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JP7516036B2 - 預かりボックスシステム、預かりボックスシステムにおける認証システム - Google Patents
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JP7516036B2 - 預かりボックスシステム、預かりボックスシステムにおける認証システム - Google Patents

預かりボックスシステム、預かりボックスシステムにおける認証システム Download PDF

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Description

本発明は、預かりボックスシステム、預かりボックスシステムにおける認証システムに関するものである。
特許文献1に開示の一時預かりボックスシステムにおいては、一時預かりボックスは、電話機能を有する送受信部と、制御部と、ボックスの扉を施錠及び解錠する施錠機構と、記憶手段として読み書き可能なメモリと、を有し、一時預かりボックスの利用者が携帯電話機で送受信部の電話番号を呼び出したとき、該携帯電話機の携帯電話番号情報が発信されて送受信部を介して該携帯電話番号情報がメモリに記憶され、制御部はその発信された携帯電話番号情報を施錠機構を解錠するための解錠ID情報とし、利用者が指定した利用ボックス番号に基づいて施錠機構の解錠制御を行って、ボックスの扉を開けるように構成されている。
特許第4935772号公報
ところで、番号発信可能な携帯電話機から発信された番号を電話機能を有する送受信部で受信して照合し、預かりボックスを解錠する場合、通信機に通話機能と通信機能の両方が必要となり、設備面でコストが高騰してしまう。
本発明の目的は、コストダウンを図ることができる預かりボックスシステム、預かりボックスシステムにおける認証システムを提供することにある。
上記課題を解決するための預かりボックスシステムは、複数の預かりボックス、及び、前記預かりボックス毎の施錠機構を有するロッカーと、ネットワークサーバと、を備え、前記ネットワークサーバは、第1制御部を有し、前記ロッカーは、前記ロッカーの管理運用を行う第2制御部、及び、前記ロッカーと前記ネットワークサーバとの間でデータ通信可能な通信機を有し、前記第1制御部は、利用者の保有する携帯端末との間で電話通信及びデータ通信の少なくとも一方が可能であり、前記第2制御部は、前記第1制御部とデータ通信が可能であり、前記第1制御部は、前記ロッカーのロッカー識別情報を認識しており、前記第1制御部は、前記認識している前記ロッカー識別情報と前記携帯端末から得られる前記ロッカーのロッカー識別情報との認証に伴い、前記携帯端末から得られる個人識別情報を前記第2制御部へ送信し、前記第2制御部は、前記個人識別情報を鍵として前記施錠機構を操作することを要旨とする。
これによれば、第1制御部において、認識しているロッカー識別情報と、携帯端末から得られるロッカーのロッカー識別情報との認証に伴い、携帯端末から得られる個人識別情報が第2制御部へ送信される。そして、第2制御部において、個人識別情報を鍵として施錠機構が操作される。
よって、ロッカーに通話可能な通信機を有し、利用者の保有する携帯端末から個人識別情報を取得して施錠機構を操作する場合に比べ、ロッカーにデータ通信可能な通信機を設ければよく、コストダウンを図ることができる。
また、預かりボックスシステムにおいて、前記第1制御部は、前記認識している前記ロッカー識別情報と前記携帯端末から得られる前記ロッカーのロッカー識別情報との認証に伴い、前記通信機を介して前記携帯端末から得られる個人識別情報を前記第2制御部へ送信し、前記第2制御部は、前記通信機を介した前記個人識別情報を鍵として前記施錠機構を操作するとよい。
また、預かりボックスシステムにおいて、前記個人識別情報は、前記携帯端末の電話番号であり、前記ロッカー識別情報は、前記ネットワークサーバの固有の電話番号であり、前記利用者が前記携帯端末で前記ネットワークサーバの固有の電話番号を呼び出したとき、該携帯端末の電話番号情報が前記第2制御部へ送信されるとよい。
また、預かりボックスシステムにおいて、前記携帯端末は、ネットワークとしてのインターネットを介して、前記預かりボックスの配置位置、経過利用料金、入出荷情報、空き状態のうち少なくとも1つを知得できるとよい。
また、預かりボックスシステムにおいて、前記預かりボックスの利用料金は、前記携帯端末の通信又は通話に関連する利用料金に対して課金されるとよい。
上記課題を解決するための預かりボックスシステムにおける認証システムは、個人識別情報を鍵としてロッカーの施錠機構を操作する預かりボックスシステムにおける認証システムであって、前記ロッカーにネットワークで接続されたネットワークサーバにおいて、前記ロッカーのロッカー識別情報を認識しておき、前記認識している前記ロッカー識別情報と携帯端末から得られる前記ロッカーのロッカー識別情報との認証に伴い前記携帯端末から得られる個人識別情報を前記ロッカーへ送信することを要旨とする。
これによれば、ロッカーにネットワークで接続されたネットワークサーバにおいて、認識しているロッカー識別情報と携帯端末から得られるロッカーのロッカー識別情報との認証に伴い携帯端末から得られる個人識別情報がロッカーへ送信される。
よって、通話機能を有するロッカーにおいて利用者の保有する携帯端末から個人識別情報を取得して施錠機構を操作する場合に比べ、ロッカーにデータ通信機能があればよく、コストダウンを図ることができる。
本発明によれば、コストダウンを図ることができる。
預かりボックスシステムを示す説明図。 預かりボックスシステムを示す斜視図。 預かりボックスシステムの各部の構成を示すブロック図。 預かりボックスシステムの作用を説明するための動作説明図。 別例の預かりボックスシステムを示す説明図。 他の別例の預かりボックスシステムの作用を説明するための動作説明図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、預かりボックスシステム10は、複数のロッカー30と、1つのネットワークサーバ20と、を備える。各ロッカー30は、それぞれ、複数の預かりボックス31を有する。
なお、預かりボックスシステム10は、コインロッカーのようなもの以外にも、荷物の受け渡しのためのシステムを含み、元の荷物の所有者の情報が分かっていれば、その情報で他の利用者が荷物を取り出すことができる場合を含む。
ロッカーの利用者60が預かりボックスを利用する場合には、図2に示すように、預入時に預かりボックス31に荷物が入れられると施錠された状態で保管され、引き取り時に預かりボックス31から荷物が取り出される。利用者60は、利用者60の保有する携帯端末40を用いてロッカー30を利用する。携帯端末40は、携帯電話であり、例えばスマートフォンが用いられる。携帯電話は、無線を利用した持ち運び可能な電話機であり、スマートフォンは、音声通話以外にもインターネットアクセス機能、データ通信機能などの機能も併せ持つ多機能携帯電話である。携帯端末40は、フィーチャーフォンでもよい。
図3に示すように、ロッカー30は、預かりボックス31毎の施錠機構32と、ロッカー用コントローラ33と、通信機34と、入力部35と、表示部36を有する。ロッカー用コントローラ33は、CPU33aと、メモリ33bを備えている。ロッカー用コントローラ33に対し施錠機構32、通信機34、入力部35、表示部36が接続されている。施錠機構32は、預かりボックス31の扉を施錠及び解錠することができる。
預かりボックスシステム10は、個人識別情報としての携帯端末40の電話番号を鍵としてロッカー30の施錠機構32を操作するシステムであり、ロッカー30にネットワークとしてのインターネット50で接続されたネットワークサーバ20を用いて携帯端末40から得られる個人識別情報(携帯端末40の電話番号)をロッカー30へ送信する認証システム11を有する。
通信機34は、ネットワークサーバ20とデータ通信可能である。
ロッカー用コントローラ33は施錠機構32を操作して預かりボックス31の施錠、解錠を行うことができる。ロッカー用コントローラ33は通信機34とデータの授受を行うことができる。ロッカー用コントローラ33は、入力部35から入力データを受信する。ロッカー用コントローラ33は、表示部36において所望の表示を行わせることができる。
ネットワークサーバ20は、サーバ用コントローラ21を有する。サーバ用コントローラ21は、CPU21aと、メモリ21bを備えている。ネットワークサーバ20には複数本の電話回線22,23,24(図1参照)が接続されている。サーバ用コントローラ21は、利用者60の保有する携帯端末40との間で電話通信が可能である。
サーバ用コントローラ21により第1制御部が構成されるとともに、ロッカー用コントローラ33によりロッカー30の管理運用を行う第2制御部が構成されている。
ロッカー用コントローラ33は、サーバ用コントローラ21とネットワークとしてのインターネット50を経由してデータ通信が可能である。
認証システム11は、ロッカー30にネットワークとしてのインターネット50で接続されたネットワークサーバ20において、ロッカー30のロッカー識別情報を認識しておき、認識しているロッカー識別情報と、携帯端末40から得られるロッカー30のロッカー識別情報との認証(電話番号による着信認証)に伴い携帯端末40から得られる個人識別情報(着信した電話番号)をロッカー30へ送信することができる。ロッカー識別情報は、ネットワークサーバ20の固有の電話番号である。個人識別情報は、携帯端末40の電話番号である。
ロッカー用コントローラ33は、各預かりボックス31の内部の物品の存在を検知するセンサ(図示略)を用いて預かりボックス31の空き状態を判別し、預かりボックス31の空き状態をサーバ用コントローラ21に知らせるようになっている。また、空き状態の預かりボックス31はランプ(図示略)の点灯により知らせることができるようになっている。
ネットワークサーバ20には、空き情報専用サーバ70が接続されている。サーバ用コントローラ21は、空き情報専用サーバ70に各ロッカー30の預かりボックス31の荷物の空き情報を記憶させる。サーバ用コントローラ21は、空き情報専用サーバ70と通信して各預かりボックス31の空き状態を検知する。また、空き状態がインターネット50を介して携帯端末40で表示できる。
サーバ用コントローラ21は、ロッカー30のロッカー識別情報(ネットワークサーバ20の固有の電話番号)を認識している。ロッカー30のロッカー識別情報はメモリ21bに記憶される。
サーバ用コントローラ21は、認識しているロッカー識別情報(ネットワークサーバ20の固有の電話番号)と携帯端末40から得られるロッカー30のロッカー識別情報(ネットワークサーバ20の固有の電話番号)との認証に伴い通信機34を介して携帯端末40から得られる個人識別情報(携帯端末40の電話番号)をロッカー用コントローラ33へ送信することができる。
具体的には、利用者60が携帯端末40でネットワークサーバ20の固有の電話番号を呼び出したとき、この携帯端末40の電話番号情報が通信機34に対して送信される。
ロッカー用コントローラ33は、通信機34を介した個人識別情報(携帯端末40の電話番号)を鍵として施錠機構32を操作することができる。
各ロッカー用コントローラ33は、預かりボックス31の配置位置を検知しており、預かりボックス31の配置位置がインターネット50を介して携帯端末40で表示できる。各ロッカー用コントローラ33は、経過利用料金を検知しており、経過利用料金がインターネット50を介して携帯端末40で表示できる。各ロッカー用コントローラ33は、入出荷情報を検知しており、入出荷情報がインターネット50を介して携帯端末40で表示できる。
このように、携帯端末40は、インターネット50を介して、預かりボックス31の配置位置、経過利用料金、入出荷情報、空き状態のうち少なくとも1つを知得できるようになっている。
預かりボックス31の利用料金は、携帯端末40の通信又は通話に関連する利用料金に対して課金されるようになっている。
次に、作用について説明する。
まず、荷物を預ける場合と荷物を取り出す場合におけるシステムの全体の動作について説明する。
ロッカー30の表示部36の画面において「預ける」と「取り出す」が表示され、入力部35を用いて利用者60により選択できる。利用者60が「預ける」を選択すると、ロッカー30の表示部36の画面において「認証方法として端末の電話番号ですか」が表示され、利用者60により「OK」を選択すると、着信認証モードとなる。この着信認証モードにおいて、ロッカー30において利用者60の電話番号が認識されると、ロッカー30の表示部36の画面において「決済はどのようにしますか」及び「どの預かりボックスに預けますか」が表示され、利用者60により決済方法及び預かりボックスが選択される。そして、利用者60が携帯端末40を用いて指定した空きの預かりボックス31はそれまでの施錠されている状態から解錠され、利用者60は、扉を開けて荷物を入れ、扉を閉める。この預かりボックス31の解錠と同時に、携帯端末40の電話番号に対して携帯端末40の通信又は通話に関連する利用料金として課金が開始される。
荷物を取り出す場合は、ロッカー30の表示部36の画面において「預ける」と「取り出す」が表示されるので、利用者60が「取り出す」を選択すると、ロッカー30の表示部36の画面において「認証方法として端末の電話番号ですか」が表示され、利用者60により「OK」を選択すると、着信認証モードとなる。この着信認証モードにおいて、ロッカー30において利用者60の電話番号が認識されると、預かりボックス31はそれまでの施錠されている状態から解錠され、利用者60は、扉を開けて荷物を取り出し、扉を閉める。この預かりボックス31の解錠と同時に、携帯端末40の電話番号に対して携帯端末40の通信又は通話に関連する利用料金として課金が停止される。
次に、図4を用いてロッカー30とネットワークサーバ20と携帯端末40とを用いた認証処理について説明する。
図4においてロッカー30とネットワークサーバ20との間でデータ通信が行われる。ネットワークサーバ20と携帯端末40との間で電話通信できる。
荷物の預入れを行う場合において、利用者60はロッカー30の前に立ち、ロッカー30の入力部35を用いて「携帯番号認証」を選択する。
図4において、ステップS100でロッカー用コントローラ33は、番号認証の受付が行われたか否か判定し、番号認証の受付が行われると、ネットワークサーバ20に受付が行われたことを通知する。
図4のステップS200でサーバ用コントローラ21は、ロッカー電話番号を割り振り、ロッカー30毎に電話番号(図1での「090-0123-4567」、「090-0123-4568」、「090-0123-4569」)が設定される。これにより、サーバ用コントローラ21は、ロッカー30のロッカー識別情報としてのネットワークサーバ20の固有の電話番号を認識できる。
その後、サーバ用コントローラ21は、ステップS201で電話待機するとともにロッカー用コントローラ33に通知する。これにより、ロッカー用コントローラ33は、ステップS101で、ロッカー30の表示部36の画面上にロッカー電話番号を表示する。
利用者60は、携帯端末40により、番号通知で表示されたロッカー電話番号に電話をかける(図4のステップS300)。すると、図4のステップS202でサーバ用コントローラ21は、携帯電話番号を認識し、ステップS203でロッカー30側に携帯電話番号を通知する。
このようにして、サーバ用コントローラ21は、認識しているロッカー識別情報(ネットワークサーバ20の固有の電話番号)と携帯端末40から得られるロッカー30のロッカー識別情報(ネットワークサーバ20の固有の電話番号)との認証に伴い通信機34を介して携帯端末40から得られる個人識別情報としての携帯電話番号をロッカー用コントローラ33へ送信する。
なお、ロッカー30側からネットワークサーバ20側に着信の有無を問い合わせて着信があるとネットワークサーバ20側からロッカー30側に利用者60の番号を通知するようにしてもよい。
ロッカー用コントローラ33はステップS102で通知された携帯電話番号を表示部36に表示する。利用者60が、ロッカー30においてネットワークサーバ20側から通知された利用者60の携帯電話番号が正しいか否か判断する。つまり、図4のステップS301で携帯端末40で正しいか正しくないか(NGであるか)の入力が行われる。
図4において、ステップS103でロッカー用コントローラ33は、正しいか否か判定して、正しいとステップS104で利用者60に電話を切るよう促すべく表示部36にその旨の表示を行う。また、ネットワークサーバ20側に電話番号による着信認証完了を通知する。
そして、所定時間が経過しても電話が切れていない場合には、ロッカー用コントローラ33は、ステップS105で電話がまだ繋がっていると、ステップS106で電話を切る。
一方、ロッカー用コントローラ33は、ステップS103において、正しくない(NGである)と、ステップS107で受付操作からやり直しますと表示した後に、ステップS108で電話を切る。
その後、ロッカー用コントローラ33は、通信機34を介した個人識別情報としての携帯端末40の電話番号を鍵として施錠機構32を操作する。
次に、従来と本実施形態を比較する。
従来の場合、即ち、番号発信可能な携帯電話機から発信された番号をロッカーにおいて電話機能を有する送受信部で受信して照合し、預かりボックスを解錠する場合、電話番号による着信認証を行うにあたり、着信番号を取得可能な通信機が必要となり、通話機能を持つ通信機は、市場にある数も限られ、また通信機メーカーの販売計画に左右される。また、通話可能なプランにする必要がある。また、通信機は着信機能と通信機能の両方を担う必要があり、通信機器自体の負荷が上がるとともに誤動作のリスクも上がる。
このように、従来の電話番号による着信認証機能は、ロッカーに着信番号を取得可能な通信機を搭載し、ロッカー自身が着信を受ける仕組みであった。
これに対し、本実施形態においては、着信の機能を遠隔にあるネットワークサーバ20に持たせて、ネットワークサーバ20が着信した番号を、ロッカー30においてデータ通信で取得する仕組みとなっている。
具体的には、ロッカー30は、データ通信可能な通信機34を備え、インターネット50を介してネットワークサーバ20と接続可能となっている。また、ネットワークサーバ20には、利用者60からの着信を受けるための電話回線22,23,24を持ち、その着信番号をロッカー30に通知する機能を持っている。
このようにして従来方式での、番号発信可能な携帯電話機から発信された番号を電話機能を有する送受信部で受信して照合し、預かりボックスを解錠する場合は、ロッカー1つ1つに対して電話番号が付与され、ロッカーの電話番号で認証する。これに対し本実施形態ではネットワークサーバ20で電話を受け、ネットワークサーバ20が受けた携帯番号をデータ通信でロッカー30に送信する。
通信機について、従来は着信ができる通信機が必要だったが、本実施形態ではデータ通信のみできる通信機34であればよく、着信ができる通信機は数が限られるが、データ通信のみできる通信機34は豊富にある。通信機自体のコストも、着信機能が追加された通信機に比べ、データ通信のみ可能な通信機34は安価である。また、通信機34はデータ通信のみ処理すればよく、着信とデータ通信両方を行う必要がある従来と比べ処理が減るため、通信機自体の負荷が下がり、通信機が安定的に動作することが期待できる。
また、ランニング費用について、従来は携帯電話キャリアの通話プランを契約する必要があるが、本実施形態では通話プランが不要でデータ通信契約すればよく安価で済む。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)預かりボックスシステム10の構成として、複数の預かりボックス31、及び、預かりボックス31毎の施錠機構32を有するロッカー30と、ネットワークサーバ20と、を備える。ネットワークサーバ20は、第1制御部としてのサーバ用コントローラ21を有する。ロッカー30は、ロッカー30の管理運用を行う第2制御部としてのロッカー用コントローラ33、及び、ロッカー30とネットワークサーバ20との間でデータ通信可能な通信機34を有する。サーバ用コントローラ21は、利用者の保有する携帯端末40との間で電話通信が可能である。ロッカー用コントローラ33は、サーバ用コントローラ21とデータ通信が可能である。サーバ用コントローラ21は、ロッカー30のロッカー識別情報を認識しており、サーバ用コントローラ21は、認識しているロッカー識別情報と携帯端末40から得られるロッカー30のロッカー識別情報との認証に伴い、携帯端末40から得られる個人識別情報をロッカー用コントローラ33へ送信し、ロッカー用コントローラ33は、個人識別情報を鍵として施錠機構32を操作する。
よって、ロッカーに通話可能な通信機を有し、利用者の保有する携帯端末から個人識別情報を取得して施錠機構を操作する場合に比べ、ロッカーにデータ通信可能な通信機を設ければよく、コストダウンを図ることができる。
また、従来のロッカーの送受信機は、電話を受ける機能とインターネットとデータ通信する機能が必要であり、この2つの機能を持たせるための契約プランとそれに対応するために高額な通信機を用いる必要があったが、本実施形態ではデータ通信機能を有する通信機であればよく、この1つの機能を持たせるための契約プランとそれに対応するために低額な通信機を用いることができる。
(2)第1制御部としてのサーバ用コントローラ21は、認識しているロッカー識別情報と携帯端末40から得られるロッカー30のロッカー識別情報との認証に伴い、通信機34を介して携帯端末40から得られる個人識別情報を第2制御部としてのロッカー用コントローラ33へ送信し、ロッカー用コントローラ33は、通信機34を介した個人識別情報を鍵として施錠機構32を操作する。よって、実用的である。
(3)個人識別情報は、携帯端末40の電話番号であり、ロッカー識別情報は、ネットワークサーバ20の固有の電話番号であり、利用者60が携帯端末40でネットワークサーバ20の固有の電話番号を呼び出したとき、この携帯端末40の電話番号情報がロッカー用コントローラ33へ送信される。この場合、電話番号認識であるので、堅牢である。
(4)携帯端末40は、ネットワークとしてのインターネット50を介して、預かりボックス31の配置位置、経過利用料金、入出荷情報、空き状態のうち少なくとも1つを知得できるので、利用者は、例えば、現在空いている預かりボックスの位置を容易に知ることができたり、荷物の入出荷状態を容易に知ることができたり、経過利用料金を容易に知ることができる。
(5)預かりボックス31の利用料金は、携帯端末40の通信又は通話に関連する利用料金に対して課金されるので、課金が容易にできる。
(6)個人識別情報を鍵としてロッカー30の施錠機構32を操作する預かりボックスシステム10における認証システム11の構成として、ロッカー30にネットワークとしてのインターネット50で接続されたネットワークサーバ20において、ロッカー30のロッカー識別情報を認識しておき、認識しているロッカー識別情報と携帯端末40から得られるロッカー30のロッカー識別情報との認証に伴い携帯端末40から得られる個人識別情報をロッカー30へ送信する。
よって、通話機能を有するロッカーにおいて利用者の保有する携帯端末から個人識別情報を取得して施錠機構を操作する場合に比べ、ロッカーにデータ通信機能があればよく、コストダウンを図ることができる。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
○ ネットワークサーバの電話回線22,23,24は、必ずしもロッカーの台数分だけ準備する必要はない。例えば、図5に示すようにする。
図5において、単一のロッカーのみにおいて電話をかける場合においては、ロッカーにおいて「電話をかけて下さい」と表示すると、ロッカー・ネットワークサーバ間でどのロッカーで電話をかけるのかが分かる。図5での「090-0123-4567」の電話回線で電話をかけ終わると電話回線を切断する。このように、1本の電話回線(図5での「090-0123-4567」)のみの使用で済む。
一方、複数のロッカーにおいて同時に電話をかける場合においては、もう一つのロッカー電話番号(図5での「090-0123-4568」)を用意しておき、1番目のロッカーにおいて「電話をかけて下さい」と表示すると、ロッカー・ネットワークサーバ間でどのロッカーで電話をかけるのかが分かり、2番目のロッカーにおいて「電話をかけて下さい」と表示すると、ロッカー・ネットワークサーバ間でどのロッカーで電話をかけるのかが分かり、1番目のロッカーにおいて電話(図5での「090-0123-4567」)をかけていると、もう一つのロッカー電話番号(図5での「090-0123-4568」)で電話をかけるように促す。このように、電話回線を活性、不活性にすることによりロッカー番号を減らすことができる。
なお、ネットワークサーバにおいて複数のロッカーが1つの電話回線を共有する場合、各ロッカーの各利用者が同時に電話をかけた場合に異なる電話番号が表示される可能性があるので、利用者の携帯端末の電話番号と表示された番号とが正しいことを確認するようにするとよい。
このようにして、ネットワークサーバの電話回線22,23に対し、活性化/不活性化を自由に行えるようにして、必要な時に電話回線を活性化し、不要になるときに停止することで、回線を複数のロッカーで共有する仕組みにすれば、想定される同時必要数分だけ回線を準備すればよく、電話回線数を抑えることができる。
つまり、想定される同時接続数だけ電話回線を用意すればよく、本数を減らすことができ、2回線必要な場合には2回線だけ活性化し、終わったら不活性化する。
このように、従来ではロッカー1つに電話番号を一つ設けている場合にはロッカーの数が増えるほど電話番号が必要となり、システムが複雑化する。図5ではロッカーの数が増えても、さほど多くの電話番号を必要とせず、システムの複雑化を回避できる。
○ 電話番号による着信認証(電話番号認証)に代えて、QRコード(登録商標)を用いた認証でもよい。具体的には、利用者の携帯端末(スマートフォン)には利用者登録がされており、ロッカーにQRコードを表示して、利用者が携帯端末によりQRコードを読み込む。すると、携帯端末とネットワークサーバとが繋がり、特定のQRコードを読み取った携帯端末が特定され、認証できる。
図6を用いて詳しく説明する。
図6においてロッカー30とネットワークサーバ20との間でデータ通信が行われる。ネットワークサーバ20のサーバ用コントローラ21は携帯端末40との間でデータ通信できる。
図6において、ステップS400でロッカー用コントローラ33は、QRコード認証の受付が行われたか否か判定し、QRコード認証の受付が行われると、ステップS401でQRコードを作成し、さらに、ネットワークサーバ20に受付が行われたことを通知するとともにステップS402でQRコードを表示する。
ステップS500でサーバ用コントローラ21は、QRコード認証を待機する。
ステップS600で携帯端末40のカメラでQRコードが読み取られて、ステップS601で携帯端末40のIDを抽出する。携帯端末40のIDは、例えば、ユーザアカウント(例えばユーザID)を挙げることができる。サーバ用コントローラ21は、ステップS501で携帯端末40のIDを認識するとともにステップS502で携帯端末40のIDをロッカー30側に通知する。
ステップS403でロッカー用コントローラ33は、携帯端末40のIDを表示する。
ステップS602で携帯端末40で正しいか正しくないか(NGであるか)の入力が行われる。ステップS404でロッカー用コントローラ33は、正しいか否か判定され、正しくない(NGである)と、ステップS405で初めからやり直して下さいと表示する。
その後、ロッカー用コントローラ33において、個人識別情報としての携帯端末40の固有の識別情報である携帯端末40のIDを鍵としてロッカー30の施錠機構32の操作が行われる。
このようにして、個人識別情報は、携帯端末40の固有の識別情報(携帯端末のID)であり、ロッカー識別情報は、ネットワークサーバ20の固有の識別情報(QRコード)であり、ネットワークサーバ20の固有の識別情報(QRコード)で携帯端末40がネットワークサーバ20にアクセスされたとき、この携帯端末40の固有の識別情報(携帯端末のID)が通信機34に対して送信されるようにしてもよい。
○ サーバ用コントローラ21は、利用者60の保有する携帯端末40との間で電話通信及びデータ通信の少なくとも一方が可能であればよい。
○ 第2制御部としてのロッカー用コントローラ33は、ロッカー30の管理運用を行うことができればよく、ロッカー30自体に組み込まれていてもよいし、ネットワークサーバ20の一機能にロッカー30の管理運用を行う機能が設けられた構成としてもよい。なお、後者の場合はネットワークを経由してデータ通信をしなくてもよい。具体的には、ネットワークサーバ20内部でのデータの授受によって実現される。また、ネットワークサーバ20の一機能にロッカー30の管理運用を行う機能が設けられた場合、施錠機構32は、通信機34を介してネットワークサーバ20とのデータ通信によって施錠/解錠指令の授受が行われる。入力部35および表示部36についても、通信機34を介してネットワークサーバ20とのデータ通信によって実現される。
10…預かりボックスシステム、11…認証システム、20…ネットワークサーバ、21…サーバ用コントローラ、30…ロッカー、31…預かりボックス、32…施錠機構、33…ロッカー用コントローラ、34…通信機、40…携帯端末、50…インターネット、60…利用者。

Claims (7)

  1. 複数の預かりボックス、及び、前記預かりボックス毎の施錠機構を有するロッカーと、
    前記ロッカーの遠隔にあり、着信機能を有し、かつ複数のロッカーとデータ通信可能なネットワークサーバと、を備え、
    前記ネットワークサーバは、第1制御部を有し、
    前記ロッカーは、前記ロッカーの管理運用を行う第2制御部、及び、前記ロッカーと前記ネットワークサーバとの間でデータ通信のみ可能な通信機を有し、
    前記第1制御部は、利用者の保有する携帯端末との間で電話通信及びデータ通信の少なくとも一方が可能であり、
    前記第2制御部は、前記第1制御部とデータ通信のみが可能であり、
    前記第1制御部は、前記ロッカーのロッカー識別情報を認識しており、
    前記第1制御部は、前記認識している前記ロッカー識別情報と前記携帯端末から得られる前記ロッカーのロッカー識別情報との認証に伴い、前記携帯端末から得られる個人識別情報を前記第2制御部へ送信し、
    前記第2制御部は、前記個人識別情報を鍵として前記施錠機構を操作する
    ことを特徴とする預かりボックスシステム。
  2. 前記ネットワークサーバには、複数本の電話回線が接続されており、
    前記ネットワークサーバは、利用者が前記複数の預かりボックスのうちの一つを利用する場合に、前記複数の電話回線のうちの一つに設定された電話番号を前記利用者に通知し、前記複数の電話回線のうちの一つで前記利用者の保有する携帯端末と通信中に、他の利用者が前記複数の預かりボックスのうちの他の一つを利用する場合に、前記複数の電話回線のうちの他の一つを活性化するとともに、当該活性化された電話回線に設定された他の電話番号を前記他の利用者に通知し、前記活性化された電話回線で前記他の利用者の保有する携帯端末との通信が完了すると前記活性化された電話回線を不活性とすることを特徴とする請求項1に記載の預かりボックスシステム。
  3. 前記第1制御部は、前記認識している前記ロッカー識別情報と前記携帯端末から得られる前記ロッカーのロッカー識別情報との認証に伴い、前記通信機を介して前記携帯端末から得られる個人識別情報を前記第2制御部へ送信し、
    前記第2制御部は、前記通信機を介した前記個人識別情報を鍵として前記施錠機構を操作することを特徴とする請求項1または2に記載の預かりボックスシステム。
  4. 前記個人識別情報は、前記携帯端末の電話番号であり、
    前記ロッカー識別情報は、前記ネットワークサーバの固有の電話番号であり、
    前記利用者が前記携帯端末で前記ネットワークサーバの固有の電話番号を呼び出したとき、該携帯端末の電話番号情報が前記第2制御部へ送信されることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の預かりボックスシステム。
  5. 前記携帯端末は、ネットワークとしてのインターネットを介して、前記預かりボックスの配置位置、経過利用料金、入出荷情報、空き状態のうち少なくとも1つを知得できることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の預かりボックスシステム。
  6. 前記預かりボックスの利用料金は、前記携帯端末の通信又は通話に関連する利用料金に対して課金されることを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の預かりボックスシステム。
  7. 個人識別情報を鍵としてロッカーの施錠機構を操作する預かりボックスシステムにおける認証システムであって、
    前記ロッカーにネットワークで接続されたネットワークサーバは、前記ロッカーの遠隔にあり、着信機能を有し、かつ複数のロッカーとデータ通信可能であり、
    前記ネットワークサーバにおいて、前記ロッカーのロッカー識別情報を認識しておき、前記認識している前記ロッカー識別情報と携帯端末から得られる前記ロッカーのロッカー識別情報との認証に伴い前記携帯端末から得られる個人識別情報を前記ロッカーへ送信することを特徴とする預かりボックスシステムにおける認証システム。
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