Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP7472864B2 - 気体還元材の吹込み方法および高炉用羽口 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP7472864B2 - 気体還元材の吹込み方法および高炉用羽口 - Google Patents

気体還元材の吹込み方法および高炉用羽口 Download PDF

Info

Publication number
JP7472864B2
JP7472864B2 JP2021104105A JP2021104105A JP7472864B2 JP 7472864 B2 JP7472864 B2 JP 7472864B2 JP 2021104105 A JP2021104105 A JP 2021104105A JP 2021104105 A JP2021104105 A JP 2021104105A JP 7472864 B2 JP7472864 B2 JP 7472864B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tuyere
flow hole
blast furnace
main flow
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021104105A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2023003125A (ja
Inventor
祐哉 守田
隆太 ▲柳▼沢
功一 ▲高▼橋
純仁 小澤
泰平 野内
雄基 川尻
佑介 柏原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
JFE Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JFE Steel Corp filed Critical JFE Steel Corp
Priority to JP2021104105A priority Critical patent/JP7472864B2/ja
Priority to PCT/JP2022/009891 priority patent/WO2022270027A1/ja
Priority to EP22827948.5A priority patent/EP4339301A4/en
Priority to CN202280043256.3A priority patent/CN117529563A/zh
Priority to KR1020237043181A priority patent/KR20240007681A/ko
Priority to TW111109797A priority patent/TWI843066B/zh
Publication of JP2023003125A publication Critical patent/JP2023003125A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7472864B2 publication Critical patent/JP7472864B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21BMANUFACTURE OF IRON OR STEEL
    • C21B5/00Making pig-iron in the blast furnace
    • C21B5/001Injecting additional fuel or reducing agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21BMANUFACTURE OF IRON OR STEEL
    • C21B7/00Blast furnaces
    • C21B7/16Tuyéres
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21BMANUFACTURE OF IRON OR STEEL
    • C21B5/00Making pig-iron in the blast furnace
    • C21B5/001Injecting additional fuel or reducing agents
    • C21B5/003Injection of pulverulent coal
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21BMANUFACTURE OF IRON OR STEEL
    • C21B7/00Blast furnaces
    • C21B7/16Tuyéres
    • C21B7/163Blowpipe assembly
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21BMANUFACTURE OF IRON OR STEEL
    • C21B5/00Making pig-iron in the blast furnace
    • C21B5/001Injecting additional fuel or reducing agents
    • C21B2005/005Selection or treatment of the reducing gases
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/10Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions
    • Y02P10/122Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions by capturing or storing CO2
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/10Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions
    • Y02P10/143Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions of methane [CH4]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Manufacture Of Iron (AREA)
  • Blast Furnaces (AREA)

Description

本発明は、気体還元材を高炉に吹き込むために用いられる、気体還元材の吹込み方法および高炉用羽口に関する。
近年、地球環境問題や化石燃料枯渇問題への対応として、CO発生量の削減や省エネルギー化が強く求められていることを受けて、製鉄所における高炉操業では、低還元材比(低RAR)操業が強力に推進されている。
一般的な高炉では、羽口から微粉炭および1200℃程度の熱風を吹き込み、コークスおよび微粉炭と熱風中の酸素とを反応させ、この結果生成するCO、H等の還元ガスによって高炉内の鉄鉱石等を還元している。以前は、コークスのみ、もしくはコークスおよび羽口から吹き込んだ重油を還元材とする操業が主流であったが、現在では、還元材の一部がコークスから微粉炭へと置き換えられ、100μm以下のサイズまで微粉砕した微粉炭を羽口から吹き込む微粉炭吹込み技術が確立されている。
さらに近年では、廃プラスチックなどの還元材を高炉に吹き込む技術も確立されている。これら羽口吹込み技術の発達により、製銑工程におけるエネルギー消費量は大幅に削減されている。
特許文献1には、高炉排ガスを有効に利用することにより、高炉から排出されるCOガスを削減する技術が開示されている。この技術では、高炉排ガス中のCOやCOから再生メタンを合成し、それを還元材として再度羽口から吹き込むことにより、炭素を高炉プロセス内で循環させ、高炉から排出されるCO原単位を削減している。
羽口から吹き込まれる還元材は、これとともに吹き込まれる酸素含有ガスと燃焼反応を起こす。そして、還元材と反応せずに残った酸素、還元材との燃焼反応で生じた二酸化炭素(CO)および水蒸気(HO)は、羽口前方にあるコークス充填層のコークスと反応し、最終的に、一酸化炭素(CO)、水素(H)、窒素(N)から構成される高温の還元性ガス(以下、ボッシュガスと記載する)となる。
ここで、羽口から吹き込まれる還元材の燃焼率が高いほど、コークスの消費量は少なくなる。よって、製銑工程の省エネルギー化においては、羽口から吹き込まれる還元材の燃焼率を向上することが、極めて重要になる。
また、羽口先で生成されるボッシュガスは、鉄鉱石を還元する機能を担うガスであると同時に、羽口前のコークスを押し出して、羽口前方にレースウェイと呼ばれる燃焼空間を形成する役割を果たす。レースウェイは、羽口から吹き込まれた微粉炭等の還元材を十分燃焼させるための空間として重要であり、仮にレースウェイが形成できない場合には、羽口から吹き込まれた還元材の燃焼率は著しく低下することになる。したがって、高炉および製銑工程における省エネルギー化を達成するには、羽口前方にレースウェイを形成させ、このレースウェイに還元材を安定して供給することが重要である。
レースウェイの形成について、非特許文献1には、レースウェイの大きさは、羽口の口径、羽口先端の吐出ガス流速等から推算できることが開示されている。
レースウェイへの還元材の供給については、従来の高炉では、ブローパイプを用いて高炉内に酸素を含む高温ガスを送風するブローパイプ内にランスを挿入し、このランスから還元材を吹き込んでいる。また、非特許文献2には、微粉炭等の固体還元材および酸素を含む支燃性ガスを羽口内で予混合することにより、レースウェイ内での微粉炭のガス化率を向上させる技術が開示されている。
特開2011-225969号公報
大野陽太郎、古川武、松浦正博、「高炉レースウェイ空間における微粉炭の燃焼挙動と多量吹込み技術」、鉄と鋼、1992年1月、第78巻、第1号、p.50~57 古川武、松浦正博、大野陽太郎、岸本純幸、「高炉への微粉炭吹込みにおける吹込部の構造と燃焼特性」、鉄と鋼、1996年12月、第82巻、第12号、p.993~998 鵜飼直道、「羽口の変遷」、金属、1978年3月、第48巻、第3号、p.39~43 安全工学会編、「安全工学便覧」、第4版、コロナ社、2019年7月p.241
しかし、非特許文献2に開示される羽口では、還元材として、Bガスや水素等の還元性ガスや天然ガスや再生メタン等の可燃ガスを加えると、羽口前方のレースウェイ空間内で生じる燃焼火炎が羽口内に戻ってくる、いわゆる羽口内燃焼が発生することがある。この羽口内燃焼は、水冷されていないバーナーの先端を溶損したり熱変形を起こしたりする問題を生じる。羽口に加えてバーナー先端も水冷することにより、バーナーの溶損や熱変形を防ぐことができるが、熱損失が増加したり、バーナーと羽口との接続部分でガス漏れのリスクが高くなったりする問題が生じることになる。
また、非特許文献3には、還元材として重油を高炉に吹き込むための羽口が開示されており、ブローパイプとの接続部近傍に、重油を吹き込むための還元材吹込みノズルが備えられている。そこで、非特許文献2に開示される羽口内テーパー部に、非特許文献3の還元材吹込みノズルを適用して、Bガスや水素等の還元性ガスや天然ガスや再生メタン等の可燃ガスを加えることも考えられる。しかし、羽口前方のレースウェイ空間内で生じる燃焼火炎が羽口内に戻ってくると、羽口内テーパー部で燃焼が継続して熱負荷が大きくなったり、還元材吹込みノズルが破損したりするという問題が生じる。
そこで、発明者らは、従来技術における上述の課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明に係る気体還元材の吹込み方法および高炉用羽口を開発するに至った。
すなわち、本発明は、高炉用羽口において、ブローパイプとの接続部近傍での燃焼反応を防ぎ、かつ、羽口前方のレースウェイ空間内で生じる燃焼火炎が羽口内に戻ることのない、気体還元材の吹込み方法および高炉用羽口を提供することを目的とする。
このような課題を解決するための本発明の特徴は、以下の通りである。
[1] 高炉用羽口を用いて高炉内に気体還元材を吹き込む気体還元材の吹込み方法であって、前記高炉用羽口は主流通孔と、前記主流通孔の径方向外側に設けられる副流通孔とを有し、前記主流通孔を流れる酸素含有ガスを、該主流通孔の羽口先端部で流速を高め、前記副流通孔を流れる気体還元材を、前記主流通孔の前記羽口先端部で前記酸素含有ガスに合流させて混合ガスとし、前記高炉内に吹き込む、気体還元材の吹込み方法。
[2] 前記羽口先端部からの前記混合ガスの吐出ガス流速を、前記混合ガスの燃焼速度の55倍以上にする、[1]に記載の気体還元材の吹込み方法。
[3] 前記酸素含有ガスは、酸素を50体積%以上含む、[1]または[2]に記載の気体還元材の吹込み方法。
[4] 前記気体還元材は、Bガス、Cガス、アンモニア、一酸化炭素、水素、メタン、エタン、エチレン、アセチレン、プロパン、プロピレン、プロピン、ブタン、ブテン、ブチン、メタノール、エタノールおよびジメチルエーテルの少なくとも一つを含む、[1]~[3]のいずれかに記載の気体還元材の吹込み方法。
[5] 高炉内に気体還元材を吹き込む高炉用羽口であって、主流通孔と、前記主流通孔の周囲に設けられる副流通孔とを有し、前記主流通孔の羽口先端部の内径は、該羽口先端部以外の部分および前記主流通孔にガスを供給するブローパイプの内径以下に形成され、前記副流通孔の羽口先端側の端部は、前記主流通孔の前記羽口先端部に合流するように形成されている、高炉用羽口。
本発明に係る気体還元材の吹込み方法および高炉用羽口では、気体還元材が主流通孔の羽口先端部で酸素含有ガスに合流し、酸素含有ガスとともに羽口先端部から高炉内に吐出される。よって、高炉用羽口のブローパイプとの接続部近傍で燃焼反応が発生せず、酸素含有ガスおよび気体還元材が羽口先端部から炉内に吐出された後に燃焼する。
また、主流通孔の前記羽口先端部から吐出される混合ガスの流速が大きくなるので、羽口前方のレースウェイ空間内で生じる燃焼火炎が羽口内に戻ることを抑制できる。具体的には、主流通孔の羽口先端部で酸素含有ガス流速を高めることで、主流通孔の羽口先端部からの吐出ガス流速が燃焼速度よりも十分に大きくなるようにして、羽口前方のレースウェイ空間内で生じる燃焼火炎が羽口内に戻ることを確実に防止できる。
そして、羽口内での燃焼反応が起きることがないため、ブローパイプ先端の溶損や熱変形を防止するための水冷を行う必要がなくなり、熱損失が少なくなる効果も得られる。
図1は、本発明の高炉用羽口の断面の一例を示す模式図である。 図2(a)~図2(c)は、発明例および比較例の高炉用羽口の断面を示す模式図である。 比較例の高炉用羽口における温度変化の例を示すグラフである。
以下、図面を参照して、本発明の気体還元材の吹込み方法および高炉用羽口の実施形態について、具体的に説明する。
図1に、本実施形態の高炉用羽口10の断面を、模式的に示す。
本実施形態の高炉用羽口10は、高炉内に気体還元材を吹き込むものであって、主流通孔12と、主流通孔12の径方向外側に設けられる副流通孔14とを有している。主流通孔12は、酸素含有ガスを高炉内に吹き込む流通孔である。また、副流通孔14は、主流通孔12とは異なる流通孔であって、気体還元材を高炉内に吹き込む流通孔である。
主流通孔12の酸素含有ガス吐出側には、内径Dおよび長さLを有する羽口先端部13が設けられている。羽口先端部13の内径Dは、主流通孔12の羽口先端部13以外の部分および主流通孔12にガスを供給するブローパイプ30の内径Dと同一か、それよりも小さく形成されている。羽口先端部13の長さLは、内径Dよりも大きく設定されている。そして、副流通孔14の羽口先端側13の端部は、主流通孔12の羽口先端部13に合流するように形成されている。
また、本実施形態の気体還元材の吹込み方法は、高炉用羽口10を用いて高炉内に気体還元材を吹き込むものである。具体的には、ブローパイプ30から主流通孔12に供給される酸素含有ガスの流速を、主流通孔12の羽口先端部13で高めて高炉内に吹き込むとともに、気体還元材を副流通孔14から主流通孔12の羽口先端部13を流れる酸素含有ガスに合流させて高炉内に吹き込む。
本実施形態では、上述のとおり、主流通孔12の羽口先端部13の内径Dが、主流通孔12の羽口先端部13以外の部分および主流通孔12にガスを供給するブローパイプ30の内径Dと同一か、それよりも小さく形成されていることにより、ブローパイプ30から主流通孔12に供給される酸素含有ガスの流速を、主流通孔12の羽口先端部13で高めるようにしている。また、副流通孔14の羽口先端側13の端部が、主流通孔12の羽口先端部13に合流するように形成されていることにより、副流通孔14から吹き込まれる気体還元材を、主流通孔12の羽口先端部13を流れる酸素含有ガスに合流させるようにしている。
主流通孔12から吹込まれる酸素含有ガスと、高炉用羽口10の前方の高炉内のコークス充填層のコークスおよび副流通孔14から吹込まれる気体還元材との間の燃焼・ガス化反応によりボッシュガスが生成され、このボッシュガスにより高炉用羽口10の前方にレースウェイ20が形成される。
ここで、副流通孔14から吹込まれる気体還元材が、主流通孔12から吹込まれる酸素含有ガスと燃焼反応を起こして燃焼する量が多くなるほど、高炉内のコークス充填層のコークスの使用量を削減できる。よって、高炉用羽口10から還元材を吹き込むにあたっては、高炉用羽口10の前方に十分な大きさのレースウェイ20を形成して、還元材を十分に燃焼・ガス化させることが重要である。
一方、主流通孔12から吹き込む酸素含有ガスとして、酸素を50体積%以上含む気体を用いることが好ましい。酸素を50体積%以上含み気体を酸素含有ガスとして吹き込むことにより、気体還元材の吹込み量を大きくしても気体還元材の燃焼が促進され、高炉操業におけるコークス使用量をさらに削減でき、高炉から排出されるCOを大幅に削減できる。
このように、酸素濃度の高い酸素含有ガスを用いる場合には、酸素含有ガス中の窒素量が少なくなるため、酸素含有ガスの吹込み量が減少する。このような送風条件で、十分な大きさのレースウェイ20を形成するために、主流通孔12の羽口先端部13の内径Dを、ブローパイプ30の内径Dと同一か、それよりも小さくして、羽口先端部13での酸素含有ガスの流速を高める。そして、副流通孔14から供給される気体還元材を羽口先端部13で酸素含有ガスに合流させる。
このようにすることで、酸素含有ガスと気体還元材との予混合気が、高炉用羽口10のブローパイプ30との接続部近傍に存在することが無く、羽口内テーパー部近傍での燃焼反応を防ぐことができる。そして、羽口先端部13で合流した酸素含有ガスと気体還元材との予混合気は、羽口先端部13から高い流速で高炉内に吐出されるため、羽口先端部13から高炉内に吐出された後に燃焼する。
なお、内径Dが縮小される羽口先端部13の長さは、内径Dよりも大きくすると、羽口先端部13において酸素含有ガスの流速を確実に高めることができるので好ましい。また、主流通孔12は、ブローパイプ30との接続部から羽口先端部13に近づくにつれて内径が徐々に小さくなるように形成されていると、同様に羽口先端部13において酸素含有ガスの流速を確実に高めることができるので好ましい。
主流通孔12の羽口先端部14からの吐出ガス流速は、羽口先端部13で合流する酸素含有ガスと気体還元材との混合ガスの燃焼速度の55倍以上にすることが好ましい。ここで、酸素含有ガスと気体還元材との混合ガスの燃焼速度としては、例えば非特許文献4に開示されている数値を用いることができる。このようにすると、高炉用羽口12の前方のレースウェイ20内で生じる燃焼火炎が高炉用羽口12内に戻ることを確実に防止できる。
また、副流通孔14から吹き込む気体還元材として、例えばBガス(高炉ガス)、Cガス(コークス炉ガス)、アンモニア、一酸化炭素、水素、メタン、エタン、エチレン、アセチレン、プロパン、プロピレン、プロピン、ブタン、ブテン、ブチン、メタノール、エタノール、ジメチルエーテルおよび天然ガスを用いることができる。このうち、特にBガス(高炉ガス)、Cガス(コークス炉ガス)、一酸化炭素、水素、メタン、エタン、エチレン、アセチレン、プロパン、プロピレン、プロピン、ブタン、ブテン、ブチン、メタノール、エタノール、ジメチルエーテルおよび天然ガスの少なくとも一つを含むガスを用いることが好ましい。これらのガスは、鉄鋼製造過程で副生されるガス、または、副生されるガスから製造されるガスであるので、炭素を鉄鋼製造プロセス内で循環させ、これにより、鉄鋼製造プロセスにより排出されるCO量を削減できる。
なお、上記実施形態では、主流通孔12の径方向外側に設けられる副流通孔14が1本である場合について説明したが、主流通孔12の径方向外側に設けられる副流通孔14を複数本にしても良い。この場合には、複数の副流通孔14から主流通孔12に合流する気体還元材ガスの運動量のうち、主流通孔12の径方向の成分が互いに打ち消し合って、気体還元材ガスの運動量が主流通孔12の長さ方向の成分のみとなるように、複数の副流通孔14を配置することが好ましい。
本発明および比較例の高炉用羽口の熱間縮尺模型を、コークス充填層炉に設置して、燃焼試験を行い、本発明の効果を検証したので、以下に説明する。
本燃焼試験では、酸素含有ガスとして室温の酸素を流量30.3~58.8Nm/hで、気体還元材として室温の都市ガス(メタン)を流量23.7~46.1Nm/hで、高炉用羽口の熱間縮尺模型からコークス充填層炉内に吹き込む条件で、燃焼実験を行った。上記流量の大きさは、高炉用羽口の熱間縮尺模型における羽口内燃焼の発生条件が、高炉用羽口実機と相似になるように設定している。
本発明例として、図2(a)に示すとおり、主流通孔12の径方向外側に1本の副流通孔14が設けられている高炉用羽口の熱間縮尺模型10A(発明例1、発明例2および発明例4)を用意した。また、図2(b)に示すとおり、主流通孔12の径方向外側に2本の副流通孔14が、主流通孔12に対して軸対称となる位置に設けられている高炉用羽口の熱間縮尺模型10B(発明例3)を用意した。発明例1~発明例4の高炉用羽口の熱間縮尺模型10A、10Bでは、主流通孔12の羽口先端部13に開口する副流通孔14の中心線が、主流通孔12の中心線と交差するようにした。
さらに、比較例として、図2(c)に示すとおり、主流通孔12の径方向外側には副流通孔14が設けられず、主流通孔12の羽口先端部13とは反対側のテーパー部に、非特許文献2に開示されている多孔バーナー40を組み合わせてなる、高炉用羽口の熱間縮尺模型19を用意した。そして、多孔バーナー40の径方向外側の流通孔41から酸素を、径方向内側の流通孔42から都市ガスを、発明例1~発明例4と同じ流量で吹き込んだ。
そして、発明例1~発明例4、比較例の各々について、高炉用羽口の熱間縮尺模型のブローパイプ30または多孔バーナー40との接続部近傍に熱電対を設け、高炉用羽口内の温度を計測するとともに、高炉用羽口の熱間縮尺模型10A、10B、19の冷却水の温度上昇を比較した。この燃焼試験の結果を、表1に示す。
Figure 0007472864000001
表1に示すとおり、発明例1~発明例4では、高炉用羽口の熱間縮尺模型10A、10Bのブローパイプ30との接続部近傍(羽口内テーパー部)の温度に特段の変化は見られず、羽口内燃焼が発生しないことが確認された。そして、レースウェイ20内で、都市ガス(気体還元材)と酸素との燃焼反応が安定的に継続した。
さらに、発明例1~4のうち、羽口先端部13からの混合ガスの吐出ガス流速が大きく、混合ガスの燃焼速度の55倍以上となっている発明例2~4では、発明例1よりも、高炉用羽口の熱間縮尺模型10A、10B、19の冷却水の温度上昇が抑えられた。これより、発明例2~4のように、羽口先端部からの混合ガスの吐出ガス流速を、混合ガスの燃焼速度の55倍以上とすることで、混合ガスの燃焼開始位置(火炎面の位置)が羽口先端部13から遠ざかり、高炉用羽口の熱負荷(熱損失)が軽減して、熱的に有利であることが確認された。
これに対し、比較例では、図3に示すとおり、高炉用羽口の熱間縮尺模型19のブローパイプ30との接続部近傍(羽口内テーパー部)の温度が上昇し、羽口内燃焼が発生した。
10 高炉用羽口
10A、10B、19 高炉用羽口の熱間縮尺模型
12 主流通孔
13 羽口先端部
14 副流通孔
20 レースウェイ
30 ブローパイプ
40 多孔バーナー
41 多孔バーナー
42 多孔バーナー
羽口先端部の内径
L 羽口先端部の長さ
ブローパイプの内径

Claims (5)

  1. 高炉用羽口を用いて高炉内に気体還元材を吹き込む気体還元材の吹込み方法であって、
    前記高炉用羽口は主流通孔と、前記主流通孔の径方向外側に設けられる副流通孔とを有し、
    前記主流通孔を流れる酸素含有ガスを、該主流通孔にガスを供給するブローパイプとの接続部から羽口先端部に近づくにつれて内径が徐々に小さくなるように形成された羽口内テーパー部を通過させ、さらに前記羽口内テーパー部および前記ブローパイプの内径よりも小さい内径を有する小径部が、該小径部の内径よりも大きい長さ連続するように形成された前記羽口先端部を通過させることにより、前記羽口先端部で前記酸素含有ガスの流速を高め、前記副流通孔を流れる気体還元材を、前記主流通孔の前記羽口先端部で前記酸素含有ガスに合流させて混合ガスとし、前記高炉内に吹き込む、気体還元材の吹込み方法。
  2. 前記羽口先端部からの前記混合ガスの吐出ガス流速を、前記混合ガスの燃焼速度の55倍以上にする、請求項1に記載の気体還元材の吹込み方法。
  3. 前記酸素含有ガスは、酸素を50体積%以上含む、請求項1または請求項2に記載の気体還元材の吹込み方法。
  4. 前記気体還元材は、Bガス、Cガス、アンモニア、一酸化炭素、水素、メタン、エタン、エチレン、アセチレン、プロパン、プロピレン、プロピン、ブタン、ブテン、ブチン、メタノール、エタノールおよびジメチルエーテルの少なくとも一つを含む、請求項1~請求項3のいずれかに記載の気体還元材の吹込み方法。
  5. 高炉内に気体還元材を吹き込む高炉用羽口であって、
    主流通孔と、前記主流通孔の周囲に設けられる副流通孔とを有し、
    前記主流通孔のうち羽口先端部以外の部分には、前記主流通孔にガスを供給するブローパイプとの接続部から前記羽口先端部に近づくにつれて内径が徐々に小さくなるように形成された羽口内テーパー部が設けられ、
    前記主流通孔の羽口先端部は、前記羽口内テーパー部および前記主流通孔にガスを供給するブローパイプよりも小さい内径を有する小径部が、該小径部の内径よりも大きい長さ連続するように形成され、
    前記副流通孔の羽口先端側の端部は、前記主流通孔の前記羽口先端部に合流するように形成されている、高炉用羽口。
JP2021104105A 2021-06-23 2021-06-23 気体還元材の吹込み方法および高炉用羽口 Active JP7472864B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021104105A JP7472864B2 (ja) 2021-06-23 2021-06-23 気体還元材の吹込み方法および高炉用羽口
PCT/JP2022/009891 WO2022270027A1 (ja) 2021-06-23 2022-03-08 気体還元材の吹込み方法および高炉用羽口
EP22827948.5A EP4339301A4 (en) 2021-06-23 2022-03-08 Gaseous reducing material blowing method and blast furnace tuyere
CN202280043256.3A CN117529563A (zh) 2021-06-23 2022-03-08 气体还原材料的吹入方法和高炉用风口
KR1020237043181A KR20240007681A (ko) 2021-06-23 2022-03-08 기체 환원재의 취입 방법 및 고로용 트위어
TW111109797A TWI843066B (zh) 2021-06-23 2022-03-17 氣體還原材的吹入方法和高爐用風口

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021104105A JP7472864B2 (ja) 2021-06-23 2021-06-23 気体還元材の吹込み方法および高炉用羽口

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2023003125A JP2023003125A (ja) 2023-01-11
JP7472864B2 true JP7472864B2 (ja) 2024-04-23

Family

ID=84544876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021104105A Active JP7472864B2 (ja) 2021-06-23 2021-06-23 気体還元材の吹込み方法および高炉用羽口

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP4339301A4 (ja)
JP (1) JP7472864B2 (ja)
KR (1) KR20240007681A (ja)
CN (1) CN117529563A (ja)
TW (1) TWI843066B (ja)
WO (1) WO2022270027A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115896373B (zh) * 2023-01-04 2025-05-13 中冶赛迪工程技术股份有限公司 风口喷吹装置及防止回火风口喷吹系统设计方法
JP7849649B2 (ja) * 2024-04-22 2026-04-22 日本製鉄株式会社 高炉、高炉用羽口及び高炉への還元ガス供給方法
WO2025225453A1 (ja) * 2024-04-22 2025-10-30 日本製鉄株式会社 高炉、高炉用羽口及び高炉への還元ガス供給方法
WO2026083618A1 (ja) * 2024-10-15 2026-04-23 日本製鉄株式会社 製鉄所の操業方法及び製鉄所

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000212617A (ja) 1999-01-25 2000-08-02 Nisshin Steel Co Ltd 高炉送風羽口
JP2001115202A (ja) 1999-10-20 2001-04-24 Kobe Steel Ltd 高炉への補助燃料吹込み操業方法
JP2006233332A (ja) 2005-01-31 2006-09-07 Jfe Steel Kk 高炉操業方法
JP2006241586A (ja) 2004-09-30 2006-09-14 Jfe Steel Kk 高炉への還元材吹込み装置、該装置を用いた高炉操業方法
JP2020117761A (ja) 2019-01-23 2020-08-06 Jfeスチール株式会社 高炉用羽口、高炉用羽口設備および粒状固体還元材の吹込み方法

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3523683A (en) * 1968-03-18 1970-08-11 Sinclair Research Inc Apparatus for injecting fluid fuel into a blast furnace
JPH0215105A (ja) * 1988-07-01 1990-01-18 Nkk Corp 高炉の微粉炭吹込み方法
JPH0290648U (ja) * 1988-12-28 1990-07-18
JPH08100208A (ja) * 1994-10-03 1996-04-16 Nkk Corp 高炉微粉炭吹込み用羽口部構造
JP3395943B2 (ja) * 1996-01-11 2003-04-14 日本鋼管株式会社 冶金炉に用いられる燃焼バーナ
JPH11241108A (ja) * 1997-12-24 1999-09-07 Nippon Steel Corp 高炉への微粉炭吹き込み方法
LU90333B1 (fr) * 1998-12-23 2000-07-19 Wurth Paul Sa Proc-d- d'optimisation du fonctionnement d'un four - cuve
JP4345506B2 (ja) * 2004-01-29 2009-10-14 Jfeスチール株式会社 高炉への固体燃料吹き込み方法
WO2006035976A1 (ja) * 2004-09-30 2006-04-06 Jfe Steel Corporation 高炉への還元材吹込み装置、該装置を用いた高炉操業方法
LU91445B1 (en) * 2008-05-23 2009-11-24 Wurth Paul Sa Method for feeding pulverised coal into a blast furnace
JP4697340B2 (ja) * 2009-05-29 2011-06-08 Jfeスチール株式会社 高炉操業方法
JP5640803B2 (ja) 2010-03-29 2014-12-17 Jfeスチール株式会社 高炉又は製鉄所の操業方法
LU91691B1 (en) * 2010-05-26 2011-11-28 Wurth Paul Sa Tuyere stock arrangement of a blast furnace
CN104471080B (zh) * 2012-07-13 2018-09-18 杰富意钢铁株式会社 高炉操作方法以及管束式喷枪
JP6258039B2 (ja) * 2014-01-07 2018-01-10 新日鐵住金株式会社 高炉の操業方法
CN107058665A (zh) * 2017-06-30 2017-08-18 江苏省冶金设计院有限公司 一种能够反吹的竖炉冷却气处理系统及方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000212617A (ja) 1999-01-25 2000-08-02 Nisshin Steel Co Ltd 高炉送風羽口
JP2001115202A (ja) 1999-10-20 2001-04-24 Kobe Steel Ltd 高炉への補助燃料吹込み操業方法
JP2006241586A (ja) 2004-09-30 2006-09-14 Jfe Steel Kk 高炉への還元材吹込み装置、該装置を用いた高炉操業方法
JP2006233332A (ja) 2005-01-31 2006-09-07 Jfe Steel Kk 高炉操業方法
JP2020117761A (ja) 2019-01-23 2020-08-06 Jfeスチール株式会社 高炉用羽口、高炉用羽口設備および粒状固体還元材の吹込み方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR20240007681A (ko) 2024-01-16
TWI843066B (zh) 2024-05-21
JP2023003125A (ja) 2023-01-11
WO2022270027A1 (ja) 2022-12-29
CN117529563A (zh) 2024-02-06
EP4339301A1 (en) 2024-03-20
EP4339301A4 (en) 2025-03-19
TW202332780A (zh) 2023-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7472864B2 (ja) 気体還元材の吹込み方法および高炉用羽口
JP5617531B2 (ja) 燃焼バーナによる低発熱量ガスの燃焼方法および高炉操業方法
JP5470251B2 (ja) 熔鉄製造用羽口およびこれを利用したガス吹込方法
JP5522326B1 (ja) 高炉操業方法及び管束型ランス
JP2008179876A (ja) 粉体加熱バーナーランスおよびそれを用いた溶融還元方法
WO2018179588A1 (ja) バーナ及びバーナの運転方法、並びに冷鉄源の溶解・精錬方法
JP5392230B2 (ja) 燃焼バーナによる高炉ガスの燃焼方法
TWI484041B (zh) Blast furnace operation method
KR101314443B1 (ko) 고로 조업 방법 및 그를 위한 저발열량 가스의 연소 방법과 고로 설비
JP7828171B2 (ja) バーナ及び燃焼炉
JP2021124212A (ja) 酸素富化バーナ及びその燃焼方法
JP4292926B2 (ja) 管状火炎バーナ
JP4760985B2 (ja) 高炉操業方法
KR102021870B1 (ko) 고로 조업 방법
JP2009235482A (ja) 高炉操業方法
JP5392229B2 (ja) 燃焼バーナによる低発熱量ガスの燃焼方法
JP2015102266A (ja) ガスタービン燃焼器
JPH04268003A (ja) 高炉操業法
JP7667709B2 (ja) 高炉羽口用バーナ
JP2005264189A (ja) 高炉への固体燃料吹き込み方法
JP3601799B2 (ja) 製鉄用溶解炉に用いられる燃焼バーナ
JP2006291251A (ja) 高炉への還元材吹込み方法および装置
WO2025216040A1 (ja) 高炉の操業方法
CN119120062A (zh) 碎煤熔渣气化炉的烧嘴、控制方法和碎煤熔渣气化炉
TW201514427A (zh) 粉煤噴射方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230905

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231012

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240312

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240325

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7472864

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150