JP7548604B2 - 線分の接続方法、2階実対称テンソルの表示方法、及び、2階実対称テンソルの表示プログラム - Google Patents
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Description
(2)前記起点Oから延びる3本の所定の微小長さの第1線分OA’、OB’、OC’を定義する。ここで、前記第1線分OA’は前記第1線分OAと同一直線上逆方向に延びる線分であり、前記第1線分OB’は前記第1線分OBと同一直線上逆方向に延びる線分であり、前記第1線分OC’は前記第1線分OCと同一直線上逆方向に延びる線分である。
(3)6本の前記第1線分OA~OC、OA’~OC ’の中から1本の線分を第1選択線分として選択し、その両端点のうち起点Oでない方の端点を終点Pと定義する。
(4)前記終点Pにおける2階実対称テンソルの3個の主値の各々に対応する主軸方向に沿って延びる3本の第2線分Pa、Pb、Pcを定義する。ここで、前記3本の第2線分は、いずれも前記終点Pから延びる所定の微小長さの線分であって、前記終点Pを中心とする前記選択座標系を構成して3次元的に相互に直交する線分である。
(5)前記終点Pから延びる3本の所定の微小長さの第2線分Pa’、Pb’、Pc’を定義する。ここで、前記第2線分Pa’は前記第2線分Paと同一直線上逆方向に延びる線分であり、前記第2線分Pb’は前記第2線分Pbと同一直線上逆方向に延びる線分であり、前記第2線分Pc’は前記第2線分Pcと同一直線上逆方向に延びる線分である。
(6)6本の前記第2線分Pa~Pc、Pa’~Pc ’と前記第1選択線分とを用いた演算処理の結果に基づいて、6本の前記第2線分Pa~Pc、Pa’~Pc ’の中から前記第1選択線分に対し最も滑らかに接続可能な1本の第2線分を第2選択線分として選択し、前記第1選択線分に前記第2選択線分を接続してその余の前記第2線分を破棄する。
(7)前記第2選択線分の両端点のうち前記第1選択線分と接続された方の端点を起点Oと読み替え、反対側の端点を終点Pと読み替え、かつ、当該第2選択線分を前記第1選択線分と読み替えた後に、前記(4)~前記(6)の工程を所定の終了条件を充足するまで繰り返し実行する。
当該接続された複数の選択線分を前記3次元領域内に描画された直線又は曲線として表示する。
以下、本発明の実施形態1に係る2階実対称テンソルの表示プログラム(以下、テンソル表示プログラムという。)PGについて図面を参照しつつ説明する。図1は、このテンソル表示プログラムPGの動作を実現するためのコンピュータSの概念図である。このテンソル表示プログラムPGは、以下に説明する(工程1)~(工程7)を含む2階実対称テンソルの表示方法(以下、テンソル表示方法という。)をコンピュータSに実行させるものである。テンソル表示方法は、(工程1)~(工程7)に説明する線分の接続方法に基づき接続された線分をコンピュータSの画面D上に表示することにより実現される。
したがって、微小長さの線分は、隣接する2個の微小領域内の2個の点を接続する線分である。
6本の第2線分Aa~Ac、Aa’~Ac ’の中から第1選択線分OAに対し最も滑らかに接続可能な1本の第2線分を第2選択線分として選択するための演算処理の具体的例について説明する。
6本の第2線分Aa~Ac、Aa’~Ac ’の中から任意の1本の第2線分(ここでは、第2線分Aaとする。)を選択する。第1選択線分OAと第2線分Aaとの方向余弦値CSaを算出する。次に他の第2線分Abを選択し、第1選択線分OAと第2線分Abとの方向余弦値CSbを算出する。このように6本全ての第2線分Aa~Ac、Aa’~Ac ’について第1選択線分OAとの方向余弦値CSa~CSc、CSa’~CSc’を各々算出する。これら6個の方向余弦値CSa~CSc、CSa’~CSc’のうち最大のものに対応する第2線分を第2選択線分として選択する。例えば、方向余弦値CSaが6個の方向余弦値のうち最大であるとき、第2選択線分として第2線分Aaを選択する。
次に、(工程7)において、(工程4)~(工程6)の繰り返しを停止し、線分の接続を終了するための所定の終了条件について説明する。例えば、ユーザにより予め線分の接続数、すなわち(工程4)~(工程6)の演算処理の繰り返し数が1000や10000等の有限に設定されている場合、その設定数に到達したときに線分の接続を終了する。また、ユーザにより演算処理の途中で停止スイッチが押され、演算処理の中断指令が入力されたときも、線分の接続を終了する。線分の接続を終了するとは、工程の実行を停止することを意味する。
なお、3次元領域内の各点における主軸ベクトル方向に延びる微小長さの線分は、各々対応する主応力値(主値)を有している。その主応力値(主値)に応じて微小長さの線分を色分け表示することで、主軸ベクトルの方向のみならずその大きさも直感的に把握し易く画面Dに表示することが可能である。主応力値(主値)の大きさや正負に応じて、所定の数値範囲ごとに分類して色分けすれば、ユーザが各点の主応力値(主値)を容易に把握することができる。
上記実施形態1においては、第1選択線分として第1線分OAを選択した場合について説明した。実施形態2では、6本の第1線分OA~OC、OA’~OC’のすべてを第1選択線分として選択する。これにより、図5に示すように、第1線分OA~OC、OA’~OC’のすべてについて第2選択線分が順次接続され、起点Oから6方向に直線又は曲線が延びることとなる。起点Oから6方向に延びる、直感的に把握し易い2階実対象テンソルの表示が可能となる。なお、上記に説明した手順以外は、実施形態1と同様であるので説明を省略する。
上記実施形態1においては、第1選択線分としてユーザの判断に基づき第1線分OAを選択した場合について説明した。実施形態3では、起点Oにおける2階実対称テンソルの3個の主応力値(主値)のうちの2個の主応力値(主値)のみが一致しその余の主応力値(主値)が一致しない場合について説明する。
(工程6の他の具体例1)
6本の第2線分Aa~Ac、Aa’~Ac ’の中から第1選択線分OAに対し最も滑らかに接続可能な1本の第2線分を第2選択線分として選択するための演算処理の他の具体例(他の具体例1)について説明する。
まず、第1選択線分(ここでは、第1線分OA。)に対応する主応力値(主値)(ここでは、主応力値(主値)sA。)と、第2線分Aa~Acに各々対応する(終点Pにおける)主応力値(主値)sa~scとの差分値da~dcを算出する。差分値da~dcの中から絶対値が最小のもの(例えば、da。)を選択し、その絶対値が最小である差分値(差分値da)に対応する第2線分を候補第2線分(例えば、第2線分Aa)と定義する。
(工程6の他の具体例2)
6本の第2線分Aa~Ac、Aa’~Ac ’の中から第1選択線分OAに対し最も滑らかに接続可能な1本の第2線分を第2選択線分として選択するための演算処理の更に他の具体例(他の具体例2)について説明する。
まず、6本の第2線分Aa~Ac、Aa’~Ac ’の中から任意の3本の第2線分を選択する。この3本の第2線分は、終点P(点A)を中心とする選択座標系(ここでは、右手座標系。)を構成する3本であり、この3本1組の第2線分を1組の第2選択線分群と定義する。
(他の所定の終了条件1)
(工程7)において、(工程4)~(工程6)の繰り返しを停止し、線分の接続を終了するための他の所定の終了条件(他の所定の終了条件1)について説明する。(工程4)~(工程6)を繰り返した結果、定義された終点Pが3次元領域の表面、すなわち立体内部でなく、立体の表面積を構成するいずれかの面の一部に到達したとき、又は3次元領域の領域外(立体外部)に到達したときに、線分の接続を終了する。なお、上記に説明した手順以外は、実施形態1と同様であるので説明を省略する。
(所定の終了条件2)
(工程7)において、(工程4)~(工程6)の繰り返しを停止し、線分の接続を終了するための更に他の所定の終了条件(他の所定の終了条件2)について説明する。(工程4)において、終点Pにおける3個の主応力値(主値)sa~scのうちの2個の主応力値(主値)(ここでは、主応力値(主値)sa、sb。)のみが一致しその余の主応力値(主値)(ここでは、主応力値(主値)sc。)が一致しない場合には、6本の第2線分Pa~Pc、Pa’~Pc ’の全てを定義しない。その代わりに、その余の主応力値(主値)scに対応する第2線分α(ここでは、第2線分Ac。)と、その第2線分αと同一直線上逆方向に延びる第2線分β(ここでは、第2線分Ac’。)と第2線分γとを定義する。ここで、第2線分γは、終点P(点A)を通り第2線分αに直交する平面PL上に定義される所定の微小長さの線分であって、終点P(点A)を起点として放射状に延びる複数の線分のうち第1選択線分との方向余弦値が最大となるものである。
(所定の終了条件3)
(工程7)において、(工程4)~(工程6)の繰り返しを停止し、線分の接続を終了するための更に他の所定の終了条件(他の所定の終了条件3)について説明する。(工程7)において、新たに起点Oとされた点における2階実対称テンソルの3個の主応力値(主値)がすべて一致した場合、線分の接続を終了する。また、(工程1)の開始前に最初にユーザが選択した起点Oにおける2階実対称テンソルの3個の主応力値(主値)がすべて一致した場合も、線分の接続を終了する(この場合、線分の接続方法を開始しない。)。なお、上記に説明した手順以外は、実施形態1と同様であるので説明を省略する。
(所定の終了条件4)
(工程7)において、(工程4)~(工程6)の繰り返しを停止し、線分の接続を終了するための更に他の所定の終了条件(他の所定の終了条件4)について説明する。(工程3)において定義された終点Pにおける2階実対称テンソルの3個の主応力値(主値)がすべて一致した場合、線分の接続を終了する。なお、上記に説明した手順以外は、実施形態1と同様であるので説明を省略する。
(所定の終了条件5)
(工程7)において、(工程4)~(工程6)の繰り返しを停止し、線分の接続を終了するための更に他の所定の終了条件(他の所定の終了条件4)について説明する。(工程7)において読み替えたことにより生成された複数の起点Oのうちいずれか2個の距離が前記所定の微小長さ以下となった場合に線分の接続を終了する。換言すれば、(工程7)において新たに起点Oとされた点が、過去に起点Oであった複数の点のうちのいずれかと線分の長さ(所定の微小長さ)以下の距離となった場合(過去に起点Oであった複数の点のうちのいずれかを中心とする半径微小長さの球体内部に存在した場合)に、線分の接続を終了する。
図7は、実施例1にかかる3次元領域V1を示す図である。この実施例1では、3次元領域V1は、1辺が10cmの立方体形状であって、その内部中心に直径3cmの空洞Nを有する立体形状である。
図11は、実施例2にかかる3次元領域V2を示す図である。この実施例2では、3次元領域V2は、1辺が10cmの立方体形状であり、その底面に頂点Qを中心とする半径2cmの扇形の亀裂Q1を有している。
図15は、実施例3にかかる3次元領域V3を示す図である。この実施例3では、3次元領域V3は、1辺が10cmの立方体形状であり、その底面に頂点Qと頂点Rとを含む辺に平行に、頂点Qから幅2cmの帯状の亀裂Q2を有している。
以下の(1)~(7)の工程を有する、3次元領域における線分の接続方法。
(1)3次元領域内において任意の1点として選択された起点Oにおける2階実対称テンソルの3個の主値の各々に対応する主軸方向に沿って延びる3本の第1線分OA、OB、OCを定義する。ここで、前記3本の第1線分は、いずれも前記起点Oから延びる所定の微小長さの線分であって、前記起点Oを中心とした右手座標系又は左手座標系のうちのいずれか一方の座標系である選択座標系を構成して3次元的に相互に直交する線分である。
(2)前記起点Oから延びる3本の所定の微小長さの第1線分OA’、OB’、OC’を定義する。ここで、前記第1線分OA’は前記第1線分OAと同一直線上逆方向に延びる線分であり、前記第1線分OB’は前記第1線分OBと同一直線上逆方向に延びる線分であり、前記第1線分OC’は前記第1線分OCと同一直線上逆方向に延びる線分である。
(3)6本の前記第1線分OA~OC、OA’~OC ’の中から1本の線分を第1選択線分として選択し、その両端点のうち起点Oでない方の端点を終点Pと定義する。
(4)前記終点Pにおける2階実対称テンソルの3個の主値の各々に対応する主軸方向に沿って延びる3本の第2線分Pa、Pb、Pcを定義する。ここで、前記3本の第2線分は、いずれも前記終点Pから延びる所定の微小長さの線分であって、前記終点Pを中心とする前記選択座標系を構成して3次元的に相互に直交する線分である。
(5)前記終点Pから延びる3本の所定の微小長さの第2線分Pa’、Pb’、Pc’を定義する。ここで、前記第2線分Pa’は前記第2線分Paと同一直線上逆方向に延びる線分であり、前記第2線分Pb’は前記第2線分Pbと同一直線上逆方向に延びる線分であり、前記第2線分Pc’は前記第2線分Pcと同一直線上逆方向に延びる線分である。
(6)6本の前記第2線分Pa~Pc、Pa’~Pc ’と前記第1選択線分とを用いた演算処理の結果に基づいて、6本の前記第2線分Pa~Pc、Pa’~Pc ’の中から前記第1選択線分に対し最も滑らかに接続可能な1本の第2線分を第2選択線分として選択し、前記第1選択線分に前記第2選択線分を接続してその余の前記第2線分を破棄する。
(7)前記第2選択線分の両端点のうち前記第1選択線分と接続された方の端点を起点Oと読み替え、反対側の端点を終点Pと読み替え、かつ、当該第2選択線分を前記第1選択線分と読み替えた後に、前記(4)~前記(6)の工程を所定の終了条件を充足するまで繰り返し実行する。
前記(3)の工程における前記第1選択線分の選択を、6本の前記第1線分OA~OC、OA’~OC ’のすべてについて実行してもよい。
前記(1)の工程において、前記起点Oにおける2階実対称テンソルの3個の主値のうちの2個の主値のみが一致しその余の主値が一致しない場合に、6本の前記第1線分OA~OC、OA’~OC ’を定義する代わりに、前記(3)の工程において、前記その余の主値に対応する前記所定の微小長さの第1線分又はその第1線分と同一直線上逆方向の前記所定の微小長さの第1線分のいずれかを前記第1選択線分としてもよい。
前記(6)の工程は、以下の(61)の工程を含んでもよい。
(61)前記第2線分と前記第1選択線分との方向余弦値を、6本の前記第2線分Pa~Pc、Pa’~Pc ’の各々について算出し、算出された6個の方向余弦値のうち最大のものに対応する第2線分を前記第2選択線分として選択する。
前記(6)の工程は、以下の(62)及び(63)の工程を含んでもよい。
(62)前記起点Oにおける第1選択線分に対応する主値と、前記終点Pにおける前記第2線分に対応する主値と、の差分値を3本の前記第2線分Pa~Pcの各々について算出し、算出された3個の差分値のうち絶対値が最小のものに対応する第2線分を候補第2線分と定義する。
(63)前記候補第2線分と前記第1選択線分との方向余弦値又は前記候補第2線分と同一直線上逆方向に延びる第2線分と前記第1選択線分との方向余弦値のうち値の大きい方の方向余弦値に対応する第2線分を前記第2選択線分として選択する。
前記(6)の工程は、以下の(64)~(69)の工程を含んでもよい。
(64)6本の前記第2線分Pa~Pc、Pa’~Pc ’の中から前記終点Pを中心とした前記選択座標系を構成する任意の3本の第2線分を1組の第2選択線分群として選択し、選択可能な24組の第2選択線分群を定義する。
(65)前記第1選択線分を含み起点Oを中心とした前記選択座標系を構成する3本の第1線分を1組の第1選択線分群として選択する。ここで、当該(65)の工程の実行が初回である場合には、前記第1選択線分を含む1組の第1選択線分群を任意に選択する。
(66)前記24組のうちの1組の前記第2選択線分群と前記1組の第1選択線分群との方向余弦値を算出する。ここで、方向余弦値の算出は、前記1組の第2選択線分群と前記1組の第1選択線分群との間で、対応する線分同士について行い、算出された3個の方向余弦値の合計値を合計指標値と定義する。
(67)前記(66)の工程を24組すべての第2選択線分群について実行し、前記合計指標値が最大となる第2選択線分群を接続線分群と定義する。
(68)前記接続線分群に含まれる3本の第2線分のうち、前記第1選択線分に対応するものを第2選択線分として選択する。
(69)前記接続線分群を前記第1選択線分群と読み替える。
前記(7)の工程において、前記所定の終了条件が以下の条件1を含んでもよい。
(条件1)起点Oが前記3次元領域の表面又はその領域外に到達したこと。
前記(7)の工程において、前記所定の終了条件が以下の条件2を含んでもよい。
(条件2)前記(4)の工程において、前記終点Pにおける2階実対称テンソルの3個の主値のうちの2個の主値のみが一致しその余の主値が一致しない場合に、6本の前記第2線分Pa~Pc、Pa’~Pc ’を定義する代わりに、以下の3本の第2線分α、β、γを定義し、
6本の前記第2線分Pa~Pc、Pa’~Pc ’の代わりに前記3本の第2線分α、β、γと前記第1選択線分とを用いて前記(6)の工程を実行したときの前記第2選択線分が前記第2線分γとなったこと。ここで、
第2線分α:前記その余の主値に対応する前記所定の微小長さの第2線分
第2線分β:前記第2線分αと同一直線上逆方向に延びる前記所定の微小長さの第2線分
第2線分γ:前記終点Pを通り前記第2線分αに直交する平面上に定義される前記所定の微小長さの線分であって、前記終点Pを起点として放射状に延びる複数の線分のうち前記第1選択線分との方向余弦値が最大となる線分。
前記(7)の工程において、前記所定の終了条件が以下の条件3を含んでもよい。
(条件3)前記(7)の工程において更新された起点Oにおける2階実対称テンソルの3個の主値がすべて一致したこと。
前記(7)の工程において、前記所定の終了条件が以下の条件4を含んでもよい。
(条件4)前記終点Pにおける2階実対称テンソルの3個の主値がすべて一致したこと。
前記(7)の工程において、前記所定の終了条件が以下の条件5を含んでもよい。
(条件5)前記(7)の工程において読み替えたことにより生成された複数の起点Oのうちいずれか2個の距離が前記所定の微小長さ以下となったこと。
上記の接続方法を用いて前記所定の微小長さの前記第1選択線分と前記所定の微小長さの前記第2選択線分とを接続し、
当該接続された複数の選択線分を前記3次元領域内に描画された直線又は曲線として表示する2階実対称テンソルの表示方法。
2階実対称テンソルの表示方法は、前記第1選択線分及び前記第2選択線分を、各々に対応する主値に応じて色分けして表示してもよい。
コンピュータに、
上記の2階実対称テンソルの表示方法を実行させる、2階実対称テンソルの表示プログラム。
CSa~CSc、CSa’~CSc’:方向余弦値
da~dc:差分値
D:画面
N:空洞
O:起点
OA~OC、OA’~OC’:第1線分
P:終点
PG:テンソル表示プログラム(プログラム)
PL:平面
Q、R:頂点
Q1、Q2:亀裂
sA~sC、sa~sc:主応力値(主値)
S:コンピュータ
V1、V2、V3:3次元領域
α、β、γ:第2線分
2:CPU
4:メモリ
Claims (14)
- コンピュータにより実行される以下の(1)~(7)の工程を有する、3次元領域における線分の接続方法。
(1)3次元領域内において任意の1点として選択された起点Oにおける2階実対称テンソルの3個の主値の各々に対応する主軸方向に沿って延びる3本の第1線分OA、OB、OCを定義する。ここで、前記3本の第1線分は、いずれも前記起点Oから延びる所定の微小長さの線分であって、前記起点Oを中心とした右手座標系又は左手座標系のうちのいずれか一方の座標系である選択座標系を構成して3次元的に相互に直交する線分である。
(2)前記起点Oから延びる3本の所定の微小長さの第1線分OA’、OB’、OC’を定義する。ここで、前記第1線分OA’は前記第1線分OAと同一直線上逆方向に延びる線分であり、前記第1線分OB’は前記第1線分OBと同一直線上逆方向に延びる線分であり、前記第1線分OC’は前記第1線分OCと同一直線上逆方向に延びる線分である。
(3)6本の前記第1線分OA~OC、OA’~OC ’の中から1本の線分を第1選択線分として選択し、その両端点のうち起点Oでない方の端点を終点Pと定義する。
(4)前記終点Pにおける2階実対称テンソルの3個の主値の各々に対応する主軸方向に沿って延びる3本の第2線分Pa、Pb、Pcを定義する。ここで、前記3本の第2線分は、いずれも前記終点Pから延びる所定の微小長さの線分であって、前記終点Pを中心とする前記選択座標系を構成して3次元的に相互に直交する線分である。
(5)前記終点Pから延びる3本の所定の微小長さの第2線分Pa’、Pb’、Pc’を定義する。ここで、前記第2線分Pa’は前記第2線分Paと同一直線上逆方向に延びる線分であり、前記第2線分Pb’は前記第2線分Pbと同一直線上逆方向に延びる線分であり、前記第2線分Pc’は前記第2線分Pcと同一直線上逆方向に延びる線分である。
(6)6本の前記第2線分Pa~Pc、Pa’~Pc ’と前記第1選択線分とを用いた演算処理の結果に基づいて、6本の前記第2線分Pa~Pc、Pa’~Pc ’の中から前記第1選択線分に対し最も滑らかに接続可能な1本の第2線分を第2選択線分として選択し、前記第1選択線分に前記第2選択線分を接続してその余の前記第2線分を破棄する。
(7)前記第2選択線分の両端点のうち前記第1選択線分と接続された方の端点を起点Oと読み替え、反対側の端点を終点Pと読み替え、かつ、当該第2選択線分を前記第1選択線分と読み替えた後に、前記(4)~前記(6)の工程を所定の終了条件を充足するまで繰り返し実行する。 - 前記(3)の工程における前記第1選択線分の選択を、6本の前記第1線分OA~OC、OA’~OC ’のすべてについて実行する、請求項1に記載の3次元領域における線分の接続方法。
- 前記(1)の工程において、前記起点Oにおける2階実対称テンソルの3個の主値のうちの2個の主値のみが一致しその余の主値が一致しない場合に、6本の前記第1線分OA~OC、OA’~OC ’を定義する代わりに、前記(3)の工程において、前記その余の主値に対応する前記所定の微小長さの第1線分又はその第1線分と同一直線上逆方向の前記所定の微小長さの第1線分のいずれかを前記第1選択線分とする、請求項1に記載の線分の接続方法。
- 前記(6)の工程は、以下の(61)の工程を含む、請求項1に記載の3次元領域における線分の接続方法。
(61)前記第2線分と前記第1選択線分との方向余弦値を、6本の前記第2線分Pa~Pc、Pa’~Pc ’の各々について算出し、算出された6個の方向余弦値のうち最大のものに対応する第2線分を前記第2選択線分として選択する。 - 前記(6)の工程は、以下の(62)及び(63)の工程を含む、請求項1に記載の3次元領域における線分の接続方法。
(62)前記起点Oにおける第1選択線分に対応する主値と、前記終点Pにおける前記第2線分に対応する主値と、の差分値を3本の前記第2線分Pa~Pcの各々について算出し、算出された3個の差分値のうち絶対値が最小のものに対応する第2線分を候補第2線分と定義する。
(63)前記候補第2線分と前記第1選択線分との方向余弦値又は前記候補第2線分と同一直線上逆方向に延びる第2線分と前記第1選択線分との方向余弦値のうち値の大きい方の方向余弦値に対応する第2線分を前記第2選択線分として選択する。 - 前記(6)の工程は、以下の(64)~(69)の工程を含む、請求項1に記載の3次元領域における線分の接続方法。
(64)6本の前記第2線分Pa~Pc、Pa’~Pc ’の中から前記終点Pを中心とした前記選択座標系を構成する任意の3本の第2線分を1組の第2選択線分群として選択し、選択可能な24組の第2選択線分群を定義する。
(65)前記第1選択線分を含み起点Oを中心とした前記選択座標系を構成する3本の第1線分を1組の第1選択線分群として選択する。ここで、当該(65)の工程の実行が初回である場合には、前記第1選択線分を含む1組の第1選択線分群を任意に選択する。
(66)前記24組のうちの1組の前記第2選択線分群と前記1組の第1選択線分群との方向余弦値を算出する。ここで、方向余弦値の算出は、前記1組の第2選択線分群と前記1組の第1選択線分群との間で、対応する線分同士について行い、算出された3個の方向余弦値の合計値を合計指標値と定義する。
(67)前記(66)の工程を24組すべての第2選択線分群について実行し、前記合計指標値が最大となる第2選択線分群を接続線分群と定義する。
(68)前記接続線分群に含まれる3本の第2線分のうち、前記第1選択線分に対応するものを第2選択線分として選択する。
(69)前記接続線分群を前記第1選択線分群と読み替える。 - 前記(7)の工程において、前記所定の終了条件が以下の条件1を含む、請求項1に記載の線分の接続方法。
(条件1)起点Oが前記3次元領域の表面又はその領域外に到達したこと。 - 前記(7)の工程において、前記所定の終了条件が以下の条件2を含む、請求項1に記載の線分の接続方法。
(条件2)前記(4)の工程において、前記終点Pにおける2階実対称テンソルの3個の主値のうちの2個の主値のみが一致しその余の主値が一致しない場合に、6本の前記第2線分Pa~Pc、Pa’~Pc ’を定義する代わりに、以下の3本の第2線分α、β、γを定義し、
6本の前記第2線分Pa~Pc、Pa’~Pc ’の代わりに前記3本の第2線分α、β、γと前記第1選択線分とを用いて前記(6)の工程を実行したときの前記第2選択線分が前記第2線分γとなったこと。ここで、
第2線分α:前記その余の主値に対応する前記所定の微小長さの第2線分
第2線分β:前記第2線分αと同一直線上逆方向に延びる前記所定の微小長さの第2線分
第2線分γ:前記終点Pを通り前記第2線分αに直交する平面上に定義される前記所定の微小長さの線分であって、前記終点Pを起点として放射状に延びる複数の線分のうち前記第1選択線分との方向余弦値が最大となる線分。 - 前記(7)の工程において、前記所定の終了条件が以下の条件3を含む、請求項1に記載の線分の接続方法。
(条件3)前記(7)の工程において更新された起点Oにおける2階実対称テンソルの3個の主値がすべて一致したこと。 - 前記(7)の工程において、前記所定の終了条件が以下の条件4を含む、請求項1に記載の線分の接続方法。
(条件4)前記終点Pにおける2階実対称テンソルの3個の主値がすべて一致したこと。 - 前記(7)の工程において、前記所定の終了条件が以下の条件5を含む、請求項1に記載の線分の接続方法。
(条件5)前記(7)の工程において読み替えたことにより生成された複数の起点Oのうちいずれか2個の距離が前記所定の微小長さ以下となったこと。 - 請求項1から請求項11のうちいずれか1項に記載の線分の接続方法を用いて前記所定の微小長さの前記第1選択線分と前記所定の微小長さの前記第2選択線分とを接続し、
当該接続された複数の選択線分を前記3次元領域内に描画された直線又は曲線としてコンピュータにより表示する2階実対称テンソルの表示方法。 - 前記第1選択線分及び前記第2選択線分を、各々に対応する主値に応じて色分けしてコンピュータにより表示する、請求項12に記載の2階実対称テンソルの表示方法。
- コンピュータに、
請求項12又は請求項13に記載の2階実対称テンソルの表示方法を実行させる、2階実対称テンソルの表示プログラム。
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|---|---|---|---|
| PCT/JP2021/002925 WO2022162807A1 (ja) | 2021-01-27 | 2021-01-27 | 線分の接続方法、2階実対称テンソルの表示方法、及び、2階実対称テンソルの表示プログラム |
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|---|---|
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| JP2009110073A (ja) | 2007-10-26 | 2009-05-21 | Toyota Motor Corp | 設計支援装置、設計支援方法、および設計支援プログラム |
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