JP7575282B2 - Trackball Device - Google Patents
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Description
本発明は、トラックボール装置に関する。 The present invention relates to a trackball device.
下記特許文献1のトラックボール装置では、トラックボール(球体)が基台(ハウジング)の凹部内に回転可能に設けられている。基台の内部には、レーザビーム生成器が設けられており、凹部の下側には、回路ボードが設けられている。そして、レーザビーム生成器によって発生したレーザが、トラックボールに向けて照射され、トラックボールの外表面によって下側へ反射する。これにより、回路ボードに設けられた光学検知素子によって、当該反射光を受光して、トラックボールの回転を検出する。 In the trackball device of Patent Document 1 below, a trackball (sphere) is rotatably mounted within a recess in a base (housing). A laser beam generator is provided inside the base, and a circuit board is provided below the recess. A laser generated by the laser beam generator is irradiated toward the trackball and is reflected downward by the outer surface of the trackball. An optical detector provided on the circuit board receives the reflected light and detects the rotation of the trackball.
ここで、基台の内部における凹部の下側領域は、収納空間として構成されており、凹部の下部には、凹部の内部と収容空間とを連通する開口部が形成されている。このため、例えば、凹部とトラックボールとの間に侵入した塵埃等の異物を、当該開口部から下側へ落下させることにより、検出性能の低下を抑制することができる。 Here, the area below the recess inside the base is configured as a storage space, and an opening is formed at the bottom of the recess that connects the inside of the recess to the storage space. Therefore, for example, foreign matter such as dust that has entered between the recess and the trackball can be dropped downward through the opening, thereby preventing a decrease in detection performance.
しかしながら、上記のトラックボール装置では、凹部の下部の略全体が開口部として開口されているため、当該開口部から基板ボードを視認することができる。このため、トラックボール装置の見栄えが低下する可能性がある。 However, in the above trackball device, almost the entire lower part of the recess is open as an opening, so the substrate board can be seen through the opening. This may result in a poor appearance of the trackball device.
本発明は、上記事実を考慮して、検出性能の低下を抑制しつつ、見栄えの低下を抑制できるトラックボール装置を提供することを目的とする。 In consideration of the above, the present invention aims to provide a trackball device that can suppress deterioration in detection performance while suppressing deterioration in appearance.
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、上側へ開放された凹状に形成された透明なインナケースと、前記インナケースの内部に回転可能に収容された球状の球体と、前記インナケース及び前記球体を収容すると共に、前記球体の一部を外部へ操作可能に露出させる露出部を有するハウジングと、前記インナケースの外周部に設けられ、前記インナケースを介して前記球体の外表面に対向して配置され、前記球体の回転を検出するセンサと、前記インナケースの底壁に形成され、前記インナケース内の塵埃を排出する排出孔と、を備え、前記排出孔の内周面には、傾斜面が形成されており、前記傾斜面によって前記インナケースの底壁の下側領域の視認を抑制するトラックボール装置である。 One or more embodiments of the present invention are a trackball device that includes a transparent inner case formed in a concave shape that is open to the top, a spherical sphere rotatably housed inside the inner case, a housing that houses the inner case and the sphere and has an exposed portion that operably exposes a portion of the sphere to the outside, a sensor that is provided on the outer periphery of the inner case and is arranged facing the outer surface of the sphere through the inner case and detects the rotation of the sphere, and an exhaust hole that is formed in the bottom wall of the inner case and discharges dust from within the inner case, and an inclined surface is formed on the inner periphery of the exhaust hole, and the inclined surface reduces visibility of the lower area of the bottom wall of the inner case.
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記排出孔は、長孔状に形成され、前記傾斜面は、前記排出孔の長手方向から見て、上下方向に対して傾斜した第1傾斜面と、前記第1傾斜面と平行に配置された第2傾斜面と、を含んで構成されているトラックボール装置である。 One or more embodiments of the present invention are a trackball device in which the ejection hole is formed in a long hole shape, and the inclined surface includes a first inclined surface that is inclined in the vertical direction when viewed from the longitudinal direction of the ejection hole, and a second inclined surface that is arranged parallel to the first inclined surface.
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、平面視で、前記第1傾斜面及び前記第2傾斜面の全体が、前記排出孔の短手方向にずれて配置されているトラックボール装置である。 One or more embodiments of the present invention are a trackball device in which, in a plan view, the first inclined surface and the second inclined surface are entirely offset in the short direction of the discharge hole.
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、平面視で、前記第1傾斜面と前記第2傾斜面との間には、微小隙間が形成されており、前記排出孔の短手方向における前記微小隙間の距離が、前記排出孔の内側開口部における短手方向の長さの1/4以下に設定されているトラックボール装置である。 One or more embodiments of the present invention are a trackball device in which, in a plan view, a minute gap is formed between the first inclined surface and the second inclined surface, and the distance of the minute gap in the short direction of the discharge hole is set to 1/4 or less of the short-side length of the inner opening of the discharge hole.
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記傾斜面によって、前記排出孔の内側開口の面積が、前記排出孔の外側開口部の面積よりも大きく設定されているトラックボール装置である。 One or more embodiments of the present invention are a trackball device in which the inclined surface sets the area of the inner opening of the ejection hole to be larger than the area of the outer opening of the ejection hole.
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、複数の前記排出孔が、前記ケースの底壁に形成されると共に、等間隔に配置されているトラックボール装置である。 One or more embodiments of the present invention are a trackball device in which a plurality of the exhaust holes are formed in the bottom wall of the case and are equally spaced apart.
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記ケースの下側には、回路基板が設けられ、前記センサが前記回路基板の上側に配置されて前記回路基板に接続されており、前記回路基板には、前記ケースの底部が挿通される挿通孔が形成されており、前記ケースの底壁が、前記回路基板よりも下側に配置されているトラックボール装置である。 One or more embodiments of the present invention are a trackball device in which a circuit board is provided on the underside of the case, the sensor is disposed on the upper side of the circuit board and connected to the circuit board, an insertion hole is formed in the circuit board through which the bottom of the case is inserted, and the bottom wall of the case is disposed below the circuit board.
本発明の1又はそれ以上の実施形態によれば、検出性能の低下を抑制しつつ、見栄えの低下を抑制できる。 According to one or more embodiments of the present invention, it is possible to suppress deterioration in appearance while suppressing deterioration in detection performance.
以下、図面を用いて本実施の形態に係るトラックボール装置10について説明する。なお、図面に適宜示される矢印Aは、トラックボール装置10の上側を示しており、以下の説明において、上下の方向を用いて説明するときには、特に断りのない限り、トラックボール装置10の上下方向を示すものとする。また、以下の説明では、上下方向に対して直交する方向を第1方向(図1及び図2の矢印B方向及び矢印C方向)とし、上下方向及び第1方向に対して直交する方向を第2方向(図1及び図2の矢印D方向及び矢印E方向)としている。
The
図1~図4に示されるように、トラックボール装置10は、ハウジング20と、インナケース30と、回路基板50と、センサとしての一対のセンサユニット60と、押付部材としての一対のセンサホルダ70と、を含んで構成されている。また、トラックボール装置10は、ハウジング20内に収容された球体40を有している。以下、トラックボール装置10の各構成について説明する。
As shown in Figures 1 to 4, the
(ハウジング20について)
図1、図3、及び図4に示されるように、ハウジング20は、トラックボール装置10の外郭を構成している。ハウジング20は、全体として、上下方向を軸方向とする略円筒状に形成されている。ハウジング20は、ハウジング20の上部を構成する上側ハウジング部材22と、ハウジング20の下部を構成する下側ハウジング部材24と、を含んで構成されており、上側ハウジング部材22及び下側ハウジング部材24を互いに組付けることで、ハウジング20が構成されている。上側ハウジング部材22の直径は、下側ハウジング部材24の直径よりも小さく設定されており、ハウジング20が、略段付き円筒状に形成されている。上側ハウジング部材22の上端部には、径方向内側へ屈曲した屈曲部22Aが形成されており、屈曲部22Aは、上側ハウジング部材22の周方向全周に亘って形成されている。これにより、ハウジング20の上端部には、屈曲部22Aに対してハウジング20の径方向内側において、上下方向に貫通された露出部としての露出孔22Bが形成されている。
(Regarding the housing 20)
As shown in Figs. 1, 3, and 4, the
(インナケース30について)
図2~図6に示されるように、インナケース30は、透明な樹脂材によって構成されると共に、上側へ開放された凹状に形成されている。具体的には、インナケース30は、上側へ開放された略椀形状に形成されると共に、インナケース30の下端部を構成する底部31と、底部31から上側へ延出された側壁32と、を含んで構成されている。底部31は、上側へ開放された比較的底の浅い略有底円筒状に形成されており、底部31の底壁が、インナケース30の底壁を構成している。側壁32は、インナケース30の径方向外側から見た側断面視で、階段状に形成されている。具体的には、側壁32は、側壁32の上端部を構成する第1段差部32Aと、側壁32の上下方向中間部を構成する第2段差部32Bと、側壁32の下端部を構成するスロープ部32Cと、を含んで構成されている。スロープ部32Cは、側断面視で、下側へ向かうに従い径方向内側へ傾斜しており、スロープ部32Cの下端部が、底部31の上端部に接続されている。そして、インナケース30が、下側ハウジング部材24内に収容されて、下側ハウジング部材24に爪嵌合等によって取付けられている。これにより、インナケース30の底壁が、ハウジング20の露出孔22Bの下側に配置されている。
(Regarding the inner case 30)
As shown in Figs. 2 to 6, the
インナケース30の底壁には、ハウジング20の露出孔22Bからインナケース30内に侵入した塵埃等の異物を排出するための複数(本実施の形態では、4箇所)の排出孔33(図4及び図5参照)が貫通形成されている。排出孔33は、第1方向に延在された長孔状に形成されて、第2方向に等間隔毎に並んでいる。また、排出孔33における第2方向一方側(図4の矢印D方向側)の内周面は、傾斜面としての第1傾斜面33Aとして構成され、排出孔33における第2方向他方側(図4の矢印E方向側)の内周面は、傾斜面としての第2傾斜面33Bとして構成されている。
The bottom wall of the
排出孔33の長手方向から見て、第1傾斜面33Aは、下側へ向かうに従い第2方向一方側へ傾斜している。第2傾斜面33Bは、第1傾斜面33Aと平行に配置されている。すなわち、排出孔33の長手方向から見て、排出孔33が上下方向に対して傾斜する方向に開口しており、排出孔33におけるインナケース30の内周側の内側開口部33C(図4参照)の面積と、排出孔33におけるインナケース30の外周側の外側開口部33D(図4参照)の面積と、が同じに設定されている。また、上側から見た平面視で、第1傾斜面33Aと第2傾斜面33Bとが重なっておらず、第1傾斜面33Aと第2傾斜面33Bとの間には、第2方向(排出孔33の短手方向)において、微小隙間Gが形成されている。すなわち、第1傾斜面33A及び第2傾斜面33Bが、上下方向において、互いにアンダーカット形状にならないように構成されている。さらに、微小隙間Gは、内側開口部33Cの第2方向の長さLの1/4以下に設定されている。
When viewed from the longitudinal direction of the
図4に示されるように、インナケース30の第2段差部32Bには、複数(本実施の形態では、3箇所)の支持部34が形成されており、支持部34は、インナケース30の周方向に120度毎に配置されている(図4では、1箇所の支持部34のみが図示されている)。支持部34は、第2段差部32Bの内周面に対して、径方向内側へ突出しており、支持部34の内周面は、側断面視で、上側へ向かうに従い径方向外側へ傾斜している。支持部34の内周面には、支持凹部34Aが形成されており、支持凹部34Aは、上側へ開放された略半球凹状に形成されている。支持凹部34A内には、支持ボール42が収容されており、支持ボール42は、球状に形成されると共に、支持凹部34Aに固定されている。
As shown in FIG. 4, the
そして、インナケース30の内部に、球状の球体40が収容されており、球体40は、支持ボール42の上側に設置されて、支持ボール42に回転可能に支持されている。また、球体40の上部は、インナケース30から上側へ突出している。具体的には、球体40の中心CPが、インナケース30よりも上側に配置されている。球体40の上端部は、ハウジング20の露出孔22Bから上側へ突出して、ハウジング20の外部に回転操作可能に露出している(図1及び図3参照)。
A
インナケース30の第2段差部32Bには、支持部34に対応する位置において、後述する回路基板50を固定するための固定ボス35が形成されている。固定ボス35は、上下方向を軸方向とする略円筒状に形成されて、第2段差部32Bから下側へ突出している。
A fixing
図2~図6に示されるように、インナケース30には、後述するセンサユニット60を取付けるための一対の取付機構部36が設けられており、一対の取付機構部36は、インナケース30における第1方向一方側(図3の矢印B方向側)部分の外周部及び第2方向一方側部分の外周部に形成されている。以下、第1方向一方側部分に形成された取付機構部36を用いて、取付機構部36の構成について説明する。
As shown in Figures 2 to 6, the
取付機構部36は、インナケース30の外周部に形成されたセンサ取付部37を有しており、センサ取付部37は、第2方向から見た断面視で、球体40の径方向外側へ開放された略矩形凹状に形成されている。センサ取付部37の底面は、取付面37Aとして構成されており、取付面37Aは、第2方向から見た断面視で、第1方向一方側へ向かうに従い下側へ傾斜している(図3参照)。そして、取付面37Aに対して直交する方向を直交方向(図3の矢印F方向及び矢印G方向)とすると、取付面37Aの中央部と球体40の中心CPとを通過する架空線LNが、直交方向に沿って延在するように、取付面37Aが第2方向から見て傾斜している。すなわち、取付面37Aが、球体40の中心CPよりも下側に配置されると共に、球体40の径方向に対して直交する面に沿って形成されている。
The mounting
取付機構部36は、一対の係止部38を有しており、係止部38は、センサ取付部37に対して、インナケース30の周方向一方側及び他方側にそれぞれ配置されている。係止部38は、上下方向に延在された略矩形柱状に形成されて、インナケース30の側壁32から第1方向一方側へ突出している。係止部38には、係止孔38Aが第2方向に貫通形成されており、係止孔38Aは、上下方向を長手方向とする長孔状に形成されている。係止孔38Aの下端部における第1方向一方側の面は、係止面38Bとして構成されており、係止面38Bは、第2方向から見て、下側へ向かうに従い第1方向他方側へ傾斜している。具体的には、係止面38Bが取付面37Aと平行に配置されている。
The mounting
係止部38の下端部には、第2方向内側へ突出したストッパ部38C(図2参照)が形成されている。ストッパ部38Cは、第1方向に延在された略台形ブロック状に形成されており、ストッパ部38Cの第1方向他方側端部が、係止孔38Aの下側に隣接して配置されている。ストッパ部38Cの上面における第1方向一方側部分は、第2方向から見て、直交方向に沿うように傾斜している。
A
(回路基板50について)
回路基板50は、上下方向を板厚方向とする略円板状に形成されると共に、インナケース30の下側に配置されている。回路基板50の中央部には、略円形状の挿通孔50Aが貫通形成されており、インナケース30の底部31が挿通孔50A内に配置されている。そして、インナケース30の底壁が、回路基板50よりも下側に配置されている。また、回路基板50には、インナケース30の固定ボス35に対応する位置において、固定孔50B(図4参照)が貫通形成されており、固定ネジ52が、固定孔50B内に下側から挿入され、固定ボス35に螺合されることで、回路基板50がインナケース30に固定されている。
(Regarding the circuit board 50)
The
回路基板50の外周部には、第1方向一方側部分及び第2方向一方側部分において、切欠部50Cが形成されており、切欠部50Cは、回路基板50の径方向外側へ開放された凹状に形成されている。また、回路基板50の外周部の上面には、第2方向他方側の部分において、コネクタ54が設けられており、コネクタ54によって、トラックボール装置10を外部機器に接続するように構成されている。
A
(センサユニット60について)
一対のセンサユニット60は、後述するセンサホルダ70を用いて、インナケース30のセンサ取付部37に、それぞれ取付けられている。以下、インナケース30の第1方向一方側のセンサ取付部37に取付けられるセンサユニット60を用いて、センサユニット60の構成について説明する。
(Regarding the sensor unit 60)
The pair of
センサユニット60は、光学式のセンサとして構成されて、球体40の回転量を検出するセンサとして構成されている。センサユニット60は、センサ基板62と、センサ本体64と、を含んで構成されている。センサ基板62は、直交方向を板厚方向とする略矩形板状に形成されて、センサ取付部37に対して直交方向一方側(図3の矢印F方向側)に配置されている。センサ基板62の下端部は、回路基板50の切欠部50C内に挿入されて、センサ基板62と回路基板50とが第2方向に係合可能に構成されている。また、センサ基板62が、その下端部において、回路基板50に電気的に接続されている。さらに、センサ基板62の下部には、円形状の位置決め孔62Aが貫通形成されている。
The
センサ本体64は、直交方向を厚み方向とする略直方体状に形成されると共に、センサ基板62に接続されて、センサ基板62から直交方向一方側及び他方側へ突出している。センサ本体64は、図示しない投光部及び受光部を有している。そして、投光部から光を球体40の中心CPへ向けて照射し、球体40の外表面によって反射された光を受光部によって受光して、センサ本体64が球体40の回転量を検出するようになっている。また、前述した架空線LNが、センサ本体64の中央部を通過するように、センサ本体64が配置されている。
The
また、センサ本体64の直交方向他方側端部の外周部には、フランジ64Aが形成されており、フランジ64Aは、センサ本体64の周方向全周に亘って形成されている。そして、フランジ64Aが、インナケース30のセンサ取付部37内に嵌入されて、センサ本体64におけるインナケース30の周方向及び上側への移動が、センサ取付部37によって制限されている。また、センサ本体64の直交方向他方側の端面は、当接面64Bとして構成されて、当接面64Bは、取付面37Aに対して直交方向一方側に隣接して配置されている。
A
(センサホルダ70について)
図2~図7に示されるように、一対のセンサホルダ70は、インナケース30における取付機構部36の係止部38にそれぞれ取付けられ、センサユニット60を保持する部材として構成されている。以下、インナケース30の第1方向一方側の取付機構部36に取付けられるセンサホルダ70を用いて、センサホルダ70の構成について説明する。
(Regarding the sensor holder 70)
2 to 7, the pair of
センサホルダ70は、本体部としてのホルダ本体部72と、一対のアーム部74と、を含んで構成されている。ホルダ本体部72は、直交方向を板厚方向とし、第2方向を幅方向とする略矩形板状に形成されている。ホルダ本体部72の上下方向中間部には、クランク状のクランク部72Aが形成されており、ホルダ本体部72の上部が、ホルダ本体部72の下部に対して直交方向一方側に配置されている。そして、ホルダ本体部72が、センサユニット60の直交方向一方側に隣接して配置されている。
The
ホルダ本体部72の下部には、位置決めピン72Bが形成されており、位置決めピン72Bは、直交方向を軸方向とする略円柱状に形成されて、ホルダ本体部72から直交方向他方側へ突出している。そして、位置決めピン72Bがセンサ基板62の位置決め孔62A内に嵌入されて、センサユニット60に対するセンサホルダ70の相対位置が決定されている。また、ホルダ本体部72の幅方向中央部には、取手部72Cが形成されており、取手部72Cは、ホルダ本体部72の幅方向を板厚方向とするリブ状に形成されて、センサ本体64から直交方向一方側へ突出している。これにより、作業者が取手部72Cを把持して、センサホルダ70をインナケース30に取付けるように構成されている。取手部72Cの先端部の上部は、ハウジング20の内周面と所定の隙間を空けて第1方向に対向配置されている。
A
一対のアーム部74は、直交方向を板厚方向とし第2方向を長手方向とする略長尺板状に形成されて、ホルダ本体部72の上部から第2方向一方側及び他方側へ延出している。アーム部74の先端側部分は、直交方向他方側へ屈曲しており、アーム部74の先端部が、インナケース30の係止部38の第2方向内側に隣接配置されている。アーム部74の先端部には、第2方向外側へ突出した係止フック74Aが形成されており、係止フック74Aが、インナケース30の係止孔38A内に挿入されて、係止孔38Aの係止面38Bに係止されている。これにより、センサホルダ70がインナケース30に取付けられている。
The pair of
また、アーム部74は、直交方向に弾性変形可能に構成されている。そして、センサホルダ70のインナケース30への取付状態では、アーム部74の先端部が直交方向他方側へ変位するように、アーム部74が弾性変形している。これにより、ホルダ本体部72がセンサユニット60を直交方向他方側(球体40側)へ押付けるように構成されている。すなわち、センサ本体64の当接面64Bがインナケース30の取付面37Aに当接した状態で、センサユニット60がインナケース30に取付けられている。また、アーム部74の先端部は、インナケース30のストッパ部38Cの上側に隣接配置されている。これにより、センサユニット60及びセンサホルダ70の下側への移動が制限されている。
The
なお、センサホルダ70の材質については、特に規定していないが、センサホルダ70を樹脂材によって構成して、アーム部74を直交方向に弾性変形可能に構成してもよい。また、センサホルダ70をゴム等の弾性材によって構成して、センサホルダ70全体を弾性変形可能に構成してもよい。
Although the material of the
(作用効果)
次に、本実施の形態の作用及び効果について説明する。
(Action and Effect)
Next, the operation and effects of this embodiment will be described.
上記のように構成されたトラックボール装置10では、透明なインナケース30内に球体40が回転可能に収容されており、球体40の上端部が、ハウジング20の露出孔22Bから回転操作可能に露出されている。また、インナケース30の外周部には、センサユニット60が設けられており、センサユニット60は、光学式のセンサとして構成されている。そして、センサ本体64の投光部から球体40に向けて光が照射されと、光が、透明なインナケース30を透過して、球体40によって反射される。球体40によって反射された光は、インナケース30を透過し、センサ本体64の受光部によって受光される。これにより、センサユニット60によって、球体40の回転量を検出することができる。
In the
ここで、インナケース30の底壁には、排出孔33が貫通形成されている。これにより、インナケース30内に侵入した塵埃等の異物を、排出孔33からインナケース30の外部に排出することができる。よって、塵埃等の異物によるトラックボール装置10の検出性能の低下を抑制できる。また、排出孔33は、第1方向に延在された長孔状に形成されており、排出孔33の内周面が、第1傾斜面33A及び第2傾斜面33Bを含んで構成されている。第1傾斜面33Aは、排出孔33の長手方向から見て、下側へ向かうに従い第2方向一方側へ傾斜しており、第2傾斜面33Bは、第1傾斜面33Aと平行に配置されている。これにより、排出孔33の長手方向から見て、仮に、第1傾斜面33A及び第2傾斜面33Bを上下方向に沿った面として構成する場合と比べて、インナケース30の底壁の下側領域が上側から視認されることを抑制できる。すなわち、第1傾斜面33A及び第2傾斜面33Bによって、排出孔33が形成されたインナケース30の底壁をブラインド構造にすることができる。その結果、例えば、第2方向一方側から見て、水平方向に対するインナケース30の底壁の下側領域を視認不能とする視認不能角度b(図4参照)を、上記構成と比べて大きくすることができる。したがって、トラックボール装置10の見栄えの低下を抑制しつつ、インナケース30内に侵入した異物をインナケース30の外部へ排出することができる。
Here, the bottom wall of the
また、排出孔33が、長孔状に形成されているため、回路基板50に対する保護性能を向上することができる。すなわち、例えば、ハウジング20の上側ハウジング部材22を下側ハウジング部材24から取外し且つ球体40を取り除いて、インナケース30に侵入された異物を取り除くときに、仮に、インナケース30の底壁全体を排出孔として構成した場合には、使用者が排出孔から回路基板50に容易に接触することができる。このため、回路基板50に対する保護性能が低下する可能性がある。これに対して、本実施の形態では、上述のように、排出孔33が、長孔状に形成されている。このため、例えば、上側ハウジング部材22を下側ハウジング部材24から取外し且つ球体40を取り除いて、インナケース30に侵入された異物を取り除く場合でも、使用者の排出孔33から回路基板50への接触を抑制できる。したがって、回路基板50に対する保護性能を向上することができる。
In addition, since the
また、排出孔33では、第1傾斜面33A及び第2傾斜面33Bが、平行に配置されている。すなわち、排出孔33における入口側の内側開口部33Cの面積と出口側の外側開口部33Dの面積とが、同じ面積に設定されている。これにより、インナケース30内に侵入した異物を、排出孔33によって効率よく排出することができる。
In addition, the first
また、排出孔33では、第1傾斜面33Aと第2傾斜面33Bとの全体が、平面視で、第2方向にずれて配置されている。すなわち、第1傾斜面33A及び第2傾斜面33Bが、平面視で重なっておらず、両者が互いにアンダーカット形状となっていない。これにより、例えば、インナケース30を成形するための金型が、アンダーカット構造になることを回避することができると共に、インナケース30のコストダウンに寄与することができる。
In addition, in the
また、平面視で、第1傾斜面33Aと第2傾斜面33Bとの間には、微小隙間Gが形成されており、第2方向における微小隙間Gの長さが、内側開口部33Cの第2方向(短手方向)の長さLの1/4以下に設定されている。これにより、上側から見たときに、微小隙間Gからインナケース30の底壁の下側領域が視認されることを極力抑制しつつ、第1傾斜面33Aと第2傾斜面33Bとがアンダーカット構造になることを回避できる。
In addition, in a plan view, a minute gap G is formed between the first
また、インナケース30の下側には、回路基板50が設けられ、センサユニット60が、回路基板50の上側に配置されて、回路基板50に接続されている。さらに、回路基板50には、インナケース30の底部31が挿通される挿通孔50Aが形成されており、インナケース30の底壁が、回路基板50よりも下側に配置されている。このため、排出孔33から排出される異物は、回路基板50よりも下側の領域に落下する。これにより、排出孔33から下側へ排出された異物が、センサ本体64の周辺に溜まることを抑制できる。したがって、センサユニット60に対する防塵性能を確保することができると共に、センサユニット60の検出精度を良好に維持することができる。
A
また、インナケース30の底壁には、複数の排出孔33が形成されており、複数の排出孔33が、第2方向に等間隔に並んで配置されている。これにより、インナケース30内に侵入された異物を、インナケース30の下側に効率よく排出することができる。
In addition, a plurality of discharge holes 33 are formed in the bottom wall of the
なお、本実施の形態では、インナケース30の底壁に形成された排出孔33が長孔状に形成されているが、排出孔33の形状は、これに限らない。例えば、排出孔33を、上下方向に貫通された、円形状、多角形状の孔部として構成してもよい。この場合には、図8(A)及び(B)に示されるように、排出孔33の内側開口部33Cの面積が、排出孔33の外側開口部33Dの面積よりも大きくなるように、排出孔33の内周面33Eを下側へ向かうに従い排出孔33の中心線側へ傾斜させるように構成してもよい。なお、図8(A)及び(B)に示される例では、排出孔33が、円形の孔部として構成されている。そして、排出孔33の内周面33Eが、本発明の傾斜面に対応する。さらに、この場合においても、排出孔33の内周面が上下方向に沿った面として構成した場合と比べて、水平方向に対するインナケース30の底壁の下側領域を視認不能とする視認不能角度bを大きくすることができる。
In this embodiment, the
また、本実施の形態では、排出孔33の第1傾斜面33A及び第2傾斜面33Bが、排出孔33の長手方向から見て、直線状の傾斜面として構成されているが、第1傾斜面33A及び第2傾斜面33Bを排出孔33の長手方向から見て円弧状(曲線状)に形成してもよい。
In addition, in this embodiment, the first
また、本実施の形態では、平面視で、排出孔33の第1傾斜面33A及び第2傾斜面33Bが、重なっておらず、第1傾斜面33Aと第2傾斜面33Bとの間に微小隙間Gが形成されている。これに代えて、微小隙間Gがゼロとなるように、第2方向における第1傾斜面33A及び第2傾斜面33Bを設定してもよいし、平面視で、第1傾斜面33Aの一部と第2傾斜面33Bの一部とが重なるように、第2方向における第1傾斜面33A及び第2傾斜面33Bを設定してもよい。
In addition, in this embodiment, the first
10 トラックボール装置
20 ハウジング
22B 露出孔(露出部)
30 インナケース
33 排出孔
33A 第1傾斜面(傾斜面)
33B 第2傾斜面(傾斜面)
33C 内側開口部
33D 外側開口部
50 回路基板
50A 挿通孔
60 センサユニット(センサ)
L 内側開口部の短手方向の長さ
G 微小隙間
10
30
33B Second slope (slope)
L: Short side length of inner opening G: Minute gap
Claims (7)
前記インナケースの内部に回転可能に収容された球状の球体と、
前記インナケース及び前記球体を収容すると共に、前記球体の一部を外部へ操作可能に露出させる露出部を有するハウジングと、
前記インナケースの外周部に設けられ、前記インナケースを介して前記球体の外表面に対向して配置され、前記球体の回転を検出するセンサと、
前記インナケースの底壁に形成され、前記インナケース内の塵埃を排出する排出孔と、
を備え、
前記排出孔の内周面には、傾斜面が形成されており、前記傾斜面によって前記インナケースの底壁の下側領域の視認を抑制するトラックボール装置。 a transparent inner case formed in a concave shape that is open upward;
a spherical body rotatably accommodated inside the inner case;
a housing that houses the inner case and the sphere and has an exposure portion that exposes a portion of the sphere to the outside so that the portion can be operated;
a sensor provided on an outer periphery of the inner case, facing an outer surface of the sphere with the inner case interposed therebetween, the sensor detecting rotation of the sphere;
a discharge hole formed in a bottom wall of the inner case for discharging dust from within the inner case;
Equipped with
A trackball device in which an inclined surface is formed on an inner peripheral surface of the discharge hole, and the inclined surface prevents visibility of a lower area of the bottom wall of the inner case.
前記傾斜面は、前記排出孔の長手方向から見て、上下方向に対して傾斜した第1傾斜面と、前記第1傾斜面と平行に配置された第2傾斜面と、を含んで構成されている請求項1に記載のトラックボール装置。 The discharge hole is formed in an elongated hole shape,
The trackball device according to claim 1, wherein the inclined surface includes a first inclined surface inclined with respect to the vertical direction when viewed from the longitudinal direction of the discharge hole, and a second inclined surface arranged parallel to the first inclined surface.
前記排出孔の短手方向における前記微小隙間の距離が、前記排出孔の内側開口部における短手方向の長さの1/4以下に設定されている請求項3に記載のトラックボール装置。 A minute gap is formed between the first inclined surface and the second inclined surface in a plan view,
4. The trackball device according to claim 3, wherein the distance of the minute gap in the short-side direction of the discharge hole is set to 1/4 or less of the short-side length of the inner opening of the discharge hole.
前記回路基板には、前記インナケースの底部が挿通される挿通孔が形成されており、前記インナケースの底壁が、前記回路基板よりも下側に配置されている請求項1~請求項6の何れか1項に記載のトラックボール装置。
a circuit board is provided on the lower side of the inner case, and the sensor is disposed on the upper side of the circuit board and connected to the circuit board;
A trackball device as described in any one of claims 1 to 6, wherein the circuit board has an insertion hole through which the bottom of the inner case is inserted, and the bottom wall of the inner case is positioned lower than the circuit board.
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