Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP7481300B2 - コンクリート部材の応力推定方法 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP7481300B2 - コンクリート部材の応力推定方法 - Google Patents

コンクリート部材の応力推定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7481300B2
JP7481300B2 JP2021112553A JP2021112553A JP7481300B2 JP 7481300 B2 JP7481300 B2 JP 7481300B2 JP 2021112553 A JP2021112553 A JP 2021112553A JP 2021112553 A JP2021112553 A JP 2021112553A JP 7481300 B2 JP7481300 B2 JP 7481300B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strain
concrete member
strain gauge
concrete
stress
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021112553A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2023009360A (ja
Inventor
昇平 川口
哲也 廣中
隆弘 齋藤
宏一 西山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okumura Corp
Original Assignee
Okumura Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okumura Corp filed Critical Okumura Corp
Priority to JP2021112553A priority Critical patent/JP7481300B2/ja
Publication of JP2023009360A publication Critical patent/JP2023009360A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7481300B2 publication Critical patent/JP7481300B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)

Description

本発明は、コンクリート部材の応力推定方法、特にコンクリート部材のプレストレス推定方法に関する。
従来、コンクリート部材のコンクリート部分の測定面にX方向及びY方向の2枚の歪ゲージを重ねて貼り付け、測定面から垂直方向にコア掘削機を用いて切込みを入れて円柱状のコアを切り出し、歪ゲージを介して得た切込み前後の歪の差である解放歪を求め、この解放歪に基づいた解放応力からプレストレスを推定している(例えば、特許文献1参照)。
特許第5095258号公報
しかしながら、特殊なコア掘削機を用いて切込みを入れなければ、切込み中に歪ゲージから測定データを得ることができない。これは、歪ゲージから延びる計測器に延びる配線がコア掘削機のコアドリルによる切削の邪魔になるからである。そこで、切込み前に歪データを測定し、配線を一旦取り外した状態で切込みを行い、切込み完了後に、配線を再度結線させて歪データを得ている。
このように配線の取り外し及び再接続を行うと、作業に時間がかかる。また、切込み中は歪データを得られないので、切込み中に生じたコンクリートのひび割れなどの不具合を検知することができず、プレストレスの検出精度が劣るおそれがある。
また、X方向、Y方向2枚の歪ゲージを1組として、同一の測定面に2組以上の歪ゲージを設けて従来の方法で測定する場合、各測定位置での解放歪の影響や、コア削孔による微細なひび割れの影響が及ばないように、500mm以上離間させて、測定位置ごとに1つずつデータを取る必要がある。しかし、このような距離を確保することが可能な場合は少なかった。
本発明は、以上の点に鑑み、作業の簡略化及び歪データの精度向上を図ることが可能なコンクリート部材の応力推定方法を提供することを目的とする。
本発明のコンクリート部材の応力推定方法は、コンクリート部材の測定面に少なくとも1つ以上の歪ゲージを貼り付ける工程と、全ての前記歪ゲージが貼り付けられた箇所を取り囲むように、前記コンクリート部材の測定面の延びる方向に延びるように、前記コンクリート部材のコンクリート部分に切込みを入れる工程と、前記歪ゲージを介して当該歪ゲージの貼り付け方向における前記コンクリート部材の歪を検出する工程と、前記検出した歪に基づいて、前記歪ゲージの貼り付け方向における前記コンクリート部分の応力を推定する工程とを備えることを特徴とする。
本発明のコンクリート部材の応力推定方法によれば、全ての歪ゲージが貼り付けられた箇所を取り囲むように、コンクリート部材の測定面の延びる方向に延びるようにコンクリート部分に切込みを入れる。これにより、上記従来の場合とは異なり、歪ゲージの配線がコア掘削機などにより切込みを入れる際に邪魔にならないので、切込み開始時から切込み完了まで歪ゲージから歪データを連続して取得することができる。よって、歪の挙動を連続的に把握することにより、切込み中に生じたコンクリートのひび割れなどの不具合を検知することができ、応力の推定精度の向上を図ることが可能となる。
本発明のコンクリート部材の応力推定方法において、前記少なくとも1つ以上の歪ゲージの貼り付けは、任意の第1の方向に第1の歪ゲージを貼り付けることと、前記第1の方向と交差する第2の方向に第2の歪ゲージを貼り付けることを含むことが好ましい。
この場合、異なる2方向の歪を測定することが可能となり、異なる2方向の応力を推定することが可能となる。
また、本発明のコンクリート部材の応力推定方法において、前記第1の歪ゲージと前記第2の歪ゲージとを複数組貼り付けることが好ましい。
この場合、異なる2方向の歪をさらに精度良く測定することができるので、異なる2方向の応力を推定する精度の向上を図ることが可能となる。
また、本発明のコンクリート部材の応力推定方法において、前記少なくとも1つ以上の歪ゲージのうち1の歪ゲージは、前記コンクリート部材に作用するプレストレスの方向に貼り付けることが好ましい。
この場合、プレストレスの方向の歪を測定することができ、ひいては、プレストレスの方向の応力を検出することが可能となる。
また、本発明のコンクリート部材の応力推定方法において、前記歪ゲージを複数貼り付ける場合、各前記歪ゲージは前記切込みを入れる方向に離間することが好ましい。
この場合、歪ゲージが離間するので、歪ゲージを介して精度の良い歪を測定することが可能となる。なお、測定面の延びる方向に延びるようにコンクリート部分に切込みを入れるので、歪ゲージを貼り付け可能な測定面を切込み方向に延びるように確保でき、離間して複数枚の歪ゲージを貼り付けることが可能になる。また、2組以上の歪ゲージを貼り付けることも可能となる。
また、本発明のコンクリート部材の応力推定方法において、前記コンリート部材の切込みを入れる方向は、プレストレスの方向に対して直交する方向であることが好ましい。
この場合、複数枚の歪ゲージをそれぞれ介して検出した歪を比較する場合、プレストレスのかかり方が同一の位置において比較することができる。また、プレストレスの方向と平行な方向にコンクリート部分に切込みを入れることは、構造上難しく、直交方向に切り込みを入れることが好ましい。
また、本発明のコンクリート部材の応力推定方法において、前記歪ゲージに接続されている配線は、前記切込みを入れ始める側とは反対側に延びることが好ましい。
この場合、切込みを入れる際に、歪ゲージの配線とコア掘削機のコアドリルなどとの干渉を防止することが可能となる。
また、本発明のコンクリート部材の応力推定方法においては、測定面の延びる方向に延びるようにコンクリート部分に切込みを入れるので、測定面と垂直方向に延びるように切込みを入れる従来の場合と比較して、切込みを入れる際のコンクリートの温度上昇は小さく、温度歪の影響も小さくなる。
また、コンクリートの温度上昇量が小さくなるため、1組の歪ゲージ間に発生する温度差は小さくなり、温度歪は同一であると仮定することができ、後述するように、本発明のコンクリート部材の応力推定方法において、前記少なくとも1つ以上の歪ゲージの貼り付けは、X方向にX方向の歪ゲージを貼り付けることと、前記X方向と直交するY方向にY方向の歪ゲージの貼り付けることを含み、前記X方向の歪ゲージを介して検出した歪をεX ’、前記Y方向の歪ゲージを介して検出した歪をεY ’、前記コンクリート部分のポアソン比をνとしたとき、下記式(1)~式(3)に基づいて、温度歪εT、温度歪εTを除去したX方向の歪εX、及び温度歪εTを除去したY方向の歪εYを求めることも可能である。
εT=(εY’ +νεX’)/(1+ν) ・・・ (1)
εX=(εX’- εY’)/(1+ν) ・・・ (2)
εY=ν(εX’- εY’)/(1+ν) ・・・ (3)
本発明の実施形態に係るコンクリート部材の応力推定方法におけるコンクリートに切込みを入れた状態を示す模式図。 切込み前後における歪データの一例を示すグラフ。
本発明の実施形態に係るコンクリート部材の応力推定方法について図1を参照して説明する。なお、図1は本実施形態を模式的に説明するための図であり、寸法はデフォルメされている。
本方法の対象となるコンクリート部材10は、図1に示すように、例えば、PC鋼材11でプレストレスが与えられたコンクリート12からなる部材である。コンクリート部材10は、特に、PC鋼材11を緊張して張力を与えた後にコンクリート12と固定したPC(プレストレスト)コンクリート部材である。PCコンクリート部材は、PC橋のPC桁などに使用されている。
このようなPCコンクリート部材において、所望のプレストレスが作用しているか否か確認するために、又は、設計資料が存在せずプレストレスが不明であるなどのために、実際のプレストレスを推定する必要が生じることがある。本方法は、このようなプレストレスを推定するに適している。
本方法においては、まず、コンクリート部材10のコンクリート部分12の測定面13に歪ゲージ14,15を貼り付ける工程を行う。ただし、PC鋼材11とは近接しない位置に歪ゲージ14,15を貼り付けることが好ましい。
歪ゲージ14,15は、測定面13に密着して貼り付けられることにおり、測定面13に生じた貼り付け方向における歪を検出するための歪データを、計測器(不図示)から得ることができる。
ここでは、X方向(図1における左右方向)の歪を検出するようにX方向に第1の歪ゲージ14を測定面13に貼り付け、X方向と直交するY方向(図1における前後方向)の歪を検出するようにY方向に第2の歪ゲージ15を測定面13に貼り付ける。
さらに、ここでは、第1及び第2の歪ゲージ14,15を複数組、具体的には2組貼り付けている。このように複数組の歪ゲージ14,15を設置することにより、複数の歪データの挙動を比較して、歪の測定値の適否を合理的に判断することができるので、測定精度の向上を図ることが可能となる。
そして、ここでは、各歪ゲージ14,15は、測定面13の延びる方向に一直線状となるように、具体的には、X方向に一直線状になるように、それぞれの間に間隔を設けて貼り付けている。なお、測定面13の延びる方向とは、測定面13が延在する方向のうちのプレストレスの作用するPC鋼材11に対し、プレストレスのかかり方が同一の位置となる、直交方向とすることが望ましい任意の方向であり、本実施形態のように測定面13がコンクリート部材10の下面である場合、測定面13の延びる方向は、X方向が望ましい。また、測定面が曲面などである場合、測定面の延びる方向は、測定面が全体として延在する方向である。
次に、歪ゲージ14,15を貼り付けた状態において、測定面13の延びる方向に延びるように、コンクリート12の部分に切込み16を入れる工程を行う。また、各歪ゲージ14,15を介して歪を測定する工程を行う。これらの工程は上述したように同時に行うが、切込み前後に、それぞれ歪を測定するだけでもよい。
切込み16は、図示しないが、市販のコア掘削機などを用いて入れる。コア掘削機は、円筒形状のコアドリル(コアビット)を備えており、通常、上述した従来のようにコンクリートから円柱状のコアを切り出すために使用される。
本実施形態では、このコア掘削機を用いて、図1の左側から右側に向けて測定面13に対して平行に、コンクリート部分12に半円状の切込み16を入れて、半円柱状のコア17を切り出す。ただし、図1の右側から左側に向けて切込み16を入れてもよい。切り出した半円柱状であるコア17において、その中心軸方向(左右方向)に延びる矩形平面の表面に全ての歪ゲージ14,15が当該方向に延びるように一直線上に位置している。
なお、コンクリート部材10の下面に前後方向(Y方向)に歪ゲージを貼り付け、前後方向に切込みを入れてもよいが、応力状態が異なる断面付近になるため、好ましくない。また、削孔作業を行うことが困難となる。
そして、切込み16は、全ての歪ゲージ14,15が貼り付けられた箇所が内側となるように取り囲んで、その周囲を縁切りして、コア17がプレストレスから解放されるように行う。プレストレスが解放されることにより、測定面13に作用する応力が変化し、測定面13の歪が変化するので、歪ゲージ14,15が取得する歪データも変化する。図2に一例を示すように、切込み前後の歪の差が解放歪である。
半円状に切込み16を入れるので、コアドリルの半分がコンクリート12の外部に露出した状態で切削が行われる。これにより、円状に切り込む従来の場合と比較して、切粉がスムーズに排出されるので、切粉同士の摩擦などによる温度上昇がコア17に生じ難い。さらに、露出した部分ではコアドリルが外気に触れて熱を発散するため、コア17の温度上昇が抑制される。
コンクリートは温度上昇すると膨張して温度歪が生じるので、切込み前後のコア17の温度差は小さいことが好ましい。また、コンクリートに含まれる水分が蒸発して収縮が発生するおそれもあるので、過度な温度上昇は好ましくない。本方法においては、上述したように、切込み16によるコア17の温度上昇を抑制することができるので、切込み前後のコア17の温度歪を抑制することが可能であり、また、切込み後のコア17の温度が切込み前の温度に近くなるまで待機する時間の短縮化を図ることが可能となる。
半円柱状のコア17は容易に引き出すことができるので、コンクリート部分12の内部骨材、中性化深さ、ひび割れの状態など、測定精度に影響する関連情報を引き出したコア17から確認することが可能である。また、切り込まれた側でも同様の測定が可能である。
なお、コア17は必ずしも切り出す必要はなく、歪ゲージ14,15を貼り付けた部分を超えるように切込み16を入れ、全て歪ゲージ14,15を貼り付けた箇所にプレストレスが作用しないようにしただけでもよい。
また、コア17は、半円柱状に限定されず、断面形状が半円よりも大きい又は小さくなるように、円柱状の一部を削除したような形状であってもよい。ただし、断面形状が半円よりも大きな場合には、測定面を全長に亘って切込みを入れなければ、コア17を取り出すことは困難となる。
なお、各歪ゲージ14,15に接続されている配線18は、コア削孔機が位置する切込み16を入れ始める側とは反対側に延びて、計測器(不図示)に接続される。これにより、歪ゲージ14,15の配線18がコア掘削機による切削を邪魔しないので、図2に示すように、切込み開始から切込み完了まで歪データを連続して取得して、歪の挙動を連続的に把握することができる。これにより、切込み中に生じたコンクリート12のひび割れなどの不具合を検知することができ、歪の測定精度、ひいては応力の検出精度の向上を図ることが可能となる。
ただし、切込み開始前と切込み完了後時にのみ、歪を検出してもよい。この場合であっても、これらの歪の差から解放歪を求めることは可能である。
また、歪ゲージ14,15は、相互の干渉や重ね合せがないように、適宜な間隔を隔てて貼り付けることが好ましい。上記従来の場合のように測定面と垂直方向に切り込みを入れるのでなく、測定面13の延びる方向に延びるように切込み16を入れるので、長い範囲に亘って測定面13を確保することができ、測定面13に複数の歪ゲージ14,15を適宜な間隔を貼り付けることが可能となる。
なお、コンクリートは、砂利、砂、セメント、水を混合してなる非均質材料であり、特に砂利等の骨材により性状が影響を受ける。土木系構造物に使用するコンクリートの骨材は、一般的に20mm~40mmであり、この骨材の影響を抑えて計測することができる歪ゲージの寸法は、骨材の最大寸法の3倍程度が好ましいとされている。
そこで、例えば、本実施形態において使用される歪ゲージ14,15の寸法は60mm~75mmであり、コア17の直径は100mm程度であることが好ましい。そして、歪ゲージ14,15の間隔は75mm程度以上と複数枚の歪ゲージ14,15を近接して設置することができる。
そして、測定した歪に基づいてコンクリートの応力を推定する工程を行う。
以下、温度歪を考慮した応力推定の一例について説明する。ただし、応力の推定方法はこれに限定されず、従来と同様の方法を用いてもよい。
X方向の歪ゲージ14を介して検出したX方向の歪みεX ’は、X方向の応力εXとX方向の温度歪εXTとからなり、Y方向の歪ゲージ15を介して検出したY方向の歪みεY ’は、Y方向の応力εYとX方向の温度歪εYTとからなると考えられる。これより、下記の式(1)、式(2)が成立する。
εX ’=εX+εXT … (1)
εY ’=εY+εYT … (2)
そして、X方向の応力εXとY方向の応力εYには、コンクリート12のポアソン比νを用いた下記の式(3)の関係が成立する。
εY=-ν・εX … (3)
本実施形態に係るコンクリート部材の応力推定方法においては、コア掘削機で切込み16を入れる際、コンクリート12の温度上昇は、上述したように小さい。そのため、歪ゲージ14,15間に発生する温度差は小さくなり、温度歪は同一であると仮定することができるので、X方向の温度歪εXTとX方向の温度歪εYTとは等しく、下記の式(4)が成立すると推察される。
εXT=εYT ・・・ (4)
上記の式(1)~式(4)から、温度歪εT、x方向の歪εX及びy方向の歪εYは、下記の式(5)~式(7)に基づいて求めることができる。
εT=εXT=εYT=(εY’ +νεX’)/(1+ν) ・・・ (5)
εX=(εX’- εY’)/(1+ν) ・・・ (6)
εY=ν(εX’- εY’)/(1+ν) ・・・ (7)
なお、x方向の歪εXは、X方向の歪ゲージを介して得たX方向の計測歪εX ’から温度歪εTを差し引いたX方向の歪であり、計測歪εX ’が切込み前後の歪差である解放歪である場合は、コンクリートが内在していたX方向の解放歪を表す。
上述した歪の算出方法においては、検出した歪εX ’、εY ’から温度歪εXT、εYTを除去することができるので、コア17の温度上昇に関わらず歪εX’、εYを推定することができる。このため、コア17が冷却するまで歪測定を待つ必要がなく、測定時間の短縮化を図ることが可能となる。
なお、本発明は、上述したコンクリート部材の応力推定方法に限定されるものではなく、適宜変更することが可能である。
例えば、X方向に歪ゲージ14を、Y方向に歪ゲージ15を貼り付けて、これら歪ゲージ14,15を介して歪を求める場合について説明した。しかし、歪ゲージは、例えば、1枚であってもよい。この場合、例えば、プレストレスの方向に歪ゲージを貼り付けることにより、プレストレスを求めることが可能となる。
また、複数の歪ゲージを貼り付ける場合、必ずしも互いに直交する方向の歪を検出するように歪ゲージを貼り付けなくともよい。歪ゲージが検出する歪の方向が既知であれば、直交してなくとも、例えば、プレストレスが作用する方向の歪を求めることは可能だからである。また、本方法の対象となるコンクリート部材10は、プレストレスが与えられた部材である場合について説明したが、プレストレスが与えられていないコンクリート部材であってもよい。
10…コンクリート部材、 11…PC鋼材、 12…コンクリート、コンクリート部分、 13…測定面、 14…歪ゲージ、第1の歪ゲージ、X方向の歪ゲージ、 15…歪ゲージ、第2の歪ゲージ、Y方向の歪ゲージ、 16…切込み、 17…コア、 18…配線。

Claims (8)

  1. コンクリート部材の測定面に少なくとも1つ以上の歪ゲージを貼り付ける工程と、
    全ての前記歪ゲージが貼り付けられた箇所を取り囲むように、前記コンクリート部材の測定面の延びる方向に延びるように、前記コンクリート部材のコンクリート部分に切込みを入れる工程と、
    前記歪ゲージを介して当該歪ゲージの貼り付け方向における前記コンクリート部材の歪を検出する工程と、
    前記検出した歪に基づいて、前記歪ゲージの貼り付け方向における前記コンクリート部分の応力を推定する工程とを備えることを特徴とするコンクリート部材の応力推定方法。
  2. 前記少なくとも1つ以上の歪ゲージの貼り付けは、任意の第1の方向に第1の歪ゲージを貼り付けることと、前記第1の方向と交差する第2の方向に第2の歪ゲージを貼り付けることを含むことを特徴とする請求項1に記載のコンクリート部材の応力推定方法。
  3. 前記第1の歪ゲージと前記第2の歪ゲージとを複数組貼り付けることを特徴とする請求項2に記載のコンクリート部材の応力推定方法。
  4. 前記少なくとも1つ以上の歪ゲージのうち1の歪ゲージは、前記コンクリート部材に作用するプレストレスの方向に貼り付けることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載のコンクリート部材の応力推定方法。
  5. 前記コンリート部材の切込みを入れる方向は、プレストレスの方向に対して直交する方向であることを特徴とする、請求項1から4の何れか1項に記載のコンクリート部材の応力推定方法。
  6. 前記歪ゲージを複数貼り付ける場合、各前記歪ゲージは前記切込みを入れる方向に離間することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のコンクリート部材の応力推定方法。
  7. 前記歪ゲージに接続されている配線は、前記切込みを入れ始める側とは反対側に延びることを特徴とする、請求項1から6のいずれか1項に記載のコンクリート部材の応力推定方法。
  8. 前記少なくとも1つ以上の歪ゲージの貼り付けは、X方向にX方向の歪ゲージを貼り付けることと、前記X方向と直交するY方向にY方向の歪ゲージの貼り付けることを含み、
    前記X方向の歪ゲージを介して検出した歪をεX ’、前記Y方向の歪ゲージを介して検出した歪をεY ’、前記コンクリート部分のポアソン比をνとしたとき、下記式(1)~式(3)に基づいて、温度歪εT、温度歪εTを除去したX方向の歪εX、及び温度歪εTを除去したY方向の歪εYを求めることを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載のコンクリート部材の応力推定方法。
    εT=(εY’+νεX’)/(1+ν) ・・・ (1)
    εX=(εX’-εY’)/(1+ν) ・・・ (2)
    εY=ν(εX’-εY’)/(1+ν) ・・・ (3)
JP2021112553A 2021-07-07 2021-07-07 コンクリート部材の応力推定方法 Active JP7481300B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021112553A JP7481300B2 (ja) 2021-07-07 2021-07-07 コンクリート部材の応力推定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021112553A JP7481300B2 (ja) 2021-07-07 2021-07-07 コンクリート部材の応力推定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2023009360A JP2023009360A (ja) 2023-01-20
JP7481300B2 true JP7481300B2 (ja) 2024-05-10

Family

ID=85118669

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021112553A Active JP7481300B2 (ja) 2021-07-07 2021-07-07 コンクリート部材の応力推定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7481300B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002081999A (ja) 2000-09-05 2002-03-22 Komiyama Kogyo:Kk 残留ひずみ・残留応力の計測方法及び残留ひずみ・残留応力計測用応力解放装置
JP2008268123A (ja) 2007-04-24 2008-11-06 Oriental Shiraishi Corp 鉄筋コンクリート部材の応力測定システム及び方法
CN110849527A (zh) 2019-11-18 2020-02-28 上海申元岩土工程有限公司 针对混凝土支撑轴力的实时检测方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6140968A (ja) * 1984-07-31 1986-02-27 オリエンタルコンクリ−ト株式会社 プレストレストコンクリート工法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002081999A (ja) 2000-09-05 2002-03-22 Komiyama Kogyo:Kk 残留ひずみ・残留応力の計測方法及び残留ひずみ・残留応力計測用応力解放装置
JP2008268123A (ja) 2007-04-24 2008-11-06 Oriental Shiraishi Corp 鉄筋コンクリート部材の応力測定システム及び方法
CN110849527A (zh) 2019-11-18 2020-02-28 上海申元岩土工程有限公司 针对混凝土支撑轴力的实时检测方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2023009360A (ja) 2023-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Wróblewska et al. Assessing concrete strength in fire-damaged structures
EP1597553B1 (en) Measurement of residual and thermally-induced stress in a rail
Samadian et al. Measurement of CTOD along a surface crack by means of digital image correlation
Cao et al. Damage localization and quantification for beam bridges based on frequency variation of parked vehicle-bridge systems
Saidi et al. Adaptation of the strain measurement in textile reinforced cementitious matrix composites by distributed optical fibre and 2D digital image correlation
JP2020091162A (ja) Pc桁の残存プレストレス力推定方法
JP5046278B2 (ja) コンクリート用膨張材の配合割合の決定方法
JP2009002721A (ja) コンクリートの脱型時期判定方法
JPH0621783B2 (ja) 機械部品の疲労・余寿命評価法
JP7273517B2 (ja) コンクリート部材の品質評価方法
Sivasubramanian et al. Covermeter for identifying cover depth and rebar diameter in high strength concrete
JP7481300B2 (ja) コンクリート部材の応力推定方法
JP6061767B2 (ja) コンクリート内部の剥離探査方法およびその装置
CN111122834B (zh) 一种道路动水损害过程中获取应力强度因子的计算方法
JP4109060B2 (ja) コンクリート構造部材のひずみ測定方法及び現有応力測定方法
JP2008267897A (ja) コンクリート表面の有害な深さのひび割れの測定方法
JP2008275520A (ja) コンクリート構造物の劣化検査方法
Lu et al. Mixed-mode crack quantification with distributed fiber optical sensing
WO2025032050A1 (en) Method and system for obtaining the elongation at break of 3d printed objects
KR101499016B1 (ko) 가속도 및 변형률 측정값에 기반한 구조물의 중립축 추정을 통한 손상 감지 방법
JPH0886704A (ja) 既設コンクリート構造物に作用する応力の推定法
JP2003014709A (ja) エネルギーの減衰に基づいた打撃によるコンクリートの欠陥探査方法
Ku et al. Monitoring of Structural Performance of Early-age Concrete Pavement.
JP2007155475A (ja) 緊張材の緊張力検出方法
Cikrle et al. Non-destructive diagnostics of steel-reinforced concrete structures: detecting and locating reinforcement

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230525

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20230727

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20231208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240314

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240319

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240322

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240409

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240425

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7481300

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150