JP7556331B2 - 車載装置 - Google Patents
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Description
最初に本開示の実施態様を列挙して説明する。以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
本開示の実施形態に係る電源システムの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
<電源システムの構成>
図1は、実施形態1における電源システム1の要部構成を示すブロック図である。電源システム1は車両Mに搭載されている。電源システム1は、直流電源10、ECU(Electronic Control Unit)11、センサ12及び負荷E1を備える。直流電源10は例えばバッテリである。負荷E1は電気機器である。ECU11は、溶断検知回路20、マイクロコンピュータ21及びヒューズF1を有する。以下では、マイクロコンピュータをマイコンと記載する。ECU11は車載装置として機能する。
図2はヒューズF1の配置の説明図である。ECU11は矩形状の基板Bを有する。基板Bの主面に、溶断検知回路20、マイコン21及びヒューズF1が配置されている。板に関して、主面は、幅が広い面であり、端面とは異なる。
図3はヒューズF1の取り付けの説明図である。図3には、ヒューズF1の外観と、基板Bの断面とが示されている。ヒューズF1では、一面が開放された中空の直方体状の収容箱30内に、棒状の第1端子31及び第2端子32が収容されている。第1端子31及び第2端子32それぞれの一方の端部は、収容箱30の開放面から外側に突出している。
図1に示すように、溶断検知回路20は、検知スイッチ50、第1検知抵抗51、第2検知抵抗52及び第3検知抵抗53を有する。検知スイッチ50はPNP型のバイポーラトランジスタである。検知スイッチ50のエミッタは、ヒューズF1の上流ノードに接続されている。検知スイッチ50のベースは、第1検知抵抗51の一端に接続されている。第1検知抵抗51の他端はヒューズF1の下流ノードに接続されている。
Vn=(Vu-Vbe1)・Re1/(R51+Re1)
図4は溶断検知回路20の動作を説明するためのタイミングチャートである。図4には、ヒューズ電圧、検知スイッチ50の状態、及び、溶断検知回路20の出力電圧それぞれの推移が示されている。各推移の横軸には時間が示されている。前述したように、ヒューズF1の上流電圧はVuによって表されている。電圧閾値及び基準電圧それぞれは、Vth及びVrによって表されている。第2検知抵抗52及び第3検知抵抗53が上流電圧Vuを分圧することによって得られる分圧電圧はVdによって表されている。
ECU11では、ヒューズF1が溶断された場合、溶断検知回路20は、基準電圧Vr以上の電圧を出力する。マイコン21はヒューズF1の溶断を報知する。従って、人が目視でヒューズF1の溶断を確認する必要がない。結果、ヒューズF1の配置、即ち、基板Bの配置に関する自由度は高い。
実施形態1では、ECU11は、直流電源10から負荷E1への給電を制御していない。しかしながら、ECU11は、直流電源10から負荷E1への給電を制御してもよい。
以下では、実施形態2について、実施形態1と異なる点を説明する。後述する構成を除く他の構成については、実施形態1と共通しているため、実施形態1と共通する構成部には実施形態1と同一の参照符号を付してその説明を省略する。
図5は実施形態2におけるECU11の要部構成を示すブロック図である。実施形態1,2を比較した場合、ECU11の構成が異なる。実施形態2におけるECU11は、実施形態1と同様に、溶断検知回路20、マイコン21及びヒューズF1を有する。実施形態2におけるECU11は、更に、接地回路22、給電スイッチG1及び駆動回路K1を有する。
接地回路22は、第1接地抵抗61に加えて、接地スイッチ60、第2接地抵抗62及び第3接地抵抗63を有する。接地スイッチ60は、NPN型のバイポーラトランジスタである。第1接地抵抗61の一端は、ヒューズF1の下流ノードに接続されている。第1接地抵抗61の他端は、接地スイッチ60のコレクタに接続されている。接地スイッチ60のエミッタは接地されている。接地スイッチ60のベース及びエミッタ間に第2接地抵抗62が接続されている。接地スイッチ60のベースは、更に、第3接地抵抗63の一端が接続されている。第3接地抵抗63の他端はマイコン21に接続されている。
給電スイッチG1がオンである場合、溶断検知回路20は、実施形態1と同様に正常に作用する。従って、マイコン21は、給電スイッチG1がオンである場合、接地回路22に出力している電圧をローレベル電圧に維持している状態で、溶断検知回路20の出力電圧に基づいて、ヒューズF1が溶断されているか否かを判定する。
実施形態1の説明で述べたように、ヒューズF1の上流電圧及び下流電圧それぞれをVu及びVnで表す。検知スイッチ50のエミッタ及びベース間の電圧Vbe1で表す。負荷E1及び第1検知抵抗51それぞれの抵抗値をRe1及びR51で表す。実施形態2では、第1接地抵抗61の抵抗値をR61で表す。接地スイッチ60がオンである場合における接地スイッチ60のコレクタ及びエミッタ間の電圧をVce2で表す。
Vn=((Vu-Vbe1-Vce2)・R61/(R51+R61))+Vce2
実施形態2におけるECU11は実施形態1におけるECU11が奏する効果を同様に奏する。実施形態2におけるECU11では、給電スイッチG1がオフである場合、接地スイッチ60をオンに切替える。これにより、ヒューズF1の下流ノードは、第1接地抵抗61を介して接地される。結果、溶断検知回路20は正常に作用する。
実施形態2では、電流経路に1つのスイッチ(給電スイッチG1)が配置されている。しかしながら、電流経路に配置されるスイッチの数は1に限定されない。
以下では、実施形態3について、実施形態2と異なる点を説明する。後述する構成を除く他の構成については、実施形態2と共通しているため、実施形態2と共通する構成部には実施形態2と同一の参照符号を付してその説明を省略する。
図6は、実施形態3における電源システム1の要部構成を示すブロック図である。実施形態3における電源システム1は、実施形態2における電源システム1が備える構成部を同様に備える。実施形態3における電源システム1は、更に、上流スイッチ13を備える。
実施形態3におけるECU11は、実施形態2におけるECU11が有する構成部を同様に有する。実施形態3におけるECU11は、更に、接続回路23を有する。接続回路23は、上流スイッチ13の両端に接続されている。
図7は接続回路23の回路図である。接続回路23は、第1接続抵抗71、第2接続抵抗72、第3接続抵抗73、第4接続抵抗74、第5接続抵抗75、第1接続スイッチQ1及び第2接続スイッチQ2を有する。第1接続スイッチQ1はPNP型のバイポーラトランジスタである。第2接続スイッチQ2はNPN型のバイポーラトランジスタである。
上流スイッチ13がオンである場合、実施形態3における電源システム1の構成は実施形態2における電源システム1の構成と同様である。従って、上流スイッチ13がオンである場合、マイコン21は、実施形態2と同様の動作を行う。
実施形態3におけるECU11は、実施形態2におけるECU11が奏する効果を同様に奏する。
実施形態3では、上流スイッチ13はECU11内に配置されてもよい。また、実施形態1と同様にヒューズF1の下流側の一端が負荷E1の一端に直接に接続されていてもよい。この場合、接地回路22及び給電スイッチG1は不要である。マイコン21は、給電スイッチG1がオンである場合と同様の動作を行う。
実施形態1において、ECU11に接続される負荷の数は1である。しかしながら、ECU11に接続される負荷の数は2以上であってもよい。
以下では、実施形態4について、実施形態1と異なる点を説明する。後述する構成を除く他の構成については、実施形態1と共通しているため、実施形態1と共通する構成部には実施形態1と同一の参照符号を付してその説明を省略する。
図8は、実施形態4における電源システム1の要部構成を示すブロック図である。電源システム1は、実施形態1と同様に、直流電源10、ECU11及びセンサ12を有する。電源システム1は、更に、複数の負荷E1,E2,・・・を備える。複数の負荷E1,E2,・・・は電気機器である。ECU11は、実施形態1と同様に、溶断検知回路20及びマイコン21を有する。ECU11は、更に、複数のヒューズF1,F2,・・・を有する。
ヒューズFiは実施形態1におけるヒューズF1と同様に構成されている。複数のヒューズF1,F2,・・・それぞれの第1端子31及び第2端子32は、実施形態1のヒューズF1の第1端子31及び第2端子32と同様に、半田Hによって共通の基板Bに取り付けられている。従って、複数のヒューズF1,F2,・・・中の少なくとも1つが溶断された場合、基板Bが交換される。
実施形態4では、検知スイッチ50のエミッタは、複数のヒューズF1,F2,・・・の共通の上流ノードに接続されている。実施形態4における溶断検知回路20は、複数の第1検知抵抗51を有する。第1検知抵抗51の数は、ヒューズF1,F2,・・・の数と一致している。各第1検知抵抗51の一端は、実施形態1と同様に、検知スイッチ50のベースに接続されている。複数の第1検知抵抗51それぞれの他端は、複数のヒューズF1,F2,・・・それぞれの下流ノードに接続されている。
実施形態4におけるECU11は、実施形態1におけるECU11が奏する効果を同様に奏する。
実施形態4では、ECU11は、直流電源10から複数の負荷E1,E2,・・・への給電を制御していない。しかしながら、ECU11は、直流電源10から複数の負荷E1,E2,・・・への給電を制御してもよい。
以下では、実施形態5について、実施形態4と異なる点を説明する。後述する構成を除く他の構成については、実施形態4と共通しているため、実施形態4と共通する構成部には実施形態4と同一の参照符号を付してその説明を省略する。また、実施形態2と共通する構成部には実施形態2と同一の参照符号を付してその説明を省略する。
図9は実施形態5におけるECU11の要部構成を示すブロック図である。実施形態4,5を比較した場合、ECU11の構成が異なる。実施形態5におけるECU11は、実施形態4と同様に、溶断検知回路20、マイコン21及び複数のヒューズF1,F2,・・・を有する。実施形態5におけるECU11は、更に、接地回路22、複数の給電スイッチG1,G2,・・・及び複数の駆動回路K1,K2,・・・を有する。
図10は接地回路22の回路図である。接地回路22は、実施形態2と同様に、接地スイッチ60、第2接地抵抗62及び第3接地抵抗63を有する。これらは、実施形態2と同様に接続されている。実施形態5における接地回路22は、更に、複数の第1接地抵抗61を有する。複数の第1接地抵抗61それぞれの一端は、ヒューズF1,F2,・・・の下流ノードに接続されている。各第1接地抵抗61の他端は接地スイッチ60のコレクタに接続されている。
全ての給電スイッチG1,G2,・・・がオンである場合、溶断検知回路20は、実施形態4と同様に正常に作用する。従って、マイコン21は、全ての給電スイッチG1,G2,・・・がオンである場合、接地回路22に出力している電圧をローレベル電圧に維持している状態で、溶断検知回路20の出力電圧に基づいて、実施形態4と同様に、複数のヒューズF1,F2,・・・中の少なくとも1つが溶断されているか否かを判定する。
実施形態5におけるECU11は実施形態4におけるECU11が奏する効果を同様に奏する。実施形態5におけるECU11では、複数の給電スイッチG1,G2,・・・中の少なくとも1つがオフである場合、接地スイッチ60をオンに切替える。これにより、全てのヒューズF1,F2,・・・それぞれの下流ノードは、第1接地抵抗61を介して接地される。結果、溶断検知回路20は正常に作用する。
実施形態5では、ECU11は、全ての負荷E1,E2,・・・への給電を制御している。しかしながら、給電を制御される負荷は、負荷E1,E2,・・・の一部であってもよい。
以下では、実施形態6について、実施形態5と異なる点を説明する。後述する構成を除く他の構成については、実施形態5と共通しているため、実施形態5と共通する構成部には実施形態5と同一の参照符号を付してその説明を省略する。
図11は、実施形態6におけるECU11の要部構成を示すブロック図である。実施形態6におけるECU11では、ヒューズF1,F2,・・・の電流経路中の少なくとも1つにおいて、給電スイッチが配置されていない。図11の例では、ヒューズF2の電流経路において、給電スイッチG2が配置されていない。給電スイッチが配置されていない電流経路では、ヒューズが負荷に直接に接続されている。ヒューズF1,F2,・・・の電流経路の中で、給電スイッチが設けられている電流経路は特定経路に相当する。
全ての給電スイッチがオンである場合、溶断検知回路20は、実施形態5と同様に正常に作用する。従って、マイコン21は、全ての給電スイッチがオンである場合、接地回路22に出力している電圧をローレベル電圧に維持している状態で、溶断検知回路20の出力電圧に基づいて、複数のヒューズF1,F2,・・・中の少なくとも1つが溶断されているか否かを判定する。
実施形態6におけるECU11は実施形態4におけるECU11が奏する効果を同様に奏する。実施形態6におけるECU11では、少なくとも1つの給電スイッチがオフである場合、接地スイッチ60をオンに切替える。これにより、各特定経路のヒューズの下流ノードは、第1接地抵抗61を介して接地される。結果、溶断検知回路20は正常に作用する。
実施形態6において、実施形態3と同様に上流スイッチ13が設けられてもよい。
以下では、実施形態7について、実施形態6と異なる点を説明する。後述する構成を除く他の構成については、実施形態6と共通しているため、実施形態6と共通する構成部には実施形態6と同一の参照符号を付してその説明を省略する。実施形態3と共通する構成部には実施形態3と同一の参照符号を付してその説明を省略する。
図12は、実施形態7におけるECU11の要部構成を示すブロック図である。実施形態7では、実施形態6と同様に、ヒューズF1,F2,・・・の電流経路において、ヒューズF1,F2,・・・上流側部分は共通している。この共通部分に上流スイッチ13が配置されている。上流スイッチ13は、直流電源10の正極と、ヒューズFiとの間に配置されている。上流スイッチ13は実施形態3と同様にオン又はオフに切替わる。
実施形態7におけるECU11は、実施形態6におけるECU11が有する構成部を同様に有する。実施形態7におけるECU11は、更に、接続回路23を有する。接続回路23は実施形態3と同様に接続されている。接続回路23は、マイコン21から入力されている電圧に応じて、実施形態3と同様に作用する。マイコン21は、接続回路23に出力している電圧をハイレベル電圧又はローレベル電圧に切替えることによって、接続回路23の第1接続スイッチQ1(図7参照)をオン又はオフに切替える。
上流スイッチ13がオンである場合、実施形態7における電源システム1の構成は実施形態6における電源システム1の構成と同様である。従って、上流スイッチ13がオンである場合、マイコン21は、実施形態6と同様の動作を行う。
実施形態7におけるECU11は、実施形態6におけるECU11が奏する効果を同様に奏する。実施形態7では、上流スイッチ13はECU11内に設けられてもよい。
実施形態4,5それぞれでは、実施形態7と同様に、ヒューズF1,F2,・・・の電流経路の上流側の共通部分に上流スイッチ13が配置されてもよい。この場合、ECU11は、実施形態7と同様に接続回路23を更に有する。実施形態4の変形例では、マイコン21の動作は、全ての給電スイッチがオンである場合の実施形態7の動作と同様である。実施形態5の変形例では、マイコン21は実施形態7と同様の動作を行う。
実施形態6において、ヒューズF1,F2,・・・それぞれの電流経路において、新たなスイッチが設けられてもよい。
以下では、実施形態8について、実施形態6と異なる点を説明する。後述する構成を除く他の構成については、実施形態6と共通しているため、実施形態6と共通する構成部には実施形態6と同一の参照符号を付してその説明を省略する。
図13は、実施形態8における電源システム1の要部構成を示すブロック図である。実施形態8では、電源システム1は、複数の第2の上流スイッチX1,X2,・・・を更に備える。第2の上流スイッチX1,X2,・・・それぞれは、図示しない駆動回路によってオン又はオフに切替えられる。
実施形態8では、溶断検知回路20の検知スイッチ50のエミッタは、第2の上流スイッチX1,X2,・・・の上流側に位置する上流ノードに接続されている。ヒューズF1,F2,・・・それぞれの下流ノードが負荷又は第1接地抵抗61を介して接地されている場合において、全ての第2の上流スイッチX1,X2,・・・がオンであるとき、溶断検知回路は正常に作用する。
マイコン21は、全ての第2の上流スイッチX1,X2,・・・がオンである場合において、実施形態6と同様の動作を行う。
実施形態8におけるECU11は、実施形態6におけるECU11が奏する効果を同様に奏する。
なお、実施形態8では、第2の上流スイッチXiの両端間に、接続回路23と同様に構成されている第2の接続回路を接続してもよい。この場合、マイコン21は、第2の上流スイッチXiがオフであるとき、第2の接続回路の第1接続スイッチQ1をオンに切替える。また、第2の上流スイッチXiはECU11内に配置されてもよい。
実施形態1~3それぞれにおいて、実施形態8と同様に、ヒューズF1の電流経路において、ヒューズF1の上流側に第2の上流スイッチX1が配置されてもよい。マイコン21は、第2の上流スイッチX1がオンである場合において、ヒューズF1が溶断されているか否かを判定する。
実施形態4,5,7それぞれにおいて、実施形態8と同様に、ヒューズF1,F2,・・・の電流経路中の一又は複数の電流経路それぞれにおいて、第2の上流スイッチが配置されてもよい。実施形態7の変形例では、一又は複数の第2の上流スイッチそれぞれは、共通の上流スイッチ13の下流側に位置する。マイコン21は、ECU11内に配置されている全ての第2の上流スイッチがオンである場合において、複数のヒューズF1,F2,・・・中の少なくとも1つが溶断されているか否かを判定する。
実施形態2,3,5~8において、接地スイッチ60は、NPN型のバイポーラトランジスタに限定されず、例えば、Nチャネル型のFET(Field Effect Transistor)であってもよい。また、接地スイッチ60はスイッチとして機能すれば問題はない。このため、接地スイッチ60は、例えば、リレー接点であってもよい。
実施形態3,7において、第1接続スイッチQ1は、PNP型のバイポーラトランジスタに限定されず、例えば、Pチャネル型のFETであってもよい。また、第2接続スイッチQ2は、NPN型のバイポーラトランジスタに限定されず、例えば、Nチャネル型のFETであってもよい。更に、第1接続スイッチQ1は、スイッチとして機能すれば問題はない。このため、第1接続スイッチQ1は、例えば、リレー接点であってもよい。
実施形態2,3,5~8において、マイコン21は、各給電スイッチに接続されている接続線(電線)の温度に応じて、給電スイッチをオン又はオフに切替えてもよい。マイコン21は、接続線の温度が一定の温度以上の温度に上昇した場合、給電スイッチをオフに切替える。この構成では、給電スイッチが配置されている電流経路のヒューズが溶断される可能性は低い。接続線の温度は、温度センサによって検出されてもよいし、給電スイッチを介して流れる電流の電流値に基づいて算出されもよい。更に、給電スイッチをオン又はオフに切替えるマイコンは、ECU11に搭載されているマイコン21とは異なるマイコンであってもよい。
溶断検知回路20において、検知スイッチ50のコレクタが第3検知抵抗53の一端に直接に接続されてもよい。この構成では、検知スイッチ50がオンである場合、上流電圧、例えば、直流電源10の電源電圧がマイコン21に出力される。また、第2の電流経路において、第2検知抵抗52は、検知スイッチ50の上流側に配置されていてもよい。
開示された実施形態1~8はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 直流電源
11 ECU(車載装置)
12 センサ
13 上流スイッチ
20 溶断検知回路
21 マイコン(処理部)
22 接地回路
23 接続回路
30 収容箱
31 第1端子
32 第2端子
40 絶縁板
40a 第1貫通孔
40b 第2貫通孔
41 第1導電パターン
42 第2導電パターン
43 第1メッキ
44 第2メッキ
45 レジスト
50 検知スイッチ(回路スイッチ)
51 第1検知抵抗
52 第2検知抵抗(第2の回路抵抗)
53 第3検知抵抗(回路抵抗)
60 接地スイッチ(経路スイッチ)
61 第1接地抵抗(経路抵抗)
62 第2接地抵抗
63 第3接地抵抗
71 第1接続抵抗(装置抵抗)
72 第2接続抵抗
73 第3接続抵抗
74 第4接続抵抗
75 第5接続抵抗
B 基板
E1,E2 負荷
F1,F2 ヒューズ
G1,G2 給電スイッチ(下流スイッチ)
H 半田
K1,K2 駆動回路
Lc 通信線
M 車両
Q1 第1接続スイッチ(装置スイッチ)
Q2 第2接続スイッチ
X1,X2 第2の上流スイッチ
Claims (15)
- ヒューズと、
前記ヒューズの溶断を検知する溶断検知回路と
を備え、
前記溶断検知回路は、
直流電源の正極から前記ヒューズを介して流れる電流の電流経路にて、前記ヒューズの上流側及び下流側それぞれに位置する2つの接続ノード間のヒューズ電圧を監視し、
前記ヒューズ電圧が電圧閾値未満である場合に基準電圧未満の電圧を出力し、
前記ヒューズ電圧が前記電圧閾値以上である場合に前記基準電圧以上の電圧を出力し、
前記溶断検知回路は、
前記電流経路にて前記ヒューズの上流側に位置する接続ノードから流れる電流の第2の電流経路に配置される回路スイッチと、
前記第2の電流経路にて前記回路スイッチの下流側に配置される回路抵抗と
を有し、
前記回路スイッチは、前記ヒューズ電圧が前記電圧閾値以上の電圧に上昇した場合にオフからオンに切替わり、
前記回路抵抗の上流側の一端の電圧が前記溶断検知回路から出力される
車載装置。 - ヒューズと、
前記ヒューズの溶断を検知する溶断検知回路と
を備え、
前記溶断検知回路は、
直流電源の正極から前記ヒューズを介して流れる電流の電流経路にて、前記ヒューズの上流側及び下流側それぞれに位置する2つの接続ノード間のヒューズ電圧を監視し、
前記ヒューズ電圧が電圧閾値未満である場合に基準電圧未満の電圧を出力し、
前記ヒューズ電圧が前記電圧閾値以上である場合に前記基準電圧以上の電圧を出力し、
装置スイッチと、
前記装置スイッチに直列に接続される装置抵抗と、
処理を実行する処理部と
を備え、
前記装置スイッチ及び装置抵抗を含む直列回路は、前記電流経路にて、前記ヒューズの上流側に配置されている上流スイッチの両端間に接続され、
前記処理部は、
前記装置スイッチをオンに切替え、
前記装置スイッチがオンである状態で、前記溶断検知回路から出力された電圧に基づいて前記ヒューズが溶断されたか否かを判定する
車載装置。 - ヒューズと、
前記ヒューズの溶断を検知する溶断検知回路と
を備え、
前記溶断検知回路は、
直流電源の正極から前記ヒューズを介して流れる電流の電流経路にて、前記ヒューズの上流側及び下流側それぞれに位置する2つの接続ノード間のヒューズ電圧を監視し、
前記ヒューズ電圧が電圧閾値未満である場合に基準電圧未満の電圧を出力し、
前記ヒューズ電圧が前記電圧閾値以上である場合に前記基準電圧以上の電圧を出力し、
前記電流経路にて前記ヒューズの下流側に位置する接続ノードから流れる電流の第3の電流経路に配置される経路スイッチ及び経路抵抗と、
処理を実行する処理部と
を備え、
前記処理部は、
前記経路スイッチをオンに切替え、
前記経路スイッチがオンである状態で、前記溶断検知回路から出力された電圧に基づいて前記ヒューズが溶断されたか否かを判定する
車載装置。 - ヒューズと、
前記ヒューズの溶断を検知する溶断検知回路と
を備え、
前記溶断検知回路は、
直流電源の正極から前記ヒューズを介して流れる電流の電流経路にて、前記ヒューズの上流側及び下流側それぞれに位置する2つの接続ノード間のヒューズ電圧を監視し、
前記ヒューズ電圧が電圧閾値未満である場合に基準電圧未満の電圧を出力し、
前記ヒューズ電圧が前記電圧閾値以上である場合に前記基準電圧以上の電圧を出力し、
複数のヒューズを備え、
前記直流電源の正極から複数の電流それぞれは、複数のヒューズを介して流れ、
前記溶断検知回路は、
前記直流電源の正極から前記複数のヒューズを介して流れる複数の電流の複数の電流経路それぞれにて、前記ヒューズ電圧を監視し、
全てのヒューズ電圧が前記電圧閾値未満である場合に前記基準電圧未満の電圧を出力し、
前記複数のヒューズ電圧中の少なくとも1つが前記電圧閾値以上である場合に前記基準電圧以上の電圧を出力し、
前記複数の電流経路に含まれる一又は複数の特定経路それぞれでは、前記ヒューズの下流側に位置する接続ノードから電流が第3の電流経路を介して流れ、
前記一又は複数の第3の電流経路それぞれに配置される複数の経路抵抗と、
前記一又は複数の第3の電流経路の共通部分に配置される経路スイッチと、
処理を実行する処理部と
を備え、
前記処理部は、
前記経路スイッチをオンに切替え、
前記経路スイッチがオンである状態で、前記溶断検知回路から出力された電圧に基づいて、前記複数のヒューズ中の少なくとも1つが溶断されたか否かを判定する
車載装置。 - ヒューズと、
前記ヒューズの溶断を検知する溶断検知回路と
を備え、
前記溶断検知回路は、
直流電源の正極から前記ヒューズを介して流れる電流の電流経路にて、前記ヒューズの上流側及び下流側それぞれに位置する2つの接続ノード間のヒューズ電圧を監視し、
前記ヒューズ電圧が電圧閾値未満である場合に基準電圧未満の電圧を出力し、
前記ヒューズ電圧が前記電圧閾値以上である場合に前記基準電圧以上の電圧を出力し、
複数のヒューズを備え、
前記直流電源の正極から複数の電流それぞれは、複数のヒューズを介して流れ、
前記溶断検知回路は、
前記直流電源の正極から前記複数のヒューズを介して流れる複数の電流の複数の電流経路それぞれにて、前記ヒューズ電圧を監視し、
全てのヒューズ電圧が前記電圧閾値未満である場合に前記基準電圧未満の電圧を出力し、
前記複数のヒューズ電圧中の少なくとも1つが前記電圧閾値以上である場合に前記基準電圧以上の電圧を出力し、
前記複数の電流経路に含まれる一又は複数の第2の特定経路それぞれでは、前記ヒューズの上流側に第2の上流スイッチが配置されており、
各第2の特定経路の前記ヒューズ電圧は、前記第2の上流スイッチの上流側の接続ノードと、前記ヒューズの下流側の接続ノードとの間の電圧である
車載装置。 - 基板を備え、
前記ヒューズの端子は半田によって前記基板に取り付けられている
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の車載装置。 - 前記溶断検知回路は、
前記電流経路にて前記ヒューズの上流側に位置する接続ノードから流れる電流の第2の電流経路に配置される回路スイッチと、
前記第2の電流経路にて前記回路スイッチの下流側に配置される回路抵抗と
を有し、
前記回路スイッチは、前記ヒューズ電圧が前記電圧閾値以上の電圧に上昇した場合にオフからオンに切替わり、
前記回路抵抗の上流側の一端の電圧が前記溶断検知回路から出力される
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の車載装置。 - 前記溶断検知回路は、前記第2の電流経路にて前記回路抵抗の上流側に配置される第2の回路抵抗を有し、
前記回路スイッチがオンである場合、前記回路抵抗及び第2の回路抵抗は、前記電流経路にて前記ヒューズの上流側に位置する接続ノードの電圧を分圧し、
前記回路抵抗及び第2の回路抵抗が分圧した電圧が前記溶断検知回路から出力される
請求項7に記載の車載装置。 - 装置スイッチと、
前記装置スイッチに直列に接続される装置抵抗と、
処理を実行する処理部と
を備え、
前記装置スイッチ及び装置抵抗を含む直列回路は、前記電流経路にて、前記ヒューズの上流側に配置されている上流スイッチの両端間に接続され、
前記処理部は、
前記装置スイッチをオンに切替え、
前記装置スイッチがオンである状態で、前記溶断検知回路から出力された電圧に基づいて前記ヒューズが溶断されたか否かを判定する
請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の車載装置。 - 前記電流経路にて前記ヒューズの下流側に位置する接続ノードから流れる電流の第3の電流経路に配置される経路スイッチ及び経路抵抗と、
処理を実行する処理部と
を備え、
前記処理部は、
前記経路スイッチをオンに切替え、
前記経路スイッチがオンである状態で、前記溶断検知回路から出力された電圧に基づいて前記ヒューズが溶断されたか否かを判定する
請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の車載装置。 - 前記電流経路にて前記ヒューズの下流側に下流スイッチが配置されており、
前記電流経路にて、前記ヒューズ及び下流スイッチ間に位置する接続ノードから電流が前記第3の電流経路を介して流れる
請求項10に記載の車載装置。 - 複数のヒューズを備え、
前記直流電源の正極から複数の電流それぞれは、複数のヒューズを介して流れ、
前記溶断検知回路は、
前記直流電源の正極から前記複数のヒューズを介して流れる複数の電流の複数の電流経路それぞれにて、前記ヒューズ電圧を監視し、
全てのヒューズ電圧が前記電圧閾値未満である場合に前記基準電圧未満の電圧を出力し、
前記複数のヒューズ電圧中の少なくとも1つが前記電圧閾値以上である場合に前記基準電圧以上の電圧を出力する
請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の車載装置。 - 前記複数の電流経路に含まれる一又は複数の特定経路それぞれでは、前記ヒューズの下流側に位置する接続ノードから電流が第3の電流経路を介して流れ、
前記一又は複数の第3の電流経路それぞれに配置される複数の経路抵抗と、
前記一又は複数の第3の電流経路の共通部分に配置される経路スイッチと、
処理を実行する処理部と
を備え、
前記処理部は、
前記経路スイッチをオンに切替え、
前記経路スイッチがオンである状態で、前記溶断検知回路から出力された電圧に基づいて、前記複数のヒューズ中の少なくとも1つが溶断されたか否かを判定する
請求項12に記載の車載装置。 - 各特定経路では、前記ヒューズの下流側に下流スイッチが配置されており、
各特定経路では、前記ヒューズ及び下流スイッチ間の接続ノードから電流が前記第3の電流経路を介して流れる
請求項13に記載の車載装置。 - 前記複数の電流経路に含まれる一又は複数の第2の特定経路それぞれでは、前記ヒューズの上流側に第2の上流スイッチが配置されており、
各第2の特定経路の前記ヒューズ電圧は、前記第2の上流スイッチの上流側の接続ノードと、前記ヒューズの下流側の接続ノードとの間の電圧である
請求項12から請求項14のいずれか1項に記載の車載装置。
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