以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態では電子黒板装置を利用する会議の例を説明するが、会議に限定するものでなく、セミナーや講義など、様々な状況に適用できる。
[第1の実施形態]
<システム構成>
図1は、本実施形態に係る情報処理システムの一例の構成図である。図1の情報処理システム1は、ユーザ情報サーバ装置10と、外部サービス群システム12と、電子黒板装置14と、利用情報蓄積サーバ装置16とが、インターネットやLANなどのネットワーク18を介して通信可能に接続されている。
ユーザ情報サーバ装置10と電子黒板装置14と利用情報蓄積サーバ装置16とは電子黒板システムを構成する。電子黒板システムは、電子黒板システム外部の外部サービス群システム12と連携して動作することで、電子黒板装置14に関連した機能を提供する。
外部サービス群システム12が提供する外部サービス群は、例えばユーザサービス、共有サイトサービス、ストレージサービス、メールサービス、スケジュールサービス(カレンダーサービス)等から構成されるOffice365(登録商標)等の統合サービスを指す。
外部サービス群は、ユーザサービス、共有サイトサービス、ストレージサービス、メールサービス、スケジュールサービス等のサービスを同一のユーザアカウントで利用できる形で提供される。外部サービス群システム12が提供する外部サービス群は、グループウェアとも呼ばれるものであり、同じ外部サービス群に属する各サービスが同じ認証情報(IDとパスワードの組み合わせ、アクセストークン等)で利用できるものである。これらの外部サービス群は、ユーザ毎に異なるものであってもよく、一つもしくは複数あってもよい。なお、外部サービス群は、本実施形態では外部サービスと呼ぶが、電子黒板装置14や利用情報蓄積サーバ装置16、ユーザ情報サーバ装置10と異なる主体(会社等)によって運営されていなくてもよく、ユーザサービスや共有サイトサービスを有していれば、外部サービスでなくてもよい。外部サービス群システム12は一台以上のコンピュータにより実現される。
ユーザ情報サーバ装置10は、後述するユーザ情報一覧、外部サービス設定情報などを保存し、外部サービス群システム12又は電子黒板装置14から利用される。ユーザ情報サーバ装置10は複数台の電子黒板装置14で共用してもよく、同一ネットワークセグメント上になくてもよい。また、ユーザ情報サーバ装置10は電子黒板装置14に内蔵されていてもよい。ユーザ情報サーバ装置10は一台以上のコンピュータにより実現される。
電子黒板装置14は複数のユーザが参加する会議で利用される。電子黒板装置14は例えば電子ペンや手により描画された画像を表示する。また、電子黒板装置14はUSBメモリ、ケーブルを介して接続されるPC、又は、外部サービス群システム12などから読み出した電子ファイルの画像を表示することもできる。さらに、電子黒板装置14はカメラにより撮影された画像を表示することもできる。
電子黒板装置14は一例であり、会議システムの端末、ディスプレイ、プロジェクタ等、複数人のユーザが共有して利用する装置であれば、どのような装置であってもよい。電子黒板装置14は、複数人のユーザが共有して利用する情報処理装置の一例である。利用情報蓄積サーバ装置16は、後述する電子黒板利用情報、共有サイト情報などを保存し、電子黒板装置14から利用される。
なお、図1に示す情報処理システム1の構成は一例である。例えばユーザ情報サーバ装置10、外部サービス群システム12、又は利用情報蓄積サーバ装置16の機能の少なくとも一部は電子黒板装置14に備えるようにしてもよい。情報処理システム1はユーザ情報サーバ装置10、外部サービス群システム12、電子黒板装置14、又は利用情報蓄積サーバ装置16の機能の少なくとも一部を、ユーザ情報サーバ装置10、外部サービス群システム12、電子黒板装置14及び利用情報蓄積サーバ装置16以外の他の情報処理装置で実現する構成であってもよい。
<ハードウェア構成>
《コンピュータ》
図1に示すユーザ情報サーバ装置10、外部サービス群システム12、及び利用情報蓄積サーバ装置16は、例えば図2に示すようなハードウェア構成のコンピュータ500により実現される。図2は、本実施形態に係るコンピュータの一例のハードウェア構成図である。
図2に示されているように、コンピュータ500はCPU(Central Processing Unit)501、ROM(Read Only Memory)502、RAM(Random Access Memory)503、HD504、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ505、ディスプレイ506、外部機器接続I/F(Interface)508、ネットワークI/F509、データバス510、キーボード511、ポインティングデバイス512、DVD-RW(Digital Versatile Disk Rewritable)ドライブ514、メディアI/F516を備えている。
これらのうち、CPU501は、プログラムに従ってコンピュータ500全体の動作を制御する。ROM502は、IPL等のCPU501の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM503は、CPU501のワークエリアとして使用される。HD504は、プログラム等の各種データを記憶する。HDDコントローラ505は、CPU501の制御にしたがってHD504に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。
ディスプレイ506は、カーソル、メニュー、ウインドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示する。外部機器接続I/F508は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリやプリンタ等である。ネットワークI/F509は、ネットワーク18を利用してデータ通信をするためのインターフェースである。データバス510は、CPU501等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
キーボード511は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えた入力手段の一種である。ポインティングデバイス512は、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行う入力手段の一種である。DVD-RWドライブ514は、着脱可能な記録媒体の一例としてのDVD-RW513に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。なお、DVD-RWに限らず、DVD-R等であってもよい。メディアI/F516は、フラッシュメモリ等の記録メディア515に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。
《電子黒板装置》
図3は本実施形態に係る電子黒板装置の一例のハードウェア構成図である。図3に示すように、電子黒板装置14は、CPU601、ROM202、RAM603、SSD(Solid State Drive)604、ネットワークI/F605、及び外部機器接続I/F606を備えている。
これらのうち、CPU601は、プログラムに従って電子黒板装置14全体の動作を制御する。ROM602はCPU601やIPL等のCPU601の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM603は、CPU601のワークエリアとして使用される。SSD604は、電子黒板装置14用のプログラム等の各種データを記憶する。
ネットワークI/F605は、ネットワーク18との通信を制御する。外部機器接続I/F606は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USBメモリ630、外付け機器(マイク640、スピーカ650、カメラ660)である。
また、電子黒板装置14は、キャプチャデバイス611、GPU612、ディスプレイコントローラ613、接触センサ614、センサコントローラ615、電子ペンコントローラ616、ICカードリーダ617、近距離通信回路619、及び近距離通信回路619のアンテナ619a、電源スイッチ622及び選択スイッチ類623を備えている。
これらのうち、キャプチャデバイス611は、外付けのPC670のディスプレイに対して映像情報を静止画または動画として表示させる。GPU(Graphics Processing Unit)612は、グラフィクスを専門に扱う半導体チップである。ディスプレイコントローラ613は、GPU612からの出力画像をディスプレイ680等へ出力するために画面表示の制御及び管理を行う。
接触センサ614はディスプレイ680上に電子ペン690やユーザの手H等が接触したことを検知する。センサコントローラ615は接触センサ614の処理を制御する。接触センサ614は、赤外線遮断方式による座標の入力及び座標の検出を行う。この座標の入力及び座標の検出する方法は、ディスプレイ680の上側両端部に設置された2つ受発光装置が、ディスプレイ680に平行して複数の赤外線を放射し、ディスプレイ680の周囲に設けられた反射部材によって反射されて、受光素子が放射した光の光路と同一の光路上を戻って来る光を受光する方法である。
接触センサ614は、物体によって遮断された2つの受発光装置が放射した赤外線のIDをセンサコントローラ615に出力し、センサコントローラ615が、物体の接触位置である座標位置を特定する。電子ペンコントローラ616は、電子ペン690と通信することで、ディスプレイ680へのペン先のタッチやペン尻のタッチの有無を判断する。
ICカードリーダ617はICカード700に埋め込まれたRFタグからICカード700に固有の識別情報を無線通信で読み取る。ICカードリーダ617は電子黒板装置14に内蔵されていても、電子黒板装置14に外付けされていてもよい。なお、ICカード700はスマートフォンなどのスマートデバイスが内蔵するものでもよい。また、電子黒板装置14はユーザを識別可能な識別情報を取得できるのであればICカードリーダ617以外を利用してもよく、生体認証装置(指紋、掌紋、虹彩、顔など)やバーコード読み取り装置等を利用してもよい。
また、近距離通信回路619はNFCやBluetooth(登録商標)等の通信回路である。電源スイッチ622は、電子黒板装置14の電源のON/OFFを切り換えるためのスイッチである。選択スイッチ類623は、例えば、ディスプレイ680の表示の明暗や色合い等を調整するためのスイッチ群である。
更に、電子黒板装置14はバスライン610を備えている。バスライン610は、図3に示されているCPU601等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
なお、接触センサ614は、赤外線遮断方式に限らず、静電容量の変化を検知することにより接触位置を特定する静電容量方式のタッチパネル、対向する2つの抵抗膜の電圧変化によって接触位置を特定する抵抗膜方式のタッチパネル、接触物体が表示部に接触することによって生じる電磁誘導を検知して接触位置を特定する電磁誘導方式のタッチパネルなどの種々の検出手段を用いてもよい。また、電子ペンコントローラ616が、電子ペン690のペン先及びペン尻だけでなく、電子ペン690のユーザが握る部分や、その他の電子ペンの部分のタッチの有無を判断するようにしてもよい。
<機能構成>
第1の実施形態に係る情報処理システム1は、例えば図4に示す機能構成により実現される。図4は本実施形態に係る情報処理システムの一例の機能構成図である。図4の機能構成は、本実施形態の説明に不要な構成について適宜省略している。
図4の情報処理システム1は、ユーザ情報サーバ装置10と、外部サービス群システム12と、電子黒板装置14と、利用情報蓄積サーバ装置16と、を有する構成である。図4では外部サービス群システム12の一例として外部サービス群システム「office.example.com」を示している。
外部サービス群システム12はユーザに提供する外部サービス群としてユーザサービス30、共有サイトサービス32、スケジュールサービス34、及びメールサービス36を例示している。外部サービス群システム12のユーザサービス30は例えば図5に示すようなアカウント情報を保存している。図5はアカウント情報の一例の構成図である。図5に示すように外部サービス群システム12のユーザサービス30は、アカウント情報として、ユーザID、名前、及びメールアドレスを保存する。
共有サイトサービス32は複数人のユーザで共有する(共同で利用する)サイト(共有サイト)を提供する。共有サイトでは、ユーザがファイルの読み込み/保存を行うことができる。また、共有サイトは目的毎に作成できる。共有サイトは、同じ目的のために作業を行う複数人のユーザ(グループ作業を行う複数人のユーザ)が、同じ共有サイトに対してファイルの読み込み/保存を行うことができる。
スケジュールサービス34は例えば図6に示すようなスケジュール予定情報を保存している。図6はスケジュール予定情報の一例の構成図である。スケジュールサービス34は図6のスケジュール予定情報により、ユーザの行動予定や会議予定を管理する。
図6に示すようにスケジュールサービス34は、スケジュール予定情報として、予定ID、予定名、予定種別、スケジュールオーナー、開始時刻と期間、及び予定出席者を保存する。予定IDは予定の識別情報の一例である。予定名は予定の名称である。なお、以下では予定名をスケジュール名と呼ぶことがある。予定種別は、予定をユーザの行動予定とユーザの会議予定とで区別する情報の一例である。スケジュールオーナーは、その予定のスケジュール予定情報を所有するユーザを識別する情報の一例である。
開始時刻と期間は、予定が開始される日時と、予定が開始されてから終了されるまでの期間とを表す情報の一例であって、開始予定時刻及び終了予定時刻(開始終了予定時刻)を表している。予定出席者は、予定へ出席(参加)する予定のユーザを表す情報の一例であって、予定参加者の一例である。なお、本実施形態で使用する予定及びスケジュールという用語は一例であって、ミーティング、会議、リザベーション、予約、又はカレンダーなどの用語であってもよい。
メールサービス36は外部サービス群システム12におけるユーザごとのメールアドレスを管理し、ユーザにメール機能を提供する。メールサービス36は、外部サービス群システム12におけるユーザのメールアドレスを宛先とする電子メールを保管する。
ユーザ情報サーバ装置10は外部サービス設定情報部20及びユーザ情報部22を有する構成である。ユーザ情報部22は例えば図7に示すユーザ情報一覧を保存している。図7はユーザ情報一覧の一例の構成図である。図7に示すようにユーザ情報一覧は、ユーザID、名前、メールアドレス、外部サービス設定ID及び識別情報を保存する。
メールアドレスは図5のメールアドレスと異なり、例えばイントラネットワークで利用するメールアドレスである。外部サービス設定IDは、後述の外部サービス設定情報を識別する情報である。識別情報は例えばICカード700に固有の識別情報である。図7のユーザ情報一覧によれば、ユーザのICカード700から読み取った識別情報からユーザのユーザID及び外部サービス設定情報を特定できる。
外部サービス設定情報部20は例えば図8に示すような外部サービス設定情報を保存している。図8は外部サービス設定情報の一例の構成図である。図8に示す外部サービス設定情報は、外部サービス群システム12を利用するためのユーザ毎に異なる設定情報である。外部サービス設定情報は、外部サービス設定ID、ユーザID、アドレス情報、外部サービスのユーザID、及び外部サービスの認証トークンを保存する。
アドレス情報、及び、外部サービスのユーザIDは、外部サービス群システム12への接続情報の一例である。外部サービスの認証トークンは外部サービス群システム12の認証情報の一例である。
電子黒板装置14は、会議予定設定部40と、共有サイト管理部42と、参加者管理部44と、書込表示部46と、ICカード検出部48と、を有する構成である。ICカード検出部48は検出したユーザのICカード700から識別情報を読み取る。参加者管理部44は会議の参加者を例えば図9のような参加者管理情報一覧で管理する。
図9は、参加者管理情報一覧の一例の構成図である。参加者管理情報一覧は、会議の参加者として認識されたユーザのユーザIDと、そのユーザIDの参加者が主催者であるか否かを示す情報と、外部サービス設定情報と、メールアドレスとを保存する。例えば参加者管理部44はICカード検出部48が読み取った識別情報を利用して図7のユーザ情報一覧からユーザ情報を特定し、特定したユーザ情報のユーザIDを参加者のユーザIDとして参加者管理情報一覧に保存する。
図9の参加者管理情報一覧は、ユーザID「user001」「user002」「user005」の参加者のうち、ユーザID「user001」の参加者が主催者である例を示している。また、参加者管理部44は利用情報蓄積サーバ装置16の利用情報管理部52に対して通知を行う。具体的に、参加者管理部44は電子黒板装置14の利用開始時に最初に参加者(主催者)が追加されたタイミングで、会議開催の時刻と、主催者のユーザIDとを通知する。その後、参加者管理部44は会議の開催中に、参加者が追加される度に、参加者のユーザIDを通知する。また、参加者管理部44は電子黒板装置14の利用終了時に、会議終了の時刻を通知する。それぞれの通知には電子黒板装置14の機器IDが含まれる。
書込表示部46はユーザの電子黒板装置14への書き込みを受け付け、その書き込みの内容を表示する。共有サイト管理部42は後述の共有サイト選択画面を表示する。共有サイト選択画面では、共有サイトの検索を行うことができ、検索結果の中から共有サイトを選択できる。共有サイトが選択されると、共有サイト管理部42は、選択された共有サイトの共有サイト名と電子黒板装置14の機器IDとを、利用情報蓄積サーバ装置16の利用情報管理部52に通知する。また、共有サイト管理部42は電子黒板装置14の書き込みの内容をファイルとして共有サイトに保存し、且つ、保存したファイルのurlをメールとして送信する機能を持つ後述の共有サイト保存画面を表示する。その際のメールの送信先は、参加者管理部44で参加者として管理されているユーザとなる。
会議予定設定部40は会議予定を設定するユーザインタフェースを持ち、スケジュールサービス34と通信して図6のスケジュール予定情報を取得し、ユーザの会議予定を表示して選択させることで、ユーザに会議予定を設定させる。また、会議予定設定部40はスケジュール予定情報に複数あるユーザの会議予定から、後述のように選択した会議予定を後述の予定提案画面に表示し、ユーザに提案する。
予定提案画面は、会議のスケジュール名、スケジュールオーナー、参加者、おすすめの共有サイト名を表示する。おすすめの共有サイト名は、後述するように、会議のスケジュール名、スケジュールオーナー、参加者を、利用情報蓄積サーバ装置16の共有サイト情報管理部50に送信した結果の推奨共有サイト一覧に従って表示される。スケジュールが設定されると、会議予定設定部40は利用情報蓄積サーバ装置16の利用情報管理部52に対して、電子黒板装置14の機器ID、スケジュール名、スケジュールオーナーを通知する。
利用情報蓄積サーバ装置16は共有サイト情報管理部50、利用情報管理部52、共有サイト情報記憶部54、及び電子黒板利用情報記憶部56を有する構成である。利用情報管理部52は例えば図10に示す電子黒板利用情報を電子黒板利用情報記憶部56に記憶させて管理する。図10は電子黒板利用情報の一例の構成図である。図10に示すように電子黒板利用情報は、機器ID、時刻、及びイベントを記憶する。利用情報管理部52は会議予定設定部40、共有サイト管理部42、及び参加者管理部44から通知を受け取ると、その通知の情報を図10の電子黒板利用情報に追加する。
図10では機器ID「K100029」の電子黒板装置14で「2018 11/10の15:55」まで利用された利用情報の例を示している。図10ではイベント「Start meeting」が会議開始のイベントを示している。イベント「End meeting」は会議終了のイベントを示している。
イベント「Add user ユーザID」は、そのユーザIDのユーザによる電子黒板装置14の利用開始のイベントを示している。イベント「Schedule Set スケジュール名」は、会議予定の設定のイベントを示している。イベント「Select site 共有サイト名」は、共有サイトの選択のイベントを示している。イベント「Load from/パス名」は共有サイトからの読込イベントを示している。イベント「Save to/パス名」は共有サイトへの保存イベントを示している。イベント「Schedule Owner is ユーザID」は、スケジュールオーナーを通知するイベントを示している。
例えば図10ではユーザID「user001」のMaryが「12:01」にICカード700をICカードリーダ617にかざし、機器ID「K100029」の電子黒板装置14の利用を開始している。また「12:02」に予定ID「sch-1」の予定が設定されている。また同時刻にユーザID「user002」のSatoとユーザID「user005」のSuzukiがICカード700をICカードリーダ617にかざし、機器ID「K100029」の電子黒板装置14の利用を開始している。また「12:05」に共有サイト名「Abc Tech」の共有サイトが選択されている。
また、図10ではユーザID「user001」のMaryが「15:01」にICカード700をICカードリーダ617にかざし、機器ID「K100029」の電子黒板装置14の利用を開始している。また「15:02」に予定ID「sch-2」の予定が設定されている。また同時刻にユーザID「user003」のSaitoとユーザID「user004」のItohがICカード700をICカードリーダ617にかざし、機器ID「K100029」の電子黒板装置14の利用を開始している。また「15:05」に共有サイト名「Abc Project」の共有サイトが選択されている。
共有サイト情報管理部50は例えば図11に示す共有サイト情報を共有サイト情報記憶部54に記憶させて管理する。図11は共有サイト情報の一例の構成図である。共有サイト情報は図10の電子黒板利用情報に基づき作成されている。図11に示すように共有サイト情報は、共有サイト名、スケジュール名、スケジュールオーナー、参加者、最終利用日時、回数、読込パス、及び保存パスを記憶する。
共有サイト名は共有サイトの名称である。スケジュール名は、その共有サイトを利用した会議(予定)の予定名である。スケジュールオーナーは共有サイトを利用した会議のオーナーである。参加者は、同じスケジュール名及びスケジュールオーナーで共有サイトを利用した会議の参加者である。最終利用日時は、同じスケジュール名及びスケジュールオーナーで共有サイトを利用した会議の終了の時刻である。回数は、同じスケジュール名及びスケジュールオーナーで共有サイトを利用した会議が開催された回数である。
読込パスは、同じスケジュール名及びスケジュールオーナーで共有サイトから最後に読込が行われたパスである。保存パスは、同じスケジュール名及びスケジュールオーナーで共有サイトに最後に保存が行われたパスである。この読込パス及び保存パスは、同じスケジュール名及びスケジュールオーナーで共有サイトを利用した会議のデフォルトの読込パス及び保存パスとなる。なお、本実施形態では最後に読込又は保存が行われたパスを利用しているが、複数のパスを保存しておいて、パス一覧としてもよい。
例えば図11の「2018 11/10の16:00」までの電子黒板利用情報には共有サイト名「Abc Project」を選択した会議において、スケジュール名「発売日検討」及びスケジュールオーナー「user001」である場合の参加者「user001」「user003」「user004」が記憶されている。
これらの情報を用いることで、図11の共有サイト情報には共有サイト名「Abc Project」にスケジュール名「発売日検討」とスケジュールオーナー「user001」と参加者「user001」「user003」「user004」と最終利用日時「2018 15:55」と回数「1」と読込パス「/資料/Draft」と保存パス「/資料/Temp」とが対応付けられている。なお、図11の共有サイト情報ではスケジュール名もしくはスケジュールオーナーが異なる場合は、別の行となる。
また、複数回、同じスケジュール名及びスケジュールオーナーで共有サイトを利用した会議が行われた場合、図11の共有サイト情報の項目「参加者」は重複なくユーザIDが追加される。
共有サイト情報管理部50は任意のタイミング(例えば1時間に1度)で、利用情報管理部52から電子黒板利用情報を取得し、共有サイトが選ばれている会議のスケジュール名、スケジュールオーナー、参加者を判別し、図11の共有サイト情報を更新する。ここでは、図10の電子黒板利用情報に基づき、図11の共有サイト情報の項目「参加者」が追加される例を説明したが、共有サイトサービス32から、それぞれの共有サイトを利用しているユーザの外部サービスのユーザIDを取得し、図8の外部サービス設定情報を用いて変換したユーザIDで更新するようにしてもよい。
また、共有サイト情報管理部50は電子黒板装置14の会議予定設定部40から送信されたスケジュール名、スケジュールオーナー、参加者に基づき、図12に示すような推奨共有サイト一覧を会議予定設定部40に返す。
図12は共有サイト情報管理部が返す推奨共有サイト一覧の一例の構成図である。図12は共有サイト情報が図11であり、スケジュール名「発売日検討」、スケジュールオーナー「user001」、参加者「user001」「user003」「user004」「user006」が送信された場合に返す推奨共有サイト一覧の一例である。
図12の「primary」は、もっとも推奨される共有サイト名「Abc Project」を示している。「site_name」は、推奨される共有サイト一覧「Abc Project」「Abc Tech」を示している。
なお、ここでは「primary」はスケジュール名とスケジュールオーナーとが同じであり、かつ、もっとも最終利用日時が新しい電子黒板利用情報と対応付けられた共有サイトとする。これにより、同じユーザが召集した会議のうち、もっとも最近の会議で利用された共有サイトが「primary」となる。なお、もっとも最近の会議で利用された共有サイトに替えて、回数の多い会議で利用された共有サイトを「primary」としてもよい。また、「primary」はスケジュール名とスケジュールオーナーとが同じ共有サイトが無ければ、スケジュール名が同じ共有サイトで検索し、一つの共有サイトが検索された場合に、その共有サイトを選択してもよい。
また、「site_name」は、スケジュール名が一致しており、かつ、参加者が重複している共有サイトとする。これにより、同名のスケジュールで別のユーザが利用している共有サイトが除外される。また、「save_path」は、それぞれの共有サイトが選択された場合のデフォルトの保存パスを示す。また、「load_path」は、それぞれの共有サイトが選択された場合のデフォルトの読込パスを示す。
なお、上記では推奨共有サイト一覧の作成にあたって現在の会議予定設定部40に設定されたスケジュールオーナーと過去の会議のスケジュールオーナーを比較する例を記載したが、会議予定設定部40に設定されているスケジュールオーナーに変えて主催者(会議の最初にログイン操作を行ったユーザ)と過去の会議のスケジュールオーナーを比較してもよい。
なお、本実施形態では、共有サイト情報管理部50が、スケジュール名、スケジュールオーナー、参加者を取得し、推奨共有サイト一覧を判別しているが、利用情報管理部52が、共有サイト情報を取得し、推奨共有サイト一覧を判別する構成とすることもできる。
なお、図4の構成は一例であって、他の構成であってもよい。例えば電子黒板装置14の各部は2つの装置から構成されてもよく、電子黒板装置14のICカード検出部48及び書込表示部46以外の各部をサーバ装置で実現するような構成でもよい。また、装置構成を変えず、電子黒板装置14のICカード検出部48及び書込表示部46以外の各部をユーザ情報サーバ装置10又は利用情報蓄積サーバ装置16が有する構成としてもよいし、ユーザ情報サーバ装置10のユーザ情報部22と外部サービス設定情報部20とを異なる装置が有する構成としてもよい。さらに、装置構成を変えず、利用情報蓄積サーバ装置16の共有サイト情報管理部50、利用情報管理部52、共有サイト情報記憶部54、及び電子黒板利用情報記憶部56を異なる装置が有する構成としてもよい。
<電子黒板装置の機能概要>
図13は、一実施形態に係る電子黒板装置の外観図である。図13に示すように、電子黒板装置14は、ディスプレイ680、カメラ660、およびICカードリーダ617を備える。また、ディスプレイ680には、後述の操作パネル900が表示されている。一実施形態に係る電子黒板装置14は、少なくとも下記の機能1~機能5を有する。
《機能1:電子黒板機能》
電子黒板装置14は、電子ペン690や指により、電子ホワイトボードへの書き込みが可能である。電子黒板装置14は、電子ホワイトボードに書き込み込まれた内容の画像の画像データを、メール送信したり、外部サービス群システム12のストレージサービスにより提供されるストレージに格納したりすることが可能である。なお、電子黒板装置14は、会議用資料等のファイルの表示や、ファイルの編集を行うこともできる。
《機能2:認証機能》
電子黒板装置14は、ICカードリーダ617、カメラ660、生体認証装置等を用いて認証情報等を取得し、認証情報等に基づいてユーザ認証を行うことができる。電子黒板装置14は、ユーザ認証を自装置が行ってもよく、ユーザ認証を外部装置に行わせてもよい。ICカードリーダ617は、ICカード700から例えばICカード700に固有の識別情報などの認証情報を取得し、図7のユーザ情報一覧を参照して認証情報の一致を判定することにより、ユーザ認証を行うことができる。カメラ660により撮影された顔画像から特徴量を抽出し、ユーザ情報一覧に登録しておいた特徴量との一致を判定することにより、ユーザ認証を行うこともできる。
《機能3:外部サービス連携機能》
電子黒板装置14は、外部サービス群システム12との連携が可能である。例えば、電子黒板装置14は、上記認証機能によってユーザ認証されたユーザの外部サービス設定情報を用いて外部サービスからユーザのスケジュール予定情報を取得し、会議予定の予定出席者のメールアドレス宛に、会議中の板書やファイル等の情報をメールで送信することができる。また、例えば、電子黒板装置14は、ユーザ認証されたユーザの外部サービス群システム12のストレージサービスにより提供されるストレージにアクセスし、ファイルを取得したり、他の機器とファイルを共有したり、他の機器へファイルを転送したりすることができる。
《機能4:遠隔共有機能》
電子黒板装置14は、離れた場所に設置された複数の情報処理装置(他の電子黒板装置14、PC等)との間で、電子黒板装置14に表示されている画面の共有、共同編集(遠隔での電子黒板機能の実行)、カメラ660によって撮像された遠隔会議の参加者等の画像や映像の共有、マイク640の音声の共有等が可能である。画面の共有とは、離れた場所に設置された複数の情報処理装置の間で、それぞれの情報処理装置で同じ内容を表示(遠隔共有)し、その内容を遠隔会議で議論するために用いること等を意味する。画面の共同編集とは、同じ画面に複数の情報処理装置から書き込みを行ったり、ファイル編集したりする事等を意味する。
《機能5:その他機能》
電子黒板装置14は、ブラウザやメールアプリ等、一般的なPCやスマートデバイス上で動作するアプリケーションと同様のアプリケーションを備えていてもよい。
なお、上記各機能は、電子黒板装置14のハードウェアとソフトウェアとが協働することにより実現される。ソフトウェアは、電子黒板装置14および外部装置の複数のソフトウェアが協働して動作するものも含む。
<処理>
第1の実施形態に係る情報処理システム1は、例えば図14に示すような手順で電子黒板装置14を用いた会議を行う。図14は、電子黒板装置を使った会議の流れの一例のフローチャートである。
ステップS10において、電子黒板装置14は起動し、例えば図13に示した操作パネル900を表示して、ICカード700によるログインを待ち受ける。会議を行う主催者は、自分のICカード700をICカード検出部48にかざす。
ICカード検出部48がICカード700を検出すると、電子黒板装置14はステップS12に進み、ICカード700から読み取った識別情報からユーザ情報を特定し、そのユーザを主催者として認証・設定する。本実施形態では最初に認証を行ったユーザを会議の主催者として設定している。ステップS12の認証・設定は、ID/パスワード認証や顔認証であってもよい。なお、本実施形態では1つの会議において、最初に認証したユーザを主催者と特定しているが、これに限られず、ユーザの認証時に主催者か否かの選択を電子黒板装置14が表示する画面を介して受け付けても良いし、ユーザ認証後のいずれかのタイミングで何れのユーザが主催者かの選択を電子黒板装置14が表示する画面を介して受け付けても良い。
ステップS14に進み、参加者管理部44は認証されたユーザを参加者管理情報一覧に主催者として追加する。また、参加者管理部44は利用情報蓄積サーバ装置16の利用情報管理部52に、機器IDと共に、時刻、会議開始のイベント、ユーザによる利用開始のイベントを通知する。
ステップS16に進み、電子黒板装置14は例えば図18に示すような操作パネル1000をユーザインタフェース(以下、UIと呼ぶ)として表示する。図18は電子黒板装置に表示されるUIの一例のイメージ図である。図18の操作パネル1000は参加者一覧1002と会議終了ボタン1004とスケジュール選択ボタン1006と共有サイト選択ボタン1008と共有サイト読込ボタン1010と共有サイト保存ボタン1012とが表示されている。なお、ステップS16で表示させる図18の操作パネル1000では、参加者一覧1002に主催者である「Mary」のみが表示されている。
ステップS18において電子黒板装置14は参加者追加受付を開始する。図15は参加者追加受付の処理の一例のフローチャートである。ステップS50において電子黒板装置14は参加者追加受付の処理が開始されると、主催者以外のユーザからのICカード700などによるログインを待ち受ける。
主催者以外のユーザも自分のICカード700をICカード検出部48にかざす。ICカード700を検出すると、電子黒板装置14はステップS52に進み、ICカード700から読み取った識別情報からユーザ情報を特定し、会議の参加者として認証・設定する。電子黒板装置14は会議の参加者として認証・設定したユーザを参加者一覧1002に追加する。また、電子黒板装置14は利用情報蓄積サーバ装置16の利用情報管理部52に、機器IDと共に、追加された参加者による利用開始のイベントを通知する。
図14のステップS20に戻り、電子黒板装置14はスケジュール選択ボタン1006が押下されたものとする。スケジュール選択ボタン1006が押下されると、電子黒板装置14はスケジュール選択を開始する。図16はスケジュール選択の処理の一例のフローチャートである。
ステップS60において、電子黒板装置14は主催者のスケジュール予定情報をスケジュールサービス34から取得する。なお、操作パネル1000はスケジュール選択ボタン1006が押下された後も表示され続ける。ステップS62において、電子黒板装置14は図9の参加者管理情報一覧を取得する。
ステップS64において、電子黒板装置14は、ステップS60で取得した主催者のスケジュール予定情報の予定名、スケジュールオーナー、及び予定出席者とステップS62で取得した参加者管理情報一覧の参加者とを重複無く合わせた参加者一覧、を利用情報蓄積サーバ装置16に送信し、推奨共有サイト一覧を取得する。
ステップS66において、電子黒板装置14はスケジュール予定情報と推奨共有サイト一覧とを利用し、図18の予定提案画面1020を表示する。図18は電子黒板装置に表示されるUIの一例のイメージ図である。図18の予定提案画面1020には、予定名、開始時刻、終了時刻、スケジュールオーナー、予定出席者、及び推奨共有サイト1024が表示されている。推奨共有サイト1024は取得した推奨共有サイト一覧に基づいて表示される。
図18の推奨共有サイト1024は、例えば推奨共有サイト一覧に「site_name」で設定されている共有サイト名が選択可能な状態で表示される。また、図18の推奨共有サイト1024は、例えば推奨共有サイト一覧に「primary」が設定されている場合、もっとも推奨される共有サイト名がデフォルトで選択された状態となる。
なお、図18の推奨共有サイト1024の表示は一例であって、図11の共有サイト情報の「最終利用日時」に基づき、直近に利用された共有サイトが上位に表示されるようにしてもよいし、図11の共有サイト情報の「回数」に基づき、利用された回数の多い共有サイトが上位に表示されるようにしてもよい。
なお、予定提案画面1020には読込パス及び保存パスを表示してもよい。図18の予定提案画面1020では設定・読込ボタン1022を押下することで、その予定提案画面1020に表示されている予定、及び推奨共有サイト1024で選択された状態の共有サイトを、利用する予定及び共有サイトとして設定できる。
利用する予定及び共有サイトが設定されると、電子黒板装置14はステップS68において、機器IDと共に、設定された予定及び共有サイトを会議予定の設定のイベント及び共有サイトの選択のイベントにより、利用情報蓄積サーバ装置16の利用情報管理部52に通知する。
また、電子黒板装置14はステップS70において、設定された予定及び共有サイトを図18の操作パネル1000aに示すように表示すると共に、設定された予定の予定出席者を重複が生じないように参加者一覧1002に追加する。また、追加された参加者は図9の参加者管理情報一覧に追加されると共に、利用開始のイベントにより、利用情報蓄積サーバ装置16の利用情報管理部52に通知される。
なお、ステップS66において、推奨共有サイト一覧の「site_name」に共有サイト名が一つも設定されていない場合、電子黒板装置14は図19の予定提案画面1020に示すように、共有サイトが無い旨を表示する。この場合は、設定・読込ボタン1022が押下されたとしても、図19の操作パネル1000aに示したように、共有サイトが未選択のままとなる。また、図19の予定提案画面1020では設定・読込ボタン1022を押下することで、その予定提案画面1020に表示されている予定を、利用する予定として設定できる。図19の操作パネル1000aは設定された予定の予定出席者が参加者一覧1002に追加されている。図19は電子黒板装置に表示されるUIの一例のイメージ図である。
図14のステップS22に戻り、電子黒板装置14は共有サイト選択ボタン1008が押下されたものとする。共有サイト選択ボタン1008が押下されると、電子黒板装置14の共有サイト管理部42は共有サイト選択を開始する。図17は共有サイト選択の処理の一例のフローチャートである。
ステップS80において、電子黒板装置14は図20に示すような共有サイト選択画面1040を表示する。図20は電子黒板装置に表示されるUIの一例のイメージ図である。共有サイト選択画面1040には、共有サイトの検索キーワードの入力欄1042、検索ボタン1044、検索結果1046、及び設定ボタン1048が表示される。検索結果1046には、共有サイト名と、共有サイトを選択するチェックボックスと、が表示されている。
入力欄1042に共有サイトの検索キーワードが入力された後、検索ボタン1044が押下されると、ステップS82に進み、電子黒板装置14は共有サイトサービス32の例えばサイト検索APIを用いて、共有サイトの検索を実行する。電子黒板装置14は共有サイトの検索結果を共有サイトサービス32から取得する。
共有サイトサービス32のサイト検索APIを用いて共有サイトの検索を実行する際にも、スケジュールオーナー(または会議の主催者)の外部サービス設定情報(図8)に含まれる外部サービスの認証トークンを指定して(共有サイトサービス32に送って)検索の要求を行っている。
ステップS84に進み、電子黒板装置14は共有サイト選択画面1040に共有サイトの検索結果1046を表示する。図20の共有サイト選択画面1040では設定ボタン1048を押下することで、チェックボックスにより選択された状態の共有サイトを、利用する共有サイトとして設定できる。
利用する共有サイトが設定されると、電子黒板装置14はステップS86において、機器IDと共に、設定された共有サイトを共有サイトの選択のイベントにより、利用情報蓄積サーバ装置16の利用情報管理部52に通知する。また、電子黒板装置14は、設定された共有サイトを図20の操作パネル1000bに示すように表示する。
図14のステップS24に戻り、会議を実施中の電子黒板装置14は会議画面を表示し、ユーザの電子黒板装置14への書き込み等の操作を受け付ける。
ステップS26において、電子黒板装置14は操作パネル1000aの共有サイト読込ボタン1010が押下されたものとする。共有サイト読込ボタン1010が押下されると、電子黒板装置14の共有サイト管理部42は共有サイト読込画面を表示する。共有サイト読込画面には、選択された共有サイトのフォルダが読込先として表示される。なお、「load_path」のある共有サイトが選択された場合は、その読込パスがデフォルトの読込先となる。例えばユーザが読込を実行すると、電子黒板装置14は読込先のフォルダからファイルを読み込み、そのファイルの内容を表示できる。
このとき、共有サイト管理部42はスケジュールオーナー(または会議の主催者)の外部サービス設定情報(図8)に含まれる外部サービスの認証トークンを指定して(共有サイトサービス32に送って)、共有サイトの読み込み要求を共有サイトサービス32に対して行っている。
読込先のフォルダからファイルを読み込むと、電子黒板装置14は機器IDと共に、読み込んだ読込パスを共有サイトからの読込イベントにより、利用情報蓄積サーバ装置16の利用情報管理部52に通知する。
ステップS28において、電子黒板装置14は操作パネル1000aの共有サイト保存ボタン1012が押下されたものとする。共有サイト保存ボタン1012が押下されると、電子黒板装置14の共有サイト管理部42は図21に示すような共有サイト保存画面1060を表示する。図21は電子黒板装置に表示されるUIの一例のイメージ図である。共有サイト保存画面1060には、選択された共有サイトのフォルダから保存先のフォルダを選択する欄1062、保存ファイルのファイル名を入力する欄1064、保存ファイルのリンクをメール送信するか否かを選択させるチェックボックス1066、メール送信先一覧1068、及び保存ボタン1070が表示されている。
電子黒板装置14は共有サイト保存画面1060を表示する際、図9の参加者管理情報一覧を利用し、メール送信先一覧1068を表示する。また、電子黒板装置14は選択された共有サイトのフォルダ構造の情報を、選択された共有サイト名をキーとして、共有サイトサービス32から取得する。なお、「save_path」のある共有サイトが選択された場合は、その保存パスがデフォルトの保存先となる。
例えばユーザが保存を実行すると、電子黒板装置14は板書内容のファイルを選択された保存先のフォルダに保存するために、共有サイト名と保存先のフォルダのパスとをキーとしてファイルの保存を行う。また、電子黒板装置14はチェックボックス1066が保存ファイルのリンクをメール送信する状態に選択されていれば、保存したファイルのurlを本文に記載した例えば図22の保存通知メールを、メール送信先一覧1068の全ての送信先又はチェックボックスなどにより選択した一部の送信先に送信する。
図22は保存通知メールの一例のイメージ図である。保存通知メールの本文には、共有サイトに保存したファイルを開くことのできるurlが記載されている。なお、urlは一例であって、共有サイトに保存したファイルを開くことのできる情報であればよく、例えば共有サイト名とファイルパスとで記載してもよい。さらに、保存通知メールはurlに替えて、板書内容のファイルを添付するようにしてもよい。
また、「save_path」のある共有サイトが選択された場合は、その保存パスがデフォルトの読込先となる。保存先のフォルダにファイルを保存すると、電子黒板装置14は機器IDと共に、保存した保存パスを共有サイトへの保存イベントにより、利用情報蓄積サーバ装置16の利用情報管理部52に通知する。
図14のステップS30に戻り、電子黒板装置14は操作パネル1000aの会議終了ボタン1004が押下されたものとする。会議終了ボタン1004が押下されると、電子黒板装置14は会議終了のイベントを利用情報蓄積サーバ装置16の利用情報管理部52に通知する。ステップS32、ステップS34において、電子黒板装置14は参加者の追加受付を終了し、利用情報蓄積サーバ装置16の利用情報管理部52に通知する。
図14のステップS12では、例えば図23に示す手順で主催者を認証・設定する。図23は主催者を認証・設定する処理の一例のフローチャートである。図23は電子黒板装置14のICカード検出部48がICカード700を検出し、ICカード700から識別情報を読み取った後の処理を示している。
ステップS100に進み、参加者管理部44はICカード検出部48がICカード700から読み取った識別情報を取得する。ステップS102に進み、参加者管理部44は図7に示したユーザ情報一覧を参照し、ステップS100で取得した識別情報のユーザを図7に示したユーザ情報一覧から特定する。また、参加者管理部44は図8に示した外部サービス設定情報を参照し、特定したユーザの外部サービス設定情報を図8の外部サービス設定情報から特定する。ステップS104に進み、参加者管理部44は特定したユーザを主催者として管理し、参加者一覧1002に追加する。
例えば図7のユーザ情報一覧に示した「Mary Smith」のICカード700を検出したICカード検出部48は、ICカード700から識別情報「ICCARD-123」を読み取る。ステップS100において、参加者管理部44はICカード検出部48から識別情報「ICCARD-123」を取得する。ステップS102に進み、参加者管理部44は取得した識別情報「ICCARD-123」に基づき、ユーザ情報サーバ装置10の外部サービス設定情報部20とユーザ情報部22とに問い合わせる。
ユーザ情報部22は、問い合わせのあった識別情報「ICCARD-123」による検索を行い、ユーザID「user001」のユーザ情報を特定し、電子黒板装置14の参加者管理部44に返す。また、外部サービス設定情報部20は特定されたユーザID「user001」による検索を行い、図8に示した外部サービス設定情報「connect1a」を特定し、電子黒板装置14の参加者管理部44に返す。
また、参加者管理部44は外部サービス設定情報「connect1a」のメールアドレスを外部サービス設定情報部20に問い合わせる。外部サービス設定情報部20は外部サービス設定情報「connect1a」の外部サービスの認証トークンである「eyJhbGc11…」を利用し、ユーザサービス30からユーザID「office1」のメールアドレス「office1@office.example.com」を特定し、電子黒板装置14の参加者管理部44に返す。
ステップS104において、参加者管理部44はユーザID「user001」のユーザを主催者として図9の参加者管理情報一覧で管理し、参加者一覧1002に追加できると共に、ユーザID「user001」のユーザの外部サービス設定情報「connect1a」を管理できる。これにより、会議の主催者「Mary Smith」が参加者管理部44に登録され、図9で示す参加者管理情報一覧に、ユーザID「user001」と、外部サービス設定ID「connect1a」と、メールアドレス「office1@office.example.com」と、が対応付けられて保存される。
図16のステップS60では、例えば図24に示す手順で、スケジュールを取得・提案する。図24はスケジュールを取得・提案する処理の一例のフローチャートである。
ステップS120において、電子黒板装置14の会議予定設定部40は認証で取得した主催者のユーザIDに基づき、スケジュールサービス34から主催者の当日のスケジュール予定情報に含まれる会議予定を取得する。
主催者の当日の会議予定の取得にあたっては、認証で取得した主催者のユーザIDに基づいて会議予定設定部40がユーザ情報サーバ装置10から主催者の外部サービス設定情報を取得し、取得した主催者の外部サービス設定情報に基づいてスケジュールサービス34に、外部サービス設定情報によって識別されるユーザの当日の会議予定情報を要求することで取得する。
また、会議予定設定部40は外部サービス設定情報を取得せず、単に主催者のユーザIDを指定してユーザ情報サーバ装置10に会議予定情報の取得を要求してもよい。ユーザ情報サーバ装置10は、取得した主催者のユーザIDに基づいて外部サービス設定情報を特定し、特定した外部サービス設定情報に基づいてスケジュールサービス34から会議予定情報を取得し、取得した会議予定情報を電子黒板装置14に返してもよい。つまり、電子黒板装置14はスケジュールサービス34と直接情報のやり取りを行わず、他のサーバ等を介してスケジュールサービス34から会議予定情報の取得を行ってもよい。
ステップS122において、会議予定設定部40はステップS120で取得した会議予定があるか否かを判定する。会議予定がなければ会議予定設定部40はステップS124の処理をスキップする。会議予定があれば会議予定設定部40は、例えば図25に示すようなステップS124のスケジュール提案の処理を行う。
図25はスケジュール提案の処理の一例のフローチャートである。ステップS140において、会議予定設定部40は、ステップS120で取得した主催者の当日の会議予定から「開始時刻と期間」が現在時刻から近い会議予定を抽出する。例えば会議予定設定部40は現在時刻が開始予定時刻の15分前から終了予定時刻の間に含まれる会議予定を抽出する。ステップS70で抽出する会議予定が複数存在し得るため、会議予定設定部40は抽出した会議予定から開始予定時刻が最も遅い会議予定をステップS142で抽出する。
ステップS144において会議予定設定部40はステップS142で抽出した会議予定があるか否かを判定する。ステップS142で抽出した会議予定があれば、会議予定設定部40はステップS146に進み、その会議予定を提案スケジュールに設定する。ステップS142で抽出した会議予定がなければ、会議予定設定部40はステップS146の処理をスキップする。
例えばステップS120において、電子黒板装置14の会議予定設定部40はユーザ情報サーバ装置10から返されたユーザID「user001」の主催者「Mary Smith」の外部サービス設定情報「connect1a」を用いて、スケジュールサービス34から主催者の当日のスケジュール予定情報に含まれる予定ID「sch-1」「sch-2」の会議予定を取得する。会議予定設定部40はステップS120で取得した会議予定があるか否かを判定する。
予定ID「sch-1」及び「sch-2」の会議予定があったように、取得される会議予定は複数存在し得るため、ユーザに会議予定としての設定を提案するスケジュールを一つに決める必要がある。このため、会議予定設定部40は例えば図18に示すようなステップS124のスケジュール提案の処理を行う。
例えば2018年11月10日11時55分に会議室に入り、電子黒板装置14を起動したものとする。ステップS140において、会議予定設定部40は、ステップS120で取得した主催者の当日の会議予定である予定ID「sch-1」及び「sch-2」の会議予定から開始時刻と期間が現在時刻「2018年11月10日11時55分」から近い、予定ID「sch-1」の会議予定を抽出する。
なお、一般に会議室や会議スペースは30分、60分など、30分の単位で予約・運用されていることが多いため、ステップS140で会議予定を抽出した抽出条件であれば、上記した例のように少し早く入室して利用を開始する場合や、少し遅れて入室して利用を開始する場合でも対応できる。
また、会議の時間単位である30分の半分の15分が閾値とされているため、例えば9時30分に会議予定を設定せずにハドル形式の会議を開始しても、開始時刻が12時00分の会議予定が誤って提案されてしまうこともない。事前準備の開始時刻としても、開始予定時刻の15分より前に事前準備を始めることは稀であるため、妥当な設定値であるといえる。
これらの抽出条件は主催者の設定によって変更可能であってもよい。また、ステップS140において複数の会議予定を抽出した場合は、提案スケジュール無しとし、予定提案画面1020を表示しない。
図16のステップS70では、例えば図26に示す手順で、提案した会議予定の予定出席者を図9の参加者管理情報一覧に追加する処理を行う。図26は、提案した会議予定の予定出席者を参加者管理情報に追加する処理の一例のフローチャートである。
ステップS160において参加者管理部44は現在の参加者の外部サービス設定情報を外部サービス設定情報部20に照会する。ステップS162に進み、参加者管理部44は主催者のスケジュール予定情報に含まれる予定出席者一覧から、主催者のユーザIDと一致するものを除外する。
ステップS164~S170の処理はステップS162で主催者のユーザIDが除外された予定出席者一覧に含まれる全ての予定出席者に対して行われる。ステップS164に進み、参加者管理部44は予定出席者の外部サービスのユーザIDに対応するユーザ情報をユーザ情報部22に問い合わせる。
外部サービスのユーザIDに対応するユーザ情報があればステップS168に進み、参加者管理部44は、予定出席者のユーザIDを図9の参加者管理情報一覧に追加する。そして、参加者管理部44は利用開始のイベントにより、利用情報蓄積サーバ装置16の利用情報管理部52に参加者の追加を通知する。外部サービスのユーザIDに対応するユーザ情報がなければ、参加者管理部44はステップS168の処理をスキップする。
例えば図18に示した予定提案画面1020の設定・読込ボタン1022が押下されるとステップS160に進み、参加者管理部44は現在の参加者(主催者)の外部サービス設定情報「connect1a」を外部サービス設定情報部20に照会する。また、図18の設定・読込ボタン1022が押されたあと、操作パネル1000aで共有サイト読込ボタン1010が押された際にも同様の読み込み処理を行う。
ステップS162に進み、参加者管理部44は主催者「user001」のスケジュール予定情報に含まれる予定出席者一覧から、主催者の外部サービスのユーザIDである「office1」を除外する。
次に、ステップS164に進み、参加者管理部44は残った予定出席者の外部サービスのユーザID「office2」及び「office5」に対応するユーザ情報をユーザ情報サーバ装置10に問い合わせる。
ユーザ情報サーバ装置10は、外部サービスのユーザID「office2」及び「office5」に対応するユーザID「user002」及び「user005」があるため、ステップS168に進み、ユーザID「user002」及び「user005」を参加者管理部44に返す。参加者管理部44は、参加者管理情報一覧にユーザID「user002」及び「user005」を追加する。
このような手順により、本実施形態では主催者のスケジュールサービス34に登録されているスケジュール予定情報を、電子黒板装置14の会議予定として設定・読込することができるため、ICカード700による認証を行っていなかった参加者を参加状態とすることや、ICカード700の無い参加者を参加状態とすることが容易となる。
以上、第1の実施形態によれば、電子黒板装置14の利用情報に基づき、会議と共有サイトとを共有サイト情報として対応付けておくことで、会議の主催者の会議予定に含まれる情報(予定名、スケジュールオーナー、予定出席者など)に対応する共有サイトを、会議で利用する共有サイトとして提案することができる。したがって、第1の実施形態によれば、複数の共有サイトがあった場合でも、会議に対応する共有サイトを電子黒板装置14で選択する手間を削減できる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、スケジュール名、スケジュールオーナー、参加者に基づき、推奨共有サイトを抽出する抽出条件の例を説明した。第2の実施形態では、共有サイトの検索に使用した検索キーワードと、その検索キーワードによる検索結果から選択された共有サイトと、を対応付けておき、提案するスケジュール名に含まれる検索キーワードと対応付けられた共有サイトを推奨共有サイトとして抽出する抽出条件の例を説明する。
なお、第2の実施形態における機器オーナーは第1の実施形態における主催者に相当しており、特定の会議において最初に認証したユーザ、またはユーザ認証後のいずれかのタイミングで電子黒板装置14が表示する画面を介して主催者であることを示す入力を受け付けたユーザ等のことを示す。また、第2の実施形態は一部を除いて第1の実施形態と同様であるため、適宜説明を省略する。例えば第2の実施形態に係る情報処理システム1は図1に示した構成図と同様である。第2の実施形態に係るハードウェア構成図は図2及び図3と同様である。
ここでは、図4に示した機能構成を用いて第2の実施形態に係る情報処理システム1について説明する。
第2の実施形態に係る情報処理システム1は第1の実施形態と同様、ユーザ情報サーバ装置10と、外部サービス群システム12と、電子黒板装置14と、利用情報蓄積サーバ装置16と、を有する構成である。
外部サービス群システム12はユーザに提供する外部サービス群としてユーザサービス30、共有サイトサービス32、スケジュールサービス34、及びメールサービス36を例示している。外部サービス群システム12のユーザサービス30は例えば図5に示したアカウント情報を保存している。共有サイトサービス32は共有サイトを提供する。
スケジュールサービス34は例えば図27に示すようなスケジュール予定情報を保存している。図27はスケジュール予定情報の一例の構成図である。スケジュールサービス34は図27のスケジュール予定情報により、ユーザの行動予定や会議予定を管理する。
図27に示すようにスケジュールサービス34は、スケジュール予定情報として、予定ID、予定名、予定種別、スケジュールオーナー、開始時刻と期間、及び予定出席者を保存する。なお、スケジュール予定情報の項目は図6のスケジュール予定情報と同一であるため、説明を省略する。
メールサービス36は外部サービス群システム12におけるユーザごとのメールアドレスを管理し、ユーザにメール機能を提供する。メールサービス36は、外部サービス群システム12におけるユーザのメールアドレスを宛先とする電子メールを保管する。
ユーザ情報サーバ装置10は外部サービス設定情報部20及びユーザ情報部22を有する構成である。ユーザ情報部22は例えば図7に示したユーザ情報一覧を保存する。外部サービス設定情報部20は例えば図8に示した外部サービス設定情報を保存する。
電子黒板装置14は、会議予定設定部40と、共有サイト管理部42と、参加者管理部44と、書込表示部46と、ICカード検出部48と、を有する構成である。ICカード検出部48は検出したユーザのICカード700から識別情報を読み取る。参加者管理部44は会議の参加者を例えば図9に示した参加者管理情報一覧で管理する。参加者管理部44はICカード検出部48が読み取った識別情報を利用して図7のユーザ情報一覧からユーザ情報を特定し、特定したユーザ情報のユーザIDを参加者のユーザIDとして参加者管理情報一覧に保存する。
また、参加者管理部44は利用情報蓄積サーバ装置16の利用情報管理部52に対して通知を行う。それぞれの通知には電子黒板装置14の機器IDが含まれる。書込表示部46はユーザから受け付けた書き込みの内容を表示する。共有サイト管理部42は前述した共有サイト選択画面1040を表示する。共有サイト選択画面では、共有サイトの検索を行うことができ、検索結果の中から共有サイトを選択できる。
共有サイトが選択されると、共有サイト管理部42は、検索に使用した検索キーワードと、その検索キーワードによる検索結果から選択された共有サイトの共有サイト名と、電子黒板装置14の機器IDとを、利用情報蓄積サーバ装置16の利用情報管理部52に通知する。また、共有サイト管理部42は電子黒板装置14の書き込みの内容をファイルとして共有サイトに保存し、且つ、保存したファイルのurlをメールとして送信する機能を持つ共有サイト保存画面1060を表示する。
会議予定設定部40は会議予定を設定するユーザインタフェースを持ち、スケジュールサービス34と通信して図27のスケジュール予定情報を取得し、ユーザの会議予定を表示して選択させることで、ユーザに会議予定を設定させる。また、会議予定設定部40はスケジュール予定情報に複数あるユーザの会議予定から第1の実施形態のように選択した会議予定を予定提案画面1020に表示し、ユーザに提案する。
予定提案画面1020は、会議のスケジュール名、スケジュールオーナー、参加者、おすすめの共有サイト名を表示する。おすすめの共有サイト名は、後述するように、会議のスケジュール名及びスケジュールオーナーを、利用情報蓄積サーバ装置16の共有サイト情報管理部50に送信した結果の推奨共有サイト一覧に従って表示される。会議予定が設定されると、会議予定設定部40は利用情報蓄積サーバ装置16の利用情報管理部52に対して、電子黒板装置14の機器ID、スケジュール名、及びスケジュールオーナーを通知する。
利用情報蓄積サーバ装置16は共有サイト情報管理部50、利用情報管理部52、共有サイト情報記憶部54、及び電子黒板利用情報記憶部56を有する構成である。利用情報管理部52は例えば図28に示す電子黒板利用情報を電子黒板利用情報記憶部56に記憶させて管理する。図28は電子黒板利用情報の一例の構成図である。図28に示すように電子黒板利用情報は、機器ID、時刻、及びイベントを記憶する。利用情報管理部52は会議予定設定部40、共有サイト管理部42、及び参加者管理部44から通知を受け取ると、その通知の情報を図28の電子黒板利用情報に追加する。
図28では機器ID「K100029」の電子黒板装置14で「2018 11/10の15:55」まで利用された利用情報の例を示している。なお、図28では図10の会議開始のイベント、会議終了のイベント、ユーザによる電子黒板装置14の利用開始のイベント、会議予定の設定のイベント、共有サイトの選択のイベント、共有サイトへの保存イベント、及びスケジュールオーナーを通知するイベントの他、共有サイトの検索のイベント「Search by 検索キーワード」を示している。
例えば図28に示したイベント「Search by Abc」及びイベント「Select site Abc Tech」は「Abc」という検索キーワードによる検索結果から「Abc Tech」という共有サイトが選択されたことを示している。
また、図28に示したイベント「Search by Abc」及びイベント「Select site Abc Project」は「Abc」という検索キーワードによる検索結果から「Abc Project」という共有サイトが選択されたことを示している。
例えば図28ではユーザID「user001」のMaryが「12:01」にICカード700をICカードリーダ617にかざし、機器ID「K100029」の電子黒板装置14の利用を開始している。また「12:02」に予定ID「sch-1」の予定が設定されている。
また、同時刻にユーザID「user002」のSato及びユーザID「user005」のSuzukiがICカード700をICカードリーダ617にかざし、機器ID「K100029」の電子黒板装置14の利用を開始している。また「12:05」に検索キーワード「Abc」で共有サイトの検索が行われ、その検索結果から共有サイト名「Abc Tech」の共有サイトが選択されている。
また、図28ではユーザID「user001」のMaryが「15:01」にICカード700をICカードリーダ617にかざし、機器ID「K100029」の電子黒板装置14の利用を開始している。また「15:02」に予定ID「sch-2」の予定が設定されている。また同時刻にユーザID「user003」のSaitoとユーザID「user004」のItohがICカード700をICカードリーダ617にかざし、機器ID「K100029」の電子黒板装置14の利用を開始している。また「15:05」に検索キーワード「Abc」で共有サイトの検索が行われ、その検索結果から共有サイト名「Abc Project」の共有サイトが選択されている。
共有サイト情報管理部50は例えば図29に示す共有サイト情報を共有サイト情報記憶部54に記憶させて管理する。図29は共有サイト情報の一例の構成図である。共有サイト情報は図28の電子黒板利用情報に基づき作成されている。図29に示すように共有サイト情報は、共有サイト名、キーワード、機器オーナー、最終利用日時、及び利用回数を記憶する。
共有サイト名は共有サイトの名称である。キーワードは共有サイトの検索に使用した検索キーワードである。機器オーナーは共有サイトを利用した会議のオーナーである。最終利用日時は、同じ共有サイト名及び機器オーナーで共有サイトを利用した会議の終了の時刻のうち、最も新しい(直近)の会議の終了の時刻である。利用回数は、同じ共有サイト名及び機器オーナーで共有サイトを利用した会議の開催の回数である。
例えば図29に示す「2018 11/10の16:00」までの電子黒板利用情報には検索キーワード「abc」による検索結果から選択された共有サイト名「Abc Project」の共有サイトを選択した会議において、機器オーナー「user001」と最終利用日時「2018 11/10 15:55」と利用回数「1」とが対応付けられている。また、例えば図29に示した「2018 11/10の16:00」までの電子黒板利用情報には、検索キーワード「abc」による検索結果から選択された共有サイト名「Abc Tech」の共有サイトを選択した会議において、機器オーナー「user001」と最終利用日時「2018 11/10 12:50」と利用回数「1」とが対応付けられている。なお、最終利用日時には会議終了のイベントの時刻を利用できる。また、図29の共有サイト情報ではキーワードもしくは機器オーナーが異なる場合に別の行となる。
共有サイト情報管理部50は任意のタイミング(例えば1時間に1度)で、利用情報管理部52から電子黒板利用情報を取得し、検索結果から選択された共有サイト名、検索に使用した検索キーワード、機器オーナー、最終利用日時、及び利用回数を判別し、図29の共有サイト情報を更新する。
また、共有サイト情報管理部50は電子黒板装置14の会議予定設定部40から送信された会議のスケジュール名及びスケジュールオーナー(機器オーナー)に基づき、図30に示す推奨共有サイト一覧を会議予定設定部40に返す。
図30は共有サイト情報管理部が返す推奨共有サイト一覧の一例の構成図である。図30は共有サイト情報が図29であり、スケジュール名「Abc検討」、機器オーナー「user001」が送信された場合に返す推奨共有サイト一覧の一例である。
図30の「primary」は、もっとも推奨される共有サイト名「Abc Project」を示している。「site_name」は、推奨される共有サイト一覧「Abc Project」「Abc Tech」を示している。
なお、ここでは「primary」は機器オーナーが同じであり、検索キーワードがスケジュール名に含まれており、かつ、もっとも最終利用日時が新しい共有サイト情報と対応付けられた共有サイトとする。これにより、同じユーザが召集した会議のうち、もっとも最近の会議で利用された共有サイトが「primary」となる。なお、もっとも最近の会議で利用された共有サイトに替えて、回数の多い会議で利用された共有サイトを「primary」としてもよい。また、「site_name」は、機器オーナーが同じであり、かつ、検索キーワードがスケジュール名に含まれている共有サイト情報と対応付けられた共有サイトとする。
また、スケジュール名に検索キーワードと完全に同一の文字列が含まれている場合に限られず、例えば小文字と大文字の差異や、漢字とひらがなの差異がある場合や、検索キーワードが日本語の文字列で、スケジュール名に検索キーワードを英訳した文字列が含まれる場合等でも、検索キーワードがスケジュール名に含まれるとみなしても良い。さらに、スケジュール名に検索キーワードが含まれている場合に限られず、何らかの手段で検索キーワードとスケジュール名に対応関係があると判断されればその共有サイトを「primary」としてもよい。この場合、図29に示される共有サイト情報作成時に利用回数のカウントを行う際にも、検索キーワードが完全同一のもののみをカウントせずに、対応関係があると判断されるキーワードであれば1つのキーワードとして利用回数をカウントしてもよい。
なお、本実施形態では、共有サイト情報管理部50が、スケジュール名、及び機器オーナーを取得し、推奨共有サイト一覧を判別しているが、利用情報管理部52が、共有サイト情報を取得し、推奨共有サイト一覧を判別する構成とすることもできる。
第2の実施形態に係る情報処理システム1は、例えば図31のフローチャートに示すように、開催された会議のイベント通知により図28の電子黒板利用情報を収集し、その電子黒板利用情報に基づいて図29の共有サイト情報を更新する。そして、新たに会議を開催する際、第2の実施形態に係る情報処理システム1では、図29の共有サイト情報を利用することで、図30に示すような推奨共有サイト一覧を電子黒板装置14に通知することができる。
ステップS200は、N回目の会議において電子黒板装置14から利用情報蓄積サーバ装置16に通知されたイベントが、利用情報管理部52によって電子黒板利用情報記憶部56に記憶されて管理される処理を表している。なお、図31では電子黒板装置14から利用情報蓄積サーバ装置16に通知されたイベントのうち、共有サイトの検索のイベント及び共有サイトの選択のイベントを表している。
また、ステップS210は、N+1回目の会議において電子黒板装置14から利用情報蓄積サーバ装置16に通知されたイベントが、利用情報管理部52によって電子黒板利用情報記憶部56に記憶されて管理される処理を表している。なお、図31では電子黒板装置14から利用情報蓄積サーバ装置16に通知されたイベントのうち、共有サイトの検索のイベント及び共有サイトの選択のイベントを表している。
ステップS220の処理は所定時間ごと(例えば1時間に1度)に実行される。利用情報蓄積サーバ装置16の共有サイト情報管理部50は所定時間ごとに利用情報管理部52から電子黒板利用情報を取得し、図29の共有サイト情報を更新する。
ステップS230では、N+n(n≧2)回目の新たな会議を開催している。操作パネル1000のスケジュール選択ボタン1006が押下されると、電子黒板装置14は、外部サービス群システム12から取得したスケジュール予定情報から前述のように提案スケジュールを設定する。そして、電子黒板装置14は提案スケジュールのスケジュール名、及び機器オーナーを利用情報蓄積サーバ装置16に送信して、推奨共有サイト情報を要求する。
利用情報蓄積サーバ装置16は電子黒板装置14から受信した提案スケジュールのスケジュール名、及び機器オーナーに基づき、例えば図30に示す推奨共有サイト一覧を作成し、電子黒板装置14に通知する。電子黒板装置14は受信した推奨共有サイト一覧に応じた予定提案画面1020を表示する。
なお、図31では電子黒板装置14が1台の例を説明したが複数台でもよく、例えばN回目、N+1回目、及びN+n回目の会議が別の電子黒板装置14で実施されていてもよいし、同じ電子黒板装置14で実施されていてもよい。
さらに、ステップS230に示したN+n回目の新たな会議を開催する処理について具体的に説明する。ここでは、前述した図14のフローチャートを用いて説明する。
ステップS10において、電子黒板装置14は起動し、例えば図13に示した操作パネル900を表示して、ICカード700によるログインを待ち受ける。会議を行う主催者は、自分のICカード700をICカード検出部48にかざす。
ICカード検出部48がICカード700を検出すると、電子黒板装置14はステップS12に進み、ICカード700から読み取った識別情報からユーザ情報を特定し、そのユーザを主催者として認証・設定する。
ステップS14に進み、参加者管理部44は認証されたユーザを参加者管理情報一覧に主催者として追加する。また、参加者管理部44は利用情報蓄積サーバ装置16の利用情報管理部52に、機器IDと共に、時刻、会議開始のイベント、ユーザによる利用開始のイベントを通知する。
ステップS16に進み、電子黒板装置14は例えば図32に示すような操作パネル1000をUIとして表示する。図32は電子黒板装置に表示されるUIの一例のイメージ図である。なお、図32の操作パネル1000は図18の操作パネル1000と同様であるため、説明を省略する。
ステップS18において電子黒板装置14は参加者追加受付を開始する。電子黒板装置14は参加者追加受付の処理が開始されると、主催者以外のユーザからのICカード700などによるログインを待ち受ける。
主催者以外のユーザも自分のICカード700をICカード検出部48にかざす。ICカード700を検出すると、電子黒板装置14はICカード700から読み取った識別情報からユーザ情報を特定し、会議の参加者として認証・設定する。電子黒板装置14は会議の参加者として認証・設定したユーザを参加者一覧1002に追加する。また、電子黒板装置14は利用情報蓄積サーバ装置16の利用情報管理部52に、機器IDと共に、追加された参加者による利用開始のイベントを通知する。
ステップS20において、電子黒板装置14はスケジュール選択ボタン1006が押下されたものとする。スケジュール選択ボタン1006が押下されると、電子黒板装置14はスケジュール選択を開始する。電子黒板装置14は主催者のスケジュール予定情報をスケジュールサービス34から取得する。電子黒板装置14は図9の参加者管理情報一覧を取得する。
電子黒板装置14は、提案スケジュールのスケジュール名、及び機器オーナーを利用情報蓄積サーバ装置16に送信し、推奨共有サイト一覧を取得する。電子黒板装置14はスケジュール予定情報と推奨共有サイト一覧とを利用し、図32の予定提案画面1020を表示する。図32の予定提案画面1020には、提案スケジュールのスケジュール名、開始時刻、終了時刻、機器オーナー、予定出席者、及び推奨共有サイト1024が表示されている。
図32の推奨共有サイト1024は、図18の推奨共有サイト1024と同様に、例えば推奨共有サイト一覧に「site_name」で設定されている共有サイト名が選択可能な状態で表示される。また、図32の推奨共有サイト1024は、図18の推奨共有サイト1024と同様に、例えば推奨共有サイト一覧に「primary」が設定されている場合、もっとも推奨される共有サイト名がデフォルトで選択された状態となる。
利用する予定及び共有サイトが設定されると、電子黒板装置14は機器IDと共に、設定された予定及び共有サイトを会議予定の設定のイベント及び共有サイトの選択のイベントにより、利用情報蓄積サーバ装置16の利用情報管理部52に通知する。
また、電子黒板装置14は、設定された予定及び共有サイトを図32の操作パネル1000aに示すように表示すると共に、設定された予定の予定出席者を重複が生じないように参加者一覧1002に追加する。また、追加された参加者は図9の参加者管理情報一覧に追加されると共に、利用開始のイベントにより、利用情報蓄積サーバ装置16の利用情報管理部52に通知される。
なお、推奨共有サイト一覧の「site_name」に共有サイト名が一つも設定されていない場合、電子黒板装置14は図19の予定提案画面1020に示したように、共有サイトが無い旨を表示する。
ステップS22において、共有サイト選択ボタン1008が押下された場合は図17を用いて説明したように共有サイト選択の処理を行う。電子黒板装置14は図20に示した共有サイト選択画面1040を表示する。
入力欄1042に共有サイトの検索キーワードが入力された後、検索ボタン1044が押下されると、電子黒板装置14は共有サイトサービス32の例えばサイト検索APIを用いて、共有サイトの検索を実行する。電子黒板装置14は共有サイトの検索結果を共有サイトサービス32から取得する。
電子黒板装置14は共有サイト選択画面1040に共有サイトの検索結果1046を表示する。例えば図20の共有サイト選択画面1040では設定ボタン1048を押下することで、チェックボックスにより選択された状態の共有サイトを、利用する共有サイトとして設定できる。
利用する共有サイトが設定されると、電子黒板装置14は機器IDと共に、検索に使用した検索キーワード、その検索キーワードによる検索結果からユーザにより選択された共有サイト名を、利用情報蓄積サーバ装置16の利用情報管理部52に通知する。また、電子黒板装置14は、設定された共有サイトを図20の操作パネル1000bに示すように表示する。
ステップS24において会議を実施中の電子黒板装置14は会議画面を表示し、ユーザの電子黒板装置14への書き込み等の操作を受け付ける。
ステップS26において、電子黒板装置14は操作パネル1000aの共有サイト読込ボタン1010が押下されると、共有サイト読込画面を表示する。例えばユーザが読込を実行すると、電子黒板装置14は読込先のフォルダからファイルを読み込み、そのファイルの内容を表示できる。
読込先のフォルダからファイルを読み込むと、電子黒板装置14は機器IDと共に、読み込んだ読込パスを共有サイトからの読込イベントにより、利用情報蓄積サーバ装置16の利用情報管理部52に通知する。
ステップS28において、電子黒板装置14は操作パネル1000aの共有サイト保存ボタン1012が押下されると、図21に示したような共有サイト保存画面1060を表示する。
例えばユーザが保存を実行すると、電子黒板装置14は板書内容のファイルを選択された保存先のフォルダに保存するために、共有サイト名と保存先のフォルダのパスとをキーとしてファイルの保存を行う。このとき、共有サイトサービス32へのアクセスは、機器オーナー(主催者)の外部サービス設定情報を使う。おすすめの共有サイトは、現在の機器オーナーが過去の会議でも機器オーナーであったときに利用しているため、過去に利用した後にアクセス権を外されていなければ、確実にファイルの保存に利用できる。
また、電子黒板装置14はチェックボックス1066が保存ファイルのリンクをメール送信する状態に選択されていれば、保存したファイルのurlを本文に記載した例えば図22の保存通知メールを、メール送信先一覧1068の全ての送信先又はチェックボックスなどにより選択した一部の送信先に送信する。
保存先のフォルダにファイルを保存すると、電子黒板装置14は機器IDと共に、保存した保存パスを共有サイトへの保存イベントにより、利用情報蓄積サーバ装置16の利用情報管理部52に通知する。
ステップS30において、電子黒板装置14は操作パネル1000aの会議終了ボタン1004が押下されたものとする。会議終了ボタン1004が押下されると、電子黒板装置14は会議終了のイベントを利用情報蓄積サーバ装置16の利用情報管理部52に通知する。ステップS32、ステップS34において、電子黒板装置14は参加者の追加受付を終了し、利用情報蓄積サーバ装置16の利用情報管理部52に通知する。
[他の実施形態]
第1及び第2の実施形態では図4に示すような情報処理システム1の例を説明したが、例えば図33に示すような機能構成であってもよい。図33は本実施形態に係る情報処理システムの一例の機能構成図である。図33の情報処理システム1は、図4の会議予定設定部40及び共有サイト管理部42の機能が電子黒板装置14からユーザ情報サーバ装置10に移されている。なお、図33の機能構成図は一部を除いて図4の機能構成図と同一であるため、適宜説明を省略する。
図33の電子黒板装置14は、画面制御部43と、参加者管理部44と、書込表示部46と、ICカード検出部48と、を有する構成である。また、ユーザ情報サーバ装置10は外部サービス設定情報部20、ユーザ情報部22、共有サイト管理部24、及び会議予定設定部26を有する構成である。
電子黒板装置14の画面制御部43はユーザ情報サーバ装置10の共有サイト管理部24及び会議予定設定部26を利用することで、図4の共有サイト管理部42及び会議予定設定部40と同様な機能を実現できる。例えば電子黒板装置14は、ユーザ情報サーバ装置10から例えば外部サービスの認証トークンを取得しなくても、ユーザ情報サーバ装置10を介することで、共有サイトサービス32及びスケジュールサービス34にアクセスできる。
また、第1の実施形態の推奨共有サイトの抽出条件と第2の実施形態の推奨共有サイトの抽出条件とを組み合わせて利用してもよい。なお、第1の実施形態の推奨共有サイトの抽出条件では、定例の会議や定形業務の会議などにおける推奨共有サイトの検索精度の向上が期待できる。第2の実施形態の推奨共有サイトの抽出条件では、例えばプロジェクトに対応する会議や顧客に対応する会議などにおける推奨共有サイトの検索精度の向上が期待できる。
また、単にスケジュールオーナーまたは会議の主催者の認証トークンを用いてスケジュールオーナーが使用可能な共有サイトを検索すると、電子黒板装置14は共有端末であるため、検索された共有サイトの情報が(少なくとも共有サイト名が)他の会議参加者に閲覧されてしまう。ここで、検索された共有サイトの情報は会議参加者のうちの少なくとも一部の会議参加者に閲覧されることが、セキュリティ上好ましくない場合がある(例えば社外の参加者が含まれる場合等)。
しかし、本実施形態では、スケジュールオーナーまたは会議の主催者に加えて、現在選択されているスケジュール予定情報(スケジュール名または参加者)とスケジュール予定情報の少なくとも一部が一致する過去の会議で使用された共有サイト(電子黒板情報に対応付けられている共有サイト)のみを表示することが可能であるため、他の会議参加者に不要に共有サイトの情報を見られてしまうことを防ぐことが可能となりセキュリティを担保することが可能である。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。なお、本実施形態で説明した情報処理システム1は一例であって、用途や目的に応じて様々なシステム構成例があることは言うまでもない。
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
実施例に記載された装置群は、本明細書に開示された実施形態を実施するための複数のコンピューティング環境のうちの1つを示すものにすぎない。
ある実施形態では、ユーザ情報サーバ装置10や利用情報蓄積サーバ装置16は、サーバクラスタといった複数のコンピューティングデバイスを含む。複数のコンピューティングデバイスは、ネットワーク18や共有メモリなどを含む任意のタイプの通信リンクを介して互いに通信するように構成されており、本明細書に開示された処理を実施する。同様に、電子黒板装置14は、互いに通信するように構成された複数のコンピューティングデバイスを含むことができる。
さらに、ユーザ情報サーバ装置10、電子黒板装置14、及び利用情報蓄積サーバ装置16は開示された処理ステップを様々な組み合わせで共有するように構成できる。例えば、所定のユニットによって実行されるプロセスは、電子黒板装置14によって実行され得る。同様に、所定のユニットの機能は、電子黒板装置14によって実行することができる。また、ユーザ情報サーバ装置10と電子黒板装置14と利用情報蓄積サーバ装置16の各要素は、1つのサーバ装置にまとめられていてもよいし、複数の装置に分けられていてもよい。
電子黒板装置14は、例えばPJ(Projector:プロジェクタ)、デジタルサイネージ等の出力装置、HUD(Head Up Display)装置、産業機械、撮像装置、集音装置、医療機器、ネットワーク家電、自動車(Connected Car)、携帯電話、ゲーム機、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ、ウェアラブルPC等であってもよい。
なお、会議予定設定部40は提案手段の一例である。