JP7518985B2 - 減肉量を予測するための方法、プログラム、及び装置 - Google Patents
減肉量を予測するための方法、プログラム、及び装置 Download PDFInfo
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Description
前記減肉モデルに含まれるパラメータの確率分布を調整するために用いられるハイパーパラメータの事前分布を設定するステップと、
前記ハイパーパラメータの値と、前記部材の減肉傾向を表す物理量の測定値に基づいて、前記測定値の尤度を計算する尤度式を設定するステップと、
前記尤度式にベイズの定理を適用し、前記ハイパーパラメータの事前分布と、前記部材の減肉傾向を表す物理量の測定値とから、前記ハイパーパラメータの事後分布を計算するステップと、
計算された前記ハイパーパラメータの事後分布から前記減肉モデルを構築するステップと、を含む方法を提供する。
前記減肉モデルに含まれるパラメータの確率分布を調整するために用いられるハイパーパラメータの事前分布を設定する減肉モデル設定部と、
前記ハイパーパラメータの値と、前記部材の減肉傾向を表す物理量の測定値に基づいて、前記測定値の尤度を計算する尤度式を設定し、前記尤度式にベイズの定理を適用し、前
記ハイパーパラメータの事前分布と、前記部材の減肉傾向を表す物理量の測定値とから、前記ハイパーパラメータの事後分布を計算する、階層ベイズモデル設定部と、
計算された前記ハイパーパラメータの事後分布から前記減肉モデルを構築する減肉モデル構築部と、を含む装置を提供する。
最初に、本開示の実施形態の内容を列記して説明する。本開示の一実施形態は、以下のような構成を備える。
(項目1) 施設内に配される部材の減肉の予測のために、前記部材の減肉傾向を表す物理量の経時的な変化を表現する減肉モデルを構築するための、プロセッサによって実行される方法であって、
前記減肉モデルに含まれるパラメータの確率分布を調整するために用いられるハイパーパラメータの事前分布を設定するステップと、
前記ハイパーパラメータの値と、前記部材の減肉傾向を表す物理量の測定値に基づいて、前記測定値の尤度を計算する尤度式を設定するステップと、
前記尤度式にベイズの定理を適用し、前記ハイパーパラメータの事前分布と、前記部材の減肉傾向を表す物理量の測定値とから、前記ハイパーパラメータの事後分布を計算するステップと、
計算された前記ハイパーパラメータの事後分布から前記減肉モデルを構築するステップと、を含む方法。
前記初期肉厚の確率分布は正規分布であり、前記測定誤差の確率分布は正規分布であり、前記ハイパーパラメータは、前記初期肉厚の平均値と、前記初期肉厚の標準偏差と、前記測定誤差の平均値と、前記測定誤差の標準偏差を含む、方法。
前記第1減肉速度の確率分布、及び前記第2減肉速度の確率分布はガンマ分布であり、前記ハイパーパラメータは、第1減肉速度の形状母数と、第1減肉速度の尺度母数と、第2減肉速度の形状母数と、第2減肉速度の尺度母数とを含む、方法。
σεは前記測定誤差εの標準偏差、
λは所与の区間内で発生する事象の期待発生回数、
α1は前記第1減肉速度の形状母数、
β1は前記第1減肉速度の尺度母数、
α2は前記第2減肉速度の形状母数、
β2は前記第2減肉速度の尺度母数、
μwoは前記初期肉厚woの平均値、
σwoは前記初期肉厚woの標準偏差、
Ltp(με,σε,λ,α1,β1,α2,β2, μw0,σw0)は各前記ハイパーパラメータ(με,σε,λ,α1,β1,α2,β2, μw0,σw0)が与えられたもとでの時刻tにおける測定点pにおける肉厚の測定値ytpの尤度、
wtpは真の肉厚値、
topは測定点pにおける経過時間、
v1pは測定点pにおける前記第1減肉速度、
v2pは測定点pにおける前記第2減肉速度、
Ppois(t0|λ)は経過時間t0の確率分布、
Pγ(v1p|α1,β1)は測定点pにおける第1減肉速度v1pの確率分布、
Pγ(v2|α2,β2)は測定点pにおける第2減肉速度v2pの確率分布、
PN(w0p|μw0,σw0)は測定点pにおける初期肉厚w0pの確率分布である方
法。
減肉傾向を表す物理量の測定値とにマルコフ連鎖モンテカルロ法を適用して、前記ハイパーパラメータの事後分布を計算するステップを含む、方法。
構築された前記減肉モデルに対し予測時刻を指定し、予測時刻における前記部材の減肉傾向を表す物理量の確率分布を取得するステップ、をさらに含む方法。
前記減肉モデルに含まれるパラメータの確率分布を調整するために用いられるハイパーパラメータの事前分布を設定する減肉モデル設定部と、
前記ハイパーパラメータの値と、前記部材の減肉傾向を表す物理量の測定値に基づいて、前記測定値の尤度を計算する尤度式を設定し、前記尤度式にベイズの定理を適用し、前記ハイパーパラメータの事前分布と、前記部材の減肉傾向を表す物理量の測定値とから、前記ハイパーパラメータの事後分布を計算する、階層ベイズモデル設定部と、
計算された前記ハイパーパラメータの事後分布から前記減肉モデルを構築する減肉モデル構築部と、を含む装置。
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。図面において、同一または類似の要素には同一または類似の参照符号が付され、各実施形態の説明において同一または類似の要素に関する重複する説明は省略することがある。また、各実施形態で示される特徴は、互いに矛盾しない限り他の実施形態にも適用可能である。しかし、本開示の実施形態は、必ずしもこのような態様に限定されない。本開示の実施形態が、特許請求の範囲において規定される範囲に含まれる様々な態様を取り得ることは、当業者にとって明らかであろう。
器から得られた、部材の減肉傾向を表す物理量の測定データ、例えば部材の肉厚や重量の測定データを取得する。
44に含まれる各パラメータが従う確率分布がパラメータごとに異なる場合や、あるパラメータ(例えば初期肉厚w0や測定誤差ε)の値が部材の部位や設置環境、測定方法等の影響等によって異なる場合であっても、それら影響等を反映した的確な尤度式を構築することができる。
ソナルコンピュータ、ワークステーション、タブレット端末、またはその他の任意の情報処理装置で構成される。
GPU(Graphics Processing Unit)を含む。
定する階層ベイズモデル設定部228と、ハイパーパラメータの事前分布を設定して、この事前分布にベイズの定理を適用して事後分布を導出し、導出した事後分布から減肉モデル244を構築する減肉モデル構築部230と、構築された減肉モデル244に基づいて肉厚を予測する肉厚予測部232を含むことができる。各部222から232が行う処理の詳細な説明は、図4を参照して後述する。
式として表現される。予測装置200(減肉モデル設定部226)には、様々な減肉モデル244が予め用意されており、このうち1つの選択を受け付ける。
度の増大が生じる2つのフェーズで構成される折れ線モデルとする。折れ線モデルの場合、この減肉モデル244を表すために必要なパラメータは、少なくとも測定開始してから減肉速度の増大が生じるまでの経過時間t0と、減肉速度の増大前の減肉速度v1と、減
肉速度の増大後の減肉速度v2とを含む。このような折れ線モデルとすることにより、経過時間t0を境として、減肉傾向が急激に変化するような場合であっても、減肉傾向を的
確に予測することが可能となる。また、減肉モデル244を表すために必要なパラメータとして、製造時の部材の肉厚である初期肉厚w0と、測定結果に生じる肉厚の測定誤差εとを含んでもよい。初期肉厚w0と、肉厚の測定誤差εとを含めることにより、部材の初期肉厚のばらつきや、測定器の測定誤差の影響を考慮して、減肉傾向を的確に予測することが可能となる。図5は減肉モデル244を例示する。図5に示すように、減肉モデル244は、経過時間t0前の第1フェーズと、経過時間t0後の第2フェーズから構成される。各フェーズにおいて、部材の減肉傾向は時間に対し直線で近似されている。減肉モデル244の詳細については後述する。ステップ406において、減肉モデル244を表すために必要な各パラメータの値は未知である。
異なり、また同じ施設であっても測定場所によって異なる。従って、図5に示す折れ線モデルを表す5つのパラメータ(初期肉厚w0、測定器の測定誤差ε、減肉速度増大までの経過時間t0、減肉速度v1、減肉速度v2)について、これらパラメータが従う統計的
な確率分布がそれぞれ予め定められている。
を考慮して選択することができる。例えば、初期肉厚w0、測定誤差εが従う分布として、正規分布を選択する。これは、正規分布は左右対称であることから、誤差の分布として用いられることが多いためである。また、経過時間t0には、ポアソン分布を選択する。これは、ポアソン分布は、滅多に発生しない現象に対して使われることが多いためである。また、減肉速度v1、v2にはガンマ分布を選択する。これは、ガンマ分布が負にならない分布であるからである。
無限期内に台を持つ非負の確率分布や、単位時間あたりに発生する確率を表現する確率分布であればよく、非負の条件を与えた正規分布、ガンマ分布や半コーシー分布、カテゴリ分布などでもよい。
線モデルを例示する。図5は、折れ線モデルを表す各パラメータが取り得る統計的な分布を概念的に表す。各パラメータの確率分布を式で表すと以下のとおりとなる。
す。ここで、PN(w0|μw0,σw0)との表記は、初期肉厚w0が、平均値μw0
、標準偏差σw0の正規分布に従うことを指す。μw0は初期肉厚の平均値、σw0は初期肉厚の標準偏差である。すなわち、μw0およびσw0は、パラメータw0に対応するハイパーパラメータである。
で、μεは測定誤差の平均値であり、σεは測定誤差の標準偏差である。すなわち、μεおよびσεは、パラメータεに対応するハイパーパラメータである。
(t0|λ)で表す。ここで、λはポアソン分布の母数である。すなわち、λは、パラメ
ータt0に対応するハイパーパラメータである。
うとすると、肉厚の測定値Y1も正規分布PN(μw+με、σε)に従う。肉厚の測定値Y1は以下の式(1)で表される。
測定時刻T1が0≦T1≦t0のとき、μw=w0-v1×T1
測定時刻T1がt0<T1のとき、μw=w0-v1×t0-v2×(T1-t0)・・・(1
)
予測時刻T2が0≦T2≦t0のとき、μw=w0-v1×T2+με
予測時刻T2がt0<T2のとき、μw=w0-v1×T2-v2×(T2-t0)+με・・
・(2)
、v2、w0)が従う各確率分布を調整するためのハイパーパラメータ、すなわち、上述の9つのハイパーパラメータ(με、σε、λ、α1、β1、α2、β2、μw0、σw0)に基づいて、階層ベイズモデル式を設定する。階層ベイズモデル式は、ある前提条件に従って結果が出現する場合に、逆に測定結果からみて前提条件が「何々であった」と推測する尤もらしさを表す数値(尤度)を、関数として表す式である。階層ベイズモデル式は以下の式(3)のとおり表される。
る各ハイパーパラメータが与えられたもとでの時刻tにおける測定点pにおける肉厚の測定値ytpの尤度、ytpは肉厚の測定値
また、Ppois(t0p|λ)は測定点pにおける減肉速度増大までの経過時間t0pの確率分布、
Pγ(v1p|α1,β1)は測定点pにおける第1フェーズの減肉速度v1pの確率分布、
Pγ(v2p|α2,β2)は測定点pにおける第2フェーズの減肉速度v2pの確率分布、
PN(w0p|μw0,σw0)は測定点pにおける初期肉厚w0pの確率分布である。
添え字pは測定点pにおける値を指す。
、これら5つのパラメータの確率分布を調整するための9つのハイパーパラメータ(με、σε、λ、α1、β1、α2、β2、μw0、σw0)とが、階層的に表されている。図6に示す階層ベイズモデルが表現できれば、過去の肉厚測定データ242からベイズの定理に従って各ハイパーパラメータの事後分布が求められ、この事後分布に従って減肉モデル244を構築し、構築された減肉モデル244から所望の予測区間における部材の肉厚を予測することができる。
予測装置200は、階層ベイズモデル式に基づいて、ベイズの定理を用いた処理を実行する。ベイズの定理(結果から原因とその確率を求める)を用いた処理には、事前分布の設定と、新しいデータの値に基づく事前分布の修正(ベイズ更新)と、事後分布の導出とが含まれる。従って、まず、9つのパラメータ全てについてどれくらいがもっともらしいかの予想(事前分布)をそれぞれ設定する。
mであれば、測定精度の事前分布は、少なくとも-0.1mmから+0.1mmの区間を含む、十分に広い区間で均等な確率を取る一様分布を与える。なお、肉厚の測定器の測定誤差の平均値が略ゼロの場合、測定誤差の平均値に対応するハイパーパラメータμεは0で与えることができるため、推定対象となるハイパーパラメータから除くことができる。
MCMC法は、サンプリングを繰り返し行うことで、最適解を求める方法である。推定対象となるハイパーパラメータやパラメータの数が多くなると、一般的に事後分布の計算は容易ではないが、MCMC法はこれを可能とする方法である。本開示によると、予測装置200は、ステップ412において定義した事前分布と既知の肉厚測定データ242とを用いてMCMC法により、事後分布を導出する。従って、推定対象となるハイパーパラメータやパラメータの数が多い問題に対しても、ベイズ推定法の適用が可能となる。
り、予測区間における予測時刻T2を特定する。次に、数式(2)により表される減肉モデル244から、特定された予測時刻T2における肉厚予測値Y2を求める。肉厚予測値Y2の確率分布から、パーセンタイル値を基準に、肉厚予測値Y2の上限値、下限値、中央値を求めてもよい。例えば95%予測区間とするとき、97.5パーセンタイルを上限値、2.5パーセンタイルを下限値とする。図7に本ステップで得られた対象機器の部材の減肉傾向を統計的に表す折れ線モデルに基づいた肉厚予測値の予測結果を例示する。図7に例示するように、折れ線モデルは帯状の分布となり、肉厚予測値は、ある時間において下限値から上限値までの幅をもつ。このように本開示によると、構築された統計的モデルに基づいて、施設にある対象機器の部材の将来の減肉傾向を数学的に予測することができる。
)、測定誤差εについては正規分布PN(ε|με,σε)、減肉速度v1についてはガ
ンマ分布Pγ(v1|α1,β1)である。既に説明した減肉モデル244が折れ線モデルである場合の処理と同様の処理で、一次曲線モデルを構築することができる。このため、既に説明した処理と同じ処理については以下説明を省略する。図8Aは、本開示によるモデル構築処理によって構築された一次曲線モデル244Aを例示する。
肉厚の測定値Y1~PN(μw+με,σε) ただし
測定時刻T1のとき、μw=w0-v1×T1 ・・・(4)
予測時刻T2のとき、μw=w0-v1×T2 ・・・(5)
はガンマ分布Pγ(a2|α2,β2)である。減肉速度係数a1、減肉速度係数a2は、
正規分布など他の分布を採用してもよい。二次曲線についても、減肉モデル244、244Aと同様の処理で構築することができる。このため、既に説明した処理と同じ処理については以下説明を省略する。図8Bは、本開示によるモデル構築処理によって構築された二次曲線モデル244Bを例示する。
肉厚の測定値Y1~PN(μw+με,σε) ただし
測定時刻T1のとき、μw=w0-a1×T1-a2×T12 ・・・(7)
w0は真の初期肉厚、a1およびa2は減肉速度に対応するパラメータである。同様にして肉厚の予測値Y2も、以下の式(8)で表すことができる。
予測時刻T2のとき、μw=w0-a1×T2-a2×T22 ・・・(8)
202…プロセッサ
204…メモリ
206…ユーザ入力インターフェイス
208…ディスプレイ
220…処理部
222…データ取得部
224…初期条件設定部
226…減肉モデル取得部
228…階層ベイズモデル設定部
230…減肉モデル構築部
232…肉厚予測部
240…記憶部
242…肉厚測定データ
Claims (15)
- 施設内に配される部材の減肉の予測のために、前記部材の減肉傾向を表す物理量の経時的な変化を表現する減肉モデルを構築するための、プロセッサによって実行される方法であって、
前記減肉モデルに含まれるパラメータの確率分布を調整するために用いられる第1の施設に関連付けられるハイパーパラメータの事前分布を設定するステップと、
前記ハイパーパラメータの値と、前記第1の施設の前記部材の減肉傾向を表す物理量の測定値に基づいて、前記測定値の尤度を計算する尤度式を設定するステップと、
前記尤度式にベイズの定理を適用し、前記ハイパーパラメータの事前分布と、前記第1の施設の前記部材の減肉傾向を表す物理量の測定値とから、前記第1の施設に関連付けられる前記ハイパーパラメータの事後分布を計算するステップと、
前記第1の施設に関連付けられる前記ハイパーパラメータの事後分布を、前記第1の施設とは異なる第2の施設に関連付けられるハイパーパラメータの事前分布の初期値として与えるステップと、
を含む方法。 - 請求項1に記載の方法であって、前記パラメータは、前記部材の初期肉厚および肉厚の測定結果に生じる測定誤差のうち少なくとも1つを含む、方法。
- 請求項2に記載の方法であって、
前記初期肉厚の確率分布は正規分布であり、前記測定誤差の確率分布は正規分布であり、前記ハイパーパラメータは、前記初期肉厚の平均値と、前記初期肉厚の標準偏差と、前記測定誤差の平均値と、前記測定誤差の標準偏差を含む、方法。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の方法であって、
前記減肉モデルは2以上のフェーズから構成され、前記パラメータは、前記フェーズが切り替わる経過時間を含む、方法。 - 請求項4に記載の方法であって、前記経過時間の確率分布は、ポアソン分布であり、前記ハイパーパラメータは所与の区間内で発生する事象の期待発生回数を含む、方法。
- 請求項5に記載の方法であって、
前記フェーズのそれぞれにおいて、前記部材の減肉傾向は、時間に対し直線で近似され、前記パラメータは、第1フェーズの前記直線の傾きである第1減肉速度と、第2フェーズの前記直線の傾きである第2減肉速度とを含む、方法。 - 請求項6に記載の方法であって、
前記第1減肉速度の確率分布、及び前記第2減肉速度の確率分布はガンマ分布であり、前記ハイパーパラメータは、第1減肉速度の形状母数と、第1減肉速度の尺度母数と、第2減肉速度の形状母数と、第2減肉速度の尺度母数とを含む、方法。 - 請求項7に記載の方法であって、前記尤度は、下記式(1)の数式モデルで表され、
ここで、μεは測定誤差εの平均値、
σεは前記測定誤差εの標準偏差、
λは所与の区間内で発生する事象の期待発生回数、
α1は前記第1減肉速度の形状母数、
β1は前記第1減肉速度の尺度母数、
α2は前記第2減肉速度の形状母数、
β2は前記第2減肉速度の尺度母数、
μwoは前記部材の初期肉厚woの平均値、
σwoは前記初期肉厚woの標準偏差、
Ltp(με,σε,λ,α1,β1,α2,β2, μw0,σw0)は各前記ハイパーパラメータ(με,σε,λ,α1,β1,α2,β2, μw0,σw0)が与えられたもとでの時刻tにおける測定点pにおける肉厚の測定値ytpの尤度、
wtpは真の肉厚値、
は前記測定誤差εの確率分布、
topは測定点pにおける経過時間、
v1pは測定点pにおける前記第1減肉速度、
v2pは測定点pにおける前記第2減肉速度、
Ppois(t0|λ)は経過時間t0の確率分布、
Pγ(v1p|α1,β1)は測定点pにおける第1減肉速度v1pの確率分布、
Pγ(v2|α2,β2)は測定点pにおける第2減肉速度v2pの確率分布、
PN(w0p|μw0,σw0)は測定点pにおける初期肉厚w0pの確率分布
である方法。 - 請求項1から8のいずれか1項に記載の方法であって、前記ハイパーパラメータの事後分布を計算するステップは、前記ハイパーパラメータの事前分布と、前記部材の減肉傾向を表す物理量の測定値とにマルコフ連鎖モンテカルロ法を適用して、前記ハイパーパラメータの事後分布を計算するステップを含む、方法。
- 請求項1から9のいずれか1項に記載方法であって、
構築された前記減肉モデルに対し予測時刻を指定し、予測時刻における前記部材の減肉傾向を表す物理量の確率分布を取得するステップ、をさらに含む方法。 - 請求項1から10のいずれか1項に記載の方法を、前記施設内に備えられたプロセッサに実行させるためのプログラム。
- 施設内に配される部材の減肉の予測のための減肉モデルを構築するための装置であって、
前記減肉モデルに含まれるパラメータの確率分布を調整するために用いられる第1の前記施設に関連付けられるハイパーパラメータの事前分布を設定する減肉モデル設定部と、
前記ハイパーパラメータの値と、前記第1の施設の前記部材の減肉傾向を表す物理量の測定値に基づいて、前記測定値の尤度を計算する尤度式を設定し、前記尤度式にベイズの定理を適用し、前記ハイパーパラメータの事前分布と、前記第1の施設の前記部材の減肉傾向を表す物理量の測定値とから、前記第1の施設に関連付けられる前記ハイパーパラメータの事後分布を計算する、階層ベイズモデル設定部と、を含み、
前記減肉モデル設定部は、前記第1の施設に関連付けられるハイパーパラメータの事前分布を、前記第1の施設とは異なる第2の施設に関連付けられるハイパーパラメータの事前分布の初期値として与える、装置。 - 請求項1に記載の方法であって、
前記第1の施設に関連付けられるハイパーパラメータの事後分布の中央値が、前記第2の施設に関連付けられるハイパーパラメータの事前分布の初期値として与えられる、方法。 - 請求項1に記載の方法であって、さらに
前記尤度式にベイズの定理を適用し、前記第2の施設に関連付けられる前記ハイパーパラメータの事前分布と、前記第2の施設の前記部材の減肉傾向を表す物理量の測定値とから、前記第2の施設に関連付けられる前記ハイパーパラメータの事後分布を計算するステップと、
計算された前記第2の施設に関連付けられる前記ハイパーパラメータの事後分布から、前記第2の施設の減肉モデルを構築するステップと、
を含む、方法。 - 請求項12に記載の装置であって、
前記階層ベイズモデル設定部は、さらに前記尤度式にベイズの定理を適用し、前記第2の施設に関連付けられる前記ハイパーパラメータの事前分布と、前記第2の施設の前記部材の減肉傾向を表す物理量の測定値とから、前記第2の施設に関連付けられる前記ハイパーパラメータの事後分布を計算し、前記装置はさらに、
計算された前記第2の施設に関連付けられる前記ハイパーパラメータの事後分布から、前記第2の施設の減肉モデルを構築する減肉モデル構築部と
を含む、装置。
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