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JP7565775B2 - マスク - Google Patents
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JP7565775B2 - マスク - Google Patents

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本発明は、マスクに関する。
マスク本体部と、マスク本体の両端部に接合された一対の耳掛け部と、を備えるマスクが知られている。例えば、特許文献1には、マスク本体部と、左側耳掛け部および右側耳掛け部(以下、単に「耳掛け部」ともいう。)により構成されたマスクが開示されている。耳掛け部は、基部と、基部から延び、開口を形成する縁部により構成されている。耳掛け部は、縁部が基部より内側となるように、マスク本体部の着用面に配置されている。左側耳掛け部および右側耳掛け部の各々の基部は、それぞれ左側接合部及び右側接合部の各々(以下、単に「接合部」ともいう。)によって、マスク本体部に接合されている。マスク着用時には、耳掛け部が、接合部の箇所で折り返される。それにより、接合部が耳掛け部の一部(折り返された部分の一部)によって覆われる。そのため、相対的に固い接合部が着用者の肌に接触するのを防止できる。
特許第5436262号公報
特許文献1のマスクは、横方向(左右方向)に沿って延び、上下方向に間隔を空けて並んだ複数の襞部を備える場合(プリーツ構造)がある。そのマスクでは、マスク着用時にマスク本体部の横方向の中央部分で、複数の襞部を上下方向に展開する。それにより、マスク本体部と着用者の口元との間に一定の空間を形成でき、呼吸し易くなるなど着用感を改善できると共に、顔面を覆う領域を広くしてマスクの遮蔽効果を高められる。
そのマスクでは、着用時に、マスク本体部の横方向の中央部分で複数の襞部を上下方向に展開したとき、その中央部分の上下方向の下側の部分が顎の下側まで達する。したがって、マスク本体部の横方向の両端部における上下方向の下側の部分は、耳の近くに達する一方、上側の部分は、耳からやや離れている。ここで、通常、着用前には、耳掛け部における耳の下側に配置される下側部分と上側に配置される上側部分とは、同じ長さ及び幅である。そのため、着用時には、耳掛け部は引っ張られるが、耳掛け部の上側部分の長さは、下側部分の長さと比較して長く引っ張られる。したがって、上側部分は大きく伸長され、下側部分は小さく伸長されることになる。そうなると、上側部分が耳を引っ張る力は相対的に強くなるので、耳が上側部分により強く引っ張られて、着用者が耳に痛みを感じ易くなるおそれがある。そうかといって、上側部分があまり伸長されないように耳掛け部を全体的に長くすると、耳掛け部が全体として緩くなって、マスクを着用者の顔面の所定箇所に的確にフィットさせ難くなるおそれがある。
なお、特許文献1では、マスクの構成として、耳掛け部を、マスク本体部の着用面に配置しているが、マスクの他の構成として、耳掛け部を、マスク本体部の着用面の反対側、すなわち非着用面に配置する場合も考えられる。その場合、マスク着用時に、耳掛け部を、接合部の箇所で折り返すと、接合部が耳掛け部の一部(折り返された部分の一部)によって着用者の顔面に押し付けられる。すなわち、マスク本体部の左右の両端部が左側耳掛け部及び右側耳掛け部の各々の一部(折り返された部分の一部)によって着用者の顔面に押し付けられる。そのため、マスク本体部の左右の両端部からの空気の出入りを抑制できる。しかし、この場合も、上記の問題と同じ問題が生じ得る。
そこで、本発明の目的は、マスク本体部の横方向の中央部分で、複数の襞部を上下方向に展開してマスクを着用したときとき、着用者が耳に痛みを感じることを抑制しつつ、マスクを着用者の顔面の所定箇所に的確にフィットさせることが可能なマスクを提供することにある。
本発明のマスクは、上下方向及び横方向を有し、マスク本体部と、前記マスク本体部の前記横方向の両端部に位置する端部領域に接合された一対の耳掛け部と、を備えるマスクであって、前記マスク本体部は、前記横方向に沿って延び、前記上下方向に間隔を空けて並んだ複数の襞部を備え、前記一対の耳掛け部の各々は、シート状不織布で形成され、前記端部領域に接合され、前記上下方向に延在する基部と、一方の端部を、前記基部における前記上下方向の両端部にそれぞれ連接された上側延出部及び下側延出部と、前記上下方向の上側の端部及び下側の端部を、それぞれ前記上側延出部及び前記下側延出部の他方の端部に接合された外方側先端部と、を含み、前記一対の耳掛け部の各々は、前記マスクの着用者の耳に掛けられたとき、前記上側延出部が伸長され生じる前記上側延出部の前記横方向の収縮力が、前記下側延出部が伸長されて生じる前記下側延出部の前記横方向の収縮力よりも小さくなるように構成されている、マスク。
本発明によれば、マスク本体部の横方向の中央部分で、複数の襞部を上下方向に展開してマスクを着用したときとき、着用者が耳に痛みを感じることを抑制しつつ、マスクを着用者の顔面の所定箇所に的確にフィットさせることが可能なマスクを提供できる。
実施形態に係るマスクの構成例を示す背面図及び断面図である。 別の実施形態に係るマスクの構成例を示す正面図である。 実施形態に係るマスクの構成例を示す部分拡大正面図である。 実施形態に係るマスクの着用状態を示す模式図である。 別の実施形態に係るマスクの構成例を示す部分拡大正面図である。
本実施形態は、以下の態様に関する。
[態様1]
上下方向及び横方向を有し、マスク本体部と、前記マスク本体部の前記横方向の両端部に位置する端部領域に接合された一対の耳掛け部と、を備えるマスクであって、前記マスク本体部は、前記横方向に沿って延び、前記上下方向に間隔を空けて並んだ複数の襞部を備え、前記一対の耳掛け部の各々は、シート状不織布で形成され、前記端部領域に接合され、前記上下方向に延在する基部と、一方の端部を、前記基部における前記上下方向の両端部にそれぞれ連接された上側延出部及び下側延出部と、前記上下方向の上側の端部及び下側の端部を、それぞれ前記上側延出部及び前記下側延出部の他方の端部に接合された外方側先端部と、を含み、前記一対の耳掛け部の各々は、前記マスクの着用者の耳に掛けられたとき、前記上側延出部が伸長され生じる前記上側延出部の前記横方向の収縮力が、前記下側延出部が伸長されて生じる前記下側延出部の前記横方向の収縮力よりも小さくなるように構成されている、マスク。
本態様のマスクでは、上記構成を有することで、着用時に、マスク本体部の横方向の中央部分で複数の襞部を上下方向に展開したとき、その中央部分の上下方向の下側の部分が顎の下側まで達する。したがって、マスク本体部の横方向の両端部領域における上下方向の下側の部分は、耳の近くに達する一方、上側の部分は、耳からやや離れている。そこで、このマスクでは、着用時において、伸長された上側延出部の横方向の収縮力が、伸長された下側延出部の横方向の収縮力よりも小さくなるように構成されている。そのため、当該耳掛け部が着用者の耳に掛けられたとき、上側延出部が相対的に小さい収縮力を有することにより、上側延出部が耳を強く引っ張ることを抑制でき、耳の痛みを低減できる。また、下側延出部が相対的に大きい収縮力を有することで、耳掛け部が全体的に緩くなることを抑制でき、安定的な着用を確保することができる。これにより、本態様のマスクは、着用者が耳に痛みを感じることを抑制しつつ、マスクを着用者の顔面の所定箇所に的確にフィットさせることができ、痛みの抑制と着用感の向上を両立できる。
[態様2]
前記上側延出部における前記上下方向の長さは、前記下側延出部における前記上下方向の長さよりも長い、態様1に記載のマスク。
本態様のマスクでは、上側延出部における上下方向の長さは、下側延出部における上下方向の長さよりも長い。すなわち、上側延出部の幅は太く、横方向に引っ張られ難く、下側延出部の幅は細く、横方向に引っ張られ易い。それゆえ、マスクの着用時に、着用者が一対の耳掛け部の各々を横方向に引っ張って耳に掛けようとしたとき、下側延出部を多く(長く)引っ張り、上側延出部をあまり引っ張らなくなる。その結果、下側延出部は大きく伸長され、上側延出部はあまり伸長されなくなる。それにより、上側延出部が横方向に収縮しようとする力、すなわち、耳を横方向に引っ張る力が相対的に弱くなるので、着用者が耳に痛みを感じ難くすることができる。一方、下側延出部が横方向に収縮しようとする力、すなわち、耳を横方向に引っ張る力は相対的に強くなるので、耳掛け部が全体として緩くならず、マスクを着用者の顔面の所定箇所に的確にフィットさせ易くすることができる。よって、痛みの抑制と着用感の向上を両立できる。
[態様3]
前記上側延出部における前記横方向の長さは、前記下側延出部における前記横方向の長さよりも長い、態様1又は2に記載のマスク。
本態様のマスクでは、上側延出部における横方向の長さは、下側延出部における横方向の長さよりも長い。すなわち、上側延出部の耳側の端部は、耳に近くなり、下側延出部の耳側の端部は、耳からやや離れている。それゆえ、マスクの着用時に、着用者が一対の耳掛け部の各々を横方向に引っ張って耳に掛けようとしたとき、下側延出部を、上側延出部よりも多く(長く)横方向に引っ張ることになる。その結果、下側延出部は大きく伸長され、上側延出部は小さく伸長されることになる。それにより、上側延出部が横方向に収縮しようとする力、すなわち、耳を横方向に引っ張る力は相対的に弱くなるので、着用者が耳に痛みを感じ難くすることができる。一方、下側延出部が横方向に収縮しようとする力、すなわち耳を横方向に引っ張る力は相対的に強くなるので、耳掛け部が全体として緩くならず、マスクを着用者の顔面の所定箇所に的確にフィットさせ易くすることができる。
[態様4]
平面視で、前記上側延出部の面積は、前記下側延出部の面積よりも広い、態様1乃至3のいずれか一項に記載のマスク。
本態様のマスクでは、平面視で、上側延出部の面積は、下側延出部の面積よりも広い。したがって、上側延出部は、横方向に引っ張る力に対して広い面積で抗するので、横方向に引っ張られ難く、下側延出部は、横方向に引っ張る力に対して狭い面積で抗するので、横方向に引っ張られ易い。それゆえ、マスクの着用時に、着用者が一対の耳掛け部の各々を横方向に引っ張って耳に掛けようとしたとき、下側延出部を横方向に多く引っ張り、上側延出部を横方向にあまり引っ張らなくなる。その結果、下側延出部は大きく伸長され、上側延出部はあまり伸長されなくなる。それにより、上側延出部が横方向に収縮しようとする力、すなわち、耳を横方向に引っ張る力は相対的に弱くなるので、着用者が耳に痛みを感じ難くすることができる。一方、下側延出部が横方向に収縮しようとする力、すなわち、耳を横方向に引っ張る力は相対的に強くなるので、耳掛け部が全体として緩くならず、マスクを着用者の顔面の所定箇所に的確にフィットさせ易くすることができる。よって、痛みの抑制と着用感の向上を両立できる。
[態様5]
前記一対の耳掛け部は、前記端部領域における非着用面に接合されている、態様1乃至4のいずれか一項に記載のマスク。
本態様のマスクでは、一対の耳掛け部は、端部領域における非着用面に接合されている。それにより、着用時に、マスク本体部の左右の両端部を左右の耳掛け部によって着用者の顔面に押し付けて、マスクを着用者の顔面の所定箇所に的確にフィットさせ易くすることができる。
[態様6]
前記シート状不織布は、伸縮性を有する、態様1乃至5のいずれか一項に記載のマスク。
本態様のマスクでは、耳掛け部は、伸縮性のシート状不織布で形成されている。それにより、シート状不織布の伸縮性を所望の値にすることで、着用時に、耳掛け部の上側延出部や下側延出部の収縮力を適切な範囲に制御できる。よって、痛みの抑制と着用感の向上を両立できる。
[態様7]
前記シート状不織布は、伸縮性シート部材と、前記伸縮性シート部材を挟持する第1不織布及び第2不織布を含む、態様6に記載のマスク。
本態様のマスクは、耳掛け部を構成する伸縮性のシート状不織布が、伸縮性シート部材と、伸縮性シート部材を挟持する第1不織布及び第2不織布を含んでいる。それにより、伸縮性シートの伸縮性を所望の値にすることで、着用時に、耳掛け部の上側延出部や下側延出部の収縮力を適切な範囲により容易に制御できる。よって、痛みの抑制と着用感の向上を両立できる。
以下、実施形態に係るマスクについて図面を参照しながら説明する。
図1は実施形態に係るマスク1の構成例を示す図である。ただし、図1(a)は背面図、図1(b)は図1(a)のIb-Ib線に沿った断面図である。マスク1は、互いに直交する上下方向Vと横方向Hと厚さ方向Tとを有する。また、マスク1は、図示されないが、横方向Hの中心を通り、上下方向Vに延びる上下方向中心軸線と、上下方向Vの中心を通り、横方向Hに延びる横方向中心軸線と、を有する。上下方向中心線に近づく向き及び側をそれぞれ横方向Hの内向き及び内側とし、遠ざかる向き及び側をそれぞれ横方向Hの外向き及び外側とする。横方向中心線に近づく向き及び側をそれぞれ上下方向Vの内向き及び内側とし、遠ざかる向き及び側をそれぞれ上下方向Vの外向き及び外側とする。「着用面」及び「非着用面」とは、厚さ方向Tにおいて、マスク1における着用時に顔面に当接する面、すなわち内側の面及び当接しない面、すなわち外側の面をそれぞれ意味する。「着用面側」及び「非着用面側」とは、厚さ方向Tにおいて、マスク1の着用時に、着用者の顔面に相対的に近い側及び顔面から相対的に遠い側をそれぞれ意味する。マスク1を厚さ方向Tの上側から見ることを「平面視」といい、平面視で把握される形状を「平面形状」といい、上下方向V及び横方向Hを含む平面内の任意方向を「平面方向」という。上下方向V又は横方向Hに「沿う」とは、上下方向V又は横方向Hに対して±30°の範囲の方向を含むものとする。なお、ある部材等の、ある方向(例示:上下方向V、横方向H)の端部とは、その部材等の、その方向の端縁からその方向での全体の長さの1/4(好ましくは1/8、より好ましくは1/10)の寸法の範囲をいう。これらの定義は、マスク1だけでなく、マスク1に配置された各部材、各部分にも共通に用いられる。
マスク1は、マスク本体部2と、マスク本体部2の横方向の両側部に位置する端部領域23に接合された一対の耳掛け部3とを備えている。
マスク本体部2は、複数枚の不織布が積層されてなる不織布積層体によって形成されている。マスク本体部2は、非着用面2aと着用面2bとを有し、横方向Hの両端部の各々に位置する端部領域23と、両端部の端部領域23を除いた領域である中央領域22(中央部分)とを含んでいる。マスク本体部2の形状は、本実施形態では、平面視で、上下方向中心軸線に対して線対称であり、上下方向Vに短く、横方向Hに長い略矩形の形状を有している。ただし、マスク本体部2の形状は、鼻や口を覆うことが可能ならばこの例に限定されず、例えば、略角丸矩形、略楕円の形状、略多角形の形状、それらの組み合わせなどが挙げられる。
マスク本体部2は、横方向Hに沿って延び、上下方向Vに間隔を空けて並んだ複数の襞部25を備えている。したがって、マスク本体部2は複数の襞部25が並んだプリーツ型構造を有している。そして、本実施形態では、複数の襞部25は、上下方向Vの上側に位置し、上下方向Vの上側に向いた少なくとも一つの上側襞部と、上下方向Vの下側に位置し、上下方向Vの下側に向いた少なくとも一つの下側襞部と、を含んでいる。したがって、マスク本体部2は、横方向Hから見て概ね「Ω」状の形状を示すΩ型構造を有している。よって、マスク本体部2はΩ型プリーツ構造を有している。それにより、マスク1の着用時に、上側襞部と下側襞部とが、上下方向Vに蛇腹状に変形してマスク本体部2と着用者との間に所定の口元空間を形成できる。ただし、「上下方向Vの上側に位置する」及び「上下方向Vの下側に位置する」とは、横方向中心軸線に対して「上下方向Vの上側に位置する」及び「上下方向Vの下側に位置する」ことをいう。なお、別の実施形態では、図示しないが、複数の襞部25は、上下方向Vの上側に向いた少なくとも一つの上側襞部のみ、又は、上下方向Vの下側に向いた少なくとも一つの下側襞部のみを有していてもよい。この別の実施形態のプリーツ構造(片側プリーツ構造)でも、Ω型プリーツ構造ほどではないが、マスク1の着用時に、上側襞部又は下側襞部が、上下方向Vに蛇腹状に変形してマスク本体部2と着用者との間に所定の口元空間を形成できる。
本実施形態では、マスク本体部2は、着用者の鼻上部の形状に適合するように変形可能なノーズフィット部材26を更に備えている。ノーズフィット部材26は、マスク本体部2における上下方向Vの上側の端部において、非着用面側の不織布と着用面側の不織布とに挟持され、周囲を融着部で囲まれて保持されている。別の実施形態ではノーズフィット部材を備えなくてもよい。
一対の耳掛け部3の各々は、不織布で形成されている。本実施形態では、マスク本体部2における横方向Hの両端部領域23の各々の着用面2b、すなわち厚さ方向Tの内側の面に、融着部50で融着されている。融着部50は、例えば、耳掛け部3とマスク本体部2とを熱又は超音波で融着する方法などで形成されている。
なお、別の実施形態として、一対の耳掛け部3の各々は、マスク本体部2の非着用面2aに融着されてもよい。例えば、図2は別の実施形態に係るマスクの構成例を示す正面図である。この構成例では、一対の耳掛け部3の各々は、マスク本体部2における横方向Hの両端部領域23の各々の非着用面2a、すなわち厚さ方向Tの外側の面に、融着部50で融着されている。
図1の実施形態において、一対の耳掛け部3の各々は、端部領域23における着用面2bに接合され、上下方向Vに延在する基部43と、基部43に環状に連接され、横方向Hの内側に向って延出する延出部と、を含んでいる。本実施形態では、延出部は、一方の端部を、基部43における上下方向Vの上側及び下側の端部にそれぞれ連接された上側延出部42U及び下側延出部42Lと、上下方向Vの上側の端部及び下側の端部を、上側延出部42U及び下側延出部42Lの他方の端部にそれぞれ連接された外方側先端部41と、を含んでいる。一対の耳掛け部3の各々の外方側先端部41同士は、マスク着用時に分離容易なように接続部45で接続されている。本実施形態では、耳掛け部3は横方向Hに伸縮可能な伸縮性の不織布で形成され、よって、上側延出部42U及び下側延出部42Lは横方向Hに伸縮可能である。
図3は、実施形態に係るマスクの構成例を示す部分拡大正面図である。本実施形態では、基部43は、上下方向Vに沿って、上下方向Vの上端から下端まで延びる略長方形状に形成されている。基部43は、端部領域23における上下方向Vの上端から下端まで融着部50で接合されている。融着部50は、基部43における横方向Hの外側の端部に、略破線状に形成されている。すなわち、融着部50では、略線分状の融着部分が、上下方向Vに沿って断続的に配置されている。ただし、本発明において融着部50の形状及び配置は、基部43と端部領域23とを接合できれば、この例に限定されない。例えば、融着部50は略長方形状や市松模様状に形成されてもよい。
本実施形態では、上側延出部42U及び下側延出部42Lは、横方向Hに沿って延びる略長方形状に形成されている。外方側先端部41は、上下方向Vに沿って延設され、略弓状に形成されている。具体的には、上側延出部42U及び下側延出部42Lは、横方向Hにおいては、それぞれ基部43の上側及び下側から横方向Hに沿って延出する、最大の面積の長方形の範囲の部分である。外方側先端部41は、耳掛け部3における上側延出部42Uと下側延出部42Lとの間の残りの部分である。なお、上側延出部42U及び下側延出部42Lは、基部43に対して直角に延出する必要はなく、例えば90度±30度の範囲で帯状に延出していてもよい。
本実施形態では、上側延出部42Uと下側延出部42Lとでは、横方向Hの長辺の長さは同じであるが、上下方向Vの短辺の長さが相違している。すなわち、上側延出部42Uにおける上下方向Vの長さは、下側延出部42Lにおける上下方向Vの長さよりも長くなっている。言い換えると、上側延出部42Uの幅は太く、下側延出部42Lの幅は細くなっている。例えば、上側延出部42Uの幅は、下側延出部42Lの幅の1.2~3.0倍が挙げられ、1.5~2.5倍が好ましい。
図4は、実施形態に係るマスクの着用状態を示す模式図である。このマスク1を着用するときには、着用者は、マスク本体部2の横方向Hの中央部分で、複数の襞部25を上下方向Vに展開する(Ω型プリーツ構造;別の実施形態では片側プリーツ構造)。そして、着用者は、マスク本体部2の非着用面2aを外側に向け、一対の耳掛け部3の各々を融着部50で折り返し、各耳掛け部3の延出部(42U、42L、41)を横方向Hの外側に広げて、それら延出部と基部43とで環状に形成された耳掛け孔を耳に掛ける。そのとき、マスク本体部2の中央部分の上下方向Vの下側の部分は顎の下側まで達する。したがって、マスク本体部2の横方向Hの両端部領域23における上下方向Vの下側の部分は、耳の近くに達する一方、上側の部分は、耳からやや離れている。
ここで、このマスク1では、上側延出部42Uにおける上下方向Vの長さは、下側延出部42Lにおける上下方向Vの長さよりも長い。すなわち、上側延出部42Uの幅は太く、横方向Hに引っ張られ難くなっており、一方、下側延出部42Lの幅は細く、横方向Hに引っ張られ易くなっている。それゆえ、マスク1の着用時に、着用者が一対の耳掛け部3の各々を横方向Hに引っ張って耳に掛けようとしたとき、下側延出部42Lを多く(長く)引っ張ることになり、上側延出部42Uをあまり引っ張らなくなる。その結果、マスク本体部2の端部領域23における上下方向Vの下側の部分が耳に近く、上側の部分が耳から遠いにもかかわらず、下側延出部42Lは大きく伸長され、上側延出部42Uはあまり伸長されない。それにより、上側延出部42Uが横方向Hに収縮しようとする力、すなわち、耳を横方向Hに引っ張る力が相対的に弱くなるので、着用者が耳に痛みを感じ難くすることができる。一方、下側延出部42Lが横方向Hに収縮しようとする力、すなわち、耳を横方向Hに引っ張る力は相対的に強くなるので、耳掛け部3が全体として緩くならず、マスク1を着用者の顔面の所定箇所に的確にフィットさせ易くすることができる。よって、痛みの抑制と着用感の向上を両立できる。
このように、マスク1の一対の耳掛け部3の各々は、マスクの着用者の耳に掛けられたとき、上側延出部42Uが伸長され生じる上側延出部42Uの横方向Hの収縮力が、下側延出部42Lが伸長されて生じる下側延出部42Lの横方向Hの収縮力よりも小さくなるように構成されている。すなわち、耳掛け部3が耳に掛けられて上側延出部42U及び下側延出部42Lが伸長されたときに、上側延出部42Uが横方向Hに収縮しようとする力(収縮力)が、下側延出部42Lが横方向Hに収縮しようとする力(収縮力)よりも小さくなるように構成されている。そのため、当該耳掛け部3が着用者の耳に掛けられたとき、マスク本体部2の端部領域23における上下方向Vの下側の部分が耳に近く、上側の部分が耳から遠いにもかかわらず、上側延出部42Uが横方向Hに耳を強く引っ張ることを抑制でき、耳の痛みを低減できる。また、下側延出部42Lが相対的に大きい横方向Hの収縮力を有することで、耳掛け部3が全体的に緩くなることを抑制でき、安定的な着用を確保することができる。これにより、マスク1は、着用者が耳に痛みを感じることを抑制しつつ、マスク1を着用者の顔面の所定箇所に的確にフィットさせることができ、痛みの抑制と着用感の向上を両立できる。
なお、耳掛け部3の別の実施形態として、基部43、上側延出部42U及び下側延出部42Lの形状が、湾曲しているなど、略長方形状の部分を有さない場合があり得る。その場合、以下のように各部を定めることが可能である。基部43は、耳掛け部3における横方向Hのマスク本体部2と接合された側の端縁を一方の長辺とした上下方向Vに平行に延びる長方形の形状の領域とする。したがって、基部43(長方形)の長辺の長さはマスク本体部2の上下方向Vの長さと概ね同じである。基部43(長方形)の短辺の長さは、長方形が横方向Hに平行に取り得る最大の長さとする。上側延出部42U及び下側延出部42Lは、耳掛け孔における横方向Hの最も外方側先端部41側に接する上下方向Vの接線を仮定したとき、耳掛け部3における基部43から横方向Hに延出する部分のうちの当該接線よりも、基部43側の部分である。外方側先端部41は、耳掛け部3における当該接線よりも、基部43と反対側の部分である。
ここで、上側延出部42Uの収縮力及び下側延出部42Lの収縮力は、上側延出部42U及び下側延出部42Lを測定対象の試験片とし、その試験片を、耳掛け部3が耳に掛けられたときに上側延出部42U及び下側延出部42Lが伸長する長さ、すなわち着用時伸長長さだけ延伸した時の力(N)とする。ただし、上側延出部42U及び下側延出部42Lの着用時伸長長さは、マスク1をJIS T8151に規定されている試験用人頭のマネキンに装着して予め測定する。測定値のばらつきを考慮して、予め設定された個数(例えば、10個)のマスク1による平均値を最終的な着用時伸長長さとしてもよい。なお、上側延出部42U及び下側延出部42Lの元の長さを100%とすると、伸長後の長さ(元の長さ+着用時伸長長さ)は、115~150%程度になる。具体的な測定方法は、下記のとおりである。
<収縮力の測定方法>
(1)室温20℃、湿度60%の環境下で、測定対象の耳掛け部3から上側延出部42U及び下側延出部42Lの試験片を長方形(面積最大)に切り出す。したがって、試験片の幅及び長さは、試験片ごとに相違し得る。
(2)切り出した試験片を引張試験機(島津製作所製オートグラフAG-50-NXplus H)に取り付ける。そのとき、上側延出部42U及び下側延出部42Lの横方向Hの両端に対応する試験片の両端をチャックでつかむ。つかみ代のチャック間方向の長さはすべて同じとする(例示:5mm)。したがって、チャック間距離は試験片ごとに相違し得る。
(3)引張試験機に取り付けた試験片を、所定の引張速度100mm/分で、着用時伸長長さだけ延伸し、その延伸したときに元の長さに戻ろうとする力(単位:N)を収縮力として測定する。ただし、測定値のばらつきを考慮して、予め設定された個数(例えば、10個)の試験片による平均値を最終的な収縮力としてもよい。
別の実施形態として、上側延出部42Uの横方向Hの収縮力を下側延出部42Lの横方向Hの収縮力よりも小さくする手段として、上側延出部42Uと下側延出部42Lとで横方向Hの長さを変更してもよい。図5は、その別の実施形態に係るマスクの構成例を示す部分拡大正面図である。上側延出部42Uにおける横方向Hの長さは、下側延出部42Lにおける横方向Hの長さよりも長くなっている。例えば、上側延出部42Uの長さは、下側延出部42Lの長さの1.1~2.0倍が挙げられ、1.2~1.8倍が好ましい。なお、上側延出部42Uにおける上下方向Vの長さ(幅)は、下側延出部42Lにおける上下方向Vの長さ(幅)と同じである。
このマスク1では、上側延出部42Uの耳側の端部は、耳に近く、下側延出部42Lの耳側の端部は、耳からやや離れている。それゆえ、マスク1の着用時に、着用者が一対の耳掛け部3の各々を横方向Hに引っ張って耳に掛けようとしたとき、下側延出部42Lを、上側延出部42Uよりも多く(長く)横方向に引っ張ることになる(外方側先端部41は伸長し難いため)。その結果、下側延出部42Lは大きく伸長され、上側延出部42Uは小さく伸長されることになる。それにより、上側延出部42Uが横方向Hに収縮しようとする力、すなわち、耳を横方向Hに引っ張る力は相対的に弱くなるので、着用者が耳に痛みを感じ難くすることができる。一方、下側延出部42Lが横方向Hに収縮しようとする力、すなわち、耳を横方向Hに引っ張る力は相対的に強くなるので、耳掛け部3が全体として緩くならず、マスク1を着用者の顔面の所定箇所に的確にフィットさせ易くすることができる。
別の実施形態として、上側延出部42Uの横方向Hの収縮力を下側延出部42Lの横方向Hの収縮力よりも小さくする手段として、平面視で、上側延出部42Uの面積を下側延出部42Lの面積よりも広くしてもよい。例えば、上側延出部42Uの面積は、下側延出部42Lの面積の1.2~3.0倍が挙げられ、1.5~2.5倍が好ましい。
このマスク1では、上側延出部42Uは、横方向Hに引っ張る力に対して広い面積で抗するので、横方向Hに引っ張られ難く、下側延出部42Lは、横方向Hに引っ張る力に対して狭い面積で抗するので、横方向Hに引っ張られ易い。それゆえ、マス1クの着用時に、着用者が一対の耳掛け部3の各々を横方向Hに引っ張って耳に掛けようとしたとき、下側延出部42Lを多く横方向Hに引っ張り、上側延出部42Uを横方向Hにあまり引っ張らなくなる。その結果、下側延出部42Lは大きく伸長され、上側延出部42Uはあまり伸長されなくなる。それにより、上側延出部42Uが横方向Hに収縮しようとする力、すなわち、耳を横方向Hに引っ張る力は相対的に弱くなるので、着用者が耳に痛みを感じ難くすることができる。一方、下側延出部42Lが横方向Hに収縮しようとする力、すなわち、耳を横方向Hに引っ張る力は相対的に強くなるので、耳掛け部3が全体として緩くならず、マスク1を着用者の顔面の所定箇所に的確にフィットさせ易くすることができる。よって、痛みの抑制と着用感の向上を両立できる。なお、上記の実施形態(図3、図5)の各々も、この実施形態の例ということもできる。
本実施形態の一態様では、一対の耳掛け部3が端部領域23における非着用面2aに接合されている。それにより、着用時に、マスク本体部2の左右の両端部を左右の耳掛け部3によって着用者の顔面に押し付けて、マスク1を着用者の顔面の所定箇所に的確にフィットさせ易くすることができる。
本実施形態の一態様では、耳掛け部3を構成するシート状の不織布は伸縮性を有している。それにより、シート状の不織布の伸縮性を所望の値にすることで、着用時に、耳掛け部3の上側延出部42Uや下側延出部42Lの収縮力を適切な範囲に制御できる。よって、痛みの抑制と着用感の向上を両立できる。
本実施形態の一態様では、シート状の不織布は、伸縮性シート部材と、伸縮性シート部材を挟持する第1不織布及び第2不織布を含んでいる。それにより、伸縮性シートの伸縮性を所望の値にすることで、着用時に、耳掛け部3の上側延出部42Uや下側延出部42Lの収縮力を適切な範囲により容易に制御できる。よって、痛みの抑制と着用感の向上を両立できる。
各実施形態において、マスク本体部2を構成する不織布積層体は、例えば、内側(着用面側)シートと、外側(非着用面側)シートと、内側シートと外側シートとに挟持されたフィルタシートとを含んでいる。内側シート、外側シート及びフィルタシートの材料は、不織布である。不織布としては、例えば、スパンレース不織布、エアスルー不織布、スパンボンド不織布、エアレイド不織布、メルトブローン不織布、フラッシュ紡糸不織布、サーマルボンド不織布、カーディング不織布、又はこれらのいくつかを組み合わせた不織布が挙げられる。不織布を構成する繊維としては、例えば、合成樹脂繊維(例示:ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレン、エチレン-酢酸ビニル共重合体、エチレン-アクリル酸エチル共重合体、エチレン-アクリル酸共重合体、アイオノマー樹脂等のポリオレフィン;ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタラート、ポリトリメチレンテレフタラート、ポリ乳酸等のポリエステル;ナイロン等のポリアミド等)等が挙げられる。なお、天然繊維(例示:羊毛、コットン)や再生繊維(例示:レーヨン、アセテート)が一部含まれてもよい。不織布を構成する繊維は、単一成分で構成されていてもよいし、芯・鞘型繊維、サイド・バイ・サイド型繊維、島/海型繊維等の複合繊維で構成されていてもよい。各シートは、単層の不織布でも良いし、単層の不織布が積層された積層体)でもよい。
耳掛け部3を構成する不織布は、特に制限はないが、エラストマー繊維等の伸縮性繊維を含む、横方向Hに伸縮性を有する伸縮性不織布であることが好ましい。この場合、伸縮性不織布は、例えば、横方向Hにギア延伸加工が行われる(上下方向Vにギア延伸の溝が沿うように加工が行われる)ことにより横方向Hに伸縮性が付与されている。このようなギア延伸加工によって、伸縮性不織布の両面には、上下方向Vに沿って延びる複数本の溝が形成されている。ただし、横方向Hに伸縮性を付与する方法は、上記の方法に限定されず、公知の方法を用いることができる。なお、耳掛け部3を構成する不織布は、ポリオレフィン繊維等の伸長性繊維を含んでもよい。ただし、伸縮性繊維は弾性的に伸縮可能な繊維であり、伸長性繊維は非弾性的に伸長可能な繊維である。
伸縮性繊維は、特に限定されないが、例えば、ポリウレタン系エラストマー繊維、ポリスチレン系エラストマー繊維、ポリオレフィン系エラストマー繊維、ポリアミド系エラストマー繊維、ポリエステル系エラストマー繊維、ゴム系エラストマー繊維等のエラストマー繊維などが挙げられる。なお、これらのエラストマー繊維は単独で用いても、二種類以上の繊維を併用してもよい。また、伸長性繊維は、特に限定されないが、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン-酢酸ビニル共重合体等のポリオレフィン系樹脂からなるポリオレフィン繊維やこれらのポリオレフィン系樹脂を複数種類組み合わせてなる芯鞘型の複合繊維などが挙げられる。なお、これらの繊維は単独で用いても、二種類以上の繊維を併用してもよい。
耳掛け部3を構成し得る伸縮性シート部材は、特に制限はないが、例えば、ポリウレタン系フィルム、ポリスチレン系フィルム、シート状スチレン系ゴム、シート状オレフィン系ゴム、シート状ウレタン系ゴムなどのエラストマーシート、それらと不織布や紙等とを複合した複合エラストマーシートなどが挙げられる。
本発明のマスクは、上述した各実施形態に制限されることなく、本発明の目的、趣旨を逸脱しない範囲内において、各実施形態の技術や当該技術分野の公知の技術を用いた組合せや置換等が可能である。
1 マスク
2 マスク本体部
3 耳掛け部
23 端部領域
25 襞部
41 外方側先端部
42U 上側延出部
42L 下側延出部
43 基部

Claims (7)

  1. 上下方向及び横方向を有し、マスク本体部と、前記マスク本体部の前記横方向の両端部に位置する端部領域に接合された一対の耳掛け部と、を備えるマスクであって、
    前記マスク本体部は、前記横方向に沿って延び、前記上下方向に間隔を空けて並んだ複数の襞部を備え、前記複数の襞部が、前記上下方向の上側に向いた上側襞部と下側に向いた下側襞部とを含み、
    前記一対の耳掛け部の各々は、シート状不織布で形成され、
    前記端部領域に接合され、前記上下方向に延在する基部と、
    一方の端部を、前記基部における前記上下方向の両端部にそれぞれ連接された上側延出部及び下側延出部と、
    前記上下方向の上側の端部及び下側の端部を、それぞれ前記上側延出部及び前記下側延出部の他方の端部に接合された外方側先端部と、
    を含み、
    前記基部は、前記上下方向に沿って、前記端部領域の前記上下方向の上端から下端まで延びる長方形状に形成され、
    前記上側延出部及び前記下側延出部は、それぞれ前記基部における前記上下方向の上側の端部及び下側の端部から前記基部に対して直角かつ前記横方向に沿って延びる長方形状に形成され、最大の面積の長方形の範囲の部分であり、
    前記外方側先端部は、前記一対の耳掛け部の各々における前記上側延出部と前記下側延出部との間の残りの部分であり、
    前記一対の耳掛け部の各々は、前記マスクの着用者の耳に掛けられたとき、前記上側延出部が伸長され生じる前記上側延出部の前記横方向の収縮力が、前記下側延出部が伸長されて生じる前記下側延出部の前記横方向の収縮力よりも小さくなるように構成されている、
    マスク。
  2. 前記上側延出部における前記上下方向の長さは、前記下側延出部における前記上下方向の長さよりも長い、
    請求項1に記載のマスク。
  3. 前記上側延出部における前記横方向の長さは、前記下側延出部における前記横方向の長さよりも長い、
    請求項1又は2に記載のマスク。
  4. 平面視で、前記上側延出部の面積は、前記下側延出部の面積よりも広い、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載のマスク。
  5. 前記一対の耳掛け部は、前記端部領域における非着用面に接合されている、
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載のマスク。
  6. 前記シート状不織布は、伸縮性を有する、
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載のマスク。
  7. 前記シート状不織布は、伸縮性シート部材と、前記伸縮性シート部材を挟持する第1不織布及び第2不織布を含む、
    請求項6に記載のマスク。
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