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JP7572983B2 - アラート表示装置、アラート表示方法およびアラート表示プログラム - Google Patents
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アラート表示装置、アラート表示方法およびアラート表示プログラム Download PDF

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Description

本発明は、アラート表示装置、アラート表示方法およびアラート表示プログラムに関する。
特許文献1には、外注加工・組立業務の管理方法、及び、原材料または部品を海外に輸出し、海外で加工・組立を行い製品として輸入する加工・組立再輸入業務の管理方法が開示されている(特許文献1の0001段落等参照)。
特開2003-281417号公報
上記特許文献1に記載のように、アパレル業界および宝飾業界等においては、コストおよび品質等の観点から、国内から輸出した原材料を用いて国外で加工された製品を国内に再輸入することがある。
前記原材料についての輸出許可日から前記製品についての再輸入日までの期間が1年以内であると、前記製品の前記原材料の割合に応じて前記製品の再輸入にかかる関税が軽減されるという制度(関税暫定措置法の第八条、いわゆる暫八)が存在する。
ここで、従来においては、暫八の適用を受けるために、前記原材料の加工指示を行う段階において、再輸入の予定日と暫八適用期限とを比較して、各原材料についての暫八適用の可否を担当者が手動で判断していた。
例えば、現在の再輸入の予定日では、製品Aを構成する原材料a1については暫八の適用を受けることができるが、原材料a2については暫八の適用を受けることができない場合、原材料a2を他のロットのものに変更するという対応が必要であった。あるいは、原材料a2のロットを変えずに、再輸入の予定日を早めるという対応が必要であった。
しかしながら、このように各原材料についての暫八適用の可否を担当者が手動で判断するのは、多大な労力を要し、判断ミスも生じやすいという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、原材料を入力して国外の加工先に製品の加工指示を行う際に、暫八適用の期限が迫っているまたは過ぎている原材料を対象としてアラートを表示することができるアラート表示装置、アラート表示方法およびアラート表示プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るアラート表示装置においては、国内から輸出した原材料を用いて国外で加工された製品を国内に再輸入する際に、前記原材料についての輸出許可日から前記製品についての再輸入日までの期間が所定の期間以内であると、前記製品の前記原材料の割合に応じて前記製品の再輸入にかかる関税が軽減される場合において、前記製品についての再輸入の予定日から当該軽減が適用されるまでの期限である適用期限までに期間の余裕がない旨等を知らせるためのアラートである軽減適用アラートを表示することができる、制御部および記憶部を備えるアラート表示装置であって、前記記憶部には、前記製品を加工する先を識別するための加工先識別データと、前記原材料を識別するための原材料識別データと、前記原材料のロットを識別するためのロット識別データと、前記適用期限と、を含む原材料管理マスタが格納されており、前記制御部は、前記原材料管理マスタから、前記加工する先に前記製品の加工指示を行う際に入力された加工先識別データ、原材料識別データおよびロット識別データと紐付く適用期限を取得する適用期限取得手段と、前記適用期限取得手段で取得した前記適用期限から、前記加工指示を行う際に入力された前記製品についての再輸入の予定日を差し引いた日数を、前記加工先識別データ、前記原材料識別データおよび前記ロット識別データの組合せ毎に算出する日数算出手段と、前記日数算出手段で算出した前記日数が所定の日数以下である前記組合せに対して、前記軽減適用アラートを表示するアラート表示手段と、を備えること、を特徴とする。
また、本発明に係るアラート表示装置においては、前記アラート表示手段は、前記日数算出手段で算出した前記日数が、前記所定の日数以下かつ0日以上である場合には、前記日数算出手段で算出した前記日数に応じたアラート用日数を前記軽減適用アラートとして表示し、前記日数算出手段で算出した前記日数が、0日より小さい場合は、前記軽減が適用されない旨を前記軽減適用アラートとして表示すること、を特徴とする。
また、本発明に係るアラート表示装置においては、前記記憶部には、前記加工指示を識別するための加工指示識別データと、前記製品を識別するための製品識別データと、を含む、前記製品についての受入情報を管理する加工指示受入データと、前記加工指示識別データと、前記加工先識別データ、前記原材料識別データおよび前記ロット識別データの前記組合せと、前記原材料の払出数量と、を含む、前記原材料についての払出情報を管理する加工指示払出データと、が更に格納されており、前記制御部は、前記日数算出手段で算出した前記日数が0以上である前記加工先識別データ、前記原材料識別データおよび前記ロット識別データの前記組合せに対して、前記軽減が適用される旨を示すフラグを付加することにより、前記加工指示払出データを更新する適用フラグ付加手段を更に備えること、を特徴とする。
また、本発明に係るアラート表示装置においては、前記制御部は、前記加工指示受入データ中の前記製品識別データで特定される製品の金額に関税率を乗じることで、前記軽減が適用される前の前記製品についての関税を前記製品毎に算出する軽減適用前_製品関税算出手段と、前記軽減適用前_製品関税算出手段で算出した前記製品毎の前記関税を、前記加工指示受入データ中の前記加工指示識別データと同じものと紐付く前記加工指示払出データ中の前記組合せ毎の前記払出数量に応じて按分することで、前記軽減が適用される前の前記組合せ毎の関税を算出する軽減適用前_組合せ関税算出手段と、前記加工指示払出データにおいて前記軽減が適用される旨を示すフラグが付加されていない前記組合せについては、前記軽減適用前_組合せ関税算出手段で算出した前記軽減が適用される前の前記組合せ毎の関税をそのまま前記軽減が適用された後の前記組合せ毎の関税とし、前記加工指示払出データにおいて前記軽減が適用される旨を示すフラグが付加された前記組合せについては、前記軽減適用前_組合せ関税算出手段で算出した前記軽減が適用される前の前記組合せ毎の関税と既定の軽減率とを用いて、前記軽減が適用された後の前記組合せ毎の関税を算出する軽減適用後_組合せ関税算出手段と、前記軽減適用後_組合せ関税算出手段で求めた前記組合せ毎の関税を足し合わせることで、前記軽減が適用された後の前記製品についての関税を前記製品毎に算出する軽減適用後_製品関税算出手段と、前記軽減適用前_製品関税算出手段で算出した前記軽減が適用される前の前記製品についての関税と、前記軽減適用後_製品関税算出手段で算出した前記軽減が適用された後の前記製品についての関税と、に基づいて、関税の低減率を算出し、当該算出した前記製品毎の低減率を前記加工指示受入データに付加する低減率付加手段と、を更に備えること、を特徴とする。
また、本発明に係るアラート表示装置においては、前記制御部は、前記加工指示受入データから、指定された条件に合致する前記製品識別データを抽出し、当該抽出した製品識別データと、当該抽出した製品識別データと紐付く前記加工指示受入データ中の前記低減率に応じたアラートである低減率アラートと、を含む帳票を出力する帳票出力手段を更に備えること、を特徴とする。
また、本発明に係るアラート表示装置においては、前記低減率アラートが、前記低減率が高い前記製品については、輸入手続きの優先度が高い旨を知らせるものであること、を特徴とする。
また、本発明に係るアラート表示装置においては、前記帳票は、前記抽出した前記製品識別データに対応する、前記原材料管理マスタおよび前記加工指示払出データ中の情報を更に含むこと、を特徴とする。
また、本発明に係るアラート表示装置においては、前記軽減が、関税暫定措置法の第八条に基づくものであり、前記所定の期間が、1年であること、を特徴とする。
また、本発明に係るアラート表示方法においては、国内から輸出した原材料を用いて国外で加工された製品を国内に再輸入する際に、前記原材料についての輸出許可日から前記製品についての再輸入日までの期間が所定の期間以内であると、前記製品の前記原材料の割合に応じて前記製品の再輸入にかかる関税が軽減される場合において、前記製品についての再輸入の予定日から当該軽減が適用されるまでの期限である適用期限までに期間の余裕がない旨等を知らせるためのアラートである軽減適用アラートを表示することができる、制御部および記憶部を備える情報処理装置で実行されるアラート表示方法であって、前記記憶部には、前記製品を加工する先を識別するための加工先識別データと、前記原材料を識別するための原材料識別データと、前記原材料のロットを識別するためのロット識別データと、前記適用期限と、を含む原材料管理マスタが格納されており、前記制御部で実行される、前記原材料管理マスタから、前記加工する先に前記製品の加工指示を行う際に入力された加工先識別データ、原材料識別データおよびロット識別データと紐付く適用期限を取得する適用期限取得ステップと、前記適用期限取得ステップで取得した前記適用期限から、前記加工指示を行う際に入力された前記製品についての再輸入の予定日を差し引いた日数を、前記加工先識別データ、前記原材料識別データおよび前記ロット識別データの組合せ毎に算出する日数算出ステップと、前記日数算出ステップで算出した前記日数が所定の日数以下である前記組合せに対して、前記軽減適用アラートを表示するアラート表示ステップと、を含むこと、を特徴とする。
また、本発明に係るアラート表示プログラムにおいては、国内から輸出した原材料を用いて国外で加工された製品を国内に再輸入する際に、前記原材料についての輸出許可日から前記製品についての再輸入日までの期間が所定の期間以内であると、前記製品の前記原材料の割合に応じて前記製品の再輸入にかかる関税が軽減される場合において、前記製品についての再輸入の予定日から当該軽減が適用されるまでの期限である適用期限までに期間の余裕がない旨等を知らせるためのアラートである軽減適用アラートを表示することができる、制御部および記憶部を備える情報処理装置で実行されるアラート表示プログラムであって、前記記憶部には、前記製品を加工する先を識別するための加工先識別データと、前記原材料を識別するための原材料識別データと、前記原材料のロットを識別するためのロット識別データと、前記適用期限と、を含む原材料管理マスタが格納されており、前記制御部に実行させるための、前記原材料管理マスタから、前記加工する先に前記製品の加工指示を行う際に入力された加工先識別データ、原材料識別データおよびロット識別データと紐付く適用期限を取得する適用期限取得ステップと、前記適用期限取得ステップで取得した前記適用期限から、前記加工指示を行う際に入力された前記製品についての再輸入の予定日を差し引いた日数を、前記加工先識別データ、前記原材料識別データおよび前記ロット識別データの組合せ毎に算出する日数算出ステップと、前記日数算出ステップで算出した前記日数が所定の日数以下である前記組合せに対して、前記軽減適用アラートを表示するアラート表示ステップと、を含むこと、を特徴とする。
本発明によれば、原材料を入力して国外の加工先に製品の加工指示を行う際に、暫八適用の期限が迫っているまたは過ぎている原材料を対象としてアラートを表示することができるという効果を奏する。
図1は、アラート表示装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、移動データの一例を示す図である。 図3は、原材料管理マスタの一例を示す図である。 図4は、加工指示受入データおよび加工指示払出データの一例を示す図である。 図5は、アラート用_適用期間管理マスタの一例を示す図である。 図6は、軽減適用アラートの表示の一例を示す図である。 図7は、製品についての関税(見込み)の算出の一例を示す図である。 図8は、製品についての関税(暫八)の算出の一例を示す図である。 図9は、更新された加工指示受入データの一例を示す図である。 図10は、暫八適用一覧の帳票の出力に必要な情報を抽出するための抽出画面の一例を示す図である。 図11は、アラート用_低減率管理マスタの一例を示す図である。 図12は、抽出した加工指示受入データ中の製品に対応する、加工指示払出データおよび原材料管理マスタ中の情報の一例を示す図である。 図13は、出力された暫八適用一覧の帳票の一例を示す図である。
以下に、本発明に係るアラート表示装置、アラート表示方法およびアラート表示プログラムの実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。
[1.概要]
材料(生地および附属品等)を日本から輸出し、海外で加工した後、再度日本に輸入する場合、一定の条件を満たせば原材料に掛かる関税を軽減することができる制度として、関税暫定措置法第八条(以下、本項目において「暫八」という。)が存在する。
国内の人件費が高騰している昨今、アパレル業界等においては、原材料を輸出し、完成品を輸入する取引形態を取る企業が増えている。原価低減が求められる企業において、暫八は、積極的に適用を目指すべき制度である。
暫八の適用条件は、以下の1~2とおりである。
1.原材料の輸出許可日から、原則1年以内に再輸入すること。
2.製品の輸入手続き(減税手続き)時に、原材料の輸出手続き資料を提示すること。
従来においては、製品の輸入手続きを開始するタイミングで、担当者が、原材料の輸出手続き資料を手作業で探し、暫八が適用されるかどうかを確認していた。しかしながら、この方法では、事前に暫八適用対象を把握できない(すなわち、どれだけの原価低減が図れるのか把握できない)という問題や、暫八を適用するために煩雑な業務を行う必要があるという問題があった。
そこで、本実施形態においては、例えば、原材料輸出時の情報および製品輸入予定情報を紐づけて管理できる仕組みとすることで、暫八適用対象の製品を一覧形式で抽出できるようにし、加工指示時点において暫八の適用判断をできるようにした。
また、本実施形態においては、例えば、見込みの関税を算出できるようすることで、暫八適用時の見込みの原価低減率を可視化できるようにした。
そして、本実施形態においては、例えば、暫八適用対象出力時に、以下の1~2のアラートを出力できるようにした。
1.暫八適用期限までXX日である場合には、アラートとして「暫八適用期限までXX日」を出力できるようにした。
2.暫八が適用された場合の原価率と適用されない場合の原価率を比較した際に、YY%の乖離がある場合(すなわち、暫八が適用された場合の原価低減率が高い場合)には、アラートして、「輸入手続き優先度:高」を出力できるようにした。
なお、XX日およびYY%の値は、別途、マスタにて設定できるようにした。
以上の仕組みにより、本実施形態においては、例えば、以下の1~3の効果を奏する。
1.厳密な原価管理をできるようになった。
2.一覧形式で暫八適用対象を抽出できるようになった結果、暫八適用漏れの防止に繋がるため、原価低減を確実にできるようになった。
3.加工指示時および暫八適用対象抽出時に、前述のアラートを出力することにより、日々の業務において、従業員に原価低減を意識させることができるようになった。
以下、具体的な構成および動作について説明する。
[2.構成]
本実施形態に係るアラート表示装置の構成の一例について、図1を参照して説明する。図1は、アラート表示装置の構成の一例を示すブロック図である。
アラート表示装置は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、アラート表示装置は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
アラート表示装置は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。アラート表示装置が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、アラート表示装置をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、アラート表示装置とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。なお、後述する各種マスタ等のデータは、例えばサーバ200に格納されてもよい。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、及びマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブルおよびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。
記憶部106は、例えば、移動データ106aと、原材料管理マスタ106bと、加工指示受入データ106cと、加工指示払出データ106dと、アラート用_適用期間管理マスタ106eと、関税率マスタ106fと、暫八減税率マスタ106gと、アラート用_低減率管理マスタ106hと、を備えている。
本実施形態に係るアラート表示装置100によれば、国内から輸出した原材料を用いて国外で加工された製品を国内に再輸入する際に、前記原材料についての輸出許可日から前記製品についての再輸入日までの期間が所定の期間以内であると、前記製品の前記原材料の割合に応じて前記製品の再輸入にかかる関税が軽減される場合において、前記製品についての再輸入の予定日から当該軽減が適用されるまでの期限である適用期限までに期間の余裕がない旨等を知らせるためのアラートである軽減適用アラートを表示することができる。
前記軽減は、例えば、関税暫定措置法の第八条(以下、「暫八」という。)に基づくものである。前記所定の期間は、例えば、1年である。
移動データ106aは、国内から国外へ移動する前記原材料の情報を管理するデータである。移動データ106aは、図2に示すように、例えば、各移動を識別するための移動識別データ(移動NO)と、前記原材料の移動日と、前記原材料が移動する元を識別するための移動元識別データ(移動元倉庫)と、前記製品を加工する先を識別するための加工先識別データ(加工先コード)と、前記原材料が移動する先を識別するための移動先識別データ(移動先)と、同一の移動NO内における行NOと、前記原材料を識別するための原材料識別データ(商品コードおよび商品名)と、前記原材料のロットを識別するためのロット識別データ(ロットNO)と、前記原材料の移動数量(数量)と、等を含む。
原材料管理マスタ106bは、前記原材料についての前記適用期限および輸出情報等を管理するマスタである。原材料管理マスタ106bは、移動データ106aに基づいて生成される。原材料管理マスタ106bは、図3等に示すように、例えば、前記加工先識別データ(加工先コード)と、前記原材料の在庫場所と、前記原材料識別データ(商品コードおよび商品名)と、前記ロット識別データ(ロットNO)と、前記原材料の輸出予定数量(輸出数量)、前記原材料の輸出済数量(払出済数量)と、前記移動識別データ(移動NO)と、前記同一の移動NO内における行NOと、前記原材料についての輸出許可日と、前記原材料についての暫八の適用期限(暫八適用期限)と、輸出許可NOと、インボイスNOと、等を含む。
ここで、前述のとおり、暫八においては、前記原材料についての輸出許可日から前記製品についての再輸入日までの期間が1年以内である場合に、関税が軽減される。このため、前記暫八適用期限は、例えば、前記原材料についての輸出許可日からちょうど1年後に設定される。例えば、図3の原材料管理マスタ106bの上から1~3行目のレコードにおいては、前記暫八適用期限は、前記原材料についての輸出許可日2022/1/31からちょうど1年後である「2023/1/31」に設定されている。
加工指示受入データ106cは、前記製品についての受入情報を管理するデータである。加工指示受入データ106cは、図4等に示すように、例えば、前記加工する先に行う前記製品の加工指示を識別するための加工指示識別データ(加工指示NO)と、加工指示日と、前記製品についての再輸入の予定日(加工完了(輸入)予定日)と、前記加工先識別データ(加工先コードおよび加工先)と、同一の加工指示NO内における行NOと、前記製品が属する品目を識別するための品目識別データ(品目コード)と、前記製品を識別するための製品識別データ(商品コード(製品)および商品名)と、前記製品の受入数量と、前記製品の金額と、等を含む。
加工指示受入データ106cは、図9に示すように、例えば、更に、暫八による関税の軽減が適用される前の前記製品についての関税(関税(見込み))と、暫八による関税の軽減が適用された後の前記製品についての関税(関税(暫八))と、関税(暫八)が関税(見込み)と比較してどの程度低減しているかを示す低減率(暫八適用時低減率)と、を含んでもよい。
加工指示払出データ106dは、前記原材料についての払出情報を管理するデータである。加工指示払出データ106dは、図4等に示すように、例えば、前記加工指示識別データ(加工指示NO)と、前記加工指示日と、前記製品についての再輸入の予定日(加工完了(輸入)予定日)と、前記加工先識別データ(加工先コードおよび加工先)と、加工計上倉庫と、前記同一の加工指示NO内における行NOと、前記原材料識別データ(商品コード(原材料)および商品名)と、前記ロット識別データ(ロットNO)と、前記原材料の払出数量(数量)と、暫八による軽減が適用されるか否かを識別するためのフラグ(暫八適用FLG)と、等を含む。
図4の加工指示払出データ106dにおける暫八適用FLGの列において、四角枠内に示すチェックが、暫八による軽減が適用される旨を示すフラグである。暫八による軽減が適用される旨を示すフラグは、暫八の適用期限から前記製品についての再輸入の予定日を差し引いた日数が0日以上ある場合(言い換えると、前記製品についての再輸入の予定日が、暫八の適用期限をまだ過ぎていない場合)に付与される。
アラート用_適用期間管理マスタ106eは、前記軽減適用アラートのアラート内容を管理するマスタである。アラート用_適用期間管理マスタ106eにおいては、図5に示すように、暫八の適用期限から前記製品についての再輸入の予定日を差し引いた日数に応じて、異なるアラートが設定されている。具体的には、図5に示すように、前記差し引いた日数が、「0日未満」、「30日以下」、「60日以下」および「90日以下」という4つの基準のうち、いくつに該当する(〇)かによって、異なるアラートが設定されている。
関税率マスタ106fは、前記製品についての通常の関税率を管理するマスタである。関税率マスタ106fは、図7に示すように、例えば、前記品目識別データと、前記通常の関税率と、等を含む。なお、実際の関税率は、品目および相手国等の要素に応じてもっと細かく設定されているが、本実施形態は、飽くまで、原価低減の見込を簡便に確認するためのものであるため、関税率マスタ106fは品目単位での関税率の設定としている。より精緻な関税率を把握したい場合には、関税率マスタ106fにおける管理項目を増やせばよい。
暫八減税率マスタ106gは、暫八適用時における関税の軽減率を管理するマスタである。暫八減税率マスタ106gは、図8に示すように、例えば、暫八適用時における関税の軽減率を含む。例えば、関税率マスタ106fを用いて算出した関税が2,000円であり、軽減率が80%である場合には、暫八適用時における関税は、2,000円から、2,000円の80%分(1,600円)を軽減した額である400円となる。
アラート用_低減率管理マスタ106hは、前記低減率に応じたアラートである低減率アラートのアラート内容を管理するマスタである。アラート用_低減率管理マスタ106hにおいては、図11に示すように、前記低減率の値に応じて、異なるアラートが設定されている。
制御部102は、アラート表示装置を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。
制御部102は、機能概念的に、例えば、(1)前記原材料管理マスタから、前記加工する先に前記製品の加工指示を行う際に入力された加工先識別データ、原材料識別データおよびロット識別データと紐付く適用期限を取得する適用期限取得手段としての適用期限取得部102aと、(2)前記適用期限取得手段で取得した前記適用期限から、前記加工指示を行う際に入力された前記製品についての再輸入の予定日を差し引いた日数を、前記加工先識別データ、前記原材料識別データおよび前記ロット識別データの組合せ毎に算出する日数算出手段としての日数算出部102bと、(3)前記日数算出手段で算出した前記日数が所定の日数以下である前記組合せに対して、前記軽減適用アラートを表示するアラート表示手段としてのアラート表示部102cと、(4)前記日数算出手段で算出した前記日数が0以上である前記加工先識別データ、前記原材料識別データおよび前記ロット識別データの前記組合せに対して、前記軽減が適用される旨を示すフラグを付加することにより、前記加工指示払出データを更新する適用フラグ付加手段としての適用フラグ付加部102dと、(5)前記加工指示受入データ中の前記製品識別データで特定される製品の金額に関税率を乗じることで、前記軽減が適用される前の前記製品についての関税を前記製品毎に算出する軽減適用前_製品関税算出手段としての軽減適用前_製品関税算出部102eと、(6)前記軽減適用前_製品関税算出手段で算出した前記製品毎の前記関税を、前記加工指示受入データ中の前記加工指示識別データと同じものと紐付く前記加工指示払出データ中の前記組合せ毎の前記払出数量に応じて按分することで、前記軽減が適用される前の前記組合せ毎の関税を算出する軽減適用前_組合せ関税算出手段としての軽減適用前_組合せ関税算出部102fと、(7)前記加工指示払出データにおいて前記軽減が適用される旨を示すフラグが付加されていない前記組合せについては、前記軽減適用前_組合せ関税算出手段で算出した前記軽減が適用される前の前記組合せ毎の関税をそのまま前記軽減が適用された後の前記組合せ毎の関税とし、前記加工指示払出データにおいて前記軽減が適用される旨を示すフラグが付加された前記組合せについては、前記軽減適用前_組合せ関税算出手段で算出した前記軽減が適用される前の前記組合せ毎の関税と既定の軽減率とを用いて、前記軽減が適用された後の前記組合せ毎の関税を算出する軽減適用後_組合せ関税算出手段としての軽減適用後_組合せ関税算出部102gと、(8)前記軽減適用後_組合せ関税算出手段で求めた前記組合せ毎の関税を足し合わせることで、前記軽減が適用された後の前記製品についての関税を前記製品毎に算出する軽減適用後_製品関税算出手段としての軽減適用後_製品関税算出部102hと、(9)前記軽減適用前_製品関税算出手段で算出した前記軽減が適用される前の前記製品についての関税と、前記軽減適用後_製品関税算出手段で算出した前記軽減が適用された後の前記製品についての関税と、に基づいて、関税の低減率を算出し、当該算出した前記製品毎の低減率を前記加工指示受入データに付加する低減率付加手段としての低減率付加部102iと、(10)前記加工指示受入データから、指定された条件に合致する前記製品識別データを抽出し、当該抽出した製品識別データと、当該抽出した製品識別データと紐付く前記加工指示受入データ中の前記低減率に応じたアラートである低減率アラートと、を含む帳票を出力する帳票出力手段としての帳票出力部102jと、を備えている。
適用期限取得部102aは、加工先コードと商品コード(原材料)とロットNOと暫八適用期限とを含む原材料管理マスタ106bから、前記製品を加工する先に前記製品の加工指示を行う際に入力された加工先コード、商品コード(原材料)およびロットNOと紐付く暫八適用期限を取得する。
日数算出部102bは、適用期限取得部102aで取得した前記暫八適用期限から、前記加工指示を行う際に入力された前記製品についての再輸入の予定日を差し引いた日数を、加工先コード、商品コード(原材料)およびロットNOの組合せ毎に算出する。
アラート表示部102cは、日数算出部102bで算出した前記日数が所定の日数以下である前記組合せに対して、前記軽減適用アラートを表示する。
具体的には、アラート表示部102cは、日数算出部102bで算出した前記日数が、前記所定の日数以下かつ0日以上である場合(言い換えると、前記製品についての再輸入の予定日が暫八の適用期限をまだ過ぎていないものの、前記製品についての再輸入の予定日が暫八の適用期限に迫っている場合)には、日数算出部102bで算出した前記日数に応じたアラート用日数を前記軽減適用アラートとして表示する。
一方で、アラート表示部102cは、日数算出部102bで算出した前記日数が、0日より小さい場合(言い換えると、前記製品についての再輸入の予定日が、暫八の適用期限を既に過ぎている場合)は、前記軽減が適用されない旨を前記軽減適用アラートとして表示する。
適用フラグ付加部102dは、日数算出部102bで算出した前記日数が0以上である加工先コード、商品コード(原材料)およびロットNOの前記組合せ(言い換えると、前記製品についての再輸入の予定日が暫八の適用期限をまだ過ぎていない前記組合せ)に対して、前記軽減が適用される旨を示すフラグ(暫八適用FLG=ON)を付加することにより、加工指示払出データ106dを更新する。
軽減適用前_製品関税算出部102eは、加工指示受入データ106c中の商品コード(製品)で特定される製品の金額に関税率を乗じることで、前記軽減が適用される前の前記製品についての関税を前記製品毎に算出する。
軽減適用前_組合せ関税算出部102fは、軽減適用前_製品関税算出部102eで算出した前記製品毎の前記関税を、加工指示受入データ106c中の加工指示NOと同じものと紐付く加工指示払出データ106d中の前記組合せ毎の前記払出数量に応じて按分することで、前記軽減が適用される前の前記組合せ毎の関税を算出する。
軽減適用後_組合せ関税算出部102gは、加工指示払出データ106dにおいて前記軽減が適用される旨を示すフラグ(暫八適用FLG=ON)が付加されていない前記組合せについては、軽減適用前_組合せ関税算出部102fで算出した前記軽減が適用される前の前記組合せ毎の関税をそのまま前記軽減が適用された後の前記組合せ毎の関税とする。
一方で、軽減適用後_組合せ関税算出部102gは、加工指示払出データ106dにおいて前記軽減が適用される旨を示すフラグ(暫八適用FLG=ON)が付加された前記組合せについては、軽減適用前_組合せ関税算出部102fで算出した前記軽減が適用される前の前記組合せ毎の関税と既定の軽減率とを用いて、前記軽減が適用された後の前記組合せ毎の関税を算出する。
軽減適用後_製品関税算出部102hは、軽減適用後_組合せ関税算出部102gで求めた前記組合せ毎の関税を足し合わせることで、前記軽減が適用された後の前記製品についての関税を前記製品毎に算出する。
低減率付加部102iは、軽減適用前_製品関税算出部102eで算出した前記軽減が適用される前の前記製品についての関税と、軽減適用後_製品関税算出部102hで算出した前記軽減が適用された後の前記製品についての関税と、に基づいて、関税の低減率を算出し、当該算出した前記製品毎の低減率を加工指示受入データ106cに付加する。
帳票出力部102jは、加工指示受入データ106cから、指定された条件に合致する商品コード(製品)を抽出し、当該抽出した商品コード(製品)と、当該抽出した商品コード(製品)と紐付く加工指示受入データ106c中の前記低減率に応じたアラートである低減率アラートと、を含む帳票を出力する。
前記低減率アラートは、前記低減率が高い前記製品については、輸入手続きの優先度が高い旨を知らせるものであることが好ましい。また、前記帳票は、前記抽出した商品コード(製品)に対応する、原材料管理マスタ106bおよび加工指示払出データ106d中の情報を更に含むことが好ましい。
[3.処理の具体例]
本項目では、本実施形態に係る処理の具体例について説明する。
[3-1.加工指示を行う際のアラート表示]
本項目では、海外加工先に製品の加工指示を行う際のアラート表示について説明する。
まず、海外加工先への原材料輸出時に、図2に示すように、移動データ106aが登録される。そして、登録された移動データ106aに基づいて、図3に示すように、原材料管理マスタ106bが生成される。図3の原材料管理マスタ106bに示すように、各原材料についての暫八適用期限は、原材料についての輸出許可日からちょうど1年後の日付となっている。
原材料管理マスタ106bによって原材料をシリアル管理することで、暫八適用のために必要な情報を管理する。そして、製品の加工指示時にシリアル単位で原材料を選択することで、その製品がいつまでに輸入されれば暫八が適用されるかを判断することができる。
次に、図4に示すように、海外加工先への製品の加工指示時に、図4に示すように、加工指示受入データ106cおよび加工指示払出データ106dが登録される。
ここで、加工指示払出データ106dは、図6に示すように、加工指示払出入力画面から必要な情報が入力されることで登録されるが、当該登録の際に、以下の(1)~(3)で説明する手順により、アラートが必要に応じて表示される。そして、アラートの表示と併せて、または、アラートの表示後に、以下の(4)で説明するように、暫八適用FLGの付加が行われる。
(1)適用期限の取得
適用期限取得部102aは、図3の原材料管理マスタ106bから、加工指示払出入力画面に入力された加工先コード、商品コード(原材料)およびロットNOの組合せと紐付く暫八適用期限を取得する。
入力された前記組合せが、図6の加工指示払出入力画面に示す6つ(3行目と4行目は同じ内容)であるとすると、適用期限取得部102aは、以下のように、前記組合せ毎の暫八適用期限を取得する。
・加工先コード:KA0001、商品コード:KI0001、ロットNO:L001→2023/1/31
・加工先コード:KA0001、商品コード:KIB0001、ロットNO:L001→2023/1/31
・加工先コード:KA0001、商品コード:KIR0001、ロットNO:L002→2023/2/28
・加工先コード:KA0001、商品コード:KIR0001、ロットNO:L002→2023/2/28
・加工先コード:KA0001、商品コード:KIY0001、ロットNO:L001→2023/3/31
・加工先コード:KA0001、商品コード:KIG0001、ロットNO:L001→2023/3/31
(2)日数の算出
次に、日数算出部102bは、適用期限取得部102aで取得した暫八適用期限から、加工指示払出入力画面に入力された加工完了(輸入)予定日を差し引いた日数を、前記組合せ毎に算出する。
入力された輸入予定日が、図6の加工指示払出入力画面に示す6つであるとすると、日数算出部102bは、以下のように、前記組合せ毎の日数を算出する。
・加工先コード:KA0001、商品コード:KI0001、ロットNO:L001→123日
・加工先コード:KA0001、商品コード:KIB0001、ロットNO:L001→123日
・加工先コード:KA0001、商品コード:KIR0001、ロットNO:L002→151日
・加工先コード:KA0001、商品コード:KIR0001、ロットNO:L002→-1日
・加工先コード:KA0001、商品コード:KIY0001、ロットNO:L001→30日
・加工先コード:KA0001、商品コード:KIG0001、ロットNO:L001→30日
(3)軽減適用アラートの表示
そして、アラート表示部102cは、日数算出部102bで算出した前記日数に応じて、アラートを表示する。なお、アラート用_適用期間管理マスタ106eは、図5に示す内容で予め登録されているものとする。
図5のアラート用_適用期間管理マスタ106eを参照すると、日数算出部102bで算出した123日、123日および151日については、「0日未満」、「30日以下」、「60日以下」および「90日以下」のいずれにも該当しない(言い換えると、4つの基準すべてに該当しない)。
この場合、図6の「画面に表示されるアラート内容」に示すように、「アラートなし」となり、アラートは表示されない。すなわち、図4の加工指示払出データ106dのうち、上から1行目~3行目のレコードを登録した際に、アラートは表示されない。
一方で、図5のアラート用_適用期間管理マスタ106eを参照すると、日数算出部102bで算出した-1日については、「0日未満」、「30日以下」、「60日以下」および「90日以下」のすべてに該当する(言い換えると、4つの基準すべてに該当する)。
この場合、アラート表示部102cは、図6の「画面に表示されるアラート内容」に示すように、「暫八適用期間外」のアラートを表示する。すなわち、図4の加工指示払出データ106dのうち、上から4行目のレコードを登録した際に、「暫八適用期間外」のアラートが表示される。
また、図5のアラート用_適用期間管理マスタ106eを参照すると、日数算出部102bで算出した30日については、「30日以下」、「60日以下」および「90日以下」の3つに該当する(言い換えると、3つの基準に該当する)。
この場合、アラート表示部102cは、図6の「画面に表示されるアラート内容」に示すように、「暫八適用期限まで30日」のアラートを表示する。すなわち、図4の加工指示払出データ106dのうち、上から5~6行目のレコードを登録した際に、「暫八適用期限まで30日」のアラートが表示される。
(4)適用フラグの付加
適用フラグ付加部102dは、(3)において「暫八適用期間外」となったレコードについては、加工指示払出データ106d中の暫八適用FLGをOFFとする(チェックをつけない)。これに対して、適用フラグ付加部102dは、これ以外のレコードについては、加工指示払出データ106d中の暫八適用FLGをONとする(チェックをつける)。更新された暫八適用FLGは、図4の加工指示払出データ106dにおいて最も右の列に示すとおりである。
以上、本項目[3-1]で説明したように、本実施形態に係るアラート表示装置100によれば、原材料を入力して国外の加工先に製品の加工指示を行う際に、暫八適用の期限が迫っているまたは過ぎている原材料を対象としてアラートを表示することができる。
これにより、例えば、各原材料についての暫八適用の可否を担当者が手動で判断する必要がなくなり、労力を大幅に削減すると共に、判断ミスもなくすことに成功した。
そして、担当者は、アラートが表示された原材料については、もっと先の適用期限を有する他のロットのものに変更するという対応や、あるいは、ロットを変えずに再輸入の予定日を早めるという対応をすることができるため、すべての原材料について暫八が漏れなく適用されることとなる。これにより、厳密な原価管理が可能となり、また、原価低減にも繋がる。
[3-2.関税の算出]
本項目では、暫八が適用される前の関税(関税(見込み))の算出および暫八が適用された後の関税(関税(暫八))の算出について説明する。
[3-2-1.製品についての関税(見込み)の算出]
まず、製品についての関税(見込み)の算出について算出する。本項目では、関税率マスタ106fは、図7に示す内容で設定されているものとする。
軽減適用前_製品関税算出部102eは、図4の加工指示受入データ106c中の製品の金額に、図7の関税率マスタ106f中の関税率を乗じることで、製品についての関税(見込み)を算出する。
具体的には、軽減適用前_製品関税算出部102eは、図7に示すように、品目コードHI01で特定される製品Aについての関税(見込み)を、製品Aの金額50,000円×関税率10%=5,000円と算出する。
また、軽減適用前_製品関税算出部102eは、図7に示すように、品目コードHI02で特定される製品Bについての関税(見込み)を、製品Bの金額30,000円×関税率15%=4,500円と算出する。
[3-2-2.製品についての関税(暫八)の算出]
次に、製品についての関税(暫八)の算出について算出する。製品を構成する原材料としては、暫八が適用されるものとされないものが混在している可能性があるため、製品の金額から、暫八適用時における関税の軽減率分を直接差し引いても、暫八適用時における製品についての関税を正確に算出することはできない。このため、まずは、以下の(1)で説明するように、暫八適用前の原材料毎の関税を算出し、次に、以下の(2)で説明するように、暫八が適用される原材料とされない原材料を考慮して暫八適用後の原材料毎の関税を算出し、最後に、以下の(3)で説明するように、暫八適用後の製品毎の関税を算出するというプロセスを経る必要がある。
本項目では、暫八減税率マスタ106gは、図8に示す内容で設定されているものとする。また、図8の加工指示払出データ106dにおける「加工指示NO」、「数量」および「暫八適用FLG」は、図4の加工指示払出データ106dから抜き出した情報である。
(1)組合せについての関税(見込み)の算出
まず、軽減適用前_組合せ関税算出部102fは、[3-2-1]で算出した製品毎の関税(見込み)を、図4の加工指示受入データ106c中の加工指示NOと同じものと紐付く図4の加工指示払出データ106d中の加工先コード、原材料およびロットNOの組合せ毎の数量に応じて按分することで、当該組合せについての関税(見込み)を算出する。
具体的には、軽減適用前_組合せ関税算出部102fは、[3-2-1]で算出した製品Aについての関税(見込み)である5,000円を、200m、100mおよび100mという数量に応じて按分することで、前記組合せについての関税(見込み)として、それぞれ、2,500円、1,250円および1,250円を算出する。
また、軽減適用前_組合せ関税算出部102fは、[3-2-1]で算出した製品Bについての関税(見込み)である4,500円を、100m、150mおよび200mという数量に応じて按分することで、前記組合せについての関税(見込み)として、それぞれ、1,000円、1,500円および2,000円を算出する。
このように算出した前記組合せについての関税(見込み)を、図8の加工指示払出データ106dに「按分済関税」として示す。
(2)組合せについての関税(暫八)の算出
次に、軽減適用後_組合せ関税算出部102gは、図4の加工指示払出データ106dにおいて暫八適用FLGがOFFの前記組合せについては、(1)で算出した前記組合せについての按分済関税をそのまま前記組合せについての暫八適用済関税とする。
具体的には、暫八適用FLGがOFFの前記組合せについての按分済関税は、図8の加工指示払出データ106dに示すように、1,000円のみである。このため、軽減適用後_組合せ関税算出部102gは、図8に示すように、この1,000円をそのまま、暫八適用済関税とする。
一方で、軽減適用後_組合せ関税算出部102gは、図4の加工指示払出データ106dにおいて暫八適用FLGがONの前記組合せについては、(1)で算出した前記組合せについての按分済関税と図8の暫八減税率マスタ106g中の軽減率80%とを用いて、暫八適用済関税を算出する。
具体的には、暫八適用FLGがONの組合せについての按分済関税は、図8の加工指示払出データ106dに示すように、2,500円、1,250円、1,250円、1,500円および2,000円である。このため、軽減適用後_組合せ関税算出部102gは、これらの金額それぞれから軽減率80%分を減じることで、暫八適用済関税として、図8に示すように、500円、250円、250円、300円および400円を算出する。
(3)製品についての関税(暫八)の算出
そして、軽減適用後_製品関税算出部102hは、(2)で求めた暫八適用済関税を足し合わせることで、製品についての関税(暫八)を算出する。
具体的には、軽減適用後_製品関税算出部102hは、(2)で求めた暫八適用済関税のうち、500円と250円と250円を足し合わせることで、図8に示すように、製品Aについての関税(暫八)として、1,000円を算出する。
また、軽減適用後_製品関税算出部102hは、(2)で求めた暫八適用済関税のうち、1,000円と300円と400円を足し合わせることで、図8に示すように、製品Bについての関税(暫八)として、1,700円を算出する。
[3-2-3.低減率の付加]
最後に、低減率付加部102iは、[3-2-1]で算出した製品についての関税(見込み)と[3-2-2]で算出した製品についての関税(暫八)に基づいて、関税の低減率を算出する。
具体的には、製品Aについては、[3-2-1]で算出した関税(見込み)は5,000円であり、[3-2-2]で算出した関税(暫八)は1,000円であるため、低減率付加部102iは、製品Aについての関税の低減率として、80%を算出する。
また、製品Bについては、[3-2-1]で算出した関税(見込み)は4,500円であり、[3-2-2]で算出した関税(暫八)は1,700円であるため、低減率付加部102iは、製品Bについての関税の低減率として、62%を算出する。
そして、低減率付加部102iは、[3-2-1]で算出した製品毎の関税(見込み)、[3-2-2]で算出した製品毎の関税(暫八)、および、本項目[3-2-3]で算出した製品毎の関税の低減率(暫八適用時低減率)を、図4の加工指示受入データ106cに付加することで、加工指示受入データ106cを図9に示すように更新する。
[3-3.帳票出力を行う際のアラート表示]
本項目では、暫八適用一覧の帳票出力を行う際のアラート表示について説明する。
本項目では、原材料管理マスタ106bは図3に示す内容で、加工指示払出データ106dは図4に示す内容で、アラート用_低減率管理マスタ106hは図11に示す内容で設定されているものとする。また、加工指示受入データ106cは、図9に示すように、[3-2]で更新された内容であるものとする。
まず、図10に示すように、抽出画面において、「加工指示日」、「加工完了予定日」、「加工指示NO」、「加工先コード」、「受入商品コード」および「暫八適用時低減率」の条件が指定される。
帳票出力部102jは、当該指定された条件に合致するレコードとして、図9の加工指示受入データ106c中の2レコードを抽出する。なお、図10の抽出画面において、「加工完了予定超過」にチェックがされている場合には、帳票出力部102jは、画面右上の「基準日」以前の加工完了予定日を有する加工指示受入データ106c中のレコードのうち、加工実績未計上のもののみを抽出する。
ここで、帳票出力部102jは、当該抽出したレコード中の低減率に応じた低減率アラートを、図11のアラート用_低減率管理マスタ106hから取得する。具体的には、帳票出力部102jは、低減率80%については低減率アラート「輸入手続き優先度:高」を取得し、低減率62%については低減率アラート「輸入手続き優先度:中」を取得する。
また、帳票出力部102jは、当該抽出したレコードに対応する、加工指示払出データ106dおよび原材料管理マスタ106b中の情報を取得する。具体的には、帳票出力部102jは、図12に示すように、当該抽出したレコード中の加工指示NOをキーとして、図4の加工指示払出データ106dから対応する情報を取得する。続けて、帳票出力部102jは、図12に示すように、当該取得した情報中の加工先コード、商品コード(原材料)およびロットNOをキーとして、図3の原材料管理マスタ106bから対応する情報を取得する。
そして、帳票出力部102jは、図13に示すように、加工指示受入データ106cから抽出したレコード中の情報と、取得した低減率アラートと、加工指示払出データ106dから取得した情報と、原材料管理マスタ106bから取得した情報と、を含む暫八適用一覧の帳票を出力する。
なお、当該帳票において、各製品の表示順は、
1.加工指示受入データ106c中の低減率の降順となり、
2.同じ低減率を有する製品内では、加工指示受入データ106c中の加工完了予定日の昇順となり、
3.同じ低減率および同じ加工完了予定日を有する製品内では、加工指示受入データ106c中の加工指示NOの昇順となる。
以上、本項目[3-3]で説明したように、本実施形態に係るアラート表示装置100によれば、加工指示受入データ106cから、所定の値以上の低減率を有する製品を抽出して、低減率に応じた低減率アラートを帳票中に表示することができる。これにより、例えば、低減率が高い製品から、優先的に輸入手続きを進めるという経営判断が可能となる。本例でいえば、製品Aについては、低減率アラート「輸入手続き優先度:高」が帳票中に表示されているため、優先的に輸入手続きを進めるべきとなる。
また、本項目[3-3]で説明したように、本実施形態に係るアラート表示装置100によれば、抽出画面において「加工完了予定超過」にチェックを入れれば、基準日以前の加工完了(輸入)予定日を有するレコードを加工指示受入データ106cから抽出することができるため、輸入手続きが滞っている製品を把握することができる。
[4.国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)への貢献]
本実施形態により、業務効率化や企業の適切な経営判断を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標8及び9に貢献することが可能となる。
また、本実施形態により、廃棄ロス削減や、ペーパレス・電子化を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標12、13及び15に貢献することが可能となる。
また、本実施形態により、統制、ガバナンス強化に寄与することができるので、SDGsの目標16に貢献することが可能となる。
[5.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、アラート表示装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、アラート表示装置100が備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じてアラート表示装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、アラート表示装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、アラート表示装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、アラート表示装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
本発明は、国内から原材料を輸出し、かつ、当該原材料を用いて国外で加工された製品を再輸入する業界において有用であり、特に、アパレル業界および宝飾業界等においては極めて有用である。
100 アラート表示装置
102 制御部
102a 適用期限取得部
102b 日数算出部
102c アラート表示部
102d 適用フラグ付加部
102e 軽減適用前_製品関税算出部
102f 軽減適用前_組合せ関税算出部
102g 軽減適用後_組合せ関税算出部
102h 軽減適用後_製品関税算出部
102i 低減率付加部
102j 帳票出力部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 移動データ
106b 原材料管理マスタ
106c 加工指示受入データ
106d 加工指示払出データ
106e アラート用_適用期間管理マスタ
106f 関税率マスタ
106g 暫八減税率マスタ
106h アラート用_低減率管理マスタ
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク

Claims (10)

  1. 国内から輸出した原材料を用いて国外で加工された製品を国内に再輸入する際に、前記原材料についての輸出許可日から前記製品についての再輸入日までの期間が所定の期間以内であると、前記製品の前記原材料の割合に応じて前記製品の再輸入にかかる関税が軽減される場合において、前記製品についての再輸入の予定日から当該軽減が適用されるまでの期限である適用期限までに期間の余裕がない旨等を知らせるためのアラートである軽減適用アラートを表示することができる、制御部および記憶部を備えるアラート表示装置であって、
    前記記憶部には、
    前記製品を加工する先を識別するための加工先識別データと、前記原材料を識別するための原材料識別データと、前記原材料のロットを識別するためのロット識別データと、前記適用期限と、を含む原材料管理マスタ
    が格納されており、
    前記制御部は、
    前記原材料管理マスタから、前記加工する先に前記製品の加工指示を行う際に入力された加工先識別データ、原材料識別データおよびロット識別データと紐付く適用期限を取得する適用期限取得手段と、
    前記適用期限取得手段で取得した前記適用期限から、前記加工指示を行う際に入力された前記製品についての再輸入の予定日を差し引いた日数を、前記加工先識別データ、前記原材料識別データおよび前記ロット識別データの組合せ毎に算出する日数算出手段と、
    前記日数算出手段で算出した前記日数が所定の日数以下である前記組合せに対して、前記軽減適用アラートを表示するアラート表示手段と、
    を備えること、
    を特徴とするアラート表示装置。
  2. 前記アラート表示手段は、
    前記日数算出手段で算出した前記日数が、前記所定の日数以下かつ0日以上である場合には、前記日数算出手段で算出した前記日数に応じたアラート用日数を前記軽減適用アラートとして表示し、
    前記日数算出手段で算出した前記日数が、0日より小さい場合は、前記軽減が適用されない旨を前記軽減適用アラートとして表示すること、
    を特徴とする請求項1に記載のアラート表示装置。
  3. 前記記憶部には、
    前記加工指示を識別するための加工指示識別データと、前記製品を識別するための製品識別データと、を含む、前記製品についての受入情報を管理する加工指示受入データと、
    前記加工指示識別データと、前記加工先識別データ、前記原材料識別データおよび前記ロット識別データの前記組合せと、前記原材料の払出数量と、を含む、前記原材料についての払出情報を管理する加工指示払出データと、
    が更に格納されており、
    前記制御部は、
    前記日数算出手段で算出した前記日数が0以上である前記加工先識別データ、前記原材料識別データおよび前記ロット識別データの前記組合せに対して、前記軽減が適用される旨を示すフラグを付加することにより、前記加工指示払出データを更新する適用フラグ付加手段
    を更に備えること、
    を特徴とする請求項1または2に記載のアラート表示装置。
  4. 前記制御部は、
    前記加工指示受入データ中の前記製品識別データで特定される製品の金額に関税率を乗じることで、前記軽減が適用される前の前記製品についての関税を前記製品毎に算出する軽減適用前_製品関税算出手段と、
    前記軽減適用前_製品関税算出手段で算出した前記製品毎の前記関税を、前記加工指示受入データ中の前記加工指示識別データと同じものと紐付く前記加工指示払出データ中の前記組合せ毎の前記払出数量に応じて按分することで、前記軽減が適用される前の前記組合せ毎の関税を算出する軽減適用前_組合せ関税算出手段と、
    前記加工指示払出データにおいて前記軽減が適用される旨を示すフラグが付加されていない前記組合せについては、前記軽減適用前_組合せ関税算出手段で算出した前記軽減が適用される前の前記組合せ毎の関税をそのまま前記軽減が適用された後の前記組合せ毎の関税とし、前記加工指示払出データにおいて前記軽減が適用される旨を示すフラグが付加された前記組合せについては、前記軽減適用前_組合せ関税算出手段で算出した前記軽減が適用される前の前記組合せ毎の関税と既定の軽減率とを用いて、前記軽減が適用された後の前記組合せ毎の関税を算出する軽減適用後_組合せ関税算出手段と、
    前記軽減適用後_組合せ関税算出手段で求めた前記組合せ毎の関税を足し合わせることで、前記軽減が適用された後の前記製品についての関税を前記製品毎に算出する軽減適用後_製品関税算出手段と、
    前記軽減適用前_製品関税算出手段で算出した前記軽減が適用される前の前記製品についての関税と、前記軽減適用後_製品関税算出手段で算出した前記軽減が適用された後の前記製品についての関税と、に基づいて、関税の低減率を算出し、当該算出した前記製品毎の低減率を前記加工指示受入データに付加する低減率付加手段と、
    を更に備えること、
    を特徴とする請求項3に記載のアラート表示装置。
  5. 前記制御部は、
    前記加工指示受入データから、指定された条件に合致する前記製品識別データを抽出し、当該抽出した製品識別データと、当該抽出した製品識別データと紐付く前記加工指示受入データ中の前記低減率に応じたアラートである低減率アラートと、を含む帳票を出力する帳票出力手段
    を更に備えること、
    を特徴とする請求項4に記載のアラート表示装置。
  6. 前記低減率アラートが、
    前記低減率が高い前記製品については、輸入手続きの優先度が高い旨を知らせるものであること、
    を特徴とする請求項5に記載のアラート表示装置。
  7. 前記帳票は、
    前記抽出した前記製品識別データに対応する、前記原材料管理マスタおよび前記加工指示払出データ中の情報を更に含むこと、
    を特徴とする請求項5または6に記載のアラート表示装置。
  8. 前記軽減が、関税暫定措置法の第八条に基づくものであり、
    前記所定の期間が、1年であること、
    を特徴とする請求項1から7のいずれか一つに記載のアラート表示装置。
  9. 国内から輸出した原材料を用いて国外で加工された製品を国内に再輸入する際に、前記原材料についての輸出許可日から前記製品についての再輸入日までの期間が所定の期間以内であると、前記製品の前記原材料の割合に応じて前記製品の再輸入にかかる関税が軽減される場合において、前記製品についての再輸入の予定日から当該軽減が適用されるまでの期限である適用期限までに期間の余裕がない旨等を知らせるためのアラートである軽減適用アラートを表示することができる、制御部および記憶部を備える情報処理装置で実行されるアラート表示方法であって、
    前記記憶部には、
    前記製品を加工する先を識別するための加工先識別データと、前記原材料を識別するための原材料識別データと、前記原材料のロットを識別するためのロット識別データと、前記適用期限と、を含む原材料管理マスタ
    が格納されており、
    前記制御部で実行される、
    前記原材料管理マスタから、前記加工する先に前記製品の加工指示を行う際に入力された加工先識別データ、原材料識別データおよびロット識別データと紐付く適用期限を取得する適用期限取得ステップと、
    前記適用期限取得ステップで取得した前記適用期限から、前記加工指示を行う際に入力された前記製品についての再輸入の予定日を差し引いた日数を、前記加工先識別データ、前記原材料識別データおよび前記ロット識別データの組合せ毎に算出する日数算出ステップと、
    前記日数算出ステップで算出した前記日数が所定の日数以下である前記組合せに対して、前記軽減適用アラートを表示するアラート表示ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とするアラート表示方法。
  10. 国内から輸出した原材料を用いて国外で加工された製品を国内に再輸入する際に、前記原材料についての輸出許可日から前記製品についての再輸入日までの期間が所定の期間以内であると、前記製品の前記原材料の割合に応じて前記製品の再輸入にかかる関税が軽減される場合において、前記製品についての再輸入の予定日から当該軽減が適用されるまでの期限である適用期限までに期間の余裕がない旨等を知らせるためのアラートである軽減適用アラートを表示することができる、制御部および記憶部を備える情報処理装置で実行されるアラート表示プログラムであって、
    前記記憶部には、
    前記製品を加工する先を識別するための加工先識別データと、前記原材料を識別するための原材料識別データと、前記原材料のロットを識別するためのロット識別データと、前記適用期限と、を含む原材料管理マスタ
    が格納されており、
    前記制御部に実行させるための、
    前記原材料管理マスタから、前記加工する先に前記製品の加工指示を行う際に入力された加工先識別データ、原材料識別データおよびロット識別データと紐付く適用期限を取得する適用期限取得ステップと、
    前記適用期限取得ステップで取得した前記適用期限から、前記加工指示を行う際に入力された前記製品についての再輸入の予定日を差し引いた日数を、前記加工先識別データ、前記原材料識別データおよび前記ロット識別データの組合せ毎に算出する日数算出ステップと、
    前記日数算出ステップで算出した前記日数が所定の日数以下である前記組合せに対して、前記軽減適用アラートを表示するアラート表示ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とするアラート表示プログラム。
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