JP7570686B2 - プレスブレーキの下型固定装置、及びプレスブレーキの下型固定方法 - Google Patents
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Description
下型が載置可能な載置面を有する下型支持体と、
前記下型支持体と共に下型を挟持する一対のクランパと、
前記載置面に沿って移動自在に下型を持ち上げるための昇降体と、
前記載置面に載置される下型を前記昇降体によって持ち上げるように前記昇降体を付勢する持上げ用弾性体と、
下型が前記昇降体によって持ち上げられた非着座状態から下型が前記載置面に載置された着座状態に変化するに伴い、下型の前記クランパが配される側の傾き変化で前記クランパのクランプ力が緩むのを防止するクランプ力緩み防止手段と、
を備えることにある。
前記クランプ力緩み防止手段は、前記クランパにおける下型と対向する側に突出されて前記クランパが配される側に下型が傾動可能となるように下型に当接する突出部であることが好ましい。
前記クランプ力緩み防止手段は、前記クランパにおける少なくとも一方のクランパを下型に押し付ける方向に付勢する押付け用弾性体であることが好ましい。
下型が載置可能な載置面を有する下型支持体と、
前記下型支持体と共に下型を挟持する一対のクランパと、
前記載置面に沿って移動自在に下型を持ち上げるための昇降体と、
前記載置面に載置される下型を前記昇降体によって持ち上げるように前記昇降体を付勢する持上げ用弾性体と、
前記クランパにおける下型と対向する側に突出されて前記クランパが配される側に下型が傾動可能となるように下型に当接する突出部と、
前記クランパにおける少なくとも一方のクランパを下型に押し付ける方向に付勢する押付け用弾性体と、
を備えることにある。
上記の何れか一つのプレスブレーキの下型固定装置を用いたプレスブレーキの下型固定方法であって、
下型を前記昇降体によって持ち上げるリフト工程と、
下型を前記昇降体によって持ち上げた状態で下型を前記クランパにより挟持するクランプ工程と、
下型を前記載置面に押し付けるように加圧して下型を前記載置面に着座させる着座工程と、
を包含することにある。
<プレスブレーキの概略構成>
図1は、本発明の第一実施形態に係るプレスブレーキの下型固定装置の側面図である。図1に示す下型固定装置10Aを具備するプレスブレーキは、下型固定装置10Aによって固定された下型(ダイ)3と、下型3に対し上下方向に相対移動可能に図示されないラムに装着される上型(パンチ)5との協働により、下型3におけるVの字状の溝と上型5における下方に向けて先細形状の先端機能部との間に図示されないワーク(例えば、鋼板やアルミニウム合金板等)を挟み込み、上型5で加圧することでワークに対しV曲げ加工を行うことができるように構成されている。
下型固定装置10Aは、下型3を下側から支持する下型支持体11と、下型3を持ち上げるダイリフタ12と、下型支持体11と共に下型3を挟持するクランプ機構13とを備えている。
図2は、図1のA矢視一部破断図である。図1及び図2に示すように、下型支持体11は、プレスブレーキの正面側から見て左右方向の長さが相対的に大きく、前後方向の幅が相対的に小さい直方体形状に形成されており、下型3が載置可能な載置面14を有している。下型支持体11には、幅方向中央位置において長さ方向に延在するように凹溝15が形成されている。
図2に示すように、ダイリフタ12は、凹溝15内に敷設されている。凹溝15内には、ダイリフタ12が当該凹溝15の長さ方向に移動しようとしたときに当接する一対のストッパ16(図2では一方のストッパ16のみ図示)が配設されている。こうして、下型支持体11の長さ方向端部からダイリフタ12が抜け出ないようにされている。
図3は、図2のB-B線断面図である。ダイリフタ12は、凹溝15内に上下動可能に組み込まれる昇降体20を備えている。昇降体20は、下型支持体11の載置面14に沿って下型3を移動自在に持ち上げるためのものであり、断面門形状で下型支持体11の長さ方向に延在するリフタフレーム21と、リフタフレーム21の長手方向に一列で配設される複数のローラ機構22とを備えている。
圧縮コイルばね32は、下型支持体11の載置面14に載置される下型3を昇降体20によって持ち上げるように昇降体20を付勢する持上げ用弾性体として機能する。圧縮コイルばね32は、リフタフレーム21の天板部23とばね受座板31との間に位置するようにリフタフレーム21の内部に組み込まれている。
図4に示すように、クランプ機構13は、下型支持体11と共に下型3を挟持する一対のクランパ50と、一対のクランパ50を下型支持体11に締結する締結具51とを備えている。
図5は、図4のD部拡大図である。図5に示すように、クランパ50は、クランパ本体52を備えている。クランパ本体52は、下型支持体11の長さ方向に延在する帯板状部材により構成されている。クランパ本体52における下型支持体11及び下型3に対向する側である内面側には、取付面部53、第一対向面部54及び第二対向面部55がそれぞれ形成されている。取付面部53は、下型支持体11の上端部寄りの部分の側面に当接する。第一対向面部54は、下型支持体11の上端部の側面、及び下型支持体11の載置面14に載置された下型3の下端部の側面のそれぞれに対し所定の小間隔L1を存して対向する。第二対向面部55は、下型支持体11の載置面14に載置された下型3の下端部寄りの部分の側面に対し所定の大間隔L2を存して対向する。取付面部53と第一対向面部54とは、第一段面56を介して連続する。第一対向面部54と第二対向面部55とは、第二段面57を介して連続する。クランパ本体52には、下型支持体11の上端部寄りの部分の側面に形成された雌ねじ部58に対応するようにボルト挿通孔59が形成されている。クランパ本体52における取付面部53の反対の外面側には、ボルト挿通孔59と同心をなすように座繰り穴60が形成されている。
当接部材62は、上面部63及び下面部64に挟まれるように配される丸棒側面の部分である部分丸棒側面部66をさらに有してる。部分丸棒側面部66は、上下方向に円弧状に延在する内側円弧面状部67及び外側円弧面状部68を含む。内側円弧面状部67は、下型3と対向する側に突出するように設けられており、本発明の「突出部」に相当する。内側円弧面状部67は、下型3の下端部寄りの部分の側面に線接触する。これにより、一対のクランパ50に設けられた両側の内側円弧面状部67は、一対のクランパ50が配される側の横方向に下型3が傾動可能となるように下型3の下端部寄りの部分の側面に当接することになる。外側円弧面状部68は、第二対向面部55と対向する側に突出するように設けられている。外側円弧面状部68は、第二対向面部55に線接触で当接している。これにより、一対のクランパ50で下型3を挟持してクランプ力を作用させた際の当接部材62の反力を、実質的に第二対向面部55が受けることになり、当接部材62の横方向のずれを確実に防止することができる。なお、当接部材62としては、上記のような構成のものに限定されるものではなく、例えば、上下方向に所定距離を隔てて配される上下方向から見て円形で水平面状に形成された上面部及び下面部をそれぞれ有するとともに、これら上面部及び下面部の間に挟まれるように配される球面の部分である球帯部を有するものとし、上面部及び下面部のそれぞれの中心部を貫くようにボルト挿通孔を形成し、球帯部を、上下方向に円弧状に延在する内側円弧状部及び外側円弧状部を含むものとし、内側円弧状部(本発明の「突出部」に相当する。)を下型3と対向する側に突設し、外側円弧状部を第二対向面部55と対向する側に突設するように構成してもよい。
図6において二点鎖線で示す下型3は、下型支持体11の載置面14に着座した着座状態で一対のクランパ50により保持されていた状態から、一対のクランパ50のクランプ力を解除することにより、すなわち下型支持体11に対しボルト70を緩めることにより、ダイリフタ12によって下型支持体11の載置面14から持ち上げられて非着座状態とされている。この非着座状態においては、下型支持体11の載置面14から下型3が浮き上がっており、ローラ機構22によって下型3が支持されているので、下型3を交換するにあたり、下型3を下型支持体11から離脱させる際のスライド力が低減される。プレスブレーキには、図示されない金型搬送装置が添設されており、図6において二点鎖線で示す下型3を下型支持体11の載置面14に沿ってスライドさせて金型搬送装置上の所定位置まで移動させて金型搬送装置により下型3を所定の場所へと搬送する。
図6において実線で示す下型3は、下型交換後においてダイリフタ12により下型支持体11の載置面14から持ち上げられて非着座状態とされている。この非着座状態において、図6において実線で示す下型3は、プレスブレーキの正面側から見て前後方向、すなわち一対のクランパ50が配される側に傾き、本例では図6において右側に傾いている。ダイリフタ12は、圧縮コイルばね32の付勢力がリフト力として常に作用しており、リフト力を解除する機能を持たないため、ダイリフタ12によって傾いた状態で持ち上げられた下型3を下型支持体11と共に一対のクランパ50により挟持することになる。ボルト70の締付操作により、図6に示すような傾きが生じた非着座状態の下型3に対し一対のクランパ50からのクランプ力を作用させる。
図7は、下型3を加圧によって下型支持体11の載置面に着座させた状態を示す。図6において実線で示すような傾きが生じた非着座状態の下型3を一対のクランパ50により挟持した後に、上型75により下型3を直接的に(又は図示されないワークを介して間接的に)下向きに加圧することにより、図7に示すように、下型3を下型支持体11の載置面14に着座させる。
図8は、本発明の第二実施形態に係るプレスブレーキの下型固定装置の構造を示す断面図である。図9は、本発明の第二実施形態に係るプレスブレーキの下型固定装置において下型の非着座状態を示す断面図である。図10は、本発明の第二実施形態に係るプレスブレーキの下型固定装置において下型の着座状態を示す断面図である。第二実施形態において、第一実施形態と同一又は同様のものについては、図に同一符号を付すに留めてその詳細な説明を省略することとし、以下においては、第二実施形態に特有の部分を中心に説明することとする(後述する第三実施形態においても同様)。
図11は、本発明の第三実施形態に係るプレスブレーキの下型固定装置の構造を示す断面図である。図11に示す第三実施形態の下型固定装置10Cにおいては、一対のクランパ50における下型3と対向する側に内側円弧面状部67を設けることと、一対のクランパ50における所要の皿ばね83(本例では図11において左側のクランパ50を下型3に押し付ける方向に付勢する)を設けることとを組み合わせた構成が採用されている。このような構成を採用することにより、下型3の横方向の傾き変化でクランパ50のクランプ力が緩むのをより確実に防止することができる。従って、下型支持体11に着座した下型3をより確実に保持して曲げ加工精度のばらつきをより確実に抑えることができる。
11 下型支持体
14 載置面
21 昇降体
32 圧縮コイルばね(持上げ用弾性体)
50,80 クランパ
67 内側円弧面状部(突出部:クランプ力緩み防止手段)
83 皿ばね(押付け用弾性体:クランプ力緩み防止手段)
Claims (4)
- 下型が載置可能な載置面を有する下型支持体と、
前記下型支持体と共に下型を挟持する一対のクランパと、
前記載置面に沿って移動自在に下型を持ち上げるための昇降体と、
前記載置面に載置される下型を前記昇降体によって持ち上げるように前記昇降体を付勢する持上げ用弾性体と、
下型が前記昇降体によって持ち上げられた非着座状態から下型が前記載置面に載置された着座状態に変化するに伴い、下型の前記クランパが配される側の傾き変化で前記クランパのクランプ力が緩むのを防止するクランプ力緩み防止手段と、
を備え、
前記クランプ力緩み防止手段は、前記クランパにおける下型と対向する側に突出されて前記クランパが配される側に下型が傾動可能となるように下型に当接する突出部であるプレスブレーキの下型固定装置。 - 下型が載置可能な載置面を有する下型支持体と、
前記下型支持体と共に下型を挟持する一対のクランパと、
前記載置面に沿って移動自在に下型を持ち上げるための昇降体と、
前記載置面に載置される下型を前記昇降体によって持ち上げるように前記昇降体を付勢する持上げ用弾性体と、
下型が前記昇降体によって持ち上げられた非着座状態から下型が前記載置面に載置された着座状態に変化するに伴い、下型の前記クランパが配される側の傾き変化で前記クランパのクランプ力が緩むのを防止するクランプ力緩み防止手段と、
を備え、
前記クランプ力緩み防止手段は、前記クランパにおける少なくとも一方のクランパを下型に押し付ける方向に付勢する押付け用弾性体であるプレスブレーキの下型固定装置。 - 下型が載置可能な載置面を有する下型支持体と、
前記下型支持体と共に下型を挟持する一対のクランパと、
前記載置面に沿って移動自在に下型を持ち上げるための昇降体と、
前記載置面に載置される下型を前記昇降体によって持ち上げるように前記昇降体を付勢する持上げ用弾性体と、
前記クランパにおける下型と対向する側に突出されて前記クランパが配される側に下型が傾動可能となるように下型に当接する突出部と、
前記クランパにおける少なくとも一方のクランパを下型に押し付ける方向に付勢する押付け用弾性体と、
を備えるプレスブレーキの下型固定装置。 - 請求項1~3の何れか一項に記載のプレスブレーキの下型固定装置を用いたプレスブレーキの下型固定方法であって、
下型を前記昇降体によって持ち上げるリフト工程と、
下型を前記昇降体によって持ち上げた状態で下型を前記クランパにより挟持するクランプ工程と、
下型を前記載置面に押し付けるように加圧して下型を前記載置面に着座させる着座工程と、
を包含するプレスブレーキの下型固定方法。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2021017148A JP7570686B2 (ja) | 2021-02-05 | 2021-02-05 | プレスブレーキの下型固定装置、及びプレスブレーキの下型固定方法 |
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| JP2021017148A JP7570686B2 (ja) | 2021-02-05 | 2021-02-05 | プレスブレーキの下型固定装置、及びプレスブレーキの下型固定方法 |
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|---|---|
| JP2022120324A JP2022120324A (ja) | 2022-08-18 |
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ID=82848932
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US4787237A (en) | 1986-08-28 | 1988-11-29 | Accurate Manufacturing Company | Failsafe tool clamping system for press brake |
| JP2014079785A (ja) | 2012-10-17 | 2014-05-08 | Tagami Ii Ekusu:Kk | プレスブレーキ用金型およびその製造方法 |
| WO2015186706A1 (ja) | 2014-06-03 | 2015-12-10 | 株式会社アイ・ケイ・ディー | クランプ装置 |
| JP2017205781A (ja) | 2016-05-17 | 2017-11-24 | 株式会社アマダホールディングス | 金型締付装置 |
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