以下、図面を参照して、実施形態について詳細に説明する。実施形態では、ステーションを情報処理装置の一例として説明する。また実施形態では、テーブル端末を発注装置の一例として説明する。また、実施形態では、POS(Point of Sales)端末を外部装置の一例として説明する。なお、以下に説明する実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、実施形態に係る決済システムを示す説明図である。決済システム10は、飲食店等の店舗Tで飲食する料理等の商品の販売処理および売上管理等を行うシステムであり、店舗T内に設置される。決済システム10は、ステーション1、テーブル端末3(発注装置)、厨房端末5、POS端末7を備える。ステーション1、テーブル端末3、厨房端末5、POS端末7は、例えばLAN(Local Area Network)等の通信回線L1で接続されており、相互に情報や信号の送受信が可能である。
また、決済システム10は、決済サーバ9と専用回線または公衆回線等の通信回線L2で接続されている。決済サーバ9は、例えば後述する、店舗Tでの商品購入に係る決済をするために携帯端末K(スマートフォン、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)等)にインストールされたアプリケーションを使用した決済を運営する企業に設置されている。
ここで、携帯端末Kにインストールされたアプリケーションを使用した決済(以降「アプリ決済」と称する)について説明する。ここでは、店舗Tで商品を購入し、POS(Point of Sales)端末等を用いて当該商品の売上登録処理を実行した後、当該アプリ決済を行う場合を一例として説明する。
まずは、決済を運用する企業のホームページ等からアプリケーションを携帯端末Kにダウンロードしてインストールする。次に、携帯端末Kに搭載されたカメラ機能およびアプリケーションを使用して、企業が用意したコードシンボル(二次元コード等)を読み取る。読み取ったコードシンボルには、少なくとも当該企業が運営するサイトへのアクセス情報が含まれる。そして携帯端末Kに、決済する金額(例えば、購入した商品(POS端末で売上登録処理した商品)の支払金額)を入力する。携帯端末Kは、無線通信回線L3を介して決済サーバ9と通信が可能である。そのため、携帯端末Kから決済サーバ9に対して決済金額の情報が送信される。決済サーバ9において受信した決済金額に係るアプリ決済の決済処理を実行する。
決済処理した決済サーバ9は、当該取引に係る決済処理が終了したことを示す情報をステーション1に送信し、受信したステーション1は当該情報をPOS端末7に転送する。するとPOS端末7は当該決済に係るレシートを発行する。発行されたレシートには、商品情報、決済情報、および決済処理した決済サーバ9を運営する企業名等が記載される。
なお、顧客の携帯端末Kにコードシンボルを表示し、POS端末7がこれを読み取ることで決済サーバ9が決済処理を行うやり方もある。この場合、コードシンボルには、上記アクセス情報に加え、会員を特定する会員情報や、携帯端末Kのアドレス等の情報が含まれる。
決済サーバ9は、店舗Tで買い物をした取引について、携帯端末Kにインストールされたアプリケーションが動作することで受信した金額情報に基づいて決済処理を実行する。決済サーバ9は、決済した決済情報を、携帯端末Kと、ステーション1に送信する。
ステーション1は、例えばマイクロコンピュータを備えたサーバである。ステーション1は、店舗Tのバックヤードに設置されている。ステーション1は、テーブル端末3から発注された商品(料理、飲み物、グッズ等)の売上げ(販売数量や売上金額)を管理する。また、ステーション1は、発注された商品の顧客への配膳(提供)の有無の配膳管理を行う。
また、ステーション1は、アプリ決済を行う場合は、アプリ決済を行うことを事前登録する登録情報を決済サーバ9に送信する。ステーション1は、アプリ決済の事前登録をしたかの有無を管理する。また、ステーション1は、アプリ決済を事前登録した顧客について、発注した商品が配膳される毎に、当該商品についてアプリ決済を行うことを承認する承認信号を決済サーバ9に送信する。また、ステーション1は、テーブル端末3から発注された商品について、アプリ決済されたか否かを示す情報を商品毎に記憶して管理する。
テーブル端末3は、テーブル毎に1台設置されている。テーブル端末3は例えば各テーブル上に設置されているタブレット端末である。テーブル端末3は、表示部42(図5を参照)を備え、店舗Tで販売するすべての商品を選択可能に表示する。顧客は、表示されている商品から飲食する商品を選択する。
また、テーブル端末3は、発注キー413(図5を参照)が操作されると、選択された商品について、調理の発注を行う。
また、テーブル端末3は、商品が配膳されると、承認キー414(図5を参照)を表示する。承認キー414は、配膳(提供)された商品について、事前登録されたアプリ決済で決済処理をすることを顧客が承認するためのキーである。顧客は、アプリ決済を承認する場合は承認キー414を操作する。
また、テーブル端末3は、アプリ決済の事前登録を行う機能を備える。具体的には、テーブルに着席した顧客は、テーブルに設置されているテーブル端末3に表示された登録キー411(図5を参照)を操作する。テーブル端末3は、登録キー411が操作されると、携帯端末Kに表示されているコードシンボルを読み取って、ステーション1を経由して決済サーバ9に対し、事前登録の申請を行う。申請を受け取った決済サーバ9は、コードシンボルに含まれる会員情報に関連付けて、アプリ決済の事前登録を設定する。ステーション1は、事前設定された会員の会員情報を記憶する。
厨房端末5は、商品を調理する厨房に設置される。商品の調理人は、調理が完成した場合に、厨房端末5に表示された当該商品に係る配膳キー611(図6を参照)を操作する。厨房端末5は、配膳キー611が操作された商品について、配膳済みを示す配膳信号を、ステーション1に送信する。調理が完成した商品は、店舗Tの店員によって当該商品を発注した顧客が着席しているテーブルに配膳される。
POS端末7は、店舗Tの出口付近に設置される。POS端末7は、店舗Tでの飲食についての精算を行う装置である。POS端末7は、テーブル端末3においてアプリ決済を行わなかった商品があれば、当該商品についての決済処理を行う。例えば、携帯端末Kを携帯しない顧客や、携帯端末Kにアプリ決済用のアプリケーションをインストールしていない顧客は、店内で飲食した商品についてPOSタンマツで決済を行う。POS端末7は、現金および非現金で決済をすることができる。POS端末7は、決済をするために入力した情報(商品の合計金額、預り金額、端末コード、等)および決済信号をステーション1に送信する。
アプリ決済用のアプリケーションをインストールした携帯端末Kは、アプリ決済を運営する企業の企業情報、会員情報、チャージ金額情報、携帯端末Kのアドレスの情報を含むコードシンボルを表示部に表示可能である。なお、コードシンボルは、少なくとも会員情報を含む。その他の情報は、会員登録している図示しない会員サーバに記憶されており、当該会員情報に基づいて会員サーバから取得することもできる。
ここからは、ステーション1のハードウェア構成について説明する。図2は、ステーション1のハードウェア構成を示すブロック図である。図2に示すように、ステーション1は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、メモリ部14等を備えている。CPU11は制御主体となる。ROM12は各種プログラムを記憶する。RAM13はプログラムや各種データを展開する。メモリ部14は各種プログラムを記憶する。CPU11、ROM12、RAM13、メモリ部14は、互いにバス15を介して接続されている。CPU11とROM12とRAM13が、制御部100を構成する。すなわち、制御部100は、CPU11がROM12やメモリ部14に記憶されRAM13に展開された制御プログラムに従って動作することによって、後述するステーション1に係る制御処理を実行する。
RAM13は、注文管理部131を備える。注文管理部131は、アプリ決済の事前登録の情報や発注された商品の状況を管理する。注文管理部131については、図3および図4で後述する。
メモリ部14は、電源を切っても記憶情報が保持されるHDD(Hard Disc Drive)やフラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成される。メモリ部14は、制御プログラム部141、商品マスタ142を備える。制御プログラム部141は、ステーション1を制御するための制御プログラムを記憶する。商品マスタ142は、商品毎に当該商品に係る商品情報(商品名、単価、商品の画像等)を記憶する。また、メモリ部14は、店舗Tにおける商品の売上(商品の売上数、合計売上金額、等)を記憶する。
また、制御部100は、バス15およびコントローラ16を介して、操作部21、表示部22と接続している。コントローラ16は、制御部100からの指示を受けて、操作部21、表示部22を制御する。以下では、説明の都合上、実際にはコントローラ16が行う制御を直接制御部100が行うとして説明する。
操作部21は、ステーション1を動作させるために操作者が操作するキーボード等である。表示部22は、例えば液晶表示器であり、ステーション1の操作者に対して情報を表示する。
また、制御部100は、バス15を介して、通信部24と接続している。通信部24は、通信回線L1を介して、テーブル端末3、厨房端末5、POS端末7と情報を送受信する。また、制御部100は、バス15を介して、通信部25と接続している。通信部25は、通信回線L2を介して、決済サーバ9と情報を送受信する。
次に、注文管理部131について説明する。図3は、注文管理部131の構成を示すメモリマップである。図3では、説明の都合上、店舗T内に設置された一つのテーブル(例えばテーブルA)に着席した顧客に係る注文状況を一例として示し説明する。実際には、注文管理部131は、テーブルの数分の図3の情報を、テーブル毎に記憶する。
図3に示すように、注文管理部131は、端末コード部1311、登録情報部1312、注文情報部1313を有する。端末コード部1311は、顧客が着席した―ブル(実施形態ではテーブルA)を特定する端末コード(実施形態ではテーブルAを特定する端末コード)を記憶する。登録情報部1312は、アプリ決済を事前登録した顧客の情報(アプリ決済をするアプリケーションを提供した企業名、当該顧客を特定する会員情報、当該会員が携帯するアプリケーションをインストールした携帯端末Kにメールを送信するためのアドレス情報、等)を記憶する。注文情報部1313は、端末コードで特定されるテーブルに設置されたテーブル端末3から商品が発注された商品の情報を記憶する。注文情報部1313については、図4で後述する。
次に、注文情報部1313について説明する。図4は、注文情報部1313の構成を示すメモリマップである。図4に示すように、注文情報部1313は、注文商品部13131、配膳情報部13132、決済情報部13133を有する。注文商品部13131は、一つのテーブルに設置されたテーブル端末3から発注されたすべての商品の情報(例えば商品を特定する商品コード)を記憶する。配膳情報部13132は、当該発注された商品が配膳されたか否かの情報を記憶する。商品が配膳された場合にはフラグ1を記憶する。すなわち、テーブル端末3から発注された商品について、厨房端末5において配膳キー611が操作された商品について、当該商品が配膳されたとしてフラグ1を記憶する。なお、商品が配膳されていない場合には、配膳情報部13132はフラグ0を記憶する。
決済情報部13133は、配膳された商品についてアプリ決済が行われたか否かの情報を記憶する。決済情報部13133は、アプリ決済が終了した商品についてはフラグ1を記憶する。決済情報部13133は、アプリ決済が終了していない商品、あるいはアプリ決済を行っていない商品についてはフラグ0を記憶する。
ここからは、テーブル端末3のハードウェア構成について説明する。図5は、テーブル端末3のハードウェア構成を示すブロック図である。図5に示すように、テーブル端末3は、CPU31、ROM32、RAM33、メモリ部34等を備えている。CPU31は制御主体となる。ROM32は各種プログラムを記憶する。RAM33はプログラムや各種データを展開する。メモリ部34は各種プログラムを記憶する。CPU31、ROM32、RAM33、メモリ部34は、互いにバス35を介して接続されている。CPU31とROM32とRAM33が、制御部300を構成する。すなわち、制御部300は、CPU31がROM32やメモリ部34に記憶されRAM33に展開された制御プログラムに従って動作することによって、後述するテーブル端末3に係る制御処理を実行する。
RAM33は、注文情報部331を備える。注文情報部331は、当該テーブル端末3から発注された商品の情報(商品コード、商品名、価格、発注時刻、等)を記憶する。
メモリ部34は、電源を切っても記憶情報が保持されるHDDやフラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成される。メモリ部34は、制御プログラム部341、商品マスタ342、端末コード部343を備える。制御プログラム部341は、テーブル端末3を制御するための制御プログラムを記憶する。商品マスタ342は、商品毎に当該商品に係る商品情報(商品マスタ142と同等の情報)を記憶する。端末コード部343は、テーブル端末3を特定する端末コードを記憶する。
また、制御部300は、バス35およびコントローラ36を介して、操作部41、表示部42、印字部43、シンボル読取部44と接続している。表示部42上に設けられたタッチパネルで構成される操作部41は、登録キー411、商品キー412、発注キー413、承認キー414、終了キー415を備える。登録キー411は、アプリ決済の事前登録を行う場合に操作する。商品キー412は、飲食する一または複数の商品(すなわち、注文する料理や飲み物)を選択する場合に操作する。発注キー413は、選択した商品を発注する場合に操作する。承認キー414は、配膳された商品について事前決済することを承認する場合に操作する。終了キー415は、発注した商品について決済する場合に操作する。
表示部42は、テーブルに着席している顧客に対し、情報(選択する商品の情報、発注した商品の情報、発注した商品の合計金額、決済した際の決済金額、等)を顧客に表示する。なお、登録キー411、商品キー412、発注キー413、承認キー414、終了キー415、表示部42上に設けられたタッチパネル上で機能する操作部41としてのキーである。
印字部43は、終了キー415を操作した場合に、当該テーブル端末3での決済に係る特定情報(例えば端末コード)を含むコードシンボルを印字した伝票を発行する。顧客は、発行された伝票を持ってPOS端末7において当該伝票を提示して決済を行う。
コントローラ36は、制御部300からの指示を受けて、操作部41、表示部42、印字部43、シンボル読取部44を制御する。以下では、説明の都合上、実際にはコントローラ36が行う制御を直接制御部300が行うとして説明する。
シンボル読取部44は、コードシンボルを撮像して、あるいは光学的に読み取る。シンボル読取部44は、携帯端末Kに表示されたコードシンボルを読み取る。
また、制御部300は、バス35を介して、通信部45と接続している。通信部45は、通信回線L1を介して、ステーション1、厨房端末5、POS端末7と情報を送受信する。
ここからは、厨房端末5のハードウェア構成について説明する。図6は、厨房端末5のハードウェア構成を示すブロック図である。図6に示すように、厨房端末5は、CPU51、ROM52、RAM53、メモリ部54等を備えている。CPU51は制御主体となる。ROM52は各種プログラムを記憶する。RAM53はプログラムや各種データを展開する。メモリ部54は各種プログラムを記憶する。CPU51、ROM52、RAM53、メモリ部54は、互いにバス55を介して接続されている。CPU51とROM52とRAM53が、制御部500を構成する。すなわち、制御部500は、CPU51がROM52やメモリ部54に記憶されRAM53に展開された制御プログラムに従って動作することによって、後述する厨房端末5に係る制御処理を実行する。
RAM53は、注文受部531を備える。注文受部531は、テーブル端末3から発注された商品の情報をステーション1経由で受信して記憶する。
メモリ部54は、電源を切っても記憶情報が保持されるHDDやフラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成される。メモリ部54は、制御プログラム部541を備える。制御プログラム部541は、厨房端末5を制御するための制御プログラムを記憶する。
また、制御部500は、バス55およびコントローラ56を介して、操作部61、表示部62と接続している。操作部61は、配膳キー611を備える。配膳キー611は、受信した商品の調理が完了し、配膳される際に調理人が操作する。表示部62は、厨房で調理をする調理人に対し、注文受部531に記憶された商品の情報を表示する。調理人は、表示部62に表示された商品の情報に基づいて調理を行う。
また、制御部500は、バス55を介して、通信部63と接続している。通信部63は、通信回線L1を介して、ステーション1、テーブル端末3、POS端末7と情報を送受信する。
ここからは、POS端末7のハードウェア構成について説明する。図7は、POS端末7のハードウェア構成を示すブロック図である。図7に示すように、POS端末7は、CPU71、ROM72、RAM73、メモリ部74等を備えている。CPU71は制御主体となる。ROM72は各種プログラムを記憶する。RAM73はプログラムや各種データを展開する。メモリ部74は各種プログラムを記憶する。CPU71、ROM72、RAM73、メモリ部74は、互いにバス75を介して接続されている。CPU71とROM72とRAM73が、制御部700を構成する。すなわち、制御部700は、CPU71がROM72やメモリ部74に記憶されRAM73に展開された制御プログラムに従って動作することによって、後述するPOS端末7に係る制御処理を実行する。
RAM73は、商品情報部731を備える。商品情報部731は、テーブル端末3においてアプリ決済を行わなかった商品の商品情報をステーション1から受信して記憶する。POS端末7は、顧客から渡された伝票に印字されている端末コードを含むコードシンボルを読み取って、当該端末コードに対応した未決済の商品の商品情報をステーション1から受信して商品情報部731に記憶し、記憶した商品情報に基づいて決済処理を実行する。
メモリ部74は、電源を切っても記憶情報が保持されるHDDやフラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成される。メモリ部74は、制御プログラム部741と商品マスタ742を備える。制御プログラム部741は、POS端末7を制御するための制御プログラムを記憶する。商品マスタ742は、商品毎に当該商品に係る商品情報(商品マスタ142と同等の情報)を記憶する。商品マスタ742は、POS端末7での決済処理に使用される。
また、制御部700は、バス75およびコントローラ76を介して、操作部81、表示部82、印字部83、コード読取部84を備える。操作部81は、決済キー811を備える。決済キー811は、POS端末7において決済を行う場合に操作する。表示部82は、POS端末7を操作する店員や顧客に、決済処理した商品の商品情報や決済情報を表示する。
印字部83は、POS端末7において決済処理をした場合に、決済した商品に係る情報(商品情報や決済情報)を印字したレシートを発行する。コード読取部84は、テーブル端末3の印字部43が発行した伝票に印字されたコードシンボルを読み取る。制御部700は、読み取ったコードシンボルで特定されるテーブルで発注された未決済の商品について、決済処理を実行する。
なお、POS端末7における決済処理とは、発注された商品の商品情報、顧客から預かった現金の預り金の情報、釣銭の情報等を表示する処理、釣銭の発行を釣銭機に指示する処理をいう。また、これらの情報を印字したレシートを発行する処理を含む。
また、制御部700は、バス75を介して、通信部85と接続している。通信部85は、通信回線L1を介して、ステーション1、テーブル端末3、厨房端末5と情報を送受信する。
ここからは、テーブル端末3およびステーション1の機能構成について説明する。図8は、テーブル端末3およびステーション1の機能構成を示す機能ブロック図である。制御部300は、ROM32やメモリ部34の制御プログラム部341に記憶された制御プログラムに従うことで、登録申請手段301、承認表示手段302、承認手段303として機能する。
登録申請手段301は、アプリ決済の事前登録を申請する。具体的には、登録申請手段301は、アプリ決済の事前登録をするための登録申請信号(企業情報、会員情報、チャージ金額情報、携帯端末Kのアドレスの情報を含む)を、ステーション1に送信する。
承認表示手段302は、承認キー414を表示する。具体的には、承認表示手段302は、ステーション1から表示信号を受信した場合に、承認キー414を表示部42に表示する。
承認手段303は、発注された商品の提供時に当該商品についての決済を承認する承認信号をステーション1に送信する。具体的には、承認手段303は、承認表示手段302によって表示された承認キー414が操作された場合に、商品についての決済を承認する承認信号である確認信号をステーション1に送信する。
また、制御部100は、ROM12やメモリ部14の制御プログラム部141に記憶された制御プログラムに従うことで、決済登録手段101、表示信号送信手段102、承認判断手段103、承認送信手段104として機能する。
決済登録手段101は、発注した商品について決済することを事前登録する登録情報を決済サーバ9に送信する。具体的には、決済登録手段101は、登録申請手段301によって送信された登録申請信号を受信した場合に、発注した商品について決済することを事前登録する登録情報を決済サーバ9に送信する。
表示信号送信手段102は、発注した商品の配膳時に配膳された商品について決済をすることを承認する場合に操作する承認キー414を発注装置であるテーブル端末3に表示させる表示信号を送信する。具体的には、表示信号送信手段102は、厨房端末5から
商品の配膳を示す配膳信号を受信した場合に、発注した商品の配膳時に配膳された商品について決済をすることを承認する場合に操作する承認キー414を発注装置であるテーブル端末3に表示させる表示信号をテーブル端末3に送信する。
承認判断手段103は、提供された商品について決済することが可能かを判断する。具体的には、承認判断手段103は、テーブル端末3から確認信号を受信したと判断した場合に、テーブル端末3から受信して記憶しているチャージ金額およびアプリ決済する商品の価格に基づいて、当該商品がアプリ決済の承認が可能かを判断する。承認判断手段103は、チャージ金額が商品の価格以上であればアプリ決済の承認が可能と判断する。承認判断手段103は、チャージ金額が商品の価格未満であればアプリ決済の承認は不可と判断する。
承認送信手段104は、事前登録した顧客への商品の提供毎に当該商品について決済することを承認する承認信号を決済サーバ9に送信する。具体的には、承認送信手段104は、承認判断手段103がアプリ決済が承認可能と判断した場合毎に、当該商品について、決済することを承認する承認信号を決済サーバ9に送信する。
ここからは、テーブル端末3の制御について説明する。図9は、テーブル端末3の制御処理の流れを示すフローチャートである。テーブル端末3の制御部300は、登録キー411が操作されたかを判断する(S11)。登録キー411が操作されたと判断した場合には(S11のYes)、シンボル読取部44が携帯端末Kに表示されたコードシンボルを読み取ったかを判断する(S12)。読み取るまで待機し(S12のNo)、コードシンボルを読み取ったと判断した場合には(S12のYes)、登録申請手段301は、アプリ決済の事前登録するための登録申請信号(企業情報、会員情報、チャージ金額情報、携帯端末Kのアドレスの情報を含む)をステーション1に送信する(S13)。
次に制御部300は、ステーション1からアプリ決済のための事前登録が完了したことを示す登録信号を受信したかを判断する(S14)。登録信号を受信するまで待機し(S14のNo)、登録信号を受信したと判断した場合には(S14のYes)、制御部300は、アプリ決済が事前登録されたことを示すメッセージを表示部42に表示する(S15)。そして制御部300は、S11に戻る。このメッセージは、携帯端末Kに表示するようにしてもよい。
登録キー411の操作ではないと判断した場合には(S11のNo)、制御部300は、商品キー412が操作されたかを判断する(S21)。商品キー412が操作されたと判断した場合には(S21のYes)、制御部300は、操作された商品キー412に対応した、飲食するために選択された商品の商品情報(商品名、価格、等)を注文情報部331に記憶する(S22)。そして制御部300は、S11に戻る。
また、商品キー412の操作ではないと判断した場合には(S21のNo)、制御部300は、発注キー413が操作されたかを判断する(S23)。発注キー413が操作されたと判断した場合には(S23のYes)、制御部300は、注文情報部331に記憶されている商品情報に基づいて、当該商品の発注処理を行う(S24)。すなわち、制御部300は、注文情報部331に記憶されている商品情報に基づいて、当該商品の商品コードと発注信号を、当該テーブル端末3を特定する端末コードとともにステーション1に送信する(S24)。そして制御部300は、S11に戻る。
また、発注キー413の操作ではないと判断した場合には(S23のNo)、制御部300は、ステーション1から表示信号(図11のS65の処理による信号)を受信したかを判断する(S31)。表示信号を受信したと判断した場合には(S31のYes)、承認表示手段302は、承認キー414を表示部42に表示する(S32)。次に制御部300は、承認キー414が操作されたかを判断する(S33)。操作されるまで待機し(S33のNo)、承認キー414が操作されたと判断した場合には(S33のYes)、承認手段303は、商品についての決済を承認する承認信号である確認信号をステーション1に送信する(S34)。そして制御部300は、S11に戻る。
また、表示信号の受信ではないと判断した場合には(S31のNo)、制御部300は、ステーション1から決済不可信号(図11のS76の処理による信号)を受信したかを判断する(S35)。決済不可信号を受信したと判断した場合には(S35のYes)、制御部300は、チャージ金額が不足している等の理由でアプリ決済が不可であることを示すメッセージを表示部42に表示する(S36)。この表示を見た顧客は、当該商品を含め以降に発注した商品についてアプリ決済を中止する。そして制御部300は、S11に戻る。
また、決済不可信号の受信ではないと判断した場合には(S35のNo)、制御部300は、終了キー415が操作されたかを判断する(S37)。終了キー415が操作されたと判断した場合には(S37のYes)、制御部300は、飲食を終了することを示す終了信号および当該テーブル端末3を特定する端末コードをステーション1に送信する(S38)。そして制御部300は、送信した端末コードを含むコードシンボルを印字した伝票を印字部43から発行する(S39)。そして制御部300は、S11に戻る。なお、終了キー415の操作ではないと判断した場合には(S37のNo)、制御部300は、S11に戻る。
ここからは、厨房端末5の制御について説明する。図10は、厨房端末5の制御処理の流れを示すフローチャートである。図10に示すように、厨房端末5の制御部500は、ステーション1から注文信号を受信したかを判断する(S41)。ステーション1から注文信号を受信したと判断した場合には(S41のYes)、制御部500は、受信した注文情報を表示部62に表示する(S42)。すなわち、制御部500は、発注された商品の商品情報を表示する。そして制御部500は、S41に戻る。
また、注文信号の受信ではないと判断した場合には(S41のNo)、制御部500は、配膳キー611が操作されたかを判断する(S43)。配膳キー611が操作されたと判断した場合には(S43のYes)、制御部500は、表示された商品について調理が完了して配膳されることを示す配膳信号を、テーブル端末3を特定する受信した端末コードとともにステーション1に送信する(S44)。そして制御部500は、S41に戻る。
ここからは、ステーション1の制御について説明する。図11は、ステーション1の制御処理の流れを示すフローチャートである。図11に示すように、ステーション1の制御部100は、テーブル端末3から登録申請信号を受信したかを判断する(S51)。テーブル端末3から登録申請信号を受信したと判断した場合には(S51のYes)、決済登録手段101は、発注した商品についてアプリ決済することを事前登録する登録情報を決済サーバ9に送信する(S52)。
次に制御部100は、決済サーバ9から、登録申請信号を送信した取引について、アプリ決済をすることを事前登録したことを示す登録許可の情報を受信したかを判断する(S53)。登録許可の情報を受信するまで待機し(S53のNo)、登録許可の情報を受信したと判断した場合には(S53のYes)、制御部100は、当該取引について、アプリ決済をすることが事前登録されたことを示す情報(例えば事前登録フラグ=1の情報)と登録申請信号に含まれる登録情報(少なくとも会員情報、チャージ金額情報)を、登録情報部1312に記憶する(S54)。そして制御部100は、アプリ決済をすることが事前登録されたことを示す登録信号を端末コードで特定されるテーブル端末3に送信する(S55)。そして制御部100は、S51に戻る。
また、S51において、登録申請信号の受信ではないと判断した場合には(S51のNo)、制御部100は、テーブル端末3から発注信号を受信したかを判断する(S61)。テーブル端末3から発注信号を受信したと判断した場合には(S61のYes)、制御部100は、受信した発注信号に含まれる端末コードに商品コードを関連付けて注文商品部13131に記憶する(S62)。そして制御部100は、当該発注信号に対応した注文信号を厨房端末5に送信する(S63)。注文信号には、発注信号を受信したテーブル端末3を特定する端末コードと発注した商品を特定する商品コードが含まれる。そして制御部100は、S51に戻る。
また、S61において、発注信号の受信ではないと判断した場合には(S61のNo)、制御部100は、厨房端末5から配膳信号を受信したかを判断する(S64)。厨房端末5から配膳信号を受信したと判断した場合には(S64のYes)、制御部100は、同時に厨房端末5から受信した端末コードに対応付けられた配膳情報部13132に、当該商品が配膳されたことを示すフラグ1を記憶する(S65)。次に表示信号送信手段102は、発注された商品が配膳されたことを示し、発注した商品の配膳時に配膳された商品について決済をすることを承認する場合に操作する承認キー414を、発注装置であるテーブル端末3に表示させる表示信号を当該テーブル端末3に送信する(S65)。そして制御部100は、S51に戻る。
また、S64において、配膳信号の受信ではないと判断した場合には(S64のNo)、承認判断手段103は、テーブル端末3から確認信号を受信したかを判断する(S71)。確認信号を受信したと判断した場合には(S71のYes)、承認判断手段103は、配膳した商品についてアプリ決済が可能であるかを判断する(S72)。具体的には、承認判断手段103は、登録情報部1312に記憶されているチャージ金額と、配膳された商品の価格を比較して、チャージ金額が商品の価格以上であれば、配膳した商品についてアプリ決済が可能であると判断する。一方、承認判断手段103は、チャージ金額が商品の価格未満であれば、配膳した商品についてアプリ決済は不可であると判断する。
配膳した商品についてアプリ決済が可能であると判断した場合には(S72のYes)、承認送信手段104は、当該商品について、決済することを承認する承認信号を決済サーバ9に送信する(S73)。そして制御部100は、当該商品に対応した決済情報部13133にフラグ1を記憶する(S74)。そして制御部100は、登録情報部1312に記憶されているチャージ金額から、アプリ決済をした商品の価格を減算し、減算した新たなチャージ金額を記憶する(S75)。そして制御部100は、S51に戻る。
また、配膳した商品についてアプリ決済が不可であると判断した場合には(S72のNo)、制御部100は、決済不可情報をテーブル端末3に送信する(S76)。そして制御部100は、S51に戻る。
また、S71において、確認信号の受信ではないと判断した場合には(S71のNo)、制御部100は、テーブル端末3から終了信号を受信したかを判断する(S81)。終了信号を受信したと判断した場合には(S81のYes)、制御部100は、POS端末7に対し、終了信号、端末コード、および配膳情報部13132にフラグ1が記憶されており、かつ決済情報部13133にフラグ1が記憶されていない商品の商品情報を送信する(S82)。そして制御部100は、S51に戻る。なお、終了信号の受信ではないと判断した場合には(S81のNo)、制御部100は、S51に戻る。
ここからは、POS端末7の制御について説明する。図12は、POS端末7の制御処理の流れを示すフローチャートである。図12に示すように、POS端末7の制御部700は、ステーション1から端末コード、終了信号、配膳情報部13132にフラグ1が記憶されており、かつ決済情報部13133にフラグ1が記憶されていない商品の商品情報を受信したかを判断する(S91)。端末コード、終了信号、配膳情報部13132にフラグ1が記憶されており、かつ決済情報部13133にフラグ1が記憶されていない商品の商品情報を受信したと判断した場合には(S91のYes)、制御部700は、端末コード、終了信号、当該商品情報を商品情報部731に記憶する(S92)。そして制御部700は、S91に戻る。
なお、すべての商品が配膳され、かつ決済情報部13133にフラグ1が記憶されている場合には、S92において、商品情報を商品情報部731に記憶しない。すなわち、配膳されたすべての商品についてアプリ決済がされているため、POS端末7において決済する商品はない。その代りに、端末コードに対応付けてすべての商品が決済済みであることを示す情報を商品情報部731に記憶する。
また、端末コード、終了信号、配膳情報部13132にフラグ1が記憶されており、かつ決済情報部13133にフラグ1が記憶されていない商品の商品情報を受信していないと判断した場合には(S91のNo)、制御部700は、印字部43が発行した伝票に印字されたコードシンボルをコード読取部84が読み取ったかを判断する(S93)。伝票に印字されたコードシンボルを読み取ったと判断した場合には(S93のYes)、制御部700は、決済キー811が操作されたかを判断する(S94)。決済キー811が操作されるまで待機し(S94のNo)、決済キー811が操作されたと判断した場合には(S94のYes)、次に制御部700は、商品情報部731に商品情報が記憶されているかを判断する(S95)。商品情報部731に商品情報が記憶されていると判断した場合には(S95のYes)、制御部700は、商品情報部731に記憶されている商品情報に基づいて決済処理を実行する(S96)。すなわち、制御部700は、アプリ決済によって決済していない商品について決済処理を実行する。そして制御部700は、S91に戻る。
また、商品情報部731に商品情報は記憶されていなくて、代わりに、端末コードに対応付けてすべての商品が決済済みであることを示す情報が記憶されていると判断した場合には(S95のNo)、制御部700は、すべての商品が決済済みであること示す決済済情報を表示する(S97)。そして制御部700は、S91に戻る。
なお、伝票に印字されたコードシンボルの読み取りではないと判断した場合には(S93のNo)、制御部700は、S91に戻る。
このように実施形態のステーション1は、発注した商品について決済することを事前登録する登録情報を決済サーバ9に送信する決済登録手段101と、事前登録した顧客への商品の提供毎に当該商品について決済することを承認する承認信号を決済サーバ9に送信する承認送信手段104と、を備える。このような実施形態によれば、アプリ決済をすることを事前登録しておけば、商品が配膳される毎に当該商品についてアプリ決済を行うことができる。そのため、決済をせずに出店することを防止することが可能となる。
また実施形態のステーション1は、発注した商品の配膳時に配膳された商品についてアプリ決済をすることを承認する場合に操作する承認キー414を、商品を発注するテーブル端末3に表示させる表示信号を送信する表示信号送信手段102、さらに備える。このような実施形態によれば、テーブル端末3に表示された承認キー414を顧客が自分の意思の下で操作することで、商品が配膳される毎にアプリ決済を行う。そのため、顧客の意に反してアプリ決済されることがない。
また実施形態のステーション1は、提供された商品についてアプリ決済することが可能かを判断する承認判断手段103、をさらに備える。このような実施形態によれば、チャージ金額がアプリ決済する商品に対して不足している場合にはアプリ決済が承認されない。
また、実施形態の決済システム10は、商品のテーブル端末3とステーション1とを備えた決済システムであって、ステーション1は、発注した商品についてアプリ決済することを事前登録する登録情報を決済サーバ9に送信する決済登録手段101、を備え、テーブル端末3は、発注された商品の提供時に当該商品についてのアプリ決済を承認する承認信号をステーション1に送信する承認手段303、を備え、ステーション1は、承認信号を受信した商品について決済することを承認する承認信号を決済サーバ9に送信する承認送信手段104を備える。このような決済システム10によれば、アプリ決済をすることを事前登録しておけば、商品が配膳される毎にアプリ決済を行うことができる。そのため、決済をせずに出店することを防止することが可能となる。
以上、本発明の実施形態やその変形例を説明したが、この実施形態および変形例は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態やその変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、実施形態では、テーブル端末3を発注装置の一例として説明した。しかしながらこれに限らず、例えば、店員が携帯している端末であって、顧客が発注した商品の情報を入力して発注するハンディターミナルを発注装置としてもよい。
また、実施形態では、テーブル端末3に、顧客がアプリ決済を承認する承認キー414を表示させた。しかしながらこれに限らず、承認キー414の表示および顧客による操作は必須ではなく、例えば、ステーション1は、配膳信号を受信したら、顧客の承認を取ることなく承認信号を決済サーバ9に送信するようにしてもよい。
また、実施形態では、ステーション1、テーブル端末3、厨房端末5、POS端末7を済システム10であるとして説明した。しかしながらこれに限らず、決済システム10は少なくともステーション1とテーブル端末3を備えていればよい。
なお、実施形態のステーション1で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、実施形態のステーション1で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、実施形態のステーション1で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
また、実施形態のステーション1で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。