以下に図面を参照して、本開示にかかるシステム、情報処理装置、方法、プログラム、およびプログラムを記録する記録媒体の実施の形態を詳細に説明する。ただし、図面は本開示の実施の形態における構成を概略的に表している。更に以下に記載される本開示の実施の形態は一例であり、その本質を同一とする範囲において適宜変更可能である。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1にかかるシステムの一構成例を示すブロック図である。システム1は、表示装置から買い物リストに含まれる商品までのルートを表示装置に表示させる。表示装置は、例えば、店舗に設置された装置である。店舗は、例えば、スーパーマーケット、スーパーセンター、ドラッグストア、ホームセンタなど特に限定されない。買い物リストに含まれる商品とは、買い物リストに商品の情報が含まれている商品である。商品の種類は、特に限定されない。例えば、スーパーマーケットの場合、商品は食品などである。例えば、ドラッグストアの場合、商品は、医薬品、健康に関する商品、美容に関する商品、日用品などである。例えば、ホームセンタの場合、商品は日用品や住宅設備に関する商品などである。図1において、システム1は、識別部101と、取得部102と、生成部103と、表示制御部104と、を含む。
識別部101は、顧客を識別する。識別部101による識別方法は、特に限定されない。識別方法は、例えば、生体認証、顧客の識別情報の入力による認証、などが挙げられる。生体認証は、特に限定されない。生体認証は、顔認証、指紋認証、静脈認証、虹彩認証、などが挙げられる。
取得部102は、識別された顧客が購入する商品の情報を含むリストを取得する。このリストを以降買い物リストと称する。具体的に、取得部102は、例えば、通信ネットワークなどを介して、買い物リストを取得してもよい。もしくは、取得部102は、例えば、記憶部などに記憶された買い物リストを読み出すことにより、買い物リストを取得してもよい。また、取得部102は、入力された買い物リストを取得してもよい。
生成部103は、買い物リストに含まれる商品の位置と、表示装置の位置と、に基づいて、表示装置から、買い物リストに含まれる商品までのルートを生成する。表示装置の位置は、予め記憶部(図示しない)などに記憶されてあってもよい。もしくは、表示装置の位置は、ビーコンなどの機器によって特定されてもよい。
表示制御部104は、表示装置に生成されたルートを表示させる。具体的に、例えば、表示制御部104は、店舗内の地図を表す画像上にルートを追加した表示の情報を生成して、表示の情報に基づき表示装置にルートを表示させてもよい。また、表示制御部104は、表示装置に、ルートの一部を表示させてもよい。また、表示制御部104は、表示装置から、買い物リストに含まれる商品のすべてを通るルートを含む画面を表示装置に表示させてもよい。これにより、顧客は、一目で全体のルートを確認することができる。
図2は、実施の形態1にかかるシステム1の一動作例を示すフローチャートである。識別部101は、顧客を識別する(ステップS101)。取得部102は、買い物リストを取得する(ステップS102)つぎに、生成部103は、取得された買い物リストに含まれる商品の位置と、表示装置の位置と、に基づいて、店舗内におけるルートを生成する(ステップS103)。そして、表示制御部104は、生成されたルートを表示装置に表示させる(ステップS104)。ステップS104のつぎに、システム1は、フローの動作を終了する。
つぎに、実施の形態1の効果について説明する。システム1は、識別された顧客の買い物リストに含まれる商品の位置と、表示装置の位置と、に基づいて、店舗におけるルートを生成してルートを表示する。これにより、システム1は、顧客に対する買い物リストにある商品への案内の低廉化を図ることができる。
例えば、投影装置やロボットなどの特殊な装置は、店舗にない可能性が高い。一方、お店に表示装置が設置してある可能性は高い。このため、店舗に設置されている表示装置を有効活用することができる。したがって、スマートフォンなどの端末装置や物理的な店舗の地図を顧客が持っていなくても、買い物リストにある商品を容易に見つけることができる。
実施の形態1については上述した例に限られず、種々変更可能である。また、例えば、各機能部は1台の装置(情報処理装置)によって実現されてもよい。または、各機能部は、複数の装置によって実現されてもよい。
(実施の形態2)
つぎに、実施の形態2について図面を参照して詳細に説明する。実施の形態2では、実施の形態1で説明したシステム1の機能部を基本構成として、表示装置としてディジタルサイネージを用いる例を説明する。また、実施の形態2では、顧客の識別方法として、顔認証を例に挙げて説明する。以下、本実施の形態2の説明が不明確にならない範囲で、前述の説明と重複する内容については説明を省略する。
図3は、実施の形態2にかかるシステムの一例を示す説明図である。システム2は、複数のディジタルサイネージ20-1~20-3と、サーバ21と、を含む。サーバ21と、複数のディジタルサイネージ20-1~20-3とは、通信ネットワーク22を介して接続される。複数のディジタルサイネージ20-1~20-3は、店舗内に設置される。実施の形態1で説明したように、店舗は特に限定されない。実施の形態2では、店舗としてスーパーマーケットを例に挙げ、商品として食品を例に挙げて説明するが、店舗や商品は特に限定されない。図3の例では、ディジタルサイネージ20の数は、3台であるが、特に限定されない。
サーバ21は、買い物リストにある商品までのルートを生成する装置(情報処理装置)である。複数のディジタルサイネージ20-1~20-3のそれぞれは、タッチパネルディスプレイ、ディスプレイなどの表示装置を有する。そして、複数のディジタルサイネージ20-1~20-3のそれぞれは、顧客に対して、自装置(ディジタルサイネージ20)から買い物リストにある商品までのルートを案内する。
図4は、店舗におけるディジタルサイネージ20の設置位置を示す説明図である。店舗には、例えば、複数の棚(A1からA8)と、複数のディジタルサイネージ20-1~20-3と、が設置されてある。ディジタルサイネージ20-1は、棚A5と棚A6との近くに設置されてある。また、ディジタルサイネージ20-2は、棚A2と棚A3との近くに設置されてある。ディジタルサイネージ20-3は、棚A4と棚A8との近くに設置されてある。なお、店舗は、複数階を有する店舗であってもよい。そして、ディジタルサイネージ20が各階に1または複数設置されていてもよい。
図5は、実施の形態2にかかるシステム2の一構成例を示すブロック図である。システム2は、ディジタルサイネージ20と、サーバ21と、を有する。ディジタルサイネージ20は、顔特徴量取得部201と、表示部202と、音声出力部203と、選択受付部204と、入力受付部205と、記憶部206と、を備える。ディジタルサイネージ20は、機能部のうちの一部を有していなくてもよい。もしくは、ディジタルサイネージ20は、図示しない機能部を有していてもよい。
記憶部206は、例えば、ディジタルサイネージ20の各部の処理結果を記憶する。記憶部206としては、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、半導体メモリ、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)が挙げられる。記憶部206は、これらの組み合わせであってもよい。
サーバ21は、識別部211と、取得部212と、生成部213と、更新部215と、表示制御部214と、記憶部216と、を備える。識別部211は、実施の形態1で説明した識別部101の機能を基本機能として有する。取得部212は、実施の形態1で説明した取得部102の機能を基本機能として有する。生成部213は、実施の形態1で説明した生成部103の機能を基本機能として有する。表示制御部214は、実施の形態1で説明した表示制御部104の機能を基本機能として有する。サーバ21は、機能部のうちの一部を有していなくてもよい。もしくは、サーバ21は、図示しない機能部を有していてもよい。
記憶部216は、例えば、サーバ21の各部の処理結果を記憶する。記憶部216としては、ROM、RAM、半導体メモリ、HDD、SSDが挙げられる。記憶部216は、これらの組み合わせであってもよい。図5において、記憶部216は、顧客DB2101と、買い物リストDB2102と、商品DB2103と、を有する。また、記憶部216は、商品ごとの位置情報とは別に、店舗のマップ情報を有していてもよい。
図6は、顧客DB2101の一記憶例を示す説明図である。顧客DB2101は、顧客別に、顔特徴量を記憶する。図6において、顧客DB2101は、例えば、顧客別に、顧客ID、顧客名、顔特徴量などの情報を記憶する。顧客IDは、顧客を一意に識別可能な識別子である。顧客IDは、特に限定されない。顧客IDは、例えば、顧客名や顧客の連絡先などであってもよい。顧客名は、顧客の氏名、もしくは名前などである。
顔特徴量は、例えば、1または複数の顔の特徴点である。顔特徴量の情報の形式は特に限定されない。顔特徴量は、例えば、顔の画像から、顔の特徴点等が抽出されることにより得られる。なお、顔特徴量を抽出する技術は、特に限定されない。例えば、顔特徴量を抽出する技術は、既存の技術が用いられればよい。顔特徴量は、顔認証に用いられる。顔認証において顔特徴量の代わりに顔画像が用いられる場合、顧客DB2101は、顔特徴量の代わりに、顔画像を記憶してもよい。
なお、顧客DB2101は、図示した内容の一部を含まなくてもよい。また、顧客DB2101は、図示した以外の内容を含んでもよい。
図7は、商品DB2103の一記憶例を示す説明図である。商品DB2103は、商品別に、店舗における商品の陳列位置を示す情報である。具体的に、商品DB2103は、商品別に、商品の情報と商品の位置情報とを対応付けて記憶する。図7において、商品DB2103は、例えば、商品別に、商品の情報として、商品ID、商品名、価格などの情報を記憶する。また、図7において、商品DB2103は、商品別に、商品の位置情報として棚IDの情報を、商品の情報に対応付けて記憶する。
商品IDは、商品を一意に識別する識別子である。商品IDは、特に限定されない。商品IDは、商品コードであってもよい。商品コードは、JAN(Japanese Article Number)コード、EAN(European Article Number)コード、UPC(Universal Product Code)の少なくともいずれかの商品コードであってもよい。もしくは、商品IDは、商品名であってもよい。商品名は、商品の名称である。
棚IDは、棚を一意に識別する識別子である。図7の商品DB2103において棚IDの情報は、商品が陳列された位置情報として用いられる。商品の位置情報は、棚IDの情報に限らない。棚の段の番号、通路の識別子などの情報が、商品の位置情報として商品DB2103に記憶されてもよい。価格は、商品の価格である。
なお、商品DB2103は、図示した内容の一部を含まなくてもよい。また、商品DB2103は、図示した以外の内容を含んでもよい。商品DB2103は、例えば、商品の属性などを記憶してもよい。商品の属性とは、例えば、冷凍、冷蔵、生鮮、生もの、大きさ、重さなどが挙げられる。例えば、商品の大きさは、例えば、商品の縦、横、高さの少なくともいずれかなどである。例えば、商品の重さは、商品単体の重量である。
冷凍、冷蔵、生鮮、生ものなどの属性として商品のカテゴリが、商品DB2103に記憶されてもよい。商品のカテゴリは、大別であってもよい。小別であってもよい。例えば、大別の商品のカテゴリとしては、冷凍、冷蔵、生鮮、生もの、常温などであってもよい。また、大別の商品のカテゴリは、例えば、野菜、肉、冷凍、パン、乳製品、菓子、日用品などであってもよい。または、小別の商品のカテゴリは、牛乳、チーズなどであってもよい。商品のカテゴリは、複数通りあってもよい。例えば、乳製品と牛乳などのように、乳製品という大別のカテゴリと、牛乳という小別のカテゴリがあってもよい。
また、商品DB2103は、さらに、商品別に、賞味期限、商品期限、製造メーカなどの情報を記憶してもよい。
図8は、買い物リストの一例を示す説明図である。買い物リストDB2102は、顧客別に、買い物リストを記憶する。具体的に、買い物リストDB2102は、顧客ID別に、買い物リストを記憶する。買い物リストは、顧客が購入したい商品の情報を記憶する。図8において、買い物リストは、例えば、顧客が購入したい商品の商品名と、顧客が購入したい商品の数量と、の情報を対応付けて記憶する。商品名は、商品を識別可能な情報である。説明の容易化のために、商品名を用いるが、買い物リストには、商品名の代わりに、商品IDなどが記憶されてもよい。
図示しないが、買い物リストは、例えば、顧客IDの情報に関連付けられている。これにより、後述する取得部212は、記憶部216に記憶された買い物リストDB2102に含まれる複数の買い物リストから、認証された顧客の買い物リストを取得することができる。本実施の形態2では、図6の顧客IDがA001の顧客を例に説明するため、図8の買い物リストは、図6の顧客IDがA001の顧客の買い物リストである。
なお、買い物リストは、顧客が商品を識別可能であればよく、商品名の情報の代わりに、各商品を小別したカテゴリの情報などが記憶されてもよい。例えば、XYZ 牛乳が5本、というような具体的な商品名と購入数量でなく、単に牛乳が5本、もしくは5リットルなどのように買い物リストに記憶されていてもよい。
<買い物リストの作成>
まず、買い物リストの作成について説明する。買い物リストは、顧客によって作成される。買い物リストは、顧客の端末装置などによって作成されてもよい。また、買い物リストは、店舗においてディジタルサイネージを用いて作成されてもよい。
まず、例えば、買い物リストが、顧客の端末装置によって作成される場合について説明する。顧客の端末装置は、スマートフォン、タブレット型の装置、PC(Personal Computer)などのように特に限定されない。例えば、顧客は、顧客の端末装置を操作することにより、顧客ID、パスワードなどを利用して会員システムにログインしてもよい。そして、顧客は、会員システムによって、顧客が購入したい商品を顧客の買い物リストに入れる。
つぎに、買い物リストが、店舗に設置されたディジタルサイネージ20によって作成される場合について説明する。例えば、顔特徴量取得部201は、顧客の顔の特徴量を取得する。具体的に、顔特徴量取得部201は、撮像装置によって撮像された顧客の顔画像から、顔特徴量を取得する。撮像装置は、例えば、カメラである。なお、顔特徴量が取得されるタイミングは特に限定されない。例えば、ディジタルサイネージ20の撮像装置によって顧客の顔を撮像可能な所定の範囲内の位置に顧客が立つと、顔特徴量取得部201は、顔特徴量の取得を開始してもよい。または、表示部202が、認証の開始ボタンを有する画面(図示しない)を表示してもよい。そして、開始ボタンが押されると、顔特徴量取得部201が、顔特徴量の取得を開始してもよい。
そして、顔特徴量取得部201は、取得した顔特徴量をサーバ21の識別部211に送信する。識別部211は、取得された顔特徴量と、顧客DB2101に登録された顔特徴量と、のマッチングによって、顧客の顔を認証する。そして、マッチングされた後に、入力受付部205は、例えば、入力装置を介して、顧客による買い物リストに追加する商品の指定を受け付ける。入力受付部205は、さらに、入力装置を介して、その商品の購入予定の数量を受け付けてもよい。入力装置は、特に限定されない。例えば、入力受付部205は、マイクなどを介して、音声によって入力を受け付けてもよい。また、入力受付部205は、タッチパネルディスプレイなどを介して、画面の操作によって入力を受け付けてもよい。そして、入力受付部205は、受け付けた商品の情報をサーバ21の更新部215に送信する。更新部215は、識別された顧客の買い物リストに、商品の情報を追加する。
以上で、買い物リストの作成についての説明を終了する。つぎに、ルートを表示する例について説明する。
図9は、顔特徴量による認証例を示す説明図である。ディジタルサイネージ20による買い物リストの作成と同様に、顔特徴量取得部201は、顧客の顔の特徴量を取得する。具体的に、図9において、表示部202が、撮像装置によって顧客の顔の画像を撮像するための画面d001を表示する。顔特徴量取得部201は、撮像装置によって撮像された顔画像から、顔特徴量を取得する。識別部211は、取得された顔特徴量と、顧客DB2101に登録された顔特徴量と、のマッチングによって、顧客の顔を認証する。
つぎに、認証後に、取得部212は、買い物リストDB2102から、認証された顧客の顧客IDに関連付けられた買い物リストを取得する。
生成部213は、買い物リストに含まれる商品の位置と、顔画像が取得されたディジタルサイネージ20の位置(表示装置の位置)と、に基づいて、このディジタルサイネージ20から、買い物リストに含まれる商品までのルートを生成する。具体的に、生成部213は、買い物リストに含まれる商品の位置を、商品DB2103から特定する。例えば、ディジタルサイネージ20は固定配置されているため、顔画像が取得されたディジタルサイネージ20の位置は、予め特定可能である。もしくは、ディジタルサイネージ20の位置は、例えば、ビーコンなどに基づく測位によって特定されてもよい。そして、生成部213は、商品の位置と、ディジタルサイネージ20の位置と、店舗のマップ情報に基づいて、ディジタルサイネージ20から商品までのルートを生成する。
そして、表示制御部214は、生成されたルートを表示部202に表示させる。表示部202は、生成されたルートを表示する。具体的に、例えば、表示制御部214は、店舗内の地図を示す画像上にルートを追加した表示の情報を表示部202へ送ってもよい。そして、表示部202は、表示の情報に基づいて、ルートを含む店舗内の地図を表示してもよい。また、音声出力部203が、スピーカを用いて、生成されたルートを案内する音声を出力してもよい。
図10は、ルートの表示例を示す説明図である。表示部202は、画面d010を表示する。画面d010は、店舗のマップ上に、現在位置と、ルートで経由する商品の位置とを含む。画面d010において、現在は、現在位置を示す。図10において、現在位置とは、顔特徴量が取得されたディジタルサイネージ20-1の位置である。表示部202は、ディジタルサイネージ20-1から、買い物リストに含まれるXYZ 牛乳およびABC 卵までのルートを含む画面d010を表示する。例えば、画面d010において、矢印は移動方向を示す。
図10において、商品の位置を表すために、吹き出しを用いているが、特に限定されない。また、商品の位置は、段階的に表示されてもよい。図10において、マップ上には、商品の棚の位置を示す吹き出しが表示される。そして、この吹き出しがタップされると、表示部202は、棚における商品が陳列された段を表示してもよい。
また、図10に示すように、矢印で示すルートに限らず、画面d010は、文字で示すルートを含んでもよい。画面d010において、文字で示すルートとは、例えば、「棚A5を右に曲がって直進」、「棚A4を右に曲がる」などである。なお、音声出力部203が、ルートを音声出力してもよい。
また、画面d010は、買い物リストに商品を追加するためのボタン、終了ボタンなどを有してもよい。終了ボタンがタップされると、表示部202は、例えば、画面d010の表示を終了する。例えば、買い物リストに商品を追加するためのボタンがタップされると、商品を追加できるようになる。商品の追加例については後述する。
また、画面d010は、顧客を識別する情報を含んでもよい。図10において、画面d010は、顧客の名前を含む。
図10に示すように、表示部202は、顔認証を行ったディジタルサイネージ20から買い物リストに含まれるすべての商品を経由するルートを含む画面d010を表示してもよい。また、表示部202は、画面d010の一部を拡大可能としてもよい。
ルートの生成方法については、特に限定されない。例えば、様々な商品の順にルートが生成されてもよい。図10では、現在の位置から牛乳、卵の順に経由されたルートを示す。
<ルート生成例1>
生成部213は、例えば、買い物リストに含まれる商品の、ディジタルサイネージ20(表示装置)の位置から、商品の位置までの距離の順に基づいて、ルートを生成する。距離の順としては、距離が近い順、距離が遠い順などが挙げられる。例えば、生成部213は、距離が近い順に、ルートを生成する。これにより、システム2は、顧客がいる位置に近い順に、顧客が購入したい商品をピックアップすることができる。
<ルート生成例2>
生成部213は、買い物リストにおける商品の情報の順に基づいて、ルートを生成する。買い物リストにおける商品の情報の順とは、例えば、買い物リストに追加された順などが挙げられる。具体的に、生成部213は、例えば、買い物リストに追加された順に、ルートを生成してもよい。顧客は、必要とする商品の情報を先に買い物リストに加える可能性が高い。このため、システム2は、買い物リストに追加された順に基づいて、ルートを生成することにより、顧客が必要とする商品を先にピックアップすることができる。
<ルート生成例3>
生成部213は、リストにおける商品の優先度に基づいて、ルートを生成する。生成部213は、優先度が高い順にルートを生成してもよい。優先度は、買い物リストの作成時に顧客によって付されてもよい。生成されたルートの表示後に、優先度は、新たに顧客が指定してもよい。例えば、顧客が、表示されたルートを見た後に、先にピックアップしたい商品を優先度が高い商品として指定してもよい。このため、ディジタルサイネージ20は、受付部(図示しない)を有してもよい。受付部(図示しない)が、優先度が高い商品の選択を受け付けてもよい。
<ルート生成例4>
生成部213は、買い物リストに含まれる商品の、属性に応じた順に基づいて、ルートを生成する。商品の属性は、冷凍、冷蔵、生鮮、生もの、商品の大きさ、重さ、などが挙げられる。
冷凍、冷蔵、生鮮、および生ものなどの属性のいずれかに該当する商品が買い物リストに含まれる場合を例に挙げて説明する。生成部213は、冷凍、冷蔵、生鮮、および生ものなどの属性の少なくともいずれかに該当する商品を最後もしくは後半に経由するルートを生成する。これにより、冷凍、冷蔵、生鮮、および生ものなどの商品のピックアップが後になるように、顧客に対して店舗を案内することができる。したがって、システム2は、これらの商品の劣化を抑制することができる。
または、例えば、生成部213は、所定のカテゴリの順に基づいて、ルートを生成してもよい。所定のカテゴリの順とは、予め定められた順番であってもよい。例えば、商品DB2103が、商品別に、商品のカテゴリの情報を有していてもよい。例えば、野菜、肉のカテゴリ順に、顧客を誘導させたい場合に、予め順番が定められていてもよい。野菜、肉、乳製品の順が予め定められている場合を用いて説明する。例えば、買い物リストに、トマト、ニンジン、鶏肉、牛乳が含まれている場合、生成部213は、ディジタルサイネージ20から、トマトおよびニンジンを経由した後に、鶏肉、牛乳の順に経由するルートを生成する。これにより、店舗の都合がよいように、顧客を誘導させることができる。また、システム2は、顧客に対して人の流れなどに逆らわないように商品をピックアップさせることができる。
また、生成部213は、商品の大きさに応じた順に、ルートを生成してもよい。商品の大きさは、例えば、商品の縦、横、高さの少なくともいずれかなどである。商品の大きさは、商品の体積であってもよい。具体的に、生成部213は、買い物リストに含まれる商品のうち、大きさが所定の大きさ以上である商品を最後もしくは後半に経由するルートを生成する。後半は、例えば、最後もしくは最初から何番目以降などのように指定されてもよい。また、生成部213は、買い物リストに含まれる他の商品よりも所定の大きさ以上大きい商品を最後もしくは後半に経由するルートを生成する。これにより、システム2は、持ち運び難い商品のピックアップが後になるように店舗を案内することができる。
また、生成部213は、商品の重さに応じた順に、ルートを生成してもよい。重さは、商品単体の重さであってもよい。また、重さは、商品の単体の重さと、購入予定の数量と、の積であってもよい。生成部213は、例えば、買い物リストに含まれる商品のうち、重さが所定の重さ以上の商品を最後もしくは後半に経由するルートを生成してもよい。生成部213は、例えば、買い物リストに含まれる他の商品よりも所定の重さ以上重い商品を、最後もしくは後半に経由するルートを生成してもよい。すなわち、生成部213は、買い物リストに含まれる商品のうち、絶対的に重い商品と相対的に重い商品のピックアップが後になるようにルートを生成する。これにより、持ち運び難い商品のピックアップが後になるように店舗を案内することができる。また、生成部213は、例えば、買い物リストに含まれる商品のうち、絶対的に軽い商品と相対的に軽い商品のピックアップが先になるようにルートを生成してもよい。これにより、システム2は、持ち運びし易い商品のピックアップが先になるように店舗を案内することができる。
また、前述の属性は、組み合わせであってもよい。組み合わせ方は特に限定されない。例えば、大きさと重さの組み合わせであってもよい。また、組み合わせる場合に、属性に優先順位があってもよい。
<ルート生成例5>
また、商品のカテゴリ以外の店舗の都合に応じた順に基づいて、ルートが生成されてもよい。例えば、商品のカテゴリ以外の店舗の都合とは、特売品、在庫が少ない商品、混雑状況などが挙げられる。
生成部213は、買い物リストに含まれる商品のうち、所定の商品を優先して経由するルートを生成する。所定の商品は、例えば、特売品である。具体的に、生成部213は、買い物リストに含まれる商品のうち、特売品を優先して経由するルートを生成してもよい。例えば、商品が特売品であるかを示す情報は、商品DB2103に含まれていてもよい。優先するとは、例えば、ルートにおいて最初に経由してもよいし、ルートにおいて前半に経由してもよいし、特に限定されない。なお、ルートにおいて経由を優先させる商品は特売品に限られない。生成部213は、買い物リストに含まれる商品のうち、店舗における販売状況から特定された売れやすい商品を優先して経由するルートを生成してもよい。これにより、システム2は、顧客が特売品のように売れやすい商品を買い逃すことを抑制することができる。
また、所定の商品は、例えば、在庫が少ない商品であってもよい。具体的に、生成部213は、買い物リストに含まれる商品のうち、在庫が少ない商品を優先して経由するルートを生成してもよい。在庫数を用いる場合、商品DB2103が、商品別に、在庫数の情報を有してもよい。具体的に、生成部213は、買い物リストに含まれる商品のうち、在庫数が所定数以下の商品を優先して経由するルートを生成する。もしくは、商品別の在庫を管理するDBが用意されてもよい。これにより、顧客が、在庫が少ない商品を買い逃すことを抑制することができる。
また、生成部213は、混雑状況に応じて、ルートを生成してもよい。例えば、生成部213は、店舗内に取り付けられた撮像装置によって撮像された店舗内の画像から混雑状況を特定して、混雑している場所を迂回したルートを生成してもよい。もしくは、生成部213は、買い物リストにある商品が混雑している場所にある場合、混雑している場所にある商品が後になるようにルートを生成してもよい。これにより、顧客は、混雑を避けて買い物することができる。
<ルート生成例6>
生成部213は、購入履歴の情報に基づいて、ルートを生成してもよい。例えば、記憶部216は、顧客別に、購入履歴の情報を記憶していてもよい。購入履歴の情報は、例えば、顧客別に、過去に購入した商品の情報を含む。生成部213は、購入履歴の情報から過去に頻繁に購入している商品を特定して、購入頻度の高い商品の近くを通るようにルートを生成してもよい。もしくは、生成部213は、購入頻度の高い商品が買い物リストにある場合、購入頻度が高い商品を優先してルートを生成してもよい。これにより、よく買う商品を考慮したルートによって商品をピックアップさせることができる。
<ルート生成例7>
例えば、生成部213は、買い物リストに含まれる商品との組み合わせによって値引条件を満たすことができる、他の商品がある場合、ディジタルサイネージ20から、商品および他の商品までのルートを生成する。これにより、システム2は、買い物リストに含まれる商品と組み合わせて購入が推奨される商品も含めたルートを提示することができる。
例えば、記憶部216は、さらに、値引条件DBを記憶する。値引条件DBは、例えば、値引条件と値引き内容を対応づけた値引情報を記憶する。値引情報に示される値引条件は、例えば、商品IDなど、値引の適用のために精算対象の商品として登録が必要な商品を一意に識別可能な情報である。値引き内容は、例えば、値引き適用後の商品の価格、値引額、または、割引率、あるいは、商品のセットの価格、商品のセットに対する値引額、または、割引率のいずれかである。
サーバ21が、図示しない特定部を有していてもよい。特定部(図示しない)は、買い物リストに含まれる商品との組み合わせで購入した場合に値引条件を満たす他の商品を特定する。具体的に、生成部213は、買い物リストに含まれる商品の位置と、ディジタルサイネージ20の位置と、他の商品の位置と、に基づいて、ルートを生成する。
ここで、買い物リストに牛乳があり、値引条件が、牛乳とパンとの同時に購入である場合を例に挙げて説明する。生成部213は、買い物リストに含まれる牛乳の位置と、パンの位置と、ディジタルサイネージ20の位置と、に基づいて、ディジタルサイネージ20から、牛乳およびパンまでのルートを生成する。なお、牛乳およびパンのいずれを先に経由するかについて、生成部213は、ルート生成例1から6などによって決定してもよい。
また、他の商品の数は、所定数以下などのように定められていてもよい。所定数は、予め定められていてもよいし、顧客によって指定可能であってもよい。これにより、買い物リストに含まれていない商品が大量にルートに含まれることを抑制することができる。
<ルート生成例8>
例えば、生成部213は、買い物リストに含まれる商品のうち、精算装置に近い商品を最後に回るルートを生成してもよい。これにより、顧客が、商品をピックアップ後に、すぐに精算装置へ行くことができるように店舗を案内することができる。
<ルート生成例9>
例えば、店舗が複数階ある場合に、生成部213は、買い物リストに含まれる商品を同一階別に回るようなルートを生成する。これにより、顧客が、異なる階を行き来するようなルートを生成することを抑制することができる。
以上で、ルートの各生成例についての説明を終了する。また、生成部213は、顧客によって指定された経由順に基づいてルートを生成してもよい。具体的に、ディジタルサイネージ20が経由順指定受付部(図示しない)を有し、経由順指定受付部は経由順の指定を受け付ける。そして、生成部213は、受け付けた経由順に基づいてルートを生成してもよい。
<複数のルートの表示例>
また、生成部213は、複数のルートを生成してもよい。そして、表示部202は、生成された複数のルートをすべて表示してもよい。また、表示部202は、生成された複数のルートから、指定された1または複数のルートを表示してもよい。
図11は、複数のルートの表示例を示す説明図である。図11の画面d020は、図10に示した画面d020に、さらにルート生成例7によるルートを含む。牛乳とパンの同時購入が値引条件である場合に、XYZ 牛乳が買い物リストにあるため、表示部202は、買い物リストに含まれる商品およびパンを経由するルートを表示する。
表示部202は、買い物リストにある商品(図11においてXYZ 牛乳、ABC 卵)と、買い物リストにない商品(図11においてパン)と、が区別可能なように画面d020を表示してもよい。例えば、買い物リストにない商品の吹き出しをタップされると、表示部202は、値引条件を表示してもよい。
また、表示部202は、複数のルートがそれぞれ異なる形態で表示されてもよい。異なる形態とは、表示の形状、表示の模様、表示の色、表示の大きさなどが異なることである。図11において、パンを経由するルートは破線であり、パンを経由しないルートは実線である。
また、表示部202は、複数のルートの一部が重なる場合、重なる部分において一方のルートを表示してもよい。図11において、XYZ 牛乳からABC 卵までは2つのルートで同じであるため、表示部202は、重なる部分の波線を表示していない。
また、複数のルートが生成された場合に、表示部202は、複数のルートのうち、より推奨のルートを識別可能に表示してもよい。他のルートよりも推奨されるルートを最推奨ルートと呼ぶ。例えば、表示部202は、再推奨ルートと、他のルートと、を異なる形態で表示する。異なる形態とは、色、ルートを示す矢印の太さ、矢印の線の種類などが異なることである。例えば、表示部202は、最推奨ルートであるという文言を最推奨ルートに付してもよい。表示部202は、例えば、買い物リストに含まれる商品が極端に重い場合に、その商品が最後になるようなルートを最推奨ルートとしてもよい。商品が極端に重いかは、所定重量との比較によって判定されてもよいし、であってもよいし、買い物リストに含まれる他の商品の重量との比較によって判定されてもよい。
例えば、25Kgのお米と、1Kgの冷凍食品が、買い物リストに含まれる場合を例に挙げて説明する。商品の属性に応じた順の場合、生成部213は、ディジタルサイネージ20から、お米を経由して冷凍食品までの辿り着くルートを生成する。また、商品の重さに応じた順の場合、生成部213は、ディジタルサイネージ20から、冷凍食品を経由して、お米まで辿り着くルートを生成する。このように、経由順によって異なるルートとなる。25Kgのお米は極端に重いため、表示部202は、冷凍食品を経由してお米まで辿り着くルートを最推奨ルートとして表示する。極端に重い商品がある場合、重い商品を最後に回るようなルートをよりお勧めすることができる。このように、買い物リストに含まれる商品によって、より推奨されるルートを提示することができる。
また、例えば、2Kgのお米と、1Kgの冷凍食品が買い物リストに含まれる場合、生成部213は、経由順に応じて複数のルートを生成することができる。ただし、2Kgのお米が極端に重くなければ、表示部202は、最推奨ルートを提示しなくてもよい。
大量の商品が買い物リストに含まれている場合、商品のピックアップに時間がかかることが予測される。大量の商品のうち冷蔵または冷凍の商品が1つの場合、表示部202は、複数のルートのうち、冷蔵または冷凍の食品に最後に辿り着くルートを最推奨ルートとして表示してもよい。
また、複数のルートが生成された場合に、表示部202は、複数のルートのうち、最推奨ルート以外のルートを表示しなくてもよい。
また、複数のルートが表示される場合において、表示部202は、顧客によって指定されたルートを表示させないようにしてもよい。具体的に、ディジタルサイネージ20が、ルート非表示受付部(図示しない)を有してもよい。そして、ルート非表示受付部が、顧客によって、表示させないルートの指定を受け付けてもよい。そして、表示部202は、表示されている複数のルートから、指定されたルートを表示させないようにする。これにより、顧客が、表示された複数のルートから使用しないルートを除外して表示させることができる。
また、表示制御部214は、顧客によって指定されたルート以外のルートを表示させないように表示部202を制御してもよい。具体的に、ディジタルサイネージ20が、ルート表示受付部(図示しない)を有してもよい。そして、ルート表示受付部(図示しない)が、顧客によって、表示させるルートの指定を受け付けてもよい。そして、表示制御部214は、表示されている複数のルートから、指定されたルート以外のルートを表示部202に表示させないようにする。これにより、表示部202は、指定されたルートを表示し、指定されたルート以外のルートを表示しない。したがって、顧客が、表示された複数のルートから、使用したいルートを選択して、選択したルートを表示させることができる。
<買い物リストからディジタルサイネージ20で商品を削除>
つぎに、ディジタルサイネージ20を用いて、買い物リストから、商品を削除する例について説明する。顧客が買い物リストから商品の削除するのは、例えば、顧客がその商品もしくはその商品に類似した商品をピックアップした場合などが想定される。
選択受付部204は、顧客の操作によって、買い物リストに含まれる商品の情報の選択を受け付ける。選択受付部204による受付方法は、特に限定されない。具体的に、選択受付部204は、入力装置に対する商品の情報の選択を受け付ける。より具体的に、選択受付部204は、ディジタルサイネージ20によって表示された画面に対する入力によって商品の情報の選択を受け付けてもよい。もしくは、選択受付部204は、音声によって商品の情報の選択を受け付けてもよい。なお、選択受付部204は、削除対象として受け付けた商品の情報をサーバ21の更新部215に送る。
更新部215は、買い物リストから、選択された商品の情報を削除する。生成部213は、更新後の買い物リストに基づいて、ルートを生成する。具体的な一例を図12および図13を用いて説明する。
図12は、ピックアップされた商品を選択する例を示す説明図である。図12において、顧客は、ディジタルサイネージ20-2によって顔認証を行う。このため、現在位置が、ディジタルサイネージ20-2の位置である。図12に示す買い物リストは、更新前である。表示部202は、ディジタルサイネージ20-2から、買い物リストに含まれる各商品までのルートを含む画面d030を表示する。画面d030に含まれるボタン、表示等は前述の通りであるため、詳細を省略する。
画面d030に表示された商品名がタップされると、選択受付部204は、例えば、タップされた商品名の商品の選択を受け付ける。図12において、XYZ 牛乳が選択されている。更新部215は、買い物リストからXYZ 牛乳の情報を削除する。
図13は、買い物リストから選択された商品を削除した後のルートの表示例を示す説明図である。図13において、買い物リストには、XYZ 牛乳の情報が含まれない。そして、生成部213は、ディジタルサイネージ20-2から、XYZ 牛乳が削除された後の買い物リストに含まれる商品(ABC 卵)までのルートを生成する。表示部202は、生成されたルートを含む画面d040を表示する。画面d040は、例えば、店舗のマップ上に、生成されたルートを表示する。
このように、ディジタルサイネージ20には、タッチパネルディスプレイなどの入力装置を有するため、顧客は、入力装置を操作して、すでにピックアップした商品などを買い物リストから容易に削除することができる。
<ディジタルサイネージ20で買い物リストに商品を追加>
つぎに、ディジタルサイネージ20を用いて、買い物リストに新たな商品を追加する例を説明する。
入力受付部205は、新たな商品の情報の入力を受け付ける。入力受付部205による受付方法は、特に限定されない。具体的に、入力受付部205は、入力装置によって、商品の情報の入力を受け付ける。より具体的に、例えば、入力受付部205は、マイクによって、商品の情報の音声入力を受け付ける。または、例えば、入力受付部205は、商品の情報の検索などにより商品の情報の入力を受け付けてもよい。また、入力受付部205は、商品の情報と共に、数量の情報を受け付けてもよい。入力受付部205は、受け付けた商品の情報と数量の情報をサーバ21の更新部215に送る。
更新部215は、買い物リストに、受け付けた商品の情報を追加する。なお、数量の情報を受け付けた場合、更新部215は、買い物リストに、商品の情報および数量の情報を対応付けて追加する。
前述の図13に示す買い物リストに、クッキーが追加される例を説明する。例えば、図13に示す画面に含まれる買い物リストに追加のボタンがタップされると、表示部202が、新たな商品の情報の入力を受け付けるための画面(図示しない)を表示してもよい。そして、入力受付部205は、画面(図示しない)を用いて、新たな商品の情報の入力を受け付ける。例えば、入力受付部205が、商品がZOO クッキーであり、数量が2箱を受け付けたとする。更新部215が、受け付けた商品および数量を買い物リストに追加する。
図14は、新たな商品の追加例を示す説明図である。図14において、買い物リストには、ZOO クッキー 2箱が追加されてある。生成部213は、更新後の買い物リストに含まれる商品の位置に基づいて、ルートを生成する。表示部202は、生成された新たなルートを含む画面d050を表示する。
図15および図16は、実施の形態2にかかるシステム2の一動作例を示すフローチャートである。まず、ディジタルサイネージ20は、顔特徴量を取得する(ステップS201)。ステップS201において、ディジタルサイネージ20は、撮像装置によって撮像された顧客の顔の画像から、顔特徴量を取得する。そして、ディジタルサイネージ20は、顔特徴量をサーバ21に送信する。なお、ディジタルサイネージ20は、顔特徴量にディジタルサイネージ20の識別情報を関連付けて送信してもよい。これにより、サーバ21が、どのディジタルサイネージ20からのルートを生成すればよいか判別可能である。
つぎに、識別部211は、顔特徴量に基づいて、顧客を識別する(ステップS202)。具体的に、ステップS202において、識別部211は、取得された顔特徴量と、顧客DB2101に記憶された各顔特徴量と、のマッチングにより、顧客を識別する。
つぎに、取得部212は、識別された顧客の買い物リストを取得する(ステップS203)。生成部213は、ルートを生成する(ステップS204)。ステップS204において、サーバ21は、買い物リストに含まれる商品の位置と、顔特徴量を取得したディジタルサイネージ20の位置と、に基づいて、ディジタルサイネージ20から買い物リストに含まれる商品までのルートを生成する。なお、サーバ21は、商品DB2103から、買い物リストに含まれる商品の位置を特定することができる。また、ディジタルサイネージ20の位置の情報は、前述の通り、予め記憶部216などに記憶されてあることとする。
表示制御部214は、生成されたルートをディジタルサイネージ20に表示させる(ステップS205)。そして、表示部202は、ルートを表示する(ステップS206)。
選択受付部204は、買い物リストに含まれる商品から、削除の対象として、商品の選択を受け付けたか否かを判断する(ステップS207)。商品の選択を受け付けていない場合(ステップS207:No)、ディジタルサイネージ20は、ステップS213へ移行する。削除の対象として、商品の選択を受け付けた場合(ステップS207:Yes)、選択受付部204は、選択された商品の情報を含む削除指示をサーバ21へ送信する(ステップS208)。
更新部215は、買い物リストから、選択された商品の情報を削除する(ステップS209)。生成部213は、ディジタルサイネージ20から、更新後の買い物リストに含まれる商品までのルートを生成する(ステップS210)。表示制御部214は、生成されたルートの表示を制御する(ステップS211)。
表示部202は、ルートを表示する(ステップS212)。つぎに、入力受付部205は、新たに商品の情報の入力を受け付けたか否かを判断する(ステップS213)。新たに商品の情報の入力を受け付けていないと判断された場合(ステップS213:No)、ディジタルサイネージ20は、ステップS218へ移行する。新たに商品の情報の入力を受け付けたと判断された場合(ステップS213:Yes)、入力受付部205は、受け付けた商品の情報を含む追加指示をサーバ21へ送信する(ステップS214)。
更新部215は、買い物リストに、受け付けた商品の情報を追加する(ステップS215)。生成部213は、ディジタルサイネージ20から、更新後の買い物リストに含まれる商品までのルートを生成する(ステップS216)。表示制御部214は、生成されたルートの表示を制御する(ステップS217)。
表示部202は、ルートを表示する(ステップS218)。つぎに、受付部(図示しない)は、終了ボタンがタップされたか否かを判断する(ステップS219)。終了ボタンがタップされていない場合(ステップS219:No)、ディジタルサイネージ20は、ステップS207へ戻る。終了ボタンがタップされた場合(ステップS219:Yes)、ディジタルサイネージ20は、フローの動作を終了する。
つぎに、実施の形態2の効果について説明する。サーバ21は、識別された顧客の買い物リストに含まれる商品の位置と、顔特徴量が取得されたディジタルサイネージ20の位置と、に基づいて、店舗におけるルートを生成してルートを表示させる。これにより、システム2は、顧客に対する買い物リストにある商品への案内の低廉化を図ることができる。また、顧客が、端末装置や店舗の紙の地図を有していなくても簡単に購入したい商品を見つけることができる。
また、表示装置としてディジタルサイネージ20を用いることにより、ルートが比較的大きな画面に表示されるため、顧客は、ルートを確認しやすい。
また、ディジタルサイネージ20が、顧客の操作によって、買い物リストに含まれる商品の情報の選択を受け付ける。そして、サーバ21が、買い物リストから、選択された商品の情報を削除する。これにより、表示装置および入力装置を備えたディジタルサイネージ20などの装置を用いて、顧客は、容易に買い物リストから、ピックアップ済みの商品などを削除することができる。
また、ディジタルサイネージ20は、新たに商品の情報の入力を受け付ける。そして、サーバ21が、買い物リストに、受け付けた商品の情報を追加する。これにより、表示装置および入力装置を備えたディジタルサイネージ20などの装置を用いて、顧客は、容易に買い物リストに、商品を追加することができる。
また、サーバ21は、買い物リストに含まれる商品の、表示装置の位置から該商品の位置までの距離の順に基づいて、ルートを生成する。これにより、顧客がいる位置に近い順に、顧客が購入したい商品をピックアップすることができる。
また、サーバ21は、買い物リストにおける商品の情報の順に基づいて、ルートを生成する。顧客は、必要とする商品の情報を先に買い物リストに加える可能性が高い。このため、買い物リストに追加された順に基づいて、ルートを生成することにより、顧客は、より必要とする商品を先にピックアップすることができる。
また、サーバ21は、買い物リストに含まれる商品の、属性に応じた順に基づいて、ルートを生成する。商品の属性は、例えば、冷凍、冷蔵、生もの、生鮮食品、商品の大きさ、および商品の重さの少なくともいずれかである。具体的に、サーバ21は、冷凍、冷蔵、生もの、生鮮食品などの商品のピックアップが後になるようにルートを案内することができる。したがって、これらの商品の劣化を抑止することができる。また、サーバ21は、商品の大きさが所定の大きさよりも大きい商品を最後もしくは後半に経由するルートを生成する。商品の大きさは、例えば、商品の縦、横、高さの少なくともいずれかなどである。また、サーバ21は、例えば、商品の重さが所定の重さ以上の商品を最後もしくは後半に経由するルートを生成してもよい。これにより、重い商品や大きい商品などのように持ち運び難い商品のピックアップが後になるようにルートを案内することができる。
また、サーバ21は、店舗内の混雑状況に応じた順に基づいて、ルートを生成する。サーバ21は、店舗内に取り付けられた撮像装置などによって撮像された店舗内の画像から混雑状況を特定して、混雑しているエリアを迂回したルートを生成してもよい。混雑状況の特定方法は、特に限定されない。例えば、所定数以上の人がいるエリアは、混雑しているとしてもよい。また、混雑状況を特定する装置は、サーバ21でなくてもよくサーバ21は、他の装置から、混雑状況に関する情報を取得してもよい。これにより、システム2は、顧客が特売品のように売れやすい商品を買い逃すことを抑制することができる。
また、サーバ21は、買い物リストに含まれる商品との組み合わせによって値引条件を満たすことができる、他の商品がある場合、ディジタルサイネージ20から、該商品および他の商品までのルートを生成する。例えば、値引条件が牛乳とパンとの同時購入の場合に、買い物リストに牛乳があれば、サーバ21は、牛乳の位置と、パンの位置と、ディジタルサイネージ20の位置とに基づいて、ディジタルサイネージ20から、牛乳およびパンまでのルートを生成する。これにより、店舗側は、組み合わせて購入を推奨したい他の商品も経由可能なルートを提示することができる。よって、サーバ21は、商品の購入をより支援することができる。
また、ディジタルサイネージ20は、買い物リストに含まれる商品のすべてを通るルートの全体を表示する。これにより、顧客は、ディジタルサイネージ20から買い物リストに含まれる商品までのルート全体を、一目で確認することができる。
また、ディジタルサイネージ20は、生成されたルートを案内する音声を出力する。これにより、顧客は、案内を聞くだけで、店舗において所望の商品をより容易に見つけることができる。
実施の形態2については上述した例に限られず、種々変更可能である。実施の形態2の変形例を以下に示す。
<実施の形態2の変形例1>
実施の形態2では、終了ボタンがタップされると、認証された顧客に対するルートの表示を終了する例を挙げたがこれに限らない。例えば、ディジタルサイネージ20がモーションセンサを有している場合、検出部(図示しない)が、モーションセンサによって、認証された顧客がディジタルサイネージ20から離れたことを検出してもよい。表示部202は、検出部によって顧客がディジタルサイネージ20から離れたことを検出した場合に、各種画面の表示を終了してもよい。
<実施の形態2の変形例2>
実施の形態2では、ディジタルサイネージ20から、買い物リストに含まれる商品を経由するルートをディジタルサイネージ20に表示させる例について説明した。例えば、実施の形態2では、さらに、買い物リストに含まれる商品以外の他の商品を経由するルートをディジタルサイネージ20に表示させてもよい。例えば、他の商品は、ルート生成例7で説明した以外に、特売品、購入履歴から特定された商品などが挙げられる。購入履歴から特定された商品とは、例えば、購入履歴から頻繁に購入された、と特定された商品である。他の商品の数は、所定数以下などのように定められていてもよい。これにより、買い物リストに含まれていない大量の商品がルートに含まれることを抑制することができる。
例えば、生成部213は、買い物リストに含まれる商品の位置と、他の商品の位置と、ディジタルサイネージ20の位置と、に基づいて、ディジタルサイネージ20から、買い物リストに含まれる商品および他の商品までのルートを生成する。さらに、生成部213は、買い物リストに含まれる商品から所定範囲内に他の商品があれば、ディジタルサイネージ20から、買い物リストに含まれる商品および他の商品までのルートを生成してもよい。
他の商品が特売品の場合、表示部202は、特売品であることと識別可能なように表示してもよい。また、他の商品がよく購入する商品の場合、表示部202は、よく購入する商品であることを識別可能なように表示してもよい。
また、ルートには含まれないが、表示部202が、生成されたルートを表示する際に、他の商品の位置を合わせて表示させてもよい。他の商品の数は、所定数以下などのように定められていてもよい。これにより、買い物リストに含まれていない大量の商品が表示されることを抑制することができる。
<実施の形態2の変形例3>
実施の形態2では、スーパーマーケットを例に挙げて、商品として食品を例に挙げ、商品の属性、カテゴリを説明しているが、店舗や商品に応じて属性およびカテゴリの内容を種々変更してよい。
例えば、ドラッグストアの場合、属性は、商品の大きさ、商品の重さなどである。また、属性は、所定の資格を有する店員による販売が必要な商品などであってもよい。例えば、所定の資格を有する店員による販売が必要な商品が買い物リストにある場合、生成部213は、その店員の出勤スケジュールに応じてルートを生成してもよい。カテゴリは、例えば、医薬品、日用品、食品などのような大別であってもよい。例えば、医薬品、食品のカテゴリ順などのように所定のカテゴリ順が定められていてもよい。
例えば、ホームセンタの場合、属性は、商品の大きさ、商品の重さなどである。また、属性は、店員による接客が必要な商品などであってもよい。例えば、店員による接客が必要な商品が買い物リストにある場合、生成部213は、ディジタルサイネージ20から、その商品が最後となるように、買い物リストに含まれる各商品までのルートを生成してもよい。また、カテゴリは、例えば、園芸用品、ペット用品、住宅の設備に関する用品などのような大別であってもよい。例えば、ペット用品、園芸用品のカテゴリ順などのように所定のカテゴリ順が定められていてもよい。
以上で、変形例の説明を終了する。また、実施の形態2では、サーバ21が、識別部211、生成部213、更新部215、表示制御部214を有するが、これに限られない。例えば、ディジタルサイネージ20が、識別部211、生成部213、更新部215、表示制御部214を有していてもよい。また、顧客DB2101、買い物リスト、商品DB2103は、サーバ21と異なるストレージ装置などに記憶されていてもよい。このように、各機能部および情報をいずれの装置(情報処理装置)が有するかについては、特に限定されない。
また、実施の形態2のディジタルサイネージ20は、表示装置の一例であり、店舗にある他の表示装置が利用されてもよい。
また、図5に示した機能部をすべて有していなくてもよい。例えば、音声出力部203がなくてもよい。また、買い物リストに商品の情報を追加しない場合、入力受付部205を有していなくてもよい。
(実施の形態3)
つぎに、実施の形態3について図面を参照して詳細に説明する。実施の形態3では、端末装置によるセルフスキャンショッピングにおいて、商品登録された商品を買い物リストから削除して、削除後の買い物リストに基づいてルートを生成する例を説明する。実施の形態3では、表示装置としてディジタルサイネージを用いて説明する。また、実施の形態3では、顧客の識別方法として、顔認証を例に挙げて説明する。以下、本実施の形態3の説明が不明確にならない範囲で、前述の説明と重複する内容については説明を省略する。実施の形態3では、実施の形態2と同様に、店舗としてスーパーマーケットを例に挙げ、商品として食品を例に挙げて説明するが、店舗や商品は特に限定されない。
図17は、実施の形態3にかかるシステムの一例を示す説明図である。システム3は、サーバ31と、複数のディジタルサイネージ30-1~30-3と、端末装置33と、を有する。サーバ31と、ディジタルサイネージ30-1~30-3と、端末装置33とは、通信ネットワーク32を介して接続される。図17の例では、ディジタルサイネージ30の数は、3台であるが、特に限定されない。
実施の形態2と同様に、サーバ31は、買い物リストにある商品までのルートを生成する装置である。実施の形態2の複数のディジタルサイネージ20-1~20-3と同様に、複数のディジタルサイネージ30-1~30-3のそれぞれは、タッチパネルディスプレイなどの表示装置を有する。そして、実施の形態2と同様に、ディジタルサイネージ30-1~30-3のそれぞれは、顧客に対して、自装置から買い物リストにある商品までのルートを表示することにより、ルートを案内する。ディジタルサイネージ30-1~30-3は、実施の形態2と同様に、店舗内に設置される。ここで、ディジタルサイネージ30-1~30-3の設置位置を、それぞれ図4に示した実施の形態2のディジタルサイネージ20-1~20-3の設置位置と同じであるとして説明する。端末装置33は、顧客によって操作可能であり、顧客が購入する商品を精算対象の商品として登録するために用いられる。端末装置33は、可搬端末である。端末装置33は、スマートフォン、タブレット型の装置、PCなどのように特に限定されない。端末装置33には、例えば、商品情報の登録を行うことができるアプリケーションプログラムがインストールされてある。端末装置33は、顧客の端末装置であってもよい。もしくは、端末装置33は、店舗から顧客に貸し出される店舗の端末装置であってもよい。
図18は、実施の形態3にかかるシステム3の一構成例を示すブロック図である。図17で説明した通り、システム3は、ディジタルサイネージ30と、サーバ31と、端末装置33と、を有する。
ディジタルサイネージ30は、顔特徴量取得部301と、表示部302と、音声出力部303と、選択受付部304と、入力受付部305と、記憶部306と、を有する。ディジタルサイネージ30は、実施の形態2から新たに追加された機能部がない。ディジタルサイネージ30の各機能部は、実施の形態2で説明した各機能部と同様であってよく、詳細な説明を省略する。
サーバ31は、識別部311と、取得部312と、生成部313と、更新部315と、表示制御部314と、受信部317と、登録部318と、記憶部316と、を有する。サーバ31は、実施の形態2から新たに受信部317と、登録部318とが追加される。識別部311と、取得部312と、生成部313と、更新部315と、表示制御部314とは、それぞれ実施の形態2で説明した識別部211と、取得部212と、生成部213と、更新部215と、表示制御部214と同様であってよく、詳細な説明を省略する。記憶部316は、実施の形態2で説明した記憶部216と同様であってよい。ただし、記憶部316には、顧客DB3101、買い物リストDB3102、商品DB3103の他に、実施の形態2から新たに購入商品リストDB3104を記憶する。顧客DB3101、買い物リストDB3102、商品DB3103は、実施の形態2で説明した顧客DB2101、買い物リストDB2102、商品DB2103と同様であってよい。
購入商品リストDB3104は、顧客別に、精算が終了していない最新の購入商品リストを記憶する。購入商品リストは、例えば、顧客別に、顧客を識別する情報と、顧客が購入する予定の商品の情報と、購入数量の情報と、を対応付けて記憶する。また、顧客を識別する情報は、例えば、顧客を一意に識別可能であればよく、特に限定されないここでは、顧客を識別する情報は、顧客DB3101に登録された顧客IDの情報を例に挙げて説明する。顧客IDによって、購入商品リストが一意に識別可能である。また、前述のように、顧客IDは、各顧客の買い物リストに関連付けられている。このため、サーバ31は、顧客ごとに、購入商品リストと買い物リストとを紐づけることができる。
ここでの商品情報は、商品を一意に識別可能な情報であればよい。例えば、商品情報は、商品IDの情報が挙げられる。これにより、商品IDの情報によって、購入商品リストは、商品DB3103と関連付けられる。したがって、サーバ31は、購入商品リストを参照すれば、購入商品リストに登録された商品IDの情報によって、商品DB3103から商品の価格の情報、商品の名前などを得られる。また、購入商品リストは、この商品の価格の情報に基づいて、税込みの商品の価格の情報を商品情報として記憶してもよい。また、購入商品リストは、さらに、顧客別に、合計の購入価格の情報と、合計の購入数量の情報と、を有してもよい。
購入商品リストDB3104は、購入商品リストに関する前述の情報の一部を含まなくてもよい。また、購入商品リストDB3104は、購入商品リストに関する前述の情報以外の情報を含んでもよい。
端末装置33は、商品情報取得部321と、表示部322と、記憶部323と、を有する。記憶部323は、例えば、端末装置33の各機能部の処理結果を記憶する。記憶部としては、ROM、RAM、半導体メモリ、HDD、SSDが挙げられる。記憶部323は、これらの組み合わせであってもよい。
商品情報取得部321は、顧客の操作によって、精算対象とする商品の情報を取得する。商品情報取得部321による商品の情報の取得方法は、特に限定されない。商品情報取得部321は、撮像装置を介して、商品に付された商品コードを読み取ってもよい。商品情報取得部321は、取得された商品の情報をサーバ31へ送信する。
受信部317は、端末装置33から、端末装置33において顧客の操作によって取得された、精算対象の商品の情報を受信する。登録部318は、顧客の購入商品リストに対して、受信された商品の情報を登録する。なお、端末装置33による商品の情報の登録後の購入商品リストの表示例などについては、説明の容易化のために、詳細な説明を省略する。
また、更新部315は、買い物リストから、受信された精算対象の商品の情報を削除する。また、生成部313は、更新後のリストに基づいて、ルートを生成する。
つぎに、図19を用いて、セルフスキャンショッピングにおいて精算対象として登録される商品の情報を買い物リストから削除する一例について説明する。
図19は、精算対象の商品の情報が買い物リストから削除される例を示す説明図である。図19において、端末装置33の表示部322は、商品コードを1次元に符号化したバーコードを読み取り可能な画面d060を表示する。そして、商品情報取得部321は、撮像装置を用いて、バーコードを読み取ることにより、商品コードを取得する。なお、商品情報取得部321は、読み取ったバーコードを復号化することにより商品コードを得る。なお、商品情報取得部321は、購入数量を取得してもよい。商品情報取得部321は、例えば、取得した商品コードを登録部318と更新部315に送る。
そして、登録部318は、顧客の購入商品リストに対して、取得した商品コードを登録する。更新部315は、買い物リストから、商品コードに対応する商品の情報を削除する。商品コードに対応する商品の情報は、商品DB3103によって特定可能である。図19において、商品名がXYZ 牛乳と、XYZ 牛乳に対応付けられた数量 5本のレコードが買い物リストから削除される。
表示部302は、顔認証の画面d070を表示する。そして、顧客が、ディジタルサイネージ30で顔認証を行う。顔特徴量取得部301は、顧客の顔画像から、顔特徴量を取得する。顔特徴量取得部301は、取得した顔特徴量をサーバへ送る。識別部311は、顔特徴量に基づいて、顧客を認証する。そして、生成部313は、認証された顧客の買い物リストに含まれる商品(ABC 卵)の位置およびディジタルサイネージ30の位置に基づいて、ディジタルサイネージ30から、その商品までのルートを生成する。そして、表示部302は、ルートを含む画面d080を表示する。ここで、ルートの生成に用いられる買い物リストは、すでにXYZ 牛乳が削除された更新後の買い物リストである。
図20は、実施の形態3にかかるシステム3の一動作例を示すフローチャートである。商品情報取得部321は、商品コードなどの商品の情報を取得する(ステップS301)。ステップS301において、商品情報取得部321は、商品の情報と共に購入数量の情報を取得してもよい。商品情報取得部321は、通信インターフェースなどを介して、商品の情報をサーバ31へ送信する(ステップS302)。登録部318は、商品の情報に基づき、購入商品リストを更新する(ステップS303)。また、更新部315は、受信した商品の情報が、買い物リストにある商品の情報であるか否かを判断する(ステップS304)。
買い物リストにある商品の情報である場合(ステップS304:Yes)、更新部315は、買い物リストから、商品の情報を削除する(ステップS305)。ステップS305のつぎに、システム3は、フローの動作を終了する。一方、買い物リストにある商品の情報でない場合(ステップS304:No)、システム3は、フローの動作を終了する。
また、顧客が、ディジタルサイネージ30によって顔認証をすると、生成部313は、精算対象として登録された商品の情報が削除された後の買い物リストに基づいて、ルートを生成する。そして、ディジタルサイネージ30は、精算対象として登録された商品の情報が削除された買い物リストに基づくルートを表示することができる。
なお、顔認証からルートの表示までのフローチャートについては、実施の形態2と同様であってよいため、詳細な説明を省略する。
つぎに、実施の形態3の効果について説明する。サーバ31は、端末装置33から、該端末装置33において顧客の操作によって取得された精算対象の商品の情報を受信する。そして、サーバ31は、買い物リストから、受信された精算対象の商品の情報を削除する。これにより、セルフスキャンショッピングにおいて、顧客が、別途操作することなく、買い物リストから購入対象とした商品の情報を削除することができる。したがって、利便性の向上を図ることができる。
実施の形態3のブロック図では、説明の容易化のために、実施の形態2の機能部をすべて含む構成としているが、これに限らない。実施の形態3のブロック図は、例えば、実施の形態2と同様に一部の機能部を有していなくてもよい。また、実施の形態3のブロック図は、例えば、図示しない機能部を有していてもよい。実施の形態3の変形例を以下に示す。
<実施の形態3の変形例1>
買い物リストに数量が登録されてある場合に、さらに、更新部315は、買い物リストの数量と精算対象の商品の数量との比較により買い物リストの更新を行ってもよい。例えば、受信された精算対象の商品の数量と、買い物リストに登録された数量と、が同じである場合に、更新部315が、買い物リストから、受信された精算対象の商品の情報を削除してもよい。受信された精算対象の商品の数量と、買い物リストに登録された数量と、が異なる場合に、更新部315が、買い物リストから、受信された精算対象の商品の情報を削除しない。
もしくは、受信された精算対象の商品の数量が、買い物リストに登録された数量以上であれば、更新部315が、買い物リストから、受信された精算対象の商品の情報を削除してもよい。受信された精算対象の商品の数量が、買い物リストに登録された数量未満であれば、更新部315が、買い物リストから、受信された精算対象の商品の情報を削除しない。
このように、精算対象の商品の数量が、買い物リストにある商品の数量を満たしていない場合に、ピックアップに失敗したとして買い物リストが更新されなくてもよい。また、買い物リストにある商品の数量が買い物リストにある商品の数量を満たす場合に、ピックアップに成功したとして買い物リストが更新されてもよい。
また、精算対象の商品の数量が、買い物リストにある商品の数量を満たしていない場合に、更新部315が、買い物リストから、受信された精算対象の商品の情報に対応する数量から、精算対象の商品の数量を減算してもよい。これにより、顧客が必要な数量を満たすまで、買い物リストから商品の情報が削除されないようにすることができる。
以上で、各実施の形態の説明を終了する。
(コンピュータ装置)
つぎに、各装置をコンピュータ装置で実現した場合のハードウェア構成例について説明する。図21は、コンピュータ装置のハードウェア構成例を示す説明図である。上述した実施の形態2,3で説明したディジタルサイネージ20,30、サーバ21,31、実施の形態3で説明した端末装置33における各構成要素の一部又は全部は、例えば図21に示すようなコンピュータ装置(情報処理装置)40とプログラムとの任意の組み合わせを用いて実現することも可能である。
コンピュータ装置40は、例えば、プロセッサ401と、ROM402と、RAM403と、記憶装置404と、通信インターフェース405と、入出力インターフェース406と、を有する。各構成部は、バス407を介してそれぞれ接続される。
プロセッサ401は、コンピュータ装置40の全体を制御する。プロセッサ401は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)などが挙げられる。コンピュータ装置40は、記憶部として、ROM402、RAM403および記憶装置404などを有する。記憶装置404は、例えば、フラッシュメモリなどの半導体メモリ、HDD、SSDなどが挙げられる。例えば、記憶装置404はOS(Operating System)のプログラム、アプリケーションプログラムなどを記憶する。または、ROM402は、アプリケーションプログラムを記憶する。そして、RAM403は、プロセッサ401のワークエリアとして使用される。
また、プロセッサ401は、記憶装置404、ROM402などに記憶されたプログラムをロードする。そして、プロセッサ401は、プログラムにコーディングされている各処理を実行する。また、プロセッサ401は、通信ネットワーク42を介して各種プログラムをダウンロードしてもよい。また、プロセッサ401は、コンピュータ装置40の一部または全部として機能する。そして、プロセッサ401は、プログラムに基づいて図示したフローチャートにおける処理または命令を実行してもよい。
通信インターフェース405は、無線または有線の通信回線を通じて、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などの通信ネットワーク42に接続される。これにより、コンピュータ装置40は、通信ネットワーク42を介して外部の装置や外部のコンピュータに接続される。通信インターフェース405は、通信ネットワーク42とコンピュータ装置40の内部とのインターフェースを司る。そして、通信インターフェース405は、外部の装置や外部のコンピュータからのデータの入出力を制御する。
また、入出力インターフェース406は、入力装置、出力装置、および入出力装置の少なくともいずれかに接続される。接続方法は、無線であってもよいし、有線であってもよい。入力装置は、例えば、キーボード、マウス、マイクなどが挙げられる。出力装置は、例えば、表示装置、点灯装置、音声を出力するスピーカなどが挙げられる。また、入出力装置は、タッチパネルディスプレイなどが挙げられる。なお、入力装置、出力装置、および入出力装置などは、コンピュータ装置に内蔵されていてもよいし、外付けであってもよい。
図21に示すコンピュータ装置40のハードウェア構成は一例である。コンピュータ装置40は、図21に示す一部の構成要素を有していなくてもよい。コンピュータ装置40は、図21に示す以外の構成要素を有していてもよい。例えば、コンピュータ装置40は、撮像装置としてカメラを有していてもよい。また、コンピュータ装置は、各種センサーなどを有していてもよい。例えば、コンピュータ装置40は、ドライブ装置などを有してもよい。そして、プロセッサ401は、ドライブ装置などに装着された記録媒体からRAM403にプログラムやデータを読み出してもよい。記録媒体としては、光ディスク、フレキシブルディスク、磁気光ディスク、USB(Universal Serial Bus)メモリなどが挙げられる。
以上で、各装置のハードウェア構成例の説明を終了する。また、各装置の実現方法には、様々な変形例がある。例えば、システムは、構成要素ごとにそれぞれ異なるコンピュータとプログラムとの任意の組み合わせにより実現されてもよい。また、各装置が備える複数の構成要素が、一つのコンピュータとプログラムとの任意の組み合わせにより実現されてもよい。
また、システムの各構成要素の一部または全部は、特定用途向けの回路で実現されてもよい。また、システムの一部または全部は、FPGA(Field Programmable Gate Array)のようなプロセッサなどを含む汎用の回路によって実現されてもよい。また、システムの一部または全部は、特定用途向けの回路や汎用の回路などの組み合わせによって実現されてもよい。また、これらの回路は、単一の集積回路であってもよい。または、これらの回路は、複数の集積回路に分割されてもよい。そして、複数の集積回路は、バスなどを介して接続されることにより構成されてもよい。
また、各装置の各構成要素の一部または全部が複数のコンピュータや回路などにより実現される場合、複数のコンピュータや回路などは、集中配置されてもよいし、分散配置されてもよい。
各実施の形態で説明した方法は、コンピュータ装置が実行することにより実現される。また、方法は、予め用意されたプログラムをコンピュータ装置が実行することにより実現される。各実施の形態で説明したプログラムは、HDD、SSD、フレキシブルディスク、光ディスク、フレキシブルディスク、磁気光ディスク、USBメモリなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録される。そして、本プログラムは、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また、プログラムは、通信ネットワーク42を介して配布されてもよい。
以上説明した、各実施の形態におけるシステムの各構成要素は、図21に示すコンピュータ装置40のように、その機能をハードウェア的に実現されてもよい。または、各構成要素は、プログラム制御に基づくコンピュータ装置、ファームウェアで実現されてもよい。
以上、各実施の形態を参照して本開示を説明したが、本開示は上記実施の形態に限定されるものではない。各開示の構成や詳細には、本開示のスコープ内で当業者が把握し得る様々な変更を適用した実施の形態を含み得る。本開示は、本明細書に記載された事項を必要に応じて適宜に組み合わせ、または置換した実施の形態を含み得る。例えば、特定の実施の形態を用いて説明された事項は、矛盾を生じない範囲において、他の実施の形態に対しても適用され得る。例えば、複数の動作をフローチャートの形式で順番に記載してあるが、その記載の順番は複数の動作を実行する順番を限定するものではない。このため、各実施の形態を実施するときには、その複数の動作の順番を内容的に支障しない範囲で変更することができる。
上記の実施の形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されることができる。ただし、上記の実施の形態の一部または全部は、以下に限られない。
(付記1)
顧客を識別する識別手段と、
識別された前記顧客が購入する商品の情報を含むリストを取得する取得手段と、
取得された前記リストに含まれる前記商品の位置と、表示装置の位置と、に基づいて、該表示装置から、該商品までのルートを生成する生成手段と、
生成された前記ルートを前記表示装置に表示させる表示制御手段と、
を備えるシステム。
(付記2)
前記顧客の操作によって、前記リストに含まれる前記商品の情報の選択を受け付ける受付手段と、
前記リストから、選択された前記商品の情報を削除する更新手段と、
を備え、
前記生成手段は、更新後の前記リストに基づいて、前記ルートを生成する、
付記1に記載のシステム。
(付記3)
新たに商品の情報の入力を受け付ける受付手段と、
前記リストに、受け付けた前記商品の情報を追加する更新手段と、
を備え、
前記生成手段は、更新後の前記リストに基づいて、前記ルートを生成する、
付記1に記載のシステム。
(付記4)
端末装置から、該端末装置において前記顧客の操作によって取得された、精算対象の商品の情報を受信する受信手段と、
前記リストから、受信された前記精算対象の前記商品の情報を削除する更新手段と、
を備え、
前記生成手段は、更新後の前記リストに基づいて、前記ルートを生成する、
付記1に記載のシステム。
(付記5)
前記生成手段は、前記リストに含まれる前記商品の、前記表示装置の位置から該商品の位置までの距離の順に基づいて、前記ルートを生成する、
付記1から4のいずれかに記載のシステム。
(付記6)
前記生成手段は、前記リストにおける前記商品の情報の順に基づいて、前記ルートを生成する、
付記1から4のいずれかに記載のシステム。
(付記7)
前記生成手段は、前記リストに含まれる前記商品の、属性に応じた順に基づいて、前記ルートを生成する、
付記1から4のいずれかに記載のシステム。
(付記8)
前記商品の属性は、前記商品の重さおよび前記商品の大きさの少なくともいずれかである、
付記7に記載のシステム。
(付記9)
前記商品の属性は、冷凍、冷蔵、生もの、生鮮の少なくともいずれかである、
付記7に記載のシステム。
(付記10)
前記生成手段は、店舗の混雑状況に応じた順に基づいて、前記ルートを生成する、
付記1から4のいずれかに記載のシステム。
(付記11)
前記生成手段は、所定の商品のカテゴリの順番における、前記リストの前記商品が属するカテゴリの順に基づいて、前記ルートを生成する、
付記1から4のいずれかに記載のシステム。
(付記12)
前記生成手段は、前記リストに含まれる前記商品との組み合わせによって値引条件を満たすことができる、他の商品がある場合、前記リストに含まれる前記商品の位置と、前記表示装置の位置と、前記他の商品の位置と、に基づいて、該表示装置から、該商品および前記他の商品までのルートを生成する、
付記1から11のいずれかに記載のシステム。
(付記13)
前記表示制御手段は、前記リストに含まれる前記商品のすべてを通る前記ルートの全体を表示させる、
付記1から12のいずれかに記載のシステム。
(付記14)
生成された前記ルートを案内する音声を出力する音声出力手段、
を備える付記1から13のいずれかに記載のシステム。
(付記15)
前記表示装置は、店舗内に設置された装置である、
付記1から14のいずれかに記載のシステム。
(付記16)
顧客を識別する識別手段と、
識別された前記顧客が購入する商品の情報を含むリストを取得する取得手段と、
取得された前記リストに含まれる前記商品の位置と、表示装置の位置と、に基づいて、該表示装置から、該商品までのルートを生成する生成手段と、
前記表示装置に、生成された前記ルートを表示させる表示制御手段と、
を備える情報処理装置。
(付記17)
顧客を識別し、
識別された前記顧客が購入する商品の情報を含むリストを取得し、
取得された前記リストに含まれる前記商品の位置と、表示装置の位置と、に基づいて、前記表示装置から、該商品までのルートを生成し、
前記表示装置に、生成された前記ルートを表示させる、
方法。
(付記18)
顧客を識別し、
識別された前記顧客が購入する商品の情報を含むリストを取得し、
取得された前記リストに含まれる前記商品の位置と、表示装置の位置と、に基づいて、該表示装置から、該商品までのルートを生成し、
前記表示装置に、生成された前記ルートを表示させる、
処理をコンピュータに実行させるプログラムを記録する、前記コンピュータが読み取り可能な非一時的な記録媒体。
(付記19)
顧客を識別し、
識別された前記顧客が購入する商品の情報を含むリストを取得し、
取得された前記リストに含まれる前記商品の位置と、表示装置の位置と、に基づいて、該表示装置から、該商品までのルートを生成し、
前記表示装置に、生成された前記ルートを表示させる、
処理をコンピュータに実行させるプログラム。