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JP7561525B2 - 測定システム - Google Patents
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Description

本発明は、定システムに関する。
省エネや効率化の観点から、電力を利用する装置の電力使用量を簡易に測定し、どの装置がどれだけ稼動しているか、どれだけ電力を使っているかを管理する装置が用いられてきた(例えば、特許文献1参照)。
特開2000-235047号公報
前述した装置として、シンプルで安価な装置が要望されていた。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、コストの低減を図りながらも各装置の電力使用量を把握することができる測定システムを提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の測定システムは、測定対象の電線をクランプするクランプ装置と、該クランプ装置から送信される情報に基づいて該電線を介して使用された電力量を算出する本体装置とを備える測定システムであって、該クランプ装置は、挟んだ該電線からの電磁誘導電流を受けるコイルを備えたクランプ部と、該コイルに流れる該電磁誘導電流を蓄電する蓄電部と、該蓄電部を電源として、該クランプ装置の識別情報を該本体装置に無線送信する無線通信部と、該蓄電部に所定以上の電圧が蓄電されたら、該無線通信部への蓄電電圧の供給を開始して、該無線通信部に該識別情報の送信を開始させるスイッチ部と、該無線通信部の該識別情報の送信が終了した後、該蓄電部の電圧を閾値以下に放電する放電部と、を備え、該本体装置は、該識別情報毎の単位時間当たりの受信回数から、該電線を介して使用された電力量を算出する算出部と、該算出結果を表示する表示部と、を備えることを特徴とする。
記測定システムにおいて、該クランプ装置は、それぞれ異なる該識別情報が付与され、それぞれ異なる該電線を挟み、複数の該電線を介して使用された力量を測しても良い。
前記測定システムにおいて、該クランプ部は、一端が互いに回転自在に連結されかつ他端同士が固定可能な一対の半環状のクランプ部材と、一方のクランプ部材に設けられかつ該電線からの電磁誘導電流を受ける該コイルとを備え、該一方のクランプ部材が、該蓄電部と該スイッチ部と該無線通信部と該放電部とを備えた回路部を収容する収容部を外周面に設けても良い。
本発明は、コストの低減を図りながらも各装置の電力使用量を把握することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態1に係る電力測定システムの構成例を模式的に示す図である。 図2は、図1に示された電力測定システムのクランプ装置の正面図である。 図3は、図2に示されたクランプ装置の回路部の構成を示す図である。 図4は、図1に示された電力測定システムの動作の一例を示すタイミングチャートである。 図5は、図1に示された電力測定システムの表示部が表示した算出部の算出結果の一例を示す図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
〔実施形態1〕
本発明の実施形態1に係る電力測定システムを図面に基づいて説明する。図1は、実施形態1に係る電力測定システムの構成例を模式的に示す図である。図2は、図1に示された電力測定システムのクランプ装置の正面図である。図3は、図2に示されたクランプ装置の回路部の構成を示す図である。図4は、図1に示された電力測定システムの動作の一例を示すタイミングチャートである。図5は、図1に示された電力測定システムの表示部が表示した算出部の算出結果の一例を示す図である。
実施形態1に係る図1に示す電力測定システム1は、各種の装置が使用した電力使用量を測定する装置である。本発明でいう各種の装置とは、電力を使用する装置全般を示し、図1に示すように、ブレーカー2を介して電力が供給される。なお、ブレーカー2は、二次側の各種の装置に異常な過電流が流れたときに電路を開放し、電力供給源である一次側からの電源供給を遮断する過電流遮断器である。
電力測定システム1は、図1に示すように、電力使用量の測定対象の装置に接続して当該装置に電力を供給する電線3をクランプするクランプ装置5と、クランプ装置5から送信される情報である識別情報4に基づいて、電線3を介して当該電線3が電力を供給した装置により使用された電力使用量を算出する本体装置8とを備える。
クランプ装置5は、電力測定システム1に少なくとも1つ備えられ、実施形態1では、電力使用量の測定対象の装置と1対1で対応して設けられる。クランプ装置5は、図1及び図2に示すように、クランプ部6と、回路部7とを備える。
クランプ部6は、測定対象の装置に接続した電線3を挟み、電線3からの電磁誘導電流を受けるものである。クランプ部6は、一対の半環状のクランプ部材61と、電線3からの電磁誘導電流を受けるコイル65とを備える。クランプ部材61は、他端同士が互いに接触する図1及び図2に示す状態と、他端同士が離れる状態とに亘って、一端同士がヒンジ部62により互いに回転自在に連結されている。少なくとも一方のクランプ部材61は、他端同士が互いに接触する図1及び図2に示す状態で、他端同士を固定する固定部63を備える。
クランプ部6は、他端同士が離れる状態に位置付けられたクランプ部材61の他端間に電線3を通して、固定部63で他端同士が互いに接触する図1及び図2に示す状態にクランプ部材61を固定することで、内側に電線3を通して、電線3を挟むこととなる。クランプ装置5は、クランプ部6が電線3を挟むことで、電線3をクランプする。また、電力測定システム1は、クランプ装置5を複数備える場合、クランプ装置5が、それぞれ異なる電線3を挟む。
また、一方のクランプ部材61は、一端と他端との間の中央部の外周面に回路部7を収容する収容部64を設け、一端と他端との間の中央部にコイル65を設けている。コイル65は、電線3に流れる電流の電磁誘導により生じる電磁誘導電流(誘導電流ともいう)が流れるものである。電線3に流れる電流の電磁誘導により生じる電磁誘導電流(誘導電流ともいう)がコイル65に流れることを、コイル65が電磁誘導電流を受けるという。
回路部7は、収容部64内に収容される。回路部7は、図3に示すように、蓄電部71と、スイッチ部72と、無線通信部73と、放電部74とを備える。
蓄電部71は、電磁誘導電流を蓄電するものである。蓄電部71は、コイル65の両端と接続した整流回路711、昇圧回路712、及びキャパシタ713を備える。整流回路711は、コイル65に流れる電磁誘導電流を一方向にだけ流す(整流)作用を有する素子を備えて、電磁誘導電流を整流する。
昇圧回路712は、整流回路711により整流された電磁誘導電流を昇圧する。キャパシタ713は、昇圧回路712により昇圧された電磁誘導電流を電気のまま(エネルギーの化学反応なしに)充放電するコンデンサである。なお、以下、キャパシタ713に蓄電された電磁誘導電流の電圧を、以下、蓄電電圧714(図4に示す)と呼ぶ。
スイッチ部72は、蓄電部71のキャパシタ713に所定以上の電圧である基準電圧721以上が蓄電されたら、無線通信部73への蓄電部71のキャパシタ713の蓄電電圧714の供給を開始するものである。スイッチ部72は、回路部スイッチ722と、判定開閉回路723とを備える。
回路部スイッチ722は、開閉することで、無線通信部73への蓄電部71のキャパシタ713の蓄電電圧714の供給と、供給停止とを切り替える。回路部スイッチ722は、閉じると、無線通信部73に蓄電部71のキャパシタ713の蓄電電圧714を供給する。回路部スイッチ722は、開くと、無線通信部73への蓄電部71のキャパシタ713の蓄電電圧714の供給を停止する。
判定開閉回路723は、基準電圧721と、キャパシタ713の蓄電電圧714とを比較し、キャパシタ713の蓄電電圧714が基準電圧721以上であると、回路部スイッチ722を閉じる信号を回路部スイッチ722に出力して、回路部スイッチ722を閉じるとともに、キャパシタ713の蓄電電圧714が基準電圧721未満であると、回路部スイッチ722を閉じる信号を回路部スイッチ722に出力せずに、回路部スイッチ722を開いた状態に維持するコンパレータ724を備える。なお、実施形態1では、基準電圧721は、5Vであるが、これに限定されない。
無線通信部73は、蓄電部71のキャパシタ713の蓄電電圧714を電源として、クランプ装置5の識別情報4を本体装置8に無線送信するものである。無線通信部73は、無線送信部731を備える。無線送信部731は、少なくとも本体装置8に所定の信号を無線通信により送信可能な送信機の機能を発揮するものである。無線送信部731は、回路部スイッチ722が閉じて、キャパシタ713の蓄電電圧714が供給されると、蓄電電圧714が供給されたことを示す信号を放電部74の制御ユニット742に出力する。
無線送信部731は、制御ユニット742からクランプ装置5の識別情報4とともに識別情報4の送信を開始する識別情報送信指令が入力すると、キャパシタ713から供給された蓄電電圧714を電源として、本体装置8に識別情報4の送信を開始する。無線送信部731は本体装置8への識別情報4の送信が終了すると、識別情報4の送信が終了したことを示す無線送信終了の信号である送信終了信号732を制御ユニット742に出力する。なお、無線送信部731は、実施形態1では、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサー、又は並列プログラム化したプロセッサー等の専用の処理回路(ハードウェア)を含んで構成される。
放電部74は、無線通信部73の無線送信終了の信号である送信終了信号732に基づいて、蓄電部71のキャパシタ713の蓄電電圧714を閾値725(図4に示す)以下まで放電する。放電部74は、放電部スイッチ741と、制御ユニット742とを備える。
放電部スイッチ741は、回路部スイッチ722とともに閉じると、キャパシタ713の蓄電した蓄電電圧714を抵抗743などに印加して放電する。放電部スイッチ741は、回路部スイッチ722の開閉に関係なく(と独立して)、開くと、キャパシタ713の蓄電した蓄電電圧714を抵抗743などに印加しない(することを規制する)。
制御ユニット742は、クランプ装置5の回路部7の各構成要素を制御するものである。制御ユニット742は、予めクランプ装置5同士を識別する識別情報4を記憶している。識別情報4は、クランプ装置5毎に異なる情報である。このために、クランプ装置5は、予めそれぞれ異なる識別情報4が付与されている。制御ユニット742は、無線送信部731から蓄電電圧714が供給されたことを示す信号が入力すると、予め記憶した識別情報4とともに識別情報4の送信を開始する識別情報送信指令を無線通信部73の無線送信部731に出力する。制御ユニット742は、無線送信部731から本体装置8への識別情報4の送信が終了したことを示す送信終了信号732が入力すると、回路部スイッチ722を閉じた状態を維持した状態で放電部スイッチ741を閉じるための放電開始信号を放電部スイッチ741に出力し、放電部スイッチ741を閉じる。すると、キャパシタ713の蓄電電圧714が抵抗743などに印加されて放電される。
また、制御ユニット742は、回路部スイッチ722と放電部スイッチ741とを閉じた状態で、キャパシタ713に蓄電された蓄電電圧714を監視し、蓄電電圧714が予め定められた所定の閾値725以下であるか否かを判定する。制御ユニット742は、蓄電電圧714が予め定められた所定の閾値725以下でないと判定すると、回路部スイッチ722と放電部スイッチ741とを閉じた状態で維持し、蓄電電圧714が予め定められた所定の閾値725以下であると判定すると、回路部スイッチ722と放電部スイッチ741との双方を開く。なお、制御ユニット742は、実施形態1では、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサー、又は並列プログラム化したプロセッサー等の専用の処理回路(ハードウェア)を含んで構成される。
本体装置8は、クランプ装置5から送信される識別情報4に基づいてクランプ装置5が挟んだ電線3を介して電力が供給された装置により使用された電力量である電力使用量を算出する装置である。実施形態1では、本体装置8は、一つのみ設けられ、複数のクランプ装置5からの識別情報4の受信し、複数の装置の電力使用量の算出を行う。
本体装置8は、図1に示すように、本体部81と、表示部82と、入力部83とを備える。本体部81は、CPU(central processing unit)のようなマイクロプロセッサを有する演算処理装置と、ROM(read only memory)又はRAM(random access memory)のようなメモリを有する記憶装置と、入出力インターフェース装置とを備えるコンピュータである。本体部81の演算処理装置は、記憶装置に記憶されているコンピュータプログラムに従って演算処理を実施して、本体部81の各構成要素を制御するための制御信号を、入出力インターフェース装置を介して本体部81の各構成要素に出力する。
本体部81は、送受信部811と、算出部812と、記憶部813とを備える。送受信部811は、各クランプ装置5の無線送信部731との間で双方向に無線通信可能な送受信機の機能を発揮する。送受信部811は、各クランプ装置5から識別情報4を受信すると、受信した識別情報4を算出部812に出力する。なお、送受信部811は、実施形態1では、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサー、又は並列プログラム化したプロセッサー等の専用の処理回路(ハードウェア)を含んで構成される。
算出部812は、送受信部811から識別情報4が入力すると、入力した時刻を各識別情報4毎に記憶部813に記憶させる。
記憶部813は、各クランプ装置5から送受信部811が受信した識別情報4の単位時間当たりの受信回数から各クランプ装置5が挟んだ電線3に接続された装置の電力使用量を算出するための算出用プログラム814を記憶している。
また、算出部812は、記憶部813に記憶された各識別情報4毎の送受信部811に識別情報4が入力した時刻から各識別情報4の単位時間当たりの受信回数を算出し、算出用プログラム814に基づいて各識別情報4の算出した単位時間当たりの受信回数から各クランプ装置5が挟んだ電線3に接続された装置の電力使用量を算出する。算出部812は、算出した電力使用量を各識別情報4即ち各装置毎に記憶部813に記憶させる。また、算出部812は、入力部83が受け付けたオペレータなどからの操作入力通りに各装置毎の電力使用量を表示部82に向かって出力して、表示部82に表示させる。
なお、算出部812の機能は、前述した演算処理装置が記憶装置に記憶されているコンピュータプログラムに従って演算処理を実行することで実現される。また、記憶部813の機能は、前述した記憶装置により実現される。
表示部82は、算出部812の算出結果である各装置毎の電力使用量を表示する液晶表示装置等の表示装置を備える。表示部82は、文字、静止画像、動画像、記号、及び図形を表示画面821に表示する。
入力部83は、オペレータからの操作入力を受け付け、受け付けた操作入力を本体部81に入力するものである。実施形態1において、入力部83は、表示部82の表示画面821に重ねられ、静電容量方式、抵抗膜方式、表面弾性波方式、超音波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、又は荷重検出方式を検出方式として採用したタッチスクリーンにより構成されたタッチパネルと、キーボード等の外部入力装置とのうち少なくとも一つにより構成される。
前述した構成の電力測定システム1は、図1に示すように、測定対象の装置に接続した電線3にクランプされてクランプ装置5が設置される。電力測定システム1は、装置に電線3を介して電力が供給されて装置が電力を使用すると、図4に示すように、電力を使用中の装置に接続された電線3にクランプされたクランプ装置5のキャパシタ713に蓄電される蓄電電圧714が所定の閾値725から徐々に増加する。
電力測定システム1は、クランプ装置5のキャパシタ713に蓄電される蓄電電圧714が基準電圧721以上になると、判定開閉回路723から閉じる信号を回路部スイッチ722に出力して、回路部スイッチ722が閉じて、無線通信部73の無線送信部731に蓄電電圧714が供給され、蓄電電圧714が供給されたことを示す信号を制御ユニット742に出力する。
電力測定システム1は、制御ユニット742が予め記憶した識別情報4とともに識別情報送信指令を無線通信部73の無線送信部731に出力する。電力測定システム1は、無線送信部731が、制御ユニット742からクランプ装置5の識別情報4とともに識別情報送信指令が入力すると、キャパシタ713から供給された蓄電電圧714を電源として、本体装置8に識別情報4の送信を開始する。すると、キャパシタ713に蓄電された蓄電電圧714が、徐々に低下する。
電力測定システム1は、無線送信部731が本体装置8への識別情報4の送信が終了すると、識別情報4の送信が終了したことを示す送信終了信号732を制御ユニット742に出力し、制御ユニット742が識別情報送信指令の無線通信部73の無線送信部731への出力を停止する。電力測定システム1は、制御ユニット742が、無線送信部731から送信終了信号732が入力すると、回路部スイッチ722を閉じた状態を維持して放電部スイッチ741を閉じるための放電開始信号を放電部スイッチ741に出力し、放電部スイッチ741を閉じる。すると、図4に示すようにキャパシタ713の蓄電電圧714が抵抗743などに印加されて放電され、更に低下する。
電力測定システム1は、制御ユニット742がキャパシタ713に蓄電された蓄電電圧714が予め定められた所定の閾値725以下であると判定すると、図4に示すように、回路部スイッチ722と放電部スイッチ741との双方を開く。こうして、電力測定システム1は、各クランプ装置5の無線通信部73がキャパシタ713に蓄電された蓄電電圧714が基準電圧721以上になるごとに、識別情報4を本体装置8の本体部81に送信する。なお、基準電圧721が、予め定められた一定の電圧値であるので、単位時間当たりの識別情報4の送信回数は、装置の電力使用量と比例することとなる。
電力測定システム1は、本体装置8の本体部81の送受信部811が各クランプ装置5から識別情報4を受信すると、受信した識別情報4を算出部812に出力し、算出部812が、送受信部811から識別情報4が入力した時刻を各識別情報4毎に記憶部813に記憶させる。
また、算出部812は、記憶部813に記憶された各識別情報4毎の送受信部811から入力した時刻から各識別情報4の単位時間当たりの受信回数を算出する。算出部812は、算出用プログラム814に基づいて各識別情報4の算出した単位時間当たりの受信回数から各クランプ装置5が挟んだ電線3に接続された装置の電力使用量を算出する。算出部812は、算出した電力使用量を各識別情報4即ち各装置毎に記憶部813に記憶させる。こうして、電力測定システム1は、クランプ装置5を複数備え、クランプ装置5が、それぞれ異なる電線3を挟む場合、複数の電線3それぞれに接続した装置の電力使用量を測定する。
電力測定システム1は、入力部83が受け付けたオペレータなどからの操作入力通りに算出部812が記憶部813に記憶した各装置毎の電力使用量の算出結果84(一例を図5に示す)を表示部82に向かって出力して、表示部82が各装置毎の電力使用量の算出結果84を表示する。図5は、電力使用量の算出結果84を表示する一例を示すにすぎず、本発明では、電力使用量の算出結果84の表示方法は、図5に限定されない。なお、図5の横軸は、識別情報4が入力した時刻を示し、図5の縦軸は、各時刻の電力使用量を示している。
以上説明した実施形態1に係る電力測定システム1は、電線3をクランプしたクランプ装置5がキャパシタ713に基準電圧721以上を蓄電したら初めてクランプ装置5の識別情報4を本体装置8に送信し、本体装置8がクランプ装置5からの識別情報4の単位時間当たりの受信回数から電力使用量を算出するという非常にシンプルな構成となっている。このため、電力測定システム1は、複数の装置の電力使用量を測定出来るシステムで有るにもかかわらず、特に、クランプ装置5を安く製造でき、シンプルなクランプ装置5が狭い領域にも設置可能である。
さらに、複数のクランプ装置5からの識別情報4の受信、電力使用量の算出を1つの本体装置8で行うために、複数の装置の電力使用量を一つの本体装置8で測定出来る。また、クランプ装置5が、識別情報4の送信が終了した後、キャパシタ713に蓄電された蓄電電圧714を閾値725以下に放電するため、精度の高い測定が可能とする。また、クランプ装置5が、識別情報4の送信が終了した後、キャパシタ713に蓄電された蓄電電圧714を閾値725以下に放電するため、識別情報4の送信を開始してから所定時間経過するとキャパシタ713に蓄電された電圧を放電する場合に比較して、通信状況にかかわらず識別情報4を送信することができる。
その結果、電力測定システム1は、コストの低減を図りながらも複数の装置毎の電力使用量を把握することができるという効果を奏する。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 電力測定システム
3 電線
4 識別情報(情報)
5 クランプ装置
6 クランプ部
8 本体装置
71 蓄電部
72 スイッチ部
73 無線通信部
74 放電部
82 表示部
84 算出結果
714 蓄電電圧(電圧)
721 基準電圧(所定の電圧)
725 閾値
732 送信終了信号(無線送信終了の信号)
812 算出部

Claims (3)

  1. 測定対象の電線をクランプするクランプ装置と、該クランプ装置から送信される情報に基づいて該電線を介して使用された電力量を算出する本体装置とを備える測定システムであって、
    該クランプ装置は、
    挟んだ該電線からの電磁誘導電流を受けるコイルを備えたクランプ部と、
    該コイルに流れる該電磁誘導電流を蓄電する蓄電部と、
    該蓄電部を電源として、該クランプ装置の識別情報を該本体装置に無線送信する無線通信部と、
    該蓄電部に所定以上の電圧が蓄電されたら、該無線通信部への蓄電電圧の供給を開始して、該無線通信部に該識別情報の送信を開始させるスイッチ部と、
    該無線通信部の該識別情報の送信が終了した後、該蓄電部の電圧を閾値以下に放電する放電部と、を備え、
    該本体装置は、
    該識別情報毎の単位時間当たりの受信回数から、該電線を介して使用された電力量を算出する算出部と、
    該算出結果を表示する表示部と、を備える測定システム。
  2. 該クランプ装置は、それぞれ異なる該識別情報が付与され、それぞれ異なる該電線を挟み、複数の該電線を介して使用された力量を測定する請求項1に記載の測定システム。
  3. 該クランプ部は、一端が互いに回転自在に連結されかつ他端同士が固定可能な一対の半環状のクランプ部材と、一方のクランプ部材に設けられかつ該電線からの電磁誘導電流を受ける該コイルとを備え、
    該一方のクランプ部材が、該蓄電部と該スイッチ部と該無線通信部と該放電部とを備えた回路部を収容する収容部を外周面に設けた請求項1又は請求項2に記載の測定システム。
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