JP7567813B2 - 画像表示装置 - Google Patents
画像表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7567813B2 JP7567813B2 JP2021573063A JP2021573063A JP7567813B2 JP 7567813 B2 JP7567813 B2 JP 7567813B2 JP 2021573063 A JP2021573063 A JP 2021573063A JP 2021573063 A JP2021573063 A JP 2021573063A JP 7567813 B2 JP7567813 B2 JP 7567813B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- virtual image
- screen
- light
- angle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B27/00—Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
- G02B27/01—Head-up displays
- G02B27/0101—Head-up displays characterised by optical features
- G02B27/0103—Head-up displays characterised by optical features comprising holographic elements
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B27/00—Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
- G02B27/42—Diffraction optics, i.e. systems including a diffractive element being designed for providing a diffractive effect
- G02B27/4205—Diffraction optics, i.e. systems including a diffractive element being designed for providing a diffractive effect having a diffractive optical element [DOE] contributing to image formation, e.g. whereby modulation transfer function MTF or optical aberrations are relevant
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B5/00—Optical elements other than lenses
- G02B5/18—Diffraction gratings
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B5/00—Optical elements other than lenses
- G02B5/18—Diffraction gratings
- G02B5/1861—Reflection gratings characterised by their structure, e.g. step profile, contours of substrate or grooves, pitch variations, materials
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B5/00—Optical elements other than lenses
- G02B5/32—Holograms used as optical elements
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/64—Constructional details of receivers, e.g. cabinets or dust covers
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B27/00—Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
- G02B27/01—Head-up displays
- G02B27/0149—Head-up displays characterised by mechanical features
- G02B2027/015—Head-up displays characterised by mechanical features involving arrangement aiming to get less bulky devices
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
- Holo Graphy (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
前記第1のスクリーンは、物体像を形成する像面を有し、前記物体像を前記像面から斜めに投射する。
前記第2のスクリーンは、前記像面と平行に配置され前記物体像の像光が入射する入射面を有し、前記入射面における前記像光の入射方向に対応する正反射方向とは異なる出射方向に沿って前記像光を回折し、前記物体像と平行な虚像を形成する。
[画像表示装置の構成]
図1は、本技術の第1の実施形態に係る画像表示装置の基本構成を示す模式図である。図1A及び図1Bは、画像表示装置100の側面図及び上面図である。画像表示装置100は、物体像1を構成する像光を回折して、物体像1の虚像2を表示する装置である。
実像スクリーン10上の各点からは、物体像1の各画素を表示する拡散光(像光)が出射される。従って、物体像1は、実像スクリーン10上に形成された実像であると言える。
この物体像1(実像)の像光が、虚像スクリーン20により回折されることで、虚像2が形成される。これにより、ユーザ3は、虚像スクリーン20越しに物体像1の虚像2を観察することが可能となる。
図1A及び図1Bに示す虚像2は、ユーザ3が標準観察軸4に沿って虚像スクリーン20を観察している状態(以下、標準観察状態と記載する)で、ユーザ3が視認する像である。画像表示装置100は、このような標準観察状態を想定して設計される。
なお標準観察軸4とは異なる方向から虚像スクリーン20を観察する場合であっても、虚像2を視認することが可能である。この場合、標準観察状態と比べて虚像2の位置等が変化することが考えられる。本開示では、このような観察方向の違いによって生じる虚像2の位置等の変化(虚像変動)を抑制するように、画像表示装置100が構成される。
実像スクリーン10は、物体像1を第1の面11から斜めに投射する。第1の面11から物体像を投射する投射方向は、例えば物体像1と虚像2とが重ならないように、虚像スクリーン20の構成と合わせて設定される。
実像スクリーン10としては、例えば投射された光を拡散して物体像1を形成するスクリーンや、物体像1を直接表示するディスプレイ等が用いられる(図13及び図14等参照)。
第1の面11の各点からは、各点に対応する物体像1の画素を表示する拡散光(像光)が出射される。以下では、拡散光のうち、投射方向に沿って出射される光線を主光線と記載する。すなわち投射方向とは、拡散光の主光線が投射される方向である。拡散光の拡散分布は、例えば主光線の強度が最も高くなるように設定される。これにより、所望の方向に向けて明るい物体像1を投射することが可能となり、虚像2の明るさを向上することが可能となる。
例えば、単色での画像表示を行う場合には、その色で発光する光源が用いられる。またカラーでの画像表示を行う場合には、RGBの各色光を発光する光源が用いられる。単一波長光源の波長等は限定されない。なお、虚像スクリーン20は、これらの波長の光(像光5)を適正に回折することが可能となるように構成される。
このような光源としては、例えばLD(Laser Diode)等を用いたレーザ光源が用いられる。レーザ光源を用いることで、虚像2の明るさを大幅に向上することが可能である。
狭帯域光源としては、例えばSLD(Super Luminescent Diode)や単色のLED(Light Emitting Diode)等の発光素子が用いられる。狭帯域光源が用いられる場合であっても、波長幅が狭いため、十分な回折効率が得られる。
この他、蛍光体を介して可視光を生成する光源や水銀ランプ等が用いられてもよい。
このように帯域の狭い単一波長の光を用いることで、虚像スクリーン20によって回折される像光5の進行方向(回折方向)を高精度に制御することが可能となる。これにより、波長分散によって生じる虚像2のボケ等を十分に防ぐことが可能となり、虚像表示の分解能を高めることが可能となる。
虚像スクリーン20は、第3の面21と第4の面22とを有する。第3の面21は、第1の面11と平行に配置され物体像1の像光5が入射する面である。第4の面22は、第3の面21とは反対側の面である。虚像スクリーン20は、第3の面21をユーザ3に向けて配置される。本実施形態では、第3の面21は、入射面に相当する。また虚像スクリーン20は、平板形状であり、第3の面21及び第4の面22はともに平面である。
第3の面21に入射した像光5は、虚像スクリーン20により回折され、第3の面21から出射される。すなわち、虚像スクリーン20は、第3の面21に入射した像光5を反射する、反射型のスクリーンである。
以下では、第3の面21(虚像スクリーン20)に平行な面をXY面と記載する。このうち、第3の面21の横方向をX方向と記載し、縦方向をY方向と記載する。また第3の面21(XY面)に直交する方向をZ方向と記載する。なお、図1A及び図1Bに示す側面図及び上面図は、画像表示装置100をX方向及びY方向に沿って見た模式図である。
ここで像光5の入射方向とは、例えば主光線が第3の面21に入射する方向であり、実像スクリーン10(第1の面11)による像光5の投射方向と平行な方向である。また出射方向とは、例えば主光線が第3の面21で反射(回折)されて出射する方向であり、虚像スクリーン20による回折方向である。
例えば、出射方向に平行な方向が、標準観察軸4として設定される。あるいは、出射方向とは異なる方向を標準観察軸4として設定することも可能である。この点については後述する。
以下では、第3の面21の法線6(図中の太い実線)と像光5の入射方向との間の角度を、第3の面21に入射する像光5の入射角度θinとする。また、第3の面21の法線6と像光5の出射方向との間の角度を、第3の面21から出射する像光5の出射角度θoutとする。
ここで、正反射方向7とは、例えばミラー等の鏡面において光が反射される方向であり、入射角度と出射角度とが等しい反射方向である。図2では、入射角度θinで第3の面21に入射した像光5の正反射方向7が、点線を用いて模式的に図示されている。なお、正反射が生じる場合、正反射方向7には、物体像1の正反射像が表示される。
このように像光5を回折することで、正反射方向7以外の方向に像光5を出射することが可能となり、所望の方向に向けて虚像2を表示することが可能となる。また虚像スクリーン20は、物体像1の正反射像と、物体像1の虚像2とが重ならないように構成されるとも言える。これにより、正反射等の映り込みを回避することが可能となる。
例えば図2に示すように、実像スクリーン10(第1の面11)上の点Pから出射され第3の面21に入射した像光5(拡散光)は、虚像スクリーン20により回折され、第3の面21における入射位置Qと第4の面22側の点P'(虚像焦点)とをつなぐ光路に沿って第3の面21から出射される。
これにより、第3の面21に向けられたユーザ3の瞳に入射する像光5は、第4の面22側の点P'から出射されたように観察される。また他の点から出射された像光5も同様の回折を受けて第3の面21から出射される。この結果、第4の面22側に形成される虚像2は、物体像1と平行な像となる。
また図1及び図2に示すように、画像表示装置100では、物体像1(実像スクリーン10)と、虚像スクリーン20と、虚像2とが、互いに平行に配置される。このように各スクリーンを平行に配置可能であるため、コンパクトな装置構成を実現することが可能である。
また像光5の出射方向(虚像2が表示される方向)は、正反射方向7とは異なる方向に任意に設定可能である。これにより、例えばユーザ3の視線に対して虚像スクリーン20を斜めに配置するといった構成を避けることが可能である。この結果、装置のフォームファクタが向上し、装置サイズの小型化を図ることが可能である。
なお、本開示において、「平行」な状態とは、実質的に平行である状態、すなわち略平行な状態を含む。例えば、完全に平行な状態からのずれ量(角度)が所定の角度範囲(例えば±10°程度)に含まれる状態は、「平行」な状態である。
これにより、虚像スクリーン20を正面から見るユーザ3に対して、虚像スクリーン20と平行な虚像2を表示することが可能となり、違和感のない虚像表示を実現することが可能となる。
なお、出射方向の向きは限定されない。例えばユーザ3が斜め上方から装置を観察するような場合には、ユーザ3の観察方向に合わせて出射方向を斜め上方に設定するといったことも可能である。この他、出射方向は、装置の用途等に応じて適宜設定されてよい。
虚像スクリーン20は、反射型ホログラム24を用いて構成される。
反射型ホログラム24は、反射型のホログラフィック光学素子(HOE:Holographic Optical Element)である。HOEは、ホログラム技術を用いた光学素子であり、予め記録された干渉縞により光を回折することで、光の進行方向の制御(光路制御)を実現する。
反射型ホログラム24は、第3の面21から入射した像光5を回折して第3の面21から出射するように構成される。また反射型ホログラム24では、出射方向が制御可能である。本実施形態では、反射型ホログラム24は、反射型の回折光学素子に相当する。
このように、反射型ホログラム24を貼り付ける構成では、ユーザ3側に透明基材の層が入ることを避けたい場合は表に貼ればよい。これにより透明基材表面での正反射等を回避することが可能となる。また反射型ホログラム24に直接触れることを防ぎたい場合は、裏に貼ればよい。
また反射型ホログラム24に接着性が無い場合や、より高い耐久性を考慮した場合等には、透明基板の間に反射型ホログラム24を挟むような構成が用いられてもよい。
例えば、第3の面21に対して特定の角度範囲で入射した光は、その入射角度に応じた出射角度で第3の面21から出射される。第3の面21に対する像光5の入射角度θin(投射方向)は、この角度範囲に含まれるように設定される。あるいは、θinが含まれるように角度範囲が設定される。
また特定の角度範囲以外の入射角度で入射した光は、干渉縞による回折をほとんど受けることなく、反射型ホログラム24を透過する。このため、例えば第4の面22側から水平方向に沿って入射した背景の光をそのまま通過させることが可能である。
このように、反射型ホログラム24は、透明スクリーンとして機能する。これにより、現実の空間に虚像2を重畳して表示することが可能となり、優れた視覚効果を発揮することが可能となる。
また反射型ホログラム24は、屈折力(パワー)を持たない反射型ミラーホログラムとして構成される。この場合、反射型ホログラム24は、正反射とは異なる方向に光を反射する平面ミラーと見做すことが可能である。
例えば、図2に示すように、第1の面11の点Pから出射され第3の面21の点Qに入射した像光5が回折されて、第4の面22側の点P'に点Pの虚像2が形成されるとする。この場合、線分PQの長さは、線分P'Qの長さと等しくなり(PQ=P'Q)、三角形PQP'は、二等辺三角形となる。
この干渉縞8は、一次元回折格子として機能する。すなわち反射型ホログラム24は、一次元回折格子を有する。図3では、反射型ホログラム24に形成された干渉縞8が縞状のパターンにより模式的に図示されている。
このような一方向に周期を持つ干渉縞8(一次元回折格子)のパターンは、例えばレーザ光をスキャンして干渉縞を生成するスキャン露光等の手法を用いて形成される。
上記したように、反射型ホログラム24では干渉縞8により一次元回折格子が構成される。図3(a)には、干渉縞8のグレーティングベクトル25が太線の矢印により模式的に図示されている。グレーティングベクトル25は、各干渉縞8に直交するベクトルである。このグレーティングベクトル25の方向が、干渉縞8の周期方向となる。
例えば図2に示すように、投射方向を第3の面21に対して正射影した方向は、第3の面21の上下方向(Y方向)となる。従って、図3(b)に示すように、第3の面21における干渉縞8の周期方向(第3の面21におけるグレーティングベクトル25の方向)は、Y方向となる。
これにより、例えば像光5の回折効率を左右対称にすることが可能である。
以下では、反射型ホログラム24内の干渉縞8の周期をグレーティングピッチPと記載し、反射型ホログラム24の表面における干渉縞8の周期を境界ピッチΛと記載する。グレーティングピッチPは、干渉縞8を露光する際のレーザ光の波長と露光角度によって決まるピッチである。
例えば、第3の面21における像光5の入射角度θin及び出射角度θoutの関係は、境界ピッチΛを用いて、以下の式で表すことが可能である。
Sinθin±mλ/Λ=Sinθout (1)
ここで、λは、再生光源となる像光5の主波長であり、mは1以上の整数である。
この(1)式に従って、境界ピッチΛやスラント角度φを設定することが可能である。なお(1)式は、ブラッグ条件を表す式である。
図4は、虚像スクリーン20によって表示される虚像位置と観察方向との関係を説明するための模式図である。図5は、虚像スクリーン20によって表示される虚像2の一例を示す模式図である。以下では、反射型ホログラム24を用いて虚像スクリーン20の一般的な性質について説明する。なお図4及び図5では、虚像や虚像位置の変化が強調して図示されている。
例えばユーザ3の顔が上下に移動すると、虚像スクリーン20に対する観察方向の仰角が変化する。また例えばユーザ3の顔が左右に移動すると、虚像スクリーン20に対する観察方向の方位角が変化する。
ここで、仰角とは、例えば対象となる方向(観察方向等)を表すベクトルが、XZ面(水平面)となす角度である。また方位角とは、例えばXZ面に射影されたベクトルのXZ面内での方位を示す角度である。
また図5(a)~(c)には、視点9a~9cで観察される虚像2の一例が模式的に図示されている。ここでは、実空間上の物体であるステージ30を基準として虚像2が表示されるものとする。
視点9cは、視点9bよりも上方から虚像スクリーン20を観察する視点であり、視点9bに比べて観察方向の仰角が大きい。この場合、虚像2cの表示位置は、虚像2bよりもさらに上方及び後方にシフトする。この結果、虚像2cは、虚像2bよりも上方に表示され、サイズが小さく、歪みの大きい像となる。
また、視点9b及び9cのように、標準観察軸4とは異なる角度で虚像スクリーン20を観察する場合、反射型ホログラム24での回折効率が低下することで、虚像2の表示輝度が低下する。図5に示す例では、虚像2aが最も明るい像となり、虚像2cが最も暗い像となる。
なお、ユーザ3が左右方向に顔を移動して、観察方向の方位角が変化する場合にも、虚像2の表示位置、表示姿勢、及び表示輝度等が変化する(図17等参照)。
本実施形態では、干渉縞8の境界ピッチΛは、物体像1及び出射方向に向けて表示される虚像2を結ぶ線の二等分線31と反射型ホログラム24とのなす交差角度αが16.3°以下となるように設定される
図2を参照して説明したように、本実施形態では屈折力のない平面ミラー型の反射型ホログラム24が用いられる。この場合、物体像1の位置Pと、像光5の入射位置Qと、虚像の位置P'とは、二等辺三角形を形成し、線分PP'の二等分線31は、入射位置Qを通る線となる。この二等分線31と第3の面21とのなす角度が交差角度αである。
また、あるαに対して、上記した角度関係を満たす入射角度θin及び出射角度θoutのペア(入射方向及び出射方向のペア)を任意に選択可能である。このうち、入射角度θin及び出射角度θoutは、例えば物体像1と虚像2とが重ならない範囲で設定される。
このように設定された出射角度θout(入射角度θin)において、交差角度αが0°<α≦16.3°となるような境界ピッチΛが設定される。
交差角度αを基準にして境界ピッチΛを設定することで、以下のグラフに示す通り、顔移動に対する虚像変動を少なく抑えることが可能となる。
図6には、観察方向の仰角(視点仰角)を変化させて虚像2の高さ移動量(図6A)、奥行移動量(図6B)、傾きの変化量(図6C)を計算したシミュレーション結果のグラフが示されている。各グラフの横軸は、水平方向を0°とする観察方向の仰角である。また各グラフの縦軸は、水平方向から観察したときの虚像2の状態を基準に設定されている。
また図6A~図6Cに示す各グラフには、交差角度αが、25°、16.3°、13.1°、及び9.5°に設定された場合のデータ35a~35dがプロットされている。このうち、データ35b、データ35c、及びデータ35dが、交差角度αが16.3°以下となる境界ピッチΛが設定された反射型ホログラム24についてのデータとなる。
また図6B及び図6Cに示すように、αが16.3°以下である場合、奥行方向への移動量は-10mm以下であり、像の傾斜は-10°以下となる。
このようにα≦16.3°となるような境界ピッチΛが設定された構成では、観察方向の仰角の変化に伴う虚像2の移動や傾斜が十分に抑制される。この場合、例えば一定の仰角範囲(例えば仰角が0°から10°までの範囲等)で観察方向が変化しても、虚像2の位置や姿勢はほとんど変化しない。これにより、虚像2があたかもその位置に存在しているような実在感のある表示を実現することが可能となる。
図7には、観察方向の方位角(視点方位角)を変化させて虚像2の高さ移動量(図7A)、奥行移動量(図7B)、傾きの変化量(図7C)を計算したシミュレーション結果のグラフが示されている。図7に示す各グラフでは、観察方向の仰角が10°に設定されている。
各グラフの横軸は、虚像スクリーン20に直交する方向(Z方向)を0°とする観察方向の方位角である。また各グラフの縦軸は、仰角10°及び方位角0°観察したときの虚像2の状態を基準に設定されている。
また図7A~図7Cに示す各グラフには、交差角度αが、25°、16.3°、13.1°、及び9.5°に設定された場合のデータ35a~25dがプロットされている。このうち、データ35b、データ35c、及びデータ35dが、交差角度αが16.3°以下となる境界ピッチΛが設定された反射型ホログラム24についてのデータとなる。
なおデータ35eは、交差角度α=16.3°でユーザ側凸状に湾曲した反射型ホログラムでのデータであり、データ35fは、交差角度α=16.3°で干渉縞の周期方向をZ方向を軸に回転させた反射型ホログラムでのデータである。データ35e及び35fについては後述する。
交差角度α≦16.3°である場合(データ35b、35c、35d)には、方位角変化に伴う高さ移動は十分に抑制されている。例えば方位角20°での観察では、高さ移動は3mm以下となる。
図7Bに示すように、虚像2の奥行移動も、交差角度α=25°の場合に最も大きく、例えば方位角20°での観察では、-30mm以上となる。
交差角度α≦16.3°である場合には、方位角変化に伴う奥行移動も十分に抑制されており、例えば方位角20°での観察では、奥行移動は-10mm以下である。
図7Cに示すように、交差角度α=25°の場合、仰角10°の観察方向からは、方位角0°の時点で-30°近い角度で虚像2が傾斜する。
交差角度α≦16.3°である場合には、虚像2の傾斜は、-10°以下である。またこの場合、虚像2の傾斜角度は、方位角が変化してもほとんど変わらない。
このようにα≦16.3°となるような境界ピッチΛが設定された構成では、観察方向の方位角の変化に伴う虚像2の移動や傾斜が十分に抑制される。これにより、例えばユーザ3が左右に移動した場合であっても、虚像2の位置や姿勢がほとんど変化しないため、実在感のある表示を実現することが可能となる。
画像表示装置100には、虚像2を表示する角度範囲(表示角度範囲)が設定される。表示角度範囲とは、虚像2を適正に表示することが可能な仰角及び方位角の角度範囲である。例えば、画像表示装置100は、表示角度範囲に含まれる観察方向から観察される虚像2の高さ位置、奥行位置、及び像の傾斜等が、所定の許容範囲に収まるように構成される。
表示角度範囲は、例えば図6及び図7等を参照して説明した、観察方向に対する虚像の位置及び姿勢の変化の特性に基づいて設定される。あるいは、表示角度範囲は、反射型ホログラム24による像光5の回折効率等に基づいて、一定値以上の回折効率が得られる回折効率角度範囲として設定される。あるいは、画像表示装置100の用途等に応じて表示角度範囲が設定されてもよい。
反射型ホログラム24では、入射方向(入射角度θin)から入射した像光5を出射方向(出射角度θout)に対して回折する場合に、ブラッグ条件が満たされ、像光5の回折効率が最大となる。すなわち、出射角度θoutは、ブラッグ角であるといえる。
スラント角度φは、ブラッグ条件から、例えばθin及びθoutの関数として表すことが可能である。従って、例えば入射方向(像光5の投射方向)が設定されている場合、スラント角度φを設定することで、出射方向(出射角度θout)を定めることが可能である。
このように、スラント角度φを設定することで、回折効率が最大となる方向が定まり、表示仰角範囲における回折効率の角度分布を設定することが可能となる。
ここで、回折効率仰角範囲41とは、例えば虚像2を表示することが可能な回折効率(回折効率ピークの30%以上等)で像光5を回折可能な出射仰角の範囲である。また回折効率仰角範囲41における回折効率は、出射角度θoutでピークとなる。
オンブラッグの条件とは、ブラッグ条件を満たす像光5の入出射の角度の条件である。オンブラッグの条件で回折された像光5は、入射角度θinで反射型ホログラム24に入射し、出射角度θoutで出射する像光5である。この場合、像光5の回折効率は最大となる。
オフブラッグの条件とは、例えばブラッグ条件をあえて外した入出射の角度の条件である。ここでは、回折効率が第1の閾値以上であり、かつ回折効率が最大とはならない状態での像光5の回折を、オフブラッグの条件の回折とする。第1の閾値は、例えば回折効率ピークの50%等である。これに限定されず、第1の閾値は適宜設定可能である。本実施形態では、第1の閾値は、第1の値に相当する。
これにより、表示仰角範囲に対して、最大の回折効率を含む第1の閾値以上の効率で像光5を回折することが可能となり、明るい虚像2を表示することが可能となる。この結果、虚像2の視認性を向上することが可能である。
この場合、水平方向にはオンブラッグの条件で回折された像光5が出射される。このため、水平方向から反射型ホログラム24を観察した場合に、虚像2が最も明るく表示される。また、水平方向から上下にずれた方向には、オフブラッグの条件で回折された像光5が出射される。これにより、水平方向を中心として、ユーザ3の視点が下方又は斜め上方に移動した場合であっても、虚像2を十分な明るさで表示することが可能である。
なお、スラント角度φは、必ずしも使用する表示仰角範囲40のセンターがブラッグ角となるように設定される必要はなく、所望の虚像表示が可能となるように適宜設定されてよい。
図9B及び図10Bは、図9A及び図10Aに示す反射型ホログラム24における回折効率仰角範囲41を示す模式図である。
例えば、画像表示装置100を観察する際に、ユーザ3の視点が上方に移動することが想定される場合等には、図9に示すように、回折効率仰角範囲41を斜め上方に傾ける構成が採用される。これにより、視点の移動量が大きい場合であっても、明るい虚像2を表示することが可能となる。
例えば、画像表示装置100がユーザ3の視点よりも下方に配置され、観察方向がほぼ斜め上方となるような場合には、図10に示すような構成が採用される。
従って表示仰角範囲40における回折効率は、第1の閾値以上でありかつ第2の閾値以下となる。第2の閾値は、例えば虚像2を適正に表示可能な範囲で適宜設定されてよい。本実施形態では、第2の閾値は、第2の値に相当する。
この場合であっても、表示仰角範囲40に対して適正に虚像2を表示することが可能である。例えば、必要な表示仰角範囲40を狭めたいときには、このようにオフブラッグで使用する。
視認距離Lは、虚像スクリーン20の第3の面21から、ユーザ3の視点9までの距離であり、例えば200mm≦L≦2000mmの範囲に設定される。
視点9の仰角移動の角度範囲ω1は、上記した表示仰角範囲に相当する。画像表示装置100は、表示仰角範囲ω1に対して、適正に虚像2を表示するように構成される。表示仰角範囲ω1は、例えば0°≦ω1≦10°の範囲に設定される。
視点9の方位角移動の角度範囲ω2は、上記した表示角度範囲として設定された方位角の範囲(表示方位角範囲)に相当する。画像表示装置100は、表示方位角範囲ω2に対して、適正に虚像2を表示するように構成される。表示仰角範囲ω2は、例えば-15°≦ω2≦15°の範囲に設定される。
虚像表示距離aは、虚像スクリーン20の第3の面21から、虚像2が表示される位置までの水平距離であり、例えばa=50mm程度に設定される。
スクリーン間距離bは、虚像スクリーン20の第3の面21と、実像スクリーン10の第1の面11(物体像1)との水平距離であり、例えばb=45mm程度に設定される。
反射型ホログラム24の境界ピッチΛは、例えば1200nmに設定され、スラント角度φは81.4°に設定される。この時、出射角度θoutは0°に設定され、Z方向と平行に虚像スクリーン20を観察する観察方向に対してブラッグ条件が満たされており、オンブラッグとなっている。図12には、ブラッグ条件を満たす入射方向及び出射方向が黒色の太い矢印を用いて模式的に図示されている。またZ方向と交差する観察方向に対しては、オフブラッグとなっている。
ブラッグ条件をみたすスラント角度φの選択は,使用する表示仰角範囲ω1に対して自由に選択可能である。いずれにしろ、ユーザ3の顔が移動するため、画像表示装置100はオンブラッグの条件とオフブラッグの条件は共存するか、オフブラッグの条件での使用となる。
従って、第2の面12aは、プロジェクタ15から物体像1の像光5が投射される投射面として機能する。また、第1の面11aは、像光5を拡散して出射する拡散面として機能する。これにより、第1の面11aには、プロジェクタ15から出射された像光5により構成される対象画像の物体像1が形成される。
図13Aでは、実像スクリーン10a(第1の面11a)に形成される物体像1と、物体像1を構成する像光5(拡散光)が模式的に図示されている。なお図12に示す構成では、透過型の実像スクリーン10aが用いられている。
透過型の実像スクリーン10aが用いることで、例えばプロジェクタ15の配置の自由度が向上し、様々な投射角度や投射距離に対応することが可能となる。
従って、第1の面11bは、プロジェクタ15から物体像1の像光5が投射される投射面であるとともに、像光5を拡散して出射する拡散面として機能する。これにより、第1の面11aには、プロジェクタ15から出射された像光5により構成される対象画像の物体像1が形成される。
反射型の実像スクリーン10bを用いることで、例えばプロジェクタ15を実像スクリーン10よりも装置の内側に配置するといったことが可能となり装置サイズを小さくすることが可能となる。
実像スクリーン10cとしては、例えば有機ELディスプレイやプラズマディスプレイ等の画素ごとに発光して画像を表示する自発光パネルを備えたディスプレイが用いられる。あるいは、液晶ディスプレイ等の画素ごとに光を変調して画像を表示するバックライト式パネルを備えたディスプレイが用いられてもよい。
いずれのディスプレイが用いられる場合でも、光を出射する方向(投射方向)や光の拡散角を制御することで、所定の投射方向に物体像1投射することが可能である。
このように、自発光パネルやバックライト式パネルを備えたディスプレイを用いた実像スクリーン10cは、像光5を投射するための投射光学系(投影系)が不要である。これにより、装置サイズの増大を回避することが可能となり、コンパクトな画像表示装置100を実現することが可能となる。
このように、デザイン性や、使用する角度範囲(表示仰角範囲等)等を考えて、画像表示装置100(虚像スクリーン20)の下方にシースルー面を持ってくる構成が採用されてもよい。これにより、例えば天井等に設置して使用する画像表示装置100を容易に構成することが可能である。
また例えば、観察者による虚像の観察位置が固定されている構成があり得る。この場合、観察者にとって見やすいようにスクリーンを配置するといったことが可能であるが、移動しながらの観察は難しくなる。また、観察者が虚像を見下ろすような構成では、スクリーンを視線に合わせて傾斜させると、フォームファクタが悪化しデバイスサイズが増大する恐れがある。
図16及び図17は、比較例として挙げるホログラムスクリーンでの虚像変動を示す図である。図16及び13には、交差角度α=25°となる境界ピッチΛが設定された反射型のホログラムスクリーン36によって表示される虚像2の位置を表すグラフが示されている。図16のグラフは、観察方向の仰角を変化させた場合の虚像2の移動を示すグラフである。図17のグラフは、観察方向の方位角を変化させた場合の虚像2の移動を示すグラフである。なお図17では、仰角が5°の状態で方位角を変化せている。各グラフの横軸及び縦軸は、虚像2の奥行位置及び高さ位置である。
図16に示すように、ホログラムスクリーン36では、観察方向の仰角が0°から25°に変化した場合には、虚像2の位置は、高さ方向に100mm程度移動し、奥行方向に100mm以上移動する。また虚像2は、鉛直な状態から水平に近い状態にまでユーザ3側に傾く。また図17に示すように、観察方向の方位角が0°から25°に変化した場合には、高さ方向に20mm程度移動し、奥行方向に-50mm程度移動し、ユーザ3側に傾く。
さらに、画像表示装置100では、像光の入射角度θinと出射角度θout(回折角度)とが、θin≠θoutとなるように設定され、物体像1と虚像2の二等分線と虚像スクリーン20(第3の面21)とのなす交差角度αが、α≦16.3°に設定される。これにより、観察方向や視認位置の移動に対する虚像変動が抑制され、虚像表示の実在感を大幅に向上する。
本技術に係る第2の実施形態の画像表示装置について説明する。これ以降の説明では、上記の実施形態で説明した画像表示装置100における構成及び作用と同様な部分については、その説明を省略又は簡略化する。
虚像スクリーン220は、第1の反射型ホログラム221と、第2の反射型ホログラム222と、透明基材230とを有する。第1及び第2の反射型ホログラム222及び223は、平板形状の透明基材230の両面に配置される。第1の反射型ホログラム221は、透明基材230のユーザ3とは反対側に向けられる面に配置され、第2の反射型ホログラム222は、透明基材230のユーザ3に向けられる面に配置される。透明基材230としては、例えばガラス基板やアクリル等のプラスチック基板が用いられる。なお各ホログラムに十分な剛性がある場合等には、透明基材230を用いることなく空気層を挟んで各ホログラムが配置されてもよい。
第1の反射型ホログラム221は、物体像1の像光5を回折して、出射方向に沿って出射する。より詳しくは、透明基材230を介して第1の面211から所定の角度で入射する光を回折して第1の面211から出射する。なお、所定の角度は、例えば透明媒質(透明基材230)を介した入射角度である。本実施形態では、第1の反射型ホログラム221は、回折光学素子に相当する。
第2の反射型ホログラム222は、第1の反射型ホログラム221を通過した像光5を回折して、第1の反射型ホログラム221に向けて出射する。また第2の反射型ホログラム222には、第1の反射型ホログラム221が回折する角度範囲に対して像光5を回折するような干渉縞(グレーティングベクトル)が形成される。本実施形態では、第2の反射型ホログラム222は、他の回折光学素子に相当する。
すなわち、第4の面224及び第3の面223(第1の反射型ホログラム221)を通過して、第5の面225に入射した像光5は、第2の反射型ホログラム222の回折により第5の面225から出射され、第3の面223に入射する。この像光5は、第3の面223における入射方向に対応する正反射方向とは異なる出射方向(図では水平方向)に出射する。この結果、ユーザ3は虚像スクリーン220越しに虚像2を観察することが可能となる。
例えば交差角度αが16.3°以下となるように、第1の反射型ホログラム221の境界ピッチΛが設定される。また例えば、表示仰角範囲における回折効率が所望の分布となるように、第1の反射型ホログラム221のスラント角度が適宜設定される。
これにより、反射型ホログラムを2枚組み合わせた構成であっても、装置サイズを小型化するとともに、観察方向の変化に伴う虚像変動を抑制して、実在感のある虚像表示を実現することが可能である。
図19は、第3の実施形態に係る画像表示装置の構成例を示す模式図である。図19Aは、画像表示装置300をX方向から見た側面図であり、図19Bは、画像表示装置300をY方向から見た上面図である。画像表示装置300は、平面形状の実像スクリーン310と、湾曲した虚像スクリーン320とを有する。この構成は、例えば図1等を参照して説明した画像表示装置100の虚像スクリーン20を視認者であるユーザ3側に凸状に湾曲させた構成であるともいえる。
図19に示す例では、透明基材330の凸状の湾曲面に反射型ホログラム321が配置される。これに限定されず、例えば透明基材330の内側の凹面(ユーザ3とは反対側に向けられる面)に反射型ホログラム321が配置されてもよい。
例えば平面で作製(露光)した反射型ホログラム321を曲面に変形して用いることが可能である。例えば、反射型ホログラム321がフィルムであれば、透明な曲面を備えた透明基材330(プラスチック成型品等)の表面に張り付けて使用可能である。
いずれにしろ、画像表示装置300では、物体像1の像光5が入射する第3の面323が外側に配置され、虚像スクリーン320は、視認者(ユーザ3)側に凸となる湾曲形状である。すなわち虚像スクリーン320では、ユーザ3側に向けられる第3の面232が外周面となる。
従って、例えば水平方向の顔移動に対して虚像移動等を抑制したい場合は、平面で作製した虚像スクリーン320をユーザ3側に凸になる水平方向に曲率を持たせることが有効である。なお、虚像スクリーン320を湾曲させることで生じる虚像2の歪みは、実像スクリーン310に形成される物体像1を予め補正することで、解消することが可能である。
このように、視認者側に凸の曲面スクリーンにすることで、水平方向の視認位置移動をさらに改善させることが可能である。
図20は、第4の実施形態に係る画像表示装置の構成例を示す模式図である。画像表示装置400は、実像スクリーン410及び虚像スクリーン420のペア430を、それぞれが表示する虚像2が互いに重なるように複数配置して構成される。例えば鉛直方向(Y方向)に沿った虚像2の中心軸が、所定の基準軸Oと一致するように実像スクリーン410及び虚像スクリーン420のペア430が配置される。このスクリーンのペア430について、基準軸Oを中心として回転した位置に、他のペア430が配置される。各スクリーンのペア430は、例えば図1等を参照して説明した画像表示装置100と同様に構成される。
このように、画像表示装置400は、虚像スクリーン410(実像スクリーン420)を複数枚合わせて筒状に配置したデバイスである。これにより、画像表示装置400を中心とする様々な方位に向けて虚像表示を行うことが可能となる。
このため、例えば画像表示装置400を観察するユーザ3の視点が、基準軸Oの周りに移動して観察方向の方位角が変化したとしても、面と面の切り替わり位置での虚像変動差を抑えることが可能である。すなわち、虚像スクリーン410の切り替わり位置で、虚像2の表示位置が不連続に変化するといった事態を回避することが可能となる。この結果、虚像2の実体感が失われにくくなる。
本技術は、以上説明した実施形態に限定されず、他の種々の実施形態を実現することができる。
この他、ホログラムの具体的な構成は限定されない。例えばスラントにおける屈折率差の大小に応じて、フォトポリマー等の材料が選択される。この場合、例えば必要な回折効率や回折効率角度範囲が得られるような屈折率差を実現する材料が選択される。また、ホログラムの種類は、製造性やコストに応じて適宜選択されてよい。
反射型ホログラム524a、524b、524cの各境界ピッチ及びスラント角度φは、それぞれ赤色光(R)、緑色光(G)、及び青色光(B)を所定の出射方向に向けて回折するように設定される。
このような反射型ホログラム524a、524b、524cは、例えば、赤色、緑色、及び青色の波長の光で干渉縞8を露光することで生成される。なお、必ずしも回折の対象となる色光の波長と、干渉縞8を露光する際の露光波長とが一致している必要はない。例えば、赤色光(R)を回折する反射型ホログラム524aが、緑色の波長で露光されることもある。このように、露光波長としては、使用する色光と同様の波長の光が用いられる場合もあれば、他の波長の光が用いられる場合もある。
また、図21(a)に示す例では、反射型ホログラム524a、524b、524cがこの順番で積層される。なお、各反射型ホログラム524a~524cを積層する順番は限定されない。
このように、複数の反射型ホログラム524を積層して用いる場合、各反射型ホログラム524ごとに、図6及び図7等を参照して説明した方法に従って境界ピッチΛやスラント角度φが設定される。これにより、観察方向の移動に伴う虚像変動が十分に抑制されたカラーの虚像等を表示することが可能となる。
反射型ホログラム524dには、干渉縞8の多重露光(同時露光)が可能なフォトポリマー等が用いられ、例えば各色光に応じた露光条件で複数種類の干渉縞8が露光される。これらの干渉縞8の境界ピッチΛとスラント角度φは、RGBの各色光の光を適正に回折するように設計される。
これにより、カラー表示に対応した単層の反射型ホログラム524dを構成することが可能であり、例えば複数のホログラムを積層する工程が不要となり、装置コストを抑えることが可能である。
反射型ホログラムAは、緑色光Gを回折するホログラムであり、その境界ピッチΛは1200nmに設定され、スラント角度φは78.3°に設定されている。
以下では、回折効率がピーク値の80%以上となる仰角及び方位角の範囲を、回折効率仰角範囲及び回折効率方位角範囲と記載する。
図22Aに示すように、反射型ホログラムAのみを用いた虚像スクリーンでは、方位角=0°における回折効率仰角範囲が10°程度である。また仰角=2°における回折効率方位角範囲は、±20°程度である。
反射型ホログラムBは、緑色光Gを回折するホログラムであり、その境界ピッチΛは1200nmに設定され、スラント角度φは77.95°に設定されている。すなわち、反射型ホログラムBは、反射型ホログラムAと境界ピッチΛを共通にしてスラント角度φを変えて干渉縞が露光されたホログラムである。
このように、図22Bでは、虚像スクリーンの回折光学素子として、干渉縞8の境界ピッチΛが等しく干渉縞8のスラント角度φが異なる互いに積層された複数の反射型ホログラムA及びBが用いられる。
この結果、図22Bに示すように、反射型ホログラムA及びBを積層した虚像スクリーンでは、方位角=0°における回折効率仰角範囲は、15°以上に拡大される。また仰角=2°における回折効率方位角範囲は、±28°程度に拡大される。
反射型ホログラムCには、例えば反射型ホログラムAと同様のスラント角度φ=78.3°の干渉縞8と、反射型ホログラムBと同様のスラント角度φ=77.95°の干渉縞とが露光される。これにより、回折効率角度範囲を拡大することが可能である。
なお、図22では、単色の光を回折する場合について説明したが、カラー表示を行う場合には、RGBの波長ごとに、上記した方法を用いることで、回折効率角度範囲を拡大することが可能である。
これは、例えば図3に示す反射型ホログラム24を、Z方向を軸に所定の角度だけ回転させた構成である。この場合、第3の面21における干渉縞8の方向は、水平方向に対して回転角度と同じ角度で傾いた方向となる。
以下では、図3(b)に示す反射型ホログラム24における干渉縞8の配置を水平配置と記載する。また水平配置からZ方向を軸として干渉縞8が回転された反射型ホログラムの配置を回転配置と記載する。
ここでは、ユーザ3は、仰角0°以上の角度で斜め上方から反射型ホログラムを観察するものとする。
例えばユーザ3が回転配置の反射型ホログラム27aの中心位置を見ながら、反射型ホログラム27aの右側から左側に移動する状況を考える。
これは、水平配置の反射型ホログラム24(図3B参照)において、その中心位置を右斜め上から見ているユーザ3が、左下方向に視点を移動させる状況に対応する。この場合、水平配置の反射型ホログラム24の中心位置から見た観察方向の仰角は、視点が左下方向に移動するにつれて小さくなる。
回転配置の反射型ホログラム27aにおいても、その干渉縞8を基準とした観察方向の仰角(例えば干渉縞8と直交する面における仰角)が、ユーザ3の移動に伴い小さくなる。この結果、ユーザ3が反射型ホログラム27aの右側から左側に移動する間に虚像変動は小さくなる。
この結果、回転配置では、虚像変動が抑えられる方向において、虚像変動を抑制可能な角度範囲が水平配置の角度範囲よりも広くなる。すなわち、干渉縞8を回転配置に設定することで、虚像変動が抑制された観察範囲を広げることが可能である。
例えば、図7に示すデータ35fは、α=16.3°の境界ピッチΛに設定された反射型ホログラム24を、水平配置の状態からZ方向を軸に10°回転させた場合のデータである。例えば水平配置の反射型ホログラム24で生じる方位角変化に伴う虚像変動(データ35b)に比べ、回転配置の反射型ホログラム27aによる虚像変動(データ35e)が広い角度範囲にわたって小さくなる。
反射型ホログラム27bでは、例えばユーザ3が反射型ホログラム27bの左側から右側に向かう方向で、虚像変動が抑制される。
画像表示装置600は、平面状の実像スクリーン610と、平面状の虚像スクリーン620とを有する。実像スクリーン610は、虚像スクリーン620の中心に向けて斜め下方から物体像1を投射する。虚像スクリーン620には、回転配置の反射型ホログラム27a及び27bが、ユーザ3から見て左側及び右側に互いに隣接して配置される。これら反射型ホログラム27a及び27bの境界線が、虚像スクリーン620の中心線となる。
画像表示装置700は、複数の実像スクリーン710と、複数の虚像スクリーン720とを有する。各虚像スクリーン720は、反射型ホログラム27aを用いて構成され、虚像2が表示される側を内側にして所定の角度で隣接して配置される。すなわち、複数の虚像スクリーン720により、多面スクリーンが構成される。複数の実像スクリーン710は、各反射型ホログラム27aの右端を中心として物体像1を投射するように、多面スクリーン(虚像スクリーン720)を囲んで配置される。
このように画像表示装置700は、図24に示す画像表示装置600から反射型ホログラム27bを除いたユニットを回転対称に配置して構成されるともいえる。
なお図25では、2つの虚像スクリーン620を用いた2面スクリーンを構成した例である。これに限定されず、2面以上の多面スクリーンが構成されてもよい。また、反射型ホログラム27bを含むユニットが回転対称に配置されて画像表示装置が構成されてもよい。
この時、右側の反射型ホログラム27aを介して虚像2を観察する方位角の角度幅は、左側の反射型ホログラム27aにおける角度幅と同様となる。従って右側の反射型ホログラム27aにおいても、左側の反射型ホログラム27bと同様に虚像2の変動が抑制される。
このように、画像表示装置700では、虚像2を表示するパネルが切り替わるまで、虚像変動が十分に抑制された状態を維持することが可能である。これにより、虚像変動が十分に抑制された実在感のある全周画像等を表示することが可能となる。
(1)物体像を形成する像面を有し、前記物体像を前記像面から斜めに投射する第1のスクリーンと、
前記像面と平行に配置され前記物体像の像光が入射する入射面を有し、前記入射面における前記像光の入射方向に対応する正反射方向とは異なる出射方向に沿って前記像光を回折し、前記物体像と平行な虚像を形成する第2のスクリーンと
を具備する画像表示装置。
(2)(1)に記載の画像表示装置であって、
前記第2のスクリーンは、前記入射面から入射した前記像光を回折して前記入射面から出射する反射型の回折光学素子を含む
画像表示装置。
(3)(2)に記載の画像表示装置であって、
前記回折光学素子は、一方向に周期を持つ干渉縞が露光されたホログラフィック光学素子である
画像表示装置。
(4)(3)に記載の画像表示装置であって、
前記入射面における前記干渉縞の周期方向は、前記入射方向を前記入射面に対して正射影した方向である
画像表示装置。
(5)(3)又は(4)に記載の画像表示装置であって、
前記干渉縞の境界ピッチは、前記物体像及び前記出射方向に向けて表示される前記虚像を結ぶ線の二等分線と前記ホログラフィック光学素子とのなす角度が16.3°以下となるように設定される
画像表示装置。
(6)(3)から(5)のうちいずれか1つに記載の画像表示装置であって、
前記干渉縞のスラント角度は、前記虚像を表示するための仰角範囲にブラッグ条件で回折された前記像光が含まれるような角度、又は前記仰角範囲にブラッグ条件をあえて外した条件で回折された前記像光のみが含まれるような角度のいずれか一方に設定される
画像表示装置。
(7)(3)から(6)のうちいずれか1つに記載の画像表示装置であって、
前記物体像の像光は、互いに波長の異なる複数の色光を含み、
前記回折光学素子は、前記複数の色光の各々に応じて前記干渉縞の境界ピッチ及び前記干渉縞のスラント角度がそれぞれ設定された互いに積層された複数のホログラフィック光学素子、又は、前記複数の色光の各々に応じた前記境界ピッチ及び前記スラント角度で前記干渉縞が多重露光された単一のホログラフィック光学素子のいずれか一方である
(8)(3)から(7)のうちいずれか1つに記載の画像表示装置であって、
前記回折光学素子は、前記干渉縞の境界ピッチが等しく前記干渉縞のスラント角度が異なる互いに積層された複数のホログラフィック光学素子、又は、前記干渉縞の境界ピッチが等しく前記干渉縞のスラント角度が異なるように前記干渉縞が多重露光された単一のホログラフィック光学素子のいずれか一方である
画像表示装置。
(9)(3)から(8)のうちいずれか1つに記載の画像表示装置であって、
前記第2のスクリーンは、前記回折光学素子を挟んで前記第1のスクリーンとは反対側に配置され、前記回折光学素子を通過した前記像光を回折して、前記回折光学素子に向けて出射する反射型の他の回折光学素子を有する
画像表示装置。
(10)(3)から(9)のうちいずれか1つに記載の画像表示装置であって、
前記入射面における前記干渉縞の周期方向は、前記入射方向を前記入射面に対して正射影した方向と交差する方向である
画像表示装置。
(11)(1)(10)のうちいずれか1つに記載の画像表示装置であって、
前記出射方向は、前記入射面と直交する方向に設定される
画像表示装置。
(12)(11)に記載の画像表示装置であって、
前記第1及び前記第2のスクリーンは、鉛直方向に沿って配置され、
前記出射方向は、水平方向に設定される
画像表示装置。
(13)(1)から(12)のうちいずれか1つに記載の画像表示装置であって、
前記第1のスクリーンは、前記物体像の前記像光が投射される前記入射面上の領域に対して、斜め下方又は斜め上方のいずれか一方に配置される
画像表示装置。
(14)(1)から(13)のうちいずれか1つに記載の画像表示装置であって、
前記第2のスクリーンは、平板形状、又は視認者側に凸となる湾曲形状のいずれか一方である
画像表示装置。
(15)(1)から(14)のうちいずれか1つに記載の画像表示装置であって、
前記第1のスクリーンは、拡散スクリーンであり、
さらに、前記拡散スクリーンに前記物体像の像光を投射する投射部を具備する
画像表示装置。
(16)(1)から(14)のうちいずれか1つに記載の画像表示装置であって、
前記第1のスクリーンは、前記物体像を表示可能なディスプレイである
画像表示装置。
(17)(1)から(16)のうちいずれか1つに記載の画像表示装置であって、
前記像光の光源は、互いに異なる波長の光を出射する1以上の単一波長光源、又は互いに異なる波長の光を出射する1以上の狭帯域光源であるである
画像表示装置。
2、2a~2c…虚像
3…ユーザ
5…像光
7…正反射方向
8…干渉縞
10、10a~10c、210、310、410、610、710…実像スクリーン
11、11a~11c、211…第1の面
15…プロジェクタ
20、220、320、420、520、620、720…虚像スクリーン
21、223、323…第3の面
24、27、321…反射型ホログラム
100、200、300、400、600、700…画像表示装置
Claims (14)
- 物体像を形成する像面を有し、前記物体像を前記像面から斜めに投射する第1のスクリーンと、
前記像面と平行に配置され前記物体像の像光が入射する入射面を有し、前記入射面における前記像光の入射方向に対応する正反射方向とは異なる出射方向に沿って前記像光を回折し、前記物体像と平行な虚像を形成する第2のスクリーンと
を具備し、
前記第2のスクリーンは、一方向に周期を持つ干渉縞が露光され前記入射面から入射した前記像光を回折して前記入射面から出射する反射型のホログラフィック光学素子を含み、
前記干渉縞の境界ピッチは、前記物体像及び前記出射方向に向けて表示される前記虚像を結ぶ線の二等分線と前記ホログラフィック光学素子とのなす角度が16.3°以下となるように設定される
画像表示装置。 - 請求項1に記載の画像表示装置であって、
前記入射面における前記干渉縞の周期方向は、前記入射方向を前記入射面に対して正射影した方向である
画像表示装置。 - 請求項1に記載の画像表示装置であって、
前記干渉縞のスラント角度は、前記虚像を表示するための仰角範囲にブラッグ条件で回折された前記像光が含まれるような角度、又は前記仰角範囲にブラッグ条件をあえて外した条件で回折された前記像光のみが含まれるような角度のいずれか一方に設定される
画像表示装置。 - 請求項1に記載の画像表示装置であって、
前記物体像の像光は、互いに波長の異なる複数の色光を含み、
前記ホログラフィック光学素子は、前記複数の色光の各々に応じて前記干渉縞の境界ピッチ及び前記干渉縞のスラント角度がそれぞれ設定された互いに積層された複数のホログラフィック光学素子、又は、前記複数の色光の各々に応じた前記境界ピッチ及び前記スラント角度で前記干渉縞が多重露光された単一のホログラフィック光学素子のいずれか一方である
画像表示装置。 - 請求項1に記載の画像表示装置であって、
前記ホログラフィック光学素子は、前記干渉縞の境界ピッチが等しく前記干渉縞のスラント角度が異なる互いに積層された複数のホログラフィック光学素子、又は、前記干渉縞の境界ピッチが等しく前記干渉縞のスラント角度が異なるように前記干渉縞が多重露光された単一のホログラフィック光学素子のいずれか一方である
画像表示装置。 - 請求項1に記載の画像表示装置であって、
前記第2のスクリーンは、前記ホログラフィック光学素子を挟んで前記第1のスクリーンとは反対側に配置され、前記ホログラフィック光学素子を通過した前記像光を回折して、前記ホログラフィック光学素子に向けて出射する反射型の他のホログラフィック光学素子を有する
画像表示装置。 - 請求項1に記載の画像表示装置であって、
前記入射面における前記干渉縞の周期方向は、前記入射方向を前記入射面に対して正射影した方向と交差する方向である
画像表示装置。 - 請求項1に記載の画像表示装置であって、
前記出射方向は、前記入射面と直交する方向に設定される
画像表示装置。 - 請求項8に記載の画像表示装置であって、
前記第1及び前記第2のスクリーンは、鉛直方向に沿って配置され、
前記出射方向は、水平方向に設定される
画像表示装置。 - 請求項1に記載の画像表示装置であって、
前記第1のスクリーンは、前記物体像の前記像光が投射される前記入射面上の領域に対して、斜め下方又は斜め上方のいずれか一方に配置される
画像表示装置。 - 請求項1に記載の画像表示装置であって、
前記第2のスクリーンは、平板形状、又は視認者側に凸となる湾曲形状のいずれか一方である
画像表示装置。 - 請求項1に記載の画像表示装置であって、
前記第1のスクリーンは、拡散スクリーンであり、
さらに、前記拡散スクリーンに前記物体像の像光を投射する投射部を具備する
画像表示装置。 - 請求項1に記載の画像表示装置であって、
前記第1のスクリーンは、前記物体像を表示可能なディスプレイである
画像表示装置。 - 請求項1に記載の画像表示装置であって、
前記像光の光源は、互いに異なる波長の光を出射する1以上の単一波長光源、又は互いに異なる波長の光を出射する1以上の狭帯域光源である
画像表示装置。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2020008397 | 2020-01-22 | ||
| JP2020008397 | 2020-01-22 | ||
| PCT/JP2021/000469 WO2021149512A1 (ja) | 2020-01-22 | 2021-01-08 | 画像表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPWO2021149512A1 JPWO2021149512A1 (ja) | 2021-07-29 |
| JP7567813B2 true JP7567813B2 (ja) | 2024-10-16 |
Family
ID=76991798
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2021573063A Active JP7567813B2 (ja) | 2020-01-22 | 2021-01-08 | 画像表示装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20230036326A1 (ja) |
| JP (1) | JP7567813B2 (ja) |
| CN (1) | CN114945855A (ja) |
| WO (1) | WO2021149512A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2613017A (en) * | 2021-11-22 | 2023-05-24 | Wayray Ag | Optical system of augmented reality head-up display device with improved visual ergonomics |
| GB2613018B (en) * | 2021-11-22 | 2025-04-02 | Wayray Ag | Optical system of augmented reality head-up display |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000066136A (ja) | 1998-08-19 | 2000-03-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光学式3次元動画表示装置 |
| JP2000233665A (ja) | 1999-02-17 | 2000-08-29 | Asahi Glass Co Ltd | 車両用投影型ホログラフィック情報表示装置 |
| JP2004102204A (ja) | 2002-07-16 | 2004-04-02 | Olympus Corp | 投影観察装置 |
| WO2005093493A1 (ja) | 2004-03-29 | 2005-10-06 | Sony Corporation | 光学装置及び虚像表示装置 |
| JP2006113182A (ja) | 2004-10-13 | 2006-04-27 | Masaaki Okamoto | 多視点立体表示装置 |
| US20160274450A1 (en) | 2013-11-05 | 2016-09-22 | Sharp Kabushiki Kaisha | Screen and display/imaging device |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105487242B (zh) * | 2011-10-20 | 2018-04-17 | 松下知识产权经营株式会社 | 图像显示装置 |
| US10761330B2 (en) * | 2018-01-23 | 2020-09-01 | Facebook Technologies, Llc | Rainbow reduction in waveguide displays |
| KR102709033B1 (ko) * | 2018-05-17 | 2024-09-24 | 삼성디스플레이 주식회사 | 자동차용 헤드업 디스플레이 |
| US10809537B1 (en) * | 2018-06-15 | 2020-10-20 | Facebook Technologies, Llc | Varifocal waveguide display with dynamically bent waveguide |
| JP7119862B2 (ja) * | 2018-10-01 | 2022-08-17 | 株式会社デンソー | 虚像表示装置 |
-
2021
- 2021-01-08 US US17/792,789 patent/US20230036326A1/en active Pending
- 2021-01-08 WO PCT/JP2021/000469 patent/WO2021149512A1/ja not_active Ceased
- 2021-01-08 CN CN202180009548.0A patent/CN114945855A/zh not_active Withdrawn
- 2021-01-08 JP JP2021573063A patent/JP7567813B2/ja active Active
Patent Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000066136A (ja) | 1998-08-19 | 2000-03-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光学式3次元動画表示装置 |
| JP2000233665A (ja) | 1999-02-17 | 2000-08-29 | Asahi Glass Co Ltd | 車両用投影型ホログラフィック情報表示装置 |
| JP2004102204A (ja) | 2002-07-16 | 2004-04-02 | Olympus Corp | 投影観察装置 |
| WO2005093493A1 (ja) | 2004-03-29 | 2005-10-06 | Sony Corporation | 光学装置及び虚像表示装置 |
| JP2006113182A (ja) | 2004-10-13 | 2006-04-27 | Masaaki Okamoto | 多視点立体表示装置 |
| US20160274450A1 (en) | 2013-11-05 | 2016-09-22 | Sharp Kabushiki Kaisha | Screen and display/imaging device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPWO2021149512A1 (ja) | 2021-07-29 |
| WO2021149512A1 (ja) | 2021-07-29 |
| CN114945855A (zh) | 2022-08-26 |
| US20230036326A1 (en) | 2023-02-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8142020B2 (en) | Autostereoscopic projection system | |
| CN110221430B (zh) | Hud系统和多屏拼接式衍射显示系统 | |
| US11598968B2 (en) | Image display device having maximum emission angle of image light smaller than maximum viewing angle of virtual image | |
| US9164351B2 (en) | Freeform-prism eyepiece with illumination waveguide | |
| JP6833830B2 (ja) | マルチビーム回折格子ベースのニアアイディスプレイ | |
| US8154686B2 (en) | Directional backlight, a multiple view display and a multi-direction display | |
| CN110221428B (zh) | 近眼显示系统 | |
| EP3812827A1 (en) | Display apparatus having wide viewing window | |
| JP7497733B2 (ja) | 画像表示装置 | |
| JP2018163307A (ja) | 画像表示装置、及び画像表示素子 | |
| CN115079415A (zh) | 一种孔光线近眼显示系统 | |
| WO2021149511A1 (ja) | 画像表示装置 | |
| JP7567813B2 (ja) | 画像表示装置 | |
| WO2019174447A1 (zh) | 衍射显示系统 | |
| JP7567809B2 (ja) | 画像表示装置 | |
| JP7375629B2 (ja) | 虚像表示装置 | |
| JP2022092719A (ja) | 画像表示装置および画像表示方法 | |
| US12498513B2 (en) | AR optical element, method for manufacturing the same, and AR display device | |
| US20230418089A1 (en) | Display apparatus | |
| JP2025510847A (ja) | 複数の波長範囲画像光ガイドシステム | |
| TW202235955A (zh) | 具有注視點投影之光場虛擬及混合實境系統 | |
| US9910277B2 (en) | Head-up display | |
| JP2003015229A (ja) | ホログラムスクリーン | |
| JP2021117480A (ja) | 画像表示装置 | |
| HK40111961A (zh) | 多波长范围成像光导系统 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20231129 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20240625 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240826 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240903 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240916 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7567813 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |