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JP7487727B2 - 管理装置、管理方法、及び管理プログラム - Google Patents
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管理装置、管理方法、及び管理プログラム Download PDF

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Description

本開示は、遠隔オペレータによる車両に対する遠隔支援を管理する技術に関する。
特許文献1は、遠隔操作システムを開示している。遠隔操作システムは、車両と管制センタとを備えている。車両は、遠隔操作対象エリアに進入した場合に、管制センタに対して遠隔操作要求を行う。管制センタは、複数の遠隔操作装置を含んでおり、遠隔操作要求を発した車両を遠隔操作する遠隔操作装置を決定する。
遠隔支援に関連する他の技術として、特許文献2や特許文献3に開示されているものが知られている。
特開2017-147626号公報 特開2021-064218号公報 特開2019-185280号公報
遠隔オペレータによる車両に対する遠隔支援について考える。遠隔支援を必要とする対象車両は支援要求を出す。対象車両からの支援要求に応答して、遠隔オペレータが当該対象車両に割り当てられる。
所定エリアを通行する予定の複数の対象車両のそれぞれから同じ期間に支援要求が出される場合も考えられる。その場合、所定エリアを通行する複数の対象車両に対する遠隔支援は、一つずつ順番に行われる。よって、もし複数の対象車両に対して複数の異なる遠隔オペレータが割り当てられると、比較的後ろのタイミングで遠隔支援を行う遠隔オペレータが何もしない時間が長くなる。すなわち、遠隔オペレータ全体の拘束時間が不必要に長くなる。遠隔オペレータ全体の拘束時間が不必要に長くなることは、遠隔支援の運用の観点から好ましくない。
本開示の1つの目的は、遠隔支援の対象である車両に対して遠隔オペレータを効率的に割り当てることができる技術を提供することにある。
第1の観点は、車両に対する遠隔支援を管理する管理装置に関連する。
管理装置は、
対象車両からの支援要求に応答して、遠隔オペレータを対象車両に割り当てるオペレータ割当処理を実行する1又は複数のプロセッサと、
対象車両の位置と走行計画を含む車両情報を格納する1又は複数の記憶装置と
を備える。
所定エリアを通行する予定の複数の対象車両のそれぞれから複数の支援要求を同じ期間に受け取った場合、1又は複数のプロセッサは、
複数の対象車両の各々について、所定エリアへの進入方向と所定エリアからの退出方向を車両情報に基づいて認識し、
進入方向と退出方向の組み合わせに基づいて、複数の対象車両に対して同一の遠隔オペレータを割り当てるか別々の遠隔オペレータを割り当てるかを決定する。
第2の観点は、コンピュータにより車両に対する遠隔支援を管理する管理方法に関連する。
管理方法は、
対象車両からの支援要求に応答して、遠隔オペレータを対象車両に割り当てるオペレータ割当処理と、
対象車両の位置と走行計画を含む車両情報を取得する処理と
を含む。
所定エリアを通行する予定の複数の対象車両のそれぞれから複数の支援要求を同じ期間に受け取った場合のオペレータ割当処理は、
複数の対象車両の各々について、所定エリアへの進入方向と所定エリアからの退出方向を車両情報に基づいて認識する処理と、
進入方向と退出方向の組み合わせに基づいて、複数の対象車両に対して同一の遠隔オペレータを割り当てるか別々の遠隔オペレータを割り当てるかを決定する処理と
を含む。
第3の観点は、コンピュータによって実行され、車両に対する遠隔支援を管理する管理プログラムに関連する。
管理プログラムは、
対象車両からの支援要求に応答して、遠隔オペレータを対象車両に割り当てるオペレータ割当処理と、
対象車両の位置と走行計画を含む車両情報を取得する処理と
をコンピュータに実行させる。
所定エリアを通行する予定の複数の対象車両のそれぞれから複数の支援要求を同じ期間に受け取った場合のオペレータ割当処理は、
複数の対象車両の各々について、所定エリアへの進入方向と所定エリアからの退出方向を車両情報に基づいて認識する処理と、
進入方向と退出方向の組み合わせに基づいて、複数の対象車両に対して同一の遠隔オペレータを割り当てるか別々の遠隔オペレータを割り当てるかを決定する処理と
を含む。
本開示によれば、所定エリアを通行する予定の複数の対象車両のそれぞれから同じ期間に支援要求が出された場合、所定エリアへの進入方向と所定エリアからの退出方向が対象車両毎に認識される。そして、進入方向と退出方向の組み合わせに基づいて、それら複数の対象車両に対して同一の遠隔オペレータを割り当てるか別々の遠隔オペレータを割り当てるかが決定される。複数の対象車両に対して同一の遠隔オペレータを割り当てることによって、他の遠隔オペレータの拘束時間が不必要に長くなることが抑制される。すなわち、遠隔支援の対象車両に対して遠隔オペレータを効率的に割り当てることが可能となる。このことは、遠隔支援の運用の観点から好ましい。
実施の形態に係る遠隔支援システムの概要を示す概略図である。 実施の形態に係る遠隔オペレータによる遠隔支援を説明するための概念図である。 所定エリアに関するオペレータ割当処理の比較例を説明するための概念図である。 実施の形態に係る所定エリアに関するオペレータ割当処理の第1の例を説明するための概念図である。 実施の形態に係る所定エリアに関するオペレータ割当処理の第2の例を説明するための概念図である。 実施の形態に係る所定エリアに関するオペレータ割当処理の第3の例を説明するための概念図である。 実施の形態に係る所定エリアに関するオペレータ割当処理の第4の例を説明するための概念図である。 実施の形態に係る所定エリアの他の例を説明するための概念図である。 実施の形態に係る所定エリアに関するオペレータ割当処理を要約的に示すフローチャートである。 実施の形態に係る管理装置の構成例を示すブロック図である。 実施の形態に係るオペレータ管理情報の例を説明するための概念図である。 実施の形態に係るオペレータ割当処理の一例を示すフローチャートである。 実施の形態に係るオペレータ割当処理における順次接続処理を説明するための概念図である。 実施の形態に係るオペレータ割当処理における同時接続処理を説明するための概念図である。 実施の形態に係るオペレータ割当処理の他の例を示すフローチャートである。 実施の形態に係る順次接続処理の一例を示すフローチャートである。 実施の形態に係るオペレータ割当処理における優先接続処理を説明するための概念図である。 実施の形態に係る遠隔オペレータによる一括指示の例を説明するための概念図である。 実施の形態に係る車両の構成例を示すブロック図である。 実施の形態に係る遠隔オペレータ端末の構成例を示すブロック図である。
添付図面を参照して、本開示の実施の形態を説明する。
1.遠隔支援システムの概要
図1は、本実施の形態に係る遠隔支援システム1の概要を示す概略図である。遠隔支援システム1は、車両100、遠隔オペレータ端末200、及び管理装置300を含んでいる。車両100、遠隔オペレータ端末200、及び管理装置300は、通信ネットワークを介して互いに通信可能である。
車両100は、遠隔支援の対象である。典型的には、車両100は、自動運転可能である。ここでの自動運転としては、ドライバが必ずしも100%運転に集中しなくてもよいことを前提としたもの(いわゆるレベル3以上の自動運転)を想定している。車両100は、ドライバを必要としないレベル4以上の自動運転車両であってもよい。車両100には、カメラを含む各種センサが搭載されている。カメラは、車両100の周囲の状況を撮影し、車両100の周囲の状況を示す画像IMGを取得する。車両100は、各種センサを利用して自動運転を行う。
遠隔オペレータ端末200は、遠隔オペレータOが車両100に対する遠隔支援を行う際に使用する端末装置である。遠隔オペレータ端末200を遠隔支援HMI(Human Machine Interface)と言うこともできる。
管理装置300は、遠隔支援の管理を行う。遠隔支援の管理は、例えば、遠隔支援が必要な車両100に対して遠隔オペレータOを割り当てることを含む。管理装置300は、通信ネットワークを介して車両100及び遠隔オペレータ端末200と通信可能である。典型的には、管理装置300は、クラウド上の管理サーバである。管理サーバは、分散処理を行う複数のサーバにより構成されていてもよい。
自動運転中、車両100は、各種の車両処理を実行する。自動運転中の代表的な車両処理としては、次のようなものが挙げられる。
(1)認識処理:車両100は、認識センサを用いて、車両100の周辺の状況を認識する。例えば、車両100は、カメラを用いて、信号機の信号表示(例:青信号、黄信号、赤信号、右折信号、等)を認識する。
(2)行動判断処理:車両100は、認識処理の結果に基づいて、行動を実行するか否かを判断する。行動としては、発進、停止、右折、左折、車線変更、等が例示される。
(3)タイミング判断処理:車両100は、上記行動を実行する実行タイミングを判断する。
典型的には、遠隔オペレータOによる遠隔支援が必要な状況は、自動運転が困難な状況である。例えば、図2に示されるような交差点において、遠隔支援が必要となる可能性がある。
例えば、交差点に設置された信号機に日光が当たっているとき、信号表示の認識精度が低下する可能性がある。認識処理によって信号表示を正確に判別することができない場合、車両100は、信号認識について遠隔支援を必要とする。また、信号表示を判別することができない場合、どのような行動をどのタイミングで実行すべきか判断することも困難である。よって、車両100は、行動判断処理及びタイミング判断処理についても遠隔支援を必要とする。
信号表示が判別されたとしても、実際に行動を実行してもよいか否か判断することが難しい状況も考えられる。例えば、車両100から見た信号表示が「右折可能」となった後にもかかわらず、対向車両が交差点に進入してきたり、対向車両や先行車両が交差点内に滞留していたりする場合がある。そのような場合、車両100は、停止したまま、行動判断処理やタイミング判断処理について遠隔支援を要求してもよい。
更に他の例として、車両100の前方に工事区間が存在する場合、車線変更を行うか否かの判断が難しい状況も考えられる。この場合、車両100は、行動判断処理について遠隔支援を要求してもよい。
遠隔支援が必要であると判断した場合、車両100は、遠隔支援を要求する。具体的には、車両100は、「支援要求REQ」を管理装置300に送信する。支援要求REQを出した車両100、すなわち、遠隔支援を必要とする車両100を、以下、「対象車両100T」と呼ぶ。
対象車両100Tからの支援要求REQに応答して、管理装置300は、いずれかの遠隔オペレータOを対象車両100Tに割り当てる。この処理を、以下、「オペレータ割当処理」と呼ぶ。「割当オペレータOA」は、対象車両100Tに割り当てられた遠隔オペレータOである。「割当オペレータ端末200A」は、割当オペレータOAが操作する遠隔オペレータ端末200である。管理装置300は、対象車両100Tと割当オペレータOA(割当オペレータ端末200A)とを関連付けて管理する。
管理装置300は、支援要求REQや対象車両100Tの情報を含む割当通知を、割当オペレータ端末200Aに送信する。割当オペレータ端末200Aは、割当通知を割当オペレータOAに提示する。割当オペレータOAは、自身が対象車両100Tに割り当てられたことを認識し、対象車両100Tに対する遠隔支援を開始する。
遠隔支援の最中、対象車両100Tと割当オペレータ端末200Aは、管理装置300を介して互いに通信を行う。対象車両100Tは、車両情報VCLを割当オペレータ端末200Aに送信する。車両情報VCLは、車両100の状態、カメラにより得られる車両100の周囲の画像IMG、車両処理の結果、等を含む。割当オペレータ端末200Aは、対象車両100Tから受け取った車両情報VCLを割当オペレータOAに提示する。例えば、図2に示されるように、割当オペレータ端末200Aは、対象車両100Tに搭載されたカメラによって得られた画像IMGを表示装置に表示する。
割当オペレータOAは、車両情報VCLをみて、対象車両100Tの周囲の状況を認識し、対象車両100Tに対する遠隔支援を行う。例えば、遠隔支援は、上述の認識処理、行動判断処理、及びタイミング判断処理のうち少なくとも一つを支援する。オペレータ指示INSは、割当オペレータOAによって入力される対象車両100Tに対する指示である。例えば、オペレータ指示INSは、対象車両100Tに対して発進を指示する。割当オペレータ端末200Aは、割当オペレータOAからオペレータ指示INSの入力を受け付け、入力されたオペレータ指示INSを対象車両100Tに送信する。対象車両100Tは、割当オペレータ端末200Aからオペレータ指示INSを受け取り、受け取ったオペレータ指示INSに従って車両制御を行う。
このようにして、遠隔オペレータOによる車両100に対する遠隔支援が実現される。
2.所定エリアに関するオペレータ割当処理
次に、所定エリアARを通行する予定の複数の対象車両100Tのそれぞれから同じ期間に支援要求REQが出される場合について考える。同じ期間に支援要求REQが出されるとは、ある支援要求REQに対する遠隔支援が完了していない段階で、別の支援要求REQが出されることを意味する。
まず、図3を参照して比較例について説明する。ここでは、所定エリアARは交差点である。第1対象車両100-1と第2対象車両100-2は、同じ交差点の前に位置しており、同じ交差点に順番に進入する。交差点に進入するにあたり、第1対象車両100-1は第1支援要求REQ-1を出し、第2対象車両100-2は第2支援要求REQ-2を出す。管理装置300は、第1支援要求REQ-1と第2支援要求REQ-2を同じ期間に受け取る。
図3に示される比較例では、管理装置300は、第1対象車両100-1と第2対象車両100-2に対して異なる遠隔オペレータO-1、O-2を別々に割り当てる。この場合、まず最初に、第1遠隔オペレータO-1が第1対象車両100-1に対する遠隔支援を行う。第1対象車両100-1は、第1遠隔オペレータO-1による遠隔支援に従って交差点を通行する。その後、第2遠隔オペレータO-2が第2対象車両100-2に対する遠隔支援を行う。従って、第2遠隔オペレータO-2が何もしない時間が長くなる。すなわち、第2遠隔オペレータO-2の拘束時間が不必要に長くなる。
このように、同じ所定エリアARを同じ期間に通行する複数の対象車両100Tに対して複数の異なる遠隔オペレータOが割り当てられると、比較的後ろのタイミングで遠隔支援を行う遠隔オペレータOが何もしない時間が長くなる。すなわち、遠隔オペレータO全体の拘束時間が不必要に長くなる。遠隔オペレータO全体の拘束時間が不必要に長くなることは、遠隔支援の運用の観点から好ましくない。例えば、遠隔オペレータO全体の拘束時間が不必要に長くなると、運用コストが増大する。
以上の観点から、本実施の形態は、同じ所定エリアARを同じ期間に通行する対象車両100Tに対して遠隔オペレータOを効率的に割り当てることができる技術を提案する。
2-1.第1の例
図4は、所定エリアARに関するオペレータ割当処理の第1の例を説明するための概念図である。本例では、所定エリアARは交差点である。第1対象車両100-1と第2対象車両100-2は、同じ交差点の前に位置しており、同じ交差点に順番に進入する。交差点に進入するにあたり、第1対象車両100-1は第1支援要求REQ-1を出し、第2対象車両100-2は第2支援要求REQ-2を出す。管理装置300は、第1支援要求REQ-1と第2支援要求REQ-2を同じ期間に受け取る。
また、第1対象車両100-1は、自身の位置と走行計画を含む第1車両情報VCL-1を管理装置300に送信する。同様に、第2対象車両100-2は、自身の位置と走行計画を含む第2車両情報VCL-2を管理装置300に送信する。尚、このような車両情報VCLは、支援要求REQに関係なく一定周期毎に送信されてもよいし、支援要求REQと共に送信されてもよい。管理装置300は、第1車両情報VCL-1と第2車両情報VCL-2に基づいて、第1対象車両100-1と第2対象車両100-2の各々について交差点への進入方向と退出方向を認識する。
第1の例の場合の進入方向と退出方向の組み合わせは、次の通りである。第1対象車両100-1に関しては、交差点への進入方向はA方向であり、交差点からの退出方向はC方向である。第2対象車両100-2に関しても、交差点への進入方向はA方向であり、交差点からの退出方向はC方向である。すなわち、第1対象車両100-1と第2対象車両100-2とで、進入方向と退出方向の両方が同一である。
この場合、管理装置300は、第1対象車両100-1と第2対象車両100-2を、互いに関連する関連車両として認識する。そして、管理装置300は、それら関連車両すなわち第1対象車両100-1と第2対象車両100-2に対して、同一の遠隔オペレータO-1を割り当てる。これにより、他の遠隔オペレータOの拘束時間が不必要に長くなることが抑制される。すなわち、第1対象車両100-1と第2対象車両100-2に対して遠隔オペレータOを効率的に割り当てることが可能となる。
2-2.第2の例
図5は、所定エリアARに関するオペレータ割当処理の第2の例を説明するための概念図である。上記第1の例と重複する説明は適宜省略する。
第2の例の場合の進入方向と退出方向の組み合わせは、次の通りである。第1対象車両100-1に関しては、交差点への進入方向はA方向であり、交差点からの退出方向はC方向である。第2対象車両100-2に関しては、交差点への進入方向はA方向であり、交差点からの退出方向はA方向である。すなわち、第1対象車両100-1と第2対象車両100-2とで、進入方向は同一であるが、退出方向は同一ではない。
この場合も、管理装置300は、第1対象車両100-1と第2対象車両100-2を、互いに関連する関連車両として認識する。そして、管理装置300は、それら関連車両すなわち第1対象車両100-1と第2対象車両100-2に対して、同一の遠隔オペレータO-1を割り当てる。これにより、他の遠隔オペレータOの拘束時間が不必要に長くなることが抑制される。すなわち、第1対象車両100-1と第2対象車両100-2に対して遠隔オペレータOを効率的に割り当てることが可能となる。
2-3.第3の例
図6は、所定エリアARに関するオペレータ割当処理の第3の例を説明するための概念図である。上記第1の例と重複する説明は適宜省略する。
第3の例の場合の進入方向と退出方向の組み合わせは、次の通りである。第1対象車両100-1に関しては、交差点への進入方向はA方向であり、交差点からの退出方向はC方向である。第2対象車両100-2に関しては、交差点への進入方向はB方向であり、交差点からの退出方向はC方向である。すなわち、第1対象車両100-1と第2対象車両100-2とで、退出方向は同一であるが、進入方向は同一ではない。
この場合も、管理装置300は、第1対象車両100-1と第2対象車両100-2を、互いに関連する関連車両として認識する。そして、管理装置300は、それら関連車両すなわち第1対象車両100-1と第2対象車両100-2に対して、同一の遠隔オペレータO-1を割り当てる。これにより、他の遠隔オペレータOの拘束時間が不必要に長くなることが抑制される。すなわち、第1対象車両100-1と第2対象車両100-2に対して遠隔オペレータOを効率的に割り当てることが可能となる。
また、仮に第1対象車両100-1と第2対象車両100-2に対して異なる遠隔オペレータOが別々に割り当てられた場合、次のような問題が発生する可能性がある。例えば、別々の遠隔オペレータOが、第1対象車両100-1と第2対象車両100-2に対して同時に発進指示を与えてしまう。他の例として、別々の遠隔オペレータOが互いに譲り合い、遠隔支援が先に進まない。いずれの場合も、遠隔支援がぎこちなくなり、処理効率が悪化する。一方、本実施の形態によれば、第1対象車両100-1と第2対象車両100-2に対して同一の遠隔オペレータO-1が割り当てられるため、そのような問題が解消される。
2-4.第4の例
図7は、所定エリアARに関するオペレータ割当処理の第4の例を説明するための概念図である。上記第1の例と重複する説明は適宜省略する。
第4の例の場合の進入方向と退出方向の組み合わせは、次の通りである。第1対象車両100-1に関しては、交差点への進入方向はA方向であり、交差点からの退出方向はC方向である。第2対象車両100-2に関しては、交差点への進入方向はB方向であり、交差点からの退出方向はB方向である。すなわち、第1対象車両100-1と第2対象車両100-2とで、進入方向も退出方向も異なる。
この場合、管理装置300は、第1対象車両100-1と第2対象車両100-2を関連車両として認識しない。管理装置300は、第1対象車両100-1と第2対象車両100-2のそれぞれに対して別々の遠隔オペレータO-1、O-2を割り当てる。
2-5.所定エリアの他の例
所定エリアARは、交差点に限られない。例えば、図8に示されるように、工事区間において車線規制及び片側交互通行が実施される場合がある。この場合、車両100は、信号機や誘導員の指示を認識して発進する必要がある。よって、工事区間を通過する際に車両100が遠隔支援を要求する可能性がある。そのような工事区間を含むエリアも所定エリアARである。図8に示されるように、工事区間を含む所定エリアARに関しても、進入方向及び退出方向を定義可能である。
2-6.処理フロー
図9は、本実施の形態に係る所定エリアARに関するオペレータ割当処理を要約的に示すフローチャートである。
ステップS301において、管理装置300は、所定エリアARを通行する予定の対象車両100Tから支援要求REQを受信する。
ステップS302において、管理装置300は、同じ所定エリアARに関して別の支援要求REQが既に存在するか否かを判定する。言い換えれば、管理装置300は、同じ所定エリアARに関して複数の対象車両100Tのそれぞれから複数の支援要求REQを同じ期間に受け取ったか否かを判定する。同じ期間に複数の支援要求REQを受け取るとは、ある支援要求REQに対する遠隔支援が完了していない段階で、別の支援要求REQを受け取ることを意味する。複数の対象車両100Tが同じ所定エリアARを通行するか否かは、各対象車両100Tの位置と走行計画を含む車両情報VCLに基づいて判定可能である。あるいは、複数の対象車両100Tの間の距離が所定の距離閾値より小さい場合、複数の対象車両100Tが同じ所定エリアARを通行すると判定してもよい。
管理装置300が、同じ所定エリアARに関して同じ期間に複数の支援要求REQを受け取っていない場合(ステップS302;No)、処理は、ステップS303に進む。一方、管理装置300が、同じ所定エリアARに関して同じ期間に複数の支援要求REQを受け取った場合(ステップS302;Yes)、処理は、ステップS304に進む。
ステップS303において、管理装置300は、通常のオペレータ割当処理を実行する。具体的には、管理装置300は、空いている(待機中の)遠隔オペレータOを当該対象車両100Tに対して割り当てる。
ステップS304において、管理装置300は、複数の支援要求REQを出した複数の対象車両100Tの各々について、所定エリアARへの進入方向と所定エリアARからの退出方向を認識する。より詳細には、管理装置300は、各対象車両100Tの位置と走行計画を含む車両情報VCLを取得する。そのような車両情報VCLは、各車両100から管理装置300へ、一定周期毎に送信されてもよいし、支援要求REQと共に送信されてもよい。管理装置300は、各対象車両100Tの車両情報VCLに基づいて、各対象車両100Tの所定エリアARへの進入方向と所定エリアARからの退出方向を認識する。
ステップS305において、管理装置300は、進入方向と退出方向の組み合わせに基づいて、複数の対象車両100Tに対して同一の遠隔オペレータOを割り当てるか別々の遠隔オペレータOを割り当てるかを決定する(図4~図7参照)。例えば、複数の対象車両100Tの進入方向と退出方向の少なくとも一方が同一である場合、管理装置300は、複数の対象車両100Tに対して同一の遠隔オペレータOを割り当てる(図4~図6参照)。一方、複数の対象車両100Tの進入方向も退出方向も異なる場合、管理装置300は、複数の対象車両100Tに対して別々の遠隔オペレータOを割り当てる。
2-7.効果
以上に説明されたように、本実施の形態によれば、所定エリアARを通行する予定の複数の対象車両100Tのそれぞれから同じ期間に支援要求REQが出された場合、所定エリアARへの進入方向と所定エリアARからの退出方向が対象車両100T毎に認識される。そして、進入方向と退出方向の組み合わせに基づいて、それら複数の対象車両100Tに対して同一の遠隔オペレータOを割り当てるか別々の遠隔オペレータOを割り当てるかが決定される。複数の対象車両100Tに対して同一の遠隔オペレータOを割り当てることによって、他の遠隔オペレータOの拘束時間が不必要に長くなることが抑制される。すなわち、遠隔支援の対象車両100Tに対して遠隔オペレータOを効率的に割り当てることが可能となる。このことは、遠隔支援の運用の観点から好ましい。例えば、遠隔支援の運用コストを削減することが可能となる。
以下、本実施の形態に係る管理装置300及びオペレータ割当処理について更に詳しく説明する。
3.管理装置の例
3-1.構成例
図10は、管理装置300の構成例を示すブロック図である。管理装置300は、通信装置310及び制御装置350を含んでいる。
通信装置310は、車両100及び遠隔オペレータ端末200と通信を行う。
制御装置350は、管理装置300を制御する。制御装置350は、1又は複数のプロセッサ360(以下、単にプロセッサ360と呼ぶ)と1又は複数の記憶装置370(以下、単に記憶装置370と呼ぶ)を含んでいる。プロセッサ360は、各種処理を実行する。例えば、プロセッサ360は、CPU(Central Processing Unit)を含んでいる。記憶装置370は、プロセッサ360による処理に必要な各種情報を格納する。記憶装置370としては、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、等が例示される。
管理プログラムPROG3は、プロセッサ360によって実行されるコンピュータプログラムである。プロセッサ360が管理プログラムPROG3を実行することにより、制御装置350の機能が実現される。管理プログラムPROG3は、記憶装置370に格納される。あるいは、管理プログラムPROG3は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。管理プログラムPROG3は、ネットワーク経由で提供されてもよい。
記憶装置370には、地図情報MAPが格納されている。地図情報MAPは、管理装置300が管理するエリアの道路地図を含んでいる。地図情報MAPは、レーン構成を含んでいてもよい。地図情報MAPは、工事区間の情報を含んでいてもよい。地図情報MAPは、交通優先順位の情報を含んでいてもよい。
更に、記憶装置370には、オペレータ管理情報OPEが格納される。オペレータ管理情報OPEは、各遠隔オペレータOを管理するための情報であり、遠隔オペレータOと対象車両100Tとの割当関係、等を示す。
図11は、オペレータ管理情報OPEの例を説明するための概念図である。オペレータ管理情報OPEは、各遠隔オペレータO毎にエントリを有している。例えば、ある遠隔オペレータOに関するエントリは、その遠隔オペレータOのID情報、その遠隔オペレータOが操作する遠隔オペレータ端末200のID情報、割当車両情報、その遠隔オペレータOが行う遠隔支援の内容(タスク)、等を含んでいる。割当車両情報は、その遠隔オペレータOに割り当てられている対象車両100Tに関する情報である。例えば、割当車両情報は、対象車両100TのID情報、位置、走行計画、所定エリアへの進入方向、所定エリアからの退出方向、等を含んでいる。
同一の遠隔オペレータOが複数の対象車両100Tに対して割り当てられる場合、対象車両100T毎にエントリが作成されてもよい。つまり、同一の遠隔オペレータOに対して複数のエントリが作成されてもよい。
尚、いずれの車両100にも割り当てられていない遠隔オペレータOは、空き状態(待機状態)である。空き状態の遠隔オペレータOに関するエントリは、その遠隔オペレータOが空き状態であることを示す。
3-2.制御装置による処理
制御装置350は、通信装置310を介して、車両100及び遠隔オペレータ端末200と通信を行う。
制御装置350は、対象車両100Tから送信される支援要求REQや車両情報VCLを受信する。支援要求REQや車両情報VCLは記憶装置370に格納される。制御装置350は、対象車両100Tからの支援要求REQに応答して、遠隔オペレータOを対象車両100Tに割り当てる「オペレータ割当処理」を実行する。オペレータ割当処理の概要は、上記セクション2で説明した通りである(図4~図9参照)。
制御装置350は、オペレータ割当処理の結果に基づいて、オペレータ管理情報OPEを更新する。つまり、制御装置350は、対象車両100Tに割り当てられた遠隔オペレータO(割当オペレータOA)に関するエントリを更新する。対象車両100Tの位置や走行計画は、対象車両100Tの車両情報VCLから得られる。オペレータ管理情報OPEは、対象車両100Tと割当オペレータOAとを関連付けていると言える。
制御装置350は、支援要求REQや対象車両100Tの情報を含む割当通知を、割当オペレータ端末200Aに送信する。割当通知に応答して、割当オペレータOAは、対象車両100Tに対する遠隔支援を行う。
遠隔支援の最中、制御装置350は、対象車両100Tの周囲の画像IMG等を含む車両情報VCLを対象車両100Tから受信する。車両情報VCLは、記憶装置370に格納される。制御装置350は、受信した車両情報VCLを割当オペレータ端末200Aに送信する。
制御装置350は、割当オペレータ端末200Aから送信されるオペレータ指示INSを受信する。オペレータ指示INSは、記憶装置370に格納される。制御装置350は、受信したオペレータ指示INSを対象車両100Tに送信する。
割当オペレータOAによる対象車両100Tに対する遠隔支援が全て完了すると、制御装置350は、オペレータ管理情報OPE中の当該割当オペレータOAに関するエントリを更新する。具体的には、制御装置350は、当該割当オペレータOAの状態を空き状態(待機状態)に戻す。
3-3.オペレータ割当処理の一例
図12は、制御装置350によるオペレータ割当処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS310において、制御装置350は、所定エリアARを通行する予定の第1対象車両100-1から第1支援要求REQ-1を受け取る。第1対象車両100-1が所定エリアARを通行する予定であることは、地図情報MAPと第1対象車両100-1に関する第1車両情報VCL-1に基づいて認識可能である。第1支援要求REQ-1に応答して、制御装置350は、第1対象車両100-1に対するオペレータ割当処理を実行する。
ステップS320において、制御装置350は、遠隔オペレータOが既に割り当てられている他の対象車両100Tが同じ所定エリアARを通行するか否かを判定する。この判定は、オペレータ管理情報OPEに登録されている割当車両情報と第1対象車両100-1に関する第1車両情報VCL-1との対比に基づいて行われる。ここでは、同じ所定エリアARを通行する他の対象車両100Tが存在しないとする(ステップS320;No)。この場合、処理は、ステップS330に進む。
ステップS330において、制御装置350は、通常のオペレータ割当処理を実行する。具体的には、制御装置350は、オペレータ管理情報OPEを参照して、空き状態の遠隔オペレータOを認識する。例えば、制御装置350は、空き状態の第1遠隔オペレータO-1を第1対象車両100-1に割り当てる。制御装置350は、オペレータ管理情報OPE中の第1遠隔オペレータO-1に関するエントリを更新する。制御装置350は、第1対象車両100-1の第1車両情報VCL-1に基づいて、所定エリアARへの進入方向と所定エリアARからの退出方向をエントリに登録してもよい。
第1遠隔オペレータ端末200-1は、第1遠隔オペレータO-1が操作する遠隔オペレータ端末200(割当オペレータ端末200A)である。制御装置350は、第1対象車両100-1に対する遠隔支援に必要な第1情報を第1遠隔オペレータ端末200-1に提供する。第1情報は、第1対象車両100-1からの第1支援要求REQ-1と第1対象車両100-1の第1車両情報VCL-1を含む。第1遠隔オペレータ端末200-1は、第1情報を第1遠隔オペレータO-1に提示する。第1遠隔オペレータO-1は、第1情報を参考にして、第1対象車両100-1に対する遠隔支援を行う。このように遠隔支援に必要な情報を割当オペレータ端末200Aに提供する処理は、以下、「接続処理」と呼ばれる。
次に、同じ期間に新たな支援要求REQが出される場合を考える。具体的には、第1対象車両100-1への第1遠隔オペレータO-1の割り当ての後、第1対象車両100-1に対する遠隔支援が完了する前に、制御装置350は、同じ所定エリアARを通行する予定の第2対象車両100-2から第2支援要求REQ-2を受け取る(ステップS310)。第2対象車両100-2が所定エリアARを通行する予定であることは、地図情報MAPと第2対象車両100-2に関する第2車両情報VCL-2に基づいて認識可能である。第2支援要求REQ-2に応答して、制御装置350は、第2対象車両100-2に対するオペレータ割当処理を実行する。
ステップS320において、制御装置350は、遠隔オペレータOが既に割り当てられている他の対象車両100Tが同じ所定エリアARを通行するか否かを判定する。この判定は、オペレータ管理情報OPEに登録されている割当車両情報と第2対象車両100-2に関する第2車両情報VCL-2との対比に基づいて行われる。ここでは、同じ所定エリアARを通行する第1対象車両100-1が存在する(ステップS320;Yes)。この場合、処理は、ステップS340に進む。
ステップS340において、制御装置350は、第1対象車両100-1の第1車両情報VCL-1あるいはオペレータ管理情報OPEに基づいて、第1対象車両100-1の所定エリアARへの進入方向と所定エリアARからの退出方向を認識する。また、制御装置350は、第2対象車両100-2の第2車両情報VCL-2に基づいて、第2対象車両100-2の所定エリアARへの進入方向と所定エリアARからの退出方向を認識する。
そして、制御装置350は、第1対象車両100-1と第2対象車両100-2の各々の進入方向と退出方向の組み合わせに基づいて、第2対象車両100-2に対して第1対象車両100-1と同じ第1遠隔オペレータO-1を割り当てるか否かを決定する。
例えば、ステップS350において、制御装置350は、第1対象車両100-1と第2対象車両100-2とで進入方向が同一であるか否かを判定する。進入方向が同一である場合(ステップS350;Yes)、処理は、ステップS360に進む。一方、第1対象車両100-1と第2対象車両100-2とで進入方向が異なる場合(ステップS350;No)、処理は、ステップS370に進む。
ステップS360において、制御装置350は、第2対象車両100-2に対して第1対象車両100-1と同じ第1遠隔オペレータO-1を割り当てる。制御装置350は、第1遠隔オペレータO-1に関するエントリをオペレータ管理情報OPEに追加する。制御装置350は、第2対象車両100-2の第2車両情報VCL-2に基づいて、所定エリアARへの進入方向と所定エリアARからの退出方向をエントリに登録してもよい。
更に、制御装置350は、第2対象車両100-2に関する接続処理を行う。具体的には、制御装置350は、第2対象車両100-2に対する遠隔支援に必要な第2情報を第1遠隔オペレータ端末200-1に提供する。第2情報は、第2対象車両100-2からの第2支援要求REQ-2と第2対象車両100-2の第2車両情報VCL-2を含む。尚、第2対象車両100-2に関する接続処理にはバリエーションが存在する。第2対象車両100-2に関する接続処理のバリエーションについては、次のセクション3-4において説明する。
ステップS370において、制御装置350は、第1対象車両100-1と第2対象車両100-2とで退出方向が同一であるか否かを判定する。退出方向が同一である場合(ステップS370;Yes)、処理は、ステップS380に進む。一方、退出方向が異なる場合(ステップS370;No)、処理は、ステップS390に進む。
ステップS380において、制御装置350は、第2対象車両100-2に対して第1対象車両100-1と同じ第1遠隔オペレータO-1を割り当てる。制御装置350は、第1遠隔オペレータO-1に関するエントリをオペレータ管理情報OPEに追加する。制御装置350は、第2対象車両100-2の第2車両情報VCL-2に基づいて、所定エリアARへの進入方向と所定エリアARからの退出方向をエントリに登録してもよい。更に、制御装置350は、第2対象車両100-2に関する接続処理を行う。
尚、ステップS350とステップS370は入れ替え可能である。
ステップS390において、制御装置350は、通常のオペレータ割当処理を実行する。具体的には、制御装置350は、オペレータ管理情報OPEを参照して、空き状態の遠隔オペレータOを認識する。例えば、制御装置350は、空き状態の第2遠隔オペレータO-2を第2対象車両100-2に割り当てる。この第2遠隔オペレータO-2は、上記の第1遠隔オペレータO-1と異なる(図7参照)。制御装置350は、オペレータ管理情報OPE中の第2遠隔オペレータO-2に関するエントリを更新する。制御装置350は、第2対象車両100-2の第2車両情報VCL-2に基づいて、所定エリアARへの進入方向と所定エリアARからの退出方向をエントリに登録してもよい。
第2遠隔オペレータ端末200-2は、第2遠隔オペレータO-2が操作する遠隔オペレータ端末200(割当オペレータ端末200A)である。制御装置350は、第2対象車両100-2に対する遠隔支援に必要な第2情報を第2遠隔オペレータ端末200-2に提供する。第2情報は、第2対象車両100-2からの第2支援要求REQ-2と第2対象車両100-2の第2車両情報VCL-2を含む。第2遠隔オペレータ端末200-2は、第2情報を第2遠隔オペレータO-2に提示する。第2遠隔オペレータO-2は、第2情報を参考にして、第2対象車両100-2に対する遠隔支援を行う。
3-4.順次接続処理と同時接続処理
上述の通り、第1対象車両100-1に関する接続処理では、制御装置350は、第1対象車両100-1に関する第1情報を第1遠隔オペレータ端末200-1に提供する。その後、ステップS360あるいはステップS380において、制御装置350は、第2対象車両100-2に関する接続処理を行い、第2対象車両100-2に関する第2情報を第1遠隔オペレータ端末200-1に提供する。この第2情報を提供するタイミングの観点から、接続処理は「順次接続処理」と「同時接続処理」に分類される。
図13は、順次接続処理を説明するための概念図である。順次接続処理の場合、第1対象車両100-1に対する遠隔支援が完了するまで、第2対象車両100-2に関する第2情報を第1遠隔オペレータ端末200-1に提供することが禁止される。制御装置350は、第1対象車両100-1に対する遠隔支援が完了した後に、第2対象車両100-2に関する第2情報を第1遠隔オペレータ端末200-1に提供する。
例えば、第1遠隔オペレータ端末200-1は、第1画面221、第2画面222、第1発進ボタン231、及び第2発進ボタン232を備えている。第1画面221には、第1対象車両100-1に関する第1情報が表示される。第1遠隔オペレータO-1は、第1発進ボタン231を押すことによって第1対象車両100-1に対して発進指示を与える。これにより、第1対象車両100-1に対する遠隔支援が完了する。その後、制御装置350は、第2対象車両100-2に関する第2情報を第1遠隔オペレータ端末200-1に提供する。その第2情報は、第1画面221あるいは第2画面222に表示される。
このように、順次接続処理の場合、第1遠隔オペレータO-1が第1対象車両100-1に対する遠隔支援を行っている最中に、第2対象車両100-2に関する第2情報は第1遠隔オペレータO-1に提示されない。余計な情報が提示されないため、第1遠隔オペレータO-1は、第1対象車両100-1に対する遠隔支援に集中することができる。
図13に示される例では、進入方向と退出方向の両方が同一である上記の第1の例(図4参照)の場合に順次接続処理が適用されている。進入方向だけが同一である上記の第2の例(図5参照)の場合に順次接続処理が適用されてもよい。つまり、第1対象車両100-1の進入方向と第2対象車両100-2の進入方向が同じである場合、制御装置350は、順次接続処理を行う。
尚、順次接続処理を行う場合であっても、制御装置350は、遠隔支援を必要とする後続車両が存在する旨だけを第1遠隔オペレータ端末200-1に通知してもよい。これにより、第1遠隔オペレータO-1は、第1対象車両100-1に対する遠隔支援に集中しつつ、次のタスクの存在を予め認識することができる。
図14は、同時接続処理を説明するための概念図である。同時接続処理の場合、制御装置350は、第1対象車両100-1に対する遠隔支援が完了する前に、第2対象車両100-2に関する第2情報を第1遠隔オペレータ端末200-1に提供する。すなわち、制御装置350は、第1情報と共に第2情報も第1遠隔オペレータ端末200-1に提供する。
例えば、第1遠隔オペレータ端末200-1は、第1画面221、第2画面222、第1発進ボタン231、及び第2発進ボタン232を備えている。第1画面221には、第1対象車両100-1に関する第1情報が表示される。同時に、第2画面222には、第2対象車両100-2に関する第2情報が表示される。第1遠隔オペレータO-1は、第1発進ボタン231を押すことにより第1対象車両100-1に対して発進指示を与える。また、第1遠隔オペレータO-1は、第2発進ボタン232を押すことにより第2対象車両100-2に対して発進指示を与える。
このように、同時接続処理の場合、第1対象車両100-1に関する第1情報と第2対象車両100-2に関する第2情報が同時に第1遠隔オペレータO-1に提示される。第1遠隔オペレータO-1は、第1情報と第2情報を総合的に検討することにより、第1対象車両100-1と第2対象車両100-2のいずれを先に支援するかを的確に判断することができる。つまり、第1遠隔オペレータO-1は、第1対象車両100-1と第2対象車両100-2の優先順位を的確に判断することができる。
図14に示される例では、退出方向だけが同一である上記の第3の例(図6参照)の場合に同時接続処理が適用されている。つまり、第1対象車両100-1の進入方向と第2対象車両100-2の進入方向が異なり、且つ、第1対象車両100-1の退出方向と第2対象車両100-2の退出方向が同じである場合、制御装置350は、同時接続処理を行う。
図15は、制御装置350によるオペレータ割当処理の他の例を示すフローチャートである。図13で示された処理フローと比較すると、ステップS360がステップS360Aで置換され、ステップS380がステップS380Aで置換されている。ステップS360Aにおいて、制御装置350は、順次接続処理を行う。一方、ステップS380Aにおいて、制御装置350は、同時接続処理を行う。
図16は、順次接続処理(ステップS360A)の一例を示すフローチャートである。ステップS361において、制御装置350は、第1遠隔オペレータO-1を第2対象車両100-2に割り当てる。ステップS362において、制御装置350は、第1遠隔オペレータO-1による第1対象車両100に対する遠隔支援が完了したか否か判定する。第1対象車両100に対する遠隔支援が完了した場合(ステップS362;Yes)、処理は、ステップS363に進む。
ステップS363において、制御装置350は、第2対象車両100-2からの第2支援要求REQ-2が継続しているか否かを判定する。第2支援要求REQ-2が継続している場合(ステップS363;Yes)、処理は、ステップS364に進む。ステップS364において、制御装置350は、第2対象車両100-2に関する第2情報を第1遠隔オペレータ端末200-1に提供する。
状況が変化した場合、第2対象車両100-2は遠隔支援を必要とせず自力で所定エリアARに進入可能と判断する可能性がある。その場合、第2対象車両100-2は、第2支援要求REQ-2を取り下げる。第2支援要求REQ-2が継続していない場合(ステップS363;No)、処理は、ステップS365に進む。ステップS365において、制御装置350は、第2対象車両100-2に対する第1遠隔オペレータO-1の割り当てを解除する。これにより、第1遠隔オペレータO-1の拘束時間が減少する。
3-5.優先接続処理
制御装置350は、所定エリアARにおける交通優先順位を考慮して接続処理を行ってもよい。所定エリアARにおける交通優先順位は、例えば、地図情報MAPに登録されている。交通優先順位を考慮した接続処理は、以下、「優先接続処理」と呼ばれる。優先接続処理は、順次接続処理の一種である。優先接続処理を行う場合、制御装置350は、所定エリアARにおける第1対象車両100-1と第2対象車両100-2の交通優先順位に従って、第1情報と第2情報を第1遠隔オペレータ端末200-1に順番に提供する。
図17は、優先接続処理を説明するための概念図である。図17に示される例では、退出方向だけが同一である上記の第3の例(図6参照)の場合に優先接続処理が適用されている。図17に示される状況では、左折を行う第2対象車両100-2の方が第1対象車両100-1よりも交通優先順位が高い。従って、制御装置350は、第2対象車両100-2に関する接続処理を行った後、第1対象車両100-1に関する接続処理を行う。つまり、制御装置350は、第2対象車両100-2に関する第2情報を第1遠隔オペレータ端末200-1に提供する。そして、第2対象車両100-2に対する遠隔支援が完了した後、制御装置350は、第1対象車両100-1に関する第1情報を第1遠隔オペレータ端末200-1に提供する。
このように制御装置350が優先接続処理を行う場合、第1遠隔オペレータO-1が交通優先順位を考慮する必要がなくなる。従って、第1遠隔オペレータO-1にかかる処理負荷が軽減される。また、遠隔支援に要する時間が削減される。
3-6.一括指示
制御装置350が上述の順次接続処理を行う場合、第1遠隔オペレータO-1には「一括指示」が選択肢として提示されてもよい。
図18は、一括指示の例を説明するための概念図である。第1対象車両100-1に関する第1情報が第1画面221に表示されている。制御装置350は、遠隔支援を必要とする後続車両が存在する旨を第1遠隔オペレータ端末200-1に通知する。第1遠隔オペレータ端末200-1は、後続車両が存在することを通知する情報223を表示する。また、第1遠隔オペレータ端末200-1は、一括指示ボタン233を備えている。第1遠隔オペレータO-1は、一括指示ボタン233を押すことにより、第1対象車両100-1と第2対象車両100-2に対して一括で発進指示を与えることができる。これにより、第1遠隔オペレータO-1にかかる処理負荷が軽減され、遠隔支援に要する時間が削減される。
4.車両の例
4-1.構成例
図19は、車両100の構成例を示すブロック図である。車両100は、通信装置110、センサ群120、走行装置130、及び制御装置150を備えている。
通信装置110は、車両100の外部と通信を行う。例えば、通信装置110は、遠隔オペレータ端末200や管理装置300と通信を行う。
センサ群120は、認識センサ、車両状態センサ、位置センサ、等を含んでいる。認識センサは、車両100の周辺の状況を認識(検出)する。認識センサとしては、カメラ、LIDAR(Laser Imaging Detection and Ranging)、レーダ、等が例示される。車両状態センサは、車両100の状態を検出する。車両状態センサは、速度センサ、加速度センサ、ヨーレートセンサ、舵角センサ、等を含んでいる。位置センサは、車両100の位置及び方位を検出する。例えば、位置センサは、GNSS(Global Navigation Satellite System)を含んでいる。
走行装置130は、操舵装置、駆動装置、及び制動装置を含んでいる。操舵装置は、車輪を転舵する。例えば、操舵装置は、パワーステアリング(EPS: Electric Power Steering)装置を含んでいる。駆動装置は、駆動力を発生させる動力源である。駆動装置としては、エンジン、電動機、インホイールモータ、等が例示される。制動装置は、制動力を発生させる。
制御装置150は、車両100を制御するコンピュータである。制御装置150は、1又は複数のプロセッサ160(以下、単にプロセッサ160と呼ぶ)と1又は複数の記憶装置170(以下、単に記憶装置170と呼ぶ)を含んでいる。プロセッサ160は、各種処理を実行する。例えば、プロセッサ160は、CPUを含んでいる。記憶装置170は、プロセッサ160による処理に必要な各種情報を格納する。記憶装置170としては、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、HDD、SSD、等が例示される。制御装置150は、1又は複数のECU(Electronic Control Unit)を含んでいてもよい。
車両制御プログラムPROG1は、プロセッサ160によって実行されるコンピュータプログラムである。プロセッサ160が車両制御プログラムPROG1を実行することにより、制御装置150の機能が実現される。車両制御プログラムPROG1は、記憶装置170に格納される。あるいは、車両制御プログラムPROG1は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。
4-2.運転環境情報
制御装置150は、センサ群120を用いて、車両100の運転環境を示す運転環境情報ENVを取得する。運転環境情報ENVは、記憶装置170に格納される。
運転環境情報ENVは、認識センサによる認識結果を示す周辺状況情報を含む。例えば、周辺状況情報は、カメラによって撮像される画像IMGを含む。周辺状況情報は、車両100の周辺の物体に関する物体情報を含んでいてもよい。車両100の周辺の物体としては、歩行者、他車両(先行車両、駐車車両、等)、白線、信号、標識、路側構造物、等が例示される。物体情報は、車両100に対する物体の相対位置及び相対速度を示す。
また、運転環境情報ENVは、車両状態センサによって検出される車両状態を示す車両状態情報を含む。
更に、運転環境情報ENVは、車両100の位置及び方位を示す車両位置情報を含む。車両位置情報は、位置センサにより得られる。地図情報と周辺状況情報(物体情報)を用いた自己位置推定処理(Localization)により、高精度な車両位置情報が取得されてもよい。
4-3.車両走行制御
制御装置150は、車両100の走行を制御する車両走行制御を実行する。車両走行制御は、操舵制御、駆動制御、及び制動制御を含む。制御装置150は、走行装置130(操舵装置、駆動装置、及び制動装置)を制御することによって車両走行制御を実行する。
制御装置150は、運転環境情報ENVに基づいて自動運転制御を行ってもよい。より詳細には、制御装置150は、運転環境情報ENVに基づいて、車両100の走行計画を生成する。更に、制御装置150は、運転環境情報ENVに基づいて、車両100が走行計画に従って走行するために必要な目標トラジェクトリを生成する。目標トラジェクトリは、目標位置及び目標速度を含んでいる。そして、制御装置150は、車両100が目標トラジェクトリに追従するように車両走行制御を行う。
4-4.遠隔支援に関連する処理
以下、車両100に対する遠隔支援が行われる場合について説明する。制御装置150は、通信装置110を介して、管理装置300と通信を行う。
制御装置150は、支援要求REQを管理装置300に送信する。例えば、自動運転制御の最中、制御装置150は、運転環境情報ENVに基づいて自動運転制御が困難か判定する。自動運転制御が困難なシーンに直面した場合、制御装置150は、支援要求REQを管理装置300に送信する。
また、制御装置150は、車両情報VCLを管理装置300に送信する。車両情報VCLは、遠隔オペレータOによる遠隔支援に必要な情報であり、上述の運転環境情報ENVの少なくとも一部を含んでいる。例えば、車両情報VCLは、周辺状況情報(特に画像IMG)を含んでいる。車両情報VCLは、更に、車両状態情報、車両位置情報、走行計画、等を含んでいてもよい。
また、制御装置150は、オペレータ指示INSを管理装置300から受信する。制御装置150は、受信したオペレータ指示INSに従って車両走行制御を行う。
5.遠隔オペレータ端末の例
図20は、遠隔オペレータ端末200の構成例を示すブロック図である。遠隔オペレータ端末200は、通信装置210、出力装置220、入力装置230、及び制御装置250を含んでいる。
通信装置210は、車両100及び管理装置300と通信を行う。
出力装置220は、各種情報を出力する。例えば、出力装置220は、表示装置を含んでいる。表示装置は、各種情報を表示することにより、各種情報を遠隔オペレータOに提示する。他の例として、出力装置220は、スピーカを含んでいてもよい。
入力装置230は、遠隔オペレータOからの入力を受け付ける。例えば、入力装置230は、タッチパネル、キーボード、マウス、ボタン、等を含んでいる。遠隔オペレータOは、入力装置230を用いてオペレータ指示INSを入力することができる。
制御装置250は、遠隔オペレータ端末200を制御する。制御装置250は、1又は複数のプロセッサ260(以下、単にプロセッサ260と呼ぶ)と1又は複数の記憶装置270(以下、単に記憶装置270と呼ぶ)を含んでいる。プロセッサ260は、各種処理を実行する。例えば、プロセッサ260は、CPUを含んでいる。記憶装置270は、プロセッサ260による処理に必要な各種情報を格納する。記憶装置270としては、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、HDD、SSD、等が例示される。
遠隔支援プログラムPROG2は、プロセッサ260によって実行されるコンピュータプログラムである。プロセッサ260が遠隔支援プログラムPROG2を実行することにより、制御装置250の機能が実現される。遠隔支援プログラムPROG2は、記憶装置270に格納される。あるいは、遠隔支援プログラムPROG2は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。遠隔支援プログラムPROG2は、ネットワーク経由で提供されてもよい。
制御装置250は、通信装置210を介して、管理装置300と通信を行う。制御装置250は、対象車両100Tから送信される支援要求REQや車両情報VCLを受信する。制御装置250は、車両情報VCLを表示装置に表示することによって、車両情報VCLを遠隔オペレータOに提示する。遠隔オペレータOは、車両情報VCLに基づいて、対象車両100Tの状態や周囲の状況を認識することができる。遠隔オペレータOは、入力装置230を用いてオペレータ指示INSを入力する。制御装置250は、入力されたオペレータ指示INSを管理装置300に送信する。
1 遠隔支援システム
100 車両
100T 対象車両
100-1 第1対象車両
100-2 第2対象車両
200 遠隔オペレータ端末
200A 割当オペレータ端末
300 管理装置
310 通信装置
350 制御装置
360 プロセッサ
370 記憶装置
AR 所定エリア
MAP 地図情報
IMG 画像
INS オペレータ指示
O 遠隔オペレータ
OA 割当オペレータ
O-1 第1遠隔オペレータ
O-2 第2遠隔オペレータ
OPE オペレータ管理情報
REQ 支援要求
REQ-1 第1支援要求
REQ-2 第2支援要求
VCL 車両情報

Claims (12)

  1. 車両に対する遠隔支援を管理する管理装置であって、
    対象車両からの支援要求に応答して、遠隔オペレータを前記対象車両に割り当てるオペレータ割当処理を実行する1又は複数のプロセッサと、
    前記対象車両の位置と走行計画を含む車両情報を格納する1又は複数の記憶装置と
    を備え、
    所定エリアを通行する予定の複数の対象車両のそれぞれから複数の支援要求を同じ期間に受け取った場合、前記1又は複数のプロセッサは、
    前記複数の対象車両の各々について、前記所定エリアへの進入方向と前記所定エリアからの退出方向を前記車両情報に基づいて認識し、
    前記進入方向と前記退出方向の組み合わせに基づいて、前記複数の対象車両に対して同一の遠隔オペレータを割り当てるか別々の遠隔オペレータを割り当てるかを決定し、
    前記複数の対象車両の前記進入方向と前記退出方向の少なくとも一方が同一である場合、前記1又は複数のプロセッサは、前記複数の対象車両に対して同一の遠隔オペレータを割り当てる
    管理装置。
  2. 車両に対する遠隔支援を管理する管理装置であって、
    対象車両からの支援要求に応答して、遠隔オペレータを前記対象車両に割り当てるオペレータ割当処理を実行する1又は複数のプロセッサと、
    前記対象車両の位置と走行計画を含む車両情報を格納する1又は複数の記憶装置と
    を備え、
    所定エリアを通行する予定の複数の対象車両のそれぞれから複数の支援要求を同じ期間に受け取った場合、前記1又は複数のプロセッサは、
    前記複数の対象車両の各々について、前記所定エリアへの進入方向と前記所定エリアからの退出方向を前記車両情報に基づいて認識し、
    前記進入方向と前記退出方向の組み合わせに基づいて、前記複数の対象車両に対して同一の遠隔オペレータを割り当てるか別々の遠隔オペレータを割り当てるかを決定し、
    前記複数の対象車両の前記進入方向も前記退出方向も異なる場合、前記1又は複数のプロセッサは、前記複数の対象車両に対して前記別々の遠隔オペレータを割り当てる
    管理装置。
  3. 車両に対する遠隔支援を管理する管理装置であって、
    対象車両からの支援要求に応答して、遠隔オペレータを前記対象車両に割り当てるオペレータ割当処理を実行する1又は複数のプロセッサと、
    前記対象車両の位置と走行計画を含む車両情報を格納する1又は複数の記憶装置と
    を備え、
    所定エリアを通行する予定の複数の対象車両のそれぞれから複数の支援要求を同じ期間に受け取った場合、前記1又は複数のプロセッサは、
    前記複数の対象車両の各々について、前記所定エリアへの進入方向と前記所定エリアからの退出方向を前記車両情報に基づいて認識し、
    前記進入方向と前記退出方向の組み合わせに基づいて、前記複数の対象車両に対して同一の遠隔オペレータを割り当てるか別々の遠隔オペレータを割り当てるかを決定し、
    前記1又は複数のプロセッサは、
    前記所定エリアを通行する予定の第1対象車両から前記支援要求を受け取り、
    前記第1対象車両からの前記支援要求に応答して、第1遠隔オペレータを前記第1対象車両に割り当て、
    前記第1対象車両への前記第1遠隔オペレータの割り当ての後、前記第1対象車両に対する前記遠隔支援が完了する前に、前記所定エリアを通行する予定の第2対象車両から前記支援要求を受け取り、
    前記第1対象車両と前記第2対象車両の各々の前記車両情報に基づいて、前記第1対象車両と前記第2対象車両の各々の前記進入方向と前記退出方向を認識し、
    前記第1対象車両と前記第2対象車両の各々の前記進入方向と前記退出方向の組み合わせに基づいて、前記第2対象車両に対して前記第1遠隔オペレータを割り当てるか否かを決定する
    管理装置。
  4. 請求項に記載の管理装置であって、
    前記第1対象車両と前記第2対象車両とで前記進入方向と前記退出方向の少なくとも一方が同一である場合、前記1又は複数のプロセッサは、前記第2対象車両に対して前記第1遠隔オペレータを割り当てる
    管理装置。
  5. 請求項に記載の管理装置であって、
    第1情報は、前記第1対象車両からの前記支援要求と前記第1対象車両の前記車両情報を含み、
    第2情報は、前記第2対象車両からの前記支援要求と前記第2対象車両の前記車両情報を含み、
    順次接続処理を行う場合、前記1又は複数のプロセッサは、前記第1情報を前記第1遠隔オペレータが操作する第1遠隔オペレータ端末に提供し、前記第1遠隔オペレータによる前記第1対象車両に対する前記遠隔支援が完了した後に、前記第2情報を前記第1遠隔オペレータ端末に提供する
    管理装置。
  6. 請求項に記載の管理装置であって、
    前記第1対象車両の前記進入方向と前記第2対象車両の前記進入方向が同じである場合、前記1又は複数のプロセッサは、前記順次接続処理を行う
    管理装置。
  7. 請求項に記載の管理装置であって、
    第1情報は、前記第1対象車両からの前記支援要求と前記第1対象車両の前記車両情報を含み、
    第2情報は、前記第2対象車両からの前記支援要求と前記第2対象車両の前記車両情報を含み、
    同時接続処理を行う場合、前記1又は複数のプロセッサは、前記第1情報と共に前記第2情報を前記第1遠隔オペレータが操作する第1遠隔オペレータ端末に同時に提供する
    管理装置。
  8. 請求項に記載の管理装置であって、
    前記第1対象車両の前記進入方向と前記第2対象車両の前記進入方向が異なり、且つ、前記第1対象車両の前記退出方向と前記第2対象車両の前記退出方向が同じである場合、前記1又は複数のプロセッサは、前記同時接続処理を行う
    管理装置。
  9. 請求項に記載の管理装置であって、
    第1情報は、前記第1対象車両からの前記支援要求と前記第1対象車両の前記車両情報を含み、
    第2情報は、前記第2対象車両からの前記支援要求と前記第2対象車両の前記車両情報を含み、
    優先接続処理を行う場合、前記1又は複数のプロセッサは、前記所定エリアにおける前記第1対象車両と前記第2対象車両の交通優先順位に従って、前記第1情報と前記第2情報を前記第1遠隔オペレータが操作する第1遠隔オペレータ端末に順番に提供する
    管理装置。
  10. 請求項に記載の管理装置であって、
    前記第1対象車両の前記進入方向と前記第2対象車両の前記進入方向が異なり、且つ、前記第1対象車両の前記退出方向と前記第2対象車両の前記退出方向が同じである場合、前記1又は複数のプロセッサは、前記優先接続処理を行う
    管理装置。
  11. コンピュータにより車両に対する遠隔支援を管理する管理方法であって、
    対象車両からの支援要求に応答して、遠隔オペレータを前記対象車両に割り当てるオペレータ割当処理と、
    前記対象車両の位置と走行計画を含む車両情報を取得する処理と
    を含み、
    所定エリアを通行する予定の複数の対象車両のそれぞれから複数の支援要求を同じ期間に受け取った場合の前記オペレータ割当処理は、
    前記複数の対象車両の各々について、前記所定エリアへの進入方向と前記所定エリアからの退出方向を前記車両情報に基づいて認識する処理と、
    前記進入方向と前記退出方向の組み合わせに基づいて、前記複数の対象車両に対して同一の遠隔オペレータを割り当てるか別々の遠隔オペレータを割り当てるかを決定する処理を含み、
    前記複数の対象車両の前記進入方向と前記退出方向の少なくとも一方が同一である場合の前記オペレータ割当処理は、前記複数の対象車両に対して同一の遠隔オペレータを割り当てる処理
    を含む
    管理方法。
  12. コンピュータによって実行され、車両に対する遠隔支援を管理する管理プログラムであって、
    対象車両からの支援要求に応答して、遠隔オペレータを前記対象車両に割り当てるオペレータ割当処理と、
    前記対象車両の位置と走行計画を含む車両情報を取得する処理と
    を前記コンピュータに実行させ、
    所定エリアを通行する予定の複数の対象車両のそれぞれから複数の支援要求を同じ期間に受け取った場合の前記オペレータ割当処理は、
    前記複数の対象車両の各々について、前記所定エリアへの進入方向と前記所定エリアからの退出方向を前記車両情報に基づいて認識する処理と、
    前記進入方向と前記退出方向の組み合わせに基づいて、前記複数の対象車両に対して同一の遠隔オペレータを割り当てるか別々の遠隔オペレータを割り当てるかを決定する処理を含み、
    前記複数の対象車両の前記進入方向と前記退出方向の少なくとも一方が同一である場合の前記オペレータ割当処理は、前記複数の対象車両に対して同一の遠隔オペレータを割り当てる処理
    を含む
    管理プログラム。
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