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JP7491782B2 - 物資空輸システム及び物資空輸方法 - Google Patents
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JP7491782B2 - 物資空輸システム及び物資空輸方法 - Google Patents

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Description

本開示は、物資空輸システム及び物資空輸方法に関する。
従来の物資空輸システムにおいては、例えば、貨物を空輸する場合、貨物の発出地において貨物が輸送機に荷積みされ、輸送機によって貨物の到着地まで空輸され、当該到着地において、空輸された貨物が輸送機から荷降ろしされる。荷下ろしされた貨物は、輸送車等によって配送拠点に輸送される。
(例えば、特許文献1の図1参照)。
特開2002-087535公開特許公報(特に図1)
ところで、発着便数の少ない空港では、上述の貨物の荷降ろし、配送拠点への輸送等の作業は、空き時間が多いため、当該作業を担当する組織の効率が悪い。
また、災害救援物資を被災地に空輸する場合、輸送機の到着地における救援物資の荷下ろし、被災現場への輸地上輸送等を、災害救援物を提供する側が行う必要がある場合がある。
また、輸送機の到着地において、貨物、救援物資の処理以外に、様々な作業が必要とされる場合がある。
本開示は上記のような課題を解決するためになされたもので、航空機の到着地において必要とされる作業を遂行可能な物資空輸システム及び物資空輸方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本開示のある形態(aspect)に係る物資空輸システムは、自走可能なロボットと、物資及び前記ロボットを搭載する(load)ことが可能な航空機と、前記航空機が着陸した状態又はホバリングしている状態において、少なくとも前記ロボットが前記航空機から地上に降り且つ地上から前記航空機に載ることを可能にする降下/搭載装置と、を備え、前記航空機から地上に降りた前記ロボットが再度前記航空機に搭載されるように構成されている。
また、本開示の他の形態に係る物資空輸方法は、自走可能なロボットと、物資及び前記ロボットを搭載する(load)ことが可能な航空機と、前記航空機が着陸した状態又はホバリングしている状態において、少なくとも前記ロボットが前記航空機から地上に降り且つ地上から前記航空機に載ることを可能にする降下/搭載装置と、を用いることと、前記航空機から地上に降りた前記ロボットが再度前記航空機に搭載されることと、を含む。
本開示は、航空機の到着地において必要とされる作業を遂行可能な物資空輸システム及び物資空輸方法を提供できるという効果を奏する。
図1は、本開示の実施形態1に係る物資空輸システムのハードウェアの構成例を示す模式図である。 図2は、図1のロボットの構成例を示す斜視図である。 図3は、本開示の実施形態1に係る物資空輸システムの制御系統の構成例を示す機能ブロック図である。 図4は、図1の物資空輸システムの動作を示す斜視図である。 図5Aは、図1のロボットの他の構成例を示す斜視図である。 図5Bは、図1のロボットの他の構成例を示す斜視図である。 図6は、本開示の実施形態2に係る物資空輸システムの構成例を示す模式図である。 図7は、図6のコンテナ及びロボットの動作を示す斜視図である。
本開示のある形態(aspect)に係る物資空輸システムは、自走可能なロボットと、物資及び前記ロボットを搭載する(load)ことが可能な航空機と、前記航空機が着陸した状態又はホバリングしている状態において、少なくとも前記ロボットが前記航空機から地上に降り且つ地上から前記航空機に載ることを可能にする降下/搭載装置と、を備え、前記航空機から地上に降りた前記ロボットが再度航空機に搭載されるように構成されている。
ここで、「航空機」として、飛行機、ヘリコプターが例示される。「航空機」は、用途別に分類すると、民間用の貨物機、軍事用の輸送機、旅客機等を含む。
「物資」は、貨物、手荷物、救援物資を含む。
「搭載する」は、被搭載物を航空機の内部に格納する場合、被搭載物を航空機の外部に装着する場合の双方を意味する。
被搭載物を航空機の外部に装着する形態として、被搭載物を航空機に吊り下げる形態、被搭載物を航空機に固定具によって固定する形態等が例示される。
「ロボットが降りる」は、ロボットが降下/搭載装置を利用して自ら降りる場合と、ロボットが降下/搭載装置によって降ろされる場合との双方を意味する。「ロボットが載る」は、ロボットが降下/搭載装置を利用して自ら載る場合と、ロボットが降下/搭載装置によって搭載される場合との双方を意味する。
「前記ロボットが再度航空機に搭載される」は、ロボットが降りた航空機とロボットが再度搭載される航空機とが同じであっても異なっていてもよいことを意味する。
この構成によれば、ロボットが物資を自身に積んだ状態で航空機から地上に降り、又は、ロボットが地上に降りた後、航空機に搭載された物資を自身に積み、自走することによって、物資を配送拠点に地上輸送することができる。また、ロボットの構造、エンドエフェクタの種類を適宜選択することによって、航空機の到着地において必要とされる様々な作業を遂行することができる。さらに、航空機から地上に降りたロボットは再度航空機に搭載される。よって、航空機の到着地において必要とされる作業を遂行することができる。
前記ロボットは、第1地点に着陸した状態又は前記第1地点の上方にホバリングしている状態の前記航空機から前記物資を搬出し、その後、自走することによって当該搬出した物資を前記第1地点から離れた第2地点まで搬送し、且つ、搬送した物資を当該第2地点に置くことが可能なように構成されていてもよい。
この構成によれば、物資を必要とする地点を第2地点として選択することにより、ロボットが、物資を航空機から搬出して物資を必要とする地点まで届けることができる。
前記ロボットは、前記航空機に搭載されている状態において自らロックしており、前記航空機から降りる場合に、自らロックを解除し、その後自走するように構成されていてもよい。
この構成によれば、安全な状態でロボットを往路輸送することができ、且つ、輸送後、容易に自走すことができる。
前記ロボットは、前記航空機に載った後自らロックする又は自らロックした後前記航空機に搭載されるように構成されていてもよい。
この構成によれば、安全な状態でロボットを復路輸送することができる。
前記ロボットは、所定の作業地点に自走し、当該作業地点において作業を行うことが可能なように構成されていてもよい。
この構成によれば、ロボットが、所定の作業として、航空機の到着地において必要とされる作業を遂行することができる。
前記ロボットは、前記物資を載置するための載置部を備え、前記ロボットの前記物資を取り扱う部分は、前記物資を前記載置部に載置し且つ当該載置部に載置された前記物資を当該載置部から取り出すことが可能なように構成されていてもよい。
この構成によれば、ロボットが、物資を取り扱う部分(例えば、選択にエンドエフェクタが装着されたロボットアーム)によって、航空機に搭載された物資を自身の載置部に積み、自走後、当該物資を取り扱う部分によって当該物資を載置部から目的地に降ろすことができる。
前記物資空輸システムは、操作者が前記ロボットを遠隔操作するための遠隔操作器をさらに備えていてもよい。
この構成によれば、操作者がロボットを遠隔操作することができる。
前記物資空輸システムは、前記ロボットの周囲の状況を撮像するための撮像器と、前記撮像器で撮像された画像を前記操作者に表示するための表示器と、をさらに備えていてもよい。
この構成によれば、操作者が、表示器に表示されるロボットの周囲の状況の画像を見ながらロボットを遠隔操作することができる。
前記ロボットは、プログラム制御されるように構成されていてもよい。
この構成によれば、ロボットを自動で動作させることができる。
前記物資が貨物、手荷物、又は救援物資であってもよい。
この構成によれば、貨物、手荷物、又は救援物資を、必要とされる地点まで、航空機による空輸及びロボットによる地上輸送によって、届けることができる。
また、本開示の他の形態に係る物資空輸方法は、自走可能なロボットと、物資及び前記ロボットを搭載する(load)ことが可能な航空機と、前記航空機が着陸した状態又はホバリングしている状態において、少なくとも前記ロボットが前記航空機から地上に降り且つ地上から前記航空機に載ることを可能にする降下/搭載装置と、を用いることと、前記航空機から地上に降りた前記ロボットが再度航空機に搭載されることと、を含む。
この構成によれば、航空機の到着地において必要とされる作業を遂行することができる。
以下、本開示の具体的な実施形態を、図面を参照しながら説明する。なお、以下では全ての図面を通じて同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。また、以下の図は、本開示を説明するための図であるので、本開示に無関係な要素が省略される場合、誇張等のために寸法が正確でない場合、簡略化される場合、複数の図において互いに対応する要素の形態が一致しない場合等がある。また、本開示は、以下の実施形態に限定されない。
(実施形態1)
図1は、本開示の実施形態1に係る物資空輸システムのハードウェアの構成例を示す模式図である。
[ハードウェアの構成]
図1を参照すると、実施形態1の物資空輸システム100は、操作エリア51、航空機到着エリア(第1地点)52、及び目的エリア(第2地点)53に跨って実施される。
物資空輸システム100は、ロボット1と、航空機2と、ロボット降下/搭載装置3と、を含む。図1には、ロボット1及び物資21を搭載した航空機2が航空機到着エリア52に着陸し、航空機2に設けられたロボット降下/搭載装置3が使用状態に設定(展開)された状態が示されている。
また、物資空輸システム100は、操作エリア51に配置された、ロボット操作器11、ドローン操作器12、及び表示器13を含む。操作エリア51は、任意の場所に設定することができる。例えば、航空機2の内部、航空機到着エリア52、目的エリア53、これらの場所以外の航空機2の出発地から遠隔の地のいずれに設定してもよい。
目的エリア53には、航空機2によって空輸された物資21の届け先22が設置されている。この届先22として、配送拠点、被災地における救援物資の届先等が例示される。
さらに、物資空輸システム100は、撮像器15が搭載されたドローン14を含む(図4参照)。ドローン14は、ロボット1と一緒に航空機2によって輸送される(図1に示さず)。
以下、これらの要素を詳細に説明する。
<物資21>
物資21として、貨物、手荷物、救援物資等が例示される。
<航空機2>
航空機2として、飛行機、ヘリコプターが例示される。航空機2は、用途別に分類すると、民間用の貨物機、軍事用の輸送機、旅客機等を含む。実施形態1では、航空機2は、例えば、貨物機である。航空機2がヘリコプターである形態が、後述する実施形態2に例示されている。
<ロボット降下/搭載装置3>
ロボット降下/搭載装置3は、航空機2が着陸した状態又はホバリングしている状態において、ロボット1が航空機2から地上に降り且つ地上から航空機2に載ることを可能にする装置であればよい。ロボット降下/搭載装置3は、航空機2又はロボット1に設けられてもよく、又は、これらと別個に設けられてもよい。ここでは、ロボット降下/搭載装置3は、航空機2に設けられている。このロボット降下/搭載装置3は、具体的には、以下のように構成されている。
図4を参照すると、航空機2の機体の後部の下面に開口が設けられ、この開口を揺動しながら開閉する一対の側面扉と下面扉とが設けられている。一対の側面扉は、それぞれ、機体の左方向及び右方向に延在し、左側及び右側の基端部を中心に上下に揺動するように構成されている。下面扉は、機体の後ろ方向に延在し、前側の基端部を中心に上下に揺動するように構成されている。この下面扉の内面が、ロボット1を含む車両が通行可能なように平坦に形成されており、下面扉が開かれて先端が地面に接触すると、当該下面扉の内面上を、ロボット1を含む車両が通行可能になる。そして、飛行時にはこの開口が、一対の側面扉及び下面扉によって閉じられる。従って、この一対の側面扉及び下面扉が、ロボット降下/搭載装置3を構成している。
<ロボット1>
図2は、図1のロボット1の構成例を示す斜視図である。図2を参照すると、ロボット1は、自走可能であり、物資21を載置するための載置部33を備えており、且つ、物資21を載置部33に載置し且つ当該載置部33に載置された物資21を当該載置部から取り出すことが可能なように構成されていればよい。
具体的には、ロボット1は、例えば、台車31を備えている。台車31の基部には、車輪34が設けられている。台車31の上面の一方の端部にロボットアーム32が設けられている。ロボットアーム32は、例えば、6自由度(6軸)の垂直型多関節アームで構成され、先端にエンドエフェクタとして、吸着部36が装着されている。エンドエフェクタは、ロボットアーム32の用途に応じて、適宜選択することができる。
台車31の上面の残りの部分が載置部33として構成されている。載置部33には、積載される物資21の荷崩れを防止するために図示されない柵等が設けられている。
ロボット1は、ロボット制御器71及び動力源35をさらに備えている。ロボット制御器71は、ロボット1の動作を制御する。動力源35は、例えば、2次電池、燃料電池、内燃機関等で構成される。動力源35が内燃機関で構成される場合には、電源として発電機が設けられる。動力源35は、ここでは、2次電池である。
ロボット1は、停止状態ではロボットアーム32を所定の姿勢でロックし、起動されるとロックを解除するように構成されている。
<撮像器15>
図4は、図1の物資空輸システム100の動作を示す斜視図である。図4を参照すると、撮像器15は、ロボット1の周囲を撮像するための装置である。撮像器15として、カメラが例示される。カメラとして、2次元カメラ、3次元カメラ、赤外線カメラ等が例示される。
撮像器15は、ここでは、ドローン14に設けられるが、ロボット1又は航空機2の適所に設けられてもよい。また、撮像器15は、地上に据え置く支持体に設けられてもよい。撮像器15の数は限定されない。撮像器15の設置態様は、これらの異なる設置態様を組み合わせてもよい。
<ドローン14>
図4を参照すると、ドローン14は、特に限定されない。ドローン14は、自律飛行が可能なものが好ましい。ドローン14は、ここでは、ロボット1と1:1で対応して設けられるが、ロボット1と1:複数で対応して設けられてもよい。
<ロボット操作器11>
図1を参照すると、ロボット操作器11は、上端部が操作者の把持部として構成されており、操作者がこの把持を移動操作すると、その移動操作に応じてロボット1のロボットアーム32の吸着部36が移動する。また、把持部には、台車31の操作部が設けられていて、操作者は、この操作部を操作することによって、台車31の走行を制御することができる。
<ドローン操作器12>
ドローン操作器12には、例えば、押し引き及び傾倒可能なジョイスティックが設けられていて、操作者がこのジョイスティックを押し引き及び傾倒操作すると、その操作に応じてドローンが移動する。また、ドローン操作器12は、撮像器15の操作部が設けられていて、操作者は、この操作部を操作することによって、撮像器15の動作(オンオフ、ズーム等)を制御することができる。
<表示器13>
表示器13は、例えば、液晶ディスプレイで構成される。表示器13は、撮像器15で撮像された画像を表示する。
[制御系統の構成]
図3は、本開示の実施形態1に係る物資空輸システムの制御系統の構成例を示す機能ブロック図である。
図3を参照すると、物資空輸システム100は、操作側制御器61と、ロボット制御器71と、ドローン制御器81と、を備える。
操作側制御器61は、ロボット操作信号生成部62、ドローン操作信号生成部63、表示制御部64、及び操作側通信部65を含む。操作側通信部65は、データ通信可能な通信器で構成される。ロボット操作信号生成部62、ドローン操作信号生成部63、及び表示制御部64は、プロセッサとメモリとを有する演算器で構成される。これらは、この演算器において、メモリに格納された制御プログラムをプロセッサが実行することによって実現される機能ブロックである。この演算器は、具体的には、例えば、マイクロコントローラ、MPU、FPGA(Field Programmable Gate Array)、PLC(Programmable Logic Controller)等で構成される。これらは、集中制御を行う単独の演算器で構成されてもよく、分散制御を行う複数の演算器で構成されてもよい。
ロボット操作信号生成部62は、ロボット操作器11の操作に応じて、ロボット操作信号を生成する。ドローン操作信号生成部63は、ドローン操作器12の操作に応じてドローン操作信号を生成する。表示制御部64は、操作側通信部65から送信される画像信号に応じた画像を表示器13に表示させる。操作側通信部65は、ロボット操作信号生成部62から送信されるロボット操作信号及びドローン操作信号生成部63から送信されるドローント操作信号を無線通信信号に変換して無線送信し、且つ、ドローン側通信部82から送信される無線通信信号を受信して画像信号に変換し、これを表示制御部64に送信する。
ロボット制御器71は、ロボット側通信部72及びロボット制御部73を含む。ロボット側通信部72は、データ通信可能な通信器で構成される。ロボット制御部73は、プロセッサとメモリとを有する演算器で構成される。ロボット制御部73は、この演算器において、メモリに格納された制御プログラムをプロセッサが実行することによって実現される機能ブロックである。この演算器は、具体的には、例えば、マイクロコントローラ、MPU、FPGA(Field Programmable Gate Array)、PLC(Programmable Logic Controller)等で構成される。これらは、集中制御を行う単独の演算器で構成されてもよく、分散制御を行う複数の演算器で構成されてもよい。
ロボット側通信部72は、操作側通信部65から送信される無線通信信号を受信してロボット操作信号に変換し、これをロボット制御部73に送信する。ロボット制御部73は、このロボット操作信号に応じて、ロボット1の動作を制御する。
ドローン制御器81は、ドローン側通信部82、ドローン制御部83、及び撮像器制御部84を含む。ドローン側通信部82は、データ通信可能な通信器で構成される。ドローン制御部83及び撮像器制御部84は、プロセッサとメモリとを有する演算器で構成される。ドローン制御部83及び撮像器制御部84は、この演算器において、メモリに格納された制御プログラムをプロセッサが実行することによって実現される機能ブロックである。この演算器は、具体的には、例えば、マイクロコントローラ、MPU、FPGA(Field Programmable Gate Array)、PLC(Programmable Logic Controller)等で構成される。これらは、集中制御を行う単独の演算器で構成されてもよく、分散制御を行う複数の演算器で構成されてもよい。
ドローン側通信部82は、操作側通信部65から送信される無線通信信号を受信してドローン操作信号に変換し、これをドローン制御部83及び撮像器制御部84に送信する。また、ドローン側通信部82は、撮像器制御部84から送信される画像信号を無線通信信号に変換し、これを無線送信する。ドローン制御部83は、ドローン側通信部82から送信されるドローン操作信号に応じて、ドローン14の動作を制御する。撮像器制御部84は、ドローン側通信部82から送信されるドローン操作信号(そのうちの撮像器操作信号)に応じて、撮像器15の動作を制御する。撮像器制御部84は、また、撮像器15から送信される画像信号をドローン側通信部82に送信する。
ここで、本明細書で開示する要素の機能は、開示された機能を実行するよう構成又はプログラムされた汎用プロセッサ、専用プロセッサ、集積回路、ASIC(Application Specific Integrated Circuits)、従来の回路、及び/又は、それらの組み合わせ、を含む回路又は処理回路を使用して実行できる。プロセッサは、トランジスタやその他の回路を含むため、処理回路又は回路と見なされる。本開示において、「器」又は「部」は、列挙された機能を実行するハードウェアであるか、又は、列挙された機能を実行するようにプログラムされたハードウェアである。ハードウェアは、本明細書に開示されているハードウェアであってもよいし、あるいは、列挙された機能を実行するようにプログラム又は構成されているその他の既知のハードウェアであってもよい。ハードウェアが回路の一種と考えられるプロセッサである場合、「器」又は「部」は、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせであり、ソフトウェアは、ハードウェア及び/又はプロセッサの構成に使用される。
[物資空輸システム100の動作(物資空輸方法)]
次に、以上のように構成された物資空輸システム100の動作(物資空輸方法)を、図1乃至図4を用いて説明する。
図1乃至図4を参照すると、航空機2には、物資21、ロボット1、ドローン14が搭載される。ロボット1は、ロボットアーム32をロックしている。物資21は、ロボット1に積載されていてもよく、ロボット1とは別個に航空機2に搭載されてもよい。ここでは、物資21は、ロボット1と別個に搭載されている。ロボット1は、ここでは、複数、搭載されている。ロボット1、及びドローン14は、図3に示されているように、1:1で対応する。つまり、1人の操作者が表示器13の画像を見ながら、ロボット操作器11及びドローン操作器12によって、それぞれ、ロボット1及びドローン(及び撮像器15)を操作する。以下では、1台のロボット1を例に取って、物資空輸システム100の動作(物資空輸方法)を説明する。
航空機2が航空機到着エリア52に着陸すると、ロボット降下/搭載装置3を構成する一対の側面扉及び下面扉が開いて、ロボット1の通行が可能になる。
操作者は、まず、ロボット1を起動する。これにより、ロボットアーム32のロックが解除される。次いで、ドローン14を航空機2の機内の適所に位置させて、ロボット1に、ロボットアーム32によって物資21を積載する。次いで、操作者は、ドローン14を機外に向けて移動させながらロボット1を、ロボット降下/搭載装置3を通って、機外に出す。そして、ドローン14とともに、ロボット1を目的エリア53の届先22に移動させる。そして、届先22において、操作者は、ロボットアーム32によって、ロボット1から物資21を所定の場所に降ろす。その後、必要とされる作業があれば、ロボット1を用いて当該作業を行う。
当該作業が完了すると、操作者は、ロボット1及びドローン14を航空機到着エリア52に移動させる。そして、操作者は、ドローン14とともに、ロボット1をロボット降下/搭載装置3を通って、航空機2に搭載させる(特に図4参照)。その後、操作者がロボット1の動作を停止すると、ロボット1は、ロボットアーム32をロックする。
その後、航空機2は、ロボット降下/搭載装置3を構成する一対の側面扉及び下面扉を閉じ、離陸する。
{変形例1}
図5A及び5Bは、図1のロボット1の他の構成例を示す斜視図である。図5A及び5Bを参照すると、変形例1では、図2に示すロボット1に代えて、図5A及び5Bに示すロボット1が用いられる。
このロボット1は、図1のロボット1と比較すると、台車31に、さらに、リフト38が設けられている。リフト38にはパレットPが載置され、このパレットP上にロボットアーム32によって物資21が載置される。従って、このリフト38が物資21の載置部を構成する。ロボットアーム32は、吸着部37によって物資21を保持する。
{変形例2}
変形例2では、ロボット1が物資21を届先22に搬送せず、届先22において、所定の作業のみを行う。所定の作業として、例えば、ロボット1が、届先22にある荷物を所要の場所に搬送する。
(実施形態2)
図6は、本開示の実施形態2に係る物資空輸システム200の構成例を示す模式図である。図7は、図6のコンテナ91及びロボット1の動作を示す斜視図である。図7では、簡略化のため、コンテナ91の壁の厚みを省略し、且つ、扉91cの駆動機構の図示を省略している。また、図7では、コンテナ91が取り付けられているウインチのワイヤ92の図示を省略している。
図6を参照すると、実施形態2に物資空輸システム200は、以下の点で実施形態1の物資空輸システム100と相違し、その他の点は実施形態1の物資空輸システム100と同じである。以下、この相違点を説明する。
実施形態2の物資空輸システム200では、航空機2が輸送ヘリコプターでああり、且つ、ロボット1、物資21、及びドローン14(図6及び図7に示さず)が、航空機2に吊り下げされたコンテナ91に格納されて、輸送される。
航空機2は、ワイヤ92を巻き上げ及び巻き戻す(繰り出す)ウインチ(不図示)を備えており、このワイヤ92の先端部にコンテナ91が取り付けられる。航空機2は、ウインチによりワイヤ92を巻き上げ及び巻き戻すことによって、コンテナ91を昇降する。従って、ウインチ(ワイヤ92)及びコンテナ91が、ロボット降下/搭載装置3を構成する。
図7を参照すると、コンテナ91は、例えば、直方体状の箱からなる本体91aと扉91cとを備える。本体91aは、一つの側面の全面に渡って開口91bを有し、この開口91bの側縁に、扉91cが左右方向に揺動して開口91bを開閉するように設けられている。航空機2の操縦士が所定の操作部を操作することにより、扉91cを開閉することができる。
図6を参照すると、実施形態2では、物資21を積載した状態でロボット1がドローン14と一緒に格納される。そして、このコンテナ91が、コンテナ91が航空機2のウインチのワイヤ92の先端に取り付けられ、航空機2が離陸すると、航空機2に吊り下げられる。
図1、図6、及び図7を参照すると、航空機2は、航空機到着エリア52の上方に到達するとホバリングし、ウインチによってワイヤ92を巻き戻して、コンテナ91を地上に降ろす。そして、航空機2の操縦士が所定の操作部を操作すると、コンテナ91の扉91cが開く。
図7を参照すると、操作者はコンテナ91の扉91cが開くと、ロボット1及びドローン14を起動する。この後のロボット1及びドローン14の動作は、実施形態1の物資空輸システム100と同じである。よって、その説明を省略する。
(実施形態3)
実施形態3では、実施形態1(変形例1及び2を含む)及び実施形態2のいずれかにおいて、ロボット1がプログラム制御される。この場合、ドローン操作器12、表示器13、及びドローン14が省略される。
ロボット1が遂行する作業が簡単な場合、実施形態3は特に有効である。
(その他の実施形態)
実施形態1(変形例1及び2を含む)及び実施形態2のいずれかにおいて、航空機到着エリア52において、ロボット1が地上に降りた航空機2と地上に降りたロボット1が載る航空機2とは互い異なっていてもよい。
実施形態1(変形例1及び2を含む)及び実施形態2のいずれかにおいて、ロボット1が不整地を走行する場合、台車31の走行部を、車輪34に代えてキャタピラで構成してもよい。
実施形態1(変形例1及び2を含む)及び実施形態2のいずれかにおいて、ロボット1が自ら航空機2から降り、且つ、航空機2に載るようにロボット1及び航空機2を構成してもよい。具体的には、以下のように構成してもよい。
例えば、ロボット1がウインチを適所に備え、航空機2の下面にロボット1を通過させる開口が設けられる。この開口は、ロボット1が地上に降りたとき、ロボットアーム32を折りたたんで、航空機2の下面と地面との間を通ることが可能な航空機2の部分に設けられる。そして、この開口の周囲の適所にウインチのワイヤの先端のフックの掛け部が設けられる。この掛け部は、ロボット1が地上に降りたとき、ロボットアーム32を伸ばした場合に吸着部36が届く位置に設けられる。ロボット1は、吸着部6によって、この掛け部にフックを掛けてウインチにより開口を通過して地上に降り、吸着部6によって、この掛け部からフックを外す。一方、ロボット1は、航空機2に載る場合には、地上からロボットアーム32を伸ばして吸着部36によりウインチのワイヤのフックを掛け部に掛ける。そして、ウインチにより開口を通過して、航空機2に載り、吸着部36によって、フックを掛け部から外す。このようにして、ロボット1が自ら航空機2から降り、且つ、航空機2に載ることができる。なお、ウインチ及びそれに対応する掛け部を、ロボット1の重心の水平方向における周囲の3以上の箇所に配置すると、ロボット1の姿勢を安定させることができる。
上記説明から、当業者にとっては、多くの改良や他の実施形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきである。
本開示の物資空輸システム及び物資空輸方法は、航空機の到着地において必要とされる作業を遂行可能な物資空輸システム及び物資空輸方法として有用である。
1 ロボット
2 航空機
3 ロボット降下/搭載装置
11 ロボット操作器
12 ドローン操作器
13 表示器
14 ドローン
15 撮像器
21 物資
22 届先
31 台車
32 ロボットアーム
33 載置部
34 車輪
35 動力源
36,37 吸着部
51 操作エリア
52 航空機到着エリア
53 目的エリア
71 ロボット制御器
91 コンテナ
92 ワイヤ
100,200 物資空輸システム

Claims (16)

  1. 自走可能なロボットと、
    物資及び前記ロボットを搭載する(load)ことが可能な航空機と、
    前記航空機が着陸した状態又はホバリングしている状態において、少なくとも前記ロボットが前記航空機から地上に降り且つ地上から前記航空機に載ることを可能にする降下/搭載装置と、を備え、
    前記航空機から地上に降りた前記ロボットが再度航空機に搭載されるように構成され、
    前記ロボットは、
    前記航空機に搭載されている状態において自らロックしており、前記航空機から降りる場合に、自らロックを解除し、その後自走し、
    前記航空機に載った後自らロックする又は自らロックした後前記航空機に搭載されるように構成されている、物資空輸システム。
  2. 前記ロボットは、第1地点に着陸した状態又は前記第1地点の上方にホバリングしている状態の前記航空機から前記物資を搬出し、その後、自走することによって当該搬出した物資を前記第1地点から離れた第2地点まで搬送し、且つ、搬送した物資を当該第2地点に置くことが可能なように構成されている、請求項1に記載の物資空輸システム。
  3. 前記ロボットは、所定の作業地点に自走し、当該作業地点において作業を行うことが可能なように構成されている、請求項1又は2に記載の物資空輸システム。
  4. 前記ロボットは、前記物資を載置するための載置部を備え、
    前記ロボットの前記物資を取り扱う部分は、前記物資を前記載置部に載置し且つ当該載置部に載置された前記物資を当該載置部から取り出すことが可能なように構成されている、請求項1乃至のいずれかに記載の物資空輸システム。
  5. 操作者が前記ロボットを遠隔操作するための遠隔操作器をさらに備える、請求項1乃至のいずれかに記載の物資空輸システム。
  6. 前記ロボットの周囲の状況を撮像するための撮像器と、前記撮像器で撮像された画像を前記操作者に表示するための表示器と、をさらに備える、請求項に記載の物資空輸システム。
  7. 前記ロボットは、プログラム制御されるように構成されている、請求項1乃至のいずれかに記載の物資空輸システム。
  8. 前記物資が貨物、手荷物、又は救援物資である、請求項1乃至のいずれかに記載の物資空輸システム。
  9. 自走可能なロボットと、物資及び前記ロボットを搭載する(load)ことが可能な航空機と、前記航空機が着陸した状態又はホバリングしている状態において、少なくとも前記ロボットが前記航空機から地上に降り且つ地上から前記航空機に載ることを可能にする降下/搭載装置と、を用いることと、
    前記航空機から地上に降りた前記ロボットが再度航空機に搭載されることと、
    前記ロボットが、前記航空機に搭載されている状態において自らロックしており、前記航空機から降りる場合に、自らロックを解除し、その後自走することと、
    前記ロボットが、前記航空機に載った後自らロックする又は自らロックした後前記航空機に搭載されることと、を含む、物資空輸方法。
  10. 前記ロボットによって、第1地点に着陸した状態又は前記第1地点の上方にホバリングしている状態の前記航空機から前記物資を搬出し、その後、前記ロボットの自走によって当該搬出した物資を前記第1地点から離れた第2地点まで搬送し、且つ、搬送した物資を当該第2地点に置くことを含む、請求項に記載の物資空輸方法。
  11. 前記ロボットが、所定の作業地点に自走し、当該作業地点において作業を行う、請求項9又は10に記載の物資空輸方法。
  12. 前記ロボットは、前記物資を載置するための載置部を備え、
    前記ロボットの前記物資を取り扱う部分が、前記物資を前記載置部に載置し且つ当該載置部に載置された前記物資を当該載置部から取り出す、請求項乃至11のいずれかに記載の物資空輸方法。
  13. 遠隔操作器によって前記ロボットを遠隔操作することを含む、請求項乃至12のいずれかに記載の物資空輸方法。
  14. 撮像器によって前記ロボットの周囲の状況を撮像することと、表示器によって前記撮像器で撮像された画像を前記遠隔操作器を操作する操作者に表示することと、をさらに含む、請求項13に記載の物資空輸方法。
  15. 前記ロボットをプログラム制御することを含む、請求項乃至14のいずれかに記載の物資空輸方法。
  16. 前記物資が貨物、手荷物、又は救援物資である、請求項乃至15のいずれかに記載の物資空輸方法。
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