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JP7518525B2 - ワインボトル貯蔵用ロッカー、ワインボトルの冷却方法および貯蔵方法 - Google Patents
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ワインボトル貯蔵用ロッカー、ワインボトルの冷却方法および貯蔵方法 Download PDF

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本発明は、ワインの入ったボトルを適切な状態で収納・保存することが可能なワインボトルの貯蔵器具等に関するものである。
近年、酒販店のみならず家庭においてもワイン(ボトル入りワイン)を適切な条件で貯蔵することが可能なワインセラーが利用されている。かかるワインセラーにおいては、温度、湿度のみならず、振動、遮光(紫外線の遮断)等についても管理を行う必要がある。そのように温度、湿度等を調節・管理可能なワインセラーとして、特許文献1の如く、ワインボトルを収納可能なセラー室の後方に熱交換器を設けて、その熱交換器から送られる空気を、熱交換器用ファンにより循環させることによってセラー室内を冷温で保持するワイン庫が知られている。かかるワイン庫によれば、セラー室内のワインボトルに不必要な振動を与えることなく、ワインボトルを適温に保って収納・保存することが可能である。
また、空気中に存在する腐敗菌等の雑菌がワインボトルのコルクから内部へ侵入すると、変質によってワインの味が低下してしまう。そのような事態を防止するために、特許文献2の如く、貯蔵室の各小部屋を冷却させるための冷気循環機構の循環通路に、紫外線を利用した除菌手段を設けたワインセラーも開発されている。
特開2001-133104号公報 特開2004-347233号公報
しかしながら、上記特許文献1,2の如き従来のワインセラーは、熱交換器(熱電モジュール)や除菌手段の構造が複雑であるため、安価に製造することができない上、メンテナンスに手間が掛かる。さらに、特許文献1,2の如きワインセラーでは、多くのワインボトルを一度に収納・保存することは困難である。
本発明の目的は、上記特許文献1,2の如き従来のワインセラーが有する問題点を解消し、構造がシンプルで安価に製造することができ、メンテナンスが容易な上、多くのワインを一度に収納することが可能で実用的なワインセラーであるワインボトル貯蔵用ロッカーを提供することにある。また、ワインが雑菌の侵入によって変質してしまう事態を効果的に防止することが可能なワインの貯蔵方法を提供することにある。
本発明の内、請求項1に記載された発明は、ワインの入ったボトルを貯蔵可能なロッカーであって、箱状の本体の内部へ冷気を吸入するための吸孔が背面に穿設されており、かつ、前記本体の内部に、複数の仕切り板が所定の長さの等間隔になるように上下に平行に配置されて、複数の貯蔵領域が形成されているとともに、前記本体の底板と、前記仕切り板の内の最下位置のものとの間に、熱伝導緩衝部として機能する中空状の空間が形成されていることを特徴とするものである。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、内部が複数の貯蔵スペースに区分されているとともに、それらの貯蔵スペースが個々に施錠可能になっていることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1、または2に記載のワインボトル貯蔵用ロッカーを用いたワインボトルの冷却方法であって、熱交換用のフィンを平行に配置させた冷却装置を、そのフィンが前記ワインボトル貯蔵用ロッカーの背面と対峙するように設置し、その冷却装置のフィンから発する冷気を、前記吸気孔を介して前記ワインボトル貯蔵用ロッカー内に収納されたワインボトルに接触させることを特徴とするものである。
請求項4に記載された発明は、請求項1、または2に記載のワインボトル貯蔵用ロッカーを用いたワインボトルの貯蔵方法であって、木質材の存在しない閉塞された貯蔵室内に、前記ワインボトル貯蔵用ロッカーを設置するとともに、熱交換用のフィンを平行に配置させた冷却装置を、そのフィンが前記ワインボトル貯蔵用ロッカーの背面と対峙した状態となるように設置し、貯蔵室内の温度を所定の温度の範囲に保持しながら、前記冷却装置のフィンから発する冷気を前記吸気孔を介して前記ワインボトル貯蔵用ロッカー内に収納されたワインボトルに接触させた状態で保持することを特徴とするものである。
請求項1に記載のワインボトル貯蔵用ロッカーは、内部に冷気を吸入するための吸孔が背面に穿設されているため、冷気を発生させる冷却装置を後方に設置して、その冷気を吸孔から内部に導入することによって、収納されたワインボトルを効率的に冷却することができる。また、請求項1に記載のワインボトル貯蔵用ロッカーは、シンプルな構成であるため、安価かつ容易に製造することができる上、メンテナンスも容易である。
請求項2に記載のワインボトル貯蔵用ロッカーは、分割された各貯蔵スペースが個々に施錠可能になっているため、各貯蔵スペース毎に別々の使用希望者(ワインの保管を希望する者)に分けて貸与するレンタルロッカーとしても使用することが可能である。
請求項3に記載のワインボトルの冷却方法は、冷却装置のフィンから発する冷気を吸気孔を介してワインボトル貯蔵用ロッカー内に収納されたワインボトルに接触させるものであるので、安価な構成によりコストをかけることなく、ワインボトル貯蔵用ロッカー内に収納されたワインボトルを効率的に冷却することができる。単一の冷却装置の前面に多数のワインボトル貯蔵用ロッカーを配置することによって、大量のワインボトルを一斉に同一条件で効率良く冷却することが可能となる。
請求項4に記載のワインボトルの貯蔵方法によれば、ワインボトル貯蔵用ロッカー内に収納されたワインボトルが、雑菌の繁殖の要因となり得る木質材の存在しない雰囲気下で適温に保たれるので、長期間に亘って貯蔵された場合でも、雑菌の繁殖を起因としたワインの変質およびそれに伴う味の低下を効果的に防止することができる。
ワインボトル貯蔵用ロッカーを示す説明図(斜視図)である。 ワインボトル貯蔵用ロッカーを示す説明図である(aは正面図であり、bは背面図であり、cは左側面図であり、aにおいては下方の2つの貯蔵領域の扉部材を開成した状態が示されている)。 冷却装置を示す説明図(正面図)である。 ワインボトル用貯蔵室の間取りを示す説明図である。 ワインボトル貯蔵用ロッカーの貯蔵領域にワインを収納した状態を示す説明図である(aは扉部材を開成した状態の正面図であり、bはaにおけるA-A線断面図である)。
以下、本発明に係るワインボトル貯蔵用ロッカー、およびそのワインボトル貯蔵用ロッカーを用いたワインの冷却方法および貯蔵方法の一実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
<ワインボトル貯蔵用ロッカーの構造>
図1、図2は、本発明に係るワインボトル貯蔵用ロッカーを示したものである。ワインボトル貯蔵用ロッカー1は、スチール(黒色の防錆塗装を施した厚さ約1.5mmの鉄板)製の本体2、仕切り板3,3・・、扉部材4,4・・等によって縦長な直方体状に形成されており、縦2,000mm×横405mm×奥行405mmの大きさを有している。
本体2は、天板5、左右の側面板6a,6b、背面板7、底板8によって箱状に構成されており、前面を開口した状態になっている。そして、背面板7には、所定の開口面積(約15cm)を有する多数(72個)の縦長な吸気孔9,9・・が、左右に3列ずつ等間隔で(各列において3個×4セットずつ等間隔になるように)規則正しく穿設されている。また、左右の側面板6a,6bには、所定の開口面積(約5cm)を有する多数(96個)の横長な排気孔10,10・・が、前後に1列ずつ等間隔で(各列において12個×4セットずつ等間隔になるように)規則正しく穿設されている。
また、本体2の内部には、4枚の仕切り板3,3・・が、所定の長さ(約400mm)の等間隔になるように上下に平行に配置されており、同一体積の4つの貯蔵領域R,R・・を形成した状態になっている。そして、各貯蔵領域R,R・・の背面に、18個の縦長な吸気孔9,9・・が、左右に3列×3行ずつ等間隔に配置され、各貯蔵領域R,R・・の左右の側面に、24個の横長な排気孔10,10・・が、前後に1列×12行ずつ等間隔に配置された状態になっている。
さらに、本体2の各貯蔵領域R,R・・の前面の開口部分には、それぞれ、矩形の扉部材4が、蝶番によって片開き自在に取り付けられている。そして、各扉部材4,4・・の開放側の端縁際には、それぞれ、閉じた状態で保持するための施錠機構11が設置されている。なお、当該施錠機構11は、非施錠状態においては、扉部材4の開閉を容易にするための把手としても機能するようになっている。また、本体2の底部(最下位置の仕切り板3の下側)においては、左右の側面板6a,6b、背面板7、最下位置の仕切り板3および底板8によって中空状の空間(熱伝導緩衝部)が形成された状態になっている。
<冷却装置の構造>
図3は、上記したワインボトル貯蔵用ロッカー1の内部を冷却するための冷却装置を示したものである。冷却装置21は、冷却水を循環させるための上側配管22および下側配管23が、それぞれ、上下に略平行に配置されており、それらの上側配管22および下側配管23に、縦長な長方形の平板状のフィン24,24・・が、板面を揃えた状態で平行に固着されている。また、それらのフィン24,24・・の上端際および中間の部分(上下方向の中間の部分)は、それぞれ、水平支持フレーム25a,25bによって支持された状態になっている。さらに、各フィン24,24・・の下端には、各フィン24,24・・に結露した水を回収するための回収樋26が設けられている。そのように構成された冷却装置21は、単一のワインボトル貯蔵用ロッカー1に比して十分に大きい縦2,500mm×横2,000mm×奥行150mmの大きさを有している。加えて、冷却装置21の上側配管22および下側配管23は、図示しない冷却ユニット(ペルチェ素子を設置した蓄熱容器)と接続されており、約10℃に冷却した水を循環させることができるようになっている。
<ワインボトル用貯蔵室の構造>
図4は、上記したワインボトル貯蔵用ロッカー1および冷却装置21を利用してワインボトルを適切な環境で貯蔵するためのワイン貯蔵施設(ワインボトル用貯蔵室)を示したものである。ワインボトル用貯蔵室31は、前後(奥行き)×左右(間口)×高さ=約7,530mm×約5,500mm×2,500mmの大きさを有する略直方体状の空間である。そして、断熱材を埋め込んだ壁面32に沿って(壁面32と平行になるように)冷却装置21,21・・が設置されており、それらの冷却装置21,21・・の前面に、複数のワインボトル貯蔵用ロッカー1,1・・が、それぞれ、背面板7を冷却装置21の前面に略平行に近接させた状態で横に並べて設置されている。そして、ワインボトル貯蔵用ロッカー1,1・・の背面板7と冷却装置21の前面(各フィン24,24・・の前側の端縁)との距離が10~50mmに調節されている。また、ワインボトル用貯蔵室31の内部には、人がワインを飲んだり食事をしたりすることができるようにテーブル34,34・・、イス(いずれもスチール製のもの)等が設置されているが、木質材からなるものは一切設置されていない。また、ワインボトル用貯蔵室31には、室内の温度・湿度を調節するための温湿度調節装置35が設置されている。
<ワインの貯蔵方法>
上記の如きワインボトル用貯蔵室31においてワインボトルを貯蔵する場合には、図5の如く、各ワインボトル貯蔵用ロッカー1,1・・の扉部材4を開成して、各貯蔵領域R,R・・内にワインボトルB,B・・を収納させる。なお、各貯蔵領域R,R・・の幅は、約400mmであるので、750ml入りのボトルであれば、大きな隙間を形成することなく5本並べて収納することができる。
ワインボトル用貯蔵室31においてワインボトルB,B・・を貯蔵する際には、温湿度調節装置35を利用して、ワインボトル用貯蔵室31内の温度・湿度を約22℃×約54%RHに調節する。また、図示しない冷却ユニットを利用して、各冷却装置21,21・・の上側配管22および下側配管23の内部に、約10℃に冷却した水を循環させる。温湿度調節装置35および冷却ユニット(図示せず)を、そのような条件に設定すると、各ワインボトル貯蔵用ロッカー1,1・・内のワインの温度を8~12℃に保つことが可能となる。なお、ワインボトル用貯蔵室31内では、冷気が下方に貯まり易い傾向にあるので、低い温度で保管したいワインボトルは、各ワインボトル貯蔵用ロッカー1,1・・において、下側の貯蔵領域R内に保管するのが好ましい。
また、ワインボトル用貯蔵室31内の各ワインボトル貯蔵用ロッカー1,1・・は、各貯蔵領域R,R・・毎に施錠装置11が設置されているため、各貯蔵領域R,R・・毎に別々に希望者(ワインの保管を希望する者)に貸与する、という使用方法を採用することも可能である。
<ワインボトル貯蔵用ロッカーの効果>
ワインボトル貯蔵用ロッカー1は、上記の如く、内部へ冷気を吸入するための吸孔9,9・・が背面板7に穿設されているため、冷気を発生させる冷却装置21を後方に設置して、その冷気を吸孔9,9・・から内部に導入することによって、収納されたワインボトルB,B・・を効率的に冷却することができる。また、ワインボトル貯蔵用ロッカー1は、シンプルな構成であるため、安価かつ容易に製造することができる上、メンテナンスも容易である。
また、ワインボトル貯蔵用ロッカー1は、内部が複数の貯蔵領域(貯蔵スペース)R,R・・に区分されているとともに、各貯蔵領域R,R・・が施錠可能になっているため、各貯蔵領域R,R・・毎に別々の使用希望者(ワインの保管を希望する者)に分けて貸与するレンタルロッカーとしても使用することができる。
また、ワインボトル貯蔵用ロッカー1を用いたワインボトルの冷却方法は、熱交換用のフィン24,24・・を平行に配置させた冷却装置21を、そのフィン24,24・・がワインボトル貯蔵用ロッカー1の背面と対峙するように設置し、その冷却装置21のフィン24,24・・から発する冷気を、吸気孔9,9・・を介してワインボトル貯蔵用ロッカー1内に収納されたワインボトルB,B・・に接触させるものであるため、安価な構成によりコストをかけることなく、ワインボトル貯蔵用ロッカー1内に収納されたワインボトルB,B・・を効率的に冷却することができる。また、単一の冷却装置21の前面に多数のワインボトル貯蔵用ロッカー1,1・・を配置することによって、大量のワインボトルB,B・・を一斉に同一条件で効率良く冷却することができる。
一方、ワインボトル貯蔵用ロッカー1を用いたワインボトルB,B・・の貯蔵方法は、木質材の存在しない閉塞されたワインボトル用貯蔵室31内に、ワインボトル貯蔵用ロッカー1,1・・を設置するとともに、熱交換用のフィン24,24・・を平行に配置させた冷却装置21を、そのフィン24,24・・がワインボトル貯蔵用ロッカー1,1・・の背面と対峙した状態となるように設置し、ワインボトル用貯蔵室31内の温度を所定の温度の範囲に保持しながら、冷却装置21のフィン24,24・・から発する冷気を吸気孔9,9・・を介してワインボトル貯蔵用ロッカー1,1・・内に収納されたワインボトルB,B・・に接触させた状態で保持するものである。したがって、かかるワインボトルB,B・・の貯蔵方法によれば、ワインボトル貯蔵用ロッカー1,1・・内に収納されたワインボトルB,B・・が、雑菌の繁殖の要因となり得る木質材の存在しない雰囲気下で適温に保たれるので、長期間に亘って貯蔵された場合でも、雑菌の繁殖を起因としたワインの変質を効果的に防止することができる。
<ワインボトル貯蔵用ロッカーの変更例>
本発明に係るワインボトル貯蔵用ロッカーは、上記実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、本体、天板、側面板、背面板、底板、吸気孔、排気孔、仕切り板、扉部材、施錠機構等の構成を、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、必要に応じて適宜変更することができる。また、本発明に係るワインボトル貯蔵用ロッカーを利用したワインボトルの冷却方法や貯蔵方法も、上記実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、冷却装置の機構や構造、貯蔵室のレイアウト、温湿度調節装置の機構、構造等を必要に応じて適宜変更することができる。
たとえば、本発明に係るワインボトル貯蔵用ロッカーは、上記実施形態の如く、背面板に複数の縦長な吸気孔を穿設したものに限定されず、背面板に複数の円形の吸気孔や複数の横長な吸気孔を穿設したもの等に変更することも可能である。なお、上記実施形態の如く、背面板に穿設する吸気孔の長手方向と冷却装置のフィンの長手方向とを合致させた場合には、貯蔵したワインボトルの冷却効率が良好なものとなる、というメリットがある。
また、本発明に係るワインボトル貯蔵用ロッカーは、上記実施形態の如く、背面板に穿設された吸気孔同士の間隔(左右に隣り合った吸気孔同士の間隔)と、冷却装置のフィン同士の間隔とを合致させたものに限定されず、背面板に穿設された吸気孔同士の間隔と、冷却装置のフィン同士の間隔とを異ならせたものでも良い。なお、上記実施形態の如く、背面板に穿設された吸気孔同士の間隔と、冷却装置のフィン同士の間隔とを合致させた場合には、貯蔵したワインボトルの冷却効率がきわめて良好なものとなる、というメリットがある。
さらに、ワインボトル貯蔵用ロッカーの背面板に穿設する吸気孔の大きさも、必要に応じて適宜変更することができる。なお、吸気孔の開孔比率(各貯蔵領域における「吸気孔の面積/背面板の面積」)を10~30%に調整すると、ワインボトル貯蔵用ロッカーがワインの冷却効率と強度(荷重に対する強度)とを兼備したものとなるので好ましい(なお、上記実施形態で示したワインボトル貯蔵用ロッカーにおける吸気孔の開孔比率は約17%になっている)。
加えて、ワインボトル貯蔵用ロッカーの側面板に穿設する排気孔の大きさも、必要に応じて適宜変更することができる。なお、排気孔の開孔比率(各貯蔵領域における「排気孔の面積(左右の側面板に穿設されたものの合計)/側面板の面積」)を5~25%に調整するとともに、当該排気孔の開孔比率が吸気孔の開孔比率よりも低くなるように調整すると、貯蔵領域における冷却効率がきわめて良好なものとなるので好ましい(なお、上記実施形態で示したワインボトル貯蔵用ロッカーにおける排気孔の開孔比率(左右の側面板に穿設されたものの合計)は約15%になっている)。
また、本発明に係るワインボトル貯蔵用ロッカーは、上記実施形態の如く、内部を仕切り板によって4分割したもの(すなわち、4つの貯蔵領域(貯留スペース)が形成されたもの)に限定されず、内部が分割されていないものや、内部に3つ以下あるいは5つ以上の貯蔵領域が形成されたもの等に変更することも可能である。
本発明に係るワインボトル貯蔵用ロッカーは、上記の如く優れた効果を奏するものであるので、ワインボトルを適切な状態で収納・保存することが可能なワインセラーとして好適に用いることができる。また、ワインボトル貯蔵用ロッカーを利用したワインボトルの貯蔵方法は、ワインボトルを適切な状態で貯蔵するための方法として好適に用いることができる。
1・・ワインボトル貯蔵用ロッカー
2・・本体
4・・扉部材
7・・背面板
9・・吸気孔
10・・排気孔
11・・施錠装置
R・・貯蔵領域
21・・冷却装置
24・・フィン(熱交換器)
31・・ワインボトル用貯蔵室
B・・ワインボトル

Claims (4)

  1. ワインの入ったボトルを貯蔵可能なロッカーであって、
    箱状の本体の内部へ冷気を吸入するための吸孔が背面に穿設されており、かつ、
    前記本体の内部に、複数の仕切り板が所定の長さの等間隔になるように上下に平行に配置されて、複数の貯蔵領域が形成されているとともに、
    前記本体の底板と、前記仕切り板の内の最下位置のものとの間に、熱伝導緩衝部として機能する中空状の空間が形成されていることを特徴とするワインボトル貯蔵用ロッカー。
  2. 内部が複数の貯蔵スペースに区分されているとともに、それらの貯蔵スペースが個々に施錠可能になっていることを特徴とする請求項1に記載のワインボトル貯蔵用ロッカー。
  3. 請求項1、または2に記載のワインボトル貯蔵用ロッカーを用いたワインボトルの冷却方法であって、
    熱交換用のフィンを平行に配置させた冷却装置を、そのフィンが前記ワインボトル貯蔵用ロッカーの背面と対峙するように設置し、
    その冷却装置のフィンから発する冷気を、前記吸気孔を介して前記ワインボトル貯蔵用ロッカー内に収納されたワインボトルに接触させることを特徴とするワインボトルの冷却方法。
  4. 請求項1、または2に記載のワインボトル貯蔵用ロッカーを用いたワインボトルの貯蔵方法であって、
    木質材の存在しない閉塞された貯蔵室内に、前記ワインボトル貯蔵用ロッカーを設置するとともに、熱交換用のフィンを平行に配置させた冷却装置を、そのフィンが前記ワインボトル貯蔵用ロッカーの背面と対峙した状態となるように設置し、
    貯蔵室内の温度を所定の温度の範囲に保持しながら、前記冷却装置のフィンから発する冷気を前記吸気孔を介して前記ワインボトル貯蔵用ロッカー内に収納されたワインボトルに接触させた状態で保持することを特徴とするワインボトルの貯蔵方法。
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