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JP7550422B2 - ドローンポート - Google Patents
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JP7550422B2 - ドローンポート - Google Patents

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Description

本開示は、ドローンが着陸する可搬式のドローンポートに関するものである。
従来、起伏のある場所で物流用ドローンが離着陸することができる可搬式ドローンポートが知られている(例えば、特許文献1参照)。可搬式ドローンポートは、水平面を保持可能な離着陸ポートと、離着陸ポートの外側を囲むフェンスと、フェンスに固定して水平に展張したマーカーシートとを備えている。
特開2020-117118号公報
ドローンがドローンポートに着陸する場合、突風等の外的要因により、ドローンが転覆する可能性がある。特に、ドローンポートが船舶上に設置される場合、波等によって船舶が動揺することから、ドローンが転覆し易いものとなる。また、ドローンポートが船舶等の移動体上に設置される場合、ドローンとの間で相対的な速度差が生じることから、ドローンが転覆し易いものとなる。
そこで、本開示は、ドローンの着陸時における転覆を抑制することができるドローンポートを提供することを課題とする。
本開示のドローンポートは、ドローンの着陸面上に設けられる可搬式のドローンポートにおいて、前記着陸面上を被覆し、異なる大きさのマーカーが設けられる被覆部を、備え、前記被覆部は、前記被覆部上に着陸する前記ドローンを、前記被覆部上に拘束する拘束部を有する。
本開示によれば、ドローンの着陸時における転覆を抑制することができる。
図1は、実施形態1に係るドローンポートの設置の一例を示す概略構成図である。 図2は、実施形態1に係るドローンポートを模式的に示す平面図である。 図3は、実施形態1に係るドローンポートを模式的に示す側面図である。 図4は、実施形態2に係るドローンポートを模式的に示す側面図である。 図5は、実施形態3に係るドローンポートを模式的に示す平面図である。 図6は、実施形態3に係るドローンポートを模式的に示す側面図である。 図7は、実施形態4に係るドローンポートを模式的に示す側面図である。 図8は、実施形態5に係るドローンポートを模式的に示す平面図である。 図9は、実施形態6に係るドローンポートを模式的に示す平面図である。
以下に、本開示に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能であり、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせることも可能である。
[実施形態1]
実施形態1に係るドローンポート1は、ドローン4が着陸する着陸面上に設置される可搬式のポートである。実施形態1に係るドローン4は、無人航空機であり、ヘリコプタ等の垂直離着陸機を含むものである。実施形態1では、ドローン4として、無人のヘリコプタを例に説明するが、ヘリコプタに特に限定されず、無人航空機としてのドローン4であれば、何れのドローン4であってもよい。
(ドローンポート)
図1は、実施形態1に係るドローンポートの設置の一例を示す概略構成図である。図2は、実施形態1に係るドローンポートを模式的に示す平面図である。図3は、実施形態1に係るドローンポートを模式的に示す側面図である。図1に示すように、ドローンポート1は、水上を移動する移動体としての船舶5上に設置されている。このため、ドローン4は、相対的に移動する船舶5に着陸する。なお、実施形態1では、ドローンポート1を船舶5に設けたが、船舶5に特に限定されず、地上を移動する移動体としての車両等に設けられてもよいし、移動しない設備、地面に設けられてもよい。
図2及び図3に示すように、ドローンポート1は、着陸面上を被覆するポート本体(被覆部)11を備えている。ポート本体11は、異なる大きさの複数のマーカー7が設けられている。実施形態1において、各マーカー7は、例えば白黒の2色で色分けされたARマーカーであり、正方形状のマーカーである。このマーカー7は、ドローン4をドローンポート1の所定の着陸位置に着陸させるための指標となっており、ドローン4に設けられたカメラ6によりマーカー7を撮像し、画像処理を行うことで、着陸位置を捕捉している。なお、マーカー7は、ARマーカーに限らず、画像処理により着陸位置を捕捉する可能なマーカーであればよい。
複数のマーカー7は、複数の小マーカー72と、複数の大マーカー74とを含む。複数の小マーカー72は、ポート本体11の中央部に設けられ、互いに中心位置が異なるように並べて配置されている。複数の小マーカー72は、行列状に配置されており、例えば、図2に示すように、5行3列に配置されている。なお、図2では、複数の小マーカー72が5行3列に配置される例を示しているが、行数及び列数は、特に限定されない。また、複数の小マーカー72は、行列状に配置される必要はなく、散点的に配置されてもよい。すなわち、隣り合う小マーカー72同士の距離が一定である必要はない。
複数の大マーカー74は、ポート本体11の周縁部に設けられ、複数の小マーカー72を囲むように配置されている。大マーカー74は、小マーカー72よりも大きなサイズとなっている。複数の大マーカー74は、互いに中心位置が異なるように並べて配置され、また、小マーカー72と中心位置が異なるように配置されている。複数の大マーカー74は、行列状に配置されており、例えば、図2に示すように、2行2列に配置されている。なお、図2では、複数の大マーカー74が2行2列に配置される例を示しているが、行数及び列数は、特に限定されない。また、複数の大マーカー74は、行列状に配置される必要はなく、散点的に配置されてもよい。すなわち、隣り合う大マーカー74同士の距離が一定である必要はない。
複数の小マーカー72及び複数の大マーカー74が設けられたポート本体11は、複数のポート片(被覆片)13と、複数のポート片13を結合する結合部材14と、を有している。ポート片13は、矩形状に形成されている。複数のポート片13は、行列状に配置されており、例えば、図2に示すように、5行7列に配置されている。図2では、複数のポート片13の大きさが異なる大きさとなっているが、同じ大きさとしてもよく、特に限定されない。複数のポート片13は、行列状に配置することで、複数の小マーカー72及び複数の大マーカー74を形成する。
各小マーカー72は、単一のポート片13に形成されている。このため、各小マーカー72は、分割されることがないことから、カメラ6によるマーカー7の認識に影響を及ぼすことを抑制している。一方で、各大マーカー74は、複数のポート片13によって形成されている。このため、各大マーカー74は、可搬性を向上させている。なお、実施形態1では、各大マーカー74は、4つのポート片13によって形成されている。
複数のポート片13は、行列状に配置することで、小マーカー72及び大マーカー74を形成することから、複数のポート片13には、小マーカー72及び大マーカー74を適切に形成するための配置用番号が付されている。配置用番号としては、図2に示すように、行列表記が用いられる。つまり、行として、1から5の数字を付すと共に、列として、AからGの文字を付している。このため、配置用番号としては、例えば、左上のポート片13に「1A」が付され、右下のポート片13に「5G」が付される。
結合部材14は、例えば、結束バンドが用いられる。結合部材14は、ポート片13に形成された貫通孔17に挿通される。結合部材14は、隣接するポート片13の貫通孔17同士に挿通されて結束されることにより、隣接するポート片13同士を結合している。なお、結合部材14として、結束バンドを適用して説明したが、ポート片13同士を結合可能な部材であれば、何れの部材であってもよい。また、貫通孔17は、カメラ6による画像処理に影響を与えない大きさとなっており、マーカー7を避けて形成されている。
また、図3に示すように、ポート本体11(複数のポート片13)は、平板21と、拘束部としての面ファスナ22とを有している。
平板21は、例えば、アクリル板または塩ビ板等の剛性を有する板材が用いられる。平板21は、ドローン4の着陸時におけるダウンウォッシュによるポート本体11のバタつきを抑制している。このため、平板21は、ポート本体11のバタつきを抑制可能な重量及び剛性となっている。
面ファスナ22は、ポート本体11上に着陸するドローン4を、ポート本体11に拘束するものである。面ファスナ22は、耐水性、耐候性、防汚性を有するものが好ましい。面ファスナ22は、例えば、フック側の面ファスナ22aと、ループ側の面ファスナ22bとからなるものである。面ファスナ22は、面ファスナ22a,22bの一方側が、ポート本体11に設けられ、面ファスナ22a,22bの他方側が、ドローン4に設けられる。
一方側の面ファスナ22a,22bは、ポート本体11の上方側の全面に設けられている。このため、ポート本体11に形成される小マーカー72及び大マーカー74は、一方側の面ファスナ22a,22bによって形成されている。ポート本体11の上方側の全面に一方側の面ファスナ22a,22bを設けることで、ドローン4がポート本体11のいずれの着陸位置に着陸する場合であっても、ドローン4をポート本体11上に拘束可能となる。また、一方側の面ファスナ22a,22bは、接着剤を介して平板21の上面に接合されている。平板21の上面は平坦面であることから、一方側の面ファスナ22a,22bは、その上面が平坦面となる。
他方側の面ファスナ22a,22bは、ドローンポート1に接地するドローン4の脚部の接地面に設けられる。具体的に、ドローン4の脚部には、他方側の面ファスナ22a,22bが設けられる受け板25が設けられている。受け板25は、下方側の底面(接地面)が平坦面となっている。他方側の面ファスナ22a,22bは、接着剤を介して受け板25の底面に接合されている。受け板25の底面は平坦面であることから、他方側の面ファスナ22a,22bは、その下面が平坦面となる。なお、ドローン4の接地面は平坦面に特に限定されない。
面ファスナ22は、一方側の面ファスナ22a,22bの上面と、他方側の面ファスナ22a,22bの下面とが平坦面となっている。このため、ドローン4の着陸時において、面ファスナ22は、面接触により接合することで、ドローン4はポート本体11に面着する。
上記のようなドローンポート1において、ドローン4は、着陸時において、ポート本体11に設けられたマーカー7を指標として、ポート本体11上の所定の着陸位置に着陸する。ドローン4は、ポート本体11上に着陸すると、面ファスナ22a,22b同士が面着することで接合する。これにより、ドローン4は、ポート本体11上に拘束される。
ドローン4は、離陸時において、面ファスナ22a,22b同士を引き剥がすことが可能な揚力を得られる場合、ポート本体11上から離陸する。一方で、ドローン4は、離陸時において、面ファスナ22a,22b同士を引き剥がすことが困難な場合、ドローン4の着陸後において、面ファスナ22a,22b同士を引き剥がして、ドローン4をポート本体11から離脱させ、船舶5に別途設けられた拘束装置を用いて拘束する。ドローン4は、離陸時において、拘束装置による拘束が解除されて離陸する。
なお、実施形態1では、ポート本体11にドローン4を拘束する拘束部として、面ファスナ22を適用したが、面ファスナ22に代えて、電磁石を用いた機構を適用してもよい。例えば、ポート本体11に設けられる一方側の面ファスナ22a,22bに代えて、鋼板等の磁性を有する磁性材料を配置し、ドローン4に設けられる他方側の面ファスナ22a,22bに代えて、電磁石を配置する。ドローン4の着陸時においては、電磁石を励磁させることで、ポート本体11上の磁性材料に着磁させる。一方で、ドローン4の離陸時においては、電磁石の着磁を解除してドローン4を離陸させる。
[実施形態2]
次に、図4を参照して、実施形態2に係るドローンポート31について説明する。なお、実施形態2では、重複した記載を避けるべく、実施形態1と異なる部分について説明し、実施形態1と同様の構成である部分については、同じ符号を付して説明する。図4は、実施形態2に係るドローンポートを模式的に示す側面図である。
(ドローンポート)
図4に示すように、実施形態2のドローンポート31は、平板21に、排水流路となる溝32が形成されている。ドローンポート31に、雨や海水等の水が降りかかる場合、溝32は、降りかかった水をドローンポート31外に排水する。
[実施形態3]
次に、図5及び図6を参照して、実施形態3に係るドローンポート41について説明する。なお、実施形態3では、重複した記載を避けるべく、実施形態1及び2と異なる部分について説明し、実施形態1及び2と同様の構成である部分については、同じ符号を付して説明する。図5は、実施形態3に係るドローンポートを模式的に示す平面図である。図6は、実施形態3に係るドローンポートを模式的に示す側面図である。
(ドローンポート)
図5及び図6に示すように、ドローンポート41は、着陸面上を被覆するポートシート42と、ポートシート42に形成された多数の貫通孔47と、重り43と、収容部44と、緩衝シート45と、を備えている。
ポートシート42は、実施形態1と同様に、異なる大きさの複数のマーカー7が設けられている。なお、複数のマーカー7については、実施形態1と同様であり、実施形態1のポート本体11を、実施形態3のポートシート42に読み替えることで、実施形態3の構成となることから、説明を省略する。
ポートシート42は、着陸面上を被覆するシート状に形成されており、矩形状となっている。ポートシート42は、防水性を有するターポリンが適用されている。複数のマーカー7は、ポートシート42に印刷されたものとなっている。多数の貫通孔47は、ポートシート42に貫通形成されている。多数の貫通孔47は、同じ大きさの孔となっており、ポートシート42に均等に配置されている。つまり、多数の貫通孔47は、ポートシート42上に印刷されたマーカー7にも形成されている。このため、貫通孔47は、カメラ6によるマーカー7の画像処理に影響を与えない大きさとなっている。多数の貫通孔47は、例えば、行列状に配置されている。
収容部44は、矩形状となるポートシート42の周縁の四辺にそれぞれ設けられる。収容部44は、重り43を収容する筒状の袋となっている。収容部44は、重り43を着脱自在に収容する。収容部44は、辺に沿って延在して設けられる。重り43は、鉄棒等の棒状に形成され、収容部44に収容される。このため、ドローンポート41の使用時において、重り43は、収容部44に収容される一方で、ドローンポート41の不使用時において、重り43は、収容部44から取り出される。このため、重り43が取り出されたドローンポート41は、折り畳むことでコンパクトにすることが可能となる。
多数の貫通孔47及び重り43は、ドローン4の着陸時におけるダウンウォッシュによるポートシート42のバタつきを抑制している。このため、重り43は、ポートシート42のバタつきを抑制可能な重量となっている。
図6に示すように、緩衝シート45は、ポートシート42と着陸面との間に設けられ、ドローン4の着陸による衝撃を吸収する。緩衝シート45は、ゴム等の緩衝材を用いてシート状に形成されている。緩衝シート45は、ポートシート42に被覆された状態となっている。このため、ポートシート42は、緩衝シート45に対して自由状態となっている。
上記のようなドローンポート41において、ドローン4は、着陸時において、ポートシート42に設けられたマーカー7を指標として、ポートシート42上の所定の着陸位置に着陸する。ポートシート42は、ドローン4の着陸時にダウンウォッシュが生じても、ポートシート42に形成された多数の貫通孔47を介して気流が流通することで、ポートシート42のバタつきが抑制される。また、ポートシート42の周縁は、重り43によって抑えられているため、ドローン4の着陸時にダウンウォッシュが生じても、ポートシート42のバタつきが抑制される。
ドローン4は、離陸時において、ポートシート42上から離陸する。なお、ドローン4は、着陸後において、ポートシート42から離脱させ、船舶5に別途設けられた拘束装置を用いて拘束してもよい。ドローン4は、離陸時において、拘束装置による拘束が解除されて離陸してもよい。
[実施形態4]
次に、図7を参照して、実施形態4に係るドローンポート51について説明する。なお、実施形態4では、重複した記載を避けるべく、実施形態1から3と異なる部分について説明し、実施形態1から3と同様の構成である部分については、同じ符号を付して説明する。図7は、実施形態4に係るドローンポートを模式的に示す側面図である。
(ドローンポート)
図7に示すように、実施形態4のドローンポート51は、実施形態3のポートシート42上に、面ファスナ52が設けられている。面ファスナ52は、実施形態1の面ファスナ22における一方側の面ファスナ22a,22bと同様のものである。このため、ドローン4には、実施形態1と同様に、他方側の面ファスナ22a,22bが設けられている。ドローン4の着陸時において、面ファスナ52は、ドローン4の他方側の面ファスナ22a,22bが面接触により接合することで、ドローン4はポートシート42に面着し拘束される。なお、面ファスナ52によって、ポートシート42に形成された多数の貫通孔47が閉塞されないように、面ファスナ52には、ポートシート42の多数の貫通孔47に対応する多数の貫通孔が形成されている。
[実施形態5]
次に、図8を参照して、実施形態5に係るドローンポート61について説明する。なお、実施形態5では、重複した記載を避けるべく、実施形態1から4と異なる部分について説明し、実施形態1から4と同様の構成である部分については、同じ符号を付して説明する。図8は、実施形態5に係るドローンポートを模式的に示す平面図である。
(ドローンポート)
図8に示すように、実施形態5のドローンポート61は、実施形態3のポートシート42に形成される多数の貫通孔47の大きさが異なる大きさとなっている。具体的に、多数の貫通孔47は、ポートシート42の中央部における貫通孔47aの大きさが小さく、ポートシート42の周縁部における貫通孔47bの大きさが大きいものとなっている。なお、貫通孔47は、ポートシート42の中央部から周縁部へ向かって、段階的に大きくなっていてもよいし、連続的に大きくなっていてもよい。
ポートシート42は、ドローン4の着陸時にダウンウォッシュが生じても、ポートシート42に形成された多数の貫通孔47を介して気流が流通する。このとき、ポートシート42の周縁部における貫通孔47を大きくすることで、ポートシート42の周縁部からポートシート42の下側に潜り込んだ気流を容易に流通させることができ、ポートシート42の周縁部におけるバタつきが好適に抑制される。
[実施形態6]
次に、図9を参照して、実施形態6に係るドローンポート71について説明する。なお、実施形態6では、重複した記載を避けるべく、実施形態1から5と異なる部分について説明し、実施形態1から5と同様の構成である部分については、同じ符号を付して説明する。図9は、実施形態6に係るドローンポートを模式的に示す平面図である。
(ドローンポート)
図9に示すように、実施形態6のドローンポート71は、実施形態3のポートシート42に形成される多数の貫通孔47が、一部の領域のみに設けられている。具体的に、ポートシート42を、ポートシート42の中央部における領域E1と、ポートシート42の周縁部における領域E2とに分けると、多数の貫通孔47は、領域E2に設けられている。つまり、多数の貫通孔47は、ポートシート42の周縁部のみに設けられる。
ポートシート42は、ドローン4の着陸時にダウンウォッシュが生じても、ポートシート42に形成された多数の貫通孔47を介して気流が流通する。このとき、ポートシート42の周縁部からポートシート42の下側に気流が潜り込みやすいことから、ポートシート42の周縁部に貫通孔47を設けることで、ポートシート42の周縁部におけるバタつきが好適に抑制される。
以上のように、実施形態に記載のドローンポート1,31,41,51,61,71は、例えば、以下のように把握される。
第1の態様に係るドローンポート1,31,51は、ドローン4の着陸面上に設けられる可搬式のドローンポート1,31,51において、前記着陸面上を被覆し、異なる大きさのマーカー7が設けられる被覆部(ポート本体11、ポートシート42)を、備え、前記被覆部は、前記被覆部上に着陸する前記ドローン4を、前記被覆部に拘束する拘束部(面ファスナ22、面ファスナ52)を有する。
この構成によれば、ドローンポート1,31,51の被覆部上に着陸するドローン4を、拘束部により拘束することができるため、ドローン4の着陸時における転覆を抑制することができる。
第2の態様として、前記ドローン4は、前記被覆部上への着陸により前記被覆部に接地する接地面を有し、前記拘束部は、前記被覆部の上面と前記接地面とを面着により接合する。
この構成によれば、被覆部の上面にドローン4が着陸することで、拘束部による面着によってドローン4を被覆部上に容易に拘束でき、また、接触面積を大きなものにできるため、ドローン4の被覆部上における拘束を適切に行うことができる。
第3の態様として、前記拘束部は、前記被覆部に設けられる一方側の面ファスナ22a,22bを有する面ファスナ22である。
この構成によれば、拘束部として面ファスナ22を適用することができるため、簡易な構成によりドローン4を被覆部上に拘束することができる。
第4の態様として、前記一方側の面ファスナ22a,22bは、前記被覆部の全面に設けられると共に、前記マーカー7を形成している。
この構成によれば、マーカー7を適切に形成しつつ、被覆部上におけるいずれの位置においても、ドローン4の拘束を適切に行うことができる。
第5の態様として、前記被覆部は、前記一方側の面ファスナ22a,22bと前記着陸面との間に設けられ、前記一方側の面ファスナ22a,22bに接合される平板21を、さらに有する。
この構成によれば、平板21により、被覆部のバタつきを抑制することができるため、被覆部上へのドローン4の着陸を好適に行うことができる。
第6の態様として、前記平板21は、排水流路となる溝32を有する。
この構成によれば、被覆部に雨や海水等の水が降りかかった場合であっても、降りかかった水を被覆部から溝32を介して好適に排水することができる。
第7の態様として、前記被覆部は、複数に分割された被覆片(ポート片13)と、複数の前記被覆片を結合する結合部材14と、を有する。
この構成によれば、被覆部を、複数の被覆片に分割して搬送することが可能となるため、より可搬性を高めることができる。
第8の態様として、前記マーカー7は、小マーカー72と、前記小マーカー72よりも大きい大マーカー74とを含み、前記小マーカー72は、単一の前記被覆片に設けられ、前記大マーカー74は、複数の前記被覆片によって形成される。
この構成によれば、小マーカー72は分割されることがないことから、小マーカー72に対する認識に影響を及ぼすことを抑制することができる。また、大マーカー74は、複数の被覆片によって形成されるため、大マーカー74に対応する被覆部の可搬性を向上させることができる。
第9の態様として、前記被覆部は、多数の貫通孔47が形成される。
この構成によれば、ドローン4の着陸時においてダウンウォッシュが発生しても、多数の貫通孔47を介して気流を流通させることにより、被覆部のバタつきを抑制することができる。
第10の態様に係るドローンポート41,51,61,71は、ドローン4の着陸面上に設けられる可搬式のドローンポート41,51,61,71において、前記着陸面上を被覆するシート状に形成され、異なる大きさのマーカー7が設けられるポートシート42と、前記ポートシート42に形成された多数の貫通孔47と、を備える。
この構成によれば、ドローン4の着陸時においてダウンウォッシュが発生しても、多数の貫通孔47を介して気流を流通させることにより、ポートシート42のバタつきを抑制することができる。
第11の態様として、前記ポートシート42の周縁部に設けられる重りと、前記ポートシート42に設けられ、前記重り43を収容する収容部44と、をさらに備える。
この構成によれば、ドローン4の着陸時においてダウンウォッシュが発生しても、重り43により、ポートシート42のバタつきを抑制することができる。
第12の態様として、前記ポートシート42と前記着陸面との間に設けられ、前記ドローン4の着陸による衝撃を吸収する緩衝シート45を、さらに備える。
この構成によれば、緩衝シート45によりドローン4の着陸による衝撃を吸収することができる。
第13の態様として、前記ポートシートは、ターポリンである。
この構成によれば、防水性を有する安価な材料を用いてポートシートを形成することができる。
第14の態様として、前記多数の貫通孔47は、前記ポートシート42の中央部における孔の大きさが小さく、前記ポートシート42の周縁部における孔の大きさが大きい。
この構成によれば、ドローン4の着陸時においてダウンウォッシュが発生しても、ポートシート42の周縁部におけるバタつきを好適に抑制することができる。
第15の態様として、前記多数の貫通孔47は、前記ポートシート42の周縁部のみに設けられる。
この構成によれば、ドローン4の着陸時においてダウンウォッシュが発生しても、ポートシート42の周縁部におけるバタつきを好適に抑制することができる。
1 ドローンポート(実施形態1)
4 ドローン
5 船舶
7 マーカー
11 ポート本体
13 ポート片
14 結合部材
17 貫通孔
21 平板
22,22a,22b 面ファスナ
25 受け板
31 ドローンポート(実施形態2)
32 溝
41 ドローンポート(実施形態3)
42 ポートシート
43 重り
44 収容部
45 緩衝シート
47 貫通孔
51 ドローンポート(実施形態4)
52 面ファスナ
61 ドローンポート(実施形態5)
71 ドローンポート(実施形態6)
72 小マーカー
74 大マーカー

Claims (13)

  1. ドローンの着陸面上に設けられる可搬式のドローンポートにおいて、
    前記着陸面上を被覆し、異なる大きさのマーカーが設けられる被覆部を、備え、
    前記被覆部は、前記被覆部上に着陸する前記ドローンを、前記被覆部に拘束する拘束部と、
    複数に分割された被覆片と、
    複数の前記被覆片を結合する結合部材と、を有し、
    前記マーカーは、小マーカーと、前記小マーカーよりも大きい大マーカーとを含み、
    前記小マーカーは、単一の前記被覆片に設けられ、
    前記大マーカーは、複数の前記被覆片によって形成されるドローンポート。
  2. 前記ドローンは、前記被覆部上への着陸により前記被覆部に接地する接地面を有し、
    前記拘束部は、前記被覆部の上面と前記接地面とを面着により接合する請求項1に記載のドローンポート。
  3. 前記拘束部は、前記被覆部に設けられる一方側の面ファスナを有する面ファスナである請求項1または2に記載のドローンポート。
  4. 前記一方側の面ファスナは、前記被覆部の全面に設けられると共に、前記マーカーを形成している請求項3に記載のドローンポート。
  5. 前記被覆部は、
    前記一方側の面ファスナと前記着陸面との間に設けられ、前記一方側の面ファスナに接合される平板を、さらに有する請求項3または4に記載のドローンポート。
  6. 前記平板は、排水流路となる溝を有する請求項5に記載のドローンポート。
  7. 前記被覆部は、多数の貫通孔が形成される請求項1から4のいずれか1項に記載のドローンポート。
  8. ドローンの着陸面上に設けられる可搬式のドローンポートにおいて、
    前記着陸面上を被覆するシート状に形成され、異なる大きさのマーカーが設けられるポートシートと、
    前記ポートシートに形成され、前記ポートシートのバタつきを抑制するための多数の貫通孔と、を備え
    前記貫通孔の大きさは、前記マーカーの画像処理により着陸位置を捕捉可能な大きさとなっているドローンポート。
  9. 前記ポートシートの周縁部に設けられる重りと、
    前記ポートシートに設けられ、前記重りを収容する収容部と、をさらに備える請求項に記載のドローンポート。
  10. 前記ポートシートと前記着陸面との間に設けられ、前記ドローンの着陸による衝撃を吸収する緩衝シートを、さらに備える請求項またはに記載のドローンポート。
  11. 前記ポートシートは、ターポリンである請求項から10のいずれか1項に記載のドローンポート。
  12. 前記多数の貫通孔は、前記ポートシートの中央部における孔の大きさが小さく、前記ポートシートの周縁部における孔の大きさが大きい請求項から11のいずれか1項に記載のドローンポート。
  13. 前記多数の貫通孔は、前記ポートシートの周縁部のみに設けられる請求項から11のいずれか1項に記載のドローンポート。
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