JP7548596B2 - ロータリバルブ - Google Patents
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Description
ハウジング203は、軸方向における両方の端面をそれぞれ外端面212として有している。また、ハウジング203は、両外端面212間で軸線ALを取り囲む外面を外側面213として有している。
各ハウジング内流入路205は、ハウジング外流路201を流れる流体FL1,FL2を収容部204に導くための流路である。各ハウジング内流入路205は、内流入口207を下流端に有している。ハウジング内流入路205毎の内流入口207は、ハウジング203の内面において収容部204に面して開口している。図16中左側のハウジング内流入路205は、ハウジング203の外端面212から軸方向に延びている。図16中右側のハウジング内流入路205の下流部は、外端面212から軸方向に延びている。上流部は、上記下流部の上流端から径方向へ延びている。いずれのハウジング内流入路205も上流端に外流入口206を有している。各ハウジング内流入路205(外流入口206)に対しては、ハウジング203よりも上流のハウジング外流路201が接続される。
[態様1]流体の流れるハウジング外流路の途中に配置され、かつ収容部を有するハウジングと、前記収容部に収容され、かつ可動流路が形成された弁本体部、及び前記弁本体部を前記ハウジングに回転可能に支持する軸部を有する弁体とを備え、前記ハウジングにはハウジング内流入路及び複数のハウジング内流出路が形成され、前記ハウジング内流入路は、前記ハウジングの外面において開口し、かつ前記ハウジングよりも上流の前記ハウジング外流路が接続される外流入口を上流端に有するとともに、前記ハウジングの内面において前記収容部に面して開口する内流入口を下流端に有し、前記ハウジング内流出路は、前記ハウジングの内面において前記収容部に面して開口する内流出口を上流端に有するとともに、前記ハウジングの外面において開口し、かつ前記ハウジングよりも下流の前記ハウジング外流路が接続される外流出口を下流端に有し、前記軸部を中心とする前記弁本体部の回転により、前記可動流路を介して前記内流入口に連通される前記内流出口が切り替えられるロータリバルブであって、前記軸部の軸線に沿う方向を軸方向とし、前記軸線を中心として放射状に延びる方向を径方向とした場合、前記ハウジングは、前記軸方向における両方の端面をそれぞれ外端面として有し、全ての前記外流入口及び全ての前記外流出口は、前記外端面で開口しているロータリバルブ。
図3及び図4に示すように、ロータリバルブ10は、ハウジング20、カバー75、弁体81、アクチュエータ93、径方向パッキン94及びシール部材97を備えている。
図2、図8及び図10に示すように、ハウジング20は、流体FLの流れるハウジング外流路11,12A,12B,12C,12Dの途中に配置される。
外流出口59,63,66,69は、ハウジング20の外面において開口している。外流出口59に対しては、上記ハウジング外流路12Aが接続される。外流出口63に対しては、上記ハウジング外流路12Bが接続される。外流出口66に対しては、上記ハウジング外流路12Cが接続される。外流出口69に対しては、上記ハウジング外流路12Dが接続される。
ハウジング20には、複数の上記軸方向流路部71と同数又はそれよりも少ない複数の径方向流路部72が形成されている。本実施形態では、軸方向流路部71よりも1つ少ない数の径方向流路部72が形成されている。各径方向流路部72は、軸方向流路部71から径方向における内方へ延びている。各径方向流路部72は、環状壁部41の内面、より正確には、上記溝部51の内底面において収容部23に面して開口している。
図4に示すように、上記外端面32には、シール部材97を装着するための装着溝35が形成されている。装着溝35の一部は、外流入口53を取り囲む箇所に形成されている。装着溝35の一部は、外流出口59,63,66,69を取り囲む箇所に形成されている。
図3及び図4に示すように、カバー75は、収容部23の開放部分を閉塞した状態で、端壁部25に装着されている。ここでは、カバー75として円板状をなすものが用いられているが、他の形状をなすものが用いられてもよい。カバー75の中心部には、軸方向に貫通する軸受孔76が形成されている。カバー75のハウジング20側の面には、円環状のシール部77が形成されている。シール部77は、収容部23の開放部分を取り囲んだ状態で外端面26に接触している。シール部77は、収容部23内の流体FLが、端壁部25とカバー75との間の隙間を通って、ロータリバルブ10の外部へ漏れ出るのを規制する。なお、図8、図10及び図13では、シール部77の図示が省略されている。
図3及び図4に示すように、弁体81は、弁本体部82及び一対の軸部86,87を備えている。弁本体部82は、軸方向に延びる円柱状をなしており、収容部23に収容されている。弁本体部82は、収容部23に収容された状態で、環状壁部41の内面に対向する外周面85を有している。外周面85は、軸線AL1を中心とする円筒面によって構成されている。
図3及び図4に示すように、アクチュエータ93は、軸部86,87を中心として弁体81を回転させて、回転位相を変更するためのものである。アクチュエータ93は、例えば、電動モータによって構成されている。アクチュエータ93の図示しない出力軸は、軸部86に対し一体回転可能に連結されている。
径方向パッキン94は、溝部51と同数用いられている。径方向パッキン94は、ゴム等の弾性材料によって、互いに同一の形状に形成されている。径方向パッキン94の外形形状は矩形をなしている。上記径方向における径方向パッキン94の内側面は、弁本体部82の外周面85に沿って凹状に湾曲している。また、各径方向パッキン94は、上記径方向に貫通する円形の孔95を有している。
各径方向パッキン94のシール部96は、孔95の径方向における内側の領域と外側の領域との間をシールし、両領域間で流体FLが行き来するのを規制する。
図3及び図4に示すように、シール部材97は、ゴム等の弾性材料によって、上記装着溝35に対応した形状に形成されている。そして、シール部材97は装着溝35に嵌合された状態で装着されている。シール部材97の一部は、外端面32から突出している。
図2及び図4に示すように、補助機能部100には、外流入口53及び全ての外流出口59,63,66,69のそれぞれに対する複数のハウジング外流路11,12A,12B,12C,12Dの接続部分が設けられている。
・外流出口63に対するハウジング外流路12Bの接続部分。
・外流出口66に対するハウジング外流路12Cの接続部分。
上述したように、ロータリバルブ10は、補助機能部100に連結された状態で搭載される。この連結のために、端壁部31の外端面32の多くの部分は、上記軸線AL1に対し直交する平面によって構成されている(図4参照)。大機能部101の端面103の多くの部分は、軸線AL2に直交する平面によって構成されている(図6参照)。
<ロータリバルブ10内での流体FLの流れについて>
図7~図11は、可動流路88における分岐流路部91の下流端が内流出口62に対向し、かつ分岐流路部92の下流端が内流出口58に対向した状態を示している。ハウジング内流出路57,61は、可動流路88を介してハウジング内流入路52に連通した状態となる。なお、内流出口65,68に対しては、いずれの分岐流路部91,92の下流端も対向しない。ハウジング内流出路64,67は、ハウジング内流入路52に対し連通しない。
<ロータリバルブ10による流路の切り替えについて>
上記のような状況のもと、アクチュエータ93によって弁本体部82が軸部86,87を中心として回転されると、その回転に伴って可動流路88が移動する。共通流路部89が軸線AL1を中心として回転するとともに、2つの分岐流路部91,92が軸線AL1の周りを旋回する。外流入口53の位置は変わらないが、各分岐流路部91,92の下流端の周方向における位置が変化する。図12は、図7の状態から、分岐流路部92の下流端が内流出口65に対向し、かつ分岐流路部91の下流端が内流出口68に対向する回転位相まで回転したときの状態を示している。ハウジング内流出路64,67は、可動流路88を介してハウジング内流入路52に連通した状態となる。なお、図14及び図15に示すように、内流出口58,62に対しては、いずれの分岐流路部91,92の下流端も対向しない。ハウジング内流出路57,61は、ハウジング内流入路52に対し連通しない。
このように、本実施形態によると、1つのロータリバルブ10でありながら、弁体81を回転させて回転位相を変えることで、流体FLについて、流れに関するモードを切り替えることができる。
ロータリバルブ10が搭載された状態では、ハウジング内流入路52における外流入口53がハウジング20の外端面32で開口している。ハウジング内流入路52において、少なくとも外流入口53に近い箇所(本実施形態ではハウジング内流入路52の全体)が、軸方向に延びている。外流入口53には、ロータリバルブ10よりも上流のハウジング外流路11が接続される。
(1)本実施形態では、図8及び図10に示すように、外流入口53及び全ての外流出口59,63,66,69を、ハウジング20の軸方向における外端面32で開口させている。そのため、ハウジング外流路11により送られてきた流体FLをハウジング20に対し外流入口53から軸方向に流入させることができる。また、弁体81により流路を切り替えられた流体FLを、外流出口59,63,66,69を通じてハウジング20から軸方向に流出させて、ハウジング外流路12A,12B,12C,12Dへ導くことができる。
・ハウジング20の外形形状が、上記実施形態とは異なる数の多角柱状に変更されてもよいし、多角柱状とは異なる形状に変更されてもよい。
・弁本体部82は、円柱状に代えて球状に形成されてもよい。
・弁体81における軸部86,87の一方が省略されてもよい。
・図5を含む各図に示すように、可動流路として、上流端及び下流端がともに弁本体部82の外周面85において、互いに周方向に異なる箇所で開口する可動流路120が設けられてもよい。この場合、可動流路120は、同図5に示すように、屈曲してもよいし、屈曲せずに一直線状に延びてもよい。また、可動流路120の上流端及び下流端は、同図5に示すように、軸方向に互いに異なる箇所で開口してもよいし、図示はしないが、軸方向に互いに同一の箇所であり、かつ周方向に互いに異なる箇所で開口してもよい。これらの変更例の可動流路120は、弁体81の回転に伴い、軸線AL1の周りを移動(旋回)することで、同可動流路120を介した内流入口及び内流出口の連通状態を変更する。
・補助機能部100の外形形状が、上記実施形態とは異なる数の多角柱状に変更されてもよいし、多角柱状とは異なる外形形状に変更されてもよい。
<その他>
・補助機能部100が用いられずに、外流入口53に対しハウジング外流路11が接続されてもよい。また、補助機能部100が用いられずに、各外流出口59,63,66,69に対してハウジング外流路12A,12B,12C,12Dのうち対応するものが接続されてもよい。
この連通状態の変更には、弁体81の回転量を調整することで、可動流路88の下流端と内流出口58,62,65,68との間における流路面積を連続的に変化させることが含まれる。この場合、外流出口59,63,66,69から流出される流体FLの量を調整することが可能である。
11,12A,12B,12C,12D…ハウジング外流路
20…ハウジング
23…収容部
26,32…外端面
42…連結部
52…ハウジング内流入路
53…外流入口
54…内流入口
57,61,64,67…ハウジング内流出路
58,62,65,68…内流出口
59,63,66,69…外流出口
71…軸方向流路部
72…径方向流路部
81…弁体
82…弁本体部
86,87…軸部
88,120…可動流路
100…補助機能部
AL1,AL2…軸線
FL…流体
Claims (3)
- 流体の流れるハウジング外流路の途中に配置され、かつ収容部を有するハウジングと、前記収容部に収容され、かつ可動流路が形成された弁本体部、及び前記弁本体部を前記ハウジングに回転可能に支持する軸部を有する弁体とを備え、
前記ハウジングにはハウジング内流入路及び複数のハウジング内流出路が形成され、
前記ハウジング内流入路は、前記ハウジングの外面において開口し、かつ前記ハウジングよりも上流の前記ハウジング外流路が接続される外流入口を上流端に有するとともに、前記ハウジングの内面において前記収容部に面して開口する内流入口を下流端に有し、
前記ハウジング内流出路は、前記ハウジングの前記内面において前記収容部に面して開口する内流出口を上流端に有するとともに、前記ハウジングの前記外面において開口し、かつ前記ハウジングよりも下流の前記ハウジング外流路が接続される外流出口を下流端に有し、
前記軸部を中心とする前記弁本体部の回転により、前記可動流路を介して前記内流入口に連通される前記内流出口が切り替えられるロータリバルブであって、
前記軸部の軸線に沿う方向を軸方向とし、前記軸線を中心として放射状に延びる方向を径方向とした場合、前記ハウジングは、前記軸方向における両方の端面をそれぞれ外端面として有し、全ての前記外流入口及び全ての前記外流出口は、前記外端面で開口し、
前記可動流路は、前記軸線上に形成され、かつ前記軸方向における前記弁本体部の一方の端面において開口する共通流路部と、前記共通流路部を起点として前記径方向における外方へ延びて、前記弁本体部の外周面において開口する分岐流路部とを備えるものを含み、
前記共通流路部及び前記分岐流路部を備える前記可動流路は、複数設けられ、かつ前記共通流路部を互いに共通の流路部とし、
全ての前記外流入口及び全ての前記外流出口は、一方の前記外端面のみにおいて開口し、
全ての前記外流入口及び全ての前記外流出口のそれぞれに対する前記ハウジング外流路の接続部分は、前記ハウジングの外部に配置された補助機能部に設けられ、
前記ハウジングは、前記補助機能部に連結するための連結部を有しており、
前記ハウジングが前記連結部により前記補助機能部に連結された状態では、全ての前記外流入口及び全ての前記外流出口が、対応する前記ハウジング外流路の前記接続部分に接続されているロータリバルブ。 - 前記ハウジングには、前記軸方向へ延び、かつ前記外端面において開口する軸方向流路部と、前記軸方向流路部から前記径方向における内方へ延び、かつ前記ハウジングの前記内面において前記収容部に面して開口する径方向流路部とが設けられ、
全ての前記ハウジング内流入路及び全ての前記ハウジング内流出路のうちの少なくとも1つは、前記軸方向流路部及び前記径方向流路部の組み合わせにより構成されている請求項1に記載のロータリバルブ。 - 前記弁本体部と前記ハウジングの前記内面との間には、前記内流出口を取り囲んだ状態でパッキンが配置されている請求項1又は請求項2に記載のロータリバルブ。
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