入賞口検出センサ16aからの検出信号が入力されたと判定した場合、次のステップ601に進む。
ステップ601において、メインCPU101は、第2保留数カウンタの値(すなわち、現時点における第2保留数)が「4」未満であるか否かを判定する。そして、当該値が「4」未満でない(すなわち、「4」)と判定した場合、第2始動入賞口検出時処理を終了する。一方、当該値が「4」未満であると判定した場合、次のステップ602に進む。
ステップ603において、メインCPU101は、当否乱数を取得して第2保留記憶領域の記憶部に記憶する。そして、次のステップ604に進む。
ステップ605において、メインCPU101は、上述のステップ102で更新された変動パターン乱数を取得して、上述のステップ603で当否乱数を記憶した第2保留記憶領域の記憶部に記憶する。以上より、取得された当否乱数、特別図柄乱数及び変動パターン乱数は全て同じ第2保留記憶領域の記憶部に記憶されることとなる。そして、次のステップ606に進む。
ステップ607において、メインCPU101は、現時点の遊技状態が時短遊技状態JT2であるか否かを判定する。そして、時短遊技状態JT2でない(すなわち、非時短遊技状態又は時短遊技状態JT1である)と判定した場合、第2始動入賞口検出時処理を終了する。一方、時短遊技状態JT2であると判定した場合、次のステップ608に進む。
ステップ650において、メインCPU101は、遊技球が入球した始動入賞口の種別(第1始動入賞口15、第2始動入賞口16)、保留数(第1保留数、第2保留数)、及び、遊技状態(通常遊技状態、低確率時短遊技状態LJT1、低確率時短遊技状態LJT2、高確率時短遊技状態)を確認する。そして、次のステップ651に進む。
ステップ652において、メインCPU101は、特別図柄の種別を判定する特別図柄判定処理を実行する。具体的には、遊技球が入球した始動入賞口が第1始動入賞口15(第1特図乱数)であった場合には、第1始動入賞口判定テーブル111aを取得し、当該テーブルと、上述のステップ651で判定された当否抽選の結果と、記憶された特別図柄乱数とに基づいて、大当たり図柄の種別(大当たり図柄X1、X2、X3)、時短図柄の種別(時短図柄J1、J2)、又は、ハズレ図柄の種別(ハズレ図柄Z1)を判定する。また、遊技球が入球した始動入賞口が第2始動入賞口16(第2特図乱数)であった場合には、第2始動入賞口判定テーブル111bを取得し、当該テーブルと、上述のステップ651で判定された当否抽選の結果と、記憶された特別図柄乱数とに基づいて、大当たり図柄の種別(大当たり図柄X4、X5、X6)、時短図柄の種別(時短図柄J1、J2)、又は、ハズレ図柄の種別(ハズレ図柄Z2)を判定する。メインCPU101は、当該判定の結果(特別図柄の種別)に係るデータを、メインRAM103の所定の処理領域に記憶する。そして、次のステップ653に進む。
ステップ654において、メインCPU101は、上述のステップ652で判定された特別図柄の種別、保留数、上述のステップ653で取得された変動パターンテーブル114及び記憶された変動パターン乱数に基づいて、変動パターンコマンドを判定する変動パターンコマンド判定処理を実行する。そして、次のステップ655に進む。
以上の処理により、保留として記憶された第1特図乱数又は第2特図乱数について、特別図柄の変動開始時に決定される当否抽選の結果、特別図柄の種別及び変動パターンコマンドが、事前判定コマンドによって、当該乱数の取得時点で事前に(すなわち、変動開始前に)副制御基板300に伝達される。
ステップ670において、メインCPU101は、特別遊技中であるか否かを判定する。そして、特別遊技中でないと判定した場合、特定領域検出時処理を終了する。一方、特別遊技中であると判定した場合、次のステップ671に進む。
ステップ671において、メインCPU101は、特定領域検出センサ57aからの検出信号が所定回数(本形態では、1回)入力されたか否かを判定する。そして、特定領域検出センサ57aからの検出信号が所定回数入力されていないと判定した場合、特定領域検出時処理を終了する。一方、特定領域検出センサ57aからの検出信号が所定回数入力されたと判定した場合、次のステップ672に進む。
ステップ672において、メインCPU101は、特定領域57へ所定数の遊技球が進入したことを示す進入フラグをオンにする。そして、特定領域検出時処理を終了する。
ステップ700において、メインCPU101は、実行フェーズデータの値をロードする。この実行フェーズデータは、特図関連制御処理を構成する複数の機能モジュール(サブルーチン)のうちいずれを実行するかを示すものである。具体的には、この実行フェーズデータは、後述する特別図柄変動開始処理の実行を示すデータ「00」と、後述する特別図柄変動停止処理の実行を示すデータ「01」と、後述する停止後処理の実行を示すデータ「02」と、後述する特別遊技制御処理の実行を示すデータ「03」と、後述する特別遊技終了処理の実行を示すデータ「04」と、を有している。
そして、メインCPU101は、上述のステップ700でロードした実行フェーズデータの値に基づき、特別図柄変動開始処理(ステップ701)、特別図柄変動停止処理(ステップ702)、停止後処理(ステップ703)、特別遊技制御処理(ステップ704)又は特別遊技終了処理(ステップ705)のいずれかを実行する。そして、特図関連制御処理を終了する。
ステップ800において、メインCPU101は、実行フェーズデータが特別図柄変動開始処理の実行を示すデータ「00」であるか否かを判定する。そして、実行フェーズデータが「00」であると判定した場合、次のステップ801に進む。一方、実行フェーズデータが「00」でないと判定した場合、特別図柄変動開始処理を終了する。
ステップ801において、メインCPU101は、第2保留記憶領域の記憶部に第2特図乱数が記憶されているか否か、すなわち、第2保留数カウンタが「1」以上であるか否かを判定する。そして、第2特図乱数が記憶されていると判定した場合、ステップ804に進む。一方、第2特図乱数が記憶されていないと判定した場合、次のステップ802に進む。
ステップ803において、メインCPU101は、第1保留数カウンタの値を「1」デクリメントするとともに、第1保留記憶領域のシフト処理を実行する。具体的には、第1保留記憶領域の第1記憶部に記憶されている各乱数を、メインRAM103に設けられている所定の処理領域に記憶するとともに、第1保留記憶領域の第2記憶部~第4記憶部に記憶されている各乱数を、1つ番号の小さい記憶部にシフトさせる。これにより、第1保留記憶領域に記憶された各乱数は、いわゆる先入れ先出し(FIFO)で、後述の当否判定処理に用いられるようになっている。そして、ステップ805に進む。
ステップ805において、メインCPU101は、当否抽選の実行回数(特別図柄の変動回数)をカウントするための変動回数カウンタのカウント値を「1」インクリメントする。また、メインCPU101は、変動回数カウンタのカウント値を含む変動回数コマンドを演出用伝送データ格納領域に記憶する。これにより、変動回数コマンドが副制御基板300に送信され、副制御基板300は現時点の変動回数カウンタのカウント値を把握できることとなる。そして、次のステップ806に進む。
ステップ807において、メインCPU101は、特別図柄の種別を決定する特別図柄決定処理を実行する。具体的には、遊技球が入球した始動入賞口が第1始動入賞口15(第1特図乱数)であった場合には、第1始動入賞口判定テーブル111aを取得し、当該テーブルと、上述のステップ806で判定された当否抽選の結果(大当たりの当選、時短付与の当選、ハズレ)と、上述のステップ803又はステップ804で所定の処理領域に記憶された特別図柄乱数とに基づいて、大当たり図柄の種別(大当たり図柄X1、X2、X3)、時短図柄の種別(時短図柄J1、J2)、又は、ハズレ図柄の種別(ハズレ図柄Z1)を決定する。また、遊技球が入球した始動入賞口が第2始動入賞口16(第2特図乱数)であった場合には、第2始動入賞口判定テーブル111bを取得し、当該テーブルと、上述のステップ806で判定された当否抽選の結果(大当たりの当選、時短付与の当選、ハズレ)と、上述のステップ803又はステップ804で所定の処理領域に記憶された特別図柄乱数とに基づいて、大当たり図柄の種別(大当たり図柄X4、X5、X6)、時短図柄の種別(時短図柄J1、J2)、又は、ハズレ図柄の種別(ハズレ図柄Z2)を決定する。そして、決定した特別図柄に対応するデータを、メインRAM103の所定の一時記憶領域に記憶する。また、この特別図柄決定処理においては、現時点の遊技状態、すなわち、特別図柄を決定した時点の遊技状態が遊技状態バッファに記憶される。そして、次のステップ808に進む。
なお、本形態に係るパチンコ機Pの特別図柄変動開始処理では、第1特図乱数及び第2特図乱数の両方が記憶されている場合には、第1特図乱数に優先して第2特図乱数が処理されるようになっているが、これに限定されるものではなく、保留記憶領域に記憶された順に処理してもよい。
ステップ809において、メインCPU101は、上述のステップ803又はステップ804で処理領域に記憶された変動パターン乱数に基づいて、変動パターンを決定する変動パターン決定処理を実行する。そして、次のステップ810に進む。
また、本形態に係るパチンコ機Pでは、第1特図乱数が第1保留記憶領域に記憶されている場合には、第1保留数を認識できる態様で第1特図保留表示装置38が表示され、第2特図乱数が第2保留記憶領域に記憶されている場合には、第2保留数を認識できる態様で第2特図保留表示装置39が表示されるようになっている。そして、第1特図乱数に基づいて上述の特別図柄の変動表示が行われる場合には、変動表示の開始と同時に、第1保留数が1つ減ることを示すように、第1特図保留表示装置38が表示制御され、第2特図乱数に基づいて上述の特別図柄の変動表示が行われる場合には、変動表示の開始と同時に、第2保留数が1つ減ることを示すように、第2特図保留表示装置39が表示制御される。
そして、次のステップ811に進む。
また、上述のステップ802で第1保留記憶領域に第1特図乱数が記憶されていないと判定した場合に進むステップ812において、メインCPU101は、変動表示が行われていないことに基づき、演出表示装置21において客待ち表示を行うための客待ち判定処理を実行する。具体的には、メインCPU101は特別図柄の変動表示が行われていない時間を計時するとともに、特別図柄の変動表示が行われることなく所定の客待ち時間(たとえば、30秒)が経過した場合に、客待ち状態となったものとして、演出表示装置21に客待ち画面を表示するための客待ちコマンドを演出用伝送データ格納領域に記憶する。そして、特別図柄変動開始処理を終了する。
ステップ850において、メインCPU101は、当否乱数判定テーブル110のうち、現時点の遊技状態(低確率遊技状態、高確率遊技状態)に対応するいずれか(低確率判定テーブル110a、高確率判定テーブル110b)を選択し、選択したテーブルと上述のステップ803又はステップ804の所定の処理領域に記憶された当否乱数とに基づいて、大当たりの当選となるか否かを判定する(すなわち、大当たりの当否の判定を行う)大当たり当否判定処理を実行する。具体的には、メインCPU101は、上述のテーブルから大当たりの当選となる数値範囲の情報を取得し、この取得した数値範囲内に上述の当否乱数が属するか否かを判定する。そして、上述の数値範囲内に上述の当否乱数が属する場合に大当たりの当選と判定され、上述の数値範囲内に上述の当否乱数が属しない場合に大当たりの非当選と判定される。そして、次のステップ851に進む。
ステップ851において、メインCPU101は、上述のステップ850で実行された大当たり当否判定処理の結果が大当たりの当選であったか否か(すなわち、大当たりに当選したか否か)を判定する。そして、大当たりの当選でない(大当たりの非当選)と判定した場合、ステップ853に進む。一方、大当たりの当選と判定した場合、次のステップ852に進む。
また、上述のステップ851で大当たりの当選でないと判定した場合に進むステップ853において、メインCPU101は、上述のステップ850で選択したテーブルと上述のステップ803又はステップ804の所定の処理領域に記憶された当否乱数(すなわち、上述のステップ850で判定の対象となった当否乱数と同一の当否乱数)とに基づいて、時短付与の当選となるか否かを判定する(すなわち、時短付与の当否の判定を行う)時短付与判定処理を実行する。具体的には、メインCPU101は、上述のテーブルから時短付与の当選となる数値範囲の情報を取得し、この取得した数値範囲内に上述の当否乱数が属するか否かを判定する。そして、上述の数値範囲内に上述の当否乱数が属する場合に時短付与の当選と判定され、上述の数値範囲内に上述の当否乱数が属しない場合に時短付与の非当選と判定される。そして、次のステップ854に進む。
ステップ855において、メイン101は、メインRAM103の所定の記憶領域に時短付与の当選である旨を記憶する。そして、当否判定処理を終了する。
なお、本形態に係るパチンコ機Pでは、大当たり当否判定処理、及び時短付与当否判定処理はいずれも、遊技状態に対応する当否乱数判定テーブル110の選択、判定の対象となる数値範囲の情報の取得、及び、当該数値範囲に当否乱数が属するか否かの判定を実行するための共通化された処理プログラム(同一のモジュール)により実行されるようになっている。
ステップ900において、メインCPU101は、遊技球が入球した始動入賞口の種別(第1始動入賞口15、第2始動入賞口16)、保留数(第1保留数、第2保留数)、遊技状態(通常遊技状態、低確率時短遊技状態LJT1、低確率時短遊技状態LJT2、高確率時短遊技状態)を確認する。そして、次のステップ901に進む。
ステップ901において、メインCPU101は、上述のステップ900で確認した遊技状態に対応する変動パターンテーブル114を取得する。そして、次のステップ902に進む。
ステップ903において、メインCPU101は、上述のステップ902で決定された変動パターンコマンドを演出用伝送データ格納領域に記憶する。そして、次のステップ904に進む。
ステップ1000において、メインCPU101は、実行フェーズデータが特別図柄変動停止処理の実行を示すデータ「01」であるか否かを判定する。そして、実行フェーズデータが「01」でないと判定した場合、特別図柄変動停止処理を終了する。一方、実行フェーズデータが「01」であると判定した場合、次のステップ1001に進む。
ステップ1002において、メインCPU101は、上述のステップ807で決定された特別図柄を、第1特別図柄表示装置30又は第2特別図柄表示装置31に停止表示するための停止表示データをセットし、特別図柄の停止表示を実行する。そして、次のステップ1003に進む。
ステップ1004において、メインCPU101は、停止表示時間テーブル115を参照して、現時点の遊技状態、及び上述のステップ807で決定された特別図柄の種別に対応する停止表示時間を決定し、この決定された停止表示時間を停止表示時間タイマカウンタにセットする。本形態に係るパチンコ機Pでは、上述したように、現時点の遊技状態が通常遊技状態の場合において、ハズレ図柄Z1又はZ2が決定されたとき、及び大当たり図柄X1、X2、X3、X4、X5又はX6が決定されたときにはいずれも、0.5秒の停止表示時間がセットされ、時短図柄J1又はJ2が決定されたときには20秒の停止表示時間がセットされる(図13参照)。また、現時点の遊技状態が通常遊技状態以外(低確率時短遊技状態LJT1、低確率時短遊技状態LJT2、高確率時短遊技状態)の場合において、ハズレ図柄Z1又はZ2が決定されたとき、大当たり図柄X1、X2、X3、X4、X5又はX6が決定されたとき、及び時短図柄J1又はJ2が決定されたときにはいずれも、0.5秒の停止表示時間がセットされる(図13参照)。そして、次のステップ1005に進む。
ステップ1100において、メインCPU101は、実行フェーズデータが停止後処理の実行を示すデータ「02」であるか否かを判定する。そして、実行フェーズデータが「02」でないと判定した場合、停止後処理を終了する。一方、実行フェーズデータが「02」であると判定した場合、次のステップ1101に進む。
ステップ1101において、メインCPU101は、上述のステップ1004で停止表示時間タイマカウンタにセットされた停止表示時間が経過したか否かを判定する。そして、停止表示時間が経過していないと判定した場合、停止後処理を終了する。一方、停止表示時間が経過したと判定した場合、次のステップ1102に進む。
ステップ1103において、メインCPU101は、時短回数更新処理を実行する。具体的には、メインCPU101は、現時点の遊技状態が時短遊技状態JT1であることを示す第1時短遊技フラグ、又は、現時点の遊技状態が時短遊技状態JT2であることを示す第2時短遊技フラグのいずれかがオンとなっているか否かを判定する。そして、第1時短遊技フラグ又は第2時短遊技フラグがオンとなっていると判定した場合、メインRAM103に設けられた時短回数記憶領域を更新する。この時短回数記憶領域には、設定中の時短遊技状態が終了するまでの残りの変動回数が記憶されている。そして、この記憶されている残りの変動回数を「1」デクリメントする。また、第1時短遊技フラグ及び第2時短遊技フラグがいずれもオンとなっていないと判定した場合、メインCPU101は何も処理を行わない。そして、次のステップ1104に進む。
ステップ1106において、メインCPU101は、大当たり当選時の遊技状態及び停止表示された大当たり図柄の種別(大当たり図柄X1、X2、X3、X4、X5、X6)を副制御基板300に伝達するための大当たり当選時コマンドをセットする。そして、次のステップ1107に進む。
ステップ1108において、メインCPU101は、特別遊技の開始時に設定される待機時間であるオープニング時間をオープニング時間タイマカウンタにセットするとともに、オープニング処理が開始されることを示すオープニングコマンドを演出用伝送データ格納領域に記憶する。そして、次のステップ1109に進む。
ステップ1110において、メインCPU101は、特図関連制御処理において特別遊技制御処理が実行されるように、実行フェーズデータに「03」をセットする。そして、停止後処理を終了する。
ステップ1112において、メインCPU101は、現時点の遊技状態(すなわち、当否抽選の実行時点の遊技状態、特別図柄の変動開始時点の遊技状態)が通常遊技状態であるか否かを判定する。そして、通常遊技状態でない(すなわち、低確率時短遊技状態LJT1、低確率時短遊技状態LJT2又は高確率時短遊技状態である)と判定した場合、ステップ1114に進む。一方、通常遊技状態であると判定した場合、次のステップ1113に進む。
また、上述のステップ1112で通常遊技状態でないと判定した場合に進むステップ1114において、メインCPU101は、設定中の時短遊技状態が終了するまでの残りの変動回数、及び、高確率遊技状態が終了するまでの残りの変動回数に基づいて、通常遊技状態を設定する通常遊技状態設定処理を実行する。具体的には、上述のステップ1103で更新された時短回数記憶領域に記憶されている残りの変動回数が「0」となった場合、オンとなっていた第1時短遊技フラグ又は第2時短遊技フラグをオフにする。また、上述のステップ1104で更新された高確回数記憶領域に記憶されている残りの変動回数が「0」となった場合、オンとなっていた高確遊技フラグをオフにする。これにより、通常遊技状態が設定される(設定されていた低確率時短遊技状態LJT1、低確率時短遊技状態LJT2又は高確時短遊技状態が通常遊技状態に変更される)。なお、更新後の時短回数記憶領域に記憶されている残りの変動回数が「1」以上であった場合、更新後の時短回数記憶領域に記憶されている残りの変動回数が「1」以上であった場合には、メインCPU101は何も処理を行わない。そして、次のステップ1115に進む。
ステップ1116において、メインCPU101は、特図関連制御処理において特別図柄変動開始処理が実行されるように、実行フェーズデータに「00」をセットする。そして、停止後処理を終了する。
ステップ1200において、メインCPU101は、実行フェーズデータが特別遊技制御処理の実行を示すデータ「03」であるか否かを判定する。そして、実行フェーズデータが「03」でないと判定した場合、特別遊技制御処理を終了する。一方、実行フェーズデータが「03」であると判定した場合、次のステップ1201に進む。
ステップ1201において、メインCPU101は、上述のステップ1108でオープニング時間タイマカウンタにセットされたオープニング時間が経過しているか否かを判定する。そして、オープニング時間が経過していないと判定した場合、特別遊技制御処理を終了する。一方、オープニング時間が経過していると判定した場合、次のステップ1202に進む。
ステップ1203において、メインCPU101は、停止表示された大当たり図柄の種別に応じた特別電動役物作動テーブル112に基づいて、大入賞口18の開閉及び振り分け部材59の作動を行う大入賞口開閉制御処理を実行する。そして、次のステップ1204に進む。
ステップ1205において、メインCPU101は、ラウンド遊技の開始を示すラウンド遊技開始コマンドを演出用伝送データ格納領域に記憶する。そして、次のステップ1206に進む。
なお、ラウンド遊技開始コマンドは、ラウンド遊技の回数ごとに設けられており、これにより、何回目のラウンド遊技が開始されたかを副制御基板300に伝達できるようになっている。
ステップ1207において、メインCPU101は、メインRAM103に記憶されているラウンド数を「1」デクリメントする。そして、次のステップ1208に進む。
ステップ1209において、メインCPU101は、特別遊技の終了時に設定される待機時間であるエンディング時間をエンディング時間タイマカウンタにセットし、エンディング処理が開始されることを示すエンディングコマンドを演出用伝送データ格納領域に記憶する。そして、特別遊技制御処理を終了する。
ステップ1211において、メインCPU101は、特別遊技が終了したことを示す特別遊技終了コマンドを演出用伝送データ格納領域に記憶する。そして、次のステップ1212に進む。
ステップ1300において、メインCPU101は、実行フェーズデータが特別遊技終了処理の実行を示すデータ「04」であるか否かを判定する。そして、実行フェーズデータが「04」でないと判定した場合、特別遊技終了処理を終了する。一方、実行フェーズデータが「04」であると判定した場合、次のステップ1301に進む。
ステップ1301において、メインCPU101は、進入フラグがオンであるか否かを判定する。そして、進入フラグがオンでない(すなわち、オフである)と判定した場合、ステップ1303に進む。一方、進入フラグがオンであると判定した場合、次のステップ1302に進む。
また、上述のステップ1301で進入フラグがオンでないと判定した場合に進むステップ1303において、メインCPU101は、遊技状態を低確率遊技状態に設定する低確率遊技状態設定処理を実行する。具体的には、高確遊技フラグをオフにする。そして、次のステップ1304に進む。
ステップ1305において、メインCPU101は、進入フラグをオフにする。そして、次のステップ1306に進む。
ステップ1307において、メインCPU101は、特図関連制御処理において変動開始処理が実行されるように、実行フェーズデータに「00」をセットする。そして、特別遊技終了処理を終了する。
ステップ1400において、メインCPU101は、普図実行フェーズデータの値をロードする。この普図実行フェーズデータは、当該普図関連制御処理を構成する複数の機能モジュール(サブルーチン)のうちいずれを実行するかを示すものである。具体的には、この普図実行フェーズデータは、後述する普通図柄変動開始処理の実行を示すデータ「10」と、後述する普通図柄変動停止処理の実行を示すデータ「11」と、後述する普通図柄停止後処理の実行を示すデータ「12」と、後述する可動片制御処理の実行を示すデータ「13」と、を有している。
そして、メインCPU101は、上述のステップ1400でロードした普図実行フェーズデータの値に基づき、普通図柄変動開始処理(ステップ1401)、普通図柄変動停止処理(ステップ1402)、普通図柄停止後処理(ステップ1403)又は可動片制御処理(ステップ1404)のいずれかを実行する。そして、普図関連制御処理を終了する。
ステップ1500において、メインCPU101は、普図実行フェーズデータが普通図柄変動開始処理の実行を示す「10」であるか否かを判定する。そして、普図実行フェーズデータが「10」でないと判定した場合、普通図柄変動開始処理を終了する。一方、普図実行フェーズデータが「10」と判定した場合、次のステップ1501に進む。
ステップ1501において、メインCPU101は、普図保留記憶領域に当たり決定乱数が記憶されているか否か、すなわち、普図保留数カウンタが「1」以上であるか否かを判定する。そして、普図保留数カウンタが「1」以上でない(すなわち、「0」)と判定した場合、普通図柄変動開始処理を終了する。一方、普図保留数カウンタが「1」以上であると判定した場合、次のステップ1502に進む。
ステップ1503において、メインCPU101は、普図保留記憶領域のシフト処理を実行する。具体的には、第1記憶部に記憶されている当たり決定乱数を、メインRAM103に設けられている所定の処理領域に記憶するとともに、第2記憶部~第4記憶部に記憶されている当たり決定乱数を、1つ番号の小さい記憶部にシフトさせる。これにより、普図保留記憶領域に記憶された当たり決定乱数は、いわゆる先入れ先出し(FIFO)で、後述の当選判定処理に用いられるようになっている。そして、ステップ1504に進む。
ステップ1505において、メインCPU101は、上述のステップ1504における当選判定処理の結果が当たりであるか否かを判定する。そして、当たりであると判定した場合、次のステップ1506に進む。一方、当たりでない(すなわち、ハズレ)と判定した場合、ステップ1507に進む。
また、上述のステップ1505で当選判定処理の結果が当たりでない(すなわち、ハズレ)と判定した場合に進むステップ1507において、メインCPU101は、ハズレ図柄データをメインRAM103の所定の処理領域に記憶する。そして、次のステップ1508に進む。
ステップ1509において、メインCPU101は、普通図柄の変動表示を開始するための変動表示データをセットする。これにより、普通図柄の変動表示が行われる場合には、普通図柄表示装置32が点滅表示を開始する。また、本形態に係るパチンコ機Pでは、当たり決定乱数が普図保留記憶領域に記憶されている場合には、普図保留数を認識できる態様で普通図柄保留表示装置33が表示されるようになっている。そして、普通図柄の変動表示が行われる場合には、当該変動表示の開始と同時に、普図保留数が1つ減ることを示すように、普通図柄保留表示装置33が表示制御される。そして、次のステップ1510に進む。
ステップ1511において、メインCPU101は、普図関連制御処理において普通図柄変動停止処理が実行されるように、普図実行フェーズデータに「11」をセットする。そして、普通図柄変動開始処理を終了する。
ステップ1600において、メインCPU101は、普図実行フェーズデータが普通図柄変動停止処理の実行を示すデータ「11」であるか否かを判定する。そして、普図実行フェーズデータが「11」でないと判定した場合、普通図柄変動停止処理を終了する。一方、普図実行フェーズデータが「11」であると判定した場合、次のステップ1601に進む。
ステップ1601において、メインCPU101は、ステップ1508で普図変動時間タイマカウンタにセットされた普通図柄の変動時間が経過したか否かを判定する。そして、当該変動時間が経過していないと判定した場合、普通図柄変動停止処理を終了する。一方、当該変動時間が経過したと判定した場合、次のステップ1602に進む。
ステップ1603において、メインCPU101は、普通図柄を停止表示する普図停止表示時間を普図停止表示時間タイマカウンタにセットする。そして、次のステップ1604に進む。
ステップ1700において、メインCPU101は、普図実行フェーズデータが普通図柄停止後処理の実行を示すデータ「12」であるか否かを判定する。そして、普図実行フェーズデータが「12」でないと判定した場合、普通図柄停止後処理を終了する。一方、普図実行フェーズデータが「12」であると判定した場合、次のステップ1701に進む。
ステップ1701において、メインCPU101は、上述のステップ1603で普図停止表示時間タイマカウンタにセットされた普図停止表示時間が経過したか否かを判定する。そして、当該普図停止表示時間が経過していないと判定した場合、普通図柄停止後処理を終了する。一方、当該普図停止表示時間が経過したと判定した場合、次のステップ1702に進む。
ステップ1703において、メインCPU101は、普図関連制御処理において可動片制御処理が実行されるように、普図実行フェーズデータに「13」をセットする。そして、普通図柄停止後処理を終了する。
ステップ1800において、メインCPU101は、普図実行フェーズデータが可動片制御処理の実行を示すデータ「13」であるか否かを判定する。そして、普図実行フェーズデータが「13」でないと判定した場合、可動片制御処理を終了する。一方、普図実行フェーズデータが「13」であると判定した場合、次のステップ1801に進む。
ステップ1801において、メインCPU101は、可動片16bが作動制御中であるか否か、すなわち、可動片ソレノイド16cが通電されているか否かを判定する。そして、可動片16bが作動制御中であると判定した場合、ステップ1804に進む。一方、可動片16bが作動制御中でないと判定した場合、次のステップ1802に進む。
ステップ1803において、メインCPU101は、可動片作動制御テーブル118を参照し、上述のステップ1802で確認した遊技状態に応じて、可動片ソレノイド16cの作動制御データ(通電制御データ)として、作動回数(通電回数)及び作動時間(通電時間)をセットする。これにより、可動片16bが突出状態となる。そして、可動片制御処理を終了する。
ステップ1805において、メインCPU101は、可動片16bの作動の停止、すなわち、可動片ソレノイド16cの通電の停止を実行する。これにより、可動片16bが没入状態となる。そして、次のステップ1806に進む。
本形態に係るパチンコ機Pでは、上述したように、通常遊技状態(低確率遊技状態及び非時短遊技状態を組み合わせた遊技状態)、低確率時短遊技状態LJT1(低確率遊技状態及び時短遊技状態JT1を組み合わせた遊技状態)、低確率時短遊技状態LJT2(低確率遊技状態及び時短遊技状態JT2を組み合わせた遊技状態)、又は、高確率時短遊技状態(高確率遊技状態及び時短遊技状態JT2を組み合わせた遊技状態)のいずれかが設定されて、遊技が進行するようになっている。
通常遊技状態中は、大当たりに当選する確率がおよそ1/300に設定されており、第2遊技領域12bへ向けて遊技球が打ち出されたとしても第2始動入賞口16へ遊技球が入球することはない(図7(a)、図14(a)、図15、図16参照)。
また、通常遊技状態中は、上述したように、遊技者に第1遊技領域12aで遊技を行わせるようになっており、第1遊技領域12aへ向けて遊技球を打ち出している限りにおいては、遊技球は第1始動入賞口15へ入球する可能性がある。通常遊技状態中に第1始動入賞口15へ遊技球が入球した場合、当該入球に基づく当否抽選においては大当たり又は時短付与に当選可能であり、大当たりに当選したときには大当たり図柄X1、X2又はX3が決定され、時短付与に当選したときには時短図柄J1又はJ2が決定される(図7(a)及び図8(a)参照)。
また、通常遊技状態中に時短付与に当選し時短図柄J1が決定された場合には、当該時短図柄J1の変動表示が終了し停止表示時間が経過した後の遊技状態が低確率時短遊技状態LJT1に設定され、時短回数は10000回に設定される(図10(c)参照)。通常遊技状態中に時短付与に当選し時短図柄J2が決定された場合には、当該時短図柄J2の変動表示が終了し停止表示時間が経過した後の遊技状態が低確率時短遊技状態LJT2に設定され、時短回数は10000回に設定される(図10(d)参照)。
すなわち、本形態に係るパチンコ機Pでは、通常遊技状態中に第1遊技領域12aへ向けて遊技球を打ち出していれば、大当たり又は時短付与の当選に基づき、低確率時短状態LJT1(時短回数は10000回)、低確率時短遊技状態LJT2(時短回数は10000回)、低確率時短遊技状態LJT2(時短回数は100回)、又は、高確率時短遊技状態(高確回数及び時短回数は10000回)へ移行することとなる(図40参照)。
以上より、本形態に係るパチンコ機Pでは、通常遊技状態には滞在し難く、また、大当たりの当選に基づく特別遊技の実行や時短付与の当選に基づく時短図柄J2の決定を介して他の遊技状態へ移行するよりも、時短付与の当選に基づく時短図柄J1の決定により低確率時短遊技状態LJT1(時短回数は10000回)へ移行する可能性が高くなっている。
また、低確率時短遊技状態LJT1中は、通常遊技状態中と同様に、遊技者に第1遊技領域12aで遊技を行わせるようになっており、第1遊技領域12aへ向けて遊技球を打ち出している限りにおいては、遊技球は第1始動入賞口15へ入球する可能性がある。低確率時短遊技状態LJT1中に第1始動入賞口15へ遊技球が入球した場合、当該入球に基づく当否抽選においては大当たり又は時短付与に当選可能であり、大当たりに当選したときには大当たり図柄X1、X2又はX3が決定され、時短付与に当選したときには時短図柄J1又はJ2が決定される(図7(a)及び図8(a)参照)。
一方、上述したように、低確率時短遊技状態LJT1中に時短付与に当選し時短図柄J1又はJ2が決定された場合には、当該決定に基づいて新たに時短遊技状態JT1又はJT2が設定されず設定中の低確率時短遊技状態LJT1が継続するため、他の遊技状態へ移行することはない(図10(c)及び(d)参照)。
すなわち、本形態に係るパチンコ機Pでは、低確率時短遊技状態LJT1中に第1遊技領域12aへ向けて遊技球を打ち出していれば、大当たりの当選に基づき、低確率時短遊技状態LJT2(時短回数は100回)又は高確率時短遊技状態(高確回数及び時短回数は10000回)へ移行することとなる(図40参照)。
また、通常遊技状態中及び低確率時短遊技状態LJT1中はいずれも、遊技者に第1遊技領域12aで遊技を行わせるとともに、大当たりの当選確率が同一であり、さらには、普図遊技の性能もほぼ同一である(第2遊技領域12bへ遊技球を打ち出したとしても第2始動入賞口16への遊技球の入球は不可能である)ため、遊技操作の態様(第1遊技領域12aへの遊技球の打ち出し)及び普図遊技の性能から、通常遊技状態中又は低確率時短遊技状態LJT1中であるのかを認識することは不可能である。
なお、上述したように、遊技状態ごとに第2始動入賞口16への遊技球の入球の可能性を変化させるには、普図遊技の性能を決定する要素(普通図柄の抽選において当たりとなる確率、普通図柄の変動時間、可動片16bの作動時間)のいずれか1又は複数が異なる内容となるように設定することができる。
ここで、通常遊技状態中及び低確率時短遊技状態LJT1中のいずれにおいても第2始動入賞口16への遊技球の入球を不可能とするには、たとえば、低確率時短遊技状態LJT1中及び通常遊技状態中のいずれも可動片16bの作動時間は開口到達時間よりも短い同一の時間とするものの、低確率時短遊技状態LJT1中は通常遊技状態よりも普通図柄の変動時間が短い設定、及び、低確率時短遊技状態LJT1中は通常遊技状態よりも普通図柄の抽選において当たりとなる確率が高い設定の少なくともいずれか一方の設定が行われるようにしてもよい。このようにした場合であっても、第2始動入賞口16及び可動片16bが本形態に係るパチンコ機Pのような構成であれば(図4参照)、可動片16bの作動時間が開口到達時間よりも短い以上、その他の要素(普通図柄の変動時間、普通図柄の抽選において当たりとなる確率)が低確率時短遊技状態LJT1において通常遊技状態よりも有利な設定としても、いずれの遊技状態でも第2始動入賞口16へ遊技球を入球させることができず、普図遊技の性能は本形態に係るパチンコ機と同様となる。
また、低確率時短遊技状態LJT2中は、上述したように、遊技者に第2遊技領域12bで遊技を行わせるようになっており、第2遊技領域12bへ向けて遊技球を打ち出している限りにおいては、遊技球は高い頻度で第2始動入賞口16へ入球する。低確率時短遊技状態LJT2中に第2始動入賞口16へ遊技球が入球した場合、当該入球に基づく当否抽選においては大当たり又は時短付与に当選可能であり、大当たりに当選したときには大当たり図柄X4、X5又はX6が決定され、時短付与に当選したときには時短図柄J1又はJ2が決定される(図7(a)及び図8(b)参照)。
一方、上述したように、低確率時短遊技状態LJT2中に時短付与に当選し時短図柄J1又はJ2が決定された場合には、当該決定に基づいて新たに時短遊技状態JT1又はJT2が設定されず設定中の低確率時短遊技状態LJT2が継続するため、他の遊技状態へ移行することはない(図10(c)及び(d)参照)。
すなわち、本形態に係るパチンコ機Pでは、低確率時短遊技状態LJT2中に第2遊技領域12bへ向けて遊技球を打ち出していれば、大当たりの当選に基づき、低確率時短遊技状態LJT2(時短回数は100回)又は高確率時短遊技状態(高確回数及び時短回数は10000回)へ移行することとなる(図40参照)。
また、高低確率時短遊技状態中は、上述したように、遊技者に第2遊技領域12bで遊技を行わせるようになっており、第2遊技領域12bへ向けて遊技球を打ち出している限りにおいては、遊技球は高い頻度で第2始動入賞口16へ入球する。高確率時短遊技状態中に第2始動入賞口16へ遊技球が入球した場合、当該入球に基づく当否抽選においては大当たり又は時短付与に当選可能であり、大当たりに当選したときには大当たり図柄X4、X5又はX6が決定され、時短付与に当選したときには時短図柄J1又はJ2が決定される(図7(b)及び図8(b)参照)。
一方、上述したように、高確率時短遊技状態中に時短付与に当選し時短図柄J1又はJ2が決定された場合には、当該決定に基づいて新たに時短遊技状態JT1又はJT2が設定されず設定中の低確率時短遊技状態LJT2が継続するため、他の遊技状態へ移行することはない(図10(c)及び(d)参照)。
すなわち、本形態に係るパチンコ機Pでは、高確率時短遊技状態中に第2遊技領域12bへ向けて遊技球を打ち出していれば、大当たりの当選に基づき、低確率時短遊技状態LJT2(時短回数は100回)又は高確率時短遊技状態(高確回数及び時短回数は10000回)へ移行することとなる(図40参照)。
そして、通常遊技状態においては、時短付与の当選により時短図柄J2が決定されると、時短回数が10000回の低確率時短遊技状態LJT2へ移行する。これに対して、上述のように通常遊技状態から移行する低確率時短遊技状態LJT1においては、時短付与の当選により時短図柄J2が決定されても、上述の時短回数が10000回の低確率時短遊技状態LJT2へ移行することはない。すなわち、通常遊技状態から低確率時短遊技状態LJT1へ移行した後は、再度、通常遊技状態が設定されない限りは、時短付与に当選しても、時短回数が10000回の低確率時短遊技状態LJT2へ移行することはない。
以上のように、本形態に係るパチンコ機Pでは、RAMクリア後や時短回数100回の低確率時短遊技状態LJT2の終了後に設定される通常遊技状態においては、大当たりに当選するか、又は時短図柄J1が決定されるよりも前に時短図柄J2が決定されると、遊技の進行に伴う遊技球の減少を抑えつつ確実に大当たりの当選を獲得できる、遊技者にとって有利な時短回数が10000回の低確率時短遊技状態LJT2へ移行する。一方、通常遊技状態から移行し易く、かつ当該通常遊技状態よりも長く滞在し易い低確率時短遊技状態LJT1においては、上述の時短回数が10000回の低確率時短遊技状態LJT2へは移行しない。そのため、通常遊技状態が、遊技者にとって有利な時短回数が10000回の低確率時短遊技状態LJT2へ移行する可能性のあるチャンスゾーンになるという斬新な遊技性を付与することができ、遊技者の興趣を高めることができる。
また、通常遊技状態中及び低確率時短遊技状態LJT1中はいずれも、遊技者に第1遊技領域12aで遊技を行わせるため、遊技者に遊技操作を変更させることなく、通常遊技状態から、異なる遊技状態である低確率時短遊技状態LJT1への切り替えが可能となるという斬新な遊技性を付与することができる。
以上のように、主制御基板100において各種処理が実行されることにより、特図遊技、普図遊技及び特別遊技が進行することとなる。そして、これら遊技の進行中には、主制御基板100から種々のコマンドを副制御基板300に送信し、このコマンドを副制御基板300が受信することにより、当該副制御基板300が、遊技の進行に伴う演出の制御を実行する。
以下では、特別図柄の変動表示に伴って実行され、当否抽選の結果を報知(示唆)し得る変動演出について説明する。
本形態に係るパチンコ機Pでは、後述する変動演出を実行するために参照される演出状態が複数種類設けられており、上述の遊技状態(通常遊技状態、低確率時短遊技状態LJT1、低確率時短遊技状態LJT2、高確率時短遊技状態)への移行、電断の発生、時短付与の当選等に基づいて、サブCPU301がいずれかの演出状態を設定するようになっている。また、演出状態ごとに選択可能な変動演出の実行態様がそれぞれ定められており、設定中の演出状態に応じたいずれかの実行態様により変動演出が実行され得るようになっている。
具体的には、本形態に係るパチンコ機Pでは、演出状態として、通常遊技状態中に滞在する通常演出状態、低確率時短遊技状態LJT1中に滞在する低確率時短演出状態A1及び低確率時短演出状態A2、時短回数10000回の低確率時短遊技状態LJT2中に滞在する低確率時短演出状態B、時短回数100回の低確率時短遊技状態LJT2中に滞在する低確率時短演出状態C、並びに、高確率時短遊技状態中に滞在する高確率時短演出状態が設けられている。
通常遊技状態の設定に基づく通常演出状態において、時短付与に当選し時短図柄J1が決定されることにより低確率時短遊技状態LJT1へ移行すると、演出状態が低確率時短演出状態A1に設定され、また、時短付与に当選し時短図柄J2が決定されることにより時短回数10000回の低確率時短遊技状態LJT2へ移行すると、演出状態が低確率時短演出状態Bに設定され、また、大当たりの当選に基づき時短回数100回の低確率時短遊技状態LJT2へ移行すると、演出状態が低確率時短演出状態Cに設定され、また、大当たりの当選に基づき高確率時短遊技状態へ移行すると、演出状態が高確率時短演出状態に設定される(図41参照)。なお、特に図示していないが、通常演出状態(通常遊技状態)の設定中に電断が発生し通常電断復帰処理が行われた場合には、演出状態は通常演出状態のままとなる。
また、低確率時短遊技状態LJT1において、低確率時短演出状態A1及びA2のいずれの設定中であっても、大当たりの当選に基づき時短回数100回の低確率時短遊技状態LJT2へ移行すると、演出状態が低確率時短演出状態Cに設定され、また、大当たりの当選に基づき高確率時短遊技状態へ移行すると、演出状態が高確率時短演出状態に設定され、また、大当たりに当選することなく特別図柄の変動表示が10000回行われることにより通常遊技状態へ移行すると、演出状態が通常演出状態に設定される(図41参照)。
本形態に係るパチンコ機Pでは、上述の如く、特別図柄の変動表示に伴って、演出図柄50の表示態様により当否抽選の結果を報知(示唆)し得る変動演出が実行される。この変動演出では、演出表示装置21の表示部21aに表示される背景画像に重ねて、演出図柄50(ダミー図柄)の変動表示が行われる。そして、変動表示した後に停止表示された演出図柄50の組み合わせ(停止表示態様)により、当否抽選の結果を遊技者に報知し得るようになっている。
なお、演出図柄50は数字図柄に限定されるものではなく、停止表示された場合に所定の演出(たとえば、所定の仮停止表示態様による仮停止が所定回数実行される擬似連演出や、所定の保留を対象として実行され当該保留に基づく変動演出よりも前から実行可能な先読み演出等)が実行される旨を示す特殊図柄(たとえば、擬似連演出が実行される旨を示す擬似連図柄や、先読み演出が実行される旨を示す先読み図柄等)を設けてもよい。また、演出図柄50は、数字を表示する数字表示部と、数字以外の他の画像(たとえば、キャラクターの画像等)を表示する非数字表示部とから構成される図柄としてもよい。
その後、左側に位置する演出図柄50(以下、第1停止図柄ともいう)、右側に位置する演出図柄50(以下、第2停止図柄ともいう)、中央に位置する演出図柄50(以下、第3停止図柄ともいう)という順番で停止表示される(図42(c)~(e)参照)。
なお、時短付与に当選した場合には、演出図柄50の停止表示態様が上述の当選態様及び非当選態様とは異なる特殊な態様(たとえば、全ての演出図柄50が時短付与の当選に対応する特殊図柄(たとえば、「J」のアルファベット等)で停止表示される態様等)となるようにしてもよい。このようにした場合には、演出図柄50の停止表示態様により、遊技者に時短付与の当選を把握させることができる。
ノーマル非当選変動パターンは、第1停止図柄と第2停止図柄とが異なる数字図柄で停止表示された後に第3停止図柄がそのまま停止表示され、演出図柄50の停止表示態様が非当選態様となる実行態様である(図42(c)~(e)参照)。
発展ありリーチ変動パターンは、第1停止図柄と第2停止図柄とが同一の数字図柄で停止表示されるリーチ表示が行われた後、第3停止図柄の変動表示と共に、表示部21aにおいて所定の発展演出画像を表示するリーチ発展演出が実行された上で第3停止図柄が停止表示され、演出図柄50の停止表示態様が非当選態様又は当選態様となる実行態様である(図43(c)~(e)参照)。
発展なしリーチ変動パターンは、特に図示していないが、リーチ表示が行われた後に、上述のリーチ発展演出が実行されることなく第3停止図柄が停止表示され、演出図柄50の停止表示態様が非当選態様又は当選態様となる実行態様である。
特殊リーチ変動パターンは、演出図柄50の変動表示の開始後、第1停止図柄、第2停止図柄及び第3停止図柄の変動表示と共に、表示部21aにおいて、特殊発展演出画像が表示される特殊リーチ発展演出の実行の有無を煽る特殊煽り演出が実行され、特殊リーチ発展演出を実行する旨の示唆が行われた後にリーチ表示が行われ、上述の特殊リーチ発展演出が実行された上で第3停止図柄が停止表示され、演出図柄50の停止表示態様が非当選態様となる実行態様である(図45(c)~(f)、図46(c)~(f)参照)。
特殊非当選変動パターンは、演出図柄50の変動表示の開始後、第1停止図柄、第2停止図柄及び第3停止図柄の変動表示と共に、表示部21aにおいて上述の特殊煽り演出が実行されるものの、特殊リーチ発展演出を実行しない旨の示唆が行われ、リーチ表示が行われることなく、第1停止図柄、第2停止図柄及び第3停止図柄が停止表示され、演出図柄50の停止表示態様が非当選態様となる実行態様である(図44(c)~(e)参照)。
たとえば、発展ありリーチ変動パターンのリーチ発展演出において表示される発展演出画像としては、ハズレ、時短付与の当選及び大当たりの当選のいずれの場合にも表示され得るものの、大当たりに当選した場合に表示される可能性が相対的に低く設定された低期待度発展演出画像、ハズレ、時短付与の当選及び大当たりの当選のいずれの場合にも表示され得るものの、大当たりに当選した場合に表示される可能性が相対的に高く設定された高期待度発展演出画像、ハズレ及び時短付与の当選の場合には表示されず大当たりに当選した場合にのみ表示され得る大当たり確定発展演出画像等が設けられている。
これにより、リーチ発展演出において、高期待度発展演出画像が表示された場合には低期待度発展演出画像が表示された場合よりも、大当たりの当選の期待度が高まり、また、大当たり確定発展演出画像が表示された場合には大当たりの当選を認識することができるため、遊技者の興趣を高めることができる。
各演出状態中において実行される変動演出の概要については、後程詳述する。
一方、通常演出状態又は低確率時短演出状態A2において時短付与の当選であった場合には、左側に位置するミニ図柄MDは左側に位置する演出図柄50と同一の数字図柄で停止表示され、右側に位置するミニ図柄MDは右側に位置する演出図柄50と同一の数字図柄で停止表示されるものの、中央に位置するミニ図柄MDは「0」の数字図柄(すなわち、中央に位置する演出図柄50と異なる数字図柄)で停止表示されるようになっている(図45(f)、図46(f)参照)。
本形態に係るパチンコ機Pでは、演出表示装置21の表示部21aに表示される背景画像として、通常遊技状態及び時短回数10000回の低確率時短遊技状態LJT1に対応する第1背景画像(図42(a)~(e)、図43(a)~(c)、図44(a)~(b)及び(e)、図45(a)~(b)、図46(a)~(b)及び(g)参照)、時短回数100回の低確率時短遊技状態LJT2に対応する第2背景画像(図47(b)参照)、時短回数10000回の低確率時短遊技状態LJT2及び高確率時短遊技状態に対応する第3背景画像(図45(g)参照)が設けられており、各遊技状態中には背景画像が表示部21aに表示されるようになっている。
大当たり図柄X1又はX4の決定に基づく特別遊技の終了後(特定領域57へ所定数の遊技球が入球しなかった場合)に設定される時短回数100回の低確率時短遊技状態LJT2中には、第2背景画像が表示される。
通常遊技状態中の時短図柄J2の決定に基づき設定される時短回数10000回の低確率時短遊技状態LJT2中、及び、大当たり図柄X2、X3、X5又はX6の決定に基づく特別遊技の終了後(特定領域57へ所定数の遊技球が入球した場合)に設定される高確率時短遊技状態中にはいずれも、第3背景画像が表示される。すなわち、時短回数10000回の低確率時短遊技状態LJT2中及び高確率時短遊技状態中にはいずれも、同一の背景画像が表示される。これらは大当たりに当選する確率が異なる別個の遊技状態ではあるものの、いずれも大当たりに当選するまで継続し普図遊技の性能も同一であるため、実質的には同様の有利度の遊技状態であるといえる。そのため、同一の背景画像を表示することにより、異なる遊技状態である旨を積極的に示唆せずに、遊技者に対して同一の遊技状態で遊技をしているような印象を与えることができる。
なお、時短回数10000回の低確率時短遊技状態LJT2中、及び、高確率時短遊技状態中はそれぞれ異なる背景画像が表示されるようにしてもよい。
以下、各演出状態中に実行され得る各種演出について、具体的に説明する。
(1)通常演出状態中(通常遊技状態中)
上述したように、RAMクリア後や、大当たりに当選することなく100回の特別図柄の変動表示が実行されたことにより時短回数100回の低確率時短遊技状態LJT2が終了した後には、通常遊技状態が設定されるとともに、演出状態が通常演出状態に設定される。
そして、通常演出状態(通常遊技状態)の設定に伴い、表示部21aにおいて、第1背景画像の表示が行われるとともに、チャンスゾーンである通常遊技状態に滞在している可能性がある旨を示唆するチャンスゾーン滞在示唆(たとえば、「キャラ登場でスーパータイム!?」という文字が横方向にスクロールするチャンスゾーン滞在示唆画像の表示等)が行われるようになっている(図42(a)~(e)、図43(a)~(c)、図44(a)~(e)、図45(a)~(f)、図46(a)~(f)参照)。第1背景画像の表示及びチャンスゾーン滞在示唆は、一部の期間を除き、通常演出状態中(通常遊技状態中)において継続して実行される。なお、通常演出状態中(通常遊技状態中)に電断が発生し通常電断復帰処理が実行された場合には、通常演出状態(通常遊技状態)のままとなるため、電断復帰後も、第1背景画像の表示及びチャンスゾーン滞在示唆が行われる。
また、特に図示していないが、通常遊技状態の設定に伴い、第1遊技領域12aへ向けての遊技球の打ち出しを示唆する左打ち示唆(たとえば、「←←←左打ち」という左打ち示唆画像の表示、当該打ち出しを示唆する左打ちランプの点灯等)も行われるようになっている。この左打ち示唆は、通常演出状態中(通常遊技状態中)に継続して実行するようにしてもよいし、通常演出状態(通常遊技状態)が設定されてから所定の終了時点(たとえば、最初の変動演出が開始されてから所定時間(たとえば、5秒等)が経過した時点)に至るまで継続して実行するようにしてもよい。
(1-1)当否抽選の結果がハズレであった場合
通常演出状態中(通常遊技状態中)において、当否抽選の結果がハズレであった場合には、ノーマル非当選変動パターン、発展なしリーチ変動パターン、発展ありリーチ変動パターン又は特殊非当選変動パターンのいずれかによる変動演出を実行し得るようになっている。
このノーマル非当選変動パターンによる変動演出では、上述したように、リーチ表示は行われない(図42(c)~(d)参照)。
そして、特別図柄の変動時間が経過し第1特別図柄表示装置30又は第2特別図柄表示装置31にハズレ図柄が停止表示されると、非当選態様により全ての演出図柄50が停止表示するとともに、各演出図柄50と対応する位置のミニ図柄MDが当該演出図柄50と同一の数字図柄により停止表示する(図42(c)~(e)参照)。その後、停止表示時間(0.5秒)が経過するまで、これら演出図柄50及びミニ図柄MDの停止表示が行われる。
この発展なしリーチ変動パターンによる変動演出では、上述したように、リーチ表示後にリーチ発展演出は行われない。
そして、上述のノーマル非当選変動パターンによる変動演出と同様に、特別図柄の変動時間が経過し第1特別図柄表示装置30又は第2特別図柄表示装置31にハズレ図柄が停止表示されると、非当選態様により全ての演出図柄50が停止表示するとともに、各演出図柄50と対応する位置のミニ図柄MDが当該演出図柄50と同一の数字図柄により停止表示する。その後、停止表示時間(0.5秒)が経過するまで、これら演出図柄50及びミニ図柄MDの停止表示が行われる。
リーチ表示が行われた後はリーチ発展演出が実行される。このリーチ発展演出では、表示部21aの一部や全面において種々の発展演出画像(上述の低期待度発展演出画像、高期待度発展演出画像等)が表示される(図43(d)参照)。
また、リーチ発展演出の実行中は、発展演出画像の視認性の低下を防止するために、演出図柄50の変動表示(第1停止図柄及び第2停止図柄によるリーチ表示、及び、第3停止図柄の変動表示)が表示部21aの中央ではなく右上隅において行われるとともに、チャンスゾーン滞在示唆は行わないようになっている(図43(d)参照)。
なお、リーチ発展演出の実行中は、演出図柄50の変動表示を一切行わないようにしてもよいし、また、リーチ発展演出の実行中であっても、チャンスゾーン滞在示唆を行うようにしてもよい。
そして、このリーチ発展演出においては、当否抽選の結果がハズレである旨を示唆するハズレ示唆(たとえば、発展演出画像により示されていた所定のストーリーの結果が失敗となった旨を示すハズレ示唆画像の表示等)が行われ、リーチ発展演出が終了する。なお、このリーチ発展演出は、特別図柄の変動時間が経過する(第1特別図柄表示装置30又は第2特別図柄表示装置31に特別図柄が停止表示される)直前に終了する。
その後は、上述の発展なしリーチ変動パターンによる変動演出と同様に、特別図柄の変動時間が経過し第1特別図柄表示装置30又は第2特別図柄表示装置31にハズレ図柄が停止表示されると、表示部21aの中央において非当選態様により全ての演出図柄50が停止表示するとともに、各演出図柄50と対応する位置のミニ図柄MDが当該演出図柄50と同一の数字図柄により停止表示する。その後、停止表示時間(0.5秒)が経過するまで、これら演出図柄50及びミニ図柄MDの停止表示が行われる。
その後、後述する特殊リーチ発展演出の実行の有無を煽る特殊煽り演出が実行される。この特殊煽り演出では、表示部21aの全面において特殊煽り画像(たとえば、特殊リーチ発展演出において用いられるキャラクターが登場するかどうかを煽る画像等(当該キャラクターの登場に期待感を抱かせる画像))が表示される(図44(c)参照)。
また、特殊煽り演出の実行中は、特殊煽り画像の視認性の低下を防止するために、演出図柄50の変動表示(第1停止図柄、第2停止図柄及び第3停止図柄の変動表示)が表示部21aの中央ではなく右上隅において行われるようになっている(図44(c)参照)。これに対して、チャンスゾーン滞在示唆は、特殊煽り演出の実行中も継続して行われるようになっている(図44(c)~(d)参照)。
なお、特殊煽り演出の実行中は、演出図柄50の変動表示を一切行わないようにしてもよいし、チャンスゾーン滞在示唆も行わないようにしてもよい。
そして、この特殊煽り演出においては、上述したように、特殊リーチ発展演出を実行しない旨の示唆(たとえば、特殊リーチ発展演出において用いられるキャラクターが登場しなかった旨を示唆する非実行示唆画像の表示等)が行われ(図44(d)参照)、特殊煽り演出が終了する。なお、この特殊煽り演出は、特別図柄の変動時間が経過する(第1特別図柄表示装置30又は第2特別図柄表示装置31にハズレ図柄が停止表示される)直前に終了する。
その後は、上述の発展なしリーチ変動パターンや発展ありリーチ変動パターンによる変動演出と同様に、特別図柄の変動時間が経過し第1特別図柄表示装置30又は第2特別図柄表示装置31にハズレ図柄が停止表示されると、表示部21aの中央において非当選態様により全ての演出図柄50が停止表示するとともに、各演出図柄50と対応する位置のミニ図柄MDが当該演出図柄50と同一の数字図柄により停止表示する。その後、停止表示時間(0.5秒)が経過するまで、これら演出図柄50及びミニ図柄MDの停止表示が行われる。
通常演出状態中(通常遊技状態中)において、当否抽選の結果が大当たりの当選であった場合には、発展なしリーチ変動パターン又は発展ありリーチ変動パターンのいずれかによる変動演出を実行し得るようになっている。
そして、特別図柄の変動時間が経過し第1特別図柄表示装置30又は第2特別図柄表示装置31に大当たり図柄が停止表示されると、表示部21aの中央において当選態様により全ての演出図柄50が停止表示するとともに、各演出図柄50と対応する位置のミニ図柄MDが当該演出図柄50と同一の数字図柄により停止表示する(図43(e)参照)。また、表示部21aにおいて、上述の当選報知画像が表示される(図43(f)参照)。そして、停止表示時間(0.5秒)が経過するまで演出図柄50及びミニ図柄MDの停止表示が行われ、当該停止表示時間が経過すると特別遊技が開始される。
通常演出状態中(通常遊技状態中)において、当否抽選の結果が時短付与の当選であって時短図柄J2が決定された場合には、特殊リーチ変動パターンによる変動演出が実行されるようになっている。
そして、この特殊煽り演出においては、上述したように、特殊リーチ発展演出を実行する旨の示唆(たとえば、特殊リーチ発展演出において用いられるキャラクターの登場を示唆する実行示唆画像の表示等)が行われ(図45(d)参照)、特殊煽り演出が終了する。この特殊煽り演出は、特別図柄の変動時間が経過する(第1特別図柄表示装置30又は第2特別図柄表示装置31に時短図柄J2が停止表示される)直前に終了する。
その後、特別図柄の変動時間が経過し第1特別図柄表示装置30又は第2特別図柄表示装置31に時短図柄J2が停止表示されると、表示部21aの右上隅においてリーチ表示が行われるとともに、表示部21aの全面において特殊リーチ発展演出(たとえば、登場したキャラクターと敵キャラクターにより行われる対決の画像の表示等)が開始される(図45(e)参照)。また、この際、第1停止図柄と対応する位置のミニ図柄MDが当該演出図柄50と同一の数字図柄により停止表示し、第2停止図柄と対応する位置のミニ図柄MDが当該演出図柄50と同一の数字図柄により停止表示し、第3停止図柄と対応する位置のミニ図柄MDが「0」の数字図柄により停止表示する(図45(e)参照)。これにより、視認は困難であるものの、ミニ図柄MDの停止表示態様によって時短付与の当選が示唆されることとなる。
そして、この特殊リーチ発展演出においては、当否抽選の結果が時短付与の当選であって時短図柄J2が決定された旨(すなわち、時短回数10000回の低確率時短遊技状態LJT2へ移行する旨)を示唆する高有利結果決定示唆(たとえば、登場したキャラクターが対決に勝利した旨を示す「WIN!」という画像の表示等)が行われるとともに、表示部21aの右上隅において、第3停止図柄が第1停止図柄及び第2停止図柄と異なる数字図柄(たとえば、第1停止図柄及び第2停止図柄と1違いの数字図柄等)が停止表示することにより、非当選態様により全ての演出図柄50が停止表示し、特殊リーチ発展演出が終了する。この特殊リーチ発展演出は、停止表示時間(20秒)が経過する直前に終了する。すなわち、特殊リーチ発展演出は、時短図柄J2が停止表示されてから停止表示時間(20秒)が経過するまでの間において実行されるようになっている。
その後は、停止表示時間(20秒)が経過するまで演出図柄50及びミニ図柄MDの停止表示が行われ、当該停止表示時間が経過すると、時短回数10000回の低確率時短遊技状態LJT2が設定されるとともに、演出状態が低確率時短演出状態Bに設定される。この際、表示部21aにおいて行われていたチャンスゾーン滞在示唆が終了するとともに、第3背景画像の表示、時短回数10000回の低確率時短遊技状態LJT2が設定された旨を示唆する高有利状態設定示唆(たとえば、「スーパータイムスタート!」という高有利状態設定示唆画像の表示等)、及び右打ち示唆(たとえば、「→→→右打ち」という右打ち示唆画像の表示、右打ちを示唆する右打ちランプの点灯等)も行われる(図45(g)参照)。
なお、この右打ち示唆は、上述の低確率時短遊技状態LJT2中(低確率時短演出状態B中)に継続して実行するようにしてもよいし、低確率時短遊技状態LJT2(低確率時短演出状態B)が設定されてから所定の終了時点(たとえば、最初の変動演出が開始されてから所定時間(たとえば、5秒等)が経過した時点)に至るまで継続して実行するようにしてもよい。
通常演出状態中(通常遊技状態中)において、当否抽選の結果が時短付与の当選であって時短図柄J1が決定された場合には、時短図柄J2が決定された場合と同様に、特殊リーチ変動パターンによる変動演出が実行されるようになっている。
その後、時短図柄J2が決定された場合に実行される特殊リーチ変動パターンによる変動演出と同様に、特別図柄の変動時間が経過し第1特別図柄表示装置30又は第2特別図柄表示装置31に時短図柄J1が停止表示されると、表示部21aの右上隅においてリーチ表示が行われるとともに、表示部21aの全面において特殊リーチ発展演出が開始される(図46(e)参照)。また、この際、第1停止図柄と対応する位置のミニ図柄MDが当該演出図柄50と同一の数字図柄により停止表示し、第2停止図柄と対応する位置のミニ図柄MDが当該演出図柄50と同一の数字図柄により停止表示し、第3停止図柄と対応する位置のミニ図柄MDが「0」の数字図柄により停止表示する(図46(e)参照)。これにより、視認は困難であるものの、ミニ図柄MDの停止表示態様によって時短付与の当選が示唆されることとなる。
そして、この特殊リーチ発展演出においては、当否抽選の結果が時短付与の当選であって時短図柄J1が決定された旨(すなわち、低確率時短遊技状態LJT1へ移行する旨)を示唆する低有利結果決定示唆(たとえば、登場したキャラクターが対決に敗北した旨を示す「LOSE・・・」という画像の表示等)が行われるとともに、表示部21aの右上隅において、第3停止図柄が第1停止図柄及び第2停止図柄と異なる数字図柄(たとえば、第1停止図柄及び第2停止図柄と1違いの数字図柄等)が停止表示することにより、非当選態様により全ての演出図柄50が停止表示し、特殊リーチ発展演出が終了する。この特殊リーチ発展演出は、停止表示時間(20秒)が経過する直前に終了する。すなわち、特殊リーチ発展演出は、時短図柄J1が停止表示されてから停止表示時間(20秒)が経過するまでの間において実行されるようになっている。
その後は、停止表示時間(20秒)が経過するまで演出図柄50及びミニ図柄MDの停止表示が行われ、当該停止表示時間が経過すると、低確率時短遊技状態LJT1が設定されるとともに、演出状態が低確率時短演出状態A1に設定される(図41参照)。この際、表示部21aにおいて行われていたチャンスゾーン滞在示唆は終了するものの、通常演出状態中(通常遊技状態中)に表示されていた第1背景画像は引き続き表示される(図46(g)参照)。
上述したように、通常遊技状態中に時短付与に当選し時短図柄J1が決定されると、低確率時短遊技状態LJT1へ移行するとともに、演出状態が低確率時短演出状態A1に設定される。また、低確率時短演出状態A2(低確率時短演出遊技状態A1中にRAMクリア処理が行われることなく電断から復帰した場合に設定される演出状態)中に時短付与に当選し時短図柄J1又はJ2が決定されると、演出状態が低確率時短演出状態A1に設定される。
そして、通常遊技状態から低確率時短遊技状態LJT1へ移行し、演出状態が低確率時短演出状態A1に設定されると、上述したように、通常演出状態中(通常遊技状態中)に行われていたチャンスゾーン滞在示唆が終了する一方で、第1背景画像の表示は継続するようになっている(図46(g)参照)。また、後述するように、低確率時短演出状態A2においては、通常演出状態中と同様に第1背景画像の表示及びチャンスゾーン滞在示唆が行われるようになっているものの、演出状態が低確率時短演出状態A1に設定されると、チャンスゾーン滞在示唆が終了する一方で、第1背景画像の表示は継続するようになっている。
すなわち、低確率時短演出状態A1中は、通常演出状態中や低確率時短演出状態A2中と同様の第1背景画像が表示されるものの、チャンスゾーン滞在示唆は行われない。
また、演出状態が低確率時短演出状態A1に設定された際には、演出状態が通常演出状態(通常遊技状態)に設定された場合と異なり、上述の左打ち示唆は行われない(図46(g)参照)。
(2-1)当否抽選の結果がハズレであった場合
低確率時短演出状態A1中において、当否抽選の結果がハズレであった場合には、通常演出状態において当否抽選の結果がハズレであった場合と異なり、特殊非当選変動パターンによる変動演出は実行されず、ノーマル非当選変動パターン、発展なしリーチ変動パターン又は発展ありリーチ変動パターンのいずれかによる変動演出を実行し得るようになっている。
そして、チャンスゾーン滞在示唆が行われない点を除き、ノーマル非当選変動パターンによる変動演出は、通常演出状態において当否抽選の結果がハズレであった場合のノーマル非当選変動パターンによる変動演出と同様の態様で実行され、発展なし変動パターンによる変動演出は、通常演出状態において当否抽選の結果がハズレであった場合の発展なし変動パターンによる変動演出と同様の態様で実行され、発展あり変動パターンによる変動演出は、通常演出状態において当否抽選の結果がハズレであった場合の発展あり変動パターンによる変動演出と同様の態様で実行されるようになっている。
低確率時短演出状態A1中において、当否抽選の結果が大当たりの当選であった場合には、通常演出状態において当否抽選の結果が大当たりの当選であった場合と同様に、発展なしリーチ変動パターン又は発展ありリーチ変動パターンのいずれかによる変動演出を実行し得るようになっている。
そして、チャンスゾーン滞在示唆が行われない点を除き、発展なし変動パターンによる変動演出は、通常演出状態において当否抽選の結果が大当たりの当選であった場合の発展なし変動パターンによる変動演出と同様の態様で実行され、発展あり変動パターンによる変動演出は、通常演出状態において当否抽選の結果が大当たりの当選であった場合の発展あり変動パターンによる変動演出と同様の態様で実行されるようになっている。
低確率時短演出状態A1中において、当否抽選の結果が時短付与の当選であって時短図柄J1又はJ2が決定された場合にはいずれも、通常演出状態において当否抽選の結果が時短付与の当選であって時短図柄J1又はJ2が決定された場合と異なり、特殊リーチ変動パターンによる変動演出は実行されず、ノーマル非当選変動パターンによる変動演出が実行されるようになっている。
なお、上述したように、低確率時短演出状態A1中は通常演出状態中と異なり、チャンスゾーン滞在示唆が行われず、表示部21aにチャンスゾーン滞在示唆画像が表示されていない状態のまま、ノーマル非当選変動パターンによる変動演出が実行される。
このノーマル非当選変動パターンによる変動演出では、通常演出状態中と同様に、特別図柄(時短図柄J1又はJ2)の変動表示が開始されると、表示部21aの中央において全ての演出図柄50の変動表示が開始されるとともに、表示部21aの右下隅において全てのミニ図柄MDの変動表示が開始される。このノーマル非当選変動パターンによる変動演出では、リーチ表示は行われない。
そして、特別図柄の変動時間が経過し第1特別図柄表示装置30又は第2特別図柄表示装置31に時短図柄J1又はJ2が停止表示されると、非当選態様により全ての演出図柄50が停止表示するとともに、各演出図柄50と対応する位置のミニ図柄MDが当該演出図柄50と同一の数字図柄により停止表示する。その後、停止表示時間(0.5秒)が経過するまで、これら演出図柄50及びミニ図柄MDの停止表示が行われる。
なお、設定中の遊技状態は低確率時短遊技状態LJT1であるため、時短図柄J1又はJ2が決定されたものの、上述の停止表示時間が経過しても遊技状態は変更されず、設定中の低確率時短遊技状態LJT1が継続する。また、演出状態も、低確率時短演出状態A1のまま継続する(図41参照)。
そこで、低確率時短演出状態A1においては、当否抽選の結果が時短付与の当選であった場合、当否抽選の結果がハズレの場合に実行され得るノーマル非当選変動パターンによる変動演出が行われ、かつ非当選態様による演出図柄50の停止表示及び当該演出図柄50と同一の数字図柄によるミニ図柄MDの停止表示が行われるようにしている。
これにより、低確率時短演出状態A1においては、時短付与に当選しても、変動演出の実行態様、演出図柄50の停止表示態様、ミニ図柄MDの停止表示態様から時短付与の当選を把握することができず、遊技者に対して、当否抽選の結果がハズレであったような印象を与えることができ、ひいては、遊技状態が変更されるような印象を遊技者に与えることを防止可能となる。
上述したように、低確率時短演出状態A1中に電断が発生し、RAMクリア処理が行われることなく電断から復帰すると(通常電断復帰処理が実行されると)、低確率時短遊技状態LJT1はそのままに、演出状態が低確率時短演出状態A2に設定される。
そして、演出状態が低確率時短演出状態A2に設定されると、通常演出状態中と同様に、表示部21aにおいて、第1背景画像の表示が行われるとともに、チャンスゾーン滞在示唆が行われるようになっている(図42(a)~(e)、図43(a)~(c)、図44(a)~(e)、図45(a)~(f)、図46(a)~(f)参照)。第1背景画像の表示及びチャンスゾーン滞在示唆は、一部の期間を除き、低確率時短演出状態A2中において継続して実行される。なお、低確率時短演出状態A2中(低確率時短遊技状態LJT1中)に電断が発生し通常電断復帰処理が実行された場合には、低確率時短演出状態A2(低確率時短遊技状態LJT1)のままとなるため、電断復帰後も、第1背景画像の表示及びチャンスゾーン滞在示唆が行われる。
なお、電断から復帰し遊技状態が低確率時短演出状態A2に設定された場合には、左打ち示唆を実行するようにしてもよいし、実行しないようにしてもよい。
(3-1)当否抽選の結果がハズレであった場合
低確率時短演出状態A2中において、当否抽選の結果がハズレであった場合には、通常演出状態において当否抽選の結果がハズレであった場合と同様に、ノーマル非当選変動パターン、発展なしリーチ変動パターン、発展ありリーチ変動パターン又は特殊非当選変動パターンのいずれかによる変動演出を実行し得るようになっている。
これらの実行態様による変動演出は、通常演出状態中と同様に、チャンスゾーン滞在示唆が行われたまま実行される。そして、ノーマル非当選変動パターンによる変動演出は、通常演出状態において当否抽選の結果がハズレであった場合のノーマル非当選変動パターンによる変動演出と同様の態様で実行され、発展なし変動パターンによる変動演出は、通常演出状態において当否抽選の結果がハズレであった場合の発展なし変動パターンによる変動演出と同様の態様で実行され、発展あり変動パターンによる変動演出は、通常演出状態において当否抽選の結果がハズレであった場合の発展あり変動パターンによる変動演出と同様の態様で実行され、発展あり変動パターンによる変動演出は、通常演出状態において当否抽選の結果がハズレであった場合の発展あり変動パターンによる変動演出と同様の態様で実行され、特殊非当選変動パターンによる変動演出は、通常演出状態において当否抽選の結果がハズレであった場合の特殊非当選変動パターンによる変動演出と同様の態様で実行されるようになっている(図42、図44等参照)。
低確率時短演出状態A2中において、当否抽選の結果が大当たりの当選であった場合には、通常演出状態において当否抽選の結果が大当たりの当選であった場合と同様に、発展なしリーチ変動パターン又は発展ありリーチ変動パターンのいずれかによる変動演出を実行し得るようになっている。
これらの実行態様による変動演出は、通常演出状態中と同様に、チャンスゾーン滞在示唆が行われたまま実行される。そして、発展なし変動パターンによる変動演出は、通常演出状態において当否抽選の結果が大当たりの当選であった場合の発展なし変動パターンによる変動演出と同様の態様で実行され、発展あり変動パターンによる変動演出は、通常演出状態において当否抽選の結果が大当たりの当選であった場合の発展あり変動パターンによる変動演出と同様の態様で実行されるようになっている(図43等参照)。
低確率時短演出状態A2中において、当否抽選の結果が時短付与の当選であって時短図柄J1又はJ2が決定された場合にはいずれも、チャンスゾーン滞在示唆が行われたまま、特殊非当選変動パターンによる変動演出が実行されるようになっている。
この時短図柄J1又はJ2の決定に基づく特殊非当選変動パターンによる変動演出は、通常演出状態においてハズレとなった場合の特殊非当選変動パターンとほぼ同様の態様により実行されるようになっている。
具体的には、特別図柄(時短図柄J1又はJ2)の変動表示が開始されると、演出図柄50及びミニ図柄MDの変動表示が開始され、その後、特殊煽り演出が実行される(図44(a)~(d)参照)。
この特殊煽り演出においては、特殊リーチ発展演出を実行しない旨の示唆が行われ(図44(d)参照)、特殊煽り演出が終了する。なお、この特殊煽り演出は、特別図柄の変動時間が経過する(第1特別図柄表示装置30又は第2特別図柄表示装置31にハズレ図柄が停止表示される)直前に終了する。
その後は、特別図柄の変動時間が経過し第1特別図柄表示装置30又は第2特別図柄表示装置31に時短図柄J1又はJ2が停止表示されると、表示部21aの中央において非当選態様により全ての演出図柄50が停止表示するとともに、各演出図柄50と対応する位置のミニ図柄MDが当該演出図柄50と同一の数字図柄により停止表示する。その後、停止表示時間(0.5秒)が経過するまで、これら演出図柄50及びミニ図柄MDの停止表示が行われる。
ここで、設定中の遊技状態は低確率時短遊技状態LJT1であるため、時短図柄J1又はJ2が決定されたものの、上述の停止表示時間が経過しても遊技状態は変更されず、設定中の低確率時短遊技状態LJT1が継続する。これに対して、演出状態は低確率時短演出状態A1に設定される(図41参照)。そして、この際、表示部21aにおいて行われていたチャンスゾーン滞在示唆は終了するものの、低確率時短演出状態A2中(低確率時短遊技状態LJT1中)に表示されていた第1背景画像は引き続き表示される(図46(g)参照)。
上述したように、通常遊技状態中に時短付与に当選し時短図柄J2が決定されると、時短回数10000回の低確率時短遊技状態LJT2へ移行するとともに、演出状態が低確率時短演出状態Bに設定される。
そして、通常遊技状態から時短回数10000回の低確率時短遊技状態LJT2へ移行し、演出状態が低確率時短演出状態Bに設定されると、上述したように、通常演出状態中(通常遊技状態中)に行われていたチャンスゾーン滞在示唆が終了するとともに、第3背景画像が表示される(図45(g)参照)。
(4-1)当否抽選の結果がハズレであった場合
低確率時短演出状態B中(時短回数10000回の低確率時短遊技状態LJT2中)において、当否抽選の結果がハズレであった場合には、特に図示していないが、低確率時短演出状態A1において当否抽選の結果がハズレであった場合と同様に、ノーマル非当選変動パターン、発展なしリーチ変動パターン又は発展ありリーチ変動パターンのいずれかによる変動演出を実行し得るようになっている。
そして、ノーマル非当選変動パターンによる変動演出は、低確率時短演出状態A1において当否抽選の結果がハズレであった場合のノーマル非当選変動パターンによる変動演出と同様の態様で実行され、発展なし変動パターンによる変動演出は、低確率時短演出状態A1において当否抽選の結果がハズレであった場合の発展なし変動パターンによる変動演出と同様の態様で実行され、発展あり変動パターンによる変動演出は、低確率時短演出状態A1において当否抽選の結果がハズレであった場合の発展あり変動パターンによる変動演出と同様の態様で実行されるようになっている。
低確率時短演出状態B中(時短回数10000回の低確率時短遊技状態LJT2中)において、当否抽選の結果が大当たりの当選であった場合には、特に図示していないが、低確率時短演出状態A1において当否抽選の結果が大当たりの当選であった場合と同様に、発展なしリーチ変動パターン又は発展ありリーチ変動パターンのいずれかによる変動演出を実行し得るようになっている。
そして、発展なし変動パターンによる変動演出は、低確率時短演出状態A1において当否抽選の結果が大当たりの当選であった場合の発展なし変動パターンによる変動演出と同様の態様で実行され、発展あり変動パターンによる変動演出は、低確率時短演出状態A1において当否抽選の結果が大当たりの当選であった場合の発展あり変動パターンによる変動演出と同様の態様で実行されるようになっている。
低確率時短演出状態B中(時短回数10000回の低確率時短遊技状態LJT2中)において、当否抽選の結果が時短付与の当選であって時短図柄J1又はJ2が決定された場合には、特に図示していないが、この低確率時短演出状態Bにおいて当否抽選の結果がハズレであった場合と同様に、ノーマル非当選変動パターン、発展なしリーチ変動パターン又は発展ありリーチ変動パターンのいずれかによる変動演出を実行し得るようになっている。
そして、ノーマル非当選変動パターンによる変動演出は、低確率時短演出状態Bにおいて当否抽選の結果がハズレであった場合のノーマル非当選変動パターンによる変動演出と同様の態様で実行され、発展なし変動パターンによる変動演出は、低確率時短演出状態Bにおいて当否抽選の結果がハズレであった場合の発展なし変動パターンによる変動演出と同様の態様で実行され、発展あり変動パターンによる変動演出は、低確率時短演出状態Bにおいて当否抽選の結果がハズレであった場合の発展あり変動パターンによる変動演出と同様の態様で実行されるようになっている。
なお、設定中の遊技状態は低確率時短遊技状態LJT2であるため、時短図柄J1又はJ2が決定されても遊技状態は変更されず、設定中の低確率時短遊技状態LJT2が継続する。
これにより、低確率時短演出状態Bにおいては、時短付与に当選しても、変動演出の実行態様、演出図柄50の停止表示態様、ミニ図柄MDの停止表示態様から時短付与の当選を把握することができず、遊技者に対して、当否抽選の結果がハズレであったような印象を与えることができ、ひいては、時短付与の当選により遊技状態が変更されるような印象を遊技者に与えることを防止可能となる。
上述したように、大当たりに当選し大当たり図柄X1又はX4が決定され、当該決定に基づく特別遊技中に特定領域57へ所定数の遊技球が進入しなかった場合には、時短回数100回の低確率時短遊技状態LJT2へ移行するとともに、演出状態が低確率時短演出状態Cに設定される。
そして、上述の特別遊技が終了すると、特別遊技中に行われていた特別遊技中演出(たとえば、特別遊技を盛り上げる特別遊技中画像の表示等(図47(a)参照))が終了する。そして、時短回数100回の低確率時短遊技状態LJT2へ移行し、演出状態が低確率時短演出状態Cに設定されると、第2背景画像の表示、時短回数100回の低確率時短遊技状態LJT2が設定された旨を示唆する低有利状態設定示唆(たとえば、「リベンジタイムスタート!」という低有利状態設定示唆画像の表示等)、及び右打ち示唆が行われる(図47(b)参照)。さらに、表示部21aの左下隅において、時短回数100回の低確率時短遊技状態LJT2が終了するまでの特別図柄の変動表示の回数を示唆する回数示唆も行われるようになっている(図47(b)参照)。
(5-1)当否抽選の結果がハズレであった場合
低確率時短演出状態C中(時短回数100回の低確率時短遊技状態LJT2中)において、当否抽選の結果がハズレであった場合には、特に図示していないが、低確率時短演出状態B(時短回数10000回の低確率時短遊技状態LJT2)において当否抽選の結果がハズレであった場合と同様に、ノーマル非当選変動パターン、発展なしリーチ変動パターン又は発展ありリーチ変動パターンのいずれかによる変動演出を実行し得るようになっている。
そして、ノーマル非当選変動パターンによる変動演出は、低確率時短演出状態Bにおいて当否抽選の結果がハズレであった場合のノーマル非当選変動パターンによる変動演出と同様の態様で実行され、発展なし変動パターンによる変動演出は、低確率時短演出状態Bにおいて当否抽選の結果がハズレであった場合の発展なし変動パターンによる変動演出と同様の態様で実行され、発展あり変動パターンによる変動演出は、低確率時短演出状態Bにおいて当否抽選の結果がハズレであった場合の発展あり変動パターンによる変動演出と同様の態様で実行されるようになっている。
低確率時短演出状態C中(時短回数100回の低確率時短遊技状態LJT2中)において、当否抽選の結果が大当たりの当選であった場合には、特に図示していないが、低確率時短演出状態B(時短回数10000回の低確率時短遊技状態LJT2)において当否抽選の結果が大当たりの当選であった場合と同様に、発展なしリーチ変動パターン又は発展ありリーチ変動パターンのいずれかによる変動演出を実行し得るようになっている。
そして、発展なし変動パターンによる変動演出は、低確率時短演出状態Bにおいて当否抽選の結果が大当たりの当選であった場合の発展なし変動パターンによる変動演出と同様の態様で実行され、発展あり変動パターンによる変動演出は、低確率時短演出状態Bにおいて当否抽選の結果が大当たりの当選であった場合の発展あり変動パターンによる変動演出と同様の態様で実行されるようになっている。
低確率時短演出状態C中(時短回数10000回の低確率時短遊技状態LJT2中)において、当否抽選の結果が時短付与の当選であって時短図柄J1又はJ2が決定された場合には、特に図示していないが、この低確率時短演出状態Cにおいて当否抽選の結果がハズレであった場合と同様に、ノーマル非当選変動パターン、発展なしリーチ変動パターン又は発展ありリーチ変動パターンのいずれかによる変動演出を実行し得るようになっている。
そして、ノーマル非当選変動パターンによる変動演出は、低確率時短演出状態Cにおいて当否抽選の結果がハズレであった場合のノーマル非当選変動パターンによる変動演出と同様の態様で実行され、発展なし変動パターンによる変動演出は、低確率時短演出状態Cにおいて当否抽選の結果がハズレであった場合の発展なし変動パターンによる変動演出と同様の態様で実行され、発展あり変動パターンによる変動演出は、低確率時短演出状態Cにおいて当否抽選の結果がハズレであった場合の発展あり変動パターンによる変動演出と同様の態様で実行されるようになっている。
なお、設定中の遊技状態は低確率時短遊技状態LJT2であるため、時短図柄J1又はJ2が決定されても遊技状態は変更されず、設定中の低確率時短遊技状態LJT2が継続する。
これにより、低確率時短演出状態Cにおいては、低確率時短演出状態B等と同様に、時短付与に当選しても、変動演出の実行態様、演出図柄50の停止表示態様、ミニ図柄MDの停止表示態様から時短付与の当選を把握することができず、遊技者に対して、当否抽選の結果がハズレであったような印象を与えることができ、ひいては、時短付与の当選により遊技状態が変更されるような印象を遊技者に与えることを防止可能となる。
上述したように、大当たりに当選し大当たり図柄X2、X3、X5又はX6が決定され、当該決定に基づく特別遊技中に特定領域57へ所定数の遊技球が進入すると、高確率時短遊技状態へ移行するとともに、演出状態が高確率時短演出状態に設定される。
そして、上述の特別遊技が終了すると、特別遊技中に行われていた特別遊技中演出が終了する。そして、高確率時短遊技状態へ移行し、演出状態が高確率時短演出状態に設定されると、低確率時短演出状態B(時短回数10000回の低確率時短遊技状態LJT2)が設定された場合と同様に、第3背景画像の表示、高有利状態設定示唆、及び右打ち示唆が行われる(図45(g)参照)。
すなわち、演出状態が高確率時短演出状態に設定されると、演出状態が低確率時短演出状態Bに設定された際と同一の高有利状態設定示唆が行われるとともに、高確率時短演出状態中は、低確率時短演出状態B中と同一の背景画像が表示されるようになっている。これにより、背景画像や上述の遊技状態へ移行した旨の示唆(高有利状態設定示唆)からは、時短回数10000回の低確率時短遊技状態LJT2又は高確率時短遊技状態のいずれが設定されたのかを把握することができず、同一の遊技状態へ移行したような印象を遊技者に与えることができる。
なお、時短回数10000回の低確率時短遊技状態LJT2が設定された場合と、高確率時短遊技状態が設定された場合とで、表示される背景画像を異ならせるようにしてもよいし、また、これらの遊技状態へ移行した旨の示唆を異ならせるようにしてもよい。このようにすることで、時短回数10000回の低確率時短遊技状態LJT2又は高確率時短遊技状態のいずれが設定されたのかを把握させることができる。
(6-1)当否抽選の結果がハズレであった場合
高確率時短演出状態中(高確率時短遊技状態中)において、当否抽選の結果がハズレであった場合には、特に図示していないが、低確率時短演出状態B(時短回数10000回の低確率時短遊技状態LJT2)において当否抽選の結果がハズレであった場合と同様に、ノーマル非当選変動パターン、発展なしリーチ変動パターン又は発展ありリーチ変動パターンのいずれかによる変動演出を実行し得るようになっている。
そして、ノーマル非当選変動パターンによる変動演出は、低確率時短演出状態Bにおいて当否抽選の結果がハズレであった場合のノーマル非当選変動パターンによる変動演出と同様の態様で実行され、発展なし変動パターンによる変動演出は、低確率時短演出状態Bにおいて当否抽選の結果がハズレであった場合の発展なし変動パターンによる変動演出と同様の態様で実行され、発展あり変動パターンによる変動演出は、低確率時短演出状態Bにおいて当否抽選の結果がハズレであった場合の発展あり変動パターンによる変動演出と同様の態様で実行されるようになっている。
高確率時短演出状態中(高確率時短遊技状態中)において、当否抽選の結果が大当たりの当選であった場合には、特に図示していないが、低確率時短演出状態B(時短回数10000回の低確率時短遊技状態LJT2)において当否抽選の結果が大当たりの当選であった場合と同様に、発展なしリーチ変動パターン又は発展ありリーチ変動パターンのいずれかによる変動演出を実行し得るようになっている。
そして、発展なし変動パターンによる変動演出は、低確率時短演出状態Bにおいて当否抽選の結果が大当たりの当選であった場合の発展なし変動パターンによる変動演出と同様の態様で実行され、発展あり変動パターンによる変動演出は、低確率時短演出状態Bにおいて当否抽選の結果が大当たりの当選であった場合の発展あり変動パターンによる変動演出と同様の態様で実行されるようになっている。
高確率時短演出状態中(高確率時短遊技状態中)において、当否抽選の結果が時短付与の当選であって時短図柄J1又はJ2が決定された場合には、特に図示していないが、この高確率時短演出状態において当否抽選の結果がハズレであった場合と同様に、ノーマル非当選変動パターン、発展なしリーチ変動パターン又は発展ありリーチ変動パターンのいずれかによる変動演出を実行し得るようになっている。
そして、ノーマル非当選変動パターンによる変動演出は、高確率時短演出状態において当否抽選の結果がハズレであった場合のノーマル非当選変動パターンによる変動演出と同様の態様で実行され、発展なし変動パターンによる変動演出は、高確率時短演出状態において当否抽選の結果がハズレであった場合の発展なし変動パターンによる変動演出と同様の態様で実行され、発展あり変動パターンによる変動演出は、高確率時短演出状態において当否抽選の結果がハズレであった場合の発展あり変動パターンによる変動演出と同様の態様で実行されるようになっている。
なお、設定中の遊技状態は高確率時短遊技状態であるため、時短図柄J1又はJ2が決定されても遊技状態は変更されず、設定中の高確率時短遊技状態が継続する。
これにより、高確率時短演出状態においては、低確率時短演出状態Bや低確率時短演出状態C等と同様に、時短付与に当選しても、変動演出の実行態様、演出図柄50の停止表示態様、ミニ図柄MDの停止表示態様から時短付与の当選を把握することができず、遊技者に対して、当否抽選の結果がハズレであったような印象を与えることができ、ひいては、時短付与の当選により遊技状態が変更されるような印象を遊技者に与えることを防止可能となる。
次に、上述の変動演出の実行態様の決定について説明する。
副制御基板300のメインROM302には、変動演出の実行態様を決定するための変動演出決定テーブル119が複数記憶されている。
本形態に係るパチンコ機Pでは、図48及び図49に示すように、変動演出決定テーブル119として、通常演出状態において参照される第1変動演出決定テーブル119aと、低確率時短演出状態A1において参照される第2変動演出決定テーブル119bと、低確率時短演出状態A2において参照される第3変動演出決定テーブル119cと、低確率時短演出状態B又は低確率時短演出状態Cにおいて参照される第4変動演出決定テーブル119dと、高確率時短演出状態において参照される第5変動演出決定テーブル119eと、が設けられている。
また、副制御基板300のサブROM302には演出データテーブルが設けられており、この演出データテーブルには、各種演出の具体的な実行内容を定めた演出データが記憶されている。そして、サブCPU301が決定された変動演出の実行態様に対応する演出データを取得することにより、当該取得された演出データに基づいて、決定された実行態様による変動演出が実行されることとなる。
また、受信した変動パターンコマンドが「0AH」であった場合(当否抽選の結果が大当たりの当選であった場合)には発展なしリーチ変動パターンが決定され、受信した変動パターンコマンドが「0BH」であった場合(当否抽選の結果が大当たりの当選であった場合)には発展ありリーチ変動パターンが決定される。
また、受信した変動パターンコマンドが「0EH」又は「0FH」であった場合(当否抽選の結果が時短付与の当選であった場合)には特殊非当選変動パターンが決定される。
また、受信した変動パターンコマンドが「1AH」であった場合(当否抽選の結果が大当たりの当選であった場合)には発展なしリーチ変動パターンが決定され、受信した変動パターンコマンドが「1BH」であった場合(当否抽選の結果が大当たりの当選であった場合)には発展ありリーチ変動パターンが決定される。
また、受信した変動パターンコマンドが「1CH」であった場合(当否抽選の結果が時短付与の当選であった場合)にはノーマル非当選変動パターンが決定される。
また、受信した変動パターンコマンドが「1AH」であった場合(当否抽選の結果が大当たりの当選であった場合)には発展なしリーチ変動パターンが決定され、受信した変動パターンコマンドが「1BH」であった場合(当否抽選の結果が大当たりの当選であった場合)には発展ありリーチ変動パターンが決定される。
また、受信した変動パターンコマンドが「1CH」であった場合(当否抽選の結果が時短付与の当選であった場合)には特殊非当選変動パターンが決定される。
また、受信した変動パターンコマンドが「2AH」であった場合(当否抽選の結果が大当たりの当選であった場合)には発展なしリーチ変動パターンが決定され、受信した変動パターンコマンドが「2BH」であった場合(当否抽選の結果が大当たりの当選であった場合)には発展ありリーチ変動パターンが決定される。
また、受信した変動パターンコマンドが「2CH」であった場合(当否抽選の結果が時短付与の当選であった場合)にはノーマル非当選変動パターンが決定され、受信した変動パターンコマンドが「2DH」であった場合(当否抽選の結果が時短付与の当選であった場合)にはノーマル非当選変動パターンが決定され、受信した変動パターンコマンドが「2EH」であった場合(当否抽選の結果が時短付与の当選であった場合)には発展なしリーチ変動パターンが決定され、受信した変動パターンコマンドが「2FH」であった場合(当否抽選の結果が時短付与の当選であった場合)には発展ありリーチ変動パターンが決定される。
また、受信した変動パターンコマンドが「3AH」であった場合(当否抽選の結果が大当たりの当選であった場合)には発展なしリーチ変動パターンが決定され、受信した変動パターンコマンドが「3BH」であった場合(当否抽選の結果が大当たりの当選であった場合)には発展ありリーチ変動パターンが決定される。
また、受信した変動パターンコマンドが「3CH」であった場合(当否抽選の結果が時短付与の当選であった場合)にはノーマル非当選変動パターンが決定され、受信した変動パターンコマンドが「3DH」であった場合(当否抽選の結果が時短付与の当選であった場合)にはノーマル非当選変動パターンが決定され、受信した変動パターンコマンドが「3EH」であった場合(当否抽選の結果が時短付与の当選であった場合)には発展なしリーチ変動パターンが決定され、受信した変動パターンコマンドが「3FH」であった場合(当否抽選の結果が時短付与の当選であった場合)には発展ありリーチ変動パターンが決定される。
本形態に係るパチンコ機Pでは、変動演出の実行態様について、当否抽選の結果がハズレの場合、大当たりの当選の場合、時短付与の当選の場合における選択割合がそれぞれ別個に設定されている。
具体的には、先読み演出としては、新たな保留の記憶が行われた場合に、通常態様、及び、通常態様よりも大当たりの当選の期待度が高い特殊態様等を含む複数の態様のうちのいずれかで保留表示を行う保留先読み演出、保留の記憶が行われた時点から当該保留に基づく変動演出が終了するまでのいずれかのタイミングで、所定態様で表示中の保留表示を、より大当たりの当選や時短付与の当選の期待度が高い態様に変化させる保留変化先読み演出、新たな保留の記憶が行われた場合に、当該保留に基づく変動演出中、又は、当該保留よりも先に記憶された保留に基づく変動演出から当該保留に基づく変動演出までの複数回の変動演出に跨って、大当たりの当選の期待度が高い旨を示唆する高期待度示唆画像(たとえば、背景画像等)を表示する先読みゾーン演出等を設けてもよい。
まず、副制御基板300のメイン処理について、図50に示すフローチャートを参照して説明する。
ステップ10000において、電源投入に応じて、サブROM302からメイン処理プログラムを読み込むとともに、サブRAM303に記憶されるフラグなどの初期化、設定処理を実行する。そして、次のステップ10001に進む。
ステップ10001において、サブCPU301は、各演出乱数(変動演出乱数)を更新する処理を行うとともに、以後は、割込処理が行われるまでステップ10001の処理を繰り返し実行する。ここでは、それぞれの演出乱数が非同期的に更新されている。
副制御基板300には、所定の周期(4ミリ秒)でクロックパルスを発生するリセット用クロックパルス発生回路(特に図示しておらず)が設けられている。そして、このリセット用クロックパルス発生回路によるクロックパルスの発生により、サブCPU301はタイマ割込処理プログラムを読み込んで、図51に示すタイマ割込処理を開始する。
なお、本形態に係るパチンコ機Pでは、減算タイマを採用しており、副制御基板300のタイマ割込処理が実行されるたびにタイマカウンタが1ずつ減算され、0になると減算を停止するようになっている。
ステップ10101において、サブCPU301は、サブRAM303の受信バッファに格納されているコマンドを解析するとともに、受信したコマンドに応じた種々の処理を実行する。具体的には、副制御基板300においては、主制御基板100からコマンドが送信されると、コマンド受信割込処理が行われ、主制御基板100から送信されたコマンドが受信バッファに格納される。そして、サブCPU301は、コマンド受信割込処理によって受信バッファに格納されたコマンドを解析する。そして、次のステップ10102に進む。
ステップ10103において、サブCPU301は、サブRAM303の送信バッファにセットされているコマンドを、画像制御基板、音声制御基板、電飾制御基板等の各種制御基板へ送信する。そして、副制御基板300のタイマ割込処理を終了する。
ステップ10200において、サブCPU301は、現時点の遊技状態として、主制御基板100から受信した上述のコマンドにより示される遊技状態をサブRAM303の所定の記憶領域に記憶する遊技状態記憶処理を実行する。
具体的には、RAMクリアコマンドを受信したときには、現時点の遊技状態として通常遊技状態が記憶される。また、遊技状態コマンドを受信したときには、所定の記憶領域に記憶されている現時点の遊技状態と遊技状態コマンドにより示される遊技状態とが異なる場合に、現時点の遊技状態として遊技状態コマンドにより示される遊技状態が記憶され、所定の記憶領域に記憶されている現時点の遊技状態と遊技状態コマンドにより示される遊技状態とが同じ場合には、ここでは何も処理は行われない。また、遊技状態指定コマンドを受信したときには、現時点の遊技状態として当該遊技状態指定コマンドにより示される遊技状態が記憶される。
そして、次のステップ10201に進む。
具体的には、現時点の遊技状態として通常遊技状態が記憶された場合には、現時点の演出状態として通常演出状態が記憶され、これにより、演出状態が通常演出状態に設定される。また、現時点の遊技状態として低確率時短遊技状態LJT1が記憶された場合には、現時点の演出状態として低確率時短演出状態A1が記憶され、これにより、演出状態が低確率時短演出状態A1に設定される。また、現時点の遊技状態として時短回数10000回の低確率時短遊技状態LJT2が記憶された場合には、現時点の演出状態として低確率時短演出状態Bが記憶され、これにより、演出状態が低確率時短演出状態Bに設定される。また、現時点の遊技状態として時短回数100回の低確率時短遊技状態LJT2が記憶された場合には、現時点の演出状態として低確率時短演出状態Cが記憶され、これにより、演出状態が低確率時短演出状態Cに設定される。また、現時点の遊技状態として高確率時短遊技状態が記憶された場合には、現時点の演出状態として高確率時短演出状態が記憶され、これにより、演出状態が高確率時短演出状態に設定される。
また、サブCPU301は、上述のように演出状態の設定が行われると、この演出状態の設定に応じた各種演出を実行する制御を行う。具体的には、演出状態が通常遊技演出状態に設定された場合には、表示部21aにおいて第1背景画像を表示するとともに、左打ち示唆及びチャンスゾーン滞在示唆を実行する制御が行われる。また、演出状態が低確率時短演出状態A1に設定された場合には、チャンスゾーン滞在示唆を終了する制御が行われる。また、演出状態が低確率時短演出状態Bに設定された場合には、表示部21aにおいて第3背景画像を表示するとともに、高有利状態設定示唆及び右打ち示唆を実行する制御が行われる。また、演出状態が低確率時短演出状態Cに設定された場合には、表示部21aにおいて第2背景画像を表示するとともに、低有利状態設定示唆及び右打ち示唆を実行する制御が行われる。また、演出状態が高確率時短演出状態に設定された場合には、表示部21aにおいて第3背景画像を表示するとともに、高有利状態設定示唆及び右打ち示唆を実行する制御が行われる。
そして、遊技状態設定関連コマンド受信処理を終了する。
ステップ10300において、サブCPU301は、設定されている演出状態(所定の記憶領域に記憶されている演出状態)が低確率時短演出状態A1であるか否かを判定する。そして、低確率時短演出状態A1でないと判定した場合、電断復帰コマンド受信処理を終了する。一方、低確率時短演出状態A1であると判定した場合、次のステップ10301に進む。
ステップ10301において、サブCPU301は、現時点の演出状態として低確率時短演出状態A2を所定の記憶領域に記憶することにより、演出状態を低確率時短演出状態A2に設定するとともに、この低確率時短演出状態A2に応じた各種演出を実行する制御を行う。具体的には、表示部21aにおいて第1背景画像を表示するとともに、左打ち示唆を行う場合には当該左打ち示唆、及びチャンスゾーン滞在示唆を実行する制御が行われる。そして、電断復帰コマンド受信処理を終了する。
ステップ10400において、サブCPU301は、設定されている演出状態(所定の記憶領域に記憶されている演出状態)が低確率時短演出状態A2であるか否かを判定する。そして、低確率時短演出状態A2でないと判定した場合、停止表示終了コマンド受信処理を終了する。一方、低確率時短演出状態A2であると判定した場合、次のステップ10401に進む。
ステップ10401において、サブCPU301は、停止表示時間が経過する前に停止表示されていた特別図柄が時短図柄J1又はJ2であったか否かを判定する。そして、時短図柄J1及びJ2のいずれでもないと判定した場合、停止表示終了コマンド受信処理を終了する。一方、時短図柄J1又はJ2であったと判定した場合、次のステップ10402に進む。
なお、本形態に係るパチンコ機Pでは、特別図柄変動開始処理のステップ808で記憶され副制御基板300に送信される図柄決定コマンドに、当否抽選の結果に基づいて決定された特別図柄の情報が含まれており、図柄決定コマンドを受信すると、サブRAM303の所定の記憶領域に上述の特別図柄が記憶される。これにより、サブCPU301は、停止表示されていた特別図柄を判定することができるようになっている。
ステップ10500において、サブCPU301は、上述のステップ10001で更新された変動演出乱数を取得する。そして、次のステップ10501に進む。
ステップ10501において、サブCPU301は、設定されている演出状態に対応する変動演出決定テーブル119を選択する。そして、次のステップ10502に進む。
ステップ10503において、サブCPU301は、決定された変動演出の実行態様に応じた変動演出実行コマンドを送信バッファにセットする。ここでセットされた変動演出実行コマンドは、上述のステップ10103において各種制御基板へ送信され、これらの制御基板により、受信した変動演出実行コマンドに基づいて変動演出を実行する制御が行われることとなる。そして、変動パターンコマンド受信処理を終了する。
すなわち、RAMクリア処理が実行されて通常遊技状態が設定された場合(演出状態が通常演出状態に設定された場合)、及び、低確率時短遊技状態LJT1中に通常電断復帰処理が実行され低確率時短遊技状態LJT1が継続した場合(演出状態が低確率時短演出状態A2に設定された場合)はいずれも、同一の背景画像の表示及びチャンスゾーン滞在示唆が行われるため、これらの演出からは、通常遊技状態又は低確率時短遊技状態LJT1のいずれが設定されているのか把握できないこととなる。これにより、遊技者に対して、RAMクリア処理が実行されて低確率時短遊技状態LJT1よりも有利度の高い通常遊技状態が設定されているとの期待を抱かせることが可能となり、ひいてはパチンコ機Pの稼働を向上させることができる。
これにより、通常遊技状態中に時短図柄J1又はJ2が決定された場合に、時短図柄J1又はJ2の変動表示が終了した後すぐに遊技状態が切り替わり、遊技者に違和感を与えるような事態を防止することが可能となる。また、停止表示時間は、ハズレ図柄が決定された場合よりも時短図柄J1又はJ2が決定された場合の方が長いことから、停止表示された時短図柄J1又はJ2の確認が容易となるため、その後の遊技状態の変更を把握し易くすることができる。さらには、ハズレ図柄が決定された場合の停止表示時間よりも長い停止表示時間の経過中に、設定される遊技状態を示唆する特殊リーチ発展演出が行われるため、この特殊リーチ発展演出によっても、その後の遊技状態の変更を把握し易くすることができる。
上述の形態に係るパチンコ機Pでは、通常遊技状態からは時短回数10000回の低確率時短遊技状態LJT2へ移行可能であるものの、通常遊技状態から移行する可能性が高く当該通常遊技状態よりも長く滞在し易い低確率時短遊技状態LJT1からは上述の時短回数10000回の低確率時短遊技状態LJT2へ移行できないようにすることで、低確率時短遊技状態LJT1よりも通常遊技状態の方が、有利度が高くなるように設定されていたが、通常遊技状態を低確率時短遊技状態LJT1よりも有利にする設定は、これに限定されるものではない。
このようにした場合にも、通常遊技状態の方が低確率時短遊技状態LJT1よりも有利となる。
より具体的には、たとえば、通常遊技状態中に大当たりに当選した場合、及び、低確率時短遊技状態LJT1中に大当たりに当選した場合にはいずれも、低確率時短遊技状態LJT2や高確率時短遊技状態へ移行可能となるように設定した上で、通常遊技状態中の大当たりの当選に基づいて設定される低確率時短遊技状態LJT2や高確率時短遊技状態においてハズレとなったときに決定され得る変動時間の平均(たとえば、3.5秒等)が、低確率時短遊技状態LJT1中の大当たりの当選に基づいて設定される低確率時短遊技状態LJT2や高確率時短遊技状態においてハズレとなったときに決定され得る変動時間の平均(たとえば、5.5秒等)よりも短くなるように設定してもよい。また、大当たりとなったときに決定され得る変動時間についても、上述と同様となるように設定してもよい。
このようにした場合には、通常遊技状態中に大当たりに当選した場合に設定される遊技状態では、低確率時短遊技状態LJT1中に大当たりに当選した場合に設定される遊技状態よりも、同一時間内で行われる当否抽選の回数が多くなるため、より早く大当たりに当選する可能性が高くなる。したがって、通常遊技状態の方が低確率時短遊技状態LJT1よりも有利となる。
このようにした場合には、通常遊技状態中に大当たりに当選したときには、低確率時短遊技状態LJT1中に大当たりに当選したときよりも、特別遊技の開始から終了までの時間が短くなり、その分、実行可能な当否抽選の回数を多くすることができるため、より早く大当たりに当選する可能性が高くなる。したがって、通常遊技状態の方が低確率時短遊技状態LJT1よりも有利となる。
また、たとえば、通常演出状態中と低確率時短演出状態A1中とにおいて同一の背景画像を表示するものの、いずれの演出状態中も上述のチャンスゾーン滞在示唆を行わないようにしつつ、低確率時短演出状態A1中よりも通常演出状態中の実行確率が高く設定された特定演出(たとえば、流れ星が流れる画像の表示等)を実行可能としてもよい。このようにすることで、通常遊技状態又は低確率時短遊技状態LJT1のいずれが設定されているのかを、背景画像の表示やチャンスゾーン滞在示唆の実行の有無からは把握できないようにしつつも、特定演出の実行の頻度によって推認できることとなる。
たとえば、低確率時短遊技状態LJT1中に必ずしも大当たりに当選するとは限らない程度の時短回数(たとえば、200回、500回)を設定するようにしてもよい。すなわち、大当たりに当選することなく特別図柄の変動表示の回数が時短回数に到達することにより、低確率時短遊技状態LJT1が終了し通常遊技状態が設定される可能性があるような時短回数を設定するようにしてもよい。
このようにした場合には、大当たりに当選することなく特別図柄の変動表示の回数が時短回数に到達することで低確率時短遊技状態LJT1が終了した後に、再度、チャンスゾーン的な位置づけの通常遊技状態へ移行するため、遊技者の興趣を高めることができる。
なお、上述のようにした場合には、低確率時短遊技状態LJT1が終了するまでの残りの時短回数のカウントダウン表示を実行し、時短回数に到達し通常遊技状態へ移行した場合には、通常遊技状態への復帰を祝福するような演出(たとえば、「Congratulation!! チャンスゾーン復活!!」という祝福画像の表示等)を実行するようにしてもよい。
たとえば、通常遊技状態から低確率時短遊技状態LJT1への移行が対応付けられた時短図柄、通常遊技状態から時短回数10000回の低確率時短遊技状態LJT2への移行が対応付けられた時短図柄をそれぞれ複数種類設けるようにしてもよい。そして、各時短図柄に応じて異なる停止表示時間を定めるようにしてもよい。
このようにした場合には、停止表示時間のバリエーションが豊富となるため、この停止表示時間の経過中に実行される特殊リーチ発展演出を種々の態様で行うことが可能となる。
このようにした場合にも、上述の形態に係るパチンコ機Pと同様の作用効果を奏するとともに、特殊リーチ発展演出の態様をバリエーションに富んだものにすることができる。
また、いずれの遊技状態も普図遊技の性能は同一となっていたが、いずれか一方の普図遊技の性能が、いずれか他方よりも高くなるように設定してもよい。
具体的には、たとえば、第1特図乱数に基づく当否抽選によりハズレとなった場合に決定されるハズレ図柄として、ハズレ図柄ZA1、ハズレ図柄ZA2、ハズレ図柄ZA3等を設け、ハズレ図柄ZA1が決定されたときに時短遊技状態JT1が設定され、ハズレ図柄ZA2が決定されたときに時短遊技状態JT2が設定され、ハズレ図柄ZA3が決定されたときにはいずれの時短遊技状態も設定されないようにしてもよい。
なお、時短遊技状態を設定するタイミングは、ハズレとなった(ハズレ図柄が決定された)時点から当該ハズレに基づく変動の終了までのいずれかのタイミング(たとえば、ハズレの抽選結果が導出された時点、ハズレ図柄の変動開始時、当該ハズレ図柄の変動終了時(次の特別図柄の変動開始時)等)としてもよい。
このようにした場合にも、上述の形態に係るパチンコ機Pと同様の作用効果を奏するとともに、時短図柄に関するデータが不要となるため、メインROM102等のハードウェア資源に対する負荷を軽減することができる。
また、当否抽選により大当たり以外に小当たりに当選可能となるように設定し、大当たりの当選となった場合のみならず、小当たりの当選に基づく小当たり遊技において大入賞口内に設けられた特別領域へ遊技球が進入した場合にも、特別遊技が実行されるように設定(いわゆる1種2種混合のパチンコ機として構成)し、特別遊技の終了後は、通常遊技状態又は低確率時短遊技状態LJT2が設定され得るようにしてもよい。
そして、以上のようにした場合においても、上述の形態に係るパチンコ機Pと同様に、通常遊技状態から時短付与の当選に基づき低確率時短遊技状態LJT1へ移行可能とし、通常遊技状態からは相対的に有利度の高い低確率時短遊技状態LJT2(たとえば、時短回数10000回)へ移行可能であるものの、低確率時短遊技状態LJT1からは相対的に有利度の高い低確率時短遊技状態LJT2へは移行できないようにすることで、RAMクリア後等に設定される通常遊技状態がチャンスゾーン的な位置付けになるという遊技性を付与してもよい。
(1)設定値が複数設けられている場合には、いずれの設定値でも時短付与に当選する確率が同一となるようにしてもよいし、設定値に応じて時短付与に当選する確率が異なるようにしてもよい。
また、第1始動入賞口15への遊技球の入球に基づく当否抽選、及び、第2始動入賞口16への遊技球の入球に基づく当否抽選のいずれでも時短付与に当選するように設定してもよいし、いずれか一方の当否抽選においてのみ時短付与に当選するように設定してもよい。第1始動入賞口15への遊技球の入球に基づく当否抽選で時短付与に当選する確率と、第2始動入賞口16への遊技球の入球に基づく当否抽選で時短付与に当選する確率とは同一としてもよいし、異ならせてもよい。
また、設定されている遊技状態、及び、時短付与の当選となった場合に決定される時短図柄の種類に応じて、時短回数が異なるように設定してもよい。また、設定されている遊技状態、及び、時短付与の当選となった場合に決定される時短図柄の種類に応じて定める時短回数は0回としてもよいし、必ず1回以上とするようにしてもよい。
また、決定される時短図柄ごとに異なる時短回数を設定する場合には、時短回数及び時短図柄の決定確率を、当否抽選における大当たりの当選の確率との関係で定まり、かつ射幸性が高くなり過ぎない範囲の値(たとえば、低確率遊技状態における大当たりの当選の確率(複数段階の設定値を設けたパチンコ機にあっては、低確率遊技状態における最も低い大当たりの当選の確率)が1/Pであった場合には、時短回数≦P×特定係数A、時短図柄の決定確率≦P×特定係数B)となるようにしてもよい。
また、時短図柄の決定に基づいて設定される時短遊技状態が終了するための条件は複数種類設定してもよい。たとえば、第1始動入賞口15への遊技球の入球に基づく特別図柄の変動表示の回数及び第2始動入賞口16への遊技球の入球に基づく特別図柄の変動表示の回数が所定回数(時短回数C1)に到達すること、又は、第2始動入賞口16への遊技球の入球に基づく特別図柄の変動表示の回数が所定回数(時短回数C2)に到達することのいずれかの条件を満たした場合に時短遊技状態が終了するように設定してもよい。なお、このように設定した場合には、時短回数C1、時短回数C2のうちの大きい時短回数を、上述のように、当否抽選における大当たりの当選の確率との関係で定まり、かつ射幸性が高くなり過ぎない範囲の値となるようにしてもよい。
また、時短図柄の当選に基づいて設定される時短回数は、時短図柄の種類ごとに予め定めておいてもよいし、時短図柄の種類及び設定されている遊技状態ごとに予め定めておいてもよい。
また、上述の確率A1及びA2は、当否抽選に用いられる特図乱数の種類(第1特図乱数、第2特図乱数)がいずれであっても同一の値となるように設定してもよいし、特図乱数の種類に応じて異なる値となるように設定してもよい。また、上述の確率A1及びA2は、大当たりに当選した場合に決定される特別図柄の種類がいずれであっても同一の値となるように設定してもよいし、特別図柄の種類に応じて異なる値となるように設定してもよい。また、当否抽選に用いられる特図乱数の種類及び大当たりに当選した場合に決定される特別図柄の種類に応じて、異なる値となるように設定してもよい。
このように設定した場合には、低確率遊技状態から特別遊技の実行を介して高確率遊技状態が設定される確率、高確率遊技状態から特別遊技の実行を介して、再度、高確率遊技状態が設定される確率のバリエーションが豊富となり、遊技者に提供可能な遊技性もバリエーションに富んだものにすることができる。
そして、一の値のみを設けた場合には、常に当該値により転落抽選を行い、複数の値を設けた場合には、状況に応じて(たとえば、高確率遊技状態が設定されてからの特別図柄の変動回数、遊技球が入球した始動入賞口の種別等に応じて)いずれかの値により転落抽選を行ってもよい。
また、決定確率Bは、設定されている遊技状態(高確率時短遊技状態、高確率遊技状態及び非時短遊技状態を組み合わせた高確率非時短遊技状態)がいずれであっても同一の値となるように設定してもよい。また、決定確率Bは、当否抽選に用いられる特図乱数の種類(第1特図乱数、第2特図乱数)がいずれであっても同一の値となるように設定してもよいし、特図乱数の種類に応じて異なる値となるように設定してもよい。また、決定確率Bは、ハズレの場合に決定される特別図柄(ハズレ図柄)の種類がいずれであっても同一の値となるように設定してもよいし、特別図柄の種類に応じて異なる値となるように設定してもよい。また、設定されている遊技状態、当否抽選に用いられる特図乱数の種類及びハズレの場合に決定される特別図柄の種類に応じて、異なる値となるように設定してもよい。
このように設定した場合には、高確率遊技状態が終了して低確率遊技状態が設定される確率のバリエーションが豊富となり、遊技者に提供可能な遊技性もバリエーションに富んだものにすることができる。
また、上述の形態におけるステップ807の処理を実行するメインCPU101は、本発明の決定手段に相当する。また、上述の形態における時短図柄J1の決定は、本発明の特定の決定結果に相当する。また、上述の形態における通常遊技状態は、本発明の第1の遊技状態に相当する。また、上述の形態における低確率時短遊技状態LJT1は、本発明の第2の遊技状態に相当する。また、上述の形態におけるステップ1113、ステップ1114、ステップ1302~1304等の処理を実行するメインCPU101は、本発明の設定手段に相当する。また、上述の形態におけるチャンスゾーン滞在示唆は、本発明の特定の示唆に相当する。また、上述の形態におけるサブCPU301、演出表示装置21の表示部21aは、本発明の示唆手段に相当する。また、上述の形態におけるパチンコ機Pは、本発明の遊技機に相当する。
100 主制御基板
101 メインCPU
102 メインROM
103 メインRAM
300 副制御基板
301 サブCPU
302 サブROM
303 サブRAM
Claims (1)
- 遊技球が進入可能な第1始動領域又は第2始動領域への遊技球の進入に基づき、遊技者に有利な特別遊技を実行する旨が対応付けられた第1の図柄、又は、特別遊技を実行しない旨が対応付けられた第2の図柄を決定可能な決定手段と、
非時短遊技状態、及び、前記第2始動領域への遊技球の進入の難易度が当該非時短遊技状態と異なり当該非時短遊技状態よりも有利度の低い時短遊技状態を含む複数の遊技状態のいずれかを設定可能な設定手段と、
特定の示唆を実行可能な示唆手段と、を備え、
前記特定の示唆は、前記非時短遊技状態に滞在している可能性がある旨を示唆可能なものであり、
前記設定手段は、
前記非時短遊技状態において前記第2の図柄が決定されることに基づき前記時短遊技状態を設定し、
前記示唆手段は、
前記非時短遊技状態において前記特定の示唆を実行し、当該非時短遊技状態において前記第2の図柄が決定されることに基づき前記時短遊技状態が設定されると前記特定の示唆の実行を終了し、電断から復帰した後の前記非時短遊技状態及び前記時短遊技状態のいずれにおいても前記特定の示唆を実行することを特徴とする遊技機。
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