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JP7571900B2 - 電気シェーバのシェービングヘッドに使用するトランスミッションシステム - Google Patents
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JP7571900B2 - 電気シェーバのシェービングヘッドに使用するトランスミッションシステム - Google Patents

電気シェーバのシェービングヘッドに使用するトランスミッションシステム Download PDF

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Description

本発明は、トランスミッションシステム、特に電気シェーバーのシェービングヘッドに使用するトランスミッションシステムに関する。更に、本発明は、電気シェーバーのシェービングヘッドに関し、本体ユニットと、本体ユニットに結合可能又は結合されるシェービングヘッドとを備える電気シェーバーにも関し、ここで、本体ユニットは、シェービングヘッドの結合状態においてトランスミッションシステムの要素を作動させるよう構成されたアクチュエータを収容する。
電気シェーバ及び電気シェーバに使用するシェービングヘッドは一般に既知である。電気シェーバは一般に、体毛を剃るために使用され、体毛は、顔の毛とすることができる。電気シェーバは、主電源及び/又はバッテリーのような電気エネルギー貯蔵装置によって電力を供給される。
一般的に既知のセットアップでは、シェービングヘッドは、支持構造体とシェービングユニットとのアセンブリを有し、シェービングユニットにより支持された少なくとも1つの毛髪切断ユニットを更に備える。従来、毛髪切断ユニットは、非駆動要素としての毛髪進入口を備えたシェービング面を持つ外部切断部材と、駆動要素としての内部切断部材との組合せを有する。ここで、少なくとも内部切断部材は、1つ又は複数の切断エッジを持つ。斯かる場合、電気シェーバに組み込まれたシェービングヘッドの使用は、シェービングヘッドを動作モードにすることを含み、このモードでは、毛髪切断ユニットの内部切断部材が実際に動かされ、上記使用は、毛髪切断ユニットの外部切断部材のシェービング面が皮膚に対向して接触するように、シェービングヘッドを皮膚上で移動させることも含む。その過程で、皮膚から突出した毛は、毛髪切断ユニットの空間において捕捉され、その空間において、毛髪進入口の位置で外部切断部材に当たるようにされ、毛は、内部切断部材の切断エッジと遭遇するときに切断される。
様々な既知の電気シェーバのシェービングヘッドにおいて、シェービングユニットは、ピボット点の周りで支持構造体に対してある程度回動可能であるよう配置されており、その結果、シェービングユニットは、剃られる皮膚の領域の輪郭に沿うことが可能にされる。この点で代表的な既知の電気シェーバの詳細は、シェービングヘッドのシェービングユニットの枢動構成の様々な開示の一例を述べるWO2014/184065Alに記載される。
本発明の目的は、輪郭追従の機能を妨げることなく、特にシェービングヘッドのシェービングユニットの枢動運動を妨げることなく、電気シェーバのシェービングヘッドに使用するのに適したトランスミッションシステムを提供することである。前述のように、斯かるトランスミッションシステムは、出力要素に固定的に結合されていない入力要素の位置を設定することにより出力要素の位置を設定することを含むシェービングヘッドの機能を実現するために使用されることができる。例えば、外部切断部材と、外部切断部材を取り囲む皮膚支持面を持つ皮膚支持部材との相対位置を軸方向において変化させる機能を持つことが望ましい場合がある。なぜなら、その場合、ユーザは、個人の好みに基づき、並びに/又は皮膚及び毛の特徴に基づき、電気シェーバのシェービング性能及びシェービング動作の結果としての皮膚刺激の程度に影響を与えることが可能にされるからである。
トランスミッションシステムを含むようにシェービングヘッドを設計するプロセスに関連する1つの難点は、シェービングヘッド内のスペースが非常に限られることである。また、使用に理想的なスペースは、既に内部切断ユニットのドライブトレインにより占められる。更に別の難点は、すでに前述したように、輪郭追従の機能性を維持したいという願望がある点にある。例えば、トランスミッションシステムにピン-スロット案内構造を使用する選択肢が想定される場合、ピンがスロットの内壁に対して力で押し付けられることを枢動運動がもたらすことが判明した。これは、ピン-スロット案内構造に遊びを導入することで対処されることができるかもしれないが、そうすることは、トランスミッションシステムの精度を下げ、及び従って、現実的ではない。
本発明は、トランスミッションシステムを提供し、これは、
メインハウジングと、
メインハウジングに対して静止している第1の回転軸の周りでメインハウジングに対して回転可能な第1のベース部と、
第2の回転軸の周りで回転可能であり、メインハウジングに対して静止しているピボット点の周りで回動可能な第2のベース部であって、上記第2の回転軸が、上記ピボット点の周りでの上記第2のベース部の枢動の間、上記第2のベース部に対して静止姿勢を維持する、第2のベース部と、
上記第1の回転軸の周りでの上記第1のベース部の回転を、上記第2の回転軸の周りでの上記第2のベース部の回転に変換するように、上記第1のベース部及び上記第2のベース部に結合された結合装置とを有し、
結合装置が、N個の結合部を有し、第1のベース部のN個の第1の結合位置の個別の1つにおいて、第1回転軸に対して少なくとも接線方向において、各々が第1のベース部に結合され、かつ第2ベース部のN個の第2の結合位置の個別の1つにおいて、第2回転軸に対して少なくとも接線方向において、各々が第2ベース部に結合され、Nが、少なくとも2であり;
N個の第1の結合位置は、第1回転軸に平行な方向における等しい軸方向位置を持ち、上記第1のベース部の第1の中心点は、上記N個の第1の結合位置の上記軸方向位置に対応する位置において、上記第1の回転軸上に位置し;
N個の第2の結合位置は、第2回転軸に平行な方向における等しい軸方向位置を持ち、上記第2のベース部の第2の中心点は、上記N個の第2の結合位置の上記軸方向位置に対応する位置において、上記第2の回転軸上に位置し;
結合装置の中心軸は、第1及び第2の中心点を通って延び;
結合部が中心軸の軸方向においてのみ互いに対して変位可能であるよう結合部は相互に結合される。
前述の結合装置の構成に基づき、結合装置が、第2ベース部の枢動位置、即ち第2の回転軸が第1の回転軸と同じ向きを持つ位置とは異なる位置の状況を含むあらゆる状況下で、第1回転軸の周りでの第1ベース部の回転を第2回転軸の周りでの第2ベース部の回転に変換する機能を実行することが可能にされることが達成される。結合部はそれぞれ、少なくともベース部の個別の回転軸に対する接線方向において、第1のベース部及び第2のベース部の両方に結合され、ここで、結合装置の中心軸は常に、ベース部の個別の中心点を通って延びている。中心軸の軸方向における結合部の相対位置が調整可能である事実の観点から、中心軸の向きに関する様々なオプションが可能であり、それはピボット点に対する第2のベース部の位置に関する様々なオプションに直接関連している。従って、結合装置は第2ベース部の動きに自由に追従し、一方、中心軸の周りでの接線方向における結合装置の位置は、第1のベース部の位置により決定される。
結合装置は、中心軸の周りで接線方向において力を伝達することが可能であり、これに基づき第1のベース部から第2のベース部にトルクが伝達されることができる。中心軸の軸方向における力の伝達は起こりえない。結合部は、結合装置の概ねリング状の外観が実現されるよう設計及び配置することができ、これは、駆動シャフトのような1つ又は複数のドライブトレイン要素を含む既存の設計に結合装置を組み込むという興味深い可能性を提供する。なぜなら、結合部は、斯かるドライブトレイン要素の周囲に配置されることができるからである。
前述で規定したように、第2のベース部が枢動可能であるピボット点は、トランスミッションシステムのメインハウジングに対して静止している。また、第1ベース部がメインハウジングに対して回転可能である第1回転軸は、メインハウジングに対して静止している。本発明によるトランスミッションシステムの実際的な実施形態では、第1の回転軸及び第2の回転軸は共にピボット点を通って延びている。なかでも、これは、第2のベース部が中立の非回転位置にあり、第2回転軸は第1回転軸と同じ向きを持つとき、第2のベース部の第2の回転軸が、第1のベース部の第1の回転軸と一致することを意味する。
ピボット点に関しては、特にピボット点が第2のベース部の側部においてトランスミッションシステムの外側に位置するようにしてもよい点に留意されたい。即ち、ピボット点は、第2の中心点を通り第2の回転軸に垂直に延びる仮想面から離れた位置に配置されてもよい。ここで、上記仮想面は、上記ピボット点と上記第1の中心点との間に位置する。
結合部の数Nに関しては、Nが少なくとも3であれば有利であることに留意されたい。一般に、数Nが大きいほど、隣接する結合部が互いに対して中心軸の軸方向に変位する必要が少なくなり、トランスミッションシステムにおける必要とされる変位長が短くなる。従って、結合部の数Nを高く選択することで、長さを短くしたトランスミッションシステムを設計することが可能である。数Nとして3を選択することは、この場合、1つのベース部につき3つの結合位置が存在するという事実の観点から、安定した構造を生み出すが、Nに関してより大きな値を選ぶことも可能であることに変わりはない。
更に、N個の結合部が、中心軸の周りに360°/Nの互いに同一の角度間隔で配置されると有利である。なぜなら、結合部にわたり力を均等に分散させるという観点からも、これは構造の安定性に寄与するからである。同様の理由で、N個の結合部が相互に同一であれば実用的かもしれない。
有利には、中心軸の軸方向における結合部の共直線的な変位を可能にする目的で、上記隣接する結合部の各ペアの結合部は、案内構造により相互に結合され、これは、ペアの結合部が上記中心軸の軸方向に相互にスライドすることを可能にする。例えば、各結合部の側部のそれぞれが、隣接する結合部の側部に摺動可能に係合するようにしてもよい。この点で、トランスミッションシステムの一実施形態が実現可能であることに留意されたい。そこでは、隣接する2つの結合部の結合界面において、一方の結合部の側部は、厚くなった縁部を有し、他方の結合部の側部は、一方の結合部の厚くなった縁部を部分的に包含する中空の縁部を有する。
一般に、中心軸の軸方向における結合部の共直線変位を可能にするため、結合部がそれぞれ、個別の第1の結合位置において、中心軸に平行な方向において第1のベース部に対して変位可能に案内される場合、及び/又は、結合部がそれぞれ、個別の第2の結合位置において、中心軸に平行な方向において第2のベース部に対して変位可能に案内される場合、それは実用的である。例えば、結合部がそれぞれ、個別の第1の結合位置において、第1のベース部に取り付けられるピンであって、個別の結合部に設けられ、中心軸に平行に延びるスロットに係合するピンを有するピン-スロット接続により、個別の第1の結合位置において第1のベース部に結合される場合、及び/又は、結合部がそれぞれ、個別の第2の結合位置において、第2のベース部に取り付けられるピンであって、個別の結合部に設けられ、中心軸に平行に延びるスロットに係合するピンを有するピン-スロット接続により、個別の第2の結合位置において第2のベース部に結合される場合、それは可能である。結合部がそれぞれ、個別の第1の結合位置において、第1のベース部に結合されるピン-スロット結合部のスロットは、中心軸の軸方向で見て、第2の結合位置から離れる方向を向いたスロットの側で開いていることが可能である。なぜなら、各結合部の軸方向変位は、第1のベース部の位置で軸方向変位を制限する必要なしに、第2のベース部により規定されるからである。
ギアホイールが、結合装置から背を向けた第2ベース部の側面で第2ベース部に接続される場合、実用的であろう。ここで、ギアホイールのギア軸は、第2の回転軸と一致する。なぜなら、斯かるギアホイールは、第1の回転軸の周りでの第1のベース部の回転により誘導される第2の回転軸の周りでの第2のベース部の回転に基づき、1つ又は複数の要素を駆動するため、特にその設定を決定するために使用されることができるからである。
本発明はまた、電気シェーバのシェービングヘッドに関し、これは、
支持構造体と、
それぞれが外部切断部材と、外部切断部材に対して回転可能な内部切断部材とを持つ少なくとも2つの毛髪切断ユニットを支持するシェービングユニットと、
前述したようなトランスミッションシステムとを有し、
トランスミッションシステムのメインハウジングが、支持構造体に対して静止位置に配置され;
シェービングユニットは、毛髪切断ユニットとともに、トランスミッションシステムのピボット点に対応するピボット点の周りで支持構造体に対して枢動位置をとることができるよう構成され;
トランスミッションシステムの第1のベース部は、シェービングヘッドの支持構造体に対して回転可能に支持され;
トランスミッションシステムの第2のベース部は、シェービングヘッドのシェービングユニットに対して回転可能に支持される。
規定されるシェービングヘッドにトランスミッションシステムを適用することで、ピボット点に対するシェービングユニットの位置にかかわらず、第1の回転軸の周りでの第1のベース部の回転が、第2の回転軸の周りでの第2のベース部の回転に常に変換されることが実現される。
前述したように、結合部は、結合装置の概ねリング状の外観が実現されるよう設計及び構成されることが可能である。この点から、支持構造体に配置された中央駆動シャフトと、シェービングユニットに配置され、中央駆動シャフトの回転を個別の毛髪切断ユニットの内部切断部材の回転に変換する一次歯車システムとを更に備え、中央駆動シャフトの周囲にトランスミッションシステムの結合装置の結合部の配置を持つシェービングヘッドの実施形態を有することが可能である。こうして、トランスミッションシステムが、非常にコンパクトな態様でシェービングヘッドに一体化されることができる。
第1回転軸の周りでの第1ベース部の回転により決定される、第2回転軸の周りでの第2ベース部の回転は、所望の態様で利用されることができる。
例えば、本発明によるシェービングヘッドは、
毛髪切断ユニットの各々に対する、可動調整部材と;
上記シェービングユニットに配置され、上記トランスミッションシステムの第2ベース部の回転を上記各毛髪切断ユニットの調整部材の運動に変換する二次歯車システムとを有することが可能である。
毛髪切断ユニットの可動調整部材の一例は、外部切断部材と、外部切断部材を取り囲む皮膚支持面を持つ皮膚支持部材との相対位置を軸方向において変化させるように変位可能な部材である。一般的には、各毛髪切断ユニットにおいて、上記可動調整部材は、上記個別の毛髪切断ユニットの動作パラメータを調整するよう構成された機構を作動させるよう構成されることができる。トランスミッションシステムが、第2のベース部に接続されたギアホイールを有する場合、ギアホイールが第2の歯車システムにおいて中心位置を持つようにしてもよい。
また、本発明は、本体ユニットと前述したようなシェービングヘッドとを有する電気シェーバに関し、ここで、シェービングヘッドは、本体ユニットに結合可能又は結合され、上記本体ユニットは、上記シェービングヘッドの結合状態において、上記トランスミッションシステムの上記第1のベース部を回転させるよう構成されたアクチュエータを収容する。
本発明の上述の態様及び他の態様は、電気シェーバに使用するためのシェービングヘッドの複数の実施形態の以下の詳細な説明を参照することにより明らかとなり、説明されるであろう。
本発明の実施形態による電気シェーバの透視表示を図式的に示す図であり、電気シェーバが、シェービングヘッドと本体ユニットとを有する、図である。 シェービングヘッドの毛髪切断ユニットの外部切断部材、装飾キャップ及び内部切断部材の透視表示を図式的に示す図であり、外部切断部材及びキャップが共に、一部が切り取られた状態で示される、図である。 本発明の第1の実施形態によるトランスミッションシステムを含む、本発明の第1の実施形態によるシェービングヘッドの要素のアセンブリの透視表示を図式的に示す図である。 トランスミッションシステムの第1のベース部の透視表示を図式的に示す図である。 シェービングヘッドの毛髪切断ユニットごとに1つの歯車を含む歯車システムに係合するトランスミッションシステムの第2のベース部の透視表示を図式的に示す図である。 トランスミッションシステムの結合装置の結合部のアセンブリの透視表示を図式的に示す図である。 結合部がどのように可動であるかを示し、結合部が中心軸の周りで、第1のベース部の第1の中心点及び第2のベース部の第2の中心点に対してどのよう構成されるかを示す図である。 本発明の第2の実施形態によるトランスミッションシステムを含む、本発明の第2の実施形態によるシェービングヘッドの要素のアセンブリの透視表示を図式的に示す図である。 トランスミッションシステムの第2のベース部を含むシェービングヘッドの一部の透視表示を図式的に示す図である。 トランスミッションシステムの第1のベース部を含むシェービングヘッドの一部の透視表示を図式的に示す図である。 トランスミッションシステムの結合装置の結合部のアセンブリの透視表示を図式的に示す図である。
本発明が以下の図を参照してより詳細に説明される。図では、同等又は類似の部分は同じ参照符号で示される。
図1は、本発明の実施形態による電気シェーバ1の実用例として、髭剃りへの使用に適した回転式の電気シェーバを示す。電気シェーバ1は、本体ユニット2とシェービングヘッド3とを有し、本体ユニット2は、電気シェーバ1のユーザが電気シェーバ1を持ち、電気シェーバ1を取り扱うことができるよう設計され、シェービングヘッド3は、除毛のために皮膚上に配置され、皮膚上を移動される電気シェーバ1の部分である。図示の例では、シェービングヘッド3は、シェービングヘッド3のシェービングユニット5に支持された3つの毛髪切断ユニット4を有する。電気シェーバ1がシェービング動作のために実際に適用されるとき、皮膚から突出した毛を切断する実際の処理が、毛髪切断ユニット4の位置で行われる。
各毛髪切断ユニット4は、以下図2を参照してより詳細に説明されるように、外部切断部材10及び内部切断部材20の組み合わせを有する。外部切断部材10は、概してカップ状の設計であり、これにより内部切断部材20をその内部に少なくとも部分的に収容するのに適している。その外面側において、外部切断部材10は、シェービング動作を受ける皮膚に対向するよう構成されたシェービング面11を持つ。更に、外部切断部材10には、環状の毛髪切断トラック12が存在し、この毛髪切断トラック12は、外部切断部材10の長手方向軸14に対して実質的に半径方向において毛髪切断トラック12の幅に沿って延びるラメラ13を有し、これは、回転軸21と一致し、この軸の周りで、内部切断部材20が外部切断部材10に対して回転可能である。ラメラ13の間に存在する開口部は、毛切断トラック12の毛髪進入開口部15を構成する。ラメラ13の側面は、内部切断部材20の毛切断要素23の毛切断エッジ22と協働して毛を切断するのに適した毛切断面16を構成する。本発明はまた、毛切断トラック12がラメラ13を有さないか、又はラメラ13のみを含むのではない場合にも関し、例えば、毛切断トラック12全体が、ラメラ13の代わりに、又はラメラ13に加えて、歯のような要素及び/又は(円形の)穴のパターンを具備する場合などにも関する。本発明は、外部切断部材10に複数の毛切断トラック12が存在する場合にも関する。
内部切断部材20が回転作動され、皮膚の一部が毛切断トラック12の位置で外部切断部材10により実際に接触されるとき、毛切断動作が行われることができる。内部切断部材20の作動は、電気シェーバ1の駆動機構により既知の態様で行われることができる。内部切断部材20が回転駆動されながら、外部切断部材10と内部切断部材20との組み合わせが、皮膚の部分上を移動されるとき、外部切断部材10の毛切断トラック12の毛切断面16と回転内部切断部材20の毛切断要素23の毛切断エッジ22との間の協働の結果として、皮膚の部分から突出した毛が、外部切断部材10の毛切断トラック12の毛進入開口15において捕捉され、その位置で切断されることが実現される。
毛切断トラック12の他に、外部切断部材10は、毛髪切断ユニット4における内部切断部材20を回転可能に支持するのに用いられるよう設計された中央軸受部を含む中央部17を有する。外部切断部材10の中央部17は、外部切断部材10の外面の一部を覆うよう構成された装飾キャップ25を支持する役割も果たす。図示の例では、中央部17は、中央に位置する凹部を有し、キャップ25は、凹部に収容される突起を有する。
各毛髪切断ユニット4は、皮膚支持部材30を更に備える。皮膚支持部材30は、外部切断部材10を取り囲む皮膚支持面31を持つ。シェービングヘッド3のシェービングユニット5は、シェービングヘッド3の支持構造体6に対して、ピボット点の周りである程度枢動可能であるよう配置され、シェービングヘッド3の支持構造6は、本体ユニット2に対して静止しているシェービングヘッド3の部分であり、この部分を介して、電気シェーバ1の動作可能な組み立て状態において、シェービングヘッド3が本体ユニット2に結合される。前述の枢動構成の結果、シェービングユニット5は輪郭追従機能を持つ。分かりやすさのため、支持構造体6の大部分は、本体ユニット2内のスペースに受け入れられる結果、図1では見えないことに留意されたい。
図3は、本発明の第1の実施形態によるトランスミッションシステム100を含む、本発明の第1の実施形態によるシェービングヘッド3の要素のアセンブリを示す。トランスミッションシステム100の複数の要素が、図4、図5及び図6に個別に示される。トランスミッションシステム100は、第1のベース部41と、第2のベース部42と、第1のベース部41及び第2のベース部42に結合された結合装置50とを有する。第1ベース部41は、トランスミッションシステム100のメインハウジングに対して回転可能であり、これは、図3では参照数字101により破線で図示され、シェービングヘッド3の支持構造体6に対して静止している。特に、第1のベース部41は、メインハウジング101に対して静止している第1の回転軸Ar1の周りで、メインハウジング101に対して回転可能である。第2のベース部42は、第2の回転軸Ar2の周りで回転可能であり、かつ、ピボット点Pの周りで枢動可能である。この点は、メインハウジング101に対して静止しており、シェービングヘッド3のシェービングユニット5の枢動運動のピボット点と同じである。第2の回転軸Ar2は、ピボット点Pの周りでの第2のベース部42の枢動の間、第2のベース部42に対して静止姿勢を維持する。従って、第2回動軸Ar2の向きは、第2ベース部42が非枢動位置にあるときの第1回動軸Ar1の向きと同じであり、第2回動軸Ar2の向きのみが、第2ベース部42の枢動動作に伴って変化する。更に、本実施形態のトランスミッションシステム100では、第1回転軸Ar1と第2回転軸Ar2が共にピボット点Pを貫通して延びている。第1ベース部41は、トランスミッションシステム100の入力要素として機能し、第2ベース部42は、トランスミッションシステム100の出力要素として機能し、結合装置50は、第1の回転軸Ar1の周りでの第1のベース部41の回転を、第2の回転軸Ar2の周りでの第2のベース部42の回転に変換するものとして機能する。
トランスミッションシステム100の本実施形態では、トランスミッションシステム100は、シェービングヘッド3の毛髪切断ユニット4ごとに1つの歯車61を含む歯車システム60を駆動するために使用される。ギアホイール43は、結合装置50から離れる方向を向いた第2ベース部42の側面で第2ベース部42に接続され、ここで、ギアホイール43のギア軸は、第2の回転軸Ar2と一致する。図5でより詳細に見ることができるように、第2のベース部42が歯車システム60の個別の歯車61に係合するのは、この歯車43を介してである。本実施形態のシェービングヘッド3では、各毛髪切断ユニット4は、可動式の調整部材(図3、図4、図5及び図6では図示省略)を有し、歯車システム60は、第2ベース部42の回転を個別の調整部材の運動に変換することで個別の調整部材を駆動するシェービングヘッド3のシェービングユニット5に配置される二次歯車システムである。各毛髪切断ユニット4において、可動調整部材は、個別の毛髪切断ユニット4の動作パラメータを調整するよう構成された機構を作動させるものとして機能し、この機構は例えば、外部切断部材10と皮膚支持部材30との相対位置を軸方向において調整するよう構成された機構などである。斯かる機構を持つことの利点は、関心のある密着感及び快適さのバランスに関して、ユーザがシェービング体験をパーソナライズできることにある。
二次歯車システム60の他に、シェービングヘッド3は、個別の毛髪切断ユニット4の内部切断部材20を駆動するよう構成された歯車66を含む一次歯車システム65を有し、歯車66の回転は、中央駆動シャフト67の回転によりもたらされる。トランスミッションシステム100の第2ベース部42、二次歯車システム60の歯車61、及び一次歯車システム65の歯車66の全ては、シェービングヘッド3のシェービングユニット5と共に枢動可能であるよう配置される。ピボット点Pの周りでのシェービングユニット5の枢動運動は通常、個別の毛髪切断ユニット4の外部切断部材10及び皮膚支持部材30が、シェービング面11及び皮膚支持面31の位置においてそれぞれ、電気シェーバ1の実際の使用中に剃毛される皮膚の領域に接触する結果として引き起こされる。図3は、第2ベース部42及び個別の歯車61、66の非枢動位置に対する約10°の枢動位置を示す。
前述したように、トランスミッションシステム100の結合装置50は、第1の回転軸Ar1の周りでの第1のベース部41の回転を第2の回転軸Ar2の周りでの第2のベース部42の回転に変換するよう、第1のベース部41及び第2のベース部42に接続される。結合装置50の特別な特徴は、結合装置50が、第2ベース部42の枢動位置の状態を含むあらゆる状況下で機能するよう設計されることである。事実、結合装置50は複数の結合部51を有し、その数は、本実施形態のトランスミッションシステム100では3であり、結合部51の構成は、以下の基準に適合する。
各結合部51は、第1ベース部41上の第1結合位置C1において、少なくとも第1の回転軸Ar1に対して接線方向において、第1ベース部41に結合され;
各結合部51は、第2ベース部42上の第2結合位置C2において、第2回転軸Ar2に対して少なくとも接線方向において、第2ベース部42に結合され;
個別の第1の結合位置C1は、第1の回転軸Ar1に平行な方向において等しい軸方向位置を持ち、第1のベース部41の第1の中心点Bc1は、個別の第1の結合位置C1の上記軸方向位置に対応する位置で第1の回転軸Ar1上に位置し;
個別の第2の結合位置C2は、第2回転軸Ar2に平行な方向において等しい軸方向位置を持ち、上記第2のベース部42の第2の中心点Bc2は、個別の第2の結合位置C2の上記軸方向位置に対応する位置において、上記第2の回転軸Ar2上に位置し;
結合装置50の中心軸Acは、第1及び第2の中心点Bc1、Bc2を通って延び;
結合部51は、結合部51が中心軸Acの軸方向においてのみ互いに対して変位可能であるように相互に結合される。
第1及び第2の中心点Bc1、Bc2、3つの第1の結合位置C1の2つ、3つの第2の結合位置C2の2つ、及び中心軸Acが図7に示され、そこでは、更に2つの結合部51が図式的に示され、中心軸Acの軸方向が両頭矢印で示される。第1及び第2の中心点Bc1、Bc2並びに中心軸Acも、図3に示される。中心軸Acが、第1中心点Bc1の位置で第1回転軸Ar1と交差すること、及び、中心軸Acは、第2中心点Bc2の位置で第2回転軸Ar2と交差することがよくわかる。第1ベース部41の第1中心点Bc1が、個別の第1結合位置C1の軸方向位置に対応する位置で第1回転軸Ar1上に位置するという上述の事実が、図4において見られることができ、一方、第2ベース部42の第2中心点Bc2が、個別の第2結合位置C2の軸方向位置に対応する位置で第2回転軸Ar2に位置するという上述の事実が、図5において見られることができる。
本実施形態では、結合部51は、軸方向に細長いスロット52を含む。第1のベース部41は、軸方向に対して半径方向にスロット52を通って内側に延びるピン44を有する。同様に、第2のベース部42は、半径方向にスロット52を通って内側に延びるピン45を有する。こうして、ピン-スロット接続が、個別の第1結合位置C1及び第2結合位置C2で実現され、個別のスロット52における個別のピン44、45の運動は、中心軸Acの軸方向においてのみ可能である。第1回転軸Ar1の周りでの第1ベース部41の回転を、第2回転軸Ar2の周りでの第2ベース部42の回転に変換するトランスミッションシステム100の機能は、第1ベース部41の各ピン44が、結合部51のスロット52の位置で同じ結合部51を通って延びる第2ベース部42のピン45と直接関連付けられるという事実に基づき実現される。第2のベース部42が非枢動位置にあるときだけでなく、第2のベース部42が枢動位置にあるときにもこの機能を実行するトランスミッションシステム100の能力は、結合部51が中心軸Acの軸方向においてのみ互いに対して変位可能であるよう、結合部51が相互に結合されるという事実に基づき実現される。特に、本実施形態では、隣接する結合部51の各ペアの結合部51が、そのペアの結合部51が中心軸Acの軸方向において相互に摺動することを可能にする案内構造53により相互に結合される。
第1回転軸Ar1の周りでの第1ベース部41の位置を制御することにより、最終的に、第2回転軸A12の周りでの第2ベース部42の位置が設定されることが実現される。こうして、先に説明したように、二次歯車システム60の設定が決定され、これにより、二次歯車システム60により駆動される機構が所望の最終結果として設定されることができる。当該技術分野で既知であるように、電気シェーバ1は、コントローラと、ユーザ入力を受け取るユーザインタフェースとを備えることができる。本発明によれば、ユーザ入力は、二次歯車システム60により駆動される機構の設定を決定する入力を含む。ある時点で機構の設定がユーザの望む設定から外れる場合、コントローラは、第2のベース部42及び第2の歯車システム60の歯車61の関連した動きにより後者の設定が実現されるまで、第1のベース部41を動かすものとして作用する。これは、ピボット点Pの周りでの第2ベース部42の位置に関係なく行われ、これは、個別の毛髪切断ユニット4の内部切断部材20が駆動される態様に影響を与えることなく行われる。ここで、第1のベース部41と第2のベース部42との間に延びる結合装置50の結合部51は、中央駆動シャフト67の周りに配置されることに留意されたい。電気シェーバ1の本体ユニット2は、本体ユニット2とシェービングヘッド3とが互いに結合されるとき、第1の回転軸Ar1の周りでの第1のベース部41の運動を実現するよう構成された適切なアクチュエータを収容することができる。斯かるアクチュエータは例えば、1つ又は複数の歯車を含むことができる。
ユーザインタフェースに関して、これは、電気シェーバ1の本体2上のボタン、タッチスクリーン等とすることができる点に留意されたい。しかし、電気シェーバ1が追加装置を備えている場合には、電気シェーバ1の充電クレードル又はクリーニングステーションに存在するボタン、タッチスクリーンなどの可能性を含め、他の可能性も本発明によりカバーされ、適切なアプリがインストールされたスマートフォンが、電気シェーバ1のコントローラと遠隔かつ無線でデータを交換するためにユーザにより使用される可能性もカバーされる。
図8は、本発明の第2の実施形態によるトランスミッションシステム100を含む、本発明の第2の実施形態によるシェービングヘッド3の要素のアセンブリを示す。トランスミッションシステム100の複数の要素が、図9、図10及び図11に個別に示される。本発明の第2の実施形態によるトランスミッションシステム100の基本的なセットアップは、本発明の第1の実施形態によるトランスミッションシステム100と同等である。本発明の第2の実施形態によるトランスミッションシステム100は、第1のベース部41と、第2のベース部42と、結合装置50の中心軸Acの軸方向において互いに対して摺動可能な結合部51を含む結合装置50とを有する。図9では、第2ベース部42を含むシェービングヘッド3の一部が示されており、図10では、第1ベース部41を含むシェービングヘッド3の一部が示される。第2のベース部42を含むシェービングヘッド3の部分は、シェービングヘッド3のシェービングユニット5の一部であり、各毛髪切断ユニット4において内部切断部材20を駆動するための一次歯車システム65の個別の歯車66に内部切断部材20を結合するための空間を残す3つの開口部71を持つフレーム70を含む。第2ベース部42は、スナップ接続などの適切な態様でフレーム70に保持される。第1のベース部41を含むシェービングヘッド3の部分は、シェービングヘッド3の支持構造6の一部であり、第1のベース部41は、第1の回転軸Ar1の周りの部分に回転可能に配置される。
図8及び図11には、本発明の第2の実施形態によるトランスミッションシステム100において、結合装置50の結合部51の設計が、本発明の第1の実施形態によるトランスミッションシステム100の結合部51の設計とは異なることが見られることができる。単一の細長いスロット52を備える代わりに、各結合部51は、中間の閉鎖体54と、第1のベース部材41の個別のピン44と相互作用するオープンスロット56を規定するU字形結合部材55と、第2のベース部材42の個別のピン45と相互作用する閉じたスロット58を規定する眼型(eye-shaped)の結合部材57とを有する。図11では、ガイド構造53が、ある構造であることがはっきりわかり、その構造では、隣接する2つの結合部51の結合界面において、一方の結合部51の側部が、厚くなった縁部53aを有し、他方の結合部51の側部は、一方の結合部51の厚くなった縁部53aを部分的に包含する中空の縁部53bを有する。
本発明の第1の実施形態によるトランスミッションシステム100の場合と同様の態様で、第1の回転軸Ar1の周りでの第1のベース部41の回転を、第2の回転軸Ar2の周りでの第2のベース部42の回転に変換する機能は、第2のベース部42のすべての可能な位置に対して保持され、即ち、第2ベース部42の非枢動位置と第2ベース部42のすべての可能な枢動位置との両方について保持される。シェービングヘッド3の二次歯車システム60により駆動される機構のユーザの要望の観点で適切な設定は、シェービングヘッド3の個別の毛髪切断ユニット4の内部切断部材20を駆動するものとして機能する一次歯車システム65と干渉することなく、あらゆる状況下で実現されることができる。図8に見られるように、二次歯車システム60の歯車61は、ホイール全体として設計される必要はなく、代わりにホイール部分として設計されることができる。
本発明の範囲は、前述した実施例に限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲で規定される本発明の範囲から逸脱することなく、そのいくつかの修正及び変更が可能であることは、当業者には明らかであろう。本発明は、特許請求の範囲又はその均等物の範囲内にある限り、斯かる修正及び変更をすべて含むものと解釈されることが意図される。本発明が図及び説明において詳細に図示及び説明されてきたが、斯かる図示及び説明は説明的又は例示的なものに過ぎず、限定的なものではない。本発明は、開示された実施形態に限定されるものではない。図面は概略的であり、そこでは、本発明を理解するために必要でない詳細は省略される場合があり、必ずしも縮尺通りではない。
開示された実施形態への変形は、図、説明、及び添付の請求項の検討から、請求項に記載された発明を実施する当業者により理解及び実施されることができる。特許請求の範囲において、「有する」という語は、他のステップ又は要素を除外するものではなく、不定冠詞「a」又は「an」は、複数性を除外するものではない。特許請求の範囲に記載される任意の参照符号は、本発明の範囲を限定するものと解釈されるべきではない。
特定の実施形態のために、又はそれに関連して議論された要素及び側面は、他に明示されていない限り、他の実施形態の要素及び側面と適切に組み合わせられることができる。従って、ある手段が相互に異なる従属請求項に記載されるという単なる事実は、これらの手段の組み合わせが有利に使用されることができないことを示すものではない。
本書で使用される「有する」及び「含む」という用語は、当業者であれば「からなる」という用語をカバーするものとして理解されるだろう。従って、「有する」又は「含む」という用語は、ある実施形態では「からなる」を意味するが、別の実施形態では「少なくとも規定された種と、オプションの1つ又は複数の他の種とを含む/持つ/備える」を意味する場合がある。
本書では、皮膚から毛を除去する動作が一般的にシェービング動作と参照され、これが「シェービングヘッド」及び「電気シェーバ」といった用語の使用の基礎となっている。シェービング用語のこの選択は、本発明をいかなる態様でも制限するものと理解されるべきではない点に留意されたい。従って、本発明は、関連分野において通常他の用語で示され得る脱毛ユニット及び装置も同様にカバーする。
本発明の注目すべき側面は以下に要約されることができる。
トランスミッションシステム100は、電気シェーバ1に使用するのに適しており、第1のベース部41と、第2のベース部42と、第1の回転軸Ar1の周りでの第1のベース部41の回転を第2の回転軸Ar2の周りでの第2のベース部42の回転に変換するといった、個別のベース部41、42に結合された結合装置50とを有する。結合装置50は、少なくとも個別の回転軸Ar1、Ar2に対する接線方向において、個別のベース部41、42にそれぞれ結合されるN個の結合部51を有する。
Nは少なくとも2である。結合部51が、個別のベース部41、42の中心点Bc1、Bc2を通って延びる中心軸Acの軸方向においてのみ互いに対して変位可能であるよう、結合部51は互いに結合される。

Claims (14)

  1. トランスミッションシステムであって、
    メインハウジングと;
    前記メインハウジングに対して静止している第1の回転軸の周りで前記メインハウジングに対して回転可能である第1のベース部と;
    第2の回転軸の周りで回転可能で、前記メインハウジングに対して静止しているピボット点の周りで枢動可能な第2のベース部であって、前記第2の回転軸が、前記ピボット点の周りでの前記第2のベース部の枢動の間、前記第2のベース部に対して静止姿勢を維持する、第2のベース部と;
    前記第1の回転軸の周りでの前記第1のベース部の回転を、前記第2の回転軸の周りでの前記第2のベース部の回転に変換するように、前記第1のベース部及び前記第2のベース部に結合される結合装置とを有し;
    前記結合装置が、N個の結合部を有し、前記結合部が、前記第1ベース部のN個の第1結合位置の個別の1つにおいて、前記第1回転軸に対して少なくとも接線方向において、それぞれ前記第1のベース部に結合され、かつ前記第2ベース部のN個の第2結合位置の個別の1つにおいて、前記第2回転軸に対して少なくとも接線方向において、それぞれ前記第2ベース部に結合され、Nが、少なくとも2であり;
    前記N個の第1の結合位置は、前記第1回転軸に平行な方向において等しい軸方向位置を持ち、前記第1のベース部の第1の中心点が、前記N個の第1の結合位置の前記軸方向位置に対応する位置において、前記第1の回転軸上に位置し;
    前記N個の第2の結合位置は、前記第2回転軸に平行な方向において等しい軸方向位置を持ち、前記第2のベース部の第2の中心点は、前記N個の第2の結合位置の前記軸方向位置に対応する位置において、前記第2の回転軸上に位置し;
    前記結合装置の中心軸が、前記第1及び第2の中心点を通って延び;
    前記結合部は、前記中心軸の軸方向においてのみ互いに対して変位可能であるよう、前記結合部は相互に結合される、トランスミッションシステム。
  2. 前記第1回転軸及び前記第2回転軸が、共に前記ピボット点を通って延びている、請求項1に記載のトランスミッションシステム。
  3. 前記ピボット点が、前記第2の中心点を通り前記第2の回転軸に垂直に延びる仮想面から離れた位置に配置され、前記仮想面は、前記ピボット点と前記第1の中心点との間に位置する、請求項1又は2に記載のトランスミッションシステム。
  4. Nは少なくとも3であり、前記N個の結合部は、前記中心軸の周りに360°/Nの互いに同一の角度間隔で配置される、請求項1乃至3のいずれかに記載のトランスミッションシステム。
  5. 前記N個の結合部は、相互に同一である、請求項1乃至4のいずれかに記載のトランスミッションシステム。
  6. 隣接する結合部の各ペアの前記結合部が、案内構造により相互に結合され、前記案内構造が、前記ペアの結合部が前記中心軸の軸方向において相互にスライドすることを可能にする、請求項1乃至5のいずれかに記載のトランスミッションシステム。
  7. 前記結合部がそれぞれ、個別の第1の結合位置において、前記第1のベース部に対して前記中心軸に平行な方向に変位可能に案内され、及び/又は、前記結合部はそれぞれ、個別の第2の結合位置において、前記第2のベース部に対して前記中心軸に平行な方向に変位可能に案内される、請求項1乃至6のいずれかに記載のトランスミッションシステム。
  8. 前記結合部がそれぞれ、ン-スロット接続により、個別の第1の結合位置において前記第1のベース部に結合され、前記ピン-スロット接続が、個別の第1の結合位置において第1のベース部に取り付けられるピンを含み、前記ピンは、前記個別の結合部に設けられ、前記中心軸に平行に延びるスロットに係合する、及び/又は、前記結合部がそれぞれ、ン-スロット接続により、個別の第2の結合位置において前記第2のベース部に結合され、前記ピン-スロット接続が、個別の第2の結合位置において第2のベース部に取り付けられるピンを含み、前記ピンは、前記個別の結合部に設けられ、前記中心軸に平行に延びるスロットに係合する、請求項7に記載のトランスミッションシステム、
  9. ギアホイールが、前記結合装置から離れる方向を向いた前記第2ベース部の側面で前記第2ベース部に接続され、前記ギアホイールのギア軸が、前記第2の回転軸と一致する、請求項1乃至8のいずれかに記載のトランスミッションシステム。
  10. 電気シェーバのシェービングヘッドであって、
    支持構造体と;
    それぞれが外部切断部材と、前記外部切断部材に対して回転可能な内部切断部材とを持つ少なくとも2つの毛髪切断ユニットを支持するシェービングユニットと;
    請求項1乃至9のいずれかに記載のトランスミッションシステムとを有し;
    前記トランスミッションシステムのメインハウジングが、前記支持構造体に対して静止位置に配置され;
    前記シェービングユニットは、前記毛髪切断ユニットとともに、前記トランスミッションシステムのピボット点に対応するピボット点の周りで前記支持構造体に対して枢動位置をとることが可能にされるよう配置され;
    前記トランスミッションシステムの前記第1のベース部は、前記シェービングヘッドの前記支持構造に対して回転可能に支持され;
    前記トランスミッションシステムの前記第2のベース部は、前記シェービングヘッドの前記シェービングユニットに対して回転可能に支持される、シェービングヘッド。
  11. 前記支持構造体に配置された中央駆動シャフトと、前記シェービングユニットに配置され、前記中央駆動シャフトの回転を個別の毛髪切断ユニットの内部切断部材の回転に変換する一次歯車システムとを更に有し、前記トランスミッションシステムの前記結合装置の前記結合部が、前記中央駆動シャフトの周りに配置される、請求項10に記載のシェービングヘッド
  12. 各毛髪切断ユニットの動作パラメータを調整する機構を作動させる可動調整部材と;
    前記シェービングユニットに配置され、前記トランスミッションシステムの前記第2ベース部の回転を各毛髪切断ユニットの前記調整部材の運動に変換する二次歯車システムとを有する、請求項10又は11に記載のシェービングヘッド
  13. 前記トランスミッションシステムが、請求項9に記載のトランスミッションシステムであり、前記トランスミッションシステムの前記第2のベース部に接続された前記ギアホイールが、前記二次歯車システムにおける中心位置を持つ、請求項12に記載のシェービングヘッド。
  14. 本体ユニットと請求項10乃至13のいずれかに記載のシェービングヘッドとを有する電気シェーバであって、前記シェービングヘッドが、前記本体ユニットに結合可能又は結合され、前記本体ユニットは、前記シェービングヘッドの結合状態で前記トランスミッションシステムの前記第1のベース部を回転させるアクチュエータを収容する、電気シェーバ。
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