JP7524866B2 - 試験装置、圧入方法および、マイクロ流路デバイス - Google Patents
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Description
図1は、本実施の形態に従う試験装置の全体構成例を示す図である。図2は、本実施の形態に従う試験装置におけるピペットノズルの周辺構成例を示す図である。図3は、本実施の形態に従う試験装置の制御を説明するためのブロック図である。なお、本開示の試験装置は、マイクロ流路デバイスのマイクロ流路に検体を含む試験液を圧入して試験液を測定する装置であり、抗菌薬(薬剤)に対する細菌の感受性を測定するために試験液をマイクロ流路に圧入する例を一例として以下説明する。試験液は、検体を含む。検体は、菌(具体例では病原菌)であってもよい。具体例では、試験液は、細菌の懸濁液であってもよい。もちろん、本開示の試験装置は、マイクロ流路デバイスのマイクロ流路に圧入する試験液であれば、上述の試験液に限定されない。
図4は、本実施の形態に従うマイクロ流路デバイスの構成例を示す図である。図4では、マイクロ流路デバイス2の平面図を示している。マイクロ流路デバイス2は、試験装置100のテーブル16に載置される。
(1)本実施の形態に係る試験装置100では、開口29を開閉部30のシリコーン樹脂30aで塞いで開口29を閉じた状態としたが、これに限定されず、開口29の開閉の状態を切り替える構成であればいずれの構成でもよい。例えば、マイクロ流路デバイス2の開口29に予め開閉機構(シャッターなど)が設けられている場合、開閉部30は、当該開閉機構の状態を切り替える構成でもよい。
上述した実施形態は、以下の態様の具体例であることが当業者により理解される。
一態様に係る試験装置は、マイクロ流路デバイスを用いて、検体を含む試験液を用いる試験を行う試験装置であって、マイクロ流路デバイスは、試験液を受ける第1開口と、第1開口と連通する複数の分岐流路と、各々の分岐流路に連通する複数のマイクロ流路と、第1開口と連通する側の反対にある各々の分岐流路の端部に設けられ、試験液の一部を回収する回収部と、回収部に設けられる第2開口と、を有し、第1開口に接続され、空気圧を付与してマイクロ流路に試験液を圧入する加圧部と、第2開口の開閉の状態を切り替える開閉部と、加圧部および開閉部を制御する制御部と、を備え、制御部は、開閉部で第2開口を閉じた状態に制御し、加圧部でマイクロ流路に試験液を圧入し、マイクロ流路に試験液を圧入した後、開閉部で第2開口を開いた状態に制御し、加圧部で空気圧を付与して分岐流路の試験液を回収部に回収させる。
第2項に記載の試験装置であって、開閉部は、弾性部材で第2開口を塞ぐことで閉じた状態に制御する機構を有する。
第3項に記載の試験装置であって、加圧部は、試験液を吸引または排出するピペットと、ピペットとマイクロ流路デバイスとの相対位置を変更するための移動機構と、を有し、移動機構でピペットを第1開口に接続し、吸引した試験液を第1開口に排出することでマイクロ流路に試験液を圧入する。
第4項に記載の試験装置であって、試験液の揮発を抑える封止材を塗布する塗布部をさらに備え、マイクロ流路デバイスは、分岐流路と連通する側から見て下流側に設けられる第3開口を、さらに有し、塗布部は、試験液を圧入したマイクロ流路の少なくとも第1開口および第3開口に封止材を塗布する。
第5項に記載の試験装置であって、封止材は、シリコーンオイルである。
一態様に係る圧入方法は、検体を含む試験液をマイクロ流路デバイスに圧入する圧入方法であって、マイクロ流路デバイスは、試験液を受ける第1開口と、第1開口と連通する複数の分岐流路と、各々の分岐流路に連通する複数のマイクロ流路と、第1開口と連通する側の反対にある各々の分岐流路の端部に設けられ、試験液の一部を回収する回収部と、回収部に設けられる第2開口と、を有し、第2開口を閉じるステップと、試験液を吸引したピペットを第1開口に接続するステップと、吸引した試験液を第1開口に排出することでマイクロ流路に試験液を圧入するステップと、第2開口を開くステップと、ピペットで空気圧を付与して分岐流路の試験液を回収部に回収させるステップとを含む。
第7項に記載の圧入方法であって、マイクロ流路デバイスは、分岐流路と連通する側から見て下流側に設けられる第3開口を、さらに有し、試験液を圧入したマイクロ流路の少なくとも第1開口および第3開口に試験液の揮発を抑える封止材を塗布するステップをさらに含む。
第8項に記載の圧入方法であって、封止材は、シリコーンオイルである。
一態様に係るマイクロ流路デバイスは、検体を含む試験液を使用する試験に用いるマイクロ流路デバイスであって、試験液を受ける第1開口と、第1開口と連通する複数の分岐流路と、各々の分岐流路に連通する複数のマイクロ流路と、第1開口と連通する側の反対にある各々の分岐流路の端部に設けられ、試験液の一部を回収する回収部と、回収部に設けられる第2開口と、を備える。
第10項に記載のマイクロ流路デバイスであって、回収部は、分岐流路の端部に連通し、分岐流路の体積より大きいバッファ空間である。
第11項に記載のマイクロ流路デバイスであって、バッファ空間に吸水部材を設ける。
第12項に記載のマイクロ流路デバイスであって、マイクロ流路の流路抵抗は、分岐流路の流路抵抗より大きい。
第13項に記載のマイクロ流路デバイスであって、第2開口を被うガス透過膜をさらに備える。
第14項に記載のマイクロ流路デバイスであって、回収部は、少なくとも一部に開口部を有し、開口部を被うガス透過膜をさらに備える。
Claims (14)
- マイクロ流路デバイスを用いて、検体を含む試験液を用いる試験を行う試験装置であって、
前記マイクロ流路デバイスは、
前記試験液を受ける第1開口と、
前記第1開口と連通する複数の分岐流路と、
各々の前記分岐流路に連通する複数のマイクロ流路と、
前記第1開口と連通する側の反対にある各々の前記分岐流路の端部に設けられ、前記試験液の一部を回収する回収部と、
前記回収部に設けられる第2開口と、を有し、
前記第1開口に接続され、空気圧を付与して前記マイクロ流路に前記試験液を圧入する加圧部と、
前記第2開口の開閉の状態を切り替える開閉部と、
前記加圧部および前記開閉部を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記開閉部で前記第2開口を閉じた状態に制御し、前記加圧部で前記マイクロ流路に前記試験液を圧入し、
前記マイクロ流路に前記試験液を圧入した後、前記開閉部で前記第2開口を開いた状態に制御し、前記加圧部で空気圧を付与して前記分岐流路の前記試験液を前記回収部に回収させる、試験装置。 - 前記開閉部は、弾性部材で前記第2開口を塞ぐことで閉じた状態に制御する機構を有する、請求項1に記載の試験装置。
- 前記加圧部は、
前記試験液を吸引または排出するピペットと、
前記ピペットと前記マイクロ流路デバイスとの相対位置を変更するための移動機構と、を有し、
前記移動機構で前記ピペットを前記第1開口に接続し、吸引した前記試験液を前記第1開口に排出することで前記マイクロ流路に前記試験液を圧入する、請求項1または請求項2に記載の試験装置。 - 前記試験液の揮発を抑える封止材を塗布する塗布部をさらに備え、
前記マイクロ流路デバイスは、前記分岐流路と連通する側から見て下流側に設けられる第3開口を、さらに有し、
前記塗布部は、前記試験液を圧入した前記マイクロ流路の少なくとも前記第1開口および前記第3開口に前記封止材を塗布する、請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の試験装置。 - 前記封止材は、シリコーンオイルである、請求項4に記載の試験装置。
- 検体を含む試験液をマイクロ流路デバイスに圧入する圧入方法であって、
前記マイクロ流路デバイスは、前記試験液を受ける第1開口と、前記第1開口と連通する複数の分岐流路と、各々の前記分岐流路に連通する複数のマイクロ流路と、前記第1開口と連通する側の反対にある各々の前記分岐流路の端部に設けられ、前記試験液の一部を回収する回収部と、前記回収部に設けられる第2開口と、を有し、
前記第2開口を閉じるステップと、
前記試験液を吸引したピペットを前記第1開口に接続するステップと、
吸引した前記試験液を前記第1開口に排出することで前記マイクロ流路に前記試験液を圧入するステップと、
前記第2開口を開くステップと、
前記ピペットで空気圧を付与して前記分岐流路の前記試験液を前記回収部に回収させるステップとを含む、圧入方法。 - 前記マイクロ流路デバイスは、前記分岐流路と連通する側から見て下流側に設けられる第3開口を、さらに有し、
前記試験液を圧入した前記マイクロ流路の少なくとも前記第1開口および前記第3開口に前記試験液の揮発を抑える封止材を塗布するステップをさらに含む、請求項6に記載の圧入方法。 - 前記封止材は、シリコーンオイルである、請求項7に記載の圧入方法。
- 検体を含む試験液を使用する試験に用いるマイクロ流路デバイスであって、
前記試験液を受ける第1開口と、
前記第1開口と連通する複数の分岐流路と、
各々の前記分岐流路に連通する複数のマイクロ流路と、
前記第1開口と連通する側の反対にある各々の前記分岐流路の端部に設けられ、前記試験液の一部を回収する回収部と、
前記回収部に設けられる第2開口と、を備える、マイクロ流路デバイス。 - 前記回収部は、前記分岐流路の端部に連通し、前記分岐流路の体積より大きいバッファ空間である、請求項9に記載のマイクロ流路デバイス。
- 前記バッファ空間に吸水部材を設ける、請求項10に記載のマイクロ流路デバイス。
- 前記マイクロ流路の流路抵抗は、前記分岐流路の流路抵抗より大きい、請求項9~請求項11のいずれか1項に記載のマイクロ流路デバイス。
- 前記第2開口を被うガス透過膜をさらに備える、請求項9~請求項12のいずれか1項に記載のマイクロ流路デバイス。
- 前記回収部は、少なくとも一部に開口部を有し、
前記開口部を被うガス透過膜をさらに備える、請求項9~請求項12のいずれか1項に記載のマイクロ流路デバイス。
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