JP7534198B2 - 隔膜真空計 - Google Patents
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Description
また、隔膜を厚くした場合、圧力印加時のダイアフラムの変位が微小となるため、ダイアフラムの微小な変位を検知するための高精度な計測回路が必要となる。このように隔膜真空計の現実的な圧力計測範囲には構造的な上限があるが、状況によっては圧力感度を確保したままでこの上限を上回る計測が必要になることがあり、改善が求められている。
また、本発明の隔膜真空計の1構成例において、前記圧力調整室と前記圧力計測室とは直列に配置され、前記圧力調整室を介して前記圧力計測室に被計測媒体が流入することを特徴とするものである。
また、本発明の隔膜真空計の1構成例において、前記圧力調整室と前記圧力計測室とは並列に配置され、前記配管を介して前記圧力調整室と前記圧力計測室とに被計測媒体が流入することを特徴とするものである。
また、本発明の隔膜真空計の1構成例は、前記圧力調整室内の被計測媒体の温度を計測するように構成された第2の温度センサと、前記第2の温度センサによって計測された温度から前記被計測チャンバ内の被計測媒体の温度を推定するように構成された温度推定部とをさらに備えることを特徴とするものである。
また、本発明の隔膜真空計の1構成例は、前記被計測チャンバに設けられた第2の温度センサから、前記被計測チャンバ内の被計測媒体の温度を得ることを特徴とするものである。
また、本発明の隔膜真空計の1構成例は、前記配管内の熱流を計測するように構成された熱流センサと、前記熱流センサによって計測された熱流量から前記被計測チャンバ内の被計測媒体の温度を推定するように構成された温度推定部とをさらに備えることを特徴とするものである。
また、本発明の隔膜真空計の1構成例は、前記被計測チャンバに設けられた第2の温度センサから、前記被計測チャンバ内の被計測媒体の温度を得ることを特徴とするものである。
また、本発明の隔膜真空計の1構成例において、前記受圧部は、台座に形成された第1の電極と、前記台座とギャップを隔てて配置された前記ダイアフラムと、前記ダイアフラムに前記第1の電極と対向するように形成された第2の電極と、前記第1の電極の外側の前記台座に形成された第3の電極と、前記第2の電極の外側の前記ダイアフラムに前記第3の電極と対向するように形成された第4の電極とから構成され、前記第1、第2の電極間の第1の静電容量を算出するように構成された容量算出部と、前記第1の静電容量から、前記第3、第4の電極間の第2の静電容量を減算した値を算出するように構成された容量差算出部と、前記容量算出部の算出結果と前記容量差算出部の算出結果とに基づいて、前記第2の静電容量により前記第1の静電容量を補正するように構成された容量補正部とをさらに備え、前記圧力計測部は、前記補正された第1の静電容量を前記圧力計測値に変換することを特徴とするものである。
また、本発明の隔膜真空計の1構成例において、前記圧力補正部は、前記圧力計測値が規定の圧力計測範囲の上限を上回ったときのみ前記圧力計測値を補正することを特徴とするものである。
また、本発明の隔膜真空計の1構成例は、前記第1の計測モード時に前記第2の温度センサによって計測された温度から前記被計測チャンバ内の被計測媒体の温度を推定し、前記第2の計測モード時に前記第1の温度センサによって計測された温度から前記被計測チャンバ内の被計測媒体の温度を推定するように構成された温度推定部をさらに備えることを特徴とするものである。
また、本発明の隔膜真空計の1構成例は、前記被計測チャンバに設けられた第3の温度センサから、前記被計測チャンバ内の被計測媒体の温度を得ることを特徴とするものである。
また、本発明の隔膜真空計の1構成例は、前記第1の計測モード時に前記第1の圧力計測室内の被計測媒体の温度と前記被計測チャンバ内の被計測媒体の温度との温度差が第1の所定値になるように前記冷却器を制御して除熱させ、前記第2の計測モード時に前記第2の圧力計測室内の被計測媒体の温度と前記被計測チャンバ内の被計測媒体の温度との温度差が第2の所定値になるように前記加熱器を制御して発熱させるように構成された制御部をさらに備えることを特徴とするものである。
また、本発明の隔膜真空計の1構成例において、前記圧力補正部は、前記第1の計測モード時に前記圧力計測値が規定の圧力計測範囲の上限を上回ったときのみ前記圧力計測値を補正し、前記第2の計測モード時に前記圧力計測値が規定の圧力計測範囲の下限を下回ったときのみ前記圧力計測値を補正することを特徴とするものである。
発明者は、隔膜真空計の構造自体を改良せずに計測条件を変更できる要素として、計測対象の気体の温度があることに着眼した。そして、隔膜真空計に供給される気体を真空計近傍あるいは真空計内部で規定された温度に冷却することで、計測可能(上限以内の)範囲へと圧力を下降させて計測し、冷却による温度差に基づいて圧力値を換算すれば、圧力計測範囲の上限を等価的に拡張できることに想到した。換算については、物理的な原理に基づいて行なってもよいし、温度差に起因する圧力差の関係を予め実験的に求めることで行なってもよい。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。本実施例では、隔膜真空計が配管を介して被計測チャンバに接続されているシステムを想定する。隔膜真空計は、異物堆積を防止するために自己加熱しており、被計測チャンバとは温度が異なるので、両空間に熱遷移による圧力差が生じることが知られている。
式(2)、式(3)の関係から、被計測チャンバと隔膜真空計の受圧部との圧力差が図2のようになると報告されている(文献「吉川康秀他,“サファイア高温隔膜真空計の開発”,azbil Technical Review,アズビル株式会社,2011年1月」)。
具体的には図4に示すように、熱遷移がある場合(被計測チャンバと隔膜真空計との温度差が大きい場合)には、被計測チャンバのガスの圧力P1は、隔膜真空計の圧力計測値P2よりも実際には高い圧力となる。
絞り4を設けることで、配管の直径dを変えることが可能となる。複数の直径dに紐づいたデータ(温度、圧力)を取得することで、主に中間流領域の多くのパラメータを把握することができる。すなわち、絞り4を入れることで計測精度を向上させることができる。絞り4は、孔径が固定されている固定絞りでもよいし、外部から孔径の変更が可能な可変絞りでもよい。可変絞りの場合には、絞りの程度を調整することができる。
減算器1003は、増幅器1001の出力信号から増幅器1002の出力信号を減算する。
図7に示すように、演算処理部102は、温度推定部1020と、制御部1021と、容量算出部1022と、容量差算出部1023と、容量補正部1024と、圧力計測部1025と、圧力補正部1026とを備えている。
容量差算出部1023は、同期検波部1009の出力信号の振幅から容量差(Cx-Cr)の値を算出する(図9ステップS103)。
圧力計測部1025は、容量補正部1024によって算出された静電容量(Cx-Cr)/Cxを圧力計測値P2に変換する(図9ステップS105)。
演算処理部102は、例えばユーザの指示によって圧力計測動作が終了するまで(図9ステップS108においてYES)、ステップS100~S107の処理を計測周期毎に行う。
次に、本発明の第2の実施例について説明する。図10は本発明の第2の実施例に係る隔膜真空計の構成を示すブロック図である。本実施例の隔膜真空計は、圧力調整室1aと、圧力計測室3aと、受圧部5と、冷却器6と、温度センサ7,8と、回路部10とを備えている。
これに対して、本実施例では、圧力調整室1aと圧力計測室3aとが並列に配置されている。圧力調整室1aおよび圧力計測室3aと、配管2aとの間にはバッフル9が設けられている。被計測チャンバ12から配管2aを介して導入される被計測媒体は、バッフル9の面に当たり、バッフル9の周囲の隙間を通して、圧力調整室1aと圧力計測室3aとに同じ量が導入される。また、圧力調整室1aと圧力計測室3aとは、絞り4aを介して連通している。
次に、本発明の第3の実施例について説明する。図11は本発明の第3の実施例に係る隔膜真空計の構成を示すブロック図である。本実施例の隔膜真空計は、被計測チャンバ12と配管2bを介して連通するように設けられた圧力計測室3bと、受圧部5と、冷却器6と、温度センサ8と、回路部10bと、配管2b内の熱流を計測する熱流センサ11とを備えている。
信号検出部100とAD変換部101については第1の実施例で説明したとおりである。
q=k(T1-T2) ・・・(4)
演算処理部102bは、例えばユーザの指示によって圧力計測動作が終了するまで(図13ステップS208においてYES)、ステップS200~S207の処理を計測周期毎に行う。
次に、本発明の第4の実施例について説明する。図14は本発明の第4の実施例に係る隔膜真空計の構成を示すブロック図である。本実施例の隔膜真空計は、被計測チャンバ12と配管2cを介して連通するように設けられた圧力計測室3c,3dと、圧力計測室3c内の被計測媒体の圧力によるダイアフラムの変位に応じて静電容量が変化する受圧部5と、圧力計測室3cを冷却する冷却器6と、圧力計測室3c内の被計測媒体の温度を計測する温度センサ8と、回路部10cと、圧力計測室3d内の被計測媒体の圧力によるダイアフラムの変位に応じて静電容量が変化する受圧部13と、圧力計測室3d内の被計測媒体の温度を計測する温度センサ14と、圧力計測室3dを加熱する加熱器15(ヒータ)とを備えている。
受圧部5と冷却器6の構成は、第1の実施例と同様である。
図16に示すように、演算処理部102cは、温度推定部1020cと、制御部1021cと、容量算出部1022cと、容量差算出部1023cと、容量補正部1024cと、圧力計測部1025cと、圧力補正部1026cとを備えている。
第1の計測モードにおいて、容量差算出部1023cは、信号検出部100の同期検波部1009の出力信号の振幅から容量差(Cx-Cr)の値を算出する(図9ステップS103)。
第1の実施例と同様に、圧力計測部1025cは、静電容量(Cx-Cr)/Cxを圧力計測値P2に変換する(図9ステップS105)。
こうして、第1の計測モードの動作により、第1の実施例と同じ効果を得ることができる。
第1の実施例と同様に、圧力計測部1025cは、静電容量(Cx-Cr)/Cxを圧力計測値P2に変換する(図17ステップS305)。
演算処理部102cは、例えばユーザの指示によって圧力計測動作が終了するまで(図17ステップS308においてYES)、ステップS300~S307の処理を計測周期毎に行う。
こうして、本実施例では、第1の計測モードで圧力計測範囲の上限を拡張する(上限を上げる)ことができ、第2の計測モードで圧力計測範囲の下限を拡張する(下限を下げる)ことができる。
Claims (19)
- 被計測チャンバと配管を介して連通するように設けられた圧力調整室と、
前記圧力調整室と連通するように設けられた圧力計測室と、
前記圧力計測室内の被計測媒体の圧力によるダイアフラムの変位に応じて静電容量が変化するように構成された受圧部と、
前記圧力計測室を冷却するように構成された冷却器と、
前記圧力計測室内の被計測媒体の温度を計測するように構成された第1の温度センサと、
前記静電容量を圧力計測値に変換するように構成された圧力計測部と、
前記第1の温度センサによって計測された温度と前記被計測チャンバ内の被計測媒体の温度とに基づいて前記圧力計測値を補正するように構成された圧力補正部とを備え、
前記圧力計測室内の被計測媒体の温度と前記被計測チャンバ内の被計測媒体の温度との温度差を圧力差に換算して前記圧力計測値を補正することを特徴とする隔膜真空計。 - 請求項1記載の隔膜真空計において、
前記圧力調整室と前記圧力計測室とは直列に配置され、前記圧力調整室を介して前記圧力計測室に被計測媒体が流入することを特徴とする隔膜真空計。 - 請求項1記載の隔膜真空計において、
前記圧力調整室と前記圧力計測室とは並列に配置され、前記配管を介して前記圧力調整室と前記圧力計測室とに被計測媒体が流入することを特徴とする隔膜真空計。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の隔膜真空計において、
前記圧力調整室と前記圧力計測室とは、絞りを介して連通し、
前記絞りは、固定絞りまたは可変絞りであることを特徴とする隔膜真空計。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の隔膜真空計において、
前記圧力調整室内の被計測媒体の温度を計測するように構成された第2の温度センサと、
前記第2の温度センサによって計測された温度から前記被計測チャンバ内の被計測媒体の温度を推定するように構成された温度推定部とをさらに備えることを特徴とする隔膜真空計。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の隔膜真空計において、
前記被計測チャンバに設けられた第2の温度センサから、前記被計測チャンバ内の被計測媒体の温度を得ることを特徴とする隔膜真空計。 - 被計測チャンバと配管を介して連通するように設けられた圧力計測室と、
前記圧力計測室内の被計測媒体の圧力によるダイアフラムの変位に応じて静電容量が変化するように構成された受圧部と、
前記圧力計測室を冷却するように構成された冷却器と、
前記圧力計測室内の被計測媒体の温度を計測するように構成された第1の温度センサと、
前記静電容量を圧力計測値に変換するように構成された圧力計測部と、
前記第1の温度センサによって計測された温度と前記被計測チャンバ内の被計測媒体の温度とに基づいて前記圧力計測値を補正するように構成された圧力補正部とを備え、
前記圧力計測室内の被計測媒体の温度と前記被計測チャンバ内の被計測媒体の温度との温度差を圧力差に換算して前記圧力計測値を補正することを特徴とする隔膜真空計。 - 請求項7記載の隔膜真空計において、
前記配管内の熱流を計測するように構成された熱流センサと、
前記熱流センサによって計測された熱流量から前記被計測チャンバ内の被計測媒体の温度を推定するように構成された温度推定部とをさらに備えることを特徴とする隔膜真空計。 - 請求項7記載の隔膜真空計において、
前記被計測チャンバに設けられた第2の温度センサから、前記被計測チャンバ内の被計測媒体の温度を得ることを特徴とする隔膜真空計。 - 請求項1乃至9のいずれか1項に記載の隔膜真空計において、
前記圧力計測室内の被計測媒体の温度と前記被計測チャンバ内の被計測媒体の温度との温度差が所定値になるように前記冷却器を制御して除熱させるように構成された制御部をさらに備えることを特徴とする隔膜真空計。 - 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の隔膜真空計において、
前記受圧部は、
台座に形成された第1の電極と、
前記台座とギャップを隔てて配置された前記ダイアフラムと、
前記ダイアフラムに前記第1の電極と対向するように形成された第2の電極と、
前記第1の電極の外側の前記台座に形成された第3の電極と、
前記第2の電極の外側の前記ダイアフラムに前記第3の電極と対向するように形成された第4の電極とから構成され、
前記第1、第2の電極間の第1の静電容量を算出するように構成された容量算出部と、
前記第1の静電容量から、前記第3、第4の電極間の第2の静電容量を減算した値を算出するように構成された容量差算出部と、
前記容量算出部の算出結果と前記容量差算出部の算出結果とに基づいて、前記第2の静電容量により前記第1の静電容量を補正するように構成された容量補正部とをさらに備え、
前記圧力計測部は、前記補正された第1の静電容量を前記圧力計測値に変換することを特徴とする隔膜真空計。 - 請求項1乃至11のいずれか1項に記載の隔膜真空計において、
前記圧力補正部は、前記圧力計測値が規定の圧力計測範囲の上限を上回ったときのみ前記圧力計測値を補正することを特徴とする隔膜真空計。 - 被計測チャンバと配管を介して連通するように設けられた第1の圧力計測室と、
前記被計測チャンバと前記配管を介して連通し、かつ前記第1の圧力計測室と連通するように設けられた第2の圧力計測室と、
前記第1の圧力計測室内の被計測媒体の圧力による第1のダイアフラムの変位に応じて静電容量が変化するように構成された第1の受圧部と、
前記第2の圧力計測室内の被計測媒体の圧力による第2のダイアフラムの変位に応じて静電容量が変化するように構成された第2の受圧部と、
前記第1の圧力計測室を冷却するように構成された冷却器と、
前記第2の圧力計測室を加熱するように構成された加熱器と、
前記第1の圧力計測室内の被計測媒体の温度を計測するように構成された第1の温度センサと、
前記第2の圧力計測室内の被計測媒体の温度を計測するように構成された第2の温度センサと、
前記冷却器が動作し、前記加熱器が動作しない第1の計測モード時に前記第1の受圧部の静電容量を圧力計測値に変換し、前記加熱器が動作し、前記冷却器が動作しない第2の計測モード時に前記第2の受圧部の静電容量を圧力計測値に変換するように構成された圧力計測部と、
前記第1の計測モード時に前記第1の温度センサによって計測された温度と前記被計測チャンバ内の被計測媒体の温度とに基づいて前記圧力計測値を補正し、前記第2の計測モード時に前記第2の温度センサによって計測された温度と前記被計測チャンバ内の被計測媒体の温度とに基づいて前記圧力計測値を補正するように構成された圧力補正部とを備え、
前記第1の圧力計測室内の被計測媒体の温度または前記第2の圧力計測室内の被計測媒体の温度と前記被計測チャンバ内の被計測媒体の温度との温度差を圧力差に換算して前記圧力計測値を補正することを特徴とする隔膜真空計。 - 請求項13記載の隔膜真空計において、
前記第1の圧力計測室と前記第2の圧力計測室とは、絞りを介して連通し、
前記絞りは、固定絞りまたは可変絞りであることを特徴とする隔膜真空計。 - 請求項13または14記載の隔膜真空計において、
前記第1の計測モード時に前記第2の温度センサによって計測された温度から前記被計測チャンバ内の被計測媒体の温度を推定し、前記第2の計測モード時に前記第1の温度センサによって計測された温度から前記被計測チャンバ内の被計測媒体の温度を推定するように構成された温度推定部をさらに備えることを特徴とする隔膜真空計。 - 請求項13または14記載の隔膜真空計において、
前記被計測チャンバに設けられた第3の温度センサから、前記被計測チャンバ内の被計測媒体の温度を得ることを特徴とする隔膜真空計。 - 請求項13乃至16のいずれか1項に記載の隔膜真空計において、
前記第1の計測モード時に前記第1の圧力計測室内の被計測媒体の温度と前記被計測チャンバ内の被計測媒体の温度との温度差が第1の所定値になるように前記冷却器を制御して除熱させ、前記第2の計測モード時に前記第2の圧力計測室内の被計測媒体の温度と前記被計測チャンバ内の被計測媒体の温度との温度差が第2の所定値になるように前記加熱器を制御して発熱させるように構成された制御部をさらに備えることを特徴とする隔膜真空計。 - 請求項13乃至17のいずれか1項に記載の隔膜真空計において、
前記第1の受圧部は、
第1の台座に形成された第1の電極と、
前記第1の台座とギャップを隔てて配置された前記第1のダイアフラムと、
前記第1のダイアフラムに前記第1の電極と対向するように形成された第2の電極と、
前記第1の電極の外側の前記第1の台座に形成された第3の電極と、
前記第2の電極の外側の前記第1のダイアフラムに前記第3の電極と対向するように形成された第4の電極とから構成され、
前記第2の受圧部は、
第2の台座に形成された第5の電極と、
前記第2の台座とギャップを隔てて配置された前記第2のダイアフラムと、
前記第2のダイアフラムに前記第5の電極と対向するように形成された第6の電極と、
前記第5の電極の外側の前記第2の台座に形成された第7の電極と、
前記第6の電極の外側の前記第2のダイアフラムに前記第7の電極と対向するように形成された第8の電極とから構成され、
前記第1の計測モード時に前記第1、第2の電極間の第1の静電容量を算出し、前記第2の計測モード時に前記第5、第6の電極間の第2の静電容量を算出するように構成された容量算出部と、
前記第1の計測モード時に前記第1の静電容量から、前記第3、第4の電極間の第3の静電容量を減算した値を算出し、前記第2の計測モード時に前記第2の静電容量から、前記第7、第8の電極間の第4の静電容量を減算した値を算出するように構成された容量差算出部と、
前記第1の計測モード時に前記容量算出部の算出結果と前記容量差算出部の算出結果とに基づいて、前記第3の静電容量により前記第1の静電容量を補正し、前記第2の計測モード時に前記容量算出部の算出結果と前記容量差算出部の算出結果とに基づいて、前記第4の静電容量により前記第2の静電容量を補正するように構成された容量補正部とをさらに備え、
前記圧力計測部は、前記第1の計測モード時に前記補正された第1の静電容量を前記圧力計測値に変換し、前記第2の計測モード時に前記補正された第2の静電容量を前記圧力計測値に変換することを特徴とする隔膜真空計。 - 請求項13乃至18のいずれか1項に記載の隔膜真空計において、
前記圧力補正部は、前記第1の計測モード時に前記圧力計測値が規定の圧力計測範囲の上限を上回ったときのみ前記圧力計測値を補正し、前記第2の計測モード時に前記圧力計測値が規定の圧力計測範囲の下限を下回ったときのみ前記圧力計測値を補正することを特徴とする隔膜真空計。
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