JP7575658B2 - アルカリ土類アルミン酸塩蛍光体、発光装置及びアルカリ土類アルミン酸塩蛍光体の製造方法 - Google Patents
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Description
上述したアルカリ土類アルミン酸塩蛍光体についても、発光ダイオード(LED)やレーザーダイオード(LD)等の励起光源と組み合わせて発光装置としたとき、これらの用途に適した光源となるように蛍光体としての発光特性を改良する余地がある。
第一実施形態に係るアルカリ土類アルミン酸塩蛍光体は、アルカリ土類金属元素からなる群から選択される少なくとも1種の元素Aと、Alと、Crと、を含み、必要に応じてAlを除く第13族元素からなる群から選択される少なくとも1種の元素M1と、必要に応じてMn、Eu、Ce、Tb、Pr、Nd、Sm、Yb、Ho、Er及びTmからなる群から選択される少なくとも1種の元素M2を含んでいてもよく、前記元素Aのモル比が1.0以上4.0以下の範囲内であり、前記Alと前記元素M1の合計のモル比が4.0以上14.0以下の範囲内であり、前記Crのモル比が0.004以上0.8以下の範囲内であり、前記元素M2のモル比が0以上0.4以下の範囲内であり、前記Crと前記元素M2の合計のモル比が0.004以上0.8以下の範囲内であり、前記Alと前記元素M1の合計のモル比を1としたときの前記元素M1のモル比が0.70以下である、組成を有し、720nm以上900nm以下の範囲内に発光ピーク波長を有する。アルカリ土類アルミン酸塩蛍光体は、励起光を吸収して、720nm以上900nm以下の範囲内に発光ピーク波長を有する光を出射することができ、「生体の窓」と呼ばれる近赤外の波長範囲に発光ピーク波長を有する光を出射することができ、植物の光受容体に影響を及ぼす光を出射することができる。本明細書において、近赤外の波長範囲は、700nm以上2500nm以下の波長範囲をいう。
Ax(Al1-yM1 y)zOx+3/2z:Crv,M2 w (I)
(式(I)中、Aは、アルカリ土類金属元素からなる群から選択される少なくとも1種の元素であり、M1は、Alを除く第13族元素からなる群から選択される少なくとも1種の元素であり、M2は、Mn、Eu、Ce、Tb、Pr、Nd、Sm、Yb、Ho、Er及びTmからなる群から選択される少なくとも1種の元素であり、v、w、x、y及びzは、0.004≦v≦0.8、0≦w≦0.4、0.004≦v+w≦0.8、1.0≦4.0、0≦y≦0.7、4.0≦z≦14.0を満たす。)
(Aa 1-uAb u)x(Al1-yM1 y)zOx+3/2z:Crv,M2 w (I-1)
(式(I-1)中、Aaは、アルカリ土類金属元素からなる群から選択される1種の元素であり、Abは、Aaを除くアルカリ土類金属元素からなる群から選択される1種の元素であり、M1は、Alを除く第13族元素からなる群から選択される少なくとも1種の元素であり、M2は、Mn、Eu、Ce、Tb、Pr、Nd、Sm、Yb、Ho、Er及びTmからなる群から選択される少なくとも1種の元素であり、u、v、w、x、y及びzは、0.1≦u≦0.9、0.004≦v≦0.8、0≦w≦0.4、0.004≦v+w≦0.8、1.0≦x≦4.0、0≦y≦0.7、4.0≦z≦14.0を満たす。)
発光装置は、アルカリ土類アルミン酸塩蛍光体と、アルカリ土類アルミン酸塩蛍光体を照射する光源とを備える。本発明の一実施形態のアルミン酸塩蛍光体は、透光性材料とともに波長変換部材を構成する部材として用いることができる。
発光素子は、好ましくは380nm以上500nm以下の範囲内に発光ピーク波長を有し、より好ましくは390nm以上495nm以下の範囲内に発光ピーク波長を有し、さらに好ましくは400nm以上490nm以下の範囲内に発光ピーク波長を有し、特に好ましくは420nm以上490nm以下の範囲内に発光ピーク波長を有する。
M1 10(PO4)6Cl2:Eu (i)
(式(i)中、M1は、Ca、Sr及びBaからなる群から選択される少なくとも1種の元素である。)
M2MgAl10O17:Mn,Eu (ii)
(式(ii)中、M2は、Ba及びSrからなる群から選択される少なくとも1種の元素である。)
M3 8MgSi4O16Cl2:Eu (iii)
(式(iii)中、M3は、Ca、Sr及びBaからなる群から選択される少なくとも1種の元素である。)
Sr4Al14O25:Eu (iv)
M4 3M5 5O12:Ce (v)
(式(v)中、M4は、Y及びGdからなる群から選択される少なくとも1種の元素であり、M5は、Al及びGaからなる群から選択される少なくとも1種の元素である。)
Lu3M6 5O12:Ce (vi)
(式(vi)中、M6は、Al及びGaからなる群から選択される少なくとも1種の元素である。)
Si6-zAlzOzN8-z:Eu (vii)
(式(vii)中、zは、0<z≦4.2を満たす。)
M7AlSiN3:Eu (viii)
(式(viii)中、M7は、Sr及びCaからなる群から選択される少なくとも1種の元素である。)
第三実施形態に係るアルカリ土類アルミン酸塩蛍光体の製造方法は、アルカリ土類金属から成る群から選択される少なくとも1種の元素Aを含む第1化合物と、Alを含む第2化合物と、Crを含む第3化合物と、を含み、必要に応じてAlを除く第13族元素からなる群から選択される少なくとも1種の元素M1を含む第4化合物と、必要に応じてMn、Eu、Ce、Tb、Pr、Nd、Sm、Yb、Ho、Er及びTmからなる群から選択される少なくとも1種の元素M2を含む第5化合物とを含んでいてもよく、前記第1化合物、前記第2化合物、及び前記第3化合物からなる群から選択される少なくとも1種の化合物が酸化物であり、組成1モルにおける、前記元素Aのモル比が1.0以上4.0以下の範囲内となり、前記Alと前記元素M1の合計のモル比が4.0以上14.0以下の範囲内となり、前記Crのモル比が0.004以上0.8以下の範囲内となり、前記元素M2モル比が0以上0.4以下の範囲内となり、前記Crと前記元素M2の合計のモル比が0.004以上0.8以下の範囲内となり、前記Alと前記元素M1の合計のモル比を1としたときの前記元素M1のモル比が0.7以下となるように、前記第1化合物、前記第2化合物、及び前記第3化合物を含み、必要に応じて前記第4化合物及び必要に応じて前記第5化合物を含んでいてもよい原料混合物を準備する工程と、前記原料混合物を1000℃以上1500℃以下の範囲内の温度、還元雰囲気の中で熱処理して、アルカリ土類アルミン酸塩蛍光体を得る工程と、を含む。
原料
アルカリ土類アルミン酸塩蛍光体を製造するための原料は、元素Aを含む第1化合物と、Alを含む第2化合物と、Crを含む第3化合物とを含む。第1化合物、第2化合物及び第3化合物としては、それぞれ窒化物、水素化物、フッ化物、酸化物、炭酸塩、塩化物及びこれらの水和物等が挙げられる。第1化合物、第2化合物及び第3化合物からなる群から選択される少なくとも1種の化合物は酸化物であり、2種以上が酸化物であってもよい。第2化合物及び第3化合物が酸化物であってもよい。第1化合物は、具体的には、Ca3N2、CaH2、CaF2、CaO、CaCO3、CaCl2、SrH2、Sr3N2、Sr2N、SrN、SrF2、SrO、SrCO3、SrCl2、Ba3N2、BaF2、BaO、BaCO3、BaCl2等が挙げられる。第2化合物は、具体的には、AlN、AlF3、Al2O3、AlCl3等が挙げられる。第3化合物は、具体的には、CrN、CrF3、Cr2O3、Cr2(CO3)3、CrCl3・6H2Oが挙げられる。元素AがCa、Sr及びBaからなる群から選択される少なくとも1種の元素である場合には、第1化合物は、Caを含む化合物、Srを含む化合物及びBaを含む化合物からなる群から選択される少なくとも1種の化合物であることが好ましい。元素AがSrである場合には、第1化合物は、Srを含む化合物であることが好ましい。
原料となる各化合物を組成1モルにおける各元素のモル比が特定の値となるように計量し、その後、計量した原料となる各化合物を、混合機を用いて湿式又は乾式で混合し、原料混合物を得る。混合機は工業的に通常用いられているボールミルの他、振動ミル、ロールミル、ジェットミル等を用いることができる。
原料混合物は、フラックスを含んでいてもよい。原料混合物がフラックスを含むことで、原料間の反応がより促進され、さらには固相反応がより均一に進行するために粒径が大きく、発光特性により優れた蛍光体を得ることができる。蛍光体を得るための熱処理の温度が、フラックスとして用いた化合物の液相の生成温度と同程度の温度であると、フラックスによって原料間の反応が促進される。フラックスとしては、希土類金属元素、アルカリ土類金属元素、及びアルカリ金属元素からなる群から選択される少なくとも1種の元素を含むハロゲン化物を用いることができる。フラックスとしては、ハロゲン化物の中でも、フッ化物を用いることができる。フラックスに含まれる元素が、アルカリ土類アルミン酸塩蛍光体を構成する元素の少なくとも一部と同一の元素である場合には、目的とする組成を有するアルカリ土類アルミン酸塩蛍光体の原料の一部として、アルカリ土類アルミン酸塩蛍光体の組成が目的の組成となるようにフラックスを加えることもでき、目的の組成となるように原料を混合した後、さらに添加するようにフラックスを加えることもできる。
原料混合物は、黒鉛等の炭素、窒化ホウ素(BN)、アルミナ(Al2O3)、タングステン(W)、モリブデン(Mo)等の材質の坩堝やボートに載置して、炉内で熱処理することができる。
熱処理は、還元雰囲気の中で行う。還元雰囲気は、還元性を有する水素ガスと、窒素ガスとを含む水素窒素雰囲気であってもよい。水素窒素雰囲気は、窒素ガスを好ましくは70体積%以上含有してもよく、80体積%以上含有してもよく、90体積%以上含有してもよい。また、水素窒素雰囲気は、水素ガスを1体積%以上含有してもよく、2体積%以上含有してもよく、3体積%以上含有してもよく、水素ガスを10体積%以下含有してもよい。
熱処理温度は、1000℃以上1500℃以下の範囲内であり、好ましくは1100℃以上1450℃以下の範囲内であり、より好ましくは1200℃以上1400℃以下の範囲内である。熱処理温度が1000℃以上1500℃以下であれば、熱による分解が抑制され、目的とする組成を有し、安定した結晶構造を有する蛍光体が得られる。
原料として、SrCO3が8.86g、Al2O3が10.71g、Cr2O3が0.14gとなるように計量した。各原料は、仕込み組成がSr4Al14O25:Cr0.12となるように計量して各原料を用いた。メノウ乳鉢とメノウ乳棒を用いて、10分間、各原料を混合して、原料混合物を得た。得られた原料混合物を、1300℃、標準気圧(0.101MPa)、水素ガス及び窒素ガスを含む水素窒素雰囲気(水素:3体積%、窒素:97体積%)の中で、8時間熱処理した。熱処理後、得られた熱処理物を粉砕して、実施例1のアルカリ土類アルミン酸塩蛍光体を得た。
原料として、CaCO3が6.01g、Al2O3が10.71g、Cr2O3が0.15gとなるように計量した。仕込み組成がCa4Al14O25:Cr0.12となるように各原料を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、実施例2のアルカリ土類アルミン酸塩蛍光体を得た。
原料として、SrCO3が4.43g、CaCO3が3.01g、Al2O3が10.71g、Cr2O3が0.14gとなるように計量した。各原料は、仕込み組成が(Sr0.5Ca0.5)4Al14O25:Cr0.12となるように計量して各原料を用いたことと、熱処理温度を1250℃としたこと以外は、実施例1と同様にして、実施例3のアルカリ土類アルミン酸塩蛍光体を得た。
原料として、SrCO3が8.86g、Al2O3が7.66g、Ga2O3が5.64g、Cr2O3が0.14gとなるように計量した。各原料は、仕込み組成がSr4Al10Ga4O25:Cr0.12となるように計量して各原料を用いたことと、熱処理温度を1250℃としたこと以外は、実施例1と同様にして、実施例4のアルカリ土類アルミン酸塩蛍光体を得た。原料の仕込み組成における、Alと元素M1(Ga)の合計のモル比を1としたときの元素M1(Ga)のモル比を表1中に記載した。実施例1から3、後述する実施例5及び6、並びに比較例1及び2のアルカリ土類アルミン酸塩蛍光体及びアルカリ土類アルミン酸塩の組成を有する化合物中のAlと元素M1(Ga)の合計のモル比を1としたときの元素M1(Ga)のモル比も表1中に記載した。
原料として、SrCO3が8.86g、Al2O3が5.36g、Ga2O3が9.86g、Cr2O3が0.14gとなるように計量した。各原料は、仕込み組成がSr4Al7Ga7O25:Cr0.12となるように計量して各原料を用いたことと、熱処理温度を1200℃としたこと以外は、実施例1と同様にして、実施例5のアルカリ土類アルミン酸塩蛍光体を得た。
原料として、SrCO3が8.86g、Al2O3が4.60g、Ga2O3が11.27g、Cr2O3が0.14gとなるように計量した。各原料は、仕込み組成がSr4Al6Ga8O25:Cr0.12となるように計量して各原料を用いたことと、熱処理温度を1200℃としたこと以外は、実施例1と同様にして、実施例6のアルカリ土類アルミン酸塩蛍光体を得た。
大気雰囲気(酸素:約20体積%、窒素:約78体積%)で熱処理したこと以外は、実施例1と同様にして、比較例1のアルカリ土類アルミン酸塩の組成を有する化合物を得た。
原料として、SrCO3が8.86g、Al2O3が3.07g、Ga2O3が14.09g、Cr2O3が0.14gとなるように計量した。各原料は、仕込み組成がSr4Al4Ga10O25:Cr0.12となるように計量して各原料を用いたことと、熱処理温度を1200℃としたこと以外は、実施例1と同様にして、比較例2のアルカリ土類アルミン酸塩の組成を有する化合物を得た。
実施例の各アルカリ土類アルミン酸塩蛍光体及び比較例の各アルカリ土類アルミン酸塩の組成を有する化合物について、量子効率測定システム(QE-2000、大塚電子株式会社製)を用いて発光スペクトルを測定した。量子効率測定システムで用いた励起光の発光ピーク波長は450nmであった。得られた各発光スペクトルから、720nm以上900nm以下の範囲内の発光ピークにおける発光ピーク波長(nm)と、半値幅(nm)を求めた。結果を表1に示す。また、実施例2の発光ピーク波長における発光強度100%とし、実施例のアルカリ土類アルミン酸塩蛍光体及び比較例の各アルカリ土類アルミン酸塩の組成を有する化合物の発光ピーク波長における相対発光強度(%)を測定した。結果を表1に示す。図1に、実施例1に係るアルカリ土類アルミン酸塩蛍光体の発光スペクトルと、比較例1に係るアルカリ土類アルミン酸塩の組成を有する化合物の発光スペクトル示す。図3に、実施例4、5及び6に係るアルカリ土類アルミン酸塩蛍光体の発光スペクトルと、比較例2に係るアルカリ土類アルミン塩の組成を有する化合物の発光スペクトルを示す。
実施例1に係るアルカリ土類アルミン酸塩蛍光体について、分光蛍光光度計(F-4500、株式会社日立ハイテクノロジーズ製)を用いて、発光波長を791nmとし、25℃±5℃(室温)で、350nm以上700nm以下の範囲で励起スペクトルを測定した。図2に、実施例1に係るアルカリ土類アルミン酸塩蛍光体の励起スペクトルを示す。
Claims (15)
- アルカリ土類金属元素からなる群から選択される少なくとも1種の元素Aと、Alと、Crと、を含み、必要に応じてAlを除く第13族元素からなる群から選択される少なくとも1種の元素M1と、必要に応じてMn、Eu、Ce、Tb、Pr、Nd、Sm、Yb、Ho、Er及びTmからなる群から選択される少なくとも1種の元素M2を含んでいてもよく、前記元素A、前記Al、前記Cr、必要に応じて含まれる前記元素M 1 及び前記元素M 2 が、下記式(I)で表される、組成を有し、720nm以上900nm以下の範囲内に発光ピーク波長を有する、アルカリ土類アルミン酸塩蛍光体。
A x (Al 1-y M 1 y ) z O x+3/2z :Cr v ,M 2 w (I)
(前記式(I)中、v、w、x、y及びzは、0.004≦v≦0.8、0≦w≦0.4、0.004≦v+w≦0.8、x=4.0、0≦y≦0.7、4.0≦z≦14.0を満たす。) - 前記元素Aが、アルカリ土類金属元素からなる群から選択される2種以上の元素を含む場合には、下記式(I-1)で表される組成を有する、請求項1に記載のアルカリ土類アルミン酸塩蛍光体。
(A a 1-u A b u ) x (Al 1-y M 1 y ) z O x+3/2z :Cr v ,M 2 w (I-1)
(式(I-1)中、A a は、アルカリ土類金属元素からなる群から選択される1種の元素であり、A b は、A a を除くアルカリ土類金属元素からなる群から選択される1種の元素であり、M 1 は、Alを除く第13族元素からなる群から選択される少なくとも1種の元素であり、M 2 は、Mn、Eu、Ce、Tb、Pr、Nd、Sm、Yb、Ho、Er及びTmからなる群から選択される少なくとも1種の元素であり、u、v、w、x、y及びzは、0.1≦u≦0.9、0.004≦v≦0.8、0≦w≦0.4、0.004≦v+w≦0.8、x=4.0、0≦y≦0.7、4.0≦z≦14.0を満たす。) - 前記元素Aが、Ca、Sr及びBaからなる群から選択される少なくとも1種の元素であり、前記元素M1が、B、Ga及びInからなる群から選択される少なくとも1種の元素である、請求項1又は2に記載のアルカリ土類アルミン酸塩蛍光体。
- 前記元素Aが、Srであり、前記元素M1が、Gaである、請求項1又は2に記載のアルカリ土類アルミン酸塩蛍光体。
- 720nm以上900nm以下の範囲内に発光ピーク波長を有し、半値幅が80nm以上である発光スペクトルを有する、請求項1から4のいずれか1項に記載のアルカリ土類アルミン酸塩蛍光体。
- 前記式(I)又は前記式(I-1)中、z=14.0である、請求項1から5のいずれか1項に記載のアルカリ土類アルミン酸塩蛍光体。
- 請求項1から6のいずれか1項に記載のアルカリ土類アルミン酸塩蛍光体と、前記アルカリ土類アルミン酸塩蛍光体を照射する光源と、を備えた、発光装置。
- アルカリ土類金属から成る群から選択される少なくとも1種の元素Aを含む第1化合物と、Alを含む第2化合物と、Crを含む第3化合物と、を含み、必要に応じてAlを除く第13族元素からなる群から選択される少なくとも1種の元素M1を含む第4化合物と、必要に応じてMn、Eu、Ce、Tb、Pr、Nd、Sm、Yb、Ho、Er及びTmからなる群から選択される少なくとも1種の元素M2を含む第5化合物とを含んでいてもよく、前記第1化合物、前記第2化合物、及び前記第3化合物からなる群から選択される少なくとも1種が酸化物であり、
前記元素A、前記Al、前記Cr、必要に応じて含まれる前記元素M 1 及び前記元素M 2 が、下記式(I)で表される組成となるように、原料混合物を準備する工程と、
前記原料混合物を1000℃以上1500℃以下の範囲内の温度、還元雰囲気の中で熱処理して、アルカリ土類アルミン酸塩蛍光体を得る工程と、を含むアルカリ土類アルミン酸塩蛍光体の製造方法。
A x (Al 1-y M 1 y ) z O x+3/2z :Cr v ,M 2 w (I)
(前記式(I)中、v、w、x、y及びzは、0.004≦v≦0.8、0≦w≦0.4、0.004≦v+w≦0.8、x=4.0、0≦y≦0.7、4.0≦z≦14.0を満たす。) - 前記原料混合物を準備する工程において、前記元素Aが、アルカリ土類金属元素からなる群から選択される2種以上の元素を含む場合には、下記式(I-1)で表される組成となるように、前記原料混合物を準備する、請求項8に記載のアルカリ土類アルミン酸塩蛍光体の製造方法。
(A a 1-u A b u ) x (Al 1-y M 1 y ) z O x+3/2z :Cr v ,M 2 w (I-1)
(式(I-1)中、A a は、アルカリ土類金属元素からなる群から選択される1種の元素であり、A b は、A a を除くアルカリ土類金属元素からなる群から選択される1種の元素であり、M 1 は、Alを除く第13族元素からなる群から選択される少なくとも1種の元素であり、M 2 は、Mn、Eu、Ce、Tb、Pr、Nd、Sm、Yb、Ho、Er及びTmからなる群から選択される少なくとも1種の元素であり、u、v、w、x、y及びzは、0.1≦u≦0.9、0.004≦v≦0.8、0≦w≦0.4、0.004≦v+w≦0.8、x=4.0、0≦y≦0.7、4.0≦z≦14.0を満たす。) - 前記元素Aが、Ca、Sr及びBaからなる群から選択される少なくとも1種の元素であり、必要に応じて含まれる前記元素M1が、B、Ga及びInからなる群から選択される少なくとも1種の元素である、請求項8又は9に記載のアルカリ土類アルミン酸塩蛍光体の製造方法。
- 前記元素AがSrであり、必要に応じて含まれる前記元素M1がGaである、請求項8又は9に記載のアルカリ土類アルミン酸塩蛍光体の製造方法。
- 前記第4化合物、及び前記第5化合物からなる群から選択される少なくとも1種が、酸化物である、請求項8から11のいずれか1項に記載のアルカリ土類アルミン酸塩蛍光体の製造方法。
- 前記熱処理の温度が、1100℃以上1450℃以下の範囲内である、請求項8から12のいずれか1項に記載のアルカリ土類アルミン酸塩蛍光体の製造方法。
- 前記還元雰囲気が、窒素ガスと水素ガスとを含み、水素ガスを1体積%以上含有する、請求項8から13のいずれか1項に記載のアルカリ土類アルミン酸塩蛍光体の製造方法。
- 前記式(I)又は前記式(I-1)中、z=14.0である、請求項8から14のいずれか1項に記載のアルカリ土類アルミン酸塩蛍光体の製造方法。
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